JP2006003001A - 空気温度調整機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 浴室暖房機1は、空気吸気口11から空気吹出口15に向けて流れる空気流が横切る位置に配置されている熱交換器7,9を備えている。熱交換器7,9は、間隔をおいて並列配置されている複数枚のフィン91a,91b,92と、各フィンの複数箇所で各フィンを略直角方向に貫通する熱媒体管97を備えている。各フィン91a,91b,92には、空気流を横切る向きに伸びる複数の切起し片94が形成されており、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せで決定される切起し片による通風抵抗が、送風ファンから遠いほど低い関係で、熱交換器全体において三段階以上に区分されている。
【選択図】 図3
Description
空気温度調整機は、熱媒体管に熱媒体が流れている状態で送風ファンを運転し、フィンとフィンの間隔に空気流を通過させる。例えば熱媒体管に温水が流れている状態で送風ファンを運転すると、温水で加熱されたフィンと熱交換することによって加熱された空気が吹出口から吹出される。あるいは冷水が流れている状態で送風ファンを運転すると、冷水で冷却されたフィンと熱交換することによって冷却された空気が吹出口から吹出される。
フィンと空気との熱交換効率を向上させるために、フィンに切起し片を形成する技術が知られている。各フィンには複数の切起し片が形成され、各切起し片は空気流を横切る向きに伸びるように形成される。
熱交換器を通過する空気流の流速分布を一様化する技術が特許文献1に示されている。特許文献1には、熱交換によって発生する水滴が切起し片間で滞留し、その水滴によって通風抵抗が増大することを防止する技術が記載されている。この文献には、フィンの単位面積あたりに形成する切起し片の全長と切起し片の起立高さの組合せを、フィンの上段と下段とで2段階に区分する技術が開示されている。具体的には、フィンの上段では、切起し片の起立高さを高くする。フィンの下段では、切起し片の起立高さを低くする。フィンの単位面積あたりに形成する切起し片の全長については、上段のそれと下段のそれを同じに維持する実施例と、下段での全長を上段での全長よりも短くする実施例が記載されている。
特許文献1の技術では、熱交換器の下段では、切起し片の起立高さを低くすることによって水滴が落下しやすくする。この技術によれば、熱交換機の下段で水滴がフィンに付着し、付着した水滴によって熱交換機の下段での通風抵抗が増大することを抑制することができ、熱交換器を通過する空気流の流速分布を一様化することができる。
しかしながら、空気温度調整機に備えられている送風ファンによって得られる空気流の流速分布はハウジング内で一様とならず、場所によってばらつくことが多い。熱交換器に加わる風圧が不均一に分布してしまう。
熱交換器に加わる風圧が不均一に分布する場合には、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合を2段階に区分しても、熱交換機を通過する空気流の流速分布が偏ることを補償しきれず、一様化の程度が低い。
特に、近年の空気温度調整機は小型化され、狭いスペース内に送風ファンと熱交換器を収容することから、熱交換器に加わる風圧分布が熱交換器の場所によって大きく変動することが多く、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合を2段階に区分しても、熱交換機を通過する空気流の流速分布が偏ることを補償しきれず、一様化の程度が低い。
本発明では、熱交換器を通過する空気流の流速分布の偏りを十分に抑制し、良好に均一化する技術を提供する。
本発明によって具現化された空気温度調整機は、吸気口と吹出口を持つハウジングと、ハウジング内に収容されている送風ファンと、送風ファンによってハウジング内を吸気口から吹出口に向けて流れる空気流が横切る位置に配置されている熱交換器を備えている。熱交換器は、間隔をおいて並列配置されている複数枚のフィンと、各フィンの複数箇所で各フィンを略直角方向に貫通する熱媒体管を備えている。
