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JP2005145281A - 車両の乗降補助装置 - Google Patents

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JP2005145281A JP2003386672A JP2003386672A JP2005145281A JP 2005145281 A JP2005145281 A JP 2005145281A JP 2003386672 A JP2003386672 A JP 2003386672A JP 2003386672 A JP2003386672 A JP 2003386672A JP 2005145281 A JP2005145281 A JP 2005145281A
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Soichi Kurazono
宗一 蔵薗
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
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Abstract

【課題】 例えば、老人等が車両への乗降を楽に行うために、従来座席の側方に補助座部を起倒可能に設けた乗降補助装置が提供されている。従来の補助座部は、座席の側方位置から移動させることができなかったので、さらに改良を加えて一層楽に乗降できるようにする必要があった。本発明では、従来の補助装置よりもさらに楽に乗降することができる補助装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 着座可能な補助座部11と、車室内に設けられて補助座部11を座席1の座部2とほぼ同じ高さで座部2の乗降口K側の側部に隣接する上昇位置と、この上昇位置よりも車室外側でかつ低い下降位置との間で移動可能に支持する昇降機構20を備えた構成とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、老人等の乗員が車両への乗降を楽に行うための補助装置に関する。
従来、いわゆる福祉車両においては、乗員(特に老人や身障者等)の車両への乗降を楽に行うための工夫が種々なされている。例えば、特開平8−113073号公報には、シート本体を車両正面とドア開口部との間で水平に回転可能に設け、ドア開口部側に向いた状態でシート本体をさらに車室外側に移動させる機構を備えたものが開示されている。この回転式のシート装置によれば、乗員はシート本体に着座した状態のまま、車室内外間を移動することができるので、介護者等の手を借りることなく楽に乗降することができ、これにより本人のみならず介護者の負担を大幅に低減することができる。
ところが、上記のようにシート本体を回転させて車室内外間で移動させる構成としたシート装置は、ステアリングホイールが邪魔になる等するため運転席に適用することが困難である問題があった。そこで、従来、運転席については、乗員の乗降動作を補助する簡易な補助具を備えたものが提供されている。この補助具は、フレームにクッション層を包着したほぼ平板形状をなすもので、例えば座席のシートクッション(座部)の側部に、ほぼ垂直に起立した起立位置と、ほぼ水平に倒されてシートクッションの座面とほぼ面一となる水平位置との間を回動可能に設けられている。この補助具を水平位置に倒した状態とすることにより、乗員はこの補助具に手を突いて、あるいはこの補助具上に一旦乗り移ることによりシート本体と例えば車外の車椅子との間を楽に移動することができる。
また、この補助具を起立位置に位置させることにより、着座時の大腿部のホールド性を高めることができる。
特開平13−341555号公報 特開平8−113073号公報
しかしながら、上記従来の補助具は、シートクッションの側部において単に起立位置と水平位置との間を上下に回動可能に設けたものであったので、乗降時に水平位置に倒しても、車室外の車椅子の座面との間に高さ方向の大きな段差が発生し、この段差のために乗員は依然として大きな労力を払って車室内に乗り込み、また車室外へ降りる必要があった。
本発明では、車両への乗降を一層楽に行うことができる補助装置を提供することを目的とする。
