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JP2006012504A - 非接触スイッチ及びこれを用いた位置検出装置 - Google Patents

非接触スイッチ及びこれを用いた位置検出装置 Download PDF

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JP2006012504A
JP2006012504A JP2004185527A JP2004185527A JP2006012504A JP 2006012504 A JP2006012504 A JP 2006012504A JP 2004185527 A JP2004185527 A JP 2004185527A JP 2004185527 A JP2004185527 A JP 2004185527A JP 2006012504 A JP2006012504 A JP 2006012504A
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magnetic field
magnets
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sensors
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JP2004185527A
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Tomoya Eguchi
智也 江口
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

【課題】 磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図れる非接触スイッチ及びこれを用いた位置検出装置を提供すること。
【解決手段】 非接触スイッチ30はホールIC31,32と磁石33,34を備える。ホールIC31,32と磁石33,34は互いに近づいた被検出位置と離れた位置との間で相対変位可能である。ホールIC31,32は、感磁方向35,36が逆向きになるように近接位置に配置されている。磁石33,34は、被検出位置に変位したとき、ホールIC31,32に近接した位置で正対する。磁石33,34は、磁化の向きが逆向きになるように配置されている。磁石33,34が被検出位置に変位したとき、磁石33によりホールIC31の感磁方向35と同方向の磁界38を発生させ、磁石34によりホールIC32の感磁方向36と同方向の磁界39を発生させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、磁界の強さに応じてオン、オフするホールIC等の磁気センサを備えた非接触スイッチに関する。
従来、磁界の強さに応じてオン、オフする非接触スイッチとして、例えばバックルスイッチが知られている(特許文献1、2参照)。これらのバックルスイッチは、自動車等の座席に装備され乗員を拘束して保護するシートベルト装置において、シートベルトに取り付けたタングプレートがバックルに係合しロックされたことを検出し、乗員にシートベルトの装着を促す警告ランプを消灯させるための非接触スイッチである。
このような非接触スイッチは、図13(a),(b)に示すように、磁気センサとしてのホールIC21と、磁石22とを備えている。この非接触スイッチでは、タングがバックルに係合しロックされていない状態では、図13(a)に示すように磁石22がホールIC21から離れた位置にあり、ホールIC21がオフ(センサOFF)になっている。一方、この非接触スイッチでは、タングがバックルに係合しロックされると、図13(b)に示すように磁石22がホールIC21の近くに位置し、磁石22が発生する磁界によりホールIC21がオン(センサON)になる。
特開2004−49358号公報 特開2004−121602号公報
ところで、図13(a),(b)に示すような上述した非接触スイッチでは、ホールIC21は、これと対をなす磁石22の磁界の強さに応じて反応してオン,オフする。このため、磁石22がホールIC21から離れた位置にある状態で、ホールIC21の感磁部であるホール素子の感磁方向(矢印23で示す方向)と同じ方向でかつ磁石22の磁界の強さを超える外部磁界が図13(c)に示すように作用した場合にも、ホールIC21がオンになるという、誤動作が発生するおそれがある。このような外部磁界による磁気センサの誤動作を避けるために、金属ケース等でホールIC21等の磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施して、外部磁界の影響を受けないようにする必要がある。そのために、上記特許文献1では、ホールIC(ICホール素子)が磁気シールド性のベースで囲まれるように構成することで、外部磁界の磁気がシールドされ、ホールICへの外部磁界の影響を抑制するようにしている。
このように、外部磁界の影響を抑制して磁気センサの誤動作を避けるために、金属ケース等で磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことは、部品点数が増えて製造コストがアップする要因になってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図れる非接触スイッチ及びこれを用いた位置検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、感磁部をそれぞれ有し、磁界の強さに応じてオン,オフする2つの磁気センサを含む磁界検出手段と、前記磁界検出手段に
対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段と、を備え、前記2つの磁気センサは、前記感磁部での感磁方向を異ならせて近接した位置に配置され、前記磁界発生手段が前記磁界検出手段に近づいた被検出位置に変位したとき、前記磁界発生手段で発生する磁界により前記2つの磁気センサを共にオンさせるように構成したことを要旨とする。