各フィンには、空気流を横切る向きに伸びる複数の切起し片が形成されており、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せで決定される切起し片による通風抵抗が、送風ファンから遠いほど低い関係で、熱交換器全体において三段階以上に区分されている。
フィンの単位面積内に切起し片が形成されていなければ、切起し片の合計長はゼロとなる。切起し片による通風抵抗が三段階以上に区分されているという場合、その一つの区分が「切起し片が形成されていない」という段階であってもよい。フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せが三段階以上に区分されているという場合、合計長は一定であって起立高さが三段階以上に区分されていてもよいし、起立高さは一定であって合計長が三段階以上に区分されていてもよいし、合計長と起立高さのそれぞれが2段階に区分され、それらが組合わされることによって三段階以上に区分されていてもよい。単位面積は、フィンの長手方向を、少なくとも最長切起し片を分割しない大きさに区分したものであり、それよりも小さな範囲を単位面積とするべきではない。
空気温度調整機に備えられる熱交換器は、切起し片の合計長と切起し片の起立高さの組合せによって、切起し片による通風抵抗が三段階以上に区分されている。
熱交換器を通過する空気流の流速は、吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗に依存し、通風抵抗が高い空気流路では遅く、通風抵抗が低い空気流路では早い。吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗を調べることは容易でなく、切起し片による通風抵抗を段階的に調整して吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗を均一化するのは困難である。
本発明者は、吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗は、基本的に、送風ファンから熱交換器までの距離で決定されることを見出した。すなわち、送風ファンからの距離が遠い位置で熱交換器を通過する空気流の吸気口から吹出口に至る通風抵抗は高く、送風ファンからの距離が近い位置で熱交換器を通過する空気流の吸気口から吹出口に至る通風抵抗は低いことを見出した。
本発明では、送風ファンからの距離に応じて熱交換器の全体を三以上の領域に区分し、その距離が近い領域では切起し片による通風抵抗が大きくなるようなフィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さの組合せを採用する。送風ファンからの距離が遠い領域では切起し片による通風抵抗が小さくなるような切起し片の合計長と切起し片の起立高さの組合せを採用する。
以上によると、熱交換器内の場所によらないで、吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗が均一化され、熱交換器を通過する空気流の流速分布が均一化される。熱交換器の全体を使用して活発に熱交換することが可能となる。本発明の空気温度調整機は、熱交換効率が高く、空気温度調整能力が高い。
熱交換器は、略円柱状の外形を持つ送風ファンの軸方向から観測したときに、送風ファンを取囲む多角形の一部を構成するように複数の平面部に分割されていることがある。
この場合には、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せで決定される通風抵抗が、多角形の頂点に近いほど低い関係で、熱交換器全体において三段階以上に区分することが好ましい。
空気温度調整機をコンパクト化するために、熱交換器を複数の平面部に分割し、略円柱状の外形を持つ送風ファンを取囲む多角形の一部を構成するように配置することが多い。この場合、頂点(ここでいう頂点には、もしも隣接する平面があれば頂点を構成することになる部位、すなわち隣接する平面がないために終端になっている部位を含む)が送風ファンから遠くなる。
切起し片の通風抵抗が頂点に近いほど低くなる関係で、切起し片の合計長と起立高さの組合せが三段階以上に区分されていれば、熱交換器内の場所によらないで、吸気口から熱交換器を通過して吹出口に至る空気流路の通風抵抗が均一化され、熱交換器を通過する空気流の流速分布が一様化される。熱交換器の全体を使用して活発に熱交換することが可能となる。本発明の空気温度調整機は、熱交換効率が高い。
