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JP2005108394A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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JP2005108394A
JP2005108394A JP2003411146A JP2003411146A JP2005108394A JP 2005108394 A JP2005108394 A JP 2005108394A JP 2003411146 A JP2003411146 A JP 2003411146A JP 2003411146 A JP2003411146 A JP 2003411146A JP 2005108394 A JP2005108394 A JP 2005108394A
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JP2003411146A
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Tadashi Ishikawa
廉 石川
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】 ケースに弾性的に支持された部材がリールまたはリールと共に回転する部材と摺接することで生じる振動を抑制することができる記録テープカートリッジを得る。
【解決手段】 記録テープカートリッジ10では、ケース12内に収容され磁気テープTを巻き回したリール28は、不使用時にはケース12に対し回転不能なブレーキ部材46が噛み合わされて回転が阻止され、リリースパッド64によってブレーキ部材46が押し上げられると上記噛み合いが解除されリリースパッド64と共に回転する。この回転に伴ってブレーキ部材46は、ピボット部50が圧縮コイルスプリング60の付勢力によってリリースパッド64の軸心部に設けられた摺接突部68に押し付けられつつ該摺接突部68と摺接する。このリール28がリリースパッド64と共に回転するときの、リール28の軸線方向に沿う圧縮コイルスプリング60の荷重長をL(mm)、摺接面50Aとピボット部68との動摩擦係数をμとしたときに、μ×L≦0.4であり、上記摺接に伴うブレーキ部材46の自励振動が減衰する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、磁気テープ等の記録テープが巻装されたリールを回転可能に収容した記録テープカートリッジに関する。
コンピュータ等の外部記録媒体として磁気テープ等の記録テープが用いられている。この記録テープとして、保存時の収容スペースが小さく、大容量の情報が記録できる、記録テープが巻装された単一のリールをケース内に回転可能に収容した所謂1リールの記録テープカートリッジが採用されている。
このような記録テープカートリッジは、不使用時にはリールがケース内で回転しないようにロック機構を備えている(例えば、特許文献1参照)。このようなロック機構を備えた記録テープカートリッジについて、図10に基づいて説明する。図10に示す記録テープカートリッジ200では、ケース202内に単一のリール204が収容されている。ケース202は、その底板202Aの中央部に設けられたギヤ開口206と、その天板202Bから下方へ突設された回転規制リブ208とを備えている。
リール204は、有底円筒状に形成され外周部に記録テープが巻装されるリールハブ210を備えており、リールハブ210の底部210Aの下面には、ドライブ装置の回転シャフト212に形成された駆動ギヤ212Aと噛合可能なリールギヤ214が環状に形成されている。一方、底部210Aの上面には、係合ギヤ216が環状に形成されている。また、底部210Aの軸心部には貫通孔218が設けられている。さらに、底部210Aの下面におけるリールギヤ214と貫通孔218との間には、磁性材より成る環状のリールプレート219が固着されている。
リールハブ210内には、係合ギヤ216と噛合い可能な環状の制動ギヤ220Aが下面に設けられた円板状の制動部材(被押付部材)220が挿設されている。この制動部材220は、その上面から立設された係合突起222内にケース202の回転規制リブ208が挿入されて、ケース202に対し回転不能でかつ上下方向に移動可能とされている。さらに、制動部材220の下面軸心部から突設されたピボット部223は、リールハブ210の貫通孔218に入り込んでギヤ開口206に臨んでいる。
また、ケース202の天板202Bと制動部材220との間には圧縮コイルスプリング224が配設されており、通常は、制動部材220が圧縮コイルスプリング224の付勢力によって下方に付勢されて制動ギヤ220Aが係合ギヤ216と噛み合うようになっている。これにより、記録テープカートリッジ200は、その不使用時には、リール204のケース202に対する回転が阻止された回転ロック状態とされている。また、リール204は、この付勢力によってリール204がケース202の底板202A側に押し付けられつつ、リールギヤ214をギヤ開口206から露出させている。
一方、記録テープカートリッジ200をドライブ装置に装填すると、駆動ギヤ212Aがリールギヤ214と噛み合う動作に伴って、回転シャフト212の軸心部から突設された解除部212Bが制動部材220のピボット部223に当接してこれを押圧する。これにより、制動部材220が圧縮コイルスプリング224の付勢力に抗して上方に押し上げられて制動ギヤ220Aと係合ギヤ216との噛み合いが解除される。
そして、駆動ギヤ212Aとリールギヤ214とが完全に噛み合うと共にリールプレート219が回転シャフト212のマグネット212Cの磁力にて吸着された状態で回転シャフト212がその軸心廻りに回転すると、リール204がこれと一体に回転する。このとき、制動部材220がケース202に対し回転不能であることにより、ピボット部223と解除部212Bとは圧縮コイルスプリング224の付勢力によって互いに押し付けられつつ摺接している。この摺接抵抗を低減するために、樹脂材より成る制動部材220のピボット部223に対しドライブ装置側の解除部212Bも樹脂材にて構成しており、またピボット部223の先端を絞って接触面積を低減している。
また、制動部材220と回転シャフト212との間に解除部材を介在させた構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。この構成について記録テープカートリッジ200と異なる部分を図11及び図12に基づいて説明する。
図11に示す記録テープカートリッジ250は、リールハブ210の底部210Aと制動部材220との間に配置され樹脂材より成る解除部材252を備えている。解除部材252は、図12に示される如く、平面視で略正三角形状に形成され、各頂部から下方へ向けて突設された脚部254を備えている。各脚部254は、貫通孔218に代えて底部210Aに設けられた挿通孔256に入り込んでギヤ開口206に臨んでいる。各挿通孔256は、底部210Aにおけるリールギヤ214の形成部位を貫通して設けられている。
