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JP2005195904A - プロジェクタ、プロジェクタ制御方法、及びプログラム - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクタ制御方法、及びプログラム Download PDF

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JP2005195904A JP2004002487A JP2004002487A JP2005195904A JP 2005195904 A JP2005195904 A JP 2005195904A JP 2004002487 A JP2004002487 A JP 2004002487A JP 2004002487 A JP2004002487 A JP 2004002487A JP 2005195904 A JP2005195904 A JP 2005195904A
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Kazunori Hiramatsu
和憲 平松
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Abstract

【課題】発表者にまぶしくないように投影画像の光量を低減させるプロジェクタを提供する。
【解決手段】投影画像を投影手段によってスクリーンに投影するプロジェクタであって、スクリーンを撮像するカメラと、カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断手段と、投影手段に、撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる光量低減手段と、投影手段が投影画像を投影するフレームレートよりも小さいフレームレートでカメラにスクリーンを撮像させる撮像手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ、プロジェクタ制御方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、投影画像をスクリーンに投影するプロジェクタに関する。
従来、投影画像をスクリーンに投影するプロジェクタにおいて、当該プロジェクタに外部の装置から入力された画像を、投影画像に付加して投影するプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−356405号公報(第9図)
そしてプロジェクタの利用者は、投影画像が投影されている最中に、スクリーンとプロジェクタの間に立って、説明を行う場合がある。このような場合、利用者に対しても投影画像が投影されるため、利用者にとって、その光がまぶしいという課題があった。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるプロジェクタを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、投影画像を投影手段によってスクリーンに投影するプロジェクタであって、スクリーンを撮像するカメラと、カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断手段と、投影手段に、撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる光量低減手段とを備える。スクリーンは、書き込みが行われた場合であっても全体としてほぼ白色であるので、基準値を予め適切に定めることにより、明暗判断手段は、撮像画像において人が写っている領域を、基準値より暗い領域と判断することができる。そして本発明のプロジェクタは、人が写っているこの領域と同じ投影画像の領域の光量を低減させるので、プロジェクタの利用者は、プロジェクタからの光をまぶしく感じることなく、スクリーンとプロジェクタの間に立って、スクリーンに投影されている投影画像についての説明を行うことができる。
明暗判断手段は、予め定められた基準値を、スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定めてよい。ここで基準値が固定された値であると、外光が変化したりプロジェクタとスクリーンとの設置距離が変化することにより、プロジェクタが撮像画像を撮像する場合のスクリーンの明るさが変化することがあるので、光量を低減したい領域を、暗い領域であると判断できないことがある。しかし、本発明におけるプロジェクタは、スクリーン全体を撮像した画像の画素値の平均値を、暗い領域が有るか否かを判断する基準値とするので、スクリーンの明るさが変化した場合であっても、撮像画像における暗い領域を適切に判断することができる。
上記プロジェクタは、投影手段が投影画像を投影するフレームレートよりも小さいフレームレートでカメラにスクリーンを撮像させる撮像手段を更に備え、撮像手段は、投影手段に、撮像手段がスクリーンを撮像している間は、スクリーン全体に均一な光を投影してもよい。このように本発明におけるプロジェクタは、スクリーンを撮像する場合に、均一な光をスクリーンへ投影するので、真っ暗な部屋であっても、撮像画像を適切に取得できる。また本発明におけるプロジェクタは、投影画像のフレームレートよりも小さなフレームレートで均一な光を投影することにより、スクリーンを撮像するので、均一な光を投影することによりスクリーンへ本来投影するべき投影画像が見づらくなることを防止することができる。
また、カメラが撮像した撮像画像において、明暗判断手段が予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断した場合に、光量低減手段は、投影手段に、撮像画像の暗い領域に対応する領域に光を投影させなくてもよい。これによりプロジェクタの光が利用者には投影されないので、本発明のプロジェクタの利用者は、まぶしく感じることなくスクリーンに投影されている投影画像についての説明を行うことができる。
本発明の第2の形態は、投影画像をスクリーンに投影する投影手段及びスクリーンを撮像するカメラを有するプロジェクタを制御するプロジェクタ制御方法であって、カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断ステップと、投影手段に、撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる光量低減ステップとを備える。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
