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JP2006093009A - 高圧放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置及び照明装置 Download PDF

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JP2006093009A JP2004279664A JP2004279664A JP2006093009A JP 2006093009 A JP2006093009 A JP 2006093009A JP 2004279664 A JP2004279664 A JP 2004279664A JP 2004279664 A JP2004279664 A JP 2004279664A JP 2006093009 A JP2006093009 A JP 2006093009A
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pressure discharge
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Masanori Mishima
正徳 三嶋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】照度センサや積算タイマなどを用いることなく、寿命初期から寿命末期に至るまでの寿命道程のほぼ全期間で、略一定の調光照度が得られる高圧放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】高圧放電灯に交流電力を供給して、放電灯の点灯を行う高圧放電灯点灯装置において、第1の出力電圧V1においては、第1の出力電力W1を出力し、第1の出力電圧V1より大きい第2の出力電圧V2においては、第1の出力電力W1より大きい第2の出力電力W2を出力し、第1の出力電圧V1は、高圧放電灯が寿命道程初期の放電灯の電圧値であり、第2の出力電圧V2は、高圧放電灯が寿命道程末期の放電灯の電圧値であり、第1の出力電力W1は、高圧放電灯の定格電力よりも小さく設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は高圧放電灯点灯装置およびこれを用いた照明装置に関するものである。
図24は、特開平11−185973号公報(特許文献1)で開示されている照明装置のブロック構成図である。ランプLと、机上面の反射光を検知し、反射光量に比例した電圧を出力する照度センサSと、照度センサSの検出値に応じて調光信号を変化させる制御部20と、制御部20からの調光信号を受けてランプLの光出力を制御する調光安定器10とから構成されている。この構成において、照度センサSの検出出力が設定された基準値になるように、ランプLの光出力をフィードバック制御することで机上面照度を略一定にすることができる。
一般的に、常に定格点灯状態でランプを点灯させた場合でも、経時変化による光束劣化により、ランプの光出力は徐々に減少していく。したがって、前記略一定に制御する光出力を最初から調光状態(例えば初期値から30%減になるレベル)に設定しておけば、ランプの寿命近くまで一定の光出力を得ることができる。
特開平11−185973号公報
特許文献1に開示された技術では、光出力を略一定にできるものの、照度センサが必要であり、装置の大型化や制御の複雑化、あるいはコストアップの原因となる。そこで、特許文献1のような照度センサを用いずに、点灯時間を算出する積算タイマなどを用いることで、時間に応じて光出力を変化させ、照度を略一定に保つことが考えられる。
図25は、点灯の経過時間に対する照度変化を示しており、(a)は常に定格点灯で点灯させた場合の照度の変化を示している。時間の経過と共に、徐々に照度が減少していくことになる。なお、図中、t1は寿命末期に相当する時間を示している。
図26は、点灯の経過時間に対するランプの消費電力の変化を示しており、図25と同じく、(a)は定格点灯で点灯させた場合の消費電力を示しており、図25と同様、t1は寿命末期に相当する時間を示している。
