JP2005115085A - 偏光板保護フィルム及び積層体 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示装置の表面に使用者が接触し、ハンドクリームや手脂が付着しても、微小なクラックの発生による白濁を生ずることのない耐久性に優れた偏光板保護フィルム及び積層体を提供する。
【解決手段】ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなることを特徴とする偏光板保護フィルム、及び、偏光子の少なくとも片側に粘着剤層を介して該偏光板保護フィルムを積層してなることを特徴とする積層体。
【選択図】なし
【解決手段】ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなることを特徴とする偏光板保護フィルム、及び、偏光子の少なくとも片側に粘着剤層を介して該偏光板保護フィルムを積層してなることを特徴とする積層体。
【選択図】なし
Description
本発明は、偏光板保護フィルム及び積層体に関する。さらに詳しくは、本発明は、液晶表示装置の表面に使用者が接触し、ハンドクリームや手脂が付着しても、微小なクラックの発生による白濁を生ずることのない耐久性に優れた偏光板保護フィルム、及び、偏光子の少なくとも片面に該偏光板保護フィルムを積層してなる積層体に関する。
液晶表示装置に用いられる偏光板は、偏光子の両面に偏光板保護フィルムを積層した積層体からなり、透明電極を形成する2枚の電極基板間に液晶を封入した液晶セルの片側又は両側に貼付して使用される。偏光子としては、ポリビニルアルコールを溶液流延法により製膜したフィルムにヨウ素又は二色性色素を吸着させ、ホウ酸溶液中で延伸したフィルムが使用される。
偏光板保護フィルムには、複屈折が小さく、光透過率が高く、耐熱性と耐吸湿性が良好で、機械的強度が大きく、表面が平滑で、粘着剤との密着性が良好であることなどの性能が要求される。現在は、偏光板保護フィルムとして、低複屈折性と外観の良好な溶液流延法により製膜されたトリアセチルセルロースフィルムが広く用いられている。しかし、トリアセチルセルロースフィルムは、防湿性とガスバリア性が悪く、偏光版の耐久性が損なわれている。また、耐熱性、機械的強度なども不十分である。
当出願人は、トリアセチルセルロースフィルムに代わる偏光板保護フィルムとして、ノルボルネン系樹脂フィルムを検討し、耐水性、耐湿性、物理的強度、耐熱性、透明性、低複屈折性などに優れ、粘着剤との密着性、粘着剤に対する耐久性に優れた液晶ディスプレイ用偏光フィルムとして、偏光膜の少なくとも一面に熱可塑性飽和ノルボルネン系樹脂シートを保護層として積層した液晶ディスプレイ用偏光フィルムを提案している(特許文献1)。さらに、液晶又は偏光子を紫外線劣化から保護することができ、押出成形時に紫外線吸収剤の揮発による外観不良が起こらないノルボルネン系樹脂フィルムとして、紫外線吸収剤が配合された中間層の両側に表面層が積層され、波長380nm以下の紫外線透過率が40%以下であるノルボルネン系樹脂フィルムが提案されている(特許文献2)。
このように、ノルボルネン系樹脂フィルムは、偏光板保護フィルムとして有力視されていたが、最近になって、ノルボルネン系樹脂フィルムは耐油性が不十分であることが分かった。ハンドクリームを塗った指で液晶表示装置の画面を触れると、ハンドクリームの油脂成分が偏光板保護フィルムに付着し、表面に微小なクラックが発生し、偏光板保護フィルムが白濁し、液晶表示装置の画質を著しく低下させてしまう。ハンドクリームを塗らない指でも、人脂が付着すると偏光板保護フィルムの白濁の原因となる。このために、良好な耐油性を有し、油脂成分による白濁が発生しない偏光板保護フィルムの開発が緊急な課題となっている。
特開平6−51117号公報(第2−3頁)
特開2002−249600号公報(第2頁)
偏光板保護フィルムには、複屈折が小さく、光透過率が高く、耐熱性と耐吸湿性が良好で、機械的強度が大きく、表面が平滑で、粘着剤との密着性が良好であることなどの性能が要求される。現在は、偏光板保護フィルムとして、低複屈折性と外観の良好な溶液流延法により製膜されたトリアセチルセルロースフィルムが広く用いられている。しかし、トリアセチルセルロースフィルムは、防湿性とガスバリア性が悪く、偏光版の耐久性が損なわれている。また、耐熱性、機械的強度なども不十分である。
当出願人は、トリアセチルセルロースフィルムに代わる偏光板保護フィルムとして、ノルボルネン系樹脂フィルムを検討し、耐水性、耐湿性、物理的強度、耐熱性、透明性、低複屈折性などに優れ、粘着剤との密着性、粘着剤に対する耐久性に優れた液晶ディスプレイ用偏光フィルムとして、偏光膜の少なくとも一面に熱可塑性飽和ノルボルネン系樹脂シートを保護層として積層した液晶ディスプレイ用偏光フィルムを提案している(特許文献1)。さらに、液晶又は偏光子を紫外線劣化から保護することができ、押出成形時に紫外線吸収剤の揮発による外観不良が起こらないノルボルネン系樹脂フィルムとして、紫外線吸収剤が配合された中間層の両側に表面層が積層され、波長380nm以下の紫外線透過率が40%以下であるノルボルネン系樹脂フィルムが提案されている(特許文献2)。
このように、ノルボルネン系樹脂フィルムは、偏光板保護フィルムとして有力視されていたが、最近になって、ノルボルネン系樹脂フィルムは耐油性が不十分であることが分かった。ハンドクリームを塗った指で液晶表示装置の画面を触れると、ハンドクリームの油脂成分が偏光板保護フィルムに付着し、表面に微小なクラックが発生し、偏光板保護フィルムが白濁し、液晶表示装置の画質を著しく低下させてしまう。ハンドクリームを塗らない指でも、人脂が付着すると偏光板保護フィルムの白濁の原因となる。このために、良好な耐油性を有し、油脂成分による白濁が発生しない偏光板保護フィルムの開発が緊急な課題となっている。
本発明は、液晶表示装置の表面に使用者が接触し、ハンドクリームや手脂が付着しても、微小なクラックの発生による白濁を生ずることのない耐久性に優れた偏光板保護フィルム、及び、偏光子の少なくとも片面に該偏光板保護フィルムを積層してなる積層体を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、偏光板保護フィルムのノルボルネン系樹脂層に、ヘーズが3%以下でかつn−ヘプタンと接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層を積層することにより、ハンドクリームや手脂などの油脂成分が付着しても白濁を生ずることのない耐久性に優れた偏光板保護フィルムが得られることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなることを特徴とする偏光板保護フィルム、
(2)ノルボルネン系樹脂層面に粘着剤層及び離型膜層を積層してなる第1項記載の偏光板保護フィルム、及び、
(3)偏光子の少なくとも片側に粘着剤層を介して第1項又は第2項記載の偏光板保護フィルムを積層してなることを特徴とする積層体、
を提供するものである。
すなわち、本発明は、
(1)ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなることを特徴とする偏光板保護フィルム、
(2)ノルボルネン系樹脂層面に粘着剤層及び離型膜層を積層してなる第1項記載の偏光板保護フィルム、及び、
(3)偏光子の少なくとも片側に粘着剤層を介して第1項又は第2項記載の偏光板保護フィルムを積層してなることを特徴とする積層体、
を提供するものである。
本発明の偏光板保護フィルムは、耐水性、耐湿性、物理的強度、耐熱性、透明性、低複屈折性などに優れ、粘着剤との密着性、粘着剤に対する耐久性にも優れるというノルボルネン系樹脂フィルムの特性を維持したまま、ハンドクリームや手脂などの油脂成分に対する耐油性を備えるので、良質な画面と優れた耐久性を兼ね備えた液晶表示装置を得ることができる。
本発明の偏光板保護フィルムは、ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなる偏光板保護フィルムである。
