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JP2005275379A - 可動体の位置検出装置及び像ブレ補正装置 - Google Patents

可動体の位置検出装置及び像ブレ補正装置 Download PDF

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JP2005275379A JP2005033963A JP2005033963A JP2005275379A JP 2005275379 A JP2005275379 A JP 2005275379A JP 2005033963 A JP2005033963 A JP 2005033963A JP 2005033963 A JP2005033963 A JP 2005033963A JP 2005275379 A JP2005275379 A JP 2005275379A
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Abstract

【課題】 像ブレ補正装置の磁界変化検出素子を使用した位置検出において直線的な変化量を使った位置検出が出来る撮像素子などを含む可動部の移動範囲が広い装置を提供する。
【解決手段】 撮像素子39a1を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向xと、光軸及び第1方向に直交する第2方向yに移動可能な可動部30aと、可動部30aを第1、第2方向に移動自在に支持する固定部30bとを備える。可動部30aは、可動部30aの第1方向の位置検出に使用される水平方向ホール素子hh10と、可動部30aの第2方向yの位置検出に使用される鉛直方向ホール素子hv10とを有し、水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間、及び鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間は、いずれも一定間隔離れて並べられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像装置における像ブレ補正装置に関し、特に像ブレ補正のために移動した撮像素子などの可動部の位置検出装置に関する。
従来、カメラなどの撮像装置において撮像中に生じた手ブレ量に応じて、像ブレ補正レンズまたは撮像素子を光軸と垂直な平面上を移動させることにより結像面上での像ブレを抑制する像ブレ補正装置が提案されている。
特許文献1は、像ブレ補正レンズを含む可動部について磁石とコイルによって移動を行い、その移動前後の位置検出はホール素子と磁石によって行う装置を開示する。
特開2002−229090号公報
しかし、特許文献1の装置のようなホール素子を使用した可動部の位置検出において、直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が出来る可動部の移動範囲は、±0.5mm程度と短いため、像ブレ補正装置の可動部の移動範囲に制限があった。
したがって本発明の目的は、像ブレ補正装置の磁界変化検出素子を使用した位置検出において直線的な変化量を使った位置検出が出来る撮像素子などを含む可動部の移動範囲が広い装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置の像ブレ補正装置は、撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向と、光軸及び第1方向に直交する第2方向に移動可能な可動部と、可動部を第1、第2方向に移動自在に支持する固定部とを備え、可動部または固定部のいずれか一方は、可動部の第1方向の位置検出に使用される水平方向磁界変化検出素子と、可動部の第2方向の位置検出に使用される鉛直方向磁界変化検出素子とを有する磁界変化検出部を有し、可動部または固定部のいずれか他方は、可動部の第1、第2方向の位置検出に使用される位置検出用磁石部を、磁界変化検出部に対向する位置に有し、位置検出用磁石部は、光軸と平行な第3方向に向かってN極とS極が並べられる第1水平方向位置検出用磁石と、第3方向に向かってS極とN極が並べられる第2水平方向位置検出用磁石とを有し、水平方向磁界変化検出素子と対向する位置に第1方向に第1水平方向位置検出用磁石のN極と第2水平方向位置検出用磁石のS極とが並べられて第1方向の位置検出に使用され、第3方向に向かってN極とS極が並べられる第1鉛直方向位置検出用磁石と、第3方向に向かってS極とN極が並べられる第2鉛直方向位置検出用磁石とを有し、鉛直方向磁界変化検出素子と対向する位置に第2方向に第1鉛直方向位置検出用磁石のN極と第2鉛直方向位置検出用磁石のS極とが並べられ第2方向の位置検出に使用され、第1、第2水平方向位置検出用磁石の間、及び第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間は、いずれも一定間隔離れて並べられる。
これにより、直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が出来る可動部の移動範囲を広くすることが可能になる。
好ましくは、位置検出用磁石部は、第1、第2水平方向位置検出用磁石の間の一定間隔のスペースに非磁性体で構成される第1スペーサを有し、第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間の前記一定間隔のスペースに非磁性体で構成される第2スペーサを有する。これにより、第1、第2位置検出用磁石のそれぞれのN極とS極の間で生じる吸引力に対抗して一定間隔を保持することが可能になる。
また、好ましくは、光軸が撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方の中心近傍を通る位置関係にある時、水平方向磁界変化検出素子の第1方向の位置は、第1、第2水平方向位置検出用磁石と等距離近傍にあり、鉛直方向磁界変化検出素子の第2方向の位置は、第1、第2鉛直方向位置検出用磁石と等距離近傍にある。これにより、可動部の移動範囲を有効に活用して精度の高い位置検出を行うことが可能になる。
また、好ましくは、第1、第2水平方向位置検出用磁石の間、及び第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間が一定間隔離れていない場合に比べて、水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子それぞれの入力端子間に印加される電圧値を増加させる電圧増加、または水平方向磁界変化検出素子の出力端子間の水平方向電位差を第1増幅率で増幅させ且つ鉛直方向磁界変化検出素子の出力端子間の鉛直方向電位差を第2増幅率で増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行う。これにより、N極とS極が一定間隔離れることにより磁束密度が減少し、水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子それぞれの出力値が低下した分を補うことが可能になる。
さらに好ましくは、水平方向電位差に第1増幅率の増幅を含む演算によって可動部の第1方向の位置を特定する第1検出位置信号を求める水平方向減算増幅回路と、鉛直方向電位差に第2増幅率の増幅を含む演算によって可動部の第2方向の位置を特定する第2検出位置信号を求める鉛直方向減算増幅回路とを有する磁界変化検出素子信号処理回路部を備える。
