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JP2005321349A - 材質判断装置 - Google Patents

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JP2005321349A
JP2005321349A JP2004141154A JP2004141154A JP2005321349A JP 2005321349 A JP2005321349 A JP 2005321349A JP 2004141154 A JP2004141154 A JP 2004141154A JP 2004141154 A JP2004141154 A JP 2004141154A JP 2005321349 A JP2005321349 A JP 2005321349A
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reflected
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analysis object
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JP2004141154A
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Takao Kurata
孝男 倉田
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IHI Corp
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】 精度良く、かつ、高速に材質判断が可能な材質判断装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明に係る材質判断装置10は、分析対象物13に光Lを照射し、その反射光L1を分光分析して、分析対象物13の材質を判断するものであり、
光Lを出射する光源11と、
光源11から出射された光Lが照射され、反射される分析対象物13と、
反射されたサンプル光L1を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材12aと、
光源11から出射された光Lを直接レファレンス光L2として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材12bと、
各光ガイド部材12a,12bの他端側に接続され、かつ、サンプル光L1及びレファレンス光L2をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子22、及び各波長バンドごとに各光L1,L2のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子25を有するマルチチャンネル分光器20と、
を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する材質判断装置に関するものである。
近年、地球環境上の問題から、廃棄物の分別、サーマルリサイクルが進んでいる。廃棄物として、例えばプラスチックのサーマルリサイクルを行う場合、燃焼時にダイオキシンなどを生成する物質や、内分泌攪乱物質(いわゆる環境ホルモン)を含む物質を分別する必要がある。
従来、この分別方法としては、先ず、分析対象物に光を照射し、その反射光をマルチチャンネル分光器を用いて分光分析し、複数の波長バンドのスペクトルの受光強度を検出素子で検出する。その後、それらの検出値を演算装置に転送し、ケモメトリックスなどの多変量解析手法を用いて材質を判断し、廃棄物の分別を行っていた。
また、廃棄物に含まれる廃棄プラスチックと紙類との識別を高速で行い、識別された廃棄物の純度を高めた材質識別方法がある(特許文献1参照)。
特開2001−13069号公報
ところで、光を照射する光源は、その光強度が時間の経過と共に変動したり、検出素子の電極暗電流が変動したりするため、スペクトルの微妙な変動を検出するのは困難であった。つまり、材質判断を正確に、精度良く行うことは困難であった。
また、特許文献1記載の材質識別方法は、識別対象物が廃棄プラスチック又は紙類のどちらであるかの識別を高速で行うことができる。しかしながら、その識別対象物の材質の特定までを含めた識別は、高速で行うことができないという問題があった。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、精度良く、かつ、高速に材質判断が可能な材質判断装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明に係る材質判断装置は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
光を出射する光源と、
光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
各光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプル光及びレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各波長バンドごとに各光のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたものである。
本発明に係る別の材質判断装置は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
光を出射する光源と、
光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
サンプル光及びレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
