JP2005289490A - 段ボール製梱包箱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
保管スペースが少なくて済み、しかも、不正に梱包解除されるおそれの少ない段ボール製梱包箱装置の提供である。
【解決手段】
段ボールより成り、幅方向に沿って下方に折曲げ可能な3個の係止爪3から成る第1ないし第5の各係止爪群B1 〜B5 が設けられたパレット板1と、段ボールより成り、天井板部6に設けられた各係止爪7を、前記天井板部6と重なり状態で配置される折返し板部12に設けられた各係止孔用開口13に挿入係止することによって角筒状に保持される桁材2とからパレットPを構成し、前記パレット板1の各係止爪3を、前記桁材2の各係止孔用開口13と折り曲げられた係止爪7とによって形成される係止孔20に挿入係止させることにより、両者を一体に組み付ける。
【選択図】 図2
保管スペースが少なくて済み、しかも、不正に梱包解除されるおそれの少ない段ボール製梱包箱装置の提供である。
【解決手段】
段ボールより成り、幅方向に沿って下方に折曲げ可能な3個の係止爪3から成る第1ないし第5の各係止爪群B1 〜B5 が設けられたパレット板1と、段ボールより成り、天井板部6に設けられた各係止爪7を、前記天井板部6と重なり状態で配置される折返し板部12に設けられた各係止孔用開口13に挿入係止することによって角筒状に保持される桁材2とからパレットPを構成し、前記パレット板1の各係止爪3を、前記桁材2の各係止孔用開口13と折り曲げられた係止爪7とによって形成される係止孔20に挿入係止させることにより、両者を一体に組み付ける。
【選択図】 図2
Description
本発明は、梱包箱と、該梱包箱の底部に被梱包物と一緒に収容され、被梱包物を設置させるためのパレットとから成る段ボール製梱包箱装置に関するものである。
従来の技術を説明するに当り、本発明の図面を援用する。被梱包物を梱包するために、段ボールから成るパレットが公知であり、各種の特許出願がされている(例えば、特許文献1参照)。図1及び図2に示されるように、パレットPは、被梱包物Dを設置するためのパレット板1と、フォークリフト爪Nを挿入させるために、前記パレット板1を所定高さだけ持ち上げて爪挿入空間Vを形成するための複数本の桁材2より構成されている。
前記パレットPを梱包箱C1 の底部に収容し、その状態のパレットPに被梱包物Dを設置させる構成の段ボール製梱包箱装置A1 が公知である。この場合、梱包箱C1 に収容されたパレットPに被梱包物Dを設置した後、梱包箱C1 の上板をシール等で止めるだけで済む。また、複数個の被梱包物Dを設置させる「集合梱包」の場合であっても、被梱包物DとパレットPとを結束バンド等で締める作業が不要である。更に、被梱包物Dが視認不能になるため、盗難等のおそれも少ない。
従来のパレットは、パレット板と各桁材とが糊等の接着剤によって一体に固着されている。このため、パレットを保管するために大きなスペースを必要とする。また、被梱包物の大きさに応じて、複数種類のパレットと梱包箱とを用意しておかなければならず、梱包現場において被梱包物の大きさが突然変更された場合に対応できないおそれがある。更に、接着剤が飛散・落下する等により、梱包現場が汚損されるという不具合もある。
図11及び図12に示されるように、被梱包物DをパレットPに設置するときの作業を容易にするため、上箱と下箱に分離させた梱包箱C2 を使用する構成の段ボール製梱包箱装置A2 も存している。従来の段ボール製梱包箱装置では、下箱に上箱を単に被せるだけの構成であるため、搬送途中において不正に梱包解除されるおそれがある。これを防止するため、結束バンド等により上箱と下箱とを分離不能に縛らなければならず、梱包作業に手間がかかっている。
特開2002−274538号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、保管スペースが少なくて済み、しかも、不正に梱包解除されるおそれのない段ボール製梱包箱装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、側板下部にフォークリフト爪を挿入可能な爪孔が設けられた梱包箱と、該梱包箱の底部に被梱包物と一緒に収容される段ボール製のパレットとから成り、前記爪孔を通して前記パレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、被梱包物を梱包状態で持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、前記パレットは、板状のパレット本体と、該パレット本体の下面に取付けられる複数本の桁材とから成り、前記パレット本体と前記桁材とは、これらの一方に形成された係止爪が、他方に形成された係止孔に挿入係止されて一体に組み付けられる構成であることを特徴としている。