ここで、積算タイマなどを用いて、点灯時間に応じて、図26(b)の特性となるようにランプへの供給電力を変化させることで、照度は図25(b)に示すようになり、照度S1でほぼ一定の明るさが得られることになる。したがって、図25(c)の斜線で示した領域は、略一定照度以上で点灯させるための、いわば「余分な明るさ」に相当し、図26(c)の斜線で示した領域が「節約したエネルギー」に相当することになる。なお、特許文献1の場合も、照度センサにより検出される光出力を照度S1に設定しておけば、ほぼ図25(b)で示すのと同様な特性を得ることができる。
しかしながら、照度センサの代わりに、積算タイマが必要であり、また、ランプを交換する際に積算タイマをリセットする必要があるため、使用方法が煩雑になったり、仮にリセットを自動で行う場合には、そのための制御回路が更に必要となるため、この場合も装置の大型化やコストアップの原因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、照度センサや積算タイマなどを用いることなく、寿命初期から寿命末期に至るまでの寿命道程のほぼ全期間で、略一定の調光照度が得られる高圧放電灯点灯装置を提供することにある。
本発明の高圧放電灯点灯装置によれば、前記の課題を解決するために、高圧放電灯に交流電力を供給して、放電灯の点灯を行う高圧放電灯点灯装置において、図1に示すように、第1の出力電圧V1においては、第1の出力電力W1を出力し、前記第1の出力電圧V1より大きい第2の出力電圧V2においては、前記第1の出力電力W1より大きい第2の出力電力W2を出力し、前記第1の出力電圧V1は、前記高圧放電灯が寿命道程初期の放電灯の電圧値であり、前記第2の出力電圧V2は、前記高圧放電灯が寿命道程末期の放電灯の電圧値であり、前記第1の出力電力W1は、前記高圧放電灯の定格電力よりも小さいことを特徴とするものである。
請求項1〜3の発明によれば、放電灯の寿命初期から寿命末期で、ほぼ一定の照度が得られることになり、照度センサや積算タイマなどを使う必要がなくなる。また、複数の点灯装置で複数の放電灯が点灯され、かつ、寿命初期や寿命末期の放電灯が混在するような場合でも、照度のばらつきが少なく、均一な照度が得られる。
請求項4又は5の発明によれば、放電灯電圧を検出して直流/直流変換手段又は直流電源のスイッチング素子を制御することで一定照度が得られるとともに、放電灯電圧の検出を始動制御や異常保護など、他の制御と兼用できる。また、照度を一定にする回路が簡単に構成できる。
請求項6の発明によれば、定格点灯と調光点灯のモードを切替えることができ、定格点灯の放電灯点灯装置としても使用可能となり、応用範囲が広がる。また、器具設置後であっても、定格点灯と照度一定の調光点灯の切替が容易に行える。
請求項7の発明によれば、定格点灯モードか調光モードかを容易に区別することができる。また、定格点灯と同じ始動特性で良いため、設計が容易となる。
請求項8の発明によれば、照度が定格点灯から調光点灯へと変化することがないため、始動後、雰囲気を変えずに調光点灯に移行できる。また、スローリーク時、調光点灯状態を維持して、放電灯を保護できる。
請求項9の発明によれば、定格点灯と同じ始動特性で良いため、設計が容易となる。
請求項10の発明によれば、放電灯への過剰な電力供給を防止できる。また、放電灯電圧が高くなったときに使用者が容易に放電灯が寿命末期であることを認識することができる。
請求項11の発明によれば、定格点灯の寿命末期と同等程度の照度が得られる。
請求項12の発明によれば、寿命初期と寿命末期で、定格点灯の照度に対し例えば約75%以下といった一定の照度が得られる。
請求項13の発明によれば、照度センサや積算タイマを使わずに照明装置の調光照度を一定とすることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る高圧放電灯点灯装置の出力特性を図1に示す。図1のグラフは、高圧放電灯点灯装置の出力特性、すなわち、出力電圧に対する出力電力の特性を示しており、第1の出力電圧V1では、第1の出力電力W1で、また、第2の出力電圧V2では、第2の出力電力W2で放電灯が点灯することになる。つまり、(V1,W1)と(V2,W2)の2点を通る出力特性とする。
高圧放電灯の場合、一般的に同一の電力で点灯させ続けた場合、点灯初期の放電灯電圧よりも寿命末期の放電灯電圧の方が値が増加する。そこで、図1において、第1の出力電圧V1を放電灯の寿命初期における放電灯電圧に設定し、第2の出力電圧V2を放電灯の寿命末期における放電灯電圧に設定し、また、第2の出力電力W2を放電灯の定格電力、第1の出力電力W1を任意の調光電力とすることにより、本点灯装置で放電灯を点灯した場合、放電灯の寿命初期には調光電力で点灯し、放電灯の寿命末期では、定格電力で点灯することになる。
