[go: up one dir, main page]

JP2005163848A - 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法 - Google Patents

真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005163848A
JP2005163848A JP2003400701A JP2003400701A JP2005163848A JP 2005163848 A JP2005163848 A JP 2005163848A JP 2003400701 A JP2003400701 A JP 2003400701A JP 2003400701 A JP2003400701 A JP 2003400701A JP 2005163848 A JP2005163848 A JP 2005163848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate body
vacuum
heat insulating
heat
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003400701A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Shibuki
収一 澁木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seven Seven Co Ltd
Original Assignee
Seven Seven Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seven Seven Co Ltd filed Critical Seven Seven Co Ltd
Priority to JP2003400701A priority Critical patent/JP2005163848A/ja
Publication of JP2005163848A publication Critical patent/JP2005163848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的な真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 外板体1と内板体2とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層3が設けられた板状の真空断熱材の製造方法であって、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sにして該外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部10に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4を配設せしめ、当該空間Sを真空加熱処理して真空層3を形成するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法に関するものである。
従来から、水筒やポットなどの断熱容体の周壁構造として、外壁と内壁との間に真空層を形成した真空二重断熱構造が一般的とされているが、この外壁と内壁との間を真空にすることで生じる大気圧の影響を考慮して、これらの真空二重断熱構造の周壁を有する容体は専ら円筒状とされている。
即ち、図11に図示したように円筒状の容体20とした場合には(特に小径の場合には)、大気圧(図11中の矢印P)を容体20を構成する周壁全体で支持することができる為、外壁21が凹んで内壁22に当接してしまうようなことはないが、図12に図示したように角筒状の容体30とした場合には、大気圧(図12中の矢印P)を容体30を構成する各周壁が単独で支持することになる為、この各周壁を構成する外壁31の中央部が内側に凹んで内壁32と当接してしまい(大気圧を平面で支持する形状だと凹み易い。)、見た目が悪くて商品としての価値がなくなるのは勿論、断熱構造としては致命的となる。
ところが、角筒状の容体は、円筒状の容体に比して容積効率(容体自体を他の収納空間へ収納する際の収納効率及び容体内に液体などを収納する際の収納効率)が良く、よって、真空二重断熱構造の壁部を具備した角筒状の容体(箱物)を得たいという要望もある。
そこで、従来においても、この真空二重断熱構造の壁部を具備した角筒状の容体を実現し得る板状の真空断熱材(以下、従来例)が提案されている。
この従来例は、外板体と内板体とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層が設けられた板状のものであり、外板体と内板体とで形成される空間にガラス繊維を配設せしめ、当該空間を真空処理して製造されている。
従って、従来例は、外板体と内板体との空間にガラス繊維が介在するため、空間を真空にしても外板体と内板体とが大気圧によって内側へ凹むことが阻止され、よって、大気圧によって変形しない板状の真空断熱材が得られることになり、この板状の真空断熱材を複数枚接合することで角筒状の容体を製造することができる。
ところが、本出願人は、この従来例について種々試して見たところ、次の問題点があることを確認した。
即ち、従来例は、外板体と内板体とで形成される空間に介在させる物としてガラス繊維が採用されているが、このガラス繊維は真空加熱炉における高温化での真空処理には耐えきれず(熱変形温度は約300〜500℃未満程度である。)、従って、従来例は真空度合いが高くならない常温化での真空処理とならざるを得ない。よって、従来例は断熱性が不十分であり、断熱性が強く要求される箇所には適用することができず、更に、ガラス繊維は耐熱性が良好とは言えない為、高温断熱が要求される箇所には不適であり、以上から、従来例は、断熱容体等への適用ができないなど、適用範囲が狭いのが現状である。
本出願人は、上述の問題点に着目し、種々の実験・研究を重ねた結果、従来にない作用効果を発揮する画期的な真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
