JP2005301270A - 半導体素子製造用のマスクパターン及びその形成方法、並びに微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法及び半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子製造用のマスクパターン及びその形成方法、並びに微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法及び半導体素子の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 半導体基板上にレジストパターンを形成した後、陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含むコーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させた状態で加熱してインターポリマーコンプレックス層を形成する。コーティング組成物は、酸及び塩基のうち何れか一つ、またはこれらを両者を含みうる。シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分加水分解物などのシリコン含有物質を含むコーティング組成物を使ってBLRの上部レジストパターンにインターポリマーコンプレックス層を形成すれば、増加したシリコン含量によって乾式エッチングに対して増加した耐性を有し、微細パターンを形成しうる。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1にはレジスト膜を露光、現像してレジストパターンを形成した後、熱処理を行なって前記レジストパターンの断面形状を変形させてレジストパターンのサイズを変化させる技術が開示されている。しかし、この方法では、前記レジストパターンの上部でのレジスト流速及び中間部でのレジスト流速が一定していない。特に、レジストパターンの熱的フローによって減少するCDが100nm以上である場合、前記レジスト膜の急激なフロー特性によってフォトレジストパターンのプロファイルが変形されて中間高さ部でボーイングプロファイル(bowing profile)が得られる。したがって、この方法を用いる場合にはフォトレジストパターンの流速を調節することが非常に困難なので、パターンのプロファイルを垂直状に維持しながらCDを減らすことが難しい。
好ましくは、前記陽子供与体ポリマーは、次の式で表示されるマレイン酸モノマーユニットよりなる第1繰り返し単位を含む:
前記陽子受容体ポリマーは、アミド基を有するモノマーユニット繰り返し単位を含む。
好ましくは、前記陽子受容体ポリマーは、次の式で表示されるビニルモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含む:
前記R2及びR3が-R2-R3−の形態に結合される場合、前記陽子受容体ポリマーは次の式で表示される第1繰り返し単位を含む:
特に好ましくは、前記陽子受容体ポリマーは、ビニルピロリドンモノマーユニットまたはビニルカプロラクタムモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含みうる。
また好ましくは、前記陽子受容体ポリマーは、次の式で表示されるビニルモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含む:
前記陽子受容体ポリマーは、1,000〜100,000ダルトンの重量平均分子量を有する。
前記コーティング組成物は、前記陽子供与体ポリマーと、前記陽子受容体ポリマーと、プロトン酸と、溶媒を含んで製造されうる。
また、前記コーティング組成物は、シリコン含有物質をさらに含んで構成されうる。前記シリコン含有物質は、シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分的加水分解物からなることができる。
前記コーティング組成物は、界面活性剤をさらに含めばレジストパターンの表面上でのコーティング特性が良くなる。前記コーティング組成物は、熱酸発生剤をさらに含みうる。
好ましくは、前記混合液をろ過する段階をさらに含む。
段階10において、まず半導体基板上にエッチング対象の下地膜を形成する。前記下地膜は、例えばシリコン膜、酸化膜、窒化膜、または酸化窒化膜のような絶縁膜、導電膜などいかなる膜質でも形成可能である。前記下地膜にコンタクトホールを形成するための工程の場合には前記下地膜として絶縁膜を形成する。
前記下地膜上にレジスト膜を形成した後、通常のフォトリソグラフィ工程によって前記レジスト膜の露光及び現像工程を経て前記下地膜を所定の幅だけ露出させる開口部を有するレジストパターンを形成する。
段階20において、陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含むコーティング組成物を製造する。ここで、前記コーティング組成物内に含まれる全ての陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーはそれぞれ水溶性である。
前記陽子供与体ポリマーは、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するモノマーユニット繰り返し単位を含む。
好ましくは、前記陽子供与体ポリマーは、化学式1で表示されるマレイン酸モノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含む。
前記第2繰り返し単位Z1を構成するアクリルタイプモノマーユニットの具体例としては、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、無水マレイン酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アミノプロピルアクリルアミド、アミノプロピルメタクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−アクリロイルモルホリン、N−メチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレートなどがある。
前記第2繰り返し単位Z1を構成するビニルタイプモノマーユニットの具体例としては、ビニルアルコール、ビニルアセテート、ビニルアセタール、メチルビニルエテール、エチルビニルエテール、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、ビニルイミダゾリジノン、ビニルスルホン酸などがある。
前記第2繰り返し単位Z1を構成するアルキレングリコールタイプモノマーユニットの具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリコールなどがある。
前記第2繰り返し単位Z1は、親水性モノマーユニットだけでなされるように選択されてもよく、親水性モノマーユニット及び疎水性モノマーユニット基の両者を含むように選択されてもよい。前記第2繰り返し単位に疎水性モノマーユニットが少量含まれている場合、後続段階(図1の段階40)でインターポリマーコンプレックス膜を形成する時、前記インターポリマーコンプレックス膜の形成がより容易になる。
前記陽子供与体ポリマーのうち前記第1繰り返し単位は、総繰り返し単位数を基準として3〜90%、好ましくは5〜50%の量で存在する。前記陽子供与体ポリマーは、好ましくは1,000〜100,000ダルトン、特に好ましくは2、000〜50、000ダルトンの重量平均分子量を有する。
前記陽子受容体ポリマーは、アミド基を有するモノマーユニット繰り返し単位を含む。
好ましくは、前記陽子受容体ポリマーは、化学式3で表示されるビニルモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含みうる。
前記第2繰り返し単位Z2は、アクリルタイプモノマーユニット、ビニルタイプモノマーユニット、アルキレングリコールタイプモノマーユニット、エチレンイミンモノマーユニット、オキサゾリン基を含むモノマーユニット、アクリロニトリルモノマーユニット、アリルアミドモノマーユニット、3,4−ジヒドロピランモノマーユニット、及び2,3−ジヒドロフランモノマーユニットのうち選択される少なくとも一つで構成されうる。前記第2繰り返し単位Z2の選択のしかたに応じて、前記陽子受容体ポリマーは、コポリマー、ターポリマー、テトラポリマー等からなることができる。すなわち、前記陽子受容体ポリマーの第2繰り返し単位Z2は2種類以上の相異なるモノマーユニットを含みうる。
前記第2繰り返し単位Z2を構成するアクリルタイプモノマーユニットの具体例としては、アクリレート、メタクリレート、マレイン酸、無水マレイン酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アミノプロピルアクリルアミド、アミノプロピルメタクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、N−アクリロイルモルホリン、N−メチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレートなどがある。
前記第2繰り返し単位Z2を構成するビニルタイプモノマーユニットの具体例としては、ビニルアルコール、ビニルアセテート、ビニルアセタール、メチルビニルエテール、エチルビニルエテール、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、ビニルイミダゾリジノン、ビニルスルホン酸などがある。
