JP2005266119A - 光電配線基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気配線基板を貫通する光導波路を容易に形成できるとともに、光導波路における光の伝播損失を抑制できる光電配線基板の製造方法を提供する。さらに、受光素子と光導波路の結合効率を効率化することのできる光電配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 基板表面に配線を形成する工程と、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程と、クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程と、コア突起部および光配線のコアを同時に形成し、さらに前記コアに光路変換手段を形成する工程と、光配線の第2クラッドを形成する工程とを含む、光電配線基板の製造方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板表面に配線を形成する工程と、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程と、クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程と、コア突起部および光配線のコアを同時に形成し、さらに前記コアに光路変換手段を形成する工程と、光配線の第2クラッドを形成する工程とを含む、光電配線基板の製造方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電気配線基板上に光導波路による光配線を有する光電配線基板の製造方法に関する。
マイクロプロセッサが数Gビット/秒までに高性能化されるに伴い、これまでの電気配線を用いた配線では電磁雑音などの影響により大容量伝送の実現が難しくなってきている。そこで、近年では、たとえば電磁雑音などの影響のない光配線を光導波路により作製し、伝送容量を高める方法が盛んに研究されている。
このように電気配線基板上に光導波路による光配線を有してなる光電配線基板の製造方法としては、従来、たとえば特許文献1に開示された方法が知られている。この特許文献1に記載された光・電気配線基板(光電配線基板)の製造方法について、以下、図10および図11を参照して説明する。図10(a)〜(e)は、特許文献1に記載された従来の光・電気配線基板の製造方法の各工程を示した図であり、実行順に並べられている。また図11は、図10に示す各工程を経て製造された後、ミラー106およびレンズ107を形成してなる光・電気配線基板を示している。
まず、図10(a)に示すように、電気配線ならびにパッド110を有する125μm厚のポリイミド基板である電気配線基板101に、レーザにて100μmの貫通孔(スルーホール)108を開ける。
次に、図10(b)に示すように、電気配線基板101の貫通孔(スルーホール)108の内面を、たとえば屈折率1.52に調整したフッ素化エポキシ樹脂である鉛直方向クラッド103bで埋め、200℃で硬化させる。
次に、図10(c)に示すように、電気配線基板101のパッドが形成されていない側の面に、光配線層102を形成する。まず、屈折率1.52に調整したフッ素化エポキシ樹脂を塗布する。その後、塗布したフッ素化エポキシ樹脂を200℃で硬化させ、たとえば膜厚を20μmとして、水平方向クラッドの一部を形成する。
次に、屈折率1.53に調整したフッ素化エポキシ樹脂を塗布し、200℃で硬化させ、8μm厚とし、定法によりドライエッチングにて水平方向導波路を形成する。このときの水平方向導波路の幅は、たとえば8μmである。さらに、屈折率1.52に調整したフッ素化エポキシ樹脂を水平方向導波路に塗布する。その後、塗布したフッ素化エポキシ樹脂を硬化させ、たとえば膜厚を20μmとして、水平方向クラッドの残りの部分を形成する。以上の構成により、光配線層102が完成する(図10(c))。
続いて、図10(d)に示すように、エキシマレーザにて、鉛直方向クラッドにて埋められた貫通孔(スルーホール)108の中心部分に、該貫通孔(スルーホール)108の内径よりも小さい内径を持つ貫通孔(スルーホール)108を開ける。その結果、貫通孔(スルーホール)108の側面は、鉛直方向クラッドによって被覆されることになる。
次に、図10(e)に示すように、電気配線基板101の貫通孔(スルーホール)108を、水平方向導波路と同じ材料のフッ素化エポキシ樹脂で埋める。その後、該フッ素化エポキシ樹脂を200℃で硬化することにより、鉛直方向導波路を形成することができる。
上記のような工程を経た後の光・電気配線基板には、ミラー106を形成するようにしてもよい。ミラー106は、水平方向導波路と鉛直方向導波路とが交差する部位に、90度刃によるダイシング加工あるいはRIEの斜めのエッチングによって、電気配線基板101の面に対して45度の面によって形成する。このミラー106は、スパッタ、蒸着などによって、金属反射膜を有するミラー106としてもよい。ミラー106の形成は、電気配線基板101が光配線層102との接着面において有するアライメントマーク(図示せず)を基準として実行される。
