JP2005231691A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粉体と液体との混合用包装袋において、袋形態、室、区分シール部の形状等を改良し、流通時等において各室が区画されているが、使用時において周辺シール部まで開封することなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離でき、等量程度の粉体と液体との内容物を均一に混合することができる粉体と液体との混合に有用な包装袋を提供する。
【解決手段】 本発明の包装袋は、外周端部の周辺部を熱融着により密封する粉体を収納する室と、周辺縁部を熱融着により密封する液体を収納する室と、前記の2室を区分する区分シール部とから構成され、かつ前記の2室の内寸法において、いずれの区分シール部と平行方向の内寸法が、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法の方より短く、かつ前記の区分シール部を剥離することにより粉体と液体とを混合し得る包装袋であることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明の包装袋は、外周端部の周辺部を熱融着により密封する粉体を収納する室と、周辺縁部を熱融着により密封する液体を収納する室と、前記の2室を区分する区分シール部とから構成され、かつ前記の2室の内寸法において、いずれの区分シール部と平行方向の内寸法が、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法の方より短く、かつ前記の区分シール部を剥離することにより粉体と液体とを混合し得る包装袋であることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、内容物を混合するための包装袋に関し、更に詳しくは、粉体と液体とを混合する前に別々に収納し、使用時に区分シール部を剥離させて前記の粉体と液体とを包装袋に密封した状態で混合し得る包装袋に関するものである。
従来、種々の物品を別々に充填して収納するための包装袋として、前記の包装袋がプラスチックフィルムの素材からなり、外周端部の周辺部に端縁シール部を設けて三方シール袋、四方シール袋等の包装袋を構成し、かつ前記の包装袋を弱シールにより少なくとも二室の独立した収納部に区分し、それぞれ別種類の内容物を充填して収納する混合用包装袋が提案されている。
例えば、包装袋を二室に区画する仮接着部として、その一部をイ−ジピ−ル性テ−プを介してシ−ル部を設け、他の部分をイ−ジピ−ル性テ−プを介せずに上記の外周端部の周辺部に設けるシ−ル部と同じにシ−ル部を設けて二室に区画する構成からなる包装袋が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような包装袋は、例えば、カレー、シチュー、スパゲティーソース等のレトルト食品の飲食品等の物品の充填包装に使用され、使用する直前に二成分ないしそれ以上を混合して使用するような各種の物品の充填包装にその使用が期待されているものである。
特開平9−221150号公報
例えば、包装袋を二室に区画する仮接着部として、その一部をイ−ジピ−ル性テ−プを介してシ−ル部を設け、他の部分をイ−ジピ−ル性テ−プを介せずに上記の外周端部の周辺部に設けるシ−ル部と同じにシ−ル部を設けて二室に区画する構成からなる包装袋が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような包装袋は、例えば、カレー、シチュー、スパゲティーソース等のレトルト食品の飲食品等の物品の充填包装に使用され、使用する直前に二成分ないしそれ以上を混合して使用するような各種の物品の充填包装にその使用が期待されているものである。
しかしながら、上記のような混合用包装袋において、区分シール部は、流通時等において各室が区画されているが、使用時において剥離し別種の内容物を混合し得ることができる構造であることが必要であるが、液体同士、粘稠体と液体、粘稠体同士、または、塩類(粉体)と水(液体)、抗生物質(粉体)と輸液(液体)等のような少量の粉体と大量で溶解度の高い液体との混合用包装袋は知られているものの、今日に至るまで、液体と粉体と同量程度の混合用包装袋として両者を均一に混合可能な機能に対して充分満足し得るものが提案されていないというのが実状である。
例えば、従来の混合用包装袋は、粉体と液体とをそれぞれ同量程度に2室に収納し、しかる後、2室に区分している区分シール部を剥離し、包装袋を外側から揉んで、粉体と液体とを混合しても、前記の包装袋の周辺シール部の角部において、未溶解の粉末の塊として所謂「ダマ」を発生しやすく、また、混合物の粘度が高くなるため、粉体と液体とを均一に混合することは困難である。
また、従来の混合用包装袋において、輸送中や、落下等の外部からの衝撃により、外周端部の内側の角部にピンホールを発生してしまい、その部分から内容物が洩れてしまう恐れがある。
また、従来の混合用包装袋では、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より長い袋形状であると、区分シール部より外周端部をシール部の方により圧力がかかってしまい、外周端部のシール部まで開封してしまう恐れがある。
例えば、上記の特許文献1に記載されている包装袋では、周辺部にシ−ル部を設けて袋体を構成し、袋体を二室に区画する仮接着部として、その一部をイ−ジピ−ル性テ−プを介してシ−ル部を設ける構造であるため、前記のイ−ジピ−ル性テ−プを前記の包装袋に介在させてシールする場合、位置がずれないようにシールする必要があり、製袋機械上の困難を要するという欠点がある。
例えば、従来の混合用包装袋は、粉体と液体とをそれぞれ同量程度に2室に収納し、しかる後、2室に区分している区分シール部を剥離し、包装袋を外側から揉んで、粉体と液体とを混合しても、前記の包装袋の周辺シール部の角部において、未溶解の粉末の塊として所謂「ダマ」を発生しやすく、また、混合物の粘度が高くなるため、粉体と液体とを均一に混合することは困難である。
また、従来の混合用包装袋において、輸送中や、落下等の外部からの衝撃により、外周端部の内側の角部にピンホールを発生してしまい、その部分から内容物が洩れてしまう恐れがある。
また、従来の混合用包装袋では、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より長い袋形状であると、区分シール部より外周端部をシール部の方により圧力がかかってしまい、外周端部のシール部まで開封してしまう恐れがある。
例えば、上記の特許文献1に記載されている包装袋では、周辺部にシ−ル部を設けて袋体を構成し、袋体を二室に区画する仮接着部として、その一部をイ−ジピ−ル性テ−プを介してシ−ル部を設ける構造であるため、前記のイ−ジピ−ル性テ−プを前記の包装袋に介在させてシールする場合、位置がずれないようにシールする必要があり、製袋機械上の困難を要するという欠点がある。
従来、粉体として、お好み焼きの類、たこ焼き、ホットケーキ、クレープ等の小麦粉を構成材料と、液体として、水または水を主体とする調味液とを混合して調理する場合、調理する直前にそれぞれの材料を計量カップ等で計量してボール等の器に入れ、泡立て器等にて攪拌して均一に混合し、しかる後に加熱調理している。
このため、前記の粉末状の構成材料や調味液等の液体の計量において、各材料毎の計量を誤るとうまく調理ができないため、計量という煩雑な操作があり、更に、混合後において、混合に用いた容器や計量カップ等を洗浄する作業が必要であった。
このため、前記の粉末状の構成材料や調味液等の液体の計量において、各材料毎の計量を誤るとうまく調理ができないため、計量という煩雑な操作があり、更に、混合後において、混合に用いた容器や計量カップ等を洗浄する作業が必要であった。
また、従来、歯科医院で使用する歯形を取るための印象材についても、アルギン酸塩を主体とする原料粉末と、水または水を主体とする液体とを計量スプーン、計量カップ等で計量してゴム製のボールに取り、スパテル等を用いて攪拌混合し、後に歯型取りの器具に注ぎ込んで硬化させて歯形を取ることが知られている。
材料の計量において、材料の計量操作を誤ると設定どおりに固まらず、計量という煩雑な操作があり、原料粉末と水とを混合する場合、混合させた状態で印象材を放置すれば硬化が進むため、攪拌混合の作業にスピードとスキルをも要求され、更に、混合後において、混合に用いた容器やスパテルに印象材が硬化した状態で付着しているため、長時間の洗浄作業が必要であった。
材料の計量において、材料の計量操作を誤ると設定どおりに固まらず、計量という煩雑な操作があり、原料粉末と水とを混合する場合、混合させた状態で印象材を放置すれば硬化が進むため、攪拌混合の作業にスピードとスキルをも要求され、更に、混合後において、混合に用いた容器やスパテルに印象材が硬化した状態で付着しているため、長時間の洗浄作業が必要であった。