反射された各光の波長バンドごとのスペクトルを交互に検出し、サンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力するアレイ検出素子と、
アレイ検出素子からの出力に基づいて材質判断の演算を行う演算手段と、
を備えたものである。
本発明に係るまた別の材質判断装置は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
光を出射する光源と、
光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
各光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプル光及びレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各光の光量の総和を検出する検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたものである。
本発明に係る更に別の材質判断装置は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
光を出射する光源と、
光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
サンプル光及びレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた材質判断用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行うべく、上記光反射手段でのサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行う演算手段と、
反射された各光を集光する集光手段と、
集光された各光の光量の総和を交互に検出する検出素子と、
を備えたものである。
ここで、光反射手段は、分光された各光を所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子であることが好ましい。
また、プログラマブル回折格子は、MEMSアクチュエータを有することが好ましい。
さらに、サンプル光とレファレンス光を別々に反射させるべく、光反射手段を少なくとも2つ設けることが好ましい。
また、集光手段は、第2回折格子又は積分球とされる。
さらに、分析対象物で反射されたサンプル光を全て受光可能とすべく、第1光ガイド部材のサンプル光導入端に、第1光ガイド部材を走査させるスキャニング手段を設けてもよい。
一方、本発明に係る材質判断方法は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する方法において、
光源から出射された光を分析対象物に照射し、反射させてサンプル光とすると共に、光の一部を出射された状態のままのレファレンス光として取り出し、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、反射された各光の波長バンドごとのスペクトルをそれぞれ検出器で検出し、波長バンドごとにサンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力し、
それらの出力値に基づいて材質判断を行うものである。
本発明に係る別の材質判断方法は、分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する方法において、
光源から出射された光を分析対象物に照射し、反射させてサンプル光とすると共に、光の一部を出射された状態のままのレファレンス光として取り出し、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、分光されたサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行って、サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた材質判断用のスペクトルと同じ重みの重み付けを順次行い、
反射された各光を集光し、
集光された各光の光量の総和を検出器で検出し、各総和を用いて材質判断を行うものである。
ここで、反射された各光の波長バンドごとのスペクトルが交互に検出器で検出されるように、分光された各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行うことが好ましい。
また、集光された各光の光量の総和が交互に検出器で検出されるように、分光された各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行うことが好ましい。
さらに、分析対象物から反射したサンプル光の受光を2次元的に走査して行い、材質の分布を2次元的に判断することが好ましい。
本発明によれば、精度良く、高速での材質判断が可能となるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
本発明の好適一実施の形態に係る材質判断装置の平面概略図を図1に、側面概略図を図2に示す。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る材質判断装置10は、サンプル(分析対象物)13に光Lを照射し、その反射光(サンプル光L1)を分光分析して、サンプル13の材質を判断するものであり、光Lを出射する光源11と、第1及び第2光ガイド部材12a,12bと、マルチチャンネル分光器20とで構成される。
第1光ガイド部材12aは、光源11から出射した光Lをサンプル13に照射し、反射させてなるサンプル光L1を導入するものである。また、第2光ガイド部材12bは、光源11から出射された光Lの一部をレファレンス光L2として直接導入するものである。第1及び第2光ガイド部材12a,12bとしては、慣用の光ファイバ、導波路状のもの、又はミラー、レンズ、プリズムなどを組み合わせたもの等が適用される。また、第1及び第2光ガイド部材12a,12bは、同一のものであることが好ましい。
