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JP2005312230A - ロール型電気機械変換素子 - Google Patents

ロール型電気機械変換素子 Download PDF

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JP2005312230A
JP2005312230A JP2004127876A JP2004127876A JP2005312230A JP 2005312230 A JP2005312230 A JP 2005312230A JP 2004127876 A JP2004127876 A JP 2004127876A JP 2004127876 A JP2004127876 A JP 2004127876A JP 2005312230 A JP2005312230 A JP 2005312230A
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聡 新家
Yoshihiro Saeki
義弘 佐伯
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Konica Minolta Inc
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Abstract

【課題】 マイグレーションの影響を受けない構成を簡単且つ安価に実現するロール型電気機械変換素子を提供する。
【解決手段】 圧電性を有するシート基材12と、シート基材の表面及び裏面に設けられた第一電極及び第二電極と、第一電極及び第二電極に隣接して設けられて電極の存在しない第一非電極部22及び第二非電極部32と、を備え、シート基材をロール状に巻き回すことによりロール体が形成され、第一電極及び第二電極のそれぞれが、シート基材に対して電圧を印加する第一印加電極21及び第二印加電極31と、第一給電部材及び第二給電部材が電気的に接続される第一接続電極35及び第二接続電極25とから構成され、第一印加電極及び第二印加電極がシート基材によって覆い隠されているとともに、第一接続電極及び第二接続電極がロール体の最外周面に出現しないように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロール型電気機械変換素子及び当該素子を含む駆動装置に関する。本発明は、詳細には、圧電性シート基材を挟んでその表面及び裏面に一対の電極が設けられたものをロール状に巻き回して構成されたロール型電気機械変換素子及び当該素子を含む駆動装置に関する。
電気機械変換素子すなわち圧電素子を使用した駆動装置は、供給される電気エネルギを駆動力に変換する電気機械変換の効率が高く、小型軽量でありながら発生する駆動力が大きく、また、その駆動力の制御が容易であるために、カメラ、計測機器、その他の精密機械の被駆動部材の駆動や位置決めに利用されている。
このような駆動装置において使用される電気機械変換素子は、様々なタイプのものがある。例えば、圧電性シートを複数枚積層して構成したものや、一方の面に電極が形成された2枚の圧電性シートを中空筒状に巻き回して構成したものがある。さらに、図1に示すように、その表面及び裏面に対向した一対の電極121,131の形成された一枚物の圧電性シート112を巻取治具111でロール状に巻き回して構成した電気機械変換素子100がある(特許文献1参照。)。
積層構造のものは、積層体を接着することや各積層体上の電極を結線すること等の繁雑な作業を必要とするので、製造コストが高い。
圧電性シートをロール状に巻き回して構成されたロール型電気機械変換素子は、コスト的に有利であるが、以下のような問題を有している。
一対の電極121,131は、圧電性シート112のおおよそ全面に形成されている。圧電性シート112上に形成された電極121,131の大部分の領域は、圧電性シート112に対して電圧を印加する印加電極として使用されている。電極121,131の印加電極以外の狭小領域は、外部の駆動回路からの駆動電気信号が、リード線等の導電性部材156を介して伝えられる接続電極として使用されている。
外部からの駆動電気信号を受け入れるために、各接続電極はロール体の最外周上に露出している。また、印加電極においても、最外周に位置する部分が露出している。その結果、これらの露出している電極部分がいわゆるマイグレーションの影響を受けやすくなっている。
圧電性シート112に形成される電極121,131の材料として、一般的に、銀−パラジウム系のものが使用される。高温高湿環境下では、圧電性シート上に形成された銀−パラジウムの電極が樹枝状に延伸して圧電性シート112中を突き抜けるために、対向する一対の電極121,131が短絡するということが知られている。
このことを防止するために、露出した電極部分に防湿層を形成することがディッピングや塗装等によって行われている。この場合、防湿層を不要とする部分(例えば、上下の端面や接続電極)に対しては、マスク部材で覆うか又は防湿層の形成後に取り除くことが行われている。しかしながら、このような防湿層を設けることによって、防湿層の形成及び除去に係るコストが必要であること、新たな工程を追加することによって生産性が低下すること等の問題がある。
特開2001−044525号公報