そこで、本発明は、粉体と液体との混合用包装袋において、袋形態、室と区分シール部の寸法の比率、室の形状、区分シール部の形状等を改良し、流通時等において各室が区画されているが、使用時において周辺シール部まで開封することなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離することによって等量程度の粉体と液体との内容物を混合して使用することができ、更に、周辺シールの角部に未溶解の粉体が残らず、均一に混合することができる粉体と液体との混合に有用な包装袋を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するもので、本発明の包装袋は、包装袋を構成する積層体が、外側から内側に向かって、基材層と、イージーピール性層とを順次積層した積層体を使用して構成され、かつ外周端部の周辺部を熱融着により密封する粉体を収納する室と、外周端部を熱融着により密封する液体を収納する室と、熱融着により前記の2室を区分する区分シール部とから構成され、かつ、前記の区分シール部が、剥離容易なシール形状であり、かつ、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より短く形成され、かつ、前記の区分シール部を剥離することにより粉体と液体とを混合し得ることを特徴とする。
また、本発明の包装袋において、前記の区分シール部が、一方の室に突き出した形状であることを特徴とする。
また、本発明の包装袋は、前記の室において、前記の外周端部の内側のシール形状が、角部にRを有する形状であることを特徴とする。
また、本発明の包装袋は、前記の区分シール部と直交する方向に合掌シール部を有するピロー型包装袋であり、かつ前記の合掌シ−ル部を片面に設けるか、または、前記の合掌シ−ル部を設ける側面と反対側面部の前記の合掌シ−ル部に対向する位置に別の合掌シ−ル部を設けて前記の合掌シ−ル部を両面に設ける構成からなり、かつ前記の合掌シ−ル部を起き上げて区分シール部を剥離するための摘み片としうることを特徴とする。
また、本発明の包装袋は、前記の包装袋を構成する積層体からなる多層押し出しチューブ型の包装袋であり、かつ、前記の多層押し出しチューブの両端部を熱融着し、前記の区分シール部により2室に区分して構成されることを特徴とする。
また、本発明の包装袋において、前記の粉体が、小麦粉を主体とする混合物であり、前記の液体が、水を主体とする調味用液体であることを特徴とする。
また、本発明の包装袋において、前記の粉体が、アルギン酸塩を主体とする原料粉末であり、かつ、前記の液体が水または水を主体とする液体であることを特徴とする。
本発明は、粉体と液体との混合用包装袋において、室と区分シール部の寸法の比率、袋形態、区分シール部の形状、室の形状に着目し、室と区分シール部の寸法の比率を調整し、ピロー型包装袋における合掌シ−ル部に対して区分シール部を交差する袋形態とすることにより、流通時等において各室が充分に区分され、使用時において周辺シール部を密封した状態で区分シール部を剥離し内容物である粉体と液体とを混合することができ、また、区分シール部の形状を一方の室に突き出した形状とすることにより、区分シール部の剥離時において剥離起点となってスムーズに開封可能であり、更に、室の形状の角部にRを有することにより、粉体と液体とが等量程度であっても未溶解の粉体が残らず、均一に混合することが可能であり、輸送や落下の衝撃等で破袋することなく、粉体と液体との混合に有用な包装袋を製造し得ることができるというものである。
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。まず、上記の本発明において、本発明にかかる粉体と液体との混合用包装袋について具体例を例示して図面を用いて説明すると、図1および図2は、本発明にかかる包装袋を構成する積層体の層構成の一例を示す断面図であり、図3〜図7は、図1〜図2に示す積層体を使用して製造した本発明にかかる包装袋の構造の一例を示す斜視図であり、図8は、本発明にかかる包装袋において、区分シール部のシ−ル形状を例示する概略図であり、図9は、本発明にかかる包装袋において、外周端シール部のシール形状を例示する概略図であり、図10、図11は、本発明にかかる包装袋において、外周端部の内側のシール形状の一例を示す平面図であり、図12は、図1および図2に示す積層体を使用して製造した本発明にかかる包装袋の構造の一例を示す斜視図である。
まず、本発明においては、包装袋を構成する積層体としては、図1に示すように、外側から内側に向かって、少なくとも、基材2と、イージーピール性層4とを順次積層する構成からなる積層体10を使用することができる。
なお、上記において、基材2とイージーピール性層4とに接着剤層を介して積層することができる。
次に、本発明においては、包装袋を構成する別の積層体としては、図2に示すように、外側から内側に向かって、少なくとも、基材2と、中間層6と、イージーピール性層4とを順次に積層した積層体10を使用することができる。なお、上記において、中間層6には、バリア−層や耐ピンホール性を付与する層等を使用することができる。
なお、上記において、基材2とイージーピール性層4とに接着剤層を介して積層することができる。
次に、本発明においては、包装袋を構成する別の積層体としては、図2に示すように、外側から内側に向かって、少なくとも、基材2と、中間層6と、イージーピール性層4とを順次に積層した積層体10を使用することができる。なお、上記において、中間層6には、バリア−層や耐ピンホール性を付与する層等を使用することができる。
次に、本発明にかかる包装袋の構造の一例について、上記の図1〜図2に示す積層体10を使用して製造した包装袋を例示して説明すると、図3に示すように、上記で製造した積層体10を用いて、そのイージーピール性層2の面を対向して重ね合わせ、熱融着により室を区分する区分シール部12が、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M,Nのいずれより短くなるように二室24、26を区分され、前記の区分シール部12により区画した二室のそれぞれに粉体と液体の内容物14、16を収納し、前記の包装袋の外周端部の周辺部8を熱融着により密封して、粉体14を収納する室24と、液体16を収納する室16とを収納する包装袋を構成し、使用時に前記の区分シール部12を剥離させて前記の粉体と液体の内容物14、16を混合することができる包装袋20を製造するものである。
本発明においては、上記で製造した包装袋20を例えば合掌シール部18、22の部分を手に持って両側に引っ張ること等によって、区分シール部12の部分を剥離して、二室を連結させ、例えば、包装体の両端を両手で掴んで振ることにより二室に収納されている粉体と液体の内容物14、16を混合し、次いで開封してその使用に供することができるものである。
本発明においては、上記で製造した包装袋20を例えば合掌シール部18、22の部分を手に持って両側に引っ張ること等によって、区分シール部12の部分を剥離して、二室を連結させ、例えば、包装体の両端を両手で掴んで振ることにより二室に収納されている粉体と液体の内容物14、16を混合し、次いで開封してその使用に供することができるものである。
上記の本発明にかかる包装袋20において、外周端シール部8と区分シール部12の構成について説明すると、外周端シール部8は、図3に示すように、積層体10のイージーピール性フィルム2同士を対向させて熱融着するもので、外周端部の内側のシール形状を角部にRを有する形状とすることで、輸送や落下の衝撃で破袋しにくくするという効果を奏する。
更に、外周端シール部8のシール条件を変えることによって、内容量や輸送条件に応じてシール強度を強くしたり弱くしたりすることも可能である。
他方、区分シール部12も、図3に示すように、積層体10のイージーピール性フィルム2同士の面を対向して重ね合わせて熱融着するものであり、前記の区分シール部の形状を直線状でなく、一方の室に突き出した形状とすることによって、区分シール部のシール強度を外周端シール部のシール強度より弱い強度にして熱融着することなく、区分シール部と外周端シール部とのシール強度を同程度で熱融着する場合であっても、手で剥離する場合、凸部に集中して圧力がかかるため容易に剥離する効果を奏する。
更に、外周端シール部8のシール条件を変えることによって、内容量や輸送条件に応じてシール強度を強くしたり弱くしたりすることも可能である。
他方、区分シール部12も、図3に示すように、積層体10のイージーピール性フィルム2同士の面を対向して重ね合わせて熱融着するものであり、前記の区分シール部の形状を直線状でなく、一方の室に突き出した形状とすることによって、区分シール部のシール強度を外周端シール部のシール強度より弱い強度にして熱融着することなく、区分シール部と外周端シール部とのシール強度を同程度で熱融着する場合であっても、手で剥離する場合、凸部に集中して圧力がかかるため容易に剥離する効果を奏する。
