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JP2005268169A - 荷重検知スイッチ - Google Patents

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JP2005268169A
JP2005268169A JP2004082630A JP2004082630A JP2005268169A JP 2005268169 A JP2005268169 A JP 2005268169A JP 2004082630 A JP2004082630 A JP 2004082630A JP 2004082630 A JP2004082630 A JP 2004082630A JP 2005268169 A JP2005268169 A JP 2005268169A
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Tetsuya Kawahira
哲也 川平
Takahiro Ishii
崇裕 石井
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】 荷重時に確実かつ安定したスイッチング機能を有するフレキシブルシート状の荷重検知スイッチを提供することにある。
【解決手段】一方の接点回路部材1は可撓性絶縁部材2の一主面に、接点領域4を有する導電性部材を配置して構成され、他方の接点回路部材8は可撓性絶縁部材9の一主面に、接点領域11を有する導電性部材を配置して構成されている。これらの接点回路部材1と8との間に介在された枠状の絶縁性のスペーサ6はその枠内に長尺状空間7を有しており、荷重が無い時は、接点領域4と11との間隔を保ってスイッチオフを維持する。荷重時には可撓性絶縁部材2と9は長尺状空間7に向かって撓み、この空間と対応する形状の接点領域4と11とは長尺状の接触面をもって接触しスイッチオンとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は荷重検知スイッチに係り、特に、フレキシブル回路基板技術により構成された板状、フィルム状またはシート状の荷重検出スイッチに関する。
例えば、自動車のシートベルト着用システムにおいては、座席に利用者が着座した際にシ−トベルトを確実に着用させることを目的として、前記座席のシート表皮裏側に非荷重時はオフ状態のシート状荷重検出スイッチが内装され、座席前方に位置する電装表示パネルの一部にはシートベルト着用/未着用を電気的点滅によって表示するマークが設けられている。そして、前記マークは未着座時には未点灯状態にあり、着座した場合には利用者の荷重により前記スイッチがオン状態になり、マークは点灯しシートベルト未着用状態を表示する。着座後シートベルトを着用すると、別のシートベルト制御系によりマークが消灯しその着用が完了したことを利用者に確認させることができるようになっている。
この種の荷重検出スイッチとしては板状、フィルム状或いはシート状のものを提供する従来技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この従来の荷重検知スイッチは、可撓性絶縁フィルムに配線層を設けた第一回路配線フィルムと、これと対をなす可撓性絶縁フィルムに配線層を設けた第二回路配線フィルムと、これらのフィルム間に介在された可撓性絶縁スペーサとを有し、これらのフィルムとスペーサを接着剤により相互に接着して全体としてもフィルム状となるように一体化されている。前記各配線フィルムの各配線層はスペーサ側に向くように対向配置され、この対向状態での配線パターンが同一またはほぼ同一となっている。更に、上記スペーサには、上記配線層に沿って複数箇所に上記両回路配線フィルム間に達する貫通孔が形成され、上各配線層はそれら各貫通孔に面したそれぞれの部分にて電気的スイッチの接点領域として機能する部分を有することになっている。
ところで、上記の各貫通孔はいずれも配線層幅に比して若干大きい程度の直径をもった円形状となっている。従ってこの従来技術では各配線層の複数箇所に飛び飛びの接点領域をもつ構造であり、同一の配線層における各接点領域間の部分は隣り合う各接点領域間を電気的に接続する配線領域として機能することになるので、配線層全体からみると、そこに占める接点領域の面積は比較的小さなものとなっている。
特許第2909961号公報(特開平9−315199号公報)
