JP2005299345A - 押出成形セメント板目地のシール構造及びそれに用いる押出成形セメント板用水切材、並びに押出成形セメント板を用いた外壁無足場工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】横目地を通る屋外側から屋内側への水の浸入を阻止する押出成形セメント板目地のシール構造であって、上下の押出成形セメント板1a,1bの間で屋外側と屋内側に延在する水平部51と、水平部51の屋内側で起立する垂直部53と、水平部51の屋外側で垂下する垂下部59と、垂下部59の下端に形成された狭窄部61と、水平部51の下面から垂下された水返部67とからなる水切材100を横目地に配設し、上側の押出成形セメント板1aを硬質パッキン71を介して水平支持片45aに支持し、上側の押出成形セメント板1aの背面と垂直部53とに横ガスケット75を挟持させ、水平支持片45aの下面と下側の押出成形セメント板1aとの間にパッキン材を挟持させた。
【選択図】図1
Description
これに対し、目地部に二次的に防水性を付与することも行われているが、二次シール工法では、パネル目地間のガスケット等により、雨水が躯体側へ浸入するのを防いでいるため、多量のガスケット等が必要であり、施工コストが増大した。
また、PC板やカーテンウォール等では、シーリング材を使用しない等圧工法も採用されている。ところが、押出成形セメント板は、薄手で高強度なため、60mm厚の標準パネルで壁体としての性能を十分に有している。一方、厚みが60mmでは、目地部に等圧工法を用いることはできない。このことから、等圧工法を行うために押出成形セメント板を100mm以上の厚みとすれば、軽量・高強度で施工性が良い押出成形セメント板の長所を生かすことができなくなった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、シーリング材を横目地に充填することなく、水の浸入を阻止することができる押出成形セメント板目地のシール構造及びそれに用いる押出成形セメント板用水切材を得、もって、施工コストの低減を図ることにある。また、その第2の目的は、押出成形セメント板を無足場で張り付け施工できる押出成形セメント板を用いた外壁無足場工法を得、もって、隣地との間隔が狭い場合であっても、低コストでの施工を可能にすることにある。
図1は本発明に係るシール構造の斜視図、図2は図1に示したシール構造の縦断面図、図3は最下部のシール構造の縦断面図、図4は図1に示したシール構造の横断面図である。
本実施の形態による押出成形セメント板用水切材(以下、単に「水切材」と称す。)100は、縦張りの押出成形セメント板1に用いられる。縦張り工法では、両端面に開口する複数の中空穴2が並設された押出成形セメント板1を、中空穴2が上下に延在する向きで建物躯体に取付ける。上下で隣接する押出成形セメント板1a、1bの間には横目地41(図2参照)が形成され、左右で隣接する押出成形セメント板1b、1cには縦目地43が形成される。このうち、水切材100は、横目地41に配置される。
押出成形セメント板目地のシール構造は、上側の押出成形セメント板1aの下端面69の一部分が、水平支持片45aに載置された水平部51に硬質パッキン71を介して支持されている。上側の押出成形セメント板1aは、下端面69の厚み方向の屋内側一部が硬質パッキン71に支持されることで、中空穴2の下端を横目地41内で開口させている。したがって、中空穴2を落下した水は、水平部51に受け止められ、水平部51に形成された傾斜面51aによって屋外側47へ排水される。
すなわち、まず、下側の押出成形セメント板1bを建物躯体に取付けたなら、水平支持片45aの上面に水切材100の水平部51を載置する。この際、同時に水返部67を下側の押出成形セメント板1bの中空部隔壁63に形成された切欠65に挿入する。
Claims (4)
- 上下に貫通する中空部を有した押出成形セメント板が横目地を介して上下に建物躯体に張り付けられ、前記建物躯体に固定された山形鋼材の前記横目地に挿入される水平支持片によって上側の押出成形セメント板の下端面の一部分が支持される押出成形セメント板の張り付け構造において、前記横目地を通る屋外側から屋内側への水の浸入を阻止する押出成形セメント板目地のシール構造であって、
