[go: up one dir, main page]

JP2005144360A - 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体およびその製造方法 - Google Patents

低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005144360A
JP2005144360A JP2003386927A JP2003386927A JP2005144360A JP 2005144360 A JP2005144360 A JP 2005144360A JP 2003386927 A JP2003386927 A JP 2003386927A JP 2003386927 A JP2003386927 A JP 2003386927A JP 2005144360 A JP2005144360 A JP 2005144360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active metal
component
catalytically active
catalyst
metallosilicate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003386927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4235731B2 (ja
Inventor
Kazunori Honda
一規 本田
Senkoku Cho
戦国 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2003386927A priority Critical patent/JP4235731B2/ja
Publication of JP2005144360A publication Critical patent/JP2005144360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4235731B2 publication Critical patent/JP4235731B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

【課題】 触媒活性金属成分とメタロシリケート成分とバインダー成分とからなる低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒において、高活性でかつ活性低下の防止された触媒成型体を提供する。
【解決手段】 触媒活性金属成分Aとメタロシリケート成分Bとバインダー成分Cとからなる触媒成型体において、該触媒活性金属成分Aの実質的全量が該メタロシリケート成分Bの表面上のみに担持されていることを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、メタン等の低級炭化水素から各種化学製品の基礎原料となるベンゼンやナフタレンを主成分とする芳香族化合物と、高純度水素ガスとを効率的に製造するための触媒成型体、およびその触媒成型体の製造方法に関するものである。
従来から、触媒を用いて低級炭化水素を高付加価値な芳香族炭化水素へ直接転換する試みがなされている。低級炭化水素中の炭素数が2個以上の炭化水素を原料として転換反応を行なう場合、触媒としては、Ga担持H型ZSM−5あるいはZn担持H型ZSM−5等が高活性であることが知られている[例えば、「Catalyst Review Science and Engineering」34 (3)、179−226(1992)]。しかしながらメタンを原料とした場合、これらの触媒では活性が低く、GaZSM−5にPtを担持して改善を試みた例が見られるものの[例えば、「Zeolites: Facts, Figures, Future」1183−1192(1989)]、その活性は十分とは言えず、さらには炭素析出により急速に活性の低下が起こるという問題を有していた。
一方、例えば特開平10−272366公報や特開2001−334151公報に示されるように、ZSM−5に代表されるメタロシリケート上にモリブデン、タングステン、レニウム等を担持した触媒がメタンの脱水素芳香族化反応に有効であることが知られている。これらの触媒は、上記Pt担持GaZSM−5と比較して高活性であり、また炭素析出も少ないため長寿命であるという点で優れている。
これらの触媒におけるメタンの脱水素芳香族化反応のメカニズムとしては、二つの異なる活性点上で逐次的に進行するメカニズムが一般的に提案されている[例えば、「Natural Gas Conversion V」403−410(1998)]。すなわち、メタンはまずモリブデン、タングステン、レニウム等の触媒活性金属成分上で活性化され、ついでZSM−5の酸点上で重合・環化される。また、ZSM−5の細孔内に触媒活性金属成分が担持されることによって芳香族化反応も主に細孔内で起こることになり、その結果細孔の立体的制限により炭素の析出が抑制されることもこの触媒の重要な特徴の一つである。