さらに好ましくは、磁界変化検出素子信号処理回路部は、水平方向磁界変化検出素子の出力端子間における信号差を増幅する水平方向差動増幅回路と、鉛直方向磁界変化検出素子の出力端子間における信号差を増幅する鉛直方向差動増幅回路とを有し、水平方向差動増幅回路で増幅された信号差と基準電圧との差異から水平方向電位差を求め、鉛直方向差動増幅回路で増幅された信号差と基準電圧との差異から鉛直方向電位差を求める。
さらに好ましくは、水平方向差動増幅回路は、第1、第2水平方向オペアンプを有し、水平方向減算増幅回路は第3水平方向オペアンプを有し、第1水平方向オペアンプの出力端子は第1水平方向抵抗を介して第3水平方向オペアンプの反転入力端子と接続され、第3水平方向オペアンプの出力端子は第2水平方向抵抗を介して第3水平方向オペアンプの反転入力端子と接続され、第2水平方向オペアンプの出力端子は第3水平方向抵抗を介して第3水平方向オペアンプの非反転入力端子と接続され、第3水平方向オペアンプの非反転入力端子は第4水平方向抵抗を介して基準電圧と接続され、第1、第3水平方向抵抗は同じ抵抗値で、第2、第4水平方向抵抗は同じ抵抗値でかつ第1、第3水平方向抵抗よりも大きな値にすることにより第1増幅率の値を高め、鉛直方向差動増幅回路は、第1、第2鉛直方向オペアンプを有し、鉛直方向減算増幅回路は第3鉛直方向オペアンプを有し、第1鉛直方向オペアンプの出力端子は第1鉛直方向抵抗を介して第3鉛直方向オペアンプの反転入力端子と接続され、第3鉛直方向オペアンプの出力端子は第2鉛直方向抵抗を介して第3鉛直方向オペアンプの反転入力端子と接続され、第2鉛直方向オペアンプの出力端子は第3鉛直方向抵抗を介して第3鉛直方向オペアンプの非反転入力端子と接続され、第3鉛直方向オペアンプの非反転入力端子は第4鉛直方向抵抗を介して基準電圧と接続され、第1、第3鉛直方向抵抗は同じ抵抗値で、第2、第4鉛直方向抵抗は同じ抵抗値でかつ第1、第3鉛直方向抵抗よりも大きな値にすることで前記第2増幅率の値を高める。
また、好ましくは、可動部は磁界変化検出部を有し、固定部は、位置検出用磁石部を、磁界変化検出部に対向する位置に有し、磁界変化検出部は、水平方向磁界変化検出素子と鉛直方向磁界変化検出素子を1つずつ有する。
さらに好ましくは、第1、第2水平方向位置検出用磁石、及び第1、第2鉛直方向位置検出用磁石は、可動部の第1、第2方向の移動にも使用される。
また、好ましくは、磁界変化検出部は、1軸ホール素子であり、水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子は、いずれもホール素子である。
また、本発明に係る位置検出装置は、第1方向に移動可能な可動部と、可動部を第1方向に移動自在に支持する固定部とを備え、可動部または固定部のいずれか一方は、可動部の第1方向の位置検出に使用される磁界変化検出素子を有する磁界変化検出部を有し、可動部または固定部のいずれか他方は、可動部の第1方向の位置検出に使用される位置検出用磁石部を、磁界変化検出部に対向する位置に有し、位置検出用磁石部は、第1方向に垂直な方向に向かってN極とS極が並べられる第1位置検出用磁石と、第1方向に垂直な方向に向かってS極とN極が並べられる第2位置検出用磁石とを有し、磁界変化検出素子と対向する位置に第1方向に第1検出用磁石のN極と第2位置検出用磁石のS極とが並べられており第1方向の位置検出に使用され、第1、第2位置検出用磁石の間は、いずれも一定間隔離れて並べられ、第1、第2位置検出用磁石の間が一定間隔離れていない場合に比べて、磁界変化検出素子の入力端子間に印加される電圧値を増加させる電圧増加、または磁界変化検出素子の出力端子間の電位差を第1増幅率で増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行い、電位差に第1増幅率の増幅を含む演算によって可動部の第1方向の位置を特定する検出位置信号を求める生成回路を有する磁界変化検出素子信号処理回路部を備える。
以上のように本発明によれば、像ブレ補正装置の磁界変化検出素子を使用した位置検出において直線的な変化量を使った位置検出が出来る撮像素子などを含む可動部の移動範囲が広い装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図を用いて説明する。撮像装置1はデジタルカメラであるとして説明する。なお、方向を説明するために、撮像装置1において光軸LXと直交する水平方向を第1方向x、光軸LXと直交する鉛直方向を第2方向y、光軸LXと平行な水平方向を第3方向zとして説明する。なお、図5は、図4のA−A線の断面における構成図を示す。
撮像装置1の撮像に関する部分は、電源のオンオフ切り替えを行うPonボタン11、レリーズボタン13、LCDモニタ17、CPU21、撮像ブロック22、AE部23、AF部24、像ブレ補正部30の撮像部39a、及び撮影レンズ67から構成される。Ponボタン11の押下に対応してPonスイッチ11aのオンオフ状態が切り替えられ、これにより撮像装置1の電源のオンオフ状態が切り替えられる。被写体像は、撮像部39aを駆動する撮像ブロック22によって撮影レンズ67を介した光学像として撮像され、LCDモニタ17によって撮像された画像が表示される。また被写体像は光学ファインダ(不図示)によって光学的に観察することも可能である。
レリーズボタン13は、半押しすることにより測光スイッチ12aがオン状態にされ測光や測距及び合焦動作が行われ、全押しすることによりレリーズスイッチ13aがオン状態にされ撮像が行われ、撮影像がメモリされる。
CPU21は、撮像に関する各部の制御、後述する像ブレ補正に関する各部の制御を行う制御手段である。
撮像ブロック22は、撮像部39aを駆動する。AE部23は、被写体の測光動作を実行して露光値を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞り値及び露光時間を演算する。AF部24は、測距を行い、この測距結果に基づき撮影レンズ67を光軸方向に変位させ焦点調節を行う。
撮像装置1の像ブレ補正と装置すなわち像ブレ補正に関する部分は、像ブレ補正ボタン14、CPU21、角速度検出部25、ドライバ回路29、像ブレ補正部30、ホール素子信号処理回路部45、撮影レンズ67から構成される。
像ブレ補正ボタン14は、押下することにより像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされ、測光など他の動作と独立して、一定時間ごとに、角速度検出部25、及び像ブレ補正部30が駆動されて像ブレ補正が行われる。像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされた補正モードの場合にパラメータIS=1、像ブレ補正スイッチ14aがオフ状態にされた補正モードでない場合にパラメータIS=0と設定する。本実施形態ではこの一定時間を1msであるとして説明する。
これらのスイッチの入力信号に対応する各種の出力はCPU21によって制御される。測光スイッチ12a、レリーズスイッチ13a、像ブレ補正スイッチ14aのオン/オフ情報は、それぞれ1ビットのデジタル信号としてCPU21のポートP12、P13、P14に入力される。撮像ブロック22、AE部23、及びAF部24は、それぞれポートP3、P4、P5で信号の入出力が行われる。
次に、角速度検出部25、ドライバ回路29、像ブレ補正部30、ホール素子信号処理回路部45についての詳細、及びCPU21との入出力関係について説明する。