本発明に係る段ボール製梱包箱装置を構成するパレットは、パレット本体の係止爪が、対応する桁材の係止孔に挿入係止されることにより、両者が一体に組み付けられるため、被梱包物の梱包状態で桁材が外れないという利点を損なうことなく、容易に組み付けることができる。このため、前記パレットを構成するパレット本体と桁材とを分離させて保管でき、積層して保管した状態で無用な空間部が形成されないので、組付け状態で保管するのと比較して、保管スペースが小さくて済む。また、作業者が、分離して保管しておいたパレット本体と桁材とを組み付けて使用することにより、梱包現場において必要サイズのパレットを、必要数だけ瞬時に確保することができ、多種多様な形状の被梱包物を梱包することができる。
請求項2の発明は、上面が開口した下箱と、下面が開口して前記下箱の外側に被せられる上箱と、前記下箱に収容されるパレットとから成り、前記下箱及び上箱の側面下部には、フォークリフト爪を挿入可能な爪孔がそれぞれ形成され、前記下箱に収容したパレット上に被梱包物を積載して、下箱及び被梱包物を上箱で覆った状態で、前記各爪孔を通してパレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、梱包状態の被梱包物を持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、前記下箱の外側に上箱を被せて被梱包物を梱包した状態で、互いに合致した下箱及び上箱の各爪孔に連結部材を挿入して、上下の各箱を相互に連結する構成であることを特徴としている。
請求項2の発明では、段ボール製梱包箱装置の機能からして上下の各箱に必ず設けられる爪孔に連結部材を挿入するのみで、上箱が上方に素抜けるのを防止できて、梱包済の被梱包物が不正に梱包解除されるのを阻止できる。特に、上下の各箱が、それらの下端部で連結されていて、しかも、梱包状態の段ボール製梱包箱装置が近接配置されている場合には、前記連結部材を取り外すことが困難になり、不正に梱包解除されることを確実に阻止できる。
請求項3の発明は、請求項2の発明を前提として、前記上箱の爪孔の上端縁に折返し片が設けられ、連結部材の挿入時において、前記折返し片は、パレットを構成するパレット本体の裏面に向けて折り返されて、前記パレット本体と連結部材との間に介装されることを特徴としている。この発明では、挿入状態の連結部材の抜止めが図られるため、不正に梱包解除されることが、一層確実に阻止できる。
請求項1の発明は、側板下部にフォークリフト爪を挿入可能な爪孔が設けられた梱包箱と、該梱包箱の底部に被梱包物と一緒に収容される段ボール製のパレットとから成り、前記爪孔を通して前記パレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、被梱包物を梱包状態で持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、前記パレットは、板状のパレット本体と、該パレット本体の下面に取付けられる複数本の桁材とから成り、前記パレット本体と前記桁材とは、これらの一方に形成された係止爪が、他方に形成された係止孔に挿入係止されて一体に組み付けられる構成であることを特徴としている。このため、段ボール製のパレットを構成するパレット本体と桁材とを組み付ける作業が容易である。また、両者を分離して保管できるため、保管のためのスペースも小さくて済む。