従来例で述べたように、常に定格点灯をさせた場合、経時変化による光束劣化により、ランプの光出力は図25(a)のように徐々に減少していく。そのため、図2に示すように、寿命初期における照度比を寿命末期の照度比と同程度のD1に設定しておくことで、放電灯の寿命末期でもほぼ同一の照度比に維持することができる。ここで、照度比とは、定格点灯時の照度に対する調光点灯時の照度の比を表している。なお、これから説明する実施形態の全てにおいて、「調光」とは、特に断りのない限り、定格点灯よりも小さい電力での点灯を意味することにする。
図1のような2点を通過するように放電灯点灯装置の出力特性を設定しておけば、放電灯の寿命初期と寿命末期で、図2に示すように、ほぼ同一の照度が得られることになり、定格点灯の寿命末期と同等程度の照度が得られる。また、従来例で説明した照度センサや積算タイマなどを使う必要がなくなる。
なお、高圧放電灯の場合、光束劣化による寿命は初期の照度から約30(%)程度減少した点を寿命末期としているので、ばらつき等を考慮して、調光電力W1は約75(%)以下の照度比であることが望ましい。なぜなら、第1の出力電圧V1において、照度比が75(%)より高い照度比に設定されると、もともと定格点灯であっても、時間の経過と共に約70(%)近くにまで光束劣化してしまうため、第2の出力電圧V2の点では第1の出力電圧V1で設定した照度を維持することができなくなってしまうからである。調光電力W1を約75(%)以下の照度比とすることにより、寿命初期と寿命末期で、定格点灯の照度に対し約75(%)以下の一定照度が得られる。
図3は、本発明の高圧放電灯点灯装置の構成を具体的に示した一例であり、図24で示した従来例のブロック構成図において、照度センサSを省略した構成となっている。ただし、図24におけるランプLは高圧放電灯DLとし、また、図24の調光安定器10に相当する部分を、直流電源11と、直流−直流変換手段(DC/DC変換手段)12と、直流−交流変換手投(DC/AC変換手段)13とから構成した例である。
直流電源11は、交流電源Vsと、ダイオードD1、D2、D3、D4からなるダイオードブリッジDBと、インダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD5、電解コンデンサC1とからなる昇圧チョッパ回路とからなっている。
DC/DC変換手段12は、スイッチング素子Q2とダイオードD6とインダクタL2とコンデンサC2とからなる降圧チョッパ回路であり、ランプ電流を検出するための抵抗R0が降圧チョッパ回路の出力端のグランド側に直列に挿入されている。スイッチング素子Q2のオン・オフを調整することで後段のDC/AC変換手段13によって高圧放電灯DLに供給されるランプ電力の値を制御することができる。
DC/AC変換手段13は、スイッチング素子Q3、Q4の直列回路と、スイッチング素子Q5、Q6の直列回路が並列的に接続され、スイッチング素子Q3、Q4の接続点とスイッチング素子Q5、Q6の接続点との間には高圧放電灯DLの始動を行うためのイグナイタIGと高圧放電灯DLの直列回路が接続され、いわゆるフルブリッジ型のインバータで構成されている。
制御部20は、昇圧チョッパ回路の制御手段として、コンデンサC1の電圧を検出してスイッチング素子Q1のオン・オフを行う制御回路1と、DC/DC変換手段12の制御を行う制御回路2と、DC/AC変換手段13の制御を行う制御回路3とからなっており、制御回路3は、低周波発振器LFから駆動回路Bを通じて出力される信号で、スイッチング素子Q3、Q4、Q5、Q6をオン・オフし、スイッチング素子Q3、Q6がオン、スイッチング素子Q4、Q5がオフの状態と、スイッチング素子Q3、Q6がオフ、スイッチング素子Q4、Q5がオンの状態とが、数100Hz程度の周波数で交互に繰り返されることになる。このため、高圧放電灯DLに流れる電流IDLは数100Hz程度の矩形波となる。
制御回路2は、調光安定器10から放電灯電圧Vlaと放電灯電流Ilaを検出して乗算し、放電灯電力Wlaを算出する乗算器を備え、この乗算器の出力Wlaを抵抗R1を介してオペアンプOP1のマイナス側端子に入力し、オペアンプOP1のマイナス側端子と出力端子の間には抵抗R2を接続し、放電灯電圧Vlaに応じて変化する電力の指令値Vdをプラス側端子に印加し、オペアンプOP1の出力が駆動回路Aに入力されることによって、駆動回路Aでスイッチング素子Q2のオン・オフを行う。オペアンプOP1はランプ電力が指令値Wla*に一致するようにフィードバック動作を行うものである。なお、このとき、スイッチング素子Q2のデューティ、周波数のうち、いずれを変化させても良く、あるいは両方を変化させても良い。