上記において、粉体と固体の内容物14、16を充填包装する方法としては、例えば、図3に示すように、区分シール部12を形成し、積層体10の左右の外周端部の周辺部はヒ−トシ−ルせずに未シ−ル部として開口部としておき、しかる後、前記の開口部に別々に粉体と液体の内容物を充填する開口部として使用し、前記の一方の開口部から内容物14を充填し、次いで当該開口部を熱融着により密封して熱融着部8を形成した後、他方の開口部から内容物16を充填し、次いで当該開口部を熱融着により密封して熱融着部8を形成することによって内容物14、16をそれぞれの二室24、26に充填包装することができる。
本発明において、上記のように製造した包装袋20は、その使用に際し、例えば、合掌シール部18、22の部分を手に持って両側に引っ張ること等によって、区分シール部12の部分を剥離して、二室を連結させ、次いで、例えば、包装体の両端を両手で掴んで振ることにより二室に収納されている粉体と液体の内容物14、16を混合し、しかる後、前記の包装袋20の上方の外周端シール部8の一部を剥離して開封し、混合した内容物14、16を別の容器等に移し替えてその使用に供することができるものである。なお、例えば、ハサミ等を使用して外周端シール部8の一部を切断して開封してもよい。
本発明において、上記で製造した包装袋20と別形態の袋としては、例えば、図4に示すように、合掌シール部18を両面に設けず、片面だけ設ける袋形態とすることもできる。
上記で製造した包装袋20とまた別形態の袋としては、ピロー型包装袋でなく、図5に示すように、四方シール型包装袋や、図6示すように、多層押出しチューブを用いた二方シール型包装袋20とすることもできる。
上記で製造した包装袋20とまた別形態の袋としては、ピロー型包装袋でなく、図5に示すように、四方シール型包装袋や、図6示すように、多層押出しチューブを用いた二方シール型包装袋20とすることもできる。
図7は、図1または図2に示す積層体を用いて、2室の区分シール部を一方の室に突き出した形状の包装袋を示す斜視図である。
本発明において、上記の区分シール部12のシ−ル形状は、図3〜図6に示すように所定のシ−ル巾を有する直線状のものでもよいが、図7に示すように、一方の室に突き出した形状とすることによって、突起部28を区分シール部12の剥離における開始起点とすることができ、突起部28の位置で確実かつ容易に剥離することができるという利点を奏する。
本発明において、上記の区分シール部12のシ−ル形状は、図3〜図6に示すように所定のシ−ル巾を有する直線状のものでもよいが、図7に示すように、一方の室に突き出した形状とすることによって、突起部28を区分シール部12の剥離における開始起点とすることができ、突起部28の位置で確実かつ容易に剥離することができるという利点を奏する。
図8は、本発明にかかる包装袋において、区分シール部12のシ−ル形状を例示する概略図である。
本発明において、区分シール部12のシ−ル形状としては、上述の図7に示すようなV字形状の他、図8に示すように、充填包装する内容物等の種類によって一方の室に突き出した円弧状、または、直線状若しくは円弧状の一部をU字形やV字形の突起状等のシ−ル形状にすることによって、区分シール部12部を剥離容易なシール形状とすることができる。
なお、突起部28等の角部はRを有することにより、ピンホールを防止することができるため好ましいものである。
本発明において、区分シール部12のシ−ル形状としては、上述の図7に示すようなV字形状の他、図8に示すように、充填包装する内容物等の種類によって一方の室に突き出した円弧状、または、直線状若しくは円弧状の一部をU字形やV字形の突起状等のシ−ル形状にすることによって、区分シール部12部を剥離容易なシール形状とすることができる。
なお、突起部28等の角部はRを有することにより、ピンホールを防止することができるため好ましいものである。
図9は、本発明にかかる包装袋において、外周端シール部8のシール形状を例示する概略図であり、図12は、図9に示すシールパターンで製袋された本発明にかかる包装袋の構造の一例を示す斜視図である。
本発明においては、図9に示すように、外周端シール部8の略中央部のシール形状を複数の線状からなるストライプ状、凹部または凸部の突起部を設ける形状のパターンで熱融着してパターンシール部32を形成することができる。
このことによって、輸送時や落下時等に外部から衝撃を受けても外周端シール部8が剥離しない程度のシール強度を維持しつつ、内容物を取り出す場合において、外周端シール部8の略中央部を容易に手で開封する事が可能となるという効果を奏するものである。
本発明においては、図9に示すように、外周端シール部8の略中央部のシール形状を複数の線状からなるストライプ状、凹部または凸部の突起部を設ける形状のパターンで熱融着してパターンシール部32を形成することができる。
このことによって、輸送時や落下時等に外部から衝撃を受けても外周端シール部8が剥離しない程度のシール強度を維持しつつ、内容物を取り出す場合において、外周端シール部8の略中央部を容易に手で開封する事が可能となるという効果を奏するものである。
図10〜図11は、本発明にかかる包装袋の外周端シール部8において、内側のシール形状の一例を示す平面図である。
本発明において、外周端シール部8の内側のシール形状としては、図8に示すような角部にRを有する形状の他、充填包装する内容物等の種類によって全体が円弧状のシール形状とすることができる。
上記の外周端シール部8の内側の角部にRを有するシール形状することによって、本発明にかかる包装袋20においては、包装袋の外周端シール部の角部において、未溶解の粉末の塊として所謂「ダマ」が残りにくく、均一に混合できるという利点を有するものである。
本発明において、外周端シール部8の内側のシール形状としては、図8に示すような角部にRを有する形状の他、充填包装する内容物等の種類によって全体が円弧状のシール形状とすることができる。
上記の外周端シール部8の内側の角部にRを有するシール形状することによって、本発明にかかる包装袋20においては、包装袋の外周端シール部の角部において、未溶解の粉末の塊として所謂「ダマ」が残りにくく、均一に混合できるという利点を有するものである。
次に、本発明にかかる包装袋を構成する材料について説明すると、まず、本発明にかかる積層体10を構成する基材フィルム2としては、本発明にかかる包装袋を構成する基本素材となるものであり、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有し、特に、耐熱性を有し、強度、剛性等に優れる樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
そして、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、耐熱性を有し、強度、剛性等に優れ、諸堅牢性を必要最低限に保持し得る厚さであればよく、約10μm〜50μm位が好ましく、約12μm〜25μm位がより好ましい。
そして、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、耐熱性を有し、強度、剛性等に優れ、諸堅牢性を必要最低限に保持し得る厚さであればよく、約10μm〜50μm位が好ましく、約12μm〜25μm位がより好ましい。
次に、本発明において、積層体10のイージーピール性フィルム4を構成する材料としては、凝集剥離タイプ、層間剥離タイプ、界面剥離タイプのいずれのイージーピール性(易開封性)タイプのヒートシール性樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的に、例えば、ポリプロピレンとポリスチレンのポリマーアロイ、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体系樹脂、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、酸変性ポリオレフィン系樹脂等からなるフィルムないしシ−トを使用することができる。
そのフィルムの厚さとしては、5μm〜200μm位が好ましく、5μm〜100μm位がより好ましい。
また、接着強度としては、0.1N/15mm〜30N/15mmの範囲にあることが好ましく、このことによって、シール条件(ヒ−トシ−ル温度、圧力、加熱加圧時間)を変えることによって、シール強度を容易に調整することができるという利点を有するものである。
上記において、例えば、図5に示す四方シール型包装袋にように、二枚のフィルムを向い合せて熱融着し形成する包装袋にあっては、材質の異なるイージーピール性フィルム4を使用して、シール強度を容易に調整することができる。
そのフィルムの厚さとしては、5μm〜200μm位が好ましく、5μm〜100μm位がより好ましい。
また、接着強度としては、0.1N/15mm〜30N/15mmの範囲にあることが好ましく、このことによって、シール条件(ヒ−トシ−ル温度、圧力、加熱加圧時間)を変えることによって、シール強度を容易に調整することができるという利点を有するものである。
