JP2006068189A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 洗いやすすぎ時に洗濯物の上下の入れ替えを促進して洗いやすすぎを満遍なく行う。
【解決手段】 洗濯槽5の内周面に、パルセータ7の回転軸CLに対し所定角度で傾けて内周側に膨出したバッフル27を1乃至複数設ける。洗いやすすぎ運転時にはパルセータ7を駆動するモータ8の左右反転を相対的に短い周期で繰り返す通常の洗いを行うためのB水流と、モータ8のオン時間をB水流時よりも長くし且つ回転速度自体は低く抑えたC水流とを組み合わせる。C水流時に、その水流に乗って洗濯物が所定方向に回転すると、バッフル27に接触した洗濯物は該バッフル27上に乗り上げて傾斜に沿ってせり上げられる。それによって、洗濯槽5内で底部側に位置していた洗濯物が上に持ち上げられ、洗濯物の上下移動が促進される。
【選択図】 図1
【解決手段】 洗濯槽5の内周面に、パルセータ7の回転軸CLに対し所定角度で傾けて内周側に膨出したバッフル27を1乃至複数設ける。洗いやすすぎ運転時にはパルセータ7を駆動するモータ8の左右反転を相対的に短い周期で繰り返す通常の洗いを行うためのB水流と、モータ8のオン時間をB水流時よりも長くし且つ回転速度自体は低く抑えたC水流とを組み合わせる。C水流時に、その水流に乗って洗濯物が所定方向に回転すると、バッフル27に接触した洗濯物は該バッフル27上に乗り上げて傾斜に沿ってせり上げられる。それによって、洗濯槽5内で底部側に位置していた洗濯物が上に持ち上げられ、洗濯物の上下移動が促進される。
【選択図】 図1
Description
本発明は洗濯機に関し、更に詳しくは、有底筒形状の洗濯槽の内底部に撹拌翼であるパルセータを配置した渦巻式洗濯機に関する。
一般的な渦巻式全自動洗濯機では、脱水槽を兼ねる有底円筒形状の洗濯槽の内底部にパルセータが回転自在に設けられている。そして、この洗濯槽内に水が貯留された状態でパルセータが回転駆動されると水流が発生し、この水流に乗って洗濯物が移動しつつ洗濯物同士、洗濯物とパルセータ、洗濯物と洗濯槽内壁とが擦れ合うことにより、或いは水が洗濯物の繊維の隙間を通過することにより、洗濯物の洗いやすすぎが達成される。
このような洗濯機における主要な課題の1つが、洗いむらやすすぎむらをできるだけ少なくすることである。そのために、従来のこの種の洗濯機では、パルセータの回転を小刻みに正逆反転させ、右回り及び左回りの水流を交互に発生させることが行われている。また、通常、洗濯槽内では底部側より上部側のほうが洗浄能力が低くなる傾向にあるため、洗濯槽内で洗濯物が適宜に上下入れ替わるようにする必要がある。そこで、パルセータの正逆回転時間を変化させることで回転方向の水流に乱れを生じさせ、それによって上下方向にも水流を発生させてこれにより上下の洗濯物の入れ替わりを促進する方法が採られている。
しかしながら、このような従来の方法だけでは洗濯物の絡みを抑制しながら上下入れ替えを行うことは難しい。また、パルセータの回転時間を長くしたときには強い水流が発生し、次にパルセータを反転させた際に逆方向に進行する水流が衝突して大きな水跳ねを生じ、上蓋が開いている場合に洗濯機の周囲に水が飛び散ることがある。更には、一方向へパルセータの回転時間を長くすると洗濯槽内で洗濯物が片寄って大きく揺動し、これに伴って外槽がハウジング内面に接触することもある。
こうした問題に対しては、パルセータを回転駆動するモータの駆動パターンを工夫することにより、水跳ねや洗濯物の極端な片寄りを抑えつつ洗濯物の上下の入れ替えを促進することが試みられている(特許文献1など参照)。他方、パルセータの形状を工夫するとともに洗濯槽の内周面に傾斜した突状部を設けることで洗濯槽内に上下方向の水流を発生させ、これにより上下の洗濯物の入れ替わりを促進するような洗濯機も従来知られている(特許文献2など参照)。
しかしながら、こうした従来の洗濯機はいずれも、基本的には上下方向の水流に乗せて洗濯物の上下入れ替えを促進させるものであるため、洗濯物の種類、量などによっては、必ずしも上下入れ替えの効果が十分に発揮されない場合がある。そのため、洗い運転やすすぎ運転時に洗濯物の上下入れ替えをより確実に促進し、洗いやすすぎを満遍なく行うことができる洗濯機が強く要望されている。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものであり、その主な目的は、洗濯物の上下の移動を従来よりも一層効果的に促進し、洗いむらやすすぎむらを解消して高い洗い性能やすすぎ性能を発揮することができる洗濯機を提供することにある。また、本発明の他の目的は、そうした洗濯物の上下入れ替えに際して大きな水跳ねや洗濯物の極端な片寄りによる洗濯槽、外槽の大きな揺動を回避することができる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するために成された第1発明は、内部に洗濯物を収容する有底筒形状の洗濯槽と、該洗濯槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、を具備し、前記洗濯槽内に水が貯留された状態で前記撹拌翼を回転させることで洗濯物の洗いやすすぎを行う洗濯機において、
前記撹拌翼の回転により洗濯槽内に生じる水流によって移動する洗濯物に接触して該洗濯物を上に乗せつつ斜め上方にせり上げるように移動させるために、前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸した形状の1乃至複数のバッフルを備えることを特徴としている。
