[go: up one dir, main page]

JP2006076605A - 運搬用パレット - Google Patents

運搬用パレット Download PDF

Info

Publication number
JP2006076605A
JP2006076605A JP2004262137A JP2004262137A JP2006076605A JP 2006076605 A JP2006076605 A JP 2006076605A JP 2004262137 A JP2004262137 A JP 2004262137A JP 2004262137 A JP2004262137 A JP 2004262137A JP 2006076605 A JP2006076605 A JP 2006076605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
connection
pallet
mounting
fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004262137A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Watabe
部 保 雄 渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MC TRANS INTERNATIONAL Inc
Gunma Kasai Co Ltd
Original Assignee
MC TRANS INTERNATIONAL Inc
Mikuni Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MC TRANS INTERNATIONAL Inc, Mikuni Seisakusho Co Ltd filed Critical MC TRANS INTERNATIONAL Inc
Priority to JP2004262137A priority Critical patent/JP2006076605A/ja
Publication of JP2006076605A publication Critical patent/JP2006076605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Abstract

【課題】 ネスティングが可能であり、フォークを4方向から差し込むことができ、かつ十分な剛性を有する運搬用パレットを提供する。
【解決手段】 この運搬用パレット21は、板状の載置台本体23と、この載置台本体から下方に膨出して形成された有底筒状の複数のコーナー脚部25、中間脚部27、中央脚部29と、載置台本体23と、載置台本体のうち相隣接する一方の脚部から他方の脚部に至る帯状部分の一部に、一対の脚部から他方の脚部まで開口して形成された第1ないし第4の連結開口部51,55,63,65と、帯状部分のうち連結開口部が形成されなかった第1ないし第3の連結載置部59,61,71と、連結開口部の下方に、相隣接する一方の脚部と他方の脚部の底部同士を架橋連結して設けられた第1ないし第4の連結架橋部53,57,67,69と、相隣接する一方の脚部と他方の脚部と連結載置部と連結架橋部とによって囲まれ、フォークを挿抜しうる第1、第2のフォーク挿抜空間81,83とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被載置物を載置しフォークにより運搬可能な運搬用パレット関する。
今日、上面に積荷を載置しフォークにより運搬する運搬用パレットは種々の分野で広く使用されている。しかしながら、運搬用パレットを多数使用する場合、そのストックスペースがばかにならず、これを極力小さくする必要性が生じていた。このような必要性から、近年、ネスティング状態で積み重ねができる運搬用パレットが開発されている。
この従来の運搬用パレットとしては、図13ないし図15に示すものが知られている。この運搬用パレット1は、特許文献1に示すもので、矩形板状の載置部3の両側部5,5、中央部7の3カ所に下方に向かって突出する複数の脚部9,…が設けられている。そして、この運搬用パレット1は、その上面に積荷を載置するとともに、フォークを側部5の脚部9,…と中央部7の脚部9,…との間のフォーク差込み部11に差し込んで運搬するようになっている。
この運搬用パレット1を多数ストックする場合は、図15に示すように、下に置かれた運搬用パレット1の脚部9上面の凹部に、上に置く運搬用パレット1の脚部9の下面の凸部を嵌合させて、ネスティング状態で順次上方に積み上げる。このようにして、上下方向の積み上げピッチを運搬パレット1の厚さよりかなり薄くすることによって、多数の運搬パレット1,…を少ないスペースで効率良く保管することができる。なお、特許文献2のパレットについても同様である。
しかしながら、この運搬用パレット1にあっては、フォークを図14中矢印A及びBの2方向からしか差し込むことができない。このため、フォークリフトの移動が多くなり、時間がかるとともに、フォークリフトの取り回しスペースが余分に必要になる。
これに対して、図16に示すように、脚部13を載置部3に9個設け、フォークを矢印A、B、C、Dの4方向から差し込むことができるように構成することも考えられる。ところが、このようにすると、載置部3の剛性を維持できなくなり、運搬用パレットとして用をなさないという問題点があった。
特開平11−157540 特開2003−226331
本発明は、かかる問題点を解決すべくなされたものであって、ネスティングが可能であり、フォークを4方向から差し込むことができ、かつ十分な剛性を有する運搬用パレットを提供することを目的としている。
