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JP2005258388A - 有機非線形光学材料 - Google Patents

有機非線形光学材料 Download PDF

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Abstract

【課題】二光子吸収断面積が大きく、2光子吸収を起こし易く、しかもストークスシフトが大きく、2光子励起により発生した蛍光を効率的に取り出すことができる高発光効率の有機非線形光学材料を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で示される化合物を構成成分の少なくとも一部として含有する有機非線形光学材料。
(Ar−Ar−(Ar (I)
[一般式(I)中、Arは下記一般式(II)で表される2価の複素環基を表し、Ar及びArは各々独立に置換基を有していてもよい芳香族性を有する複素環基又は芳香族炭化水素環基を表し、mとnは各々1〜4の整数を表し、m及び/又はnが2以上の場合、2以上の各Ar及び/又はArは互いに同一でも異なっていても良く、ArとAr、ArとArは各々共役系が繋がる状態で結合している。
【化17】
Figure 2005258388

(一般式(II)中、環Aと環Zは、炭素原子を2個共有して縮合した環を表し、各々置換基を有していてもよい。)]
【選択図】なし

Description

本発明は非線形光学特性を持つ有機材料に関し、詳しくは多光子吸収断面積が大きい有機波長変換材料に関し、さらに詳しくは2光子吸収断面積が大きく、2光子吸収により励起した化合物からの発光効率が大きい有機非線形光学材料に関する。
非線形効果とは強い光と物質との相互作用に基づく様々な現象であり、具体的な現象としては光高調波発生と光混合、誘導散乱、光学定数の光強度変化、多光子吸収等が挙げられる。近年、2次の非線形光学材料として2−メチル−4−ニトロアニリンをはじめとする有機化合物が、それまで使用されていたLiNbO、LiTaOなどを遥かに凌ぐ非線形光学定数を示すことが報告され、これにより有機非線形光学材料が注目され、盛んに研究が行われるようになった。
有機化合物の有する非線形光学特性の中でも、特に2光子吸収現象が注目されている。2光子吸収とは化合物が2つの光子を吸収して基底状態から励起状態へ遷移する現象であり、一光子励起波長の2倍程度の波長の光を用いて、2個の光子を1つの分子に当てることにより励起させることができる。1個の分子に同時に2個の光子が当たる確率は、光子密度の2乗に比例し、試料上でレーザー光が焦点を結ぶとき焦点面から離れるにつれ、光子密度は距離の2乗に比例して減少する。従って、2光子吸収の起こる確率は焦点面から離れるに伴い距離の4乗に比例して減少していく。この現象を利用して、光メモリー、2光子造形、2光子フォトダイナミックセラピー等の分野で2光子吸収の応用が期待されている。また、2光子吸収した励起状態から輻射失活過程において発光する2光子発光は、入射した光の波長より短波長の光(=エネルギーの高い光)を取り出せるため、光変換材料、光増感剤としても研究がなされている。
2光子吸収を種々の分野で応用する場合において重要となるのが、2光子吸収の起こりやすさを示す2光子吸収断面積であり、近年、高い二光子吸収断面積を持つ化合物がChem. Mater.,10(7),1863(1998)、Tetrahedron Lett.,44,8121(2003)、Polymer 44,6851(2003)、Chem.Commun.,2003,2168で報告されている。しかしながら、これらの化合物は線形最大吸収波長と蛍光波長との差(ストークスシフト)が小さい(例えば、Chem. Mater.,10(7),1863(1998)のTable1に記載の化合物のストークスシフトは最大で118である。)ために、2光子励起により発生した蛍光の再吸収が起こる欠点があった。
一方、芳香環が共役鎖で連結されたターフェニルや、スチルベンは強い蛍光を持つことが知られており、これらの骨格を母核とした蛍光化合物は多く知られている。例えば、特開2001−97949号公報、特開2003−104976号公報には複素環を基本骨格とした蛍光化合物が記載されており、発光素子、波長変換素子として有用であることが述べられている。しかしながら、これらの公報には、非線形光学現象については全く示されていない。また、蛍光化合物が必ずしも2光子吸収現象を起こすわけではない。
特開2001−97949号公報 特開2003−104976号公報 Chem. Mater.,10(7),1863(1998) Tetrahedron Lett.,44,8121(2003) Polymer 44,6851(2003) Chem.Commun.,2003,2168
上述の如く、2光子吸収の応用のためには、二光子吸収断面積が大きいことが前提であるが、更に、2光子励起で発生した蛍光を効率的に利用するためには、ストークスシフトが大きい2光子吸収化合物であることが必要である。
しかしながら、現時点で利用可能な2光子吸収化合物は、ストークスシフトが小さいために、2光子励起により発生した蛍光の再吸収が起き、このために、2光子発光の有効利用効率が低いという欠点がある。
従って、本発明は、二光子吸収断面積が大きく、2光子吸収を起こし易く、しかもストークスシフトが大きく、2光子励起により発生した蛍光を効率的に取り出すことができる高発光効率の有機非線形光学材料を提供することを目的とする。
本発明の有機非線形光学材料は、下記一般式(I)で示される化合物を構成成分の少なくとも一部として含有することを特徴とする。
(Ar−Ar−(Ar (I)
