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JP2005294799A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

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JP2005294799A JP2004324081A JP2004324081A JP2005294799A JP 2005294799 A JP2005294799 A JP 2005294799A JP 2004324081 A JP2004324081 A JP 2004324081A JP 2004324081 A JP2004324081 A JP 2004324081A JP 2005294799 A JP2005294799 A JP 2005294799A
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insulating film
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silicon
forming
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JP2004324081A
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Tomonori Aoyama
知憲 青山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 NMOSFETおよびPMOSFETの両方の閾値電圧が最適となるようにし、併せて大きな反転容量を確保することのできる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 シリコン基板1の素子領域の周囲には素子分離絶縁膜2が形成されている。また、素子領域内には、N型拡散層領域6、P型拡散層領域7、P型エクステンション領域18、N型エクステンション領域19、P型ソース・ドレイン領域23、N型ソース・ドレイン領域24およびニッケルシリサイド膜25が形成されている。ゲート絶縁膜は、シリコン酸化膜8およびハフニウム珪酸窒化膜9からなる。また、N型ゲート電極は、N型シリコン膜10aおよびニッケルシリサイド膜28からなり、P型ゲート電極はニッケルシリサイド膜28からなる。各ゲート電極の側壁には、ハフニウム珪酸窒化膜9が形成されていない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、より詳しくは、シリコン基板上にNMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、半導体集積回路装置における高集積化が大きく進展しており、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型半導体装置ではトランジスタ等の素子の微細化、高性能化が図られている。特に、MOS構造を構成する要素の一つであるゲート絶縁膜に関しては、上記トランジスタの微細化、高速動作および低電圧化に対応すべく薄膜化が急速に進んでいる。
ゲート絶縁膜を構成する材料としては、従来よりシリコン酸化膜(SiO膜)やシリコン酸窒化膜(SiON膜)などが用いられてきた。しかしながら、これらの材料を用いた場合には、薄膜化に伴いリーク電流が増大するという問題があった。
一方、サブ0.1μm世代のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)では、ゲート絶縁膜に対して、シリコン酸化膜換算膜厚で1.5nm以下の性能が必要とされる。このため、金属酸化膜または金属珪酸化膜(金属シリケート膜)などの比誘電率の大きい材料をゲート絶縁膜として用い、膜厚を大きくすることによってリーク電流を抑制することが提案されている。
以下に、高誘電率絶縁膜をゲート絶縁膜として用い、従来法により半導体装置を製造する場合について説明する。
まず、図30(a)に示すように、シリコン基板301の所定の領域にシリコン酸化膜を埋め込み、STI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離領域302および犠牲酸化膜303を形成する。
次に、図30(b)に示すように、レジスト304をマスクとして、シリコン基板301にP(リン)をイオン注入する。Pの注入は、拡散層の形成およびトランジスタの閾値電圧の調整を目的としており、複数回に渡って行われる。Pを注入した後はレジスト304を剥離し、さらに、同様の方法で、レジスト(図示せず)をマスクとしてB(ボロン)を注入する。レジストを剥離した後に熱処理を行い、不純物を拡散させることによって、N型拡散層306およびP型拡散層307を形成する(図30(c))。
拡散層を形成した後は、NHF水溶液を用いて犠牲酸化膜303を除去する。その後、薄いシリコン酸化膜308をシリコン基板301の表面に形成し、さらに高誘電率絶縁膜としてハフニウム珪酸窒化膜309を形成する(図31(a))。具体的には、シリコン酸化膜308の上にハフニウム珪酸化膜を形成した後、NH雰囲気中またはNプラズマ雰囲気中で熱処理することによってハフニウム珪酸窒化膜309とすることができる。
次に、図31(b)に示すように、アモルファスシリコン膜3010をCVD(Chemical Vapor Deposition)法で成膜した後、N型ゲート電極を形成するために、レジスト3011をマスクとしてPをイオン注入する。尚、アモルファスシリコン膜3010の代わりに多結晶シリコン膜を成膜してもよい。
レジスト3011を剥離した後、同様の方法によって、P型電極を形成するためにアモルファスシリコン膜3010にイオン注入する。マスクとして用いたレジスト(図示せず)を剥離した後、全面にシリコン酸化膜3013を形成してから、レジスト3014をマスクとしてシリコン酸化膜3013を加工する(図31(c))。図31(c)において、3010aはN型アモルファスシリコン膜であり、3010bはP型アモルファスシリコン膜である。
次に、図32(a)に示すように、レジスト3014を剥離した後に、N型アモルファスシリコン膜3010aおよびP型アモルファスシリコン膜3010bを加工してゲート電極とする。その後、シリコン酸化膜3013をハードマスクとして、ゲート電極下部のみにゲート絶縁膜が残るように、ハフニウム珪酸窒化膜309およびシリコン酸化膜308をエッチングする(図32(b))。尚、シリコン酸化膜3013はエッチングによって消失する。
次に、酸素濃度が0.05%〜1%の雰囲気中において、900℃〜1,000℃の温度でゲート電極3010a,3010bの側壁をわずかに酸化した後、CVD法によってシリコン酸化膜3015を全面に堆積する(図32(c))。
次に、レジスト3016およびゲート電極3010bをマスクとして、N型拡散層306にBをイオン注入する(図33(a))。同様にして、P型拡散層307にもPをイオン注入する。これにより、P型エクステンション領域3018およびN型エクステンション領域3019が形成される(図33(b))。
次に、図33(c)に示すように、シリコン窒化膜3020をCVD法で全面に形成する。この後、反応性イオンエッチングによって、ゲート電極3010a,3010bの側壁部を残してシリコン酸化膜3015およびシリコン窒化膜3020を除去する。
次に、図34(a)に示すように、レジスト3021および側壁の形成されたゲート電極(3010b,3015,3020)をマスクとして、N型拡散層306にBをイオン注入する。レジスト3021を剥離した後、同様の方法でP型拡散層307にPをイオン注入する。その後、900℃〜1,100℃の温度で熱処理を行い、不純物を活性化することによって、P型ソース・ドレイン拡散層3023およびN型ソース・ドレイン拡散層3024を形成する(図34(b))。
次に、全面にニッケル膜(図示せず)およびチタンナイトライド膜(図示せず)を成膜した後、熱処理を行う。その後、チタンナイトライド膜および未反応のニッケル膜をエッチング除去して、ソース・ドレイン拡散層3022,3023およびシリコンゲート電極3010a,3010bの上にのみ選択的にニッケルシリサイド膜3025を形成する(図34(c))。
次に、層間絶縁膜3029を形成した後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化する(図35)。その後、コンタクトおよび配線等の形成を行う。
しかしながら、上記の方法で形成したトランジスタの特性を評価すると、NMOSFET(N−channel Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)では、閾値電圧が適正な値を取るのに対し、PMOSFET(P−channnel Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)では、閾値電圧が大きく負側にシフトしてしまう。さらに、PMOSFETでは、反転側の容量がNMOSFETに比べて小さくなる。このため、所望のドレイン電流を確保できなくなるという問題が生じる(例えば、非特許文献1参照。)。
そこで、閾値電圧のシフトを抑制し且つ大きな反転容量を得るために、シリコンに代わって金属をゲート電極に用いる検討が行われている。この場合の金属とは、金属、金属窒化物または金属珪化物等を言う。金属をゲート電極に用いると、仕事関数により閾値電圧が変化する。このため、仕事関数が最適な金属を用いることによって、閾値電圧を制御できるというメリットがある。また、シリコン電極に比較して電極の空乏化が起こりにくいため、大きな反転容量を確保できるというメリットもある。
