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JP2005508861A - 閉塞性気管疾患の治療のためのpde4阻害剤及び抗コリン性剤の組み合わせ物 - Google Patents

閉塞性気管疾患の治療のためのpde4阻害剤及び抗コリン性剤の組み合わせ物 Download PDF

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JP2005508861A JP2002592972A JP2002592972A JP2005508861A JP 2005508861 A JP2005508861 A JP 2005508861A JP 2002592972 A JP2002592972 A JP 2002592972A JP 2002592972 A JP2002592972 A JP 2002592972A JP 2005508861 A JP2005508861 A JP 2005508861A
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alkyl
pde4 inhibitor
selective pde4
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イェドン,マイケル
ダブリュ. ワトソン,ジョン
エー. アームストロング,ロイシン
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ファイザー・インク
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Abstract

本発明は、閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入経路による同時の、連続した又は別々の投与のための選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の組み合わせ物に関する。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。

Description

本発明は選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の吸入される組み合わせ物に関し、ここで、抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。本発明は投与のための装置を含む、医薬組成物に、及び上記組み合わせ物の使用にさらに関する。
選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の組み合わせ物は、閉塞性気管及び他の炎症性疾患、特に閉塞性気管疾患喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)及び高められた気管支の反射作用、炎症、気管支の高反応性及び気管支痙攣により悪化された他の閉塞性気管疾患の治療において有用である。上記組み合わせは特にCOPDの治療において有用である。
本発明で治療されうる特定の疾患の例は呼吸性疾患喘息、急性呼吸窮迫症候群、慢性肺炎症性疾患、気管支炎、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺(気管)疾患及び珪肺症及びアレルギー性鼻炎及び慢性静脈洞炎の如き免疫系の疾患を含む。
3’,5’−環状ヌクレオチドフォスフォヂエステラーゼ(PDEs)は構造的に、生化学的に及び医薬的に互いに区別される少なくとも11の異なるファミリーに分けられる酵素の大きなクラスを含む。それぞれのファミリー内の酵素は通常イソ酵素又はアイソザイムといわれる。15超の遺伝子産物のすべてがこのクラス内に含まれ、そしてさらに多様性が特異なスプラシシング及びそれらの遺伝子産物の翻訳後プロセッシングから生ずる。本発明はPDEsの4のファミリーの4の遺伝子産物、すなわち、PDE4A、PDE4B、PDE4C、及びPDE4Dに主に関連する。これらの酵素は集合的にPDE4イソ酵素ファミリー(PDE4s)のイソ型又はサブタイプであるといわれる。
PDE4sはセカンドメッセンジャー環状ヌクレオチド、アデノシン3’,5’−環状一リン酸(cAMP)の選択的な、高いアフィニティー加水分解により、及びロリプラムによる阻害への感受性により特徴付けられる。PDE4sのいくつかの選択的阻害剤は最近発見されており、そしてその阻害から生ずる有益な医薬作用がさまざまな疾患モデルにおいて示されている:例えば、Torphy et al.Environ.Health Perspect. 102 Suppl.10,79−84, 1994; Duplantier et al.J. Med. Chem. 39 120−125, 1996; Schneider et al.Pharmacol. Biochem. Behav. 50 211−217, 1995; Banner and Page, Br. J. Pharmacol. 114 93−98, 1995; Barnette et al.J. Pharmacol. Exp. Ther. 273 674−679, 1995;
Wright et al. “Differential in vivo and in vitro bronchorelaxant activities of CP−80633, a selective phosphodiesterase 4 inhibitor,” Can. J. Physiol. Pharmacol. 75 1001−1008, 1997; Manabe et al. “Anti−inflammatory and bronchodilator properties of KF19514, a phosphodiesterase 4 and 1 inhibitor,” Eur. J. Pharmacol. 332 97−107, 1997; and Ukita et al. “Novel, potent, and selective phosphodiesterase−4 inhibitors as antiasthmatic agents: synthesis and biological activities of a series of 1−pyridylnaphthalene derivatives,” J. Med. Chem. 42 1088−1099, 1999を参照のこと。
抗コリン性剤は副交感神経をとおる刺激の通過から生ずる効果を妨げる。この活動はそれらの神経伝達物質アセチルコリンの作用をそのムスカリン性コリン性受容体への結合を阻害することにより阻害する能力から生ずる。少なくとも3の型のムスカリン性受容体サブタイプがある。M1受容体は主に脳及び中枢神経系の他の組織において見られ、M2受容体は心臓及び他の心血管組織において見られ、そしてM3受容体は平滑筋及び腺組織において見られる。上記ムスカリン性受容体は例えば、平滑筋上の神経エフェクター部位に位置し、そして特に、M3−ムスカリン性受容体は気管平滑筋に位置する。その結果、抗コリン性剤はムスカリン性受容体アンタゴニストともいわれる。
副交感神経系は気管支運動の弾力性の制御において主要な役割を果たし、そして気管支収縮は主に多様な刺激のセットにより引き起こされる副交感活動における反射作用の増大の結果である。
