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JP2006011853A - 減圧弁カセット及び減圧弁 - Google Patents

減圧弁カセット及び減圧弁 Download PDF

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JP2006011853A JP2004188451A JP2004188451A JP2006011853A JP 2006011853 A JP2006011853 A JP 2006011853A JP 2004188451 A JP2004188451 A JP 2004188451A JP 2004188451 A JP2004188451 A JP 2004188451A JP 2006011853 A JP2006011853 A JP 2006011853A
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Abstract

【課題】従来の減圧弁に比べて軽量であり、部品数が少なく、部品の組み立てに手間が掛からない減圧弁を提供する。
【解決手段】ダイヤフラムケース20とシリンダ11とが樹脂で一体形成され、シリンダにはシリンダ中心軸線を間に挟んで対峙する一対の導圧穴21が形成され、導圧穴近傍部を柱状に残してシリンダ周壁が所定周長に亙って切り欠かれて一対の弁流入口16が形成されており、導圧穴の断面形状は長円である。
【選択図】図2

Description

本発明は、減圧弁カセット及び減圧弁に関するものである。
電気温水器は、ヒーターの比較的小さな発熱量を補うために貯湯タンクを備えている。貯湯タンク保護のために、減圧弁を介して減圧した水道水を貯湯タンクに供給している。
電機温水器が備える従来の減圧弁の一例を図1に示す。
減圧弁αは、減圧弁カセット100と減圧弁ボディ200とを備えている。
減圧弁カセット100は、シリンダ101と、シリンダ101内で往復摺動するピストンヘッド102と、ピスンヘッド102の一方の端面から延びてシリンダ101の一端からシリンダ101外へ突出する第1ピストンロッド103と、シリンダ101の前記一端に形成され第1ピストンロッド103が挿通された筒状の弁座104と、第1ピストンロッド103のシリンダ101外へ突出した一端に固定されて弁座104と対峙する弁体105と、シリンダ101周壁の第1ピストンロッド103に対峙する部位の外面に形成された周溝101aの底部に形成された多数の弁流入口106と、ピストンヘッド102の他方の端面から延びてシリンダ101の他端からシリンダ101外へ突出する第2ピストンロッド107と、第2ピストンロッド107のシリンダ101他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラム108と、ダイヤフラム108に対峙しダイヤフラム108とシリンダ101とピストンヘッド102と協働して感圧室109を形成するダイヤフラムケース110と、シリンダ101の周壁に形成され、シリンダ101の前記一端から他端まで延在して感圧室109に減圧弁αの二次圧を導く多数の導圧穴111と、ダイヤフラム108を感圧室109側へ押圧するバネ112、113と、バネ112、113を収容すると共にダイヤフラムケース110と協働してダイヤフラム108の周縁部を挟持するバネケース114と、ピストンヘッド102の周溝に収容されてピストンヘッド102とシリンダ101内周面との摺接部をシールするOリング115と、プレス加工された金属板製のダイヤフラムケース110と切削加工された金属製のシリンダ101とのかしめ結合部をシールするOリング116と、ダイヤフラムケース110とプレス加工された金属板製のバネケース114とのかしめ結合部をシールするOリング117と、シリンダ101の外周面に形成された周溝に収容されたOリング118、119とを有している。
減圧弁ボディ200は鋳物により形成されている。減圧弁ボディ200は、減圧弁カセット100のシリンダ101が圧入固定される筒部201と、弁流入口106に対峙して筒部201に形成された一次側開口202と、弁体105に対峙して筒部201に形成された二次側開口203とを有している。一次側開口202はシリンダ101の中心軸線χに正対している。筒部201の弁流入口106に対峙する部位の内周面に周溝201aが形成されており、一次側開口202は周溝201aの底部に形成されている。周溝201aは周溝101aと協働して、弁流入口106の外側に環状通路204を形成している。
減圧弁カセット100のシリンダ101が減圧弁ボディ200の筒部201に圧入固定され、シリンダ101と筒部201との当接部がOリング118、119によりシールされ、減圧弁カセット100と減圧弁ボディ200とが一体に組付けられて、減圧弁αが構成されている。