これによれば、磁界発生手段が磁界検出手段に近づいた被検出位置に変位したとき、磁界発生手段で発生する磁界により、感磁方向を異ならせて近接した位置に配置した2つの磁気センサが共にオンになる。磁界発生手段がから離れた位置にある状態で、2つの磁気センサに強い外部磁界が作用したとしても、感磁方向を異ならせて近接した位置に配置した2つの磁気センサには同一方向の磁界が作用すると推測されるので、両磁気センサのいずれか一方がオンすることはあっても、その両方がオンする可能性は低い。このため、2つの磁気センサが共にオンになった状態を非接触スイッチのオン状態とすることにより、磁界発生手段が被検出位置に変位していないにも拘わらず外部磁界により非接触スイッチがオン状態になるという誤動作の発生を回避することができる。これにより、非接触スイッチのオン状態を両磁気センサのオンにより検知することで、磁界発生手段と磁界検出手段が所定の位置関係にあることを、外部磁界の影響を受けることなく正確に検出することができる。
したがって、磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
なお、ここにいう「感磁部」は、磁界の強さに応じて出力電圧が変化するホール素子や、磁界の強さに応じて抵抗値が変化する磁気抵抗(MR)素子を含む意味で用いる。また、「磁気センサ」は、ホール素子を含むホールICや、磁気抵抗(MR)素子を含むICを含む意味で用いる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、前記2つの磁気センサは、前記感磁方向が逆向きになるように並べて配置され、前記磁界発生手段は、一緒に相対変位可能でかつ磁化の方向が逆向きになるように並べて配置された2つの磁石を含み、前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを要旨とする。
これによれば、非接触スイッチは、次の4つの動作状態をとり得る。
(1)2つの磁石が2つの磁気センサから離れた位置にあるときには、両磁気センサが共にオフになる。(2)磁界発生手段が前記被検出位置に変位すると、2つの磁石が2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、両磁気センサが共にオンになる。(3)2つの磁石が2つの磁気センサから離れた位置にある状態で、両磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向でかつ磁石の磁界の強さを超える外部磁界が両磁気センサに作用すると、その一方の磁気センサはオンになる。このとき、その他方の磁気センサは、外部磁界の方向が自身の感磁方向とは逆方向であるため、オンにならない。(4)2つの磁石が2つの磁気センサから離れた位置にある状態で、両磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向でかつ磁石の磁界の強さを超える外部磁界が両磁気センサに作用すると、その他方の磁気センサはオンになる。このとき、その一方の磁気センサは、外部磁界の方向が自身の感磁方向とは逆方向であるため、オン状態にならない。
このように、非接触スイッチは上記4つの動作状態をとり得るので、上記(2)の動作状態のとき、つまり、両磁気センサが共にオン状態になったときを、非接触スイッチのオ
ン状態とし、それ以外の動作状態を同スイッチのオフ状態とする。これにより、上記従来技術のように金属ケース等でホールIC等の磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく、外部磁界による非接触スイッチの誤動作を回避することができる。したがって、磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を採らずに外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、前記2つの磁気センサは、プリント基板の両面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記両面に対して垂直上方を向くように実装され、前記磁界発生手段は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように一体的に保持された2つの磁石を含み、前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを要旨とする。
これによれば、2つの磁気センサは、プリント基板の両面に、感磁方向が互いに逆向きでかつその両面に対して垂直上方を向くように実装されているので、2つの磁気センサとして、同一特性のものを感磁方向を逆向きにして使うことができる。これにより、各種の仕様に応じて多種類の製品を揃えるのが容易になる。また、2つの磁石と2つの磁気センサが、プリント基板の両面と平行な変位方向に相対変位するのを検出することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、前記2つの磁気センサは、プリント基板の片面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記片面と平行になるように独立して実装され、前記磁界発生手段は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように一体的に保持された2つの磁石を含み、前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを要旨とする。