上記課題を解決すべく本発明は、板状の載置部本体と、この載置部本体から下方に膨出して形成された有底筒状の複数の脚部と、前記載置部本体のうち、相隣接する一方の前記脚部から他方の前記脚部に至る帯状部分の一部に、前記一方の脚部から他方の脚部まで開口して形成された連結開口部と、前記帯状部分のうち前記連結開口部が形成されなかった連結載置部と、前記連結開口部の下方に、前記相隣接する一方の脚部と他方の脚部の底部同士を連結架橋して設けられた連結架橋部と、前記相隣接する一方の脚部と他方の脚部と前記連結載置部と前記連結架橋部とによって囲まれ、フォークを挿抜しうるフォーク挿抜空間とを備えたことを特徴とする。
従って、脚部を多数設けることによって、多数の方向からのフォークの挿抜が可能になる。また、上側パレットの脚部を下側パレットの脚部に嵌入させ、上側パレットの連結架橋部を下側パレットの連結開口部に嵌入させることによって、ネスティングを行うことができる。さらに、脚部下端部同士を連結架橋部で連結することによって、パレット全体の剛性を強化することができる。従って、この運搬用パレットにあっては、多方向からのフォークの差し込みができ、ネスティングを行うことが可能で、かつパレット全体の剛性を維持強化できる。
また、本発明は、前記載置部本体は矩形状になされており、前記複数の脚部は、前記矩形板状の載置部本体の四隅部に設けられた4つのコーナー脚部と、前記載置部本体の中心部に設けられた中央脚部と、前記載置部本体の四辺の中間部に設けられた4つの中間脚部であり、前記連結架橋部及び前記連結載置部は、前記コーナー脚部と前記中間脚部との間に設けられるとともに、前記中央脚部と前記中間脚部との間に設けられており、4方向からのフォークの挿抜が可能になされていることを特徴とする。
従って、この運搬用パレットにあっては、4方向からのフォークの挿抜ができ、ネスティングが可能で、かつ剛性を維持強化できる。
また、本発明は、前記脚部は下方に向かうにしたがい縮径しているとともに、前記連結架橋部は平面視において前記連結開口部の外縁の内側に位置することを特徴とする。
従って、この運搬用パレットにあっては、ネスティングを容易かつスムーズに行うことができる。
また、本発明は、前記脚部の底部の中央部にこの中央部から上方に向かって前記載置部本体と同一高さまで突出する突出部が設けられたことを特徴とする。
従って、この運搬用パレットにあっては、積荷の落ちこみを防止することができ、その上面のすべてにわたって貨物を載置することができる。
また、本発明は、前記脚部の底部内側には、上方に突出するリブが形成されていることを特徴とする。
従って、この運搬用パレットにあっては、ネスティング状態におけるパレット同士の食い込みを防止することができ、したがってネスティング状態からのパレットの分離を容易に行うことができる。
本発明にあっては、ネスティングが可能であり、フォークを多方向から差し込むことができ、かつ十分な剛性を有しているので、フォークリフトの動線を短縮することができ余分なスペースが必要なくなるとともに、パレットを狭い空間でストックすることができ、したがって、コストパフォーマンスの高い運搬用パレットを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図1ないし図12を参照して説明する。
図1において、符号21は本発明の実施形態である運搬用パレットを示す。この運搬用パレット21は、方形板状の載置台本体23を有している。この載置台本体23の四つのコーナー部には、それぞれコーナー脚部25,25,25,25が下方に突出して設けられている。このコーナー脚部25は、運搬パレット21の四隅を支持するためのものである。また、方形の載置台本体23の4辺の中程には、両端のコーナー脚部25から等距離の位置に中間脚部27,27,27,27が同様に下方に突出して設けられている。この中間脚部27は、運搬パレット21の四辺の中間を支持するためのものである。さらに、方形の載置台本体23の中心部には、中央脚部29が同様に下方に突出して設けられている。この中央脚部29は、運搬パレット21の中央部を支えるためのものである。
この運搬用パレット21は、図1及び図3に示すように、中心軸Oを含む互いに直交する対称面X−XとY−Yに対して対象形状になされている。したがって、運搬用パレット21のうち図1中Pで示す4分の1の部分について、図1ないし図7を参照して説明する。
コーナー脚部25は、平面視略方形をなし、載置台本体23から下方に膨出して有底筒状に形成されており、延在する側壁部31と、この側壁部31の下端部に水平方向に広がる底壁部33とを有している。このコーナー脚部25は、下方に向かうにしたがい対向する側壁部31,31が接近して縮径するように形成されている。そして、このコーナー脚部25は、凹状にくぼむとともに上方に開口する凹面35と、載置台本体23から下方に突出するととも下方に面する凸面37とを有している。
コーナー脚部25の底壁部33の中央には、この底壁部33から上方に向かって膨出して形成された荷台突出部39が形成されている。この荷台突出部39は、上方に向かって延在する側壁部41とこの側壁部41の上端に載置台本体と同一高さに形成された頂壁部43を有しており、上方に向かうにしたがい縮径するように形成されている。頂壁部43は、運搬パレット21上に被載置物を載置する際、この被載置物がコーナー脚部25内に脱落しないように載置面の一部として使用される。また、底壁部33の荷台突出部35寄りには、所定の高さの支持リブ45が形成させれている。この支持リブ45は、荷台突出部39の周りに4カ所設けられており、運搬用パレットを重ね合わせたときに、上に載置される運搬パレット21のコーナー脚部25の底壁部33がこの位置で支持されるようになっている。
