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JP2005114649A - 時計用カバーガラス - Google Patents

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JP2005114649A
JP2005114649A JP2003351727A JP2003351727A JP2005114649A JP 2005114649 A JP2005114649 A JP 2005114649A JP 2003351727 A JP2003351727 A JP 2003351727A JP 2003351727 A JP2003351727 A JP 2003351727A JP 2005114649 A JP2005114649 A JP 2005114649A
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sio
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JP2003351727A
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English (en)
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Nobuyuki Yoshino
信幸 吉野
Atsushi Sato
惇司 佐藤
Yukio Miya
行男 宮
Yuji Fukazawa
裕二 深沢
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

【課題】 硬度が高く、耐摩耗性に優れ、長期間携帯しても傷の入りにくい反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することにある。
【解決手段】 本発明の時計用カバーガラスは最表層をSiO2 とする反射防止膜を備えた時計用カバーガラスであって、少なくともおもて面の最表層のSiO2膜中に窒素を0.1〜10.0原子%、さらに好ましくは0.2〜5.0原子%含有させることによって反射防止膜表面の硬度が上昇し、耐摩耗性が著しく上昇する。その結果、長期間携帯しても反射防止膜が表面に細かい傷が入ったり、剥離したりして、表面がくもってしまい、指針や文字板が見えにくくなってしまう問題のない反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、時計用カバーガラスに関し、特に、長期間に亘る反射防止機能と耐傷性に優れた時計用カバーガラスに関する。
時計のカバーガラスには、青板ガラス(ソーダガラス)、白板ガラス、サファイアガラスなどが使用されている。これらのカバーガラスはいずれも可視光領域における反射率が大きく、指針や文字板の視認性が充分ではなかった。そのため、屋内、屋外、昼夜など様々な環境下で時刻を確認する時計では外光や照明が変化するため、これらの外光がカバーガラスの表面で反射し、時刻表示が見えにくい問題があった。
そのための解決方法としてカバーガラスの両面あるいは少なくとも片面に反射防止膜をコーティングすることが既に開示されている。(たとえば特許文献1参照)。
一般に反射防止膜は適当な屈折率を有する金属あるいは無機物の酸化物膜、窒化物膜、フッ化物膜、硫化物膜を限定した波長領域において所望の反射率となるように設計し、組み合わせることにより構成される。
特開2002−202401号公報(第1図、第2図)
しかしながら、これらの反射防止膜はいずれも耐傷性等に劣り、例えばフッ化マグネシウムを最表層とする反射防止膜をコーティングしたカバーガラスを具備した腕時計を長期間携帯していると反射防止膜の表面に細かい傷が入ったり、剥離したりして、表面がくもってしまい、指針や文字板が見えにくくなってしまう問題があった。またフッ化マグネシウムに代わって硬度が高いといわれるSiO2を用いても上記の問題を解決することができなかった。
本発明の目的は、上記課題を解決して、耐摩耗性に優れ、長期間携帯しても傷の入りにくい反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の時計用カバーガラスは、下記記載の構成を採用する。
本発明の時計用カバーガラスは、おもて面と裏面を有するガラス基材の両面にSiO2とSiNxとの積層膜からなる反射防止膜を備えた時計用カバーガラスであって、少なくともおもて面の最表層のSiO2膜中の窒素含有量が0.1〜10.0原子%の窒素を含むことを特徴とする。
本発明の時計用カバーガラスは、おもて面と裏面を有するガラス基材の両面にSiO2とSiNxとの積層膜を有する反射防止膜を備えた時計用カバーガラスであって、少なくともおもて面の最表層のSiO2膜中の窒素の含有量が0.2原子%から5.0原子%の範囲にあることが好ましい。
本発明の時計用カバーガラスは、前記反射防止膜が反応性スパッタリング法によって作
製することが好ましい。
本発明の時計用カバーガラスは、前記最表層のSiO2の膜厚が80nm以上であることが好ましい。
(作用)