ところで、従来のフィルム状の荷重検知スイッチにおいては、スイッチング機能領域を定めるスペーサの貫通孔の孔径が小さいために、着座などによる荷重がかかった場合に、貫通孔を挟む第一、第二配線フィルムのそれぞれの接点領域同士が充分に接触できず、確実なスイッチング機能を果たし難いという問題がある。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、確実かつ安定したスイッチング機能を有する荷重検知スイッチを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の荷重検知スイッチは、平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域及びこの領域に電気的に連なる第1端子領域を有する第1導電性部材を配置して構成された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材を配置して構成された第2接点回路部材と、前記第1及び第2導電性部材が相互に対面する関係に対向配置された前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、このスペーサの枠に囲まれた空間の位置に相対向して配置された前記第1及び第2接点領域はいずれも前記空間の平面形状に対応した形状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの空間、前記第1及び第2接点領域はいずれも単一の長尺状に形成され、これらは相互にほぼ同一形状となっていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサは前記空間を複数に分割する枠部分を有することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明の荷重検知スイッチは、平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域及びこの領域に電気的に連なる第1端子領域を有する第1導電性部材を配置して構成された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材を配置して構成された第2接点回路部材と、前記第1及び第2導電性部材が相互に対面する関係に対向配置された前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、前記スペーサの枠に囲まれた空間は複数の長尺状空間が交差するように組み合わせされた平面形状に形成され、前記第1及び第2接点領域はいずれも前記長尺状空間の平面形状に対応した長尺状の組合せ形状とされていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明の荷重検知スイッチは、平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域を有する第1導電性部材が設置された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材が設置され、前記第2可撓性絶縁部材の一主面に、前記第2端子領域に対応して配置された第3接点領域及びこの領域に電気的に連なる第3端子領域を有する第3導電性部材が設置された第2接点回路部材と、前記第2及び第3導電性部材に対して第1導電性部材が対面するようにして前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、前記スペーサの枠で囲まれた空間は前記第1、第2及び第3接点領域のスイッチング動作用空間を構成し、前記第2可撓性絶縁部材の一主面上に設置された前記第2及び第3端子領域は相互に並行して前記スペーサの枠外へ延在されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1、請求項2または請求項5に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの前記空間がダンベル状の平面形状を有することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの空間及び前記第1接点領域は相互にほぼ同一形状の長尺状に形成され、前記第2導電性部材及び第3導電性部材は前記スペーサの長尺状の空間に沿って長手方向に延びていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1接点回路部材と第2接点回路部材との間に介在されたスペーサが枠状に形成されているために、その枠内空間を広面積に構成することが出来、従来の点接触形のものに比べて、荷重時における第1及び第2接点回路部材相互の各接点領域の接触面積を大きくとれることにより、荷重時のスイッチング動作が確実に行われ、周辺機器に対する確実なオン、オフの信号伝達ができるという効果を奏する。