明暗判断ステップは、予め定められた基準値を、スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定めてもよい。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第3の形態は、投影画像をスクリーンに投影する投影手段及びスクリーンを撮像するカメラを有するプロジェクタに働きかけるプログラムであって、カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断手段と、投影手段に、撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる光量低減手段とを備える。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
明暗判断手段は、予め定められた基準値を、スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定めてもよい。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタ10の利用形態を示す。プロジェクタ10は、投影画像を出力するPC(パーソナルコンピュータ)20に接続され、例えばパワーポイント(登録商標)等のプレゼンテーションソフトウエアで作成された投影画像を、スクリーン40に表示する。利用者300は、投影画像を用いて発表を行い、例えば筆記具302を用いてスクリーン40に、書き込み450を直接書き込みながら、投影画像の内容についての説明を行う。
しかしながら利用者300は、投影画像が投影されている最中に、スクリーン40とプロジェクタ10との間に立って、説明を行う場合がある。このような場合、利用者300に対しても投影画像が投影されるため、利用者300にとって、その光がまぶしいという課題がある。そこで本発明におけるプロジェクタ10は、利用者300に対応する領域45に投影する光量を低減させることにより、上記課題を解決することを目的とする。
図2は、プロジェクタ10のブロック図の一例を示す。プロジェクタ10は、投影手段100、カメラ142、撮像手段140、明暗判断手段150、光量低減手段160及びタイミング発生器240を備える。
投影手段100は、R光源112、G光源114、B光源116、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、B液晶シャッタ126、投影光生成手段120、結合プリズム128、および光学系130を有する。R光源112、G光源114、およびB光源116のそれぞれは、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126のそれぞれを透過すべき光を発生する白色光源である。
R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126のそれぞれは、複数の画素に区切られた液晶パネルであり、投影光生成手段120の指示に応じて、投影画像の赤色成分、緑色成分、および青色成分である赤色画像、緑色画像、および青色画像のそれぞれを表示する。これにより、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126は、投影画像を表示する。また、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126には、それぞれ、赤色フィルタ、緑色フィルタ、および青色フィルタが貼り付けられており、R光源112からの光、G光源114からの光、B光源116からの光に応じて、赤色画像の投影光、緑色画像の投影光、および青色画像の投影光を、それぞれ生成する。
投影光生成手段120は、カラービデオ信号等の電子データをPC20から受け取り、受け取った電子データに基づき、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126を画素毎に開閉させる。これにより投影光生成手段120は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126に、赤色画像、緑色画像、および青色画像を表示させる。結合プリズム128は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、B液晶シャッタ126から受け取る赤色画像、緑色画像、および青色画像の投影光を結合してカラーの投影光を生成して、光学系130に供給する。
光学系130は、投影画像をスクリーン40上に投影するための光学系であり、投影レンズ134およびハーフミラー132を有する。投影レンズ134は、結合プリズム128により生成されたカラーの投影光を、ハーフミラー132を介して受け取り、スクリーン40に結像させる。これにより、光学系130は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126を透過した光をスクリーン40上に照射する。そして、光学系130は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126に表示された投影画像を、スクリーン40上に投影する。ハーフミラー132は、結合プリズム128から受け取る光を、投影レンズ134に向けて透過する。また、ハーフミラー132は、投影レンズ134を介してスクリーン40から入射する光を、カメラ142に向けて反射する。
カメラ142は、光学系130の投影レンズ134を通って、ハーフミラー132により反射されたスクリーン40の像を撮像する。本例におけるカメラ142はCCD撮像素子を有するが、このCCD撮像素子はモノクロCCD撮像素子である。尚、他の例においては、カメラ142は、カラーCCD撮像素子を有してもよい。
タイミング発生器240は、所定の間隔のタイミングを発生させ、発生させたタイミングを、撮像すべきタイミングとして撮像手段140へ与える。またタイミング発生器240は、PC20からカラービデオ信号等の電子データとして投影画像を受け取り、投影画像が投影されるタイミングを、撮像手段140へ与える。尚、タイミング発生器240は、受け取った投影画像の信号から撮像すべきタイミングを発生させてもよい。
撮像手段140は、タイミング発生器240より受け取ったタイミングに基づいて投影光生成手段120およびカメラ142を制御し、スクリーン40の撮像画像を取得する。本例において撮像すべきタイミングになると、撮像手段140は投影光生成手段120にスクリーン40への画像の投影を一時中断させ、代わりにスクリーン40全体に均一な光を投影させる。そして撮像手段140は、カメラ142にスクリーン40を撮像させる。これにより撮像手段140は、撮像画像を取得し、取得した撮像画像を明暗判断手段150へ出力する。