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、いわゆるマイグレーションの影響を受けない構成を簡単且つ安価に実現するロール型電気機械変換素子を提供することである。
課題を解決するための手段および作用・効果
上記技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下のロール型電気機械変換素子が提供される。
すなわち、本発明に係るロール型電気機械変換素子は、圧電性を有するシート基材と、シート基材の表面及び裏面にそれぞれ設けられた第一電極及び第二電極と、第一電極及び第二電極に隣接して設けられて電極の存在しない第一非電極部及び第二非電極部と、を備え、シート基材をロール状に巻き回すことによりロール体が形成され、第一電極及び第二電極のそれぞれが、シート基材に対して電圧を印加する第一印加電極及び第二印加電極と、第一給電部材及び第二給電部材が電気的に接続される第一接続電極及び第二接続電極とから構成され、第一印加電極及び第二印加電極がシート基材によって覆い隠されているとともに、第一接続電極及び第二接続電極がロール体の最外周面に出現しないように構成されていることを特徴としている。
上記ロール型電気機械変換素子において、第一接続電極及び第二接続電極が少なくともロール体の最外周面に出現しないように構成されている。つまり、第一印加電極及び第二印加電極がシート基材によって覆い隠されているので、第一印加電極及び第二印加電極が外界の影響を受けることはない。さらに、第一接続電極及び第二接続電極も、静止部材や駆動部材等の結合対象物に対して接着・結合するための接着・結合部材等によって覆い隠されているので、第一接続電極及び第二接続電極が外界の影響を受けることはない。したがって、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることがない。
ロール体は、表面に電極が形成された2枚の圧電性シートを中空筒状に巻き回して作成されることも可能であるが、好ましくは、一枚のシート基材の長手方向の略中央部で2つ折りにしたものをロール状に巻き回すことによって作成される。
上記構成によれば、一枚のシート基材の表面及び裏面上に電極が密着して形成されている。したがって、シート基材と電極との間で電気的なロスが発生しないので、圧電素子の電気機械変換効率が優れている。
第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にそれぞれ配設された構成とすることができる。
第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にそれぞれ露出して配設されている。しかしながら、静止部材や駆動部材等の結合対象物が、接着・結合部材等を介して、ロール体の両端面に対して接着・結合された形で、電気機械変換素子が使用される。その結果、第一接続電極及び第二接続電極が、接着・結合部材等によって覆い隠された状態になる。したがって、第一接続電極及び第二接続電極が外界の影響を受けることはない。
また、第一接続電極及び第二接続電極がロール体の外周面側にそれぞれ配設された構成とすることができる。
すなわち、貫通した第一開口部及び第二開口部が前記第一非電極部及び第二非電極部にそれぞれ形成されており、第二接続電極及び第一接続電極が第一開口部及び第二開口部からそれぞれ出現しており、第一給電部材及び第二給電部材が、結合部材を介して第一接続電極及び第二接続電極に対して電気的に接続されており、当該第一接続電極及び第二接続電極が、結合部材及び給電部材によって覆われている。
上記構成によれば、第二接続電極及び第一接続電極が第一開口部及び第二開口部からそれぞれ露出しているが、結合部材及び給電部材によって覆われている。したがって、第一接続電極及び第二接続電極が外界の影響を受けることはない。また、各開口部から接続電極が露出しているので、給電部材の電気的な接続が容易である。
第一開口部及び第二開口部は、ロール体の厚みに対して対向配置することもできるが、好ましくは、軸長手方向に並設されている。
上記構成によれば、開口部が一列に配列しているので、給電部材の電気的な接続が容易である。
上述したロール型電気機械変換素子は、電気械変換素子の基端面に対して第一端面結合部を介して接着結合されて電気機械変換素子を静的に支持する静止部材と、電気械変換素子の末端面に対して第二端面結合部を介して接着結合されて移動部材との摩擦係合によって電気機械変換素子の伸縮方向に移動部材を駆動する駆動部材と、を備える駆動装置に使用される。
ロール型電気機械変換素子において、第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にそれぞれ配設されており、第一接続電極及び第二接続電極に対して給電部材が電気的に接続されている。
給電部材は、第一接続電極又は第二接続電極に対してそれぞれ当接される導電性の静止部材又は駆動部材とすることができる。
上述したように、第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にすなわち上端面及び下端面上にそれぞれ露出している。この露出した第一接続電極及び第二接続電極に対して導電性の静止部材又は駆動部材を当接することによって、接続電極と結合対象物との間で電気的な接続を得ることができる。そして、結合対象物である静止部材及び駆動部材を給電部材として使用することができる。
給電部材は、ロール型電気機械変換素子と静止部材又は駆動部材とを接着結合する導電性接着剤と、ロール型電気機械変換素子と静止部材又は駆動部材との間に介在する導電性部材と、を少なくとも含むものとすることができる。