本発明において、ノルボルネン系樹脂層を形成するノルボルネン系樹脂としては、ノルボルネン系単量体の開環重合体若しくは開環共重合体又はそれらの水素添加物、ノルボルネン系単量体の付加重合体若しくは付加共重合体又はそれらの水素添加物などを挙げることができる。これらの中で、ノルボルネン系単量体の重合体の水素添加物は、製膜性が良好であり、機械的強度と耐熱性と透明性に優れるので、好適に用いることができる。
本発明に用いるノルボルネン系樹脂として、繰り返し単位として、ビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4−ジイルエチレン構造とトリシクロ[4.3.0.12,5]デカン−7,9−ジイルエチレン構造を有し、これらの繰り返し単位がノルボルネン系樹脂の60重量%以上であり、かつ、ビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4−ジイルエチレン構造とトリシクロ[4.3.0.12,5]デカン−7,9−ジイルエチレン構造の重量比が100:0〜40:60である樹脂は、長期的に寸法変化がなく、光学特性の安定性に優れるので、特に好適に用いることができる。
本発明において、ノルボルネン系樹脂層を形成するノルボルネン系樹脂としては、ノルボルネン系単量体の開環重合体若しくは開環共重合体又はそれらの水素添加物、ノルボルネン系単量体の付加重合体若しくは付加共重合体又はそれらの水素添加物などを挙げることができる。これらの中で、ノルボルネン系単量体の重合体の水素添加物は、製膜性が良好であり、機械的強度と耐熱性と透明性に優れるので、好適に用いることができる。
本発明に用いるノルボルネン系樹脂として、繰り返し単位として、ビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4−ジイルエチレン構造とトリシクロ[4.3.0.12,5]デカン−7,9−ジイルエチレン構造を有し、これらの繰り返し単位がノルボルネン系樹脂の60重量%以上であり、かつ、ビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4−ジイルエチレン構造とトリシクロ[4.3.0.12,5]デカン−7,9−ジイルエチレン構造の重量比が100:0〜40:60である樹脂は、長期的に寸法変化がなく、光学特性の安定性に優れるので、特に好適に用いることができる。
繰り返し単位としてビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4−ジイルエチレン構造を形成するノルボルネン系単量体としては、例えば、トリシクロ[4.3.0.12,5]デカ−3,7−ジエン(ジシクロペンタジエン)、7,8−ベンゾトリシクロ[4.3.0.10,5]デカ−3−エン(メタノテトラヒドロフルオレン)などを挙げることができる。繰り返し単位としてトリシクロ[4.3.0.12,5]デカン−7,9−ジイルエチレン構造を形成するノルボルネン系単量体としては、例えば、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]デカ−3,7−ジエン(テトラシクロドデセン)などを挙げることができる。
本発明に用いるノルボルネン系樹脂の分子量は、シクロヘキサン溶液についてゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定したポリイソプレン標準試料換算の重量平均分子量が、10,000〜100,000であることが好ましく、15,000〜80,000であることがより好ましく、20,000〜50,000であることがさらに好ましい。ポリイソプレン換算の重量平均分子量が10,000〜100,000のノルボルネン系樹脂は、成形加工性と機械的強度のバランスがとれている。本発明に用いるノルボルネン系樹脂の重量平均分子量と数平均分子量の比は、1〜10であることが好ましく、1.1〜5であることがより好ましく、1.2〜3.5であることがさらに好ましい。
本発明に用いるノルボルネン系樹脂の分子量は、シクロヘキサン溶液についてゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定したポリイソプレン標準試料換算の重量平均分子量が、10,000〜100,000であることが好ましく、15,000〜80,000であることがより好ましく、20,000〜50,000であることがさらに好ましい。ポリイソプレン換算の重量平均分子量が10,000〜100,000のノルボルネン系樹脂は、成形加工性と機械的強度のバランスがとれている。本発明に用いるノルボルネン系樹脂の重量平均分子量と数平均分子量の比は、1〜10であることが好ましく、1.1〜5であることがより好ましく、1.2〜3.5であることがさらに好ましい。
本発明においては、ノルボルネン系樹脂層の残留揮発性成分量が0.1重量%以下であることが好ましく、0.05重量%以下であることがより好ましく、0.02重量%以下であることがさらに好ましい。残留揮発性成分量が0.1重量%を超えると、使用時に揮発性成分が外部に放出されて、偏光板保護フィルムに寸法変化が生じて、偏光板の偏光度の低下を生じるおそれがある。ノルボルネン系樹脂層の揮発性成分含有量が0.1重量%以下であると、液晶表示装置を長期間使用しても画面の表示ムラが発生しにくく、光学特性の安定性に優れる。
揮発性成分は、ノルボルネン系樹脂層に微量に含まれる分子量200以下の物質であり、例えば、残留単量体や溶媒などである。揮発性成分の含有量は、ノルボルネン系樹脂層に含まれる分子量200以下の物質の合計として、ノルボルネン系樹脂層をガスクロマトグラフィーで分析することにより定量することができる。
揮発性成分は、ノルボルネン系樹脂層に微量に含まれる分子量200以下の物質であり、例えば、残留単量体や溶媒などである。揮発性成分の含有量は、ノルボルネン系樹脂層に含まれる分子量200以下の物質の合計として、ノルボルネン系樹脂層をガスクロマトグラフィーで分析することにより定量することができる。
本発明において、使用するノルボルネン系樹脂層の飽和吸水率は、0.01重量%以下であることが好ましく、0.007重量%以下であることがより好ましい。ノルボルネン系樹脂層の飽和吸水率が0.01重量%を超えると、ノルボルネン系樹脂層と他の層との密着性が低くなり、長期間の使用において剥離が生じやすくなるおそれがある。ノルボルネン系樹脂層の飽和吸水率は、JIS K 7209に準じて測定することができる。
本発明において、ノルボルネン系樹脂層の厚さに特に制限はないが、10〜80μmであることが好ましく、15〜50μmであることがより好ましい。ノルボルネン系樹脂層の厚さが10μm未満であると、偏光子との張り合わせ工程でのハンドリングが困難になるおそれがある。ノルボルネン系樹脂層の厚さが80μmを超えると、偏光板の総厚みが厚くなり、ディスプレイの薄型化が難しくなったり、偏光板の光線透過率が低下したりするおそれがある。
本発明において、ノルボルネン系樹脂層の厚さに特に制限はないが、10〜80μmであることが好ましく、15〜50μmであることがより好ましい。ノルボルネン系樹脂層の厚さが10μm未満であると、偏光子との張り合わせ工程でのハンドリングが困難になるおそれがある。ノルボルネン系樹脂層の厚さが80μmを超えると、偏光板の総厚みが厚くなり、ディスプレイの薄型化が難しくなったり、偏光板の光線透過率が低下したりするおそれがある。