[一般式(I)中、Arは下記一般式(II)で表される2価の複素環基を表し、Ar及びArは各々独立に置換基を有していてもよい芳香族性を有する複素環基又は芳香族炭化水素環基を表し、mとnは各々1〜4の整数を表し、m及び/又はnが2以上の場合、2以上の各Ar及び/又はArは互いに同一でも異なっていても良く、ArとAr、ArとArは各々共役系が繋がる状態で結合している。
Figure 2005258388
(一般式(II)中、環Aと環Zは、炭素原子を2個共有して縮合した環を表し、各々置換基を有していてもよい。)]
即ち、本発明者らは、鋭意検討の結果、例えばベンゾチアジアゾール環等に共役系を介して芳香族炭化水素環又は芳香族性を有する複素環を結合させた化合物を用いることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
なお、本発明において、単に「複素環」又は「炭化水素環」と称した場合には、芳香族性を有する環及び芳香族性を有しない環のいずれをも含むものとする。
上記一般式(II)において、環Zは置換基を有していてもよい6員環であり、環Aは5員環であることが好ましく、一般式(II)は下記一般式(IIa),(IIb)のいずれかで表されることが好ましく、このうち、電子吸引性の5員環を有する下記一般式(IIa)で表されるものが更に好ましい。
Figure 2005258388
[一般式(IIa),(IIb)において、環Zは一般式(II)における環Zと同義の環よりなる2価の基であり、一般式(IIa)中、Yは16族元素を表し、一般式(IIb)中、XはN又はSを表す。]
また、ArとArは置換基を有するものが好ましく、特に、ArとAr、及びArとArの共役系がつながるような置換基が好ましい。とりわけ、ArとArの少なくとも一方が、置換基としてジ置換アミノ基を有することが好ましく、両方がジ置換アミノ基を有することが特に好ましい。
このような本発明の有機非線形光学材料によれば、2光子吸収現象を起こし、且つストークスシフトが大きく、好ましくは130nm以上の高発光効率の有機非線形光学材料が提供される。また、特に好ましいものは、ストークスシフトが130〜200nmである。
本発明によれば、多光子吸収断面積、特に二光子吸収断面積が大きく、2光子吸収を起こし易く、しかもストークスシフトが大きく、2光子励起により発生した蛍光を効率的に取り出すことができる高発光効率の有機非線形光学材料が提供される。
以下に、本発明の有機非線形光学材料の実施の形態を詳細に説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形して実施することができる。
本発明の有機非線形光学材料は、下記一般式(I)で示される化合物を構成成分の少なくとも一部として含むものである。
(Ar−Ar−(Ar (I)
[一般式(I)中、Arは下記一般式(II)で表される2価の複素環基を表し、Ar及びArは各々独立に置換基を有していてもよい芳香族性を有する複素環基又は芳香族炭化水素環基を表し、mとnは各々1〜4の整数を表し、m及び/又はnが2以上の場合、2以上の各Ar及び/又はArは互いに同一でも異なっていても良く、ArとAr、ArとArは各々共役系が繋がる状態で結合している。
Figure 2005258388
(一般式(II)中、環Aと環Zは、炭素原子を2個共有して縮合した環を表し、各々置換基を有していてもよい。)]
上記一般式(I)において、Arは芳香族性を有するものが好ましい。
上記一般式(II)において、環Zとしては、置換基を有していてもよい5又は6員環の、単環又は2〜6縮合環からなる芳香族性を有する複素環又は複素環が挙げられる。環Zが複素環である場合、この複素環を構成するヘテロ原子としては特に制限はないが、通常、O、S、Se、N、P、Siなどの各原子、好ましくはO、S、N、特に好ましくはNが挙げられる。これらのヘテロ原子を環Zに2個以上含む場合、そのヘテロ原子は同じ原子であっても異なる原子であってもよい。
環Zの具体例としては、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオレン環、ピリジン環、チオフェン環、ピロール環、フラン環、ベンゾチオフェン環、ベンゾフラン環、ベンゾピロール環、イミダゾール環、キノリン環、イソキノリン環、カルバゾール環、チアゾール環、ジベンゾチオフェン環等が挙げられ、単環が好ましく、特に好ましくはベンゼン環等の6員環の芳香族炭化水素環、ピリジン環等のN等のヘテロ原子を有する芳香族性を有する複素環である。
上記一般式(II)の環Aは、環Zと共有する2つの炭素原子とともに構成される、置換基を有してもよい複素環を表し、この複素環を構成するヘテロ原子としては特に制限はないが、通常O、S、Se、N、P、Siなどの各原子が挙げられる。これらのヘテロ原子を環Aに2個以上含む場合、そのヘテロ原子は同じ原子であっても異なる原子であってもよい。環Aは好ましくは芳香族性を有する複素環であり、特に好ましくはN,S,O等のヘテロ原子を有する5員環の芳香族性を有する複素環である。
一般式(II)において、環A及び環Zが有していてもよい置換基としては、一般式(IIa),(IIb)における置換基として後述する置換基が挙げられる。
特に、一般式(II)で表されるArは、下記一般式(IIa),(IIb)のいずれかで表される、互いに2つの炭素原子を共有する2つの環状構造からなる2価の複素環基であることが好ましく、特に、電子吸引性の5員環を有する下記一般式(IIa)で表されることが好ましい。
Figure 2005258388
[一般式(IIa),(IIb)において、環Zは一般式(II)における環Zと同義の環よりなる2価の基であり、一般式(IIa)中、Yは16族元素を表し、一般式(IIb)中、XはN又はSを表す。]
上記一般式(IIa)において、Yは好ましくはO又はSである。