さらに、底部210Aの上面には、係合ギヤ216に代えて、複数の係止突起258が設けられている。係止突起258は、解除部材252の各頂部を避けるように、所定の円周に沿って等間隔で配置されており、その上端には制動ギヤ220Aと噛み合い可能なギヤ歯258Aが形成されている。また、解除部材252の上面軸心部からは、摺接突部260が突設されており、摺接突部260は、制動部材220にピボット部223に代えて設けられた略球面状のピボット部262と常に当接するようになっている。摺接突部260、262は、共に樹脂材にて構成されており、ピボット部262が球面状に形成されていることにより略点接触するようになっている。
この記録テープカートリッジ250では、不使用時には、圧縮コイルスプリング224の付勢力によって制動部材220の制動ギヤ220Aがリール204のギヤ歯258Aと噛み合うことで、ケース202に対するリール204の回転を阻止している。この状態で解除部材252は、摺接突部260において制動部材220と当接すると共にその下面が底部210Aに押し付けられており、またそれぞれ挿通孔256内に位置する各脚部254の端面がリールギヤ214の歯先と略面一となっている。
一方、記録テープカートリッジ250がドライブ装置に装填されると、解除部212Bを備えない回転シャフト212の駆動ギヤ212Aにリールギヤ214が噛み合う動作に伴って、脚部254が駆動ギヤ212Aに押圧され、解除部材252は圧縮コイルスプリング224の付勢力に抗して上方に押し上げられる。すると、解除部材252は、底部210Aから離間しつつ制動部材220を上方に押し上げ、制動ギヤ220Aとギヤ歯258Aとの噛み合いが解除される。この解除部材252は、駆動ギヤ212Aとリールギヤ214との噛み合いが維持されている状態では、その脚部254が駆動ギヤ212Aと接していることにより、制動部材220を上記解除位置に保持する構成である。
そして、回転シャフト212が回転すると、リール204がケース202内で回転する構成である。このとき、脚部254をリール204の挿通孔256に入り込ませている解除部材252は、リール204と一体に回転し、その摺接突部260と制動部材220のピボット部262とが圧縮コイルスプリング224の付勢力によって互いに押し付けられつつ摺接する。
以上説明したように、記録テープカートリッジ200、250では、リール204の回転に伴って制動部材220のピボット部223と回転シャフト212の解除部212B、またはピボット部262と解除部材252の摺接突部260とが互いに摺接する構成であった。このため、リール28(解除部212Bまたは解除部材252)の回転によって、圧縮コイルスプリング224にて支持された制動部材220が自励振動する場合があった。
そして、記録容量の増大等の要請からリール204の回転速度が高速回転化されることが予想されており、該高速回転化に伴って圧縮コイルスプリング224の付勢力を支持しつつ摺接する上記摺接部位に摩耗や樹脂材の溶け出しが生じることが懸念される。この摩耗等によって摺接面の状態や形状が変化すると、制動部材220の自励振動が一層生じ易くなる。このような自励振動は、圧縮コイルスプリング224の付勢力を変動させ、該変動する付勢力がケースやリールに伝達されて記録テープの走行を不安定化する原因となる。
また、解除部材252を備えた構成において、制動部材220と解除部材252との摺接部位の摩耗を低減する構成が考えられている(例えば、特許文献3参照)。この構成を図13に基づいて説明すると、制動部材220の下面軸心部にはピボット部262に代えて曲面状凹部264が設けられており、解除部材252の上面軸心部には摺接突部260に代えて球面状に突出したピボット部266が設けられている。また、ピボット部266の廻りには環状突起268が設けられている。そして、これらの制動部材220と解除部材252とは、少なくとも一方が低摩擦かつ低摩耗材料にて構成されており、リール204の回転に伴って、曲面状凹部264とピボット部266とが略点接触状態で摺接すると共に、制動部材220の下面と環状突起268とが面接触状態で摺接する。これにより、制動部材220と解除部材252とが低摩擦かつ低摩耗状態で摺接し、該摺接部位の摩耗が低減される。
しかしながら、この構成によっても摩耗を完全に防止することは困難であり、摩耗が生じると上記の如く制動部材220の自励振動を生じさせ易くする原因となる。
さらに、上記のような自励振動の問題は、不使用時にリールの回転をロックするロック機構のみならず、弾性的に支持されると共にリールの回転に伴って回転部分と摺接する部位において、一般的に生じる恐れがある。例えば、放送局等で用いる業務用の2リールの記録テープカートリッジ(テープカセット)では、リールと該リールをケースに対し支持するリールホルダとが、リールの回転に伴って摺接するようになっている(例えば、特許文献4参照)。
具体的には、図14及び図15に示される如く、記録テープカートリッジ270は、ケース272内に2つのリール274をそれぞれ回転可能に収容している。各リール274のハブ276の上面には、ピボット部277が形成されている。一方、ケース272の天板272Aには、2つのリール274に対応して、それぞれセンタキャップ278を介してリールホルダ280が回転不能かつ上下動可能に支持されている。各リールホルダ280は、それぞれ圧縮コイルスプリング282によって下方に付勢されつつ、対応するリール274のピボット部277に常時当接している。これにより、各リール274がケース272に対し揺動可能に支持されている。
そして、記録テープカートリッジ270では、リール274を回転すると、ピボット部277とリールホルダ280とが圧縮コイルスプリング282の付勢力によって互いに押し付けられつつ摺接する。このため、本記録テープカートリッジ270では、リールホルダ280の自励振動が問題となる。
特開昭63−251983号公報 特許第3187022号明細書 特開平11−250618号公報 特開2003−45143号公報
以上説明したように、従来の各種記録テープカートリッジでは、ロック機構の制動部材やリールホルダ等の、ケースに対し弾性的に支持されると共にリールの回転に伴い該リールまたはこれと共に回転する部材と摺接する部材の自励振動が問題となるとの課題や、この課題を解決手段について何ら考慮されていなかった。
本発明は、上記事実を考慮して、ケースに弾性的に支持された部材がリールまたはリールと共に回転する部材と摺接することで生じる振動を抑制することができる記録テープカートリッジを得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る記録テープカートリッジは、記録テープを巻き回したリールと、前記リールを回転可能に収容するケースと、前記ケースに回転不能に支持され、前記リールに対し該リールの軸線方向に沿って接離可能な被押付部材と、前記ケースと前記被押付部材と間に設けられ、前記リールを回転する際に、圧縮状態で、前記被押付部材を前記リールまたは該リールと共に回転する部材の回転中心近傍に押し付ける弾性部材と、を備え、前記リールを回転する際における該リールの軸線方向に沿った前記弾性部材の長さをL(mm)、前記被押付部材と前記リールまたは該リールと共に回転する部材との動摩擦係数をμとしたときに、μ×L≦0.4である、ことを特徴としている。
