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JP2006064113A - すべり軸受 - Google Patents

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JP2006064113A
JP2006064113A JP2004248753A JP2004248753A JP2006064113A JP 2006064113 A JP2006064113 A JP 2006064113A JP 2004248753 A JP2004248753 A JP 2004248753A JP 2004248753 A JP2004248753 A JP 2004248753A JP 2006064113 A JP2006064113 A JP 2006064113A
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bearing
oil groove
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plain bearing
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JP2004248753A
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English (en)
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Masao Yamazaki
雅夫 山嵜
Masao Takahashi
正夫 高橋
Yasuhiro Hikita
康弘 疋田
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 従来と比較して潤滑油の洩れ量が少ないすべり軸受1を提供する。
【解決手段】 すべり軸受1は、上下一対の半割り軸受2、3によって円筒状に構成されている。上方側の半割り軸受2の摺動面2Bには、円周方向に沿って油溝2Cを形成している。上記油溝2Cの深さは、円周方向の中央部が最も浅くなり、円周方向の両端部の位置が最も深くなるように設定されている。
アルミニウム製のシリンダブロックに上記すべり軸受1を装着した場合において、エンジンの実働時に燃焼荷重Pによりシリンダブロックが変形してすべり軸受1も縦長に変形したとしても、上方側の半割り軸受2の油溝2Cは、円周方向中央部が浅くなっているので、摺動面2Bとクランク軸6の外周部との間からの潤滑油の洩れを抑制することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はすべり軸受に関し、より詳しくは、摺動面となる内周面に円周方向に沿った油溝を有するすべり軸受に関する。
従来、すべり軸受として、摺動面となる内周面に円周方向に沿った油溝を備えたすべり軸受は知られている(例えば特許文献1、特許文献2)。
また、従来、摺動面における円周方向の両端部の位置にクラッシュリリーフを備え、かつ摺動面の円周方向において両端のクラッシュリリーフの位置まで同じ深さの油溝を形成したものも知られている(特許文献1)。
上述した従来のすべり軸受においては、上記油溝に潤滑油を供給し、さらにそこからすべり軸受の摺動面と回転軸の外周面との摺動部分に潤滑油を供給するようにしている。
特開平4−219521号公報 特開平7−243434号公報
ところで、最近では鉄製に比べてアルミニウム製のシリンダブロックが採用されることが多くなっているが、鉄製と比べてアルミニウム製のシリンダブロックは熱や荷重による変形が大きい事は知られている。
そして、従来では、図8に示すように、すべり軸受は上下一対の半割り軸受をキャップによってシリンダブロックに取り付けるが、エンジンの実働時においてはシリンダブロックが鉄製かアルミニウム製かによってシリンダブロックおよびキャップの変形量が異なってくる。
より詳細には、ピストンから伝達される燃焼荷重がクランク軸に作用する方向において、つまり、図8の上下方向においてアルミニウム製のシリンダブロックの方が鉄製のシリンダブロックよりも変形量が大きくなり、従って、それにキャップを介して取り付けたすべり軸受の変形量も大きくなる。
そのため、アルミニウム製のシリンダブロックにすべり軸受を取り付けた場合には、すべり軸受の油溝に供給された潤滑油は、すべり軸受の摺動面とクランク軸の外周面に生じた隙間を介して洩れる量が多くなり、ひいては油溝に潤滑油を供給している油圧源の油圧が減少する虞がある。