しかし、金属電極はシリコン電極に比較して耐熱性に乏しいことから、上述の工程でトランジスタを形成することは困難である。すなわち、ゲート電極形成後にソース・ドレイン拡散層を形成する方法では、不純物の活性化に1,000℃程度での高温の加熱処理が必要である。金属電極を用いた場合にこのような熱工程を経ると、金属電極の形状の変化やゲート絶縁膜への不純物拡散等が起こる。そこで、金属電極を用いる場合は、ゲート電極形成前にソース・ドレイン拡散層を形成する方法が提案されている(例えば、非特許文献2および3参照。)。
以下に、この方法について説明する。尚、簡単のため、NMOSFETおよびPMOSFETのゲート電極に対して同じ種類の金属膜を用いる場合を例にとる。
まず、図30(a)〜(c)と同様にして、シリコン基板1に素子分離領域402および犠牲酸化膜403を形成した後、シリコン基板401にP(リン)およびB(ボロン)を順に注入し、熱処理を行ってN型拡散層406およびP型拡散層407を形成する。次に、犠牲酸化膜403の上にアモルファスシリコン膜4010をCVD法によって形成し、図36(a)に示す構造とする。尚、アモルファスシリコン膜4010の代わりに多結晶シリコン膜を成膜してもよい。
次に、全面にシリコン酸化膜4013を形成した後、レジスト4014をマスクとしてシリコン酸化膜4013を加工する(図36(b))。さらに、レジスト4014を剥離した後、シリコン酸化膜4013をハードマスクとしてアモルファスシリコン膜4010を加工し、ゲート電極とする(図36(c))。
次に、酸素濃度が0.05%〜1%の雰囲気中において、900℃〜1,000℃の温度でゲート電極10の側壁をわずかに酸化した後、CVD法によってシリコン酸化膜4015を全面に堆積する。その後、レジスト(図示せず)およびゲート電極4010をマスクとして、N型拡散層406にBを、P型拡散層407にPをそれぞれイオン注入し、P型のエクステンション領域4018およびN型のエクステンション領域4019を形成する(図37(a))。
次に、CVD法を用いてシリコン窒化膜4020を全面に形成した後、反応性イオンエッチングによって、ゲート電極4010の側壁部を残してシリコン酸化膜4015およびシリコン窒化膜4020を除去する。その後、レジスト4021および側壁の形成されたゲート電極(4010,4013,4015,4020)をマスクとして、N型拡散層406にBをイオン注入する(図37(b))。
レジスト4021を剥離した後、同様の方法でP型拡散層407にもPをイオン注入する。その後、900℃〜1,100℃の温度で熱処理を行うことによって不純物を活性化させて、P型ソース・ドレイン拡散層4023およびN型ソース・ドレイン拡散層4024を形成する(図37(c))。
次に、希フッ酸またはNHF水溶液を用いてゲート電極4010の下部以外の犠牲酸化膜403を除去した後、全面にニッケル膜およびチタンナイトライド膜を成膜して、熱処理を行う。その後、チタンナイトライド膜および未反応のニッケル膜をエッチング除去することによって、ソース・ドレイン拡散層4023,4024上にのみ選択的にニッケルシリサイド膜4025を形成する(図38(a))。
次に、層間絶縁膜4026をCVD法または塗布法によって形成した後、CMP法によりアモルファスシリコン膜4010が露出するまで研磨する。その後、露出したアモルファスシリコン膜4010を反応性イオンエッチングによって除去する(図38(b))。
次に、露出した犠牲酸化膜403を除去した後、薄いシリコン酸化膜408をシリコン基板401の表面に形成し、さらに高誘電率絶縁膜としてハフニウム珪酸化膜409を全面に形成する(図38(c))。
その後、チタンナイトライド膜4030およびタングステン膜4031を堆積し、ゲート電極4010部以外の層間絶縁膜4026上のタングステン膜4031およびチタンナイトライド膜4030をCMP法によって除去し、さらに層間絶縁膜4026上のハフニウム珪酸化膜409を除去した後に層間絶縁膜4029を堆積して平坦化する(図39)。その後、コンタクト、配線等の形成を行う。
しかし、1種類の金属膜をNMOSFETとPMOSFETの両方のゲート電極に使用した場合、どちらかの閾値電圧が適正値よりも外れてしまう。例えば、上記のように、シリコンのバンドギャップの中心付近にフェルミ準位があるチタンナイトライド膜を高誘電率ゲート絶縁膜の電極に用いると、PMOSFETでは適正な閾値電圧に近づくのに対し、NMOSFETではシリコン電極を用いた場合よりも正側に閾値電圧がシフトしてしまうという問題がある(図29(b))。この問題はチタンナイトライド膜を高誘電率ゲート絶縁膜のゲート電極に用いた場合のみでなく、ニッケルシリサイドやコバルトシリサイド等、チタンナイトライド同様にシリコンのバンドギャップの中心付近にフェルミ準位がある材料をNMOSFETの電極に用いた場合にも生じる。尚、シリコン酸化膜をゲート絶縁膜とし、ニッケルシリサイドをゲート電極とする場合にはこうした問題は生じないことから(例えば、非特許文献4および5参照。)、高誘電率絶縁膜をゲート絶縁膜として用いる場合にのみ生じる問題と考えられる。
これに対して、最近、NMOSFETとPMOSFETに対して、仕事関数がそれぞれ異なる金属ゲート電極を用いる試みがなされている(例えば、特許文献1〜3参照。)。この場合、適正な閾値電圧と大きな反転容量とが期待できる。しかし、NMOSFETおよびPMOSFETの金属ゲート電極を別々に形成するため、製造工程が増加し、コストの上昇を招くという問題がある。また、上記に述べた方法では、ゲート絶縁膜を形成する前にソース・ドレイン拡散層4023,4024上にニッケルシリサイド4025を形成しているが、ニッケルシリサイドの凝集耐性の観点から、ゲート絶縁膜の形成時に600℃以上の熱をかけることができないという問題がある。このため、ゲート絶縁膜の熱工程は600℃以下の温度で行わなければならないという制約があり、ゲート絶縁膜の膜質を向上させることが困難となる。
こうした問題を回避するために、犠牲酸化膜403の代わりに、予め高誘電率のゲート絶縁膜等を形成しておくことも考えられる。この場合、ゲート絶縁膜の形成時に十分な熱処理を行うことができるが、ダミーゲート電極となるシリコン電極4010をエッチング除去する際にゲート絶縁膜に損傷(ダメージ)が与えられる他、ゲート絶縁膜も一緒にエッチング除去されてしまうという問題がある。
ティー・アオヤマ(T.Aoyama)ら、ゲート絶縁膜国際研究会(International Worhshop on Gate Insulator)、2003年、p.174 エイ・チャタジー(A.Chatterjee)ら、国際電子素子会議(International Electron Devices Meeting,IEDM)、1997年、p.821 エイ・ヤギシタ(A.Yagishita)ら、国際電子素子会議(International Electron Devices Meeting,IEDM)、1998年、p.785 ダブリュー・ピー・マスザラ(W.P.Maszara)ら、国際電子素子会議(International Electron Devices Meeting,IEDM)、2002年、p.367 ゼット・クリヴォカピック(Z.Krivokapic)ら、国際電子素子会議(International Electron Devices Meeting,IEDM)、2002年、p.271 特開2000−252371号公報 特開2003−258121号公報 特開2003−45995号公報
以上をまとめると次のようになる。
高誘電率絶縁膜をゲート絶縁膜として用いる場合、シリコン電極では、PMOSFETの閾値電圧が大きく負側にシフトするとともに反転容量が小さくなるという問題がある。
この問題を解決するために金属電極を用いる方法では、大きな反転容量が確保できるというメリットがあるものの、NMOSFETおよびPMOSFETのそれぞれに仕事関数が最適な金属電極を別個の工程で形成することが必要となる。このため、工程数が増え、コストの上昇につながるという問題が新たに生じる。また、金属電極の耐熱性を考えると、ゲート電極の形成前にソース・ドレイン拡散層を形成しなければならない。しかしながら、ソース・ドレイン拡散層の表面に形成するシリサイドの耐熱性が低いために、ゲート絶縁膜の形成時に高温で加熱処理を行うことができず、ゲート絶縁膜の膜質向上を図ることが困難になるという問題もある。
さらに、こうした問題を回避するために、ソース・ドレイン拡散層やソース・ドレイン拡散層上のシリサイドを形成する前にゲート絶縁膜を形成する方法では、ダミーゲート電極となるシリコン電極のエッチング除去時にゲート絶縁膜にダメージが加わるという問題がある。この場合、ゲート絶縁膜自身がエッチングされてしまうおそれもある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。即ち、本発明の目的は、NMOSFETおよびPMOSFETの両方の閾値電圧が最適となるようにし、併せて大きな反転容量を確保することのできるゲート電極構造を有する半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明は、シリコン基板上にNMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置において、前記NMOSFETおよび前記PMOSFETのゲート絶縁膜は、前記シリコン基板上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜とからなる積層構造を有し、前記NMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、該N型シリコン膜上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、前記PMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成された第2の金属シリサイド膜からなり、前記第2の絶縁膜は高誘電率絶縁膜であって、該高誘電率絶縁膜が、前記NMOSFETのゲート電極および前記PMOSFETのゲート電極のいずれの側壁にも形成されていないことを特徴とするものである。
