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JP2005178291A - 表面処理装置及び画像記録装置 - Google Patents

表面処理装置及び画像記録装置 Download PDF

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JP2005178291A
JP2005178291A JP2003425598A JP2003425598A JP2005178291A JP 2005178291 A JP2005178291 A JP 2005178291A JP 2003425598 A JP2003425598 A JP 2003425598A JP 2003425598 A JP2003425598 A JP 2003425598A JP 2005178291 A JP2005178291 A JP 2005178291A
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弘 長手
Hiroaki Nakamura
博明 中村
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】 インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート及びハロゲン化銀写真用シートから選択されるいずれかのシート体に対し、1台の装置、1種類のシート体で、所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる表面処理装置及び該表面処理装置を備えた画像記録装置の提供。
【解決手段】 当接部材と、該当接部材にシート体を当接させた状態で加熱するシート体加熱手段と、前記加熱されたシート体を前記当接部材に当接させた状態で冷却するシート体冷却手段を有する表面処理ユニットと、該表面処理ユニットを選択することにより前記シート体に所望の表面性状を付与する表面性状選択手段を含むことを特徴とする表面処理装置及び該表面処理装置を備えた画像記録装置である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート及びハロゲン化銀写真用シートから選択されるいずれかのシート体に対し所望の表面性状を1台の装置、1種類のシート体を用いて複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる表面処理装置及び該表面処理装置を備えた画像記録装置に関するものである。
従来より、ハロゲン化銀写真方式、熱現像方式、インクジェット記録方式、感熱記録方式、及び電子写真方式等の各種方式による画像記録が盛んに行われてきている。従来においては、前記各種方式により得られた画像プリントの表面の光沢度を制御する技術についてはあまり知られていない。
ところで、特許文献1には、焼付露光された印画紙を現像処理してプリント写真を作製するプロセッサ部に加えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備えた写真作製装置が提案されている。この写真作製装置の面種加工部は、プリント写真の表面を所望の面種に加工する凹凸が表面に形成された加圧ローラと、この加圧ローラをプリント写真に押圧し得る状態にセットするシフト機構とを有している。その結果、印画紙を交換することなく、また、焼付露光を中断することなく、簡単に所望の面種を有するプリント写真を得ることができる。
しかしながら、前記特許文献1の写真作製装置における面種加工部は、所望の転写粗さを持つ加圧ローラを用いてプリント写真表面を加圧し、該加圧ローラ表面の凹凸をプリント写真に転写する構成となっており、前記写真作製装置の面種加工部は、ハロゲン化銀写真用シートのみに適応させたものである。また、複数面種の実現のためには面種数に応じた表面粗さを持ったローラを準備する必要があり、現実的には、面種変更は行われていないのが現状であった。
また、特許文献2〜5には、いずれも艶消し表面を形成する目的で表面面質を熱と圧力により熱塑性変形させるためにベルト及びローラを用いた画像形成方法が開示されているが、これらの場合にも、表面形状の異なるベルト及びローラに交換しないと画質変更ができず、1台の画像記録装置で異なる表面性状の表面処理を選択して行うことは困難であった。
したがって前記特許文献1〜5においては、画一的な表面処理しかできず、システムとしての汎用性がなく、作業効率、エネルギー効率の点で、十分満足できる性能を有するものではなかった。
特開平5−053288号公報 特許第3185254号公報 特開平2−162382号公報 特開2000−66466号公報 特開2001−125411号公報
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート及びハロゲン化銀写真用シートから選択されるいずれかのシート体に対し、1台の装置、1種類のシート体を用いて所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる表面処理装置、及び該表面処理装置を設けてなる画像記録装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 当接部材と、該当接部材にシート体を当接させた状態で加熱するシート体加熱手段と、前記加熱されたシート体を前記当接部材に当接させた状態で冷却するシート体冷却手段を有する表面処理ユニットと、該表面処理ユニットを選択することにより前記シート体に所望の表面性状を付与する表面性状選択手段を含むことを特徴とする表面処理装置である。該<1>に記載の表面処理装置においては、前記表面処理ユニットが、当接部材と、シート体加熱手段と、シート体冷却手段を有し、前記シート体加熱手段により表面処理されるシート体が加熱される。前記シート体冷却手段により前記シート体が冷却される。前記表面性状選択手段の作動により、前記シート体に所望の表面性状を付与する表面処理ユニットが選択され、前記シート体の表面性状が変更される。その結果、1台の装置、1種類のシート体で所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
<2> 当接部材が、ローラ、無端ベルト及びテクスチャーシートから選択されるいずれかである前記<1>に記載の表面処理装置である。
<3> 表面処理ユニットが複数並列配置され、該表面処理ユニットごとに異なる表面性状の無端ベルトを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択可能である前記<2>に記載の表面処理装置である。
<4> 表面処理ユニットが、2台以上並列配置された前記<3>に記載の表面処理装置である。
該<2>から<4>のいずれかに記載の表面処理装置においては、表面処理ユニットが、複数並列配置され、該表面処理ユニットごとに異なる表面性状の無端ベルトを有する。そして、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択することにより、1台の装置、1種類のシート体で所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
<5> 表面処理ユニットにおける無端ベルトが、シート体の搬送方向に沿って異なる表面性状に分割した表面分割部を有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記無端ベルトにおける表面分割部を選択可能である前記<2>に記載の表面処理装置である。
<6> 無端ベルトが、2つ以上の表面分割部を有する前記<5>に記載の表面処理装置である。