前記第2繰り返し単位Z2を構成するアルキレングリコールタイプモノマーユニットの具体的な例としては、エチレングリコール、プロピレングリコールなどがある。
前記第2繰り返し単位Z2は、親水性モノマーユニットだけで構成されるように選択されてもよく、親水性モノマーユニット及び疎水性モノマーユニット基の両者を含むように選択されてもよい。前記第2繰り返し単位Z2に疎水性モノマーユニットが少量含まれている場合、後続段階(図1の段階40)でインターポリマーコンプレックス膜を形成する時、前記インターポリマーコンプレックス膜の形成がより容易になる。
前記コモノマーユニットからなる第2繰り返し単位Z3についての詳細な事項については、前記コモノマーユニットからなる第2繰り返し単位Z2についての説明が適用されうる。
前記塩基は、前記コーティング組成物内で沈殿物の形成を抑制する役割をする。前記塩基は前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜5.0重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%の量で含まれる。好ましくは、前記塩基として少なくとも140℃の沸点を有する物質を使う。前記コーティング組成物の構成に適した塩基としては、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、及びテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)がある。
前記コーティング組成物はプロトン酸をさらに含みうる。前記酸は、塩基と共に含まれてもよく、塩基なしに単独で存在してもよい。前記酸は、塩基と共に使われる場合に塩基と共に塩を形成する。前記酸は、前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%の量で含まれる。前記酸として多様な物質が使用でき、加熱時に酸を発生させる化合物を使ってもよい。前記コーティング組成物の構成に適した酸としては、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、またはドデシルベンゼンスルホン酸がある。
前記界面活性剤は、前記コーティング組成物が、段階10で製造されたレジストパターン上にコーティングされる時に優れたカバレージ特性を得るために添加されるものであって、場合によって省略可能である。前記界面活性剤は、前記コーティング組成物の総量を基準として0.01〜0.5重量%の量で含まれる。前記界面活性剤として多様な物質が使用できる。例えば、市販されている商品名“Zonyl−FSN”(DuPont)、“PolyFox(TM)”(OMNOVA Solutions Inc.)、“FluoradTM(登録商標)”(3M)、“NONIPORUTM(登録商標)”(SANYOKASEI)、“MEGAFACETM(登録商標)”(Dainippon Ink&Chemicals)、またはこれらの混合物が使われる。
本発明で使用可能な熱酸発生剤として、例えば、市販されている商品名“CYCAT4040”(Cymel Co.)が使われる。
本発明で使われるコーティング組成物は、シリコン含有物質を含むことができ、前記シリコン含有物質としてシリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分加水分解物を含みうる。本発明における使用に適したシリコン含有物質としては、水溶性であり、非加水分解性である安定した構造のものを使う。望ましくは、140℃以上の沸点を有する物質を使う。前記シリコン含有物質は、前記コーティング組成物の総量を基準として約0.1〜5.0重量%、望ましくは約1.0〜3.0重量%の量で含まれる。
前記コーティング組成物を構成する溶媒は純水、または純水と有機溶媒との混合物からなる。好ましくは、前記溶媒は純水よりなる。前記溶媒を純水と有機溶媒との混合物で構成する場合、前記有機溶媒は、前記コーティング組成物の総量を基準として0〜20重量%の量で含まれる。前記有機溶媒として、例えばアルコール、ニトリル、ケトン、エステル、ラクテートエステル、芳香族炭化水素、アミドなどが使われる。
好ましくは、前記コーティング組成物の最低臨界溶液温度(LCST:Lower Critical Solution temperature)が30〜70℃になるように酸または塩基の含量を調節する。
前記コーティング組成物は、陽子供与体ポリマーである第1ポリマー及び陽子受容体ポリマーである第2ポリマー以外にも、必要に応じて陽子供与体または陽子受容体の役割をしていない第3ポリマーをさらに含みうる。前記第3ポリマーは、前記陽子供与体ポリマーと陽子受容体ポリマーとの間でバインダーポリマーとしての役割をするものであって、前記第3ポリマーとしてポリビニルアルコールを使うことが好ましい。
前記段階10及び段階20のうちどの段階を優先的に行なうかは工程の設計変更事項であり、特別な制限はない。
段階30において、前記陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含んでいるコーティング組成物を段階10で形成したレジストパターンの表面に接触させる。前記コーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させるためにスピンコーティング、パッドリング、ディッピング、またはスプレー法が用いられる。好ましくは、スピンコーティング法を用いる。
前記接触時間は、例えば約30秒〜90秒に設定できる。そして、コーティング組成物は、約1.0〜3.0℃の温度、好ましくは常温に維持され、前記接触段階もこの温度範囲で行なう。
前記コーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させるに当って、接触方法に応じて前記半導体基板を回転または固定させた状態で維持させる。例えば、スピンコーティング法で接触させる場合には、前記半導体基板をその中心点を中心に所定速度、例えば500〜3000rpmで回転させる。前記コーティング組成物を欠陥なく均一にコーティングするために、好ましくは1500〜2000rpmの回転速度を用いる。前記接触方法としてパッドリングまたはスプレー法を用いる場合には前記半導体基板を移動または回転させずに固定された状態で維持させる。
段階40において、前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記半導体基板を加熱して前記レジストパターンの表面にインターポリマーコンプレックス膜を形成する。好ましくは、前記コーティング組成物を約80〜160℃の温度に加熱する。前記加熱時間は、約60〜90秒に設定しうる。前記インターポリマーコンプレックス膜は、陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーが水素結合によってネットワークを形成している構造を有し、水に不溶性である。前記インターポリマーコンプレックス膜を構成しているネットワーク内には酸が含まれることもある。
前記コーティング組成物が前記レジストパターンの表面に接触した状態で加熱する時、前記レジストパターンの表面にインターポリマーコンプレックス膜が形成される現象は相異なるいくつかのメカニズムにより説明されうる。これらメカニズムは、前記レジストパターン内に存在する酸が前記レジストパターンと接触しているコーティング組成物に拡散されてコーティング組成物内で陽子供与体ポリマーに結合していた塩基と反応して塩を形成することによって、コーティング組成物内で陽子供与体ポリマーと陽子受容体ポリマーとの水素結合を誘導するメカニズムと、コーティング組成物に存在する塩基が前記レジストパターン内部に拡散されてコーティング組成物内で陽子供与体ポリマーと陽子受容体ポリマーとの水素結合を誘導するメカニズムとに区分できる。これに対するさらに詳細な説明は後述する。
段階50において、前記レジストパターンの表面に形成された前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留している水溶性コーティング組成物を除去する。前記コーティング組成物を除去するために純水を使うリンス工程を行なうことが好ましい。前記リンス工程は、例えば前記半導体基板を約500〜4000rpmに回転させつつ約30〜90秒間行なわれる。
前記水溶性コーティング組成物を除去した結果、前記レジストパターンの表面には水に不溶性である前記インターポリマーコンプレックス膜が残る。前記インターポリマーコンプレックス膜によって前記レジストパターンの開口部を通じて露出される下地膜の幅が減少する。
段階60において、前記レジストパターン及びインターポリマーコンプレックス膜をエッチングマスクとして前記半導体基板上の下地膜をエッチングする。その結果、リソグラフィ技術における波長限界を超える微細パターンが具現されうる。
段階21において、陽子受容体ポリマーを含む第1溶液を製造する。
前記第1溶液は、前記陽子受容体ポリマー及び第1溶媒からなる。前記第1溶媒は、純水、または純水と有機溶媒との混合物からなることができる。
場合により、前記第1溶液は、塩基、界面活性剤、シリコン含有物質、またはこれらの混合物をさらに含みうる。前記陽子受容体ポリマー、第1溶媒、塩基、界面活性剤、及びシリコン含有物質に関する詳細な事項は図1の段階20に対する詳細な説明を援用する。または、前記第1溶液は、陽子供与体または陽子受容体の役割をしていないバインダーポリマーをさらに含みうる。例えば、前記バインダーポリマーとしてポリビニルアルコールを使用しうる。