上記一般式(IIa),(IIb)で表されるArが有していてもよい置換基、即ち、環Z、或いは一般式(IIa)におけるY原子を含む複素環、一般式(IIb)におけるX原子を含む複素環が有し得る置換基としては、アルキル基、炭化水素環基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ヘテロアラルキルオキシ基、置換基を有していても良いアミノ基、アシル基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基などが挙げられる。より具体的には、以下に具体例を挙げるような炭素数1〜9のアルキル基、炭素数3〜20の炭化水素環基、5又は6員環の単環又は2〜6縮合環由来の複素環基、炭素数1〜9のアルコキシ基、炭素数2〜18の(ヘテロ)アリールオキシ基、炭素数3〜18の(ヘテロ)アラルキルオキシ基,炭素数2〜20のアルキルアミノ基、炭素数2〜30の(ヘテロ)アリールアミノ基、炭素数1〜20のアシル基、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜6のエステル基、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基などであるが、好ましくは炭素数10以下の有機基、特にニトロ基、シアノ基、エステル基、カルボキシル基などの電子吸引性の基が挙げられる。特に、シアノ基、エステル基、カルボキシル基が好ましい。
炭素数1〜9のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基などが挙げられる。
炭素数3〜20の炭化水素環基としては、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、テトラデカヒドロアントラニル基、フェニル基、アントラニル基、フェナンスリル基などが挙げられる。
5又は6員環の単環又は2〜6縮合環由来の複素環基としては、1−ピレニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−フェナントレニル基、1−ペリレニル基、2−ピペリジニル基、2−ピペラジニル基、デカヒドロキノリニル基、ジュロリジン−9−イル基などが挙げられる。
炭素数1〜9のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、iso−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基などが挙げられる。
炭素数2〜18の(ヘテロ)アリールオキシ基としては、フェノキシ基、ナフチルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−フリルオキシ基、2−キノリルオキシ基などが挙げられる。
炭素数3〜18の(ヘテロ)アラルキルオキシ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、ナフチルメトキシ基、2−チエニルメトキシ基、2−フリルメトキシ基、2−キノリルメトキシ基などが挙げられる。
炭素数2〜20のアルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジブチルアミノ基、ジオクチルアミノ基などが挙げられる。
炭素数2〜30の(ヘテロ)アリールアミノ基としては、ジフェニルアミノ基、ジナフチルアミノ基、ナフチルフェニルアミノ基、ジトリルアミノ基、ジ(2−チエニル)アミノ基、ジ(2−フリル)アミノ基、フェニル(2−チエニル)アミノ基などが挙げられる。
炭素数1〜20のアシル基としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、バレリル基、シクロヘキシルカルボニル基等が挙げられる。
炭素数1〜6のエステル基の例としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基などが挙げられる。
ハロゲン原子の例としては、フッ素原子,塩素原子,臭素原子、沃素原子などが挙げられる。
一般式(IIa)、(IIb)において、各々の環が有する上述のような置換基のうち、隣接する基同士が結合して環状構造を形成していてもよい。隣接する置換基同士が結合して環状構造を形成するものとしては、例えば、一般式(IIa)、(IIb)における環Zのベンゼン環に、該ベンゼン環が有する置換基同士が結合して下記構造式に示すようなフェノキサチン、フェノチアジン、フェノキサジン環を形成したものが挙げられる。
Figure 2005258388
次に、前記一般式(I)のAr、Arについて説明する。
一般式(I)中のAr、Arは各々独立に、芳香族性を有する複素環基又は芳香族炭化水素環基、好ましくは5又は6員環の、単環又は2〜6縮合環からなる、芳香族炭化水素環基又は芳香族性を有する複素環基を表し、これらは置換基を有していてもよい。また、mとnは各々独立に1〜4の整数を表し、このうち、1〜2が特に好ましい。m及び/又はnが2以上の場合は、2以上の各Ar及び/又はArは互いに同一でも異なっていても良い。
ここで芳香族炭化水素環基として、好ましくは6員環の単環又は2〜10縮合環由来の基が挙げられる。具体的には、フェニル基、ナフチル基、アントラニル基、フェナンスリル基、ピレニル基などが挙げられ、特にフェニル基が好ましい。