ZSM−5等のメタロシリケート上にモリブデン、タングステン、レニウム等の触媒活性金属成分を担持した触媒の製造方法としては、これら触媒活性金属成分を含有した塩類を前駆体として主にこれらの水溶液にメタロシリケートを含浸させ、その後、乾燥・焼成等の後処理を行なういわゆる含浸法やイオン交換法[例えば、特開平10−272366公報]、あるいは上記触媒活性金属成分を含有した化合物を昇華あるいは蒸発させることにより、メタロシリケート上に析出させる方法[特開2002−336704公報]がとられている。
上記の通り、従来技術のメタンの脱水素芳香族化反応用触媒は、何れもが担持した触媒活性金属成分とメタロシリケートの組み合わせのみに限定されるものであるが、メタロシリケートを含有している触媒は実際の工業プロセスにおいて使用されるほとんどの場合において、実用的な強度および耐摩耗性を得る目的で、また、触媒成型体を製造する際の成型性を改善する目的で、バインダーを添加して製造されている。
実用的なメタロシリケート含有触媒成型体の製造方法の一例としては、以下の方法が例示される。まず水熱合成法によってメタロシリケート粉体を合成後、バインダー及び、必要に応じて増粘剤あるいは分散剤をメタロシリケートに添加し、水中でこれらの原料を混練する。次に押し出し成型あるいは打錠成型等の方法によって成型を行った後に、乾燥、焼成する。触媒活性金属成分をメタロシリケート上に担持する場合は、完成した成型体に含浸法等の方法を用いて行なう。バインダーの種類としては、シリカ、アルミナ、粘土鉱物等の無機化合物の単独あるいは組み合わせが使用され、成型後の成型体の重量に対して10〜50重量%程度添加される場合が多い。
しかしながら、バインダーを含有したメタロシリケート触媒成型体にモリブデン、タングステン、レニウム等の触媒活性金属成分を担持した場合、これらの触媒活性金属成分はメタロシリケート上だけでなく、バインダー上にも担持されることになる。上記の通り、触媒活性金属成分がメタロシリケートの細孔内に存在することによって炭素析出が抑制され、脱水素芳香族化反応が選択的に進行しているが、バインダー上に担持された触媒活性金属成分上では炭素析出が抑制されずに多量の炭素を生成してしまうことから、これらバインダー上に担持された触媒活性金属成分は脱水素芳香族化反応にはほとんど寄与していないと考えられる。さらには、炭素の生成と同時に多量の水素が生成することから、この水素が脱水素芳香族化反応の進行を抑制し、変換性能を低下させてしまう問題、及び、炭素の蓄積による失活の問題も生じる。
これらのことから、高価な触媒活性金属成分は、これを選択的にメタロシリケート成分上にのみ担持することが望ましい。
本発明は、触媒活性金属成分とメタロシリケート成分とバインダー成分とからなる低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒において、高活性でかつ活性低下の防止された触媒成型体およびその製造方法を提供することをその課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、メタロシリケート上に触媒活性金属成分を担持後、該触媒活性金属成分がその後の触媒成型体製造工程でバインダー上に移動しないように製造することで、触媒性能の低下の防止された高活性の触媒成型体が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、以下に示す低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用の触媒成型体及びその製造方法が提供される。
(1)触媒活性金属成分Aとメタロシリケート成分Bとバインダー成分Cとからなる触媒成型体において、該触媒活性金属成分Aの実質的全量が該メタロシリケート成分Bの表面上のみに担持されていることを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体。
(2)前記(1)に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、該触媒活性金属成分Aの溶解しない有機溶媒中でバインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
(3)前記(1)に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、還元処理して該触媒活性金属成分を金属とした後、該バインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
(4)前記(1)に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、カーバイド化処理して該触媒活性金属成分を金属カーバイドにした後、該バインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
本発明の触媒成型体によれば、バインダー表面には触媒活性金属成分が担持されていないために、該バインダー上の副反応を効果的に制御することができる。その結果、バインダーを添加しない触媒活性金属成分担持メタロシリケート触媒と同等の炭化水素変換性能が発現される。