以下に、本発明による荷重検知スイッチの第1乃至5の実施の形態を図1乃至図9を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す荷重検知スイッチの平面図、図2は図1におけるA−A線に沿う断面図、図3はこの荷重検知スイッチの構成を分解して示す各部材の平面図である。まず、図3により各部材について説明する。図3の(a)において、1は第1接点回路部材であり、長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2の一主面に、例えば回路印刷配線技術により、第1導電性部材3を被着配置することによって形成されている。ここで第1可撓性絶縁部材2の一主面を裏返した状態で図示したために、この第1導電性部材3は破線で示されている。また、この第1導電性部材3は全体として図示のような配線パターン形状となっており、第1接点領域4及びこれに電気的に連なる第1端子領域5を有している。この第1接点領域4は長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2の長手方向に沿って配置された長尺状の一形状である長方形となっている。第1端子領域5は細条状(細線状)で、第1接点領域4の一端部分に連続し、第1可撓性絶縁部材2の一端縁方向に延びている。
次に、図3の(b)において、6は可撓性樹脂からなる絶縁性のスペーサであり、このスペーサ6はその厚さ方向に貫通する長尺状空間7を設けることによって長尺枠状に形成されている。図3の(c)において、8は第2接点回路部材であり、長尺平板状の第2可撓性絶縁部材9の一主面に、例えば回路印刷配線技術により、第2導電性部材10を被着配置することによって形成されている。ここで第2可撓性絶縁部材9の一主面は紙面表向きにした状態にあるため、第2導電性部材10は実線で示されている。また、この第2導電性部材10は全体として図示のような配線パターン形状となっており、第2接点領域11及びこれに電気的に連なる第2端子領域12を有している。この第2接点領域11は長尺平板状の第2可撓性絶縁部材9の長手方向に沿って配置された長尺状の一形状である長方形となっている。第2端子領域12は細条状(細線状)で、第2接点領域11の一端部分に連続して第2可撓性絶縁部材9の一端縁方向に延びており、前記第1端子領域5に対しては図示されたように平行に離間した配置関係にある。
そして、この実施形態における荷重検知スイッチは、図3(c)の第2接点回路部材8の上に同(b)のスペーサ6を重ね、その上に同(a)の第1接点回路部材1を重ねてこれらを相互に接着して一体化することにより、図1の平面図及び図2の断面図に示すような形状に組立てられている。ここで前記第1接点領域4と第2接点領域11とは図2のように前記スペーサ6の長尺状空間7内において、それらの面を相対向させた状態で、所定の間隔でスペーサ6に保持されている。前記端子領域5及び12は、図示しない外部コネクタの外部端子と電気的に接続するためのもので、荷重検知スイッチの内部端子として使用されるも、前記接点領域と前記外部端子との間を結ぶ電気的導電路として使用されるも自由である。前記長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2及び第2可撓性絶縁部材9は、この実施形態では、いずれも長辺が約20cm、短辺が約2cmの長方形に形成されている。
次に、この荷重検知スイッチを例えば自動車の座席に装着して、シートベルト着用確認のための着座検知スイッチとして利用する場合のスイッチング機能について説明する。未着座時においては、前記第1接点領域4と第2接点領域11とは前記スペーサ6の長尺状空間7内において、所定間隔で離間し電気的にオフ状態にあるが、着座により荷重がかかると、前記長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2及び第2可撓性絶縁部材9は撓み、前記第1接点領域4と第2接点領域11とは相互に押圧により接触させられ、電気的にオン状態になる。このオンにより、座席前方の電装表示パネルにあるシートベルト着用/未着表示器にて、着座後、シートベルト未着用状態を表示させることができる。また、着座が解かれると、第1及び第2可撓性絶縁部材2及び9は復元し、各接点領域が離間しスイッチオフに戻る。
このようなスッチング動作において、前記接点領域4及び11は前記長尺状空間7と同一またはほぼ同一の長方形となっているために、前述した従来技術の接点構造がいわゆる点接触形であるのに対して極めて広面積の面接触を得ることが出来、スイッチのオン動作が確実に実行される。仮に、前記荷重検知スイッチの座席への装着位置にずれがあったり、このスイッチに対する着座位置ずれがあったりしても、従来に比して広い範囲での線接触乃至面接触状態が保たれてスイッチのオン動作が確実に得られる。
