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JP2005311941A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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JP2005311941A JP2004129476A JP2004129476A JP2005311941A JP 2005311941 A JP2005311941 A JP 2005311941A JP 2004129476 A JP2004129476 A JP 2004129476A JP 2004129476 A JP2004129476 A JP 2004129476A JP 2005311941 A JP2005311941 A JP 2005311941A
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Kenji Ebiya
賢治 蛯谷
Hiroyuki Soda
宏之 左右田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】情報埋め込み領域の拡大を要することなく、埋め込む付加情報の情報量を増大可能にする。
【解決手段】画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理装置を、前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込む情報埋め込み手段13を備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テキスト、イメージ、グラフィックス等といった画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関するものである。
近年、コンピュータ上で取り扱われる電子文書として、いわゆるハイパー文書が広く利用されている。ハイパー文書とは、テキスト、イメージ、グラフィックス等の文書を構成する画像要素に、これと関連する文書、画像要素、音声、映像等の情報を結びつけるためのリンクを有したものである。このようなハイパー文書は、単に印刷出力を行ったのみのでは、そのハイパー文書が有する情報のうち視認可能な情報しか記録されず、リンクについての情報等は直接紙上に出力されないので、その特長(性質)が失われてしまう。
このことから、従来、文書の印刷出力にあたっては、画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力可能にすることが提案されている。具体的には、画像要素に関連する情報を特定するリンク情報を、当該画像要素の描画位置に少なくとも一部を重ねて埋め込むことで、画像全体の体裁を崩すことなく、または崩れる量を少なくしつつ、画像要素上またはその近傍にリンク情報を埋め込めるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、付加情報の埋め込みにあたっては、その付加情報の埋め込み領域のみをハーフトーンスクリーン法を用いて二値化することで、一般的なゼログラフィープリンタや印刷システム等を用いた場合であっても、全体として良好な画質を保ちながら、大量の付加情報を埋め込めるようにすることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このようにして付加情報を埋め込んで印刷出力を行えば、例えばハイパー文書の印刷出力結果における画像要素または近傍を解析することで、当該画像要素に関連する電子情報へアクセスする、といったことが可能になる。また、ハイパー文書以外の文書を印刷出力する場合であっても、その印刷画像中に関連する情報を不可視または非容易可視で付加挿入することが可能となる。
特開2001−177712号公報 特開2002−135556号公報
ところで、画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力する場合、その付加情報の埋め込み領域は、自ずと限られたものとなる。その一方で、埋め込むべき付加情報の情報量は、種々のアプリケーション対応やサービス対応等への可能性を高めるためにも、益々その増大化の要求が高まることが予想される。情報量を増やすためには埋め込み領域を拡大すればよいが、このことは画像全体の体裁を崩すことに繋がるため、結果として印刷出力画像の品質を劣化させることになる。つまり、埋め込み情報量の増大化と印刷出力画像の品質確保とは、互いにトレードオフの関係にある。
そこで、本発明は、かかる事情を鑑みてなされたもので、情報埋め込み領域の拡大を要することなく、埋め込む付加情報の情報量を増大させることを可能にする画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された画像処理装置である。すなわち、画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理装置であって、前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込む情報埋め込み手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出された画像処理方法である。すなわち、画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理方法であって、前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込むことを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出された画像処理プログラムである。すなわち、画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理プログラムであって、コンピュータを、前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込む情報埋め込み手段として機能させることを特徴とするものである。