(形態1)空気温度調整機は天井埋込み式の暖房機である。
(形態2)空気温度調整機は壁掛け式の暖房機である。
(形態3)熱交換器の熱媒体管を、温水が循環している。
(形態4)熱交換器の熱媒体管は、給湯器に接続されている。
(形態5)熱交換器のフィンには、上側の熱媒体管からフィンに伝わる熱と、下側の熱媒体管からフィンに伝わる熱が、相互に熱交換することを遮断するための切込みが設けられている。
(形態6)フィンに形成された各切起し片の起立高さは一定とされ、切起し片による通風抵が、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長の相違のみによって、熱交換器全体において三段階以上に区分されている。
図1は、天井埋込み式の浴室暖房装置1の外観図である。浴室暖房装置1は、温風を吹き出して浴室を暖房する空気温度調整機の一例である。浴室暖房装置1のハウジング3の下面には、空気吸込口11と空気吹出口15が形成されている。
浴室暖房装置1は、ハウジング3の区画板5よりも内部に、熱交換器7と、熱交換器9と、シロッコファン17を内蔵している。ハウジング3の下面に形成された空気吸込口11と空気吹出口15は、仕切板13によって仕切られている。
熱交換器7と熱交換器9は、ほぼ円柱形のシロッコファン17の軸方向から観測したときに、シロッコファン17を取囲む多角形の一部を構成する。熱交換器は、複数の平面部7,9に分割されており、折曲げ部8で折曲げられて略V字を形成している。熱交換器7は、熱交換器9の上側に傾斜して配置されており、上部短辺が区画板5に接している。熱交換器9は、空気吸込口11の上部に水平に配置されており、空気吸込口11に臨んでいる。シロッコファン17は、略円柱状の外形を持ち、熱交換器7の側方であり熱交換器9の上側である位置に配置されており、空気吹出口15に空気流を吹き出す。シロッコファン17によって空気吸込口11から吸込まれた空気は、熱交換器7又は熱交換器9を通過して熱交換されて加温された後に、シロッコファン17によって空気吹出口15から吹き出される。
図3(1)に示すように、熱交換器9は、取付け板91a,91bと複数の内側フィン92を備えている。取付け板91a,91bは、鉄板、ステンレス板、アルミニューム板等で形成されている。取付け板91a,91bの長辺上端と長辺下端には外側に突出したフランジが設けられており、熱交換器9の外側の強度を向上させている。内側フィン92は、アルミニューム板で形成されている。内側フィン92にはフランジが設けられておらず、通風方向と平行に伸びる間隔をおいて並列配置されている。
取付け板91a,91bと内側フィン92にはそれぞれ、複数の貫通穴93が所定間隔毎に設けられている。これらの貫通穴93群には熱媒体管97が挿入されて固定される(図3(1)では熱媒体管97の一部のみが示されている)。熱媒体管97中には、熱交換のための熱媒体が循環している。本実施例では1本の熱媒体管97が使用されており、この熱媒体管97が取付け板91a,91bの外部近傍でU字状に曲成されることによって、並列配置されている。本実施例では、熱媒体管97は、取付け板やフィンの下側に設けられた一連の貫通穴93群を右から左へ貫通し、左端の貫通穴93を貫通した後は続けて取付け板やフィンの上側に設けられた一連の貫通穴93群を左から右へ貫通している。熱媒体は、取付け板やフィンの下側の貫通穴93群を貫通する熱媒体管97中を右から左へ流れた後に、取付け板やフィンの上側の貫通穴93群を貫通する熱媒体管97に移動し、今度は左から右へ流れる。上側の右端の貫通穴93を貫通した熱媒体管97の下流に、図示しない給湯器が接続されている。給湯器によって再び熱交換可能な温度に加熱された温水が、熱媒体管97に戻されて循環している。
切起し片94の長辺の下方切起し片は、矢印pで示す通風方向(フィンの短辺方向)と略直交している。切起し片94は、図4(2)の断面図に示すように、突出部の上方切起し片94aと下方切起し片94bが貫通して開口しており、空気は切起し片94の両面側を横切る。
本実施例では、切起し片の数によって、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長が変化するため、切起し片の合計長が三段階に区分されていることとなる。