前記、第1導電性部材3及び第2導電性部材10としては一例として銀ペース上にカーボンペーストを印刷したものが使用され、第1可撓性絶縁部材2及び第2可撓性絶縁部材9としてはポリエチレンナフタレート(PEN)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂が使用されている。
次に前記の荷重検知スイッチの製造方法について説明する。一方の可撓性絶縁シートを用意し、このシートに前記第1接点回路部材1を複数個並置するような配線パターンを印刷配線技術により形成する。また、他方の可撓性絶縁シートを用意し、このシートに前記第2接点回路部材8を複数個並置するような配線パターンを複数単位で印刷配線技術により形成する。更にスペーサ用可撓性絶縁シートを用意し、このシートに長尺状空間7を、互いに対となる前記第1及び第2接点回路部材の数だけ形成する。次に、個々の長尺状空間にて前記各第1接点回路部材と第2接点回路部材が向い合うように、前記3つの可撓性絶縁シートを重ね合せ相互に接着する。その後、前記接点回路部材単位毎に可撓性絶縁シートを切断して個々の荷重検知スイッチを取り出す。この実施形態では荷重検知スイッチが長方形状(短冊形)のものであるため、前記製造方法により材料に無駄が出ず安価な検知スイッチを供給できる。
次に、前記荷重検知スイッチを例えば自動車の座席に取り付ける場合の利便性等について説明する。前記荷重検知スイッチは従来に比して確実なスイッチング動作が得られると共に、その形状が、前述の如く20cm×2cm角程度の長方形または短冊形のコンパクトな形状であるため、その取り扱いが簡便であり、座席の着座シートの利用者臀部或いは大腿部に対応する位置、背もたれ位置等取り付け位置の選択の自由度が高くなる。また、着座シートの利用者臀部当接位置に配置する場合、利用者の着座姿勢に癖があり、腰深く座る者や浅く座る者がいることを考慮して、荷重検知スイッチの長尺方向の向きが、ほぼ四角状の着座シートの対角線方向となるように配置するとよい。このような対角線方向への配置によれば荷重検知スイッチの長尺の一端側及び他端側が腰深い位置及び腰浅い位置にそれぞれ対応して荷重を受け、コンパトな構造にも拘わらず、座席シートの比較的広い範囲での検知及びスイッチング機能を果たすことが出来る。
図4は本発明の第2の実施の形態を示す荷重検知スイッチの平面図、図5は図4におけるB−B線に沿う断面図、図6はこの荷重検知スイッチの構成を分解して示す各部材の平面図である。まず、図6により各部材について説明する。図6の(a)において、1Aは第1接点回路部材であり、長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2の一主面に、例えば回路印刷配線技術により、第1導電性部材3Aを被着配置することによって形成されている。ここで第1可撓性絶縁部材2の一主面を裏返した状態で図示されている。また、この第1導電性部材3Aは、前記実施形態1における第1端子領域5を有せず、図示のように第1接点領域4と同一または等価のものとして扱われる。この第1接点領域4は長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2の長手方向に沿って配置された長尺状の一形状である長方形(短冊形)となっている。
そして図6の(b)示された可撓性樹脂からなる絶縁性の長尺枠状のスペーサ6は、前記第1の実施形態同様に、その厚さ方向に貫通させた長尺状空間7を有する。図6の(c)において、8Aは第2接点回路部材であり、長尺平板状の第2可撓性絶縁部材9の一主面の一部に、例えば回路印刷配線技術により、第2導電性部材10Aを被着配置することによって形成されている。ここで第2可撓性絶縁部材9の一主面は紙面表向きにした状態で図示されている。また、この第2導電性部材10Aは、図示のように、第2接点領域11A及びこれに電気的に連なる第2端子領域12Aを有する櫛状の配線パターンで形成されている。更に、第2可撓性絶縁部材9の一主面の他の一部に、第3導電性部材13が、第2導電性部材10A形成と同時に回路印刷配線技術により被着形成されており、この第3導電性部材13は、図示のように、第3接点領域14及びこれに電気的に連なる第3端子領域15を有する櫛状配線パターンで形成されている。前記第2導電性部材10A及び第3導電性部材13は、相互に離間して並設された状態で、これらの櫛歯11Aおよび14が相互に離間して噛合うように対向され、全体としては、第2可撓性絶縁部材9の長手方向に沿って櫛歯11Aと14とが交互に配置され、図示のように長尺状に形成されている。第2端子領域12Aは細条状(細線状)で、第2接点領域11Aの一端部分に連続して第2可撓性絶縁部材9の一端縁方向に延びており、前記第3端子領域15に対しては図示されたように平行に離間した配置関係にある。図中の16及び17はいずれも外部コネクタの外部端子と電気的かつ機械的に接続するためのコンタクト端子であり、前記第2端子領域12及び第3端子領域15にそれぞれ接続されている。前記スペーサ6及び第1可撓性絶縁部材2はいずれも第2可撓性絶縁部材9の長さよりも短く、これらを重ねたときにコンタクト端子16及び17を露出させるような形状となっている。