また、本発明は、シリコン基板上にNMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置において、前記NMOSFETおよび前記PMOSFETのゲート絶縁膜は、前記シリコン基板上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜とからなる積層構造を有し、前記NMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、該N型シリコン膜上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、前記PMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成された金属膜と、該金属膜上に形成された第2の金属シリサイド膜との積層構造を有し、前記第2の絶縁膜は高誘電率絶縁膜であって、該高誘電率絶縁膜が、前記NMOSFETのゲート電極および前記PMOSFETのゲート電極のいずれの側壁にも形成されていないことを特徴とするものである。
本発明の半導体装置において、前記金属膜は、ニッケル、コバルト、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、白金およびイリジウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種類以上の金属を含むものとすることができる。
また、本発明の半導体装置において、前記第1の金属シリサイド膜は、ニッケルシリサイド膜、コバルトシリサイド膜、パラジウムシリサイド膜、ロジウムシリサイド膜、ルテニウムシリサイド膜、白金シリサイド膜およびイリジウムシリサイド膜よりなる群から選ばれるいずれか1つの単層膜または2つ以上の膜により構成される積層膜とすることができる。
また、本発明の半導体装置において、前記第2の金属シリサイド膜は、ニッケルシリサイド膜、コバルトシリサイド膜、パラジウムシリサイド膜、ロジウムシリサイド膜、ルテニウムシリサイド膜、白金シリサイド膜およびイリジウムシリサイド膜よりなる群から選ばれるいずれか1つの単層膜または2つ以上の膜により構成される積層膜とすることができる。
また、本発明の半導体装置において、高誘電率絶縁膜は、ハフニウムおよびジルコニウムの少なくとも一方を含む珪酸窒化物、珪酸化物並びに酸化物よりなる群から選ばれる1の物質からなるものとすることができる。
また、本発明の半導体装置において、前記第1の絶縁膜は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれるいずれか1の膜とすることができる。
さらに、本発明の半導体装置において、前記高誘電率絶縁膜の上にさらに第3の絶縁膜が形成されていてもよい。ここで、第3の絶縁膜は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸窒化膜よりなる群から選ばれるいずれか1の膜とすることができる。
本発明は、NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、前記アンドープのシリコン膜パターンを所定膜厚までエッチングする工程と、前記シリコン基板の全面に金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの全てを、前記金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程とを有することを特徴とするものである。
また、本発明は、NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、前記アンドープのシリコン膜パターン上にある前記第2の金属シリサイド膜を除去する工程と、前記アンドープのシリコン膜パターン上に、第2の金属膜および第3の金属膜を順に形成する工程と、熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属膜および前記第3の金属膜を反応させて、前記第2の金属膜と、前記第3の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とするものである。
また、本発明は、NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に第2の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第2の金属膜を反応させて、前記第2の金属シリサイド膜と、前記第2の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とするものである。
また、本発明は、NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に前記第1の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第1の金属膜を反応させて、前記ゲート絶縁膜の上に前記第2の金属シリサイド膜を形成する工程とを有することを特徴とするものである。
さらに、本発明は、NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に第2の金属膜を形成する工程と、熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第2の金属膜を反応させて、前記第1の金属膜と、前記第2の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とするものである。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記ゲート絶縁膜を形成する工程は、前記シリコン基板の上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜の上に前記高誘電率絶縁膜を形成する工程とを有するものとすることができる。
この発明は以上説明したように、NMOSFETのゲート電極が、ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、この上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、PMOSFETのゲート電極が、ゲート絶縁膜上に形成された第2の金属シリサイド膜からなるので、NMOSFETおよびPMOSFETTのそれぞれの閾値電圧を最適化することができ、かつ、反転容量を上昇させることが可能となる。また、高誘電率絶縁膜が、NMOSFETのゲート電極およびPMOSFETのゲート電極のいずれの側壁にも形成されていないので、オフ電流を十分に抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、NMOSFETのゲート電極が、ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、この上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、PMOSFETのゲート電極が、ゲート絶縁膜上に形成された金属膜と、この上に形成された第2の金属シリサイド膜との積層構造を有するので、NMOSFETおよびPMOSFETTのそれぞれの閾値電圧を最適化することができ、かつ、反転容量を上昇させることが可能となる。
また、本発明によれば、高誘電率絶縁膜をゲート電極よりも先に形成するので、シリサイドの耐熱性を考慮して熱処理温度を設定するなどの制約がなく、所望の温度で熱処理を行うことができる。したがって、高品質のゲート絶縁膜を得ることができる。
上述したように、本発明は、NMOSFETとPMOSFETの両方の閾値電圧が最適な状態となるように制御し、かつ、大きな反転容量を確保するためのゲート電極構造およびその製造方法を提供することを目的とする。
この問題を解決するために、本発明では以下の手法を用いる。
先ず、素子分離領域を形成後に高誘電率絶縁膜を用いたゲート絶縁膜を成膜し、必要十分な熱処理を行う。その後、シリコン膜を堆積し、N型のゲート電極が形成される領域のシリコン膜中にPやAs等の不純物をイオン注入する。そして、ゲート電極の加工、ゲート部以外のゲート絶縁膜の除去を行い、さらに、ゲート側壁、ソース・ドレインを形成した後にソース・ドレイン表面にNiやCo等のシリサイドを自己整合的に形成する。次に、層間絶縁膜を全面に堆積し、CMP法によりシリコン電極の表面を出す。N型のゲート電極が形成される領域を例えばレジストまたはSiN膜等でマスクして、P型のゲート電極が形成される領域のダミーシリコンゲート電極表面を後退させて薄くする。レジストまたはSiN膜等のマスクを除去した後にNiやCo等を自己整合的にシリコン電極と反応させてシリサイドを形成する(サリサイド工程)。NiやCo等の膜厚をP型のダミーシリコンゲートの残り膜厚の54%と同じかそれよりも厚くし、N型のシリコン電極の膜厚の54%よりも薄くすることで、N型のゲート電極はゲート絶縁膜とN型のシリコン電極が接触し、P型のゲート電極はNiシリサイドやCoシリサイドがゲート絶縁膜と接触する構造となる。