角速度検出部25は、第1、第2角速度センサ26、27とアンプ・ハイパスフィルタ回路28とを有する。第1、第2角速度センサ26、27は、撮像装置1の一定時間(1ms)ごとの第1方向x及び第2方向yの角速度を検出する。第1角速度センサ26は、第1方向xの角速度を、第2角速度センサ27は第2方向yの角速度を検出する。アンプ・ハイパスフィルタ回路28は、角速度に関する信号を増幅した後、第1、第2角速度センサ26、27のヌル電圧やパンニングをカットし、第1、第2角速度vx、vyとしてアナログ信号をCPU21のA/D0、A/D1に入力する。
CPU21は、A/D0、A/D1に入力された第1、第2角速度vx、vyをA/D変換した後、焦点距離などを考慮した変換係数によって一定時間(1ms)に生じた像ブレ量を演算する。従って、角速度検出部25とCPU21は、像ブレ量演算機能を有する。
CPU21は、演算により求められた像ブレ量に応じた撮像部39aの移動すべき位置Sを第1方向x、第2方向yごとに演算して設定する。位置Sの第1方向x成分をsx、第2方向y成分をsyとする。撮像部39aを含む可動部30aの移動は、後述する電磁力によって行われる。可動部30aをこの位置Sまで移動させるためにドライバ回路29を駆動する駆動力Dの第1方向x成分を第1PWMデューティdx、第2方向y成分を第2PWMデューティdyとする。
像ブレ補正部30は、CPU21が演算した移動すべき位置Sに撮像部39aを移動させることによって、ブレによって生じた被写体像の結像面における光軸LXのずれを無くし、被写体像と結像面位置を一定に保ち、像ブレを補正する装置であり、撮像部39aを含み移動可能領域をもつ可動部30aと、固定部30bとを有する。また、像ブレ補正部30は、コイルに流れる電流の方向と磁石の磁界の向きにより生じた電磁力により可動部30aを移動させる駆動用部分と、可動部30aの位置を検出する位置検出部分とに分けて考えることもできる。
像ブレ補正部30の可動部30aの駆動は、CPU21のPWM0から第1PWMデューティdx、PWM1から第2PWMデューティdyの出力を受けたドライバ回路29により行われる。ドライバ回路29の駆動により移動した可動部30aの移動前または移動後の位置Pはホール素子部44a、ホール素子信号処理回路部45によって検出される。検出された位置Pの情報は、第1検出位置信号pxが第1方向x成分として、第2検出位置信号pyが第2方向y成分としてそれぞれCPU21のA/D2、A/D3に入力される。第1、第2検出位置信号px、pyはA/D2、A/D3を介してA/D変換される。第1、第2検出位置信号px、pyに対してA/D変換後の位置Pの第1方向x成分、第2方向y成分をそれぞれpdx、pdyとする。検出された位置P(pdx、pdy)のデータと移動すべき位置S(sx、sy)のデータによりPID制御が行われる。
可動部30aは、第1、第2駆動用コイル31a、32a、撮像部39a、ホール素子部44a、可動基板49a、移動用シャフト50a、第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53a、プレート64aとを有する。
固定部30bは、位置検出及び駆動用磁石部410b、第1、第2位置検出及び駆動用ヨーク431b、432b、第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57b、ベース板65bとを有する。位置検出及び駆動用磁石部410bは、4つの第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2を有する。詳細は後述する。
可動部30aの第3方向zから見てコの字型をした移動用シャフト50aは、固定部30bのベース板65bに取り付けられた第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57bと鉛直方向(第2方向y)に移動自在に支持される。第1、第2鉛直移動用軸受け部54b、55bは、第1方向xからみて第2方向yに延びる長穴形状を有している。これにより、可動部30aは、固定部30bに対して鉛直方向に移動が可能になる。
また移動用シャフト50aは、可動部30aの第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aと水平方向(第1方向x)に移動自在に支持される。これにより、移動用シャフト50aを除く可動部30aは、移動用シャフト50a及び固定部30bに対して水平方向に移動が可能になる。
撮像素子39a1の撮像範囲を最大限活用するために、撮影レンズ67の光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、第1方向x、第2方向yともに可動部30aが移動範囲の中心に位置する(移動中心位置にある)ように可動部30aと固定部30bの位置関係を設定する。撮像素子39a1の中心とは、撮像素子39a1の撮像面を形成する矩形が有する2つの対角線の交点をいう。
可動部30aは、撮影レンズ67の方向からみて光軸方向に撮像部39a、プレート64a、可動基板49aが取り付けられる。撮像部39aは、撮像素子39a1、ステージ39a2、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4とを有し、ステージ39a2とプレート64aとで撮像素子39a1、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4を挟み付勢する。第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aは、ステージ39a2に取り付けられる。プレート64aは、撮像素子39a1が取り付けられることにより、撮像素子39a1が撮影レンズ67の光軸LXに垂直になるように位置決めを行う。またプレート64aが金属材料で出来ている場合には、撮像素子39a1と接触することによりさらに放熱効果も有する。
可動基板49aは、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンが形成された第1、第2駆動用コイル31a、32a、及びホール素子部44aとが取り付けられている。第1駆動用コイル31aは、第1駆動用コイル31aの電流の方向と第1位置検出及び駆動用磁石411bの磁界の向きから生じる電磁力により第1駆動用コイル31aを含む可動部30aを第1方向xに移動させるべく、第1方向x、第2方向yのいずれか一方と平行な線で形成されるコイルパターンを有する。第2駆動用コイル32aは、第2駆動用コイル32aの電流の方向と第2位置検出及び駆動用磁石412bの磁界の向きから生じる電磁力により第2駆動用コイル32aを含む可動部30aを第2方向yに移動させるべく、第1方向x、第2方向yのいずれか一方と平行な線で形成されるコイルパターンを有する。ホール素子部44aについては後述する。
第1、第2駆動用コイル31a、32aは、フレキシブル基板(不図示)を介してこれらを駆動するドライバ回路29と接続される。ドライバ回路29は、CPU21のPWM0、PWM1から第1、第2PWMデューティdx、dyのそれぞれが入力される。ドライバ回路29は、入力された第1、第2PWMデューティdx、dyの値に応じて第1、第2駆動用コイル31a、32aに電力を供給し、可動部30aを駆動する。
第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2は、第1駆動用コイル31a及び水平方向ホール素子hh10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2は、第2駆動用コイル32a及び鉛直方向ホール素子hv10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。