段階22において、陽子供与体ポリマーを含む第2溶液を製造する。前記第2溶液は、前記陽子供与体ポリマー及び第2溶媒を含む。前記第2溶媒は純水、または純水と有機溶媒との混合物からなることができる。
前記陽子供与体ポリマー及び第2溶媒に関する詳細な事項は、図1の段階20に関する詳細な説明を援用する。
前記段階21及び段階22のうちどの段階を優先的に行なうかは工程の設計変更事項であり、特に制限はない。
段階23において、前記第1溶液と前記第2溶液との混合液を製造する。このために、前記第2溶液を前記第1溶液に少量ずつ滴下して加える。望ましくは、前記第2溶液を第1溶液に滴加する間に前記混合液内でインターポリマーコンプレックスが形成されることを防止するために前記混合液を激しく攪拌しつつ滴下して加える。
段階24において、前記第1溶液と第2溶液との混合液が得られた後、前記混合液内に存在する可能性がある少量の沈殿物またはヒドロゲルを完全に分散させるために前記混合液を超音波処理する。前記超音波処理は必要な場合に限って行なうことであって、場合によって省略可能である。
段階25において、前記混合液が濁るまで前記混合液に酸を徐々に添加する。前記酸に関する詳細な事項は図1の段階20に関する詳細な説明を援用する。
段階26において、濁った状態の前記混合液をろ過して透明な溶液状態のコーティング組成物を形成する。
前記のように得られた前記コーティング組成物は、その構成成分によってそのLCSTが約30〜70℃になりうる。例えば、前記コーティング組成物が陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーと、塩基を含んでいる場合、すなわち酸を含んでいない場合にも本発明に係るコーティング組成物は低いLCSTを有するので、温度を少しだけ上げても溶液が混濁する。これにより、大部分の場合には常温より高い温度で前記コーティング組成物内の陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーが相互作用してインターポリマーコンプレックスを形成することによって、水に不溶性になりうる。したがって、前記コーティング組成物の温度を高く維持することは、コーティング組成物内の沈殿物またはヒドロゲルの分散が難しくなって望ましくない。場合により、コーティング組成物のLCSTを制御するために前記混合液内の酸または塩基の量を調節できる。
次いで、前記下地膜210上にボトムレジスト膜222を形成する。前記ボトムレジスト膜222は、例えば有機ハードマスクであるポリ(アリーレンエーテル)、または非晶質カーボンからなる。
前記ボトムレジスト膜222上にレジスト組成物をスピンコーティングしてトップレジスト膜224を形成する。前記トップレジスト膜224を構成するレジスト組成物としてシリコンを含有するものを使ってもよく、シリコンを含有していないものを使ってもよい。
第2実施例ではBLRを用いるパターニング工程についてのみ説明したが、本発明はそれに限定されない。すなわち、前記ボトムレジスト膜222と前記トップレジスト膜224との間に層間酸化膜を形成して前記下地膜210のパターニング工程を行なうMLR工程を用いる場合にも本発明に係る基本的な思想が適用できることは当業者であれば十分に理解しうる。
前記のようなメカニズムは、前記コーティング組成物130が陽子供与体ポリマー136、陽子受容体ポリマー138、塩基、及び純水を含んで構成された場合に限って説明されうる。
図7を参照して説明するメカニズムは、前記レジストパターン120内に存在する酸122が前記レジストパターン120と接触しているコーティング組成物130に拡散されるという点で図5及び図6を参照して説明したメカニズムと類似している。しかし、図7を参照して説明するメカニズムは、前記コーティング組成物130が陽子供与体ポリマー136、陽子受容体ポリマー138、酸122、及び純水を含み、塩基は含まないように構成された場合に説明されうる。
図7を参照してより詳細に説明すれば、前記レジストパターン120の表面が前記コーティング組成物130と接触した状態で加熱する時、前記レジストパターン120からコーティング組成物130に拡散された酸122(またはコーティング組成物130内に含まれていた酸)がコーティング組成物130内で陽子供与体ポリマー136と陽子受容体ポリマー138との水素結合150によるインターポリマーコンプレックス形成を促進する。その結果、水に不溶性であるインターポリマーコンプレックスの形成がより容易になり、インターポリマーコンプレックス膜132(図3C参照)内では水素結合150によって形成されたネットワークに酸122が含まれている。
前記のようなメカニズムは、図5及び図6を参照して説明した場合と同様に前記コーティング組成物130が陽子供与体ポリマー136、陽子受容体ポリマー138、塩基、及び純水を含んで構成された場合に限って説明されうる。
レジストパターン120の表面に前記インターポリマーコンプレックス膜132を形成することによって、フォトリソグラフィ技術での波長限界を超えた微細なサイズの開口部が形成されたマスクパターンが形成でき、マスクパターンの側壁プロファイルの変形なしに垂直な側壁プロファイルが維持できる。また、開口部の幅を縮小させるに当たってイソーデンスバイアスが最小化できる。
次に提示する例は、単に当業者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるものであり、本発明の範囲がその例に限定されるものではない。
(段階1−1)レジストパターンの形成
8インチのベアシリコンウェーハ上に反射防止膜(DUV−30、Nissan Chemical Industries、Ltd.)を約360Åの厚さに形成した後、その上にArF用フォトレジスト(SAIL−G24c、ShinEtsu Chemical Co.Ltd)をスピンコーティングし、約105℃で約60秒間ベーキングして約3000Å厚さのレジスト膜を形成した。前記レジスト膜をArF(193nm)ステッパーを用いて露光した後、約105℃で約60秒間PEB(post−exposure bake)工程を行なった。次いで、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて現像した。その結果、前記ウェーハ上には複数の開口部が形成されたレジストパターンが得られた。前記レジストパターンは、129.7nmの直径を有する独立ホールパターン(isolated hole pattern:以下、“i−ホールパターン”という)と、複数のホールパターンとが240nmピッチに密集されているホールパターンアレイのうち、その中央部で選択された138.0nmの直径を有する密集ホールパターン(hole pattern in dense hole pattern array:以下、“d−ホールパターン”という)を含んでいる。
594mgのH2O(純水)に溶解されているトリエタノールアミン(6.0mg)を450mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(50mg)に添加して混合物を形成し、ここに400mgのH2Oをさらに添加して前記混合物を希釈した。前記希釈された混合物を激しく攪拌しつつ450mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸-コ-マレイン酸)(50mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物及びヒドロゲルを超音波処理によって分散させた。得られた混合物が濁るまでp−トルエンスルホン酸モノハイドレート1%水溶液を前記混合物に滴下して加え、得られた結果物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階1−2で得られたコーティング組成物を段階1−1で得られたレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約155℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ92.3nm及び118.7nmであることを確認した。
(段階2−1)コーティング組成物の製造
2480mgのH2Oに溶解されているテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(20.0mg)を1800mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(200mg)に添加して混合物を形成し、ここに1500mgのH2Oをさらに添加して前記混合物を希釈した。前記希釈された混合物を激しく攪拌しつつ1800mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸)(200mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物及びヒドロゲルを超音波処理によって分散させた。得られた混合物が濁るまでp−トルエンスルホン酸モノハイドレート1%水溶液を前記混合物に滴下して加え、得られた結果物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階2−1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約155℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ113.8nm及び129.5nmであることを確認した。
(段階3−1)コーティング組成物の製造