そして、この実施形態における荷重検知スイッチは、図6(c)の第2接点回路部材8Aの上に同(b)のスペーサ6を重ね、その上に同(a)の第1接点回路部材1Aを重ねてこれらを相互に接着して一体化することにより、図4の平面図及び図5の断面図に示すような形状に組立てられている。ここで前記第2接点領域11A及び第3接点領域14は、図2に示された構成と同様に、前記スペーサ6の長尺状空間7内において、第1接点領域4と所定の間隔でスペーサ6に保持されている。前記長尺平板状の第2可撓性絶縁部材9は、前記第1の実施形態と同様に長辺が約20cm、短辺が約2cmの長方形に形成されている。
この荷重検知スイッチでは、スイッチング動作は第1の実施形態の場合と基本的にはほぼ同様であるが、前記第1接点領域4が、外部回路に接続される第2接点領域11A及び第3接点領域14に対するショートバースイッチとして機能するようになっている点が異なる。即ち、着座時には、その際の押圧力により、前記長尺平板状の第1可撓性絶縁部材2及び第2可撓性絶縁部材9は撓み、前記第1接点領域4は、第2接点領域11A及び第3接点領域14に対して橋渡状に接触してスイッチをオンさせ、着座後のシートベルト未着用状態を表示させるように働く。
このような荷重検知スイッチでは、前記接点領域4、11A及び14は前記長尺状空間7と全体として同一またはほぼ同一の長方形のパターンとなっているために、前記第1の実施形態と同様に極めて広面積の面接触を得ることが出来、スイッチのオン動作が確実に得られる。更に、第2接点領域11A及び第3接点領域14を構成する第2導電性部材10A及び第3導電性部材13が共通の第2可撓性絶縁部材9の一主面に形成されているために、コネクタ端子16及び17が同一平面上にあり、外部コネクタに対するシンプルな端子構造が得られる。
なお、前記第2導電性部材10A及び第3導電性部材13は櫛状に形成されているが、櫛歯の形状は、矩形細条に限らず鋸歯状や緩やかな波状歯等の形状に適宜選択することにより、押圧分布に応じた接点領域同士の接触面積もしくは接触感度を調整することも出来る。
図7は本発明荷重検知スイッチの第3の実施の形態を説明するためのもので、そのスペーサ6の改良された形状を示す平面図である。
図7の長尺枠状のスペーサ6に囲まれた長尺状空間7Aは、その中央部に幅の狭い空間領域71、中央部両端位置に幅の広い空間領域72及び73を有するいわゆるダンベル状に形成されている。これらの空間領域の境界は図中破線で示されている。前述のような着座検知として利用する場合、着座時の荷重検知スイッチへの荷重分布は必ずしも一定しているものではなく、荷重検知スイッチの中央部にかかる荷重がその両端部より大きくなるような傾向があるので、この実施形態では空間領域72及び73の幅を大きくして可撓性絶縁部材2及び9がこの部分で撓み易くすることにより、中央部よりも両端側において接触領域同士が接触し易い状態にしてある。また、逆に両端部分の荷重分布が中央部より大きいことが予想される場所に使用される場合は、前記長尺状空間7Aの中央部の幅を両端部より大きくして荷重感度を大きくし、両端部の荷重感度を鈍らせることにより、着座時におけるスイッチ全体の均一かつ確実な接点領域同士の接触が得られる。従って、荷重分布を考慮して、長尺状空間7の平面形状は、鼓形、長楕円形にしてもよく、前記のようなスペーサ6の形状を様々に工夫することによって、荷重分布状態に適した荷重検知スイッチを提供することができる。
なお、この実施形態における荷重検知スイッチの可撓性絶縁部材や導電性部材は図示されていないが、図7に示すスペーサ6を前記第1及び第2の実施形態のスペーサとして置き換えるだけで簡単に荷重検知スイッチを構成できる。
図8は本発明荷重検知スイッチの第4の実施の形態を示す説明するためのもので、更にそのスペーサ6の改良された形状を示す平面図である。