本発明者は、時計用カバーガラスにおける反射防止膜について鋭意、検討を進めた結果、おもて面と裏面の最表層がSiO2 膜とする反射防止膜を備えたガラス基板であり、少なくともおもて面の最表層のSiO2中にSiと結合した窒素原子(以下、Nと記す)を含有することによって、耐摩耗性に優れ、長期間携帯しても傷の入りにくい反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することを可能にした。ここでおもて面とは時計のカバーガラスにおいて外気に曝されている面を言う。Nを最表層のSiO2 中のSiと結合させ、含有させるにはSiをターゲットとしてガスの交換だけでSiO2とSiNxを形成できる反応性スパッタリング法が適しており、O2ガスやArガスと共に少なくとも最表層のSiO2 の成膜時にNを含むガスを導入して、SiO2中にNを含有させることが好ましい。このことより成膜中にSiO2膜中の酸素が、容易にNと置換し、Siと結合したNからなる内部応力の大きい窒化物が形成され、膜の耐摩耗性、硬度を向上させる現象が生じていると推察している。更には、通常N2ガス雰囲気下に含まれる水分量は極力少なく、このため水分があると強度の弱い多孔質のSiO2が形成されてしまうが、N2ガス雰囲気のような水分の割合の少ない環境下で形成されるSiO2の膜は緻密で強固なアモルファス構造を取りやすくなることも一つの要因である。このようにして着色もせず、耐摩耗性に優れたSiO2膜が形成できる。
本発明者によるとNを含むガスを導入をしたサンプルの最適N含有量は、XPS(X線光電子分光装置)分析によって確認されており、その最適量は約0.1原子%〜約10.0原子%の範囲にあり、さらに耐摩耗性や硬度の観点から、さらに好ましくは0.2原子%〜5.0原子%の範囲が良いことが本発明者によって確認された。このようなN含有量を含むようにするためにはO2とN2とのガス流量の和に対するN2流量の比であるN2/(N2+O2 )の値が50%以上が好ましい。またガス流量比N2/(N2+O2 )の値が90%まで導入しても本発明ではSiO2膜の屈折率の値である1.47の値は殆ど変化せず、物質固有の値とほぼ同等であったが、90%を越えると屈折率は急激に大きくなり、SiNxの屈折率に近づく傾向にあることが分かった。
図4に本発明によるXPSによるN1s軌道光電子スペクトルを示す。この図から明らかなように本発明のSiO2中にSiと結合した窒素原子を含有する膜とSiNx膜とは明らかに異なるものであることが確認された。
最表層のSiO2にNを含有させる際に、スパッタリングに使うターゲットをSiO2にした場合にはN2を含むガスを導入しても効果が無く、Siターゲットを用いた際の反応性スパッタ特有の現象であることも本発明者によって確認されている。これはSiターゲットをスパッタする方がSiO2ターゲットを用いてスパッタするよりもプラズマ空間や堆積する膜表面がより活性化した状態となって反応が促進されるためと考えられる。また、成膜速度もSiターゲットを用いる方が格段に早く、生産性の向上が期待できる。
最表層のSiO2の膜厚は80nm以上が適している。これは80nm未満で下地の影響を受け、硬度や耐摩耗性が劣るようになるためである。
スパッタ時には基板温度は70℃以上にしておくことが望ましい。これは基板温度を高くすることはスパッタされた粒子の基板上でのマイグレーションが活発となり、より緻密な膜ができるためと考えられる。このようにして、最表層のSiO2は硬度が高く、耐摩
耗性に優れるようになり、透明性を保持し、反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することが可能となる。
以上、説明したように、本発明の時計用カバーガラスは最表層をSiO2 膜とする反射防止膜を備えた時計用カバーガラスであって、少なくとも表面の最表層のSiO2膜中にSiと結合したNを含有させたことによって反射防止膜表面の硬度が上昇し、耐摩耗性が著しく上昇する。その結果、長期間携帯しても反射防止膜が表面に細かい傷が入ったり、剥離したりして、表面がくもってしまい、指針や文字板が見えにくくなってしまう問題のない反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することが可能となった。また、本発明によれば反射防止機能の劣化がないために文字板の装飾性が経時変化によって損なわれることがなくなる効果もある。また、文字板に太陽電池が装着されており、カバーガラスを通過した光を受光して時計を駆動させるための起電力を発生させる時計の場合、本発明では反射防止機能が劣化することがないため太陽電池の発電効率をさらに向上させる効果もある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の時計用カバーガラスの構造を示す断面模式図である。サファイヤガラス10のおもて面と裏面にSiO2あるいはSiNx(xは0より大きい任意の数字である)の窒化物膜の積層からなる反射防止膜110と210が被覆されており、さらにはおもて面の反射防止膜110の最表層にはSiO2膜1が被覆されており、この膜は一部がNと結合したSiO2 から構成されている。図2は反射防止膜を積層するためのスパッタリング装置の断面模式図である。本発明ではDC反応性スパッタリング装置を用いた。ターゲットはSiであり、ガス導入口32よりAr、HeあるいはNe等の不活性ガス、O2、N2ガスを導入してSiターゲットに電圧を印加することによりスパッタリングを行い、サファイヤガラス10に積層する。この時、Siターゲットに導電性を持たせ、安定なスパッタリングを行うためにボロンをドーピングしたSiターゲットを用いても良い。Siターゲットのスパッタリング法によって作製される膜はSiO2膜あるいSiNxで表せる窒化物膜、あるいSiOxNyであり、これは反応性ガスであるO2とN2ガスを切り換えることにより形成が可能である。
反射防止膜の特性は積層する酸化物膜、窒化物膜の層数、配列順序、各膜の屈折率と膜厚に大きく依存しており、仕様を満足する反射率特性をシミュレーションによって計算し、最適化することができる。また、酸化物膜および窒化物膜の屈折率は成膜条件によって変えることも可能である。
また、時計用の反射防止膜としては波長400nmから700nmまでの可視光領域で図3に示すように反射率が5%以下であることが望ましく、そのためには図1に示すようにサファイヤガラス10のおもて面と裏面に反射防止膜を形成することが必須である。