前記撹拌翼の回転により洗濯槽内に生じる水流によって移動する洗濯物に接触して該洗濯物を上に乗せつつ斜め上方にせり上げるように移動させるために、前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸した形状の1乃至複数のバッフルを備えることを特徴としている。
上記課題を解決するために成された第2発明は、内部に洗濯物を収容する有底筒形状の洗濯槽と、該洗濯槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、該撹拌翼を回転駆動する駆動源と、を具備し、前記洗濯槽内に水が貯留された状態で前記撹拌翼を回転させることで洗濯物の洗いやすすぎを行う洗濯機において、
前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸して設けられた1乃至複数のバッフルと、
洗い運転やすすぎ運転時に前記撹拌翼が左右方向に交互に回転するように前記駆動源を制御する回転制御手段であって、前記駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高く設定した第1の駆動モードと、前記駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低く設定した第2の駆動モードとを組み合わせた制御を行う回転制御手段と、
を備えることを特徴としている。
前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸して設けられた1乃至複数のバッフルと、
洗い運転やすすぎ運転時に前記撹拌翼が左右方向に交互に回転するように前記駆動源を制御する回転制御手段であって、前記駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高く設定した第1の駆動モードと、前記駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低く設定した第2の駆動モードとを組み合わせた制御を行う回転制御手段と、
を備えることを特徴としている。
第1及び第2発明に係る洗濯機において、撹拌翼が所定の方向に回転されると、洗濯槽内に貯留されている水に、基本的には、その回転軸を中心に回転する水流が発生し、この水流に乗って洗濯物は移動する。洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸して設けられたバッフルは、当然のことながら、上記水流を上下方向(厳密には斜め方向)に変える作用も有するが、ここでは、さらに洗濯槽内周面近傍を移動している洗濯物に直接的に接触し、水流と協働して、その洗濯物が上に乗り上げた状態で傾斜に沿ってせり上がるように移動させる作用を有する。
即ち、バッフルに接触した水流が上向きになる方向に撹拌翼が回転されたとき、この水流に乗って移動する洗濯物の中で洗濯槽内周面の近くに位置している洗濯物はバッフルに当接する。そして、さらに水流の勢いによって洗濯物が押されると、洗濯物はバッフルの上に乗り上げてその上向きの傾斜に沿ってせり上がる。そしてバッフルの上部に達したとき又は水流の方向が逆転したときに洗濯物はバッフルから解放される。したがって、洗濯槽内の比較的低い位置にあった洗濯物はバッフルにより高い位置まで持ち上げられ、その直前まで上にあった洗濯物のさらに上に乗って上下関係が入れ替わる。
第1及び第2発明に係る洗濯機では、こうして洗濯物の上下の入れ替えが頻繁に行われるので、洗いむらやすすぎむらを解消し、洗濯物全体を満遍なく洗ったりすすいだりすることができる。また、特に洗濯物の量が多い、重量の大きな洗濯物が存在する等、水流だけでは洗濯物の上下の入れ替えが難しいような場合でも、バッフルが直接的に洗濯物を持ち上げることにより確実に洗濯物の上下の入れ替えを行うことができ、高い洗浄性能、すすぎ性能を発揮することができる。
また第2発明に係る洗濯機では、回転制御手段は洗い運転やすすぎ運転時に、駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高く設定した第1の駆動モードと、駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低く設定した第2の駆動モードとを組み合わせて、撹拌翼が左右方向に交互に回転するように駆動源を制御する。上述したようにこの第2発明に係る洗濯機では、洗濯物がバッフルの上に乗ってその傾斜に沿ってせり上がることで上方まで移動するから、その間に撹拌翼の回転が停止したり撹拌翼の回転方向が反転したりして水流の方向が変化してしまうと、洗濯物が十分に上方まで持ち上げられない。これに対し、第2の駆動モードでは駆動源のオン時間が相対的に長く設定されているため、バッフル上を押し上げる方向の水流が或る程度長く続き、洗濯物を十分に上方まで持ち上げて上下入れ替えを確実に達成することができる。
また駆動源のオン時間が長いと、水面上に隆起した洗濯物に当たった水流が大きな水跳ねを生じることがあるが、第2の駆動モードでは駆動源のオン時間は相対的に長い反面、回転速度は相対的に低く抑えられているので、その分だけ水流の勢いは抑制され、大きな水跳ねの発生を防止することができる。さらにまた、洗濯槽内での洗濯物の極端な片寄りも生じにくいので、洗濯槽や洗濯槽を内装する外槽の大きな揺動を防止し、外槽がハウジング内面に接触することを防止することができる。