外板体1と内板体2とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層3が設けられた板状の真空断熱材の製造方法であって、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sにして該外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部10に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4を配設せしめ、当該空間Sを真空加熱処理して真空層3を形成することを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1記載の真空断熱材の製造方法において、前記空間Sを真空加熱処理し、耐熱性介在物4が所定位置に位置決めされた状態で配設されている真空層3を形成することを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記係止部10は凹部11であり、前記耐熱性介在物4は該凹部11に嵌合されるものであることを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記耐熱性介在物4は、球状、円柱状、角柱状などの塊状の耐熱性介在物4であることを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sを約500℃以上の高温化で真空加熱処理し真空にすることを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記耐熱性介在物4としてセラミックから成る耐熱性介在物4を採用したことを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、請求項1〜6のいずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部のいずれか一方若しくは双方に、銅,アルミ,銀,ニッケルなどの熱輻射材から成る熱輻射層6を設けることを特徴とする真空断熱材の製造方法に係るものである。
また、外板体1と内板体2とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層3が設けられた板状の真空断熱材5を複数組み合わせて形成される断熱容体の製造方法であって、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sにして該外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部10に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4を配設せしめ、当該空間Sを真空加熱処理して真空層3を形成することを特徴とする断熱容体の製造方法に係るものである。
また、外板体1と内板体2とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層3が設けられた真空断熱構造の周壁を有する断熱容体の製造方法であって、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sにして該外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部10に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4を配設せしめ、当該空間Sを真空加熱処理して真空層3を形成することを特徴とする断熱容体の製造方法に係るものである。
本発明は上述のようにしたから、真空加熱処理による高断熱性を具備した板状の真空断熱材が得られることになるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法となる。
好適と考える本発明の最良の形態を、図面に基づいて本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
本発明は、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4を配設せしめて当該空間Sを真空加熱処理して真空にする。
特に大気圧の影響を受け易い真空度合いの高い真空加熱処理を行った際、外板体1と内板体2とが変形してくっついてしまうのが危惧されるが、この点、本発明は、前記外板体1と内板体2とで形成される空間Sに介在物が存在するため外板体1と内板体2とが当接してしまうのが確実に防止されることになる。
更に、この介在物は真空断熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4であるから、空間Sの真空度合いを高めることができ、更に、高温断熱が要求される使用場面への適用も可能となる。
従って、前述した従来例と異なり、真空度合いが非常に高い状態であるから、極めて秀れた高断熱性を具備する真空断熱材となり、高断熱性が要求される他の製品へ広く適用できることになるなど、板状の真空断熱材の商品価値を飛躍的に向上することができる。
また、本発明は、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに耐熱性介在物4を配設するに際し、外板体1の内面部若しくは内板体2の内面部の少なくとも一方に設けた係止部10に耐熱性介在物4を配設する構成である。
この構成から、耐熱性介在物4は微動したりせず、所望の位置に確実に配設される。
即ち、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに何も介在させなかった場合に真空加熱処理により変形が予想される位置に、確実に耐熱性介在物4を配設することが可能であるから、確実に狙った位置だけを支持することができ(この真空加熱処理による変形を防止する為には、必ずしも外板体1と内板体2とで形成される空間Sの全域に耐熱性介在物4が充填されている必要はない。)、真空加熱処理後もこの耐熱性介在物4は移動することがない為、それだけ該耐熱性介在物4は支持作用を確実に発揮することになる。
以上、耐熱性介在物4により確実に支持された真空層3が得られ、更に、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに配設される耐熱性介在物4を可及的に減らすことで、計量且つコスト安となるとともに、それだけ真空体積を増加させることができ、よって、一層良好な断熱効果を発揮する真空断熱材が得られることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、内部に真空層3を有する板状の真空断熱材5の製造方法である。
具体的には、この板状の真空断熱材5は、外板体1と内板体2とで構成され、この外板体1と内板体2との間には耐熱性介在物4が配設され、更に、この外板体1と耐熱性介在物4との間及び内板体2と耐熱性介在物4との間には熱輻射層6が形成されている。
外板体1と内板体2は、夫々図1に図示したように適宜な金属製(ステンレス製)の部材を方形板状に形成したものであり、外板体1が内板体2に比して若干表面積が大きくなるように形成されている。
また、外板体1及び内板体2は、内面周縁部に立ち上がり壁1a,2aが形成されており、互いに重合させた際、外板体1の立ち上がり壁1aの内側に内板体2の立ち上がり壁2aが配される状態となり、よって、外板体1と内板体2との間には外板体1の立ち上がり壁1aと内板体2の立ち上がり壁2aとで周囲が囲まれた空間Sが形成されるように構成されている。
また、外板体1の立ち上がり壁1aと、内板体2の立ち上がり壁2aとの間には空隙が形成されるように設けられており、この空隙は、真空処理を行う際の空気抜き部7として機能するように構成されている。
また、外板体1の内面部及び内板体2の内面部夫々には、半円球状の凹部11が6個形成されている。
この凹部11は、外板体1の内面部及び内板体2の内面部同志の対向位置に設けられており、後述する耐熱性介在物4を挟み込み状態にして嵌合状態に配設することができる計6個の係止部10として構成されている。