なお、切起し片94の起立高さは一定とされているため、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長のみによって、その部分の通風抵抗が相違することとなる。
また、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長の相違のみによって、切起し片による通風抵抗を区分している。このため、当該合計長と切起し片の起立高さとの組合せによって通風抵抗を区分するのに比して、切起し片の構造が簡易で形成が容易となり、製造コストの上昇を抑えることができる。
図9に示すように、熱交換器47と49で、切起し片の数を異ならせる技術がありえるがそれぞれの熱交換器47,49では通風抵抗分布が均一なために、吸込口から吹出口に至る通風抵抗は、空気流が通過する熱交換器の場所によって偏ることになる。熱交換器を通過する空気流の流速分布に偏りが生じ、熱交換に利用されない不活発な領域が存在している。熱交換器全体としての熱交換性能が低減してしまう。
本実施例の熱交換器の流速分布g2は、比較例の熱交換器の流速分布g1に比較して、分布が均一化されている。したがって、本実施例の熱交換器の熱交換性能は、従来の熱交換器の熱交換性能よりも高いことがわかる。
図5は、熱交換器の内側フィンの一方を例示している。取付け板もこのフィンと同様の変形となっているため、このフィンの説明によって取付け板の説明を省略する。
内側フィン101には、複数の貫通穴103と、複数の切起し片104に加えて、複数の切込み106が設けられている。
切込み106より下側(下流側)の熱媒体管105中を流れる冷熱媒体の温度と、切込み106より上側(上流側)の熱媒体管105中を流れる冷熱媒体の温度は異なっている。空気は下部から上部へ横切るため、例えば、暖房を行っている場合は、空気を下部から上部へ流し、温水を上側の熱媒体管から下側の熱媒体管へ流すことが多い。これは、空気の流れと温水の流れを対抗させた方が空気と温水の平均温度差が大きくなり、熱交換効率を高くすることができるためである。しかしこの場合は、上側の熱媒体管を流れる温水と下側の熱媒体管を流れる温水の温度差も大きくなり、温水同士の熱交換を誘発してしまうため、空気との熱交換が十分に行われないことがある。すなわち、下側の熱媒体管105からフィン101に伝わる温度と、上側の熱媒体管105からフィン101に伝わる温度が異なるため、フィン101の上側と下側で相互に熱交換が行われてしまい、熱交換器全体としての熱交換性能が低下してしまう。
フィン101では、切込み106を設けることで、フィン101の上側と下側で相互に熱交換することを遮断し、熱交換器全体としての熱交換性能を高く維持することができる。
切起し片98は、図6(1)の斜視図に示すように、切起し片98の短辺の中心部分で、フィン表面に開けられた切込み穴99中を回転するように切起されている。切起し片98は、図6(2)の断面図に示すように、上部が切込み穴99に対して突出し、下部が切込み穴99に対して陥入しており、空気は切起し片98の突出部表面を横切る。
この切起し片98によっても十分に伝熱性能を促進できると共に、切起し片98を切込み穴99中で回転させるだけでフィン表面から打出す必要がなく、容易に形成することができる。
このようにすることで、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長だけでは所望の区分数に対応できない場合にも対応することが可能となる。
図7は、本実施例の天井埋込み式の空気温度調整機21を簡略に示す側断面図である。ここでは主に、第1実施例の空気温度調整機1との相違点について説明し、同様な構成については同一符号を付して説明を省略する。なお図7においても通常の天井埋込み式空気温度調整機が有する部品が適宜省略されている。
図7の空気温度調整機21では、熱交換器27と熱交換器29において、隣接する貫通穴間に挟まれた区画内に形成されている切起し片の数が、第1実施例の空気温度調整機1と異なっている。具体的には、(1)熱交換器27のD1部及びD2部と、熱交換器29のD3部では、切起し片が形成されておらず、(2)熱交換器27のE1部及びE2部では一つの切起し片が形成されており、(3)熱交換器27のF部では二つの切起し片が一組で形成されており、(4)熱交換器29のG部では四つの切起し片が一組で形成されており、(5)熱交換器29のH部では五つの切起し片が一組で形成されている。すなわち、切起し片の数は(1)〜(5)の5段階に区分されている
