JP2005312180A - ディジタル保護リレーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 少なくとも1個所の差動電流リレーが動作不良になっても、他の正常な差動電流リレーにその本来の高速性を発揮させ、送電系統を迅速かつ確実に保護する手段を備えたディジタル保護リレーシステムを提供する。
【解決手段】 電源変電所1と負荷電気所6(A〜E)とを環状に接続し遮断器2と変流器3を各負荷電気所6への送電線にそれぞれ設置し変流器3からの電流の差に基づき遮断器2を遮断させる電流差動リレー5を各負荷電気所6に対応させて設置し各電流差動リレー5からの電流と開閉器情報に基づき事故の有無を判定する(図示しない)演算手段を電源変電所1に設置したディジタル保護リレーシステムで、電源変電所1の演算手段が、動作不良となった電流差動リレー5(B)の最も近い両隣の正常な電流差動リレー5(A),5(C)からの電流の差に基づき動作不良となった電流差動リレー5(B)に対応する遮断器2を遮断させる信号生成手段を含む。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源変電所1と負荷電気所6(A〜E)とを環状に接続し遮断器2と変流器3を各負荷電気所6への送電線にそれぞれ設置し変流器3からの電流の差に基づき遮断器2を遮断させる電流差動リレー5を各負荷電気所6に対応させて設置し各電流差動リレー5からの電流と開閉器情報に基づき事故の有無を判定する(図示しない)演算手段を電源変電所1に設置したディジタル保護リレーシステムで、電源変電所1の演算手段が、動作不良となった電流差動リレー5(B)の最も近い両隣の正常な電流差動リレー5(A),5(C)からの電流の差に基づき動作不良となった電流差動リレー5(B)に対応する遮断器2を遮断させる信号生成手段を含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ディジタル保護リレーシステムに係り、特に、それぞれに電流差動リレーを設置した複数の負荷電気所と前記各電流差動リレーからの情報に基づき事故の有無を判定する演算手段を設置した電源変電所とを環状に接続して構成される環状系統(ループ系統)において、少なくとも1個所の電流差動リレーが動作不良になっても、送電系統を迅速かつ確実に保護する手段に関する。
従来は、1個所の電流差動リレーが動作不良になっても保護機能を喪失しないように、動作不良が発生した電流差動リレーからの電流データをゼロとし、本来は高速に動作する差動電流リレーに代えて、限時的に動作する過電流リレーを機能させていた。
したがって、過電流リレーではトリップ動作に時間がかかる上に、他の電流差動リレーには誤った制御条件が伝送され、他の電流差動リレーの本来は不要な誤動作を招いてしまうこともあった。
そこで、動作不良となる直前の制御条件を互いに伝送し合い、他の電流差動リレーの不要な動作を招かないようにするディジタル保護リレーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−205723号公報 (第2頁,第4頁 図4,図1)
しかし、動作不良になる直前の制御条件を伝送し合い、その制御条件に基づき保護動作を決定しているので、真の意味でのリアルタイム制御にはなっていない。すなわち、ある差動電流保護リレーが動作不良になった後に生じた事象に対しては、他の正常な差動電流リレーがその本来の高速性を確実には発揮できないという問題があった。
本発明の目的は、少なくとも1個所の差動電流リレーが動作不良になっても、他の正常な差動電流リレーにその本来の高速性を発揮させ、送電系統を迅速かつ確実に保護する手段を備えたディジタル保護リレーシステムを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、電源変電所と複数の負荷電気所とを環状に接続し遮断器および変流器を各負荷電気所への送電線にそれぞれ設置し変流器からの電流の差に基づき遮断器を遮断させる電流差動リレーを各負荷電気所に対応させて設置し各電流差動リレーからの少なくとも電流および開閉器情報に基づき事故の有無を判定する演算手段を電源変電所に設置して構成されるディジタル保護リレーシステムにおいて、前記電源変電所の演算手段が、動作不良となった電流差動リレーの最も近い両隣の正常な電流差動リレーからの電流の差に基づき動作不良となった電流差動リレーに対応する遮断器を遮断させる信号を生成する手段を含むディジタル保護リレーシステムを提案する。
主保護機能としての電流差動リレーに対する後備保護機能として、環状に接続された電源変電所と両隣の負荷電気所との間にそれぞれ遮断器を設けて、当該負荷電気所と遮断器とのそれぞれの間に限時的に動作する過電流保護リレーを設ける。
本発明においては、電流差動リレーが動作不良になっても、電源変電所の演算手段が、動作不良となった電流差動リレーの動作をロックし、その最も近い両隣の正常な電流差動リレーからの電流の差に基づき動作不良となった電流差動リレーに対応する遮断器を遮断させる信号を生成するので、両隣の電流差動リレーからの電流により、環状の送電系統を迅速かつ確実に保護できる。
また、過電流保護リレーによる後備保護機能も備えており、電流差動リレーによる保護が万一差動しなかった場合にも対応できる冗長性を確保している。
次に、図1を参照して、本発明によるディジタル保護リレーシステムの実施形態を説明する。図1は、本発明によるディジタル保護リレーシステムの一実施形態の系統構成を示すブロック図である。
本実施形態のディジタル保護リレーシステムは、それぞれに電流差動リレー5を設置した複数の負荷電気所6(A〜E)と、各電流差動リレー5からの情報に基づき事故の有無を判定する(図示しない)演算手段を設置した電源変電所1とを環状に接続し、環状系統(ループ系統)を構成してある。
各負荷電気所6(A〜E)への上り下りの送電線には、遮断器2と変流器3とが対になってそれぞれ設置されている。各電流差動リレー5は、対になった変流器3の流入/流出電流の差が所定値に達したときは、対応する遮断器2を遮断させる。
電源変電所1と負荷電気所6(A)との間および負荷電気所6(E)と電源変電所1との間には、遮断器2がそれぞれ設置されている。遮断器2と負荷電気所6(A)との間および負荷電気所6(E)と遮断器2との間には、変流器とその電流に応じて限時的に動作する過電流リレー4をそれぞれ設けてある。
過電流リレー4は、主保護機能としての電流差動リレー5が差動しないときのいわゆる後備保護機能であり、異常電流が発生し所定時間経過しても電流差動リレー5が対応する遮断器2を遮断しないときは、電源変電所1との間の各遮断器2を遮断させ、環状系統を保護する。
電源変電所1の演算手段は、少なくとも電流および開閉器情報を収集し、事故等の有無を判定する。
送電系統においては、落雷,地絡などによって送電線,負荷電気所6(A〜E)に事故が生じる場合のほかに、電流差動リレー5自体が動作不良になる場合もあることを想定し、対策をしておく必要がある。
図1において、負荷電気所6(B)の電流差動リレー5が動作不良になった場合、従来は、保護機能を喪失しないように、動作不良が発生した負荷電気所6(B)の電流差動リレー5からの電流データをゼロとし、本来は高速に動作する差動電流リレー5に代えて、限時的に動作する過電流リレー4を機能させていた。
過電流リレー4では、遮断器2を遮断させるトリップ動作に時間がかかる上に、他の電流差動リレー5には誤った制御条件が伝送され、他の電流差動リレー5の本来は不要な誤動作を招いてしまうこともあった。
一方、動作不良となる直前の制御条件を互いに伝送し合い、他の電流差動リレー5の不要な動作を招かないようにする方式では、動作不良になる直前の制御条件を伝送し合い、その制御条件に基づき保護動作を決定しているので、真の意味でのリアルタイム制御ではなく、負荷電気所6(B)の電流差動リレー5が動作不良になった後に生じた事象に対しては、他の負荷電気所6(A,C,D,E)の正常な差動電流リレー5がその本来の高速性を確実には発揮できないという問題があった。
それぞれの負荷電気所6(A〜E)と電流差動リレー5との組合せにおいては、負荷電気所6のみの動作不良,電流差動リレー5のみの動作不良,負荷電気所6および電流差動リレー5の動作不良の3つの故障モードが考えられる。このうち、負荷電気所6のみが動作不良の場合は、正常な電流差動リレー5が保護機能を発揮する。
これに対して、電流差動リレー5のみが動作不良,負荷電気所6および電流差動リレー5が動作不良の場合は、他の迅速かつ確実に動作する保護機能が必要となる。
複数の負荷電気所6(A〜E)と電源変電所1とを環状に接続した環状系統(ループ系統)においては、負荷電気所6(B)が動作不良になると、少なくとも両隣の負荷電気所6(A),6(C)の変流器3にも電流の変化として捕捉される現象が生ずる。
そこで、本発明においては、負荷電気所6(B)の動作不良の有無にかかわらず、この負荷電気所6(B)の故障した電流差動リレー5の動作をロックし、両隣の負荷電気所6(A),6(C)の変流器3の電流値をそれぞれの電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込み、負荷電気所6(B)の動作不良の有無を判断し、その遮断器3の動作を制御する。
電流差動リレー5のみが動作不良の場合は、負荷電気所6(B)の遮断器3は遮断させないで、監視を継続する。
負荷電気所6および電流差動リレー5が動作不良の場合は、負荷電気所6(A)および負荷電気所6(C)の正常な電流差動リレー5からの検出電流に基づいて、負荷電気所6(B)を含む電気所Aと電気所Cとの間の送電線を保護するため、高速トリップ信号を出力し、対象個所の遮断器2を遮断させる。
なお、電源変電所1に最も近い負荷電気所6(A)の電流差動リレー5が動作不良の場合は、負荷電気所6(E),6(B)の電流値をそれぞれの電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込む。また、電源変電所1に最も近い負荷電気所6(E)の電流差動リレー5が動作不良の場合は、負荷電気所6(D),6(A)の電流値をそれぞれの電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込む。