また第2発明に係る洗濯機において、前記回転制御手段は、第2の駆動モードにおいて、前記撹拌翼の回転により前記洗濯槽内に生じる水流が洗濯物を前記バッフルに沿ってせり上げる方向に生じるときの前記駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低くし、その反対の方向へ撹拌翼を回転させる際の前記駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高くする構成とすることが好ましい。
この構成によれば、第2の駆動モードであっても、バッフルの作用により洗濯物を上方に持ち上げることが可能である方向に水流が発生する際には駆動源のオン時間(つまりは水流の継続時間)は相対的に長くなり、洗濯物を上方に持ち上げる作用が生じない方向に水流が発生する場合には駆動源のオン時間は相対的に短い。したがって、例えば運転時間を一定とすれば、バッフルを利用した洗濯物の上下の入れ替えを行う機会が増加し、洗濯槽内の洗濯物を上下方向にも十分に入れ替えて、より一層洗いむらやすすぎむらの解消に寄与する。
また、洗濯槽内に収容されている洗濯物の量によっても、洗濯物の上下の入れ替わりの容易さが異なる。そこで、第2発明に係る洗濯機では、さらに好ましくは、前記洗濯槽に収容された洗濯物の量を検知する負荷量検知手段をさらに備え、前記回転制御手段は、第2の駆動モードにおいて、前記負荷量検知手段により検知された洗濯物の量に応じて、少なくとも前記撹拌翼の回転により前記洗濯槽内に生じる水流が洗濯物を前記バッフルに沿ってせり上げる方向に生じるときの前記駆動源のオン時間又は回転速度のいずれか一方又は両方を変化させる構成とするとよい。
具体的には、洗濯物の量が少ないほど水流が強くなり洗濯物が移動し易くなる傾向にあるため、洗濯物の量が少ないほど駆動源のオン時間を短くする、回転速度を低くする、又はその両方とするとよい。この構成によれば、洗濯物の量が少ない場合に、水流の勢いが強くなり過ぎて大きな水跳ねが生じ易くなることや洗濯物の極端な片寄りが生じ易くなることを防止することができる。
なお、第1及び第2発明に係る洗濯機において、バッフルの設置位置や設置条件は洗濯物の上下入れ替えの効果等に大きく影響する。したがって、バッフルの設置位置や設置条件は適宜に定めることが望ましい。
例えばバッフルは、好ましくは、洗い運転又は溜めすすぎ運転時に前記洗濯槽内に設定される最も高い水位の水位線よりも低い位置に設けられる構成とするとよい。これにより、洗い時やすすぎ時に洗濯槽内に最も高い位置まで水が貯留された状態でバッフルは水中に完全に没するので、水面上に突出したバッフルに水流が当たって大きな水跳ねを生じることを防止することができる。
また、バッフルは、前記洗濯槽内の前記回転軸の周りに略等角度間隔で複数設けられている構成としたほうがよい。これにより、同時に複数の部位において異なる洗濯物の上下の入れ替えが達成されるので、洗濯物全体が満遍なく上下に入れ替わり易くなる。
さらにまた、バッフルの延伸方向が水流に対して直角に近いと、水流に押されても洗濯物はバッフルの上に乗ってせり上がりにくく、却ってバッフルが洗濯物の移動の障害になって全体的に滞留し易くなる。逆に、バッフルの延伸方向が水流に対して平行に近いと、そもそもバッフルによる洗濯物の持ち上げ移動量が十分に確保できなくなり、洗濯物の上下入れ替えの効果が得られなくなる。
こうしたことから、バッフルは、前記回転軸に直交する面に対して30〜60°程度の角度範囲の角度で以て傾斜されている構成とするとよい。こうした構成により、バッフルが洗濯槽内での洗濯物の移動の大きな障害とならず、しかも洗濯物を上下に入れ替える効果を十分に発揮することができる。
以下、本発明に係る洗濯機の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本実施例の洗濯機の構成を示す概略側面断面図である。
この洗濯機の外形を成すハウジング1は全体として略直方体形状の箱形状とされ、その内部には、有底円筒形状の外槽2が前吊棒3及び後吊棒4(図1では各1本ずつが見えているが実際には各2本ずつ存在する)により前方に向けて傾斜するように吊支されている。この外槽2の上部前方への突出に対応して、ハウジング1の前面上部も張り出している。外槽2の内部には、周壁に多数の通水穴5aを有する、脱水槽を兼ねた洗濯槽5が前方に約10°傾斜された主軸6を中心に回転自在に軸支されている。また、この洗濯槽5の底部には洗濯物を撹拌するための本発明における撹拌翼であるパルセータ7が配置されており、主軸6の延伸上には本発明における駆動源としてのダイレクトドライブ用のモータ8と、動力切換え用のクラッチ9とが設けられている。クラッチ9は外槽2の底面下に取り付けられたトルクモータ10の動作により、主として洗い運転やすすぎ運転時にはパルセータ7のみを一方向又は両方向に回転させ、脱水運転時には洗濯槽5とパルセータ7とを一体に一方向に回転させるべく機械的な切換えを行う。
外槽2の上部後方には、洗剤や柔軟仕上剤を収容しておくための洗剤容器12を引き出し自在に備えた注水口部11が設けられている。ハウジング1の上面後部には給水管14の端部が突出して給水口13となっており、外部の水道栓等に接続されたホースはこの給水口13に接続される。給水管14は給水バルブユニット15に含まれる主給水弁15a及び仕上剤給水弁15bの入口に接続されており、主給水弁15a及び仕上剤給水弁15bの出口はそれぞれ独立に注水口部11に接続されている。主給水弁15aが開放されると、水道栓から供給される水道水が洗剤容器12内の洗剤収容部に流れ込み、一方、仕上剤給水弁15bが開放されると洗剤容器12内の仕上剤収容部に水が流れ込み、いずれの場合も、下方の外槽2内に向けて注水口部11から水が吐き出される。また、給水バルブユニット15の近傍には風呂水ポンプ16が配設されており、風呂水ポンプ16の風呂水吸引ホース17の末端(図示しない)が風呂水に浸漬された状態で風呂水ポンプ16が作動すると、風呂水吸引ホース17を通して吸引された風呂水が注水口部11に供給されるようになっている。