請求項2の発明は、上面が開口した下箱と、下面が開口して前記下箱の外側に被せられる上箱と、前記下箱に収容されるパレットとから成り、前記下箱及び上箱の側面下部には、フォークリフト爪を挿入可能な爪孔がそれぞれ形成され、前記下箱に収容したパレット上に被梱包物を積載して、下箱及び被梱包物を上箱で覆った状態で、前記各爪孔を通してパレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、梱包状態の被梱包物を持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、前記下箱の外側に上箱を被せて被梱包物を梱包した状態で、互いに合致した下箱及び上箱の各爪孔に連結部材を挿入して、上下の各箱を相互に連結する構成であることを特徴としている。このため、上下の各箱の爪孔の部分に連結部材を挿入するだけで、各箱が分離されるのが防止され、被梱包物が不正に梱包解除されることを阻止できる。
以下、本発明の最良実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は第1実施例の段ボール製梱包箱装置A1 の全体斜視図、図2はパレットPの斜視図、図3は同じく平面図である。
第1実施例の段ボール製梱包箱装置A1 は、図1に示されるように、段ボールより成るパレットPと、該パレットP及びこれに設置された被梱包物Dを収容するための梱包箱C1 とから成る。パレットPについて説明する。図2に示されるように、本実施例のパレットPは、所定厚さの段ボール板より成る長方形状のパレット板1と、該パレット板1の底面部に着脱可能に取付けられる複数本(本実施例の場合、3本)の桁材2とから構成されている。各桁材2は、それらの長手方向をパレット板1の長手方向(以降、「幅方向」と記載する)と直交する方向(以降、「奥行方向」と記載する)に沿わせて、前記パレット板1における両端部とほぼ中央部に取付けられている。パレット板1について説明する。図3に示されるように、前記パレット板1には、パレット板1の奥行方向に一定の取付間隔L1 をおいて形成された3個の係止爪3から成る5つの係止爪群B1 〜B5 が設けられている。各係止爪3は、平面視において略正方形状で、四辺のうちの三辺が切り込まれていて、残りの一辺の部分でパレット板1と接続されている。各係止爪3は、前記残りの一辺の部分(接続部3a)を支点としてパレット板1から折り曲げることができる。各係止爪3における接続部3aの幅W2 は、各係止爪3の幅W1 よりも少し狭くなっていて、各係止爪3を、対応する桁材2の係止孔20(後述)に係止させたときに抜け止めがされるようになっている。また、各係止爪3の長さをW3 で表す。
図3に示されるように、前記パレット板1の幅方向の両端部には、第1係止爪群B1 と第5係止爪群B5 が設けられていて、同じくほぼ中央部には、第3係止爪群B3 が設けられている。即ち、第1、第3及び第5係止爪群B1,B3,B5 は、パレット板1の幅方向に一定の取付間隔L2 をおいて設けられている。これに対して、第2及び第4係止爪群B2,B4 は、両端部の各係止爪群B1,B5 からパレット板1の幅方向に一定の取付間隔L3 をおいて設けられている。
次に、桁材2について説明する。図2ないし図4に示されるように、桁材2は、所定の板厚t1 を有する長方形状の段ボール板を各折曲げ線4(図4参照)で折り曲げて角筒状に形成すると共に、内側に複数個(本実施例の場合、3個)の支持部材5(図8参照)を配置したものである。図4に示されるように、展開状態の桁材2の一端部(図4の図面視における右端部)には、折曲げ状態でパレット板1の底面部に接合される天井板部6が形成されていて、該天井板部6には、パレット板1の各係止爪3と同一形状の各係止爪7が、各係止爪群B1 〜B5 に対応して(即ち、桁材2の長手方向に一定の取付間隔L1 をおいて)設けられている。各係止爪7は、天井板部6の端縁部6aから、距離J1 だけ離れた位置に設けられている。そして、前記天井板部6に隣接して第1側板部8、底板部9、第2側板部11、及び折曲げ状態で前記天井板部6の直下に配置される折返し板部12が順に形成されている。図4及び図6に示されるように、上記した各板部6,8,9,11,12の幅を順にK1 〜K5 とすると、天井板部6の幅K1 と底板部9の幅K3 はほぼ同一であり、第2側板部11の幅K4 は、第1側板部8の幅K2 よりも板厚t1 の分だけ狭い。また、折返し板部12の幅K5 は、天井板部6の幅K1 よりも僅かに狭い。この結果、各板部6,8,9,11,12が折り曲げられて桁材2が形成されたとき、図6に示されるように、その断面形状は長方形状を呈すると共に、折返し板部12の端縁部12aは、第1側板部8の内側面よりも僅かに離れて配置される。そして、前記第1側板部8の幅K2(即ち、折曲げ状態における各桁材2の高さ)は、フォークリフト爪Nの厚みよりも広い。
