JP2006064764A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成により消費電力を抑えながら、結露の発生が防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 装置本体内に、本体装置の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段3と、感光体の近傍に配設された除湿ヒータ4と、除湿ヒータ5への通電を制御するとともに、温度検知手段3が検知した検知温度が入力される制御手段80と、電源ACと除湿ヒータ4との間に設けられた開閉器64とを備え、温度検知手段3が検知した検知温度を基準に、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、開閉器64を開閉して除湿ヒータ4への通電を制御する。
【選択図】 図2
【解決手段】 装置本体内に、本体装置の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段3と、感光体の近傍に配設された除湿ヒータ4と、除湿ヒータ5への通電を制御するとともに、温度検知手段3が検知した検知温度が入力される制御手段80と、電源ACと除湿ヒータ4との間に設けられた開閉器64とを備え、温度検知手段3が検知した検知温度を基準に、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、開閉器64を開閉して除湿ヒータ4への通電を制御する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置、特に電源オフ時における結露防止機能を備えた画像形成装置に関する。
一般的に、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置においては、本体装置の内部に結露を生じることがある。本体装置の内部の温度は、電源がオフの状態では、画像形成装置が設置されている事務所などの室内の最低温度近くまで低下する。夜明けや空調開始に伴って、事務所などの室温が上昇するが、本体装置の内部は、装置本体により略密閉されていることから、室温の温度上昇に比較して、非常にゆっくりと上昇し、このときの温度差が原因で結露が発生する。特に、画像形成装置の電源がオンされることにより、室内の温度の高い外気が本体装置の内部に導入されることにより、より一層結露が顕著になる。このような結露が、画像形成手段の潜像画像が形成される感光体や原稿を読み取る読取手段の光学系であるミラーおよびレンズなどに発生すると、その状態で画像形成を行うと画質不良が生じる。
この対策として、感光体の結露を防止する電熱ヒータと、感光体の外側近傍の温度を検出する温度センサと、感光体の外側近傍の湿度を検出する湿度センサとを用い、温度センサで検出した温度と湿度センサで検出した湿度を基に結露条件を判断し、電熱ヒータへの通電を制御するようにしたものがある。
(例えば、特許文献1参照)。
(例えば、特許文献1参照)。
また、画像読取手段の光学系ユニットにおける感光体直前の最終ミラーの近傍に結露状態検出用光センサを設け、画像形成装置の電源投入時にコピーランプを一時的に動作させ、そのときの最終ミラーからの反射光量検出レベルを結露状態検出用光センサで受光し、そのレベルが所定値よりも小さいときは除湿装置を一定時間動作させるようにしたものがある。
(例えば、特許文献2参照)。
特許平8−87228号公報
特許平6−59548号公報
(例えば、特許文献2参照)。
ところが、上述の特許文献1記載の構成では、温度センサと湿度センサとの2個のセンサが必要となり、その構成が複雑となり、かつ、高価となる他、画像形成装置の運転中にも動作し、この動作中は、画像形成が出来ない状態が発生し、ユーザに迷惑を及ぼすといった問題があった。
また、特許文献2記載の構成では、画像読取手段の光学系ユニットにおける感光体直前の最終ミラーの近傍の結露状態を検出しており、画像読取手段を備えない、例えば、プリンタには適用できない他、電源投入時にコピーランプを一時的に動作させて判定し、除湿装置を一定時間動作させているので、この動作中は、画像形成が出来ない状態が発生し、ユーザに迷惑を及ぼすといった問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により消費電力を抑えながら、結露の発生が防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、電源に接続され、装置本体への電力供給をオン・オフする電源スイッチと、装置本体内に配設され、電子写真プロセスによって、感光体上に形成された潜像画像を現像し、感光体上に現像されたトナー像を被記録用紙上に転写して被記録用紙にトナー像を形成する画像形成手段と、未定着の前記トナー像を被記録用紙に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、装置本体内に、装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段と、感光体の近傍に配設された除湿ヒータと、除湿ヒータへの通電を制御するとともに、温度検知手段が検知した検知温度が入力される制御手段と、電源と除湿ヒータとの間に設けられた開閉器とを備え、制御手段は、温度検知手段が検知した検知温度を基準に装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、開閉器を開閉して前記除湿ヒータへの通電を制御する。
請求項2記載の発明では、電源に接続され、装置本体への電力供給をオン・オフする電源スイッチと、装置本体内に配設され、電子写真プロセスによって、感光体上に形成された潜像画像を現像し、感光体上に現像されたトナー像を被記録用紙上に転写して被記録用紙にトナー像を形成する画像形成手段と、原稿を露光用光源で照射し、原稿の画像面で反射された原稿反射光をレンズ群に導入し、レンズ群により集光した原稿反射光を受光して電気信号に変換して画像を読み取る画像読取手段と、未定着の前記トナー像を被記録用紙に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、装置本体内に、装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段と、画像読取手段の近傍および感光体の各々の近傍に配設された除湿ヒータと、除湿ヒータへの通電を制御するとともに、温度検知手段が検知した検知温度が入力される制御手段と、電源と前記除湿ヒータとの間に設けられた開閉器とを備え、制御手段は、温度検知手段が検知した検知温度を基準に、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、開閉器を開閉して前記除湿ヒータへの通電を制御する。
請求項3記載の発明では、制御手段は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上のときに、除湿ヒータへの通電を開始し、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止する。