さらに、電気配線基板101に位置する鉛直方向導波路の端面に対して、レンズ107を設けてもよい。このレンズ107は、光・電気配線基板と該光・電気配線基板に実装される受光素子との光軸合わせを容易にするために設けられる。光導波路中を伝播した光は、レンズ107によって集光されることにより、高精度の光軸合わせを実現することができる。なお、レンズ107はTgあるいは融点が低く、鉛直方向導波路と同じ屈折率であり、感光性を有するアクリル系樹脂の矩形パターンを光スルーホールの露出部上に形成し、200℃にて溶融させることにより形成できる。このようにして、図11に示したような光・電気配線基板を製造することができる。
国際公開第01/001176号パンフレット
しかしながら、上述した特許文献1に記載された従来の光・電気配線基板の製造方法には、以下のような課題があった。
すなわち、電気配線基板に形成した孔に光導波路を形成する際に、クラッドを充填した後、レーザを照射することによりクラッドの中心部に孔を形成し、その後コアを充填するという方法を採用している(図10(d),(e))ために、除去したクラッドの材質が周辺部に煤として残留し、その煤を除去するため薬液により除去する工程を新たに必要とする課題があった。さらにレーザ照射により孔の内面が凹凸になり、その後、コアを形成して光導波路としてもコア・クラッド界面において光の伝播損失が大きくなるという課題があった。
また、特許文献1に記載の光・電気配線基板の製造方法においては、水平方向の光導波路に対し、鉛直方向の光導波路を形成するために、レーザを照射して鉛直方向のコア領域を形成している。しかし、この製造方法では、鉛直方向と水平方向の光導波路に境界部が形成され、この境界部において光の伝播損失が大きくなるという課題もあった。
さらに、必要に応じてレンズを形成する場合においては、光導波路の上に新たに形成しているため、レンズと光導波路の界面において光の伝播損失が発生するという課題があった。加えて、レンズは、電気配線基板と同一面上にしか形成できないため、発光素子の発光面や受光素子の受光面との間隔を制御することができず、光結合効率の最適化に対して、必要に応じて発光素子や受光素子の高さを調整することができないという課題があった。
以上のように、レーザ照射により光導波路を形成する従来の方法では、コアとクラッドの界面、鉛直方向と水平方向の光導波路の境界部、さらにレンズと光導波路の境界部など様々な部分で光の伝播損失が大きくなるという課題がある。このように光の伝播損失が大きくなるということは、光配線を実現する上で大きな問題となってくる。すなわち、光配線を実現するためには受光素子の受信に必要となる最小受光量に応じて発光素子の光出力を大きくする必要があり、発光素子に大きな負荷をかけることになる。また、光量に余裕がないことから光配線の設計において自由度がない。したがって、発光素子を劣化させることなく長期にわたり安定性を確保するとともに、光配線の設計における自由度をもたせることを考慮すれば、光導波路での伝播損失をできるだけ抑制し、効率的な光配線とすることが必要である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、電気配線基板を貫通する光導波路を容易に形成できるとともに、光導波路における光の伝播損失を抑制できる光電配線基板の製造方法を提供することである。さらに本発明は、受光素子と光導波路の結合効率を効率化することのできる光電配線基板の製造方法を提供することもその目的とする。
本発明の光電配線基板の製造方法は、基板表面に電気配線を形成する工程と、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程と、クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程と、コア突起部および光配線のコアを同時に形成し、さらに前記コアに光路変換手段を形成する工程と、光配線の第2クラッドを形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の光電配線基板の製造方法は、前記所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程において、前記貫通孔は、金型に設けたリング状の貫通孔形成部による打ち抜きにより形成し、前記工程の後の工程において、当該金型を前記基板の保持具として用いることが好ましい。
また本発明の光電配線基板の製造方法においては、前記クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程が、前記金型に設けた前記貫通孔形成部に、クラッド突起部の所望の形状に対応した形状を有する第1の部材を配して行われ、前記コア突起部および光配線のコアを同時に形成する工程が、前記金型に設けた前記貫通孔形成部に、コア突起部の所望の形状に対応した形状を有する第2の部材を配して行われることが好ましい。
本発明の光電配線基板の製造方法においてはさらに、前記クラッド突起部およびコア突起部は、前記貫通孔形成部、前記第1の部材および第2の部材の高さを調整することにより、変更可能であることが好ましい。