P型ゲート電極部のダミーシリコンゲート電極を後退させる方法としては、反応性イオンエッチングを用いる方法やTi等のシリサイドを自己整合的に形成し、このシリサイドをエッチング除去する方法がある。また、P型ゲート電極部のダミーシリコン電極を後退させなくても、シリコン置換法により、NiやCo等のシリサイドをゲート絶縁膜に接触させる方法がある。すなわち、N型ゲート電極部をマスクして、Ni膜あるいはCo膜を成膜し、次にTi膜等を成膜し、さらにTiN膜等を成膜して熱処理することにより、シリサイド形成時に金属が拡散種であるNiシリサイドやCoシリサイド等は金属成分のNiやCo等がシリコン中を拡散し、Tiシリサイド等はSiが拡散種であるため、下部に形成されたNiシリサイドやCoシリサイド等からSiを吸い取って、Tiシリサイドを形成するため、反応が進むと、ゲート絶縁膜直上にNiやCoのシリサイドが形成され、その上にTi等のシリサイドが形成される。TiNはキャップ膜として機能し、Ti膜の酸化やシリサイド膜のモフォロジーの劣化等を抑制する。このTi膜を厚くすることにより、NiシリサイドやCoシリサイド中のSiが十分吸い出されて、金属のNiやCoがゲート絶縁膜と接触することもできる。また、NiやCoに限らず、Ru,Rh,Ir,PdおよびPt等のPt族金属はシリサイド形成時の拡散種が金属であることより、同様の手法を用いることができる。上記の方法では、P型ゲート電極部のダミーシリコン電極を全て除去しないため、ゲート絶縁膜に対するダメージを抑制するとともに、ゲート絶縁膜が除去されてしまうという問題を回避することができる。
このようにして形成した場合、N型ゲート電極にはN+多結晶シリコンがゲート絶縁膜と接触しており、P型ゲート電極にはPt族の金属あるいは金属シリサイドがゲート絶縁膜と接触する構造となり、PMOSFETの閾値電圧制御および十分な反転容量の確保が可能となる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における半導体装置の断面図の一例である。
図1において、シリコン基板1の素子領域の周囲には素子分離絶縁膜2が形成されている。また、素子領域内には、N型拡散層領域6、P型拡散層領域7、P型エクステンション領域18、N型エクステンション領域19、P型ソース・ドレイン領域23、N型ソース・ドレイン領域24およびニッケルシリサイド膜25が形成されている。
チャネル上に形成されたゲート絶縁膜は、第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の上に形成された第2の絶縁膜とからなる。ここで、第1の絶縁膜は、下地界面層としてのシリコン酸化膜8である。一方、第2の絶縁膜は、高誘電率絶縁膜としてのハフニウム珪酸窒化膜9である。
N型ゲート電極は、N型シリコン膜10aおよびニッケルシリサイド膜28からなる。一方、P型ゲート電極はニッケルシリサイド膜28からなる。各ゲート電極の側壁には、シリコン酸化膜15およびシリコン窒化膜20が形成されている。但し、ゲート電極の側壁にはハフニウム珪酸窒化膜9は形成されていない。
図2および図3は、それぞれ本実施の形態における半導体装置の断面図の他の例である。尚、これらの図において、図1と同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
図2は、P型ゲート電極が、ニッケルシリサイド膜28と、この上に形成されたチタンナイトライド膜30およびタングステン膜31とからなる点で図1と異なる。
また、図3は、N型ゲート電極が、N型シリコン膜10aおよびニッケルシリサイド膜28と、これらの上に形成されたチタンナイトライド膜30およびタングステン膜31とからなる点で図2と異なる。尚、図3において、ニッケルシリサイド膜28とチタンナイトライド膜30との間にチタン膜等が形成されていてもよい。
このように、本実施の形態においては、ゲート絶縁膜がシリコン酸化膜8およびハフニウム珪酸窒化膜9からなり、ゲート絶縁膜に接触するゲート電極材料が、N型ゲート電極ではN型シリコン電極、P型ゲート電極ではニッケルシリサイドであり、さらに、ハフニウム珪酸窒化膜9がN型およびP型ともにゲート電極の側壁部にはなく、ゲート電極の下部のみにある点を特徴としている。
尚、上記の例では、高誘電率絶縁膜としてハフニウム珪酸窒化膜を用いたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、高誘電率絶縁膜として、ジルコニウム珪酸窒化膜などを用いてもよいし、(窒素を含まない)ハフニウム珪酸化膜またはジルコニウム珪酸化膜などを用いてもよいし、(シリコンを含まない)ハフニウム酸化膜またはジルコニウム酸化膜などを用いてもよい。また、高誘電率絶縁膜は、ハフニウムとジルコニウムの両元素を含む材料からなっていてもよい。
また、上記の例では、下地界面層としてシリコン酸化膜8を用いたが、本発明はこれに限られるものではない。下地界面層として、シリコン酸化膜の代わりにシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜などを用いてもよい。
さらに、本実施の形態においては、高誘電率絶縁膜上にシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜などが形成されていてもよい。
次に、図4〜図9を参照して、本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する。尚、これらの図において、同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
まず、図4(a)に示すように、シリコン基板1の所定の領域にシリコン酸化膜を埋め込み、STI構造の素子分離領域2および犠牲酸化膜3を形成する。次に、図4(b)に示すようにレジスト4をマスクとして、P(リン)をイオン注入する。Pの注入は拡散層の形成の他、トランジスタの閾値電圧の調整用であり、複数回行われる。また、場合によっては、B(ボロン)やIn(インジウム)などをイオン注入して閾値電圧を調整することもある。Pを注入した後にレジスト4を剥離し、さらに、同様の方法でB(ボロン)を注入してレジストを剥離した後で熱拡散を行うことにより、N型拡散層6とP型拡散層7を形成する(図4(c))。
この後、NHF水溶液を用いて犠牲酸化膜3を除去する。その後、0.5%〜5%の希フッ酸で表面洗浄をした直後に、0.5nmのシリコン酸化膜8をシリコン基板1の表面に形成し、さらにテトラ-t-ブトキシハフニウムとSiを用いて、膜厚2.0nmのハフニウム珪酸化膜9aを形成する。この後、温度250℃〜400℃で、O、O、NOおよびNOよりなる群から選ばれる少なくとも1種類以上のガスを0.001%以上の濃度で含む雰囲気中において熱処理を行い、ハフニウム珪酸化膜9a中に含まれる炭素や水素等の不純物を除去する。次に、NH雰囲気中または窒素プラズマ雰囲気中で熱処理を行い、ハフニウム珪酸化膜9aをハフニウム珪酸窒化膜9に改質する (図5(a))。
次に、図5(b)に示すように、多結晶のシリコン膜10をCVD法で成膜し、レジスト11をマスクとして、P型拡散層領域7上のシリコン膜10にPをイオン注入する。シリコン膜10の膜厚は、後に形成するニッケルシリサイド膜28の膜厚の2倍〜3倍程度であることが好ましい。尚、本実施の形態においては、多結晶シリコン膜の代わりにアモルファスシリコン膜を用いてもよい。また、シリコン膜の代わりにシリコンゲルマニウム膜を用いてもよい。
レジスト11を剥離した後、シリコン酸化膜13を堆積し、図5(c)に示すように、レジスト14をマスクとして、シリコン酸化膜13を加工する。
レジスト14を剥離した後、シリコン酸化膜13をハードマスクとして、N型シリコン膜10aおよび不純物が注入されていないシリコン膜10をゲート電極の形状に加工する(図6(a))。尚、図6(a)において、シリコン膜10からなるゲート電極はダミーのゲート電極であり、実際に動作するゲート電極は後工程で形成される。
この後、希フッ酸等でハフニウム珪酸窒化膜9をエッチング除去する(図6(b))。この時、ハードマスクとして使用したシリコン酸化膜13が全て除去されないように、フッ酸の濃度およびエッチング時間を選択する。本実施の形態においては、フッ酸の濃度を1%以下とし、エッチング時間を300秒以下とすることが望ましい。但し、これらの条件は、高誘電率絶縁膜の膜種や膜厚に応じて適宜決定する。尚、下地界面層であるシリコン酸化膜8は0.5nmと非常に薄いので、通常は、ハフニウム珪酸窒化膜9のエッチング時に全て除去される。しかしながら、シリコン酸化膜8が除去されずに全面に残っていても特に問題はない。
次に、各ゲート電極の側壁と、シリコン基板1の表面とをわずかに酸化する。例えば、0.2%の酸素を含む雰囲気中において、1,000℃で5秒間の熱処理を行うことによって、表面から約2nmの深さまで酸化することができる。その後、第1の側壁絶縁膜としてのシリコン酸化膜15をCVD法で全面に形成する(図6(c))。尚、酸化によって形成された膜をシリコン酸化膜15としてもよい。また、場合により、第1の側壁絶縁膜はなくてもよい。
次に、図7(a)に示すように、レジスト16と、シリコン膜10からなり、上にシリコン酸化膜13およびシリコン酸化膜15が形成されたゲート電極とをマスクにして、N型拡散層6にBをイオン注入する。レジスト16を剥離した後、同様の方法で、P型拡散層7にもPをイオン注入し、レジストを剥離後に熱処理による活性化を行う。これにより、図7(b)に示すように、P型エクステンション領域18とN型エクステンション領域19を形成する。
次に、図7(c)に示すように、第2の側壁絶縁膜としてのシリコン窒化膜20をCVD法で形成する。この後、反応性イオンエッチングによって、ゲート電極の側壁部を除いてシリコン酸化膜15およびシリコン窒化膜20を除去する。
次に、図8(a)に示すように、レジスト21および側壁の形成されたゲート電極(10,13,15,20)をマスクとして、N型拡散層6にBをイオン注入する。このとき、ハードマスク13が薄い場合にはゲート電極10中にBが僅かに入る。しかしながら、その濃度は十分に低いものであるので、後工程での活性化熱処理によってBがシリコン基板1まで突き抜けることはない。レジスト20を剥離した後、同様の方法でP型拡散層7にもPをイオン注入する。レジストを剥離した後、熱処理による活性化を行うことで、P型ソース・ドレイン拡散層23とN型ソース・ドレイン拡散層24を形成する(図8(b))。