第1水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1は、第3方向zにN極とS極が並べられ、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b2は、第3方向zにS極とN極が並べられる。第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2は、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第1位置検出及び駆動用ヨーク431bの上であって、第1方向xに第1水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1のN極と第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b2のS極とが並べて取り付けられる。第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の第2方向yの長さは、可動部30aが第2方向yに移動した際に第1駆動用コイル31a及び水平方向ホール素子hh10に及ぼす磁界が変化しない程度に第1駆動用コイル31aの第2方向yの第1有効長L1に比べて長めに設定される。
位置検出及び駆動用磁石部410bは、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間に非磁性体で構成される第1スペーサ411bmを有する。第1スペーサ411bmは、第1方向xに幅dを有する略直方体形状で、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間を一定間隔dに保つ。第1スペーサ411bmは、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間を一定間隔dに保つ構成であれば、第2方向yに隙間が無い構成であってもよいし(図6参照)、隙間がある構成であってもよい(図7参照)。
第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2は第3方向zに向かって互いに極性が逆方向に並べられているので吸引力を生じるが、第1スペーサ411bmの存在によって、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間を一定間隔dに保つことができる。但し、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2を一定間隔dに保つように第1位置検出及び駆動用ヨーク431b上に取り付けることができれば、第1スペーサ411bmは無くてもよい。
第1鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1は、第3方向zにN極とS極が並べられ、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b2は、第3方向zにS極とN極が並べられる。第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2は、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第2位置検出及び駆動用ヨーク432bの上であって、第2方向yに第1鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1のN極と第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b2のS極とが並べて取り付けられる。第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の第1方向xの長さは、可動部30aが第1方向xに移動した際に第2駆動用コイル32a及び鉛直方向ホール素子hv10に及ぼす磁界が変化しない程度に第2駆動用コイル32aの第1方向xの第2有効長L2に比べて長めに設定される。
位置検出及び駆動用磁石部410bは、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間に非磁性体で構成される第2スペーサ412bmを有する。第2スペーサ412bmは、第2方向yに幅dを有する略直方体形状で、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間を一定間隔dに保つ。第2スペーサ412bmは、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間を一定間隔dに保つ構成であれば、第1方向xに隙間が無い構成であってもよいし、隙間がある構成であってもよい(不図示)。
第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2は第3方向zに向かって互いに極性が逆方向に並べられているので吸引力を生じるが、第2スペーサ412bmの存在によって、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間を一定間隔dに保つことができる。但し、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2を一定間隔dに保つように第2位置検出及び駆動用ヨーク432b上に取り付けることができれば、第2スペーサ412bmは無くてもよい。
第1位置検出及び駆動用ヨーク431bは、第2方向yから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2、第1駆動用コイル31a、及び水平方向ホール素子hh10を第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第1位置検出及び駆動用ヨーク431bにおける第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2と接する側の部分は、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第1位置検出及び駆動用ヨーク431bにおける第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2、第1駆動用コイル31a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2と第1駆動用コイル31a、及び第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2と水平方向ホール素子hh10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
第2位置検出及び駆動用ヨーク432bは、第1方向xから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2、第2駆動用コイル32a、及び鉛直方向ホール素子hv10を第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第2位置検出及び駆動用ヨーク432bにおける第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2と接する側の部分は、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第2位置検出及び駆動用ヨーク432bにおける第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2、第2駆動用コイル32a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2と第2駆動用コイル32a、及び第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2と鉛直方向ホール素子hv10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