本発明の光電配線基板の製造方法によれば、基板を貫通する光導波路の形成において、貫通孔に充填したクラッドをレーザ照射により加工し、さらにコアを充填するという複雑な工程を経ることなく、基板に形成した貫通孔にクラッド突起部および光配線の第1クラッド、コア突起部および光配線のコア、光配線の第2クラッドを順次形成するので、製造工程の簡略化が可能であり、さらに、レーザ照射による加工の際に発生する煤を除去するといった余分な工程も必要とせず、コアとクラッドの界面が良好で、製造時に光導波路中に境界部が発生しない良好な光導波路を得ることができる。
また本発明の光電配線基板の製造方法によれば、光配線のコアの形成と同時に、コア突起部の端面にレンズを形成することができるので、レンズとコアの界面がなく、余分な光の伝播損失が発生しない光電配線基板を得ることができる。
さらに本発明の光電配線基板の製造方法では、基板に形成した貫通孔にクラッド突起部および光配線の第1クラッド、コア突起部および光配線のコア、光配線の第2クラッドを順次形成する構成を採るため、これらの形成に用いる部材の寸法を適宜調整することによってクラッド突起部およびコア突起部の高さ調整を可能とする自由度を有する。このため、光素子と光結合するクラッド突起部およびコア突起部との間隔を調整することによって、光結合効率を最適化できる光電配線基板を得ることができる。
図1〜図3は、本発明の光電配線基板の製造方法の好ましい一例の各工程を段階的に示す図である。本発明は、基板1表面に電気配線を形成する工程(以下、「第1工程」と呼称する。)と、所望の形状および大きさとなるように基板1の一部を除去するとともに貫通孔8を形成する工程(以下、「第2工程」と呼称する。)と、クラッド突起部9aおよび光配線の第1クラッド4を同時に形成する工程(以下、「第3工程」と呼称する。)と、コア突起部9bおよび光配線のコア3を同時に形成し、さらに前記コア3に光路変換手段を形成する工程(以下、「第4工程」と呼称する。)と、光配線の第2クラッド5を形成する工程(以下、「第5工程」と呼称する。)とを含むことを特徴とする光電配線基板の製造方法である。以下、図1〜図3を参照して、本発明の光電配線基板の製造方法の各工程について詳述する。
まず、第1工程では、基板1の表面に電気配線を形成する。基板1としては、当分野において従来より広く用いられている基板であれば特に制限されるものではないが、フレキシブル性(可撓性)を有する樹脂で形成された基板を用いるのが好ましい。フレキシブル性を有する基板1を用いることで、凹凸構造を有した場所においても自由に取り付けが可能であり、光電配線基板を用いた配線設計の自由度が増すためである。ポリエステルやエポキシ、あるいはポリイミドなどでフィルム状にした樹脂であってフレキシブル性を有するものが基板1として考えられるが、中でも次の光配線となる光導波路を形成する工程における処理温度が高温(300〜400℃)となる場合においては、耐熱性を有する樹脂を選択することが好ましく、中でも熱収縮が小さく耐熱性に優れているポリイミド・フィルムを基板1として用いるのが好ましい。基板1の厚みは、特に制限されないが、貫通孔を容易に形成できることから、100μm以下であることが好ましい。
基板1表面への電気配線の形成は、いずれかの方法により基板1上に金属膜を形成して行う。金属膜の形成方法としては、蒸着による方法や金属箔を貼り合わせる方法などがあり、たとえば、金属箔であれば、基板1に金属箔を貼り合わせ、その上からレジストを塗布し、露光した箇所のレジストを剥離することによって除去する箇所のパターンを形成した後、金属箔をウェットエッチングすることによって電気配線の形成を行う。また、基板として上記のポリイミドを使用した場合、金属箔としてポリイミドと線膨張係数の近い銅を用いれば、基板の形状を変化させた場合に基板から剥がれることのない電気配線を得ることができる。なお、基板1は、通常、ロールにより供給される形態で、第1工程および第2工程に供される。ロールより引き出された基板1を、樹脂の一面に金属膜にウェット処理して、電極10を含む電気配線を形成した(第1工程)後、第2工程に供する。
続く第2工程では、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する。ここで、「所望の形状および大きさ」は、製造しようとする光電配線基板によって適宜選択される形状および大きさを指し、特に制限されるものではない。第2工程では、具体的には、表面に電気配線が形成された基板1を、図1(a)に示すように、リング状の貫通孔形成部12が設けられた金型(台座)11と、貫通孔形成部12と嵌合する大きさの径R1を有する孔13aが設けられた抜き基板13との間に挟み、プレスすることによって、基板1を打ち抜いて、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔8を形成する。なお、第2工程は、基板1の前記第1工程で電極10を含めた電気配線を形成した側に台座11が配置されるようにして、プレス加工を行う。台座11としては、上記のようにロールにより供給された状態で第1工程を経て供された基板1を、所望の形状および大きさに加工することができ、かつ、基板1の所望の位置に貫通孔8が形成されるように予め設計されたものを用いる。なお、台座11としては、当分野にて金型の材質として一般に用いられている、たとえばSKD、SKH、SUS、超硬などで形成されたものを適宜用いることができる。また、台座11の貫通孔形成部12は、図1(a)に示すように、基板1に当接させる側が、前記抜き基板13が有する孔13aの径R1(後に基板1に形成される貫通孔8の径と同じ)よりも小さな径R2を有し、かつ、基板より離反した側が前記径R2よりも小さな径R3を有するようなものを用いるのが好ましい。これにより後述するクラッド突起部9aおよびコア突起部9bを容易に形成することができる。