これによれば、2つの磁気センサは、プリント基板の片面に、感磁方向が互いに逆向きでかつ片面と平行になるように独立して実装されている(ディスクリートタイプ)。このため、磁気センサとして、同一特性の磁気センサを感磁方向を逆向きにして使うことができる。これにより、各種の仕様に応じて多種類の製品を揃えるのが容易になる。また、2つの磁石と2つの磁気センサが、プリント基板の片面に垂直な変位方向に相対変位するのを検出することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、前記2つの磁気センサは、プリント基板の両面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記両面に対して垂直上方を向くように実装され、前記磁界発生手段は1つの磁石を含み、前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記1つの磁石は、磁化の方向が前記2つの磁気センサの感磁方向に垂直になるように前記2つの磁気センサに近接し、前記1つの磁石により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界と、その他方の感磁方向と同じ方向の磁界とを発生させることを要旨とする。
これによれば、2つの磁気センサと共に非接触スイッチを構成する磁石を1つにすることができるので、部品点数が削減され、製造コストをさらに低減することができる。
請求項6に係る発明は、請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、前記2つの磁気センサは、プリント基板の片面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記片面に平行となるように独立して実装され、前記磁界発生手段は1つの磁石を含み、前記磁界発生手段が
前記被検出位置に変位したとき、前記1つの磁石は、磁化の方向が前記2つの磁気センサの感磁方向に垂直になるように前記2つの磁気センサに近接し、前記1つの磁石により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界と、その他方の感磁方向と同じ方向の磁界とを発生させることを要旨とする。
これによれば、1つの磁石と2つの磁気センサが、プリント基板の片面に垂直な変位方向に相対変位するのを検出することができる。
請求項7に係る発明は、請求項5又は6に記載の非接触スイッチにおいて、前記磁界検出手段はさらに、前記2つの磁気センサの両側に配置された磁性体を含むことを要旨とする。
これによれば、2つの磁気センサの両側に配置された磁性体により、1つの磁石が発生する磁界を、一方の磁気センサの感磁方向と同じ方向と、他方の磁気センサの感磁方向と同じ方向との両方向に向けることができる。これにより、1つの磁石が発生する磁界のうち、一方の磁気センサの感磁方向と同じ方向の磁界と、他方の磁気センサの感磁方向と同じ方向の磁界の各成分をより強くすることができる。その結果、各磁気センサがオンする閾値を、2つの磁石を使う場合よりも低くした特性の磁気センサを特別に用意する必要がない。
請求項8に係る発明における位置検出装置は、請求項1〜7のいずれか1つに記載の非接触スイッチを備えることを要旨とする。
これによれば、非接触スイッチのオン状態を両磁気センサのオンにより検知することで、磁界発生手段と磁界検出手段が所定の位置関係にあることを、外部磁界の影響を受けることなく正確に検出することができる。例えば、位置検出装置が、シートベルト装置におけるバックル装置で、そのバックルスイッチとして非接触スイッチを用いたバックル装置の場合、タンクプレートがバックルに挿入されてロックされたロック位置を、外部磁界の影響を受けることなく正確に検出することができる。したがって、磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくく、製造コストの低減を図れるシートベルト装置におけるバックル装置等の位置検出装置を実現することができる。
なお、ここにいう「位置検出装置」は、互いに相対変位可能な少なくとも2つの部材を備え、その一方がその他方に対して近づいて位置と両部材が離れた位置の両位置或いはそのいずれか一方の位置を電気的に検出するように構成された装置を含む意味で用いる.例えば、「位置検出装置」には、自動車等の車両に搭載する上記バックル装置の他、航空機や船舶等において乗員を座席に拘束し保護するシートベルト用のバックル装置、ドア等の開閉体の位置を検出する装置、自動車等の車両に搭載されるパワーウィンドウ用モータの制御に用いられ、ウィンドウの閉位置等を検出する装置等が含まれる。
本発明によれば、磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
以下、本発明を具体化した非接触スイッチの各実施形態及び非接触スイッチを用いた位置検出装置を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態の説明において同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1実施形態に係る非接触スイッチ30を図1〜図3に基づいて説明する。
この非接触スイッチ30は、図1に示すように、磁界の強さに応じて出力電圧が変化す
る感磁部をそれぞれ有し、磁界の強さに応じてオン,オフする磁気センサとしての2つのホールIC31,32と、2つのホールIC31,32に対し一緒に相対変位可能に設けられた2つの磁石33,34とを備える。
本例では、ホールIC31,32と磁石33,34は、磁石33,34がホールIC31,32に近づいた被検出位置(図2に示す位置)と、磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置(図1に示す位置)との間で、変位方向37に相対変位可能に配置されている。
ホールIC31,32はそれぞれ、感磁部としてのホール素子(図示省略)を備え、所定の閾値を超える強さの磁界を受けると、Lレベルのオフ信号を出力するオフ(センサOFF)からオン(センサON)になってHレベルのオン信号を出力するようになっている。
ホールIC31,32は、図1に示すように、各々の感磁部での感磁方向35,36が逆向きになるように並べて、近接した位置に配置されている。つまり、ホールIC31の感磁方向35が変位方向37に沿って右向きとなり、ホールIC32の感磁方向36が変位方向37に沿って左向きとなり、そして、両感磁方向35,36が平行になるように、ホールIC31,32は近接した位置に配置されている。このように配置されるホールIC31,32は、例えば、図示を省略した保護カバー(磁気遮蔽用ケースではない)内に収納されて一体的に保持されている。