請求項1記載の記録テープカートリッジでは、被押付部材が圧縮状態の弾性部材の付勢力によってリールまたはリールと共に回転する部材(以下、リール等という)の回転中心近傍に押し付けられた状態で、リールが回転する。このため、リールが回転しているときには、ケースに対し回転しない被押付部材とリール等とは、互いに摺接している。なお、リールと共に回転する部材は、記録テープカートリッジの構成部品(例えば、リールの回転ロックを解除するときに操作される解除部材)であっても良く、ドライブ装置側の構成部品(例えば、回転シャフトに設けた解除部)であっても良い。また、被押付部材は、弾性部材の付勢力によってリール等に常時押し付けられていても良い。
ここで、リールを回転する際における該リールの軸線方向に沿った弾性部材の長さ(以下、弾性部材の荷重長という)Lと、被押付部材とリール等との動摩擦係数μとの関係を示す式μ×L≦0.4は、安定判別式であり、該式の関係を満たさないときには被押付部材の自励振動の振幅が時間経過と共に増大(発振)する場合があるが、該式の関係を満たすときはリール回転時のリール等との摺接に伴う被押付部材の自励振動が減衰する。すなわち、上記安定判別式を満たす本構成では、被押付部材の振動(周期性の運動)がなくなるか、振幅が著しく減少する。
このように、請求項1記載の記録テープカートリッジでは、ケースに弾性的に支持された部材がリールまたはリールと共に回転する部材と摺接することで生じる振動を抑制することができる。このため、被押付部材の振動に伴い弾性部材の付勢力が変動することが抑制され、記録テープを安定して走行させることができる。また、弾性部材の荷重長Lと動摩擦係数μとの設定によって被押付部材の自励振動を防止または抑制することができるため、例えば被押付部材の振動を言するための振動減衰部材等を設ける構成と比較して、部品点数が増加することがなく製造コストを削減することが可能である。
なお、本発明におけるリール等の回転中心近傍との表現は、各部材の寸法誤差や組付誤差、摩耗等による位置ずれを考慮したものである。
以上説明したように本発明に係る記録テープカートリッジは、ケースに弾性的に支持された部材がリールまたはリールと共に回転する部材と摺接することで生じる振動を抑制することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジ10について、図1乃至図7に基づいて説明する。
(記録テープカートリッジの全体構成)
図1(A)には記録テープカートリッジ10を斜め上方から見た斜視図が示されており、図1(B)には記録テープカートリッジ10を斜め下方から見た斜視図が示されている。また、図2には、記録テープカートリッジ10の断面図が示されている。なお、図1に示す矢印Aは、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填方向を示しており、説明の便宜上、矢印Aにて示す側を前側とする。
これらの図に示される如く、記録テープカートリッジ10は、ケース12を備えている。ケース12は、上ケース14と下ケース16とを接合して構成されている。具体的には、上ケース14は、平面視略矩形状の天板14Aの外縁に沿って略枠状の周壁14Bが立設されて構成されており、下ケース16は、天板14Aに略対応した形状の底板16Aの外縁に沿って周壁16Bが立設されて構成されている。そして、ケース12は、周壁14Bの開口端と周壁16Bの開口端とを突き当てた状態で、超音波溶着やビス止め等によって上ケース14と下ケース16とが接合されて、略箱状に形成されている。
このケース12には、そのドライブ装置への装填方向先頭側の角隅部において、天板14A、周壁14B、底板16A、周壁16Bがそれぞれ切り欠かれて、外装填方向に対し傾斜した開口18が形成されている。また、底板16Aの略中央部には、該底板16Aを貫通する円形状のギヤ開口20が設けられており、後述するリールギヤ38の露出用とされている。底板16Aにおけるギヤ開口20の縁部には、環状リブ22がケース12の内方へ向けて突設されており、後述するリール28の位置決め用とされている。
さらに、ケース12の底板16Aの外面における前端近傍には、一対の位置決め孔24、26が開口している。一対の位置決め孔24、26は、底板16Aからケース12内方に立設された突部(図示省略)内に袋状に設けられ、上記装填方向に直交する仮想線上で互いに離間して配置されている。そして、開口18に近い側の位置決め孔24は、ドライブ装置の位置決めピンに外接する底面視略正方形状とされ、位置決め孔26は、上記仮想線に沿って長手でかつ幅が位置決めピンの直径に対応する長孔とされている。
これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されて位置決め孔24、26にそれぞれ位置決めピンが挿入されると、該記録テープカートリッジ10がドライブ装置内で水平方向(左右及び前後)に正確に位置決めされるようになっている。
さらに、底板16Aにおける位置決め孔24、26廻りの部分は、他の部分(意匠面)よりも平滑に仕上げられた位置決め面24A、26Aとされている。位置決め面24A、26Aは、位置決め孔24、26に位置決めピンが挿入されたときに該位置決めピン廻りに設けられたドライブ装置の位置決め面に当接するようになっている。これにより、記録テープカートリッジ10のドライブ装置内における鉛直方向の位置決めも為される構成である。
以上説明したケース12内には、図2に示される如く、後に詳述するリール28が回転可能に収容されている。リール28は、1つだけ設けられている。このリール28には、記録テープとしての磁気テープTが巻装されており、磁気テープTの先端には引出部材としてのリーダブロック30が取り付けられている。
リーダブロック30は、記録テープカートリッジ10の不使用時には、ケース12の開口18の内側に収容保持されるようになっている。この状態で、リーダブロック30は、開口18を閉塞し、ケース12内への塵芥等の侵入を阻止している。また、リーダブロック30は、その先端に係合凹部30Aが形成されており、ドライブ装置内で磁気テープTを引き出す際には、係合凹部30Aに係合する引出手段によってケース12から抜き出されてドライブ装置の巻取リールに誘導されるようになっている。さらに、リーダブロック30は、その係合凹部30Aとは反対側の端面が円弧面30Bとされており、上記巻取リールに嵌入されて磁気テープTを巻き取る巻取面の一部を構成するようになっている。
(リールの構成)
図2及び図3に示される如く、リール28は、外周面に磁気テープTが巻装される円筒部32Aと該円筒部32Aの下部を閉塞する底部32Bとを有する略有底円筒状のリールハブ32を備えている。リールハブ32の底部32B側端部(下端部)の近傍には、下フランジ34がその径方向外側に同軸的かつ一体に延設されている。一方、リールハブ32の上端部には、内径が円筒部32Aの内径と略同径とされると共に外径が下フランジ34の外径と同径とされた上フランジ36が超音波溶着等によって同軸的に接合されている。これにより、リール28は、下フランジ34と上フランジ36との対向面間において、リールハブ32の円筒部32Aの外周面に磁気テープTが巻き回されるようになっており、円筒部32Aは上方に開口している。