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明で用いるメタロシリケートの種類には特に制限は無いが、効率よく芳香族化反応を行なうのに最適な細孔径を有するZSM−5、ZSM−11、MCM−22、ZRP−1の中から選択することが好ましい。また、上記メタロシリケートの組み合わせ、または上記メタロシリケートと上記以外のメタロシリケートとの組み合わせでも構わない。メタロシリケートの結晶骨格を構成する金属成分としては、アルミニウムやガリウム、亜鉛等が例示される。また、状況に応じて実質的にケイ素のみからなるメタロシリケートが使用される場合も考えられる。メタロシリケートは基本的にプロトン型(H型)として使用されることが好ましいが、プロトンの一部を他のイオンによって置換したものを使用してもよい。
メタロシリケートは、粉末状で用いられるが、その平均粒径は0.1〜50μm、好ましくは0.1〜20μmである。
また、本発明で用いる触媒活性金属成分としては、従来公知の低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒で用いられているものであれば何でもよく、特開平10−272366公報や特開平11−47606公報等に記載されている触媒活性金属成分の中から少なくとも1種が選択される。これらの活性金属成分の中では特に鉄、コバルト、モリブデン、タングステン、レニウムが好ましい。上記メタロシリケート上への触媒活性金属成分の担持には触媒活性金属成分を含んだ前駆体を使用する。前駆体の例としては、硝酸塩、酸化物、塩化物、縮合酸塩等が例示できる。
メタロシリケート上への触媒活性金属成分の担持方法としては、従来公知の方法、例えば、上記前駆体の水溶液やアルコール溶液へのメタロシリケートの含浸による方法や、前述[特開2002−336704公報]に見られる気相蒸着法等が例示されるが、これら以外の方法、例えば含浸法と類似のincipient wetness法やイオン交換法等の方法によって担持しても問題ない。触媒活性金属成分の担持量は、特に制限はないが、メタロシリケートに対して0.1〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%の範囲が良好である。
本発明の最も重要な特徴は、触媒活性金属成分とメタロシリケートとバインダーとからなる実用的な低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造にあたり、あらかじめ触媒活性金属成分をメタロシリケート上に担持し、さらに該触媒活性金属成分をメタロシリケート上に固定化して、その後の触媒成型体製造工程でバインダー上に移動しないようにすることにある。
メタロシリケート上に担持した触媒活性金属成分が触媒成型体製造工程でバインダー上に移動しない製造方法としては以下の2通りの方法がある。
第一の方法は、触媒活性金属成分の前駆体を担持したメタロシリケートをもし必要があればあらかじめ高温焼成し、さらに還元処理もしくはカーバイド化処理を行ない、その後に水中もしくは有機溶媒中でバインダーとの混合操作を行なう方法である。このとき、触媒活性金属成分が金属として働いている場合は水素処理を行なうことが、触媒活性金属成分がカーバイドとして働いている場合はカーバイド化処理を行なうことが好ましい。還元剤としては水素やメタンを含有しているガスに限らず、ヒドラジン等の還元剤を含有しているガスを用いても構わない。この還元処理により、触媒活性金属成分は金属に変換される。また、カーバイド化処理剤としてはメタンを含有しているガスが好ましいが、他の炭化水素を含むガスを使用しても構わない。このカーバイド化処理により、触媒活性金属成分は金属カーバイドに変換される。還元剤やカーバイド化処理剤の濃度は0.1〜100体積%、好ましくは1〜100体積%の範囲である。
なお、前記還元処理及びカーバイド化処理は従来公知のものであり、従来公知の方法に従って容易に実施することができる。
これらの処理を行なった触媒活性金属成分担持メタロシリケートは、これを水中もしくは有機溶媒中でバインダーとともに混練混合される。バインダー成分としては、従来公知のもの、例えば、粘土鉱物、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、チタニア、ジルコニアおよびこれらの組み合わせが好ましく用いられる。該バインダーは粉末状で用いられ、その平均粒径は0.1〜300μm、好ましくは0.1〜100μmである。バインダーの使用量としては触媒成型体中10〜50重量%の範囲が好ましいが、この範囲を超えるものも製造可能である。また、必要に応じて増粘剤あるいは分散剤を添加しても構わない。得られた混合物は常法により、成型、乾燥される。乾燥工程に関しては酸素が存在する雰囲気下、500℃より高い温度で乾燥すると触媒活性金属成分のバインダーへの移動が起こることから避けなければならない。該乾燥工程は、酸素濃度が20体積%以下、好ましくは実質的にゼロ%の条件下で、80〜500℃、好ましくは130〜450℃で行うのがよい。
第二の方法は、あらかじめ触媒活性金属成分を担持したメタロシリケートを還元処理もしくはカーバイド化処理は行なわずに、該触媒活性金属成分の溶解が起こらない有機溶媒中で該触媒活性金属成分を担持したメタロシリケートとバインダーとの混合操作を行なう方法である。有機溶媒を使用する以外は第一の方法と同じ方法・条件でバインダーとの混合・乾燥・成型を行なうと良い。このように、第一および第二の方法で製造された本発明による触媒成型体は低級炭化水素の脱水素芳香族化反応に使用することが出来る。この場合の低級炭化水素において、その炭素数は1〜4、特に1〜3である。