図4ないし図6に示されるように、前記折返し板部12において、天井板部6の各係止爪7と対応する位置(第2側板部11と折返し板部12との間の折曲げ線4から距離J2 だけ離れた位置)には、各係止爪7を挿入係止させるための各係止孔用開口13が設けられている。図5の(イ)に示されるように、各係止孔用開口13の抜き孔形状は、各係止爪7の外形状に対応していて、各係止孔用開口13の内幅は、各係止爪7の幅W1,W2 と同一であるが、長さW4 は、各係止爪7の長さW3 よりも少し長い。図5の(ロ)に示されるように、展開状態の桁材2が折り曲げられて角筒状に形成されると、天井板部6の直下に、折返し板部12が重なり状態で配置される。ここで、各係止孔用開口13が形成される距離J2 は、前述した各係止爪7が形成される距離J1 よりも少し短い。このため、天井板部6の各係止爪7と、折返し板部12の各係止孔用開口13とは、距離e(e=J1 −J2 −t1)だけずれて配置される。
図6及び図7に示されるように、各係止爪7の接続部7aを支点として、各係止爪7を下方にほぼ直角に折り曲げると、各係止爪7が対応する折返し板部12の各係止孔用開口13に入り込む。各係止爪7と各係止孔用開口13の幅W1 は同一であるものの、両者の位置は幅方向に距離eだけずれている。このため、係止爪7が折り曲げられるとき、該係止爪7の一端部7b(図6の図面視における右端部)は、折返し板部12の端縁部12aを側方(第1側板部8の側)に移動させながら係止孔用開口13に入り込む。そして、各係止爪7の接続部7aが、各係止孔用開口13において切込み幅が狭くなっている部分(狭幅部13a)に入り込むことにより、前記折返し板部12は戻される。これにより、各係止爪7の抜け止めが図られ、桁材2は折曲げ状態(角筒状態)で保持される。そして、この状態で、桁材2の係止爪7が折り曲げられた部分には、幅W5 (W5 =W1 −e)の係止孔20が形成される(図6参照)。
次に、支持部材5について説明する。図7及び図8に示されるように、各桁材2の内部には、高さ方向の強度を確保するために、3個の支持部材5が配置されている。本実施例の支持部材5は、所定厚の段ボール板を複数回に亘って巻回して角筒状にしたものであり、軸心方向を高さ方向に沿わせて、各桁材2における各係止爪7及び各係止孔用開口13の直下に配置される。各支持部材5の高さは、桁材2の内側高さにほぼ等しい。これにより、各桁材2は、第1及び第2の各側板部8,11と各支持部材5とでもって被梱包物Dの荷重を支持する。また、各係止爪7が下方に折り曲げられたとき、それらの大部分が、対応する支持部材5の内側部分(中空部分)に入り込む。これにより、各支持部材5が桁材2から抜け出るおそれはない。
図6ないし図8に示されるように、折り曲げられて角筒状に保持され、内部に各支持部材5が配置された桁材2とパレット板1とが一体に取付けられる。即ち、パレット板1の底面部に各桁材2が配置された状態で、前記パレット板1に設けられた各係止爪3が下方に折り曲げられる。各係止爪3は、対応する桁材2の係止孔用開口13に入り込む。このとき、前記各係止爪3は、桁材2における天井板部6の係止爪7と殆ど同一の作用でもって、桁材2の係止孔20に入り込む。パレット板1の係止爪3の幅W1 は、係止孔20の幅W5 よりも大きいので、該係止爪13の一端部3b(図6の図面視における右端部)が、折返し板部12の端縁部12aを側方(第1側板部8の側)に移動させると共に、他端部3cが桁材2の天井板部6を反対側の側方(第2側板部11の側)に移動させながら係止孔20に入り込む。そして、各係止爪3の接続部3aが、各係止孔20において切込み幅が狭くなっている部分(狭幅部13a)に単独で、或いは桁材2の係止爪7と重なって入り込むことにより、前記折返し板部12は戻される。これにより、各係止爪3の抜け止めが図られ、パレット板1と桁材2とが一体に取付けられる。パレット板1の各係止爪3を逆方向に折り曲げて戻すことにより、パレット板1と桁材2とを容易に分離させることができる。本実施例のパレットPの場合、パレット板1における第1、第3及び第5係止爪群B1,B3,B5 の直下の部分に、各桁材2が取付けられている。そして、各桁材2どうしの間には、フォークリフト爪Nを挿入させるための爪挿入空間Vが形成される。