本発明においては、ノルボルネン系樹脂層が酸化防止剤を含有することが好ましい。酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤などを挙げることができる。これらの中で、フェノール系酸化防止剤を好適に用いることができ、アルキル置換フェノール系酸化防止剤を特に好適に用いることができる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレートなどのアクリレート系化合物;オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2'−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス(メチレン−3−(3',5'−ジ−t−ブチル−4'−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン、トリエチレングリコールビス(3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合物;6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、2−オクチルチオ−4,6−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合物;などを挙げることができる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレートなどのアクリレート系化合物;オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2'−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス(メチレン−3−(3',5'−ジ−t−ブチル−4'−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン、トリエチレングリコールビス(3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合物;6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、2−オクチルチオ−4,6−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合物;などを挙げることができる。
リン系酸化防止剤としては、例えば、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、10−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイドなどのモノホスファイト系化合物;4,4'−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニルジトリデシルホスファイト)、4,4'−イソプロピリデンビス(フェニルジアルキル(C12〜C15)ホスファイト)などのジホスファイト系化合物などを挙げることができる。これらの中で、モノホスファイト系化合物を好適に用いることができ、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイトを特に好適に用いることができる。
イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル−3,3−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル−3,3−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)、3,9−ビス(2−ドデシルチオエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどを挙げることができる。
これらの酸化防止剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。酸化防止剤の含有量は、ノルボルネン系樹脂100重量部に対して0.001〜5重量部であることが好ましく、0.01〜1重量部であることがより好ましい。
イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル−3,3−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル−3,3−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)、3,9−ビス(2−ドデシルチオエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどを挙げることができる。
これらの酸化防止剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。酸化防止剤の含有量は、ノルボルネン系樹脂100重量部に対して0.001〜5重量部であることが好ましく、0.01〜1重量部であることがより好ましい。
本発明においては、ノルボルネン系樹脂層が紫外線吸収剤を含有することが好ましい。紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、アクリロニトリル系紫外線吸収剤などを挙げることができる。溶融成形時には、金型出口における紫外線吸収剤の揮発を抑えるために、高融点の紫外線吸収剤を使用することが好ましく、融点が120℃以上であることが好ましく、融点が150℃以上であることがより好ましい。また、熱と剪断力により紫外線吸収剤が分解して樹脂の劣化を誘発するために、高耐熱性で紫外線吸収能力の高いものを選定し、配合量を抑えることが好ましく、黄色みの少ないものが好ましい。
このような点を考慮すると、紫外線吸収剤としては、例えば、2,2'−メチレンビス[4−(1,1,3,4−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)]、2−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,4−ジ−t−ブチル−6−(5−クロロベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノンなどを好適に用ることができる。これらの中で、2,2'−メチレンビス[4−(1,1,3,4−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]を特に好適に用いることができる。紫外線吸収剤の含有量は、ノルボルネン系樹脂100重量部に対して、0.001〜5重量部であることが好ましく、0.01〜3重量部であることがより好ましい。
このような点を考慮すると、紫外線吸収剤としては、例えば、2,2'−メチレンビス[4−(1,1,3,4−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)]、2−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,4−ジ−t−ブチル−6−(5−クロロベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノンなどを好適に用ることができる。これらの中で、2,2'−メチレンビス[4−(1,1,3,4−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]を特に好適に用いることができる。紫外線吸収剤の含有量は、ノルボルネン系樹脂100重量部に対して、0.001〜5重量部であることが好ましく、0.01〜3重量部であることがより好ましい。
本発明において、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層を形成する樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメタクリル酸メチル、トリアセチルセルロース、スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂などを挙げることができる。フィルムのヘーズは、JIS K 7105 6.4にしたがって測定することができる。低ヘーズ樹脂層のヘーズが3%を超えると、液晶表示装置の画面の鮮明性が損なわれるおそれがある。低ヘーズ樹脂層の片面を23℃で5分間n−ヘプタンと接触させたときのヘーズの上昇が0.5%を超えると、液晶表示装置の画面にハンドクリーム、手脂などの油脂成分が付着したとき、偏光板保護フィルムが白濁するおそれがある。