上記構成によれば、露出した第一接続電極及び第二接続電極に対して導電性接着剤及び導電性部材が電気的に接続されている。導電性部材に所定の駆動パルスを印加することによって、駆動装置を駆動することができる。
以下に、本発明の第一実施形態に係るロール型電気機械変換素子10及び当該素子を用いた駆動装置1について、図2、7、8、9、10及び11を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明に係るロール型電気機械変換素子10及び駆動装置1は、カメラでのレンズ保持枠の駆動機構に適用されたり、各種精密機器における移動部材の駆動や位置決めにも適用可能である。
図2は、本発明の第一実施形態に係るロール型電気機械変換素子10を説明する図である。
ロール型の電気機械変換素子10は、ロール形状をしており、圧電性シート基材12が巻取治具でロール状に巻き回されることによって作成される。圧電性シート基材12としては、例えば、ジルコン酸チタン酸鉛すなわちPZT(PbZrO3・PbTiO3)を主成分としたピエゾセラミックスが使用される。
セラミックス系の電気機械変換素子10の場合、圧電性シート基材12として、グリーンシートと呼ばれる柔軟性のあるシートが使用される。すなわち、圧電性セラミックス粉体を溶剤、分散剤、バインダ、可塑剤等と混合し、ドクターブレード等を使用して均一な平面に作成して一定の厚さ、例えば20〜100μmの厚さにしたあと乾燥することによって、グリーンシートが得られる。
次に、このグリーンシートの表面及び裏面に、スクリーン印刷等の手段で、ペースト状の電極材料、例えば白金(Pt)系、銀−パラジウム(Ag−Pd)系の電極材料を適当な樹脂バインダでペースト状にした電極材料を、3〜7μmの厚さに印刷する(焼成後は樹脂バインダが酸化飛散して1〜3μm程度になる)。例えば、後述する図2乃至5に示された電極パターンが使用される。
表面・裏面の両方に電極パターンが印刷されたグリーンシートは、折り返し線14を基準にして、長手方向の略中央部で2つ折りに折り重ねられる。折り返し線14は、丁度中央の位置よりも若干後縁18の側にずれた位置にある。この折り返し部分14を内側にしてロール状に巻き上げることによって、ロール体13が作成される。
ロール体13を所定の温度条件で焼成することによって、ロール状に焼成された電気機械変換素子10が得られる。焼成条件としては、例えば、5時間程度かけて500℃まで徐々に昇温し、500℃で一定時間保った後、最初から9時間後に1200℃までゆっくりと昇温する。さらに、1200℃で約0.3時間焼成したあと、6時間程度かけて常温まで冷却する。
焼成されたロール体13は、分極処理によって圧電性が付与される。シートの厚み方向に対して、例えば、60℃の環境において、対向する電極12,13の間に1.5kV/mmの電圧が20分間印加される。所定の駆動パルス電圧が一対の電極に印加されると、分極処理されたロール型電気機械変換素子10は、軸長手方向に伸縮運動する。
図2の(B)に示すように、圧電性シート基材12の表面において、大面積の第一印加電極21が左下側部分に設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている上方非電極部24が、第一印加電極21の上側に隣接して設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている前方非電極部22が、第一印加電極21の右側に隣接して設けられている。
図2の(C)に示すように、圧電性シート基材12の裏面において、大面積の第二印加電極31が左上側部分に設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている下方非電極部34が、第二印加電極31の下側に隣接して設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材21が現れている後方非電極部32が、第二印加電極31の右側に隣接して設けられている。
前方非電極部22の幅aは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第一印加電極21が露出しないように決定される。同様に、後方非電極部32の幅bは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第二印加電極31が露出しないように決定される。すなわち、非電極部22,32の幅a及びbは、いずれもロール状に巻き回したロール体13の円周長さの半分以上である。つまり、巻き回されたロール体13においては、非電極である前方非電極部22及び後方非電極部32が外周面上に露出するように構成されている。
圧電性シート基材12は、折り畳み線14で2つ折りにされる。2つ折りにされたシート基材12は、幾重にも巻き回されてロール体13となる。
図2の(B)に示されているように、圧電性シート基材12の下縁において、第一印加電極21の一部が露出している。図2の(A)に示されたロール体13の下縁においては、渦巻き状に露出した第一印加電極21の一部分が、第二接続電極25を構成している。
同様に、図2の(C)に示されているように、圧電性シート基材12の上縁にも第二印加電極31の一部が露出している。図2の(A)に示されたロール体13の上縁においては、渦巻き状に露出した第二印加電極の一部分が、第一接続電極35を構成している。