磁石33,34は、図2に示す被検出位置に変位したとき、ホールIC31,32にそれぞれ近接した位置で正対するように配置されている(図2参照)。また、磁石33,34は、磁化の向きが逆向きになるように配置されている。つまり、磁石33は、磁化の方向が感磁方向35と平行になり、かつS極が左側でN極が右側になるように配置されている。一方、磁石34は、磁化の方向が感磁方向36と平行になり、かつN極が左側でS極が右側になるように配置されている。
このような配置により、磁石33,34が被検出位置に変位したとき、一方の磁石33により、一方のホールIC31の感磁方向35と同じ方向の磁界38を発生させるとともに、他方の磁石34により、他方のホールIC32の感磁方向36と同じ方向の磁界39を発生させるようになっている。なお、ここにいう「磁化の方向」は、各磁石33,34の両磁極(S極とN極)の各中心部を結ぶ方向をいう。
このように本実施形態に係る非接触スイッチ30では、ホールIC31,32が各々の感磁部での感磁方向35,36を異ならせて近接した位置に配置されている。また、磁石33,34がホールIC31,32に近づいた被検出位置に変位したとき、磁石33,34でそれぞれ発生する磁界38,39によりホールIC31,32を共にオンさせるように構成されている。
なお、本実施形態では2つのホールIC31,32により、磁界の強さに応じてオン,オフする2つの磁気センサを含む磁界検出手段が構成されている。また、2つの磁石33,34により、磁界検出手段に対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段が構成されている。
このような構成を有する非接触スイッチ30は、次の4つの動作状態をとり得る。
(1)図1に示すように磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にあるときには、両ホールIC31,32が共にオフになる。
(2)図2に示すように、磁石33,34が被検出位置に変位すると、ホールIC31は磁石33が発生する磁界38によりオンになるとともに、ホールIC32は磁石34が発生する磁界39によりオンになる。
(3)図3に示すように、磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にある状態で、ホールIC31の感磁方向35と同じ方向でかつ磁石33の磁界の強さを超える外部磁界(所定の閾値を超える強さの磁界)がホールIC31,32に作用すると、ホールIC31はオンになる。このとき、ホールIC32は、外部磁界の方向が自身の感磁方向36とは逆方向であるため、オンにならない。
(4)上記(3)と同様に、磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にある状態で、ホールIC32の感磁方向36と同じ方向でかつ磁石34の磁界の強さを超える外部磁界がホールIC31,32に作用すると、ホールIC32はオンになる。このとき、ホールIC31は、外部磁界の方向が自身の感磁方向35とは逆方向であるため、オンにならない。
なお、上記(3)及び(4)で説明したように、磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にある状態で、ホールIC31,32に強い外部磁界が作用したとしても、近接した位置に配置された両ホールIC31,32には同一方向の磁界が作用すると推測される。また、上述したように、ホールIC31,32は通常、図示を省略した保護カバー内に収納されているので、両ホールIC31,32が共に反応するほどの強い外部磁界は両ホールIC31,32に作用しにくいとともに、両ホールIC31,32を同時にオンさせるような急激な磁界方向の変化がある外部磁界は少ないと推測される。したがって、磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にある状態で、外部磁界によってホールIC31,32のどちらか一方がオンになることはあっても、両ホールIC31,32が同時にオンになることは極めて少ないと考えられる。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○磁石33,34が図2に示す被検出位置に変位したとき、磁石33,34でそれぞれ発生する磁界38,39により、感磁方向35,36を異ならせて近接した位置に配置したホールIC31,32が共にオンになる。磁石33,34がホールIC31,32から離れた位置にある状態で、ホールIC31,32に強い外部磁界が作用したとしても、感磁方向を異ならせて近接した位置に配置したホールIC31,32には同一方向の磁界が作用すると推測されるので、両ホールIC31,32のいずれか一方がオンすることはあっても、その両方がオンする可能性は低い。このため、ホールIC31,32が共にオンになった状態を非接触スイッチ30のオン状態とすることにより、外部磁界によりホールIC31,32が共にオンして非接触スイッチ30がオン状態になるという誤動作の発生を回避できる。
このため、2つの磁気センサが共にオンになった状態を非接触スイッチのオン状態とすることにより、磁石33,34が被検出位置に変位していないにも拘わらず外部磁界により非接触スイッチ30がオン状態になるという誤動作の発生を回避することができる。これにより、非接触スイッチ30のオン状態を両ホールIC31,32のオンにより検知することで、磁石33,34とホールIC31,32が所定の位置関係にあることを、外部磁界の影響を受けることなく正確に検出することができる。
したがって、ホールIC31,32を磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
○非接触スイッチ30は上記4つの動作状態をとり得るので、上記(2)の動作状態のとき、つまり両ホールIC31,32が共にオンになったときを、非接触スイッチ30の
オン状態とし、上記(1),(3)及び(4)のいずれかの動作状態のときを、非接触スイッチ30のオフ状態とすることができる。