本発明において、低ヘーズ樹脂層の厚さに特に制限はないが、1〜40μmであることが好ましく、5〜20μmであることがより好ましい。低ヘーズ樹脂層には、必要に応じて、ノルボルネン系樹脂層と同様に酸化防止剤などの添加剤を含有させることができる。低ヘーズ樹脂層の厚さが1μm未満であると、ラミネートや共押出しの加工が困難となったり、油脂成分の浸透により偏光板保護フィルムが白化するおそれがある。低ヘーズ樹脂層の厚さが40μmを超えると、ディスプレイの薄型化が困難となったり、偏光板の光線透過率が低下するおそれがある。
本発明において、低ヘーズ樹脂層の厚さに特に制限はないが、1〜40μmであることが好ましく、5〜20μmであることがより好ましい。低ヘーズ樹脂層には、必要に応じて、ノルボルネン系樹脂層と同様に酸化防止剤などの添加剤を含有させることができる。低ヘーズ樹脂層の厚さが1μm未満であると、ラミネートや共押出しの加工が困難となったり、油脂成分の浸透により偏光板保護フィルムが白化するおそれがある。低ヘーズ樹脂層の厚さが40μmを超えると、ディスプレイの薄型化が困難となったり、偏光板の光線透過率が低下するおそれがある。
本発明においては、ノルボルネン系樹脂層と低ヘーズ樹脂層の間に接着剤層を設けて両層を積層することができる。接着剤層に用いる接着剤は、ノルボルネン系樹脂層と低ヘーズ樹脂層の両者に親和性を有する重合体であることが好ましい。このような重合体としては、例えば、エチレン−(メタ)アクリル酸メチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エチル共重合体などのエチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体;エチレン−酢酸ビニ共重合体、エチレン−スチレン共重合体などのエチレン系共重合体:これらの共重合体を酸化、ケン化、塩素化、クロルスルホン化などにより変性した変性物などを挙げることができる。接着剤として、変性したエチレン系共重合体を使用することにより、成形時のハンドリング性や接着力の耐熱劣化性を向上させることができる。
本発明においては、接着剤層の厚さは1〜10μmであることが好ましく、2〜6μmであることがより好ましい。接着剤層の厚さが1μm未満であると、ノルボルネン系樹脂層及び低ヘーズ層が剥離するおそれがある。接着剤層の厚さが10μmを超えると、偏光板の光線透過率が低下して、ディスプレイに実装したときのディスプレイの輝度が低下するおそれがある。
本発明においては、接着剤層の厚さは1〜10μmであることが好ましく、2〜6μmであることがより好ましい。接着剤層の厚さが1μm未満であると、ノルボルネン系樹脂層及び低ヘーズ層が剥離するおそれがある。接着剤層の厚さが10μmを超えると、偏光板の光線透過率が低下して、ディスプレイに実装したときのディスプレイの輝度が低下するおそれがある。
本発明の偏光板保護フィルムには、さらに必要に応じて、ハードコート層、プライマー層、反射防止層、防汚層、帯電防止層などを設けることができる。ハードコート層を設けることにより、フィルムの表面硬度を高め、耐繰り返し疲労性と耐擦傷性を向上することができる。ハードコート層の形成材料としては、例えば、シリコーン系、メラミン系、エポキシ系、アクリル系などの有機系ハードコート材料;二酸化ケイ素などの無機系ハードコート材料;などを挙げることができる。これらの中で、多官能アクリレート系ハードコート材料は、接着力が良好であり、生産性に優れるので、特に好適に用いることができる。ハードコート層の形成方法に特に制限はなく、例えば、ハードコート層形成用塗工液を基材フィルム上に塗工して、紫外線を照射し硬化させる方法などを挙げることができる。ハードコート層の厚さに特に制限はないが、0.5〜30μmであることが好ましく、3〜15μmであることがより好ましい。
プライマー層を設けることにより、基材フィルムと反射防止層との接着性を向上することができる。プライマー層を構成する材料としては、例えば、ポリエステルウレタン系樹脂、ポリエーテルウレタン系樹脂、ポリイソシアネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、主鎖に炭化水素骨格を有する樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ゴム、環化ゴム、これらの重合体に極性基を導入した変性物などを挙げることができる。これらの中で、主鎖に炭化水素骨格を有する樹脂の変性物及び環化ゴムの変性物を好適に用いることができる。
プライマー層を設けることにより、基材フィルムと反射防止層との接着性を向上することができる。プライマー層を構成する材料としては、例えば、ポリエステルウレタン系樹脂、ポリエーテルウレタン系樹脂、ポリイソシアネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、主鎖に炭化水素骨格を有する樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ゴム、環化ゴム、これらの重合体に極性基を導入した変性物などを挙げることができる。これらの中で、主鎖に炭化水素骨格を有する樹脂の変性物及び環化ゴムの変性物を好適に用いることができる。
主鎖に炭化水素骨格を有する樹脂としては、ポリブタジエン骨格又は少なくともその一部に水素添加したポリブタジエン骨格を有する樹脂を挙げることができ、例えば、ポリブタジエン樹脂、水添ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS共重合体)、その水素添加物(SEBS共重合体)などを挙げることができる。これらの中で、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体の水素添加物の変性物を好適に用いることができる。
重合体の変性物を得るために用いる極性基を導入するための化合物としては、カルボン酸又はその誘導体が好ましく、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸などの不飽和カルボン酸;塩化マレイル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラコン酸などの不飽和カルボン酸のハロゲン化物、アミド、イミド、無水物、エステルなどの誘導体;などを挙げることができる。これらの中で、不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物による変性物は、密着性に優れるので、好適に用いることができる。不飽和カルボン酸又はその無水物の中では、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸がより好ましく、マレイン酸、無水マレイン酸が特に好ましい。これらの不飽和カルボン酸などは、2種以上を混合して用い、変性することもできる。
プライマー層の形成方法に特に制限はなく、例えば、プライマー層形成用塗工液を基材フィルム上に塗工して形成する方法などを挙げることができる。プライマー層の厚さに特に制限はないが、0.01〜5μmであることが好ましく、0.1〜2μmであることがより好ましい。
重合体の変性物を得るために用いる極性基を導入するための化合物としては、カルボン酸又はその誘導体が好ましく、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸などの不飽和カルボン酸;塩化マレイル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラコン酸などの不飽和カルボン酸のハロゲン化物、アミド、イミド、無水物、エステルなどの誘導体;などを挙げることができる。これらの中で、不飽和カルボン酸又は不飽和カルボン酸無水物による変性物は、密着性に優れるので、好適に用いることができる。不飽和カルボン酸又はその無水物の中では、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸がより好ましく、マレイン酸、無水マレイン酸が特に好ましい。これらの不飽和カルボン酸などは、2種以上を混合して用い、変性することもできる。