3968mgのH2Oに溶解されているテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(32.0mg)と、47mgのイソプロピルアルコールに溶解されている熱酸発生剤(商品名:CYCAT4040、Cymel Co.)(32mg)を1800mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(200mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ1800mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸)(200mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階3−1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約155℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ111.6nm及び138.4nmであることを確認した。
例4は、例1と類似しているが、コーティング組成物に界面活性剤が含まれ、酸を追加する段階を省略した。
(段階4−1)コーティング組成物の製造
2970mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(30mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)と、600mgのH2Oを900mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸-コ-マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。得られたコーティング組成物のLCSTは約36℃であった。
段階4−1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成した。このように得られたサンプルを4個のサンプルグループに分類して各サンプルグループを140℃、145℃、150℃、及び153℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。
その結果、各サンプルグループの前記レジストパターンの表面には水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成された。前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径は、それぞれ140℃でベーキングした場合に99.0nm及び114.5nm、145℃でベーキングした場合に105.1nm及び118.3nm、150℃でベーキングした場合に72.1nm及び117.2nm、そして153℃でベーキングした場合に61.3nm及び100.5nmであることを確認した。
(段階5-1)コーティング組成物の製造
2970mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(30mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:PolyFox、OMNOVA Solutions Inc.)(4.0mg)を900mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階5-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様にして形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約153℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターンは開口部がほとんどオープンされていない状態であり、d−ホールパターンは直径が74.2nmであることを確認した。
(段階6-1)コーティング組成物の製造
3465mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(35.0mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)と、100mgのH2Oを900mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階6-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約145℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ73.8nm及び115.3nmであることを確認した。
(段階7-1)コーティング組成物の製造
1584mgのH2Oに溶解されているモノエタノールアミン(16.0mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)と、2.0gのH2Oを900mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン)(100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階7-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約145℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ89.7nm及び113.5nmであることを確認した。
例8で製造されるコーティング組成物は、陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーの重量比が1:3である。
(段階8-1)コーティング組成物の製造
3168mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(32.0mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)と、6.4gのH2Oを1350mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50、150mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ450mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(50mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階8-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって印加して均一な膜を形成し、これを約145℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ91.4nm及び98.4nmであることを確認した。
例9で製造されるコーティング組成物には陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマー以外にバインダーポリマーの役割ができるポリビニルアルコールがさらに含まれる。
(段階9-1)コーティング組成物の製造
396mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(4mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)と、45mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50、5mg)と、7.3gのH2Oを3610mgのH2Oに溶解されているポリビニルアルコール(190mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ45mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(5.0mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階9-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約145℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ83.9nm及び124.4nmであることを確認した。
(段階10-1)コーティング組成物の製造
156mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(157mg)と、1584mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(16mg)と、14.1gのH2Oを3.6gのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=90:10、400mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ3.6gのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(400mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階10-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約145℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ88.0nm及び115.8nmであることを確認した。