ホール素子部44aは、ホール効果を利用した磁電変換素子(磁界変化検出素子)であるホール素子を2つ有し、可動部30aの第1方向x、第2方向yの現在位置P(第1検出位置信号px、第2検出位置信号py)を検出する1軸ホール素子である。2つのホール素子のうち第1方向xの位置検出用のホール素子を水平方向ホール素子hh10、第2方向yの位置検出用のホール素子を鉛直方向ホール素子hv10とする。
水平方向ホール素子hh10は、第3方向zから見て可動部30aの可動基板49a上であって、固定部30bの第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2と対向する位置に取り付けられる。鉛直方向ホール素子hv10は、第3方向zから見て可動部30aの可動基板49a上であって、固定部30bの第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2と対向する位置に取り付けられる。
直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が行える範囲を最大限活用して位置検出を行うため、水平方向ホール素子hh10の第1方向xの位置は、撮像素子39a1の中心近傍が光軸LXを通る位置関係にある時に、第1スペーサ411bmの第1方向xの中間近傍に対向する場所、すなわち第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2それぞれと等距離近傍にあるのが望ましい。同様に、鉛直方向ホール素子hv10の第2方向yの位置は、撮像素子39a1の中心近傍が光軸LXを通る位置関係にある時に、第2スペーサ412bmの第2方向yの中間近傍に対向する場所、すなわち第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2それぞれと等距離近傍にあるのが望ましい。
ベース板65bは、固定部30bにおいて第1、第2位置検出及び駆動用ヨーク431b、432bなどを取り付けるベースとなる板状部材で、撮像素子39a1の撮像面と平行に配置される。本実施形態では、ベース板65bは、第3方向zにおいて、可動基板49aよりも撮影レンズ67に近い側にあるが、可動基板49aの方が撮影レンズ67に近い側にあるような位置関係であってもよい。この場合、第1、第2駆動用コイル31a、32a、ホール素子部44aは可動基板49aの撮影レンズ67がある側と逆側に、位置検出及び駆動用磁石部410bはベース板65bの撮影レンズ67がある側に配置される。
ホール素子信号処理回路部45は、水平方向ホール素子hh10の出力信号から水平方向ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差x10を検出し、これから第1方向xの位置を特定する第1検出位置信号pxをCPU21のA/D2に出力する第1ホール素子信号処理回路450と、鉛直方向ホール素子hv10の出力信号から、鉛直方向ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差y10を検出し、これから第2方向yの位置を特定する第2検出位置信号pyをCPU21のA/D3に出力する第2ホール素子信号処理回路460とを有する。
第1、第2ホール素子信号処理回路450、460における水平方向ホール素子hh10、鉛直方向ホール素子hv10それぞれの入出力信号に関する回路構成を説明する。
第1ホール素子信号処理回路450における水平方向ホール素子hh10の出力部は水平方向差動増幅回路451、水平方向減算増幅回路453を有し、入力部は水平方向入力回路456を有する。第2ホール素子信号処理回路460における鉛直方向ホール素子hv10の出力部は鉛直方向差動増幅回路461、鉛直方向減算増幅回路463を有し、入力部は鉛直方向入力回路466を有する。
水平方向ホール素子hh10の出力端子は、水平方向差動増幅回路451と接続され、水平方向差動増幅回路451は、水平方向減算増幅回路453と接続される。水平方向差動増幅回路451は、水平方向ホール素子hh10の出力端子間における信号差を増幅する差動増幅回路である。水平方向減算増幅回路453は増幅した信号差と基準電圧Vrefとの差異から水平方向ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差x10(ホール出力電圧)を求め、これに一定の第1増幅率を乗算して第1検出位置信号pxを求める減算増幅回路である。
水平方向差動増幅回路451は、第1〜第3抵抗R1〜R3、第1、第2水平方向オペアンプA1、A2とを有する。水平方向ホール素子hh10の出力端子の一方は、第1水平方向オペアンプA1の非反転入力端子と接続され、もう一方の端子は、第2水平方向オペアンプA2の非反転入力端子と接続される。第1水平方向オペアンプA1の反転入力端子は第1、第2抵抗R1、R2と接続され、第2水平方向オペアンプA2の反転入力端子は第1、第3抵抗R1、R3と接続される。第1水平方向オペアンプA1の出力端子は第2抵抗R2及び水平方向減算増幅回路453の第1水平方向抵抗R7と接続される。第2水平方向オペアンプA2の出力端子は第3抵抗R3及び水平方向減算増幅回路453の第3水平方向抵抗R9と接続される。
水平方向減算増幅回路453は、第1〜第4水平方向抵抗R7〜R10、第3水平方向オペアンプA5とを有する。第3水平方向オペアンプA5の反転入力端子は第1水平方向抵抗R7及び第2水平方向抵抗R8と接続され、非反転入力端子は第3水平方向抵抗R9及び第4水平方向抵抗R10と接続され、出力端子は第2水平方向抵抗R8と接続され、水平方向電位差x10に一定の第1増幅率を乗算した第1検出位置信号pxが出力される。第4水平方向抵抗R10の一方の端子は基準電圧Vrefの電源に接続される。
第2、第3抵抗R2、R3は同じ抵抗値、第1、第3水平方向抵抗R7、R9は同じ抵抗値、第2、第4水平方向抵抗R8、R10は同じ抵抗値に設定される。第1増幅率の値は、第1〜第4水平方向抵抗R7〜R10の値によって決定される。
水平方向入力回路456は、第19抵抗R19、第8オペアンプA8とを有する。第8オペアンプA8の反転入力端子は第19抵抗R19及び水平方向ホール素子hh10の入力端子の一方と接続される。第8オペアンプA8の非反転入力端子の電位は水平方向ホール素子hh10の入力端子における定電流値に対応した第1定電圧XVfに設定される。第8オペアンプA8の出力端子は水平方向ホール素子hh10の入力端子の一方と接続される。第19抵抗R19の一方の端子は接地される。
鉛直方向ホール素子hv10の出力端子は、鉛直方向差動増幅回路461と接続され、鉛直方向差動増幅回路461は、鉛直方向減算増幅回路463と接続される。鉛直方向差動増幅回路461は、鉛直方向ホール素子hv10の出力端子間における信号差を増幅する差動増幅回路である。鉛直方向減算増幅回路463は増幅した信号差と基準電圧Vrefとの差異から鉛直方向ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差y10(ホール出力電圧)を求め、これに一定の第2増幅率を乗算して第2検出位置信号pyを求める減算増幅回路である。