次に、梱包箱C1 について説明する。図1及び図9に示されるように、梱包箱C1 は所定厚の段ボール板から成り、組立状態における内側は、パレット板1よりも少し広い。梱包箱C1 の側板部14の下部で、収容状態でのパレットPの各爪挿入空間Vに対応する部分には、フォークリフト爪Nを挿通させるための各爪孔14aが設けられている。被梱包物Dは、梱包箱C1 の底面部に収容されたパレットPに設置されて収容される。各爪孔14aの高さ(内側寸法)は、パレットPの桁材2の第1側板部8の幅K2 (図6参照)よりも少し高く、パレットPの収容状態で、各爪孔14aの上縁部は、パレット板1の底面部よりも少し上方に配置される(図10参照)。このため、フォークリフト爪Nが上昇したとき、最初にパレット板1の底面部に当接する。
図9及び図10を参照しながら、第1実施例の段ボール製梱包箱装置A1 の作用について説明する。被梱包物Dに対して最適な大きさのパレット板1と各桁材2が選択される。本実施例の場合、パレット板1における各桁材2の取付間隔L2 が、被梱包物Dの幅Rに近いものが選択される。梱包箱C1 の各側板部14が折り曲げられ、下面が閉塞状態に形成される。図8に示されるように、角筒状に折り曲げられ、内部に各支持部材5が配置された桁材2が、パレット板1における第1、第3及び第5の各係止爪群B1,B3,B5 の直下に配置され、パレット板1の各係止爪3が下方に折り曲げられて対応する桁材2の係止孔20に入り込んで係止される。これにより、パレットPが形成される。本実施例の場合、パレット板1と各桁材2とを一体に取付けるときに糊等の接着剤を使用する必要がないため容易であり、しかも、梱包現場を汚損するおそれはない。
続いて、梱包箱C1 の底部にパレットPが収容される。この状態で、図10の(イ)に示されるように、パレットPの各爪挿入空間Vは、一対の側板部14の下部に設けられた各爪孔14aと対応して配置され、各爪孔14aを介してフォークリフト爪Nを、前記爪挿入空間Vに挿入させることができる。そして、パレット板1に被梱包物Dが設置される。最下段の被梱包物D(パレット板1に直接設置される被梱包物D)における4つの底辺のうち、パレット板1の奥行方向に沿って配置される側の2辺(稜線15)が、各桁材2の直上の部分に配置される。これにより、被梱包物Dが重量物であっても確実に支持される。
次に、梱包現場において、収容される被梱包物Dが被梱包物D’に変更された場合について説明する。ここで、被梱包物D’の幅R’は、被梱包物Dの幅Rよりも狭い。該パレットPに被梱包物D’をそのまま設置させると、被梱包物D’における稜線16が、パレット板1の中央部の桁材2に掛からなくなってしまい、被梱包物D’を的確に支持できなくなるおそれがある。この場合、図10の(ロ)に示されるように、パレット板1における幅方向の中央部の桁材2(第3係止爪群B3 に対応する桁材2)を取り外し、第2及び第4の係止爪群B2,B4 の部分に各桁材2を取付ける。被梱包物D’の幅R’が、新たにパレット板1に取付けられた各桁材2の取付間隔L3 に近ければ、被梱包物D’における底面部の稜線16は、各桁材2の直上に配置される。これにより、被梱包物D’を確実に支持することができる。しかも、各桁材2の取付位置を変更した場合であっても、爪挿入空間Vはそのまま確保され、フォークリフト爪Nを挿入させるのに支障はない。
本実施例の段ボール製梱包箱装置A1 の場合、パレットPを構成するパレット板1と桁材2とを分離させた状態で保管することができるため、それらを保管するためのスペースが小さくて済む。また、パレット板1及び桁材2の運搬も容易である。
次に、第2実施例の段ボール製梱包箱装置A2 について説明する。図11は第2実施例の段ボール製梱包箱装置A2 の斜視図、図12は同じく分解斜視図、図13は連結部材Sの斜視図である。図11及び図12に示されるように、段ボール製梱包箱装置A2 は、上箱17と下箱18とから成る梱包箱C2 と、パレットPと、重なり状態の上箱17と下箱18とが分離することを防止するための連結部材Sとから構成されている。前記パレットPは、第1実施例の段ボール製梱包箱装置A1 におけるパレットPと同一である。