抗コリン性剤は、COPD及び喘息の如き部分的に可逆の気管の狭まりを特徴とする慢性気管疾患の治療における使用の長い歴史を有し、そしてエピネフリンの出現前は気管支拡張薬として使用されてきた。それらはその後β−アドレナリン性剤及びメチルキサンチンにより取って代わられた。しかしながら、より最近の臭化イプラトロピウムの導入は肺疾患の治療における抗コリン性治療の使用における再来を導いた。唾液腺及び消化管の如き末梢器官系上にムスカリン性受容体があり、そしてそれゆえ体系的な活性ムスカリン性受容体アンタゴニストの使用は口腔乾燥及び便秘の如き副作用により制限される。したがって、ムスカリン性受容体アンタゴニストの気管支拡張作用及び他の有益な活動は、末梢区画と比較して肺における活性について高い治療指標を有する吸引される剤により理想的に作出される。
抗コリン性剤は、これらの剤により誘発される気管支反射作用における副交感遠心性神経の関与を反映すると考えられる、ヒスタミン、ブラヂキニン又はプロスタグランヂンFにより誘導される気管支収縮をも部分的に拮抗する。
今般驚くべきことに、選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の組み合わせはどちらかの剤単一での治療にまさり、閉塞性気管及び他の炎症性疾患の治療において顕著な有用性を提供することがわかった。上記組み合わせの利点は不適切な炎症の有効な抑制と共に、疾患病態学に最も適切な機構をとおして気管直径の最適な制御、すなわち、ムスカリン性受容体アンタゴニズムを提供することである。吸入される経路を介して抗コリン性剤及び選択的PDE4阻害剤の組み合わせを投与することにより、それぞれのクラスの利点は望まれない末梢効果なしに実現される。さらに、上記組み合わせは単一で使用されるいずれかクラスの剤の最大の耐えられる用量よりもより大きな効果を作出して、予想外の相乗作用をもたらす。
本発明はそれゆえ、選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の吸入される組み合わせ物を提供する。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は医薬としての使用のための選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の吸入された組み合わせ物を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における同時の、連続した又は別々の投与のための選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の吸入される組み合わせ物を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入される経路による投与のための選択的PDE4阻害剤、抗コリン性剤及び医薬として許容される賦形剤、希釈剤又は担体を含む医薬組成物を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入される経路による両方の剤の同時の、連続した又は別々の投与のための医薬の製造における選択的PDE4阻害剤又は抗コリン性剤の使用を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は上記治療の必要のある哺乳類に有効な量の選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤を吸入される経路により同時に、連続して又は別々に投与することを含む閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療方法を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
さらに、本発明は閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の同時の、連続した又は別々の投与のための吸入装置を提供し、ここで、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
選択的PDE4阻害剤はすべての他の知られたPDEイソ酵素よりもPDE4イソ酵素について大きなアフィニティーを有するものである。好ましくは、本発明にしたがう選択的PDE4阻害剤のアフィニティーは他のPDEイソ酵素についてのそのアフィニティーに比較して上記PDE4イソ酵素について少なくとも100倍大きい。
本発明における使用に好適な選択的PDE4阻害剤はWO−A−96/39408において一般的に及び特異的に開示される化合物を含む。
上記好適なPDE4阻害剤は式(I):
Figure 2005508861
{式中、
1はH、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C2−C4)アルケニル、フェニル、−N(CH32、(C3−C6)シクロアルキル、(C3−C6)シクロアルキル(C1−C3)アルキル又は(C1−C6)アシルであり、ここで、上記アルキル、フェニル又はアルケニル基は2までの−OH、(C1−C3)アルキル又は−CF3基又は3までのハロゲンで置換されうる;
2及びR3はH、(C1−C14)アルキル、(C1−C7)アルコキシ(C1−C7)アルキル、(C2−C14)アルケニル、(C3−C7)シクロアルキル、(C3−C7)シクロアルキル(C1−C2)アルキル、ヘテロ原子として1又は2の酸素、硫黄、スルフォニル、窒素及びNR4から成る基(ここで、R4はH又は(C1−C4)アルキルである)を含み、nが0、1又は2である飽和又は不飽和(C4−C7)ヘテロ環状(CH2n基;又は以下の式(II)の基:
Figure 2005508861
{式中、aは1〜5の整数であり;b及びcは0又は1であり;R5はH、−OH、(C1−C5)アルキル、(C2−C5)アルケニル、(C1−C5)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、−CF3、−CO26、−CONR67、−NR67、−NO2又は−SO2NR67であり、ここで、R6及びR7はそれぞれ独立にH又は(C1−C4)アルキルである;Zは−O−、−S−、−SO2−、−CO−又は−N(R8)−であり、ここでR8はH又は(C1−C4)アルキルであり;及びYは場合により2までの(C1−C7)アルキル又は(C3−C7)シクロアルキル基で置換される(C1−C5)アルキレン又は(C2−C6)アルケニレンであり;ここで、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキル又はヘテロ環状基のそれぞれは1〜14、好ましくは1〜5の(C1−C2)アルキル、CF3又はハロ基で置換されうる}
から成る群からそれぞれ独立に選ばれ;及びR9及びR10はそれぞれ独立にH、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C6−C10)アリール及び(C6−C10)アリールオキシから成る群からそれぞれ独立に選ばれる}により表される化合物
又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物を含む。