請求項4記載の発明では、制御手段は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上で、かつ、後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下のときに、除湿ヒータへの通電を開始し、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止する。
請求項5記載の発明では、制御手段は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上で、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに、除湿ヒータへの通電を開始し、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止する。
請求項6記載の発明では、制御手段は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上であるとともに、後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下で、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに、除湿ヒータへの通電を開始し、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止する。
請求項1記載の発明の構成によれば、装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置された温度検知手段により、装置本体の外側近傍の温度を検知し、この検知温度を基準に、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、制御手段が、装置本体の電源スイッチがオフのときに開閉器を開閉し、これにより除湿ヒータへの通電を制御して結露の発生を防止している。従って、装置本体内の湿気の状態、即ち、結露発生の蓋然性を検出するためのセンサとしては、1個の温度検知手段のみでよく、その構成が簡単となり、かつ、安価となる。また、結露が発生しない画像形成装置の運転中には、除湿ヒータへの通電は行われないので、ユーザに迷惑を及ぼすことがない。更には、温度検知手段のみにより、結露発生の蓋然性を検出するようにしているので、画像読取手段を備えていないプリンタにも適用することができる、といった効果を奏する。
請求項2記載の発明の構成によれば、原稿を露光用光源で照射し、原稿の画像面で反射された原稿反射光をレンズ群に導入し、レンズ群により集光した原稿反射光を受光して電気信号に変換して画像を読み取る画像読取手段を備えた画像形成装置において、装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置された温度検知手段により、装置本体の外側近傍の温度を検知し、この検知温度を基準に、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、制御手段が、装置本体の電源スイッチがオフのときに開閉器を開閉し、これにより除湿ヒータへの通電を制御して結露の発生を防止している。従って、装置本体内の湿気の状態、即ち、結露発生の蓋然性を検出するためのセンサとしては、1個の温度検知手段のみでよく、その構成が簡単となり、かつ、安価となる。また、結露が発生しない画像形成装置の運転中には、除湿ヒータへの通電は行われないので、ユーザに迷惑を及ぼすことがない。
請求項3記載の発明の構成によれば、除湿ヒータへの通電の開始は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した内の後に検知した検知温度から、その前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上のときに行い、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、結露発生の蓋然性の高い温度差基準値以上のときにのみ、除湿ヒータへの通電が行われるので、結露の発生を効果的に防止し、しかも電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
請求項4記載の発明の構成によれば、除湿ヒータへの通電の開始は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した内の後に検知した検知温度から、その前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上のときで、かつ、後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下のときに行い、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、より結露発生の蓋然性の高い温度差基準値以上であって、上限基準温度以下のときにのみ、除湿ヒータへの通電が行われるので、結露の発生をより効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
請求項5記載の発明の構成によれば、除湿ヒータへの通電の開始は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した内の後に検知した検知温度から、その前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上のときで、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに行い、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、より結露発生の蓋然性の高い温度差基準値以上であって、高低差基準値以上のときにのみ、除湿ヒータへの通電が行われるので、結露の発生をより効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
請求項6記載の発明の構成によれば、除湿ヒータへの通電の開始は、電源スイッチがオフの状態で、温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した内の後に検知した検知温度から、その前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上であるとともに、後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下で、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに行い、電源スイッチがオンされたときに、除湿ヒータへの通電を停止して結露の発生を防止している。従って、結露発生の蓋然性の高い温度差基準値以上であるとともに、上限基準温度以下で、かつ、高低差基準値以上のときにのみ、除湿ヒータへの通電が行われるので、結露の発生を効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