該<5>及び<6>のいずれかに記載の表面処理装置においては、表面処理ユニットが、シート体の搬送方向に沿って異なる表面性状に分割した表面分割部を含む無端ベルトを有する。そして、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択することにより、1台の装置、1種類のシート体で所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
<7> 表面処理ユニットが、シート体冷却手段の下流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記一対の加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかを選択可能である前記<1>から<2>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<8> 表面処理ユニットが、シート体加熱手段の上流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記一対の加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかを選択可能である前記<1>から<2>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<9> 一対の加熱ローラが、互いに表面性状の異なる2つ以上である前記<7>から<8>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<10> 加熱ローラにおける温度及び圧力の少なくともいずれかを変化させてシート体に付与する凹凸の高さを調節する前記<7>から<9>のいずれかに記載の表面処理装置である。
該<7>から<10>のいずれかに記載の表面処理装置においては、表面処理ユニットが、シート体冷却手段の下流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有するか、又はシート体加熱手段の上流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有する。そして、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択することにより、1台の装置、1種類のシート体で所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
<11> 表面性状が、光沢、マット、ラスタ及びエンボスから選択される少なくともいずれかである前記<1>から<10>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<12> 表面性状データを含むユーザー情報を提供するためのユーザー情報提供手段を有し、該ユーザー情報を表面性状選択手段に提供する前記<1>から<11>のいずれかに記載の表面処理装置である。該<12>に記載の表面処理装置は、ユーザー情報提供手段を更に有している。その結果、ユーザーの要望に応じて、1台の装置、1種類のシート体で所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
<13> シート体加熱手段が、無端ベルトと、該無端ベルトをその内側と外側とから圧接するように配置された一対の加熱ローラとを有してなる前記<1>から<12>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<14> シート体が基体上に、熱可塑性樹脂層と、画像記録層とを少なくとも有し、前記画像記録層表面及び前記熱可塑性樹脂層の画像記録層側の境界面に対し表面性状を転写する前記<1>から<13>のいずれかに記載の表面処理装置である。
<15> シート体加熱手段により熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度以上に加熱する前記<14>に記載の表面処理装置である。該<15>に記載の表面処理装置においては、シート体加熱手段により、前記シート体の熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度以上に加熱する。これにより、熱可塑性樹脂層の表面(界面)が塑性変形し易い状態となり、比較的低い加圧力であっても凹凸形成手段の凹凸形状パターンを熱可塑性樹脂層に加圧転写することができる。更に、画像記録層の軟化点温度以上の温度で加熱することがより好ましい。
<16> シート体冷却手段により熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度未満に冷却する前記<14>から<15>のいずれかに記載の表面処理装置である。該<16>に記載の表面処理装置においては、シート体冷却手段により、前記シート体の熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度未満に冷却する。これにより、熱可塑性樹脂層に転写(形成)された凹凸形状パターンがこれ以上塑性変形が発生しにくい状態となり、この状態で当接部材を剥離することで、所望の凹凸形状パターンを確実に得ることができる。更に、画像記録層の軟化点温度未満の温度で冷却することがより好ましい。
<17> シート体が、感熱記録用シート、インクジェット用シート、電子写真用シート、熱現像用シート、ハロゲン化銀写真用シート及びハロゲン化銀デジタル写真用シートから選択される前記<1>から<16>のいずれかに記載の表面処理装置である。該<17>に記載の表面処理装置においては、感熱記録用シート、インクジェット用シート、電子写真用シート、熱現像用シート、ハロゲン化銀写真用シート及びハロゲン化銀デジタル写真用シートから選択されるシート体における被処理面が表面処理され、異なる種類の表面性状を付与できる。
<18> シート体に画像を記録する画像記録手段と、該画像記録手段により画像が記録されたシート体に表面処理を行う前記<1>から<17>のいずれかに記載の表面処理手段とを有することを特徴とする画像記録装置である。該<18>に記載の画像記録装置は、前記画像記録手段が、シート体に画像を記録する。前記表面処理手段が、前記画像記録手段により画像が記録されたシート体に対し表面処理を行う。すると、画像が記録された前記シート体に所望の表面性状を付与できる。
<19> シート体に表面処理を行う前記<1>から<17>のいずれかに記載の表面処理手段と、該表面処理手段により表面処理されたシート体を画像記録する画像記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置である。該<19>に記載の画像記録装置は、前記表面処理手段によりシート体に表面処理が行われる。該表面処理手段により表面処理されたシート体に画像を記録する。すると、画像が記録された前記シート体に所望の表面性状を付与できる。
本発明によると、従来における諸問題を解決でき、インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート及びハロゲン化銀写真用シートから選択されるいずれかのシート体に対し、1台の装置、1種類のシート体を用いてユーザーの要望を満たした所望の複数種類の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。
(表面処理装置)
本発明の表面処理装置は、当接部材と、シート体加熱手段と、シート体冷却手段を有する表面処理ユニットと、表面性状選択手段を含み、ユーザー情報提供手段、更に必要に応じてその他の手段を有する。
−シート体加熱手段−
前記シート体加熱手段としては、シート体を、その熱可塑性樹脂層が軟化し変形可能な温度にまで加熱し、かつ加圧して表面性状を転写することができる限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、公知の電子写真装置における定着装置として使用されているものなどが挙げられ、一対の加熱ローラ(加熱ローラ及び加圧ローラ)を有するものなどが好適に挙げられる。