鉛直方向差動増幅回路461は、第21〜第23抵抗R21〜R23、第1、第2鉛直方向オペアンプA21、A22とを有する。鉛直方向ホール素子hv10の出力端子の一方は、第1鉛直方向オペアンプA21の非反転入力端子と接続され、もう一方の端子は、第2鉛直方向オペアンプA22の非反転入力端子と接続される。第1鉛直方向オペアンプA21の反転入力端子は第21、第22抵抗R21、R22と接続され、第2鉛直方向オペアンプA22の反転入力端子は第21、第23抵抗R21、R23と接続される。第1鉛直方向オペアンプA21の出力端子は第22抵抗R22及び鉛直方向減算増幅回路463の第1鉛直方向抵抗R27と接続される。第2鉛直方向オペアンプA22の出力端子は第23抵抗R23及び鉛直方向減算増幅回路463の第3鉛直方向抵抗R29と接続される。
鉛直方向減算増幅回路463は、第1〜第4鉛直方向抵抗R27〜R30、第3鉛直方向オペアンプA25とを有する。第3鉛直方向オペアンプA25の反転入力端子は第1鉛直方向抵抗R27及び第2鉛直方向抵抗R28と接続され、非反転入力端子は第3鉛直方向抵抗R29及び第4鉛直方向抵抗R30と接続され、出力端子は第2鉛直方向抵抗R28と接続され、鉛直方向電位差y10に一定の第2増幅率を乗算した第2検出位置信号pyが出力される。第4鉛直方向抵抗R30の一方の端子は基準電圧Vrefの電源に接続される。
第22、第23抵抗R22、R23は同じ抵抗値、第1、第3鉛直方向抵抗R27、R29は同じ抵抗値、第2、第4鉛直方向抵抗R28、R30は同じ抵抗値に設定される。第2増幅率の値は、第1〜第4鉛直方向抵抗R27〜R30の値によって決定される。
鉛直方向入力回路466は、第39抵抗R39、第28オペアンプA28とを有する。第28オペアンプA28の反転入力端子は第39抵抗R39及び鉛直方向ホール素子hv10の入力端子の一方と接続される。第28オペアンプA28の非反転入力端子の電位は鉛直方向ホール素子hv10の入力端子における定電流値に対応した第2定電圧YVfに設定される。第28オペアンプA28の出力端子は鉛直方向ホール素子hv10の入力端子の一方と接続される。第39抵抗R39の一方の端子は接地される。
従来の技術では、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2に相当する部分は、間にスペースが無かった。本実施形態では、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間に第1スペーサ411bmが設けられている。第1スペーサ411bmの幅dの存在によって、直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が行える範囲ddが大きくなる。それによって、可動部30aの移動範囲を大きくすることが可能になる。
図9に、水平方向ホール素子hh10の位置とその出力値である第1検出位置信号pxの関係を示す。グラフは、移動中心位置を原点に取り、第1水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1と第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b2の間のスペースが少なくdの値が小さい場合(1)と、dの値が大きい場合(2)の2本を示す。いずれのグラフも、移動中心位置を中心とした点対称の形状となる。(1)のグラフは、水平方向ホール素子hh10と第1検出位置信号pxの関係が直線的に示される範囲ddの幅が小さい。一方、(2)のグラフは、水平方向ホール素子hh10と第1検出位置信号pxの関係が直線的に示される範囲ddの幅が大きい。
例えば、一定間隔dが無い時、dd=±0.5mmであるのに対して、d=0.5mmの時dd=±0.6mm、d=1.0mmの時dd=±0.7mm、d=1.5mmの時、dd=±1.0mmとなり、dの値を大きくすることによってddの値も大きくなる。
ホール素子とその出力値の関係が直線的に示される範囲においては、直線的でない範囲と比べて精度の高い位置検出が可能である。従って、ホール素子を使った位置検出ではホール素子とその出力値の関係が直線的に示される範囲が大きいほど、精度の高い位置検出ができる可動範囲が大きくなるメリットがある。
必要とする可動部の移動範囲の大きさは、撮像素子の大きさ及び撮影レンズの焦点距離の長さによって決められる。例えば、2/3インチの撮像素子で、35mmフォーマット換算で400mmの焦点距離の撮影レンズを使用する場合、可動部の移動範囲(補正範囲)は±0.7mm必要である。すなわち、dを1.0mm以上に設定すれば、ddの値を±0.7mm以上にすることが出来、必要な可動部の移動範囲全体にわたって、直線的な変化量を使って精度の高い位置検出を行うことが可能になる。
これに対して、同じ±0.7mmの移動範囲(補正範囲)で、4/3インチの撮像素子を使用する場合、補正が可能な35mmフォーマット換算での撮影レンズの焦点距離は200mm以下である。従って、4/3インチの撮像素子で、35mmフォーマット換算で200mmより長い焦点距離の撮影レンズを使用する場合には、±0.7mmよりも大きい移動範囲を必要となる。
但し、第1水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1と第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b2の間のスペースが生じることによって、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2と水平方向ホール素子hh10の間の磁束密度が減少する。従って、dの値が大きい場合(2)、dの値が小さい場合(1)における第1検出位置信号pxの最大値、最小値を同等にするためには、第1検出位置信号pxのゲインアップを行う。dの値が大きい場合でゲインアップを行わない場合(3)を点線で示す。ゲインアップは、水平方向入力回路456から水平方向ホール素子hh10の入力端子間に印加する第1定電圧XVfの値を増加させる電圧増加、水平方向電位差x10を増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行う。水平方向電位差x10の増幅は、水平方向差動増幅回路451、水平方向減算増幅回路453における増幅率を上げることによって行う。例えば、第2、第4水平方向抵抗R8、R10の抵抗値を第1、第3水平方向抵抗R7、R9の抵抗値よりも大きくする(第1増幅率の増加)。
なお、水平方向差動増幅回路451において、水平方向ホール素子hh10の出力端子間における信号差を増幅する段階における増幅率を上げることによってもゲインアップは可能である。
第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2の間に第1スペーサ411bmを配置することの効果は、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2の間に第2スペーサ412bmを配置することの効果と同様である。第2検出位置信号pyのゲインアップは、鉛直方向入力回路466から鉛直方向ホール素子hv10の入力端子間に印加する第2定電圧YVfの値を増加させる電圧増加、鉛直方向電位差y10を増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行う。鉛直方向電位差y10の増幅は、鉛直方向差動増幅回路461、鉛直方向減算増幅回路463における増幅率を上げることによって行う。例えば、第2、第4鉛直方向抵抗R28、R30の抵抗値を第1、第3鉛直方向抵抗R27、R29の抵抗値よりも大きくする(第2増幅率の増加)。