該触媒成型体において、その形状は、粒状、ペレット状、柱状、円筒状等の各種の形状であることができる。
下記の実施例と比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。なお、下記の実施例、比較例、参考例における触媒反応は石英ガラス製反応管(内径 8mm)を使用し、固定床流通式反応装置で行なった。生成物の分析はガスクロマトグラフで行なった。なお、触媒の評価に使用したベンゼン生成速度は、1秒間当たりに生成したベンゼンの炭素数に換算した物質量(nmol−C・sec−1)で示した。
実施例1
手順1(MoO担持H型ZSM−5の調製):粉末状のNH型ZSM−5(Zeolyst製、CBV3324、SiO/Al比=30、比表面積=400m/g)を空気中、500℃で24時間焼成しH型ZSM−5を得た。次にナス型フラスコ中で0.380gのパラモリブデン酸アンモニウムを150mlのイオン交換水に溶解し、上記H型ZSM−5の粉末10.0gを投入した。このナス型フラスコをロータリーエバポレーターに装着し、回転攪拌を行ないながら蒸発乾固して上記パラモリブデン酸アンモニウム担持H型ZSM−5を得た。さらにこのパラモリブデン酸アンモニウム担持H型ZSM−5を空気中、500℃で6時間焼成し、3重量%MoO担持H型ZSM−5(以後、3%MoO/HZSM−5と略す)を得た。
手順2(H型ZSM−5上へのMoの固定):手順1で調製した3%MoO/HZSM−5をメタン気流中、650℃で30分間、次いで700℃で10分間焼成し、担持MoOのカーバイド化処理を行なった。この操作により3%MoC担持H型ZSM−5(以後、3%MoC/HZSM−5と略す)を得た。
手順3(MoC/HZSM−5とバインダーとの混合):手順2まで調製した3%MoC/HZSM−5とSiOを重量比1:1の割合でイオン交換水中よく混合した後、蒸発乾固した。その後、造粒成型を行なって3%MoC/HZSM−5+SiOバインダー触媒成型体を得た。
上記3%MoC/HZSM−5+SiOバインダー触媒成型体300mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図1(△)に示す。
比較例1
実施例1において手順1の操作を行なった後、手順2の操作を行なわずに3%MoO/HZSM−5を使用して手順3の操作を行ない、3%MoO/HZSM−5+SiOバインダー触媒成型体を得た。
上記3%MoO/HZSM−5+SiOバインダー触媒成型体300mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図1(○)に示す。
参考例1
実施例1の手順1で得られた3%MoO/HZSM−5を造粒し、バインダー成分を全く含まない3%MoO/HZSM−5触媒成型体を得た。
上記3%MoO/HZSM−5触媒成型体150mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図1(□)に示す。
実施例2
手順1(MoO担持H型ZSM−5の調製方法):担持粉末状のNH型ZSM−5(Zeolyst製、CBV3324、SiO/Al比=30、比表面積=400m/g)を空気中、500℃で24時間焼成しH型ZSM−5を得た。次にナス型フラスコ中で1.213gのパラモリブデン酸アンモニウムを150mlのイオン交換水に溶解し、上記H型ZSM−5の粉末10.0gを投入した。このナス型フラスコをロータリーエバポレーターに装着し、回転攪拌を行ないながら蒸発乾固して上記パラモリブデン酸アンモニウム担持H型ZSM−5を得た。さらにこのパラモリブデン酸アンモニウム担持H型ZSM−5を空気中、500℃で6時間焼成し、9重量%MoO担持H型ZSM−5(以後、9%MoO/HZSM−5と略す)を得た。
手順2(H型ZSM−5上へのMoの固定):手順1で調製した9%MoO/HZSM−5をメタン気流中、650℃で30分間、次いで700℃で10分間焼成し、担持MoOのカーバイド化処理を行なった。この操作により9%MoC担持H型ZSM−5(以後、9%MoC/HZSM−5と略す)を得た。
手順3(MoC/H型ZSM−5とバインダーとの混合):手順2で調製した9%MoC/HZSM−5とγ−Alを重量比1:1の割合でイオン交換水中でよく混合した後、蒸発乾固した。その後、造粒成型を行なって9%MoC/HZSM−5+γ−Alバインダー触媒成型体を得た。
上記9%MoC/HZSM−5+γ−Alバインダー触媒成型体300mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図2(△)に示す。
比較例2
実施例2において手順1の操作を行なった後、手順2の操作を行なわずに9%MoO/HZSM−5を使用して手順3の操作を行ない、9%MoO/HZSM−5+γ−Alバインダー触媒成型体を得た。
上記9%MoO/HZSM−5+γ−Alバインダー触媒成型体300mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図2(○)に示す。
参考例2
実施例2の手順2で得られた9%MoC/HZSM−5を造粒し、バインダー成分を全く含まない9%MoC/HZSM−5触媒成型体を得た。