図1(b)には、上記金型によりプレス加工を行った後の状態を示す。図1(b)に示すように、台座11と抜き基板13とで基板1を挟んでプレス加工することによって、貫通孔8を形成するために台座11に設けられたリング状の貫通孔形成部12と嵌合する抜き基板13に設けられた孔13aとによって、径R1を有する貫通孔8を形成する箇所の基板部分15が除去される。本発明の光電配線基板の製造方法においては、かかる第2工程において、上述のように台座11に設けたリング状の貫通孔形成部12による打ち抜きにより貫通孔8を形成し、この第2工程の後の工程において、当該台座11を基板1の保持具として用いるのが好ましい。上述したように、第2工程においては、基板1の電気配線が形成された側が台座11に当接するように配置してプレス加工を行うが、そのまま基板1を台座11に保持したまま後の工程に供することで、別途保持具を準備することなく基板1の電気配線が形成されていない側に容易に光配線を形成することができ、かつ、台座11に設けられた貫通孔形成部12を利用して、光配線(後述する第1クラッド4、コア3、第2クラッド5)の形成と同時に、突起部(後述するクラッド突起部9a、コア突起部9b)を形成することができる。
続く第3工程では、図2(a)に示すように、クラッド突起部9aおよび光配線の第1クラッド4を同時に形成する。具体的には、台座11に保持した状態の基板1を、貫通孔形成部12の径R3を有する部分に嵌合するような第1の部材14aを配した状態で、基板1の台座11に当接していない側に第1クラッドの形成材料となる樹脂を塗布する。ここで、第1の部材14aとしては、長手方向における長さが、貫通孔形成部12に嵌合した状態で、その先端が貫通孔形成部12の先端よりも突出する大きさを有するものを用いる。
第1クラッドの形成材料となる樹脂は、貫通孔形成部12を覆うように、たとえばスクリーン印刷法によって塗布する。この際、上述のように貫通孔形成部12のうち、径R3を有する部分については、当該部分に嵌合するようにして第1の部材14aが配されているので、この部分(後述するコア突起部9bを形成する部分である)には第1クラッドを形成する樹脂は入り込まない。そして、貫通孔形成部12のうち、前記径R3を有する部分より大きな径R2を有する部分には、樹脂が入り込む。樹脂の塗布後、熱処理により樹脂を硬化させることによって、第1クラッド4とクラッド突起部9aとが同時に形成される。すなわち、基板1表面に塗布された樹脂が硬化されることによって第1クラッド4が形成され、貫通孔形成部12の前記径R2を有する部分に入り込んだ樹脂が硬化されることによってクラッド突起部9aが形成される。第3工程において用いる第1の部材14aとしては、特に制限されるものではないが、当分野にて金型の材質として一般に用いられている、たとえばSKD、SKH、SUS、超硬などで形成されたものを適宜用いることができる。
続く第4工程では、図2(b)に示すように、コア突起部9bおよび光配線のコア3を同時に形成し、さらに前記コア3に光路変換手段を形成する。具体的には、まず、上記第3工程で用いた第1の部材14aを貫通孔形成部12より抜き出した後、貫通孔形成部12の径R3を有する部分に嵌合するような第2の部材14bを配した状態で、前記第1クラッド4およびクラッド突起部9aを形成した上から、コアの形成材料となる樹脂を塗布する。ここで、第2の部材としては、第1の部材14aよりも長手方向の長さが小さく、好ましくは貫通孔形成部12の径R3を有する部分と同じ長さを有するものを用いる。
コアの形成材料となる樹脂は、前記第1クラッド4およびクラッド突起部9aを形成した上に、たとえばスクリーン印刷法によって塗布する。この際、上述のように貫通孔形成部12のうち、径R3を有する部分については、当該部分に嵌合するようにして第2の部材14bが配されているので、この部分にはコアを形成する樹脂は入り込まない。そして、貫通孔形成部12のうち、前記径R3を有する部分より大きな径R2を有する部分の、前記クラッド突起部9aが形成されていない領域(第3工程において第1の部材14aが配されていた領域であって、かつ、第4工程において第2の部材14bが配されていない領域)には、樹脂が入り込む。樹脂の塗布後、熱処理により樹脂を硬化させることによって、コア3とコア突起部9bとが同時に形成される。すなわち、第1クラッド4上に塗布された樹脂が硬化されることによってコア3が形成され、貫通孔形成部12の前記径R2を有する部分のうちクラッド突起部9aが形成されていない領域に入り込んだ樹脂が硬化されることによってコア突起部9bが形成される。なお、光を伝播させるコア3については、樹脂の硬化後、所望の形状にパターニングを行うようにしてもよい。第4工程において用いる第2の部材14bとしては、特に制限されるものではないが、上述した第1の部材14aと同様、当分野にて金型の材質として一般に用いられている、たとえばSKD、SKH、SUS、超硬などで形成されたものを適宜用いることができる。