このように、第一実施形態に係るロール型電気機械変換素子10は、接続電極25,35がそれぞれロール体13の両端面に配設されていることから、端面接続タイプのものと呼ぶことができる。
なお、下縁の第二接続電極25及び上縁の第一接続電極35は、それぞれ、ロール体13の下端面及び上端面から露出しているが、圧電性シート基材12だけをエッチング等の方法によって除去して第一接続電極35及び第二接続電極25をさらに突出させるようにすることもできる。
図2に示した両端面に接続電極25,35を有するロール型電気機械変換素子10においては、第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されている。ロール体13の両端面に位置する接続電極25,35は、後述するように、駆動装置1に組み込まれて使用されるときには接着剤で覆い隠される。したがって、全ての電極が覆い隠された状態になるために、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションを防ぐことができる。
次に、図7を参照しながら、上述したロール型電気機械変換素子10を含む駆動装置1について説明する。
駆動装置1は、不図示のシャーシに固定されており、基部側から末端側に向けて順に、静止部材50と電気機械変換素子10と駆動部材52とを備えている。
シャーシに固定された静止部材50は、基端側に位置しており、電気機械変換素子10の静止位置の位置決めに使用される。静止部材50は、円柱形状又は角柱形状をしており、絶縁性材料や導電性材料等の様々な材料から構成することができる。
駆動部材52は、末端側に位置しており、電気機械変換素子10から伝達される伸縮運動に従って移動部材60を軸長手方向に移動させるための部材である。駆動部材52は、円柱形状又は角柱形状をしており、絶縁性材料や導電性材料等の様々な材料から構成することができる。
移動部材60は、移動部材60に取付けられた移動対象物(例えば、レンズ保持枠)を移動させるブロック状の部材である。駆動部材52が移動部材60に対して移動可能な状態で挿通されている。すなわち、移動部材40の上部には切欠部が形成され、切欠部においては駆動部材52の上半分が露出している。切欠部には、駆動部材52の上面部に当接する圧接パッド62が嵌挿されている。圧接パッド62によって、下向きの(駆動部材52に向かう)弾性付勢力が与えられている。このような構成によって、圧接パッド62を含む移動部材60は、駆動部材52に対して圧接されているとともに摩擦係合している。
結合対象物(静止部材50と電気機械変換素子10と駆動部材52)に係る各種接着結合には、結合対象物に最適な接着剤が使用される。主として、有機系の接着剤が使用されるが、無機系の接着剤も使用可能である。有機系の接着剤としては、エポキシ系、ウレタン系、シアノアクリレート系等の各種接着剤が使用可能である。
静止部材50の末端面と電気機械変換素子10の基端面との間、及び電気機械変換素子10の末端面と駆動部材52の基端面との間は、それぞれ、有機系接着剤によって接着固定されている。
上述したように、ロール型電気機械変換素子10の両端面に接続電極25,35が形成されているので、電気機械変換素子10への給電は、図10又は図11に示した方法で行われる。
図10は、結合対象物である静止部材50及び駆動部材52に給電する方法を示している。静止部材50及び駆動部材52として、金属や導電性プラスチックや導電性ゴム等の各種導電性部材が使用されて、導電性の結合対象物が電気機械変換素子10の両端面の接続電極25,35に対して当接されている。接続電極25,35と導電性の結合対象物とが圧接結合される部分に接着剤が回り込まないようにして、結合対象物50,52と電気機械変換素子10との間が導電性又は非導電性の接着剤で接着固定される。一対の給電用リード線56は、静止部材50及び駆動部材52を介して接続電極25,35に対してそれぞれ電気的に接続されている。第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されているとともに、第一接続電極35及び第二接続電極25が、接着剤で覆い隠されている。したがって、全ての電極が覆い隠されているので、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることはない。
図11は、導電性接着剤54に給電する方法を示している。静止部材50及び駆動部材52を電気機械変換素子10に接着結合させる接着結合部材として、導電性接着剤54が使用されている。導電性接着剤54が硬化する前に、給電用リード線56を導電性接着剤54の中に埋め込んでおくことによって、一対の給電用リード線56は、導電性接着剤54を介して接続電極25,35に対してそれぞれ電気的に接続される。第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されているとともに、第一接続電極35及び第二接続電極25が、導電性接着剤54で覆い隠されている。したがって、全ての電極がシート状基材や接着結合部材で覆い隠されて表面に露出することがないので、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることはない。
給電部材56としては、上記給電用リード線に加えて、金属薄片や導電性樹脂や導電性ゴムやこれらの導電性部材を備えたフレキシブル基板等も使用可能である。