また、鉛直方向差動増幅回路461において、鉛直方向ホール素子hv10の出力端子間における信号差を増幅する段階における増幅率を上げることによってもゲインアップは可能である。
次に、一定時間(1ms)ごとに割り込み処理として他の動作と独立して行われる像ブレ補正処理について手順を図10のフローチャートで説明する。
ステップS11で、像ブレ補正処理の割り込み動作が始まると、ステップS12で、角速度検出部25から出力された第1、第2角速度vx、vyが、CPU21のA/D0、A/D1を介しA/D変換され入力される。ステップS13で、ホール素子部44aで位置検出され、ホール素子信号処理回路部45で演算された第1、第2検出位置信号px、pyがCPU21のA/D2、A/D3を介しA/D変換され入力され、現在位置P(pdx、pdy)が求められる。
ステップS14で、IS=0か否かが判断される。IS=0すなわち補正モードでない場合は、ステップS15で、可動部30aの移動すべき位置S(sx、sy)が、可動部30aの移動中心位置と同じに設定される。IS=1すなわち補正モードの場合は、ステップS16で、ステップS12で求めた第1、第2角速度vx、vyから可動部30aの移動すべき位置S(sx、sy)が演算され設定される。
ステップS17で、ステップS15またはステップS16で設定した位置S(sx、sy)と現在位置P(pdx、pdy)より可動部30aの移動に必要な駆動力Dすなわち第1、第2駆動用コイル31a、32aを駆動するのに必要な第1、第2PWMデューティdx、dyが演算される。ステップS18で第1、第2PWMデューティdx、dyによりドライバ回路29を介し第1、第2駆動用コイル31a、32aが駆動され可動部30aが移動せしめられる。ステップS17、S18の動作は、一般的な比例、積分、微分演算を行うPID自動制御で用いられる自動制御演算である。
なお、本実施形態では、第1方向x、第2方向yそれぞれにおいて、位置検出用の磁石と、駆動用の磁石を共用させた構成を説明したが別体であってもよい。
さらに、位置検出用のホール素子部44aを可動部30aに、位置検出用の磁石(第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石411b1、411b2、第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石412b1、412b2)を固定部30bに配置する構成を説明したが、可動部30a、固定部30bの構成を逆、すなわち、可動部30aが位置検出用の磁石を、固定部30bがホール素子部を有する形態でもよい。
また、磁界を発生させる装置としての磁石はいずれも、常に磁界を発生させる永久磁石である。
また、撮像素子39a1を含む撮像部39aが可動部30aに配置されて移動する形態を説明したが、撮像部39aは固定で、像ブレ補正レンズを可動部30aに配置して移動させる形態でも同様の効果が得られる。
また、磁界変化検出素子として、ホール素子を利用した位置検出を説明したが、磁界変化検出素子として別の検出素子を利用してもよい。具体的には、磁界の変化を検出することにより、可動部の位置検出情報を求めることが可能なMIセンサ(高周波キャリア型磁界センサ)、磁気共鳴型磁界検出素子、MR素子(磁気抵抗効果素子)が挙げられる。これらは、ホール素子を利用した本実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、像ブレ補正装置の可動部30aの位置検出を説明したが、ホール素子などの磁界変化検出素子を使って位置検出を行うような像ブレ補正装置以外の可動体の位置検出装置であっても本実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、2次元の位置検出を行う場合を説明したが、1次元の位置検出であっても本実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態における撮像装置の外観を示す背面からみた斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の回路構成図である。 像ブレ補正部の構成図である。 図4のA−A線における断面の構成図である。 第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石の構成を示す斜視図である。 図6と別形態で、第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石の構成を示す斜視図である。 ホール素子部と、ホール素子信号処理回路部の回路構成図である。 水平方向ホール素子の位置と第1検出位置信号の関係を示すグラフである。 一定時間ごとに割り込み処理として行われる像ブレ補正処理のフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
11 Ponボタン
12a 測光スイッチ
13 レリーズボタン
13a レリーズスイッチ
14 像ブレ補正ボタン
14a 像ブレ補正スイッチ
17 LCDモニタ
21 CPU
22 撮像ブロック
23 AE部
24 AF部
25 角速度検出部
26、27 第1、第2角速度センサ
28 アンプ・ハイパスフィルタ回路
29 ドライバ回路
30 像ブレ補正部
30a 可動部
30b 固定部
31a、32a 第1、第2駆動用コイル
39a 撮像部
39a1 撮像素子
39a2 ステージ
39a3 押さえ部
39a4 光学ローパスフィルタ
410b 位置検出及び駆動用磁石部
411b1、411b2 第1、第2水平方向位置検出及び駆動用磁石
412b1、412b2 第1、第2鉛直方向位置検出及び駆動用磁石
411bm、412bm 第1、第2スペーサ
431b、432b 第1、第2位置検出及び駆動用ヨーク
44a ホール素子部
45 ホール素子信号処理回路部
451 水平方向差動増幅回路
453 水平方向減算増幅回路
456 水平方向入力回路
461 鉛直方向差動増幅回路
463 鉛直方向減算増幅回路
466 鉛直方向入力回路
49a 可動基板
64a プレート
65b ベース板
67 撮影レンズ
dx、dy 第1、第2PWMデューティ
hh10 水平方向ホール素子
hv10 鉛直方向ホール素子
L1、L2 第1、第2有効長
LX 撮影レンズの光軸
px、py 第1、第2検出位置信号

Claims (11)

  1. 撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向と、前記光軸及び前記第1方向に直交する第2方向に移動可能な可動部と、
    前記可動部を前記第1、第2方向に移動自在に支持する固定部とを備え、
    前記可動部または固定部のいずれか一方は、前記可動部の第1方向の位置検出に使用される水平方向磁界変化検出素子と、前記可動部の第2方向の位置検出に使用される鉛直方向磁界変化検出素子とを有する磁界変化検出部を有し、
    前記可動部または固定部のいずれか他方は、前記可動部の第1、第2方向の位置検出に使用される位置検出用磁石部を、前記磁界変化検出部に対向する位置に有し、