一方、芳香族性を有する複素環基としては、好ましくは5又は6員環の、特に好ましくは5員環の、単環又は2〜10縮合環由来の基が挙げられる。複素環を構成するヘテロ原子としては特に制限はないが、通常、O、S、Se、N、P、Siなどの各原子が挙げられる。これらのヘテロ原子を2個以上含む場合、そのヘテロ原子は同じ原子であっても異なる原子であってもよい。特に好ましいヘテロ原子はNである。芳香族性を有する複素環基の具体例としては、フラン、チオフェン、ピロール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、1−ベンゾチオフェン、2−ベンゾチオフェン、インドール、イソインドール、インドリジン、カルバゾール、キサンテン、ピリジン、キノリン、イソキノリン、フェナンスリジン、アクリジン、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラザン、イミダゾール、ピラゾール、ベンゾイミダゾール、1,8−ナフチリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン等の環由来の一価の芳香族性を有する複素環基が挙げられ、このうち特にチオフェン環由来の基が好ましい。
これらAr、Arは、互いに同一であってもよく、異なっていてもよい。
これらAr、Arが有していてもよい置換基としては、アルキル基、炭化水素環基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、アラルキルオキシ基、ヘテロアラルキルオキシ基、置換基を有していても良いアミノ基、アシル基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基などが挙げられる。より具体的には、以下に具体例を挙げるような炭素数1〜9のアルキル基、炭素数3〜20の炭化水素環基、5又は6員環の単環又は2〜6縮合環由来の複素環基、炭素数1〜9のアルコキシ基、炭素数2〜18の(ヘテロ)アリールオキシ基、炭素数3〜18の(ヘテロ)アラルキルオキシ基,炭素数2〜20のアルキルアミノ基、炭素数2〜30の(ヘテロ)アリールアミノ基、炭素数1〜20のアシル基、ニトロ基、シアノ基、炭素数1〜6のエステル基、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基などである。
炭素数1〜9のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基などが挙げられる。
炭素数3〜20の炭化水素環基としては、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、テトラデカヒドロアントラニル基、フェニル基、アントラニル基、フェナンスリル基などが挙げられる。
5又は6員環の単環又は2〜6縮合環由来の複素環基としては、1−ピレニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−フェナントレニル基、1−ペリレニル基、2−ピペリジニル基、2−ピペラジニル基、デカヒドロキノリニル基、ジュロリジン−9−イル基などが挙げられる。
炭素数1〜9のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、iso−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基などが挙げられる。
炭素数2〜18の(ヘテロ)アリールオキシ基としては、フェノキシ基、ナフチルオキシ基、2−チエニルオキシ基、2−フリルオキシ基、2−キノリルオキシ基などが挙げられる。
炭素数3〜18の(ヘテロ)アラルキルオキシ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、ナフチルメトキシ基、2−チエニルメトキシ基、2−フリルメトキシ基、2−キノリルメトキシ基などが挙げられる。
炭素数2〜20のアルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジブチルアミノ基、ジオクチルアミノ基などが挙げられる。
炭素数2〜30の(ヘテロ)アリールアミノ基としては、ジフェニルアミノ基、ジナフチルアミノ基、ナフチルフェニルアミノ基、ジトリルアミノ基、ジ(2−チエニル)アミノ基、ジ(2−フリル)アミノ基、フェニル(2−チエニル)アミノ基などが挙げられる。
炭素数1〜20のアシル基としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、バレリル基、シクロヘキシルカルボニル基等が挙げられる。
炭素数1〜6のエステル基の例としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基などが挙げられる。
ハロゲン原子の例としては、フッ素原子,塩素原子,臭素原子、沃素原子などが挙げられる。
また、Ar、Arにおいて、各々の環が有する上述のような置換基のうち、隣接する基同士が結合して環状構造を形成していてもよい。隣接する置換基同士が結合して環状構造を形成するものとしては、例えば、Ar、Arとしてのベンゼン環基に、該ベンゼン環が有する置換基同士が結合して前述のフェノキサチン、フェノチアジン、フェノキサジン環を形成したものが挙げられる。
Ar,Arは、ジ置換アミノ基、特にアルキル基、アリール基、とりわけ電子供与性の大きいアリール基で置換されたジ置換アミノ基を置換基として有するものが好ましく、Ar及びArが共にジ置換アミノ基で置換されているものがより一層好ましい。
なお、前記一般式(I)で表される化合物において、Ar及びArは各々Arと共役系が繋がる状態で結合している。この共役系が繋がる状態とは、Ar−Ar−Arの結合鎖間でπ電子が非局在化し得る状態を示し、例えば、Ar,Arの芳香族環(炭化水素環、複素環)とArの芳香族性を有する複素環とが単結合、ビニレン基、エチニレン基等で連結されることにより共役系がつながる状態などが挙げられる。具体的には、単結合、炭素/炭素二重結合、炭素/窒素二重結合、窒素/窒素二重結合、炭素/炭素三重結合、特に二光子吸収断面積が大きいことから、単結合、炭素/炭素二重結合が含まれる状態が挙げられる。
