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JP2006088684A - インクジェット用記録材料 - Google Patents

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JP2006088684A
JP2006088684A JP2005050575A JP2005050575A JP2006088684A JP 2006088684 A JP2006088684 A JP 2006088684A JP 2005050575 A JP2005050575 A JP 2005050575A JP 2005050575 A JP2005050575 A JP 2005050575A JP 2006088684 A JP2006088684 A JP 2006088684A
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JP2005050575A
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Masashi Tachikawa
雅士 立川
Takeshi Nagashima
武 永島
Iwao Maekawa
巌 前川
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

【課題】本発明の目的は、両面にインク受容層を有するインクジェット用記録材料に関し、特にハガキ用途に最適なインクジェット用記録材料に関し、さらに詳しくは、片面は高光沢でフォトライクな画質を有し、もう一方の面もプリンターで印字した際のインク吸収性が良好で、筆記性を有し、さらに印刷機にて印刷した際でもブランケットの汚れもなく、印刷後重ねた状態でもブロッキングすることのなく更に印刷機での印刷適性も良好なインクジェット用記録材料を提供することにある。
【解決手段】本発明の上記目的は、耐水性支持体の両面にインク受容層を有し、片面(A面)のJIS Z8741に規定される60°光沢値が20%以上であり、もう一方の面(B面)は、耐水性支持体から最も遠い最上層に平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有することを特徴とするインクジェット用記録材料により達成された。
【選択図】なし

Description

本発明は、両面にインク受容層を有するインクジェット用記録材料に関し、特にハガキ用途に最適なインクジェット用記録材料に関し、さらに詳しくは、片面は高光沢でフォトライクな画質を有し、もう一方の面もプリンターで印字した際のインク吸収性が良好で、筆記性を有し、さらに印刷機にて印刷した際でもブランケットの汚れもなく、印刷後重ねた状態でもブロッキングすることのなく更に印刷機での印刷適性も良好なインクジェット用記録材料に関するものである。
これまでに両面印字可能なインクジェット記録材料として、例えば特開平8−174996号、特開2000−301823号、特開2001−80208号、特開2002−29147号などが開示されている。
特開平8−174996号では、インク吸収性の基材の一方の面に、無機顔料とバインダーを主体とし、他方の面に、カチオン性物質を塗布するインクジェット記録材料が開示されている。しかし近年、フォトライクの記録シートが要望される中、紙支持体を用いた記録シートは、光沢、質感、耐水性、印字後のコックリング(皺あるいは波打ち)等の問題がある。そこで耐水性加工された紙支持体、例えば、紙の両面にポリエチレン等のポリオレフィン樹脂をラミネートした樹脂ラミネート紙(ポリオレフィン樹脂被覆紙)、プラスチックフィルム等が用いられるようになってきている。
紙基体の片面もしくは両面を耐水加工した支持体の両面にインク受容層を設けた記録材料が、特開2000−301823号(特許文献1)、特開2001−80208号(特許文献2)、特開2002−29147号(特許文献3)公報に開示されている。
一方、両面印字可能な記録材料の用途として、ハガキが知られている。ハガキ用に、前述した耐水性加工した支持体の両面にインク受容層を設けた記録材料を用いることによって、高い光沢感や質感が得られるが、更に通信面の光沢、インク吸収性を高めるために、気相法シリカやアルミナ水和物のように平均粒子経が極めて小さい無機顔料を主体に含有する多孔質のインク受容層を設けることが好ましく行われている。
また、ハガキ用途として使用される際の宛名面のインク受容層は、充分なインク吸収性とともに、鉛筆、ボールペン、万年筆などによる筆記性が要求される。この筆記性を付与するには、比較的大きな顔料を含有させてインク受容層の表面に凹凸を持たせる、いわゆる粗面化することが一般的に行われている。
さらに、ハガキ用途として使用される際は、宛名面側には郵便番号枠などを印刷機にて印刷することが通常行われる。現在最も主流であるオフセット印刷では湿し水を使用するのが一般的であり、水存在下での充分な膜強度が必要である。また印刷機のフィーダー部には、多数のゴムコロやブラシがあり、宛名面のインク受容層の充分な耐キズ性も必要とされる。前記のような特性が充分でない場合には、ブランケットが汚れて印刷効率を悪化させるという問題点が発生し、印刷適性の点で充分に満足できるものではない結果となる。前述したような従来の両面印字可能な記録材料では該特性が充分でなく、満足な結果が得られるものではなかった。従って宛名面側の水存在下での充分な膜強度と耐キズ性が重要な課題であった。
一方、最上層にコロイダルシリカを含有する層を設けることが知られている。例えば、特開平6−183134号公報(特許文献4)、特開2000−37944号公報(特許文献5)、特開2003−94800号公報(特許文献6)に記載されている。
この技術を宛名面の保護層として応用した場合、平滑性が高く、且つ通信面側も高光沢でフォトライクな画質を有するため平滑性が高いため、結果的に両面を重ね合わせた時の接触面積が広くなり、印刷機での印刷後にブロッキングを発生するという新たな問題点が発生した。
特開2000−301823号公報 特開2001−80208号公報 特開2002−29147号公報 特開平6−183134号公報 特開2000−37944号公報 特開2003−94800号公報
本発明の目的は、両面にインク受容層を有するインクジェット用記録材料に関し、特にハガキ用途に最適なインクジェット用記録材料に関し、さらに詳しくは、片面は高光沢でフォトライクな画質を有し、もう一方の面もプリンターで印字した際のインク吸収性が良好で、筆記性を有し、さらに印刷機にて印刷した際でもブランケットの汚れもなく、印刷後重ねた状態でもブロッキングすることのなく、更に印刷機での印刷適性も良好なインクジェット用記録材料を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の発明によって達成された。
(1)耐水性支持体の両面にインク受容層を有するインクジェット用記録材料であって、片面(A面)のJIS−Z8741に規定される60°光沢値が20%以上であり、もう一方の面(B面)は、平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有する最上層を有することを特徴とするインクジェット用記録材料。
(2)前記最上層の前記無機微粒子と前記コロイダルシリカとの混合質量比が9:1〜5:5である上記(1)に記載のインクジェット用記録材料。