なお、前記当接部材としては、その形状、構造、大きさ、材質等について特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ローラ、所望の大きさに裁断されたシート、テクスチャーシート、無端ベルトなどが挙げられる。裁断されたシート及びテクスチャーシートの場合、該裁断されたシート毎にその表面状態を変更可能な点で有利であり、無端ベルトの場合、連続処理が容易であり、前記当接部材と該無端ベルトとの剥離が容易である等の点で有利である。
前記テクスチャーシートとしては、大きさ、材質、形状などは特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、マット状の表面を形成する場合には、金属薄板(例えば、厚みt=0.3mm以下)を用い、全面に一様な表面粗さ又は模様を形成したものなどが挙げられる。なお、テクスチャーシートの表面粗さは、シート体上の所望の粗さに対し2割〜10割増しの表面粗さに形成することが好ましい。
前記当接部材として前記無端ベルトを使用する場合には、該無端ベルトとしては、その表面が平滑なものが好ましい。この場合、前記シート体の表面処理条件を適宜変更することにより、該シート体の表面をエンボス面、マット面、光沢面等を任意に形成することができる。
前記当接部材として前記無端ベルトを使用する場合、前記シート体加熱手段としては、該無端ベルトと、該無端ベルトをその内側と外側とから圧接するように配置された一対の加熱ローラとを有するものなどが特に好ましい。
なお、前記無端ベルトとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、公知の電子写真装置におけるベルト定着装置に用いられるベルト等が好適に挙げられ、その材質等については特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができる。なお、前記無端ベルトの表面は、前記シート体の剥離性を良好にする目的で、シリコーン系、フッ素系などの表面処理剤により表面処理されていてもよい。
前記一対の加熱ローラとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、公知の電子写真装置に用いられている加熱ローラ対などの中から適宜選択することができ、ニップ圧、加熱温度等を調節可能であるものが好ましい。
前記当接部材の材料としては、前記シート体に所望の面性状を付与することができるものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、ポリスチレンフィルム、フッ素化オレフィンフィルム等、面性状を付与する熱可塑性樹脂層の軟化点温度以上において耐熱特性のある材料などが挙げられる。
前記当接部材の面性状は、ユーザーの要望に対応した光沢面、ラスタ面、マット面及びエンボス面のいずれかであることが好ましい。
前記光沢面は、表面が平滑化されたスーパーカレンダー、グロスカレンダーなどのニップローラ間にて加熱加圧し、冷却剥離することによりシート体の表面に平滑性及び光沢性を与えるものである。
前記マット面は、凸状反射面に粗面化処理(マット処理)を施すことにより得られる。マット処理の方法としては、例えば、サンドブラスト、熱圧延加工、プラズマイオン加工などが挙げられる。
なお、このマット処理とほぼ同等の効果を得る処理としてシート体の表面に透明ビーズを含むコート層を設けることもできる。
前記エンボス面はエンボス処理により得られる。エッチング又は凹凸模様を彫り込んだエンボスローラを用いて圧延することで材料に凹凸をつける処理である。
前記エンボスローラは、表面に凹部に対応する突起を彫りこんだ直径100〜500mmの金属製ローラであり、対となるローラ(表面が平坦な弾性ローラが好ましい)との間に材料を通して圧延することにより材料の表面に凹部を形成するものである。圧延の温度は80〜200℃、速度は30〜150m/min、圧力は1000〜20000kgf/m程度であることが好ましい。
なお、エンボス処理については、例えば、「表面技術便覧((社)表面技術協会編、日刊工業新聞社発行(1998))」、「新・紙加工便覧(業紙タイムス社編、業紙タイムス社発行(昭和55年))」などに記載されている。
前記一対の加熱ローラにより、前記シート体と前記当接部材とは、互いに重ね合わされた状態で、該一対の加熱ローラの回転に連動して該一対の加熱ローラ間に形成されたニップ部を加熱されながら通過する。該ニップ部が加圧されている場合には、前記シート体と前記当接部材とは、互いに重ね合わされた状態で該ニップ部を加熱・加圧されながら通過する。
前記シート体加熱手段による加熱温度としては、特に制限はなく、前記シート体種に応じて適宜選択することができるが、シート体の熱可塑性樹脂層における熱可塑性樹脂の軟化点以上の温度であることが好ましい。例えば、通常、80℃以上120℃以下であり、該熱可塑性樹脂層がポリエチレン樹脂層である場合には95〜110℃がより好ましい。更に、画像記録層の軟化点温度以上の温度で加熱することがより好ましい。
前記シート体加熱手段による加圧としては、ニップ部において、7〜20kgf/cmの加圧範囲が好ましい。
−シート体冷却手段−
本発明の表面処理装置は、シート体冷却手段を有する。該シート体冷却手段としては、前記シート体加熱手段により加熱加圧処理された前記シート体における被処理面を前記当接部材に当接させた状態で冷却させることができる限り、特に制限はなく、目的に応じて公知の冷却装置の中から適宜選択することができるが、それらの中でも冷却条件を調節可能な点で、冷気を送風可能であり、冷却温度等を調節可能であるものが好ましい。なお、前記シート体冷却手段の数等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記シート体冷却手段が設けられる位置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記シート体の搬送方向において前記シート体加熱手段よりも、通常、下流側である。前記シート体加熱手段が前記一対の加熱ローラと前記無端ベルトとを有する場合には、前記一対の加熱ローラと、該一対の加熱ローラと共に前記無端ベルトを回転可能に張架する回転ローラとの間であって、かつ該無端ベルトの近傍であるのが好ましい。この場合、前記シート体は、前記一対の加熱ローラと、前記回転ローラとの間を移動する間、該シート体冷却手段により冷却処理される。
前記シート体冷却手段による冷却温度としては、前記シート体種に応じて適宜選択することができるが、シート体の熱可塑性樹脂層における熱可塑性樹脂の軟化点温度未満の温度であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、80℃未満が好ましい。更に、画像記録層の軟化点温度未満の温度で冷却することがより好ましい。
−表面性状選択手段−
前記表面性状選択手段は、前記表面処理ユニットを選択することにより前記シート体に所望の表面性状を付与する手段である。
前記表面性状選択手段としては、シート体に付与する表面性状を選択することができる手段であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、(1)表面処理ユニットが複数並列配置され、該表面処理ユニットごとに異なる表面性状の無端ベルトを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択可能である態様、(2)無端ベルトが、シート体の搬送方向に沿って異なる表面性状に分割した表面分割部を有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記無端ベルトにおける表面分割部を選択可能である態様、(3)表面処理ユニットが、シート体冷却手段の下流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかに選択可能である態様、(4)表面処理ユニットが、シート体加熱手段の上流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかに選択可能である態様、などが挙げられる。