このため、本願発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の乗降補助装置とした。
請求項1記載の乗降補助装置によれば、補助座部は座席に隣接する車室内に上昇位置から車室外へ移動しつつ路面に近い高さの下降位置まで下降するので、座席の座面と車室外の車椅子の座面の高さ方向の段差が吸収され、これにより乗員の車室内の着座位置と車室外の車椅子との間の移動(乗降動作)を従来よりも楽に行うことができる。
請求項2記載の乗降補助装置によれば、補助座部を起立位置に位置させれば、着座時における乗員の大腿部のホールド性を高めることができる。また、上昇位置において起立状態とすることにより、側方への張り出し寸法を小さくすることができ、これにより補助座部と乗降口のドアとの干渉を回避しつつ座席とドアとの間の間隔を小さくすることができる。
請求項3記載の乗降補助装置によれば、上記作用効果に加えて、乗降時のみならず着座時においても補助座部を活用することができるので、当該乗降補助装置の付加価値を高めることができる。
請求項4記載の乗降補助装置によれば、座席の下方のスペースを有効に活用して、昇降装置をコンパクトに格納することができる。
請求項5記載の乗降補助装置によれば、スライド機構を作動させて第2ベースを車室外側へスライドさせると、第2ベースと支持機構との間隔が小さくなることにより四節リンク機構が下方へ傾動しつつ車室外側へ移動し、これにより第1ベースおよび補助座部が車室外側へ移動しつつ下降する。逆に、第2ベースが車室内側にスライドすると、第2ベースと支持機構との間隔が大きくなることにより四節リンク機構が上方へ傾動しつつ車室内側に移動し、これにより第1ベースおよび補助座部が車室内側へ移動しつつ上昇する。
第2ベースの移動を手動操作により行う構成とすることにより、当該乗降補助装置を手動操作式とすることができ、これにより当該乗降補助装置を低コストで提供することができる。これに対して第2ベースの移動を電動モータを駆動源として行う構成とすることにより、当該乗降補助装置を電動式とすることができ、これにより当該乗降補助装置による乗員の乗降動作を一層楽に行うことができる。
請求項6記載の乗降補助装置によれば、補助座部を車室内の上昇位置に位置させた状態では、スライド機構および四節リンク機構(昇降機構)が座席の下方に格納されるので、座席下方のスペースを有効に活用して車室内の居室スペースを広く確保することができる。
請求項7記載の乗降補助装置によれば、いわゆるシートポジションを調整するために座席を車両前後方向に移動させると、昇降機構ひいては当該乗降補助装置が座席と一体で移動する。このため、シートポジションを調整するために座席を車両前後に移動させた場合であっても、この操作とは別に乗降補助装置を車両前後方向に移動させる必要がないので、乗員から見て当該乗降補助装置を常時一定の位置に位置させた状態で利用することができる。
次に、本願発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、以下説明する本実施形態に係る乗降補助装置10を備えた車両Mの運転席側を車両正面側から見た状態を示している。この車両MのフロアFには座席1が配置されている。本実施形態においてこの座席1は、運転席として利用される。この座席1は、シートクッション2(座部)と、シートバック3(背もたれ)を備えている。シートバック3は、シートクッション2の後部に傾動可能に支持されており、これにより当該座席1はいわゆるリクライニング機能を備えている。
この座席1は、前後スライド機構5を介してフロアFに支持されている。前後スライド機構5は、フロアF上に相互に平行に取り付けられた左右一対のスライドレール6,6と、これを介して車両前後方向にスライド可能に支持された座席台7を備えている。この座席台7の上面に座席1が支持されている。この前後スライド機構5により座席1を車両前後方向(図1において紙面に直交する方向)に位置調整することができ、これにより乗員(着座者)はいわゆるシートポジションを好みの位置に調整することができる。
この座席1の乗員から見て右側(図1では左側)に乗降口(ドア開口部K)が位置している。このドア開口部Kを経て本実施形態に係る乗降補助装置10の補助座部11が出入りする。車室外には、乗員が降車した際に利用する車椅子9が横付けされている。乗降補助装置10の補助座部11は、この車椅子9と座席1との間を移動する。