中間脚部27及び中央脚部29は、基本的にはコーナー脚部25と同様の構成であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
載置台本体23のうちコーナー脚部25と中間脚部27との間の帯状の部分の内周側には、コーナー脚部25の側壁部31から中間脚部27の側壁部31に至る第1の連結開口部51が形成されている。この第1の連結開口部51の下方であって、コーナー脚部25の側壁部31の下端部と中間脚部27の側壁部31の下端部との間には、両者を連結する第1の連結架橋部53が設けられている。そして、第1の連結架橋部53は、平面視において、第1の連結開口部51の外縁の内側にあるように配置されている。
また、コーナー脚部25と中間脚部27との間の外周側には、コーナー脚部25の側壁部31から中間脚部27の側壁部31に至る第2の連結開口部55が形成されている。この第2の連結開口部55の下方であって、コーナー脚部25の側壁部31の下端部と中間脚部27の側壁部31の下端部との間には、両者を連結する第2の連結架橋部57が設けられている。そして、第2の連結架橋部57は、平面視において、第2の連結開口部55の外縁の内側にあるように配置されている。
第1の連結開口部51と第2の連結開口部55の間には、載置部本体23がそのまま残り第1の連結載置部59を形成している。この第1の連結載置部59の両端部は、コーナー脚部25の側壁31と中間脚部27の側壁31とに接続されている。
また、第2の連結開口部55の外周側にも載置台本体23がそのまま残り第2の連結載置部61を形成している。この連結載置部61の両端部は、コーナー脚部25の側壁部31と中間脚部27の側壁部31とに接続されている。
載置台本体23のうち中間脚部27と中央脚部29との間の帯状の部分の両側には、中間脚部27の側壁部31から中央脚部27の側壁部31に至る第3の連結開口部63、第4の連結開口部65が形成されている。この第3の連結開口部63の下方であって、中間脚部27の側壁部31の下端部と中央脚部29の側壁部31の下端部との間には、両者を連結する第3の連結架橋部67が設けられている。この第3の連結架橋部67は、平面視において第3の連結開口部63の外縁の内側にあるように配置されている。また、第4の連結開口部65の下方であって、中間脚部27の側壁部31の下端部と中央脚部29の側壁部31の下端部との間には、両者を連結する第4の連結架橋部69が設けられている。この第4の連結架橋部69は、平面視において第4の連結開口部65の外縁の内側にあるように配置されている。
そして、第3の連結開口部63と第4の連結開口部65の間には、載置部本体23がそのまま残り第3の連結載置部71を形成している。この連結載置部71の両端部は、中間脚部27の側壁部31と中央脚部29の側壁部31とに接続されている。
次に、このような構成の運搬用パレット21の使用方法及び作用効果について説明する。
まず、運搬用パレット21に積荷を載置するには、運搬用パレット21の載置部本体23、第1の連結載置部59、第2の連結載置部61、第3の連結載置部71、各脚部の中央に設けられた頂壁部43上に積荷を載置する。この運搬用パレット21においては、上記載置部本体23、第1の連結載置部59、第2の連結載置部61、第3の連結載置部71、頂壁部43は同一高さに設けられ、かつ相互間に大きな間隙が生じないように配設しているから、積荷をパレット上に安定して載置固定することができる。
また、運搬用パレット21にフォークF1を挿入するには、図1に示すように、コーナー脚部25、中間脚部27、第2の連結載置部61、第2の連結架橋部57、第1の連結載置部59、第1の連結架橋部53とで囲まれた第1のフォーク挿抜空間81にフォークF1を挿入する。このフォークF1は、図5、図6、図7で示すように、第1のフォーク挿抜空間81と、載置台本体23の下方空間と、中間脚部27、中央脚部29、第3の連結載置部71、第3の連結架橋部67、第4の連結架橋部69とで囲まれた第2のフォーク挿抜空間83と、載置台本体23の下方の空間と、反対側の第1のフォーク挿抜空間81とを貫通して反対側に突出する。また、この運搬用パレット21は、方形になされ、互いに直交する対称面X−X、Y−Yに対してそれぞれ対象に形成されているから、上記フォークF1と直角の方向からフォークF2を運搬用パレット21に挿入しても同様に反対側まで挿入することができる。
このように、この運搬用パレット21は、方形のパレットの4方からフォークを挿入することができ、従って、フォークリフトを不必要に取り回す必要がなく、フォークリフトの取り回しスペースを削減することができる。また、フォークの取り回しのための時間を節約することができ、従って、作業効率を向上させることができる。
また、この運搬用パレット21は、図5に示すように、フォークF1を挿入後上昇させることによって持ち上げられる。このとき、フォークF1は載置部本体23、第1の連結載置部59、第2の連結載置部61、第3の連結載置部71等の下面に当接しパレットに曲げ応力が加わるが、この曲げ応力は、第1の連結架橋部53、第2の連結架橋部57、第3の連結架橋部67、第4の連結架橋部69で支えることができる。特に、この運搬用パレット21にあっては、コーナー脚部25と中間脚部27との間に、第1の連結載置部59、第2の連結載置部61、第1の連結架橋部53、第2の連結架橋部57を掛け渡すことによって、また、中間脚部27と中央脚部29との間に、第3の連結載置部71、第3の連結架橋部67、第4の連結架橋部69とを掛け渡すことによって、全体として箱を形成しているから、その剛性を著しく向上させることができる。したがって、パレット全体として十分な剛性を維持することができ、従来の4方向挿入パレットの致命的な欠陥であった剛性上の問題点を解決することができる。
