JP2006051269A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本体と一対の防漏壁6,6とを具備し、一対の防漏壁6は、それぞれ自由端63及び固定端64を有しており、両防漏壁6の固定端64,64同士間の間隔Wが、股下部Aにおいて狭く、該股下部の前後に位置する腹側部B及び/又は背側部Cにおいて広くなっており、各防漏壁6における自由端63の近傍には、該自由端63に沿って弾性部材61が配されており、両防漏壁6における弾性部材61は、おむつを平面状に拡げた状態において、それぞれ直線状をなしている。
【選択図】 図1
Description
また、他の展開型の使い捨ておむつとして、背側部の両側縁部にそれぞれウエストバンドが連設され、左右の該ウエストバンドの少なくとも何れか一方における先端部にバンド止着部が設けられ、腹側部の両側部におむつ止着部が設けられており、前記バンド止着部により、左右の該ウエストバンドを着用者の腹側において止着し、前記おむつ止着部により、前記他方の部位を左右の前記ウエストバンドに止着して着用するようになしてあるもの(以下、ウエストバンドタイプのおむつともいう)が知られている(特許文献1,特許文献2参照)。
おむつの装着性を向上させるためには、着用者の股間部に配される股下部の幅を狭くすることが考えられるが、単に狭くした場合には、充分な吸収性能や漏れ防止性能を維持することが困難である。
本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ(以下、おむつ1という)は、ウエストバンドタイプのおむつである。
おむつ1は、図1〜図3に示されるように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に介在された液保持性の吸収性コア4を有する本体5と、該本体5の表面シート2側における左右両側に、各々本体5の長手方向に延びるように設けられた一対の防漏壁6,6とを具備する。
おむつ1における固定端64は、おむつ幅方向において、各シート材62と、本体5の表面(表面シート2や裏面シート3等からなる表面)とが接合されている部分と、接合されていない部分との境界部を形成している。
尚、各シート材62は、おむつの長手方向の両端部66においては、おむつ幅方向における、固定端64の延長線の位置よりもおむつ長手方向中央線CL側に位置する部分も表面シート2上に固定されている。
自由端63も、弾性部材61も同様に、おむつを平面状に拡げた状態(図1参照)において、それぞれ平面視形状が直線状をなしており、互いに平行に配されている。
弾性部材61は、自由端63からの距離が0〜10mmの領域、特に0〜5mmの領域に固定されていることが、漏れ防止の観点から好ましい。また、自由端の端部に弾性部材61を伸張させた状態で配置させることで使用時には防漏壁6を高く起立させることで、防漏性を向上させることができる。
また、股下部Aの固定端間隔Waに対する、背側部Cの固定端間隔Wcの比(Wc/Wa)がベビー用の場合、1.2〜5、特に1.5〜3であることが装着性と吸収性能の確保の点から好ましい。
尚、腹側部Bの固定端間隔Wbと背側部Cの固定端間隔Wcは必ずしも一致しなくても良い。
次いで、腹側部Bを、股間部を通して腹側に引き出し、股下部Aを着用者30の股間部に入り込ませようにして、更に引っ張り上げる。最後に、おむつ止着部20,20を、ウエストバンド10,10上に係合止着する。尚、おむつ1は、着用者30の腹側に背側部Cを当接させ、両ウエストバンド10を着用者30の背側において止着して装着することもできる。
もれ防止性能の維持のためには、股間部に配される股下部Aにおいても防漏壁の高さを確保する必要があるが、特に装着性を向上するために股下部Aの幅を比較的狭くした場合には、着用中に、防漏壁が製品中央部に向かって倒れこむと、股下部Aにおける表面シートの広い範囲、場合によっては表面シートの全体が覆われてしまい吸液可能な領域の面積が減少して吸収が阻害されてしまう。このため、股下部Aにおいては、防漏壁の高さが制限される。
また、装着性を向上するために股間部において、吸収体の幅が狭くなり吸収容量が減少してしまうのを、腹側あるいは背側に液を拡散させることにより、吸収容量を補う必要があり、腹側あるいは背側における吸収体の幅を広げることで、吸収体全体の容量を確保する。防漏壁の固定端は吸収体の周縁部より外側に位置することが、吸収体に吸収された液及び吸収体表面を伝液のもれ防止の点から好ましい。「股間部の吸収体幅」と「防漏壁の高さ」との関係は、股間部においては、望ましくは防漏壁が吸収体を覆わないように防漏壁の高さを設計する。
成人用おむつの場合には、同様の理由から、股下部Aの最小幅W2が150〜300mm、特に200〜250mmであることが好ましい。
このため、吸収体に吸収された液が、固定端の下を超えて防漏壁の外側に沁みだすことがない。