式(I)の好ましい化合物はR1がメチル、エチル又はイソプロピルであるもの、及びR3が(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C3−C7)シクロアルキル、(C3−C7)シクロアルキル(C1−C6)アルキル又は場合によりH、−OH、(C1−C5)アルキル、(C2−C5)アルケニル、(C1−C5)アルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、−CO26、−CONR67、−NR67、−NO2又は−SO2NR67から成る群の1又は2で置換されるフェニルであるものを含み、ここで、R6及びR7はそれぞれ独立にH又は(C1−C4)アルキルである。
式(I)の好ましい個々の化合物は:
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−フェニル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(フラン−2−イル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−ピリヂル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(4−ピリヂル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(3−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
3−ベンジル−9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−プロピル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
3,9−ヂシクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(1−メチルシクロヘクス−1−イル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
3−(第三−ブチル)−9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−メチルフェニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−メトキシフェニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(チエン−2−イル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
3−(2−クロロフェニル)−9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−ヨードフェニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−トリフルオロメチルフェニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;及び
5,6−ヂヒドロ−7−エチル−9−(4−フルオロフェニル)−3−(1−メチルシクロヘクス−1−イル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン;
並びにそれらの医薬として許容される塩及び溶媒和物を含む。
本発明における使用のための特に好ましい選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン及び9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン及びそれらの医薬として許容される塩及び溶媒和物を含む。
本発明における使用のための好適な抗コリン性剤はイプラトロピウム又はオキシトロピウム塩を含む。
チオトロピウム塩(EP418716B1を参照のこと)は以下の式(1.1)の構造:
Figure 2005508861
{式中、X-は生理学的に許容される陰イオンである}を有する。
イプラトロピウム塩(EP309464B1を参照のこと)は以下の式(1.2)の構造:
Figure 2005508861
{式中、X-は生理学的に許容される陰イオンである}を有する。
オキシトロピウム塩(EP579615B1)は以下の式(1.3)の構造:
Figure 2005508861
{式中、X-は生理学的に許容される陰イオンである}を有する。
イプラトロピウム及びオキシトロピウムの好適な塩形の例はフルオリド、F-;クロリド、Cl-;ブロミド、Br-;ヨーディド、I-;メタンスルフォネート、CH3S(=O)2-;エタンスルフォネート、CH3CH2S(=O)2-;メチルサルフェート、CH3OS(=O)2O−;ベンゼンスルフォネート、C65S(=O)2-;及びp−トルエンスルフォネート、4−CH3−C65S(=O)2-である。上記臭化塩形は好ましい。
本発明における使用のための選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の特定の好ましい組み合わせは:
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩若しくは溶媒和物及びイプラトロピウム塩又はその溶媒和物;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩若しくは溶媒和物及びイプラトロピウム塩又はその溶媒和物;
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩若しくは溶媒和物及びオキシトロピウム塩又はその溶媒和物;及び
9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩若しくは溶媒和物及びオキシトロピウム塩又はその溶媒和物を含む。
本発明にしたがって使用される選択的PDE4阻害剤又は抗コリン性化合物は場合により医薬として許容される塩又は溶媒和物の形態で利用されうる。上記塩は酸添加又は塩基性塩でありうる。
好適な酸添加塩は非毒性塩を形成する酸から形成され、そして例は塩酸、臭化水素酸、ヨー化水素酸、硫酸、重硫酸、硝酸、リン酸、リン酸水素酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、琥珀酸、糖酸、ベンゾエート、メタンスルフォン酸、エタンスルフォン酸、ベンゼンスルフォン酸、−トルエンスルフォン酸及びパモエート塩である。
好適な塩基性塩は非毒性塩を形成する塩基から形成され、そして例はナトリウム、カリウム、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛及びヂエタノールアミン塩である。
好適な塩の概要のために、Berge et al, J. Pharm. Sci., 66,1−19,1977を参照のこと。
本発明にしたがって使用される選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性化合物又はその塩の医薬として許容される溶媒和物はその水和物を含む。
本発明に係る選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性化合物は1以上の同質異像形で存在しうる。
本発明に係る選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤(それゆえ、前に「本発明に係る化合物」)は1以上の不斉炭素原子を含むことができ、そしてそれゆえ、2以上の立体異性体形で存在する。上記化合物がアルケニル又はアルケニレン基を含む場合、シス/トランス(又はZ/E)異性も起こりうる。本発明は本発明に係る化合物のこれらの個々の立体異性体及び、好適な場合には、それらの混合物と共に、その個々の互変異性体を含む。