プライマー層の形成方法に特に制限はなく、例えば、プライマー層形成用塗工液を基材フィルム上に塗工して形成する方法などを挙げることができる。プライマー層の厚さに特に制限はないが、0.01〜5μmであることが好ましく、0.1〜2μmであることがより好ましい。
反射防止層としては、相対的に低屈折率の薄膜と相対的に高屈折率の薄膜とが交互に積層されてなる異種の無機酸化物からなる2層以上の複合多層膜や、エアロゲルなどのような低屈折率層を形成し得る薄膜などを挙げることができる。反射防止層の厚さは、0.01〜1μmであることが好ましく、0.02〜0.5μmであることがより好ましい。
防汚層を設けることにより、偏光板保護フィルムの表面に、撥水性、撥油性、耐汗性、防汚性などを付与することができる。防汚層を形成する材料は、付与する撥水性や撥油性の程度に応じて、各種の有機化合物の中から適宜選択することができる。特に、高い撥水性と撥油性とを示す好ましい形成材料として、フッ素含有有機化合物を挙げることができる。撥水性を示すものとしては、例えば、フルオロカーボンやパーフルオロシラン又はこれらの高分子化合物などを挙げることができる。また、指紋拭き取り性などの向上のためには、メチル基などの撥油性基を有する高分子化合物を好適に用いることができる。これらの防汚層の厚さは、目的に応じて適宜選択することができるが、通常は1〜50nmであることが好ましく、3〜35nmであることがより好ましい。
防汚層の形成方法としては、その形成材料に応じて、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法、プラズマ重合法などの真空成膜プロセスや、マイクログラビア法、スクリーンコート法、ディップコート法などのウェットプロセスによる各種コーティング法を用いることができる。
防汚層を設けることにより、偏光板保護フィルムの表面に、撥水性、撥油性、耐汗性、防汚性などを付与することができる。防汚層を形成する材料は、付与する撥水性や撥油性の程度に応じて、各種の有機化合物の中から適宜選択することができる。特に、高い撥水性と撥油性とを示す好ましい形成材料として、フッ素含有有機化合物を挙げることができる。撥水性を示すものとしては、例えば、フルオロカーボンやパーフルオロシラン又はこれらの高分子化合物などを挙げることができる。また、指紋拭き取り性などの向上のためには、メチル基などの撥油性基を有する高分子化合物を好適に用いることができる。これらの防汚層の厚さは、目的に応じて適宜選択することができるが、通常は1〜50nmであることが好ましく、3〜35nmであることがより好ましい。
防汚層の形成方法としては、その形成材料に応じて、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法、プラズマ重合法などの真空成膜プロセスや、マイクログラビア法、スクリーンコート法、ディップコート法などのウェットプロセスによる各種コーティング法を用いることができる。
本発明の偏光板保護フィルムの厚さに特に制限はないが、20〜100μmであることが好ましく、40〜80μmであることがより好ましい。
本発明の偏光板保護フィルムは、ノルボルネン系樹脂層面に、粘着剤層及び離型膜層を積層することができる。粘着剤層及び離型膜層を積層することにより、離型膜層を引き剥がして、偏光板保護フィルムを作業性よく偏光子に張り合わせることができる。粘着剤層は、透明性に優れ、複屈折が小さく、強い粘着力を有することが好ましい。このような粘着剤層を与える粘着剤としては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルキルエーテル、ポリアクリル酸エステル、変性ポリオレフィン粘着剤などや、これらにイソシアネートなどの硬化剤を添加した硬化型粘着剤などを挙げることができる。離型膜層を形成する離型膜としては、紙、フィルムなどの基材の表面にシリコーンを薄く塗布し、熱、紫外線、電子線などにより硬化した材料などを挙げることができる。
本発明の偏光板保護フィルムは、ノルボルネン系樹脂層面に、粘着剤層及び離型膜層を積層することができる。粘着剤層及び離型膜層を積層することにより、離型膜層を引き剥がして、偏光板保護フィルムを作業性よく偏光子に張り合わせることができる。粘着剤層は、透明性に優れ、複屈折が小さく、強い粘着力を有することが好ましい。このような粘着剤層を与える粘着剤としては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルキルエーテル、ポリアクリル酸エステル、変性ポリオレフィン粘着剤などや、これらにイソシアネートなどの硬化剤を添加した硬化型粘着剤などを挙げることができる。離型膜層を形成する離型膜としては、紙、フィルムなどの基材の表面にシリコーンを薄く塗布し、熱、紫外線、電子線などにより硬化した材料などを挙げることができる。
本発明の偏光板保護フィルムにおいて、ノルボルネン系樹脂層と低ヘーズ樹脂層との積層の態様に特に制限はなく、例えば、(1)ノルボルネン系樹脂層/低ヘーズ樹脂層、(2)ノルボルネン系樹脂層/接着剤層/低ヘーズ樹脂層、(3)任意の透明樹脂層/ノルボルネン系樹脂層/接着剤層/低ヘーズ樹脂層、(4)任意の透明樹脂層/接着剤層/ノルボルネン系樹脂層/接着剤層/低ヘーズ樹脂層などを挙げることができる。これらの中で、(5)紫外線吸収剤を含有するハードコート層/低ヘーズ樹脂層/接着剤層/ノルボルネン系樹脂層という構成と、(6)紫外線吸収剤を含有しないノルボルネン系樹脂層/紫外線吸収剤を含有するノルボルネン系樹脂層/接着剤層/低ヘーズ樹脂層という構成を好適に用いることができる。なお、任意の透明樹脂層とは、全光線透過率が85%以上の樹脂層であり、このような樹脂層を形成する樹脂としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂、ポリカーボネート、ノルボルネン系樹脂、トリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレートなどを挙げることができる。
本発明の偏光板保護フィルムの製造方法に特に制限はなく、例えば、共押出しTダイ法、共押出しインフレーション法、共押出しラミネーション法などの共押出しによる成形方法、ドライラミネーションなどのフィルムラミネーション成形方法、基材樹脂フィルムに対して樹脂溶液をコーティングするコーティング成形方法などを挙げることができる。これらの中で、共押出しによる成形方法は、生産性が高く、偏光板保護フィルム中に溶剤などの揮発性成分が残留しないので、好適に用いることができる。各層の積層条件は、使用するノルボルネン系樹脂、低ヘーズ樹脂や他の樹脂及び必要に応じて用いられる接着剤の種類に応じて適宜選択することができる。
本発明の偏光板保護フィルムの製造方法に特に制限はなく、例えば、共押出しTダイ法、共押出しインフレーション法、共押出しラミネーション法などの共押出しによる成形方法、ドライラミネーションなどのフィルムラミネーション成形方法、基材樹脂フィルムに対して樹脂溶液をコーティングするコーティング成形方法などを挙げることができる。これらの中で、共押出しによる成形方法は、生産性が高く、偏光板保護フィルム中に溶剤などの揮発性成分が残留しないので、好適に用いることができる。各層の積層条件は、使用するノルボルネン系樹脂、低ヘーズ樹脂や他の樹脂及び必要に応じて用いられる接着剤の種類に応じて適宜選択することができる。
本発明の積層体は、偏光子の少なくとも片面に粘着剤層を介して本発明の偏光板保護フィルムを積層してなる。
偏光子は、例えば、ポリビニルアルコールや部分ホルマール化ポリビニルアルコールなどからなるフィルムに、ヨウ素や二色性染料などの二色性物質による染色処理、延伸処理、架橋処理などの処理を施して得ることができる。自然光を入射させると直線偏光を透過する適宜なものを用いることができる。特に、光線透過率や偏光度に優れるものが好ましい。偏光子の厚さは、5〜80μmが一般的であるが、これに限定されない。偏光子の厚さに特に制限はないが、5〜80μmであることが好ましい。
