JP2006091364A - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 カメラ前面の端部を傾斜させ、この傾斜に沿った形状でフレネルレンズを設けた場合にも、ストロボ光を被写体に向けて照射する。
【解決手段】 カメラ2のカメラボディ3の前面に、フレネルレンズ8を設ける。カメラボディ3の前面の左右ぞれぞれの端部に、テーパ角度θ1のテーパ面3aを形成する。カメラ2の内部に、ストロボ光を照射するストロボ発光部15を組み込む。ストロボ発光部15は、フレネルレンズ8、リフレクタ20、ストロボ放電管21を備える。フレネルレンズ8を、樹脂により形成する。照射面8bがカメラボディ3のテーパ面3aと平行になるように、ストロボ装置15をカメラボディ3に取り付けたときに、照射面8bから照射されるストロボ光の光軸Dが、撮影光軸Aに平行になるように、フレネルレンズ面としての入射面8aを照射面8bに対して入射傾斜角度θ2で傾斜させる。
【選択図】 図5
【解決手段】 カメラ2のカメラボディ3の前面に、フレネルレンズ8を設ける。カメラボディ3の前面の左右ぞれぞれの端部に、テーパ角度θ1のテーパ面3aを形成する。カメラ2の内部に、ストロボ光を照射するストロボ発光部15を組み込む。ストロボ発光部15は、フレネルレンズ8、リフレクタ20、ストロボ放電管21を備える。フレネルレンズ8を、樹脂により形成する。照射面8bがカメラボディ3のテーパ面3aと平行になるように、ストロボ装置15をカメラボディ3に取り付けたときに、照射面8bから照射されるストロボ光の光軸Dが、撮影光軸Aに平行になるように、フレネルレンズ面としての入射面8aを照射面8bに対して入射傾斜角度θ2で傾斜させる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ストロボ内蔵カメラに関するものである。
現在販売されている被写体を撮影するカメラの多くは、夜間や室内などの光量が不足した環境下で撮影を可能とするために、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ装置が内蔵されている。このストロボ装置は、ストロボ光を発するストロボ放電管と、ストロボ放電管から発せられた光を被写体に向けて照射するフレネルレンズとを備えている。多くのカメラは、前面側から見て左側端部は、使用者がカメラを保持する際のグリップとなっている。このため、ストロボ装置は、グリップを持つ手により隠れないように、カメラの前面側から見て右側端部に設けられている。
近年では、カメラなどのように携帯して使用される機器にはコンパクト性が要求されており、このコンパクト化を図るために、ストロボ装置に関連した様々な提案がされている(例えば、特許文献1等)。
特開平5−188442号公報
しかしながら、特許文献1のストロボでは、ストロボをカメラに組み付けたときに、ストロボ用光源部材及びストロボ用発光窓を、撮影軸に直交する面に対して傾斜させることには言及しておらず、薄く見えるための工夫として前面の右側端部を前後方向の厚みが薄くなるように傾斜させたカメラでは、その傾斜面とストロボ用発光窓との段差が大きくなり、外観デザインとして問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、カメラ本体の前面の左右少なくともいずれかの端部に、カメラ本体の厚みが前面の左右の側縁に向かうにつれて薄くなるように傾斜した傾斜面を設け、カバープレートの前面をカメラ本体の傾斜面に平行になるように配置した場合にも、ストロボ光を被写体に向けて照射することができ、カメラボディのデザインの自由度を高めることができるストロボ内蔵カメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のストロボ内蔵カメラは、細長形状のストロボ放電管と、このストロボ放電管の前面を覆うとともに、前記ストロボ放電管からの放射光をフレネルレンズ面を通して被写体に向けて照射するカバープレートとを有するストロボ発光部を内蔵したストロボ内蔵カメラにおいて、カメラ本体の前面の左右少なくともいずれかの端部には、前記カメラ本体の厚みが前記前面の左右の側縁に向かうにつれて薄くなるように傾斜した傾斜面が設けられ、前記ストロボ放電管は、長手方向が前記カバープレートの背面に平行になるように配置され、前記カバープレートは、その前面がカメラ本体の前記傾斜面に平行になるように配置されるとともに、カバープレートから照射されるストロボ光の光軸が撮影光軸に平行になるようにカバープレートの背面が前記カバープレートの前面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする。