次に、全面にニッケル膜(図示せず)およびチタンナイトライド膜(図示せず)を堆積した後、熱処理を行って、ソース・ドレイン拡散層23,24上に、第1の金属シリサイド膜としてのニッケルシリサイド25を形成し、チタンナイトライドと未反応のニッケルをエッチング除去する(図8(c))。従来法においては、シリコンからなるゲート電極が表面に露出していたので、ゲート電極の上にもニッケルシリサイド膜が形成された(図34(c))。一方、本実施の形態によれば、ゲート電極上にはシリコン酸化膜13が形成されており、シリコンは表面に露出していないので、ソース・ドレイン拡散層23,24上のみシリサイド化される。
次に、第1の層間絶縁膜26をCVD法で堆積し、CMP法によりN型シリコン膜10aからなるゲート電極の表面と、不純物が注入されていないシリコン膜10からなるダミーのゲート電極の表面とが露出するように加工する(図9(a))。ここで、第1の層間絶縁膜26は、エッチングストッパーとしてのSiN膜および低誘電率のシリコン酸化膜からなるものとすることができる。
次に、N型シリコン膜10aからなるゲート電極をレジスト27でマスキングし、図9(b)に示すように、ダミーのゲート電極の表面を反応性イオンエッチングによって後退させる。これにより、ダミーのゲート電極部分におけるシリコン膜の膜厚が薄くなる。このとき、側壁に形成されているシリコン酸化膜15も同様に後退するが、エッチングの条件を調整して側壁部にシリコン酸化膜15が残るようにしてもよい。
次に、レジスト27を除去した後、全面にニッケル膜(図示せず)およびチタンナイトライド膜(図示せず)を堆積する。続いて、熱処理を行うことによって、ゲート電極部分に第2の金属シリサイド膜としてのニッケルシリサイド28を形成した後、チタンナイトライドと未反応のニッケルをエッチングにより除去する(図9(c))。このとき、ニッケル膜が、ダミーのゲート電極の膜厚の54%と同じまたはこれよりも厚い膜厚であって、N型シリコン膜10aからなるゲート電極の膜厚の54%よりも薄い膜厚となるようにする。このようにすることによって、ハフニウム珪酸窒化膜9に接触する部分が、NMOSFETではN型シリコン膜10aとなり、PMOSFETではニッケルシリサイド膜28となる。換言すると、上記の工程を経ることによって、シリコン膜10からなるダミーのゲート電極は、ニッケルシリサイド膜28からなるゲート電極に変化する。
図10は、本実施の形態におけるニッケルシリサイド膜中のニッケルとシリコンの組成比(Ni/Si)とフラットバンド電圧(Vfb)との関係を、ポリシリコン電極を用いた従来例と比較したものである。図から分かるように、PMOSFETでは、ニッケルの割合が多くなると、従来例に対してVfbが正側にシフトするようになる。これにより、閾値電圧も正側にシフトするようになるので、駆動電圧が小さくなって低消費電力となる。図10より、Ni/Siの値は1.01〜1.40であることが好ましく、1.13〜1.40であることがより好ましい。
尚、N型不純物としてのPが注入されたシリコン膜上では、シリサイド化の速度が速くなる。このため、P型ゲート電極部に対してN型ゲート電極部の方が、ニッケルシリサイド膜28は厚く形成される。しかしながら、本実施の形態では、シリコン膜10の膜厚がニッケルシリサイド膜28の膜厚の2倍〜3倍程度となるように成膜しているので、ハフニウム珪酸窒化膜9に接触する部分をN型シリコン膜10aとした状態でニッケルシリサイド膜28を形成することができる。
また、本実施の形態によれば、ニッケルシリサイド膜28を形成する際の熱処理によって、N型シリコン膜10aの内部にN型不純物が拡散するので、ゲート電極の空乏化を抑えるとともに反転容量を上昇させて、オン電流を多くすることが可能となる。尚、N型不純物としてはP以外にAs(ヒ素)を用いることも可能であるが、拡散速度の大きいPの方がシリコン膜の活性化には有効である。
さらに、従来は、シリコン電極表面をニッケルシリサイドにする工程は、ソース・ドレイン拡散領域上にニッケルシリサイドを形成するのと同じ工程であった。この場合、接合リーク(Junction leak)を抑制するためにニッケルシリサイドの膜厚を薄くするので、ゲート電極の抵抗は高くなる。一方、本実施の形態によれば、ゲート電極上に厚いニッケルシリサイド膜を形成できるので、NMOSFETおよびPMOSFETのいずれにおいてもゲート電極の抵抗を従来より1桁程度低い値にすることができる。
尚、ゲート長が予定しているニッケル膜の膜厚よりも短い場合(例えば、37nm以下である場合)、P型ゲート電極部分におけるニッケル膜の膜厚として、第1の層間絶縁膜26から後退したシリコン膜10の表面までの深さを考慮することができる。例えば、後退後のシリコン膜10の膜厚を80nmとし、第1の層間絶縁膜26の表面から後退した分の膜厚を20nmとする。N型ゲート電極部分におけるニッケル膜の膜厚を50nmとすれば、P型ゲート電極部分でのニッケル膜の膜厚は見かけ上90nmとなる。したがって、シリサイド化後のP型ゲート電極は全てニッケルシリサイド28からなる一方、N型ゲート電極は下層がN型シリコンのままで、上層がニッケルシリサイド28の二層構造となる。但し、この場合、性能試験として測定される長いゲート長のP型トランジスタでは上部のみしかニッケルシリサイド膜28にならない場合があるので、注意が必要である。
次に、第2の層間絶縁膜29をCVD法または塗布法によって堆積した後、CMP法を用いて表面を平坦化する。これにより、図1に示す構造が得られる。平坦化後は、コンタクトおよび配線等の形成を行う。
尚、本実施の形態においては、NMOSFETとPMOSFETにおける各ゲート電極の表面の位置を合わせるために、P型ゲート電極の窪み部分を適当な金属膜によって埋め込んでもよい。例えば、図9(c)に示した工程の後に、チタンナイトライド膜30およびタングステン膜31を順に形成し、CMP法によって窪み部分を除いてこれらの膜を除去する。その後、第2の層間絶縁膜29を堆積してCMP法で平坦化すると、図2に示す構造が得られる。
さらに、図9(c)に示した工程の後に、チタンナイトライド膜30およびタングステン膜31を順に形成し、マスク等を用いて反応性イオンエッチング等によって加工してもよい。その後、第2の層間絶縁膜29を堆積してCMP法で平坦化すると、図3に示す構造が得られる。
また、本実施の形態では、金属珪酸化膜を形成する際に、有機金属原料として、テトラ−t−ブトキシハフニウムを用いたが、ハフニウムやジルコニウムの元素を含んでいる有機金属原料であれば同様に実施することができる。
本実施の形態によれば、NMOSFETではNシリコン膜が高誘電率絶縁膜に接し、PMOSFETではニッケルシリサイド膜が高誘電率絶縁膜に接している。したがって、NMOSFETおよびPMOSFETのそれぞれの閾値電圧をチャネルイオン注入を併用して最適化することができ、かつ、反転容量を上昇させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、製造工程において、高誘電率絶縁膜をゲート電極よりも先に形成するので、シリサイドの耐熱性を考慮して熱処理温度を設定するなどの制約がなく、所望の温度で熱処理を行うことができる。したがって、高品質のゲート絶縁膜を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、ゲート電極の形成前に、N型ゲート電極に用いるNシリコン膜およびソース・ドレイン拡散層の活性化を行うことができる。さらに、P型ゲート電極形成のために、ダミーのゲート電極を構成するシリコン膜を全てエッチング除去すると、下地のゲート絶縁膜にダメージが入ったり、あるいは、ゲート絶縁膜が一緒にエッチングされたりするおそれがある。一方、本実施の形態によれば、シリコン膜を全てエッチングせず、ゲート絶縁膜上にシリコン膜を残した状態でニッケルシリサイド膜を形成するので、ゲート絶縁膜にダメージが入ったり、エッチングされて消失したりする問題を解決することができる。
さらに、本実施の形態によれば、高誘電率ゲート絶縁膜としてのハフニウム珪産窒化膜がN型、P型ともにゲート電極の側壁部にはなく、ゲート電極の下部のみにある構造をとる。一般に、高誘電率絶縁膜をゲート絶縁膜として用いる場合、高誘電率絶縁膜がゲート電極の長さ(ゲート長)よりも長い場合にはオフ電流が大きくなるのに対し、ゲート長と同じ長さまたは少し短い場合にはオフ電流が小さくなる。従来の金属ゲート電極を用いた製造方法では、ダミーゲート電極を構成するシリコン膜を全てエッチング除去し、さらに、犠牲酸化膜もエッチング除去した後に、シリコンの表面を酸化してから高誘電率絶縁膜を全面に形成していた。このため、図9(b)に示したように、必ず高誘電率絶縁膜の2倍の膜厚分だけゲート長よりも高誘電率絶縁膜が長くなる。一方、本実施の形態によれば、図6(b)で示したように、高誘電率絶縁膜がゲート電極の真下のみに残るか、または、ゲート長よりも少し短くなるようにエッチングすることができるので、オフ電流を十分抑制することが可能となる。
図11は、本実施の形態によるPMOSFETの実効移動度を従来例と比較したものである。図より、本実施の形態の移動度は従来例より向上していることが分かる。これは、本実施の形態で、ポリシリコン電極中のB(ボロン)の濃度が低いことによるものである。すなわち、従来のポリシリコン電極では、Bが基板まで突き抜けることによって移動度の低下が起こる。これに対して、本実施の形態では、Bの濃度が低いために基板へのBの突き抜けが起こらず、結果として従来より移動度の向上を図ることができる。
また、図12は、本実施の形態によるPMOSFETのオン電流−オフ電流特性を従来例と比較したものである。図から分かるように、本実施の形態によれば、従来例に比べて高いオン電流が得られる。例えば、Ioff=20pA/μmのとき、本実施の形態によればIon=150μA/μmであり、従来例(Ion=106μA/μm)より40%程度高くなる。
実施の形態2.