第4工程では、前記コア突起部9bおよびコア3の形成後、さらに光電変換手段を形成する。ここで、「光路変換手段」は、レンズやミラーなど、コアに入射された光の光路を変換し得る手段を指す。図2(b)に示す例においては、コア突起部9bの端面にレンズ7を形成するために、第2の部材14bの形状を、所定の曲率半径を有する凹部14b1を有する形状としてなる例を示している。このような凹部14b1を有する第2の部材14bを用いることで、上述したコアを形成する樹脂材料を塗布した際には、当該樹脂は凹部14b1にも入り込むことになり、これを硬化させることで、コア突起部9bの端面に所定の曲率を有するように突出する半球状のレンズ7を形成することができる。なお、第4工程において用いる第2の部材14bの形状は、図2(b)に示したような凹部14b1を有するような形状に限定されるものではなく、必要に応じ適宜の形状を有するものを選択して用いることができる。
さらに、光路を変換するミラー6を、コア3に形成するようにしてもよい(図2(b))。ミラーの形成方法としては、ダイサーによる切断面を利用する方法などを用いればよい。さらに、必要に応じてミラー面6には金属による反射面などの形成を行うようにしてもよい。
第5工程では、図3(a)に示すように、光配線の第2クラッド5を形成する。具体的には、前記第4工程で形成したコア3の上に、第2クラッドの形成材料となる樹脂を塗布する。第2クラッドの形成材料となる樹脂の塗布は、たとえばスクリーン印刷法によって行い、塗布後、熱処理によって樹脂を硬化させることによって第2クラッド5が形成される。
このような各工程を経た後、第2の部材14bを貫通孔形成部12より抜き出し、基板1を台座11から分離させることによって、図3(b)に示すような光電配線基板を製造することができる。なお、図3(b)は、図3(a)と図面の紙面に関して上下逆にして示している。本発明の製造方法においては、クラッド突起部9aおよびコア突起部9b(これらを総称して「突起部9」と呼称する。)と、第1の部材14a、第2の部材14b、貫通孔形成部12が剥がれ易いように、金型の表面に被覆処理や離型剤の塗布を予め施したものを用いてもよい。
上述した本発明の光電配線基板の製造方法によれば、基板を貫通する光導波路の形成において、貫通孔に充填したクラッドをレーザ照射により加工し、さらにコアを充填するという複雑な工程を経ることなく、基板1に形成した貫通孔8にクラッド突起部9aおよび光配線の第1クラッド4、コア突起部9bおよび光配線のコア3、光配線の第2クラッド5を順次形成するので、製造工程の簡略化が可能であり、さらに、レーザ照射による加工の際に発生する煤を除去するといった余分な工程も必要とせず、コア3とクラッド4,5の界面が良好で、製造時に光導波路中に境界部が発生しない良好な光導波路を得ることができる。
また本発明の光電配線基板の製造方法によれば、光配線のコア3の形成と同時に、コア突起部9bの端面にレンズ7を形成することができるので、レンズ7とコア3の界面がなく、余分な光の伝播損失が発生しない光電配線基板を得ることができる。
なお、本発明の光電配線基板の製造方法において、第1クラッド4、第2クラッド5は、コアよりも小さな屈折率を有する樹脂にて形成する必要がある。このため、上述した第3工程において用いられる第1クラッドの形成材料となる樹脂および第5工程において用いられる第2クラッドの形成材料となる樹脂としては、第4工程において用いられるコアの形成材料となる樹脂よりも、屈折率の小さな樹脂を用いる必要がある。たとえば、コアの形成材料となる樹脂に適宜の添加剤を添加したものや、コアの形成材料となる樹脂の分子量を変化させることにより屈折率を変化させたものを、第1クラッドの形成材料となる樹脂、第2クラッドの形成材料となる樹脂として用いることができる。
また、第1クラッド、コアおよび第2クラッドは、これらの形成材料となる樹脂を順次塗布し、硬化することによって光導波路として形成されるが、線膨張係数の差が大きいために境界で剥がれたり、亀裂が発生するなどの問題が生じないよう、同じ材料であって上述のように屈折率を制御した樹脂をそれぞれ形成材料として用いるか、あるいは、線膨張係数の類似した樹脂を用いることが望ましい。
さらに、本発明においては、第1クラッドの形成材料となる樹脂、第2クラッドの形成材料となる樹脂、およびコアの形成材料となる樹脂として、光導波路の特性に応じて屈折率差を形成できる樹脂を使い分けるのが好ましい。たとえば、光導波路に耐熱性が必要とされる場合には、耐熱性樹脂(たとえば、ポリイミド樹脂)を利用すればよく、また、光導波路の形成に加工容易性が必要とされる場合には、光を照射した際にその照射された領域の屈折率が低下するような感光性樹脂(たとえば、ポリシラン樹脂)を利用することによって、光の照射領域をクラッドとして光導波路を容易に形成することができる。