次に、図9に示した鋸歯状駆動パルス電圧71が電気機械変換素子10に印加されたときに、駆動装置がどのような挙動をするかについて説明する。
一対の給電用リード線56に対して、図9に示した数10kHzの鋸歯状駆動パルス電圧71が印加される。駆動回路70から出力された鋸歯状駆動パルス電圧71は、緩やかな立上がり部72と急峻な立下がり部74とを備えている。
図8の(A)に示した電気機械変換素子10は、収縮した静止状態にある。収縮した静止状態にある電気機械変換素子10に対して、緩やかな立上がり部72のパルスが印加される。そのとき、電気機械変換素子10が軸長手方向にゆっくりと伸長するために、図8の(B)のように、電気機械変換素子10の伸長に追従して駆動部材52及び移動部材60が末端側に移動する。そのあと、急峻な立下がり部74のパルスが印加されると、電気機械変換素子10が軸長手方向に素早く収縮して、駆動部材52も基端側に素早く移動する。このとき、移動部材60に慣性力が働くために、この慣性力が摩擦係合力よりも勝っている場合には、図8の(C)のように、移動部材60が滑って移動部材60が末端側に取り残されてしまう。すなわち、電気機械変換素子10と駆動部材52とは元の位置に戻るが、移動部材60は末端側に若干移動している。したがって、図9に示した鋸歯状駆動パルス電圧71を電気機械変換素子10に繰り返し印加することによって、移動部材60が末端側に移動する。
次に、本発明の第二実施形態に係るロール型電気機械変換素子10について、図3を参照しながら詳細に説明する。なお、第二実施形態のロール型電気機械変換素子10は、上述した第一実施形態のものと大略同じであるので、両者の相違点を中心に説明する。
第二実施形態に係る電気機械変換素子10は、接続電極25,35がロール体13の周面に配設されていることから、周面接続タイプのものと呼ぶことができる。
図3の(B)に示すように、圧電性シート基材12の表面において、第一印加電極21が左側(後縁18の側)に大面積で設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の中央部には、部分的に切り欠かれた後方開口部19が設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている前方非電極部22が、右側(前縁16の側)に設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の中央部には、部分的に切り欠かれた前方開口部17が設けられている。
図3の(C)に示すように、圧電性シート基材12の裏面において、第二印加電極31が左側(前縁16の側)に大面積で設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の中央部には、部分的に切り欠かれた前方開口部17が設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている後方非電極部32が右側(後縁18の側)に設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の中央部には、部分的に切り欠かれた後方開口部19が設けられている。
前方非電極部22の幅aは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第一印加電極21が露出しないように決定される。同様に、後方非電極部32の幅bは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第二印加電極31が露出しないように決定される。すなわち、非電極部22,32の幅a及びbは、いずれもロール状に巻き回したロール体13の円周長さの半分以上である。つまり、巻き回されたロール体13においては、非電極である前方非電極部22及び後方非電極部32が露出するように構成されている。
図3の(B)に示されているように、第一印加電極21の側にあって第一印加電極21と前方非電極部22との境界部分に、小面積の第一接続電極35が設けられている。この第一接続電極35は、前方開口部17に対応している。第一電極は、第一印加電極21と第一接続電極35とから構成されている。
同様に、図3の(C)に示されているように、第二印加電極31の側にあって第二印加電極31と後方非電極部32との境界部分に、小面積の第二接続電極25が設けられている。この第二接続電極25は、後方開口部19に対応している。第二電極は、第二印加電極31と第二接続電極25とから構成されている。
圧電性シート基材12は、長手方向の略中央部よりも若干後縁18側に形成された折り畳み線14を基準にして2つ折りにされる。2つ折りにされたシート基材12は、幾重にも巻き回されてロール体13となる。
ロール状に巻き回された電気機械変換素子10では、図3の(A)に示されているように、第一接続電極35が前方開口部17から露出している。不図示であるが、第二接続電極25が、前方開口部17に対向配置された後方開口部19から露出している。
第一接続電極35及び第二接続電極25に対して、接着結合部材を介して給電部材が接着結合される。接着結合部材としては、半田や導電性接着剤が使用される。給電部材としては、給電用リード線が使用されるが、金属薄片や導電性樹脂や導電性ゴムやこれらの導電性部材を備えたフレキシブル基板等も使用可能である。