図13は、本実施の形態における半導体装置の断面図の一例である。
図5に示すように、シリコン基板101の素子領域の周囲には素子分離絶縁膜102が形成されている。また、素子領域内には、N型拡散層領域106、P型拡散層領域107、P型エクステンション領域1018、N型エクステンション領域1019、P型ソース・ドレイン領域1023、N型ソース・ドレイン領域1024およびニッケルシリサイド膜1025が形成されている。
チャネル上に形成されたゲート絶縁膜は、第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の上に形成された第2の絶縁膜とからなる。ここで、第1の絶縁膜は、下地界面層としてのシリコン酸窒化膜108aである。一方、第2の絶縁膜は、高誘電率絶縁膜としてのハフニウム珪酸化膜109aである。
N型ゲート電極は、N型シリコン膜1010aと、この上に形成されたチタンシリサイド膜1032とからなる。一方、P型ゲート電極は、ルテニウム膜1034と、この上に形成されたチタンシリサイド膜1032とからなる。また、シリコン酸化膜1015およびシリコン窒化膜1020がゲート側壁に形成されているが、ハフニウム珪酸化膜109aは側壁に形成されていない。
また、図14は、本実施の形態における半導体装置の他の例である。図14は、図13のチタンシリサイド膜1032の代わりに、チタンナイトライド膜1030およびタングステン膜1031が形成されている点で図13と異なる。
本実施の形態は、ゲート絶縁膜と接触するゲート電極材料が、N型ゲート電極ではN型シリコン電極であり、P型ゲート電極ではルテニウムである点を第1の特徴とする。また、ハフニウム珪酸化膜109aが、N型およびP型ともにゲート電極の側壁部にはなく、ゲート電極の下部のみにある点を第2の特徴とする。
尚、図13および図14の例では、高誘電率絶縁膜としてハフニウム珪酸窒化膜を用いたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、高誘電率絶縁膜として、ジルコニウム珪酸窒化膜などを用いてもよいし、(窒素を含まない)ハフニウム珪酸化膜またはジルコニウム珪酸化膜などを用いてもよいし、(シリコンを含まない)ハフニウム酸化膜またはジルコニウム酸化膜などを用いてもよい。また、高誘電率絶縁膜は、ハフニウムとジルコニウムの両元素を含む材料からなっていてもよい。
また、上記の例では、下地界面層としてシリコン酸窒化膜108aを用いたが、本発明はこれに限られるものではない。下地界面層として、シリコン酸窒化膜の代わりにシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜などを用いてもよい。
さらに、本実施の形態においては、高誘電率絶縁膜上にシリコン酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜などが形成されていてもよい。
次に、図15〜図17を参照して、本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する。尚、これらの図において、同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
本実施の形態において、第1の層間絶縁膜1026を形成した後、N型シリコン膜1010aおよび不純物が注入されていないシリコン膜1010の表面が露出するようにCMP法によって加工するまでの工程は、実施の形態1と同様にして形成することができるため、説明を省略する。但し、ゲート絶縁膜としてシリコン酸窒化膜108aおよびハフニウム珪酸化膜109aを用いている点で実施の形態1と異なる。
まず、図15(a)の加工まで終了した後、第1の金属膜としてのチタン膜(図示せず)およびチタンナイトライド膜(図示せず)を全面に堆積する。次に、540℃の温度で1時間の熱処理をして、未反応のチタンナイトライド膜およびチタン膜を除去することにより、N型のシリコン膜1010aおよび不純物が注入されていないシリコン膜1010の表面に、第2の金属シリサイド膜としてのチタンシリサイド膜1032を形成する(図15(b))。
また、本実施の形態によれば、チタンシリサイド膜1032を形成する際の熱処理によって、N型シリコン膜1010aの内部にN型不純物が移動するので、ゲート電極の空乏化を抑えるとともに反転容量を上昇させて、オン電流を多くすることが可能となる。尚、N型不純物としてはP以外にAs(ヒ素)を用いることも可能であるが、拡散速度の大きいPの方がシリコン膜の活性化には有効である。
次に、図15(c)に示すように、全面にシリコン窒化膜1033を堆積した後、レジスト1027をマスクとしてシリコン窒化膜1033を加工し、N型ゲート絶縁膜領域にハードマスクとしてのシリコン窒化膜1033を形成する(図16(a))。
次に、希フッ酸等でP型ダミーシリコンゲート電極上のチタンシリサイド膜1032をエッチング除去する(図16(b))。この後、第2の金属膜としてのルテニウム膜1034、第3の金属膜としてのチタン膜1035およびチタンナイトライド膜1036を全面に堆積する(図16(c))。そして、540℃の温度で熱処理を行うと、ルテニウム膜1034がダミーシリコンゲート電極1010と反応してルテニウムシリサイドを形成するが、形成されたルテニウムシリサイド中のシリコンは、さらに上層のチタン膜1035と反応してチタンシリサイドを形成する。
上記の反応時間は、(ダミーのゲート電極を構成する)不純物が注入されていないシリコン膜1010の膜厚に依存して異なる。例えば、チタン膜1035がシリコン膜1010の膜厚の半分以上の厚みであるとすると、最終的には、ルテニウム膜1034がハフニウム珪酸化膜109a上に形成され、第3の金属シリサイド膜としてのチタンシリサイド膜1037がその上に形成されるので、見かけ上、ルテニウム膜1034とシリコン膜1010が置換し、シリコン膜1010とチタン膜1035が反応したようになる。この後、チタンナイトライド膜1036と未反応のチタン膜1035をエッチング除去すると、図17(a)に見られるような構造になる。
その後、第一の層間絶縁膜1026上およびハードマスク用のシリコン窒化膜1033上のルテニウム膜1034を塩素を含む酸素プラズマによってエッチング除去し、さらに、反応性イオンエッチングまたはホットリン酸等によってシリコン窒化膜1033を除去する(図17(b))。次に、第2の層間絶縁膜1029をCVD法または塗布法によって堆積した後、CMP法を用いて表面を平坦化する。これにより、図13に示す構造が得られる。ここで、第2の層間絶縁膜1029は、エッチングストッパーとしてのSiN膜および低誘電率のシリコン酸化膜からなるものとすることができる。平坦化後は、コンタクトおよび配線等の形成を行う。
尚、上記方法で形成されたゲート電極上のチタンシリサイド膜1032,1037は、低温で形成しているために、低抵抗相のC54相ではなく高抵抗相のC49相になる。この場合、チタンシリサイド膜1032,1037は、N型およびP型双方のゲート電極上にのみあるので、厚く形成することが可能である。したがって、チタンシリサイド膜1032,1037が高抵抗相であっても特に問題は生じない。しかし、より低抵抗のゲート電極を形成したい場合には、以下の方法を用いてもよい。
まず、図17(a)の構造で、チタンシリサイド膜1032,1037を希フッ酸等でエッチング除去する(図17(c))。次に、チタンナイトライド膜1030およびタングステン膜1031を全体に堆積させてから、CMP法を用いて、N型およびP型のゲート電極の窪み部分にこれらの膜を埋め込む。その後、第2の層間絶縁膜1029を堆積してCMP法で平坦化すると、図14の構造となる。
さらに、図17(c)に示した工程の後に、チタンナイトライド膜1030およびタングステン膜1031を順に形成し、マスク等を用いて反応性イオンエッチング等によって加工してもよい。その後、第2の層間絶縁膜1029を堆積してCMP法で平坦化すると、図面は省略するが、実施の形態1で示した図3と類似の構造が得られる。
本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、第1に、チタンシリサイド膜1032を形成した後にチタンシリサイド膜1032をエッチング除去することによって、P型ゲート電極のダミーシリコン膜1010の膜厚を薄くしたことにある。また、第2に、シリコン置換法にてルテニウム膜1034をハフニウム珪酸化膜109a上に接触させたことにある。
尚、本実施の形態においては、シリコン膜1010の表面の後退は、チタンシリサイド膜1032をエッチング除去することによって行ったが、シリコン膜1010を直接反応性イオンエッチングすることによって行ってもよい。また、チタンシリサイド膜1032の除去とシリコン膜1010の反応性イオンエッチングとの両方を併用することによって行ってもよい。
また、本実施の形態においては、ダミーゲート電極を構成するシリコン膜1010をルテニウムで置換したが、本発明はこれに限られるものではない。金属元素がシリサイド化の拡散種の場合には同様に実施可能であるので、ルテニウムの代わりに、例えば、白金、パラジウム、ニッケルおよびコバルト等の金属膜を用いても同様に実施することができる。但し、ルテニウムのように酸素系のプラズマで容易にエッチングできない金属を使用する場合には、第1の層間絶縁膜1026上に残る未反応の金属膜を除去するために、スパッタエッチングまたはCMP等の化学的機械的除去方法を用いることが必要となる。
また、本実施の形態においては、下地界面層としてシリコン酸窒化膜108aを用いたが、実施の形態1と同様にシリコン酸化膜を用いてもよく、また、シリコン窒化膜を用いてもよい。
さらに、本実施の形態においては、ソース・ドレイン拡散層表面にニッケルシリサイド膜1025を形成したが、コバルトシリサイドやチタンシリサイド等他のシリサイドを用いることもできる。
実施の形態3.