(3)前記平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子が湿式法シリカである上記(1)または(2)に記載のインクジェット用記録材料。
(4)前記A面のインク受容層が、平均二次粒子径が500nm以下の無機微粒子を主体に含有するインク受容層である上記(1)〜(3)の何れか1つに記載のインクジェット用記録材料。
(5)前記平均二次粒子径が500nm以下の無機微粒子が気相法シリカ、湿式法シリカを粉砕した微粒子、アルミナ、及びアルミナ水和物の中の少なくとも一種である上記(4)に記載のインクジェット用記録材料。
(6)前記B面の最上層が、ポリビニルアルコールと以下の(1)〜(3)より選ばれる少なくとも1種である請求項1〜5の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。
(1)ジアルデヒド系化合物(2)水溶性ジルコニウム化合物(3)水溶性チタン化合物(7)前記インクジェット用記録材料がハガキ用途である上記(1)〜(6)の何れか1つに記載のインクジェット用記録材料。
本発明のインクジェット用記録材料は、片面は高光沢でフォトライクな画質を有し、もう一方の面もプリンターで印字した際のインク吸収性が良好で、筆記性を有し、さらに印刷機にて印刷した際でもブランケットの汚れもなく、印刷後重ねた状態でもブロッキングすることのなく、印刷適性が良好なインクジェット用記録材料である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のインクジェット記録材料は、ハガキ用途に好適であり、以降ハガキ用途として説明する。本発明のインクジェット記録材料において、60°光沢値が20%以上の面(A面)は、ハガキの通信面に相当し、以降「通信面」と称す。一方、耐水性支持体のもう一方の面(B面)には、耐水性支持体から最も遠い最上層に平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有するインク受容層を有し、該面は、ハガキの宛名面に相当し、以降「宛名面」と称す。
本発明のインクジェット記録材料は、通信面はフォトライクな高光沢であり、宛名面はプリンターで印字した際のインク吸収性が良好且つ鉛筆や万年筆での筆記性も良好なものである。それに加え、ハガキ用途として使用される場合は、宛名面の郵便番号枠などは、通常印刷機にて印刷される。近年はオフセット印刷が主流であり、ブランケットの汚れなどは印刷効率を悪化させる原因であり、大きな問題となる。本発明のように耐水性支持体でプリンターでのインク吸収性も付与させる場合には、インク受容層を設けることが必須である。この場合どうしても印刷機のゴムコロやブラシなどによって表面がキズつけられ、その部分がブランケット汚れを発生させるという問題があった。さらにオフセット印刷機では、通常湿し水が使用されるため、充分な耐水性を付与していない場合は、ゴムコロやブラシなどによるキズはより顕著となり、それによりブランケット汚れも一層発生しやすい状態となる。そこでコロイダルシリカ層を設けることにより、表面強度向上で、ゴムコロやブラシなどによって表面がキズつけられにくくなり、さらにジアルデヒド系化合物、または水溶性ジルコニウム化合物、または水溶性チタン化合物を含有させることにより充分な耐水性が得られ、湿し水存在下においてもブランケット汚れが発生しないことが分かった。しかしコロイダルシリカを単独で用いた場合、平滑性が非常に高く、さらに通信面も高光沢が必要で平滑性が高いため、印刷後にブロッキングが発生し問題であった。そのため宛名面側の耐水性支持体から最も遠い最上層に平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有することにより、インク吸収性、筆記性、ブランケット汚れやブロッキングなどの印刷適性も良好となった。
本発明の宛名面の最上層(即ち耐水性支持体から最も遠い最外層)に使用されるコロイダルシリカは、ケイ酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹脂層を通して得られるシリカゾルを加熱熟成して得られる二酸化珪素をコロイド状に水中に分散させたものであり、平均一次粒径は5〜100nm、好ましくは10〜60nm、より好ましくは20〜60nmがインク吸収性、透明性からは望ましい。また平均一次粒径が5〜100nmの間で平均一次粒径の異なる2種類のコロイダルシリカを併用することもできる。市販の球状のものとしては、日産化学工業(株)製、スノーテックス20、スノーテックス20L等、触媒化成工業(株)製、カタロイドUSB等が挙げられ、鎖状のものとしては、日産化学工業(株)製、スノーテックスUP、スノーテックスOUP等が挙げられ、パールネックレス状のものとして日産化学工業(株)製、スノーテックスPS−M等が使用出来る。
本発明の宛名面の最上層に使用される平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子は、シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、クレー、カオリン、タルク等が挙げられるが、特に好ましくは湿式シリカである。使用される無機粒子の平均二次粒子径は手触り感や印字面質、及びインク受容層の耐傷性からは1〜10μmであり、特に3〜7μmが好ましい。1μmより小さい場合には、インクの吸収容量が不足するためインク吸収性が悪化し、筆記性も充分でなく、10μmより大きい場合には、搬送性、耐傷性が充分でなくなる。
本発明の宛名面の最上層に好ましく使用される湿式法シリカは、製造方法によって沈降法シリカ、ゲル法シリカ、ゾル法シリカに分類されるが、本発明では沈降法シリカ及びゲル法シリカが用いられる。特に好ましくはゲル法シリカである。ゲル法シリカは珪酸ソーダと硫酸を酸性条件下で反応させて製造する。この場合、熟成中に小さなシリカ粒子が溶解し、大きな粒子の一次粒子間に一次粒子どうしを結合するように再析出するため、明確な一次粒子は消失し、内部空隙構造を有する比較的硬い凝集粒子を形成する。例えば、水澤化学工業(株)からミズカシルとして、グレースジャパン(株)からサイロジェットとして市販さている。沈降法シリカは珪酸ソーダと硫酸をアルカリ条件で反応させて製造され、粒子成長したシリカ粒子が凝集・沈降し、その後濾過、水洗、乾燥、粉砕・分級の行程を経て製品化される。この方法で製造されたシリカ二次粒子は緩やかな凝集粒子となり、比較的粉砕し易い粒子が得られる。沈降法シリカとしては、例えば東ソー・シリカ工業(株)からニップシールとして、(株)トクヤマからトクシール、ファインシールとして市販されている。
本発明の宛名面の最上層において、平均二次粒子径が1〜10μmの無機微粒子(C)とコロイダルシリカ(D)との混合質量比(C:D)は、9:1〜5:5が好ましく、より好ましくは、8:2〜6:4である。無機微粒子とコロイダルシリカの混合質量比が上記範囲で筆記性、印刷適性が良好となる。
本発明の宛名面の最上層のインク受容層に用いられる無機微粒子とコロイダルシリカとの合計の塗布量は、固形分として0.5g〜30g/m2が好ましく、より好ましくは、1g〜20g/m2である。
本発明において、宛名面のインク受容層は1層のみであってもよい。この場合は、上記した最上層がインク受容層を兼ねる。この場合の最上層に含まれる無機微粒子とコロイダルシリカの合計の含有量は、10〜30g/m2の範囲が好ましい。