また、この運搬用パレット21は、上述のように剛性を向上させているから、運搬用パレット21を地上に置きその上に貨物を載置する場合にも十分な強度を保持することができる。
次に、運搬用パレット21をネスティングしながら重ね合わせる方法について図8ないし図12を参照して説明する。
まず、図8ないし図10に示すように、下側の運搬用パレット21のコーナー脚部25、中間脚部27、中央脚部29の上方に開口した凹面35に、上側の運搬用パレット21のコーナー脚部25、中間脚部27、中央脚部29の下方に突出する凸面37を嵌合させる。ここで、コーナー脚部25等は、下方に向かうにしたがい対向する側壁部31,31が接近して縮径するように形成されているので、上側のコーナー脚部25等を下側のコーナー脚部25等にスムーズに嵌合することができる。
これに伴い、下側のコーナー脚部25等の荷台突出部39が、上側のコーナー脚部25等の荷台突出部39の下側の凹部に嵌入する。ここで、この荷台突出部39は上方に向かうにしたがい縮径するように形成されているので、荷台突出部同士の嵌入はスムーズに行われる。
またこの際、コーナー脚部25等の底壁部33には支持リブ45が形成されているので、上側のコーナー脚部25等は、その底壁部33が下側のコーナー脚部25等の支持リブに当接する位置まで下側のコーナー脚部25等に挿入される。したがって、上側のコーナー脚部25等の側壁部31が下側のコーナー脚部25等の側壁部31に食い込むのを防止することができ、運搬用パレット21をネスティング状態から容易に分離することができる。
上側の運搬用パレット21のコーナー脚部25等のを下側の運搬用パレット21のコーナー脚部25等に嵌合させると、図11に示すように、コーナー脚部25と中間脚部27との間においては、下側の運搬用パレット21の第1の連結開口部51、第2の連結開口部55に、上側の運搬用パレット21の第1の連結架橋部53、第2の連結架橋部57が嵌入する。また、上側の運搬用パレット21の第1の連結載置部59の下側の空間、第2の連結載置部61の下側の空間には、下側の運搬用パレット21の第1の連結載置部59、第2の連結載置部61が嵌入する。
この際、第1の連結架橋部53は、平面視において第1の連結開口部51の外縁の内側にあるように配置されており、第2の連結架橋部57は、平面視において第2の連結開口部55の外縁の内側にあるように配置されているので、上記嵌入はスムーズに行われる。
また、中間脚部27と中央脚部29との間においては、図11、図12に示すように、下側の運搬用パレット21の第3の連結開口部63、第4の連結開口部65に、上側の運搬用パレット21の第3の連結架橋部67、第4の連結架橋部69が嵌入し、また、上側の運搬用パレット21の第3の連結載置部71の下側の空間に、下側の運搬用パレット21の第3の連結載置部71が嵌入する。
この際、第3の連結架橋部67は、平面視において第3の連結開口部63の外縁の内側にあるように配置されており、第4の連結架橋部69は、平面視において第4の連結開口部65の外縁の内側にあるように配置されているので、上記嵌入はスムーズに行われる。
このように、この運搬用パレット21にあっては、容易にネスティング状態で載置することができるから、非使用時のストックスペースを大幅に削減することができる。
特に、この運搬用パレット21にあっては、コーナー脚部25と中間脚部27との間、中間脚部27と中央脚部29との間において、上面側の第1ないし第3の連結載置部59,61,71と、これらから下方に離間した位置の第1ないし第4の連結架橋部53、57、67、69とを併設させながらも、ネスティング可能な構成となっている。したがって、パレット自体の剛性維持しつつネスティングが可能となる。
上記実施の形態においては、運搬用パレットを射出成形により成形する場合について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明としての構造的な特徴を満たしているものであれば、他の成形方法、例えば、発泡成形、ダイキャスト成形、真空成形、圧空成形、プレス加工等を使用しても良く、また種々の成型方法で成型された部品を組み立てても良い。また、使用材質についても、合成樹脂、金属、木材等、どのようなものでもよい。
また、上記実施の形態は、平面視方形の運搬用パレットについて説明しているが、これに限る必要はなく、矩形状、円形、六角形状のものであってもよい。また、脚部についても平面視方形のものについて説明しているが、これに限る必要はなく、円形、八角形状等であってもよい。
本発明の一実施の形態の運搬用パレットを示す斜視図。 図1に示す運搬用パレットの4分の1を示す拡大斜視図。 図1に示す運搬用パレットの上面図。 図3中Z−Z線で示す断面図。 図3及び図7中Y−Y線で示す断面図。 図3及び図7中W−W線で示す断面図。 図3で示す運搬用パレットにフォークを挿入した状態を示す上面図。 図1で示す運搬用パレットをネスティングで重ねた状態を示す斜視図。 図9中S−S面で示す断面図。 図9中S−O−T面で示す断面斜視図。 図9中U−U面で示す断面図。 図11中Qで示す部分の拡大図。 従来の運搬用パレットの一例を示す正面図。 図13に示す運搬用パレットの下面図。 図13に示す運搬用パレットをネスティングで重ね合わせた状態を示す正面図。 4方向からフォークを挿入可能な運搬用パレットを示す下面図。
符号の説明
21 運搬用パレット
23 載置部本体
25 コーナー脚部
27 中間脚部
29 中央脚部
39 荷台突出部
45 支持リブ
51 第1の連結開口部
53 第1の連結架橋部
55 第2の連結開口部
57 第2の連結架橋部
59 第1の連結載置部
61 第2の連結載置部
63 第3の連結開口部
65 第4の連結開口部
67 第3の連結架橋部
69 第4の連結架橋部
71 第3の連結載置部
81 第1のフォーク挿抜空間
83 第2のフォーク挿抜空間