本実施形態に係る乗降補助装置10の詳細が図2〜図5に示されている。この乗降補助装置10は、乗員が着座可能な補助座部11と、この補助座部11をドア開口部Kを経て車室内外間で移動させるための昇降装置20を備えている。
補助座部11は、乗員が着座できる程度の面積を有する概ね平板形状を有するもので、フレーム11aにクッションパッドを包着して表皮材でカバーしたもので、この点については従来のものと同様のものが用いられている。
昇降装置20は、車室内に設けられて、この補助座部11を車両室内側の上昇位置と、車室外側の下降位置との間で移動させる機能を有している。本実施形態では、上昇位置は、座席1のシートクッション2のドア開口部K側に隣接する位置であってシートクッション2とほぼ同じ高さとなる位置に設定されている。また、補助座部11の下降位置は、車室外側でかつ上昇位置よりも低くより路面に近い高さに設定されている。
本実施形態の昇降機構20は、補助座部11を上下に傾動可能に支持する第1ベース21と、第1ベース21を四節リンク機構23を介して上下動可能に支持する第2ベース22と、第2ベース22を車幅方向にスライド可能に支持する上下2段のスライド機構(上スライド機構36と下スライド機構24)を備えている。
第1ベース21は、上下に相互に平行に立ち上がる2本の支持柱部21a,21aを有している。この支持柱部21a,21aに対して補助座部11のフレーム11aが支軸21bを中心にして上下に回動可能に支持されている。
補助座部11のフレーム11aには、当該補助座部11をほぼ垂直に起立した起立位置に固定するためのロック爪12が設けられている。このロック爪12は、支軸12aを介して上下に回動可能な状態でフレーム11aに支持されている。一方、支持柱部21aにはロック凹部21cが設けられている。補助座部11を起立位置に位置させた状態で、ロック爪12の先端部がこのロック凹部21cに嵌り込むことにより、当該補助座部11が起立位置にロックされる。このロック爪12は、図示省略したねじりばねによりロック側(図2中時計回り方向)に付勢されている。このため、ロック爪12はねじりばねによりその先端側をロック凹部21cに係合させた状態に保持される。このロック状態は、ロック解除ノブ13を操作することにより解除することができる。
ロック解除ノブ13は、補助座部11の先端部(起立位置では上端部)に移動操作可能に設けられている。このロック解除ノブ13とロック爪12はワイヤ14によって連結されている。図2中実線で示すように補助座部11を上昇位置において起立位置に位置させた状態で、乗員等がロック解除ノブ13を上方へ移動操作すると、ワイヤ14を介してロック爪12がねじりばねに抗して図2中反時計回り方向(先端部をロック凹部21cから脱する方向、すなわちアンロック方向)に移動し、これにより補助座部11の起立位置のロック状態が解除される。
起立位置をアンロックすることにより、補助座部11を下方(先端側をドア開口部K側へ張り出す方向、図2において反時計回り方向)へ回動させることができる。補助座部11は、ドア開口部K側へほぼ水平に張り出す水平位置まで回動させることができる。両支持柱部21a,21aにはストッパ21d,21dが設けられている。補助座部11を水平位置に移動させると、この両ストッパ21d,21dがフレーム11aの下面に当接し、これにより補助座部11が水平位置に保持される。この水平位置に保持することにより、補助座部11に乗員が着座することができる。
次に、補助座部11を上下に回動可能に支持する第1ベース21の両側部には、それぞれ四節リンク機構23の先端側が連結されている。左右両側の四節リンク機構23,23は左右対称に構成されている。この両四節リンク機構23,23は、それぞれ一つのアウタアーム23aと二つのインナアーム23b,23bを備えている。アウタアーム23aの先端側は支軸29を介して第1ベース21の側部に上下に回動可能に連結されている。アウタアーム23aの後端側は支軸25を介して第2ベース22の側部に上下に回動可能に連結されている。また、インナアーム23b,23bの先端側は、支軸26を介して第1ベース21の側部に上下に回動可能に連結され、後端側は支軸27を介して第2ベース22の側部に上下に回動可能に連結されている。