減圧弁αの一次側開口202は図示しない接続配管を介して図示しない水道配管に接続し、二次側開口203は図示しない接続配管を介して図示しない電機温水器の貯湯タンクに接続している。
減圧弁αにおいては、図示しない水道配管から図示しない接続配管を介して供給された水道水が、一次側開口202を通って、周溝201aと周溝101aとにより形成された環状通路204へ流入し、環状通路204から弁流入口106を通ってシリンダ101内へ流入し、シリンダ101内を弁座104へ向けて流れ、弁座104と弁体105との間の環状隙間を通ってシリンダ101から流出し、二次側開口203から図示しない接続配管を介して図示しない貯湯タンクに供給される。
水道水が弁座104と弁体105との間の環状隙間を通る際に、圧力損失が発生し、水道水は減圧される。
前記環状隙間よりも下流側の水道水が導圧穴111を介して感圧室109に流入することにより、前記環状隙間よりも下流側の水道水圧である減圧弁αの二次圧がダイヤフラム108に印加される。前記環状隙間よりも上流側の水道水圧である減圧弁αの一次圧はピストンヘッド102の周溝に収容されたOリング115がピストンヘッド102とシリンダ101の摺接部をシールすることにより、感圧室109には伝達されず、ダイヤフラム108には印加されない。
何らかの原因で二次圧が上昇するとバネ112、113の付勢力に抗してダイヤフラム108が弁座104から遠ざかる方向へ弾性変形し、ダイヤフラム108に固定された第2ピストンロッド107が、ひいてはピストンヘッド102、第1ピストンロッド103がダイヤフラム108に追随してダイヤフラム108側へ移動し、弁体105が弁座104に接近する。この結果、弁座104と弁体105との間の環状隙間が狭まり、前記環状隙間を水道水が通過する際の圧力損失が増加して二次圧が下降する。従って、減圧弁αにおいては、二次圧は所定値以下に維持される。
従来の減圧弁αには以下の問題点がある。
(1)主要部品が全て金属製なので重量が大きく、電気給湯器の重量増を引き起こしている。
(2)シリンダ101とダイヤフラムケース110とが別体であり、両者をかしめ結合しているので、部品数が多く、部品の組み立てに手間が係る。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、充分な流量の減圧された水道水を下流側に接続された水回り機器に供給することができ、従来の減圧弁に比べて軽量であり、部品数が少なく、部品の組み立てに手間が掛からない減圧弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された筒状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に固定されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位の外面に形成された周溝の底部に形成された複数の弁流入口と、シリンダヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、シリンダ周壁に形成されシリンダの前記一端から他端まで延在して感圧室に二次圧を導く導圧穴と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧するバネと、バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースとを有し、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で一体形成され、シリンダにはシリンダ中心軸線を間に挟んで対峙する一対の導圧穴が形成され、導圧穴近傍部を柱状に残してシリンダ周壁が所定周長に亙って切り欠かれて一対の弁流入口が形成されており、導圧穴の断面形状は長円であることを特徴とする減圧弁カセットを提供する。
本発明に係る減圧弁カセットにおいては、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で形成されている。従って、本発明に係る減圧弁カセットは、主要部品が金属製の従来技術に係る減圧弁カセットに比べて軽量である。
本発明に係る減圧弁カセットにおいては、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で一体形成されているので、両者をかしめ結合する必要がなく、かしめ結合部をシールするOリングも不要である。従って、本発明に係る減圧弁カセットは、従来の減圧弁カセットに比べて部品数が少なく、部品の組み立てに手間が掛からない。