外槽2の底部の前端部つまり最低部には排水開口18が形成され、排水開口18には排水管19の一端が接続されており、排水管19は排水弁20により開閉される。排水管19の他端は、底部の脚台21の側面に形成された図示しない排水口に至り、起立自在な排水ホースを介して外部の排水溝に連なる。排水弁20の開閉動作も上記クラッチ9の連結切り換え動作と同様にトルクモータ10の動作に連動している。即ち、トルクモータ10を駆動させることで、クラッチ9により洗濯槽5とパルセータ7とが一体に回転するように接続したときには排水弁20は開放状態となり、クラッチ9により洗濯槽5とパルセータ7との連結を解除してパルセータ7のみが回転するようにしたとき(洗濯槽5はバンドブレーキにより回転が拘束されている)には排水弁20は閉鎖状態となる。また、図示しないが外槽2の底部にはエアトラップが形成され、エアトラップに接続されたエアホースの他端は上部に配設された水位センサ22に接続されている。
洗濯槽5の上端部には振動防止用の環状のバランスリング24が取り付けられ、洗濯槽5底部からバランスリング24直下までほぼ垂直に延伸する循環水路25が、洗濯槽5内壁に沿って膨出して形成されている。この循環水路25の上部開口には、洗濯水に混入している糸屑などのゴミを捕集するためのリントフィルタ26が着脱自在に設けられている。洗濯槽5内に所定量の水が貯留された状態でパルセータ7が回転されると、パルセータ7の下面に放射状に形成されている裏羽根のポンプ作用によって、洗濯槽5底面に設けられている通水開口5bを通して、洗濯槽5底面と外槽2底面との間の水が吸い上げられる。吸い上げられた水は強い圧力でもってパルセータ7の外周側へと押し出され、循環水路25の下端開口から入って該水路25内を上昇し、その上部開口から洗濯槽5内へ吐出される。また、洗濯槽5内の水は通水穴5aを通して外槽2側へ出てゆき循環する。
洗濯槽5の内周面には、本実施例の洗濯機に特徴的な、洗濯物を上昇移動させるためのバッフル27が取り付けられている。後述のように本例ではバッフル27は3本あるが、いずれも、洗いや溜めすすぎのための最も高い水位を示す水位線Lmaxよりも低い位置とされている。これは、洗濯槽5内の貯留水位が最も高い状態であるときに、バッフル27が水面上に突出しないようにするためである。
このバッフル27の取付構造について図2、図3を参照して詳しく述べる。図2は洗濯槽5の内周面をパルセータ7の回転軸(洗濯槽5の回転軸でもある)CLに平行な線A−A’で切断して展開した平面図、図3は洗濯槽5内の概略上面図である。3本のバッフル27は洗濯槽5の内周面に略等角度間隔(約120°)を保って設けられており、回転軸CLに直交する面に対し傾斜角度θだけ傾けて取り付けられている。この例では傾斜角度θは約45°である。傾斜角度θが60°を超えるほど大きくなると、バッフル27が洗濯物の移動に対する障害となってしまい洗濯物が洗濯槽5内で滞留し易くなる。他方、傾斜角度θが30°よりも小さくなると、洗濯物をせり上げる効果が小さくなる。したがって、傾斜角度は30〜60°程度の範囲内に定めておくとよい。
洗濯槽5(厳密には外槽2)内に水が貯留された状態でパルセータ7が所定方向に回転されると、回転軸CLをほぼ中心にして図2中に矢印で示す方向の水流が発生する。洗濯物はこの水流に乗って移動するため、洗濯物の移動方向は水流方向と同じであると捉えることができる。その際に洗濯槽5の内周面近くを移動する洗濯物は図2中に示したようにバッフル27に当接し、バッフル27の上に乗り上げてその上向きの傾斜に沿って移動する。即ち、洗濯槽5内の比較的低い位置でバッフル27に接触した洗濯物はバッフル27と水流との協働の作用により、洗濯槽5内の比較的高い位置まで持ち上げられる。その結果、洗濯槽5内での洗濯物の上下方向の入れ替えを積極的に促進させ、洗濯物全体を適度に撹拌することができる。これが、本実施例の洗濯機におけるバッフル27の基本的な作用である。
図4は本実施例の洗濯機の要部の電気系構成図である。制御の中心には、CPU、RAM、ROM、タイマなどを含んで構成される制御部40が据えられている。ROMには予め後述するような各種の制御・処理を実行するためのプログラムが格納される。制御部40には、スタートキー43a、コース選択キー43b、風呂水キー43c、予約キー43d等の複数の操作キーを備える操作部43からキー入力信号が、蓋スイッチ45から上蓋の開閉に連動する蓋開閉信号が、水位センサ22から外槽2の内部に貯留された水の水位に応じた水位検知信号が入力される。そして制御部40は、モータ8の回転に応じた信号を出力する回転角センサ44の出力を受けてインバータ駆動部41を介してモータ8の回転を制御するとともに、負荷駆動部42を介して、主給水弁15a、仕上剤給水弁15b、風呂水ポンプ16、排水弁20の開閉動作とクラッチ9の連結・離脱動作とを行うトルクモータ10の動作を制御する。更に、制御部40は、キー入力の受付状態や洗濯の進行状況などを表示部46に表示させるとともに、必要に応じてブザー47を鳴動させる。制御部40、インバータ駆動部41、及び回転角センサ44は本発明に係る回転制御手段に相当する。