例11で製造されるコーティング組成物には塩基は含まれず、酸が含まれる。そして、陽子受容体ポリマーとして化学式9で表示された構造に含まれうるポリアクリルアミドを使用した。
(段階11-1)コーティング組成物の製造
990mgのH2Oに溶解されているp−トルエンスルホン酸モノハイドレート(10mg)を450mgのH2Oに溶解されているポリアクリルアミド(50mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ450mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(50mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階11-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約155℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径が113.9nm及び136.4nmであることを確認した。
例12で製造されるコーティング組成物には塩基は含まれず、酸が含まれる。
(段階12-1)コーティング組成物の製造
693mgのH2Oに溶解されているp−トルエンスルホン酸モノハイドレート(17mg)と、3.3gのH2Oを900mgのH2Oに溶解されているポリビニルピロリドン(100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(メチルビニルエステル−アルト(alt)−マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階12-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約153℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ99.0nm及び126.4nmであることを確認した。
例13で製造されるコーティング組成物には塩基は含まれず、酸が含まれる。
(段階13−1)コーティング組成物の製造
3960mgのH2Oに溶解されているp−トルエンスルホン酸モノハイドレート(40mg)を900mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50、100mg)に添加して混合物を形成した。前記混合物を激しく攪拌しつつ900mgのH2Oに溶解されているポリ(2,3−ジヒドロフラン-アルト-マレイン酸)(100mg)を滴下して加えた。得られた混合物をろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階13−1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約153℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ96.6nm及び125.7nmであることを確認した。
例14は例4と類似しているが、コーティング組成物にシリコン含有物質として部分的に加水分解されたテトラエチルオルトシリケート(TEOS)が追加された。
(段階14−1)コーティング組成物の製造
100mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(100mg)と、7.68gのH2Oに溶解されている部分的に加水分解されたテトラエチルオルトシリケート(320mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)を1.62gのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50)(180mg)に添加して混合物を形成した。得られた混合物に3.4gのH2Oをさらに添加して希釈した。前記混合物を激しく攪拌しつつ180mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(20mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物及びヒドロゲルを超音波処理によって分散させ、ろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階14−1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約120℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ81.0nm及び95.1nmであることを確認した。
例15は例14と類似しているが、シリコン含有物質としてTEOSを使用した。
(段階15-1)コーティング組成物の製造
50mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(50mg)と、7.68gのH2Oに溶解されているTEOS(320mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)を1.71gのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50)(190mg)に添加して混合物を形成した。得られた混合物に3.5gのH2Oをさらに添加して希釈した。前記混合物を激しく攪拌しつつ90mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(10mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物を超音波処理によって分散させ、ろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階15-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約110℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成された。前記i−ホールパターンは入口がほとんどオープンされていない“クローズドホール(closed hole)”が得られ、d−ホールパターンは直径が89.8nmであることを確認した。
例16は例14と類似しているが、シリコン含有物質としてTEOSを使用した。
(段階16-1)コーティング組成物の製造
25mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(25mg)と、2.88gのH2Oに溶解されているTEOS(120mg)と、198mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(2.0mg)を810mgのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50)(90mg)に添加して混合物を形成した。得られた混合物に2.75gのH2Oをさらに添加して希釈した。前記混合物を激しく攪拌しつつ90mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(10mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物を超音波処理によって分散させ、ろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階16-1で得られたコーティング組成物を例1の段階1−1と同様に形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約120℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ70.3nm及び109.9nmであることを確認した。
(段階17-1)レジストパターンの形成
8インチのベアシリコンウェーハ上に反射防止膜(DUV−30、Nissan Chemical Industries、Ltd.)を約360Åの厚さに形成した後、その上にArF用フォトレジスト(SAIL−G24c、ShinEtsu Chemical Co.Ltd)をスピンコーティングし、約110℃で約60秒間ベーキングして約2500Å厚さのレジスト膜を形成した。前記レジスト膜をArF(193nm)ステッパーを用いて露光した後、約105℃で約60秒間PEB工程を行なった。次いで、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を用いて現像した。その結果、前記ウェーハ上には複数の開口部が形成されたレジストパターンが得られた。前記レジストパターンは196.3nmの直径を有するi−ホールパターンと、複数のホールパターンが210nm×260nmピッチに密集されているホールパターンアレイのうち、その中央部で選択された134.7nmの直径を有するd−ホールパターンを含んでいる。
1980mgのH2Oに溶解されているトリエタノールアミン(20mg)と、7.68gのH2Oに溶解されている3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン (320mg)と、396mgのH2Oに溶解されている界面活性剤(商品名:Zonyl−FSN、DuPont)(4.0mg)を1.62gのH2Oに溶解されているポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルカプロラクタム)(ビニルピロリドン:ビニルカプロラクタム=50:50)(180mg)に添加して混合物を形成した。得られた混合物に1.6gのH2Oをさらに添加して希釈した。前記混合物を激しく攪拌しつつ180mgのH2Oに溶解されているポリ(アクリル酸−コ−マレイン酸)(20mg)を滴下して加えた。前記滴下して加える間に形成された少量の白色沈殿物及びヒドロゲルを超音波処理によって分散させ、ろ過してきれいなコーティング組成物を得た。