上記において、例えば、図5に示す四方シール型包装袋にように、二枚のフィルムを向い合せて熱融着し形成する包装袋にあっては、材質の異なるイージーピール性フィルム4を使用して、シール強度を容易に調整することができる。
本発明において、遮光性、あるいは水蒸気、水、ガス等を透過しないバリア−性等を有する材料を使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であってもよい。具体的には、例えば、遮光性とバリア−性を有するアルミニウム箔またはその蒸着膜を有する樹脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガスバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5μm〜300μm位が好ましく、10μm〜100μm位がより好ましい。
更に、上記において、アルミニウム箔としては、5μm〜30μm位の厚さのもの、また、アルミニウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Å〜2000Å位のものを使用することができる。
また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。上記において、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムは、積層体あるいは包装袋になったときには、当該樹脂のフィルムは、耐熱性基材フィルムとして機能することもある。
更に、上記において、アルミニウム箔としては、5μm〜30μm位の厚さのもの、また、アルミニウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Å〜2000Å位のものを使用することができる。
また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。上記において、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムは、積層体あるいは包装袋になったときには、当該樹脂のフィルムは、耐熱性基材フィルムとして機能することもある。
ところで、本発明において、通常、種々の物品を充填包装する包装用袋としては、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれることから、当該包装用袋を構成する包装材料には、厳しい包装適性が要求され、耐ピンホ−ル性、変形防止強度、落下衝撃強度、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生性、その他等の種々の条件が要求され、このために、本発明においては、上記のような材料の他に、上記のような諸条件を充足するその他の材料を任意に組み合わせて使用することができる。
例えば、具体的に耐ピンホール性を付与する層の材料としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素系樹脂その他等の強靭な樹脂のフィルムないしシ−トを用いることができる。
そして、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシートの厚さとしては、強度、耐ピンホール性、耐突き刺し性、剛度、その他等について必要最低限に保持され得る厚さであれば良く、厚すぎると、コストが上昇するという欠点もあり、逆に、薄すぎると、強度、耐突き刺し性、剛度、その他等が低下して好ましくないものである。
そのフィルムの厚さとしては、5〜100μm位が好ましく、6〜50μm位がより好ましい。
例えば、具体的に耐ピンホール性を付与する層の材料としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素系樹脂その他等の強靭な樹脂のフィルムないしシ−トを用いることができる。
そして、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシートの厚さとしては、強度、耐ピンホール性、耐突き刺し性、剛度、その他等について必要最低限に保持され得る厚さであれば良く、厚すぎると、コストが上昇するという欠点もあり、逆に、薄すぎると、強度、耐突き刺し性、剛度、その他等が低下して好ましくないものである。
そのフィルムの厚さとしては、5〜100μm位が好ましく、6〜50μm位がより好ましい。
また、本発明において、具体的には、上記に挙げた各種の樹脂のフィルムないしシ−ト以外に、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。更に、本発明においては、フィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
次に、上記の本発明において、上記のような材料を使用し、包装袋を構成する積層体を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、種々の方法があるが、例えば、通常の包装材料をラミネ−トする方法、具体的には、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ共押し出し成形法、共押し出しラミネ−ション法、その他等で行うことができる。而して、本発明においては、上記の積層を行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用することができる。
本発明に係る多層押しチューブ型包装袋の構成材料については、基材層2として、例えば、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリプロピレンなどの単層ばかりでなく、これらとエチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ナイロンとの共押出し多層も使用することができる。
イージーピール性樹脂層4を構成する材料として、具体的に、例えば、ポリプロピレン樹脂とポリスチレン樹脂のポリマーアロイ、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂とのブレンド樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体系樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテン樹脂、ポリブテン樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂等からなる樹脂を使用することができる。
本発明に係る多層押しチューブ型包装袋の構成材料の製膜方法としては、上記の樹脂を
サーキュラダイスによる通常のインフレーション法(ブローチューブ)で製膜することができる。
その多層押しフィルムの厚さとしては、2層〜5層の総厚みを20μm〜200μm位が好ましく、50μm〜100μm位がより好ましい。
イージーピール性樹脂層4を構成する材料として、具体的に、例えば、ポリプロピレン樹脂とポリスチレン樹脂のポリマーアロイ、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂とのブレンド樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体系樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテン樹脂、ポリブテン樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂等からなる樹脂を使用することができる。
本発明に係る多層押しチューブ型包装袋の構成材料の製膜方法としては、上記の樹脂を
サーキュラダイスによる通常のインフレーション法(ブローチューブ)で製膜することができる。
その多層押しフィルムの厚さとしては、2層〜5層の総厚みを20μm〜200μm位が好ましく、50μm〜100μm位がより好ましい。
次に本発明において、包装袋の製袋方法について説明すると、上記のような材料を使用して製造した積層体を使用し、そのイージ−ピール性層4面同士を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、ピロ−シ−ル型、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして包装袋を製造し、更にその包装袋の所定の箇所に、当該包装袋を二室またはそれ以上に区画する区分シール部12を形成して、包装袋を製造するものである。その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も可能である。