本発明の積層体においては、偏光子の少なくとも片面に粘着剤層を介して本発明の偏光板保護フィルムを積層すればよいが、偏光子の片面だけに本発明の偏光板保護フィルムを積層する場合は、低ヘーズ樹脂層がディスプレイに実装したときに視認側になるように積層することが好ましい。
本発明の積層体において、偏光子の片面だけに本発明の偏光板保護フィルムを積層する場合は、もう片面に積層する保護フィルムとしては、透明なフィルムであれば特に制限されないが、透明性や機械的強度、熱安定性や水分遮蔽性等に優れるポリマーからなるフィルム等が好ましく用いられる。そのポリマーの例としては、トリアセチルセルロースの如きアセテート系樹脂やポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ノルボルネン系樹脂、アクリル系樹脂等があげられるが、中でも複屈折が小さい点で、アセテート系樹脂又はノルボルネン系樹脂が好ましく、透明性、低吸湿性、寸法安定性、軽量性などの観点から、ノルボルネン系樹脂が特に好ましい。
粘着剤層としては、アクリル系、シリコーン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリエーテル系、ゴム系等の粘着剤又は接着剤が挙げられる。中でも、耐熱性や透明性が良好な点からアクリル系の粘着剤又は接着剤が好ましい。
本発明の偏光板保護フィルムと偏光子との積層は、接着剤や粘着剤等の適宜な接着手段を用いて張り合わせればよい。
偏光子は、例えば、ポリビニルアルコールや部分ホルマール化ポリビニルアルコールなどからなるフィルムに、ヨウ素や二色性染料などの二色性物質による染色処理、延伸処理、架橋処理などの処理を施して得ることができる。自然光を入射させると直線偏光を透過する適宜なものを用いることができる。特に、光線透過率や偏光度に優れるものが好ましい。偏光子の厚さは、5〜80μmが一般的であるが、これに限定されない。偏光子の厚さに特に制限はないが、5〜80μmであることが好ましい。
本発明の積層体においては、偏光子の少なくとも片面に粘着剤層を介して本発明の偏光板保護フィルムを積層すればよいが、偏光子の片面だけに本発明の偏光板保護フィルムを積層する場合は、低ヘーズ樹脂層がディスプレイに実装したときに視認側になるように積層することが好ましい。
本発明の積層体において、偏光子の片面だけに本発明の偏光板保護フィルムを積層する場合は、もう片面に積層する保護フィルムとしては、透明なフィルムであれば特に制限されないが、透明性や機械的強度、熱安定性や水分遮蔽性等に優れるポリマーからなるフィルム等が好ましく用いられる。そのポリマーの例としては、トリアセチルセルロースの如きアセテート系樹脂やポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ノルボルネン系樹脂、アクリル系樹脂等があげられるが、中でも複屈折が小さい点で、アセテート系樹脂又はノルボルネン系樹脂が好ましく、透明性、低吸湿性、寸法安定性、軽量性などの観点から、ノルボルネン系樹脂が特に好ましい。
粘着剤層としては、アクリル系、シリコーン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリエーテル系、ゴム系等の粘着剤又は接着剤が挙げられる。中でも、耐熱性や透明性が良好な点からアクリル系の粘着剤又は接着剤が好ましい。
本発明の偏光板保護フィルムと偏光子との積層は、接着剤や粘着剤等の適宜な接着手段を用いて張り合わせればよい。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例において、偏光板保護フィルムは下記の方法により評価した。
(1)n−ヘプタン接触試験
試験片として10cm×10cmのフィルムを切り出し、JIS K 7105 6.4にしたがい、ヘーズメーター[日本電色工業(株)、NDH 300A]を用いてヘーズを測定する。温度23℃、相対湿度60%の恒温恒湿室で、試験片を低ヘーズ樹脂層を上面にしてシリコーンゴム板上に置き、四方を固定する。試験片の中央に内径20mmのガラス管を立て、その中にn−ヘプタン15mLを流し込む。5分後n−ヘプタンを流し去り、フィルムが乾燥したのち、ふたたびヘーズを測定する。試験前後のヘーズの変化が大きいほど、白化が進行していることになる。
(2)水蒸気透過率
水蒸気透過率測定装置[MOCON社、PERMATRAN-W3/31]を用いて、温度38℃、相対湿度100%で測定する。
(3)耐油性試験
試験片として10cm×10cmのフィルムを切り出し、中央にハンドクリーム[ニベア花王(株)、アトリックス ハンドクリームK]を厚さ約0.1mmに塗布する。室温で1時間放置したのち、エタノールに浸したティッシュペーパーでハンドクリームを拭き取り、目視により白濁の有無を観察する。
(4)光漏れ試験
試験片として10cm×10cmの偏光板を2枚切り出し、温度80℃、相対湿度90%の環境に100時間放置する。その後、室内に取り出した試験片をクロスニコルに配置し、色温度5000Kのライトボックスに載置して、目視により光漏れの有無を観察する。
なお、実施例及び比較例において、偏光板保護フィルムは下記の方法により評価した。
(1)n−ヘプタン接触試験
試験片として10cm×10cmのフィルムを切り出し、JIS K 7105 6.4にしたがい、ヘーズメーター[日本電色工業(株)、NDH 300A]を用いてヘーズを測定する。温度23℃、相対湿度60%の恒温恒湿室で、試験片を低ヘーズ樹脂層を上面にしてシリコーンゴム板上に置き、四方を固定する。試験片の中央に内径20mmのガラス管を立て、その中にn−ヘプタン15mLを流し込む。5分後n−ヘプタンを流し去り、フィルムが乾燥したのち、ふたたびヘーズを測定する。試験前後のヘーズの変化が大きいほど、白化が進行していることになる。
(2)水蒸気透過率
水蒸気透過率測定装置[MOCON社、PERMATRAN-W3/31]を用いて、温度38℃、相対湿度100%で測定する。
(3)耐油性試験
試験片として10cm×10cmのフィルムを切り出し、中央にハンドクリーム[ニベア花王(株)、アトリックス ハンドクリームK]を厚さ約0.1mmに塗布する。室温で1時間放置したのち、エタノールに浸したティッシュペーパーでハンドクリームを拭き取り、目視により白濁の有無を観察する。
(4)光漏れ試験
試験片として10cm×10cmの偏光板を2枚切り出し、温度80℃、相対湿度90%の環境に100時間放置する。その後、室内に取り出した試験片をクロスニコルに配置し、色温度5000Kのライトボックスに載置して、目視により光漏れの有無を観察する。
製造例1(偏光子の作製)
厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム[(株)クラレ、クラレビニロン#7500」をチャックに装着し、ヨウ素0.2g/Lとヨウ化カリウム60g/Lを含む30℃の水溶液に240秒浸漬し、次いでホウ酸70g/Lとヨウ化カリウム30g/Lを含む30℃の水溶液に浸漬し、6.0倍に一軸延伸しつつ5分間にわたってホウ酸処理を行った。最後に、室温で24時間乾燥して偏光子を得た。
実施例1(共押出しノルボルネン系樹脂フィルム及び偏光板の作製)
厚さ25μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]層、厚さ3μmの変性エチレン−酢酸ビニル共重合体[三菱化学(株)、モディックAP A543]層及び厚さ12μmのポリカーボネート[帝人化成(株)、パンライトK−1300Y]層からなる積層体を共押出し成形により作製した。溶融樹脂温度は、ノルボルネン系樹脂240℃、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体180℃、ポリカーボネート270℃とし、Tダイの温度は270℃とした。