以下に、前記一般式(I)で表される化合物の具体例を挙げるが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
Figure 2005258388
なお、上記例示化合物のうち、一部の化合物は、下記表に示すようにその合成法が文献に記載されている。
Figure 2005258388
このような本発明の有機非線形光学材料によれば、2光子吸収現象を起こし、ストークスシフトの下限が、通常130nm、好ましくは140nm、特に好ましくは150nmで、上限は、通常200nmであるような発光効率に優れた有機非線形光学材料が提供される。
本発明の有機非線形光学材料は、前記一般式(I)で表される化合物の1種のみを含むものであっても良く、また、2種以上を任意の組み合せ及び任意の比率で含むものであっても良い。
本発明の有機非線形光学材料は、前記一般式(I)で表される化合物、例えば、各種合成法で得られた前記一般式(I)で表される化合物の粉末状結晶をそのままの状態で、ブロックや粉末として、或いは、ヘキサン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホルム、エーテル、テトラハイドロフラン、酢酸エチル、アセトン、2−ブタノン、メタノール、エタノール、トリフルオロメチルベンゼン、酢酸、トリエチルアミン等の溶媒、ポリマー、ゲル中に溶解又は分散させた液状物として、或いは、このような液状物を基板に塗布した後溶媒を除去して得られる薄膜状物として、各種用途に供することができる。
なお、有機非線形光学材料が、前記一般式(I)で表される化合物を含んでいることは、該材料を分解、抽出等の処理を施した後、例えば、液体クロマトグラフィー−質量分析法(LC−MS)や核磁気共鳴スペクトル法(NMR)などで分析することにより確認することができる。
以下に、合成例及び実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
[合成例]
合成例1:前記例示化合物A−17の合成
4,7−ジブロモ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(46mg、0.16mmol)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(5.5mg、0.005mmol)のベンゼン溶液(20mL)にアルゴン気流下、60℃で4−ジフェニルアミノフェニルボロン酸(100mg、0.16mmol)のエタノール溶液(3mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(10mL)を滴下した。この混合物を85℃で24時間撹拌し、反応混合物を水(50mL)に注いだ。その後、トルエン(30mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。溶離液としてクロロホルム−ヘキサンを用い、残差をカラムクロマトグラフィーに処し、中間体と化合物A−17の混合物である橙色粉末(50mg)を得た。この混合物(50mg)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(4mg、0.003mmol)のベンゼン溶液(15mL)にアルゴン気流下、60℃で4−[N−(1−ナフチル)−N−フェニル]−フェニルボロン酸(41mg、0.14mmol)のエタノール溶液(2mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(7mL)を滴下した。混合物を85℃で16時間撹拌し、反応混合物を水(50mL)に注いだ。その後、トルエン(20mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。クロロホルム−トリエチルアミン混合溶媒を溶離液として用い、残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、化合物A−17(8mg、収率12%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
融点236〜238℃
プロトン−核磁気共鳴スペクトル法(1H-NMR)(270MHz,CDCl3) d 7.06(t,J=8.5Hz,4H,ArH),7.17-7.32(m,20H,ArH),7.74(s,2H,ArH),7.88(d,J=8.5Hz,4H,ArH)
高速原子衝突イオン化質量分析法(FAB-MS)(NBA,positive)622(M+)
合成例2:前記例示化合物A−18の合成
4,7−ジブロモ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(197mg、0.67mmol)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(23mg、0.02mmol)のベンゼン溶液(20mL)にアルゴン気流下、60℃で4−[N−(1−ナフチル)−N−フェニル]−フェニルボロン酸(250mg、0.74mmol)のエタノール溶液(2mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(10mL)を滴下した。この混合物を85℃で12時間撹拌し、反応混合物を水(100mL)に注いだ。その後、トルエン(30mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。クロロホルムを溶離液として用い、残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、中間体と化合物A−18の混合物である橙色粉末(330mg)を得た。