表面シート2、裏面シート3、吸収性コア4、防漏壁形成用のシート材62等の形成材料としては、使い捨ておむつに従来用いられている各種の材料等を特に制限なく用いることができる。
防漏壁形成用のシート材62としては、撥水性の不織布、樹脂フィルム、不織布と樹脂フィルムの積層シート等が用いられ、排泄物に対する防漏性と柔軟性、ホットメルトや超音波、熱による接着性、強度等の点から、スパンボンド、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド、エアスルー不織布が好ましく用いられる。
液不透過性の裏面シートとしては、樹脂フィルム製シートや樹脂フィルムと不織布等とのラミネートシート等を挙げることができ、撥水性の裏面シートとしては、撥水性不織布等を挙げることができる。裏面シートには、液不透過性且つ撥水性のシートを用いることもできる。
図6(a)に示すおむつにおいては、弾性部材61を有する防漏壁形成用のシート材62が、本体5の非肌当接面側の面(より具体的には、裏面シート3からなる面)に固定されて固定端64が形成されている。
また、図6(b)に示すおむつにおいては、ウエストバンド10は、弾性部材61を有する防漏壁形成用のシート材62と、液不透過性又は撥水性の裏面シート3の間に挟まれて固定されている。特に、ウエストバンド10を固定する部位と各防漏壁6の固定端64との間において、該シート材62と該裏面シート3とを直接固定することで防漏性を向上させることができる。
これらの実施形態のおむつにおいても、固定端64間の距離Wが、股下部において狭く、腹側部及び背側部において広くなるように形成されており、上述したおむつ1と同様の効果が奏される。
例えば、各防漏壁6の固定端64の平面視形状は、その長手方向の全長に亘って曲線状のものであっても良いし〔図7(a)及び(b)参照〕、曲線部分と直線部分とを有するものであっても良い。また、角度を異ならせて連結した複数の直線部分からなるものであっても良い。図7(a)のものは、股下部Aにおいて固定端間隔が狭くなるように円弧状に湾曲させたものである。図7(b)のものは、股下部Aにおいては、図7(a)のものと同様に、幅方向外方に向かって凹状に湾曲しているが、腹側部B及び背側部Cにおいては、湾曲の向きが逆になっている。
パンツ型おむつにおいては、サイドシール部を引き裂いて(サイドシール部がない場合は着用者の左右側部に位置する側部を切断して)、おむつを平面状に拡げた状態において、防漏壁の自由端が略直線状をなしていれば良い。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
6 防漏壁
61 防漏壁の自由端近傍に配された弾性部材
63 自由端
64 固定端
A 股下部
B 腹側部
C 背側部
Claims (4)
- 液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収性コアを有する本体と、該本体の左右両側に、各々該本体の長手方向に延びるように設けられた一対の防漏壁とを具備する使い捨ておむつであって、
一対の前記防漏壁は、それぞれ、自由端及び固定端を有しており、
前記固定端同士間の間隔が、股下部において狭く、該股下部の前後に位置する腹側部及び/又は背側部において広くなるように形成されており、
前記各防漏壁における前記自由端の近傍には、該自由端に沿って弾性部材が配されており、前記両防漏壁における前記弾性部材は、おむつを平面状に拡げた状態において、それぞれ直線状をなしている使い捨ておむつ。 - 前記固定端同士間の間隔が、前記股下部におけるよりも、前記腹側部及び前記背側部において広くなっている請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記吸収性コアの幅が、前記股下部において狭く、前記腹側部及び/又は前記背側部において広くなっており、
前記各防漏壁の前記固定端は、前記本体における、長手方向の略全域に亘って、前記吸収性コアの側縁よりもおむつ幅方向の外方に位置している請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 背側部又は腹側部の両側に、それぞれウエストバンドが連設され、左右の該ウエストバンドの少なくとも何れか一方にバンド止着部が設けられ、腹側部又は背側部におむつ止着部が設けられている請求項1〜3の何れか記載の使い捨ておむつ。
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2004
- 2004-08-16 JP JP2004236396A patent/JP2006051269A/ja active Pending
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