このように、両ホールIC31,32が共にオンになったときを非接触スイッチ30のオン状態とすることにより、上記従来技術のように金属ケース等でホールIC等の磁気センサを磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく、外部磁界による非接触スイッチ30の誤動作を回避することができる。
したがって、両ホールIC31,32を磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
(非接触スイッチを用いた位置検出装置)
次に、本発明に係る非接触スイッチを用いた位置検出装置の一例を、図4に基づいて説明する。
図4は、非接触スイッチを用いた位置検出装置の一例として、上記非接触スイッチ30をバックルスイッチとして用いたシートベルト装置におけるバックル装置を示している。このバックル装置は、自動車等の座席に装備され乗員を拘束して保護するシートベルト装置に用いられ、シートベルトに取り付けられたタングプレートと、座席側に固定されたバックルとを備える。タングプレートをバックルにロック位置まで挿入して係合させると、タングプレートがバックルにロックされ、シートベルトにより乗員が座席に拘束されて保護される。
このバックル装置は、タングプレートがバックルにロックされたロック位置をバックルスイッチとしての上記非接触スイッチ30により検出すると、乗員にシートベルトの装着を促す警告ランプを消灯させるようになっている。
このようなバックル装置において、非接触スイッチ30を構成する2つのホールIC31,32及び2つの磁石33,34は、例えば、上記特許文献2に記載のバックル装置と同様に、バックル内に配置される。そして、ホールIC31,32及び磁石33,34は、タングプレートをバックルにロック位置まで挿入して、タングプレートがバックルにロックされると、磁石33,34が、図1に示すようにホールIC31,32から離れた位置から図2の被検出位置まで変位する。このとき、上述したようにホールIC31,32が共にオンになり、Hレベルのオン信号をそれぞれ出力する。
このバックル装置は、図4に示すように、バックルスイッチとしての上記非接触スイッチ30と、ECU40と、非接触スイッチ30のホールIC31,32及びECU40に作動電圧を供給するバッテリ41と、乗員にシートベルトの装着を促す警告ランプ42とを備える。
ECU40は、両ホールIC31,32が共にオフ(センサOFF)のときと、そのいずれか一方のみがオン(センサON)のときに、警告ランプ42を点灯させ、両ホールIC31,32が共にオン(センサON)のときに、非接触スイッチ30が前記ロック位置を検出してオン状態になったと判定し、警告ランプ42を消灯させるようになっている。
このように構成されたバックル装置によれば、上記非接触スイッチ30をバックルスイッチとして用いることにより、そのオン状態を両ホールIC31,32のオンにより検知することができる。これにより、タングプレートがロック位置にあることを(磁界発生手段と磁界検出手段が所定の位置関係にあることを)、外部磁界の影響を受けることなく正確に検出することができる。
つまり、タングプレートがバックルにロックされていない状態で、外部磁界により非接触スイッチ30がオン状態になるという誤動作を回避でき、ロック位置を外部磁界による影響を受けずに検出することができる。したがって、ホールIC31,32を磁気的に遮蔽する等の対策を施すことなく外部磁界の影響を受けにくく、製造コストの低減を図れるシートベルト装置におけるバックル装置を実現することができる。
(第2の実施形態)
第2実施形態に係る非接触スイッチ50を図5及び図6に基づいて説明する。
この非接触スイッチ50は、図5に示すように、磁界の強さに応じて出力電圧が変化する感磁部をそれぞれ有し、磁界の強さに応じてオン,オフする磁気センサとしての2つのホールIC51,52と、2つのホールIC51,52に対し一緒に相対変位可能に配置された2つの磁石53,54とを備える。
ホールIC51,52はそれぞれ、感磁部としてのホール素子(図示省略)を備え、所定の閾値を超える強さの磁界を受けると、Lレベルのオフ信号を出力するオフ(センサOFF)からオン(センサON)になってHレベルのオン信号を出力するようになっている。
2つのホールIC51,52は、プリント基板55の両面55a、55bに、各々の感磁部での感磁方向56,57が互いに逆向きでかつ両面55a、55bに対して垂直上方を向くように実装(面実装)されている。そのため、ホールIC51,52として、同一特性のホールIC(例えば上記閾値が同じであるホールIC)を感磁方向を逆向きにして使うことができる構造になっている。
また、本例では、ホールIC51,52と磁石53,54は、磁石53,54がホールIC51,52に近づいた被検出位置(図6に示す位置)と、磁石53,54がホールIC51,52から離れた位置(図1に示す位置)との間で、プリント基板55の両面55a、55bと平行な変位方向58に相対変位可能に配置されている。ホールIC51,52は、例えば、図示を省略した保護カバー(磁気遮蔽用ケースではない)内に収納されて一体的に保持されている。
2つの磁石53,54は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極(本例ではS極)が互いに正対するように、剛体である保持部材59により一体的に保持されている。その所定距離は、2つの磁石53,54が図6の被検出位置に変位したとき、磁石53,54の間にホールIC51,52が位置できる程度に、ホールIC51,52の両端面間の距離より大きくなっている。
磁石53,54は、図6に示す被検出位置に変位したとき、ホールIC51,52にそれぞれ近接した位置で正対するように配置されている。つまり、磁石53は、その磁化の方向(図6の左右方向)がホールIC51の感磁方向56と平行になりかつそのS極がホールIC51と対向するように、ホールIC51と正対する。一方、磁石54は、その磁化の方向(同図の左右方向)がホールIC52の感磁方向57と平行になりかつそのS極がホールIC52と対向するように、ホールIC52と正対するようになっている。