したがって、電力の指令値Vdを、検出される電圧Vlaが第1の出力電圧V1のときには、第1の出力電力W1となる値に、検出される電圧Vlaが第2の出力電圧V2のときには、第2の出力電力W2となる値にさえ設定しておけば、照度センサや積算タイマを使わなくても、上述のように照度を一定にできる。
なお、放電灯点灯装置の出力特性が前記のようになっていれば、放電灯の電圧に関しては、必ずしも検出する必要はないが、始動時の制御や異常時の保護などのために、もともと放電灯の電圧は検出するのが一般的であるので、放電灯の電圧の検出回路は、それらの回路と兼用することができる。
以上のように、本実施形態によれば、放電灯の寿命初期と寿命末期で、ほぼ一定の照度が得られることになり、従来例で説明した照度センサや積算タイマなどを使う必要がなくなる。また、複数の点灯装置で複数の放電灯が点灯され、かつ、寿命初期や寿命末期の放電灯が混在するような場合でも、照度のばらつきが少なく、均一な照度が得られる。
また、放電灯電圧を検出してDC/DC変換手段12のスイッチング素子Q2を制御することで一定照度が得られると共に、放電灯電圧の検出を始動制御や異常保護など、他の制御にも兼用できる。
(実施形態2)
図4は本発明の第2実施形態に係る放電灯点灯装置の出力特性を示している。図1と異なる点は第1の出力電圧V1から第2の出力電圧V2までの間の出力電力の値を連続的に増加させ、かつ、出力電圧に対する出力電力の傾きは、出力電圧の増加に応じて減少するようにした点である。この第1の出力電圧V1から第2の出力電圧V2までの出力特性を第1の出力特性と呼ぶことにする。
実施形態1では、放電灯の寿命初期と寿命末期の2点のみの比較であったが、図4のように連続的に変化させることで、図5に示すように、寿命初期から寿命末期までの全ての範囲で照度を略一定にすることが可能となる。
図6に本実施形態の具体的な回路構成例の要部を示す。図6は図3における制御回路2の部分だけを抜き出したもので、制御回路2以外の部分は図3と同様であるため重複する説明は省略する。
図6に示す制御回路2が、図3の制御回路2と異なる点は、図6では、放電灯電圧の検出値を抵抗R3とR4の直列回路を介してグランドに接続し、抵抗R4に並列にコンデンサC3を接続し、コンデンサC3の端子電圧と予め設定された直流電圧Vdとを加算した値を新たに電力の指令値Wla*とした点である。
回路の動作について説明する。図7は、時間に対する高圧放電灯の放電灯電圧の変化の例を示している。寿命初期においては、電圧値VLで点灯するのだが、時間の経過と共に徐々に放電灯電圧が上昇していく。特に寿命初期ほど変化の度合いが大きく、寿命末期付近では変化の度合いが小さくなる。
したがって、図6における電力指令値Wla*は、点灯初期においては、Vd+VLがその値となるが、時間の経過と共に放電灯電圧の値が大きくなっていくため、結果的に電力の指令値Wla*も大きくなっていくことになる。特に放電灯電圧の変化が点灯初期に近い方が変化分が大きいため、図4で示すように、放電灯電圧に応じて放電灯電力の指令値も変化する。
そのため、図26(b)で示したような出力特性が容易に達成でき、寿命初期から寿命末期までの長い時間の中で常に照度を図25(b)のように略一定に保つことができる。
なお、本実施形態においては、寿命末期における電力を定格電力に設定したが、必ずしも定格電力である必要はない。寿命末期における電力が定格電力より小さい場合には、寿命末期までの積算の消費電力を削減することができ、反対に寿命末期における電力が定格電力より大きい場合には、例えば、放電灯が汚れなどの外的な要因で一般的に考えられる光束劣化を超えるような場合においても、電力が過入力となることで、照度の不足分を補うことができる。あるいは、他の効果として照度を略一定とする寿命末期までの時間を、電力の過入力によって多少延長することができる。
本実施形態によれば、放電灯の寿命初期から寿命末期まで、ほぼ一定の照度が得られることになり、従来例で示した照度センサや積算タイマなどを使う必要がなくなる。また、照度を一定にする回路が簡単に構成できる。
(実施形態3)