従って、外板体1と内板体2との間に配設した状態で真空加熱処理を行う際、耐熱性介在物4は係止部10で位置決め状態となる為、微動したりせず、よって、真空加熱処理によって凹みを防止したい部位を確実に支持した真空断熱材5が得られることになる。
耐熱性介在物4は、図1に図示したようにセラミックを球状に形成したものであり、前述した外板体1及び内板体2夫々の凹部11で形成される係止部10に嵌設し得る径に設定されている。尚、この耐熱性介在物4は球状に限らず、外板体1と内板体2とで形成される空間Sよりも体積の小さい円柱状、角柱状などの塊状の耐熱性介在物4であれば適宜採用し得るものである。
本実施例では、セラミックとしてイソライト工業(株)製の「イソウール(商標)1260ブランケット」を採用しており、これは1260℃までの耐熱性を有し、本実施例で使用する真空加熱炉での高温化(約1100℃までの高温状態にできる。)に耐え得るものであり、更に、真空加熱炉を構成する壁面の断熱構造にも使用されるなどそれ自体が秀れた断熱性を有している。その他にも、前記セラミックは、軽量で柔軟であり、取り扱い性が非常に秀れている。
また、耐熱性介在物4の大きさ(径)は、該耐熱性介在物4を外板体1と内板体2との間の空間Sに配設した際、外板体1,内板体2夫々の内面(凹部11)に当接若しくは近接状態となる大きさに設定される。尚、真空加熱炉に入れる際、及び、真空加熱炉における真空加熱処理後において、該耐熱性介在物4が微動することのないように、外板体1の内面及び内板体2の内面により該耐熱性介在物4を挟持する状態となるようにすることが望ましい。
熱輻射層6は、図1に図示したように熱輻射材としての銅を方形シート状(箔状)に形成し、この銅箔6を、外板体1と耐熱性介在物4との間及び内板体2と耐熱性介在物4との間に配設するようにして構成されている。尚、熱輻射層6を形成する熱輻射材としては銅に限らず、例えば金、アルミ、銀、ニッケルでも良く、そして、これらの熱輻射材を外板体1の内面及び内板体2の内面にメッキ処理することによって熱輻射層6を形成するようにしても良い。
以上の構成から成る板状の真空断熱材5の製造方法について説明する。
まず、図1に図示したように外板体1と内板体2夫々の内面に銅箔6を配した状態で、この外板体1と内板体2との空間Sにして係止部10に耐熱性介在物4を挟み込み状態で配設する。この際、真空加熱処理時に外板体1及び内板体2夫々から発生するガスを吸収するガス吸収材8(ゲッター材)も配設しており、このガス吸収材8としては約500℃以上の高温化になるとその機能を発揮するガス吸収材8を採用している。尚、耐熱性介在物4を係止部10に配設する際には、接着手段を利用して仮止めするようにしても良い。
続いて、図2に図示したように空気抜き部7の一部が閉塞状態となるようにロウ材9を配設する(図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。)。本実施例では約1000℃で溶融するロウ材9を採用している。
続いて、真空加熱炉によって真空加熱処理を行う。
具体的には、真空加熱炉内の温度を上昇させて約500℃に達した時点においてガス吸収材8が作用して外板体1及び内板体2から発生するガスを吸収し、更に、空気を抜きながら温度を上昇させ、約1000℃に達した時点でロウ材9は溶融し、この溶融したロウ材9は空気抜き部7に流れ込み空気抜き部7を塞ぐことになる(図5,6参照)。
その後、温度を低下させてロウ材9を固化させることで空気抜き部7が完全に密閉された空間Sが真空の真空断熱材となる。
前述した真空加熱炉を使用して真空度合いの高い真空加熱処理を行った際、大気圧の影響から外板体1と内板体2とが変形しようとするが、外板体1と内板体2とで形成される空間Sには真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物4が介在する為、外板体1と内板体2の変形が防止され、当然外板体1と内板体2とがくっついてしまうのも確実に防止されることになる。
尚、ロウ材9を溶融固化させて密閉する方法としては、前述した場合の他にも、例えば図7,8に図示したように、外容体1の周縁部に凹溝1bを形成し、この凹溝1bに立ち上がり壁2aの端部を配設し、この凹溝1bと立ち上がり壁2aとで形成される空気抜き部7の一部が閉塞状態となるようにロウ材9を配設し、この状態で加熱することで、溶融したロウ材9が凹溝1b内に流れ込んで空気抜き部7の全部を塞ぐような構成としても良い。
以上のようにして得られた板状の真空断熱材5は、図9に図示したように複数接合(例えば溶接)することで、水筒やポット、その他にもオーブンレンジや冷蔵庫など、壁部に断熱構造が要求される真空二重断熱容体を作出することができ、この真空断熱材5の空間Sが真空になる為、秀れた断熱効果が得られるのは勿論、耐熱性介在物4自体が耐熱性を有するセラミックであるから、特に高温化での使用に適したものとなる。
また、本実施例の技術は、図10に図示したように角筒状の外板体1内に所定間隔を介した状態で角筒状の内板体2を配し、この空間Sに耐熱性介在物4を配設した状態で真空加熱処理を行うことで作出した、角筒状の真空二重断熱容体を得る場合にも適用し得るものである。
また、仮に円筒状の真空二重断熱容体であっても大気圧の影響を受ける場合はあり、例えば大きな鍋やドラムカンなどの径の大きな容体の底部分は大気圧の影響を受け易く、従来においては、この底部分を構成する板材にはリブを形成するなどの対策を施していたが製造効率が悪く、そこで、この円筒状の容体の空間Sに耐熱性介在物4を配設した状態で真空加熱処理を行うことで良好な真空断熱構造を具備した円筒状の真空二重断熱容体を簡易に得ることができる。
本実施例は上述のように構成したから、前述した従来例と異なり、真空度合いが非常に高い状態であるから、極めて秀れた高断熱性を具備する真空断熱材5となり、高断熱性が要求される他の製品へ広く適用できることになるなど、板状の真空断熱材5の商品価値を飛躍的に向上することができる。
この他の製品への適用例として、例えばオーブンレンジを構成する壁部に本発明で得られる真空断熱材5を適用することが好適と考えられる。
具体的には、従来から、オーブンレンジの壁部の厚みは、該壁部内に配設される断熱材の厚さで決定される為、小型軽量化等が極めて困難とされているが、本製造方法で得られる真空断熱材5は薄くても秀れた高断熱性を具備することになる為、このオーブンレンジの壁部を飛躍的に薄くして小型軽量化を達成することができるなど、他の製品に適用した場合において、断熱効果の他にも秀れた作用効果を発揮することになる。
また、本実施例は、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに耐熱性介在物4を配設するに際し、外板体1の内面部と内板体2の内面部との間に設けた係止部10に耐熱性介在物4を位置決め状態で配設する構成であるから、耐熱性介在物4は微動したりせず、所望の位置に確実に配設される。即ち、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに何も介在させなかった場合に真空加熱処理により変形が予想される位置に、確実に耐熱性介在物4を配設することが可能であるから、確実に狙った位置だけを支持することができ(この真空加熱処理による変形を防止する為には、必ずしも外板体1と内板体2とで形成される空間Sの全域に耐熱性介在物4が充填されている必要はない。)、真空加熱処理後もこの耐熱性介在物4は移動してしまうこともない為、それだけ該耐熱性介在物4は支持作用を確実に発揮することになる。