第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されているとともに、第一接続電極35及び第二接続電極25が、接着結合部材や給電部材で覆い隠されている。したがって、全ての電極がシート状基材や接着結合部材や給電部材で覆い隠されて表面に露出することがないので、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることはない。
次に、本発明の第三実施形態に係るロール型電気機械変換素子10について、図4を参照しながら詳細に説明する。なお、第三実施形態のロール型電気機械変換素子10は、いわゆる周面接続タイプのものであって、上述した第二実施形態のものと大略同じであるので、両者の相違点を中心に説明する。
図4の(B)に示すように、圧電性シート基材12の表面において、大面積の第一印加電極21が左側(後縁18の側)に設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の中央部には、略円形に打ち抜かれて貫通した後方開口部19が設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている前方非電極部22が右側(前縁16の側)に設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の中央部には、略円形に打ち抜かれた前方開口部17が設けられている。
図4の(C)に示すように、圧電性シート基材12の裏面において、大面積の第二印加電極31が左側(前縁16の側)に設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の中央部には、略円形に打ち抜かれて貫通した前方開口部17が設けられている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている後方非電極部32が右側(後縁18の側)に設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の中央部には、略円形に打ち抜かれた後方開口部19が設けられている。
前方非電極部22の幅aは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第一印加電極21が露出しないように決定される。同様に、後方非電極部32の幅bは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第二印加電極31が露出しないように決定される。すなわち、非電極部22,32の幅a及びbは、いずれもロール状に巻き回したロール体13の円周長さの半分以上である。つまり、巻き回されたロール体13においては、非電極である前方非電極部22及び後方非電極部32が露出するように構成されている。
図4の(B)に示されているように、第一印加電極21の側にあって第一印加電極21と前方非電極部22との境界部分に、小面積の第一接続電極35が設けられている。この第一接続電極35は、前方開口部17に対応している。第一電極は、第一印加電極21と第一接続電極35とから構成されている。
同様に、図4の(C)に示されているように、第二印加電極31の側にあって第二印加電極31と後方非電極部32との境界部分に、小面積の第二接続電極25が設けられている。この第二接続電極25は、後方開口部19に対応している。第二電極は、第二印加電極31と第二接続電極25とから構成されている。
圧電性シート基材12は、長手方向の略中央部よりも若干後縁18側に形成された折り畳み線14を基準にして2つ折りにされる。2つ折りにされたシート基材12は、幾重にも巻き回されてロール体13となる。
ロール状に巻き回された電気機械変換素子10では、図4の(A)に示されているように、第二接続電極25が後方開口部19から露出している。不図示であるが、第一接続電極35が、後方開口部19に対向配置された前方開口部17から露出している。
第一接続電極35及び第二接続電極25に対して、接着結合部材を介して給電部材が接着結合される。接着結合部材としては、半田や導電性接着剤が使用される。給電部材としては、給電用リード線が使用されるが、金属薄片や導電性樹脂や導電性ゴムやこれらの導電性部材を備えたフレキシブル基板等も使用可能である。
第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されているとともに、第一接続電極35及び第二接続電極25が、接着結合部材や給電部材で覆い隠されている。したがって、全ての電極がシート状基材や接着結合部材や給電部材で覆い隠されて表面に露出することがないので、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることはない。
次に、本発明の第四実施形態に係るロール型電気機械変換素子10について、図5及び6を参照しながら詳細に説明する。なお、第四実施形態のロール型電気機械変換素子10も、いわゆる周面接続タイプのものであって、上述した第二実施形態のものと大略同じであるので、両者の相違点を中心に説明する。