段階17-2で得られたコーティング組成物を段階17-1で形成したレジストパターン上にスピンコーティング法によって適用して均一な膜を形成し、これを約85℃で約60秒間ベーキングした後、純水でリンスした。その結果、前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜が均一に形成され、前記i−ホールパターン及びd−ホールパターンの直径がそれぞれ147.7nm及び126.7nmであることを確認した。
Claims (105)
- 半導体基板上に形成されたレジストパターンと、
前記レジストパターンの表面に形成されており、陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーが水素結合によってネットワークを形成しているインターポリマーコンプレックス膜と、を含むことを特徴とする半導体素子製造用のマスクパターン。 - 前記インターポリマーコンプレックス膜が、水に不溶性であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜が、前記ネットワークに含まれている酸をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜が、シリコンを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子供与体ポリマーが、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するモノマーユニット繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子供与体ポリマーが、アクリルタイプモノマーユニット、ビニルタイプモノマーユニット、アルキレングリコールタイプモノマーユニット、エチレンイミンモノマーユニット、オキサゾリン基を含むモノマーユニット、アクリロニトリルモノマーユニット、アリルアミドモノマーユニット、3,4−ジヒドロピランモノマーユニット、及び2,3−ジヒドロフランモノマーユニットのうち選択される少なくとも一つの第2繰り返し単位をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子供与体ポリマーのうち前記第1繰り返し単位が、総繰り返し単位数を基準として3〜90%の量で存在することを特徴とする請求項7に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子供与体ポリマーが、1,000〜100,000ダルトンの重量平均分子量を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーが、アミド基を有するモノマーユニット繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーが、ビニルピロリドンモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーが、ビニルカプロラクタムモノマーユニットからなる第1繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーが、アクリルタイプモノマーユニット、ビニルタイプモノマーユニット、アルキレングリコールタイプモノマーユニット、エチレンイミンモノマーユニット、オキサゾリン基を含むモノマーユニット、アクリロニトリルモノマーユニット、アリルアミドモノマーユニット、3,4−ジヒドロピランモノマーユニット及び2,3−ジヒドロフランモノマーユニットのうち選択される少なくとも一つの第2繰り返し単位をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーのうち前記第1繰り返し単位が、総繰り返し単位数を基準として3〜100%の量で存在することを特徴とする請求項11に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記陽子受容体ポリマーが、1,000〜100,000ダルトンの重量平均分子量を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜が、陽子供与体ポリマーである第1ポリマーと、陽子受容体ポリマーである第2ポリマーと、陽子供与体または陽子受容体の役割をしていない第3ポリマーからなることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記第3ポリマーが、ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項19に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンが、ノボラック樹脂とDNQ系化合物とを含む材料より構成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンが、PAGを含む化学増幅型レジスト組成物より構成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンが、g−ライン用レジスト組成物、i−ライン用レジスト組成物、KrFエキシマレーザー(248nm)用レジスト組成物、ArFエキシマレーザー(193nm)用レジスト組成物、F2エキシマレーザー(157nm)用レジスト組成物、またはe−ビーム用レジスト組成物よりなることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンが、ポジティブ型レジスト組成物またはネガティブ型レジスト組成物よりなることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンにはホールパターンを限定するように複数の開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 前記レジストパターンが、ラインアンドスペースパターンを限定するように複数のラインパターンより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子製造用のマスクパターン。
- 基板上にレジストパターンを形成する段階と、
陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーが水素結合によってネットワークを形成しているインターポリマーコンプレックス膜を前記レジストパターンの表面に形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含むコーティング組成物を製造する段階と、
前記レジストパターンの表面に前記インターポリマーコンプレックス膜を形成するために前記レジストパターンの表面を前記コーティング組成物と接触させる段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物の最低臨界溶液温度(LCST)が、30〜70℃であることを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物中で前記陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーは1:9〜9:1の重量比で混合されていることを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、前記陽子供与体ポリマーと、前記陽子受容体ポリマーと、塩基と、溶媒とを含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記塩基が、前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜5.0重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項31に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記塩基が、少なくとも140℃の沸点を有する物質よりなることを特徴とする請求項31に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記塩基が、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、またはテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)よりなることを特徴とする請求項31に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、プロトン酸をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、前記陽子供与体ポリマーと、前記陽子受容体ポリマーと、プロトン酸と、溶媒とを含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、シリコン含有物質を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記シリコン含有物質が、シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分加水分解物よりなることを特徴とする請求項37に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記陽子供与体ポリマーが、前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜5.0重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記陽子受容体ポリマーが、前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜5.0重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記陽子供与体ポリマーが、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するモノマーユニットから構成される第1繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記陽子供与体ポリマーが、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するモノマーユニットより構成される第1繰り返し単位と、