前記フレネルレンズ面は、前記カバープレートの背面に形成されていることが好ましい。
本発明のストロボ内蔵カメラによれば、細長形状のストロボ放電管と、このストロボ放電管の前面を覆うとともに、ストロボ放電管からの放射光をフレネルレンズ面を通して被写体に向けて照射するカバープレートとを有するストロボ発光部を内蔵し、カメラ本体の前面の左右少なくともいずれかの端部には、カメラ本体の厚みが前面の左右の側縁に向かうにつれて薄くなるように傾斜した傾斜面が設けられ、ストロボ放電管は、長手方向がカバープレートの背面に平行になるように配置され、カバープレートは、その前面がカメラ本体の傾斜面に平行になるように配置されるとともに、カバープレートから照射されるストロボ光の光軸が撮影光軸に平行になるようにカバープレートの背面がカバープレートの前面に対して傾斜して形成されているから、カメラ本体の前面の左右少なくともいずれかの端部に、カメラ本体の厚みが前面の左右の側縁に向かうにつれて薄くなるように傾斜した傾斜面を設け、カバープレートの前面をカメラ本体の傾斜面に平行になるように配置した場合にも、カバープレートから照射されるストロボ光の光軸を撮影光軸に平行にすることができる。
図1は、本発明を実施したカメラ(ストロボ内蔵カメラ)2の外観斜視図である。カメラ2は、写真カメラであり、カメラボディ(カメラ本体)3の前面には、ズームレンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5、ファインダ6を構成する対物側ファインダ窓7、ストロボ光が発せられるフレネルレンズ(カバープレート)8、シャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン11等が設けられている。
カメラボディ3の前面の左右ぞれぞれの端部には、前後方向の肉厚が側縁に向かうにつれて薄くなるテーパ状のテーパ面(傾斜面)3aが形成されている。本実施形態では、撮影光軸Aに直交する直交面Bに対するテーパ面3aのテーパ角度θ1は、10°である(図2参照)。
レンズ鏡筒5は沈胴式になっており、カメラ2が電源オフ状態にある際に、カメラ2の前面に設けられた鏡筒収納部12内に収納され、電源オンとともにカメラ2の前面から突出して、広角端で停止する。
カメラ2にて撮影を行う場合、まず、カメラ2の背面に設けられたズーム操作部を利用してズーミングを行う。これにより、レンズ鏡筒5が進退してズームレンズ4の焦点距離が可変される。このズーミング操作に連動して、ファインダ6の変倍も行われる。シャッタボタン11を半押しすると、周知のオートフォーカス装置が作動して被写体距離を測定し、その測定信号に応じてズームレンズ4のピント合わせが行われる。そして、シャッタボタン11を全押しすると、撮影が行われる。
カメラ2の右側端部の内部には、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ発光部15(図3参照)が組み込まれており、ストロボ発光部15の発光モードとしては、例えば被写体輝度が低いときに自動的にストロボ発光させる自動発光モード、被写体輝度に関わらずストロボ発光させる強制発光モード、ストロボ発光を禁止した発光禁止モードなどがあり、これらはカメラ2の背面に設けられた操作部(図示せず)を操作することにより選択可能となっている。
図3〜図5に示すように、ストロボ発光部15は、フレネルレンズ8、リフレクタ20、ストロボ放電管21を備える。なお、図示および説明は省略するが、ストロボ発光部15には、ストロボ制御回路が実装された回路基板や、リフレクタ20を保護するとともに、リフレクタ20と回路基板とを接続するリフレクタケース、充電用のコンデンサなどがユニット化されて取り付けられている。
フレネルレンズ8は、樹脂により形成され、フレネルレンズ面としての入射面(背面)8aが照射面(前面)8bに対して入射傾斜角度θ2で傾斜して、右側端部に向けて肉厚が薄くなるように楔状にされている。入射傾斜角度θ2は、照射面8bがカメラボディ3のテーパ面3aと平行になるように、ストロボ発光部15をカメラボディ3に取り付けたときに(図2参照)、照射面8bから照射されるストロボ光の光軸Dが、撮影光軸Aに平行になるように設定されるものであり、フレネルレンズ8を構成する樹脂の屈折率によって異なる。本実施形態では、フレネルレンズ8を屈折率が約1.4の樹脂から構成しており、入射傾斜角度θ2は7°に設定されている。フレネルレンズ8は、照射面8bは平らに形成されているが、入射面8aは凹凸パターンが一体成形され、ストロボ放電管21から発せられるストロボ光及びリフレクタ20で反射されたストロボ光を拡散させて被写体に向けて照射するとともに、ゴミや塵埃がストロボ発光部15の内部に入り込まないように保護する。