前記(1)の態様では、表面処理ユニットが、2台以上並列配置されることが好ましく、3台以上並列配置されることがより好ましい。この(1)の態様では、例えば、無端ベルトの表面性状が鏡面、マット面、ラスタ面の3台の表面処理ユニットを有する場合には、表面性状選択手段の作動により、無端ベルトの表面性状が鏡面である表面処理ユニットが選択されると、シート体が鏡面化され、光沢面が得られる。無端ベルトの表面性状がマット面である表面処理ユニットが選択されると、シート体がマット面化され、マット面が得られる。無端ベルトの表面性状がラスタ面である表面処理ユニットが選択されると、シート体がラスタ面化され、ラスタ面が得られる。
前記(2)の態様では、無端ベルトが、2つ以上の表面分割部を有することが好ましく、3つ以上の表面分割部を有することがより好ましい。この(2)の態様では、例えば、無端ベルトの表面がマット面と、鏡面とにシート体の搬送方向に沿って2分割された表面処理ユニットを有する場合には、表面性状選択手段の作動により、マット面が選択されると、シート体がマット面化され、マット面が得られる。一方、鏡面が選択されると、シート体が鏡面化され、光沢面が得られる。
前記(3)及び(4)の態様では、一対の加熱ローラが、互いに表面性状の異なる2つ以上であることが好ましく、3つ以上であることがより好ましい。この場合、加熱ローラにおける温度及び圧力の少なくともいずれかを変化させてシート体に付与する凹凸の高さを調節することが好ましい。この(3)の態様では、例えば、一対の加熱ローラの表面性状がマット面を有する場合には、表面性状選択手段の作動により、一対の加熱ローラを加圧させた場合には、シート体がマット処理される。一方、加熱ローラを通過させると、シート体は光沢処理される。
前記表面性状選択手段における表面処理ユニットを選択する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シート体に付与する表面性状に応じて表面処理ユニットを選択できる制御手段を有するものが好適であり、電動式の切替装置、手動切替装置、などが挙げられる。なお、後述するユーザー情報提供手段から表面性状を含むユーザー情報を表面性状選択手段に提供し、ユーザーの注文に応じてシート体に付与する表面性状を選択可能とすることもできる。
本発明においては、前記当接部材として、ローラ、無端ベルト及びテクスチャーシートから選択されるいずれかを用いて、該当接部材における加圧条件、加熱温度及び冷却温度のいずれかを変更して表面性状を調節することが好ましい。これにより、シート単位で表面性状の異なる画像、又は1枚のシート中で表面性状の異なる画像を形成することができる。また、複数種類の表面粗さを有するローラ、ベルト及びテクスチャーシートが不要であり、更に切替えの設備も必要がなくなる。なお、1枚のシート中において加圧条件、加熱温度及び冷却温度のいずれかを変更できるようにすることにより、1枚のシート体中で表面性状に変化を持たすことによって、グラデーションによる視覚的効果が得られる。
この場合、前記シート体加熱手段における加圧条件の変更方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、加圧ローラ両端のニップばねのばね長を可変させる方法、などが挙げられる。該ばね長の可変方法としては、例えば、カムの回転による方法、メカニズム的ストッパの位置変更による方法、などが挙げられる。
また、前記シート体加熱手段における加熱条件の変更方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、加熱ローラ内のヒータの温度可変方法、などが挙げられる。該温度可変方法としては、通紙部以外のローラ表面に温度検出装置を配置し、所望の温度にコントロールする方法、などが挙げられる。
実際、前記当接部材として、ローラ、無端ベルト及びテクスチャーシートから選択されるいずれかを用いてシート体の表面性状を下記表1及び表2に示すように適宜変更することができる。
なお、表1及び2中、○は良好、×は不良を表す。
表1及び表2から、以下の関係が認められる。
グロッシー処理(表面の平滑化)の場合には、(1)加熱温度が高いほど表面は平滑面となる。(2)圧力が高いほど表面は平滑面となる。及び(3)剥離部の温度が熱可塑性樹脂層の熱可塑性樹脂の軟化点温度以上であると表面は粗くなる。
マット処理(凹凸の付与)の場合には、(1)加熱温度が高いほど凹凸が深くなる。(2)圧力が高いほど凹凸が深くなる。及び(3)剥離部の温度が熱可塑性樹脂層の熱可塑性樹脂の軟化点温度以上であると凹凸が浅くなる。
このように、表面処理条件のパラメータとして加熱温度、加圧力、及び冷却温度の少なくともいずれかを制御することによって、同じ当接部材を用いた場合でもシート単位で表面性状の異なる画像、又は1枚のシートの中における画像の場所による表面性状の異なる画像を形成することができる。
例えば、表面の平滑度の高いグロッシー処理用の当接部材を用いて表面処理を行う場合、加熱温度を110℃、加圧力を1.96MPa(20kgf/cm)とすると、当接部材の平滑度の高い表面凹凸性がほぼ忠実に画像面(画像記録層と熱可塑性樹脂層との境界面を含む)に転写させることが可能となる。一方、加熱温度を95℃、加圧力を7kgf/cmとすると、当接部材の平滑度の高い表面凹凸性が緩和されて画像面に転写され、グロッシーの度合いが抑えられた画像が得られる。また、加熱温度を95〜110℃、加圧力を0.68〜1.96MPa(7〜20kgf/cm)の範囲で設定値を変えることで当接部材の表面凹凸性の転写の再現度合いを制御することが可能となる。更に、冷却温度に関しても、熱可塑性樹脂層の軟化点温度と該軟化点温度より5〜30℃程度低い温度範囲で設定値を変更することでも当接部材の表面凹凸性の転写の再現度合いを制御することが可能である。
ここで、1枚のシートの中における画像の場所による表面性状の異なる画像を形成する方法としては、例えば、加熱ローラ及び加圧ローラ(例えば、図8の21及び24)をシート体の搬送方向と直交する方向に分割構造とし、個々の加熱ローラ及び加圧ローラに加熱制御手段(ヒータと温度センサ)、又はニップ力制御手段を設ける方法が挙げられる。また、シート体の搬送方向で加熱温度を変える方法としては、温度の追従性にやや難点はあるが、ニップ力の制御は応答性が良いので、シート体の搬送方向に対しても表面性状を異ならせることが可能となる。
−ユーザー情報提供手段−
本発明の表面処理装置は、ユーザー情報提供手段を有する。該ユーザー情報提供手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ユーザーからの手入力、オンライン、インターネット経由、携帯端末、等が挙げられる。また、ユーザー情報としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、当接部材の面性状(例えば、光沢面、マット面及びエンボス面)、処理枚数、用紙のサイズ(A4、B4、A3、B5等)、等が挙げられる。
−シート体−
前記シート体は、基体上に、熱可塑性樹脂層と、画像記録層とを少なくとも有し、更に必要に応じて、表面保護層、中間層、下塗り層、クッション層、帯電調節(防止)層、反射層、色味調整層、保存性改良層、接着防止層、アンチカール層、平滑化層などが挙げられる。