図5は本実施例の洗濯機における標準的な洗濯行程の流れを示すフローチャートである。図5を参照して、この洗濯機の動作を概略的に説明する。
使用者が洗濯物を洗濯槽5に収容し、所定のコース設定を行った後にスタートキー43aを押すと、給水を行う前に、洗濯槽5に投入された洗濯物の量つまり負荷量が検知される(ステップS1)。具体的には、制御部40はモータ8を作動させてパルセータ7を短時間所定方向に回転させ、それによる惰性回転が継続する時間に応じて負荷量を検知している。この場合には、制御部40、インバータ駆動部41、及び回転角センサ44は本発明における負荷検知手段に相当する。もちろん、負荷量検知はこの方法に限らず、如何なる方法を用いてもよい。こうして検知された負荷量に応じて、後記洗いや溜めすすぎ時の水位が決定される。表示部46にはこの設定水位に応じた洗剤量を示す表示がなされ、使用者はこの表示に従って適宜量の洗剤を投入する。
実質的な洗濯が開始されると、制御部40は負荷駆動部42を介して主給水弁15aを開放させる。そして水位センサ22からの水位検知信号により、洗濯槽5内に上述のようにして決められた設定水位になるまで給水を行い、その後にパルセータ7を所定速度で且つ正逆回転することによって洗いを実行する(ステップS2)。こうした洗いが終了すると排水弁20を開くことで洗濯槽5内の水を排出し、洗濯槽5とパルセータ7とを一体に高速で回転することにより中間脱水を実行する(ステップS3)。この中間脱水により、洗濯物に染み込んでいる洗剤水が飛散して除去される。
次に、1回目のすすぎとして脱水すすぎを行う(ステップS4)。脱水すすぎは、洗濯槽5を比較的低速度で回転させつつ注水口部11から水をシャワー状に洗濯物に降り掛けることにより、洗濯物にきれいな水を吸水させ、その代わりに洗濯物に染み込んでいる洗剤水を押し出そうとするものである。そして、洗濯物に十分に水を含ませた後に、ステップS3と同様のステップS5の処理により中間脱水を行い、洗濯物に染み込んでいる水を飛散させる。
次いで、2回目つまり最終すすぎとして溜めすすぎを実行する(ステップS6)。即ち、洗濯槽5内に設定水位まで給水を行い、ステップS2と同様にパルセータ7を回転駆動することで洗濯物を貯留水の中で撹拌する。なお、最終すすぎの給水時には、主給水弁15aとともに仕上剤給水弁15bも開放し、洗剤容器12内に収容されている柔軟仕上剤が洗濯槽5内に投入される。この溜めすすぎが終了すると、洗濯槽5内の水を排出し、中間脱水と同様に洗濯槽5とパルセータ7とを一体に高速で回転することにより最終脱水を実行する(ステップS7)。
なお、上記各行程の手順は標準的なものであって、洗濯物の種類などに応じて、例えば脱水すすぎの代わりに溜めすすぎや注水すすぎを行ったり、脱水すすぎや溜めすすぎの回数を増したりするなど適宜に変更することが可能である。
上述したように本実施例の洗濯機では、洗いや溜めすすぎ時にバッフル27を利用して洗濯物の上下の入れ替えを促進させることができるが、その際のモータ8の制御方法について詳しく説明する。なお、以下では、洗い時について説明するが、溜めすすぎ時でも同様である。
本実施例の洗濯機では、大別して、本発明における第1の駆動モードに相当するB水流及び本発明における第2の駆動モードに相当するC水流と呼ぶ2種類の水流パターンを組み合わせて洗い運転を実行している。図6は洗い運転時におけるパルセータ7の駆動開始から駆動終了までの概略的な水流パターンの移行状態を示す図、図7は本洗濯機におけるモータ制御の1周期の基本駆動パターンを示す図、図8は洗い運転時におけるパルセータ7の駆動開始から駆動終了までの時間経過とモータ8の回転速度との詳細な関係を示すタイミング図である。
洗い運転の基本はB水流であって、図6に示すように、まずB水流をTb時間だけ行い、そのあとC水流をTc時間行って洗濯物の上下方向の入れ替えを促進させる。その後にまたB水流を実行し、最後に、絡み合っている洗濯物のほぐしを促進させるためのほぐし水流を実行する。例えばTbは2分程度、Tcも2分程度とすることができる。
図7に示すように、モータ制御の基本的な駆動パターンは、左方向にT1onだけモータ8をオン(つまり通電)したあと、T1offだけモータ8をオフ(つまり通電を停止)し、そのあと今度は、右方向にT2onだけモータ8をオン(つまり通電)したあと、T2offだけモータ8をオフ(つまり通電を停止)する。これが1周期の駆動パターンであり、左右各方向にモータ8をオンする際の回転速度は適宜に設定可能である。なお、図8中にはモータ8の回転速度を例示しているが、本実施例の洗濯機では、モータ8の回転速度に対するパルセータ7の回転速度の減速比は6.4であるので、例えばモータ8の回転速度が660rpmであるときにはパルセータ7の回転速度は約103rpmである。
図8に示すように、B水流では、T1on/T1off及びT2on/T2offはいずれも1.2秒/0.5秒であり、そのときのモータ8の回転速度は660rpmである。これに対し、C水流では、T1on/T1off及びT2on/T2offはいずれも3.0秒/0.5秒であり、そのときのモータ8の回転速度は600rpmである。即ち、C水流ではB水流に比べてモータ8のオン時間(T1on、T2on)を長くする代わりに回転速度を低く抑えている。これは次のような理由による。