従って、耐熱性介在物4により確実に支持された真空層3が得られ、更に、外板体1と内板体2とで形成される空間Sに配設される耐熱性介在物4を可及的に減らすことで、軽量且つコスト安となるとともに、それだけ真空体積を増加させることができ、よって、一層良好な断熱効果を発揮する真空断熱材が得られることになる。
また、本実施例は、外板体1と内板体2とで形成される空間Sを約500℃以上の高温化で真空加熱処理して真空にするものであり、この約500℃以上の高温化とは、高断熱性を達成し得る良好な真空度が得られる温度であって、約500℃以上とすることでガス吸収材8やロウ材9が作用する温度である。
また、本実施例は、耐熱性介在物4としてセラミックから成る耐熱性介在物4を採用したから、真空加熱処理が行えることになり秀れた高断熱性を具備した板状の真空断熱材5が確実に得られることになる。
また、本実施例は、外板体1の内面部及び内板体2の内面部双方に熱輻射材から成る熱輻射層6を形成したから、より一層良好な高断熱性を具備せしめることができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係る真空断熱材の分解斜視図である。 本実施例を示す斜視図である。 本実施例に係る要部を説明する断面図である。 本実施例に係る要部を説明する断面図である。 本実施例に係る真空断熱材の斜視図である。 本実施例に係る要部を説明する断面図である。 本実施例に係る真空断熱材の別タイプを説明する断面図である。 本実施例に係る真空断熱材の別タイプを説明する断面図である。 本実施例に係る製造方法によって製造された断熱容体の説明図である。 本実施例に係る製造方法によって製造された断熱容体の説明図である。 従来例を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
S 空間
1 外板体
2 内板体
3 真空層
4 耐熱性介在物
5 真空断熱材
6 熱輻射層
10 係止部
11 凹部

Claims (9)

  1. 外板体と内板体とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層が設けられた板状の真空断熱材の製造方法であって、前記外板体と内板体とで形成される空間にして該外板体の内面部若しくは内板体の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物を配設せしめ、当該空間を真空加熱処理して真空層を形成することを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  2. 請求項1記載の真空断熱材の製造方法において、前記空間を真空加熱処理し、耐熱性介在物が所定位置に位置決めされた状態で配設されている真空層を形成することを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記係止部は凹部であり、前記耐熱性介在物は該凹部に嵌合されるものであることを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記耐熱性介在物は、球状、円柱状、角柱状などの塊状の耐熱性介在物であることを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記外板体と内板体とで形成される空間を約500℃以上の高温化で真空加熱処理し真空にすることを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、前記耐熱性介在物としてセラミックから成る耐熱性介在物を採用したことを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の真空断熱材の製造方法において、外板体の内面部若しくは内板体の内面部のいずれか一方若しくは双方に、銅,アルミ,銀,ニッケルなどの熱輻射材から成る熱輻射層を設けることを特徴とする真空断熱材の製造方法。
  8. 外板体と内板体とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層が設けられた板状の真空断熱材を複数組み合わせて形成される断熱容体の製造方法であって、前記外板体と内板体とで形成される空間にして該外板体の内面部若しくは内板体の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物を配設せしめ、当該空間を真空加熱処理して真空層を形成することを特徴とする断熱容体の製造方法。
  9. 外板体と内板体とで構成され、両者の間に真空加熱処理により作出される真空層が設けられた真空断熱構造の周壁を有する断熱容体の製造方法であって、前記外板体と内板体とで形成される空間にして該外板体の内面部若しくは内板体の内面部の少なくとも一方に設けられた係止部に、前記真空加熱処理の加熱に耐え得る耐熱性介在物を配設せしめ、当該空間を真空加熱処理して真空層を形成することを特徴とする断熱容体の製造方法。
JP2003400701A 2003-11-28 2003-11-28 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法 Pending JP2005163848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400701A JP2005163848A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003400701A JP2005163848A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005163848A true JP2005163848A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34724859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003400701A Pending JP2005163848A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005163848A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040386A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Air Water Inc 液化ガス貯蔵タンクおよびそれに用いる密封袋体