本発明の表面処理によると、図1に示すように、前記シート体10は、画像記録層5表面だけでなく、画像記録層側に位置する熱可塑性樹脂層3の画像記録層との境界面3aに対して、当接部材の面性状を転写することができる。このことは、図3の断面写真(倍率:138倍)に示すように、表面処理後におけるシート体の断面においては、熱可塑性樹脂層3の変形に追従して画像記録層5も変形しており、画像記録層だけでなく、熱可塑性樹脂層にも表面性状が転写されていることが認められる。また、表面処理後においても画像記録層5の膜厚はほぼ一定であることが認められる。
また、図2に示すように、前記シート体10は、熱可塑性樹脂層3と画像記録層5との間に中間層7がある場合は、画像記録層5表面と、熱可塑性樹脂層3と中間層7との境界面3aに対して当接部材の面性状を転写することができる。
−基体−
前記基体としては、合成紙(例えば、ポリオレフィン系、ポリスチレン系等の合成紙)、上質紙、アート紙、(両面)コート紙、(両面)キャストコート紙、ポリエチレン等の合成樹脂パルプと天然パルプとから作られる混抄紙、ヤンキー紙、バライタ紙、壁紙、裏打用紙、合成樹脂又はエマルション含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙、セルロース繊維紙、等の紙支持体、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンメタクリレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネイトポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリイミド、セルロース類(例えば、トリアセチルセルロース等)、等の各種プラスチックフィルム又はシート、該プラスチックフィルム又はシートに白色反射性を与える処理(例えば、フィルム中へ酸化チタンなどの顔料を含有させる処理等)を施したフィルム又はシート、布類、金属、ガラス類、などが挙げられる。
これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を積層体として併用してもよい。
前記基体としては、更に、特開昭62−253159号公報(29)〜(31)頁、特開平1−61236号公報(14)〜(17)頁、特開昭63−316848号公報、特開平2−22651号公報、特開平3−56955号公報、米国特許第5,001,033号公報等に記載の基体も挙げられる。
前記基体の厚みとしては、通常25〜300μmが好ましく、50〜260μmがより好ましく、75〜220μmが更に好ましい。
前記基体の剛度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、写真画質の受像紙用としてはカラー銀塩写真用の基体に近いものが好ましい。
前記基体には、本発明の効果を損なわない範囲内において、目的に応じて適宜選択した各種の添加剤を添加させることができる。
前記添加剤としては、例えば、増白剤、導電剤、填料、酸化チタン、群青、カーボンブラック等の顔料、染料などが挙げられる。
また、前記基体の片面又は両面には、その上に設けられる層等との密着性を改良する目的で、種々の表面処理や下塗り処理を施してもよい。
前記表面処理としては、例えば、光沢面、又は特開昭55−26507号公報記載の微細面、マット面、又は絹目面の型付け処理、コロナ放電処理、火炎処理、グロー放電処理、プラズマ処理等の活性化処理、などが挙げられる。
これらの処理は、単独で施してもよいし、また、前記型付け処理等を行った後に前記活性化処理を施してもよいし、更に、前記活性化処理等の表面処理後に前記下塗り処理を施してもよく、任意に組合せることができる。
前記基体中、前記基体の表面若しくは裏面、又はこれらの組合せにおいて、親水性バインダーと、アルミナゾルや酸化スズ等の半導性金属酸化物と、カーボンブラックその他の帯電防止剤とを塗布してもよい。このような基体としては、具体的には、特開昭63−220246号公報などに記載の支持体が挙げられる。
−熱可塑性樹脂層−
前記熱可塑性樹脂層における熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、ポリイミド、トリアセチルセルロース等が挙げられ、これらの中でも、ポリオレフィンが好ましい。これらの樹脂は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ポリオレフィンは、一般に低密度ポリエチレンを用いて形成することが多いが、基体の耐熱性を向上させるために、ポリプロピレン、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド、高密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとのブレンド等を用いるのが好ましい。これらの中でも、特に、コスト、ラミネート適性等の点から、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとのブレンドを用いるのが最も好ましい。
前記高密度ポリエチレンと、前記低密度ポリエチレンとのブレンドは、例えば、ブレンド比率(質量比)が1/9〜9/1が好ましく、2/8〜8/2がより好ましく、3/7〜7/3が更に好ましい。前記基体の両面に熱可塑性樹脂層を形成する場合、基体の裏面には、例えば、高密度ポリエチレン、或いは高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとのブレンドを用いて形成されるのが好ましい。前記ポリエチレンの分子量としては、特に制限はないが、メルトインデックスが、高密度ポリエチレン及び低密度ポリエチレンのいずれについても、1.0〜40g/10分であって、押出し適性を有するものが好ましい。
なお、これらのシート又はフィルムには、白色反射性を与える処理を行ってもよい。このような処理方法としては、例えば、これらのシート又はフィルム中に酸化チタンなどの顔料を配合する方法が挙げられる。
−画像記録層−
前記画像記録層は、銀塩写真の場合にはYMCに発色する乳剤層に相当し、本発明では露光現象前の乳剤層及び露光現象後の乳剤層の双方を意味する。
インクジェットの場合にはインクを受け保持するインク受像層に相当し、本発明ではインク未付着のインク受像層及びインク付着後のインク受像層の双方を意味する。
電子写真の場合にはトナー受像層に相当し、本発明ではトナー未付着のトナー受像層及びトナー付着後のトナー受像層の双方を意味する。
なお、前記画像記録層と熱可塑性樹脂層とは同一であっても構わない。
前記シート体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート、ハロゲン化銀写真用シート、などを用いることができる。また、前記シート体は、画像記録する前のものであっても、画像記録した後のもののいずれであっても構わない。
前記インクジェット用シートは、例えば、支持体上に、多孔質構造の色材受容層を有し、該色材受容層に水性インク(色材として染料又は顔料を用いたもの)及び油性インク等の液状インクや、常温では固体であり、溶融液状化させて印画に供する固体状インク等を吸収させて画像を形成するものである。
前記電子写真用シートは、例えば、支持体上に、少なくともトナー受像層を有し、該トナー受像層が、カラートナー及び黒トナーの少なくとも1種を受容し、画像が形成されるものである。