このような配置により、磁石53,54が被検出位置に変位したとき、一方の磁石53により、一方のホールIC51の感磁方向56と同じ方向の磁界60を発生させるとともに、他方の磁石54により、他方のホールIC52の感磁方向57と同じ方向の磁界61を発生させるようになっている。
このように本実施形態に係る非接触スイッチ50では、2つのホールIC51,52が
各々の感磁部での感磁方向56,57を異ならせて近接した位置に配置され、磁石53,54が被検出位置に変位したとき、磁石53,54でそれぞれ発生する磁界60,61によりホールIC51,52を共にオンさせるように構成されている。
なお、本実施形態では2つのホールIC51,52及びプリント基板55により、磁界の強さに応じてオン,オフする2つの磁気センサを含む磁界検出手段が構成されている。また、2つの磁石53,54及び保持部材59により、磁界検出手段に対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段が構成されている。
以上のように構成された第2実施形態によれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
○ホールIC51,52は、プリント基板55の両面55a、55bに、感磁方向56,57が互いに逆向きでかつ両面55a、55bに対して垂直上方を向くように実装されている(面実装タイプ)。このため、ホールIC51,52として、同一特性のホールIC(例えば上記閾値が同じホールIC)を感磁方向を逆向きにして使うことができる。これにより、各種の仕様に応じて多種類の製品を揃えるのが容易になる。
○磁石53,54とホールIC51,52が、プリント基板55の両面55a、55bと平行な変位方向58に相対変位するのを検出することができる。
(第3の実施形態)
第3実施形態に係る非接触スイッチ50Aを図7及び図8に基づいて説明する。
この非接触スイッチ50Aは、図5に示す上記ホールIC51,52と同様のホールIC71,72を、プリント基板75の片面75aに、各々の感磁部での感磁方向73,74が互いに逆向きでかつ片面75aと平行になるように独立して実装した構成に特徴がある。その他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
本例では、ホールIC71,72と磁石53,54は、磁石53,54がホールIC71,72に近づいた被検出位置(図8に示す位置)と、磁石53,54がホールIC71,72から離れた位置(図7に示す位置)との間で、プリント基板75の片面75aに垂直な変位方向76に相対変位可能に配置されている。
なお、図7及び図8において、符号77,78は接続端子である。
このように本実施形態に係る非接触スイッチ50Aでは、2つのホールIC71,72が各々の感磁部での感磁方向73,74を異ならせて近接した位置に配置され、磁石53,54が図8に示す被検出位置に変位したとき、磁石53,54でそれぞれ発生する磁界60,61によりホールIC71,72を共にオンさせるように構成されている。
以上のように構成された第3実施形態によれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
○ホールIC71,72は、プリント基板75の片面75aに、感磁方向73,74が互いに逆向きでかつ片面75aと平行になるように独立して実装されている(ディスクリートタイプ)。このため、ホールIC71,72として、同一特性のホールIC(例えば上記閾値が同じホールIC)を感磁方向を逆向きにして使うことができる。これにより、各種の仕様に応じて多種類の製品を揃えるのが容易になる。
○磁石53,54とホールIC71,72が、プリント基板75の片面75aに垂直な変位方向76に相対変位するのを検出することができる。
(第4の実施形態)
第4実施形態に係る非接触スイッチ80を図9及び図10に基づいて説明する。
この非接触スイッチ80は、図5に示す上記第2実施形態と同様にプリント基板55の両面55a、55bに実装された2つのホールIC51,52と、1つの磁石81と、2つのホールIC51,52の両側に配置された磁性体82,82とを備える。
本例では、ホールIC51,52と磁石81は、磁石81がホールIC51,52に近づいた被検出位置(図10に示す位置)と、磁石81がホールIC51,52から離れた位置(図9に示す位置)との間で、プリント基板55の両面55a、55bと平行な変位方向84に相対変位可能に配置されている。
磁石81は、図10に示す被検出位置に変位したとき、磁化の方向がホールIC51,52の感磁方向56,57に垂直になるようにホールIC51,52に近接するようになっている。 また、磁石81が被検出位置に変位したとき、磁石81により、一方のホールIC51の感磁方向56と同じ方向の磁界83aと、その他方の感磁方向57と同じ方向の磁界83bとを発生させるようになっている。なお、磁界83aと磁界83bは、磁石81が発生する磁界83の一部の磁界成分である。
磁石81が発生する磁界83は、主に感磁方向56,57に垂直な方向に作用している。このような磁界83のうち、感磁方向56と同じ方向の磁界83aと、感磁方向57と同じ方向の磁界83bの成分をより強くするために、磁性体82,82が設けられている。
このように本実施形態に係る非接触スイッチ80では、2つのホールIC51,52が各々の感磁部での感磁方向56,57を異ならせて近接した位置に配置され、磁石81が図10に示す被検出位置に変位したとき、磁石81で発生する磁界83の一部の磁界83a,83bによりホールIC51,52を共にオンさせるように構成されている。
本実施形態では、2つのホールIC51,52、プリント基板55、及び磁性体82,82により、磁界の強さに応じてオン,オフする2つの磁気センサを含む磁界検出手段が構成されている。また、1つの磁石81により、磁界検出手段に対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段が構成されている。
