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JP2006001582A - 樹脂製嵌合容器 - Google Patents

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JP2006001582A
JP2006001582A JP2004179339A JP2004179339A JP2006001582A JP 2006001582 A JP2006001582 A JP 2006001582A JP 2004179339 A JP2004179339 A JP 2004179339A JP 2004179339 A JP2004179339 A JP 2004179339A JP 2006001582 A JP2006001582 A JP 2006001582A
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Abstract

【課題】 容器本体の蓋体を被せた状態では確実に嵌合でき、開蓋する際には容易に開蓋できる樹脂製嵌合容器を提供すること。
【解決手段】 収納部の外壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せて嵌合可能にされた蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる嵌合容器において、容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈し、コ字型または逆L字型を呈する容器フランジ頂部の適所に凸状部が形成され、蓋体フランジには、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる部分が形成され、容器フランジ頂部に重なる部分であって、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴が形成されてなるか、または、放射状にされた切込み穴が形成されてなることを特徴とする。
【選択図】 図1。

Description

本発明は、樹脂製嵌合容器に関する。さらに詳しくは、合成樹脂製の容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せ嵌合可能にされた蓋体フランジを有する、合成樹脂製の蓋体とより構成されてなる樹脂製嵌合容器に関する。
従来、真空成形法、圧空成形法などの差圧成形法によって、合成樹脂シートから調製された蓋付容器が多く提案され、実用化されている。この種蓋付容器は、容器本体と蓋体とから構成され、容器本体に物品を収納した後に蓋体を被せ、これら両者を何らかの手段で固定して、輸送、保管、展示などに供されるものである。容器本体と蓋体とを固定する手段としては、古くは、輪ゴム、ステプラ、粘着テープなどが提案され、実用化されていた。しかしながら、これら固定手段は作業性、衛生性などに劣るため、特許文献1(特開平9−226769号公報)に記載されているように、容器本体のフランジ垂下部に凹状環を形成し、蓋体のフランジ垂下部に設けた凹状環と嵌合させて施蓋することができるような、樹脂製の嵌合容器が提案されている。
この特許文献1に記載の嵌合容器は、嵌合状態から開蓋させるのに困難を伴うことがあるので、嵌合状態の蓋を容易に開蓋できる容器として、容器本体のフランジ垂下部または蓋体のフランジ垂下部の適所に舌片を設けて、これを横方向または横上方に引っ張ることによって開蓋する構造の容器が提案されている{特許文献2(特開2002−96851号公報)}。しかし、この構造でも容器本体のフランジ部に蓋体を嵌合させた際、開蓋する際になお困難を伴うことがあった。
特開平9−226769号公報 特開2002−96851号公報
本発明者は、かかる状況にあって、上記欠点を排除した樹脂製嵌合容器を提供すべく鋭意検討の結果、本発明を完成するに至ったものである。すなわち、本発明の目的は、次のとおりである。
1.容器本体のフランジ部と蓋体との嵌合状態が強固く、使用している状態では簡単に外れ難い樹脂製嵌合容器を提供すること。
2.容器本体の蓋体を被せて嵌合させた状態から、容易に開蓋できる樹脂製嵌合容器を提供すること。
上記課題を解決するため、第一発明では、収納部の外壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せて嵌合可能にされた蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる嵌合容器において、
容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈し、コ字型または逆L字型を呈する容器フランジ頂部の適所に凸状部が形成され、