本発明において、宛名面は、支持体と最上層の間に、無機微粒子を主成分とするインク受容層(以降、中間のインク受容層と称す)を少なくとも1層設けるのが好ましい。この中間のインク受容層に用いられる無機微粒子としては、気相法シリカ等の合成シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、湿式シリカを粉砕した微粒子、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チタン等の無機微粒子等が挙げられ、好ましくは気相法シリカ、湿式法シリカを粉砕した無機微粒子、アルミナ、アルミナ水和物である。該無機微粒子の平均二次粒径は、500nm以下が好ましく、特に30〜300nmの範囲が好ましい。ここで、該無機微粒子の平均二次粒子径は、得られたインク受容層の電子顕微鏡写真によって求めることができる。
宛名面の中間のインク受容層において、上記した無機微粒子の含有比率は、該インク受容層を構成する全固形分に対して60質量%以上が好ましく、特に65〜90質量%の範囲が好ましい。このように支持体と最上層との間に中間のインク受容層を設けることによって、宛名面側の合計の塗布量を低減しても高いインク吸収性が得られる。このような層構成において、最上層の無機微粒子とコロイダルシリカの合計含有量は、0.5〜10g/m2の範囲が好ましく、0.5〜5g/m2の範囲がより好ましく、特に1〜4g/m2の範囲が好ましい。また、中間のインク受容層に含有する無機微粒子の固形分塗布量は、5〜25g/m2の範囲が好ましく、8〜20g/m2の範囲がより好ましく、特に10〜17g/m2の範囲が好ましい。
宛名面の中間のインク受容層及び最上層には、皮膜としての特性を維持するためと、透明性が高くインクのより高い浸透性が得られる親水性バインダーが用いられる。親水性バインダーの使用に当たっては、親水性バインダーがインクの初期の浸透時に膨潤して空隙を塞いでしまわないことが重要であり、この観点から比較的室温付近で膨潤性の低い親水性バインダー用いられ、好ましい親水性バインダーは完全または部分ケン化のポリビニルアルコールまたはカチオン変性ポリビニルアルコールである。
ポリビニルアルコールの中でも特に好ましいのは、ケン化度が80%以上の部分または完全ケン化したものである。平均重合度200〜5000のものが好ましい。
本発明において用いられるポリビニルアルコールにおいて、2種類以上のケン化度や重合度の異なるポリビニルアルコールを併用して用いることができる。
本発明の宛名面に用いられる親水性バインダーの含有量は、最上層においては、無機微粒子とコロイダルシリカとの合計の含有量に対して20〜60質量%が好ましく、より好ましくは30〜55質量%であり、特に35〜50質量%の範囲が好ましい。中間のインク受容層においては、8〜30質量%が好ましく、より好ましくは10〜25質量%である。前記範囲で表面強度や表面の割れ、インク吸収性が良好となる。
本発明の宛名面の最上層には、より高い印刷適性を得るために以下の(1)〜(3)より選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
(1)ジアルデヒド系化合物(2)水溶性ジルコニウム化合物(3)水溶性チタン化合物
本発明の宛名面の最上層に好ましく使用されるジアルデヒド系化合物としては、グルタルアルデヒド、グリオキザール、マレインアルデヒド、フタルアルデヒドなどが挙げられ、市販品としては、グリオキザール含有薬品として住友化学工業株式会社製、スミレーズレジン5004等が使用できる。
本発明の宛名面の最上層に好ましく使用される水溶性ジルコニウム化合物としては、酢酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウム、ヒドロキシ塩化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、塩基性炭酸ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム・アンモニウム、炭酸ジルコニウム・カリウム、硫酸ジルコニウム、フッ化ジルコニウム化合物等が挙げられる。
本発明の宛名面の最上層に好ましく使用される水溶性チタン化合物としては、塩化チタン、硫酸チタン等が挙げられる。
本発明の宛名面の最上層に好ましく使用されるジアルデヒド系化合物、水溶性ジルコニウム化合物、水溶性チタン化合物の含有量は、ポリビニルアルコールに対して3〜30質量%が好ましく、より好ましくは5〜25%である。
次に通信面について説明する。本発明において、通信面のJIS−Z8741で規定される60°光沢値は20%以上であり、好ましくは25%以上であり、より好ましくは30%〜70%の範囲である。該光沢値は、通信面側に設けられたインク受容層表面の光沢値である。通信面に設けられるインク受容層は、無機微粒子を主体に含有する多孔質なインク受容層であることがインク吸収性の面で好ましいが、上記したような高光沢を得るためには、比較的小さい粒径の無機微粒子を用いるのが好ましい。インク受容層に用いる無機微粒子は、その平均二次粒径が500nm以下が好ましく、400nm以下がより好ましく、特に300nm以下が好ましい。下限の平均二次粒径は30nm程度である。このような平均二次粒径の小さい無機微粒子としては、気相法シリカ、湿式法シリカを粉砕した微粒子、アルミナ、アルミナ水和物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チタン等の無機微粒子等が挙げられ、好ましくは気相法シリカ、湿式法シリカを粉砕した微粒子、アルミナ、アルミナ水和物である。更に好ましくは、気相法シリカ、アルミナ水和物である。
本発明において、通信面のインク受容層の塗布量は、無機微粒子に換算して5〜50g/m2の範囲が好ましく、10〜40g/m2の範囲がより好ましくり、特に13〜35g/m2の範囲が好ましい。
本発明に好ましく用いられる気相法シリカは、湿式法に対して乾式法とも呼ばれ、一般的には火炎加水分解法によって作られる。具体的には四塩化ケイ素を水素及び酸素と共に燃焼して作る方法が一般的に知られているが、四塩化ケイ素の代わりにメチルトリクロロシランやトリクロロシラン等のシラン類も、単独または四塩化ケイ素と混合した状態で使用することができる。気相法シリカは、日本アエロジル(株)からアエロジル、(株)トクヤマからQSタイプとして市販されており入手することができる。
本発明の気相法シリカの平均一次粒径は、5〜50nmが好ましく、より高い光沢を得るためには、5〜20nmでかつBET法による比表面積が90〜400m2/gのものを用いるのが好ましい。本発明で云うBET法とは、気相吸着法による粉体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から1gの試料の持つ総表面積、即ち比表面積を求める方法である。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いられ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測定する方法が最も多く用いられている。多分子吸着の等温線を表すのに最も著名なものは、Brunauer、Emmett、Tellerの式であってBET式と呼ばれ表面積決定に広く用いられている。BET式に基づいて吸着量を求め、吸着分子1個が表面で占める面積を掛けて、表面積が得られる。