(第1実施形態)
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置としての複写機に適用した場合の概略構成を示す概略構成図である。
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置としての複写機に適用した場合の概略構成を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置である複写機1は、原稿を露光用光源で照射し、画像を読み取る画像読取手段10を備えている。複写機1本体の下部には、給紙部20が配設されている。この給紙部20の図において上方には、画像形成手段30が、また、この画像形成手段30の図において左側に定着手段40が配設されている。これら画像形成手
段30および定着手段40の上方には、光学系部材などからなる画像読取手段10が配設されている。また、被記録用紙Pを給紙部20から画像形成手段30、定着手段40を経て用紙排出に至る用紙搬送部50が形成されている。
段30および定着手段40の上方には、光学系部材などからなる画像読取手段10が配設されている。また、被記録用紙Pを給紙部20から画像形成手段30、定着手段40を経て用紙排出に至る用紙搬送部50が形成されている。
画像読取手段10は、コンタクトガラス11の下方から原稿の画像面に向けて光を照射する、例えば、LEDアレイや蛍光管ランプなどの露光用光源12と、露光用光源12からの光を効率良く原稿の画像面に与えるための反射板13と、原稿の画像面で反射された原稿反射光を反射させる第1ミラー14、第2ミラー15、第3ミラー16と、第3ミラー16からの反射光を導入して集光するレンズ群17と、レンズ群17で集光された原稿反射光を受光して電気信号(画像データ)に変換する、例えば、CCDなどの固体撮像部18とから構成されている。この構成により原稿の画像情報を読み取る。読み取られた画像情報は、例えば、後述する制御手段(不図示)の記憶部に記憶され、光走査ユニット33に伝えられる。なお、図1において、原稿反射光の光路を一点鎖線で示す。
給紙部20は、給紙カセット21に積層載置された被記録用紙Pの束を1枚ずつ用紙搬送部50に給紙するようになっている。用紙搬送部50は、給紙部20から給紙された被記録用紙Pを、搬送ローラ対22およびレジストローラ対23によって画像形成手段30に向けて搬送し、さらに画像形成手段30から定着手段40において所定のトナー画像が形成され、定着された被記録用紙Pを排出ローラ対24によって排出トレイ25上に排出するようになっている。
画像形成手段30は、電子写真プロセスによって被記録用紙Pに所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された、例えば、ドラム状の感光体31と、感光体31の周囲にその回転方向に沿って、帯電ユニット32、光走査ユニット33、現像ユニット34、転写ユニット35、クリーナー36および除電ユニット37を備えている。帯電ユニット32は、コロナ放電によって感光体31の表面に所定電位を与えるものである。光走査ユニット33は、画像読取手段10によって読み取られた原稿の画像情報に応じて変調された光ビーム、例えば、レーザビームBを感光体31に照射する。これにより、感光体31の表面の電位を選択的に減衰させて、この感光体31の表面である被走査面上に静電潜像を形成する。現像ユニット34は、上記静電潜像をトナーにより現像して、感光体31の表面にトナー像を形成するものである。転写ユニット35は、感光体31の表面のトナー像を被記録用紙Pに転写するものである。クリーナー36は、転写後の感光体31の表面に残留しているトナーを除去するものであり、除電ユニット37は、感光体31の表面の残留電荷を除去するものである。
定着手段40は、前記画像形成手段30の被記録用紙Pの搬送方向の下流側に配置され、画像形成手段30においてトナー像が転写された被記録用紙Pを、加熱ローラ41およびこの加熱ローラ41に押し付けられる加圧ローラ42によって挟んで加熱し、被記録用紙P上にトナー像を定着させるものである。
また複写機1は、感光体31へのレーザビームなどの光の照射位置を自動的に調整できる調整手段(不図示)を備えている。
この複写機1の基本的な作動状態を簡単に説明する。帯電ユニット32により図1で時計方向に回転する感光体31が一様に帯電され、画像読取手段10で読み取られた画像情報に基づいて、例えば、レーザ走査装置などからなる光走査ユニット33からのレーザビームBにより感光体31上に静電潜像が形成され、現像ユニット34により静電潜像に現像剤が付着されてトナー像が形成される。
この複写機1の基本的な作動状態を簡単に説明する。帯電ユニット32により図1で時計方向に回転する感光体31が一様に帯電され、画像読取手段10で読み取られた画像情報に基づいて、例えば、レーザ走査装置などからなる光走査ユニット33からのレーザビームBにより感光体31上に静電潜像が形成され、現像ユニット34により静電潜像に現像剤が付着されてトナー像が形成される。
上記のようにしてトナー像が形成された感光体31に向けて、給紙部20から被記録用紙Pが画像形成手段30に搬送される。このとき、被記録用紙Pは、レジストローラ対23により、感光体31に形成されたトナー像と同期を取りながら搬送される。その後、画像形成手段30において転写ユニット35により感光体31の表面におけるトナー像が被記録用紙Pに転写される。そして、未定着トナー像を担持した被記録用紙Pは、定着手段40に搬送されてトナー像が定着される。定着手段40を通過した被記録用紙Pは、排出ローラ対24によって排出トレイ25上に排出される。
そして、転写ユニット35による転写後に感光体31は、クリーナー36および除電ユニット37で残留トナー、残留電荷を除去して、必要に応じて再び帯電ユニット32で帯電される。
而して、本発明に従い、複写機1の装置本体2内には、本体装置である複写機1の温度上昇による影響を受けにくい場所、例えば、給紙部20の側方に、装置本体2の外側近傍の温度を検知する温度検知手段3が設置されている。また、画像読取手段10の近傍、例えば、露光用光源12、反射板13、第1ミラー14、第2ミラー15、第3ミラー16を載置した移動枠体を移動可能に支持する支持体19上に、画像読取手段10近傍の除湿を図るために、例えば、電熱ヒータなどからなる除湿ヒータ4が配設されている。また、感光体31の近傍、例えば、感光体31の下部の本体フレーム(不図示)上に、画像形成手段30近傍、特に感光体31の除湿を図るために、例えば、電熱ヒータなどからなる除湿ヒータ5が配設されている。