梱包箱C2 について説明する。図11及び図12に示されるように、梱包箱C2 を構成する上箱17は、所定厚t2 の段ボール板より成り、組立て状態(折曲げ状態)で下面が開口していると共に、上面は、折り曲げられた天井板部19によって閉塞されている。また、上箱17の各側板部21の下部で、下箱18に収容されたパレットPの各爪挿入空間Vに対応する部分は高さ方向に切り込まれていて、各折返し片22が形成されている。同じく下箱18は、所定厚t3 の段ボール板より成り、組立て状態(折曲げ状態)で上面が開口していると共に、下面は底板部23によって閉塞されている。下箱18の各側板部24の外周縁の大きさは、上箱17の各側板部21の内周縁の大きさよりも僅かに小さい。このため、下箱18に上箱17を覆い被せることができる。また、下箱18の各側板部24のうち、該下箱18に収容されたパレットPの各爪挿入空間Vに対応する部分には、フォークリフト爪Nを挿入させるための各爪孔25が形成されている。各爪孔25の高さH1 は、桁材2の高さK2 よりも少し高い(図15参照)。本実施例の場合、各爪孔25の内幅は、上箱17の折返し片22の切込み幅とほぼ等しい。このため、下箱18に上箱17が覆い被せられたとき、上箱17の折返し片22の抜き孔22aと下箱18の爪孔25は、幅方向においてほぼ合致する。この状態で、上箱17の折返し片22が内側に折り返される。該折返し片22は、パレットPの爪挿入空間Vに入り込み、パレット板1の直下に配置される(図11参照)。そして、上下の各箱17,18を分離不能に連結するために、前記折返し片22の抜き孔22aから連結部材Sが挿入される。なお、図12において、26はテープである。
次に、連結部材Sについて説明する。図14に示されるように、連結部材Sは、所定厚の段ボール板を逆U字状に折り曲げたものであり、折曲げ状態における上板部27の全幅W6 は、上箱17の折返し片22の抜き孔22aの内幅W7 よりも少し短い。前記上板部27の両側に、一対の側板部28が垂下されて形成されている。前記上板部27の前部には、平面視においてL字状の切込みが、2箇所に対称形状で設けられている。このため、上板部27の両端部を下方に折り曲げて一対の側板部28を形成したとき、各側板部28の上部は、切込みの分だけ上板部27から突出し、高さH2 の各抜止め部29が形成される。また、各側板部28の後端部の下部には、ストッパ部31が突設されている。図15に示されるように、前記抜止め部29の高さH2 は、上箱17の板厚t2 よりも少し短い。また、前記ストッパ部31における側板部28の下端縁からの突出長H3 は、下箱18の板厚t3 よりも少し短い。
前記連結部材Sは、図14ないし図16に示されるように、下箱18に覆い被されて折返し片22が内側に折り返された上箱17の外側から、折返し片22の抜き孔22aを介して、下箱18の爪孔25の部分に挿入される。爪孔25の内幅は、前記抜き孔22aの内幅W7 とほぼ同一であり、しかも、折返し片22の抜き孔22aの高さH4(図16参照)よりも高いため、連結部材Sは、図14に二点鎖線で示されるように、一対の側板部28が内側に屈曲され、全高を低くさせた状態で挿入される。そして、連結部材Sにおける抜止め部29の部分が、上箱17の折返し片22の前端部22bを超えると、一対の側板部28の屈曲状態が解除されて、上板部27とほぼ直角の状態を呈する。これにより、一対の抜止め部29もほぼ起立状態となり、その後端部29aが、前記折返し片22の前端部22bと近接して対向配置される。また、この状態で、連結部材Sのストッパ部31の前端部31aも、下箱18の底板部23の端面部23aと近接して対向配置される。この結果、連結部材Sの抜止めが図られると共に、前記連結部材Sにより、上箱17の折返し片22が下箱18の爪孔25を介してパレットPの爪挿入空間Vに入り込んでいる状態が保持され、上箱17と下箱18とは分離不能となる。更に、連結部材Sが挿入された状態においても、上板部27と一対の側板部28との間には、フォークリフト爪Nを挿入可能な空間部が、パレットPの爪挿入空間Vに連続して形成されるため、この状態においてもフォークリフト爪Nによって段ボール製梱包箱装置A2 を持ち上げることができる。連結部材Sを取り外すときは、挿入するときと同様に、一対の側板部28を内側に屈曲させながら引き出す。これにより、上箱17と下箱18とを容易に分離させることができる。