本発明のアルミナとしては酸化アルミニウムのγ型結晶であるγ−アルミナが好ましく、中でもδグループ結晶が好ましい。γ−アルミナは一次粒子を10nm程度まで小さくすることが可能であるが、通常は、数千から数万nmの二次粒子結晶を超音波や高圧ホモジナイザー、対向衝突型ジェット粉砕機等で50〜300nm程度まで粉砕したものが好ましく使用出来る。
本発明で好ましく使用されるアルミナ水和物は、Al23・nH2O(n=1〜3)の構成式で表される。nが1の場合がベーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1より大きく3未満の場合が擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を表す。アルミニウムイソプロポキシド等のアルミニウムアルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のアルカリによる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の製造方法により得られる。
本発明に用いられるアルミナ水和物の平均一次粒径は、5〜50nmが好ましく、より高い光沢を得るためには、5〜20nmでかつ平均アスペクト比(平均厚さに対する平均粒径の比)が2以上の平板状の粒子を用いるのが好ましい。
本発明の通信面のインク受容層には、宛名面の場合と同様に、皮膜としての特性を維持するためと、透明性が高くインクのより高い浸透性が得られる親水性バインダーが用いられる。親水性バインダーの使用に当たっては、親水性バインダーがインクの初期の浸透時に膨潤して空隙を塞いでしまわないことが重要であり、この観点から比較的室温付近で膨潤性の低い親水性バインダーが好ましく用いられる。ポリビニルアルコール系化合物、ポリエチレングリコール系化合物、澱粉類、デキストリン、カルボキシメチルセルロース等やそれらの誘導体が使用されるが、特に好ましい親水性バインダーは完全または部分ケン化のポリビニルアルコールまたはカチオン変性ポリビニルアルコールである。
ポリビニルアルコールの中でも特に好ましいのは、ケン化度が80%以上の部分または完全ケン化したものである。平均重合度500〜5000のポリビニルアルコールが好ましい。
本発明の通信面のインク受容層は、親水性バインダーを無機微粒子に対して8〜30質量%の範囲で含有するのが好ましく、特に10〜25質量%の範囲で含有するのが望ましい。
本発明において、通信面及び宛名面のインク受容層には、親水性バインダーと共に硬膜剤を含有するのが好ましい。硬膜剤の具体的な例としては、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジン、米国特許第3,288,775号記載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特許第3,635,718号記載の如き反応性のオレフィンを持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載の如きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,437号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,017,280号、同2,983,611号記載の如きアジリジン化合物類、米国特許第3,100,704号記載の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,091,537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロル酸の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ばん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及びほう酸塩の如き無機硬膜剤等があり、これらを1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
本発明において好ましくは、通信面及び宛名面のインク受容層に水溶性の多価金属化合物を含有することによって、高湿下での画像の滲みを防止することができる。
水溶性の金属化合物としては、例えば水溶性の多価金属塩として、カルシウム、バリウム、マンガン、銅、コバルト、ニッケル、アルミニウム、鉄、亜鉛、ジルコニウム、クロム、マグネシウム、タングステン、モリブデンから選ばれる金属の水溶性塩が挙げられる。具体的には例えば、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、ギ酸カルシウム、硫酸カルシウム、酢酸バリウム、硫酸バリウム、リン酸バリウム、塩化マンガン、酢酸マンガン、ギ酸マンガンニ水和物、硫酸マンガンアンモニウム六水和物、塩化第二銅、塩化アンモニウム銅(II)ニ水和物、硫酸銅、塩化コバルト、チオシアン酸コバルト、硫酸コバルト、硫酸ニッケル六水和物、塩化ニッケル六水和物、酢酸ニッケル四水和物、硫酸ニッケルアンモニウム六水和物、アミド硫酸ニッケル四水和物、硫酸アルミニウム、亜硫酸アルミニウム、チオ硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム九水和物、塩化アルミニウム六水和物、臭化第一鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、フェノールスルホン酸亜鉛、臭化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、硫酸亜鉛、酢酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化酸化ジルコニウム八水和物、ヒドロキシ塩化ジルコニウム、酢酸クロム、硫酸クロム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム六水和物、クエン酸マグネシウム九水和物、りんタングステン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムタングステン、12タングストりん酸n水和物、12タングストけい酸26水和物、塩化モリブデン、12モリブドりん酸水和物等が挙げられる。
本発明において好ましくは、通信面及び宛名面のインク受容層に耐水性を向上させるためにカチオン性ポリマーを含有させるのが好ましい。カチオン性ポリマーとしては、ポリエチレンイミン、ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン、特開昭59−20696号、特開昭59−33176号、特開昭59−33177号、特開昭59−155088号、特開昭60−11389号、特開昭60−49990号、特開昭60−83882号、特開昭60−109894号、特開昭62−198493号、特開昭63−49478号、特開昭63−115780号、特開昭63−280681号、特開平1−40371号、特開平6−234268号、特開平7−125411号、特開平10−193776号公報等に記載された1〜3級アミノ基、4級アンモニウム塩基を有するポリマーが好ましく用いられる。これらのカチオン性ポリマーの分子量は、5,000以上が好ましく、更に5,000〜10万程度が好ましい。
これらのカチオン性ポリマーの使用量は、通信面及び宛名面のインク受容層ともに無機微粒子に対して0.5〜10質量%、好ましくは1〜8質量%である。