C水流期間の主たる目的は、洗濯物の上下の入れ替えを促進することにある。洗濯物の上下の入れ替えは、上述したようにバッフル27上に乗り上げた洗濯物がその傾斜に沿ってせり上がってゆくことによって適切に達成される。洗濯物がバッフル27の下端から上端まで移動するのには或る程度時間が掛かるため、この間に水流が止まったり反転したりしてしまうと、洗濯物が十分に上まで持ち上げられる前にバッフル27上から離れてしまい、洗濯物の上下入れ替えを十分に行うことができない。そこで、C水流期間では、モータ8のオン時間を3秒とB水流期間よりも適度に長く(本例では2倍以上)することによって、同一方向の水流の継続時間が長くなるようにし、バッフル27を利用して洗濯物の上下の入れ替えが十分に為されるようにしている。
ところが、モータ8のオン時間が長いと強い水流が発生し、洗濯槽5内で洗濯物が極端に片寄ってアンバランスになることによって外槽2が揺動し、ハウジング1内面に接触し易くなる。また、水面上に隆起した洗濯物に水流が当たって水跳ねも大きくなる。そこで、水流の強さを抑えるために、モータ8の回転速度は600rpmとB水流よりも10%程度低くしている。これによって、ハウジング1に接触するほどの外槽2の大きな揺動を抑えるとともに大きな水跳ねを抑制しつつ、洗濯物の上下の入れ替わりを効果的に促進して洗いむらやすすぎむらを解消することができる。
図9はC水流において図8とは異なる回転駆動パターンを採用した場合のタイミング図である。上述したようにバッフル27を利用した洗濯物の上下入れ替えの作用は、洗濯槽5内の水流が右回転である場合にのみ有効であり、洗濯槽5内の水流が左回転である場合には殆ど意味がない。即ち、図8に示した例では、C水流において左右回転のいずれでもモータ8のオン時間をB水流時よりも長くしているが、実際には左回転の期間中にはこうした配慮は不要である。そこで、図9に示した例では、C水流時において、右回転期間中にのみモータ8のオン時間(つまりT2on)をB水流時よりも長くするとともに回転速度をB水流時よりも低く抑え、他方、左回転期間中にはB水流時と同じパラメータを採用している。これによって、C水流の実行時間Tcが同一であれば、上下入れ替えに有効な右回転の実行回数を増やすことができるので、より一層洗濯物の上下入れ替えを行うことができる。
なお、上記説明では、洗濯槽5に収容された洗濯物の量(負荷量)を考慮していないが、同一のモータ駆動パターンであっても一般に負荷量が小さいほど水流は強くなる。そのため、水跳ね等の問題が生じ易くなる。特に、負荷量が小さい場合には洗濯槽5内の貯留水位は低くなるが、バッフル27の上部が水面上に突出するようになるため、水面上に突出したバッフル27に強い水流が当たると大きな水跳ねが生じ易い。そこで、負荷量に応じて、負荷量が小さいほどC水流時におけるモータ8のオン時間(少なくともT2on)を短くしたり回転速度をさらに下げたりする等の処理を行うとよい。これによって、水跳ねを防止し外槽2の揺動も抑制することができる。
次に本実施例の洗濯機の別の特徴について説明する。この洗濯機では、従来の洗濯機と同様に予約運転の設定が可能となっており、具体的には、予約運転の時間(○時間後)を設定すると、その時間に上記図5で示したような一連の洗濯運転がちょうど終了するように自動的に運転が実行される。一方、この洗濯機は風呂水ポンプ16を備えており、風呂水を洗濯に利用するか否かを選択するための風呂水キー43cが操作部43に設けられている。従来、予約運転に際して風呂水の利用を設定することも可能ではあったが、風呂水ポンプ16による風呂水の給水は、予約運転で設定された時間から所定の想定洗濯実行時間だけ遡った時点で開始されるように構成されていた。
ところが、そうした構成の場合、次のような問題がある。即ち、予約運転の場合、次の日の朝に運転が終了するように前の日の夜に設定を行うことが多い。一般的には使用者は夜に入浴を行うことが多いから、風呂の残り湯を利用する場合に、給水を行う時点では既に風呂水の温度は下がってしまっている。冷たい水を利用するよりも或る程度温度の高い湯を利用したほうが洗剤の溶解が促進され洗濯物の汚れ落ちは良好であるが、上述したように風呂水給水時点では湯の温度は下がっているため、温度による洗浄性能の向上は期待できず、風呂水を利用した節水のみの利益しか得られない。また、この場合には風呂の残り湯を一晩浴槽内に貯留した状態で放置することになり、浴室内が高湿状態に維持されてカビなどが発生し易くなる。そのため、こうした衛生面を気にする使用者は、予約運転で風呂水を利用することができないという問題もある。
こうした問題に対し、本実施例の洗濯機では、予約運転で且つ風呂水を利用したい場合に、従来とは異なる専用の運転コースを選択できるようになっている。この点について以下に説明する。通常、風呂水キー43cと予約キー43dとのオン/オフの組み合わせで以て、次の4つの運転のいずれかを選択することができる。
(1)風呂水運転:風呂水キー43cのみをオンして、風呂水給水による洗濯運転をすぐに実行する。
(2)風呂水予約運転:風呂水キー43cと予約キー43dとを共にオンして、予約運転時に風呂水の給水を行う。
(3)通常運転:風呂水キー43cと予約キー43dとを共にオフさせ、水道水を給水してすぐに洗濯運転を開始する。
(4)予約運転:予約キー43dのみをオンして、予約運転時に水道水の給水を行う。
(1)風呂水運転:風呂水キー43cのみをオンして、風呂水給水による洗濯運転をすぐに実行する。
(2)風呂水予約運転:風呂水キー43cと予約キー43dとを共にオンして、予約運転時に風呂水の給水を行う。
(3)通常運転:風呂水キー43cと予約キー43dとを共にオフさせ、水道水を給水してすぐに洗濯運転を開始する。
(4)予約運転:予約キー43dのみをオンして、予約運転時に水道水の給水を行う。