蓋体フランジには、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる部分が形成され、容器フランジ頂部に重なる部分であって、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴が形成されてなるか、または、放射状にされた切込み穴が形成されてなることを特徴とする、樹脂製嵌合容器を提供する。
さらに第二発明では、収納部の外壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せ嵌合可能にされた蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる嵌合容器において、
容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈し、
蓋体フランジは、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる部分と、容器フランジの外周部から垂下した蓋体フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部とが形成され、蓋体フランジ袴部の裾の適所に、袴部の長さが短くされた一対の切欠きが形成されてなることを特徴とする、樹脂製嵌合容器を提供する。
本発明は、以上詳細に説明したとおりであり、次のような特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。
1.本発明に係る樹脂製嵌合容器は、容器本体の上方から蓋体を被せて押圧することにより極めて簡単に施蓋することができ、施蓋したあとは、これが流通過程におかれたり、店頭に陳列されたりする過程では、嵌合状態が強固で簡単に外れ難い。
2.本発明に係る樹脂製嵌合容器は、容器本体フランジ部の凸状に親指を当接し、他の指で蓋体フランジ部の垂下部端を上側に押上げることにより、嵌合状態を容易に開蓋することができる。
3.本発明の第二発明に係る樹脂製嵌合容器は、袴部裾の適所に、袴部の長さが短くされた一対の切欠きが形成されているので、容器フランジ部頂部に親指を当接し、他の指で蓋体フランジ部の垂下部端を上側に押上げることにより、嵌合状態を一層容易に開蓋することができる。
4.本発明に係る樹脂製嵌合容器は、蓋体の形状をフランジ部から膨出、フランジ部と水平、フランジ部から下がった落し蓋構造など、種々の構造のものに適用できるので、利用価値は極めて大である。
5.本発明に係る樹脂製嵌合容器は、蓋体を透明な樹脂により構成すると、収納物を容易に視認できる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に係る樹脂製嵌合容器は、収納部の外側の壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、容器本体の容器フランジに被さる蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる。容器本体と蓋体は分離された構造であってもよいし、ヒンジ部で一体に連結された構造であってもよい。容器本体は、底壁面と側壁面とより逆錘台状の物品収納部が形成され、容器側壁面の開口部には、開口部全周に亘る容器フランジが形成されている。物品収納部の大きさは、嵌合容器の用途にもよるが、50ml〜1500mlの範囲で選ぶことができる。容器本体の平面形状は、特に制限がなく、丸型、楕円型、多角形型などいずれでもよい。容器本体と蓋体とをヒンジ部で一体に連結された場合であって、平面形状が丸型または楕円型の容器にあっては、フランジの一部を直線とし、この直線とした部分にヒンジ部を形成し、平面形状が多角形の容器にあっては、多角形の一辺にヒンジ部を形成する。
本発明の第一発明に係る嵌合容器においては、容器フランジは、これが延在(延びる)方向に対し直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈する構造とする。コ字型とは、収納部の壁面、フランジ頂部および袴部とによって形成されるコ字型の構造をいう。逆L字型とは、収納部の壁面とフランジ頂部とによって形成される逆L字型の構造をいう。以下、容器フランジがコ字型の構造を呈する嵌合容器を例示しながら説明する。
コ字型の構造を呈する容器フランジ頂部(コ字型凹みの背面)の幅は、嵌合容器の大きさにもよるが、2〜10mmの範囲で選ぶことができる。容器フランジ袴部は、頂部に連接しその外側全外周に亘って垂下した部分をいう。この容器フランジ袴部の長さは、嵌合容器の大きさにもよるが、3〜20mmの範囲で選ぶことができる。コ字型は、角部が厳密な直角を形成したコ字型の構造である必要はなく、角部を切り欠いて丸みをもたせたものであってもよい。収納部壁面には窪みを設けず、容器フランジ袴部の途中(垂下した長さ方向の途中を意味する)には浅い窪みを設けてもよく(後記、図1参照)、窪みを設けない構造であってもよい。容器フランジ袴部に浅い窪みを設けた場合には、蓋体フランジ袴部に対応して設けた窪みと嵌合させ、密封性を向上させることができる。