中でも、ピロ−シ−ル型包装袋であることが、その使用に際し、例えば、合掌シール部18、22の部分を手に持って両側に引っ張ること等によって、区分シール部12の部分を剥離して、二室を連結させやすくすると共に、包装袋の両端を両手で掴んで振とうすることにより二室に収納されている粉体と液体の内容物14、16を密封したまま混合しやすいため好ましいものである。
中でも、ピロ−シ−ル型包装袋であることが、その使用に際し、例えば、合掌シール部18、22の部分を手に持って両側に引っ張ること等によって、区分シール部12の部分を剥離して、二室を連結させやすくすると共に、包装袋の両端を両手で掴んで振とうすることにより二室に収納されている粉体と液体の内容物14、16を密封したまま混合しやすいため好ましいものである。
上記において、包装袋を構成する際の外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする方法と、包装袋を二室またはそれ以上に区画する区分シール部12を設ける際のヒ−トシ−ルする方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル、その他等の方法で行うことができる。
そして、本発明において、包装袋を構成する際のヒ−トシ−ルする条件は、そのヒ−トシ−ル温度、圧力、加熱加圧時間等を調整することにより外周端シール部8と区分シール部12のシール強度に差をつけることもできる。
本発明におけるヒ−トシ−ル条件としては、区分シール部12のヒ−トシ−ルする条件を外周端シ−ル部のヒ−トシ−ルする条件より弱くする条件に限定されず、同程度であっても構わない。
そして、本発明において、包装袋を構成する際のヒ−トシ−ルする条件は、そのヒ−トシ−ル温度、圧力、加熱加圧時間等を調整することにより外周端シール部8と区分シール部12のシール強度に差をつけることもできる。
本発明におけるヒ−トシ−ル条件としては、区分シール部12のヒ−トシ−ルする条件を外周端シ−ル部のヒ−トシ−ルする条件より弱くする条件に限定されず、同程度であっても構わない。
上記の包装袋において、包装袋を構成する積層体の内面側に、イージ−ピール性層4を使用することによって、外周端シール部8、合掌シール部18、および区分シ−ル部12の領域毎に、シール条件を調整することによって、シール強度の大きさを容易にコントロールすることができる。
また、外周端シール部8のシール形状、及び区分シ−ル部12において、図7〜図12に示すようなのシール形状とすることによって、輸送や落下等の外部からの衝撃で外周端シール部8が剥離して、内容物が洩れることなく、使用前に区分シール部12が剥離して内容物が混合することなく使用に供することができる。
また、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より短く形成することによって、使用する際に区分シール部に内容物の圧力が加わって剥離するため、密封した状態で内容物を混合することができるものである。
そして、本発明において、上記の包装袋において、外周端シ−ル部のシ−ル強度と、区分シール部12のシ−ル強度とをどの程度に設定すればよいかは、包装材料の種類、包装形態、袋の寸法、内容物の充填量、区分シール部12の形状、および外箱の有無等の流通形態、また落下テスト、混合テスト等の物理的負荷について種々検討して決定することができる。
一般的なイージーピール性層を用いて得られる、安定的なシール強度の範囲0.1N/15mm〜30N/15mmであり、エラストマー成分を含有するイージーピール性層では0.1N/15mm〜80N/15mmであって、包装袋に求められる物理的、化学的性能に応じて選定したイージーピール性層の能力に従って、逆に輸送条件等に制限を加える場合もある。
また、外周端シール部8のシール形状、及び区分シ−ル部12において、図7〜図12に示すようなのシール形状とすることによって、輸送や落下等の外部からの衝撃で外周端シール部8が剥離して、内容物が洩れることなく、使用前に区分シール部12が剥離して内容物が混合することなく使用に供することができる。
また、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より短く形成することによって、使用する際に区分シール部に内容物の圧力が加わって剥離するため、密封した状態で内容物を混合することができるものである。
そして、本発明において、上記の包装袋において、外周端シ−ル部のシ−ル強度と、区分シール部12のシ−ル強度とをどの程度に設定すればよいかは、包装材料の種類、包装形態、袋の寸法、内容物の充填量、区分シール部12の形状、および外箱の有無等の流通形態、また落下テスト、混合テスト等の物理的負荷について種々検討して決定することができる。
一般的なイージーピール性層を用いて得られる、安定的なシール強度の範囲0.1N/15mm〜30N/15mmであり、エラストマー成分を含有するイージーピール性層では0.1N/15mm〜80N/15mmであって、包装袋に求められる物理的、化学的性能に応じて選定したイージーピール性層の能力に従って、逆に輸送条件等に制限を加える場合もある。
次に、本発明において、包装袋内に内容物を充填包装する方法について説明すると、包装袋を製造する際に、例えば、外周端シール部8の周辺部に未ヒ−トシ−ル部を設けて開口部を形成し、前記の包装袋の開口部から、例えば、広島焼き、もんじゃ焼き等のお好み焼きの類、たこ焼き、チヂミ、ホットケーキ、クレープ等の小麦粉を主体とする粉末、あるいは、歯科治療に用いる歯型を取るための印象材に使用するアルギン酸塩を主体とする原料粉末を一方の室に充填して、開口部、即ち当該充填口を密封して外周端シール部8を形成し、次に他方の室に水または水を主体とする液体を充填し、当該充填口をヒ−トシ−ルして外周端シール部8を形成して、本発明にかかる粉体と液体とを別々に密封する包装袋を製造することができる。
なお、本発明において、二室を構成するそれぞれの室に内容物を充填包装するに際しては、充填前に内容物を計量して充填包装しておけば、その使用に際しては、単に、区分シ−ル部12を剥離し、包装袋内で混合するだけで、そのまま包装袋を開封して混合した内容物を取り出して使用することができることから、混合用容器等の洗浄作業が不要となり、各成分の計量の誤差も防止できるという利点がある。
なお、本発明において、二室を構成するそれぞれの室に内容物を充填包装するに際しては、充填前に内容物を計量して充填包装しておけば、その使用に際しては、単に、区分シ−ル部12を剥離し、包装袋内で混合するだけで、そのまま包装袋を開封して混合した内容物を取り出して使用することができることから、混合用容器等の洗浄作業が不要となり、各成分の計量の誤差も防止できるという利点がある。
上記の本発明について以下に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
片面に酸化珪素蒸着膜を形成する厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと、厚さ15μmの延伸6−ナイロン樹脂フィルムと、厚さ50μmのイージ−ピール性フィルムとをポリウレタン系接着剤3.5g/m2 (乾燥状態)を介して貼り合わせて積層体10とした。上記のイージ−ピール性フィルムとしては、厚さ50μmのポリエチレン樹脂系フィルムを使用した。
次に、上記の積層体10を、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて折り返し、先ずその折り返し部を幅10mmで重ね合わせて直線状に熱融着(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間)することで合掌シール部18(接着強度、16N/15mm)を設けた。
しかる後、上記の積層体10の両側端を熱融着(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間秒間)することで、反対側面部の前記の合掌シ−ル18部に対向する位置に別の合掌シ−ル部18(接着強度、16N/15mm)を形成して筒状体に成形した。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて直線状にヒートシールして(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、160℃、圧力、98.1kPa、1秒間)区分シール部(接着強度、3N/15mm)を形成し、図3に示すような二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20を製造した。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、その一方の開口部から市販のお好み焼きの粉末(乾燥裂きイカ、桜海老、フリーズドライ製野菜、肉片等の乾燥食品)を100g、他方の開口部から醤油、食塩、調味料入りの調味液を160mlずつ充填し、しかる後、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして密封シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部を剥離することで2室を連結させた。上記の包装体30の内寸法において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法M、Lより短くすることにより、区分シールを手で剥離する際において、区分シール部をその両端まで剥離しても、密封シール部に応力がかかることが無かったため、内容物が洩れることなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離することができた。