本発明において好ましくは、通信面及び宛名面のインク受容層に皮膜の脆弱性を改良するために各種油滴を含有することができる。そのような油滴としては室温における水に対する溶解性が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒(例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体粒子(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニルベンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させた粒子)を含有させることができる。そのような油滴は好ましくは親水性バインダーに対して10〜50質量%の範囲で用いることができる。
本発明において、通信面及び宛名面のインク受容層には、更に、界面活性剤、硬膜剤の他に着色染料、着色顔料、インク染料の定着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調節剤などの公知の各種添加剤を添加することもできる。
本発明で使用される耐水性支持体としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ジアサテート樹脂、トリアセテート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹脂、セロハン、セルロイド等のプラスチック樹脂フィルム、及び紙と樹脂フィルムを貼り合わせたもの、紙の少なくとも片面にポリオレフィン樹脂等の疎水性樹脂をラミネートした樹脂被覆紙が挙げられる。耐水性支持体の厚みは50〜300μm、好ましくは100〜260μmのものである。通信面側のインク受容層の平滑性は光沢性及びプリンターの搬送性を考慮した場合、高光沢でありかつ、やや粗面化していることが好ましく、耐水性支持体面のJIS−B0601で規定されるカットオフ値が、0.8mmでの中心線平均粗さ(Ra)は0.3μm〜2.6μmが好ましく、より好ましくは、0.5〜2.0μmである。
本発明に好ましく用いられるポリオレフィン樹脂被覆紙支持体(以降、樹脂被覆紙と称す)について詳細に説明する。本発明に用いられる樹脂被覆紙は、その含水率は、カール性より好ましくは5.0〜9.0%の範囲であり、より好ましくは6.0〜9.0%の範囲である。樹脂被覆紙の含水率は、任意の水分測定法を用いて測定することができる。例えば、赤外線水分計、絶乾重量法、誘電率法、カールフィッシャー法等を用いることができる。
樹脂被覆紙を構成する基紙は、特に制限はなく、一般に用いられている紙が使用できるが、より好ましくは例えば写真用支持体に用いられているような平滑な原紙が好ましい。基紙を構成するパルプとしては天然パルプ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以上混合して用いられる。この基紙には一般に製紙で用いられているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合される。
さらに、表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、染料、アンカー剤等が表面塗布されていてもよい。
また、基紙の厚みに関しては特に制限はないが、紙を抄造中または抄造後カレンダー等にて圧力を印加して圧縮するなどした表面平滑性の良いものが好ましく、その坪量は30〜250g/m2が好ましい。
基紙を被覆するポリオレフィン樹脂としては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテンなどのオレフィンのホモポリマーまたはエチレン−プロピレン共重合体などのオレフィンの2つ以上からなる共重合体及びこれらの混合物であり、各種の密度、溶融粘度指数(メルトインデックス)のものを単独にあるいはそれらを混合して使用できる。
また、樹脂被覆紙の樹脂中には、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウムなどの白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸アミドなどの脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムなどの脂肪酸金属塩、イルガノックス1010、イルガノックス1076などの酸化防止剤、コバルトブルー、群青、セシリアンブルー、フタロシアニンブルーなどのブルーの顔料や染料、コバルトバイオレット、ファストバイオレット、マンガン紫などのマゼンタの顔料や染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤などの各種の添加剤を適宜組み合わせて加えるのが好ましい。
樹脂被覆紙の主な製造方法としては、走行する基紙上にポリオレフィン樹脂を加熱溶融した状態で流延する、いわゆる押出コーティング法により製造され、その少なくとも片面が樹脂により被覆される。また、樹脂を基紙に被覆する前に、基紙にコロナ放電処理、火炎処理などの活性化処理を施すことが好ましい。基本的には裏面に樹脂を被覆する必要はないが、カール防止の点からは樹脂被覆したほうが好ましい。裏面は通常無光沢面であり、表面あるいは必要に応じて表裏両面にもコロナ放電処理、火炎処理などの活性処理を施すことができる。また、樹脂被覆層の厚みとしては特に制限はないが、一般に片面で5〜50μmの厚みに表面または表裏両面にコーティングされる。片面だけを樹脂被覆する場合には、得られるインクジェット記録材料のカール性からは樹脂被覆層の厚みは5〜25μm程度が好ましい。
本発明の樹脂被覆紙の通信面のインク受容層が塗設される面(以後樹脂被覆紙の表面と称す)は、主として原紙の片面にポリオレフィン樹脂を押出機で加熱溶融し、基紙とクーリングロールとの間にフィルム状に押出し、圧着、冷却して製造される。この際、クーリングロールはポリオレフィン樹脂コーティング層の表面形状の形成に使用され、樹脂層表面はクーリングロール表面の形状により鏡面、微粗面、またはパターン化された絹目状やマット状等に型付け加工することが出来、プリンターの搬送性からは型付け加工が好ましく、インク受容層面の光沢性を考慮すると、樹脂被覆紙支持体の表面のJIS−B0601で規定される中心線平均粗さRa(但し、カットオフ値は0.8mm)は、0.3μm〜2.6μmが好ましく、より好ましくは0.5〜2.0μmであり、更に好ましくは、0.8〜1.6μmである。
本発明の樹脂被覆紙の宛名面のインク受容層の塗設される面(以後樹脂被覆紙の裏面と称する)は、基紙面のままでも良いが、カール性や印字画像の向上からは主としてポリオレフィン樹脂を押出機で加熱溶融し、基紙とクーリングロールとの間にフィルム状に押出し、圧着、冷却して製造される。この際プリンターでの搬送性や、裏面にもインク受容層を設ける場合の印字画像からは、樹脂被覆紙支持体の裏面の中心線平均粗さRa(但し、カットオフ値は0.8mm)は、0.3〜5μmが好ましく、より好ましくは0.5〜3μmであり、更に好ましくは0.8〜2.0μmである。