容器本体の開口部に形成されたコ字型を呈する容器フランジは、その容器フランジ頂部を底壁面に対して平行な構造としてもよく、平行でない構造としてもよい。底壁面に平行でない例としては、例えば、平面形状が四角形の容器の場合、底壁面を基準として、容器フランジの角隅が他の部分よりも高くされた構造、容器フランジ頂部を波状にした構造などを挙げることができる。後者の構造とすると、嵌合容器全体として意匠性を向上させ、同時に商品価値も向上させることができるが、容器本体と蓋体とをヒンジ部で一体に連結することはできない。
容器本体のコ字型を呈する容器フランジには、頂部の適所に凸状部を形成し、コ字型を呈する容器フランジ外側には垂下した容器フランジ袴部を形成する(後記、図1参照)。容器フランジ頂部の適所とは、平面形状が丸型の場合は位置には特に制限はないが、平面形状が楕円型の場合は、径の小さい容器フランジ部分が好適であり、多角形型容器の場合は角隅部が好適である。容器フランジが逆L字型を呈する構造の場合も、同様である。
容器フランジの頂部適所に形成された凸状部は、この容器本体に後記する蓋体を嵌合させた状態から開蓋する際に、指(主として親指)を当接させることができる。凸状部の大きさ・幅・高さは、容器フランジの頂部幅と同一幅とほぼ同一の寸法とするのが好ましいが、頂部幅の1/3程度にすることもでき、高さは容器フランジの大きさにもよるが、0.5〜3mmの範囲で選ぶことができる。凸状部の数は、容器本体に一個で充分であるが、二個形成することもできる。二個形成する場合には、容器収納部を挟んで容器フランジの対角線上に形成するのが好ましい。
外側袴部の裾は、外側下方に延在させる(延ばす)。この外側下方に延在させた部分は、蓋体フランジ袴部の内側に突出させた浅い窪みを係止する機能を果たす。容器フランジ袴部の裾は、外側下方に延在させた構造とする。袴部の裾を外側下方に延在させた構造とすると、容器フランジ袴部の強度を向上させることができ、樹脂シートから差圧成形法によって容器を成形した後、打ち抜き刃による打ち抜きが容易である。容器フランジ袴部の外側下方に延在させた部分は、後記する蓋体を嵌合させた蓋体フランジ袴部によって保持される。なお、袴部は全周に亘って同じ長さにする必要がなく、意匠的観点から部分的に短くすることもできる。
嵌合容器の蓋体は、容器フランジに被せ嵌合可能にされた蓋体フランジを有する。蓋体フランジは、少なくとも、コ字型を呈する容器フランジ頂部に重なる部分(頂部)が形成されている。容器フランジ頂部に重なる部分(蓋体フランジ頂部)は、容器フランジ頂部に密着して重なり、容器本体と蓋体が丁度嵌合するように機能する。蓋体フランジ頂部の外側には、袴部を設ける。蓋体フランジの袴部は、容器本体と蓋体とを嵌合させた際に、容器フランジ袴部の外側面に接触し、かつ、容器フランジ袴部の裾を係止し、嵌合を確実にする。容器フランジの外側袴部に窪みを設けた場合には、蓋体フランジ袴部にも対応して窪みを設け、これらを嵌合させることによって、密封性を向上させることができる。
蓋体フランジの外側袴部の反対側{容器フランジ頂部に重なる部分(頂部)}に囲まれた部分は、落し蓋構造(蓋体フランジに囲まれた部分が、容器フランジ頂部より底壁側にされた構造)とすることもできる。落し蓋構造の場合は、蓋体フランジに囲まれた部分は上側に膨出させずに底壁側に凹ました構造とされ、容器本体に蓋体を嵌合させた際には、蓋体フランジが容器フランジを収納部側、頂部および袴部の三方から掴む構造とされる。蓋体フランジが容器フランジを三方から掴む構造とする場合は、蓋体フランジの延在方向に直角に切断した断面形状を、容器フランジと相似形とする。蓋体の蓋体フランジに囲まれた上側部分は、上側に膨出したドーム型、かまぼこ型の構造、平面構造などとすることができる。平面構造とは厳密な意味での平面ではなく、マクロに見て平面を形成するものであれば、小さな凹凸模様が設けられていてもよい。
蓋体フランジは、容器フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部が形成され、容器フランジの頂部に重なる部分であって、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴を形成するか(後記、図1および図2参照)、または、放射状にされた切込み穴を形成する(後記、図3参照)。小穴または放射状にされた切込みが形成された部分は、容器本体に蓋体を嵌合・閉蓋した際に、小孔または切込み穴から容器フランジ頂部に設けた凸状部の頭を出し、嵌合を解き開蓋する際には、凸状部の頭に指(主として親指)を当接させ、他の指で蓋体フランジの袴部の裾を持ち上げることによって、この蓋体フランジの袴部に係止している容器フランジ袴部裾の突出部の係止を解き開蓋することができる。従って、小穴または放射状にされた切込み穴の大きさは、容器フランジ頂部に設けた凸状部の頭を出すことができる大きさとする。放射状にされた切込み穴は、素材の種類、厚さなどにより変更でき、四本、六本、八本の切込みが中心で交叉するように設けることができ、切込み穴の中心の交叉部が凸状部の中心に当接するように設けるものとする。