従来の減圧弁カセットにおいては、多数の小径導圧穴が形成されていたため、導圧穴を水道水が通過する際の圧力損失により感圧室の内圧が二次圧に等しくなるまでに時間が掛かり、外乱による二次圧変動に対する減圧弁カセットの応答が遅れるという問題があった。本発明に係る減圧弁カセットにおいては、導圧穴の個数を二個に低減させ、導圧穴の断面形状を長円にして個々の導圧穴の断面積を増加させることにより、導圧穴を水道水が通過する際の圧力損失を低減させ、外乱による二次圧変動に対する減圧弁カセットの応答性を向上させている。また、従来の減圧弁カセットでは多数であった弁流入口の数を二つに低減させ、個々の弁流入口の断面積を増加させることにより、弁流入口での圧力損失を低減させて、弁流入口を通過する水道水の流量増を達成している。
本発明の好ましい態様においては、シリンダ周壁のピストンヘッド摺動領域に環状溝が形成され、ピストンヘッド摺動領域のシリンダ周壁が二重管を形成している。
シリンダ周壁外面には、Oリングを収容する周溝が形成されるので、シリンダ周壁の厚みの長手方向分布は不均一である。シリンダを樹脂成形する際に、厚みの大きな部位は引けが大きく、厚みの小さな部位は引けが小さいので、シリンダ周壁の厚みの長手方向分布が不均一であると、シリンダ内径の長手方向分布が不均一になる。この結果、ピストンヘッドのスムーズな運動が妨げられ、減圧弁カセットのスムーズな作動が妨げられる。本発明の好ましい態様に係る減圧弁カセットにおいては、シリンダ周壁のピストンヘッド摺動領域に環状溝を形成してピストンヘッド摺動領域のシリンダ周壁を二重管にし、ピストンヘッドが摺接する内管の肉厚の長手方向分布を均一にすることにより、内管内径の長手方向分布の均一化を実現し、ピストンヘッドのスムーズな運動を実現し、ひいては減圧弁カセットのスムーズな作動を実現している。
本発明の好ましい態様においては、弁座はステンレス鋼製のインサート部品であり、樹脂との接触面にローレット加工等の表面積増加加工が施されている。
硬度の大きなステンレス鋼で弁座を形成することにより、異物による弁座の損傷や弁座のエロージョンが抑制される。弁座の樹脂との接触面にローレット加工等の表面積増加加工を施すことにより、インサート成形時の弁座と樹脂とのなじみが促進され、弁座と樹脂との接触部のシール性が向上する。
本発明においては、上記何れかの減圧弁カセットと、減圧弁カセットのシリンダが圧入固定される筒部と、前記弁流入口に対峙して筒部に形成された一次側開口と、弁体に対峙して筒部に形成された二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、減圧弁ボディが樹脂で形成され、一次側開口がシリンダの中心軸線に対して径方向にオフセットしていることを特徴とする減圧弁を提供する。
本発明に係る減圧弁は、樹脂で形成された減圧弁ボディを備えているので、主要部品が金属製の従来技術に係る減圧弁に比べて軽量である。
従来の減圧弁αにおいては、減圧弁ボディの筒部201内面に周溝201aが形成されて、弁流入口106の外側に配設された環状通路204の断面積が増加しているので、一次側開口202に対峙しない弁流入口106へも環状通路204を通って充分な流量の水道水が供給される。従って、減圧弁αは充分な流量の減圧された水道水を貯湯タンクに供給することができる。
これに対し、樹脂成形された減圧弁ボディにおいては、成形時の型開きの関係で、筒部の弁流入口に対峙する部位の内周面に周溝を形成することができない。従って、弁流入口の外側に形成される環状通路の断面積が従来の減圧弁に比べて狭くなる。本発明に係る減圧弁においては、減圧弁の筒部に形成した一次側開口をシリンダの中心軸線に対して径方向にオフセットさせ、一次側開口を通過した水道水を環状通路に対して接線方向に流入させて、環状通路内の流速を従来の減圧弁に比べて増加させることにより、弁流入口へ流入する水道水の流量を増加させ、環状通路断面積の減少による流量減を抑制している。従って、本発明に係る減圧弁は、充分な流量の減圧された水道水を下流側に接続された水回り機器に供給することができる。
本発明の好ましい態様においては、減圧弁は、一次側開口が排水弁を介して逆止弁に接続される。
樹脂を多用した本発明に係る減圧弁は、従来の減圧弁に比べて耐圧性能が低いので、排水弁を介して一次側開口を逆止弁に接続し、ウォーターハンマー等により一次圧が適正範囲を超えて上昇した場合に、排水弁を介して高圧の水道水を排水して、減圧弁を保護するのが望ましい。
本発明に係る減圧弁カセットにおいては、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で形成されている。従って、本発明に係る減圧弁カセットは、主要部品が金属製の従来技術に係る減圧弁カセットに比べて軽量である。