以下に本発明の具体的な実施例について、図1〜図3を参照しながら説明する。
(実施例1)
本実施例における時計用カバーガラスは、図1に示すようにサファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210が被覆されている。反射防止膜110と反射防止膜210の膜構成は同じであり、本実施例ではSiO2とSiNxを用い、交互に積層した4層構造とした。最表層(第4層)からSiO2、SiNx、SiO2、SiNxの順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20
nm、40nmである。また、SiNxの屈折率は1.97である。また、SiO2膜およびSiNx膜の屈折率はスパッタリング条件によって変えることも可能である。
本実施例での反射防止膜の製造方法であるDC反応性スパッタリング装置の概念図を図2に示す。
真空槽31の中にSiターゲット30を配置し、Siターゲット30に直流電圧を印加する。サファイヤガラス10は、Siターゲット30に対向するように設置する。Siターゲット30にはDC電源34が接続されている。
図示していない真空ポンプにより、真空槽31内を1×10-5Torrまで排気し、図示していないヒーターにより、サファイヤガラス10を約200℃に加熱する。そしてガス導入口32より、混合ガスを導入し、以下の条件でDC反応性スパッタリングを行ない、反射防止膜110を積層させた。SiO2とSiNxの膜形成はガス種およびガス流量比を切り換えることにより可能である。以下に各層の成膜条件を下記に示す。
第1層(11)
Ar流量 20sccm
2流量 40sccm
DC出力 2000W(300V)
ガス圧力 3×10-3Torr

第2層(12)
Ar流量 20sccm
2流量 40sccm
DC出力 1500W(200V)
ガス圧力 3×10-3Torr

第3層(13)
Ar流量 20sccm
2流量 40sccm
DC出力 2000W(150V)
ガス圧力 3×10-3Torr

第4層(1)
Ar流量 20sccm
2流量 15sccm
2流量 15sccm
DC出力 2000W(300V)
ガス圧力 8×10-3Torr
以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、最表層(第4層)作製時にはO2とN2ガスの和に対するN2ガスのガス流量比(以下、ガス流量比)N2/(N2+O2)の値が50%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)にはNが0.1原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面にもおもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、SiNx膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例2)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が54%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが0.2原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例3)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が56%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが1.2原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例4)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110を、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が58%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが2.2原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例5)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が62%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが4.8原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例6)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が68%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが5.4原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例7)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が76%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが6.2原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例8)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が82%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが7.5原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(実施例9)