しかる後、袋の両端を両手に持ち、左右に5回程度振ったところ、所謂ダマを発生することなく、お好み焼きの粉末と調味液とを均一に混合することができた。
しかる後、どちらか一方のシール部を上にして袋を持ち、袋の両側の合掌シール部を両手の指でつまみ、両方に引っ張って外周端シール部を10mm程度だけ開封して、その使用に供することができた。
上記において、本発明に係る実施例1の包装袋から内容物を取り出す場合、当該包装袋を構成する積層体の内面側にイージーピール性フィルムを使用しているため、鋏等で開封する必要なく、消費者が容易に必要な長さだけ調整して開封しやすく、内容物を取り出しやすく、衛生性にも優れるものであった。
なお、上記の実施例1の包装袋20に、上記で使用したお好み焼きの粉末(100g)の変わりに市販のホットケーキミックス(100g)と全卵粉末(5g)と全脂粉乳(10g)との混合粉末を、調味液(160ml)の替わりに水(120g)を包装袋20のそれぞれの室に充填して、上記と同様のシール条件にて、二つの開口部をシールして、袋を密封することにより混合用包装体30を製造した。その結果、実施例1と同様の効果が得られた。
片面に酸化珪素蒸着膜を形成する厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムと、厚さ15μmの延伸6−ナイロン樹脂フィルムと、厚さ50μmのイージ−ピール性フィルムとをポリウレタン系接着剤3.5g/m2 (乾燥状態)を介して貼り合わせて積層体10とした。上記のイージ−ピール性フィルムとしては、厚さ50μmのポリエチレン樹脂系フィルムを使用した。
次に、上記の積層体10を、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて折り返し、先ずその折り返し部を幅10mmで重ね合わせて直線状に熱融着(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間)することで合掌シール部18(接着強度、16N/15mm)を設けた。
しかる後、上記の積層体10の両側端を熱融着(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間秒間)することで、反対側面部の前記の合掌シ−ル18部に対向する位置に別の合掌シ−ル部18(接着強度、16N/15mm)を形成して筒状体に成形した。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて直線状にヒートシールして(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、160℃、圧力、98.1kPa、1秒間)区分シール部(接着強度、3N/15mm)を形成し、図3に示すような二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20を製造した。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、その一方の開口部から市販のお好み焼きの粉末(乾燥裂きイカ、桜海老、フリーズドライ製野菜、肉片等の乾燥食品)を100g、他方の開口部から醤油、食塩、調味料入りの調味液を160mlずつ充填し、しかる後、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして密封シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部を剥離することで2室を連結させた。上記の包装体30の内寸法において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法M、Lより短くすることにより、区分シールを手で剥離する際において、区分シール部をその両端まで剥離しても、密封シール部に応力がかかることが無かったため、内容物が洩れることなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離することができた。
しかる後、袋の両端を両手に持ち、左右に5回程度振ったところ、所謂ダマを発生することなく、お好み焼きの粉末と調味液とを均一に混合することができた。
しかる後、どちらか一方のシール部を上にして袋を持ち、袋の両側の合掌シール部を両手の指でつまみ、両方に引っ張って外周端シール部を10mm程度だけ開封して、その使用に供することができた。
上記において、本発明に係る実施例1の包装袋から内容物を取り出す場合、当該包装袋を構成する積層体の内面側にイージーピール性フィルムを使用しているため、鋏等で開封する必要なく、消費者が容易に必要な長さだけ調整して開封しやすく、内容物を取り出しやすく、衛生性にも優れるものであった。
なお、上記の実施例1の包装袋20に、上記で使用したお好み焼きの粉末(100g)の変わりに市販のホットケーキミックス(100g)と全卵粉末(5g)と全脂粉乳(10g)との混合粉末を、調味液(160ml)の替わりに水(120g)を包装袋20のそれぞれの室に充填して、上記と同様のシール条件にて、二つの開口部をシールして、袋を密封することにより混合用包装体30を製造した。その結果、実施例1と同様の効果が得られた。
(落下試験)
コンクリートの床上1mの高さより、底面を下にした状態で水平落下を10回を行い、破袋の有無を確認した。その結果、区分シール部12(弱シール)、外周端シ−ル部(強シール)、及び合掌シール部18において、内容物の漏洩は見られなかった。
このため、実施例1の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認された。
コンクリートの床上1mの高さより、底面を下にした状態で水平落下を10回を行い、破袋の有無を確認した。その結果、区分シール部12(弱シール)、外周端シ−ル部(強シール)、及び合掌シール部18において、内容物の漏洩は見られなかった。
このため、実施例1の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認された。
上記の実施例1において使用した積層体10を使用して、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて折り返し、その両側端の合掌シール部18領域にてヒートシール(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間秒間)することで直線状に強シール部(接着強度、16N/15mm)を形成し、筒状体に成形し、しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて直線状にヒートシールして(シール条件:シ−ル巾、10mm、シール温度、160℃、圧力、98.1kPa、1秒間)区分シール部(接着強度、3N/15mm)を形成し、図4に示すような二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20を製造した。
次に、上記の実施例1と同様に、その一方の開口部から市販のお好み焼きの粉末(乾燥裂きイカ、桜海老、フリーズドライ製野菜、肉片等の乾燥食品)を100g、他方の開口部から醤油、食塩、調味料入りの調味液を160mlずつ充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして外周縁シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより本発明に係る実施例2の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30は、実施例1と同寸法とし、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した混合用包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部(弱シール)を剥離させたところ、。区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法M、Lより短くすることにより、区分シールを手で剥離する際において、区分シール部をその両端まで剥離しても、密封シール部に応力がかかることが無かったため、内容物が洩れることなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離することができ、上記の実施例1と同様な効果を得た。