容器フランジが逆L字型構造の場合にも、蓋体の構造は上記の構造とすることができ、蓋体フランジに袴部を形成し、この蓋体フランジ袴部には窪みを設ける。この窪みが、容器フランジの下側に突出するので、容器フランジ頂部を蓋体フランジが上下から掴む構造とされ、嵌合を確実にすることができる。
本発明の第二発明に係る嵌合容器は、第一発明に係る容器本体において必須とした容器フランジ頂部への凸状部は必須ではなく、その外の構造は、第一発明における容器本体と類似した構造とすることができる。蓋体は、第一発明に係る蓋体で必須とした小穴または放射状にされた切込み穴は必須ではなく、その外の構造は、第一発明における蓋体と類似した構造とすることができる。容器フランジ頂部への凸状部は必須ではないが、これを設けることができる。容器フランジ頂部に凸状部を設けた場合には、蓋体フランジの容器フランジ頂部凸状部に対応する箇所に、小穴または放射状にされた切込み穴を設けることができる。
第二発明に係る嵌合容器における蓋体フランジは、容器本体の開口部に形成された容器フランジがコ字型を呈する場合には、少なくとも、コ字型を呈する容器フランジ頂部に重なる部分と、容器フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部とが形成され、袴部裾の適所に、袴部の長さが短くされた一対の切欠きが形成された構造とする(後記、図4参照)。袴部裾の適所とは、平面形状が楕円型の容器の場合は、径の小さい容器フランジ部分が好適であり、多角形型容器の場合は角部が好適である(後記、図4参照)。容器フランジ頂部に凸状部を設け、蓋体フランジの容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴または放射状にされた切込み穴を設けた場合には、頂部凸状部を挟んだ位置である。
一対の切欠きとは、切欠きを設けない部分を挟んで二個の切欠きを、間隔を5〜30mmとして設けることであり、切欠きの幅と深さは、嵌合容器の大きさにもよるが、幅(側面から見た場合の幅)は5〜20mm、深さ(幅方向に対して直角の方向)は蓋体フランジ袴部の垂下した長さの1/10〜1/3の範囲とすることができる。切欠きを設けない部分の幅は、嵌合容器の大きさにもよるが、10〜50mmとすることができる。このような切欠きを形成すると、蓋体フランジ袴部に裾が無いので、蓋体フランジ袴部を変形させ易くなり、容器本体に蓋体を嵌合させた状態から開蓋する際には、親指をフランジの頂部に当て、蓋体フランジ袴部の切欠きに挟まれた部分を他の指で上方に押上げることによって、容易に開蓋できる。容器フランジ頂部に凸状部を設け、蓋体フランジの容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴または放射状にされた切込み穴を設けた場合にも、同様の手順で開蓋することができる。
本発明に係る樹脂製嵌合容器は、合成樹脂より製造される。合成樹脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、高アクリロニトリル共重合体、ゴム強化ポリスチレン、ABS樹脂などのスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル系樹脂、ポリメチルメタクリテートなどのアクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、その他ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポリアミドなどを挙げることができる。これら合成樹脂は、無着色でも着色されていてもよく、透明でも不透明でもよい。また、容器本体と蓋体の双方が透明でも、容器本体が不透明で蓋体が透明でもよく、一方が無着色で他方が着色されていてもよい。
本発明に係る樹脂製嵌合容器は、上記合成樹脂から射出成形法によって製造することができるほか、まずシートを製造し、このシートから、真空成形法、圧空成形法などの差圧成形法によって製造することができる。
以下、本発明に係る樹脂製嵌合容器を、図面に基づいて説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例に限定されるものではない。