両インナアーム23b,23b間であって、支軸27寄りには、それぞれ支持ローラ28が回転可能に支持されている。この支持ローラ28,28は、第3ベース30に設けたガイドレール31,31の上面に沿って転動される。第2ベース22は、左右一対の直動機構32,32を介してこの第3ベース30の上面側にスライド可能に支持されている。第3ベース30の上面にはねじ軸33がその軸回りに回転自在に支持されている。このねじ軸33の後端側(図4において右端側)は、第2ベース駆動用の電動モータ34の出力軸に連結されている。ねじ軸33に噛み合わされたナット35は第2ベース22の後端側下面に固定されている。第2ベース駆動モータ34が正転、逆転するとねじ軸33が回転し、これによりナット35が移動して第2ベース22が車室外側(図4において左方)へ前進し、また車室内側(図4において右方)に後退する。上記左右一対の直動機構32,32、ネジ軸33、ナット35および電動モータ34が、上スライド機構36を構成している。この上スライド機構36を介して第2ベース22が第3ベース30に対して車幅方向にスライド可能に支持されている。この上スライド機構36が特許請求の範囲に記載したスライド機構の一実施形態に相当する。
上スライド機構36の作動により、第2ベース22が第3ベース30に対して車室外側または車室内側に移動すると、上記支持ローラ28,28がガイドレール31,31の上面に沿って転動される。図2および図3に示すように両ガイドレール31,31の上面は、車室外側の一定の範囲において円弧形状に湾曲している(湾曲部31a)。このため、第2ベース22が第3ベース30に対して車室外側へ移動し、これにより両支持ローラ28,28がガイドレール31,31の湾曲部31a,31aに至ると、四節リンク機構23,23のアウタアーム23aは支軸25を中心にして、インナアーム23bは支軸27を中心にしてそれぞれ下方へ回動し、これにより第1ベース21ひいては補助座部11が車室外側へ移動しながら下方へ変位する。
第3ベース30は、座席台7に取り付けられたメインベース40の上面側に左右一対の直動機構41,41を介して車室外側または車室内側に移動可能に支持されている。メインベース40の上面にはねじ軸44がその軸回りに回転自在に支持されている。このねじ軸41に噛み合わされたナット42は第3ベース30の下面側に固定されている。また、ねじ軸41は、メインベース40の上面に取り付けた第3ベース駆動用の電動モータ43の出力軸に連結されている。このため、第3ベース駆動用モータ43が起動してねじ軸41が回転し始めると、ナット42が移動し、これにより第3ベース30が車室外側または車室内側に移動する。上記左右一対の直動機構41,41、ネジ軸44、ナット42および電動モータ43等が下スライド機構24を構成している。
上スライド機構36の電動モータ34と下スライド機構24の電動モータ43には、それぞれ減速装置付きの電動モータが用いられており、ねじ軸33,44はそれぞれ減速装置を介して電動モータ34,43の出力軸に連結されている。また、電動モータ34と電動モータ43は、その回転方向、回転速度および起動停止のタイミング等について相互に制御される。以下、上記構成の乗降補助装置10の動作について説明する。
先ず、図2に示すように当該乗降補助装置10の格納状態では、第2ベース22および第3ベース30がそれぞれ座席1の下方であってスライド範囲の車室内側端部に位置している。第2ベース22が車室内側端部に位置していることから、第1ベース21および両四節リンク機構23,23も車室内側端部に位置している。この状態では、第1ベース21は第2ベース22とほぼ同じ高さに位置し、従って両四節リンク機構23,23はほぼ水平に位置している。第1ベース21が車室内側に位置する状態では、補助座部11が座席1のドア開口部K側の側方に隣接している。
車両走行時等であって、当該乗降補助装置10を格納した状態では、補助座部11を起立位置に位置させてアームレストとして利用することができる。補助座部11は起立位置に位置させるとロック爪12がロック凹部21cに係合することにより、この起立位置にロックされる。この状態の補助座部11が図2中実線で示されている。
以上のような格納状態から、乗員が乗降するために当該乗降補助装置10を作動させるには、先ず、ノブ13を摘んで上方へ引き上げる。ノブ13が上方へ引き上げられると、ワイヤ14を介してロック爪12が支軸12aを中心にしてアンロック方向に回動し、これにより当該ロック爪12のロック凹部21cに対する係合状態が解除されて、補助座部11を横へ倒すことができる。横へ倒した補助座部11が、図2中二点鎖線で示されている。