図4は、本発明の製造方法で得られた光電配線基板の好ましい一例を模式的に示す図である。本発明で得られる光電配線基板は、図4に示すように、基板1に第1クラッド4、コア3、第2クラッド5(以下、第1クラッド4、コア3、第2クラッド5を、「光配線2」と総称する。)が順次積層されてなる基本構造を備える。かかる光電配線基板における光配線2は、発光素子(図示せず)から発せられた光線が、光導波路を形成する第1クラッド4と第2クラッド5に挟まれたコア3中を伝播して受光素子(図示せず)に到達するように構成されてなる。
前記光電配線基板における基板1には、発光素子(図示せず)や受光素子(図示せず)(以下、これらの素子を「光素子」と総称する。)を実装するための電極10を含む電気配線が形成されてなる。さらに基板1の電極10などが形成された側とは反対側に、光配線2となる光導波路が形成されてなる。一般に、光電配線基板において、基板の一方に光配線2を形成した場合には、この光配線2が形成された側に光素子を配置することは困難である。したがって、本発明の製造方法にて得られる光電配線基板においては、図4に示すように基板1に貫通孔8を形成し、基板1の一方に光配線2を順次積層するとともに、貫通孔8の内部に突出するように突起部9(クラッド突起部9aおよびコア突起部9b)を形成することによって、光配線2とは反対側に光配線2に入射された光線を取り出し得る構成とした。この結果、光素子を、光配線2とは反対側(すなわち、電極を含めた10電気配線を形成した側)に実装することができる。
光電配線基板における光配線2は、第1クラッド4および第2クラッド5と、これらに囲まれたコア3とからなる、光導波路を構成する。上述したように、第1クラッド4と第2クラッド5とは同一の樹脂材料にて形成され、コア3はこれらクラッド4,5を形成する材料よりも屈折率の高い樹脂材料によって形成される。したがって、光導波路に入射された光は、第1クラッド4および第2クラッド5とコア3の界面で全反射しながらコア3中を伝播していく。コア3とクラッド4(または5)を形成する樹脂の屈折率は、光の伝播角に応じて適宜調整すればよい。コア3とクラッド4,5の屈折率差を大きくすればするほど、光の伝播角を大きくすることができる。
また図4に示す例の光電配線基板においては、光路変換手段として光の光路を変換するミラー6がコア3に形成され、このミラー6を介して光配線2と光軸が同一である、クラッド突起部9aに囲まれたコア突起部9bが光配線2の光軸方向に対し垂直に形成され、光導波路を構成してなる。このような突起部9を有する構成を光電配線基板上に複数形成し、たとえば図4に示すように互いに隣り合う突起部9を連絡するコア3に互いに逆向きのミラー6を形成しておくことで、コア突起部9bに入射された光をミラー6によって垂直に光路を変換して光配線2のコア3中を伝播させ、隣り合う突起部9が配置される部分におけるミラー6によってさらに垂直に光路を変換して、隣り合うコア突起部9bにおいて光を取り出す構成とすることが可能となる(図4において、当該光路を破線にて示している)。このような構成とすることで、基板の電極10を含めた電気配線が形成された側より光配線2に入射された光を、基板の電極10を含めた電気配線が形成された側に導くことができる。
さらに、本発明で得られる光電配線基板においては、コア突起部9bの端面には、特定の曲率半径を有する半球状のレンズ7が、コア突起部9bの端面より突出するようにして設けられる(図4)。このようなレンズ7が形成されることによって、光素子と光導波路ろの光結合の効率を高めることができる。
ここで、本発明の製造方法において得られる光電配線基板は、基板1に設けられた貫通孔8において、クラッド突起部9aと貫通孔8の壁面との間に空間(溝)が設けられてなる点にその大きな特徴を有する。かかる構造は、上述した光電配線基板の製造方法によって得られたことによって必然的に得られるものであるが、光配線2、特に突起部9の信頼性を確保し、さらには光素子を光電配線基板に実装した際の光素子と光導波路の光結合を最適化する上で、重要な役割を担うものである。
図5は、本発明で得られる光電配線基板に光素子16を実装した状態を模式的に示す図である。光素子は、一般に、半田を用いて基板1上に実施されるが、半田を用いた実装の際の半田の温度は高温(200〜300℃程度)である。しかしながら、本発明で得られる光電配線基板においては、上述したようにクラッド突起部9bと貫通孔8の壁面との間に空間(溝)が設けられてなる構造を備えるため、光素子の実装の際にも、基板1に熱が伝導しても、その近傍にある突起部9にまでは熱が伝導しない。したがって、光素子の実装の際に突起部にまで熱が伝導することによって、突起部として形成した光導波路が高温により変形してしまうようなことがなく、また、この変形を防止するために、光配線2の形成に使用する樹脂として耐熱性のある樹脂(たとえば、ポリイミド)を使用する必要もない。このように本発明で得られる光電配線基板は、光素子の実装の際の突起部9の熱の影響を抑制することができ、さらに光導波路として使用することができる樹脂の選択の自由度が大きいという利点がある。