本発明に係る減圧弁カセットにおいては、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で一体形成されているので、両者をかしめ結合する必要がなく、かしめ結合部をシールするOリングも不要である。従って、本発明に係る減圧弁カセットは、従来の減圧弁カセットに比べて部品数が少なく、部品の組み立てに手間が掛からない。
従来の減圧弁カセットにおいては、多数の小径導圧穴が形成されていたため、導圧穴を水道水が通過する際の圧力損失により感圧室の内圧が二次圧に等しくなるまでに時間が掛かり、外乱による二次圧変動に対する減圧弁の応答が遅れるという問題があった。本発明の好ましい態様に係る減圧弁においては、導圧穴の個数を二個に低減させ、導圧穴の断面形状を長円にして個々の導圧穴の断面積を増加させることにより、導圧穴を水道水が通過する際の圧力損失を低減させ、外乱による二次圧変動に対する減圧弁の応答性を向上させている。また、従来の減圧弁では多数であった弁流入口の数を二つに低減させ、個々の弁流入口の断面積を増加させることにより、弁流入口での圧力損失を低減させて、弁流入口を通過する水道水の流量増を達成している。
本発明の実施例に係る減圧弁を説明する。
図2に示すように、減圧弁Aは、減圧弁カセット10と、減圧弁ボディ30とを備えている。
減圧弁カセット10は、シリンダ11と、シリンダ11内で往復摺動するピストンヘッド12と、ピスンヘッド12の一方の端面から延びてシリンダ11の一端からシリンダ11外へ突出する第1ピストンロッド13と、シリンダ11の前記一端に取り付けられ第1ピストンロッド13が挿通された筒状の弁座14と、第1ピストンロッド13のシリンダ11外へ突出した一端に固定されて弁座14と対峙する弁体15と、シリンダ11周壁の第1ピストンロッド13に対峙する部位の外面に形成された周溝11aの底部に形成された一対の弁流入口16と、ピストンヘッド12の他方の端面から延びてシリンダ11の他端からシリンダ11外へ突出する第2ピストンロッド17と、第2ピストンロッド17のシリンダ11他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラム18と、ダイヤフラム18に対峙しダイヤフラム18とシリンダ11とピストンヘッド12と協働して感圧室19を形成するダイヤフラムケース20と、シリンダ11の周壁に形成され、シリンダ11の前記一端から前記他端まで延在して感圧室19に減圧弁Aの二次圧を導く一対の導圧穴21と、ダイヤフラム18を感圧室19側へ押圧するバネ22と、バネ22を収容すると共にダイヤフラムケース20と協働してダイヤフラム18の周縁部を挟持するバネケース23と、ピストンヘッド12の周溝に収容されてピストンヘッド12とシリンダ11内周面との摺接部をシールするOリング24と、シリンダ11の外周面に形成された周溝に収容されたOリング25、26とを有している。
シリンダ11とダイヤフラムケース20とは樹脂で一体形成されている。
ダイヤフラムケース20とプレス加工された金属板製のバネケース23とは螺子とかしめとにより結合されている。
一対の導圧穴21は、長円形断面を有し、シリンダ中心軸線Xを間に挟んで互いに正対するように配設されている。一対の弁流入口16は、導圧穴21近傍部を扇形断面の柱状に残して、周溝11aの底壁を形成するシリンダ11の周壁が所定周長に亙って切り欠かれて、形成されており、シリンダ中心軸線Xを間に挟んで互いに正対している。
シリンダ11周壁の、ピストンヘッド摺動領域に、シリンダ11の他端側端面から長手方向中央部まで達する環状溝11bが形成され、ピストンヘッド摺動領域のシリンダ11の周壁が、内管11cと外管11dとからなる二重管を形成している。環状溝11bは導圧穴21に連通している。
弁座14はステンレス鋼製のインサート部品であり、インサート成形によりシリンダ11と共に一体成形されている。弁座14のシリンダ11を形成する樹脂との接触面にローレット加工などの表面積増加加工が施されている。
減圧弁ボディ30は樹脂で形成されている。減圧弁ボディ30は、減圧弁カセット10のシリンダ11が圧入固定される筒部31と、弁流入口16に対峙して筒部31に形成された一次側開口32と、弁体15に対峙して筒部31に形成された二次側開口33とを有している。筒部31の内周面はシリンダ11の外周面に形成された周溝11aと協働して、弁流入口16の外側に環状通路34を形成している。
一次側開口32はシリンダ11の中心軸線Xに対して、径方向にオフセットしている。
減圧弁カセット10のシリンダ11が減圧弁ボディ30の筒部31圧入固定され、シリンダ11と筒部31の当接部がOリング25、26によりシールされ、減圧弁カセット10と減圧弁ボディ30とが一体に組付けられて、減圧弁Aが構成されている。
減圧弁Aの一次側開口32は排水弁Bを介して逆止弁Cに接続され、逆止弁Cは図示しない水道配管に接続されている。減圧弁Aの二次側開口33は図示しない接続配管を介して図示しない電機温水器の貯湯タンクに接続している。