ヂアステレオアイソマー又はシス及びトランス異性体の分離は慣用の技術により、例えば、本発明に係る化合物又はその好適な塩若しくは誘導体の分別結晶化、クロマトグラフィー又はH.P.L.C.により達成されうる。本発明に係る化合物の個々のエナンチオマーは、好適に、対応する光学的に純粋な中間体から又は好適なキラル支持を用いた対応するラセミ体のH.P.L.C.による若しくは対応するラセミ体を好適な光学活性酸又は塩基と反応させることにより形成されるヂアステレオアイソマー塩の分別結晶化によるような分解により調製されうる。
本発明は本発明に係る化合物又はその医薬として許容される塩の全ての好適な同位体変形を含む。本発明に係る化合物又はその医薬として許容される塩の同位体変形は少なくとも1の原子が天然に通常見られるのと同じ原子数を有するが、異なる原子量を有する原子により置換されるものとして定義される。本発明に係る化合物又はその医薬として許容される塩に導入されうる同位体の例は、それぞれ、2H、3H、13C、14C、15N、17O、18O、31P、32P、35S、18F及び36Clの如き、水素、炭素、窒素、酸素、リン、硫黄、フッ素及び塩素の同位体を含む。本発明に係る化合物及びその医薬として許容される塩のいくつかの同位体変形、例えば、3H又は14Cの如き放射活性同位体が導入されるものは薬物及び/又は基質組織分布研究において有用である。トリチウム化された、すなわち、3H及び炭素−14、すなわち、14C同位体はそれらの調製及び検出の容易さのために特に好ましい。さらに、重水素、すなわち、2Hの如き同位体での置換は、より大きな代謝安定性、例えば、増大したin vivo半減期又は減少した用量必要性から生ずるある治療的利点を与えることができ、それゆえ、ある状況において好まれうる。
本発明に係る組み合わせ物を用いて治療されうる疾患の型は、非限定的に、喘息、慢性又は急性気管支収縮、慢性気管支炎、小気管閉塞、気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、それに関連した慢性気管支炎、肺気腫又は呼吸困難を有するCOPD、及び不可逆性の、進行性の気管閉塞により特徴付けられるCOPDを含む。
喘息
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物で治療されうる最も重要な呼吸疾患の1は喘息、慢性の、ますます世界的によくある通常の疾患であり、そして間欠性の可逆の気管閉塞、気管高反応性及び炎症を特徴とする。喘息の原因はまだ決定されていないが、喘息の最も通常の病理学的発現は気管の炎症であり、それは軽い喘息を有する患者の気管においてでさえも顕著でありうる。この炎症は血漿タンパク質の管外遊出をもたらす反射的な気管事件、呼吸困難及び気管支収縮を起こす。気管支生検及び洗浄研究に基づいて、喘息はマスト細胞、好酸球、及びY−リンパ球による患者の気管への浸潤を含むことが明らかに示された。アトピー性喘息における気管支肺胞洗浄(BAL)はT−ヘルパ−2(Th−2)様T−細胞集団の存在を示唆する、インターロイキン(IL)−3、IL−4、IL−5及び顆粒球/マクロファージ−コロニー刺激因子(GM−CSF)の活性化を示す。
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物はアトピー性及び非アトピー性喘息の治療において有用である。上記用語「アトピー」は通常の環境抗原に対するI型(中間)高感受性反応の発展に対する遺伝的素因をいう。上記最も通常の臨床的現れはアレルギー性鼻炎であり、一方で気管支喘息、アトピー性皮膚炎、及び食物アレルギーはより少ない頻度で起こる。したがって、上記表現「アトピー性喘息」は、本明細書中で使用されるとき、敏感にされた人におけるアレルギーの現れである、「アレルギー性喘息」、すなわち、気管支喘息と同義語であると意図される。上記用語「非アトピー性喘息」は、本明細書中で使用されるとき、激しい運動、刺激性の粒子、心理学的ストレス等を含むさまざまな因子により引き起こされる、全ての他の喘息、特に、重要な又は「真性」喘息をいうと意図される。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は慢性気管支炎、肺性気腫又はそれに関連する呼吸困難を含むCOPD又はCOADの治療においてさらに有用である。COPDは不十分に可逆な、進行性の気管閉塞により特徴付けられる。慢性気管支炎は大きな軟骨性の気管における粘膜下組織の粘液分泌腺の過形成及び肥大に関連する。杯状細胞の過形成、粘膜及び粘膜下組織の炎症性細胞の浸潤、浮腫、線維症、粘液栓及び増大した平滑筋は終末及び呼吸細気管支においてすべて見られる。上記小気管は気管閉塞の主な部位であることが知られている。気腫は肺胞壁の破壊及び肺の弾性の損失により特徴付けられる。いくつかの危険因子はCOPDの発病に関連していることが同定されている。タバコ喫煙及びCOPDの間の関係はよく確立されている。他の危険因子は炭塵への暴露及びさまざまな遺伝的因子を含む。Sandford et al.,“Genetic risk factors for chronic obstructive pulmonary disease,” Eur. Respir. J. 10 1380−1391, 1997を参照のこと。COPDの発病率は増大しており、そしてそれは産業化された国民集団への顕著な経済的負担を示す。
COPDはまた不能を伴わない単純な慢性気管支炎から慢性呼吸不全を伴う重篤な不能状態における患者までの広い範囲の変形をそれ自体臨床的に示す。
COPDは喘息の場合には、気管の炎症を特徴とするが、患者の気管支肺胞の洗浄液及び痰において見られていた炎症性細胞は好酸球よりもむしろ好中球及びマクロファージである。IL−8、LTB4、及びTNF−αを含む、炎症性仲介物質の高い値はまたCOPD患者においても見られ、そして上記患者の気管支の表面上皮及び上皮下組織はT−リンパ球及びマクロファージにより浸潤されていることがわかった。COPD患者のための症状の軽減はβアゴニスト及び抗コリン性気管支拡張剤の使用により提供されうるが、疾患の進行は変更されないままである。COPDはテオフィリンを用いて治療されてきたが、部分的にはその望まれない効果を産出する傾向のために大きな成功はなかった。ステロイドはまた、それらが抗炎症性剤として比較的効果がないのでCOPDにおける満足のいく治療剤としての大きな期待を保ち得なかった。
したがって、COPD及びその関連する及び含まれる閉塞性気管疾患を治療するための本発明に係る治療用剤の組み合わせの使用は本分野において顕著な前進を示す。本発明は上記所望の治療目的が本発明に係る治療用剤の組み合わせ物を利用することにより得られている方法について特定の作用モード又は仮説に限定されない。
気管支炎及び気管支拡張