前記水平支持片の上面に載置され上下の押出成形セメント板の間で屋外側と屋内側に延在する水平部と、該水平部の屋内側で起立して前記山形鋼材の垂直片に当接する垂直部と、前記水平部の屋外側で下方の押出成形セメント板の外面に間隙を有して垂下する垂下部と、該垂下部の下端に形成され前記間隔を縮小させる方向に折曲された狭窄部と、前記水平部の下面から垂下され下側の押出成形セメント板の中空部隔壁に形成された切欠に挿入される水返部とからなる水切材が前記横目地に配設され、
前記上側の押出成形セメント板の下端面の一部分が、前記水平支持片に載置された水平部に硬質パッキンを介して支持され、
前記上側の押出成形セメント板の背面と前記垂直部とに横ガスケットが挟持され、
前記水平支持片の下面と下側の押出成形セメント板との間にパッキン材が挟持されたことを特徴とする押出成形セメント板目地のシール構造。 - 前記横目地を介して上下に隣接する押出成形セメント板が縦目地を介して左右に隣接して前記建物躯体に張り付けられ、
前記左右に隣接する押出成形セメント板の間に縦ガスケットが挟持され、
前記縦目地を横断して延在する前記横ガスケットと、該横ガスケットに交差した前記縦ガスケットとの間がシーリング材によってシールされたことを特徴とする請求項1記載の押出成形セメント板目地のシール構造。 - 上下に貫通する中空部を有した押出成形セメント板が横目地を介して上下に建物躯体に張り付けられ、前記建物躯体に固定された山形鋼材の前記横目地に挿入される水平支持片によって上側の押出成形セメント板の下端面の一部分が支持される押出成形セメント板の張り付け構造において、前記横目地を通る屋外側から屋内側への水の浸入を阻止する押出成形セメント板用水切材であって、
前記水平支持片の上面に載置され上下の押出成形セメント板の間で屋外側と屋内側に延在する水平部と、該水平部の屋内側で起立して前記山形鋼材の垂直片に当接する垂直部と、前記水平部の屋外側で下方の押出成形セメント板の外面に間隙を有して垂下する垂下部と、該垂下部の下端に形成され前記間隔を縮小させる方向に折曲された狭窄部と、前記水平部の下面から垂下され下側の押出成形セメント板の中空部隔壁に形成された切欠に挿入される水返部とからなることを特徴とする押出成形セメント板用水切材。 - 上下に貫通する中空部を有した押出成形セメント板を、横目地を介して上下に建物躯体に張り付け、前記建物躯体に固定された山形鋼材の前記横目地に挿入される水平支持片によって上側の押出成形セメント板の下端面の一部分を支持し、前記横目地に水切材を配設して前記横目地を通る屋外側から屋内側への水の浸入を阻止する押出成形セメント板を用いた外壁無足場工法であって、
前記水平支持片の上面に載置され上下の押出成形セメント板の間で屋外側と屋内側に延在する水平部と、該水平部の屋内側で起立して前記山形鋼材の垂直片に当接する垂直部と、前記水平部の屋外側で下方の押出成形セメント板の外面に間隙を有して垂下する垂下部と、該垂下部の下端に形成され前記間隔を縮小させる方向に折曲された狭窄部と、前記水平部の下面から垂下され下側の押出成形セメント板の中空部隔壁に形成された切欠に挿入される水返部とで前記水切材を形成し、
下側の押出成形セメント板を建物躯体に取付け、
前記水平支持片の上面に前記水切材の水平部を載置するとともに前記水返部を下側の押出成形セメント板の中空部隔壁に形成された切欠に挿入し、
前記水平部の上面に硬質パッキンを介して前記上側の押出成形セメント板の下端面の一部分を支持し、
前記上側の押出成形セメント板の背面と前記垂直部とに横ガスケットを挟持し、
前記水平支持片の下面と下側の押出成形セメント板との間にパッキン材を挟持することを特徴とする押出成形セメント板を用いた外壁無足場工法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009150147A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nozawa Corp | 縦張り押出成形セメント板の等圧目地構造 |
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2004
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