上記構成の画像処理装置、上記手順の画像処理方法および上記構成の画像処理プログラムによれば、付加情報を画像要素上またはその近傍に埋め込むのにあたり、当該付加情報を構成する識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込むようになっている。ここで、「識別情報」とは、付加情報の種類に関する情報をいう。また、付加情報の「種類」とは、その内容(例えば、文書、画像要素、音声、映像の別)やリンク形態等によって識別されるものをいうが、その全てが予め特定されているものとする。このような識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込めば、その埋め込みパターンのパターン形状の違いによって、付加情報の種類との関係が一意に定まるようになる。つまり、識別情報自体については、画像要素上またはその近傍に埋め込まなくても、埋め込みパターンによって付加情報の種類を識別し得るようになる。したがって、識別情報自体を埋め込むための領域を、付加情報のうちの識別情報以外の情報のための領域として利用し得るため、識別情報自体を埋め込む場合に比べて、識別情報以外の情報のための領域が増大することになる。
本発明では、識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込むことで、識別情報自体を埋め込む場合に比べて、識別情報以外の情報のための領域が増大するので、情報埋め込み領域の拡大を要することなく、付加情報の埋め込み総情報量を増大させることが可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係る画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施の形態では、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたハイパー文書の印刷出力を行う場合を例に挙げて説明するが、本発明はハイパー文書以外の文書を印刷出力する場合であっても全く同様に適用することが可能であることは勿論である。
先ず、画像処理装置の概略構成について説明する。図1は、本発明に係る画像処理装置の要部構成例を示すブロック図である。
ここで説明する画像処理装置は、画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力可能にするためのものであるが、具体的には、例えばプリンタに接続されるホスト装置としてのコンピュータまたはプリンタに搭載されて用いられるものが挙げられる。すなわち、本実施形態の画像処理装置では、例えばHTMLで記述された文書データを受け取ると、これをハイパー文書として用紙等の記録媒体上に印刷出力するために必要な処理、あるいは当該印刷出力を行うようになっている。なお、印刷出力を行う場合は、電子写真方式やインクジェット方式等といった周知技術を利用すればよい。また、画像処理装置への文書データの入力としては、ホスト装置から画像データやプリント記述言語を入力する場合や、インターネット等を介して画像データを入力する場合、キーボードからデータを打ち込まれた場合等が考えられる。
この画像処理装置が受け取る文書データには、テキスト、イメージ、グラフィックス等といった画像要素について、これらのハイパー文書上における描画位置を規定する体裁情報が含まれているものとする。なお、体裁情報とは、基本的にハイパー文書の「見え」を規定するものであるが、ハイパー文書の中には、「見え」を明確に規定せずに、例えば「段落」といったように個々の画像要素の論理的な意味づけだけを記述したものもある。通常、このようなハイパー文書に対しては、ブラウザあるいは画像処理装置が、所定の規則に基づいて、論理的情報を体裁情報に変換して表示あるいは印側を行うようになっている。すなわち、この場合、画像要素の体裁は、論理的情報を基に定められる。したがって、ここでは、論理的情報しか有しない文書データであっても、体裁を規定する情報を含んでいるとみなすこととする。
また、画像処理装置が受け取る文書データには、関連情報にアクセスするためのリンク情報も含まれているものとする。「関連情報」とは、ハイパー文書を構成する画像要素と関連する文書、画像要素、音声、映像等の情報である。また、「リンク情報」とは、ハイパー文書上に描かれる画像要素とこれに関連する関連情報との間を結び付けるためのものである。例えば、文書データがHTMLで記述されていれば、リンク情報は、関連情報の格納場所を示すURL(Uniform Resource Locator)によって表わされる。ただし、URLに限られるわけではなく、その他にも音声ファイル(音楽ファイル)、映像ファイル、アプリケーションのパラメータ等を特定するものであってもよい。また、リンク情報によっては、関連情報にアクセスして当該関連情報を表示または再生するアプリケーションが異なってくる。例えば、URLであればブラウザが対応するが、音声ファイルであればMP3ファイルを再生するアプリケーションが対応する、といった具合である。その他にも、アプリケーションとしては、辞書ツールを起動させるアプリケーション等が挙げられる。