図2は、上述の第1実施形態の複写機1の概略構成を示すブロック図である。複写機1には、電源ACに接続された電源スイッチ61、電源ユニット62、補助電源ユニット63、開閉器64、画像読取手段10、給紙部20、画像形成手段30、定着手段40、用紙搬送部50、各種入力キースイッチなどとして機能する操作表示部70、装置本体2の外側近傍の温度を検知する温度検知手段3、除湿ヒータ4、除湿ヒータ5および複写機1全体の制御を司る制御手段80が備えられている。この制御手段80によって、後述するように、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電制御が行われる。操作表示部70は、印刷指示入力用のプリントキー、印刷枚数などの入力用のテンキーなどからなる操作部と、複写機1で操作可能な各機能、用紙詰まりなどのトラブル状況などを表示する液晶パネルなどの表示装置とを備えている。
制御手段80には、主演算機能を行う演算部および複写機1の動作制御用のプログラムなどが記憶されたROMや、各プログラムの作業領域などとして一時的にデータを保管および画像読取手段10で得られた原稿の画像データを記憶するRAMなどからなる記憶部が内蔵されたマイクロコンピュータなどにより構成されている。そして、制御手段80は、操作表示部70の図示しないスタートキーが押圧されると、複写動作を行わせる制御信号を給紙部20、画像読取手段10、画像形成手段30、定着手段40、用紙搬送部50の各ブロックに出力してその動作を制御する。また、演算部は、後述する除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御し、このために装置本体2内の湿気の状態を判別するように構成されている。また、記憶部には、同じく、後述する除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御するための各種プログラムや制御するための制御条件、更には収集したデータ即ち、温度検知手段3により検知した各種の検知温度を記憶し更新するように構成されている。また、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御するための制御条件などは、操作表示部70の入力キースイッチを操作し、表示装置で確認しながら設定および更新ができる。
電源スイッチ61は、電源ACに接続されており、オンしたときには、電源ユニット62を介して制御手段80および装置本体に電力を供給し、オフしたときには、補助電源ユニット63を介して制御手段80に電力を供給するとともに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5に電力を供給することが可能となる。除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電は、開閉器64の開閉により行われ、この開閉器64の制御は、制御手段80からの制御信号に基づいて行われる。開閉器64としては、例えば、電磁リレーやソリッドステートリレーなどを用いることができる。
次に、複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する制御条件について、図3を参照しながら説明する。図3は、室温S1および複写機1内の内部温度S2の変化を示すグラフで、縦軸は温度を、横軸は時間である。
本発明者らが種々実験し、検証したところ、複写機1が停止している状態で、夜明け後から室温S1が上がり始め、これに伴って複写機1内の内部温度S2も上昇するが、その反応は鈍く、しかも、室内の空調が入り、更に、複写機1の電源スイッチ61がオンされ、複写機1の冷却ファン(不図示)駆動して、複写機1内に外気が取り込まれることにより、前述の温度差が一層広がり、結露を助長することが判明した。このような状況を更に詳細に回析し、検討した結果、結露の発生する蓋然性が高くなるのは、図3において、室温S1が内部温度S2より高くなり、その温度の差が一定範囲以上となったときである。この傾向は、室温S1で見ると、温度上昇が急激なとき、即ち、周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した内の時間t1に検知した事前検知温度T1と、その後一定時間t経過後であるt2の時点で検知した検知温度T2と見ると、後に検知した検知温度T2からその前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が一定温度以上、例えば、温度を検知する周期が10分の場合で、15℃になったときである。この場合、その差が一定温度以上であっても、室温である後に検知した検知温度T2が、15℃以下に下がらないと結露せず、15℃を超えるときには、殆ど結露しない。更に、一定時間、例えば、24時間内に検知した室内の検知温度の最高温度Thと、最低温度Tloとの差が、例えば、15℃以下では、殆ど結露せず、15℃を超えると結露する蓋然性が極めて高いことが判明した。なお、このような結露が発生する可能性が高い設置環境としては、ビルなどの事務所よりも、1〜2階の低層建屋に設置された場合が高いことが判明した。従って、設置環境によっても、その制御条件を変更できることが望ましい。
以上の検証結果から、装置本体2内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、開閉器64を開閉して除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する制御条件としては、以下の4つが挙げられる。第1制御条件としては、電源スイッチがオフの状態で、装置本体2の近傍の室温を周期的に検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較する。即ち、後に検知した検知温度T2から、一定時間t、例えば、10分前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx(例えば、15℃)以上、になったら除湿ヒータ4および除湿ヒータ5をオンする。
また、第2制御条件としては、前述の第1制御条件を満たし、かつ、後に検知した検知温度T2が上限基準温度Ty(例えば、15℃)以下に下がったときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5をオンする。即ち、後に検知した検知温度T2が、予め設定した上限基準温度Tyを超えるときには、より結露発生の蓋然性が少ないので、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5をオンせず、より省電力化を図る。
また、第3制御条件としては、前述の第1制御条件を満たし、かつ、予め設定した一定時間(例えば、24時間)内に検知した検知温度の最高温度Thと、最低温度Tloとの差が、予め設定した高低差基準値Tz(例えば、15℃)以上のときに、除湿ヒータをオンする。即ち、最高温度Thと、最低温度Tloとの差が、予め設定した高低差基準値Tz未満のときには、より結露発生の蓋然性が少ないので、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5をオンせず、より省電力化を図る。