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物の所有する上記に示した特定の及びさまざまな阻害活性にしたがって、それらは、例えば、短いが重篤な過程を有し、冷所への暴露、刺激性物質の吸い込み又は急性感染により引き起こされる急性気管支炎;多量の粘膜膿性排出物を伴う急性気管支炎の形であるカタル性気管支炎;急性気管支炎又は咳き込みの発作により、少量の又は多量の痰を吐くことにより、及び肺組織の二次的な変化により特徴付けられる慢性の一般的な疾患の繰り返しの発作のために休止の段階後に再発する顕著な傾向がいくらかある長く続く気管支炎の形である慢性気管支炎;粘着性の痰の少量の分泌により特徴付けられる乾燥気管支炎;喘息を有する者における呼吸管感染に伴う気管支痙攣の症状の発展により特徴付けられる症候群である感染性喘息気管支炎;増殖的な咳に関連した気管支炎である増殖的気管支炎を含む、どんな型、病因又は病原の気管支炎の治療においても有用である。
アトピー性喘息又は非アトピー性喘息、COPD又は他の慢性炎症性気管疾患を治療するための本発明に係る治療用剤の組み合わせの使用は確立され、以下に示される血漿管外遊出及び気管支拡張モデルを含む気管における反射性事件の阻害の分野において知られるいくつかの異なるモデルの使用により示されうる。
気管支拡張薬活性−cAMPは平滑筋弛緩に関連するのみでなく、気管平滑筋増殖に対する全体的な阻害効果を発揮し、その両方は本発明に係るPDE4成分によるcAMPの高めから生じうる。気管平滑筋肥大及び過形成はcAMPにより調節されることができ、そしてこれらの状態は慢性喘息の通常の形態学的特徴である。
In Vitroにおける気管拡張性活性−モルモット気管平滑筋の弛緩を引き起こす本発明に係る治療用剤の組み合わせの能力は以下の試験手順において示される。モルモット(350−500g)をペントタールナトリウム(100mg/kg i.p.)で殺す。上記気管を切り出し、そして2〜3cmの長さの区画を摘出する。上記気管を3〜5cmの深さの組織の輪を与えるよう代替の軟骨プレートで横の面で切開する。中央部及び末端の輪は捨てる。個々の輪はステンレススチール支持上に垂直にのせ、その1を器官浴の基礎で固定し、その一方で他方は等体積の変換機に結合する。上記輪をKrebs溶液(組成 μM:NaHCO3 25;NaCl 113;KCl 4.7;MgSO4・7H2O 1.2;KH2PO4 1.2;CaCl2 2.5;グルコース 11.7)中に37℃で浸け、O2/CO2(95:5, v/v)で気体化する。この様式において調製される輪は電場刺激により収縮される。鎮痙活性を確かめるために、本発明に係る治療用剤の試験の組み合わせ物を生理学的食塩水中に溶解し、そして累積濃度−効果曲線を提供するために5m間隔で器官浴に増大する量で添加する。
上記試験モデルにおいては、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は0.001〜1.0μMの範囲の濃度でモルモット気管輪調製物の電場刺激された収縮を阻害する。
オゾン誘導気管高反応性モデル−本発明に係る治療用剤の組み合わせ物の、気管支高活性としても知られる、有害な刺激への気管の増大する反応性を妨げる能力はモルモットにおける肺の反応性の活性に対するこれらの剤の効果の決定において示される。成体モルモット(300〜600g)をYeadon et al, 1992, Pulm. Pharmacology, 5, 101−112にしたがって前処理し、調製する。さまざまな刺激への気管の反応性は基礎の状態で及び肺の機構における変化をもたらすさまざまな介入の後モニターされる。試験物質はチャレンジの前にさまざまな時間に、i.t.又はエーロゾルにより投与された。コントロール動物におけるオゾン前処理は肺反応性における3〜100×増大をもたらし、それは本発明に係る治療用剤の組み合わせ物により用量依存的に妨げられた。
上記試験モデルにおいて、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は0.001〜0.3mg/kg i.t.の範囲の投与で抗炎症性活性を示す。
ヒト気管支の弛緩−癌の手術の間に切除されたヒト肺のサンプルを除去から3日後以内に得る。小気管支(内径〜2〜5mm)を摘出し、切片に切り分け、そして1.8Mヂメチルスルフォキシド(DMSO)及び0.1Mスクロースを凍結保護剤として含むウシ胎児血清(FCS)で満たした2mlの液体窒素貯蔵アンプル中に置く。上記アンプルをポリスチロール箱(11×11×22cm)中に置き、そして−70℃で維持されたフリーザー中で約0.6℃/分の平均冷却速度でゆっくり凍結する。3〜15時間後、上記アンプルを液体窒素(−196℃)中に移し、そこで、それらは使用されるまで貯蔵される。使用前に、上記組織を30〜60分間−70℃に暴露し、その後37℃の水浴中に上記アンプルを置くことにより2.5分以内に溶かす。その後、上記気管支切片を37℃でKrebs−Henseleit溶液(μM:NaCl 118, KCl 4.7, MgSO4 1.2, CaCl2 1.2, KH2PO4 1.2, NaHCO3 25, glucose 11, EDTA 0.03)を含むディッシュ中にそれらを置くことによりすすぎ、輪に切り分け、そして約1gの前ロードの下で記録しながら等体積緊張のためにの10mlの器官浴中に懸濁する。緊張におけるさらなる増大は、気管サンプルにおける神経の活性化を誘導し、そしてアセチルコリン及び他の神経由来の仲介物質の放出を介して緊張を産出すると知られる、電場刺激の使用を介して誘導される。濃度応答曲線は累積添加により産出され、上記最大の効果が前の濃度により産出されたときそれぞれの濃度が添加される。パパベリン(300μM)を気管支輪の完全な弛緩を誘導するために濃度応答曲線の終末で添加する。この効果は100%弛緩としてとられる。
上記試験モデルにおいて、本発明に係る治療用剤の組み合わせは5.0nM〜500nMの範囲内での濃度で活性である好ましい態様で、0.001〜1.0μMの範囲の濃度でのヒト気管支輪調製物の濃度関連弛緩を産出する。
カプサイシン誘導気管支収縮の抑制−実験前に食餌及び水を自由に摂取できる雄Dunkin−Hartleyモルモット(400〜800g)をフェノバルビタールナトリウム(100mg/kg i.p. [腹腔内])で麻酔する。動物を、直腸サーモメーターにより制御される暖めたパッドで37℃で保ち、空気及び酸素(45:55 v/v)の混合物で管カニューレ(約8ml/kg、1Hz)を介して人工呼吸をする。人工呼吸を呼吸ポンプとつながった差圧変換機に接続された呼吸タコグラフにより器官でモニターする。胸腔内の圧変化を、差圧変換機を用いて、胸部内カニューレを介して直接モニターするので、気管及び胸部の間の圧の差が計測され示されうる。空気流及び肺を介する圧のこれらの計測から、空気抵抗(R1 cmH20/I/s)及びコンプライアンス(Cddyn)をそれぞれの呼吸周期についてデジタル電気呼吸分析器で計算する。血圧及び心拍を圧変換機を用いて頸動脈から記録する。
基礎抵抗及びコンプライアンスについての値が安定であるとき、気管支収縮の急性発現がカプサイシンの静脈内ボーラスにより誘導される。カプサイシンは100%エタノール中に溶解され、そしてリン酸緩衝塩水で希釈される。本発明に係る治療用剤の試験の組み合わせは、10分間の間隔で2〜3の上記投与の後であると計算される、カプサイシンへの応答が安定であるとき投与される。気管支収縮の反転は管内又は十二指腸内点滴注入又は静脈内ボーラス注入に続いて1〜8時間にわたり評価される。気管支拡張性活性はカプサイシンの融合に続いてはじめの、最大の抵抗(RD)のa%阻害として表現される。ED50値はカプサイシンにより誘導される抵抗における増大の50%減少を引き起こす用量を示す。活性の長さは気管支収縮が50%以上減少される時間として分で定義される。血圧(BP)及び心拍(HR)への影響はED20値;すなわち、投与5分後に計測されるBP又はHRを20%減少させる用量により特徴付けられる。