KR20130048527A (ko) * 2011-11-02 2013-05-10 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101861830B1 (ko) * 2011-11-02 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101861831B1 (ko) * 2011-11-02 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101861832B1 (ko) * 2011-11-04 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180057597A (ko) * 2018-05-21 2018-05-30 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180057596A (ko) * 2018-05-21 2018-05-30 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180097485A (ko) * 2018-08-22 2018-08-31 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180098192A (ko) * 2018-08-22 2018-09-03 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20190029557A (ko) * 2019-03-12 2019-03-20 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
US10330373B2 (en) 2011-11-02 2019-06-25 Lg Electronics Inc. Refrigerator
KR20200015658A (ko) * 2020-01-31 2020-02-12 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20200133312A (ko) * 2020-01-31 2020-11-27 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
WO2020261466A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 株式会社Kokusai Electric 断熱構造体、基板処理装置および半導体装置の製造方法
KR20210148030A (ko) * 2020-11-17 2021-12-07 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20240028384A (ko) * 2020-09-18 2024-03-05 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040386A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Air Water Inc 液化ガス貯蔵タンクおよびそれに用いる密封袋体
US11802728B2 (en) 2011-11-02 2023-10-31 Lg Electronics Inc. Refrigerator
KR101861830B1 (ko) * 2011-11-02 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101861831B1 (ko) * 2011-11-02 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
US11346594B2 (en) 2011-11-02 2022-05-31 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11732953B2 (en) 2011-11-02 2023-08-22 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US10330373B2 (en) 2011-11-02 2019-06-25 Lg Electronics Inc. Refrigerator
KR20130048527A (ko) * 2011-11-02 2013-05-10 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
US12298061B2 (en) 2011-11-02 2025-05-13 Lg Electronics Inc. Refrigerator
KR101898488B1 (ko) * 2011-11-02 2018-09-14 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
US10082328B2 (en) 2011-11-02 2018-09-25 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US10514197B2 (en) 2011-11-02 2019-12-24 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US11313613B2 (en) 2011-11-02 2022-04-26 Lg Electronics Inc. Refrigerator
US10228169B2 (en) 2011-11-04 2019-03-12 Lg Electronics Inc. Refrigerator with vacuum insulation housing a heat interchanger
US12313309B2 (en) 2011-11-04 2025-05-27 Lg Electronics Inc. Refrigerator with vacuum insulation housing a heat interchanger
US11698211B2 (en) 2011-11-04 2023-07-11 Lg Electronics Inc. Refrigerator with vacuum insulation housing a heat interchanger