図5の(B)に示すように、圧電性シート基材12の表面において、大面積の第一印加電極21が左側(後縁18の側)に設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の上部には、部分的に切り欠かかれた後方開口部19が設けられている。後方開口部19を囲繞するように、電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている重複非電極部23が、略コの字状に設けられている。これは、圧電性シート基材12を折り曲げて重ね合わせてロール体とするときに、圧電性シート基材12の縁部分に存する第一印加電極21と第二印加電極31との間で短絡してしまうことを防止するためのものである。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている前方非電極部22が右側(前縁16の側)に設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の上部及び下部には、部分的に切り欠かかれた前方上開口部17a及び前方下開口部17bが設けられている。
図5の(C)に示すように、圧電性シート基材12の裏面において、大面積の第二印加電極31が左側(前縁16の側)に設けられている。圧電性シート基材12の前縁16の上部及び下部には、部分的に切り欠かかれた前方上開口部17a及び前方下開口部17bが設けられている。つまり、前方上開口部17a及び前方下開口部17bが、ロール体13の軸長手方向に並列配置されている。電極が形成されていない部分であって圧電性シート基材12が現れている後方非電極部32が右側(後縁18の側)に設けられている。圧電性シート基材12の後縁18の上部には、部分的に切り欠かかれた後方開口部19が設けられている。
前方非電極部22の幅aは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第一印加電極21が露出しないように決定される。同様に、後方非電極部32の幅bは、圧電性シート基材12をロール状に巻き回したロール体13において第二印加電極31が露出しないように決定される。すなわち、非電極部22,32の幅a及びbは、いずれもロール状に巻き回したロール体13の円周長さの半分以上である。つまり、巻き回されたロール体13においては、非電極である前方非電極部22及び後方非電極部32が露出するように構成されている。
図5の(B)に示されているように、第一印加電極21の側の上部にあって第一印加電極21と前方非電極部22との境界部分に、小面積の第一接続電極35が設けられている。この第一接続電極35は、前方上開口部17a及び後方開口部19に対応している。第一電極は、第一印加電極21と第一接続電極35とから構成されている。
同様に、図5の(C)に示されているように、第二印加電極31の側の下部にあって第二印加電極31と後方非電極部32との境界部分に、小面積の第二接続電極25が設けられている。この第二接続電極25は、前方下開口部17bに対応している。第二電極は、第二印加電極31と第二接続電極25とから構成されている。
圧電性シート基材12は、長手方向の略中央部よりも若干前縁16側に形成された折り畳み線14を基準にして2つ折りにされる。2つ折りにされたシート基材12は、幾重にも巻き回されてロール体13となる。
ロール状に巻き回された電気機械変換素子10では、図5の(A)に示されているように、第二接続電極25が前方下開口部17bから露出している。第一接続電極35が、前方下開口部17bに対して軸長手方向に並列配置された前方上開口部17a及び後方開口部19から露出している。
図6に示すように、露出している第一接続電極35及び第二接続電極25に対して、接着結合部材を介して給電アダプタ57が接着結合される。接着結合部材としては、半田や導電性接着剤が使用される。給電アダプタ57としては、図6のように、配線パターン59が絶縁体58に印刷されたフレキシブル基板が使用される。また、給電用のリード線も使用される。給電アダプタ57を外周面に沿って配置することによって電気的接続を得ることができるために、接続電極25,35と給電アダプタ57との接続が容易である。
第一印加電極21及び第二印加電極31が、シート状基材12で覆い隠されているとともに、第一接続電極35及び第二接続電極25が、接着結合部材や給電アダプタ57で覆い隠されている。したがって、全ての電極がシート状基材や接着結合部材や給電アダプタ57で覆い隠されて表面に露出することがないので、新たに防湿層を形成しなくても、いわゆるマイグレーションの影響を受けることはない。
従来技術に係るロール型電気機械変換素子を説明する図である。(A)はロール型電気機械変換素子の斜視図である。(B)はロール型電気機械変換素子の巻き回す様子を説明する図である。 本発明の第一実施形態に係るロール型電気機械変換素子を説明する図である。(A)はロール型電気機械変換素子の斜視図である。(B)はロール型電気機械変換素子を展開したときの表面を示す図である。(C)はロール型電気機械変換素子を展開したときの裏面を示す図である。 本発明の第二実施形態に係るロール型電気機械変換素子を説明する図である。(A)はロール型電気機械変換素子の斜視図である。(B)はロール型電気機械変換素子を展開したときの表面を示す図である。(C)はロール型電気機械変換素子を展開したときの裏面を示す図である。 本発明の第三実施形態に係るロール型電気機械変換素子を説明する図である。(A)はロール型電気機械変換素子の斜視図である。(B)はロール型電気機械変換素子を展開したときの表面を示す図である。(C)はロール型電気機械変換素子を展開したときの裏面を示す図である。 本発明の第四実施形態に係るロール型電気機械変換素子を説明する図である。(A)はロール型電気機械変換素子の斜視図である。(B)はロール型電気機械変換素子を展開したときの表面を示す図である。(C)はロール型電気機械変換素子を展開したときの裏面を示す図である。 図5に示したロール型電気機械変換素子に給電アダプタを電気的に接続する様子を説明する図である。 本発明に係るロール型電気機械変換素子が組み込まれた駆動装置の斜視図である。 図7に示した駆動装置の動きを説明する図である。(A)は電気機械変換素子が収縮状態にあることを示している。(B)は電気機械変換素子が伸長した状態を示している。(C)は電気機械変換素子が伸長状態から素早く収縮状態に戻ったことを示している。 電気機械変換素子に印加される駆動電圧波形を示す図である。 電気機械変換素子への給電方法を説明する図である。 電気機械変換素子への他の給電方法を説明する図である。