また、第4制御条件としては、前述の第1制御条件〜第3制御条件を満たしたとき、即ち、電源スイッチがオフの状態で、後に検知した検知温度T2から、一定時間t前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx以上であるとともに、後に検知した検知温度T2が上限基準温度Ty以下に下がり、かつ、予め設定した一定時間内に検知した検知温度の最高温度Thと、最低温度Tloとの差が、予め設定した高低差基準値Tz以上のときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5をオンする。
上述した温度差基準値Tx、上限基準温度Tyおよび高低差基準値Tzは、この種装置が設置される地域や設置環境、更には、稼動される時期によっても左右されるので、例えば、予め実機を用いたて検証し、検証データに基づいて決定するようにすればよい。また、これらの設定に当たっては、出荷時や現地据付時、更には、保守点検時などに、操作表示部70などから行うようにすればよい。
次に、上述した第1制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図4および上述した図1乃至図3を参照しながら説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。
先ず、電源スイッチ61がオフの状態で、ステップS1において、温度検知手段3により装置本体2の外側近傍の温度が検知され、検知した事前検知温度T1が、制御手段80に記憶され、ステップS2に移行し、タイマなどにより、一定時間t、例えば、10分が計測される。
この10分が経過すると、ステップS3において、再度、温度検知手段3により装置本体の外側近傍の温度が検知され、検知された検知温度T2が制御手段80に伝達され、ステップS4に移る。
ステップS4において、制御手段80により、装置本体2内の湿気の状態を判別するために、連続する前後に検知した事前検知温度T1と後に検知した検知温度T2との対比を行う。即ち、後に検知した検知温度T2からその前に検知した事前検知温度T1を減算し、温度差T3(T2−T1=T3)を求める。また、制御手段80に記憶された事前検知温度T1の値を、後に検知した検知温度T2により順次更新し、ステップS5に移る。
次に、ステップS5において、制御手段80により、装置本体2内の湿気の状態を判別する。即ち、温度差T3と予め設定した温度差基準値Txとの比較が行われ、温度差T3が、温度差基準値Tx以上(T3≧Tx)ならば、制御手段80から、開閉器64を閉路する制御信号が発せられる。また、温度差T3が、温度差基準値Tx未満(T3<Tx)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS6において、開閉器64は、制御手段80から制御信号が伝達され、その接点が閉路され除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われる。これにより、装置本体2内、特に画像読取手段10および画像形成手段30の感光体31近傍の温度が上昇し、結露の発生は事前に防止される。
その後、ステップS7において、電源スイッチ61がオンされたことが確認されると、ステップS8に移行し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が停止され、また、制御手段80からの制御信号により開閉器64は、開路され、一連の除湿処理を終える。
以上の構成による本実施形態よれば、本体装置の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置された温度検知手段3により、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、この検知温度を基準に、制御手段80は、装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、記憶部に予め設定された制御条件により、装置本体の電源スイッチ61がオフのときに制御手段80から除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御することにより結露の発生を防止している。従って、結露発生の蓋然性を検出するためのセンサとしては、1個の温度検知手段3のみでよく、その構成が簡単となり、かつ、安価となる。また、結露が発生しない画像形成装置1の運転中には、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電は行われないので、ユーザに迷惑を及ぼすことがない。更には、温度検知手段3により、結露発生の蓋然性を検出するようにしているので、画像読取手段10を備えていないプリンタにも適用することができる、といった効果を奏する。
また、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電の開始は、電源スイッチ61がオフの状態で、温度検知手段3により、後に検知した検知温度T2から、予め事前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx以上のときに行い、電源スイッチ61がオンされたときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、結露発生の蓋然性の高い温度差基準値Tx以上のときにのみ、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われるので、結露の発生を効果的に防止し、しかも、電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
(第2実施形態)
次に、上述した第2制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図5および上述した図1乃至図4を参照しながら説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
次に、上述した第2制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図5および上述した図1乃至図4を参照しながら説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、上述の実施形態1と同様、ステップS1からステップS5までの処理が行われ、ステップS5において、制御手段80により、温度差T3と、制御手段80に予め設定した温度差基準値Txとの比較が行われ、温度差T3が、温度差基準値Tx以上(T3≧Tx)ならば、ステップS26に移る。また、温度差T3が、温度差基準値Tx未満(T3<Tx)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS26において、制御手段80により、後に検知した検知温度T2が、制御手段80に記憶せしめた上限基準温度Tyと比較される。そして、後に検知した検知温度T2が、予め設定した上限基準温度Ty以下(T2≦Ty)ならば、制御手段80から、開閉器64を閉路する制御信号が発せられる。また、後に検知した検知温度T2が上限基準温度Ty超える(T2>Ty)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS27において、開閉器64は、制御手段80から制御信号が伝達され、その接点が閉路され除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われる。これにより、装置本体内、特に画像読取手段10および画像形成手段30の感光体31近傍の温度が上昇し、結露の発生は事前に防止される。