リフレクタ20は、例えばアルミ製の薄板を折り曲げて形成され、フレネルレンズ8に向かって幅広となるように凹形状に湾曲している。リフレクタ20は、ストロボ放電管21の放電管本体21aの背面、上下及び左右を覆い、その内面でストロボ光をフレネルレンズ8に向けて反射させる。リフレクタ20の左右それぞれの側面には、ストロボ放電管21の両端子21bを挿通するための挿通孔20aが形成されている。
ストロボ放電管21は、周知のように円筒状の放電管本体21aにキセノンガスを封入したものであり、コンデンサにより所定の電圧が両端子21bに印加された状態で、高電圧、例えば4KVのトリガ電圧が放電管本体21aの外周面に印加されることにより、内部のキセノンガスがイオン化される。これにより、両端子21b間の絶縁が破壊されて、コンデンサに充電された電荷が放電管本体21a内で放電し、ストロボ光を発する。リフレクタ20の挿通孔20aに両端子21bを挿通することにより、ストロボ放電管21はリフレクタ20に位置決めされて取り付けられる。
図5に示すように、リフレクタ20の内部には、ストロボ放電管21が取り付けられている。リフレクタ20は、ストロボ放電管21の中心軸Cが、フレネルレンズ8の入射面8aに平行になるようにフレネルレンズ8に取り付けられている。
ストロボ発光部15は、照射面8bがカメラボディ3のテーパ面3aと平行になるように、カメラボディ3に取り付けられる。すなわち、照射面8bは直交面Bに対してテーパ角度θ1(10°)で傾斜しており、さらには、入射面8aは照射面8bに対して入射傾斜角度θ2(7℃)で傾斜しているから、入射面8aは、直交面Bに対して3°傾斜した状態となる。上述したように、ストロボ放電管21は、中心軸Cが入射面8aに平行になるようにされており、ストロボ放電管21は、中心軸Cが直交面Bに対して3°傾斜している状態となる。
入射面8aの照射面8bに対する入射傾斜角度θ2は、照射面8bがカメラボディ3のテーパ面3aと平行になるように、ストロボ発光部15をカメラボディ3に取り付けたときに、照射面8bから照射されるストロボ光の光軸Dが、撮影光軸Aに平行になるように、光の屈折の計算式により求められる。本実施形態では、フレネルレンズ8を、屈折率が約1.4の樹脂から構成しており、光の屈折の計算式により、入射傾斜角度θ2は7°と求められる。すなわち、入射傾斜角度θ2は、テーパ角度θ1とフレネルレンズ8を構成する樹脂の屈折率に応じて、適宜変更されるものである。
上記したように、テーパ面3aのテーパ角度θ1=10°、入射面8aの照射面8bに対する入射傾斜角度θ2=7°とされているが、入射傾斜角度θ2を大きくするとフレネルレンズ8の左右の肉厚の差が大きくなり、樹脂製のフレネルレンズ8を射出成形するときに、ヒケや反り等の部品不良が発生し易くなるため、入射傾斜角度θ2は10°以下に抑えることが好ましい。
上記のように構成されたカメラ2の作用について説明する。カメラ2の背面に設けられた操作部(図示せず)が操作され、自動発光モード、あるいは強制発光モードが選択されると、シャッタボタン11の半押しと同期してストロボ発光部15のコンデンサに充電が開始される。コンデンサが規定レベルまで充電され、シャッタボタン11が全押しされて撮影が実行される瞬間に、リフレクタ20を介して放電管本体21aの外周面にトリガ電圧が印加され、ストロボ放電管21からストロボ光が発せられる。
ストロボ放電管21から発せられたストロボ光は、リフレクタ20の内面で反射され、フレネルレンズ8の入射面8aに入射する。入射面8aに入射したストロボ光は、フレネルレンズ8の内部を透過し、照射面8bから前方に照射される。この照射面8bから照射されるストロボ光は、その光軸Dが撮影光軸Aに平行になるように照射される。これにより、ストロボ光を被写体に向けて確実に照射することができる。
このように、カメラボディ3の前面の左右ぞれぞれの端部にテーパ面3aを形成し、照射面8bをテーパ面3aに平行にした場合にも、フレネルレンズ8を入射面8aが照射面8bに対して入射傾斜角度θ2で傾斜するように形成するとともに、ストロボ放電管21の中心軸Cを入射面8aに平行にすることにより、照射面8bから照射されるストロボ光の光軸Dを撮影光軸Aに平行にすることができ、確実にストロボ光を被写体に向けて照射することができるため、カメラボディ3のデザインの自由度を高めることができる。