また、図5にも示される如く、リールハブ32の底部32Bは、その下端部が下フランジ34の下面よりも若干突出しており、この下端面の外周近傍には環状に形成されたリールギヤ38が設けられている。リールギヤ38は、ドライブ装置の回転シャフト100の先端に設けられた駆動ギヤ102と噛み合い可能とされている。このリールギヤ38の設置部位における円周上で等間隔となる3箇所には、底部32B(リールギヤ38)を貫通する挿通孔40が設けられている。各挿通孔40の径はリールギヤ38のギヤピッチよりも大とされており、各挿通孔40廻りにはリールギヤ38の歯が設けられていない。
さらに、リールハブ32の底部32Bの下端面におけるリールギヤ38の内側には、回転シャフト100の駆動ギヤ102の内側に設けられたマグネット104で吸着可能な磁性材料より成るリールプレート42が、インサート成形により一体に設けられている。図2に示される如く、このリールハブ32は、その底部32Bの下面外周部(下フランジ34との境界近傍)が環状リブ22の上端部に当接した状態で、その底部32Bにおける下フランジ34よりも突出した下端部をケース12のギヤ開口20に入り込ませて(遊嵌して)いる。これにより、リールギヤ38及びリールプレート42がケース12の外部に露出されるようになっている。
一方、図4に示される如く、リールハブ32の底部32Bの上面における各挿通孔40の間の3箇所には、それぞれ一対(計6つ)の係止突起44が、該リールハブ32と同軸的な円周上で等間隔に立設されている。各係止突起44の先端部(上端部)にはギヤ歯44Aが形成されており(図2参照)、該ギヤ歯44Aは、後述するブレーキ部材46の制動ギヤ46Aと噛合可能とされている。
(ロック機構の構成)
また、記録テープカートリッジ10は、不使用時にリール28の回転を阻止するための制動手段としてのロック機構45を備えており、図4及び図5に示される如く、このロック機構45は、本発明における「被押付部材」としてのブレーキ部材46を備えている。
ブレーキ部材46は、略円板状に形成された円板部48を備えており、この円板部48の下端面における外周近傍に、リール28のギヤ歯44Aと噛合可能な制動ギヤ46Aが環状に形成されている。また、円板部48の下面軸心部には、後述するリリースパッド64と当接するピボット部50が突設されている。ピボット部50は、略球面状に形成されており、リリースパッド64と略点接触するようになっている。
一方、ブレーキ部材46は、円板部48の上面から立設された平面視略十字形状の十字突起52を備えている。十字突起52の内部には、これと対応した十字形状のガイド溝52Aが形成されている。すなわち、十字突起52がガイド溝52Aの溝壁を構成している。また、円板部48の上面における十字突起52の外側には、平面視で環状の壁部に囲まれたばね受け凹部54が形成されている。
また、図5にも示される如く、ブレーキ部材46は、円板部48を板厚方向に貫通する貫通孔56を備えている。貫通孔56は、平面視で十字状に形成されたガイド溝52Aにおける軸心部である交差部を除く径方向外側部分と連通するように、該部分に対応した矩形状に形成されて4分割されている。各貫通孔56は、それぞれピボット部50よりも径方向外側に位置している。
以上説明したブレーキ部材46は、樹脂成形によって全体として一体に形成されている。このブレーキ部材46は、リールハブ32の円筒部32A内に、上下方向(リール28の軸線方向)の移動可能かつ略同軸的に挿設されている。すなわち、ブレーキ部材46は、上下方向に移動することで、その制動ギヤ46Aをリールハブ32に設けられた係止突起44のギヤ歯44Aと噛み合う位置(噛合位置である回転ロック位置)と、該噛み合いを解除する位置(解除位置)とを取り得るようになっている。
そして、このブレーキ部材46の十字突起52のガイド溝52Aには、ケース12の天板14Aから下方へ突設された十字リブ58(図2乃至図5参照)が入り込むようになっている。十字リブ58は、2つの薄板片を互いに直交するように交差させた如き形状とされた回り止め形状とされ、該十字突起52(ガイド溝52Aの溝壁)と係合することでブレーキ部材46のケース12に対する回転を阻止する構成である。
これにより、ブレーキ部材46は、その制動ギヤ46Aをリールハブ32のギヤ歯44Aと噛み合わせる回転ロック位置に位置する状態では、リール28の回転を阻止するようになっている。なお、十字リブ58は、ブレーキ部材46の上下方向の全移動ストロークに亘りガイド溝52Aに入り込んだ状態が維持されるようになっており、該ブレーキ部材46の移動方向を上下方向にガイドする機能をも果たす構成である。
また、十字リブ58の下端部における上記交差部を除く4箇所からは、それぞれ突片58Aが下方へ延設されている。各突片58Aは、ブレーキ部材46が解除位置に位置するときに該ブレーキ部材46の貫通孔56に入り込む(貫通して制動ギヤ46A側に突出する)ようになっている。これにより、各突片58Aを有する十字リブ58は、ブレーキ部材46との係合量(挿入深さ)を大幅に増加し、該ブレーキ部材46のケース12に対する傾きを抑制する構成とされている。本実施の形態では、各突片58Aを含む十字リブ58の回転ロック位置に位置するブレーキ部材46との軸線方向における係合量は、ブレーキ部材46の全移動ストロークよりも十分大きく設定されている(図2及び図3参照)。
また、ブレーキ部材46のばね受け凹部54と天板14Aとの間には、「弾性部材」としての圧縮コイルスプリング60が圧縮状態で配設されている。圧縮コイルスプリング60は、その一端部がばね受け凹部54に入り込んでばね受け凹部54の底面(円板部48の上面)に当接すると共に、他端部が天板14Aにおける十字リブ58の外側から下方に向けて突設された環状のばね座62の下面に当接(係合)している。
ばね座62は、圧縮コイルスプリング60の巻き径に対応した径を有する円筒状に形成されており、その内側に解除位置に位置するブレーキ部材46の十字突起52を入り込ませるようになっている。このばね座62の外周部からは、圧縮コイルスプリング60の他端部が入り込む環状壁部62Aが下方に向けて突設されており、圧縮コイルスプリング60が径方向に位置ずれしないようになっている。以上により、圧縮コイルスプリング60は、リール28、ブレーキ部材46に対し略同軸的に配置されている。なお、ばね座62の天板14Aからの突出長については、後述する。
そして、ロック機構45では、この圧縮コイルスプリング60の付勢力によって、ブレーキ部材46が下方に付勢されて、通常は図2に示される如く制動ギヤ46Aをギヤ歯44Aに噛み合わせてリール28の不用意な回転を確実に防止する(ブレーキ部材46を回転ロック位置に位置させる)構成である。また、この付勢力によって、係止突起44においてブレーキ部材46と噛み合っているリール28も下方に付勢され、上記の通り底部32Bの下面外周部を環状リブ22に当接させてケース12内でガタつかないようになっている。
また、リール28のリールハブ32(円筒部32A)内における底部32Bとブレーキ部材46との間には、解除部材であるリリースパッド64が配設されている。リリースパッド64は、平面視略正三角形の平板状に形成されており、各頂部近傍の下面からは、それぞれ底部32Bの挿通孔40に対応した円柱状の3つの脚部66が突設されている。一方、リリースパッド64の上面における中央部からは、ブレーキ部材46のピボット部50と当接する摺接突部68が低く突設されている。リリースパッド64は、樹脂成形によって全体として一体に形成されている。