マルチチャンネル分光器20は、各光ガイド部材12a,12bの他端側に光学的に接続される。マルチチャンネル分光器20は、光の伝搬方向上流側から、回折格子21、光反射偏向手段(光反射手段)22、アパチャ23、屈折手段24、アレイ検出素子25の順に設けられる。
回折格子21には、第1光ガイド部材12aを経て出射されたサンプル光L1が照射され、反射される。サンプル光L1は、光源11から出射された光をサンプル13に照射し、反射させてなるものである。また、回折格子21には、第2光ガイド部材12bを経て出射されたレファレンス光L2が照射され、反射される。反射された各光L1,L2は、所定の波長バンドごとに分光される。
光反射偏向手段22には、回折格子21で分光された各光L1,L2が照射され、反射、偏向される。この光反射偏向手段22は、分光された各光L1,L2を所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子であることが好ましい。また、プログラマブル回折格子が、MEMSアクチュエータを有することがより好ましい。さらに、光反射偏向手段22は、サンプル光L1とレファレンス光L2を別々に反射、偏向させるべく、光ガイド部材の経路数と同数(図1中では22a,22bの2つ)設けることが好ましい。
アパチャ23は、偏向された各光L1,L2の通過/断遮を行う遮光絞りである。偏向された各光L1,L2が、遮断体23aに照射されると伝搬遮断となる。また、偏向された各光L1,L2が、隣接する遮断体23a間の開口部に向けて照射されると通過となる。遮断体23aの形状は、特に限定するものではなく、矩形状の他に、円形状であってもよい。開口部は、遮断体23a自体に設けた溝(スリット)であってもよい。
屈折手段24(例えば、プルーフプリズム)には、アパチャ23を通過した各光L1,L2が照射され、各光L1,L2の波長バンドごとのスペクトルが、アレイ検出素子25に達するように屈折させる。
アレイ検出素子25は、プリズム24によって屈折された各スペクトルを検出し、サンプル光L1とレファレンス光L2のスペクトルの差を出力する。アレイ検出素子25には、ACアンプ27を介して演算手段28が電気的に接続されており、アレイ検出素子25の出力に基づいて、演算手段28が材質判断の演算を行う。
光源11から出射される光Lとしては、特に限定するものではなく、紫外線、赤外線などが挙げられる。ここで、光源11としては、装置コストが安価なランプが好ましいが、レーザ発振手段を用いてもよい。
屈折手段24としては、アパチャ23を通過した各光L1,L2を、アレイ検出素子25の位置に屈折させることができるものであれば特に限定するものではなく、プリズムの他に、円筒レンズ(シリンドリカルレンズ)などが挙げられる。
次に、本実施の形態に係る材質判断装置10を用いた材質判断方法を、添付図面に基づいて説明する。
サンプル13に光強度I0の光Lを照射し、反射させることで、光Lの一部の波長バンドが吸光され、光強度I1のサンプル光L1として反射される。
この時、入射光Lとサンプル光L1との間には、
L1(λ)=L(λ)×T(λ)
ここで、T(λ)は反射率
の関係が成り立つ。光強度が減衰された波長バンドから材質が、光強度の減衰程度からその濃度がわかる。
ところで、光源11であるランプやレーザ発振手段から出射される光Lの光強度が常に一定であれば、最初に光Lの光強度を測定しておくことで、常に正確に材質判断を行うことができる。しかし、光Lの光強度は周囲の気温の変化などに応じて変動する。光強度の変動は、正確な材質判断を阻害する要因となる。
そこで、本実施の形態に係る材質判断装置10においては、サンプル光L1の参照対象としてレファレンス光L2を、常時測定する。レファレンス光L2は、実際にサンプル13に照射するのではなく、基準サンプルに照射し、反射させた状態をシミュレートして測定される。このシミュレーションにより測定されたレファレンス光L2の光強度を、常時、光Lの光強度としてフィードバックすることで、常に精度良く材質判断を行うことができる。
具体的には、先ず、光源11から出射されたある光強度の光(白色光)Lは、所定の位置(ターゲット位置)に配置されたサンプル13に照射され、反射された分がサンプル光L1となる。サンプル光L1は、ある波長バンドの光強度が減衰されており、固定された回折格子21で反射される。同様に、光Lの一部は、直接、第2光ガイド部材12bに導入され、レファレンス光L2となる。レファレンス光L2もまた、固定された回折格子21で反射される。この時、サンプル光L1とレファレンス光L2は、回折格子21の別々の位置(図2中では上段と下段)で反射されるので、互いに干渉されない。回折格子21によって、各光L1,L2は波長バンドごとのスペクトルに分光され、虹色光となる。
分光されたサンプル光L1とレファレンス光L2は、上下二段に配置された2つの光反射偏向手段(MEMS(Micro Electro Mechanical System)アクチュエータを有するプログラマブル回折格子(以下、MEMS型プログラマブル回折格子と記す))22a,22bで反射、偏向される。MEMS型プログラマブル回折格子22a,22bにおける各MEMSアクチュエータ(以下、MEMS1,MEMS2と記す)に到達した各光L1,L2は、所定の角度範囲で高速で反射、偏向され、交互にアパチャ23へと向かう。この反射、偏向によって、各光L1,L2の光強度が調整される。
例えば、図3(a)に示すように、MEMS1(又はMEMS2)は、基板31上に静止電極32a…32n(図3(a)中では32aのみ図示)が設けられ、各静止電極32a…32nと離間して移動電極33a…33n(図3(a)中では33aのみ図示)を設けたものである。各移動電極33a…33nは、各静止電極32a…32nに対して当接、離間自在(図3(a)中では上下方向移動自在)に設けられる。また、各移動電極33a…33nは、基板31に設けられる脚部34a,34bと、電極本体部(ミラー部)35と、一端が脚部34a,34bに固定して設けられ、他端が電極本体部35を吊設するフレキシブル接続部36a,36bとを有している。フレキシブル接続部36a,36bの厚さD2は、電極本体部35の厚さD1よりも薄く(例えば、約1/3)形成しておくことで、フレキシブル接続部36a,36bは自在に屈曲される。電極本体部35は剛直で、屈曲しない。各静止電極32a…32nは、それぞれが制御手段(例えば、コンピュータ(図示せず))の各アドレスに独立して接続されている。