第2実施例の段ボール製梱包箱装置A2 の作用について説明する。図12及び図15に示されるように、下箱18に収容されたパレットPに被梱包物Dが設置される。パレットPの周囲が開放されているため、被梱包物Dを設置する作業が容易である。また、梱包を解除して、被梱包物Dを取り出す作業も容易である。パレットPに被梱包物Dが設置された後、上箱17が覆い被せられ、各折返し片22が内側に折り曲げられる。各折返し片22は、下箱18の爪孔25を介してパレットPの爪挿入空間Vに配置される。
続いて、上箱17の折返し片22の抜き孔22aの部分に、連結部材Sの一対の側板部28を、幅方向に屈曲させながら挿入させる。連結部材Sの抜止め部29が、折返し片22の前端部22bを超えると屈曲状態が解放され、折返し片22と抜止め部29とが係止される。これにより、連結部材Sの抜止めが図られる。また、ストッパ部31が、下箱18の底板部23の端面部23aに当接するため、前記連結部材Sがそれ以上挿入されることが防止される。これにより、上箱17と下箱18は、連結部材Sによって分離不能に連結される。この結果、搬送途中において、上箱17と下箱18が分離され、不正に梱包解除されることを阻止できる。そして、前記連結部材Sを介してパレットPの爪挿入空間Vにフォークリフト爪Nを挿入して持ち上げる。連結部材Sの上板部27が持ち上げられると、上箱17の折返し片22を介してパレット板1の底面部に当接し、被梱包物Dが設置されたパレットP全体が持ち上げられる。折返し片22が持ち上げられると、下箱18の爪孔25に当接し、下箱18が持ち上げられる。この結果、段ボール製梱包箱装置A2 の全体が持ち上げられる。パレット板1と折返し片22との間、及び折返し片22と連結部材Sの上板部27との間には隙間が殆どないので、前記連結部材Sにフォークリフト爪Nを挿入して被梱包物Dの搬送作業を行っても、折返し片22の前端部22bと連結部材Sの抜止め部29の後端部29aとの係止状態が維持される。
第2実施例の段ボール製梱包箱装置A2 では、上箱17と下箱18の下端部に、折返し片22と爪孔25が設けられていて、連結部材Sを、梱包箱C2 の下端部に挿入させる形態である。このため、下箱18の高さを低くすることができ、被梱包物Dの設置が容易である。また、連結部材Sを取り外す場合には、段ボール製梱包箱装置A2 において前記連結部材Sが挿入された側板部21の周囲に、所定の大きさの空間部を必要とする。換言すれば、被梱包物Dを梱包した段ボール製梱包箱装置A2 どうしを近接配置させることにより、前記空間部が形成されなくなり、不正に梱包解除されることを一層確実に阻止できる。なお、第2実施例の段ボール製梱包箱装置A2 を構成するパレットPは、段ボール以外のもの(例えば、木材、樹脂材等)から成るものであっても構わない。
A1,A2 :段ボール製梱包箱装置
C1,C2 :梱包箱
D:被梱包物
N:フォークリフト爪
P:パレット
S:連結部材
V:爪挿入空間(パレットの下方)
1:パレット板(パレット本体)
2:桁材
3,7:係止爪
14:側板部
14a,25:爪孔
17:上箱
18:下箱
20:係止孔
22:折返し片
22a:抜き孔(爪孔)
C1,C2 :梱包箱
D:被梱包物
N:フォークリフト爪
P:パレット
S:連結部材
V:爪挿入空間(パレットの下方)
1:パレット板(パレット本体)
2:桁材
3,7:係止爪
14:側板部
14a,25:爪孔
17:上箱
18:下箱
20:係止孔
22:折返し片
22a:抜き孔(爪孔)
Claims (3)
- 側板下部にフォークリフト爪を挿入可能な爪孔が設けられた梱包箱と、該梱包箱の底部に被梱包物と一緒に収容される段ボール製のパレットとから成り、前記爪孔を通して前記パレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、被梱包物を梱包状態で持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、
前記パレットは、板状のパレット本体と、該パレット本体の下面に取付けられる複数本の桁材とから成り、前記パレット本体と前記桁材とは、これらの一方に形成された係止爪が、他方に形成された係止孔に挿入係止されて一体に組み付けられる構成であることを特徴とする段ボール製梱包箱装置。 - 上面が開口した下箱と、下面が開口して前記下箱の外側に被せられる上箱と、前記下箱に収容されるパレットとから成り、前記下箱及び上箱の側面下部には、フォークリフト爪を挿入可能な爪孔がそれぞれ形成され、