上述した事情に鑑み、本発明は、一対の半割り軸受を抱き合わせて円筒状に構成され、上方側となる半割り軸受の摺動面に円周方向に伸びる油溝を備え、キャップを介してシリンダブロックに取り付けられて、回転軸を回転自在に軸支するすべり軸受において、
上記油溝は、円周方向の中央側の箇所が円周方向両端側の箇所よりも深さが浅くなるように設定されているすべり軸受を提供するものである。
このような構成によれば、円周方向中央側の油溝は深さが浅くなっているので、シリンダブロックが熱や燃焼荷重によって変形することに伴ってすべり軸受が変形した際に、油溝の底部と回転軸の外周面との間の隙間を小さく抑制することができる。したがって、従来と比較して潤滑油の洩れ量が少ないすべり軸受を提供することができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、すべり軸受1は、ともに半円形をした上方側の半割り軸受2と下方側の半割り軸受3とによって全体として円筒状に形成されている。
下方側の半割り軸受3は、下方側のキャップ4の係合凹部4Aに装着された状態で、該キャップ4を介して図示しないアルミニウム製のシリンダブロックに連結されており、上方側の半割り軸受2は、上方側のハウジング5の係合凹部5Aに装着されて、上記シリンダブロックに取り付けられている。このようにして、上下の半割り軸受2、3を抱き合わせた状態ですべり軸受1をアルミニウム製のシリンダブロックに取り付けるとともに、すべり軸受1によってクランク軸6を回転自在に軸支している。なお、上記キャップ4は鋳鉄製もしくはアルミニウム製であり、ハウジング5はアルミニウム製であり、両係合凹部4A、5Aは半円形に形成している。
図1における上方側には図示しないピストンを配置してあり、図示しないコンロッドを介してピストンとクランク軸6とを連結している。したがって、エンジンの実働時においてはピストンからの燃焼荷重Pは矢印で示すように、上方側から下方側に向けてクランク軸6に作用するようになっている。
図2ないし図3に示すように、半円状をした上方側の半割り軸受2は、円周方向の両端部に突合せ面となる端面2Aを備えるとともに内周面はクランク軸6と摺動する摺動面2Bとしている。
また、上記摺動面2Bにおける軸方向の中央位置には、円周方向の全域にわたって油溝2Cを形成している。さらに、半割り軸受2には、上記油溝2Cまで到達するように半径方向の所定位置に2箇所の貫通孔2Dを穿設している。
一方、図1に示すように、下方側の半割り軸受3は、円周方向の両端部の位置に突合せ面となる端面3Aを備えるとともに、内周面をクランク軸6と摺動する摺動面3Bとしている。この下方側の半割り軸受3の摺動面3Bには、油溝や貫通孔は形成していない。
上述したようにアルミニウム製のシリンダブロックに上記すべり軸受1を連結すると、該シリンダブロックと上方側のハウジング5にわたって設けた給油通路を介して上記2箇所の貫通孔2Dから油溝2C内に潤滑油を供給され、さらに油溝2C内の潤滑油は、摺動面2Bとクランク軸6の外周面との間の隙間11に供給されるようになっている。そして、エンジンの実働時にクランク軸6が回転される際には、両半割り軸受2、3の摺動面2B、3Bとクランク軸6との摺動部分に潤滑油が供給されるようになっている。
上述した構成は、基本的に従来公知のすべり軸受と変わるところはない。
しかして、本実施例においては、上方側の半割り軸受2における油溝2Cの深さを改良することで隙間11を介して洩れる潤滑油量を減少させるようにしたものである。
上述したように、本実施例においては、アルミニウム製のシリンダブロックに上記すべり軸受1を装着するようにしている。そして、上記すべり軸受1を装着したシリンダブロックを搭載したエンジンを実働させた際には、図1にPで示したように燃焼荷重がクランク軸6に対して上方から下方に向けて作用する。そのため、すべり軸受1は上記燃焼荷重Pの作用方向である上下方向に沿って縦長に引き伸ばされるように変形する(図8参照)。
本願発明者が行った実験の結果によれば、この場合の半割り軸受2の円周方向各部における内径の変化量は図4に示すとおりである。つまり、半割り軸受2の円周方向の一端である0°の位置と他端である180°の位置では燃焼荷重の作用方向における半割り軸受2の内径の変化量は最小である。一方、半割り軸受2の円周方向の中央部である90°の位置では、半割り軸受2の内径の変化量は最大となる。そして、半割り軸受2の一端(0°)および他端(180°)の位置から中央(90°)の位置に近づくほど内径の変化量が徐々に大きくなっている。