図8は本発明の第3実施形態に係る放電灯点灯装置の回路を示している。図8が図3と異なる点は、図3においては、オペアンプOP1の出力が駆動回路Aを介してDC/DC変換手段12のスイッチング素子Q2を制御していたのに対して、図8では、オペアンプOP1の出力が別の駆動回路Cを介して、直流電源11の昇圧チョッパ回路のスイッチング素子Q1を制御するようにした点である。なお、DC/DC変換手段12のスイッチング素子Q2は図示しない高周波発振器によって、駆動回路Aを介してオン・オフされることになる。
本実施形態によれば、DC/DC変換手段12ではなく、直流電源11の出力値を制御することで、これまでに述べてきたような実施形態1,2の出力特性を得ることが容易にできる。他の効果については、実施形態1,2と同様である。
(実施形態4)
図9は本発明の第4実施形態に係る放電灯点灯装置の要部回路構成を示している。本実施形態では、これまで述べてきた照度を略一定に保つ調光点灯に加えて、同じ点灯装置を用いて任意に定格点灯にも切替可能とすることを特徴とする。
図9の回路が図6と異なる点について説明する。図6においては、直流電源Vdと放電灯電圧の検出値を加算回路で加算した結果を電力指令値Wla*としてオペアンプOP1のプラス側端子に入力していたのに対し、図9では、加算回路とオペアンプOP1のプラス側端子の間にスイッチSW1を挿入し、更にスイッチSW1に直流電源Vfを接続し、この切替スイッチSW1によって、オペアンプOP1への入力電圧をVdまたはVfのいずれかに選択できるようにした点が異なる。
本回路を用いることで、実施形態2では、放電灯の寿命初期においては、調光点灯の出力であったのが、スイッチSW1の切替で容易に定格点灯の出力にもできるようになる。すなわち、放電灯電力の指令値となる新たなVfを定格点灯の電力値となるように設定しておけば、スイッチSW1の切替で定格点灯状態にも調光点灯状態にも設定可能となる。
図10は、本実施形態における放電灯点灯装置の出力特性を示しており、(a)はこれまで述べてきた第1の出力特性、(b)が本実施形態で新たに設けた定格点灯状態にする出力特性であり、これを第2の出力特性と呼ぶことにする。
図11は、本実施形態における照度の時間経過の様子を示しており、(a)がこれまで述べてきた調光照度一定の制御であり、(b)が本実施形態で新たに追加した第2の出力特性のときの照度変化である。(b)の場合、これまで述べてきたように寿命末期においては、光束劣化することになるため、切替による照度の差はほとんどなくなってしまう。
本回路を用いれば、例えば、窓側は太陽光などで常に明るく、奥の方では常に暗くなるような事務所などにおいても、奥の方では定格点灯になるようにスイッチSW1を切替えて使用すれば、同じ照明器具で対応できるようになる。
なお、前記スイッチSW1の部分については点灯装置ではなく、例えば器具に付属していても良く、天井面などに照明器具を取り付けた後でも手動で変更可能であることが望ましい。
あるいは、スイッチSW1を有線、無線いずれかの手段で切替えるようにしておけば、遠隔操作によって定格点灯、調光点灯を切り替えることも可能である。この場合は、必ずしもスイッチSW1を器具に付属させる必要はなくなる。
以上のように、本実施形態によれば、定格点灯と調光点灯のモードをスイッチSW1で切替えることができ、定格点灯の放電灯点灯装置としても使用可能となり、アプリケーションの幅が広がる。また、器具設置後であっても、定格点灯と照度一定の調光点灯の切替が容易に行える。
(実施形態5)
図12は本発明の第5実施形態に係る放電灯点灯装置の出力特性を示している。本実施形態は、放電灯の電圧が0から第1の出力電圧V1までの出力特性について述べたものであり、特に出力電圧V1の直前に定格点灯出力とすることを特徴とする。
図12が、図4の出力特性と異なる点は、第1の出力電圧V1以下の部分における出力電力の特性が付加された点であり、出力電圧がV3となるまでは定電流制御とし、出力電力がW2となると、出力電圧がV3からV1までは定電力制御でW2一定とする出力特性が付加されている。また、図13はこのときの出力電圧に対する出力電流の特性を示している。
図12で示すような出力特性とすることで、放電灯の始動時には必ず定格点灯から調光点灯へと移行するため、使用者が定格点灯モード、調光点灯モードのいずれの状態で使用しているのかを容易に区別することができる。