KR101861832B1 (ko) * 2011-11-04 2018-05-29 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101962146B1 (ko) 2018-05-21 2019-03-26 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101898497B1 (ko) 2018-05-21 2018-10-31 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180057596A (ko) * 2018-05-21 2018-05-30 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180057597A (ko) * 2018-05-21 2018-05-30 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR101993229B1 (ko) * 2018-08-22 2019-09-30 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR102011824B1 (ko) * 2018-08-22 2019-10-21 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180098192A (ko) * 2018-08-22 2018-09-03 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20180097485A (ko) * 2018-08-22 2018-08-31 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR102082314B1 (ko) 2019-03-12 2020-02-27 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20190029557A (ko) * 2019-03-12 2019-03-20 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
WO2020261466A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 株式会社Kokusai Electric 断熱構造体、基板処理装置および半導体装置の製造方法
CN114127897A (zh) * 2019-06-27 2022-03-01 株式会社国际电气 隔热结构体、基板处理装置以及半导体装置的制造方法
US12456636B2 (en) 2019-06-27 2025-10-28 Kokusai Electric Corporation Heat insulation structure, substrate processing apparatus, method of manufacturing semiconductor device and substrate processing method
JPWO2020261466A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30
TWI783238B (zh) * 2019-06-27 2022-11-11 日商國際電氣股份有限公司 隔熱構造體、基板處理裝置及半導體裝置之製造方法
JP7189345B2 (ja) 2019-06-27 2022-12-13 株式会社Kokusai Electric 断熱構造体、基板処理装置、半導体装置の製造方法、基板処理方法およびプログラム
KR102182071B1 (ko) 2020-01-31 2020-11-23 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20200133312A (ko) * 2020-01-31 2020-11-27 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20200015658A (ko) * 2020-01-31 2020-02-12 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR102332599B1 (ko) 2020-01-31 2021-12-01 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20240028384A (ko) * 2020-09-18 2024-03-05 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR102825924B1 (ko) * 2020-09-18 2025-06-27 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR20210148030A (ko) * 2020-11-17 2021-12-07 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고
KR102491917B1 (ko) 2020-11-17 2023-01-27 엘지전자 주식회사 진공 공간부를 구비하는 냉장고

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005163848A (ja) 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法
JP6747625B2 (ja) ベーパーチャンバー
CN110167312B (zh) 均温板支撑结构及其制法
WO2012176880A1 (ja) 真空断熱パネル
CA2152833A1 (en) Vacuum insulation panel and method for manufacturing
JPWO2012111267A1 (ja) 気体吸着デバイス及びそれを備えた真空断熱材
JP4365736B2 (ja) 真空断熱体の製造方法
RS61953B1 (sr) Posuđe za kuvanje
JP2011190925A (ja) 断熱体及び断熱体の製造方法
JP5301816B2 (ja) 耐熱真空断熱材
WO2020100378A1 (ja) ベーパーチャンバー
JP4279655B2 (ja) 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法
CN108291765B (zh) 冰箱及制造冰箱的装置
US5695844A (en) Vacuum insulation panel with improved braze seal-off and method for manufacturing same
JPH0255153B2 (ja)
US12503294B2 (en) Container and method of forming a container
JPH11165057A (ja) 真空容器とその製造方法
JP2005291400A (ja) 真空断熱材の製造方法及び断熱容体の製造方法
JP2001128860A (ja) 真空断熱容器
JP6491005B2 (ja) 複合構造体の製造方法及び温度調節パネル
JP2014009723A (ja) 断熱材及びこれを備えた加熱装置
JP2007138976A (ja) 真空断熱材及びその製造方法
JP2014210279A (ja) ろう付け方法及びろう付け装置
JP3748427B2 (ja) 矩形流路内蔵型冷却パネル及びその製作方法
JP2016088772A (ja) 接合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091221