次に実施例1と同様に、サファイヤガラス10のおもて面には反射防止膜110が、裏面には反射防止膜210を被覆した。この時、おもて面の最表層(第4層)作製時にはガス流量比N2/(N2+O2)の値が88%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)SiO2にはSiと結合したNが9.8原子%導入された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、おもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。
以上のようにして、本実施例によって、図1に示すようなサファイヤガラス10の少なくともおもて面の最表層のSiO2膜1にSiと結合したNを含有した反射防止機能を有する時計用カバーガラスが完成した。
(比較例1)
次に比較例1としておもて面の最表層のSiO2膜1中にNを含有しない例を示す。作製方法は実施例1と同様であり、サファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、第1層から第3層までは実施例1と全く同条件であるが最表層の第4層は以下の条件でN2ガスを流すことなく成膜した。
第4層(1) Ar流量 20sccm
2流量 40sccm
DC出力 2000W(300V)
ガス圧力 8×10-3Torr
すなわち、最表層(第4層)作製時にはO2とN2ガスのガス流量比N2/(N2+O2)の値が0%になるようにして導入した。このことによって、最表層(第4層)にはSiと結合したNを含まないSiO2 からなる膜が形成された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面におもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、SiNx膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を、裏面に210を積層させた。 このことによって、最表層(第4層)にはNを含まないSiO2 膜からなる膜が形成された。
(比較例2)
次に比較例2としておもて面の最表層のSiO2膜1中に本発明のNの含有量よりも少ない例を示す。作製方法は実施例1と同様であり、サファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、第1層から第3層までは実施例1と全く同条件であるが最表層の第4層はガス流量比N2/(N2+O2)の値が10%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)にはNを0.02原子%を含むSiO2膜が形成された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面におもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、Si34膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面と裏面に反射防止膜110と210を積層させた。
(比較例3)
次に比較例3とし比較例2よりもややNの含有量が多い例を示す。作製方法は実施例1と同様であり、サファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、第1層から第3層までは実施例1と全く同条件であるが最表層の第4層はガス流量比N2/(N2+O2)の値が20%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)にはNを0.05原子%を含むSiO2膜が形成された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面におもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、Si34膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面と裏面にに反射防止膜110と210を積層させた。
(比較例4)
次に比較例4として比較例2と同様、おもて面の最表層のSiO2膜1中に本発明のNの含有量よりも少ない例を示す。作製方法は実施例1と同様であり、サファイヤガラス1
0のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、第1層から第3層までは実施例1と全く同条件であるが最表層の第4層はガス流量比N2/(N2+O2)の値が30%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)にはNを0.08原子%を含むSiO2膜が形成された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面におもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、Si34膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面と裏面にに反射防止膜110と210を積層させた。
(比較例5)