各静止電極32a…32nと各移動電極33a…33n間の電圧(電位差)を、制御手段によりそれぞれ制御することで、各移動電極33a…33nを独立させて駆動させることができる。その結果、各静止電極32a…32nと各移動電極33a…33n間の離間距離H1…Hn(図3(a)中ではH1のみ図示)を、それぞれ無段階に自在に調節することができる。電圧と離間距離H1…Hnとの関係は予め検量線を作成しておき、この検量線に基づいて、離間距離H1…Hnを調節する。このように、静止電極と移動電極の各離間距離H1…Hnを、それぞれ無段階に自在に調節することで、アパチャ23を通過する光の強度を波長バンドごとに調節することができる。また、MEMS1,MEMS2の各移動電極33a…33nの制御は、高速で、かつ、制御手段によって同期させて交互に行われる。
具体的には、図3(b)に示すように、全ての移動電極33a…33nを動かさず、静止電極32a…32nから離間させたままとすることで(全OFF時)、アパチャ23において、所定の波長バンドの光(図3(b)中では光39a〜39c)が全て遮断される。また、図3(c)に示すように、全ての移動電極33a…33nを静止電極32a…32nと当接させることで(全ON時)、所定の波長バンドの光(図3(c)中では光39a〜39c)がアパチャ23間を通過する。また、図3(d)に示すように、移動電極33a…33nの一部を静止電極32a…32nと当接又は近接させ、残部の移動電極33a…33nを動かさず、離間させたままとすることで(光強度調整時)、当接又は近接させる静止電極と対応したある波長バンドの光(図3(d)中では光39b,39c)だけが、光強度を調整されてアパチャ23間を通過する。離間させたままの静止電極と対応したある波長バンドの光(図3(d)中では光39a)は、アパチャ23で遮断される。
アパチャ23間を通過した各光L1,L2は、交互に屈折手段24に照射される。屈折手段24に入射した各光L1,L2は、それぞれ屈折させられ、波長バンドごとのスペクトルがアレイ検出素子25に達するように出射される。
屈折手段24を通過した各光L1,L2は、交互に検出器(アレイ検出素子25)で受光される。アレイ検出素子25は、水平に配列、配置された各検出部を有しており、各検出部で各波長バンドごとのスペクトルがそれぞれ受光される。各検出部で、プリズム24によって屈折された各光L1,L2の各スペクトルが交互に検出され、サンプル光L1とレファレンス光L2の各波長バンドごとのスペクトルの差がそれぞれAC出力される。このAC出力は、各波長バンドごとのスペクトルの吸収度合いに比例している。
各AC出力は、ACアンプ27を介して演算手段(例えば、データ演算装置)28に取り込まれ、ケモメトリックスなどの多変量解析手法を用いて波形処理が施されることで、材質判断がなされる。例えば、材質判断は、以下に示す方法でなされる。
(1) 測定スペクトルにおける吸収ピークの位置から、材質又は状態を判断する。
例えば、サンプル13における光Lの照射部分がポリプロピレンであれば、図10に示すような反射スペクトルが得られる。また、例えば、サンプル13における光Lの照射部分がポリ塩化ビニル(透明色)であれば、図11に示すような反射スペクトルが得られる。さらに、例えば、サンプル13における光Lの照射部分がポリ塩化ビニル(クリーム色)であれば、図12に示すような反射スペクトルが得られる。このように、材質が異なっていれば、反射スペクトルの吸光度のピーク位置がそれぞれ異なるので、材質判断が可能となる。また、材質が同じであると、色が異なっていても反射スペクトルの吸光度のピーク位置はほぼ同じとなる。
(2) 全ての波長バンドの測定スペクトルを演算手段に読み込み、演算手段のメモリに記憶、保存されている計算パラメータ(材質判断用スペクトル)を用いて演算を行う。この演算は、以下のA)〜D)のいずれかの手法を用いて行う。この演算によって、材質データが得られ、この材質データに基づいて材質を判断する。
A) 相関スペクトル又は随伴スペクトルと測定スペクトルとの積を、全ての波長バンドで順次計算して総和を求め、その総和がある閾値以上となるかどうかで、材質を判断する。
B) 直交スペクトルと測定スペクトルとの積を、全ての波長バンドで順次計算して総和を求め、その総和がゼロになるかどうか(又はある閾値以下になるかどうか)で、材質を判断する。直交スペクトルは、Gram-Schmidtの直交化などにより求める。
C) サンプルの主成分分析(多変量解析法の一方法)を行って主成分を計算し、その主成分から判断分析などの手法を用いて材質を判断する。
D) ニューラルネットワークの出力を用いて材質を判断する。
以上に述べたように、本実施の形態に係る材質判断装置10は、サンプル光L1とレファレンス光L2の各波長バンドごとのスペクトルの差を基に、材質判断を行っている。ある波長バンドのスペクトルの差が小さくても、言い換えるとサンプル13によるある波長バンドの光反射が小さくても、分割波長バンドの全域に亘って各波長バンドごとのスペクトルの差を光強度調整(光強度を増幅及び/又は減衰)する。例えば、サンプル13の大まかな種類(樹脂、紙、金属、ガスなど)がわかっていれば、各種類に応じて光強度調整を行う波長バンドを変える。これによって、ある波長バンドのスペクトルの差を強調させる(増幅させる)ことができる。
例えば、図3(d)における光強度調整の一例を図4に示すように、波長範囲がλ4〜λ9、光強度がP4の入射光41は、図3(d)に示したMEMS1(又はMEMS2)により反射され、アパチャを通過することで通過光42となる。この通過光42は、λ6〜λ7、λ8〜λ9の波長バンドにおいて光強度がP5(<P4)に調整される。また、通過光42は、λ4〜λ5の波長バンドにおいて光強度がP6(<P5)に調整される。さらに、通過光42は、λ5〜λ6の波長バンドで、光強度がP6からP7(<P6)に連続的に減少するように調整される。また、通過光42は、λ7〜λ8の波長バンドにおいて光強度がP8(<P7)に調整される。このように、MEMS1(又はMEMS2)は、波長バンドごとに、入射光41を偏向させると共に、入射光41の光強度を自在に調整することができる。