補助座部11を支軸21bを中心にして下方へ回動させて横へ倒すと、フレーム11aがストッパ21d,21dに当接して当該補助座部11がほぼ水平の位置に保持される。こうして、補助座部11を横に倒して水平位置に位置させることにより、乗員は座席1から補助座部11に乗り移ることができる(降車する場合)。
次に、乗員が補助座部11に乗り移った後に昇降機構20を作動させる。先ず、第3ベース駆動用の電動モータ43が正転側(降車側)に起動して第1〜第3ベース21,22,30および補助座部11が一体で車室外側へ移動する。第3ベース30が車室外側端部までスライドした後、第2ベース駆動用の電動モータ34が正転側(降車側)に起動して、第1および第2ベース21,22が車室外側に移動する。第2ベース22が第3ベース30に対して車室外側へ移動する段階では、支持ローラ28,28がそれぞれガイドレール31の上面を転動する。支持ローラ28,28がガイドレール31,31の湾曲部31a,31a上に至ると、両支持ローラ28,28が車室外側へ移動しながら下方へ変位する。このため、両四節リンク機構23,23が下方へ傾動し、これにより第1ベース21が車室外側へ移動しながら下方へ変位する。両支持ローラ28,28が湾曲部31a,31aの車室外側端部に至って第2ベース22が車室外側端部に至ると、第1ベース21が車室外の最も低い位置まで下降する。図3はこの段階の状態を示している。
こうして第1ベース21が車室外側に移動することにより、補助座部11に着座した乗員を車室内から車室外のより路面に近い高さまで移動させることができる。車室外において、乗員は補助座部11上から楽に車椅子9へ移動することができる。
逆に、車椅子9に着座した乗員が車室内へ乗車するには、当該乗降補助装置10を上記とは逆に作動させればよい。すなわち、空の補助座部11を上記のようにして車室外のより路面に近い高さまで移動させた状態とした後、乗員は車椅子9からこの補助座部11に乗り移る。この場合、補助座部11を起立位置に位置させたまま車室内の上昇位置から車室外の下降位置まで移動させて、この下降位置で補助座部11を水平位置に倒してもよい。
補助座部11を下降位置に位置させて乗員がこの補助座部11に乗り移った後、第2ベース駆動用の電動モータ34を逆転側(乗車側)に起動させることにより第2ベース22を車室内側に移動させる。これにより両四節リンク機構23,23が上方へ傾動して、第1ベース21および補助座部11とともに乗員が上昇しながら車室内側に移動する。
第2ベース22が車室内側のスライド端まで移動した後、第3ベース駆動用の電動モータ43が逆転側(乗車側)に起動されることにより、乗員および補助座部11、第1〜第3ベース21,22,30が一体となって車室内側に水平移動する。この段階で、補助座部11が座席1のシートクッション2とほぼ同じ高さまで移動しているので、乗員は補助座部11上からシートクッション2上へ楽に乗り移ることができる。こうして乗員が座席1に着座した後、補助座部11を起立させる。起立させた補助座部11はロック爪12がロック凹部21cに係合することにより保持されるので、これをアームレストとして利用することができる。
以上説明したように本実施形態の乗降補助装置10によれば、座席1のドア開口部K側において補助座部11を起立位置から水平位置に倒すことにより、乗員は座席1から補助座部11に乗り移ることができるので、例えば車室外に用意した車椅子9と座席1との間の移動、すなわち車両への乗降を楽に行うことができる。しかも、本実施形態の乗降補助装置10は、補助座部11を座席1に隣接する上昇位置から車室外のより路面に近い高さの下降位置まで下降させることができるので、従来よりも一層楽に乗降することができる。
また、座席1の側方の上昇位置において、補助座部11を起立位置に移動させることができるので、ドア開口部K側に張り出す水平位置に固定される構成に比して座席1をよりドア開口部K側に配置することができる。これによれば、補助座部11を車室外側へ大きく移動させることができるので、乗員の乗降動作を一層楽にすることができる。
さらに、補助座部11を上昇位置に位置させた状態では、昇降装置20を座席1の下方に格納することができるので、座席1の下方のスペースを有効に活用して当該昇降装置20をコンパクトに格納することができる。