この混合物(330mg)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(23mg、0.02mmol)のベンゼン溶液(30mL)にアルゴン気流下、60℃で4−[N−(1−ナフチル)−N−フェニル]−フェニルボロン酸(295mg、0.87mmol)のエタノール溶液(2mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(15mL)を滴下した。混合物を85℃で12時間撹拌し、反応混合物を水(150mL)に注いだ。その後、トルエン(30mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。クロロホルム−ヘキサンを溶離液として用い、残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、化合物A−18(352mg、収率73%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
赤外線吸収スペクトル法(IR) (KBr)nmax(cm-1) 1590,1511,1479,1290,825,773
1H-NMR(270MHz,CDCl3) d 6.98(t,J=6.3Hz,2H,ArH),7.12-7.24(m,12H,ArH),7.36-7.53(m,8H,ArH),7.68(s,2H,ArH),7.79-7.84(m,6H,ArH),7.90(d,J=8.6Hz,2H,ArH),7.99(d,J=8.6Hz,2H)
合成例3:前記例示化合物A−21の合成
4,7−ジブロモ−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(411mg、1.4mmol)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(49mg、0.042mmol)のベンゼン溶液(50mL)にアルゴン気流下、60℃で4−ジメチルアミノフェニルボロン酸(300mg、1.82mmol)のエタノール溶液(2mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(25mL)を滴下した。この混合物を85℃で12時間撹拌し、反応混合物を水(100mL)に注いだ。その後、トルエン(40mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残差をクロロホルム−ヘキサン混合溶媒で再結晶し、中間体と化合物A−21の混合物である橙色粉末(294mg)を得た。この混合物(294mg)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(49mg、0.042mmol)のベンゼン溶液(50mL)にアルゴン気流下、60℃で4−ジメチルアミノフェニルボロン酸(300mg、1.82mmol)のエタノール溶液(2mL)と2mol/L炭酸ナトリウム水溶液(25mL)を滴下した。この混合物を85℃で12時間撹拌し、反応混合物を水(100mL)に注いだ。その後、トルエン(40mL)で3回抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残差をクロロホルム−ヘキサン混合溶媒から再結晶して、化合物A−21(239mg、収率77%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
赤色針状晶:融点216〜219℃
IR (KBr)nmax(cm-1) 1611,1528,1478,1444,1364,1229,1202,1113,811
1H-NMR(270MHz,CDCl3) d3.04(s,6H,CH3),6.89(d,J=8.5Hz,2H,ArH),7.68(s,2H,ArH),7.91(d,J=8.5Hz,2H,ArH)
FAB-MS(NBA,positive)374(M+)
合成例4:例示化合物A−22の合成
合成例1、3と同様の手法で化合物A−22を合成した。
合成例5:例示化合物B−1の合成
窒素雰囲気下、酢酸パラジウム(56mg、0.25mmol)及びo−トリルホスフィン(151mg、0.5mmol)をトリエチルアミン(8mL)に溶解させた後、ジブロモベンゾチアジアゾール(882mg、3mmol)、スチレン(1060mg、10.2mmol)を加えて8時間還流した。反応生成物を10重量%塩酸中に注ぎ、トルエンで抽出した。有機層を水で洗い硫酸マグネシウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去した。残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに処し、橙色固体の化合物B−1(512mg、収率50%)を得た。
この化合物のNMRスペクトルの測定結果は以下の通りである。
1H-NMR(CDCl3(δ=ppm)):7.32(d,2H,J=7.0Hz),7.38-7.43(4H,m),7.62-7.70(8H,m),8.00(d,2H,J=16.1Hz)
合成例6:例示化合物H−5の合成
Heterocycles (2002),56(1-2),421-431に記載の方法に従って、例示化合物H−5を合成した。
合成例7:例示化合物PN2AP−BT、P2A−BT、bP−PyOの合成
合成例1〜3と同様の手段で、各々、例示化合物PN2AP−BT、P2A−BT、bP−PyOを合成した。
合成例8:例示化合物H−16の合成
出発原料のエチル−4,7−ビス(5−フェニル−2−チエニル)−1,2,5−オキサジアゾロ[3,4−c]ピリジン−6−カルボキシレートは文献記載の方法(Heterocycles(2002),56(1-2),421-431.)により合成した。
エチル−4,7−ビス(5−フェニル−2−チエニル)−1,2,5−オキサジアゾロ[3,4−c]ピリジン−6−カルボキシレート(1000mg、1.96mmol)に10重量%水酸化カリウムのエタノール−水(50:50(v/v))混合溶液(50mL)を注いだ。激しく攪拌しながら4時間加熱攪拌した。反応混合物を室温まで冷却し、氷水にあけた。濃塩酸を滴下してpHを1とし、析出した結晶を濾過して、4,7−ビス(5−フェニル−2−チエニル)−1,2,5−オキサジアゾロ[3,4−c]ピリジン−6−カルボン酸(H−16)(873mg、収率92%)を得た。
この化合物の質量分析(MS)スペクトル測定結果は、以下の通りである。
MS(m/e)481(M
合成例9:例示化合物A−23の合成
合成例3において4−ジメチルアミノフェニルボロン酸を4’−ジフェニルアミノ−4−ビフェニルボロン酸に変えた以外は同一条件で反応を行い、橙色粉末の化合物A−23(収率18%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
橙色粉末:融点220〜222℃
IR (KBr)nmax(cm-1) 3030,1590,1480,1329,1280,816,754
1H-NMR(270MHz,CDCl3) d7.05(t,J=7.1Hz,4H,ArH),7.14-7.33(m,20H,ArH),7.57(d,J=8.9Hz,4H,ArH),7.76(d,J=8.4Hz,4H,ArH),7.86(s,2H,ArH),8.06(d,J=8.4Hz,4H,ArH)
FAB-MS(NBA,positive)774(M+)
元素分析結果Anal. Calcd for C54H38N4S:C=83.69;H=4.94;N=7.23
Found:C=83.70;H=4.93;N=7.26
合成例10:例示化合物A−24の合成
合成例3において4,7−ジブロモ−2,1,3−ベンゾチアジアゾールを4,7−ビス(5−ブロモ−2−チエニル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾールに、4−ジメチルアミノフェニルボロン酸を4’−ジフェニルアミノ−4−ビフェニルボロン酸に各々変えた以外は同一条件で反応を行い、赤色粉末の化合物A−24(収率33%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
赤色粉末:融点262〜264℃
IR (KBr)nmax(cm-1) 1590,1483,1448,1325,1279,835,795,695,515
1H-NMR(CDCl3) d7.00-7.18(m,20H,ArH),7.27-7.37(m,6H,ArH),7.55(d,J=8.6Hz,4H,ArH),7.86(s,2H,ArH),8.11(d,J=4.0Hz,2H,ArH)
FAB-MS(NBA,positive)786(M+)
元素分析結果Anal. Calcd for C50H34N4S3・0.15CHCl3:C=74.83;H=4.28;N=6.96
Found:C=74.82;H=4.26;N=7.05
合成例11:例示化合物B−2の合成
合成例4においてスチレンを4−ジフェニルアミノスチレンに変えた以外は同一条件で反応を行い、赤色結晶の化合物B−2(収率17%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
赤色結晶:融点196〜198℃
IR (KBr)nmax(cm-1) 1589,1507,1591,1326,1281,1175,963
1H-NMR(CDCl3) d7.02-7.16(m,16H,ArH),7.27(d,J=7.3Hz,8H,ArH),7.29(d,J=8.6Hz,4H,ArH),7.52(d,J=8.6Hz,4H,ArH),7.54(d,J=16.2Hz,2H,olefinic H),7.65(s,2H,ArH),7.92(d,J=16.2Hz,2H,olefinic H)
FAB-MS(NBA,positive)674(M+)
元素分析結果Anal. Calcd for C46H34N4S・0.03CHCl3:C=81.49;H=5.06;N=8.26
Found:C=81.41;H=5.10;N=8.21
合成例12:例示化合物C−2の合成
4,7−ビス(トリメチルシリルエチニル)−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(180mg、0.54mmol)の1mol/L水酸化カリウムメタノール溶液(15mL)を室温で1時間撹拌した。反応混合物を水(40mL)に注ぎクロロホルム(25mL)で3回抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、4,7−ジエチニル−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(91mg、0.49mmol)を茶色粉末として得た。
アルゴン気流下、4,7−ジエチニル−2,1,3−ベンゾチアジアゾール(91mg、0.49mmol)、4−ジフェニルアミノヨードベンゼン(400mg、1.08mmol)、トリエチルアミン(2mL)のテトラハイドロフラン溶液にジフェニルホスフィノフェロセンパラジウムジクロライド(7mg、0.01mmol)、沃化銅を加えた。反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、水(50mL)に注ぎ、塩化メチレン(30mL)で3回抽出した。有機層を1.2mol/L塩酸(20mL)で中和させ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を減圧下に留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに処し、赤色粉末の化合物C−2(収率11%)を得た。