図18〜図24は、本実施の形態における半導体装置の構成例を示した断面図である。
図18に示すように、シリコン基板201の素子領域の周囲には、素子分離絶縁膜202が形成されている。また、素子領域内には、N型拡散層領域206、P型拡散層領域207、P型エクステンション領域2018、N型エクステンション領域2019、P型ソース・ドレイン領域2023、N型ソース・ドレイン領域2024およびニッケルシリサイド膜2025が形成されている。
チャネル上に形成されたゲート絶縁膜は、第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の上に形成された第2の絶縁膜とからなる。ここで、第1の絶縁膜は、下地界面層としてのシリコン酸化膜208である。一方、第2の絶縁膜は高誘電率絶縁膜であり、ハフニウム酸化膜209bとこの上に形成されたシリコン窒化膜209cとからなる。
N型ゲート電極は、N型シリコン膜2010aと、この上に形成されたニッケルシリサイド膜2028とからなる。一方、P型ゲート電極は、ニッケルシリサイド膜2028と、この上に形成されたチタンシリサイド膜2037とからなる。また、シリコン酸化膜2015およびシリコン窒化膜2020がゲート側壁に形成されているが、ハフニウム酸化膜209bは側壁に形成されていない。
図19が図18と異なるのは、P型ゲート電極がニッケルシリサイド膜2028だけで形成されている点である。
図20が図18と異なるのは、ゲート絶縁膜と接触するのが、ニッケルシリサイド膜2028の代わりにニッケル膜2038であるという点である。
図21が図18と異なるのは、ニッケル膜2038とチタンシリサイド膜2037の間にニッケルシリサイド膜2028が形成されている点である。
また、図22〜図24が図18〜図20と異なる点は、P型ゲート電極の上部に形成されたチタンシリサイド膜2037の代わりに、チタンナイトライド膜2030とタングステン膜2031が形成されている点である。この場合、チタンナイトライド膜2030の下層にチタン膜が形成されていても同様に本発明を実施することができる。
本実施の形態は、ゲート絶縁膜と接触するゲート電極材料が、N型ゲート電極ではN型シリコン電極であり、P型ゲート電極ではニッケルシリサイド膜2028またはニッケル膜2038である点を第1の特徴とする。また、ハフニウム酸化膜209bが、N型およびP型ともにゲート電極の側壁部にはなく、ゲート電極の下部のみにある点を第2の特徴とする。
尚、図18〜図24の例では、高誘電率絶縁膜としてハフニウム酸化膜を用いたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、高誘電率絶縁膜として、ジルコニウム酸化膜などを用いてもよいし、(シリコンを含む)ハフニウム珪酸化膜またはジルコニウム珪酸化膜などを用いてもよいし、(窒素を含む)ハフニウム珪酸窒化膜またはジルコニウム珪酸窒化膜などを用いてもよい。また、高誘電率絶縁膜は、ハフニウムとジルコニウムの両元素を含む材料からなっていてもよい。
また、上記の例では、下地界面層としてシリコン酸化膜208を用いたが、本発明はこれに限られるものではない。下地界面層として、シリコン酸化膜の代わりにシリコン酸窒化膜またはシリコン窒化膜などを用いてもよい。
さらに、上記の例では、高誘電率絶縁膜上にシリコン窒化膜が形成されているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、高誘電率絶縁膜上にシリコン酸化膜またはシリコン酸窒化膜などが形成されていてもよい。また、高誘電率絶縁膜とゲート電極材料とが直接接触していてもよい。
次に、図25〜図28を参照して、本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を説明する。尚、これらの図において、同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
本実施の形態において、第1の層間絶縁膜2026を形成した後、N型シリコン膜2010aおよび不純物が注入されていないシリコン膜2010の表面が露出するようにCMP法によって加工するまでの工程は、実施の形態1や実施の形態2と同様にして形成することができるため、説明を省略する。但し、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜208、ハフニウム酸化膜209bおよびシリコン窒化膜209cを用いている点で実施の形態1および実施の形態2と異なる。尚、第1の層間絶縁膜2026は、エッチングストッパーとしてのSiN膜および低誘電率のシリコン酸化膜からなるものとすることができる。
まず、図25(a)の加工まで終了した後、第1の金属膜としてのニッケル膜(図示せず)およびチタンナイトライド膜(図示せず)を全面に堆積する。次に、熱処理をして、未反応のチタンナイトライド膜およびニッケル膜を除去することにより、N型シリコン膜2010aおよび不純物が注入されていないシリコン膜2010の表面に、第2の金属シリサイド膜としてのニッケルシリサイド膜2028を形成する(図25(b))。
尚、N型不純物としてのPが注入されたシリコン膜上では、シリサイド化の速度が速くなる。このため、P型ゲート電極部に対してN型ゲート電極部の方が、ニッケルシリサイド膜2028は厚く形成される。本実施の形態では、シリコン膜2010の膜厚がニッケルシリサイド膜2028の膜厚の2倍〜3倍程度となるように成膜することによって、シリコン窒化膜209cに接触する部分をN型シリコン膜2010aとした状態でニッケルシリサイド膜2028を形成することができる。
また、本実施の形態によれば、ニッケルシリサイド膜2028を形成する際の熱処理によって、N型シリコン膜2010aの内部にN型不純物が拡散するので、ゲート電極の空乏化を抑えるとともに反転容量を上昇させて、オン電流を多くすることが可能となる。尚、N型不純物としてはP以外にAs(ヒ素)を用いることも可能であるが、拡散速度の大きいPの方がシリコン膜の活性化には有効である。
尚、図25(a)では、ゲート側壁を形成した後にソース・ドレイン拡散層2023,2024の表面にニッケルシリサイド膜2025を形成している。本実施の形態では、ゲート電極の加工時に用いたハードマスク(図6〜図8のシリコン酸化膜13に対応)を予め除去した上で、ソース・ドレイン拡散層2023,2024上にニッケルシリサイド膜2025を形成する際に、同時にゲート電極表面にもニッケルシリサイド膜2028を形成し、第1の層間絶縁膜2026の形成およびその後のCMP法によってゲート電極表面のニッケルシリサイド膜2028を露出させることによっても、図25(b)と同様の構造が得られる。
次に、図25(c)に示すように全面にシリコン窒化膜2033を堆積し、レジスト2027をマスクとして、シリコン窒化膜2033を加工し、N型ゲート絶縁膜領域にハードマスクとしてシリコン窒化膜2033を形成する(図26(a))。
次に、第2の金属膜としてのチタン膜2035およびチタンナイトライド膜2036を全面に堆積する(図26(b))。この後、540℃で熱処理を行うと、ニッケルシリサイド膜2028中のニッケルが、ダミーゲート電極を構成するシリコン膜2010中に拡散するとともに、ニッケルシリサイド膜2028の上部では、シリコンがチタン膜2035中に拡散する反応が生じる。このときの反応時間は、シリコン膜2010の膜厚に依存して異なる。例えば、チタン膜2035がシリコン膜2010の膜厚に対してその半分の厚みであるとすると、最終的には、ニッケルシリサイド膜2028がシリコン窒化膜209c上に形成され、第3の金属シリサイド膜としてのチタンシリサイド膜2037がその上に形成されるので、見かけ上、ニッケルシリサイド膜2028がシリコン膜2010と置換し、シリコン膜2010が上部チタン膜2035と反応したようになる。この後、チタンナイトライド膜2036と未反応のチタン膜2035をエッチング除去すると、図26(c)に見られるような構造となる。
その後、ハードマスクとしてのシリコン窒化膜2033を反応性イオンエッチングまたはホットリン酸等によって除去する。次に、第2の層間絶縁膜2029をCVD法または塗布法によって堆積した後、CMP法を用いて表面を平坦化する。これにより、図18に示す構造が得られる。平坦化後は、コンタクトおよび配線等の形成を行う。
また、図27(a)に示すように、シリコン膜2010をニッケルシリサイド膜2028と置換する前に、厚いニッケル膜(第1の金属膜)2038およびチタンナイトライド膜2036を全面に形成することによって、P型ゲート電極を全てニッケルシリサイド膜(第2の金属シリサイド膜)2028にすることができる。この後、チタンナイトライド膜2036と未反応のニッケル膜2038を除去すると図27(b)のようになる。その後、シリコン窒化膜2033を反応性イオンエッチングまたはホットリン酸等によって除去し、第2の層間絶縁膜2029をCVD法または塗布法にて堆積し、CMP法によって平坦化すると、図19に示す構造となる。尚、この後、コンタクト、配線等の形成を行うのは上記と同様である。
また、図28(a)に示すように、ニッケルシリサイド膜2028をシリコン膜2010と置換する前に、全面に形成するチタン膜(第2の金属膜)2035の膜厚を十分厚くして、540℃で1時間熱処理する。このようにすると、ニッケルシリサイド膜2028がシリコン膜2010と置換するとともに、シリコンがチタン膜2035に拡散するので、最終的には、シリコン窒化膜209cにニッケル膜(第1の金属膜)2038が接触し、ニッケル膜2038の上にチタンシリサイド膜(第3の金属シリサイド膜)2037が形成された構造となる。この構造は、ニッケルシリサイド膜2028とシリコン膜2010の合計膜厚よりもチタン膜2035の膜厚の方が厚い場合に得られる。この後、チタンナイトライド膜2036と未反応のチタン膜2035を除去すると図28(b)のようになる。
その後、シリコン窒化膜2033を反応性イオンエッチングまたはホットリン酸等によって除去し、さらに第2の層間絶縁膜2029をCVD法または塗布法にて堆積し、CMP法によって平坦化すると、図20に示す構造となる。尚、この後、コンタクト、配線等の形成を行うのは上記と同様である。
上記の例では、シリコン窒化膜209cと接触するものがニッケルシリサイド膜2028とニッケル膜2038であった。これに対して、全面に形成するチタン膜2035の膜厚が、シリコン膜2010よりも厚く、ニッケルシリサイド膜2028の膜厚とダミーシリコン膜2010の膜厚の合計よりも薄くなるようにすると、図21に示すように、ニッケル膜2038とニッケルシリサイド膜2028の積層構造の上部にチタンシリサイド膜2037が形成された構造となる。
尚、実施の形態2と同様に、希フッ酸等でチタンシリサイド膜2032,2037をエッチング除去し、その後、チタンナイトライド膜2030およびタングステン膜2031を形成し、CMP法によって、ゲート電極の窪み部分にこれらの膜を埋め込み、第2の層間絶縁膜2029を堆積してCMP法で平坦化すると図22〜図24の構造となる。ここで、窪み部分への埋め込みは、チタンナイトライド膜2030およびタングステン膜2031を順に形成し、マスク等を用いて反応性イオンエッチング等によりこれらの膜を加工することにより行ってもよい。その後、第2の層間絶縁膜2029を堆積してCMP法で平坦化すると、図面は省略するが、実施の形態1で示した図3と類似の構造が得られる。
本実施の形態が実施の形態2と異なる点は、ダミーのP型ゲート電極を構成するシリコン膜2010の膜厚を薄くしない点にある。すなわち、N型ゲート電極と同様にしてシリコン膜2010上にニッケルシリサイド膜2028を形成した後、シリコン置換法を用いて、P型ゲート電極部のみ、ニッケルシリサイド膜2028またはニッケル膜2038が(ゲート絶縁膜である)シリコン窒化膜209cと接触するように形成することを特徴としている。
尚、本実施の形態においては、ダミーゲート電極を構成するシリコン膜2010をニッケルシリサイド膜2028で置換したが、本発明はこれに限られるものではない。金属元素がシリサイド化の拡散種の場合には同様に実施可能であるので、ニッケルシリサイドの代わりに、例えば、白金シリサイド、パラジウムシリサイドおよびコバルトシリサイド等の金属シリサイド膜を用いても同様に実施することができる。但し、ルテニウムシリサイドは抵抗が高いことから適当でない。
また、本実施の形態においては、下地界面層としてシリコン酸化膜208を用いたが、実施の形態2と同様にシリコン酸窒化膜を用いてもよく、また、シリコン窒化膜を用いてもよい。
本発明により形成したゲート長40nmのトランジスタのサブスレッショルド特性を評価した結果を図29(a)に示す。尚、比較のために、従来例としてシリコンゲート電極を用いた比較例1と、窒化チタン電極を用いた比較例2とについて評価した結果を図29(b)に示す。測定は、閾値電圧調整用の不純物イオン注入を行っていないチャネル上に、膜厚0.5nmのシリコン酸化膜と膜厚2nmのハフニウム珪酸窒化膜からなるゲート絶縁膜を形成したサンプルについて行った。
図29(b)に示すように、比較例1では、NMOSFETの閾値電圧が比較的小さいのに対して、PMOSFETの閾値電圧は大きく負側にシフトしている。また、比較例2では、PMOSFETの閾値電圧の絶対値は比較的小さい値であるのに対し、NMOSFETの閾値電圧が正側にシフトしている。
一方、図29(a)から分かるように、本発明では、N型シリコン電極を用いたNMOSFETは比較例1と同様であるが、PMOSFETは、NMOSFETと対照的な形状を示す。ここで、ゲート電極に用いる材料の種類を変えると、閾値電圧の値は僅かながら変化する。しかしながら、その変化量は、チャネルのドーズ量によって十分調整可能な範囲である。
また、図29(a)より、本発明では、比較例1に比較して、PMOSFETの電流値が十分に大きな値となっていることが分かる。このことは、本発明によって、PMOSFETの閾値電圧の適正化とともに、ゲート電極の空乏化の抑制が可能になったことを示している。
以上の結果より、本発明が、高誘電率絶縁膜をゲート絶縁膜として用いた場合に非常に有効であることが判明した。尚、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。