図1は、本発明の第一発明に係る樹脂製嵌合容器の一例の部分拡大断側面図であり、図2は、図1に示した蓋体嵌合容器の部分拡大平面略図であり、図3は、図2に示した蓋体嵌合容器の蓋体を変えた例の部分拡大平面略図であり、図4は、本発明の第二発明に係る樹脂製嵌合容器における蓋体の一例の部分拡大平面略図である。
図において、1は厚さが0.2mmのポリスチレンシート製で、開口部が130mm×150mm、深さは25mmの箱型容器本体、2は物品収納部、3は底壁、4は側壁であり、容器の物品収納部2は逆錘台状にされている。容器本体開口部に形成された容器フランジは、側壁4、頂部5(幅5mm)および頂部外側から垂下した容器フランジ袴部7(長さ5mm)によって、延在方向に直角に切断した断面がコ字型を形成するようにされている。容器フランジ袴部7の途中には浅い窪み(外側から目視して)8を設け、この浅い窪み8に容器フランジ袴部の浅い窪み(外側から目視して)14を嵌合させると、フランジ部分の嵌合を強固にすることができる。
容器フランジ袴部9は外側下方に延在させ、容器フランジ袴部裾9とする。容器フランジ袴部裾9を外側下方に延在させることによって、容器フランジ袴部7の強度を向上させることができる。容器フランジ袴部裾9を外側下方に延在させた構造とすると、樹脂シートから差圧成形法によって容器を成形した後、打ち抜き刃による打ち抜きが容易となることは、前記したとおりである。また、この容器フランジ袴部裾9は、蓋体フランジ袴部に形成した浅い凸状15の裏側に係止させることによって、フランジ部分の嵌合を強固にすることができる。
容器本体開口部に形成された容器フランジ頂部5の適所に、凸状部6を形成されている。図1では、この凸状部6は容器フランジ角隅に設けた例である。凸状部6は、最大高さが1mm、長径が5mm、短径が3mmの楕円錘状に形成されている。
蓋体11は、容器本体と同種のポリスチレンシート製で、上面は15mmの高さの角錘台状にされており、四周に蓋体フランジが形成されている。蓋体フランジは、少なくとも、蓋体フランジ頂部12(幅5mm)と蓋体フランジ袴部13(長さ8mm)によって構成されている。蓋体は、落し蓋構造とすることもできる。落し蓋構造とした場合は、蓋体フランジに囲まれた部分は上側に膨らませず、底壁側に凹ました構造とされ、容器本体に蓋体を嵌合させた際には、蓋体フランジが容器フランジを収納部側、頂部および袴部の三方から掴んだ構造とされるのは、前記したとおりである。蓋体フランジ頂部12には、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に図2に例示したように小穴17を形成するか、または、図3に例示したように、放射状にされた切込み穴18を形成する。
蓋体フランジ頂部12の外周には、下方に垂下する蓋体フランジ袴部13が形成されている。蓋体フランジ袴部13は、容器本体と蓋体とを嵌合させた際に、容器フランジ袴部7の外側面に接触し、かつ、容器フランジ袴部裾9を係止し、嵌合を確実にする。容器フランジ袴部7に浅い窪み8(外側から目視して)を設けた場合には、蓋体フランジ袴部13に設けた浅い窪み14を嵌合させることにより、密封性を向上させることができる。蓋体フランジ袴部13の壁面には、浅い窪み14の下方に浅い凸状15(外側から目視して)と、蓋体フランジ袴部裾16が形成されている。浅い凸状15はその裏面に容器フランジ袴部裾9を係止し、蓋体フランジ袴部裾16は蓋体フランジ袴部13の強度を向上させることができる。開蓋する際には、親指を凸状部に当接させ、他の指によって蓋体フランジ袴部裾16を図1の矢印の方向に持ち上げれば、蓋体フランジ袴部13が変形するので、嵌合状態を容易に解くことができる。
図1には、容器フランジがコ字型を呈する例を示したが、これが逆L字状の場合には、蓋体フランジ袴部に浅い窪み14を設け、浅い窪み14の下方に浅い凸状15を設けずに、その下方に蓋体フランジ袴部裾16が形成する。
第二発明に係る嵌合容器における蓋体は、袴部裾の適所に、袴部の長さが短くされた一対の切欠きが形成された構造とされる。図4は、本発明の第二発明に係る樹脂製嵌合容器における蓋体の一例であり、平面形状が長方形の角隅の拡大平面略図である。蓋体フランジ袴部裾16の角隅に対応する部分を挟んで、二個の袴部切欠き19を形成した例である。蓋体フランジ頂部12には、小穴や放射状にされた切込み穴を設けていない例を示したが、容器フランジ頂部に凸状部を形成し、蓋体フランジ頂部の容器フランジ頂部に凸状部に対応する箇所に、小穴や放射状にされた切込み穴を形成することができることは、前記したとおりである。開蓋する際には、親指を蓋体フランジ頂部12に当接させ、他の指によって矢印の方向から上側に持ち上げれば、蓋体フランジ袴部13が一対の切欠き19で挟まれた部分で変形するので、嵌合状態を容易に解くことができる。