符号の説明
1 駆動装置
10 電気機械変換素子(圧電素子)
12 シート状基材
13 ロール体
14 折り畳み線
16 前縁
17 前方開口部(第一開口部)
18 後縁
19 後方開口部(第二開口部)
21 第一印加電極(第一電極)
22 前方非電極部(第一非電極部)
23 重複非電極部
24 上方非電極部(第一非電極部)
25 第二接続電極(第二電極)
31 第二印加電極(第二電極)
32 後方非電極部(第二非電極部)
34 下方非電極部(第二非電極部)
35 第一接続電極(第一電極)
50 静止部材
52 駆動部材
54 導電性接着剤
56 給電用リード線(給電部材)
57 給電アダプタ
58 絶縁体
59 配線パターン
60 移動部材
62 圧接パッド
70 駆動回路
71 鋸歯状駆動パルス電圧
72 立上がり部
74 立下がり部

Claims (9)

  1. 圧電性を有するシート基材と、
    シート基材の表面及び裏面にそれぞれ設けられた第一電極及び第二電極と、
    第一電極及び第二電極に隣接して設けられて電極の存在しない第一非電極部及び第二非電極部と、を備え、
    シート基材をロール状に巻き回すことによりロール体が形成され、
    第一電極及び第二電極のそれぞれが、シート基材に対して電圧を印加する第一印加電極及び第二印加電極と、第一給電部材及び第二給電部材が電気的に接続される第一接続電極及び第二接続電極とから構成され、
    第一印加電極及び第二印加電極がシート基材によって覆い隠されているとともに、
    第一接続電極及び第二接続電極がロール体の最外周面に出現しないように構成されていることを特徴とする、ロール型電気機械変換素子。
  2. 前記ロール体は、一枚のシート基材の長手方向の略中央部で2つ折りにしたものをロール状に巻き回すことによって作成されることを特徴とする、請求項1記載のロール型電気機械変換素子。
  3. 前記第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にそれぞれ配設されていることを特徴とする、請求項1記載のロール型電気機械変換素子。
  4. 貫通した第一開口部及び第二開口部が第一非電極部及び第二非電極部にそれぞれ形成されており、第二接続電極及び第一接続電極が第一開口部及び第二開口部からそれぞれ出現しており、
    第一給電部材及び第二給電部材が、結合部材を介して第一接続電極及び第二接続電極に対して電気的に接続されており、第一接続電極及び第二接続電極が、結合部材及び給電部材によって覆われていることを特徴とする、請求項1記載のロール型電気機械変換素子。
  5. 前記第一開口部及び第二開口部は、軸長手方向に並設されていることを特徴とする、請求項4記載のロール型電気機械変換素子。
  6. 圧電性を有するシート基材と、
    シート基材の表面及び裏面にそれぞれ設けられた第一電極及び第二電極と、
    第一電極及び第二電極に隣接して設けられて電極の存在しない第一非電極部及び第二非電極部と、を備え、
    シート基材をロール状に巻き回すことによりロール体が形成され、
    第一電極及び第二電極のそれぞれが、シート基材に対して電圧を印加する第一印加電極及び第二印加電極と、第一給電部材及び第二給電部材が電気的に接続される第一接続電極及び第二接続電極とから構成され、
    第一印加電極及び第二印加電極がシート基材によって覆い隠されているとともに、
    第一接続電極及び第二接続電極がロール体の最外周面に出現しないように構成されているロール型電気機械変換素子と、
    電気械変換素子の基端面に対して第一端面結合部を介して接着結合されて電気機械変換素子を静的に支持する静止部材と、
    電気械変換素子の末端面に対して第二端面結合部を介して接着結合されて移動部材との摩擦係合によって電気機械変換素子の伸縮方向に移動部材を駆動する駆動部材と、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  7. 前記ロール型電気機械変換素子において、第一接続電極及び第二接続電極が、ロール体の両端面上にそれぞれ配設されており、第一接続電極及び第二接続電極に対して給電部材が電気的に接続されていることを特徴とする、請求項6記載の駆動装置。
  8. 前記給電部材は、第一接続電極又は第二接続電極に対してそれぞれ当接される導電性の静止部材又は駆動部材であることを特徴とする、請求項7記載の駆動装置。
  9. 前記給電部材は、ロール型電気機械変換素子と静止部材又は駆動部材とを接着結合する導電性接着剤と、ロール型電気機械変換素子と静止部材又は駆動部材との間に介在する導電性部材とを少なくとも含むことを特徴とする、請求項7記載の駆動装置。
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