減圧弁Aにおいては、図示しない水道配管から逆止弁C、排水弁Bを介して供給された水道水が、一次側開口32を通って、筒部31の内周面と周溝11aとにより形成された環状通路34へ流入し、環状通路34から弁流入口16を通ってシリンダ11内へ流入し、シリンダ11内を弁座14へ向けて流れ、弁座14と弁体15との間の環状隙間を通ってシリンダ11から流出し、二次側開口33から図示しない接続配管を介して図示しない貯湯タンクに供給される。
水道水が弁座14と弁体15との間の環状隙間を通る際に、圧力損失が発生し、水道水は減圧される。
前記環状隙間よりも下流側の水道水が導圧穴21を介して感圧室19に流入することにより、前記環状隙間よりも下流側の水道水圧である減圧弁Aの二次圧がダイヤフラム18に印加される。前記環状隙間よりも上流側の水道水圧である減圧弁Aの一次圧はピストンヘッド12の周溝に収容されたOリング24がピストンヘッド12とシリンダ11の摺接部をシールすることにより、感圧室19には伝達されず、ダイヤフラム18には印加されない。
何らかの原因で二次圧が上昇するとバネ22の付勢力に抗してダイヤフラム18が弁座14から遠ざかる方向へ弾性変形し、ダイヤフラム18に固定された第2ピストンロッド17が、ひいてはピストンヘッド12、第1ピストンロッド13がダイヤフラム18に追随してダイヤフラム18側へ移動し、弁体15が弁座14に接近する。この結果、弁座14と弁体15との間の環状隙間が狭まり、前記環状隙間を水道水が通過する際の圧力損失が増加して二次圧が下降する。従って、減圧弁Aにおいては、二次圧は所定値以下に維持される。
減圧弁Aにおいては、ダイヤフラムケース20とシリンダ11と減圧弁ボディ30とが樹脂で形成されている。従って、減圧弁Aは、主要部品が金属製の従来技術に係る減圧弁αに比べて軽量である。
減圧弁Aにおいては、ダイヤフラムケース20とシリンダ11とが樹脂で一体形成されているので、従来の減圧弁αのように両者をかしめ結合する必要がなく、かしめ結合部をシールするOリング116も不要である。従って、減圧弁Aは、従来の減圧弁αに比べて部品数が少なく、部品の組み立てに手間が掛からない。
樹脂成形された減圧弁ボディ30においては、成形時の型開きの関係で、筒部31の弁流入口16に対峙する部位の内周面に、従来の減圧弁αが有していた周溝201aのような周溝を形成することができない。従って、弁流入口16の外側に形成される環状通路34の断面積が従来の減圧弁αに比べて狭くなる。減圧弁Aにおいては、減圧弁ボディ30の筒部31に形成した一次側開口32をシリンダ11の中心軸線Xに対して径方向にオフセットさせ、一次側開口を通過した水道水の一部を、図2(b)に二重矢印で示すように、環状通路34に対して接線方向に流入させて、一次側開口202がシリンダ101の中心軸線χに対して正対しており、一次側開口202から流入した水道水が略90°屈曲して環状通路204へ流入していた従来の減圧弁αに比べて、環状通路34内の流速を増加させることにより、一次側開口32に直接対峙しない弁流入口16(図2(b)において右側の弁流入口16)へ流入する水道水の流量を増加させ、環状通路34の断面積の減少による流量減を抑制している。従って、減圧弁Aは、充分な流量の減圧された水道水を貯湯タンクに供給することができる。
従来の減圧弁αにおいては、多数の小径導圧穴111が形成されていたため、導圧穴111を水道水が通過する際の圧力損失により感圧室109の内圧が二次圧に等しくなるまでに時間が掛かり、外乱による二次圧変動に対する減圧弁αの応答が遅れるという問題があった。減圧弁Aにおいては、導圧穴21の個数を二つに低減させ、導圧穴21の断面形状を長円にして個々の導圧穴21の断面積を増加させることにより、導圧穴21を水道水が通過する際の圧力損失を低減させ、外乱による二次圧変動に対する減圧弁Aの応答性を向上させている。また、従来の減圧弁αでは多数であった弁流入口16の数を二つに低減させ、個々の弁流入口16の断面積を増加させることにより、弁流入口16での圧力損失を低減させて、弁流入口16を通過する水道水の流量増を達成し、ひいては貯湯タンクに供給する減圧された水道水の流量増を達成している。
シリンダ11の周壁外面には、Oリング25、26を収容する周溝が形成されるので、シリンダ11周壁の厚みの長手方向分布は不均一である。シリンダ11を樹脂成形する際に、厚みの大きな部位は引けが大きく、厚みの小さな部位は引けが小さいので、シリンダ11周壁の厚みの長手方向分布が不均一であると、シリンダ11の内径の長手方向分布が不均一になる。この結果、ピストンヘッド12のスムーズな運動が妨げられ、減圧弁Aのスムーズな作動が妨げられる。減圧弁Aにおいては、シリンダ11周壁のピストンヘッド摺動領域に環状溝11bを形成してピストンヘッド摺動領域のシリンダ11周壁を二重管にし、ピストンヘッド12が摺接する内管11cの肉厚の長手方向分布を均一にすることにより、内管11c内径の長手方向分布の均一化を実現し、ピストンヘッド12のスムーズな運動を実現し、ひいては減圧弁Aのスムーズな作動を実現している。