その後、ステップS8において、電源スイッチ61がオンされたことが確認されると、ステップS29に移行し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が停止され、また、制御手段80からの制御信号により開閉器64は、開路され、一連の除湿処理を終える。
以上の構成による本実施形態よれば、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電の開始は、電源スイッチ61がオフの状態で、温度検知手段3により、後に検知した検知温度T2から、予め事前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx以上のときで、かつ、後に検知した検知温度T2が、予め設定した上限基準温度Ty以下のときに行い、電源スイッチ61がオンされたときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、より結露発生の蓋然性の高い温度差基準値Tx以上であって、上限基準温度Ty以下のときにのみ、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われるので、結露の発生をより効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、上述した第3制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図6および上述した図1乃至図4を参照しながら説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
次に、上述した第3制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図6および上述した図1乃至図4を参照しながら説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、上述の実施形態1と同様、ステップ1からステップS3までの処理が行われ、ステップS34において、制御手段80により、記憶部に記憶された事前検知温度T1と後に検知した検知温度T2との対比を行う。即ち、後に検知した検知温度T2から事前検知温度T1を減算し、温度差T3(T2−T1=T3)を求める。また、記憶部に記憶された事前検知温度T1の値を、後に検知した検知温度T2により順次更新する。また、温度差T3が「+」ならば、後に検知した検知温度T2と、制御手段80に記憶された一定時間、例えば、24時間内の最高温度Thとを比較し、後に検知した検知温度T2が高ければ、記憶してある最高温度ThをT2にて更新する。即ち、最高温度Thの更新を行う。また、温度差T3が「−」ならば、後に検知した検知温度T2と、制御手段80に記憶された一定時間内の最低温度Tloとを比較し、後に検知した検知温度T2が低ければ、記憶してある最低温度TloをT2にて更新する。即ち、最低温度Tloの更新を行う。
次に、ステップS35において、制御手段の演算部により、温度差T3と予め設定し記憶部に記憶した温度差基準値Txとの比較が行われ、温度差T3が、温度差基準値Tx以上(T3≧Tx)ならば、ステップS36に移る。また、温度差T3が、温度差基準値Tx未満(T3<Tx)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS36において、制御手段80に記憶せしめた一定時間内に検知した検知温度の最高温度Thと、最低温度Tloとの対比が行われる。即ち、最高温度Thから最低温度Tloを減算し、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4(Th−Tlo=T4)を求め、ステップS37に移る。
ステップS37において、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し、制御手段80に記憶せしめた高低差基準値Tz以上との比較が行われる。最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し高低差基準値Tz以上(T4≧Tz)ならば、制御手段80から、開閉器64を閉路する制御信号が発せられる。また、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し高低差基準値Tz未満(T4<Tz)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS38において、開閉器64は、制御手段80から制御信号が伝達され、その接点が閉路され除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われる。これにより、装置本体内、特に画像読取手段10および画像形成手段30の感光体31近傍の温度が上昇し、結露の発生は事前に防止される。
その後、ステップS39において、電源スイッチ61がオンされたことが確認されると、ステップS40に移行し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が停止され、また、制御手段80からの制御信号により開閉器64は、開路され、一連の除湿処理を終える。
以上の構成による本実施形態よれば、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電の開始は、温度検知手段3により、後に検知した検知温度T2から、予め事前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx以上のときで、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段3により検知した最高温度Thから最低温度Tloを減算した温度差T4が、予め設定した高低差基準値Tz以上のときに行い、電源スイッチ61がオンされたときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を停止するようにして結露の発生を防止している。従って、より結露発生の蓋然性の高い温度差基準値Tx以上であって、高低差基準値Tz以上のときにのみ、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われるので、結露の発生をより効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