前記感熱記録用シートとしては、例えば、特開平6−130632号公報に記載のものなどが好適であり、具体的には、支持体上に、少なくとも画像記録層としての熱溶融性インク層を設けた構成を有し、感熱ヘッドにより加熱して熱溶融性インク層からインクを感熱転写記録用受像シート上に溶融転写する方式において用いられる感熱転写シートや、支持体上に、少なくとも熱拡散性色素(例えば、昇華性色素)を含有するインク層を設けた構成を有し、感熱ヘッドにより加熱してインク層から熱拡散性色素を感熱転写記録受像シート上に転写する昇華転写方式に用いられる感熱転写シート、支持体上に、少なくとも熱発色層を設けた構成を有し、感熱ヘッドによる加熱と紫外線による定着の繰り返しにより画像を形成するサーモオートクローム方式(TA方式)において用いられる感熱材料等が挙げられる。
−シート体剥離手段−
前記シート体剥離手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定でき、例えば、シート体が自身の剛性(腰の強さ)でベルトから剥離するようにテンションローラの径を小さく設定する方法、などが挙げられる。そして、シート体剥離手段において、シート体を剥離した後の当接部材を、再度当接部材選択手段を介してシート体加熱手段に送り、再利用可能とすることもできる。
−その他の手段−
前記その他の手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、位置合せ手段、予加熱手段、制御手段、などが好適に挙げられる。
前記位置合せ手段は、前記シート体と前記当接部材との位置合せを行う手段である。該位置合せ手段を有すると、前記シート体における被処理面に位置ズレを生ずることなく、表面処理を行うことができ、表面処理の効率、確実性に優れる点で有利である。
前記位置合せ手段の具体例としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、センサーなどが好適に挙げられる。該センサーとしては、特に制限はなく、例えば、反射光、反射音等を検知するセンサーなどが挙げられる。
前記予加熱手段は、前記シート体加熱手段による加熱の前に前記シート体を予め加熱する手段である。
該予加熱手段を有すると、前記シート体加熱手段による加熱の際に必要な熱量が少なくて足り、加熱不十分ということがなく、確実に前記シート体における被処理面を部分的に軟化状態乃至溶融状態にさせることができる点で有利である。また、該予加熱手段は、熱容量が小さい上、シート体を搬送しながら加熱するので加熱時間が短くならざるを得ないサーマルヘッドを使用する場合に有効である。
前記予加熱手段の具体例としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、加熱ローラ、ヒータ、画像記録装置の加熱部(例えば、銀塩写真のミニラボの乾燥部、電子写真装置の定着部等)などが好適に挙げられる。尚、この際前記加熱部と表面処理装置は、乾燥部で加熱された印画紙等の温度が大きく低下しない程度に近づけて配置する必要がある。
この場合、インクジェットに用いた場合には、予加熱手段としてインク乾燥手段を用いることができる。これにより、装置の小型化及び省エネルギー化が達成できる。
(画像記録装置)
本発明の画像記録装置は、第1の形態では、表面処理手段と、画像記録手段とを、この順に有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段を有してなる。
この第1の態様の画像記録装置は、画像記録前のシート体に対し、表面処理手段により前記当接部材の面性状を転写可能に構成したものである。
前記第1の形態に係る画像記録装置は、シート体として、インクジェット用シートを用いる場合に好適である。
前記インクジェット用シートは、例えば、支持体上に、多孔質構造の色材受容層を有し、該色材受容層に水性インク(色材として染料又は顔料を用いたもの)及び油性インク等の液状インクや、常温では固体であり、溶融液状化させて印画に供する固体状インク等を吸収させて画像を形成するものである。
この場合、熱可塑性樹脂等を含む多孔質構造のインク受容層を有するインクジェット用シートをシート体として用いると、インクジェットによる画像記録後の前記表面処理時にインクジェット用シート表面の多孔質構造が密閉化し、オゾンによる退色を防止することができるという効果を奏する。
本発明の画像記録装置は、第2の形態では、画像記録手段と、表面処理手段とを、この順に有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段を有してなる。
この第2の形態に係る画像記録装置は、画像記録後のシート体に対し、表面処理手段により前記当接部材の面性状を転写可能に構成したものであり、画像記録から連続して表面処理を効率よく行うことができる。
前記第2の形態の画像記録装置は、シート体として、ハロゲン化銀写真用シート、熱現像用シート、感熱記録用シート及び電子写真用シートのいずれかを用いる場合に好適である。
前記電子写真用シートは、例えば、支持体上に、少なくともトナー受像層を有し、該トナー受像層が、カラートナー及び黒トナーの少なくとも1種を受容し、画像が形成されるものである。
前記感熱記録用シートとしては、例えば、支持体上に、少なくとも画像記録層としての熱溶融性インク層を設けた構成を有し、感熱ヘッドにより加熱して熱溶融性インク層からインクを感熱転写記録用受像シート上に溶融転写する方式において用いられる感熱転写シートや、支持体上に、少なくとも熱拡散性色素(昇華性色素)を含有するインク層を設けた構成を有し、感熱ヘッドにより加熱してインク層から熱拡散性色素を感熱転写記録受像シート上に転写する昇華転写方式に用いられる感熱転写シート、支持体上に、少なくとも熱発色層を設けた構成を有し、感熱ヘッドによる加熱と紫外線による定着の繰り返しにより画像を記録するサーモオートクローム方式(TA方式)において用いられる感熱材料等が挙げられる。
−画像記録手段−
前記画像記録手段としては、前記シート体に画像を記録することができる限り、特に制限はなく、公知の画像記録方式、例えば、インクジェット記録方式、感熱記録方式、ハロゲン化銀写真方式、熱現像記録方式、電子写真方式などにより、画像を記録することができればよく、公知の画像記録装置の中から適宜選択することができる。
−表面処理手段−
前記表面処理手段としては、前記画像記録手段により画像が記録されたシート体に表面処理を行うことができる限り、特に制限はなく、適宜選択することができるが、上述した本発明の表面処理装置を特に好適に使用することができる。
前記画像記録装置において、該表面処理手段は、前記画像記録手段に内蔵されていてもよいし、該画像記録手段に外付けされていてもよい。
−その他の手段−
前記その他の手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、制御手段などが好適に挙げられる。
前記制御手段としては、特に制限はなく、公知の画像記録装置において使用されているものなどが挙げられるが、例えば、前記表面処理手段を駆動又は停止させ、前記シート体の表面処理の有無を制御することができるものが好ましい。なお、前記制御手段としては、これを独立で設けず、前記表面処理装置における前記処理制御手段により、該制御手段の機能を達成させてもよい。
前記制御手段を有する場合、該制御手段が、前記表面処理手段の駆動を停止させれば、前記画像記録手段により記録した画像を、前記表面処理手段内を通過させることなくそのまま前記画像記録装置から排出させることができる(バイパスルート)。また、前記表面処理手段を駆動させれば、前記画像記録手段により記録した画像を、前記表面処理手段内を通過させて表面処理を行った後、前記画像記録装置から排出させることができる。
本発明の画像記録装置によれば、得られる画像の表面の全面又は一部を光沢、マット、エンボスなどの所望の状態にすることができ、例えば、同じ画像であっても、表面性状が異なるものを複数種得ることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて具体的に説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1における画像記録装置は、画像記録手段(不図示)と、表面処理手段とを有する。