熱交換器7や熱交換器9の通風抵抗が一様であれば、熱交換器27や熱交換器29を通過する空気流の流速は、場所によって相違する。切起し片が形成されていない(1)の部分では流速が最も低く、一つの切起し片が形成されている(2)の部分では(1)の部分よりも流速が高く、二つの切起し片が一組で形成されている(3)の部分では(2)の部分よりも流速が高く、四つの切起し片が一組で形成されている(4)の部分では(3)の部分よりも流速が高く、五つの切起し片が一組で形成されている(5)の部分では流速が最高となる。
本実施例の空気温度調整機では、熱交換器の通風抵抗が一様であるとしたときに、熱交換器を通過する空気流の流速の相違に木目細かく対応して、切起し片の数を変化させ、熱交換器内を通過する空気流の流速をより均一化する。この結果、熱交換性能の向上化が一層促進される。
本実施例の熱交換器内の流速分布g3は、従来の熱交換器内の流速分布g1や第1実施例の熱交換器内の流速分布g2に比較して、より均一化されている。したがって、本実施例の熱交換器の熱交換性能は、一層向上していることがわかる。
浴室暖房装置51は、ハウジング53の区画板55より内部に、熱交換器57と熱交換器59とシロッコファン67を内蔵している(なおこの図では、熱交換器に形成される切起し片を省略している)。
熱交換器57と熱交換器59は、ほぼ円柱形のシロッコファン17の軸方向から観測したときに、シロッコファン17を取囲む多角形の一部を構成する。熱交換器は、複数の平面部57,59に分割されており、折曲げ部58で折曲げられて略V字を形成している。熱交換器57は、長手方向が空気吸込口61に臨むように、空気吸込口61の下側に略横置き状に配置されており、右側短辺が区画板55に接している。熱交換器59は、長手方向がハウジング3の前面に沿うように、ハウジング3の後側に略縦置き状に配置されている。シロッコファン67は、略円柱状の外形を持ち、熱交換器57の下側であり熱交換器59の後側に配置されており、空気吹出口65に空気流を吹出す。シロッコファン67によって空気吸込口61から吸込まれた空気は、熱交換器57又は熱交換器59を通過して熱交換されて加温された後に、シロッコファン67によって空気吹出口65から吹出される。
この場合、図5のようにフィンに熱遮断用の切込みを入れてもよいし、図6のように切起し片をその短辺の中心部分で切込み穴中を回転するように切起してもよい。あるいは、切起し片の起立高さを異なるように構成してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
3 :ハウジング、
5 :区画板、
7,9:熱交換器、
11:空気吸込口、
13:仕切板、
15:空気吹出口、
17:シロッコファン
Claims (2)
- 吸気口と吹出口を持つハウジングと、ハウジング内に収容されている送風ファンと、送風ファンによってハウジング内を吸気口から吹出口に向けて流れる空気流が横切る位置に配置されている熱交換器を備えており、
熱交換器は、間隔をおいて並列配置されている複数枚のフィンと、各フィンの複数箇所で各フィンを略直角方向に貫通する熱媒体管を備えており、
各フィンには、空気流を横切る向きに伸びる複数の切起し片が形成されており、フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せで決定される切起し片による通風抵抗が、送風ファンから遠いほど低い関係で、熱交換器全体において三段階以上に区分されていることを特徴とする空気温度調整機。 - 熱交換器は、略円柱状の外形を持つ送風ファンの軸方向から観測したときに、送風ファンを取囲む多角形の一部を構成するように複数の平面部に分割されており、
フィンの単位面積当りの切起し片の合計長と切起し片の起立高さとの組合せで決定される通風抵抗が、多角形の頂点に近いほど低い関係で、熱交換器全体において三段階以上に区分されていることを特徴とする請求項1の空気温度調整機。
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