図5に示す例において、光素子16は、基板1上に形成された電極10に、半田18によって実装されている。光素子16としては、上述したように発光素子と受光素子とがある。発光素子としては、たとえば端面発光型レーザダイオードや面発光型レーザダイオード(VCSEL)などを用いることができる。発光素子は、光導波路を形成する樹脂が光吸収する波長域とは異なるか、あるいは吸収が少ない波長域の光を発振する発光素子を用いるのが好ましい。このような発光素子を光源として用いることで、光導波路中の光の伝播損失を抑制することが可能となり、さらに光配線の設計に自由度が増すことになる。また、受光素子としては、使用する発光素子が発振する波長域を受信可能なフォトダイオード(PD)を用いることができる。PDの受光面の大きさは、伝送容量に応じて決定すればよい。なお、図5に示す例においては、光素子16以外の部品については省略して示しているが、光素子16と同様、当分野において通常行われているような形態にて適宜実装されていると考えて構わない。
図6は、本発明で得られる光電配線基板における突起部9と光素子16との位置関係を説明するための図である。上述したように、本発明の光電配線基板の製造方法においては、基板1に形成した貫通孔8にクラッド突起部9aおよび第1クラッド4、コア突起部9bおよびコア3、第2クラッド5を順次形成することを特徴とする。したがって本発明の製造方法においては、これらの形成に用いる部材(上述した貫通孔形成部12、第1の部材14a、第2の部材14b)の寸法を適宜調整することが可能であり、前記部材の寸法を適宜調整することでクラッド突起部9aおよびコア突起部9bの高さ調整を可能とする設計の自由度を有する。結果として、本発明の光電配線基板の製造方法においては、光素子16と光結合するクラッド突起部9aおよびコア突起部9bとの間隔を調整することによって、光結合効率を最適化できる光電配線基板を得ることができるという格別の効果も有する。以下、図6(a)を用いて、突起部9と光素子16との位置関係を調整することにより、光結合効率を最適化する方法について詳しく説明する。なお、図6(a)、(b)には、説明を簡単にするために、コア突起部9bの端面にレンズが形成されていない構成で示しているが、レンズが形成される場合とレンズが形成されない場合とでは、レンズの厚みだけ位置関係を調整すればよく、殆ど同様に考えることができる。
図6に示すように、たとえば、光素子16において、光素子面の直径をa、光線の出射光の全角をθとし、コア突起部9bの径をW、光素子面とコア突起部9bの端面までの距離をh、基板1と光素子16との距離をHとする。ここで、距離Hは、電極10の厚みと半田18の厚みに依存するパラメータである。このような構成において、光素子16の光線が全て光導波路と結合するためには、距離hの位置における光線の広がり、すなわちa+2×h×tan(θ/2)が光導波路のコア径Wより小さい(a+2×h×tan(θ/2)<W)関係にあることが必要である。なお、ここでは、光導波路のコア3とクラッド4,5(コア突起部bとクラッド突起部9a)との伝播角度については考慮しないものとする。このとき、光素子16と突起部9までの間隔hと基板までの距離Hの関係によって突起部9の端面の位置が基板1の表面に対して突出した位置とするか、基板1の表面より窪んだ位置とするかを調整する必要がある。
たとえば、発光素子としてVCSELを用いた場合、VCSELの特性(a=10μm、θ=50°)に対し、H=20μm、W=20μmとすると、計算よりh=10.7μmと求まり、H>hとなることから突起部9は基板1の表面よりも突出させる必要がある。すなわち、突起部9の端面を基板の表面と同一面としたり、基板1の表面より窪んだ位置とすると、VCSELの光線が光導波路に十分に光結合せず光の結合損失が大きくなってしまう。
一方、受光素子においては、受光面が十分大きい場合にはレンズを必要とせず、受光面と突起部をさらに近づけた構成とすれば、受光素子の実装精度が悪くても、十分な光結合効率を得ることができる。
図6(b)には、上述した計算により求めた光素子16と突起部9との位置関係の一例を模式的に示している。図4に示した例の光電配線基板と比較しても分かるように、図6(b)に示す例の光電配線基板においては、突起部9が基板1の表面より突出するようにして形成される。これにより、光素子16としてたとえばVCSELを用いた上述の場合でも、十分な光結合効率を得ることができる。また、光導波路の開口数(NA)がVCSELの出射光のNA=0.42に対して小さい場合には、突起部9の端面にレンズ7を設け、出射光のNAが光導波路のNAより小さくなるように、レンズ7の形状および突起部9と発光面との間隔を調整することにより光結合の効率を最適化することができる。
以上のように、光素子16と突起部9との位置関係は、利用する光素子や光導波路に大きく依存するため、光電配線基板は、場合に応じて突起部9の位置を適宜調整することができる構成であることが望ましい。そして上述したように、本発明の光電配線基板の製造方法によれば、基板1を保持する台座11に設けられた貫通孔形成部12と、第1の部材14a,第2の部材14bの寸法を必要に応じて調整することによって、光電配線基板における突起部の位置が所望に応じて適宜調整された光電配線基板を容易に製造することができる。