次に、レファレンス光L2のシミュレーションによる計測について、具体的に説明する。先ず、反射スペクトルが波長に関係なく一定の物質(テフロン(登録商標)やセラミックスなど)を、ターゲット位置に配置する。この状態で、光源11から光Lを出射し、サンプル光L1及びレファレンス光L2の各波長バンドごとのスペクトルの差をアレイ検出素子25からAC出力する。この時、各AC出力がゼロとなるように、MEMS2の各移動電極33a…33nを調節し、この状態をMEMSデータ1として記憶させておく。
その後、材質判断を行うサンプル13をターゲット位置に配置する。この状態で、光源11からある光強度の光Lを出射し、各波長バンドごとのスペクトルに分光された各光L1,L2を、MEMS1,MEMS2で反射、偏向させる。MEMS1,MEMS2は、各波長バンドごとのスペクトルに分光された各光L1,L2がアレイ検出素子25に達するように、各光L1,L2を反射、偏向させる。この時、MEMS1,MEMS2は、各光L1,L2の各スペクトルが交互にアレイ検出素子25で検出されるべく、それぞれ制御手段により同期させて制御される。また、光L2がアレイ検出素子25に達するように光L2をMEMS2で反射、偏向させる際、MEMS2は予め記憶しておいたMEMSデータ1の状態に制御される。
一方、光源11から出射される光Lの光強度は、周囲の気温の変化などにより変動する。しかし、光強度がI0からI0′に変動した場合でも、レファレンス光L2は、MEMSデータ1の状態に調節されたMEMS2で反射、偏向される。その後、アレイ検出素子25で、光強度I0′のレファレンス光L2に対応した各光スペクトルを検出し、この新たな検出値と、光強度I0のレファレンス光L2に対応した各光スペクトルとを比較することで、光強度の変動量が求められる。この光強度の変動量から新たな光強度I0′が決定され、この新たな光強度I0′は、即座にサンプル光L1の光強度I0′としてフィードバックされる。
本実施の形態に係る材質判断装置10においては、シミュレーションにより測定されたレファレンス光L2の光強度を、常時、サンプル光L1の光強度としてフィードバックしている。よって、光源11から出射される光Lの光強度の変動を常に検出でき、常に精度良く材質判断を行うことができる。
よって、光源11から出射される光Lの光強度の変動による影響が殆どなくなる。このため、本実施の形態に係る材質判断装置10は、各光L1,L2の各波長バンドごとのスペクトルの差を、常に精度良く検出でき、材質を正確に識別、判断することができる。また、この材質判断処理は高速であるため、短時間で材質を判断することができる。
また、材質判断処理が高速で(短時間で)可能であることを利用し、図13に示すように、第1光ガイド部材12aのサンプル光導入端(図13中では左端)に、スキャニング手段131を設けるようにしてもよい。このスキャニング手段131(例えば、ポリゴンミラーやガルバノミラーなど)は、第1光ガイド部材12aをサンプル13と平行な面上に走査させるものである。これによって、第1光ガイド部材12aは、サンプル13に照射され、反射したサンプル光L1を漏れなく受光可能となる。つまり、サンプル13から反射したサンプル光L1の受光を2次元的に走査して行うことができ、サンプル13の面状の分光分析も高速で行うことができる。その結果、サンプル13の材質における二次元分布の計測を、リアルタイム(又はほぼリアルタイム)に行うことができるため、大量のゴミ(特に、プラスチック)を短時間で分別することができる。また、二次元分布の計測結果は、マルチチャンネル分光器20に接続したモニタ132に、二次元画像133として表示することができる。
ここで、例えば、光源11として太陽光を用い、大気やオゾン層をサンプル13とすることで、大気汚染やオゾンホールの観測なども可能となる。また、光源11としてランプやレーザを用い、ある測定空間をサンプル13とすることで、ある測定空間におけるガスリークの監視、観測が可能となる。
また、レファレンス光L2の光強度を常時測定できることを利用し、光源11の電圧を制御することで、レファレンス光L2の光強度が一定となるように補正を行ってもよい。この補正を、具体例を挙げて説明する。
先ず、入射光I0の光スペクトル(ゼロガススペクトル)を20秒間隔で10回計測し、それぞれの時の積算平均スペクトルを求めた。その結果、図5に示すように、最も受光強度が大きくなるのは、波長が228nmの時であり、その時の受光強度は約29700であった。
次に、最も受光強度が大きな波長228nmの時の受光強度と経過時間との関係を求めた。その結果、図6に菱形印のプロットで示すように、受光強度は常に一定ではなく、時間の経過に伴って変動し、最大で約1400のバラツキが生じた。この受光強度の変動は、ノイズに伴うランプ強度の変動によるものと考えられる。
各計測時におけるI0の変動は、ガス濃度を計算する際に誤差が生じる要因となる。ここで、ノイズの原因を解析するために、以下の計算を行った。
各受光強度スペクトルをPi(x)、iは計測の順番(1〜10)、xは検知素子の番号(波長バンドに相当)とすると、10個の各計測スペクトルの積算平均は、以下の(1)式で表される。
Figure 2005321349
また、(1)式で得られた積算平均スペクトルのバラツキ具合を調べるために、分散スペクトルvar(x)を計算すると、(2)式で表される。
Figure 2005321349
(2)式で得られた分散の大きさが、波長依存性を有しているのか又はランダムであるのかを調べるために、分散の移動平均ptSDを計算すると、(3)式で表される。ここでは、9ポイントを移動平均した。
Figure 2005321349