明暗判断手段150は、撮像手段140より受け取った撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する。そして明暗判断手段150は、撮像画像において暗いと判断した領域を、光量低減手段160へ通知する。
光量低減手段160は、PC20より投影画像を受信している。そして光量低減手段160は、投影手段100に、明暗判断手段150から受け取った撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる。
スクリーン40は、書き込みが行われた場合であっても全体としてほぼ白色であるので、撮像画像において人が写っている領域は基準値より暗い領域となる。本発明のプロジェクタ10は、人が写っている領域と同じ投影画像の領域の光量を低減させるので、プロジェクタ10の利用者300は、プロジェクタ10の光をまぶしく感じることなく、スクリーン40とプロジェクタ10との間に立って、スクリーン40に投影されている投影画像についての説明を行うことができる。
図3は、プロジェクタ10の動作の一例を示すフローチャートである。利用者300により発表が開始されると、投影光生成手段120、光量低減手段160、およびタイミング発生器240は、PC20からカラービデオ信号等の電子データとして投影画像を受信する(S100)。ここでタイミング発生器240は、受信した投影画像のフレームレートを検知し、投影画像のフレームレートよりも小さい間隔のタイミングを発生させる。そしてタイミング発生器240は、発生させたタイミングを、スクリーン40を撮像すべきタイミングとして撮像手段140へ与える。
そして、撮像すべきタイミングではない場合(S105 NO)、撮像手段140は、投影光生成手段120に、PC20から受信した投影画像をスクリーン40に投影させ(S110)、フローチャートの処理はS100へ戻る。撮像すべきタイミングである場合(S105 YES)、撮像手段140は撮像画像を取得し(S115)、取得した撮像画像を明暗判断手段150へ出力する。明暗判断手段150は、撮像手段140より受け取った撮像画像に、予め定められた基準値よりも暗い領域があるか否かを判断する(S120)。そして発表が終了していない場合(S125 NO)、光量低減手段160は、投影手段100に、明暗判断手段150から受け取った撮像画像の暗い領域と同じ領域の投影画像の光量を低減させる(S130)。発表が終了した場合(S125 YES)、本フローチャートの処理は終了する。
図4は図3で示したS115の動作の一例を示すフローチャートである。S105において撮像手段140は、撮像すべきタイミングをタイミング発生器240より受け取る。すると撮像手段140は、投影光生成手段120を制御して、投影画像の投影を一時中断させる(S200)。そして撮像手段140は、投影光生成手段120に、スクリーン40全体に均一な光を投影させる(S205)。投影手段100が均一な光をスクリーン40へ投影している間に、撮像手段140はカメラ142にスクリーン40全体を撮像させ(S210)。そして撮像手段140は、取得した撮像画像を明暗判断手段150へ出力し、本フローチャートの処理は、図3におけるS120へ進む。このように本発明におけるプロジェクタ10は、スクリーン40を撮像する場合に、均一な光をスクリーンへ投影するので、真っ暗な部屋であっても、撮像画像を適切に取得できる。
尚、撮像手段140に対して与えられる撮像すべきタイミングは、投影画像におけるフレーム間に与えられてもよいし、投影画像の1つのフレーム内における垂直走査のタイミングや水平走査のタイミングの間に与えられてもよいし、投影されるべき投影画像のフレームを間引いて、その間引いたフレームのタイミングに与えられてもよい。
図5は、図3に示したS120の動作の一例を示すフローチャートである。明暗判断手段150は、受け取った撮像画像の画素値の平均値を算出する(S300)。これにより明暗判断手段150は算出した平均値を、暗い領域が有るか否かの判断の基準値とする。そして明暗判断手段150は、撮像画像における各画素毎に、各画素の画素値と算出した平均値とを比較する。画素値が平均値よりも小さい場合(S305 YES)、光量低減手段160は、その画素を暗い領域と判断する(S310)。画素値が平均値よりも大きい場合(S305 NO)、明暗判断手段150は、その画素を暗い領域であるとは判断せずに、本フローチャートの処理は、図3におけるS125へ進む。
ここで基準値が固定された値であると、外光が変化したりプロジェクタ10とスクリーン40との設置距離が変化することにより、プロジェクタ10が撮像画像を撮像する場合のスクリーン40の明るさが変化することがあるので、光量を低減したい領域を、暗い領域であると判断できないことがある。しかし、本発明におけるプロジェクタ10は、スクリーン40全体を撮像した画像の画素値の平均値を、暗い領域が有るか否かを判断する基準値とするので、スクリーン40の明るさが変化した場合であっても、撮像画像における暗い領域を適切に判断することができる。
また本発明におけるプロジェクタ10は、投影画像のフレームレートよりも小さなフレームレートで均一な光を投影することにより、スクリーン40を撮像するので、均一な光を投影することによりスクリーンへ本来投影するべき投影画像が見づらくなることを防止することができる。
尚、本例において明暗判断手段150が、撮像画像において予め定められた基準値よりも暗い領域が有ると判断した場合、光量低減手段160は、投影光生成手段120に、撮像画像の暗い領域に対応する領域の光量を低減させたが、他の例においては、対応する領域に光を投影させなくてもよい。また本例において、撮像手段140が撮像画像を取得する毎に、明暗判断手段150は、取得された撮像画像の画素値の平均値を、暗い領域があるか否かの判断を行うための基準値としたが、他の例においては、撮像手段140が、書き込みが行われる前のスクリーン40を撮像することで取得される撮像画像の画素値の平均値を、基準値としてもよい。
図6は、PC20におけるハードウェア構成の一例を示す。PC20は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、グラフィックコントローラ1075、及び表示装置1080を有するCPU周辺部と、I/Oコントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信I/F1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、I/Oコントローラ1084に接続されるROM1010、FD(フレキシブルディスク)ドライブ1050、及びI/Oチップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