このような文書データをハイパー文書として印刷出力するために、画像処理装置では、図1に示すように、画像データ生成部11と、リンクID管理部12と、付加情報埋め込み部13と、を備えている。
画像データ生成部11は、受け取った文書データに含まれる体裁情報に基づいて、描画すべき画像データ、すなわちその文書データをハイパー文書として印刷出力するのに必要となる画像データを生成するものである。
リンクID管理部12は、受け取った文書データに含まれる各々のリンク情報について、これに一意に対応するコード情報を生成するとともに、そのコード情報とリンク情報との対応関係を管理するものである。コード情報の生成は、公知技術を利用して行えばよく、例えば16進のコード化ざれたID(Identification)を順次付与する、といったことが考えられる。以下、このコード情報を「リンクID」という。また、リンクIDとリンク情報との対応関係の管理も、公知技術を利用して行えばよく、例えば管理テーブルを用いて行う、といったことが考えられる。このリンクID管理部12によって生成されたコード情報が、詳細を後述するように、リンク情報についての付加情報として、ハイパー文書の画像要素上またはその近傍に埋め込まれることになる。
付加情報埋め込み部13は、画像データ生成部11が生成した画像データと、リンクID管理部12が生成した付加情報(リンクID)とに基づき、ハイパー文書を印刷出力するための出力画像データ(画素データ)を生成するものである。すなわち、付加情報埋め込み部13は、ハイパー文書の画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力可能にすべく、出力画像データを生成するものである。ただし、付加情報埋め込み部13では、出力画像データの生成にあたり、詳細を後述するように、付加情報を構成する識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込むようになっている。
なお、これら画像データ生成部11、リンクID管理部12および付加情報埋め込み部13は、例えば、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、その所定プログラムを格納するためのROM(Read Only Memory)およびCPUのワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)等の組み合わせによって実現すればよい。すなわち、これらの各部11〜13は、コンピュータとしての機能が所定プログラムを実行することによって実現することが考えられる。ただし、その場合に、各部11〜13を実現する所定プログラムは、予めコンピュータ内にインストールされておらずに、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されるものであっても、または有線若しくは無線による通信手段を介して配信されるものであってもよい。つまり、上述した構成の画像処理装置は、コンピュータを当該画像処理装置として機能させる画像処理プログラムによっても実現可能である。
次に、以上のような構成の画像処理装置(画像処理プログラムによって実現される場合を含む)における処理動作例、すなわち本発明に係る画像処理方法について説明する。
この画像処理装置では、印刷出力処理を行うのにあたって、先ず、印刷出力すべきハイパー文書の実体、すなわちそのハイパー文書の基となる文書データを装置外部から取得する。画像処理装置が受け取る文書データには、リンク情報も含まれている。
図2は、リンク情報の具体例を示す説明図である。図2(a)に示すように、リンク情報は、例えば文書データがHTMLで記述されていれば、「http://www.fujixerox.co.jp」等のように、関連情報の格納場所を示すURLによって表わされる。また、リンク情報には、「(81,204)」等のように、当該リンク情報のハイパー文書上での埋め込み開始位置(リンクが文書のどこに位置しているかを示す位置情報)も含まれている。
このようなリンク情報を受け取ると、リンクID管理部12は、そのリンク情報について、これに一意に対応するリンクIDを生成する。そして、生成したリンクIDとリンク情報との対応関係を、例えば管理テーブルを用いて管理しておく。具体的には、例えば「http://www.fujixerox.co.jp」といったリンク情報に対しては、「01F948013450」(16進表示、6バイト)といったリンクIDが生成されるとともに、これらの対応関係が図2(b)に示すようなテーブル形式で管理される。
その一方で、画像データ生成部11は、受け取った文書データに含まれる体裁情報に基づいて、描画すべき画像データ、すなわちその文書データをハイパー文書として印刷出力するのに必要となる画像データを生成する。図3は、ハイパー文書の印刷出力結果の一具体例を示す説明図である。画像データ生成部11では、取得した文書データを解釈して、図3(a)に示すような画像を描画するための画像データを生成する。なお、このときの画像データ生成については、公知技術を利用して行えばよいため、ここではその説明を省略する。