なお、上記実施形態では、ストロボ内蔵カメラとして写真カメラであるカメラ2を例示して説明したが、本発明はこれに限定されることなく、例えばデジタルカメラ、インスタントカメラ、レンズ付きフイルムユニットなどにも適用することができる。
また、上記実施形態では、カメラ2の右側端部の内部に、ストロボ発光部15を設けたが、カメラ2の左側端部の内部に設けてもよい。
2 カメラ(ストロボ内蔵カメラ)
3 カメラボディ(カメラ本体)
3a テーパ面(傾斜面)
8 フレネルレンズ(カバープレート)
8a 入射面(背面)
8b 照射面(前面)
15 ストロボ発光部
20 リフレクタ
20a 挿通孔
21 ストロボ放電管
21a 放電管本体
21b 両端子
3 カメラボディ(カメラ本体)
3a テーパ面(傾斜面)
8 フレネルレンズ(カバープレート)
8a 入射面(背面)
8b 照射面(前面)
15 ストロボ発光部
20 リフレクタ
20a 挿通孔
21 ストロボ放電管
21a 放電管本体
21b 両端子
Claims (2)
- 細長形状のストロボ放電管と、このストロボ放電管の前面を覆うとともに、前記ストロボ放電管からの放射光をフレネルレンズ面を通して被写体に向けて照射するカバープレートとを有するストロボ発光部を内蔵したストロボ内蔵カメラにおいて、
カメラ本体の前面の左右少なくともいずれかの端部には、前記カメラ本体の厚みが前記前面の左右の側縁に向かうにつれて薄くなるように傾斜した傾斜面が設けられ、
前記ストロボ放電管は、長手方向が前記カバープレートの背面に平行になるように配置され、
前記カバープレートは、その前面がカメラ本体の前記傾斜面に平行になるように配置されるとともに、カバープレートから照射されるストロボ光の光軸が撮影光軸に平行になるようにカバープレートの背面が前記カバープレートの前面に対して傾斜して形成されていることを特徴とするストロボ内蔵カメラ。 - 前記フレネルレンズ面は、前記カバープレートの背面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のストロボ内蔵カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004276044A JP2006091364A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | ストロボ内蔵カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004276044A JP2006091364A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | ストロボ内蔵カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006091364A true JP2006091364A (ja) | 2006-04-06 |
Family
ID=36232432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004276044A Withdrawn JP2006091364A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | ストロボ内蔵カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006091364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010191031A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
-
2004
- 2004-09-22 JP JP2004276044A patent/JP2006091364A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010191031A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20070514 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20090220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |