JP2005120890A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料内の単一組成分濃度を精度良く推定する。
【解決手段】 内燃機関の制御装置は、燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に(S55)、現在記憶している単一組成分濃度に関わらず燃料性状補正量ETHOSを予め設定された所定の基準燃料性状補正量として燃料噴射量Teを補正し、所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量Teが補正された状態のときに、燃料内の単一組成分濃度を推定する。これによって、常に安定した精度で、かつ単一組成分濃度を推定する直前の運転状態に左右されずに、単一組成分濃度を推定することができる
【選択図】 図5
【解決手段】 内燃機関の制御装置は、燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に(S55)、現在記憶している単一組成分濃度に関わらず燃料性状補正量ETHOSを予め設定された所定の基準燃料性状補正量として燃料噴射量Teを補正し、所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量Teが補正された状態のときに、燃料内の単一組成分濃度を推定する。これによって、常に安定した精度で、かつ単一組成分濃度を推定する直前の運転状態に左右されずに、単一組成分濃度を推定することができる
【選択図】 図5
Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
ガソリンの他にアルコールとガソリンの各種組成の混合燃料でも走行可能な、いわゆるフレキシブルフューエルビークル(FFV)と言われる自動車がある。
アルコールは、通常のガソリン(混合燃料)に対してC(炭素)原子の含有量が異なるため、フレキシブルフューエルビークルに用いられる内燃機関にアルコールとガソリンの混合燃料を供給するにあたっては、燃料内のアルコール濃度に従って燃料噴射量を調整する必要がある。
このため、このようなフレキシブルフューエルビークルにおいては、燃料内のアルコール濃度を燃料タンク内に配設されたアルコール濃度センサにて検出し、アルコール濃度センサの故障時には、排気空燃比に基づいて算出される空燃比フィードバック補正係数の平均値とアルコール濃度との相関関係により、アルコール濃度推定を行うものが従来から知られている(特許文献1を参照)。
特開平5−163992号公報(第1−4頁、第5図)
しかしながら、上記従来技術においては、空燃比フィードバック補正係数そのものとアルコール濃度との相関に基づいて、アルコール濃度推定を行っている。
すなわち、排気空燃比を検出する空燃比センサの出力と、空燃比センサの出力に応じた燃料噴射量の大きさにより、空燃比フィードバック補正係数の大きさは異なるものとなり、空燃比フィードバック補正係数を用いてアルコール濃度を推定する直前の運転状態により全く異なるアルコール濃度を推定してしまう虞がある。また、同様に理由により、燃料内の実際のアルコール濃度に対しての推定精度も著しく悪くなってしまう虞がある。
すなわち、排気空燃比を検出する空燃比センサの出力と、空燃比センサの出力に応じた燃料噴射量の大きさにより、空燃比フィードバック補正係数の大きさは異なるものとなり、空燃比フィードバック補正係数を用いてアルコール濃度を推定する直前の運転状態により全く異なるアルコール濃度を推定してしまう虞がある。また、同様に理由により、燃料内の実際のアルコール濃度に対しての推定精度も著しく悪くなってしまう虞がある。
そこで、本発明は、燃料内の単一組成分濃度に応じて燃料噴射量を補正する内燃機関の制御装置において、燃料噴射量を補正するための空燃比補正量を空燃比検出手段の検出値に基づいて算出する空燃比補正量算出手段と、空燃比補正量を用いて燃料内の単一組成分濃度を推定する燃料性状判定手段と、燃料性状判定手段で推定された燃料内の単一組成分濃度を記憶する単一組成分濃度記憶手段と、燃料噴射量を補正するための燃料性状補正量を単一組成分濃度記憶手段に現在記憶されている単一組成分濃度に基づいて算出する燃料性状補正量算出手段と、空燃比補正量算出手段で算出された空燃比補正量と燃料性状補正量算出手段で算出された燃料性状補正量とを用いて燃料噴射量を補正する燃料噴射量補正手段と、燃料内の単一組成分濃度推定の実行を許可する許可判定手段と、を有し、燃料噴射量補正手段は、燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、現在記憶している単一組成分濃度に関わらず燃料性状補正量を予め設定された所定の基準燃料性状補正量として燃料噴射量を補正し、燃料性状判定手段は、上記所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態のときに、燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴としている。
本発明によれば、燃料性状補正量が基準燃料性状補正量となった状態で単一組成分濃度の推定が実行されるので、空燃比補正量に対する単一組成分濃度の一義的な特性を常に使用することができ、常に安定した精度で、かつ単一組成分濃度を推定する直前の運転状態に左右されずに、単一組成分濃度を推定することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料性状推定装置の概略構成を示している。尚、図1に示す内燃機関は、アルコールを含む燃料を用いることが可能な内燃機関である。
エンジン本体1の燃焼室2には、吸気弁3を介して吸気通路4が接続されていると共に、排気弁5を介して排気通路6が接続されている。
吸気通路4には、エアクリーナ7、吸入空気量を検出するエアフローメータ8、吸入空気量を制御するスロットル弁9及び吸気中に燃料を噴射供給する燃料噴射弁11が配設されている。
燃料噴射弁11は、エンジンコントロールユニット12(以下、ECUと記す)からの噴射指令信号により運転条件に応じて所定の空燃比となるよう吸気中に燃料を噴射供給している。
排気通路6には、排気中の酸素濃度を検出することによって排気中の空燃比を算出可能にする空燃比検出手段としての酸素濃度センサ13と、三元触媒14が配設されている。
三元触媒14は理論空燃比を中心とするいわゆるウィンドウに空燃比がある場合に最大の転化効率をもって排気中のNOx、HC、COを同時に浄化できるため、ECU12では、三元触媒14の上流側に設けた酸素濃度センサ13からの出力に基づいて排気空燃比が上記のウィンドウの範囲内で変動するように空燃比のフィードバック制御を行う。
また、ECU12には、エンジン本体1の冷却水温度を検知する水温センサ15、エンジン回転数を検出するクランク角センサ16、外気温を検知する外気温センサ17、車両速度を検出する車速センサ18及びシリンダの壁温を検出するシリンダ壁温センサ19からの信号が入力されている。
ここで、エンジン運転中において、燃料の一部がシリンダの内壁面に付着し、ピストンとシリンダとの隙間から漏れだしてエンジンオイルを希釈するいわゆるオイル希釈が発生すると、燃焼室2内で燃焼する燃料量が減少することなり、空燃比が過度に希薄(エアリッチ)となって、運転性や排気性能の悪影響を及ぼす虞がある。また、オイル希釈によりエンジンオイルを希釈している燃料が、エンジンオイルから蒸発し、ブローバイシステム等から吸気系に吸入されると、空燃比が過度に過濃(燃料リッチ)となって、運転性や排気性能の悪影響を及ぼす虞がある。
また、アルコールを含む燃料は、通常のガソリン(混合燃料)に対してC(炭素)原子の含有量が異なるため、同一の当量比を得るには大きな噴射量が要求されることになり、アルコールとガソリンの混合燃料をエンジンに供給するにあたっては、燃料内のアルコール濃度に従って燃料噴射量を調整する必要がある。
そこで、オイル希釈によりエンジンオイルに混入したオイル希釈燃料量を考慮しつつ、酸素濃度センサ13の検出値を利用して、可及的速やかに、かつ精度良く燃料内単一組成分濃度として、燃料内のアルコール濃度を推定する。尚、本実施形態においては、給油される可能性のある燃料のなかで最もアルコール濃度が高い燃料をE85燃料(エタノール濃度85%)、最もアルコール濃度が低い燃料をE0燃料(エタノール濃度0%)としたものである。
この第1実施形態においては、オイル希釈燃料量及び燃料内のアルコール濃度を考慮して、図2に示すように、エンジンの運転状態によって決定される燃料噴射量Teを用いて算出される燃料噴射パルス幅Tiの補正を行っている。
S21では、基本噴射量Tpを算出する。基本噴射量Tpは、エンジン回転数Neとエアフローメータ8からの出力より得られる吸入空気量Qaとを用い、エンジン1回転当たりの吸入空気量(Qa/Ne)に所定の定数Kを掛けることによって算出される。ここで、基本噴射量Tpは、上述した燃料噴射量Teの算出の基になるものでエンジン負荷の代表値である。
S22では、エンジン回転数Neとスロットルバルブ開度が割付られたマップから空燃比補正係数KMRを算出する。尚、空燃比補正係数KMRを算出するマップは、ECU12内に予め記憶させてある。
S23では、エンジン冷却水温Twが割付られたテーブルから水温増量補正係数KTWを算出する。尚、水温増量補正係数KTWを算出するテーブルは、ECU12内に予め記憶させてある。
S24では、オイル希釈燃料量の増加量の増加率であるオイル落ち割合Cと、負荷補正率Dを用いて、目標燃空比相当量TFBYAを算出する。TFBYA=1+KMR+KTW+(C×D×GUB)。
ここで、オイル落ち割合Cは、シリンダ壁温TCとエンジン回転数Neとを用いて、図3に示すMOFDマップから算出されるものであって、エンジン回転数が低いほど燃料落ち割合は大きくなり、シリンダ壁温TCが低いほど燃料落ち割合Cは大きくなっている。これは、エンジンが低回転では、ガス流動が小さくなり、燃料の気化微粒化が悪く、壁面に燃料が付着し易くなると考えられるためである。また、シリンダ壁温TCに関しては、燃料の揮発特性による。
負荷補正率Dは、基本噴射量Tpを用いて図4に示す負荷補正率算出テーブルから算出されるものであって、高負荷ほど燃焼室2での燃料の未燃分割合が多いため、負荷補正率Dは大きな値となる。これは圧力により燃料揮発性が変わることが影響すると考えられるためである。
GUBは、排気系への排出分をH1、オイル希釈燃料分をH2とすると、GUB=(H1+H2)/H2となるように設定されているものであって、例えば1.6程度の値となる。つまり、オイル落ち割合Cと負荷補正率Dの積にGUBを乗ずるのは、シリンダ壁に付着した燃料には、ピストンに掻き落とされてエンジンオイルを希釈するオイル希釈燃料となるものと、燃焼せずに排気系から捨てられるものとがあるので、その分を見込んで所定の定数GUBを乗じているのである。
S25では、燃料噴射量Teを算出する。Te=Tp×TFBYA×α×αm×KTR。ここで、αは空燃比補正量としての空燃比フィードバック補正係数であり、本フローチャートとは別のフローチャートによって、酸素濃度センサ13の出力信号を基に算出される。そして、αmは上記αに基づいて算出された空燃比補正量としての空燃比学習補正係数、KTRは壁流燃料の補正量を表す過渡補正係数である。尚、空燃比フィードバック補正係数α及び空燃比学習補正係数αmの算出方法は、公知のいかなる算出方法でも使用可能であるため、これらの算出方法についての詳細な説明は省略する。
S26では、上述した燃料噴射量Teを噴射するのに要するパルス幅である燃料噴射パルス幅Tiを算出する。Ti=Te×KINJ×ETHOS+Ts。ここで、KINJは噴射量補正係数、Tsは燃料噴射弁11の通電時間と実際の噴射時間との差の補正量である無効パルス幅である。また、ETHOSは、後述する手法で算出される燃料性状補正量である。
そして、S27で燃料噴射パルス幅Tiを出力して、燃料噴射弁11が燃料噴射パルス幅Tiで燃料噴射を行うよう制御する。
次に、燃料内のアルコール濃度を以下の手順で推定する。図5は、燃料内のアルコール濃度を推定する制御の流れを示している。
まず、S51では、酸素濃度センサ13の出力信号を基に算出された空燃比補正量としての空燃比フィードバック補正係数αを読み込む。
S52では、空燃比学習条件が成立しているか否かを判定し、空燃比学習条件が成立している場合には、S53に進み、各運転領域毎のαm算出マップのマップ値の書き換えを行う。空燃比学習条件が成立していない場合には、各αm算出マップのマップ値の書き換えを行わずにS54に進む。
S54では、現在の各運転領域毎のαmマップを参照し、各運転領域毎に空燃比補正量としての空燃比学習補正係数αmを求める。
S55では、ETHOS固定中フラグ(詳細は後述する)が「1」であるか「0」であるかを判定し、ETHOS固定中フラグ=1であればS57へ進み、ETHOS固定中フラグ=0の場合にはアルコール濃度推定を行うことなく今回のルーチンを終了する。
S57では、空燃比感度補正総量αtを算出する。αt=α×αma。ここでαmaは、S54にて求めた各運転領域別のαmのうち代表的な回転負荷領域のαmの平均値、換言すればエンジンとしての使用頻度が高い4領域程度のαmの平均値である。
S58では、図6に示すマップを用い、S57にて算出された空燃比感度補正総量αtから最新の第1アルコール濃度推定値ALC1を算出する。尚、S58にて算出された最新の第1アルコール濃度推定値ALC1は、次回S58にて最新の第1アルコール濃度推定値ALC1が算出されるまでECU12内に記憶される。
図6においては、空燃比感度補正総量αtに対して、第1アルコール濃度推定値ALC1は、連続的な特性を持っているが、これは、空燃比を理論空燃比保持するために、燃料噴射量に対して、空燃比偏差、すなわち酸素濃度センサ13の検出値を基に算出される空燃比の目標空燃比に対する偏差に伴った補正を実現するために預けた特性である。また、この図6は燃料内のアルコール濃度が0%の状態を基準(後述)としたマップであり、空燃比感度補正総量αt=100%である場合には、燃料内のアルコール濃度が0%(E0燃料)と推定し、空燃比感度補正総量αt=140%である場合には、燃料内のアルコール濃度が85%(E85燃料)と推定する。
そして、S59では、図7に示すALC2算出マップを用い、S58で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1から第2アルコール濃度推定値ALC2を算出する。尚、S59にて算出された最新の第2アルコール濃度推定値ALC2は、次回S59にて最新の第2アルコール濃度推定値ALC2が算出されるまでECU12内に記憶される。
このALC2算出マップは、第1アルコール濃度推定値ALC1に対して、第2アルコール濃度推定値ALC2が不感帯を持つ特性となっている。本実施形態においては、第1アルコール濃度推定値ALC1が0%〜30%の領域では、第2アルコール濃度推定値ALC2は一律0%、第1アルコール濃度推定値ALC1が65%〜85%の領域では、第2アルコール濃度推定値ALC2は一律85%となるように設定されている。
これは、ガソリン(すなわち、エタノール濃度が0%のE0燃料)を入れられた場合や、いつも規格品のブレンド燃料(ガソリン−アルコール燃料)を入れられた場合は、安定した制御値(制御定数)を用いるために設定した特性である。ここで、上記制御値とは、点火時期関連、燃料の壁流補正関連、冷機増量関連、いわゆるλコントロールの3元点調整定数、換言すれば、空燃比制御における目標空燃比、等が挙げられ、これらが変動するとエミッションの再現性が悪くなるため不感帯としたものである。
尚、S58で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1は、燃料内のアルコール濃度による補正を必要とする燃焼パラメータのうち、燃料内のアルコール濃度に応じた性能保証を行う燃焼パラメータ、具体的には、本実施形態においては燃料性状補正量ETHOSの算出に用いられる。また、S59で算出された第2アルコール濃度推定値ALC2は、燃料内のアルコール濃度による補正を必要とする燃焼パラメータのうち、市場流通燃料に対する安定的な性能保証や、実濃度に対して推定濃度の偏差の保証を必要とする燃焼パラメータ、すなわち壁流補正量、冷機時増量、目標空燃比及び点火時期等のパラメータを補正する際に用いられる。
次に、図8を用いて、燃料性状補正量ETHOSの算出に伴って決定されるETHOS算出完了フラグについて説明する。
S81では、燃料内のアルコール濃度推定を行うための許可条件が成立しているか否かを判定する。すなわち、このS81においては、水温、エンジン始動後時間、空燃比学習制御の進行状況、給油履歴などの条件が整ったか否かを判定し、条件が整っている場合にはS82に進み、条件が整っていない場合にはS81aへ進む。
S82では、前回図8のルーチンのS81でアルコール濃度推定を行うための許可条件が成立していたか否かを判定し、許可条件が前回成立していた場合にはS86へ進み、今回初めて許可条件が成立した場合にはS83へ進む。
S83では、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSが燃料内のアルコール濃度が85%の時に算出される値、つまりE85燃料相当のETHOSであるか否かを判定する。換言すれば、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSが予め設定された基準燃料補正量(本実施形態においては、E85燃料相当のETHOSが基準燃料補正量)であるか否か、すなわちETHOS=140%であるか否かを判定する。ここで、ETHOSは上述した図5のS58で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1、すなわち現在記憶しているアルコール濃度推定値ALC1から算出される燃料性状分補正量であって、上述した図6を用い、現在記憶している第1アルコール濃度推定値ALC1から逆引きで算出されるαt相当の値である。
S83にて、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSが基準燃料補正量であると判定された場合には、初期化を行う必要がないためS83aへ進む。S83にて、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSが基準燃料補正量でない場合には、燃料性状補正量ETHOSを基準燃料補正量に初期化すべくS84へ進む。
S84では、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSを、現在記憶している第1アルコール濃度推定値ALC1の値に関わらず、基準燃料補正量(E85燃料相当のETHOS、すなわちETHOS=140%)に初期化し、S85へ進む。
S85では、タイマーのカウントを開始し、S86へ進む。
S86では、タイマーのカウント状況をチェックし、タイマーカウント値がClmt以上となっているか否か、すなわちS85にてタイマーをカウントを開始してから予め設定された所定時間が経過しているか否かを判定し、所定時間が経過している場合にはS87へ進む。所定時間が経過していない場合には、S89へ進む。尚、S86にて所定時間が経過していない場合には、次回のルーチンにおいて、S82で前回許可条件が成立していたと判定されてS86に進み、S86にて所定時間経過していると判定されるまで同じルーチンを繰り返す。
S87では、現在記憶している第1アルコール濃度推定値ALC1から、前述のように図6のマップを逆引きすることによりETHOSを算出する。
そして、S88では、ETHOS固定中フラグ=0とする。
一方、S81で燃料内のアルコール濃度推定を行うための許可条件が成立しておらずS81aに進んだ場合には、S81aにて、現在タイマーがカウント中であれば、タイマーのカウントをクリアし、S87へ進む。
また、S83にて、現在設定されている燃料性状補正量ETHOSが基準燃料補正量であると判定されてS83aへ進んだ場合には、S83aにて、タイマーカウント値にClmtを代入し、タイマーカウント値Clmtからタイマーのカウントを開始し、S89へ進む。そして、S89では、ETHOS固定中フラグ=1としてルーチンを終了する。
尚、S83aにて、タイマーカウント値Clmtからタイマーのカウントを開始することによって、次回に図8のルーチンにおいてもアルコール濃度推定の許可条件が成立していれば、S86からS87へ進むことになる。
この第1実施形態においては、燃料内のアルコール濃度推定が許可されている間は、図5のルーチンにおいてアルコール濃度推定が随時行われることになるが、燃料性状補正量ETHOSは、アルコール濃度推定が許可された時点で基準燃料性状補正量でなければ、所定時間の間、基準燃料性状補正量に固定される。つまり、燃料性状補正量ETHOSは、この所定時間の間は推定されたアルコール濃度の値に関わらず固定され、この所定時間が経過した直後から推定されたアルコール濃度の値に応じて、換言すれば図5のS58で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1に応じて算出された値となる。また、アルコール濃度推定が許可された時点で燃料性状補正量ETHOSが基準燃料性状補正量である場合には、図5のルーチンにおいて算出された第1アルコール濃度推定値ALC1に応じて、直ちに最新の燃料性状補正量ETHOSが算出される。
換言すれば、燃料内のアルコール濃度推定が行われる際には、燃料噴射量Teを補正する燃料性状補正量ETHOSは常に基準燃料性状補正量となっていると共に、燃料噴射量Teが基準燃料性状補正量で補正された状態で空燃比補正量が安定した状態になってから算出された第1アルコール濃度推定値ALC1を用いて燃料性状補正量ETHOSが更新される。
すなわち、この第1実施形態においては、燃料噴射量Teを補正する燃料性状補正量ETHOSを基準燃料相当(本実施形態ではE85燃料相当)とした状態、すなわち基準燃料性状補正量とした状態で燃料内のアルコール濃度推定が実施されることになるので、空燃比補正量に対する燃料内のアルコール濃度の一義的な特性を常に使用することができ、常に安定した精度で、かつ直前の運転条件に左右されることなく燃料内のアルコール濃度を推定することができる。
また、燃料性状補正量ETHOSは、基準燃料性状補正量で補正された燃料噴射量Teを基準に空燃比補正量が安定した状態で推定された第1アルコール濃度推定値ALC1を用いて更新される。つまり、精度良く推定された第1アルコール濃度推定値ALC1を用いて燃料性状補正量ETHOSが算出されるので燃料噴射量Teの補正を精度よく行うことができる。
そして、燃料内のアルコール濃度推定が許可された時点で設定されている燃料性状補正量ETHOSが基準燃料性状補正量である場合には、推定された燃料内のアルコール濃度(第1アルコール濃度推定値ALC1)に応じた燃料性状補正量ETHOSが直ちに算出されるので、燃料内のアルコール濃度に応じた燃料噴射量Teの補正を可及的速やかに行うこうとができる。
尚、この第1実施形態においては、燃料性状補正量ETHOSの基準燃料性状補正量をE85燃料相当のETHOSとしているが、燃料性状補正量ETHOSの基準燃料性状補正量はE85燃料相当のETHOSに限定されるものではない。但し、基準燃料性状補正量をE85燃料相当以外のETHOSに設定する場合には、相当するアルコール濃度が低くなる程、図6に示すマップ(横軸をαt、縦軸をALC1とするマップ)の特性線の傾きが小さくなるものとする。つまり、空燃比感度補正総量αtと第1アルコール濃度推定値との相関性は、基準とするアルコール濃度に応じて変化することになる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、上述した第1実施形態と重複する構成については同様の符号を付し、説明を省略するものとする。
この第2実施形態は、ECU12内に記憶された第1アルコール濃度推定値ALC1を予め設定された所定の基準燃料濃度とした状態で、燃料内のアルコール濃度推定を実施するものである。
この第2実施形態においては、オイル希釈燃料量及び燃料内のアルコール濃度を考慮して、図9に示すように、エンジンの運転状態によって決定される燃料噴射量Teを用いて算出される燃料噴射パルス幅Tiの補正を行っている。
S91では、基本噴射量Tpを算出する。基本噴射量Tpは、エンジン回転数Neとエアフローメータ8からの出力より得られる吸入空気量Qaとを用い、エンジン1回転当たりの吸入空気量(Qa/Ne)に所定の定数Kを掛けることによって算出される。ここで、基本噴射量Tpは、上述した燃料噴射量Teの算出の基になるものでエンジン負荷の代表値である。
S92では、エンジン回転数Neとスロットルバルブ開度が割付られたマップから空燃比補正係数KMRを算出する。尚、空燃比補正係数KMRを算出するマップは、ECU12内に予め記憶させてある。
S93では、エンジン冷却水温Twが割付られたテーブルから水温増量補正係数KTWを算出する。尚、水温増量補正係数KTWを算出するテーブルは、ECU12内に予め記憶させてある。
S94では、オイル希釈燃料量の増加量の増加率であるオイル落ち割合Cと、負荷補正率Dを用いて、目標燃空比相当量TFBYAを算出する。TFBYA=1+KMR+KTW+(C×D×GUB)。尚、Cはオイル落ち割合、Dは負荷補正率D、GUBは上述した第1実施例と同様に定義されるものである。
S95では、現在設定されている第1アルコール濃度推定値ALC1に基づいて、後述する図11のマップを逆引きすることにより燃料性状補正量ETHOSを算出する。
S96では、燃料噴射量Teを算出する。Te=Tp×TFBYA×α×αm×KTR。尚、αは空燃比フィードバック補正係数、αmは空燃比学習補正係数、KTRは過渡補正係数である。
S97では、上述した燃料噴射量Teを噴射するのに要するパルス幅である燃料噴射パルス幅Tiを算出する。Ti=Te×KINJ×ETHOS+Ts。尚、KINJは噴射量補正係数、Tsは無効パルス幅である。
そして、S98で燃料噴射パルス幅Tiを出力して、燃料噴射弁11が燃料噴射パルス幅Tiで燃料噴射を行うよう制御する。
次に燃料内のアルコール濃度を以下の手順で推定する。図10は、第2実施形態における燃料内のアルコール濃度推定の制御の流れを示している。
まず、S111では、酸素濃度センサ13の出力信号を基に算出された空燃比補正量としての空燃比フィードバック補正係数αを読み込む。
S112では、空燃比学習条件が成立しているか否かを判定し、空燃比学習条件が成立している場合には、S113に進み、各運転領域毎のαm算出マップのマップ値の書き換えを行う。空燃比学習条件が成立していない場合には、各αm算出マップのマップ値の書き換えを行わずにS114に進む。
S114では、現在の各運転領域毎のαmマップを参照し、各運転領域毎に空燃比補正量としての空燃比学習補正係数αmを求める。
S115では、アルコール濃度推定を行うための許可条件が成立しているか否かを判定する。すなわち、このS115においては、水温、エンジン始動後時間、空燃比学習制御の進行状況、給油履歴などの条件が整ったか否かを判定し、条件が整っていない場合にはS116に進み、条件が整っている場合にはS117に進む。
S117では、前回のルーチンで、アルコール濃度推定を行うための許可条件が成立しているか否かを判定し、前回許可条件が成立していない場合にはS118に進み、前回許可条件が成立している場合にはS121へ進む。
S118では、現在ECU12内に記憶されている第1アルコール濃度ALC1が0%であるか否か、すなわち現在ECU12内に記憶されている第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度であるか否かを判定する。この第2実施形態においては、第1アルコール濃度推定値の基準燃料濃度は0%に設定されている。そして、現在記憶されている第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度でない場合には、この第1アルコール濃度ALC1を基準燃料濃度(0%)に初期化すべくS119へ進む。現在記憶されている第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度である場合には、初期化を行う必要がないためS122へ進む。
S119では、現在ECU12内に記憶されている第1アルコール濃度ALC1を基準燃料濃度(0%)に初期化してS120へ進む。
S120では、タイマーのカウントを開始し、S121へ進む。
S121では、タイマーのカウント状況をチェックし、S121にてタイマーをカウントを開始してから予め設定された所定時間が経過しているか否かを判定し、所定時間が経過している場合にはS122へ進む。所定時間が経過していない場合には、今回のルーチンを終了する。この場合には、次回のルーチンにおいて、S117で前回許可条件が成立していたと判定されてS121に進み、S121にて所定時間経過していると判定されるまで同じルーチンを繰り返す。
S122では、空燃比感度補正総量αtを算出する。αt=α×αma。ここでαmaは、S114にて求めた各運転領域別のαmのうち代表的な回転負荷領域のαmの平均値、換言すればエンジンとしての使用頻度が高い4領域程度のαmの平均値である。
S123では、図11に示すマップを用い、S122にて算出された空燃比感度補正総量αtから最新の第1アルコール濃度推定値ALC1を算出する。尚、S123にて算出された最新の第1アルコール濃度推定値ALC1は、上述したS119で基準燃料濃度に初期化される場合を除き、次回S123にて最新の第1アルコール濃度推定値ALC1が算出されるまでECU12内に記憶される。
図11においては、空燃比感度補正総量αtに対して、第1アルコール濃度推定値ALC1は、連続的な特性を持っているが、これは、空燃比を理論空燃比保持するために、燃料噴射量に対して、空燃比偏差、すなわち酸素濃度センサ13の検出値を基に算出される空燃比の目標空燃比に対する偏差に伴った補正を実現するために預けた特性である。また図11について詳述すれば、空燃比が理論空燃比に対してリーン側にある状態(αtが100%以上の領域)においては、空燃比感度補正総量αtは第1アルコール濃度推定値ALC1と略比例関係となっており、空燃比が理論空燃比に対してリッチ側にある状態(αtが100%以下の領域)においては、燃料内のアルコール濃度を0%と判定する。より具体的には、空燃比感度補正総量αt=100%である場合には、燃料内のアルコール濃度が0%と推定し、空燃比感度補正総量αt=140%である場合には、燃料内のアルコール濃度が85%と推定する。
そして、S124では、図12に示すALC2算出マップを用い、S123で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1から第2アルコール濃度推定値ALC2を算出する。尚、S124にて算出された最新の第2アルコール濃度推定値ALC2は、次回S124にて最新の第2アルコール濃度推定値ALC2が算出されるまでECU12内に記憶される。
このALC2算出マップは、第1アルコール濃度推定値ALC1に対して、第2アルコール濃度推定値ALC2が不感帯を持つ特性となっている。すなわち、この第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様に、第1アルコール濃度推定値ALC1が0%〜30%の領域では、第2アルコール濃度推定値ALC2は一律0%、第1アルコール濃度推定値ALC1が65%〜85%の領域では、第2アルコール濃度推定値ALC2は一律85%となるように設定されている。
尚、S122で算出された第1アルコール濃度推定値ALC1は、燃料内のアルコール濃度による補正を必要とする燃焼パラメータのうち、燃料内のアルコール濃度に応じた性能保証を行う燃焼パラメータ、具体的には、本実施形態においては燃料性状補正量ETHOSの算出に用いられる。また、S124で算出された第2アルコール濃度推定値ALC2は、燃料内のアルコール濃度による補正を必要とする燃焼パラメータのうち、市場流通燃料に対する安定的な性能保証や、実濃度に対して推定濃度の偏差の保証を必要とする燃焼パラメータ、すなわち壁流補正量、冷機時増量、目標空燃比及び点火時期等のパラメータを補正する際に用いられる。
このような第2実施形態においては、燃料内のアルコール濃度推定が許可された時点で記憶されている第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度(0%)でなければ、所定時間の間、第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度に固定される。つまり、燃料性状補正量ETHOSも、実質的に、第1実施形態における基準燃料性状補正量に相当する値に固定されことになる。また、燃料内のアルコール濃度推定が許可された時点で記憶されている第1アルコール濃度ALC1が基準燃料濃度(0%)であれば、直ちに燃料内のアルコール濃度推定が実施される。つまり、上述した第1実施形態と同様に、算出された第1アルコール濃度推定値ALC1に応じて、直ちに最新の燃料性状補正量ETHOSが算出される。
換言すれば、この第2実施形態は、上述した第1実施形態と同様に燃料内のアルコール濃度推定が行われる際には、燃料噴射量Teを補正する燃料性状補正量ETHOSは常に基準燃料性状補正量となっていると共に、燃料噴射量Teが基準燃料性状補正量で補正された状態で空燃比補正量が安定した状態になってから算出された第1アルコール濃度推定値ALC1を用いて燃料性状補正量ETHOSが更新される。
従って、第1アルコール濃度推定値ALC1を基準燃料濃度とした状態でアルコール濃度推定が実施される第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
尚、この第2実施形態においては、第1アルコール濃度推定値ALC1の基準燃料濃度を0%としているが、第1アルコール濃度推定値ALC1の基準燃料濃度は0%に限定されるものではない。但し、基準燃料濃度を0%以上の値に設定する場合には、基準燃料濃度が高くなる程、図11に示すマップ(横軸をαt、縦軸をALC1とするマップ)の特性線の傾きが大きくなるものとする。つまり、空燃比感度補正総量αtと第1アルコール濃度推定値との相関性は、基準燃料濃度に応じて変化することになる。
また、上述した第1及び第2実施形態において、燃料内のアルコール濃度推定の実施は、S55,S81、S115における許可条件の設定次第で、エンジン始動からエンジン停止までの間に複数回実施することも可能であり、1回のみ実施するようにすることも可能である。
上記実施形態から把握し得る本発明の技術的思想について、その効果とともに列記する。
(1) 内燃機関の制御装置は、燃料内の単一組成分濃度に応じて燃料噴射量を補正するものであって、燃料噴射量を補正するための空燃比補正量を空燃比検出手段の検出値に基づいて算出する空燃比補正量算出手段と、空燃比補正量を用いて燃料内の単一組成分濃度を推定する燃料性状判定手段と、燃料性状判定手段で推定された燃料内の単一組成分濃度を記憶する単一組成分濃度記憶手段と、燃料噴射量を補正するための燃料性状補正量を単一組成分濃度記憶手段に現在記憶されている単一組成分濃度に基づいて算出する燃料性状補正量算出手段と、空燃比補正量算出手段で算出された空燃比補正量と燃料性状補正量算出手段で算出された燃料性状補正量とを用いて燃料噴射量を補正する燃料噴射量補正手段と、燃料内の単一組成分濃度推定の実行を許可する許可判定手段と、を有し、燃料噴射量補正手段は、燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、現在記憶している単一組成分濃度に関わらず燃料性状補正量を予め設定された所定の基準燃料性状補正量として燃料噴射量を補正し、燃料性状判定手段は、上記所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態のときに、燃料内の単一組成分濃度を推定する。これによって、燃料性状補正量が基準燃料性状補正量となった状態で燃料内の単一組成分濃度の推定が実施されることになるので、空燃比補正量に対する単一組成分濃度の一義的な特性を常に使用することができ、常に安定した精度で、かつ直前の運転条件に左右されることなく燃料内の単一組成分濃度を推定することができる。
(2) 上記(1)に記載の内燃機関の制御装置において、燃料性状判定手段は、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可され、上記所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態が所定時間継続した後に、燃料内の単一組成分濃度を推定する。これによって、燃料性状補正量は、基準燃料性状補正量で補正された燃料噴射量を基準に空燃比補正量が安定した状態で推定された単一組成分濃度を用いて算出されるので、燃料噴射量の補正を精度よく行うことができる。
(3) 上記(1)または(2)に記載の内燃機関の制御装置において、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、単一組成分濃度記憶手段に記憶された単一組成分濃度に基づく燃料性状補正量が基準燃料性状補正量と一致している場合には、直ちに燃料内の単一組成分濃度を推定する。これによって、燃料内の単一組成分濃度に応じた燃料噴射量の補正を可及的速やかに行うことができる。
(4) 上記(1)に記載の内燃機関の制御装置において、基準燃料性状補正量は、予め設定された所定の基準燃料濃度に基づいて算出される。
(5) 上記(4)に記載の内燃機関の制御装置において、燃料性状判定手段は、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可され、上記所定の基準燃料濃度に基づいた基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態が所定時間継続した後に、燃料内の単一組成分濃度を推定する。
(6) 上記(4)または(5)に記載の内燃機関の制御装置において、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、単一組成分濃度記憶手段に記憶された単一組成分濃度に基づく燃料性状補正量が基準燃料濃度に基づいた基準燃料性状補正量と一致している場合には、直ちに燃料内の単一組成分濃度を推定する。