そして、画像データ生成部11が画像データを生成すると、付加情報埋め込み部13は、その画像データと、リンクID管理部12が生成したリンクIDとに基づき、ハイパー文書を印刷出力するための出力画像データ(画素データ)を生成する。すなわち、リンク情報に含まれる埋め込み開始位置の情報を基に、リンクIDが埋め込まれた後の画素データを生成する。これにより、リンクIDは、図3(b)に示すように、文書画像を構成する画像要素上またはその近傍に埋め込まれることになる。つまり、リンクIDは、画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込まれる「付加情報」としての機能を果たすものであり、さらに詳しくは付加情報に対応するコード情報に相当するものである。
リンクIDの埋め込み自体は、公知技術を利用して行えばよい。具体的には、例えば「iTone(登録商標)」と呼ばれるもののように、階調表現としての万線スクリーンまたはドットスクリーンを構成する画素の形態(位置、形状等)を変化させることで、ハーフトーン画像の中にデジタル情報を埋め込むようにする、といった技術を用いることが考えられる(例えば、特許第2958396号公報参照)。すなわち、コード化されたリンクIDのコード値によって画素の位置、配置関係、幾何学的形態、あるいは複数の画素で構成するパターンを変化させて、当該リンクIDを文書画像の中に埋め込むようにする。
さらには、上述した特許文献2に開示されているように、付加情報を埋め込むセルを生成し、付加情報と埋め込むセルの階調値および付加情報のコード値に応じて、付加情報を埋め込むセルのみを二値化することが考えられる。このようにすれば、付加情報を埋め込む領域のみをハーフトーンスクリーン法等を用いて二値化し、それ以外の背景領域を高画質化が可能な他の手法で二値化できるので、一般的なゼログラフィープリンタや印刷システム等を用いた場合であっても、全体として良好な画質を保ちながら、大量の付加情報を埋め込めるようになる。
このようにして、付加情報埋め込み部13がリンクIDを埋め込んだ出力画像データ(画素データ)を生成すると、画像処理装置では、その画素データを図示しないプリンタエンジン等に出力させる。この出力結果、すなわちハイパー文書の印刷出力画像については、その画像中におけるリンクIDの埋め込み箇所を、スキャナ、デジタルカメラ、デジタルカメラ付き機器等のようなCCD(Charge Coupled Device)センサを利用して光学的画像読み取りを行う画像読取装置により読み取れば、リンクIDの管理情報を参照しつつ、その読み取り結果を解析することで、リンク情報が明らかになるので、結果としてそのリンク情報によって特定される関連情報にアクセスし得るようになる。
ところで、リンク情報には、上述したようにURLによるものに限られず様々なものが挙げられるが、その種類によっては関連情報にアクセスして当該関連情報を表示または再生するアプリケーションが異なる場合もあり得る。例えば、URLに対応するブラウザソフト等のアプリケーション、音楽のMP3ファイルを再生するアプリケーション、用語説明のための辞書ツールを起動させるアプリケーション等といった具合である。そのため、様々な種類のリンク情報が混在する場合には、それぞれに対応するアプリケーションを識別可能にしておくことが望ましい。
このことから、本実施形態の画像処理装置では、リンクIDの埋め込みにあたり、以下のような処理を施す。ここで、リンクIDの埋め込みにあたっての処理、すなわち本実施形態における特徴的な処理について、詳しく説明する。
リンクIDの埋め込みにあたっては、リンクID管理部12によるリンクIDの生成が必要となるが、リンクID管理部12では、そのリンクIDに、関連情報を表示または再生するアプリケーションを区別する部分を盛り込む。すなわち、リンクID管理部12は、リンク情報に一意に対応するリンクIDの実体部分(以下「実体パス」という)の他に、そのリンクIDの種類に関する情報(以下「識別情報」という)を盛り込む。これにより、リンクID管理部12が生成するリンクIDは、実体パスと識別情報とから構成されることになる。
具体的には、図2(c)に示すように、リンクIDを構成する先頭二桁のコードに、識別情報としての意味を持たせることが考えられる。例えば、リンクIDの先頭二桁が「01」であればURLを表示できるアプリケーションを起動させるためのもの、すなわち関連情報の格納場所がURLによって表わされるもの、またリンクIDの先頭二桁が「02」であればMP3ファイルを再生するアプリケーションを起動させるためのもの、またリンクIDの先頭二桁が「03」であれば辞書ツールを起動させるためのもの、といった具合である。なお、図中の辞書ツールに対応したリンクIDでは、画像読取装置またはこれに接続するコンピュータにおける辞書ツールを起動して、「study」の単語の意味を引かせるという内容のものを示している。
このような識別情報とリンクID(実体パス)の種類との対応関係は、予め一意に定められているものとする。また、外部から受け取ったリンク情報における実体パスの種類が何であるかは、リンクID管理部12が、そのリンク情報のデータ形式等に基づいて判断すればよい。例えば、「http://www.」といった部分が含まれていれば識別情報を「01」とする、といった具合である。
リンクIDを生成すると、付加情報埋め込み部13は、当該リンクIDの埋め込みを行う。ただし、このとき、付加情報埋め込み部13では、当該リンクIDを構成する情報のうちの識別情報を、パターン形状の違いによって当該識別情報、すなわち実体パスの種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換する。そして、付加情報埋め込み部13は、識別情報については、埋め込みパターンによって、画像要素上またはその近傍への埋め込みを行う。