このリリースパッド64は、各脚部66を挿通孔40に上下方向の移動可能に挿通した状態で、各係止突起44と干渉しないようにリールハブ32の底部32B上に載置(下面が底部32Bの上面と当接)されている。この状態で各脚部66は、その先端とリールギヤ38の歯先とが略同位となるように挿通孔40の下端部より突出している。そして、リリースパッド64は、摺接突部68が回転ロック位置に位置するブレーキ部材46のピボット部50と当接することで、通常は圧縮コイルスプリング60の付勢力によって脚部66の上記突出状態を維持する構成である。
一方、リリースパッド64は、脚部66が圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗して上方へ押圧移動されると、その摺接突部68にピボット部50を当接させているブレーキ部材46を上方へ押し上げ、制動ギヤ46Aと係止突起44のギヤ歯44Aとの噛合いを解除する(ブレーキ部材46を解除位置へ移動させる)ようになっている。
具体的には、図3に示される如く、リリースパッド64の各脚部66は、リール28のリールギヤ38に駆動ギヤ102を噛み合わせる際に回転シャフト100がケース12に対し上方向に相対移動することで、駆動ギヤ102の歯先によって押圧されるようになっている。これにより、リール28は、そのリールギヤ38に駆動ギヤ102を噛み合わせる動作に伴って、圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗してケース12内で浮上する(下フランジ34を環状リブ22から離間させる)と共に、ブレーキ部材46による回転阻止状態が解除されてケース12内で非接触で回転可能となるように構成されている。
このように、ロック機構45では、摺接突部68とピボット部50とを、圧縮コイルスプリング60の付勢力によって常に当接させる構成である。そして、上記リール28の回転可能状態で、リリースパッド64は、各脚部66をリールハブ32の挿通孔40内に位置させており、回転シャフト100が回転するとリール28と共に回転する構成である。このため、ケース12に対し回転不能なブレーキ部材46とリリースパッド64とは、リール28の回転時に相対回転し、ピボット部50と摺接突部68とが圧縮コイルスプリング60の付勢力によって互いに押し付けられつつ略点接触状態で摺接する構成である。
そして、ロック機構45では、図6に示される如く、ブレーキ部材46が解除位置に位置するときの圧縮コイルスプリング60の軸線方向に沿う長さ(以下、「圧縮コイルスプリング60の荷重長」、または単に「荷重長」という)をL、ピボット部50と摺接突部68との動摩擦係数をμとしたときに、μ×L≦0.4となるように設定されている。具体的には、摺接抵抗を減らすべく共に樹脂材にて構成されているピボット部50と摺接突部68との動摩擦係数μは略0.1であることから、これを上記式に代入して、圧縮コイルスプリング60の荷重長L、すなわち、解除位置(リール28が回転するときの位置)に位置するブレーキ部材46の円板部48上面とばね座62の下面との距離を、4.0mm以下としている。
本実施の形態では、圧縮コイルスプリング60の荷重長Lを4.0mm以下である2.9mmとしており、これを実現するために、圧縮コイルスプリング60の一端部が当接するばね座62をケース12の天板14Aから下方(ブレーキ部材46側)に突設する構成を採用している。すなわち、圧縮コイルスプリング60の荷重長Lが2.9mmとなるように、ばね座62の天板14Aからの突出長が決められている。また、圧縮コイルスプリング60は、素線の直径が略0.8mm、巻き数が2.5乃至3とされている。なお、図6では、十字リブ58を一部切り欠いて図示している。
ここで、上記荷重長Lと動摩擦係数μとの関係μ×L≦0.4は、ブレーキ部材46の自励振動が生じるか否かを判定するための安定判別式であるが、詳細については、本実施形態の作用と共に後述する。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
上記構成の記録テープカートリッジ10では、不使用時には、圧縮コイルスプリング60の付勢力によって、ブレーキ部材46が回転ロック位置に位置して制動ギヤ46Aを係止突起44のギヤ歯44Aに噛み合わせている。このため、リール28は、ケース12に対する回転が阻止された回転ロック状態とされている。また、リール28は、その係止突起44に噛み合うブレーキ部材46(及びリリースパッド64)を介して伝達される圧縮コイルスプリング60の付勢力によって、底部32Bの外縁近傍(下フランジ34との境界部分)が環状リブ22に押し付けられている。
このとき、リール28のリールギヤ38がギヤ開口20から露出すると共に、リリースパッド64の各脚部66がそれぞれ挿通孔40を貫通してギヤ開口20から外部に臨んでいる。また、開口18はリーダブロック30によって閉塞されている。
一方、磁気テープTを使用する際には、記録テープカートリッジ10をドライブ装置のバケット(図示省略)へ装填する。記録テープカートリッジ10がバケットに所定深さまで装填されると、該バケットは下降し、ドライブ装置の回転シャフト100がケース12のギヤ開口20に向って相対的に接近(上方へ移動)してリール28を保持する。具体的には、回転シャフト100は、その先端部に配設されたマグネット104によってリールプレート42を非接触で吸着保持しつつ、その駆動ギヤ102をリールギヤ38に噛み合わせる。
このリールギヤ38と駆動ギヤ102との噛合いに伴って、該駆動ギヤ102の歯先がリリースパッド64の各脚部66の先端(下端面)にそれぞれ当接し、圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗してリリースパッド64を上方に押し上げる。これにより、ピボット部50においてリリースパッド64に当接しているブレーキ部材46も上方に移動し、ブレーキ部材46の制動ギヤ46Aと係止突起44のギヤ歯44Aとの噛み合いが解除される。
回転シャフト100がさらに上方へ移動すると、圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗して、リール28がリリースパッド64、ブレーキ部材46と共に(相対位置を変化させないまま)上方に持ち上げられ、下フランジ34が環状リブ22から離間する。以上により、リール28は、ケース12内で浮上し該ケース12内面と非接触状態で回転可能となる。
また、バケットすなわち記録テープカートリッジ10のドライブ装置内での下降によって、ケース12の各位置決め孔24、26にそれぞれドライブ装置の位置決めピンが入り込むと共に、ケース12の各位置決め面24A、26Aにドライブ装置の位置決め面が当接する。これにより、ケース12がドライブ装置に対し、水平方向及び鉛直方向に位置決めされる。
すると、ドライブ装置の引出手段が、その引出ピン(図示省略)をリーダブロック30の係合凹部30Aに係合させつつ、該リーダブロック30をケース12から抜き出してドライブ装置の巻取リールに誘導する。さらに、リーダブロック30は、巻取リールに嵌入されて円弧面30Bが磁気テープTを巻き取る巻取面の一部を構成する。この状態で、リーダブロック30が巻取リールと一体に回転すると、磁気テープTが巻取リールのリールハブに巻き取られつつ開口18を通じてケース12から引き出される。