本発明に用いられる樹脂被覆紙の表面、裏面には下引き層を設けても良い。この下引き層は、インク受容層が塗設される前に、予め支持体の樹脂層表面に塗布乾燥されたものである。この下引き層は、皮膜形成可能な水溶性ポリマーやポリマーラテックス等を主体に含有する。好ましくは、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、水溶性セルロース等の水溶性ポリマーであり、特に好ましくはゼラチンである。これらの水溶性ポリマーの付着量は、10〜500mg/m2が好ましく、20〜300mg/m2がより好ましい。更に、下引き層には、他に界面活性剤や硬膜剤を含有するのが好ましい。また、樹脂被覆紙に下引き層を塗布する前には、コロナ放電することが好ましい。
本発明において、通信面のインク受容層、及び宛名面のインク受容層の塗布方法は、特に限定されないが、通信面及び宛名面のインク受容層が2層以上の場合で同時塗布する場合は、スライドビードコーター、カーテンコーター、エクストルージョンコーター等の塗布装置が使用出来、連続塗布の場合は、上記の塗布装置の組み合わせや、エアーナイフコーター、ロッドコーター、ブレードコーター等と上記の塗布装置により連続で塗布することができる。本発明で同時塗布とは各層をほぼ同時に塗布することであり、連続塗布とは下層塗布後乾燥工程無しで短時間後(通常十秒程度以内)に連続で上層を塗布することである。インク受容層の均一性からは同時塗布するほうが好ましい。
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明の内容は実施例に限られるものではない。尚、部及び%は固形分あるいは実質成分の質量部、質量%を示す。
<ポリオレフィン樹脂被覆紙支持体の作製>
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)と広葉樹晒サルファイトパルプ(LBSP)の1:1混合物をカナディアン スタンダード フリーネスで300mlになるまで叩解し、パルプスラリーを調製した。これにサイズ剤としてアルキルケテンダイマーを対パルプ0.5質量%、強度剤としてポリアクリルアミドを対パルプ1.0質量%、カチオン化澱粉を対パルプ2.0質量%、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂を対パルプ0.5質量%添加し、水で希釈して1%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機で坪量170g/m2になるように抄造し、乾燥調湿してポリオレフィン樹脂被覆紙の原紙とした。抄造した原紙に、密度0.918g/cm3の低密度ポリエチレン100質量%の樹脂に対して、10質量%のアナターゼ型チタンを均一に分散したポリエチレン樹脂組成物を320℃で溶融し、厚さ35μmになるように表面に押出コーティングし、型付け加工されたクーリングロールを用いて型付け面被覆層を設け、裏面も同様にして両面に押出被覆層を設けた。なお表面のRa値は1.3μmであり、裏面のRa値は1.2μmであった。
上記ポリオレフィン樹脂被覆紙の表面に高周波コロナ放電処理を施した後、下記組成の下引き層をゼラチンが50mg/m2となるように塗布乾燥して支持体を作製した。尚、部とは、質量部を表す。
<下引き層>
石灰処理ゼラチン 100部
スルフォコハク酸−2−エチルヘキシルエステル塩 2部
クロム明ばん 10部
上記樹脂被覆紙の裏面に高周波コロナ放電処理を施した後、下記組成の宛名面のインク受容層塗布液1をスライド塗布テストコーターにて固形分塗布量18g/m2になるように塗布、乾燥した。続いて樹脂被覆紙の表面に下記の通信面のインク受容層塗布液をスライド塗布テストコーターにて塗布量が固形分塗布量25g/m2に、なるように塗布、乾燥した。
<宛名面のインク受容層塗布液1>
湿式シリカの15%分散液 80部
(湿式シリカ(水澤化学工業(株)製P78A、平均二次粒径3μm)100部と四級アンモニウム塩ポリマー(大和化学工業(株)製、サンプライトKH55)4部を水分散媒のもので高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した。
コロイダルシリカ 20部
(日産化学工業(株)製、スノーテックスAK−L、20%水分散液)
ほう酸 7部
ポリビニルアルコール 45部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
<通信面のインク受容層塗布液1>
気相法シリカの20%分散液 100部
(気相法シリカ(平均一次粒径7nm)100部とジメチルジアリルアンモニウムクロライドホモポリマー(第一工業製薬(株)製シャロールDC902P)4部を水分散剤のもとで高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した)
ほう酸 3部
ポリビニルアルコール 22部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を12%とした。
実施例1で通信面のインク受容層塗布液1を下記通信面のインク受容層塗布液2とした以外は実施例1と同様にして実施例2のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<通信面のインク受容層塗布液2>
アルミナ水和物30%分散液 100部
(アルミナ水和物(平均一次粒径14nm)100部と硝酸1部を水分散剤のもとで高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した)
ホウ酸 0.5部
ポリビニルアルコール 5部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を15%とした。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1を下記組成の宛名面のインク受容層塗布液2に変更した以外は実施例1と同様にして実施例3のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<宛名面のインク受容層塗布液2>
湿式シリカの30%分散液 60部
(湿式シリカ(水澤化学工業(株)製P78A、平均二次粒径3μm)100部と四級アンモニウム塩ポリマー(大和化学工業(株)製、サンプライトKH55)4部を水分散媒のもので高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した。
コロイダルシリカ 40部
(日産化学工業(株)製、スノーテックスAK−L、20%水分散液)
ほう酸 7部
ポリビニルアルコール 45部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1にて構成される層を固形分塗布量1.5g/m2になるようにし、該層の下層に宛名面の中間のインク受容層塗布液1にて構成される層を固形分塗布量13g/m2になるように塗布し、乾燥し、実施例4のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。尚、宛名面の中間のインク受容層の電子顕微鏡写真による気相法シリカの平均二次粒径は100nmであった。
<宛名面の中間のインク受容層塗布液1>
気相法シリカの20%分散液 100部
(気相法シリカ(平均一次粒径7nm)100部とジメチルジアリルアンモニウムクロライドホモポリマー(第一工業製薬(株)製シャロールDC902P)4部を水分散剤のもとで高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した)
ほう酸 3部