図4は、埋め込みパターンの具体例を示す説明図である。ここで説明する埋め込みパターンは、リンクIDの埋め込み領域21に対する、位置特定情報領域22の配置によって、そのパターン形状の違いを識別することが可能である。なお、「埋め込み領域」とは、リンクIDを埋め込むための領域のことをいう。また、「位置特定情報領域」とは、埋め込み領域に付随して配される領域であり、埋め込み領域の位置を特定するための情報や、当該埋め込み領域の傾きを補正するために用いる情報等を、埋め込むための領域のことをいう。つまり、位置特定情報領域22は、リンクIDの埋め込みに必要となるものであり、従来から用いられていたものであるが、その配置を適宜変更することによって、パターン形状の違いを表すことを可能にするのである。
例えば、図4(a)に示す埋め込みパターンは、識別情報「01」に対応するもので、位置特定情報領域22が埋め込み領域21の左辺および下辺に位置するように配されている。また、図4(b)に示す埋め込みパターンは、識別情報「02」に対応するもので、位置特定情報領域22が埋め込み領域21の上辺および右辺に位置するように配されている。また、図4(c)に示す埋め込みパターンは、識別情報「03」に対応するもので、位置特定情報領域22が埋め込み領域21の上辺および左辺に位置するように配されている。いずれの埋め込みパターンも、各領域の大きさはいずれも同一である。
ただし、これら埋め込みパターンにおけるパターン形状の違いは、それぞれが非相似形であり、さらには非対称形であることが望ましい。各埋め込みパターンのパターン形状が相似形であると、埋め込まれたリンクIDを画像読取装置等で読み取った際の解像度、倍率/縮尺によっては、パターン形状の違いを識別し得ないからである。また、各埋め込みパターンのパターン形状が対称形であると、埋め込まれたリンクIDを画像読取装置等で読み取った際の向きによっては、パターン形状の違いを識別し得ないからである。つまり、各パターン形状は、それぞれが非相似形に設定されているとともに、非対称形に設定されていることが望ましい。
このようなパターン形状を特定するための埋め込み領域21および位置特定情報領域22は、各領域内における位置基準マーク23の違いによって区分けすることができる。例えば、埋め込み領域21内では、位置基準マーク23がコードの境界を明確化するために用いられる。したがって、位置基準マーク23が複数並んで配置されることはない。これに対して、位置特定情報領域22では、二つの位置基準マーク23が並んで配置される。したがって、二つの位置基準マーク23が並んで配置される個所を信号処理によって抽出すれば、埋め込み領域21と位置特定情報領域22との別を明確に区分けすることができる。この区分けは、位置特定情報領域を特定するために用いられていた、公知技術を利用して行えばよい。
このように、本実施形態の画像処理装置では、リンクIDの埋め込みにあたり、識別情報をパターン形状の違いによって実体パスの種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込むようになっている。つまり、リンクIDを構成する情報のうち、識別情報については、埋め込みパターンとして埋め込まれるので、埋め込み領域21内に埋め込む必要がない。識別情報自体については、画像要素上またはその近傍に埋め込まなくても、埋め込みパターンによって識別し得るようになるのである。
したがって、識別情報自体を埋め込むための領域を、当該識別情報以外の情報のための領域として利用し得るため、識別情報自体を埋め込む場合に比べて、識別情報以外の情報のための領域が増大することになる。つまり、従来と埋め込み領域21の大きさが同じであっても、識別情報の埋め込みが不要な分だけ、その埋め込み領域21に埋め込める情報量が増大する。例えば、図2(c)に示したリンクIDの全桁を埋め込める大きさの埋め込み領域21がある場合を考えると、そのうちの先頭二桁の識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込むようにすれば、図2(d)に示すように、埋め込み可能な実体パスの量を二桁分だけ増やすことができるので、結果として、埋め込み領域21を増大させずに、リンクIDの埋め込み総量を数倍に増加させることが可能となる。
以上のように、本実施形態で説明した画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムによれば、識別情報を埋め込みパターンに変換して埋め込むことで、識別情報自体を埋め込む場合に比べて、識別情報以外の情報のための領域が増大するので、埋め込み領域21の拡大を要することなく、リンクID(実体パス)の埋め込み総情報量を増大させることが可能となる。したがって、画像要素上またはその近傍に付加情報を埋め込んで印刷出力する場合であっても、埋め込むべき付加情報の情報量の増大化の要求にも対応し得るようになり、種々のアプリケーション対応やサービス対応等への可能性を従来よりも容易に高めることができる。しかも、その場合であっても、埋め込み領域21を拡大させる必要がないので、文書画像全体の体裁を崩すこともなく、印刷出力画像の品質を劣化させることもない。つまり、情報埋め込み領域の拡大を要することなく、埋め込む付加情報の情報量を増大させることが可能となるので、印刷出力された場合であっても、ハイパー文書の特徴を減退させてしまうことがない。
また、本実施形態で説明したように、埋め込みパターンとして複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が少なくとも非相似形または非対称形のいずれかであれば、その埋め込みパターンの読み取り条件に拘わらず、パターン形状の違いを確実に識別し得るようになるので、ハイパー文書の特徴を有効に発揮させる上で非常に好適なものとなる。