また、風呂水運転又は風呂水予約運転の場合には、操作部43のコース選択キー43bにより、洗いからすすぎ終了までの全てにおいて風呂水を利用する風呂水フル利用コース、洗いから最初のすすぎまでに風呂水を利用し、仕上げのすすぎは水道水を利用する風呂水活用コース、洗いだけに風呂水を利用し、すすぎは水道水を利用する風呂水洗いコース等の設定が可能となっている。さらにまた、特に風呂水予約運転の場合には、コース選択キー43bにより、予約運転にも拘わらず洗い時の給水をすぐに実行する専用の風呂水予約すぐ給水コースが選択できるようになっている。
図10は風呂水予約運転の場合の各行程の流れを示す図であり、(a)は風呂水予約運転すぐ給水コースの場合、(b)は風呂水予約運転通常給水コースの場合を示している。なお、図10では負荷量検知処理の記載は省略している。
風呂水予約運転通常給水コースにおける各行程の流れは上述した図5における行程の流れと同じであるから、詳しい説明は省略する。異なる点は、使用者により設定された予約時間t1(例えば9時間後)から所定時間、具体的には、洗い、第1及び第2すすぎ、脱水の全行程の所要時間(例えば36分)だけ遡った時点t4が来るまで待機し、その時点t4で運転を開始することと、給水時に風呂水ポンプ16を作動させて風呂水を洗濯槽5内に供給することである。この場合、予約運転の設定終了時点からt4が来るまでの期間中、洗濯槽5内に収容されている洗濯物は単に放置された状態である。
これに対し、風呂水予約運転すぐに給水コースが設定された場合、使用者が予約運転の設定を終了してスタートキー43aを押すと、その時点t2から洗い行程が開始され、風呂水ポンプ16が作動されて浴槽等に貯留されている水(残り湯)が吸引され、洗濯槽5内に供給される。その後、給水に伴って洗濯槽5内に投入された洗剤の溶解を促進させるために、モータ8を駆動してパルセータ7を左右方向に回転させる。この洗剤溶解促進運転の時間は本例では3分に設定されている。この洗剤溶解促進運転が終了すると、運転が一旦休止されてつけおき運転に移行する。
予約運転の設定終了後にすぐに風呂水給水が開始されるから、例えば入浴終了後に予約運転の設定を行う場合には、未だ温度が十分に高い(例えば37〜40℃程度)水が洗濯槽5内に貯留される。そのため、洗剤が溶け易く、洗剤の溶け残りを防止することができる。また、洗濯物が高い温度の洗剤水に長時間浸漬されるため、洗濯物からの汚れの剥離が促進される。特に近年の多くの洗剤に配合されている蛋白質分解酵素等の酵素類は水温が高いほうがその効果が発揮され易く、上記のように水温の高い洗剤水に洗濯物をつけおくことにより、そうした酵素類の効果を発揮させて汚れ落ちの促進に非常に有効である。なお、つけおきの期間中にも、定期的に(例えば30分毎、1時間毎)パルセータ7を回転させることが望ましい。これにより、洗濯物の移動や洗剤水の撹拌を促し、洗濯物に対するつけおきの効果を満遍なく行き渡らせることができる。
そして、給水を除く洗い、第1及び第2すすぎ、脱水の全行程の所要時間(例えば32分)だけ遡った時点t3が来るまでつけおきを行い、その時点t3で上述したようなパルセータ7の反転駆動による洗い運転を開始し、それ以降は、風呂水予約運転通常給水コースと同様に各行程の運転を実行する。
以上のように予約風呂水すぐに給水コースを選択して運転を実行させれば、未だ温度が十分に高い風呂の残り湯を有効に活用して高い洗浄性能を発揮させることができる。また、風呂水給水が終了した後に浴槽に残る湯を廃棄してしまうことができるので、浴槽内に長時間に亘って風呂の残り湯を放置せずに済み、すぐに浴槽の清掃が可能であるとともに浴室内を衛生的に保つことができる。
なお、上記実施例は一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えることは明らかである。
1…ハウジング
2…外槽
3…前吊棒
4…後吊棒
5…洗濯槽
5a…通水穴
5b…通水開口
6…主軸
7…パルセータ
8…モータ
9…クラッチ
10…トルクモータ
11…注水口部
12…洗剤容器
13…給水口
14…給水管
15…給水バルブユニット
15a…主給水弁
15b…仕上剤給水弁
16…風呂水ポンプ
17…風呂水吸引ホース
18…排水開口
19…排水管
20…排水弁
21…脚台
22…水位センサ
24…バランスリング
25…循環水路
26…リントフィルタ
27…バッフル
40…制御部
41…インバータ駆動部
42…負荷駆動部
43…操作部
43a…スタートキー
43b…コース選択キー
43c…風呂水キー
43d…予約キー
45…蓋スイッチ
46…表示部
47…ブザー
CL…回転軸
2…外槽
3…前吊棒
4…後吊棒
5…洗濯槽
5a…通水穴
5b…通水開口
6…主軸
7…パルセータ
8…モータ
9…クラッチ
10…トルクモータ
11…注水口部
12…洗剤容器
13…給水口
14…給水管
15…給水バルブユニット
15a…主給水弁
15b…仕上剤給水弁
16…風呂水ポンプ
17…風呂水吸引ホース
18…排水開口
19…排水管
20…排水弁
21…脚台
22…水位センサ
24…バランスリング
25…循環水路
26…リントフィルタ
27…バッフル
40…制御部
41…インバータ駆動部
42…負荷駆動部
43…操作部
43a…スタートキー
43b…コース選択キー
43c…風呂水キー
43d…予約キー
45…蓋スイッチ
46…表示部
47…ブザー
CL…回転軸
Claims (7)
- 内部に洗濯物を収容する有底筒形状の洗濯槽と、該洗濯槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、を具備し、前記洗濯槽内に水が貯留された状態で前記撹拌翼を回転させることで洗濯物の洗いやすすぎを行う洗濯機において、