ポリビニルアルコール 22部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を12%とした。
実施例4の宛名面のインク受容層塗布液1のホウ酸を住友化学工業製スミレーズレジン5004(グリオキザール系化合物)に変更した以外は実施例4と同様にして実施例5のインクジェット用記録材料を得た。実施例と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面のインク受容層塗布液1のホウ酸を日本軽金属(株)製酢酸ジルコニウムに変更した以外は実施例4と同様にして実施例6のインクジェット用記録材料を得た。実施例と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面のインク受容層塗布液1のホウ酸を塩化チタンに変更した以外は実施例4と同様にして実施例7のインクジェット用記録材料を得た。実施例と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1を下記組成の宛名面のインク受容層塗布液3に変更した以外は実施例1と同様にして実施例8のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<宛名面のインク受容層塗布液3>
湿式シリカの30%分散液 30部
(湿式シリカ(水澤化学工業(株)製P78A、平均二次粒径3μm)100部と四級アンモニウム塩ポリマー(大和化学工業(株)製、サンプライトKH55)4部を水分散媒のもので高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した。
コロイダルシリカ 70部
(日産化学工業(株)製、スノーテックスAK−L、20%水分散液)
ほう酸 7部
ポリビニルアルコール 45部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1を下記組成の宛名面のインク受容層塗布液4に変更した以外は実施例1と同様にして実施例9のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<宛名面のインク受容層塗布液4>
湿式シリカの30%分散液分散液 95部
(湿式シリカ(水澤化学工業(株)製P78A、平均二次粒径3μm)100部と四級アンモニウム塩ポリマー(大和化学工業(株)製、サンプライトKH55)4部を水分散媒のもので高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した。
コロイダルシリカ 5部
(日産化学工業(株)製、スノーテックスAK−L、20%水分散液)
ほう酸 7部
ポリビニルアルコール 45部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1の湿式シリカの平均二次粒径を3μmから5μmに変更した以外は、実施例1と同様にして実施例10のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1の湿式シリカの平均二次粒径を3μmから9μmに変更した以外は、実施例1と同様にして実施例11のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を固形分塗布量13g/m2で塗布し、その上に実施例3の宛名面のインク受容層塗布液2を固形分塗布量1.5g/m2で塗布した以外は、実施例4と同様にして実施例12のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を固形分塗布量13g/m2で塗布し、その上に実施例8の宛名面のインク受容層塗布液3を固形分塗布量1.5g/m2で塗布した以外は、実施例4と同様にして実施例13のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を固形分塗布量13g/m2で塗布し、その上に実施例9の宛名面のインク受容層塗布液4を固形分塗布量1.5g/m2で塗布した以外は、実施例4と同様にして実施例14のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を固形分塗布量13g/m2で塗布し、その上に実施例1の宛名面のインク受容層塗布液1の湿式シリカの平均二次粒径を3μmから5μmに変更した塗布液を固形分塗布量1.5g/m2で塗布した以外は、実施例4と同様にして実施例15のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を固形分塗布量13g/m2で塗布し、その上に実施例1の宛名面のインク受容層塗布液1の湿式シリカの平均二次粒径を3μmから9μmに変更した塗布液を固形分塗布量1.5g/m2で塗布した以外は、実施例4と同様にして実施例16のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1の通信面のインク受容層塗布液1の代わりに実施例1の宛名面のインク受容層塗布液1を通信面側に使用した以外は、実施例1と同様にして比較例1のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1の無機微粒子の平均二次粒径を3μmから15μmに変更した以外は、実施例1と同様にして比較例2のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
(比較例3)
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1を下記宛名面のインク受容層塗布液5に変更した以外は実施例1と同様にして比較例3のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<宛名面のインク受容層塗布液5>
湿式シリカの30%分散液 100部
(湿式シリカ(水澤化学工業(株)製P78A、平均二次粒径3μm)100部と四級アンモニウム塩ポリマー(大和化学工業(株)製、サンプライトKH55)4部を水分散媒のもので高圧ホモゲナイザーで分散して分散液を作製した。
ほう酸 8.7部
ポリビニルアルコール 50部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
界面活性剤 0.3部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
(比較例4)
実施例1で宛名面のインク受容層塗布液1を下記宛名面のインク受容層塗布液6に変更した以外は実施例1と同様にして比較例4のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
<宛名面のインク受容層塗布液6>
コロイダルシリカ 100部
(日産化学工業(株)製、スノーテックスAK−L、20%水分散液)
ポリビニルアルコール 4部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
ほう酸 2部
上記組成に水を加えて固形分濃度を8%とした。
(比較例5)
比較例3の宛名面のインク受容層塗布液5を下層として固形分塗布量13g/m2とし、その保護層として比較例4の宛名面のインク受容層塗布液6を固形分塗布量1.5g/m2になるように塗布、乾燥した。通信面は実施例1と同様にして比較例5のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
(比較例6)