減圧弁Aにおいては、硬度の大きなステンレス鋼で弁座14を形成することにより、異物による弁座14の損傷と弁座14のエロージョンとを抑制している。弁座14の樹脂との接触面にローレット加工等の表面積増加加工を施すことにより、インサート成形時の弁座14と樹脂とのなじみを促進させ、弁座と樹脂との接触部のシール性を向上させている。
ステンレス鋼製の弁座14に代えて、シリンダ11と一体形成した或いはシリンダ11とは別体の樹脂製の弁座14を用いても良い。
樹脂を多用した減圧弁Aは、従来の減圧弁αに比べて耐圧性能が低いので、排水弁Bを介して一次側開口32を逆止弁Cに接続し、ウォーターハンマー等により一次圧が適正範囲を超えて上昇した場合に、排水弁Cを介して高圧の水道水を排水して、減圧弁Aを保護するのが望ましい。
本発明は、電気温水器の減圧弁のみならず他の水関連機器の減圧弁に広く利用可能である。
従来の減圧弁の構造図である。(a)は断面図であり、(b)は減圧弁カセットの側面図であり、(c)は(b)のc−c矢視図である。 本発明の実施例に係る減圧弁の構造図である。(a)は断面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図である。
符号の説明
α、A 減圧弁
B 排水弁
C 逆止弁
10、100 減圧弁カセット
11、101 シリンダ
12、102 ピストンヘッド
13、103 第1ピストンロッド
14、104 弁座
15、105 弁体
16、106 弁流入口
17、107 第2ピストンロッド
18、108 ダイヤフラム
19、109 感圧室
20、110 ダイヤフラムケース
30、200 減圧弁ボディ
31、201 筒体
32、202 一次側開口
33、203 二次側開口
34、204 環状通路

Claims (5)

  1. シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された筒状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に固定されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位の外面に形成された周溝の底部に形成された複数の弁流入口と、シリンダヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、シリンダ周壁に形成されシリンダの前記一端から他端まで延在して感圧室に二次圧を導く導圧穴と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧するバネと、バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースとを有し、ダイヤフラムケースとシリンダとが樹脂で一体形成され、シリンダにはシリンダ中心軸線を間に挟んで対峙する一対の導圧穴が形成され、導圧穴近傍部を柱状に残してシリンダ周壁が所定周長に亙って切り欠かれて一対の弁流入口が形成されており、導圧穴の断面形状は長円であることを特徴とする減圧弁カセット。
  2. シリンダ周壁のピストンヘッド摺動領域に環状溝が形成され、ピストンヘッド摺動領域のシリンダ周壁が二重管を形成していることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁カセット。
  3. 弁座はステンレス鋼製のインサート部品であり、樹脂との接触面にローレット加工等の表面積増加加工が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の減圧弁カセット。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の減圧弁カセットと、減圧弁カセットのシリンダが圧入固定される筒部と、前記弁流入口に対峙して筒部に形成された一次側開口と、弁体に対峙して筒部に形成された二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、減圧弁ボディが樹脂で形成され、一次側開口がシリンダの中心軸線に対して径方向にオフセットしていることを特徴とする減圧弁。
  5. 一次側開口が排水弁を介して逆止弁に接続されることを特徴とする請求項4に記載の減圧弁。
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