アクリルタイプモノマーユニット、ビニルタイプモノマーユニット、アルキレングリコールタイプモノマーユニット、エチレンイミンモノマーユニット、オキサゾリン基を含むモノマーユニット、アクリロニトリルモノマーユニット、アリルアミドモノマーユニット、3,4−ジヒドロピランモノマーユニット及び2,3−ジヒドロフランモノマーユニットのうち選択される少なくとも一つの第2繰り返し単位と、を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記陽子受容体ポリマーが、アミド基を有するモノマーユニットから構成される第1繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記陽子受容体ポリマーが、アミド基を有するモノマーユニットより構成される第1繰り返し単位と、
アクリルタイプモノマーユニット、ビニルタイプモノマーユニット、アルキレングリコールタイプモノマーユニット、エチレンイミンモノマーユニット、オキサゾリン基を含むモノマーユニット、アクリロニトリルモノマーユニット、アリルアミドモノマーユニット、3,4−ジヒドロピランモノマーユニット及び2,3−ジヒドロフランモノマーユニットのうち選択される少なくとも一つの第2繰り返し単位と、を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物が、陽子供与体または陽子受容体の役割をしていないバインダーポリマーをさらに含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記バインダーポリマーが、ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項45に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記プロトン酸が、前記コーティング組成物の総量を基準として0.1〜10重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項36に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記プロトン酸が、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、またはドデシルベンゼンスルホン酸であることを特徴とする請求項36に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、純水、または純水と有機溶媒との混合物からなる溶媒をさらに含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記有機溶媒が、前記コーティング組成物の総量を基準として0〜20重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項49に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、界面活性剤及び熱酸発生剤のうち選択される少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記界面活性剤及び熱酸発生剤が、それぞれ前記コーティング組成物の総量を基準として0.01〜0.5重量%の量で含まれていることを特徴とする請求項51に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物を製造する段階が、
前記陽子受容体ポリマーを含む第1溶液を準備する段階と、
陽子供与体ポリマーを含む第2溶液を前記第1溶液に添加して混合液を形成する段階と、
前記混合液をろ過する段階と、を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物を製造する段階が、前記混合液のろ過前に前記混合液に酸を添加する段階をさらに含むことを特徴とする請求項53に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記第1溶液が、塩基、界面活性剤、熱酸発生剤、またはこれらの混合物をさらに含むことを特徴とする請求項53に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記第1溶液が、シリコン含有物質をさらに含むことを特徴とする請求項53に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記シリコン含有物質が、シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分的加水分解物からなることを特徴とする請求項56に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記混合液の形成のために前記第2溶液を前記第1溶液に滴下して加えることを特徴とする請求項53に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記第2溶液を前記第1溶液に滴下して加える間、前記混合液を攪拌することを特徴とする請求項58に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物を製造する段階が、前記混合液を超音波処理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項53に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記コーティング組成物から前記レジストパターンに塩基を拡散させる段階を含むことを特徴とする請求項31に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記レジストパターンから前記コーティング組成物に酸を拡散させる段階を含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記半導体基板を80〜160℃の温度に加熱する段階をさらに含むことを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記加熱段階の後に前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留するコーティング組成物を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項63に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記レジストパターンの表面を前記コーティング組成物と接触させるためにスピンコーティング、パッドリング、ディッピング、またはスプレー法を用いることを特徴とする請求項28に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 半導体基板上にレジストパターンを形成する段階と、
陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含んでいるコーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させる段階と、
前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記半導体基板を80〜160℃の温度に加熱して前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物が、酸及び塩基のうち少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項66に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、シリコン含有物質をさらに含むことを特徴とする請求項66に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記シリコン含有物質が、シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分的加水分解物からなることを特徴とする請求項68に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、界面活性剤及び熱酸発生剤のうち選択される少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項66に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留するコーティング組成物を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項66に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記残留するコーティング組成物の除去のために純水を使うことを特徴とする請求項71に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 半導体基板上にレジストパターンを形成する段階と、