この例では、スペーサ6が全体的にはほぼH形の平面枠状に形成されており、この枠に囲まれた空間7BもまたほぼH形の平面上に形成されているが、図中破線により区分して示されている通り、スペーサ6及び空間7Bはいずれも長尺状を基本単位とする組合せ形状となっている。即ち、空間7Bは、区分けの一例として図中破線にて示されているように、長尺状空間74、これに直交して連続する長尺状空間75、この空間75の両側にそれぞれ直交して連続する長尺状空間76、77の組合せからなる。荷重検知スイッチは、その図示が省略されているが、枠状スペーサ6の両面にそれぞれ接着された第1及び第2可撓性絶縁部材、これら絶縁部材の各一主面にそれぞれ形成された第1及び第2導電性部材を有している。第1及び第2導電性部材の各接点領域もスペーサ空間7Bと同様に長尺状を基本単位とする組合せ形状となっており、前記長尺状空間74、75、76及び77の平面形状とほぼ同一または相似形となっている。
このような荷重検知スイッチでは、スペーサ6及び第1及び第2導電性部材の各接点領域が長尺状を基本単位とする複数の組合せ形状となり、複数方向に延びる長尺状要素をもつことになるため、着座時の荷重分布に偏りがあったりしてもオン状態での接触面積が大きく確保でき、確実なスイッチング動作が得られる。
また、前記前記長尺状空間76及び77は、第3の実施形態で示したように、いずれもそれぞれの両端部分を中央部より幅広にしてもよく、長尺状空間74の長尺状空間75に接する側と反対の端部を幅広としてもよい。
図9は本発明の第5の実施の形態を示す荷重検知スイッチの平面図であり、この例では、図4で示された第2の実施形態の荷重検知スイッチの変形例として説明する。図9に示されたこの実施形態のスイッチを構成する各種部材は、第2の実施形態の各種部材と対応するものには図4乃至図6と同一の符号を用いて示されている。第1及び第2可撓性絶縁部材2及び9、スペーサ6及びその空間7、第1接点領域4、第2及び第3接点領域11A及び14はいずれも長尺状に形成され、コネクタ端子16及び17とは反対側の先端部分を同一平面内で直角方向に伸長した形状の長尺状部分X、更に部分Xの先端部を同一平面内で直角方向に伸長した形状の長尺状部分Yを有する構造となっている。
前記実施形態3乃至5は、様々な使用場所の条件や荷重分布等に対応して、より確実なスイッチング動作が得られるような形状を提供している。
次に、更なる変形例を示すと、前記第1乃至5の実施形態における接点領域の形状はいずれも長尺状になっているが、その長辺と平行に複数の長尺状に分割した形状としてもよい。この場合は、スペーサはこれらの分割位置に枠部分が対向するような格子枠状に形成され、その枠内の空間は複数の長尺状に分割される。この例では、従来の点接触に比し接触面積が大きく確実なスイッチング動作が得られることは勿論であるが、むしろその分割の数を調整してスペーサ空間位置での可撓性絶縁部材の撓み度合いを調整しておくことにより、荷重時に、よりタイミング良くスイッチオンができるように工夫することができる。しかも、スペーサを単一の大きな枠状に止めるよりは前記の如く複数の格子枠状にすることにより、スペーサ枠の強度をたかめその組立て時における取り扱いを容易にすることが出来る。
また、前記第1乃至5の実施形態において、第1及び第2可撓性絶縁部材及びスペーサの少なくとも1つに、長尺空間に連通するエアー抜孔(図示略)を設ければ、荷重負荷時のこれら可撓性絶縁部材の撓みが容易なため速やかにオン状態になり、また、荷重を解いた時、これら可撓性絶縁部材の復元が容易なため速やかにオフ状態なるためスイッチング応答感度を高めることができる。
なお、本発明において使用された用語である平板状、フィルム状及びシート状は、いずれも荷重に対して可撓性があり、荷重を除去すれば復元する比較的薄いものを表現するために用いたものであり、実質的には同義語として扱っている。
本発明の第1の実施形態に係る荷重検知スイッチを示す一部切欠平面図である。 図1のA−A線に沿う断面で、矢印方向に見た荷重検知スイッチを示す拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る荷重検知スイッチを分解して示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る荷重検知スイッチを示す平面図である。 図2のB−B線に沿う断面で、矢印方向に見た荷重検知スイッチを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る荷重検知スイッチを分解して示す平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る荷重検知スイッチのスペーサを示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る荷重検知スイッチのスペーサを示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係る荷重検知スイッチを示す一部切欠平面図である。
符号の説明
1 第1接点回路部材
2 第1可撓性絶縁部材
3 第1導電性部材