    前記位置検出用磁石部は、前記光軸と平行な第3方向に向かってN極とS極が並べられる第1水平方向位置検出用磁石と、前記第3方向に向かってS極とN極が並べられる第2水平方向位置検出用磁石とを有し、前記水平方向磁界変化検出素子と対向する位置に前記第1方向に前記第1水平方向位置検出用磁石のN極と前記第2水平方向位置検出用磁石のS極とが並べられて前記第1方向の位置検出に使用され、前記第3方向に向かってN極とS極が並べられる第1鉛直方向位置検出用磁石と、前記第3方向に向かってS極とN極が並べられる第2鉛直方向位置検出用磁石とを有し、前記鉛直方向磁界変化検出素子と対向する位置に前記第2方向に前記第1鉛直方向位置検出用磁石のN極と前記第2鉛直方向位置検出用磁石のS極とが並べられ前記第2方向の位置検出に使用され、
    前記第1、第2水平方向位置検出用磁石の間、及び前記第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間は、いずれも一定間隔離れて並べられることを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記位置検出用磁石部は、前記第1、第2水平方向位置検出用磁石の間の前記一定間隔のスペースに非磁性体で構成される第1スペーサを有し、前記第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間の前記一定間隔のスペースに非磁性体で構成される第2スペーサを有することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 前記光軸が前記撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方の中心近傍を通る位置関係にある時、前記水平方向磁界変化検出素子の前記第1方向の位置は、前記第1、第2水平方向位置検出用磁石と等距離近傍にあり、前記鉛直方向磁界変化検出素子の前記第2方向の位置は、前記第1、第2鉛直方向位置検出用磁石と等距離近傍にあることを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  4. 前記第1、第2水平方向位置検出用磁石の間、及び前記第1、第2鉛直方向位置検出用磁石の間が前記一定間隔離れていない場合に比べて、前記水平方向磁界変化検出素子、前記鉛直方向磁界変化検出素子それぞれの入力端子間に印加される電圧値を増加させる電圧増加、または前記水平方向磁界変化検出素子の出力端子間の水平方向電位差を第1増幅率で増幅させ且つ前記鉛直方向磁界変化検出素子の出力端子間の鉛直方向電位差を第2増幅率で増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  5. 前記水平方向電位差に第1増幅率の増幅を含む演算によって前記可動部の第1方向の位置を特定する第1検出位置信号を求める水平方向減算増幅回路と、前記鉛直方向電位差に第2増幅率の増幅を含む演算によって前記可動部の第2方向の位置を特定する第2検出位置信号を求める鉛直方向減算増幅回路とを有する磁界変化検出素子信号処理回路部を備えることを特徴とする請求項4に記載の像ブレ補正装置。
  6. 前記磁界変化検出素子信号処理回路部は、前記水平方向磁界変化検出素子の出力端子間における信号差を増幅する水平方向差動増幅回路と、前記鉛直方向磁界変化検出素子の出力端子間における信号差を増幅する鉛直方向差動増幅回路とを有し、前記水平方向差動増幅回路で増幅された信号差と基準電圧との差異から前記水平方向電位差を求め、前記鉛直方向差動増幅回路で増幅された信号差と基準電圧との差異から前記鉛直方向電位差を求めることを特徴とする請求項5に記載の像ブレ補正装置。
  7. 前記水平方向差動増幅回路は、第1、第2水平方向オペアンプを有し、前記水平方向減算増幅回路は第3水平方向オペアンプを有し、前記第1水平方向オペアンプの出力端子は第1水平方向抵抗を介して前記第3水平方向オペアンプの反転入力端子と接続され、前記第3水平方向オペアンプの出力端子は第2水平方向抵抗を介して前記第3水平方向オペアンプの反転入力端子と接続され、前記第2水平方向オペアンプの出力端子は第3水平方向抵抗を介して前記第3水平方向オペアンプの非反転入力端子と接続され、前記第3水平方向オペアンプの非反転入力端子は第4水平方向抵抗を介して前記基準電圧と接続され、前記第1、第3水平方向抵抗は同じ抵抗値で、前記第2、第4水平方向抵抗は同じ抵抗値でかつ前記第1、第3水平方向抵抗よりも大きな値にすることにより前記第1増幅率の値を高め、
    前記鉛直方向差動増幅回路は、第1、第2鉛直方向オペアンプを有し、前記鉛直方向減算増幅回路は第3鉛直方向オペアンプを有し、前記第1鉛直方向オペアンプの出力端子は第1鉛直方向抵抗を介して前記第3鉛直方向オペアンプの反転入力端子と接続され、前記第3鉛直方向オペアンプの出力端子は第2鉛直方向抵抗を介して前記第3鉛直方向オペアンプの反転入力端子と接続され、前記第2鉛直方向オペアンプの出力端子は第3鉛直方向抵抗を介して前記第3鉛直方向オペアンプの非反転入力端子と接続され、前記第3鉛直方向オペアンプの非反転入力端子は第4鉛直方向抵抗を介して前記基準電圧と接続され、前記第1、第3鉛直方向抵抗は同じ抵抗値で、前記第2、第4鉛直方向抵抗は同じ抵抗値でかつ前記第1、第3鉛直方向抵抗よりも大きな値にすることで前記第2増幅率の値を高めることを特徴とする請求項6に記載の像ブレ補正装置。
  8. 前記可動部は前記磁界変化検出部を有し、
    前記固定部は、前記位置検出用磁石部を、前記磁界変化検出部に対向する位置に有し、
    前記磁界変化検出部は、前記水平方向磁界変化検出素子と前記鉛直方向磁界変化検出素子を1つずつ有することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  9. 前記第1、第2水平方向位置検出用磁石、及び前記第1、第2鉛直方向位置検出用磁石は、前記可動部の第1、第2方向の移動にも使用されることを特徴とする請求項8に記載の像ブレ補正装置。
  10. 前記磁界変化検出部は、1軸ホール素子であり、
    前記水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子は、いずれもホール素子であることを特徴とする請求項8に記載の像ブレ補正装置。
  11. 第1方向に移動可能な可動部と、
    前記可動部を前記第1方向に移動自在に支持する固定部とを備え、
    前記可動部または固定部のいずれか一方は、前記可動部の第1方向の位置検出に使用される磁界変化検出素子を有する磁界変化検出部を有し、
    前記可動部または固定部のいずれか他方は、前記可動部の第1方向の位置検出に使用される位置検出用磁石部を、前記磁界変化検出部に対向する位置に有し、
    前記位置検出用磁石部は、前記第1方向に垂直な方向に向かってN極とS極が並べられる第1位置検出用磁石と、前記第1方向に垂直な方向に向かってS極とN極が並べられる第2位置検出用磁石とを有し、前記磁界変化検出素子と対向する位置に前記第1方向に前記第1位置検出用磁石のN極と前記第2位置検出用磁石のS極とが並べられて前記第1方向の位置検出に使用され、
    前記第1、第2位置検出用磁石の間は、いずれも一定間隔離れて並べられ
    前記第1、第2位置検出用磁石の間が前記一定間隔離れていない場合に比べて、前記磁界変化検出素子の入力端子間に印加される電圧値を増加させる電圧増加、または前記磁界変化検出素子の出力端子間の電位差を第1増幅率で増幅させる電位差増幅の少なくとも一方を行い、
    前記電位差に前記第1増幅率の増幅を含む演算によって前記可動部の第1方向の位置を特定する検出位置信号を求める生成回路を有する磁界変化検出素子信号処理回路部を備えることを特徴とする可動体の位置検出装置。

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