さらに、複数の電流差動リレー5が動作不良の場合は、両隣の負荷電気所6の電流値を正常な電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込む。例えば、負荷電気所6(B)および負荷電気所6(C)の電流差動リレー5が動作不良の場合は、両隣の負荷電気所6(A),6(D)の電流値をそれぞれの正常な電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込む。負荷電気所6(B)および負荷電気所6(D)の電流差動リレー5が動作不良の場合は、両隣の負荷電気所6(A),6(C),6(E)の電流値をそれぞれの正常な電流差動リレー5から電源変電所1の演算手段に取り込む。
1 電源変電所
2 遮断器(CB)
3 変流器(CT)
4 過電流リレー(51Ry)
5 電流差動リレー(87Ry)
6 負荷電気所(A〜E)
2 遮断器(CB)
3 変流器(CT)
4 過電流リレー(51Ry)
5 電流差動リレー(87Ry)
6 負荷電気所(A〜E)
Claims (2)
- 電源変電所と複数の負荷電気所とを環状に接続し遮断器および変流器を前記各負荷電気所への送電線にそれぞれ設置し前記変流器からの電流の差に基づき前記遮断器を遮断させる電流差動リレーを前記各負荷電気所に対応させて設置し前記各電流差動リレーからの少なくとも電流および開閉器情報に基づき事故の有無を判定する演算手段を前記電源変電所に設置して構成されるディジタル保護リレーシステムにおいて、
前記電源変電所の演算手段が、動作不良となった前記電流差動リレーの最も近い両隣の正常な前記電流差動リレーからの電流の差に基づき動作不良となった前記電流差動リレーに対応する遮断器を遮断させる信号を生成する手段を含むことを特徴とするディジタル保護リレーシステム。 - 請求項1に記載のディジタル保護リレーシステムにおいて、
環状に接続された前記電源変電所と両隣の前記負荷電気所との間にそれぞれ遮断器を設け、
当該負荷電気所と前記遮断器とのそれぞれの間に限時的に動作する過電流保護リレーを設けたことを特徴とするディジタル保護リレーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004125655A JP2005312180A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | ディジタル保護リレーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004125655A JP2005312180A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | ディジタル保護リレーシステム |
Publications (1)
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| JP2005312180A true JP2005312180A (ja) | 2005-11-04 |
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ID=35440317
Family Applications (1)
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| JP2004125655A Pending JP2005312180A (ja) | 2004-04-21 | 2004-04-21 | ディジタル保護リレーシステム |
Country Status (1)
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009055763A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Toshiba Corp | ネットワーク送電保護装置 |
| KR100987164B1 (ko) * | 2008-07-23 | 2010-10-11 | 한국전력공사 | 폐루프 배전계통시스템 |
| KR101105300B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2012-01-17 | 한국전력공사 | 서브루프를 포함하는 폐루프 배전계통시스템 |
| KR101105302B1 (ko) * | 2009-08-04 | 2012-01-17 | 한국전력공사 | 가공 루프 배전계통 시스템 |
| CN104242274A (zh) * | 2014-10-10 | 2014-12-24 | 中国南方电网有限责任公司 | 含分布式电源配电网的状态量差动保护方法 |
| CN105048418B (zh) * | 2015-07-06 | 2018-08-24 | 四川艾德瑞电气有限公司 | 一种基于电流状态量的数字式不完全母线差动保护方法 |
-
2004
- 2004-04-21 JP JP2004125655A patent/JP2005312180A/ja active Pending
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