4 第1接点領域
5 第1端子領域
6 スペーサ
7 長尺状空間
8 第2接点回路部材
9 第2可撓性絶縁部材
10 第2導電性部材
11 第2接点領域
12 第2端子領域
13 第3導電性部材
14 第3接点領域
15 第3端子領域

Claims (7)

  1. 平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域及びこの領域に電気的に連なる第1端子領域を有する第1導電性部材を配置して構成された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材を配置して構成された第2接点回路部材と、前記第1及び第2導電性部材が相互に対面する関係に対向配置された前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、このスペーサの枠に囲まれた空間の位置に相対向して配置された前記第1及び第2接点領域はいずれも前記空間の平面形状に対応した形状に形成されていることを特徴とする荷重検知スイッチ。
  2. 請求項1に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの空間、前記第1及び第2接点領域はいずれも単一の長尺状に形成され、これらは相互にほぼ同一形状となっていることを特徴とする荷重検知スイッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサは前記空間を複数に分割する枠部分を有することを特徴とする荷重検知スイッチ。
  4. 平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域及びこの領域に電気的に連なる第1端子領域を有する第1導電性部材を配置して構成された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材を配置して構成された第2接点回路部材と、前記第1及び第2導電性部材が相互に対面する関係に対向配置された前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、前記スペーサの枠に囲まれた空間は複数の長尺状空間が交差するように組み合わせされた平面形状に形成され、前記第1及び第2接点領域はいずれも前記長尺状空間の平面形状に対応した長尺状の組合せ形状とされていることを特徴とする荷重検知スイッチ。
  5. 平板状の第1可撓性絶縁部材の一主面に、第1接点領域を有する第1導電性部材が設置された第1接点回路部材と、平板状の第2可撓性絶縁部材の一主面に、第2接点領域及びこの領域に電気的に連なる第2端子領域を有する第2導電性部材が設置され、前記第2可撓性絶縁部材の一主面に、前記第2端子領域に対応して配置された第3接点領域及びこの領域に電気的に連なる第3端子領域を有する第3導電性部材が設置された第2接点回路部材と、前記第2及び第3導電性部材に対して第1導電性部材が対面するようにして前記第1及び第2接点回路部材の間に介在された枠状の絶縁性のスペーサとを備え、前記スペーサの枠で囲まれた空間は前記第1、第2及び第3接点領域のスイッチング動作用空間を構成し、前記第2可撓性絶縁部材の一主面上に設置された前記第2及び第3端子領域は相互に並行して前記スペーサの枠外へ延在されていることを特徴とする荷重検知スイッチ。
  6. 請求項1、請求項2または請求項5に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの前記空間がダンベル状の平面形状を有することを特徴とする荷重検知スイッチ。
  7. 請求項5に記載の荷重検知スイッチにおいて、前記スペーサの空間及び前記第1接点領域は相互にほぼ同一形状の長尺状に形成され、前記第2導電性部材及び第3導電性部材は前記スペーサの長尺状の空間に沿って長手方向に延びていることを特徴とする荷重検知スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011233441A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Toyota Boshoku Corp 織布製スイッチ及びこれを組み込んだ車両用シート
JP2014220189A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社レムテック スイッチ装置および荷重センサユニット
JP7641783B2 (ja) 2021-03-25 2025-03-07 株式会社フジクラ 着座センサ、及び座席装置

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