(第4実施形態)
次に、上述した第4制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図7および上述した図1乃至図6を参照しながら説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第3実施形態との相違点を中心に説明する。
次に、上述した第4制御条件を適用した複写機1内の結露を防止するために、装置本体2の外側近傍の温度を検知し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を制御する構成について、図7および上述した図1乃至図6を参照しながら説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る複写機1の除湿処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述した第3実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、上述の実施形態3と同様、ステップS1からステップS3およびステップS34、ステップ35までの処理が行われ、ステップS41において、制御手段の演算部により、後に検知した検知温度T2が、予め設定し、制御手段80に記憶せしめた上限基準温度Tyと比較される。そして、後に検知した検知温度T2が、上限基準温度Ty以下(T2≦Ty)ならば、ステップS42に移る。また、後に検知した検知温度T2が上限基準温度Ty超える(T2>Ty)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS42において、制御手段80に記憶せしめた一定時間内に検知した検知温度の最高温度Thと、最低温度Tloとの対比を行われる。即ち、最高温度Thから最低温度Tloを減算し、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4(Th−Tlo=T4)を求め、ステップS43に移る。
ステップS43において、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し、制御手段80に記憶せしめた高低差基準値Tz以上との比較が行われる。最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し高低差基準値Tz以上(T4≧Tz)ならば、制御手段80から、開閉器64を閉路する制御信号が発せられる。また、最高温度Thと最低温度Tloの温度差T4が、予め設定し高低差基準値Tz未満(T4<Tz)ならば、ステップS2に戻る。
ステップS44において、開閉器64は、制御手段80から制御信号が伝達され、その接点が閉路され除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われる。これにより、装置本体内、特に画像読取手段10および画像形成手段30の感光体31近傍の温度が上昇し、結露の発生が事前に防止される。
その後、ステップS45において、電源スイッチ61がオンされたことが確認されると、ステップ46に移行し、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が停止され、また、制御手段80からの制御信号により開閉器64は、開路され、一連の除湿処理を終える。
以上の構成による本実施形態よれば、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電の開始は、電源スイッチ61がオフの状態で、温度検知手段3により、後に検知した検知温度T2から、予め事前に検知した事前検知温度T1を減算した温度差T3が、予め設定した温度差基準値Tx以上であるとともに、後に検知した検知温度T2が、予め設定した上限基準温度Ty以下で、かつ、予め設定した一定時間内に温度検知手段3により検知した最高温度Thから最低温度Tloを減算した温度差T4が、予め設定した高低差基準値Tz以上のときに行い、電源スイッチ61がオンされたときに、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電を停止して結露の発生を防止している。従って、結露発生の蓋然性の高い温度差基準値Tx以上であるとともに、上限基準温度Ty以下で、かつ、高低差基準値Tz以上のときにのみ、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電が行われるので、結露の発生を効果的に防止し、しかも、より電力消費量を低減できる、といった効果を奏する。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
本実施形態においては、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への通電の停止は、電源スイッチ61がオンされることを条件としたが、例えば、上述した第1制御条件〜第4制御条件の何れかを満たさなくなった時点で、停止するようにしてもよいのは勿論である。このようにすれば、より省電力化が図れる。
また、上述した実施形態1では、電源スイッチ61がオフのときに電源スイッチ61に接続された補助電源ユニット63介して制御手段80に電力を供給するようにしたが、これに換えて、電源スイッチ61に接続せず、直接、補助電源ユニット63を電源ACに接続しても良い。
また、制御手段80にバッテリなどからなる補助電源を設け、電源スイッチ61がオフのときには、補助電源から制御手段80に電力を供給するようにしても良い。
また、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への電力の供給は、電源スイッチ61を介さず、直接、開閉器64を電源ACに接続することにより、行っても良いのは、勿論である。
また、除湿ヒータ4および除湿ヒータ5への電力の供給は、電源スイッチ61を介さず、直接、開閉器64を電源ACに接続することにより、行っても良いのは、勿論である。
また、温度検知手段3としては、本発明のためのみに設けなくても、例えば、現像のトナー制御などのために用いている雰囲気温度センサなどであっても、装置本体2の外側近傍の温度を検知することが出来れば、この雰囲気温度センサなどを、本発明における温度検知手段3として兼用してもよいのは、勿論である。
また、温度検知手段3でデータを読み取る間隔が短いとき、即ち、事前検知温度T1から後に検知した検知温度T2を検知するまでの一定時間tが短時間の時には、温度検知手段3などの誤差を補正するために、必要に応じて温度検知手段3で検知する事前検知温度T1に補正値αを加味しても良い。
また、本実施形態においては、ドラム状の感光体31を使用しているが、感光体31の形状には限定はなく、上述したドラム状以外の公知の形状を用いることができる。例えば、シート状、ベルト状、ウェブ状などの形状が挙げられる。