以上のように構成された第4実施形態によれば、上記第2実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
○2つのホールIC51,52と共に非接触スイッチ80を構成する磁石を1つにすることができるので、部品点数が削減され、製造コストをさらに低減することができる。
○2つのホールIC51,52の両側に配置された磁性体82,82により、1つの磁石81が発生する磁界83を、一方のホールIC51の感磁方向56と同じ方向と、他方のホールIC52の感磁方向57と同じ方向との両方向に向けることができる。これにより、1つの磁石81が発生する磁界83のうち、感磁方向56と同じ方向の磁界83aと、感磁方向57と同じ方向の磁界83bの成分をより強くすることができる。その結果、各ホールIC51,52がオンする閾値を、上記各実施形態のように2つの磁石を使う場合よりも低くした特性のホールICを特別に用意する必要がない。
(第5の実施形態)
第5実施形態に係る非接触スイッチ90を図11及び図12に基づいて説明する。
この非接触スイッチ90は、図9に示す上記ホールIC51,52と同様のホールIC91,92を、プリント基板95の片面95aに、各々の感磁部での感磁方向93,94が互いに逆向きでかつ片面95aと平行になるように独立して実装した構成に特徴がある
。その他の構成は、上記第4実施形態と同様である。なお、図11及び図12において、符号97,98は接続端子であり、符号99は変位方向である。
このように本実施形態に係る非接触スイッチ90では、2つのホールIC91,92が各々の感磁部での感磁方向93,94を異ならせて近接した位置に配置され、磁石81が図12に示す被検出位置に変位したとき、磁石81で発生する磁界83の一部の磁界83a,83bによりホールIC91,92を共にオンさせるように構成されている。
以上のように構成された第5実施形態によれば、上記第4実施形態の奏する作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
○1つの磁石81と2つのホールIC91,92が、プリント基板95の片面95aに垂直な変位方向99に相対変位するのを検出することができる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記各実施形態では、感磁方向を異ならせて近接した位置に配置された2つの磁気センサを含む磁界検出手段と、磁界検出手段に対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段とをそれぞれ1つずつ設けてあるが、本発明はこれらの構成に限定されない。本発明は、コストは増加するが更なる誤動作防止のために、前記磁界検出手段と磁界発生手段とをそれぞれ複数とする構成にも適用可能である。
・上記各実施形態では、磁気センサとしてホールICを用いているが、磁気センサとしてホールICに変えて磁気抵抗(MR)素子を含むICを用いても良い。
・上記各実施形態では、磁界発生手段を構成する1つ又は2つの磁石が磁界検出手段を構成する2つのホールICに対し直線的に、例えば図1の変位方向37に相対変位可能に設けられているが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、1つ又は2つの磁石が2つのホールICに対して相対回転するなど非直線的に相対変位して、2つのホールICに近づいた被検出位置に変位する構成にも、本発明は適用される。
・上記各実施形態では、非接触スイッチの構成例についてそれぞれ説明したが、本発明はこれらの構成例に限定されない。つまり、本発明は、1つ又は2つの磁石が2つのホールICに近づいた被検出位置(例えば図2に示す位置)において、1つ又は2つの磁石で発生する磁界により2つのホールICを共にオンさせる構成のものに広く適用可能である。
・図1に示す上記第1実施形態において、近接した位置に配置された2つの磁石33,34の間に、磁気遮蔽板を設けた構成にしても良い。この構成により、2つの磁石33,34が発生する磁界38,39が相互に影響を及ぼすのを抑制することができる。
・図5及び図7に示す上記第2及び第3実施形態では、2つの磁石53,54は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように、剛体である保持部材59により一体的に保持されているが、本発明はこのような構成に限定されない。2つの磁石53,54が、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように、保持ケース或いは保持板に一体的に保持される構成であっても良い。例えば、2つの磁石53,54を保持する保持板には、図6及び図8に示す被検出位置で2つの磁石53,54が同図に示すように2つのホールIC51,52或いは71,72の両側に位置できるように切り欠き等を設けてあれば良い。
・図9及び図11に示す上記第4及び第5実施形態では、2つのホールIC51,52或いは91,92の両側に磁性体82,82をそれぞれ配置してあるが、本発明は磁性体82,82を設けない構成にも適用可能である。磁石81の発生する磁界の強さが十分大
きい場合や、そうでない場合には各ホールICとしてオンする閾値の低くいものを用いる場合には、磁性体82,82を使用しなくても済むからである。
・図4に示す非接触スイッチを用いた位置検出装置では、非接触スイッチ30をバックルスイッチとして用いたシートベルト装置におけるバックル装置について一例として説明したが、本発明に係る非接触スイッチを用いた位置検出装置は、これに限定されない。本発明は、互いに相対変位可能な少なくとも2つの部材を備え、その一方がその他方に対して近づいて位置と両部材が離れた位置の両位置或いはそのいずれか一方の位置を電気的に検出するように構成された位置検出装置に広く適用可能である。例えば、本発明は、自動車等の車両に搭載する上記バックル装置の他、航空機や船舶等において乗員を座席に拘束し保護するシートベルト用のバックル装置、ドア等の開閉体の位置を検出する装置、自動車等の車両に搭載されるパワーウィンドウ用モータの制御に用いられ、ウィンドウの閉位置等を検出する装置等の「位置検出装置」に適用可能である。