前記撹拌翼の回転により洗濯槽内に生じる水流によって移動する洗濯物に接触して該洗濯物を上に乗せつつ斜め上方にせり上げるように移動させるために、前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸した形状の1乃至複数のバッフルを備えることを特徴とする洗濯機。 - 内部に洗濯物を収容する有底筒形状の洗濯槽と、該洗濯槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、該撹拌翼を回転駆動する駆動源と、を具備し、前記洗濯槽内に水が貯留された状態で前記撹拌翼を回転させることで洗濯物の洗いやすすぎを行う洗濯機において、
前記洗濯槽の内周面に内側に膨出し且つ前記撹拌翼の回転軸に対して斜交する方向に延伸して設けられた1乃至複数のバッフルと、
洗い運転やすすぎ運転時に前記撹拌翼が左右方向に交互に回転するように前記駆動源を制御する回転制御手段であって、前記駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高く設定した第1の駆動モードと、前記駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低く設定した第2の駆動モードとを組み合わせた制御を行う回転制御手段と、
を備えることを特徴とする洗濯機。 - 前記回転制御手段は、第2の駆動モードにおいて、前記撹拌翼の回転により前記洗濯槽内に生じる水流が洗濯物を前記バッフルに沿ってせり上げる方向に生じるときの前記駆動源のオン時間を相対的に長く且つ回転速度を相対的に低くし、その反対の方向へ撹拌翼を回転させる際の前記駆動源のオン時間を相対的に短く且つ回転速度を相対的に高くすることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
- 前記洗濯槽に収容された洗濯物の量を検知する負荷量検知手段をさらに備え、前記回転制御手段は、第2の駆動モードにおいて、前記負荷量検知手段により検知された洗濯物の量に応じて、少なくとも前記撹拌翼の回転により前記洗濯槽内に生じる水流が洗濯物を前記バッフルに沿ってせり上げる方向に生じるときの前記駆動源のオン時間又は回転速度のいずれか一方又は両方を変化させることを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
- 前記バッフルは、洗い運転又は溜めすすぎ運転時に前記洗濯槽内に設定される最も高い水位の水位線よりも低い位置に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
- 前記バッフルは、前記洗濯槽内の前記回転軸の周りに略等角度間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項5に記載の洗濯機。
- 前記バッフルは、前記回転軸に直交する面に対して30〜60°程度の角度範囲の角度で以て傾斜されている請求項5又は6に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004253854A JP2006068189A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2004253854A JP2006068189A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 洗濯機 |
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| Country | Link |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114561774A (zh) * | 2020-11-27 | 2022-05-31 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗涤设备 |
| CN114645398A (zh) * | 2020-12-21 | 2022-06-21 | 夏普株式会社 | 洗衣机 |
| CN117684351A (zh) * | 2023-12-13 | 2024-03-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 波轮洗衣机的控制方法及装置、波轮洗衣机 |
| US12290241B2 (en) | 2011-12-13 | 2025-05-06 | Endochoice, Inc. | Removable tip endoscope |
-
2004
- 2004-09-01 JP JP2004253854A patent/JP2006068189A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12290241B2 (en) | 2011-12-13 | 2025-05-06 | Endochoice, Inc. | Removable tip endoscope |
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| JP7606343B2 (ja) | 2020-12-21 | 2024-12-25 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
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