前記画像記録手段は、この実施例ではハロゲン化銀デジタルカラー写真装置である。なお、前記ハロゲン化銀デジタルカラー写真装置は、公知のものを使用した。
前記表面処理手段は、本発明の表面処理装置を使用した。この表面処理装置は、前記画像記録手段の排出トレーに接続し、該表面処理装置を駆動させた時に該排出トレーに排出されたシート体(例えば、デジタルカラー写真)を内部に取り込み、所定の表面処理を行うことができるように設計されている。
この実施例における表面処理装置は、図4に示すように、3つの表面処理ユニット50、51、52と、表面性状選択手段(不図示)とを有する。該3つの表面処理ユニットは、それぞれ、シート体加熱手段11と、シート体冷却手段16とを有する。
シート体加熱手段11は、一対の加熱ローラ12a及び12bと、無端ベルト13とを有する。
加熱ローラ12a及び12bは、内部にヒータが内蔵されており、温度調節自在に設計されている。加熱ローラ12bは、無端ベルト13の内側に、かつ無端ベルト13の内面に当接しながら回転可能に配置されている。加熱ローラ12aは、無端ベルト13の外側に、かつ無端ベルト13の外面に、加熱ローラ12bを圧接するようにして当接し、回転可能に配置されている。
3つの表面処理ユニット50、51、52は、それぞれ表面性状が異なる無端ベルトを有している。例えば、表面処理ユニット50は、無端ベルト13の全面が鏡面で構成されている。表面処理ユニット51は、無端ベルト13の全面がマット面で構成されている。表面処理ユニット52は、無端ベルト13の全面がラスタ面で構成されている。
3つの表面処理ユニット50、51、52は、図4に示すように、並列配置され、表面性状選択手段(不図示)の作動により、3つの表面処理ユニットのいずれかで表面処理が行われる。例えば、表面処理ユニット50が選択された場合には、シート体が光沢処理される。表面処理ユニット51が選択された場合には、シート体がマット処理される。表面処理ユニット52が選択された場合には、シート体がラスタ処理される。なお、更に表面処理ユニットとして、無端ベルトの全面がエンボス面で構成されているものを用いてエンボス処理を行うようにすることもできる。
表面性状選択手段(不図示)は、この実施例では、電動式の切替装置であり、制御手段によりシート体に付与する表面性状に応じて表面処理ユニットが選択されるようにコントロールされている。
無端ベルト13は、図4に示すように、加熱ローラ12bと、無端ベルト13の内部に配置された回転ローラ14によって張架されている。
シート体冷却手段16は、この実施例では、送風機能付の冷却装置であり、無端ベルト13の内部であって、加熱ローラ12bと回転ローラ14との間に配置されている。
この表面処理装置においては、まず、駆動させると、処理すべきシート体(デジタルカラー写真)10を、前記画像記録装置における排出トレーから該表面処理装置内部に、搬送ローラ15により搬送する。この際、表面性状選択手段(不図示)が作動し、シート体に付与する表面性状に応じて表面処理ユニットが選択される。例えば、シート体に光沢処理を行う場合には、表面処理ユニット50が選択される。そして、シート体(デジタルカラー写真)10を、一対の加熱ローラ2a及び2b間に形成されたニップ部に挿入させる。ニップ部に挿入されたシート体(デジタルカラー写真)10は、一対の加熱ローラ12a及び12bの回転に連動して回転する無端ベルト13の表面に当接される。なお、回転ローラ14は、無端ベルト13の回転に連動して回転されてもよいし、回転駆動されるように設計して一対の加熱ローラ12a及び12bと共に無端ベルト13を回転可能であってもよい。この実施例では、回転ローラ14は、前者のように設計されている。
このとき、加熱ローラ12a及び12bは、図1に示すシート体10における熱可塑性樹脂層が軟化可能な温度に加熱されており、前記ニップ部に挿入されたシート体10は、該ニップ部において前記熱可塑性樹脂層3及び画像記録層5が軟化し変形可能な温度にまで加熱される。そして、該ニップにおいて前記熱可塑性樹脂層3及び画像記録層5は、軟化し、変形可能となる。このとき、前記ニップ部が、加熱ローラ12aの押圧力により加圧されているので、シート体10は、押圧されながら無端ベルト13の所定位置に重ね合わされた状態で前記ニップ部を通過すると、シート体10において軟質状態にある前記熱可塑性樹脂層3及び画像記録層5が、一対の加熱ローラ12a及び12bによりプレスされながら変形し、無端ベルト13の表面性状である光沢がシート体10の表面に転写される。そして、シート体10は、無端ベルト13の表面に密着した状態のまま、前記ニップ部を通過し、搬送される。
次に、シート体10は、無端ベルト13の表面に密着した状態のまま冷却装置16によって冷却され、その熱可塑性樹脂層3及び画像記録層5が固化される。そして、そのまま回転ローラ14のところまで搬送される。回転ローラ14のところでは、無端ベルト13の搬送方向が90度以上も変化するため、シート体10は、急激に搬送方向を変化する無端ベルト13の表面から剥離される。無端ベルト13上から剥離されたシート体10は、トレー(不図示)に収容される。
こうして得られたシート体10の表面は、表面処理ユニット50における無端ベルト13の表面性状である鏡面が転写されており、シート体の全面が鏡面化され光沢面とされる。なお、表面性状選択手段の作動により表面処理ユニット51が選択された場合には、シート体がマット処理され、マット面となる。また、表面処理ユニット52が選択された場合には、シート体がラスタ処理され、ラスタ面となる。
(実施例2)
実施例1の表面処理手段において、表面処理ユニットとして、図5に示すような無端ベルト13がシート体の搬送方向に沿って異なる表面性状に2分割されたものを用いた以外は、実施例1と同様にして表面処理を行った。
この実施例2では、図5に示すように無端ベルト13の表面がマット面53aと、鏡面53bとにシート体の搬送方向に沿って2分割されている。そして、表面性状選択手段(不図示)の作動によりマット面53aが選択された場合には、シート体がマット処理され、マット面となる。一方、鏡面53bが選択された場合には、シート体が光沢処理され、光沢面となる。
(実施例3)
実施例1の表面処理手段において、図6に示したように、表面処理ユニットとして、シート体冷却手段の下流に一対の加熱ローラ60,70を配置したものを用いた以外は、実施例1と同様にして、表面処理を行った。
この実施例3では、図6に示したように、一対の加熱ローラ60,70の表面性状がマット面であり、表面性状選択手段(不図示)を作動させることにより一対の加熱ローラ60、70において加圧を行うか、加圧せずに通過させるかを選択して切り替えことができる。そして、一対の加熱ローラで加圧させた場合には、シート体がマット処理され、マット面となる。一方、一対の加熱ローラを通過させた場合には、シート体は光沢処理がされる。
(実施例4)
実施例1の表面処理手段において、図7に示したように、表面処理ユニットとして、シート体加熱手段の上流に一対の加熱ローラ60,70を配置したものを用いた以外は、実施例1と同様にして、表面処理を行った。
この実施例4では、図7に示したように、一対の加熱ローラ60,70の表面性状がマット面であり、表面性状選択手段(不図示)を作動させることにより、一対の加熱ローラ60,70において加圧を行うか、加圧せずに通過させるかを切り替えことができる。加熱ローラで加圧させた場合には、シート体がマット処理され、マット面となる。一方、加熱ローラを通過させた場合には、シート体は光沢処理がされる。
そして、マット処理又は光沢処理がされたシート体は、実施例1と同様にして表面が鏡面の無端ベルト13により光沢処理される。マット処理されたシート体は、その後、光沢処理されてもマット処理が残存しており、独特な表面性状を有している。