第1実施形態に係る非接触スイッチを示す平面図。 同非接触スイッチのオン状態を示す説明図。 同非接触スイッチに外部磁界が作用したときの説明図。 非接触スイッチを用いた位置検出装置の電気的構成を示すブロック図。 第2実施形態に係る非接触スイッチを示す平面図。 同非接触スイッチのオン状態を示す説明図。 第3実施形態に係る非接触スイッチを示す平面図。 同非接触スイッチのオン状態を示す説明図。 第4実施形態に係る非接触スイッチを示す平面図。 同非接触スイッチのオン状態を示す説明図。 第5実施形態に係る非接触スイッチを示す平面図。 同非接触スイッチのオン状態を示す説明図。 (a)従来の非接触スイッチを示す平面図、(b)同非接触スイッチのオン状態を示す説明図、(c)同非接触スイッチに外部磁界が作用したときの説明図。
符号の説明
30,50,50A,80,90…非接触スイッチ、31,32,51,52,71,72,91,92…ホールIC、33,34,53,54,81…磁石、38,39,60,61,83,83a,83b…磁界、35,36,56,57,73,74,93,94…感磁方向、55,75,95…プリント基板、55a,55b…両面、75a…片面、82…磁性体。

Claims (8)

  1. 感磁部をそれぞれ有し、磁界の強さに応じてオン,オフする2つの磁気センサを含む磁界検出手段と、
    前記磁界検出手段に対し相対変位可能に設けられ、磁界を発生する磁界発生手段と、を備え、
    前記2つの磁気センサは、前記感磁部での感磁方向を異ならせて近接した位置に配置され、
    前記磁界発生手段が前記磁界検出手段に近づいた被検出位置に変位したとき、前記磁界発生手段で発生する磁界により前記2つの磁気センサを共にオンさせるように構成したことを特徴とする非接触スイッチ。
  2. 請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記2つの磁気センサは、前記感磁方向が逆向きになるように並べて配置され、
    前記磁界発生手段は、一緒に相対変位可能でかつ磁化の方向が逆向きになるように並べて配置された2つの磁石を含み、
    前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを特徴とする非接触スイッチ。
  3. 請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記2つの磁気センサは、プリント基板の両面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記両面に対して垂直上方を向くように実装され、
    前記磁界発生手段は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように一体的に保持された2つの磁石を含み、
    前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを特徴とする非接触スイッチ。
  4. 請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記2つの磁気センサは、プリント基板の片面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記片面と平行になるように独立して実装され、
    前記磁界発生手段は、所定距離だけ離間した位置で同じ極性の磁極が互いに正対するように一体的に保持された2つの磁石を含み、
    前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記2つの磁石は前記2つの磁気センサにそれぞれ近接した位置で正対し、前記2つの磁石の一方により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させるとともに、前記2つの磁石の他方により、前記2つの磁気センサの他方の感磁方向と同じ方向の磁界を発生させることを特徴とする非接触スイッチ。
  5. 請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記2つの磁気センサは、プリント基板の両面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記両面に対して垂直上方を向くように実装され、
    前記磁界発生手段は1つの磁石を含み、
    前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記1つの磁石は、磁化の方向が前記2つの磁気センサの感磁方向に垂直になるように前記2つの磁気センサに近接し、前
    記1つの磁石により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界と、その他方の感磁方向と同じ方向の磁界とを発生させることを特徴とする非接触スイッチ。
  6. 請求項1に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記2つの磁気センサは、プリント基板の片面に、前記感磁方向が互いに逆向きでかつ前記片面に平行となるように独立して実装され、
    前記磁界発生手段は1つの磁石を含み、
    前記磁界発生手段が前記被検出位置に変位したとき、前記1つの磁石は、磁化の方向が前記2つの磁気センサの感磁方向に垂直になるように前記2つの磁気センサに近接し、前記1つの磁石により、前記2つの磁気センサの一方の感磁方向と同じ方向の磁界と、その他方の感磁方向と同じ方向の磁界とを発生させることを特徴とする非接触スイッチ。
  7. 請求項5又は6に記載の非接触スイッチにおいて、
    前記磁界検出手段はさらに、前記2つの磁気センサの両側に配置された磁性体を含むことを特徴とする非接触スイッチ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の非接触スイッチを備えたことを特徴とする位置検出装置。
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