そこで、本願の発明者は、半割り軸受2の内径の変化量の分布状態に合わせて半割り軸受2の油溝2Cの各部の深さを設定したものである。すなわち、図2、図3および図5に示すように、半割り軸受2の油溝2Cは、半割り軸受2の円周方向の一端である0°の位置と他端である180°の位置において深さを最も深く設定している。他方、半割り軸受2の円周方向の中央部である90°の位置では、油溝2Cの深さを最も浅く設定している。そして、油溝2Cは、半割り軸受2の一端(0°)および他端(180°)の位置から中央(90°)の位置に近づくほど徐々に深さが浅くなるようにしている。
つまり、図4に示した半割り軸受2における円周方向各部の内径の変化量が大きい位置では、油溝2Cの深さを浅くするとともに、図4に示した半割り軸受2における円周方向各部の内径の変化量が小さい位置では油溝2Cの深さを深くしている。
以上のように、上方側となる半割り軸受2の油溝2Cは、円周方向の両端部の深さが最も深くなり、円周方向における中央部の深さが最も浅くなるように設定されている。
そのため、エンジンの実働時において、図1に示すように上方側からクランク軸6に燃焼荷重Pが作用し、それに伴って、鋳鉄製もしくはアルミニウム製のキャップ4、アルミニウム製のハウジング5および両半割り軸受2、3が、燃焼荷重Pの作用方向(上下方向)に変形したとしても、油溝2Cの円周方向中央部の深さは最も浅くなっているので、円周方向中央部の油溝2Cの底部とクランク軸6の外周面との間隙は、円周方向全域を同じ深さの油溝とした場合と比較して小さくなる。
したがって、油溝2Cから隙間11を介して洩れる潤滑油の洩れ量を減少させることができ、ひいては油溝2Cへ潤滑油を供給している潤滑油の供給源の油圧が低下することを防止することができる。
次に、図6ないし図7は、本発明の第2実施例を示したものであり、この第2実施例においては、円周方向の両端部にクラッシュリリーフ2E、2Eを設けた上方側の半割り軸受2に上記第1実施例と同様の油溝2Cを形成したものである。
その他の構成は、前述した第1の実施例と同じである。このような構成の第2実施例であっても上述した第1実施例と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の第1実施例を示す正面図。 図1に示した半割り軸受2の内周面側から見た場合の平面図。 図2のIII―III線に沿う断面図。 図1に示した第1実施例についてエンジンの実働時における半割り軸受2の円周方向各部の内径変化量を示す図。 図1に示した半割り軸受における油溝の円周方向各部の位置と深さとの関係を示す図。 本発明の第2実施例を示す平面図。 図6のVII―VII線に沿う断面図。 鉄製とアルミニウム製のシリンダブロックに燃焼荷重が作用した際のキャップの変形量を示す図。 鉄製とアルミニウム製のシリンダブロックに燃焼荷重が作用した際におけるキャップの内径の変化量と温度との関係を示した図。
符号の説明
1…すべり軸受 2…半割り軸受(上方側)
2B…摺動面 2C…油溝
3…半割り軸受(下方側) 4…キャップ
5…ハウジング 6…クランク軸(回転軸)

Claims (5)

  1. 一対の半割り軸受を抱き合わせて円筒状に構成され、上方側となる半割り軸受の摺動面に円周方向に伸びる油溝を備え、キャップを介してシリンダブロックに取り付けられて、回転軸を回転自在に軸支するすべり軸受において、
    上記油溝は、円周方向の中央側の箇所が円周方向両端側の箇所よりも深さが浅くなるように設定されていることを特徴とするすべり軸受。
  2. 上記油溝は、円周方向両端側の深さが最大となるとともに円周方向中央部の深さが最小となり、かつ円周方向両端側から中央部へ徐々に深さが浅くなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のすべり軸受。
  3. 上記半割り軸受における摺動面の円周方向の両端側に、摺動面を切欠いてクラッシュリリーフを形成してあり、上記油溝の円周方向の両端部は、上記クラッシュリリーフと重合させて設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のすべり軸受。
  4. 上記回転軸に燃焼荷重が作用することに伴って上方側の半割り軸受が変形する際の円周方向各部の変形量に合わせて上記油溝の深さが設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のすべり軸受。
  5. 上記シリンダブロックはアルミニウムからなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のすべり軸受。
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