得られた積層体のポリカーボネート層の面について、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも0.3%で、変化はなかった。また、積層体の水蒸気透過率は、5g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた積層体のノルボルネン系樹脂層の面に、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリカーボネート層の面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム[(株)クラレ、クラレビニロン#7500」をチャックに装着し、ヨウ素0.2g/Lとヨウ化カリウム60g/Lを含む30℃の水溶液に240秒浸漬し、次いでホウ酸70g/Lとヨウ化カリウム30g/Lを含む30℃の水溶液に浸漬し、6.0倍に一軸延伸しつつ5分間にわたってホウ酸処理を行った。最後に、室温で24時間乾燥して偏光子を得た。
実施例1(共押出しノルボルネン系樹脂フィルム及び偏光板の作製)
厚さ25μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]層、厚さ3μmの変性エチレン−酢酸ビニル共重合体[三菱化学(株)、モディックAP A543]層及び厚さ12μmのポリカーボネート[帝人化成(株)、パンライトK−1300Y]層からなる積層体を共押出し成形により作製した。溶融樹脂温度は、ノルボルネン系樹脂240℃、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体180℃、ポリカーボネート270℃とし、Tダイの温度は270℃とした。
得られた積層体のポリカーボネート層の面について、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも0.3%で、変化はなかった。また、積層体の水蒸気透過率は、5g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた積層体のノルボルネン系樹脂層の面に、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリカーボネート層の面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
実施例2(ラミネートノルボルネン系樹脂フィルム及び偏光板の作製)
ノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]を溶融押出し成形することにより、厚さ25μmの単層フィルムを製膜した。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも240℃とした。また、厚さ11.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム[東レ(株)、ルミラーS10#12]の表面に、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体[三菱化学(株)、モディックAP A543]の10重量%トルエン溶液を、乾燥厚さが3μmになるように塗布したのち乾燥し、接着層付きのポリエチレンテレフタレートフィルムを得た。上記のノルボルネン系樹脂フィルムと接着層付きのポリエチレンテレフタレートフィルムを、接着層を介して圧着ラミネートし、積層フィルムを作製した。
得られた積層体のポリエチレンテレフタレートフィルムの面について、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも1.1%で、変化はなかった。また、積層体の水蒸気透過率は、5g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた積層体のノルボルネン系樹脂層の面に、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア」]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリエチレンテレフタレートフィルムの面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
ノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]を溶融押出し成形することにより、厚さ25μmの単層フィルムを製膜した。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも240℃とした。また、厚さ11.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム[東レ(株)、ルミラーS10#12]の表面に、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体[三菱化学(株)、モディックAP A543]の10重量%トルエン溶液を、乾燥厚さが3μmになるように塗布したのち乾燥し、接着層付きのポリエチレンテレフタレートフィルムを得た。上記のノルボルネン系樹脂フィルムと接着層付きのポリエチレンテレフタレートフィルムを、接着層を介して圧着ラミネートし、積層フィルムを作製した。
得られた積層体のポリエチレンテレフタレートフィルムの面について、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも1.1%で、変化はなかった。また、積層体の水蒸気透過率は、5g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた積層体のノルボルネン系樹脂層の面に、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア」]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリエチレンテレフタレートフィルムの面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
比較例1(単層ノルボルネン系樹脂フィルム及び偏光板の作製)
ノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]を押出し成形することにより、厚さ40μmの単層フィルムを得た。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも240℃とした。
得られた単層ノルボルネン系樹脂フィルムについて、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前のヘーズは0.5%、n−ヘプタン接触後のヘーズは2.8%であり、n−ヘプタンとの接触によりヘーズが2.3%上昇した。また、単層フィルムの水蒸気透過率は、4g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた単層フィルムに、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、上記の厚さ40μmのノルボルネン系樹脂の単層フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板の一方のノルボルネン系樹脂フィルムの面について、耐油性試験を行った。白濁し、耐油性は不良であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
比較例2(単層ポリカーボネートフィルム及び偏光板の作製)
ポリカーボネート[帝人化成(株)、パンライトK−1300Y]を押出し成形することにより、厚さ40μmの単層フィルムを得た。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも270℃とした。
得られたポリカーボネートの単層フィルムについて、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも0.4%で、変化はなかった。また、単層フィルムの水蒸気透過率は、75g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた単層フィルムに、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリカーボネートフィルムの面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れが認められた。