また、昇降装置20が座席台7上に搭載した構成であるので、シートポジションを調整するために座席1を車両前後方向に移動させると、当該乗降補助装置10も一体で移動する。このため、座席1の位置に合わせて別途当該乗降補助装置10の位置調整をする必要はない。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、運転席1に適用した乗降補助装置10を例示したが、本願発明に係る乗降補助装置は運転席に限らず助手席あるいは後部座席にも適用することができる。
また、座席1の側方の上昇位置において補助座部11を起立位置と水平位置に移動可能な構成を例示したが、この機能は省略することができる。
さらに、第2ベース駆動用の電動モータ34および第3ベース駆動用の電動モータ43を用いて電動駆動式の昇降装置20を例示したが、これらを省略して全て手動操作にて動作させる昇降装置としてもよい。
また、昇降装置20を座席台7上に搭載して前後スライド機構5により座席1と一体で車両前後方向に移動する構成を例示したが、昇降機構を例えば車両フロアF上に直接設置して、座席1とは別で前後方向に位置調整する構成としてもよい。
本発明の実施形態を示す図であり、乗降補助装置を併設した運転席および車両の右側正面図である。 格納状態の乗降補助装置の正面図である。本図は、補助座部を上昇位置において起立位置に位置させた状態が実線で示され、水平位置に位置させた状態が二点鎖線で示されている。 乗降補助装置の正面図である。本図は、下降位置において補助座部を水平位置に位置させた状態を示している。 昇降装置の平面図である。本図は、補助座部が下降位置に移動した時点における状態を示している。 昇降装置を図4中矢印(5)方向から見た図である。
符号の説明
K…ドア開口部
F…車両フロア
1…座席
2…シートクッション(座部)
3…シートバック(背もたれ)
9…車椅子
10…乗降補助装置
11…補助座部、11a…フレーム
12…ロック爪、12a…支軸
13…ロック解除用のノブ
14…ワイヤ
20…昇降装置
21…第1ベース
21a…支持柱部、21b…支軸、21c…ロック凹部、21d…ストッパ
22…第2ベース
23…四節リンク機構、23a…アウタアーム、23b…インナアーム
24…下スライド機構
25…支軸
26,27…支軸
28…支持ローラ
29…支軸
30…第3ベース
31…ガイドレール、31a…湾曲部
32…直動機構
33…ねじ軸
34…電動モータ(上スライド機構用)
35…ナット
36…上スライド機構
40…メインベース
41…直動機構
42…ナット
43…電動モータ(下スライド機構用)
44…ねじ軸

Claims (7)

  1. 車両の乗降口に隣接する座席に付設される乗降補助装置であって、
    着座可能な補助座部と、車室内に設けられて、前記補助座部を、前記座席の座部とほぼ同じ高さで該座部の乗降口側の側部に隣接する上昇位置と、該上昇位置よりも車室外側でかつ低い下降位置との間で移動可能に支持する昇降機構とを備えた車両の乗降補助装置。
  2. 請求項1記載の乗降補助装置であって、前記補助座部は、前記上昇位置において起立位置と水平位置との間で上下に回動可能である車両の乗降補助装置。
  3. 請求項2記載の乗降補助装置であって、前記起立位置にある補助座部を肘掛けとして使用可能である車両の乗降補助装置。
  4. 請求項1記載の乗降補助装置であって、前記補助座部が前記上昇位置に位置する状態では、前記昇降装置の少なくとも一部が前記座席の下方に位置する車両の乗降補助装置。
  5. 請求項1記載の乗降補助装置であって、前記昇降機構は、前記補助座部を支持する第1ベースと、該第1ベースを四節リンク機構を介して上下動可能に支持する第2ベースと、該第2ベースを車幅方向にスライド可能に支持するスライド機構と、該スライド機構により前記第2ベースを車室外側へ移動させると、前記四節リンク機構の第1ベース側の端部が車室外へ移動しつつ下降するように該四節リンク機構を支持する支持機構とを備える車両の乗降補助装置。
  6. 請求項5記載の乗降補助装置であって、前記補助座席が前記上昇位置に位置する状態では前記スライド機構および前記四節リンク機構が前記座席の下方に格納される構成である車両の乗降補助装置。
  7. 請求項5記載の乗降補助装置であって、前記座席は車両前後方向に位置調整可能であり、前記昇降機構は前記座席と一体で車両前後方向へ移動する構成である車両の乗降補助装置。
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