図14は、本実施形態の回路例を示している。図14の回路が、図3の制御回路2と異なる点について説明すると、定電流制御のためのオペアンプOP2が付加されて、スイッチSW2により選択可能となった点が異なる。放電灯電流に比例した検出電圧を抵抗R3を介してオペアンプOP2のマイナス側端子に印加し、オペアンプOP2のマイナス側端子と出力端子の間には抵抗R4を接続し、電流の指令値Idをプラス側端子に印加し、オペアンプOP2の出力がスイッチSW2を介して駆動回路Aに入力されることによって、駆動回路Aでスイッチング素子Q2のオン・オフを行う。オペアンプOP2はランプ電流が指令値Idに一致するように電流フィードバック動作を行う。
スイッチSW2は、前記定電流制御回路と、これまでの実施形態で述べてきた定電力制御回路のいずれにも切替可能で、図12、図13に示すように、放電灯の電圧が0からV3までは定電流制御となるようにしておき、出力電圧がV3からV1までの範囲では、定格点灯状態、すなわち、出力電力がW2で一定となるように制御すれば良い。スイッチSW2の切り替えのタイミングは、放電灯電圧を検出して切り替えることで容易に図12の特性を実現できる。
なお、図12における出力電圧が0からV1までの出力特性は、定格点灯させる場合の特性と同一にできる。そのため、特別な回路の変更なしに定格点灯の回路を流用することができ、容易に本実施形態の特性を実現できる。
本実施形態によれば、定格点灯モードか調光モードかを容易に区別することができる。また、定格点灯と同じ始動特性で良いため、設計が容易となる。
(実施形態6)
図15は本発明の第6実施形態に係る放電灯点灯装置の出力特性を示している。本実施形態は、放電灯の電圧が0からV1までの出力特性について述べたものであり、特に出力電圧V1の直前に調光点灯状態であることを特徴とする。
図15が、図4の出力特性と異なる点は、出力電圧V1以下の部分における出力電力の特性が付加された点で、出力電圧がV4までは定電流制御とし、出力電力がW1となると、V4からV1までは定電力制御でW1一定とする出力特性が付加されている。また、図16はこのときの出力電圧に対する出力電流の特性を示している。
図15で示すような出力特性とすることで、実施形態5で述べたように照度が定格点灯状態から調光点灯状態へと変化することがないため、始動後、雰囲気を変えずに調光点灯に移行できる。
また、例えば、放電灯がスローリークの異常時には、放電灯電圧は点灯初期の放電灯電圧より小さくなる、すなわち図15の電圧V1より小さくなるため、自動的に調光状態を維持することになり、放電灯の破損などを防止することができる。
本実施形態によれば、照度が定格点灯状態から調光点灯状態へと変化することがないため、始動後、雰囲気を変えずに調光点灯状態に移行できる。また、スローリークなどの異常時には、調光点灯状態を維持して、放電灯を保護できる。
(実施形態7)
図17は本発明の第7実施形態に係る放電灯点灯装置の出力特性を示している。図15の出力特性の場合、放電灯の電圧で定電流制御と定電力制御を切替えるには、これまで設定した電圧V1、V2、V3以外に、更にV4を設定し、その電圧を検出して制御を切替えなければならず、若干複雑になる。
そこで、図17に示すような出力特性とすれば、実施形態5で述べたのと同じように、電圧が0からV3までの出力特性は、定格点灯させる場合の特性と同一にできる。そのため、特別な回路の変更なしに定格点灯の回路を流用することができる。その後、電圧がV3になってから、出力電力をW1にすれば、図15のようなV4を設定する必要がなくなる。ただし、この場合は、始動の途中、V3において電力が減少するため、そのとき若干照度が下がることになる。なお、図18には図17における出力電圧に対する出力電流の特性を示す。
本実施形態によれば、定格点灯時と同じ始動特性で良いため、設計が容易となる効果がある。
(実施形態8)
図19は本発明の第8実施形態に係る放電灯点灯装置の出力特性を示している。本実施形態では、放電灯の電圧が第2の出力電圧V2以上での出力特性について述べたものであり、定格点灯モード、調光点灯モードのいずれであっても急激に出力を低減させることで、放電灯に過剰な電力が入って危険な状態になるのを防ぐと共に、調光点灯状態とするか、あるいは出力を0にまで下げることによって、使用者に異常を知らせることを特徴とする。
図19が図10と異なる点は、第2の出力電圧V2以上の電圧では急激に出力を低減するような出力特性が追加された点である。調光点灯の(a)、定格点灯の(b)のいずれであっても、電圧V2のときに出力電力W2となる点を通過するため、電圧V2以上の出力特性は1本で済み、図示するように急激に低減させれば、放電灯電圧が高くなったときに使用者が容易に放電灯が寿命末期であることを認識することができる。