実施の形態1における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態1における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態1における半導体装置の断面図の一例である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態1による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1で、ニッケルシリサイド膜中の(Ni/Si)比とVfbとの関係を示す図である。 実施の形態1によるPMOSFETの実効移動度を示す図である。 実施の形態1によるPMOSFETのオン電流−オフ電流特性を示す図である。 実施の形態2における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態2における半導体装置の断面図の一例である。 (a)〜(c)は、実施の形態2による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態2による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態2による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 実施の形態3における半導体装置の断面図の一例である。 (a)〜(c)は、実施の形態3による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、実施の形態3による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)および(b)は、実施の形態3による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)および(b)は、実施の形態3による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 トランジスタのサブスレッショルド特性を評価した結果であり、(a)は本発明、(b)は比較例である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 (a)〜(c)は、従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
符号の説明
1 シリコン基板
2 素子分離絶縁膜
6 N型拡散層領域
7 P型拡散層領域
8 シリコン酸化膜
9 ハフニウム珪酸窒化膜
10a N型シリコン膜
15 シリコン酸化膜
18 P型エクステンション領域
19 N型エクステンション領域
20 シリコン窒化膜
23 P型ソース・ドレイン領域
24 N型ソース・ドレイン領域
25,28 ニッケルシリサイド膜
26 第1の層間絶縁膜
29 第2の層間絶縁膜
101 シリコン基板
102 素子分離絶縁膜
106 N型拡散層領域
107 P型拡散層領域
108a シリコン酸窒化膜
109a ハフニウム珪酸化膜
1010a N型シリコン膜
1015 シリコン酸化膜
1018 P型エクステンション領域
1019 N型エクステンション領域
1020 シリコン窒化膜
1023 P型ソース・ドレイン領域
1024 N型ソース・ドレイン領域
1025 ニッケルシリサイド膜
1026 第1の層間絶縁膜
1029 第2の層間絶縁膜
1032,1037 チタンシリサイド膜
1034 ルテニウム膜
201 シリコン基板
202 素子分離絶縁膜
206 N型拡散層領域
207 P型拡散層領域
208 シリコン酸化膜
209b ハフニウム酸化膜
209c シリコン窒化膜
2010a N型シリコン膜
2015 シリコン酸化膜

Claims (10)

  1. シリコン基板上にNMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置において、
    前記NMOSFETおよび前記PMOSFETのゲート絶縁膜は、前記シリコン基板上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜とからなる積層構造を有し、
    前記NMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、該N型シリコン膜上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、
    前記PMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成された第2の金属シリサイド膜からなり、
    前記第2の絶縁膜は高誘電率絶縁膜であって、該高誘電率絶縁膜が、前記NMOSFETのゲート電極および前記PMOSFETのゲート電極のいずれの側壁にも形成されていないことを特徴とする半導体装置。
  2. シリコン基板上にNMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置において、
    前記NMOSFETおよび前記PMOSFETのゲート絶縁膜は、前記シリコン基板上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜とからなる積層構造を有し、
    前記NMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成されたN型シリコン膜と、該N型シリコン膜上に形成された第1の金属シリサイド膜とからなり、
    前記PMOSFETのゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に形成された金属膜と、該金属膜上に形成された第2の金属シリサイド膜との積層構造を有し、
    前記第2の絶縁膜は高誘電率絶縁膜であって、該高誘電率絶縁膜が、前記NMOSFETのゲート電極および前記PMOSFETのゲート電極のいずれの側壁にも形成されていないことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記金属膜は、ニッケル、コバルト、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、白金およびイリジウムよりなる群から選ばれる少なくとも1種類以上の金属を含む請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の金属シリサイド膜は、ニッケルシリサイド膜、コバルトシリサイド膜、パラジウムシリサイド膜、ロジウムシリサイド膜、ルテニウムシリサイド膜、白金シリサイド膜およびイリジウムシリサイド膜よりなる群から選ばれるいずれか1つの単層膜または2つ以上の膜により構成される積層膜である請求項1〜3に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の金属シリサイド膜は、ニッケルシリサイド膜、コバルトシリサイド膜、パラジウムシリサイド膜、ロジウムシリサイド膜、ルテニウムシリサイド膜、白金シリサイド膜およびイリジウムシリサイド膜よりなる群から選ばれるいずれか1つの単層膜または2つ以上の膜により構成される積層膜である請求項1〜4に記載の半導体装置。
  6. NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
    素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、
    前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、
    側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、
    前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、
    前記アンドープのシリコン膜パターンを所定膜厚までエッチングする工程と、
    前記シリコン基板の全面に金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの全てを、前記金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
    素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、
    前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、
    側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、
    前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、
    前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、
    前記アンドープのシリコン膜パターン上にある前記第2の金属シリサイド膜を除去する工程と、
    前記アンドープのシリコン膜パターン上に、第2の金属膜および第3の金属膜を順に形成する工程と、
    熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属膜および前記第3の金属膜を反応させて、前記第2の金属膜と、前記第3の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
    素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、
    前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、
    側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、
    前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、
    前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、
    前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に第2の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第2の金属膜を反応させて、前記第2の金属シリサイド膜と、前記第2の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
    素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、
    前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、
    側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、
    前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、
    前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、
    前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に前記第1の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第1の金属膜を反応させて、前記ゲート絶縁膜の上に前記第2の金属シリサイド膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. NMOSFETとPMOSFETとで構成されるCMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
    素子分離絶縁膜、N型拡散層領域およびP型拡散層領域が設けられたシリコン基板の上に、高誘電率絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にシリコン膜を形成する工程と、
    前記シリコン膜の前記NMOSFETの領域にN型不純物を注入する工程と、
    前記シリコン膜をゲート電極の形状に加工して、N型シリコン膜パターンとアンドープのシリコン膜パターンとを形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの下部を除いて前記ゲート絶縁膜を除去する工程と、
    前記ゲート絶縁膜除去後の前記シリコン基板の全面に第1の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型エクステンション領域およびP型エクステンション領域を形成する工程と、
    前記第1の側壁絶縁膜の上に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの側壁部を除いて、前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜を除去する工程と、
    側壁部に前記第1の側壁絶縁膜および前記第2の側壁絶縁膜が形成された前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンをマスクとして前記シリコン基板に不純物を注入し、N型ソース・ドレイン領域およびP型ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記N型ソース・ドレイン領域および前記P型ソース・ドレイン領域の上に第1の金属シリサイド膜を形成する工程と、
    前記第1の金属シリサイド膜形成後の前記シリコン基板の上に、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンを埋め込むようにして層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を加工して、前記N型シリコン膜パターンおよび前記アンドープのシリコン膜パターンの表面を露出させる工程と、
    前記シリコン基板の全面に第1の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記N型シリコン膜パターンの上部および前記アンドープのシリコン膜パターンの上部を、前記第1の金属膜がシリサイド化された第2の金属シリサイド膜に変える工程と、
    前記PMOSFETの領域にある前記第2の金属シリサイド膜の上に第2の金属膜を形成する工程と、
    熱処理によって、前記アンドープのシリコン膜、前記第2の金属シリサイド膜および前記第2の金属膜を反応させて、前記第1の金属膜と、前記第2の金属膜がシリサイド化された第3の金属シリサイド膜とが順に積層された構造を前記ゲート絶縁膜の上に形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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