実施例1〜2及び比較例1〜2の結果を、第1表に示す。
ノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]を押出し成形することにより、厚さ40μmの単層フィルムを得た。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも240℃とした。
得られた単層ノルボルネン系樹脂フィルムについて、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前のヘーズは0.5%、n−ヘプタン接触後のヘーズは2.8%であり、n−ヘプタンとの接触によりヘーズが2.3%上昇した。また、単層フィルムの水蒸気透過率は、4g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた単層フィルムに、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、上記の厚さ40μmのノルボルネン系樹脂の単層フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板の一方のノルボルネン系樹脂フィルムの面について、耐油性試験を行った。白濁し、耐油性は不良であった。光漏れ試験において、光漏れは認められなかった。
比較例2(単層ポリカーボネートフィルム及び偏光板の作製)
ポリカーボネート[帝人化成(株)、パンライトK−1300Y]を押出し成形することにより、厚さ40μmの単層フィルムを得た。溶融樹脂温度とTダイの温度は、いずれも270℃とした。
得られたポリカーボネートの単層フィルムについて、n−ヘプタン接触試験を行った。n−ヘプタン接触前後のヘーズはいずれも0.4%で、変化はなかった。また、単層フィルムの水蒸気透過率は、75g/m2/day/atmであった。
さらに、得られた単層フィルムに、アクリル系接着剤[住友スリーエム(株)、DP−8005クリア]を介して、製造例1で得られた偏光子を張り合わせ、また偏光子のもう一方の面に、同じアクリル系接着剤を介して、厚さ40μmのノルボルネン系樹脂[日本ゼオン(株)、ゼオノア1410R]フィルムを張り合わせて偏光板を得た。
得られた偏光板のポリカーボネートフィルムの面について、耐油性試験を行った。外観に変化はなく、耐油性は良好であった。光漏れ試験において、光漏れが認められた。
実施例1〜2及び比較例1〜2の結果を、第1表に示す。
第1表に見られるように、ノルボルネン系樹脂層と接着剤層とポリカーボネート層を共押出しにより積層して得られた実施例1の偏光板保護フィルムは、ポリカーボネート層のn−ヘプタン接触の前後でヘーズに変化はなく、水蒸気透過率が低い。この偏光板保護フィルムと偏光子とノルボルネン系樹脂フィルムを積層して得られる偏光板は、耐油性が良好でポリカーボネート層にハンドクリームを塗布しても外観に変化がなく、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れは認められない。
ノルボルネン系樹脂フィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムを接着剤層を介してドライラミネートした実施例2の偏光板保護フィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムのn−ヘプタン接触の前後でヘーズに変化はなく、水蒸気透過率が低い。この偏光板保護フィルムと偏光子とノルボルネン系樹脂フィルムを積層して得られる偏光板は、耐油性が良好でポリエチレンテレフタレートフィルムにハンドクリームを塗布しても外観に変化がなく、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れは認められない。
これに対して、ノルボルネン系樹脂の単層フィルムからなる比較例1の偏光板保護フィルムは、水蒸気透過率は低いが、n−ヘプタンと接触するとヘーズが2.3%上昇する。この偏光板保護フィルム2枚の間に偏光子を積層して得られる偏光板は、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れは認められないが、耐油性が不良であり、一方の偏光板保護フィルムにハンドクリームを塗布すると、白濁する。
ポリカーボネートの単層フィルムからなる比較例2の偏光板保護フィルムは、n−ヘプタン接触の前後でヘーズに変化はないが、水蒸気透過率が高い。この偏光板保護フィルムと偏光子とノルボルネン系樹脂フィルムを積層して得られる偏光板は、耐油性が良好でポリカーボネートフィルムにハンドクリームを塗布しても外観に変化はないが、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れが認められる。
ノルボルネン系樹脂フィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムを接着剤層を介してドライラミネートした実施例2の偏光板保護フィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィルムのn−ヘプタン接触の前後でヘーズに変化はなく、水蒸気透過率が低い。この偏光板保護フィルムと偏光子とノルボルネン系樹脂フィルムを積層して得られる偏光板は、耐油性が良好でポリエチレンテレフタレートフィルムにハンドクリームを塗布しても外観に変化がなく、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れは認められない。
これに対して、ノルボルネン系樹脂の単層フィルムからなる比較例1の偏光板保護フィルムは、水蒸気透過率は低いが、n−ヘプタンと接触するとヘーズが2.3%上昇する。この偏光板保護フィルム2枚の間に偏光子を積層して得られる偏光板は、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れは認められないが、耐油性が不良であり、一方の偏光板保護フィルムにハンドクリームを塗布すると、白濁する。
ポリカーボネートの単層フィルムからなる比較例2の偏光板保護フィルムは、n−ヘプタン接触の前後でヘーズに変化はないが、水蒸気透過率が高い。この偏光板保護フィルムと偏光子とノルボルネン系樹脂フィルムを積層して得られる偏光板は、耐油性が良好でポリカーボネートフィルムにハンドクリームを塗布しても外観に変化はないが、2枚の偏光板をクロスニコルに重ね合わせると光漏れが認められる。
本発明の偏光板保護フィルムは、耐油性が良好で表面層をn−ヘプタンと接触させてもヘーズの上昇が少なく、ハンドクリームを塗布しても拭き取ると外観に変化を生じないので、液晶表示装置に用いると、ハンドクリームや手脂などの油脂成分が画面に付着しても、画面に永久的な汚染を生ずるおそれがない。本発明の偏光板保護フィルムは水蒸気透過率が低いので、高温多湿の環境で液晶表示装置を使用しても、劣化を生じにくい。
本発明の偏光板保護フィルムと偏光子を積層して得られる偏光板は、クロスニコルに配置すると光漏れがなく、良好な画質を有する液晶表示装置を得ることができる。
本発明の偏光板保護フィルムと偏光子を積層して得られる偏光板は、クロスニコルに配置すると光漏れがなく、良好な画質を有する液晶表示装置を得ることができる。
Claims (3)
- ノルボルネン系樹脂層と、ヘーズ3%以下でかつ23℃でn−ヘプタンと5分間片面を接触させたときのヘーズの上昇が0.5%以下である低ヘーズ樹脂層とが積層されてなることを特徴とする偏光板保護フィルム。
- ノルボルネン系樹脂層面に粘着剤層及び離型膜層を積層してなる請求項1記載の偏光板保護フィルム。
- 偏光子の少なくとも片側に粘着剤層を介して請求項1又は請求項2記載の偏光板保護フィルムを積層してなることを特徴とする積層体。
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