I/Oコントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信I/F1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060とを接続する。通信I/F1030は、ファイバチャネル等のネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、PC20が使用するプログラム及びデータをそれぞれ格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してI/Oチップ1070に提供する。
また、I/Oコントローラ1084には、ROM1010と、FDドライブ1050やI/Oチップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、PC20の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、PC20のハードウェアに依存するプログラム等をそれぞれ格納する。FDドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してI/Oチップ1070に提供する。I/Oチップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
PC20に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、I/Oチップ1070及び/又はI/Oコントローラ1084を介して、記録媒体から読み出されPC20にインストールされ、RAM1020に読み出され、そして実行される。
PC20にインストールされて実行されるプログラムは、投影手段100、撮像手段140、明暗判断手段150、および光量低減手段160のそれぞれを機能させる。プログラムが、PC20上で動作した場合にプロジェクタ10に働きかけて行わせる動作は、図1から図5において説明したプロジェクタ10における、対応する部材の動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをPC20に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の実施形態に係るプロジェクタ10の利用形態を示す図である。 プロジェクタ10のブロック図の一例を示す図である。 プロジェクタ10の動作の一例を示すフローチャートである。 図3で示したS115における動作の一例を示すフローチャートである。 図3で示したS120における動作の一例を示すフローチャートである。 PC20におけるハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・プロジェクタ、20・・・PC、40・・・スクリーン、45・・・領域、300・・・利用者、302・・・筆記具、100・・・投影手段、112・・・R光源、114・・・G光源、116・・・B光源、120・・・投影光生成手段、122・・・R液晶シャッタ、124・・・G液晶シャッタ、126・・・B液晶シャッタ、128・・・結合プリズム、130・・・光学系、132・・・ハーフミラー、134・・・投影レンズ、140・・・撮像手段、142・・・カメラ、150・・・明暗判断手段、160・・・光量低減手段、240・・・タイミング発生器、450・・・書き込み、1000・・・CPU、1010・・・ROM、1020・・・RAM、1030・・・通信I/F、1040・・・ハードディスクドライブ、1050・・・FDドライブ、1060・・・CD−ROMドライブ、1070・・・I/Oチップ、1075・・・グラフィックコントローラ、1080・・・表示装置、1082・・・ホストコントローラ、1084・・・I/Oコントローラ、1090・・・フレキシブルディスク、1095・・・CD−ROM

Claims (8)

  1. 投影画像を投影手段によってスクリーンに投影するプロジェクタであって、
    前記スクリーンを撮像するカメラと、
    前記カメラが撮像した前記撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断手段と、
    前記投影手段に、前記撮像画像の前記暗い領域と同じ領域の前記投影画像の光量を低減させる光量低減手段と
    を備えるプロジェクタ。
  2. 前記明暗判断手段は、前記予め定められた基準値を、前記スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定める請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記投影手段が前記投影画像を投影するフレームレートよりも小さいフレームレートで前記カメラに前記スクリーンを撮像させる撮像手段を更に備え、
    前記撮像手段は、前記投影手段に、前記撮像手段が前記スクリーンを撮像している間は、前記スクリーン全体に均一な光を投影させる請求項1に記載のプロジェクタ。
  4. 前記光量低減手段は、前記投影手段に、前記撮像画像の前記暗い領域と同じ前記領域に光を投影させない請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 投影画像をスクリーンに投影する投影手段及び前記スクリーンを撮像するカメラを有するプロジェクタを制御するプロジェクタ制御方法であって、
    前記カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断ステップと、
    前記投影手段に、前記撮像画像の前記暗い領域と同じ領域の前記投影画像の光量を低減させる光量低減ステップと
    を備えたプロジェクタ制御方法。
  6. 前記明暗判断ステップは、前記予め定められた基準値を、前記スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定める請求項5に記載のプロジェクタ制御方法。
  7. 投影画像をスクリーンに投影する投影手段及び前記スクリーンを撮像するカメラを有するプロジェクタに働きかけるプログラムであって、
    前記カメラが撮像した撮像画像において、予め定められた基準値よりも暗い領域が有るか否かを判断する明暗判断手段と、
    前記投影手段に、前記撮像画像の前記暗い領域と同じ領域の前記投影画像の光量を低減させる光量低減手段と
    を備えたプログラム。
  8. 前記明暗判断手段は、前記予め定められた基準値を、前記スクリーン全体を撮像した画像における画素値の平均値に基づいて定める請求項7に記載のプログラム。
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