また、本実施形態で説明したように、ハイパー文書に含まれるリンク情報とこれに対応するリンクIDとの対応関係を管理するとともに、リンクID(実体パス)を埋め込み領域21に埋め込むようにすれば、リンク情報自体を埋め込むのではなくコード値による付加情報の埋め込みが可能となるので、埋め込むべき付加情報の情報量の増大化に対応する上で非常に有効である。
なお、本実施形態では、付加情報の種類が関連情報を表示または再生するアプリケーションの違いにより分類される場合、すなわち付加情報によって指示される処理動作の相違により分類される場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の相違により分類される場合であっても、全く同様に適用することが可能である。また、埋め込みパターンの種類や数等も、本発明の好適な実施具体例を示したものに過ぎず、本実施形態で説明した内容に限定されないことは勿論である。
本発明に係る画像処理装置の要部構成例を示すブロック図である。 リンク情報の具体例を示す説明図である。 ハイパー文書の印刷出力結果の一具体例を示す説明図である。 埋め込みパターンの具体例を示す説明図である。
符号の説明
11…画像データ生成部、12…リンクID管理部、13…付加情報埋め込み部、21…埋め込み領域、22…位置特定情報領域

Claims (15)

  1. 画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理装置であって、
    前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込む情報埋め込み手段
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非相似形に設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非対称形に設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記付加情報とこれに対応するコード情報との対応関係を管理する管理手段を備えるとともに、
    前記情報埋め込み手段は、前記コード情報のうちの前記識別情報の対応箇所を除いた部分を埋め込むものである
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記付加情報の種類は、当該付加情報によって指示される処理動作の相違により分類されることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の画像処理装置。
  6. 画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理方法であって、
    前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込むことを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非相似形に設定されることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非対称形に設定されることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  9. 前記付加情報とこれに対応するコード情報との対応関係を管理するとともに、前記付加情報の埋め込みにあたり、当該付加情報に対応するコード情報のうちの前記識別情報の対応箇所を除いた部分を埋め込むことを特徴とする請求項6、7または8記載の画像処理方法。
  10. 前記付加情報の種類は、当該付加情報によって指示される処理動作の相違により分類されることを特徴とする請求項6、7、8または9記載の画像処理方法。
  11. 画像要素に関連する付加情報を当該画像要素上または当該画像要素近傍に埋め込んで印刷出力可能にするための画像処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記付加情報を構成する情報のうち、当該付加情報の種類に関する識別情報を、パターン形状の違いによって前記種類との関係が一意に定まる埋め込みパターンに変換して埋め込む情報埋め込み手段
    として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  12. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非相似形に設定されることを特徴とする請求項11記載の画像処理プログラム。
  13. 前記埋め込みパターンは、前記付加情報の種類に対応して複数のパターン形状が設定されるとともに、各パターン形状が非対称形に設定されることを特徴とする請求項11記載の画像処理プログラム。
  14. 前記コンピュータを、前記付加情報とこれに対応するコード情報との対応関係を管理する管理手段として機能させるとともに、
    前記情報埋め込み手段は、前記コード情報のうちの前記識別情報の対応箇所を除いた部分を埋め込むものである
    ことを特徴とする請求項11、12または13記載の画像処理プログラム。
  15. 前記付加情報の種類は、当該付加情報によって指示される処理動作の相違により分類されることを特徴とする請求項11、12、13または14記載の画像処理プログラム。
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