このとき、記録テープカートリッジ10のリール28は、リールギヤ38に噛み合う駆動ギヤ102によって伝達される回転シャフト100の回転力によって、巻取リールと同期して回転駆動されている。そして、ドライブ装置の所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッドによって、磁気テープTへの情報の記録、または磁気テープTに記録された情報の再生が為される。
またこのとき、リール28の回転に伴って、ケース12に対し回転不能であるブレーキ部材46のピボット部50は、リール28と共にケース12に対し回転するリリースパッド64の摺接突部68に圧縮コイルスプリング60の付勢力によって押し付けられつつ、該摺接突部68と摺接している。
一方、磁気テープTがリール28に巻き戻されてリーダブロック30がケース12の開口18近傍に保持されると、記録テープカートリッジ10が装填されたバケットを上昇させる。すると、リールギヤ38と駆動ギヤ102との噛合が解除されると共に駆動ギヤ102とリリースパッド64の脚部66との当接が解除され、該リリースパッド64が圧縮コイルスプリング60の付勢力によってブレーキ部材46と共に(当接状態を維持しつつ)下方へ移動する。
これにより、リリースパッド64の各脚部66がその先端をリールギヤ38の歯先と略一致させるまでそれぞれ挿通孔40から突出すると共に、ブレーキ部材46の制動ギヤ46Aが係止突起44のギヤ歯44Aと噛み合う。すなわち、ブレーキ部材46がリール28の回転を阻止する回転ロック位置へ復帰する。また、リール28も下方へ移動し、圧縮コイルスプリング60の付勢力によって環状リブ22に押し付けられつつリールギヤ38をギヤ開口20から露出させる初期状態に復帰する。
この状態で、記録テープカートリッジ10は、バケットすなわちドライブ装置から排出される。
ここで、記録テープカートリッジ10では、ブレーキ部材46が解除位置に位置するとき、すなわちリール28が回転するときの圧縮コイルスプリング60の荷重長L、及び、ピボット部50と摺接突部68との動摩擦係数μが、μ×L≦0.4を満たすように設定されているため、すなわち動摩擦係数μを0.1として荷重長Lを4.0mm以下の2.9mmに設定しているため、リール28回転時のピボット部50と摺接突部68との摺接に伴うブレーキ部材46の自励振動が抑制される。
すなわち、荷重長Lと動摩擦係数μとの関係μ×L≦0.4は、上記の通り、ケース12、ブレーキ部材46、及び圧縮コイルスプリング60にて構成される振動系において、リール28の回転に伴うブレーキ部材46の自励振動が発振するか減衰するかを判別するための安定判別式であり、この安定判別式の関係を満たさないときには、リール28の回転に伴うピボット部50と摺接突部68との摺接によってブレーキ部材46は自励振動の振幅が時間経過と共に増加する発振状態となるが、上記安定判別式の関係を満たすときには、ブレーキ部材46の自励振動が減衰することが判っている。そして、本実施の形態では、この知見に基づいて、上記の通り動摩擦係数μが0.1であるのに対し荷重長Lを2.9mmに設定して安定判別式を満たすようにしているため、上記ブレーキ部材46の自励振動が減衰して、該ブレーキ部材46の振動がなくなるか、振幅が著しく減少する。
より具体的に説明すると、ブレーキ部材46の自励振動は、図7(A)に模式図にて示される如く、リリースパッド64との摺接点Sが回転中心C(ブレーキ部材46とリリースパッド64との相対回転の中心)に対して水平方向(リリースパッド64の回転面に沿う方向)に距離ΔXだけずれた場合に生じ易い。なお、図7(A)では、摩耗により摺接部位の状態や形状が変化した場合(ずれが生じ易い場合)を誇張して示しているが、ブレーキ部材46やリリースパッド64、リール28、回転シャフト100等の寸法誤差や組付誤差等によって、上記ΔXのずれが生じる場合もある。そして、図7(B)は、動摩擦係数μを0.1に固定した場合のずれ量ΔXに対する安定判別値Dの関係を示す線図(計算結果)である。安定判別値Dは、0を超える場合(D>0)が不安定状態でブレーキ部材46が発振することに対応しており、0以下の場合(D≦0)が安定でありブレーキ部材46の自励振動が減衰することに対応している。
この図から明らかなように、荷重長Lが2.9mmの構成、すなわちμ×L≦0.4の構成では、ずれ量ΔXの全範囲に亘り安定であり、ブレーキ部材46の自励振動が減衰する。また、荷重長Lが2.9mmよりも小さい2.0mmである構成では、当然にずれ量ΔXの全範囲に亘り安定であり、ブレーキ部材46の自励振動が減衰することが判る。一方、比較のために示した荷重長Lが7.15mmの構成、すなわちμ×L=0.715>0.4の構成では、ずれ量ΔXの全範囲に亘り不安定でブレーキ部材46の自励振動が生じてしまう(ブレーキ部材46が発振する)ことが判る。
そして、上記安定判別式の上限に対応する荷重長Lが4.0mm(μ×L=0.4)の構成では、ずれ量ΔXの全範囲に亘り安定であり、ブレーキ部材46の自励振動が減衰することが判る。そして、図7(B)に示す線図は、ケース12、ブレーキ部材46、及び圧縮コイルスプリング60にて構成される振動系における(振動系全体としての)減衰率を略0.01と、実機において通常想定される値を用いて安定判別を行なった結果であるが、上記振動系の減衰率を0.005近傍まで小さく見積っても上記安定判別式を満たす範囲で安定判別値Dが0以下で安定となることが確かめられている(図示省略)。
さらに、上記振動系の減衰率を0.01または0.005とした何れの場合の実測においても、荷重長L=4.0mm、荷重長L=2.9mmの各条件で、ブレーキ部材46の自励振動が防止されることを確認した。したがって、上記安定判別式を満たすことにより実機においても十分な自励振動防止(抑制)効果が得られる。なお、ブレーキ部材46を樹脂材にて構成する本実施の形態では、上記振動系の減衰率は、0.01程度である。
また、図7(B)に示す線図は、各荷重長Lである圧縮コイルスプリング60によってブレーキ部材46がリリースパッド64に押し付けられる荷重を、それぞれ略4Nとした場合の計算結果であるが、これらの荷重長Lをそれぞれ一定のまま押付荷重を上下させた場合も、図7(B)に示す線図にほぼ一致する線図が得られた(図示省略)。したがって、上記安定判別式は、圧縮コイルスプリング60のばね定数や自然長には影響されず成り立つものであることが確かめられている。
以上説明したように、記録テープカートリッジ10では、上記安定判別式を満たしているため、回転中心Cに対する摺接点Sのずれ量ΔXの大きさに依らず、ブレーキ部材46の自励振動が防止または抑制される。したがって、仮にピボット部50と摺接突部68との摺接部位に摩耗が生じ、摺接点Sが回転中心Cに対してずれた場合、すなわちブレーキ部材46の自励振動が生じ易い状態となった場合であっても、本実施の形態に係る記録テープカートリッジ10では、ブレーキ部材46の自励振動が防止または抑制される。
これにより、記録テープカートリッジ10では、リール28の回転に伴い圧縮コイルスプリング60の付勢力が変動することが抑制され、換言すれば、該変動する付勢力が起振力としてケース12やリール28に伝達されることが抑制され、磁気テープTを安定して走行(引出しまたは巻戻し)させることができる。