(3)式で得られた9点移動平均値と10回計測時の平均受光強度との関係を図7に示すように、9点移動平均値と平均受光強度は強く相関していることがわかる。ここで、移動平均値は、ノイズの大きさに相当していることから、I0の変動は、受光強度、つまりランプ強度の変動に大きく起因していることがわかる。受光強度とノイズの大きさで単回帰分析を行うと、
y=0.0128x+2.9838(R2=0.999(R:相関係数))…(4)式
となる。
(4)式から、ランプ強度とノイズの大きさとの関係を求めると図8となる。図8に示すように、線81で表されるノイズの大きさは、線82で表される電気系ノイズ(ランプ以外のノイズ)と、線83で表されるランプノイズとの和となる。つまり、ノイズの大きさは2つの要素に起因しており、一方はランプ強度の大きさに比例するランプノイズ、他方はランプ強度の大きさに関係なく常に一定の値を示す電気系ノイズである。
波長228nmにおける受光強度(約29700)の場合、図7に示したように9点移動平均値(ノイズの大きさ101)は約350であった。このため、受光強度I0の変動も最大約350となった。ところが、図8に示したように、ランプノイズ83による影響をゼロとすると、ノイズの大きさ81は理論的には3±0.5となり、受光強度I0の変動を最大で3±0.5とすることが可能となる。例えば、波長228nmの光の受光強度がI0の時、ランプノイズ83による影響をゼロとした場合(光強度の補正を行った場合)、図9に四角印のプロットで示すように、時間の経過に関係なく、受光強度は略一定(約29700)となる。図9に菱形印のプロットで示す光強度補正前と比較すると、受光強度の変動が抑制されていることがわかる。
そこで、シミュレーションにより測定されたレファレンス光L2の光強度を、常時、光源11に接続して設けた電圧制御手段(図示せず)にフィードバックし、光源11の電圧制御を行うようにする。これによって、レファレンス光L2の光強度は常にほぼ一定となり、本実施の形態に係る材質判断装置10は、常に精度良く材質判断を行うことができる。
次に、本発明の他の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施の形態に係る材質判断装置の基本的な構成は、図1に示した材質判断装置10と同じである。本実施の形態に係る材質判断装置が、材質判断装置10と異なる点は、アパチャ23と屈折手段24との間に第2回折格子(集光手段)を設け、検出手段として検出器を設け、各MEMS型プログラマブル回折格子22a,22bに制御演算手段を接続した点である。
第2回折格子としては、回折格子21と同じものが使用可能である。回折格子により、各波長バンドごとのスペクトル(虹色の光)に分光された各光L1,L2が、単一光(白色光)にコンデンス(集光)される。また、集光手段として、第2回折格子の代わりに積分球を用いてもよい。
検出器としては、アレイ型の検出器であってもよいが、シングル型の検出器で十分である。
制御演算手段は、各MEMS型プログラマブル回折格子22a,22bの制御手段としての機能と、図1に示したアレイ検出素子25に接続された演算手段28としての機能を併せ持つものである。制御手段としての機能部と演算手段としての機能部は、一体に設けてもよく、又はそれぞれ別体に設けてもよい。
次に、本実施の形態に係る材質判断装置を用いた材質判断方法を、添付図面に基づいて説明する。
本実施の形態に係る材質判断装置を用いた材質判断方法は、基本的に前実施の形態に係る材質判断装置10を用いた材質判断方法と同じであるが、材質判断の演算手法が異なる。
先ず、光源11から出射されたある光強度の光(白色光)Lは、所定の位置(ターゲット位置)に配置されたサンプル13に照射され、反射された分がサンプル光L1となる。サンプル光L1は、ある波長バンドの光強度が減衰されており、固定された回折格子21で反射される。同様に、光Lの一部は、直接、第2光ガイド部材12bに導入され、レファレンス光L2となる。レファレンス光L2もまた、固定された回折格子21で反射される。この時、サンプル光L1とレファレンス光L2は、回折格子21の別々の位置(図2中では上段と下段)で反射されるので、互いに干渉されない。回折格子21によって、光は波長バンドごとのスペクトルに分光され、虹色光となる。
分光されたサンプル光L1とレファレンス光L2は、上下二段に配置された2つのMEMS型プログラマブル回折格子22a,22bで反射、偏向される。MEMS型プログラマブル回折格子22a,22bにおけるMEMS1,MEMS2に到達した各光L1,L2は、所定の角度範囲で高速で反射、偏向される。
ここで、MEMS1における反射、偏向は、前実施の形態の(2)で示した材質判断の演算手法に基づいてなされる。具体的には、前実施の形態に係る材質判断装置の判断方法における(2)の演算を、以下のA)〜D)のいずれかの手法を用いてMEMS1,MEMS2を制御することで、MEMS1,MEMS2上で光学的に行う。
A) 相関スペクトル又は随伴スペクトルと測定スペクトルとの積を、全ての波長バンドで順次計算して総和を求め、その総和がある閾値以上となるかどうかで、材質を判断する。
B) 直交スペクトルと測定スペクトルとの積を、全ての波長バンドで順次計算して総和を求め、その総和がゼロになるかどうか(又はある閾値以下になるかどうか)で、材質を判断する。直交スペクトルは、Gram-Schmidtの直交化などにより求める。
C) サンプルの主成分分析を行って主成分を計算し、その主成分から判断分析などの手法を用いて材質を判断する。
D) ニューラルネットワークの出力を用いて材質を判断する。
この時、予め作製し、メモリに記憶、保存しておいた各材質判断用スペクトルbと同じ割合となるように、MEMS1の各移動電極33a…33nを調節して光の反射率R(λ)を順次制御し、波長バンドごとのスペクトルに分光されたサンプル光L1を、各波長バンドごとに反射率を変えて反射、偏向させる。言い換えると、MEMS1において、分光されたサンプル光L1の反射率の制御を波長バンドごとに行って、サンプル光L1の波長バンドごとのスペクトルに、各材質判断用スペクトルbと同じ重みの重み付けを順次行い、この状態で分光されたサンプル光L1を反射、偏向させる。