本発明に係る樹脂製嵌合容器は、各種食品類や、文具類、小型玩具類、小型工具類などの収納用として好適である。食品としては、例えば、惣菜類、漬物類、果物類、野菜類、各種寿司類、米飯類、サンドイッチ類、ホットドッグ類、カステラ類、ケーキ類などが挙げられる。特に、ケーキ類、和菓子類、クッキー類、カステラ類、サンドイッチ類、惣菜類などの収納用に適している。
本発明の第一発明に係る樹脂製嵌合容器の一例の部分拡大断側面図である。 図1に示した蓋体嵌合容器の部分拡大平面略図である。 図2に示した蓋体嵌合容器の蓋体を変えた例の部分拡大平面略図である。 本発明の第二発明に係る樹脂製嵌合容器における蓋体の一例の部分拡大平面略図である。
符号の説明
1:容器本体
2:収納部
3:底壁
4:側壁
5:容器フランジ頂部
6:凸状部
7:容器フランジ袴部
8:浅い窪み
9:容器フランジ袴部裾
11:蓋体
12:蓋体フランジ頂部
13:蓋体フランジ袴部
14:浅い窪み
15:低い凸状
16:蓋体フランジ袴部裾
15:蓋体フランジ頂部小穴
18:放射状にされた切込み穴
19:袴部切欠き

Claims (7)

  1. 収納部の外壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せて嵌合可能にされた蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる嵌合容器において、
    容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈し、コ字型または逆L字型を呈する容器フランジ頂部の適所に凸状部が形成され、
    蓋体フランジには、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる部分が形成され、容器フランジ頂部に重なる部分であって、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴が形成されてなるか、または、放射状にされた切込み穴が形成されてなることを特徴とする、樹脂製嵌合容器。
  2. 容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型にされ、このコ字型を呈する容器フランジ外側に垂下した容器フランジ袴部が形成され、
    蓋体フランジは、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる蓋体フランジ頂部と、容器フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部とが形成され、この蓋体フランジ袴部の全周または一部に、容器フランジ袴部の裾を外側から保持する窪みが形成されてなる、請求項1に記載の樹脂製の嵌合容器。
  3. 嵌合容器の平面形状が多角形であり、凸状部が容器フランジの角隅部に形成されてなる、請求項1または請求項2に記載の樹脂製嵌合容器。
  4. 収納部の外壁面上部に容器フランジが形成された容器本体と、この容器本体の容器フランジに被せ嵌合可能にされた蓋体フランジを有する蓋体とより構成されてなる嵌合容器において、
    容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型または逆L字型を呈し、
    蓋体フランジは、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる部分と、容器フランジの外周部から垂下した蓋体フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部とが形成され、蓋体フランジ袴部の裾の適所に、袴部の長さが短くされた一対の切欠きが形成されてなることを特徴とする、樹脂製嵌合容器。
  5. 容器フランジは、延在方向に直角に切断した断面がコ字型にされ、このコ字型を呈する容器フランジ外側に垂下した容器フランジ袴部が形成され、
    蓋体フランジは、少なくとも、容器フランジ頂部に重なる蓋体フランジ頂部と、容器フランジ袴部に重なる蓋体フランジ袴部とが形成され、蓋体フランジ袴部の全周または一部には、容器フランジ袴部の裾を外側から保持する窪みが形成されてなる、請求項4に記載の樹脂製嵌合容器。
  6. 容器フランジの頂部の適所に凸状部が形成され、蓋体フランジには、容器フランジ頂部の凸状部に対応する箇所に、小穴が形成されてなるか、または、放射状にされた切込み穴が形成されてなる、請求項4または請求項5に記載の樹脂製嵌合容器。
  7. 嵌合容器の平面形状が多角形であり、凸状部が容器フランジの角部に形成されてなる、請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の樹脂製嵌合容器。
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