上記試験モデルにおいて、本発明に係る治療用剤の組み合わせは0.001〜0.1mg/kg i.t.[管内]の範囲の投与値で気管支拡張活性を示す。さらに、i.t.でデリバリーされる組み合わせは気管支痙攣に対して少なくとも追加の阻害効果を示し、それぞれの成分単一は観察されたコントロール応答の50%超阻害することができる。
LPS誘導肺好中球増加症−肺内の好中球の補充及び活性化はCOPDにおいて及び重篤な喘息において重要な病理学的特徴と考えられている。その結果、動物におけるこれらの終点のどちらか又は両方の阻害は本発明の利用性の支持的な証拠を提供する。
雄Wistar−Albinoラット(150〜250g)又は雄Dunkin−Hartleyモルモット(400〜600g)を短い一般的な麻酔の下で吸入又は管内(i.t.)点滴注入により試験物質単一で又は組み合わせで前処理する。化合物投与後1〜24時間後、動物を著しい肺好中球増加症を続く1〜24時間にわたり誘導するのに十分な菌リオポリサッカライド(LPS)の吸入エーロゾルでチャレンジする。上記好中球は気管支洗浄における細胞計測により又は肺洗浄又は組織における好中球産物の決定により評価される。この試験系において、本発明に係る治療用剤は0.0001〜0.1mg/kg i.t.の範囲の用量で抗炎症活性を示す。予想外に、i.t.でデリバリーされた組み合わせは、上記成分の1はそれ自体顕著な抗炎症作用を発揮しないという事実にもかかわらず、少なくとも炎症に対する追加の効果を発揮する。さらに、高用量の1の成分の当量の抗炎症作用は本発明において組み合わせで使用されるとき低容量で観察されることができ、したがって、体系的な所望されない効果を最小限にする。
アレルギー性モルモット分析−呼吸困難および気管支痙攣の症状、すなわち、困難な又は苦しい呼吸及び増大した肺の抵抗に対する、及び炎症の症状、すなわち、肺好中球増加症及び好酸球増加症に対する本発明に係る治療用剤の組み合わせの治療の影響を評価するための試験はDunkin−Hartleyモルモット(400〜600g体重)を利用する。
本試験において使用される卵アルブミン(EA)、グレードV、結晶化され凍結乾燥された、水酸化アルミニウム及びマレイン酸メピラミンは商業的に入手可能である。上記チャレンジ及び続く呼吸記録は10×6×4インチの内径を有する透明プラスティック箱内で行われる。上記箱の頭部及び体部区画は分離可能である。使用において上記2は留め金でしっかりと一緒にとめられ、そしてチャンバー間の気密密閉は柔らかいゴムのガスケットにより維持される。上記チャンバーの頭部の端の中心をとおして噴霧器が気密密閉を介して挿入され、そして上記箱のそれぞれの端ははけ口を有する。呼吸タゴグラフは上記箱の1の端に挿入され、そして適切な連結器をとおしてダイノグラフに連結される体積測定圧変換機に連結される。上記抗原をエーロゾルする間、上記はけ口は開いており、そして呼吸タコグラフはチャンバーから離される。上記はけ口をその後閉め、そして上記呼吸タコグラフ及び上記チャンバーを呼吸パターンの記録の間つなげる。チャレンジについて、塩水中2mlの3%抗原溶液をそれぞれの噴霧器中に置き、そして上記エーロゾルを10psi及び8l/分の流速で操作する小膜ポンプからの空気で作出する。
モルモットを塩水中に1mgのEA及び200mgの水酸化アルミニウムを含む1mlの懸濁物を皮下に及びi.p.で注入することにより感作する。それらを感作後12〜24日の間使用する。上記応答のヒスタミン成分を減少させるために、モルモットをエーロゾルチャレンジの30分前に2mg/kgのメピアルミンでi.p.で前処理する。モルモットをその後正確に1分間塩水中3%EAのエーロゾルに暴露し、その後呼吸特性をさらなる30分間記録する。続いて、肺炎症を1〜48時間にわたり死後決定する。連続する呼吸困難の長さを呼吸記録から計測する。
本発明に係る治療用剤のテストの組み合わせ物は一般的にi.t.又はエーロゾルによりチャレンジの0.5〜4時間前に投与される。化合物の組み合わせは塩水又は生物和合性溶媒中に溶解される。上記化合物の活性は媒体処理コントロールの群に比較して、それらの呼吸困難及び気管支痙攣の症状の強さ及び長さ及び/又は肺炎症の強さを減少させる能力に基づいて決定される。本発明に係る治療用剤の組み合わせの試験は一連の用量にわたり評価され、そして症状の長さを50%阻害するであろう用量(mg/kg)として定義されるED50が得られる。
抗炎症活性−本発明に係る治療用剤の組み合わせの抗炎症活性は好酸球又は好中球活性の阻害により示される。本分析において、血液サンプル(50ml)を0.06〜0.47×109-1の範囲の好酸球数の非アトピー性ヴォランティアから回収する。静脈血を5mlのクエン酸三ナトリウム(3.8%,pH7.4)を含む遠心管に回収する。
抗凝集血をリン酸緩衝塩水(PBS、カルシウム及びマグネシウムのどちらも含まない)で希釈し(1:1、v:v)、そして、50mlの遠心管中で15mlの等張Percoll(密度 1.082−1.085g/ml,pH7.4)上に層にする。遠心分離(30分間、1000×g、20℃)に続いて、血漿/Percoll界面の単核細胞を慎重に吸引し、捨てる。
上記好中球/好酸球/赤血球ペレット(容積でca.5ml)を35mlの等張塩化アンモニウム溶液(NH4Cl、155mM;KHCO3,10mM;EDTA.0.1mM;0〜4℃)中におだやかに再懸濁する。15分後、細胞をウシ胎児血清(2% FCS)を含むPBS中で2回(10分間、400×g、4℃)洗浄する。
磁気細胞分離系を好酸球及び好中球を分離するのに使用する。この系は界面マーカーにしたがって懸濁物中で細胞を分離することができ、そして磁化可能スチールマトリックスを含むカラムがその中に置かれる永久磁石を含む。使用前に、上記カラムをPBS/FCSで1時間平衡化し、そしてその後20mlのシリンジを介して逆行基礎上で氷冷PBS/FCSでフラッシュする。21Gの皮下針を上記カラムの基礎に結合し、そして1〜2mlの氷冷緩衝液を上記針をとおして流出させる。
顆粒球の遠心分離に続いて、血清を吸引し、そして細胞を100μl磁気粒子(スーパーパラマグネティック粒子に結合された抗CD16モノクローナル抗体)でおだやかに再懸濁する。上記好酸球/好中球/抗CD16磁気粒子混合物を氷上で40分間インキュベートし、そしてその後氷冷PBS/FCSで5mlまで希釈する。上記細胞懸濁物を上記カラムの上部にゆっくり導入し、そしてタップを開けて細胞を上記スチールマトリックス内へゆっくり移動させる。上記カラムをその後PBS/FCS(35ml)で洗浄し、それを上記スチールマトリックス中に既にトラップされた磁気的に標識された好中球を乱さないように、上記カラムの上部に慎重に添加する。非標識化好酸球を50ml遠心管中に回収し、そして洗浄する(10分間、400×g、4℃)。細胞数及び純度を使用前に評価できるように、生ずるペレットを5mlHank’s緩衝塩溶液(HBSS)中に再懸濁する。上記分離カラムを上記磁石から離し、そして上記好中球画分を溶離する。上記カラムをその後PBS(50ml)及びエタノール(無水)で洗浄し、そして4℃で貯蔵する。
細胞全体をマイクロセルカウンターで計測する。1滴の溶原溶液を上記サンプルに添加し、それを30分後に赤血球での汚染を評価するために再計測する。サイトスピンうわぐすりをShandon Cytospin 2サイトスピナー上に調製する(100μlサンプル、3分間、500rpm)。これらの調製物を染色し、そして差異細胞計測を少なくとも500細胞を調べて、光学顕微鏡により決定する。細胞生存率はトリパンブルーの除外により評価する。