また、実施例1と同様に、粉体と液体を混合しやすく、包装袋から内容物を取り出す場合において、内容物を取り出しやすく、衛生性にも優れるものであった。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例2の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認された。
次に、上記の実施例1と同様に、その一方の開口部から市販のお好み焼きの粉末(乾燥裂きイカ、桜海老、フリーズドライ製野菜、肉片等の乾燥食品)を100g、他方の開口部から醤油、食塩、調味料入りの調味液を160mlずつ充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして外周縁シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより本発明に係る実施例2の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30は、実施例1と同寸法とし、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した混合用包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部(弱シール)を剥離させたところ、。区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが、前記の区分シール部と直交方向のいずれの内寸法M、Lより短くすることにより、区分シールを手で剥離する際において、区分シール部をその両端まで剥離しても、密封シール部に応力がかかることが無かったため、内容物が洩れることなく、容易に区分シール部のみを選択的に剥離することができ、上記の実施例1と同様な効果を得た。
また、実施例1と同様に、粉体と液体を混合しやすく、包装袋から内容物を取り出す場合において、内容物を取り出しやすく、衛生性にも優れるものであった。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例2の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認された。
上記の実施例1において使用した積層体10を使用して、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて折り返し、実施例1と同様のシール条件にて、その折り返し部を幅10mmで重ね合わせて強シール部し、合掌シール部18を両面に設けて筒状体に成形した。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて一方の室に突き出した形状
にヒートシールして(シール条件:シ−ル巾、5mm、シール温度、160℃、圧力、196.2kPa、1秒間)区分シール部(接着強度、10N/15mm)を形成し、図6に示すような二つの開口部を有する二室に区分した本発明に係る実施例3の包装袋20を製造した。
次に、上記の実施例1と同様の粉体と液体の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部を実施例1と同様のシール条件で直線形状にシ−ルして強シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより本発明に係る実施例3の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30は、実施例1と同寸法とし、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した混合用包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部(弱シール)の突起部分より剥離させたところ、実施例1より更に容易に区分シールを手で剥離することができ、内容物を漏洩させることなく、区分シール部のみを選択的に剥離することができた。このため、実施例3の包装袋は、実施例1と比べて区分シール部全体のシール強度を大きくしても、区分シール部に突起部分を設けることによって、手で剥離する場合において、突起部分に集中して力が入りやすく、容易に区分シール部を剥離することができる。このため、実施例1で得られた効果に加えて、内容物によって、あるいは包装袋のサイズを大型化する場合、区分シール部のシール強度を上げて製袋ができる点でも有用なものであった。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例3の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認できた。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて一方の室に突き出した形状
にヒートシールして(シール条件:シ−ル巾、5mm、シール温度、160℃、圧力、196.2kPa、1秒間)区分シール部(接着強度、10N/15mm)を形成し、図6に示すような二つの開口部を有する二室に区分した本発明に係る実施例3の包装袋20を製造した。
次に、上記の実施例1と同様の粉体と液体の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部を実施例1と同様のシール条件で直線形状にシ−ルして強シ−ル部(接着強度、6N/15mm)を形成して、袋を密封することにより本発明に係る実施例3の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30は、実施例1と同寸法とし、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとした。
上記で製造した混合用包装体30の合掌シール部の中央付近を指先でつまんで引張って区分シール部(弱シール)の突起部分より剥離させたところ、実施例1より更に容易に区分シールを手で剥離することができ、内容物を漏洩させることなく、区分シール部のみを選択的に剥離することができた。このため、実施例3の包装袋は、実施例1と比べて区分シール部全体のシール強度を大きくしても、区分シール部に突起部分を設けることによって、手で剥離する場合において、突起部分に集中して力が入りやすく、容易に区分シール部を剥離することができる。このため、実施例1で得られた効果に加えて、内容物によって、あるいは包装袋のサイズを大型化する場合、区分シール部のシール強度を上げて製袋ができる点でも有用なものであった。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例3の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認できた。
上記の実施例1において使用した積層体10を使用して、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて折り返し、実施例1と同様のシール条件にて、その折り返し部を幅10mmで重ね合わせて熱融着し、合掌シール部18を両面に設けて筒状体に成形した。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて直線状に実施例1と同様のヒートシールしてを形成し、図8に示すような二つの開口部を有する二室に区分した本発明に係る実施例3の包装袋20を製造した。
次に、上記の実施例1と同様の粉体と液体の内容物を充填し、しかる後、包装袋20の二つの開口部を実施例1と同様のシール条件で角部にRを有する形状にてシ−ルして強シ−ル部を形成して、袋を密封することにより、本発明に係る実施例3の混合用包装体30を製造した。
その結果、実施例1で得られた効果に加えて、粉体と液体とを混合する場合において、未溶解の粉体が残らず、均一に混合することが可能な粉体と液体との混合に優れるものであった。
なお、実施例4の包装袋について、前記の外周端部の内側のシール形状が、図9に示すような全体に円弧状のパターンシール部32を形成した場合について包装袋を製袋した結果、実施例4と同様の効果が得られた。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例4の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認できた。
しかる後、筒状体の中央における区分シール部12領域にて直線状に実施例1と同様のヒートシールしてを形成し、図8に示すような二つの開口部を有する二室に区分した本発明に係る実施例3の包装袋20を製造した。