次に比較例5としておもて面の最表層のSiO2膜1中に10.0原子%以上のNを含有する例を示す。作製方法は実施例1と同様であり、サファイヤガラス10のおもて面に反射防止膜110を積層させた。この時、第1層から第3層までは実施例1と全く同条件であるが最表層の第4層はガス流量比N2/(N2+O2)の値が95%になるように混合して導入した。このことによって、最表層(第4層)にはNを11.2原子%を含むSiO2膜が形成された。その後、サファイヤガラス10を裏返し、サファイヤガラス10の裏面におもて面と同様の操作を行い、反射防止膜210を積層させた。裏面の反射防止膜210もおもて面の反射防止膜110と同じ成膜条件であり、その膜構成も同じである。すなわち、最表層(第4層)からSiO2膜24、SiNx膜23、SiO2膜22、Si34膜21の順番であり、膜厚は最表層(第4層)から100nm、70nm、20nm、40nmとなっている。以上のようにしてサファイヤガラス10のおもて面と裏面に反射防止膜110と210を積層させた。
以上のようにして得られた実施例1〜9と比較例1〜5について、Nを含有した最表層のSiO2膜が発現する効果を評価するため、粒径10μmのアルミナ粒を分散させたラッピングフィルムと反射防止膜をコートしたこれらの各実施例および比較例の時計用カバーガラスを接触荷重500gにて接触させ、カバーガラスの表面を複数回往復運動させて、カバーガラスに傷が入り始める往復回数を評価する摺動摩耗試験をおこなった。この評価では100回以上摺動して傷が発生しなければ、その硬度、耐摩耗性は実用上充分であり、実際に携帯し、長期間使用しても傷や剥離はほとんど発生しない。その結果、表面がくもることもなく、指針や文字板が見えにくくならないことが既に本発明者において確認されている。さらにはナノインデンター(超微小領域硬度計)により表面の硬度を測定した。その結果を表1に示す。また、反射防止効果の優劣を評価するため摺動摩耗試験前の反射率特性の測定から得られた波長550nmにおける透過率も同時に示す。
Figure 2005114649
表1から分かるように、実施例1〜9、すなわちSiと結合したNが0.1原子%から約10.0原子%においては耐摩耗性を評価するための摺動摩耗試験結果では、100回
以上摺動しても傷の発生は全くなく、良好な耐摩耗性が得られ、特にN含有量が0.2原子%〜5.0原子%に該当する実施例2〜5はナノインデンターによる表面硬度測定においても高い値を示した。これらの反射率特性は摺動摩耗試験後も図3に示すままであり、550nmにおける透過率は96%以上であることが確認された。
一方、比較例1〜5ではいずれも摺動摩耗試験で100回に至らないうちにキズが入り、表面にくもりが発生した。その結果、反射率も図3に示す曲線よりも大きく変化し、反射率が5%を越える波長領域が発生し、文字板が見えにくくなる問題が生じた。ナノインデンターによる表面硬度測定でも表1に示すように実施例よりも遙かに低い値を示した。また、屈折率も特にN含有量が10.0%までは1.47とほぼ一定であったが、10.0%を越えると、より大きな値になり、反射防止膜を設計することが容易でなくなることが確認された。
図4に本発明の実施例3と比較例3におけるXPSによるN1s軌道光電子スペクトルを示す。この図から明らかなように本発明のSiO2中にSiと結合した窒素原子を含有する膜とSiNx膜とは明らかに異なるものであることが確認された。この違いはNがSiO2膜中の空孔や粒界に吸着、置換されて内部応力が大きくなり、ケミカルシフトを生じた結果と推察している。
このように本発明によって、表面の硬度が高く、耐摩耗性に優れ、長期間携帯しても傷の入りにくい反射防止機能を有した時計用カバーガラスを提供することが可能となる。
上記実施例ではN2ガスを用いたが、NH3ガスでも同様の効果を得ることができることが本発明者によって確認されている。また、本実施例では片面に反射防止膜が4層積層されている例を示したが、反射防止膜の積層数、組合せは数多くあり、これに限定するものではない。また、上記実施例ではおもて面と裏面は全く同じ膜構成であったが、少なくともおもて面のみのの最表層のSiO2膜中の窒素の含有量を0.1原子%から10.0原子%の範囲にしても良い。また、ガラス基材も上記実施例ではサファイヤガラスの例を示したが、これに限定されるものではなく、ソーダガラスや青板ガラス、白板ガラスあるいはプラスチック製ガラスでも良い。
反射防止膜を被覆した本発明の時計用カバーガラスの構造を示す断面模式図である。 反射防止膜を積層するためのスパッタリング装置の断面模式図である。 反射防止膜を被覆した本発明の時計用カバーガラスの反射率の特性を示す反射率特性スペクトル図である。 本発明のNが結合したSiを含有するSiO2とSiNxとのXPS(X線光電子分光分析装置)によるN1s軌道光電子スペクトル図である。
符号の説明
1 SiO2
10 サファイヤガラス
11、13、21,23 Si34
12、22、24 SiO2
110、210 反射防止膜
30 Siターゲット
31 真空チャンバー
32 ガス導入口
34 DC電源
50 SiNx膜のN1s軌道光電子スペクトル
51 Nを含むSiO2膜のN1s光電子スペクトル

Claims (4)

  1. おもて面と裏面を有するガラス基材の両面にSiO2膜とSiNx膜との積層膜を有する反射防止膜を備えた時計用カバーガラスであって、少なくともおもて面の最表層のSiO2膜中の窒素の含有量が0.1原子%から10.0原子%の範囲にある時計用カバーガラス。
  2. 前記最表層のSiO2膜中の窒素の含有量が0.2原子%から5.0原子%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の時計用カバーガラス。
  3. 前記反射防止膜が反応性スパッタリング法によって作製されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の時計用カバーガラス。
  4. 前記最表層のSiO2膜の厚さが80nm以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の時計用カバーガラス。
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