本発明の活用例としては、画像形成手段を備えた画像形成装置が挙げられる。
1 画像形成装置(複写機)
2 装置本体
3 温度検知手段
4 除湿ヒータ
5 除湿ヒータ
10 画像読取手段
12 露光用光源
17 レンズ群
30 画像形成手段
31 感光体
40 定着手段
61 電源スイッチ
64 開閉器
80 制御手段
AC 電源
P 被記録用紙
T1 事前検知温度
T2 検知温度
T3 温度差
T4 温度差
Th 最高温度
Tlo 最低温度
Tx 温度差基準値
Ty 上限基準温度
Tz 高低差基準値
2 装置本体
3 温度検知手段
4 除湿ヒータ
5 除湿ヒータ
10 画像読取手段
12 露光用光源
17 レンズ群
30 画像形成手段
31 感光体
40 定着手段
61 電源スイッチ
64 開閉器
80 制御手段
AC 電源
P 被記録用紙
T1 事前検知温度
T2 検知温度
T3 温度差
T4 温度差
Th 最高温度
Tlo 最低温度
Tx 温度差基準値
Ty 上限基準温度
Tz 高低差基準値
Claims (6)
- 電源に接続され、装置本体への電力供給をオン・オフする電源スイッチと、前記装置本体内に配設され、電子写真プロセスによって、感光体上に形成された潜像画像を現像し、前記感光体上に現像されたトナー像を被記録用紙上に転写して前記被記録用紙にトナー像を形成する画像形成手段と、未定着の前記トナー像を前記被記録用紙に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記装置本体内に、前記装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、前記装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段と、前記感光体の近傍に配設された除湿ヒータと、前記除湿ヒータへの通電を制御するとともに、前記温度検知手段が検知した検知温度が入力される制御手段と、前記電源と前記除湿ヒータとの間に設けられた開閉器とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度を基準に前記装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、前記開閉器を開閉して前記除湿ヒータへの通電を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 電源に接続され、装置本体への電力供給をオン・オフする電源スイッチと、原稿を露光用光源で照射し、原稿の画像面で反射された原稿反射光をレンズ群に導入し、前記レンズ群により集光した原稿反射光を受光して電気信号に変換して画像を読み取る画像読取手段と、前記装置本体内に配設され、電子写真プロセスによって、感光体上に形成された潜像画像を現像し、前記感光体上に現像されたトナー像を被記録用紙上に転写して前記被記録用紙にトナー像を形成する画像形成手段と、未定着の前記トナー像を前記被記録用紙に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記装置本体内に、前記装置本体の温度上昇による影響を受けにくい場所に設置され、前記装置本体の外側近傍の温度を検知する温度検知手段と、前記画像読取手段の近傍および前記感光体の各々の近傍に配設された除湿ヒータと、前記除湿ヒータへの通電を制御するとともに、前記温度検知手段が検知した検知温度が入力される制御手段と、前記電源と前記除湿ヒータとの間に設けられた開閉器とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段が検知した検知温度を基準に、前記装置本体内の湿気の状態を判別し、当該判別結果に基づき、前記開閉器を開閉して前記除湿ヒータへの通電を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記電源スイッチがオフの状態で、前記温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上のときに、前記除湿ヒータへの通電を開始し、前記電源スイッチがオンされたときに、前記除湿ヒータへの通電を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記電源スイッチがオフの状態で、前記温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上で、かつ、前記後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下のときに、前記除湿ヒータへの通電を開始し、前記電源スイッチがオンされたときに、前記除湿ヒータへの通電を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記電源スイッチがオフの状態で、前記温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上で、かつ、予め設定した一定時間内に前記温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに、前記除湿ヒータへの通電を開始し、前記電源スイッチがオンされたときに、前記除湿ヒータへの通電を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記電源スイッチがオフの状態で、前記温度検知手段により周期的に温度を検知し、連続する前後に検知した検知温度を比較し、後に検知した検知温度から前に検知した事前検知温度を減算した温度差が、予め設定した温度差基準値以上であるとともに、前記後に検知した検知温度が、予め設定した上限基準温度以下で、かつ、予め設定した一定時間内に前記温度検知手段により検知した最高温度から最低温度を減算した温度差が、予め設定した高低差基準値以上のときに、前記除湿ヒータへの通電を開始し、前記電源スイッチがオンされたときに、前記除湿ヒータへの通電を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008192037A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電源管理装置 |
| JP2018105952A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置およびその制御方法 |
-
2004
- 2004-08-24 JP JP2004244095A patent/JP2006064764A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008192037A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電源管理装置 |
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