Claims (5)

  1. 板状の載置部本体と、
    この載置部本体から下方に膨出して形成された有底筒状の複数の脚部と、
    前記載置部本体のうち、相隣接する一方の前記脚部から他方の前記脚部に至る帯状部分の一部に、前記一方の脚部から他方の脚部まで開口して形成された連結開口部と、
    前記帯状部分のうち前記連結開口部が形成されなかった連結載置部と、
    前記連結開口部の下方に、前記相隣接する一方の脚部と他方の脚部の底部同士を連結架橋して設けられた連結架橋部と、
    前記相隣接する一方の脚部と他方の脚部と前記連結載置部と前記連結架橋部とによって囲まれ、フォークを挿抜しうるフォーク挿抜空間と、
    を備えたことを特徴とする運搬用パレット
  2. 前記載置部本体は矩形状になされており、
    前記複数の脚部は、前記矩形板状の載置部本体の四隅部に設けられた4つのコーナー脚部と、前記載置部本体の中心部に設けられた中央脚部と、前記載置部本体の四辺の中間部に設けられた4つの中間脚部であり、
    前記連結架橋部及び前記連結載置部は、前記コーナー脚部と前記中間脚部との間に設けられるとともに、前記中央脚部と前記中間脚部との間に設けられており、4方向からのフォークの挿抜が可能になされていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用パレット。
  3. 前記脚部は下方に向かうにしたがい縮径しているとともに、前記連結架橋部は平面視において前記連結開口部の外縁の内側に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運搬用パレット。
  4. 前記脚部の底部の中央部にこの中央部から上方に向かって前記載置部本体と同一高さまで突出する突出部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の運搬用パレット。
  5. 前記脚部の底部内側には、上方に突出するリブが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の運搬用パレット。
JP2004262137A 2004-09-09 2004-09-09 運搬用パレット Pending JP2006076605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262137A JP2006076605A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 運搬用パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262137A JP2006076605A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 運搬用パレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006076605A true JP2006076605A (ja) 2006-03-23