好酸球又は好中球をHBSS中に希釈し、そして96ウェルマイクロタイタープレート(MTP)中に1〜10×103細胞/ウェルでピペッティングする。それぞれのウェルは100μl細胞懸濁物;50μlHBSS;10μlルシゲニン;20μl活性化刺激;及び20μl試験化合物を含む200μlサンプルを含む。
上記サンプルをヂメチルスルフォキシド中に溶解した活性化刺激fMLP(1〜10μM)又はC5a(1〜100nM)の添加前に10分間試験化合物又は媒体でインキュベートし、そしてその後、使用される最も高い溶媒濃度が1%(100μM試験化合物で)であるように、緩衝液中に希釈する。MTPsを細胞及び媒体の混合を促進するために攪拌し、そして上記MTPはルミノメーター中に置かれる。総化学発光及び上記それぞれのウェルの一時的な特性は20分にわたり同時に計測され、そして上記結果は任意の単位又は試験化合物の非存在下におけるfMLP誘導化学発光のパーセントとして表現される。結果はHillの式に適合され、そしてIC50値は自動的に計算される。
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は、0.1nM〜100nMの範囲内の濃度で活性である好ましい態様で、0.0001μM〜0.5μMの範囲内の濃度で上記試験方法において活性である。
本発明に係る治療用剤の組み合わせ物の抗炎症活性はラット気管への血漿浸潤の阻害により追加的に示される。この分析において、管組織をとり、そして血漿の漏れの程度が決定される。この分析は、非限定的に、COPDを含む、気管の他の慢性炎症性疾患に同様に関連し、そしてしたがって、その区画中に要約されない。
Wistarアルビノラット(150〜200g)又はDunkin−Hartleyモルモット(450〜600g)をペントバルビトンナトリウムで麻酔し、そして静脈及び動脈カニューレを導入する。血漿タンパク質に結合するEvans Blue色素をi.v.(30mg/kg)で投与する。10分後、上記試験剤をi.t.で投与し、そして10分後にカプサイシンをi.v.(3μg/kg)で投与する。30分後、気管組織を除去し、フォルムアミド中に一晩抽出し、吸収を620nmで読む。いくつかの実験において、投与の順は上記化合物がEvans Blue及び炎症性刺激の前に投与されるように逆にした。
上記試験モデルにおいて、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は0.001〜0.1mg/kg i.t.の範囲の用量で抗炎症活性を示す。
上記から、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は炎症性又は閉塞性気管疾患又は気管閉塞を含む他の状態の治療に有用である。特に、それらは気管支喘息の治療に有用である。
それらの抗炎症活性及びそれらの気管高反応性への影響の観点において、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は治療、特に閉塞性又は炎症性気管疾患の予防的処置に有用である。したがって、延長された期間にわたる連続した及び規則的な投与により、本発明に係る化合物の組み合わせ物は気管支収縮又は閉塞性又は炎症性気管疾患の結果として起こる他の徴候的な攻撃の再発に対する前もっての保護を提供することにおいて有用である。本発明に係る化合物の組み合わせ物は上記疾患の基礎の事態の制御、改善又は回復に有用である。
それらの気管支拡張活性に関して、本発明に係る治療用剤の組み合わせ物は気管支拡張薬として、例えば、慢性又は急性気管支収縮の治療において、及び閉塞性又は炎症性気管疾患の徴候の治療に有用である。
本発明が適用される閉塞性又は炎症性気管疾患は、他の薬物治療、例えば、アスピリン又はβ−アゴニスト治療の結果の気管高反応性の悪化に加えて、喘息;塵肺症;慢性好酸球性肺炎;慢性閉塞性気管又は肺性疾患(COAD又はCOPD);及び成人呼吸促進症候群(ARDS)を含む。
本発明に係る選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤は単一で又は組み合わせで投与されうるが、一般的に好適な医薬賦形剤、希釈剤又は担体との混合物で投与されるであろう。
本発明に係る選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤は吸入により好ましく投与され、そして好適な駆出剤、例えば、ヂクロロヂフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ヂクロロテトラフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFA 134A(商標))又は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HFA 227EA(商標))の如きヒドロフルオロアルカン、二酸化炭素、Perflubron(商標)の如きさらなる過フッ素化炭化水素又は他の好適な気体の使用と共に又はなしに、加圧容器、ポンプ、スプレイ、霧吹き(好ましくは細かい霧を作出するための電気水力を用いる霧吹き)又は噴霧器からの乾燥粉末吸入剤又はエーロゾルスプレイ提示の形態で便利にデリバリーされる。加圧エーロゾルの場合には、上記投与単位は計測される量デリバリーする弁を提供することにより決定されうる。
上記加圧容器、ポンプ、スプレイ、霧吹き又は噴霧器は分散の、溶解の又は延長する放出のために、例えば、エタノール(場合により、水性エタノール)又は好適な剤及び潤滑剤、例えば、トリオール酸ソルビタンを追加的に含みうる溶媒としての駆出剤の混合物を用いて、上記活性化合物の溶液又は懸濁物を含みうる。吸入剤又は粉吹き器における使用のために(例えば、ゼラチン又はHPMCから作られた)カプセル、ブリスターズ及びカートリッジは本発明に係る化合物、ラクトース又はデンプンの如き好適な粉末基礎及びI−ロイシン、マンニトール又はステアリン酸マグネシウムの如きパフォーマンス調節剤の粉末混合物を含むよう調合されうる。
吸入のための乾燥粉末調剤又は懸濁調剤における使用の前に、本発明に係る化合物は吸入によるデリバリーのために好適な大きさに微小化されるであろう(典型的に5ミクロン未満と考えられる)。微小化は方法、例えば、スパイラルジェットミル、液体ベッドジェットミル又は超臨界液体結晶化の使用の範囲により達成されうる。
細かい霧を作出するための電気水力学を用いる霧吹き器における使用のために好適な溶液調剤は1μg〜10mgの本発明に係る化合物を含むことができ、そして作動体積は1〜100μlで変動しうる。典型的な調剤は活性化合物、プロピレングリコール、滅菌水、エタノール及び塩化ナトリウムを含みうる。
エーロゾル又は乾燥粉末調剤はそれぞれの計測された用量又は「パフ」が患者へのデリバリーのために1〜4000μgの本発明に係る化合物を含むよう好ましく調節される。エーロゾルでの全体の日の用量は単一の用量又はより通常には、日をとおして別々の用量で投与されうる1μg〜20mgの範囲内であろう。
使用される選択的PDE4阻害剤:抗コリン性剤の、重量での(w/w)、好ましい割合は調べられる特定の組み合わせに因るであろう。これは個々の化合物の潜在性における差のためである。主治医はどんな事件においても個々の患者に最も好適であろうそれぞれの化合物の実際の用量を決定するであろう、そしてそれは特定の患者の年齢、体重及び応答と共に変化するであろう。