MEMS1,MEMS2において、所定の角度範囲で高速で反射、偏向された各光L1,L2は、交互にアパチャ23へと向かう。アパチャ23間を交互に通過した各光L1,L2は、第2回折格子で集光される。この集光によって、各光L1,L2の全波長バンドのスペクトルがまとめられる(足し合わされる)。
その後、集光された各光L1,L2は、交互に屈折手段24で屈折させられ、波長バンドごとのスペクトルが検出器に達するように出射される。
屈折手段24を通過した各光L1,L2は、交互に検出器で受光される。検出器でそれぞれ受光、検出されるのは、各光L1,L2の全波長バンドにおける光量の総和である。よって、検出器からの出力が、そのまま反射スペクトルや材質データとなる。検出器に接続された演算手段では、反射スペクトルや材質データを基にして材質の判断のみを行うだけであり、前実施の形態に係る材質判断装置10のように、アレイ検出素子25から多量のデータを演算手段28に転送し、それらのデータを演算手段28で演算する必要がない。このため、データ転送に要する時間が大幅に短縮される。その結果、本実施の形態に係る材質判断装置では、非常に高速に、例えば1msecというオーダーで材質判断を行うことが可能となる。
また、サンプルが複数成分(例えば、樹脂)で構成される場合、MEMS1,MEMS2のコントローラのメモリに各樹脂(成分c1、成分c2、…、成分cn)のデータを記憶、保存しておき、各樹脂の成分判断をシーケンシャルに行う(逐次行う)。
具体的には、先ず、MEMS1において、サンプル光L1の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた成分c1の材質判断用スペクトルbと同じ重みの重み付けを行い、成分c1の材質データを検出器から出力する。次に、MEMS1において、サンプル光L1の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた成分c2の材質判断用スペクトルbと同じ重みの重み付けを行い、成分c2の材質データを検出器から出力する。順次、この演算を繰り返し、最後に、MEMS1において、サンプル光L1の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた成分cnの材質判断用スペクトルbと同じ重みの重み付けを行い、成分cnの材質データを検出器から出力する。このようにして、各樹脂の材質データを基にした材質判断を、演算手段において順次行う。
よって、本実施の形態に係る材質判断装置によれば、サンプルが複数成分で構成されるものであっても、材質判断の演算はMEMS1において行われるため、高速に材質判断を行うことができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定されることは言うまでもない。
本発明の好適一実施の形態に係る材質判断装置の平面概略図である。 図1の側面概略図である。 MEMSアクチュエータの概略図である。図3(a)は横断面図、図3(b)は全OFF時のモデル図、図3(c)は全ON時のモデル図、図3(d)は光強度調整時のモデル図である。 入射光及び通過光における波長と光強度との関係を示す図である。 ある波長バンドの光の、波長と受光強度との関係を示す図である。 ある波長バンドの光の、受光強度の変動を示す図である。横軸は経過時間、縦軸は受光強度を示す。 平均受光強度と9点移動平均値との関係を示す図である。 ランプ強度とノイズの大きさとの関係を示す図である。 補正前及び補正後の、ある光の受光強度の変動を示す図である。横軸は経過時間、縦軸は受光強度を示す。 ポリプロピレンの反射スペクトルの一例を示す図である。 ポリ塩化ビニル(透明色)の反射スペクトルの一例を示す図である。 ポリ塩化ビニル(クリーム色)の反射スペクトルの一例を示す図である。 本発明の好適一実施の形態に係る材質判断装置の一変形例を示す平面概略図である。
符号の説明
10 材質判断装置
11 光源
12a 第1光ガイド部材
12b 第2光ガイド部材
13 サンプル(分析対象物)
20 マルチチャンネル分光器
22 光反射偏向手段(プログラマブル回折格子)
25 アレイ検出素子
L 光
L1 サンプル光(反射光)
L2 レファレンス光

Claims (14)

  1. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
    光を出射する光源と、
    光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
    反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
    光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
    各光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプル光及びレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各波長バンドごとに各光のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
    を備えたことを特徴とする材質判断装置。
  2. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
    光を出射する光源と、
    光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
    反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
    光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
    サンプル光及びレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
    回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