このように、本実施の形態に係る記録テープカートリッジでは、ケース12に弾性的に支持されたブレーキ部材46がリール28と共に回転するリリースパッド64と摺接することで生じる振動を抑制することができる。また、圧縮コイルスプリング60の荷重長Lと動摩擦係数μとの設定によってブレーキ部材46の自励振動を防止または抑制することができるため、例えば振動減衰部材等を設ける構成と比較して、部品点数が増加することがなく製造コストを削減することが可能である。
なお、図7(B)に示すように上記ずれ量ΔXが所定値よりも大きくなると、自励振動に対する安定性は増すが、強制振動が生じることが懸念されるため、意図的に(設計として)ずれ量ΔXを大きく設定することは好ましくない。
(ロック機構の変形例)
次に、本実施の形態の変形例について説明する。なお、上記実施の形態と基本的に同一の部品・部分については、上記実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図8には変形例に係るロック機構80が分解斜視図にて示されており、図9にはロック機構80が断面図にて示されている。これらの図に示される如く、ロック機構80は、リリースパッド64に代えて解除部材としてのクラッチ部材82を備える点で、ロック機構45とは異なる。以下、具体的に説明する。
ロック機構80によってケース12に対する回転が阻止されるリール28は、挿通孔40に代えて、クラッチ部材82を外部から操作可能に保持するクラッチ用ボス部84を備えている。クラッチ用ボス部84は、略円筒状に形成され、リールハブ32の底部32Bの軸心部から上方に突設されており、その内部が底部32Bをも板厚方向に貫通する貫通孔84Aとされている。そして、本変形例に係るリールプレート42の軸心部には、貫通孔84Aに対応して透孔42Aが設けられている。また、貫通孔84Aの径方向外側には、それぞれ3つの回転規制溝84B、ストッパ溝84Cが連設されている。各回転規制溝84B、ストッパ溝84Cの下部は閉塞されており、ストッパ溝84Cの方が回転規制溝84Bよりも上下方向に浅い構成とされている。さらに、底部32Bの上面からは、係止突起44に代えて、制動ギヤ46Aに噛み合い可能な係合ギヤ86が同軸的な環状に形成されている。なお、図8では、上フランジ36の図示を省略している。
ロック機構80を構成する「被押付部材」としてのブレーキ部材88は、円板部48に代えて、上部が閉塞された略有低円筒状の本体部90を備えており、該本体部90の底部上面に十字突起52及びばね受け凹部54が設けられている。本体部90の内径は、クラッチ用ボス部84の外径よりも十分に大とされている。また、本体部90の底部下面からピボット部50が突設されている。ピボット部50は、本体部90の下端よりも突出しない構成とされている。さらに、本体部90の軸線方向中間部からは環状板部92が径方向外側に延設されており、この環状板部92の下面に制動ギヤ46Aが設けられている。
そして、ロック機構80では、ブレーキ部材88が解除位置に位置するときの圧縮コイルスプリング60の荷重長L(ばね座62の下面と、ばね受け凹部54の底面である本体部90の上面との距離)が、2.9mm(4.0mm以下)とされている。このブレーキ部材88は、樹脂成形によって全体として一体に形成されている。
クラッチ部材82は、リール28のクラッチ用ボス部84内を軸線方向に摺動可能な略円柱状に形成された本体部94を備えており、本体部94は、その下端面が回転シャフト120の解除押圧部122に押圧される操作面94Aとされている。一方、本体部94の上端面は、ブレーキ部材88のピボット部50が当接する摺接面94Bとされている。また、本体部94の上部からは、それぞれ3つの回転規制リブ96及び着座リブ98が径方向外側に延設されている。クラッチ部材82は、樹脂成形によって全体として一体に形成されており、その摺接面94Bとブレーキ部材88のピボット部50との動摩擦係数μが略0.1とされている。
このクラッチ部材82は、本体部94がクラッチ用ボス部84の貫通孔84A(透孔42A)に入り込んで下方に突出した状態で、各回転規制リブ96がそれぞれ異なる回転規制溝84Bに入り込むと共に、各着座リブ98がそれぞれ異なるストッパ溝84Cに入り込んでいる。そして、ブレーキ部材88が制動ギヤ46Aを係合ギヤ86に噛み合わせる回転ロック位置に位置するときに、各着座リブ98がストッパ溝84Cの下部閉塞端に突き当たるようになっている。これにより、クラッチ部材82は、リール28からの脱落が阻止されると共に、該リール28に対し常に一体に回転するように、かつ回転ロック位置から上方への移動及び復帰可能に保持されている。
ドライブ装置の回転シャフト120は、駆動ギヤ102、マグネット104、及び軸心部に設けられ駆動ギヤ102をリールギヤ38に噛み合わせる動作に伴ってクラッチ部材82の操作面94Aを上方に押圧する解除押圧部122を備えて構成されている。
したがって、本変形例に係るロック機構80を備えた記録テープカートリッジでは、不使用時にはブレーキ部材88の制動ギヤ46Aがリール28の係合ギヤ86に噛み合わされてリール28のケース12に回転が阻止される。そして、磁気テープTを使用する際には、バケットの下降により駆動ギヤ102をリールギヤ38に噛み合わせる動作に伴って、クラッチ部材82が操作面94Aにおいて回転シャフト120の解除押圧部122に押圧される。これにより、クラッチ部材82は、圧縮コイルスプリング60の付勢力に抗して上方に押し上げられ、ピボット部50においてクラッチ部材82に当接しているブレーキ部材88も上方に移動し(解除位置へ移動し)、ブレーキ部材88の制動ギヤ46Aと係合ギヤ86との噛み合いが解除される。
そして、回転シャフト120の回転が伝達されてリール28が回転すると、ケース12に対し回転不能であるブレーキ部材88のピボット部50は、リール28と一体に回転するクラッチ部材82の摺接面94Bに圧縮コイルスプリング60の付勢力によって押し付けられつつ、該摺接面94Bと略転接触状態で摺接する。
ここで、本変形例に係る構成では、ブレーキ部材88の荷重長Lが2.9mmとされると共に、ピボット部50と摺接面94Bとの動摩擦係数μが0.1であるため、μ×L≦0.4の安定判別式を満たし、上記実施の形態と全く同様に、ブレーキ部材88の自励振動を防止または抑制することができる。すなわち、本変形例に係る構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態及び変形例では、動摩擦係数μが0.1、荷重長Lが2.9mmである構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、安定判別式μ×L≦0.4を満たす範囲で動摩擦係数μ及び荷重長Lを適宜変更可能であることは言うまでもない。したがって、ブレーキ部材46、88、リリースパッド64、クラッチ部材82は、全体が樹脂材により成る構成(動摩擦係数μが略0.1である構成)に限定されることはなく、例えば、全体または一部(例えば、相手方との摺接部位)が金属材等の樹脂材以外の材料を適宜選択して構成することができる。この場合、ケース12、ブレーキ部材46(88)、及び圧縮コイルスプリング60にて構成される振動系の減衰率が0.005以上であることが望ましく、0.01程度であることがより望ましい。