次に、上記の実施例1と同様の粉体と液体の内容物を充填し、しかる後、包装袋20の二つの開口部を実施例1と同様のシール条件で角部にRを有する形状にてシ−ルして強シ−ル部を形成して、袋を密封することにより、本発明に係る実施例3の混合用包装体30を製造した。
その結果、実施例1で得られた効果に加えて、粉体と液体とを混合する場合において、未溶解の粉体が残らず、均一に混合することが可能な粉体と液体との混合に優れるものであった。
なお、実施例4の包装袋について、前記の外周端部の内側のシール形状が、図9に示すような全体に円弧状のパターンシール部32を形成した場合について包装袋を製袋した結果、実施例4と同様の効果が得られた。
更に、上記の実施例1に記載したのと同一の条件下で落下テストを行なった結果、この場合でも実施例1と同様に破袋は確認されなかった。このため、実施例4の包装体は、流通に耐えられるシール強度があることが確認できた。
上記の実施例1において使用した積層体10を使用して、そのイージ−ピール性フィルム面同士を対向させて重ね合わせ、実施例1の包装袋を構成する外縁の対向する辺の二方をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、2秒間のシール条件でシ−ル各辺を直線状に熱融着して外周縁シール部(接着強度、16N/15mm)を形成して空袋を形成し、更に、当該空袋の中央部分をシ−ル巾、10mm、シール温度、160℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線状にシ−ルして区分シール部(接着強度、4N/15mm)を形成して、二つの開口部を有する二室に区画した包装袋を製造した。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、実施例1と同様の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして外周端シ−ル部(接着強度、8N/15mm)を形成して、袋を密封することにより図5に示すような実施例5の粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとなるように製袋した。
その結果、実施例5の包装体30は、実施例1で得られた効果と比べて、区分シール部を手で剥離する場合において、合掌シール部がないので手で摘みにくいこと以外は、実施例1と同様の効果を得ることができた。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、実施例1と同様の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、180℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして外周端シ−ル部(接着強度、8N/15mm)を形成して、袋を密封することにより図5に示すような実施例5の粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとなるように製袋した。
その結果、実施例5の包装体30は、実施例1で得られた効果と比べて、区分シール部を手で剥離する場合において、合掌シール部がないので手で摘みにくいこと以外は、実施例1と同様の効果を得ることができた。
ポリアミド樹脂層25μm、接着層5μm、ポリエチレン系イージーピール性樹脂層30μmを多層共押しして総厚み、60μmのチューブを製造した。
その中央部分をシ−ル巾、10mm、シール温度、150℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線状にシ−ルして区分シール部(接着強度、4N/15mm)を形成して、二つの開口部を有する二室に区画した包装袋を製造した。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、実施例1と同様の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、170℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして密封シ−ル部(接着強度、8N/15mm)を形成して、袋を密封することにより図6に示すような実施例6の粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとなるように製袋した。
その結果、実施例6の包装体30は、実施例1で得られた効果と比べて、区分シール部を手で剥離する場合において、合掌シール部がないので手で摘みにくいこと以外は、実施例1と同様の効果を得ることができた。
その中央部分をシ−ル巾、10mm、シール温度、150℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線状にシ−ルして区分シール部(接着強度、4N/15mm)を形成して、二つの開口部を有する二室に区画した包装袋を製造した。
次に、上記で製造した二つの開口部を有する二室に区分した包装袋20のそれぞれの室に、実施例1と同様の内容物を充填し、包装袋20の二つの開口部をシ−ル巾、10mm、シール温度、170℃、圧力、98.1kPa、1秒間のシール条件で直線形状にシ−ルして密封シ−ル部(接着強度、8N/15mm)を形成して、袋を密封することにより図6に示すような実施例6の粉体と液体の混合用包装体30を製造した。
なお、上記で得られた包装体30において、区分シール部12と平行方向の二室の内寸法Lが110mm、前記の区分シール部と直交方向の内寸法M、Nがそれぞれ150mmとなるように製袋した。
その結果、実施例6の包装体30は、実施例1で得られた効果と比べて、区分シール部を手で剥離する場合において、合掌シール部がないので手で摘みにくいこと以外は、実施例1と同様の効果を得ることができた。
2 基材層
4 イージーピール性層
6 中間層
8 外周端シール部
10 積層体
12 区分シール部
14 内容物(粉体)
16 内容物(液体)
18 合掌シール部
20 包装袋
24、26 室(収納部)
28 突起部
30 包装体
32 パターンシール部
4 イージーピール性層
6 中間層
8 外周端シール部
10 積層体
12 区分シール部
14 内容物(粉体)
16 内容物(液体)
18 合掌シール部
20 包装袋
24、26 室(収納部)
28 突起部
30 包装体
32 パターンシール部
Claims (7)
- 包装袋を構成する積層体が、外側から内側に向かって、基材層と、イージーピール性層とを順次積層した積層体を使用して構成され、
かつ外周端部の周辺部を熱融着により密封する粉体を収納する室と、外周端部を熱融着により密封する液体を収納する室と、熱融着により前記の2室を区分する区分シール部とから構成され、
かつ、前記の区分シール部が、剥離容易なシール形状であり、
かつ、前記の区分シール部の内寸法が、前記の区分シール部と直交する2室のいずれの内寸法より短く形成され、
かつ、前記の区分シール部を剥離することにより粉体と液体とを混合し得ることを特徴とする包装袋。 - 前記の区分シール部が、一方の室に突き出した形状であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記の室において、前記の外周端部の内側のシール形状が、角部にRを有する形状であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の包装袋。
- 前記の包装袋が、前記の区分シール部と直交する方向に合掌シール部を有するピロー型包装袋であり、
かつ前記の合掌シ−ル部を片面に設けるか、または、前記の合掌シ−ル部を設ける側面と反対側面部の前記の合掌シ−ル部に対向する位置に別の合掌シ−ル部を設けて前記の合掌シ−ル部を両面に設ける構成からなり、
かつ前記の合掌シ−ル部を起き上げて前記の区分シール部を剥離するための摘み片としうることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋。 - 前記の包装袋が、多層押し出しチューブ型の包装袋であり、
かつ、前記の多層押し出しチューブの両端部を熱融着し、前記の区分シール部により2室に区分して構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋。 - 前記の粉体が、小麦粉を主体とする混合物であり、前記の液体が、水または水を主体とする調味用液体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋。
- 前記の粉体が、アルギン酸塩を主体とする原料粉末であり、かつ、前記の液体が水または水を主体とする液体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋。
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