    反射された各光の波長バンドごとのスペクトルを交互に検出し、サンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力するアレイ検出素子と、
    アレイ検出素子からの出力に基づいて材質判断の演算を行う演算手段と、
    を備えたことを特徴とする材質判断装置。
  3. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
    光を出射する光源と、
    光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
    反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
    光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
    各光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプル光及びレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各光の光量の総和を検出する検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
    を備えたことを特徴とする材質判断装置。
  4. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する装置において、
    光を出射する光源と、
    光源から出射された光が照射され、反射される上記分析対象物と、
    反射されたサンプル光を一端側から導入し、案内する第1光ガイド部材と、
    光源から出射された光を直接レファレンス光として一端側から導入し、案内する第2光ガイド部材と、
    サンプル光及びレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
    回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
    サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた材質判断用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行うべく、上記光反射手段でのサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行う演算手段と、
    反射された各光を集光する集光手段と、
    集光された各光の光量の総和を交互に検出する検出素子と、
    を備えたことを特徴とする材質判断装置。
  5. 上記光反射手段が、分光された上記各光を所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子である請求項2又は4記載の材質判断装置。
  6. 上記プログラマブル回折格子が、MEMSアクチュエータを有する請求項1,3,5いずれかに記載の材質判断装置。
  7. 上記サンプル光とレファレンス光を別々に反射させるべく、上記光反射手段を少なくとも2つ設けた請求項2,4,5,6いずれかに記載の材質判断装置。
  8. 上記集光手段が、第2回折格子又は積分球である請求項4記載の材質判断装置。
  9. 上記分析対象物で反射されたサンプル光を全て受光可能とすべく、上記第1光ガイド部材のサンプル光導入端に、第1光ガイド部材を走査させるスキャニング手段を設けた請求項1から8いずれかに記載の材質判断装置。
  10. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する方法において、
    光源から出射された光を分析対象物に照射し、反射させてサンプル光とすると共に、光の一部を出射された状態のままのレファレンス光として取り出し、
    各光を所定の波長バンドごとに分光し、
    分光された各光を反射させると共に、反射された各光の波長バンドごとのスペクトルをそれぞれ検出器で検出し、波長バンドごとにサンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力し、
    それらの出力値に基づいて材質判断を行うことを特徴とする材質判断方法。
  11. 分析対象物に光を照射し、その反射光を分光分析して、分析対象物の材質を判断する方法において、
    光源から出射された光を分析対象物に照射し、反射させてサンプル光とすると共に、光の一部を出射された状態のままのレファレンス光として取り出し、
    各光を所定の波長バンドごとに分光し、
    分光された各光を反射させると共に、分光されたサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行って、サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた材質判断用のスペクトルと同じ重みの重み付けを順次行い、
    反射された各光を集光し、
    集光された各光の光量の総和を検出器で検出し、各総和を用いて材質判断を行うことを特徴とする材質判断方法。
  12. 反射された各光の波長バンドごとのスペクトルが交互に検出器で検出されるように、分光された各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行う請求項10記載の材質判断方法。
  13. 集光された各光の光量の総和が交互に検出器で検出されるように、分光された各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行う請求項11記載の材質判断方法。
  14. 分析対象物から反射したサンプル光の受光を2次元的に走査して行い、材質の分布を2次元的に判断する請求項10から13いずれかに記載の材質判断方法。
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