(実施例5)
実施例3において、図8に示したように、表面処理ユニットとして、シート体冷却手段の下流に互いに表面性状の異なる一対の加圧ローラを3つ配置したものを用いた以外は、実施例3と同様にして、表面処理を行った。
この実施例5では、図8に示したように、3つの一対の加熱ローラ(60、70)、(61、71)、及び(62、72)の表面性状が、それぞれマット面、ラスタ面、及びエンボス面である。表面性状選択手段(不図示)を作動させることにより、3つの一対の加熱ローラ(60,70)、(61、71)、及び(62、72)において、加圧を行うか、加圧せずに通過させるかを切り替えることができる。そして、加熱ローラ(60、70)を加圧させた場合には、シート体がマット処理される。加熱ローラ(60、70)を通過させ、加熱ローラ(61、71)を加圧させた場合には、シート体がラスタ処理される。加熱ローラ(60、70)、及び加熱ローラ(61、71)を通過させ、加熱ローラ(62、72)を加圧させた場合には、シート体がエンボス処理される。加熱ローラ(60、70)、加熱ローラ(61、71)、及び加熱ローラ(61、71)を通過させた場合には、シート体は光沢処理される。
以上、本発明の表面処理装置及び画像記録装置の実施例について詳細に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更しても差し支えない。
本発明の表面処理装置は、ユーザーの要望に応じて1台の装置、1種類のシート体で複数の表面処理を行うことができ、その結果としてシート体の表面に所望の表面性状を容易にかつ効率よく付与することができる。また、本発明の画像記録装置は、本発明の表面処理装置を有しているので、インクジェット用シート、感熱記録用シート、熱現像用シート、電子写真用シート及びハロゲン化銀写真用シートから選ばれるいずれかに好適に用いることができる。
図1は、本発明のシート体の一例を示す概略断面図である。 図2は、本発明の別の態様のシート体の一例を示す概略断面図である。 図3は、表面処理後におけるシート体の断面写真である。 図4は、3台の表面処理ユニットを並列配置した本発明の表面処理装置の一例を示す模式図である。 図5は、無端ベルトの表面を2分割した表面処理ユニットを有する本発明の表面処理装置の一例を示す模式図である。 図6は、シート体冷却手段の下流に一対の加熱ローラを配置した表面処理ユニットを有する本発明の表面処理装置の一例を示す模式図である。 図7は、シート体加熱手段の上流に一対の加熱ローラを配置した表面処理ユニットを有する本発明の表面処理装置の一例を示す模式図である。 図8は、シート体加熱手段の上流に3つの一対の加熱ローラを配置した表面処理ユニットを有する本発明の表面処理装置の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 原紙
3 熱可塑性樹脂層
5 画像記録層
7 中間層
10 シート体
11 シート体加熱手段
12a 加熱ローラ(加圧ローラ)
12b 加熱ローラ
13 無端ベルト(当接部材)
14 回転ローラ
15 搬送ローラ
16 冷却装置
50、51、52、53、54 表面処理ユニット
60、61、62、70、71、72 一対の加熱ローラ

Claims (19)

  1. 当接部材と、該当接部材にシート体を当接させた状態で加熱するシート体加熱手段と、前記加熱されたシート体を前記当接部材に当接させた状態で冷却するシート体冷却手段を有する表面処理ユニットと、該表面処理ユニットを選択することにより前記シート体に所望の表面性状を付与する表面性状選択手段を含むことを特徴とする表面処理装置。
  2. 当接部材が、ローラ、無端ベルト及びテクスチャーシートから選択されるいずれかである請求項1に記載の表面処理装置。
  3. 表面処理ユニットが複数並列配置され、該表面処理ユニットごとに異なる表面性状の無端ベルトを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記表面処理ユニットを選択可能である請求項2に記載の表面処理装置。
  4. 表面処理ユニットが、2台以上並列配置された請求項3に記載の表面処理装置。
  5. 表面処理ユニットにおける無端ベルトが、シート体の搬送方向に沿って異なる表面性状に分割した表面分割部を有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記無端ベルトにおける表面分割部を選択可能である請求項2に記載の表面処理装置。
  6. 無端ベルトが、2つ以上の表面分割部を有する請求項5に記載の表面処理装置。
  7. 表面処理ユニットが、シート体冷却手段の下流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記一対の加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかを選択可能である請求項1から2のいずれかに記載の表面処理装置。
  8. 表面処理ユニットが、シート体加熱手段の上流に配置された少なくとも1つの一対の加熱ローラを有し、表面性状選択手段を作動させてシート体に付与する表面性状に応じて前記一対の加熱ローラにおける加圧及び通過のいずれかを選択可能である請求項1から2のいずれかに記載の表面処理装置。
  9. 一対の加熱ローラが、互いに表面性状の異なる2つ以上である請求項7から8のいずれかに記載の表面処理装置。
  10. 加熱ローラにおける温度及び圧力の少なくともいずれかを変化させてシート体に付与する凹凸の高さを調節する請求項7から9のいずれかに記載の表面処理装置。
  11. 表面性状が、光沢、マット、ラスタ及びエンボスから選択される少なくともいずれかである請求項1から10のいずれかに記載の表面処理装置。
  12. 表面性状データを含むユーザー情報を提供するためのユーザー情報提供手段を有し、該ユーザー情報を表面性状選択手段に提供する請求項1から11のいずれかに記載の表面処理装置。
  13. シート体加熱手段が、無端ベルトと、該無端ベルトをその内側と外側とから圧接するように配置された一対の加熱ローラとを有してなる請求項1から12のいずれかに記載の表面処理装置。
  14. シート体が基体上に、熱可塑性樹脂層と、画像記録層とを少なくとも有し、前記画像記録層表面及び前記熱可塑性樹脂層の画像記録層側の境界面に対し表面性状を転写する請求項1から13のいずれかに記載の表面処理装置。
  15. シート体加熱手段により熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度以上に加熱する請求項14に記載の表面処理装置。
  16. シート体冷却手段により熱可塑性樹脂層における該熱可塑性樹脂の軟化点温度未満に冷却する請求項14から15のいずれかに記載の表面処理装置。
  17. シート体が、感熱記録用シート、インクジェット用シート、電子写真用シート、熱現像用シート、ハロゲン化銀写真用シート及びハロゲン化銀デジタル写真用シートから選択される請求項1から16のいずれかに記載の表面処理装置。
  18. シート体に画像を記録する画像記録手段と、該画像記録手段により画像が記録されたシート体に表面処理を行う請求項1から17のいずれかに記載の表面処理手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  19. シート体に表面処理を行う請求項1から17のいずれかに記載の表面処理手段と、該表面処理手段により表面処理されたシート体を画像記録する画像記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
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