また、上記実施の形態及び変形例では、ケース12にばね座62(嵩上げ部)を設けることで、リール28の回転時における圧縮コイルスプリング60の荷重長Lを4.0mm以下とする(安定判別式を満たす)構成としたが、本発明はブレーキ部材46やケース12の形状(構成)によって限定されることはない。したがって、例えば、ブレーキ部材46の円板部48から上方に突出したばね座(嵩上げ部)を設けることで荷重長Lを4.0mm以下としても良く、他の構成によって安定判別式を満たすようにしても良い。
また、上記実施の形態及び変形例では、弾性部材として圧縮コイルスプリング60を備えた好ましい構成としたが、本発明における弾性部材は、リール28を回転する際にケースと被押付部材との間に圧縮状態で位置し、被押付部材をリール28またはリール28と共に回転する部材に押し付けるものであれば足りる。したがって、例えば、弾性部材として略「く」字状に形成された板ばね等を採用することも可能である。また、本発明における弾性部材は、常に圧縮状態である(ブレーキ部材46、リール28のガタつきを防止する)好ましい構成には限定されず、リール28が回転しないときには自然状態であっても良い。
さらに、上記実施の形態及び変形例では、ブレーキ部材46、88が記録テープカートリッジ10の構成部品であるリリースパッド64、クラッチ部材82と摺接する構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ブレーキ部材46、88が回転シャフト100の構成部品(部分)と摺接する構成に適用しても良い。したがって、例えば、図10に示される制動部材220におけるピボット部223の先端と天板202B(ばね座62)との距離である荷重長Lと、ピボット部223と解除部212Bとの動摩擦係数μとが、上記安定判別式を満たすようにしても良い。
さらにまた、上記実施の形態及び変形例では、ロック機構45、80に本発明を適用した例を示したが、本発明は、ケース12に対し弾性的に支持されると共にリール28の回転に伴って該リール28またはリール28と共に回転する部材(部分)と摺接する被押付部材を有する構成であれば、該被押付部材が如何なる構成(形状)や用途を有するものであっても適用することができる。したがって、例えば、図14及び図15に示される如き2リールの記録テープカートリッジ270において、リール274を回転する際の圧縮コイルスプリング282の荷重長Lと、リールホルダ280とピボット部277との動摩擦係数μとが、上記安定判別式を満たすようにしても良い。
また、上記の実施の形態では、ブレーキ部材46、88がリリースパッド64、クラッチ部材82と略点接触状態で摺接する構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ブレーキ部材46等とリリースパッド64等とが互いに平坦面や球面、円錐面等の面接触状態で摺接しても良い。
さらに、上記の実施の形態では、記録テープカートリッジ10がリーダブロック30を有する構成を例示したが、本発明は、ケース12の形状、磁気テープTの引出構造(リーダ部材の構成)、開口18の開閉構造等によって限定されるないことは言うまでもない。したがって、例えば、記録テープカートリッジ10は、磁気テープTの先端にリーダ部材として小円柱状のリーダピンが取り付けられた構成としても良く、開口18を開閉する遮蔽部材(所定の直線または円弧に沿って移動するスライドドア等)を有する構成としても良い。
さらにまた、上記の実施の形態では、記録テープとして磁気テープTを用いた構成としたが、本発明はこれに限定されず、記録テープは情報の記録及び記録した情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体として把握されるものであれば足り、本発明に係る記録テープカートリッジが如何なる記録再生方式の記録テープにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの外観を示す図であって、(A)は上方から見た斜視図、(B)は下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジにおけるリールの回転ロック時の断面図である。 本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジにおけるリールの回転ロック解除時の断面図である。 本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジを構成するロック機構を示す上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジを構成するロック機構を示す下方から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジを構成するロック機構を拡大して示す断面図である。 (A)はブレーキ部材の自励振動発生メカニズムを説明するための模式図、(B)は中心線高さ毎の振動安定性を示す線図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るロック機構を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るロック機構を示す断面図である。 従来の第1の記録テープカートリッジを示す断面図である。 従来の第2の記録テープカートリッジを示す断面図である。 従来の第2の記録テープカートリッジを構成するロック機構の分解斜視図である。 従来の第3の記録テープカートリッジを示す断面図である。 従来の第4の記録テープカートリッジを示す分解斜視図である。 従来の第4の記録テープカートリッジを構成するリールホルダの支持状態を示す断面図である。
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
28 リール
46 ブレーキ部材(被押付部材)
60 圧縮コイルスプリング(弾性部材)
64 リリースパッド(リールと共に回転する部材)
82 クラッチ部材(リールと共に回転する部材)
88 ブレーキ部材(被押付部材)
T 磁気テープ(記録テープ)

Claims (1)

  1. 記録テープを巻き回したリールと、
    前記リールを回転可能に収容するケースと、
    前記ケースに回転不能に支持され、前記リールに対し該リールの軸線方向に沿って接離可能な被押付部材と、
    前記ケースと前記被押付部材と間に設けられ、前記リールを回転する際に、圧縮状態で、前記被押付部材を前記リールまたは該リールと共に回転する部材の回転中心近傍に押し付ける弾性部材と、
    を備え、
    前記リールを回転する際における該リールの軸線方向に沿った前記弾性部材の長さをL(mm)、前記被押付部材と前記リールまたは該リールと共に回転する部材との動摩擦係数をμとしたときに、μ×L≦0.4である、
    ことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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