実施例4の宛名面の中間のインク受容層塗布液1を下層として固形分塗布量13g/m2とし、その保護層として比較例4の宛名面のインク受容層塗布液6を固形分塗布量1.5g/m2になるように塗布、乾燥した。通信面は実施例1と同様にして比較例6のインクジェット用記録材料を得た。実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
上記のようにして作製したインクジェット用記録材料について下記の評価を行った。その結果を表1に示す。
<通信面の光沢>
通信面のインク受容層表面白紙部の60°鏡面光沢度を測定した。該光沢度は、JIS Z8741に準じて、光沢度計(ディジタル光沢計 GM−26D:村上色彩技術研究所製ディジタル光沢計)にて測定した。その時の値を表1に示す。
<インク吸収性(宛名面)>
インクジェット用記録材料の宛名面のインク受容層面に20℃、65%RHの条件でセイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターPM−950Cでカラー(C、M、Y)文字を印字し、インク滲み性を評価した。
○;文字がつぶれることなく認識するのも問題なし。
△;若干の文字つぶれはあるが、認識するのには問題なし。
×;文字がつぶれ文字の認識ができない。
<筆記性(宛名面)>
インクジェット用記録材料の宛名面にHBシャープペンにて文字を書き、筆記性を評価した。
○;文字を書いた時、塗膜の剥がれもなく文字認識できる。
△;文字を書いた時、塗膜の若干の剥がれがあるが文字認識できる。
×;文字を書いた時、塗膜の剥がれがあり文字認識が不可能、あるいは、濃度的に文字認識不可能である。
<ブランケット汚れ(宛名面)>
インクジェット用記録材料の宛名面側に郵便番号枠を印刷機(三菱重工業(株)製、ダイヤ3H−4)にて2000枚印刷し、以下の基準でブランケット汚れを判断した。
◎;2000枚印刷してもブランケット汚れが全く見られない。
○;1000枚の時点ではブランケット汚れが全く見られないが、2000枚印刷した時点で若干のブランケット汚れが見られる。
△;1000枚の時点で若干のブランケット汚れが見られる。
×;1000枚の時点でかなりブランケット汚れが見られ問題となるレベルである。
<ブロッキング(宛名面)>
インクジェット用記録材料の宛名面側に郵便番号枠を印刷機(三菱重工業(株)製、ダイヤ3H−4)にて1000枚印刷し、下から10枚の通信面を目視評価し、以下の基準でブロッキングを評価した。
○;通信面への転写が全く見られず問題なし。
△;通信面への転写が若干見られるが問題ないレベルである。
×;通信面への転写がひどく、問題となるレベルである。
Figure 2006088684
上記結果から、耐水性支持体の両面にインク受容層を有し、通信面側の60°光沢値が20%以上であり、宛名面側は、耐水性支持体から最も遠い最上層に平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有することにより、通信面は高光沢でフォトライクな画質を有し、宛名面もプリンターで印字した際のインク吸収性が良好で、筆記性を有し、さらに印刷機にて印刷した際のブランケット汚れも少なく、印刷後重ねた状態でもブロッキングすることのなく、印刷機での印刷適性が良好なインクジェット用記録材料を得ることができた。さらに実施例5〜7のごとく、宛名面最上層にジアルデヒド系化合物、または水溶性ジルコニウム化合物、または水溶性チタン化合物のいずれかを含有させることにより、充分な耐水性が得られ、印刷機で印刷した際にブランケット汚れの発生がより一層少ない良好な結果となった。さらに実施例4〜7及び実施例9〜13のごとく、宛名面に中間のインク受容層を設けることにより宛名面の合計の塗布量を低減しても高いインク吸収性が得られることが分かる。
一方、通信面側の無機微粒子を変更した比較例1のサンプルは、60°光沢値が5しかなく、フォトライクな画像とは呼べず、ユーザーが満足するレベルではなかった。また、宛名面の湿式シリカの平均二次粒径を15μmに変更した比較例2のサンプルは、平均二次粒径が大きいことによりコロイダルシリカの効果が見られず印刷機のフィーダー部のゴムコロやブラシにより表面がキズつけられその結果、ブランケット汚れの程度が悪く、問題となるレベルであった。次に宛名面の湿式シリカとコロイダルシリカの混合系から、湿式シリカ単独に変更した比較例3では、インク受容層表面の強度が弱く、印刷機のフィーダー部のゴムコロやブラシにより表面がキズつけられその結果、ブランケット汚れの程度が悪く、問題となるレベルであった。次に宛名面の湿式シリカとコロイダルシリカの混合を、コロイダルシリカ単独に変更した比較例4では、インク吸収性が問題となるレベルであった他、宛名面側が平滑なため印刷後のブロッキングが発生し、通信面側へインキが転写し、問題となるレベルであった。次に湿式シリカ単独の層の上にコロイダルシリカ単独の層を保護層として設けた比較例5では、インク吸収性、ブランケット汚れは良好であったが、宛名面表面の平滑性により印刷後のブロッキングが発生し、通信面側へインキが転写し、問題となるレベルであり、また筆記性も劣るものであった。次に気相法シリカ単独の層の上にコロイダルシリカ単独の層を保護層として設けた比較例6では、筆記性が充分でないほか、印刷後のブロッキングが発生し、問題となるレベルであった。

Claims (7)

  1. 耐水性支持体の両面にインク受容層を有するインクジェット用記録材料であって、片面(A面)のJIS−Z8741に規定される60°光沢値が20%以上であり、もう一方の面(B面)は、平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子とコロイダルシリカを含有する最上層を有することを特徴とするインクジェット用記録材料。
  2. 前記最上層の前記無機微粒子と前記コロイダルシリカとの混合質量比が9:1〜5:5である請求項1に記載のインクジェット用記録材料。
  3. 前記平均二次粒径が1〜10μmの無機微粒子が湿式法シリカである請求項1または2に記載のインクジェット用記録材料。
  4. 前記A面のインク受容層が、平均二次粒子径が500nm以下の無機微粒子を主体に含有するインク受容層である請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。
  5. 前記平均二次粒子径が500nm以下の無機微粒子が気相法シリカ、湿式法シリカを粉砕した微粒子、アルミナ、及びアルミナ水和物の中の少なくとも一種である請求項4に記載のインクジェット用記録材料。
  6. 前記B面の最上層が、ポリビニルアルコールと以下の(1)〜(3)より選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1〜5の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。
    (1)ジアルデヒド系化合物(2)水溶性ジルコニウム化合物(3)水溶性チタン化合物
  7. 前記インクジェット用記録材料がハガキ用途である請求項1〜6の何れか1項に記載のインクジェット用記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018052102A (ja) * 2016-04-11 2018-04-05 キヤノン株式会社 記録媒体

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