以下、上述した突出部9の端面が基板1の表面より突出した配置となる場合の光電配線基板を製造する方法(本発明の製造方法の好ましい他の例)について、図7〜図9を参照して説明する。本発明の光電配線基板の製造方法によれば、上述した突出部9の端面が基板1の表面より突出した配置となる場合の光電配線基板についても、好適に製造することができる。なお、かかる本発明の製造方法の好ましい他の例についての説明は、図1〜図3を参照して上述した本発明の製造方法の好ましい一例と重複する部分ど同様の部分については説明を省略し、上述した例と異なる点について特に詳しく説明する。なお、図7(a),(b)、図8(a),(b)、図9(a),(b)は、図1(a),(b)、図2(a),(b)、図3(a),(b)に対応する作製工程をそれぞれ示している。
まず、上述した例と同様にして、第1工程にて基板1の表面に電極10を含めた電気配線を形成する。本発明の製造方法の他の例においては、続く第2工程に用いる貫通孔形成部12が形成された台座11として、径R2を有する部分と径R3を有する部分との境界面(A−A’)が、台座11の基板1に当接させる側の表面(B−B’)よりも低い位置に設定されたものを用いる。より詳しくは、所望の突起部9の端面と基板1との位置関係(H−h)を事前に概算しておき、その結果に基づいて、貫通孔形成部12の径R2を有する部分と径R3を有する部分との境界面(A−A’)の高さの設定を行う。このような高さの設定変更は、台座11の厚みを図1(a)で用いた場合と比較してより厚く設定することによって容易に行うことができ、基板1に貫通孔8を形成する上では全く問題となるものではない。すなわち、このような台座11を用いることによっても、図1(a)に示した場合と同様に、台座11と、貫通孔形成部12と嵌合する大きさの径R1を有する孔13aが設けられた抜き基板13との間に基板1を挟み、プレスすることによって、基板1を打ち抜いて、所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔8を形成することができる。(図7(a),(b))。
続いて、第3工程にて、貫通孔形成部12の径R3を有する部分に第1の部材14aを嵌合させた状態で第1クラッドを形成する樹脂材料を貫通孔形成部12を覆うようにして塗布し乾燥させることによってクラッド突起部9aおよび第1クラッド4を同時に形成する(図8(a))。そして第4工程にて、第1の部材14aを貫通孔形成部12より抜き出した後、貫通孔形成部12の径R3を有する部分に第2の部材14bを嵌合させた状態でコアを形成する樹脂材料を前記第1クラッド4およびクラッド突起部9aを形成した上から塗布し乾燥させることによってコア突起部9bおよびコア3を同時に形成する。第1の部材14aおよび第2の部材14bの長手方向の長さは、それぞれ、基板1および台座11の厚みに応じて、適宜変更すればよい。
コア突起部9bおよびコア3の形成後、光路変換手段を形成する。図8(b)においては、図6(a),(b)に示した構造に対応して、光路変換手段としてミラー6のみを形成し、レンズ7形成せずに、コア突起部9bの端面を平面に形成した場合を示しているが、図1〜図3に示した例と同様に、第2の部材14bに特定の曲率半径を有する凹部を形成し、コア突起部9bの端面にレンズ7を形成するようにしても勿論よい。
その後、第5工程にて第2クラッド5を形成し(図9(a))、台座11および第2の部材14bを取り外すことによって、図6に示したようなコア突起部9bの端面が基板1の表面よりも突出してなる構造を備える光電配線基板を製造することができる(図9(b))。
1 基板、2 光配線、3 コア、4 第1クラッド、5 第2クラッド、6 ミラー、7 レンズ、8 貫通孔、9 突起部、9a クラッド突起部、9b コア突起部、10 電極、11 台座、12 貫通孔形成部、13 抜き基板、14a 第1の部材、14b 第2の部材、16 光素子、18 半田。
Claims (4)
- 基板表面に電気配線を形成する工程と、
所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程と、
クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程と、
コア突起部および光配線のコアを同時に形成し、さらに前記コアに光路変換手段を形成する工程と、
光配線の第2クラッドを形成する工程とを含む、光電配線基板の製造方法。 - 前記所望の形状および大きさとなるように基板の一部を除去するとともに貫通孔を形成する工程において、前記貫通孔は、金型に設けたリング状の貫通孔形成部による打ち抜きにより形成し、前記工程の後の工程において、当該金型を前記基板の保持具として用いることを特徴とする請求項1に記載の光電配線基板の製造方法。
- 前記クラッド突起部および光配線の第1クラッドを同時に形成する工程は、前記金型に設けた前記貫通孔形成部に、クラッド突起部の所望の形状に対応した形状を有する第1の部材を配して行われ、
前記コア突起部および光配線のコアを同時に形成する工程は、前記金型に設けた前記貫通孔形成部に、コア突起部の所望の形状に対応した形状を有する第2の部材を配して行われることを特徴とする請求項2に記載の光電配線基板の製造方法。 - 前記クラッド突起部およびコア突起部は、前記貫通孔形成部、前記第1の部材および第2の部材の高さを調整することにより、変更可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光電配線基板の製造方法。
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