Family

ID=36156394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004262137A Pending JP2006076605A (ja) 2004-09-09 2004-09-09 運搬用パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006076605A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103832682A (zh) * 2014-03-17 2014-06-04 侯如升 一种印刷托纸用垫块
WO2024188421A1 (en) * 2023-03-10 2024-09-19 Cabka Group Gmbh Stackable and nestable pallet for boxes
EP4417533A3 (de) * 2023-02-17 2025-01-08 Craemer GmbH Mehrwegtransportpalette

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442748A (en) * 1977-07-18 1979-04-04 Werz Furnier Sperrholz Fourrway insertion type conveying pallet
JPH0834440A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット
JP2000326975A (ja) * 1999-05-24 2000-11-28 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442748A (en) * 1977-07-18 1979-04-04 Werz Furnier Sperrholz Fourrway insertion type conveying pallet
JPH0834440A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット
JP2000326975A (ja) * 1999-05-24 2000-11-28 Sanko Co Ltd 合成樹脂製パレット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103832682A (zh) * 2014-03-17 2014-06-04 侯如升 一种印刷托纸用垫块
EP4417533A3 (de) * 2023-02-17 2025-01-08 Craemer GmbH Mehrwegtransportpalette
WO2024188421A1 (en) * 2023-03-10 2024-09-19 Cabka Group Gmbh Stackable and nestable pallet for boxes

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7481316B2 (en) Article storage case
US8967056B2 (en) Nestable pallet
JP5951978B2 (ja) 収納トレー
US8561824B2 (en) Assembly box and plate material connecting structure
CN105683052B (zh) 托盘
JP7669846B2 (ja) パレット
JP2006076605A (ja) 運搬用パレット
KR102151311B1 (ko) 조립식 스태킹 랙
JP6264369B2 (ja) 荷物積載用敷台
JP5769240B2 (ja) パレット
JP5155032B2 (ja) コンテナ
JP7423045B2 (ja) パレット
KR102484003B1 (ko) 조립식 운송용 포장박스
CN117465806A (zh) 托盘
JP6290051B2 (ja) パレット
JP3137215U (ja) 運搬用パレット
JP2009046135A (ja) 搬送パレット
JP6594654B2 (ja) パレット
KR102271859B1 (ko) 강도보강 부품적재트레이
KR20130142567A (ko) 박스가 결합 가능한 파렛트
KR200412873Y1 (ko) 종이 팔레트
WO2024188421A1 (en) Stackable and nestable pallet for boxes
KR200347736Y1 (ko) 물건 적재용 파레트
JP2005138878A (ja) 物品収納ケース
JP4866172B2 (ja) 運搬用容器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060601

A621 Written request for application examination

Effective date: 20070410

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02