本実施形態によれば、放電灯への過剰な電力供給を防止できる。また、放電灯電圧が高くなったときに使用者が容易に放電灯が寿命末期であることを認識することができる。さらに、出力を低減する回路が、定格点灯と調光点灯で兼用でき、制御を簡略化できる。
なお、これまでの実施形態では全て図3、図8の回路を中心に説明してきたが、主回路の構成は、例えば図20、図21、図22に示すような構成であっても良い。各々の回路の詳細については、説明を省略するが、これまでの実施形態で述べてきた直流電源11と、直流−直流変換手段(DC/DC変換手段)12と、直流−交流変換手段(DC/AC変換手段)13の構成のうち、直流−直流変換手段(DC/DC変換手段)12と直流−交流変換手段(DC/AC変換手段)13の部分を兼用した回路構成となっている。
また、放電灯に印加される電圧、電流波形は矩形波であるものとして説明してきたが、例えば数10KHz以上の高周波であっても良く、要はこれまでの実施形態で説明してきたような出力特性にさえなれば良いことは言うまでもない。
(実施形態9)
図23は、本発明の高圧放電灯点灯装置を用いた照明器具の構成例を示す。図23はダウンライトに適用した例であり、図中、31が放電灯点灯装置、32が高圧放電灯を装着した灯体、33が配線である。これまでの各実施形態1〜8で述べてきた高圧放電灯点灯装置をこの照明器具に搭載することで、照度センサや積算タイマを使わずに調光照度を一定とすることができる。あるいは、本照明器具を複数組み合わせて用いることで、照度センサや積算タイマを使わずに調光照度を一定とした調光システムを構築できる。
本発明の実施形態1の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態1の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態1の全体構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態2の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態2の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態3の全体構成を示す回路図である。 本発明の実施形態4の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施形態4の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態4の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態5の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態5の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態5の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施形態6の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態6の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態7の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態7の動作説明のための特性図である。 本発明の実施形態8の動作説明のための特性図である。 本発明の点灯装置の他の構成例を示す回路図である。 本発明の点灯装置のさらに他の構成例を示す回路図である。 本発明の点灯装置の別の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態9の照明装置の外観を示す斜視図である。 従来例の構成を示すブロック図である。 従来例の動作説明のための特性図である。 従来例の動作説明のための特性図である。
符号の説明
10 調光安定器
11 直流電源
12 DC/DC変換手段
13 DC/AC変換手段
20 制御部
DL 高圧放電灯

Claims (13)