1…エンジン本体
2…燃焼室
3…吸気弁
4…吸気通路
5…排気弁
6…排気通路
7…エアクリーナ
8…エアフローメータ
9…スロットル弁
11…燃料噴射弁
12…エンジンコントロールユニット
13…酸素濃度センサ
14…三元触媒
15…水温センサ
16…クランク角センサ
17…外気温センサ
18…車速センサ
19…シリンダ壁温センサ
2…燃焼室
3…吸気弁
4…吸気通路
5…排気弁
6…排気通路
7…エアクリーナ
8…エアフローメータ
9…スロットル弁
11…燃料噴射弁
12…エンジンコントロールユニット
13…酸素濃度センサ
14…三元触媒
15…水温センサ
16…クランク角センサ
17…外気温センサ
18…車速センサ
19…シリンダ壁温センサ
Claims (6)
- 燃料内の単一組成分濃度に応じて燃料噴射量を補正する内燃機関の制御装置において、
燃料噴射量を補正するための空燃比補正量を空燃比検出手段の検出値に基づいて算出する空燃比補正量算出手段と、
空燃比補正量を用いて燃料内の単一組成分濃度を推定する燃料性状判定手段と、
燃料性状判定手段で推定された燃料内の単一組成分濃度を記憶する単一組成分濃度記憶手段と、
燃料噴射量を補正するための燃料性状補正量を単一組成分濃度記憶手段に現在記憶されている単一組成分濃度に基づいて算出する燃料性状補正量算出手段と、
空燃比補正量算出手段で算出された空燃比補正量と燃料性状補正量算出手段で算出された燃料性状補正量とを用いて燃料噴射量を補正する燃料噴射量補正手段と、
燃料内の単一組成分濃度推定の実行を許可する許可判定手段と、を有し、
燃料噴射量補正手段は、燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、現在記憶している単一組成分濃度に関わらず燃料性状補正量を予め設定された所定の基準燃料性状補正量として燃料噴射量を補正し、
燃料性状判定手段は、上記所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態のときに、燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 燃料性状判定手段は、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可され、上記所定の基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態が所定時間継続した後に、燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、単一組成分濃度記憶手段に記憶された単一組成分濃度に基づく燃料性状補正量が基準燃料性状補正量と一致している場合には、直ちに燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
- 基準燃料性状補正量は、予め設定された所定の基準燃料濃度に基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 燃料性状判定手段は、許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可され、上記所定の基準燃料濃度に基づいた基準燃料性状補正量によって燃料噴射量が補正された状態が所定時間継続した後に、燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
- 許可判定手段により燃料内の単一組成分濃度推定の実行が許可された際に、単一組成分濃度記憶手段に記憶された単一組成分濃度に基づく燃料性状補正量が基準燃料濃度に基づいた基準燃料性状補正量と一致している場合には、直ちに燃料内の単一組成分濃度を推定することを特徴とする請求項4または5に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003356146A JP2005120890A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003356146A JP2005120890A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005120890A true JP2005120890A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34613488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003356146A Pending JP2005120890A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005120890A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009197771A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003356146A patent/JP2005120890A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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