治療に関する全ての本明細書中の引用文献は治療の、緩和の及び予防の処置を含むことが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の吸入される組み合わせ物。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩でない。
  2. 前記選択的PDE4阻害剤は、式(I):
    Figure 2005508861
    {式中:
    1は、H、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C2−C4)アルケニル、フェニル、−N(CH32、(C3−C6)シクロアルキル、(C3−C6)シクロアルキル(C1−C3)アルキル又は(C1−C6)アシルであり、ここで、上記アルキル、フェニル又はアルケニル基は、2までの−OH、(C1−C3)アルキル又は−CF3基又は3までのハロゲンで置換されうる;
    2及びR3は、H、(C1−C14)アルキル、(C1−C7)アルコキシ(C1−C7)アルキル、(C2−C14)アルケニル、(C3−C7)シクロアルキル、(C3−C7)シクロアルキル(C1−C2)アルキル、ヘテロ原子として1又は2の酸素、硫黄、スルフォニル、窒素及びNR4(ここでR4はH又は(C1−C4)アルキルである)を含み、nが0、1又は2である飽和又は不飽和(C4−C7)ヘテロ環状(CH2n基;又は以下の式(II)の基:
    Figure 2005508861
    {式中、aは1〜5の整数であり;b及びcは0又は1であり;R5はH、−OH、(C1−C5)アルキル、(C2−C5)アルケニル、(C1−C5)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、−CF3、−CO26、−CONR67、−NR67、−NO2又は−SO2NR67であり、ここで、R6及びR7はそれぞれ独立にH又は(C1−C4)アルキルである;Zは−O−、−S−、−SO2−、−CO−又は−N(R8)−であり、ここで、R8はH又は(C1−C4)アルキルであり;及びYは場合により2までの(C1−C7)アルキル又は(C3−C7)シクロアルキル基で置換される(C1−C5)アルキレン又は(C2−C6)アルケニレンであり;ここで、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキル又はヘテロ環状基のそれぞれは1〜14、好ましくは1〜5の、(C1−C2)アルキル、CF3又はハロ基で置換されうる}から成る群からそれぞれ独立に選ばれ;及びR9及びR10はH、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C6−C10)アリール及び(C6−C10)アリールオキシから成る群からそれぞれ独立に選ばれる}により表される化合物又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物である、請求項1に記載の組み合わせ物。
  3. 前記選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物である、請求項2に記載の組み合わせ物。
  4. 前記抗コリン性剤はイプラトロピウム又はオキシトロピウム塩である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組み合わせ物。
  5. 前記選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物であり、そして前記抗コリン性剤はイプラトロピウム塩又はその溶媒和物であり;又は
    前記選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物であり、そして前記抗コリン性剤はイプラトロピウム塩又はその溶媒和物であり;又は
    前記選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物であり、そして前記抗コリン性剤はオキシトロピウム塩又はその溶媒和物であり;又は
    前記選択的PDE4阻害剤は9−シクロペンチル−5,6−ヂヒドロ−7−エチル−3−(第三−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリヂン又はその医薬として許容される塩又は溶媒和物であり、そして前記抗コリン性剤はオキシトロピウム塩又はその溶媒和物である、請求項1に記載の組み合わせ物。
  6. 医薬としての使用のための請求項1〜5のいずれか1項に記載の組み合わせ物。
  7. 閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入経路による同時の、連続した又は別々の投与ための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組み合わせ物。
  8. 閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入経路による投与のための、選択的PDE4阻害剤、抗コリン性剤及び医薬として許容される賦形剤、希釈剤又は担体を含む医薬組成物。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
  9. 上記選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤は請求項2〜5のいずれか1項に記載されるものである、請求項8に記載の医薬組成物。
  10. 上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない、閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における吸入経路による選択的PDE4阻害剤と抗コリン性剤の同時の、連続した又は別々の投与のための医薬の製造における上記選択的PDE4阻害剤又は抗コリン性剤の使用。
  11. 前記選択的PDE4阻害剤及び上記抗コリン性剤は、請求項2〜5のいずれか1項に記載されるものである、請求項10に記載の使用。
  12. 治療の必要な哺乳類に有効な量の選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤を吸入経路により同時に、連続して又は別々に投与することを含む閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療方法。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
  13. 上記選択的PDE4阻害剤及び上記抗コリン性剤は請求項2〜5のいずれか1項に記載されるものである、請求項12に記載の方法。
  14. 閉塞性気管又は他の炎症性疾患の治療における選択的PDE4阻害剤及び抗コリン性剤の同時の、連続した又は別々の投与のための吸入装置。但し、上記抗コリン性剤はチオトロピウム塩ではない。
  15. 上記選択的PDE4阻害剤及び上記抗コリン性剤は請求項2〜5のいずれか1項に記載されるものである、請求項14に記載の装置。
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