陽子供与体ポリマー、陽子受容体ポリマー、及び塩基を含んでいるコーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させる段階と、
前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記コーティング組成物から前記レジストパターンに塩基を拡散させて前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物が、酸をさらに含むことを特徴とする請求項73に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、界面活性剤及び熱酸発生剤のうち選択される少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項73に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留するコーティング組成物を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項73に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 半導体基板上にレジストパターンを形成する段階と、
陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含んでいるコーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させる段階と、
前記レジストパターンの表面が前記コーティング組成物と接触した状態で前記レジストパターンから前記コーティング組成物に酸を拡散させて前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。 - 前記コーティング組成物が、酸または塩基をさらに含むことを特徴とする請求項77に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記コーティング組成物が、界面活性剤及び熱酸発生剤のうち選択される少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項77に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留するコーティング組成物を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項77に記載の半導体素子製造用のマスクパターンの形成方法。
- 陽子受容体ポリマー及び第1溶媒を含む第1溶液を製造する段階と、
陽子供与体ポリマー及び第2溶媒を含む第2溶液を製造する段階と、
前記第1溶液と前記第2溶液との混合液を製造する段階と、を含むことを特徴とする微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。 - 前記混合液に酸を添加する段階をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記混合液をろ過する段階をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記第1溶液が、塩基、界面活性剤、熱酸発生剤、またはこれらの混合物をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記第1溶液が、シリコン含有物質をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記シリコン含有物質が、シリコンアルコキシドモノマー、シリコンアルコキシドオリゴマー、またはこれらの部分的加水分解物からなることを特徴とする請求項85に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記混合液の形成のために前記第2溶液を前記第1溶液に滴下して加えることを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記第2溶液を第1溶液に滴下して加える間、前記混合液を攪拌することを特徴とする請求項87に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記混合液を超音波処理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記第1溶媒及び第2溶媒が、それぞれ純水、または純水と有機溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記陽子供与体ポリマーが、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するモノマーユニットから構成される繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記陽子受容体ポリマーが、アミド基を有するモノマーユニットから構成される繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 前記コーティング組成物のLCSTを制御するために前記混合液内の酸または塩基の量を調節する段階をさらに含むことを特徴とする請求項81に記載の微細パターン形成用コーティング組成物の製造方法。
- 半導体基板上に下地膜を形成する段階と、
前記下地膜を第1幅だけ露出させる開口部を有するレジストパターンを形成する段階と、
陽子供与体ポリマー及び陽子受容体ポリマーを含んでいるコーティング組成物が前記レジストパターンの表面に接触している状態で前記半導体基板を加熱して前記開口部で前記下地膜が前記第1幅より小さい第2幅だけ露出されるように前記レジストパターンの表面に水に不溶性であるインターポリマーコンプレックス膜を形成する段階と、
前記レジストパターン及びインターポリマーコンプレックス膜をエッチングマスクとして前記下地膜をエッチングする段階と、を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 前記加熱を、80〜160℃の温度で行なうことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- スピンコーティング、パッドリング、ディッピング、またはスプレー法を用いて前記コーティング組成物を前記レジストパターンの表面に接触させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記インターポリマーコンプレックス膜の周辺に残留するコーティング組成物を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記残留するコーティング組成物の除去のために前記インターポリマーコンプレックス膜の表面を純水でリンスすることを特徴とする請求項97に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記コーティング組成物が、酸及び塩基のうち少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記コーティング組成物が、シリコン含有物質をさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記コーティング組成物が、界面活性剤及び熱酸発生剤のうち選択される少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記コーティング組成物が、30〜70℃のLCSTを有することを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記レジストパターンが、PAGを含む化学増幅型レジスト組成物から構成されたことを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記レジストパターンが、g−ライン用レジスト組成物、i−ライン用レジスト組成物、KrFエキシマレーザー(248nm)用レジスト組成物、ArFエキシマレーザー(193nm)用レジスト組成物、F2エキシマレーザー(157nm)用レジスト組成物、またはe−ビーム用レジスト組成物からなることを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
- 前記レジストパターンが、シリコンを含有するレジスト組成物からなることを特徴とする請求項94に記載の半導体素子の製造方法。
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