  1. 高圧放電灯に交流電力を供給して、放電灯の点灯を行う高圧放電灯点灯装置において、第1の出力電圧V1においては、第1の出力電力W1を出力し、前記第1の出力電圧V1より大きい第2の出力電圧V2においては、前記第1の出力電力W1より大きい第2の出力電力W2を出力し、前記第1の出力電圧V1は、前記高圧放電灯が寿命道程初期の放電灯の電圧値であり、前記第2の出力電圧V2は、前記高圧放電灯が寿命道程末期の放電灯の電圧値であり、前記第1の出力電力W1は、前記高圧放電灯の定格電力よりも小さいことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 前記第1の出力電圧V1と第2の出力電圧V2の間における出力電力は連続的に増加することを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
  3. 前記第1の出力電圧V1と第2の出力電圧V2の間における出力電圧に対する出力電力の傾きは、出力電圧の増加に応じて減少する第1の出力特性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧放電灯点灯装置。
  4. 前記高圧放電灯点灯装置は、直流電源の出力に接続された直流−直流変換手段と、前記直流−直流変換手段の出力に接続された直流−交流変換手段とからなり、前記高圧放電灯の両端電圧を検出する検出手段を有し、前記検出手段によって検出される電圧に応じて、前記直流−直流変換手段に内包するスイッチング手段のデューティと周波数のうち、少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  5. 前記高圧放電灯点灯装置は、スイッチング手段を内包する直流電源と、前記直流電源の出力に接続された直流−直流変換手段と、前記直流−直流変換手段の出力に接続された直流−交流変換手段とからなり、前記高圧放電灯の両端の電圧を検出する検出手段を有し、前記検出手段によって検出される電圧に応じて、前記直流電源に内包するスイッチング手段のデューティと周波数のうち、少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  6. 前記第1の出力電圧V1から第2の出力電圧V2までの全ての範囲において、第2の出力電力W2を出力する第2の出力特性を有し、前記第1の出力特性と、前記第2の出力特性とを切替える切替手段を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  7. 前記第1の出力電圧V1より小さい第3の出力電圧V3から第1の出力電圧V1までの全ての範囲において、第2の出力電力W2を出力する第3の出力特性を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  8. 前記第1の出力電圧V1より小さい第3の出力電圧V3から第1の出力電圧V1までの全ての範囲において、第1の出力電力W1を出力する第4の出力特性を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  9. 前記高圧放電灯に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出出力に応じて放電灯の電流を一定に制御する放電灯電流一定化回路を有し、出力電圧が略0から前記第3の出力電圧V3までの範囲では、前記放電灯電流一定化回路が動作することを特徴とする請求項7又は8に記載の高圧放電灯点灯装置。
  10. 第2の出力電圧V2より出力電圧が大きい期間では、出力電圧の増加に応じて出力電力を小さくすることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  11. 前記第2の出力電力W2は略定格電力であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  12. 第1の出力電力W1と第2の出力電力W2の比率W1/W2は、0.75以下であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置。
  13. 前記請求項1〜12のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置を具備したことを特徴とする照明装置。
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