このものの分析値は以下の通りであった。
赤色粉末:融点249〜251℃
IR (KBr)nmax(cm-1) 2198(Vcc),1589,1557,1510,1490,1317,1287,1172,824,753
1H-NMR(CDCl3) d7.03(d,J=8.9Hz,4H,ArH),7.12(d,J=8.6Hz,12H,ArH),7.26-7.32(m,8H,ArH),7.50(d,J=8.9Hz,4H,ArH),7.73(s,2H,ArH)
FAB-MS(NBA,positive)670(M+)
元素分析結果Anal. Calcd for C46H30N4S・0.1CHCl3:C=81.09;H=4.44;N=8.20
Found:C=81.05;H=4.48;N=8.07
[実施例]
合成例で得られた各化合物について、2光子吸収断面積、2光子励起蛍光ピーク波長、及び線形吸収ピーク波長を下記方法で測定し、結果を表3に示した。
また、各化合物のストークスシフトを2光子励起蛍光ピーク波長と線形吸収ピーク波長との差で算出し、結果を表3に示した。
<2光子吸収断面積の評価方法>
2光子吸収断面積評価はGuang S.He,Lixiang Yuan,Ning Cheng,Jayant D.Bhawalkar,Paras N.Prasad,Lawrence L.Brott,Stephen J.Clarson,Bruce A.Reinhardt,J.Opt.Soc.Am.B Vol.14,No.5(1997)pp.1079-1087記載の方法を参考にして行った。測定光源には、フェムト秒チタンサファイアレーザ(波長:800nm、パルス幅:100fs、繰り返し:1kHz、平均出力:2W、ピークパワー:20GW)を用い、レーザからの出力を適当に減衰させて2光子吸収断面積を測定した。測定にはZ−scan法を用いて励起光密度1〜40GW/cmの範囲で変化させた。測定試料には、下記表2に示す濃度で各化合物をトルエンに溶かした溶液を用い、この溶液を4面透明の1cm角石英セルに入れて測定に供した。
<2光子励起蛍光ピーク波長の評価方法>
2光子励起蛍光波長評価は2光子吸収断面積の評価方法に準じた方法で実施した。光源からのレーザを試料に照射する部分までは2光子吸収断面積と同じ配置で行なった。試料及び試料セルは2光子吸収断面積測定と同じものを用いた。励起光強度10mW、励起光密度10GW/cmの条件で試料を励起し、試料から発生した蛍光は入射レーザ光と直交する方向にレンズを置き集光した後、分光測定し蛍光スペクトルを測定した。得られた蛍光スペクトルは装置の波長依存性を補正した後、ピーク波長を読み取った。なお、ピーク波長は、±1nmの誤差を含むものとする。
<線形吸収ピーク波長の評価方法>
線形吸収ピーク波長の評価については、A−17、18、21、22、B−1、H−5、16、PN2AP−BT、P2A−BT、bP−PyOは、島津製作所製紫外可視分光光度計UV−3100Sを用いて、A−23、24は日本分光社製分光光度計V−570を用いて各々実施した。測定試料には下記表2に示す濃度で各化合物をトルエンに溶かした溶液を用い、この溶液をセル長1cmの石英セルに入れ、トルエンのみを同じセルに入れたものを参照試料として測定に供した。なお、ピーク波長は、±1nmの誤差を含むものとする。
Figure 2005258388
Figure 2005258388
表3より、本発明の有機非線形光学材料は、二光子吸収断面積が大きく、またストークスシフトが大きく、発光効率に優れることが分かる。
本発明の有機非線形光学材料は、光メモリー、2光子造形、2光子フォトダイナミックセラピー等の分野で2光子吸収化合物としての応用が期待される。特に、本発明の有機非線形光学材料は2光子発光効率に優れることから、光変換材料、光増感剤としての応用も期待される。

Claims (5)

  1. 下記一般式(I)で示される化合物を構成成分の少なくとも一部として含有することを特徴とする有機非線形光学材料。
    (Ar−Ar−(Ar (I)
    [一般式(I)中、Arは下記一般式(II)で表される2価の複素環基を表し、Ar及びArは各々独立に置換基を有していてもよい芳香族性を有する複素環基又は芳香族炭化水素環基を表し、mとnは各々1〜4の整数を表し、m及び/又はnが2以上の場合、2以上の各Ar及び/又はArは互いに同一でも異なっていても良く、ArとAr、ArとArは各々共役系が繋がる状態で結合している。
    Figure 2005258388
    (一般式(II)中、環Aと環Zは、炭素原子を2個共有して縮合した環を表し、各々置換基を有していてもよい。)]
  2. 一般式(II)において、環Zは置換基を有していてもよい6員環を表し、環Aは置換基を有していてもよい5員環を表すことを特徴とする請求項1に記載の有機非線形光学材料。
  3. ArとArの少なくとも一方が、置換基としてジ置換アミノ基を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の有機非線形光学材料。
  4. 一般式(II)が下記一般式(IIa)で表される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の有機非線形光学材料。
    Figure 2005258388
    [一般式(IIa)において、環Zは一般式(II)における環Zと同義の環よりなる2価の基であり、Yは16族元素を表す。]
  5. 2光子吸収現象を起こし、且つストークスシフトが130〜200nmであることを特徴とする有機非線形光学材料。
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