前記下箱に収容したパレット上に被梱包物を積載して、下箱及び被梱包物を上箱で覆った状態で、前記各爪孔を通してパレットの下方に挿入されたフォークリフト爪により、梱包状態の被梱包物を持上げ可能な段ボール製梱包箱装置であって、
前記下箱の外側に上箱を被せて被梱包物を梱包した状態で、互いに合致した下箱及び上箱の各爪孔に連結部材を挿入して、上下の各箱を相互に連結する構成であることを特徴とする段ボール製梱包箱装置。 - 前記上箱の爪孔の上端縁に折返し片が設けられ、連結部材の挿入時において、前記折返し片は、パレットを構成するパレット本体の裏面に向けて折り返されて、前記パレット本体と連結部材との間に介装されることを特徴とする請求項2に記載の段ボール製梱包箱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004111119A JP2005289490A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 段ボール製梱包箱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004111119A JP2005289490A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 段ボール製梱包箱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005289490A true JP2005289490A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35322897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004111119A Withdrawn JP2005289490A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 段ボール製梱包箱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005289490A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008018983A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Sharp Corp | パレット一体型包装箱 |
| GB2454529A (en) * | 2007-11-12 | 2009-05-13 | Levy Brothers & Knowles Ltd | Pallet for sheets of glass |
| JP2010126298A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Fujitsu Ltd | 把持ユニットおよびリフター |
| CN105947369A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-09-21 | 中北大学 | 层叠插接全纸托盘 |
| JP2017200839A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-09 | 富山化学工業株式会社 | 輸送用コンテナ |
-
2004
- 2004-04-05 JP JP2004111119A patent/JP2005289490A/ja not_active Withdrawn
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| GB2454529B (en) * | 2007-11-12 | 2011-12-28 | Levy Brothers & Knowles Ltd | Supports |
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| CN105947369A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-09-21 | 中北大学 | 层叠插接全纸托盘 |
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