上記9%MoC/HZSM−5触媒成型体150mgを使用して700℃でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった。その際のベンゼン生成速度の経時変化を図2(□)に示す。
本発明の方法によれば、バインダー上への活性金属成分の担持を防ぐことができるため、高価な活性金属成分の使用量を最小限に抑えつつ効率的に反応を行なえる低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体を製造することが可能である。
実施例1および比較例1の方法で製造した3重量%Mo担持HZSM−5+SiOバインダー触媒成型体と、参考例1の方法で製造した3重量%Mo担持HZSM−5触媒成型体でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった際のベンゼン生成速度の経時変化を示す。 実施例2および比較例2の方法で製造した9重量%Mo担持HZSM−5+γ−Alバインダー触媒成型体と、参考例2の方法で製造した9重量%Mo担持HZSM−5触媒成型体でメタンの脱水素芳香族化反応を行なった際のベンゼン生成速度の経時変化を示す。

Claims (4)

  1. 触媒活性金属成分Aとメタロシリケート成分Bとバインダー成分Cとからなる触媒成型体において、該触媒活性金属成分Aの実質的全量が該メタロシリケート成分Bの表面上のみに担持されていることを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体
  2. 請求項1に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、該触媒活性金属成分Aの溶解しない有機溶媒中でバインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
  3. 請求項1に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、還元処理して該触媒活性金属成分を金属とした後、該バインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
  4. 請求項1に記載の触媒成形体を製造する方法であって、該触媒活性金属成分Aを該メタロシリケート成分Bの表面にあらかじめ担持した担持物を、カーバイド化処理して該触媒活性金属成分を金属カーバイドにした後、該バインダー成分Cと混合し、成型することを特徴とする低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法。
JP2003386927A 2003-11-17 2003-11-17 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法 Expired - Lifetime JP4235731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386927A JP4235731B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003386927A JP4235731B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005144360A true JP2005144360A (ja) 2005-06-09
JP4235731B2 JP4235731B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=34694476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003386927A Expired - Lifetime JP4235731B2 (ja) 2003-11-17 2003-11-17 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4235731B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006480A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Sued-Chemie Catalysts Japan, Inc. 低級炭化水素の芳香族化触媒及びそれを用いて低級炭化水素から芳香族炭化水素と水素とを製造する方法
CN100363103C (zh) * 2005-07-14 2008-01-23 北京化工大学 一种组装碳化物的介孔分子筛催化剂及其制备方法
CN100363104C (zh) * 2005-07-14 2008-01-23 北京化工大学 一种组装碳化钨的介孔分子筛催化剂及其制备方法
WO2009020045A1 (ja) 2007-08-03 2009-02-12 Mitsui Chemicals, Inc. 芳香族炭化水素の製造方法
WO2009140790A1 (en) * 2008-05-21 2009-11-26 Dalian Institute Of Chemical Physics, Chinese Academy Of Sciences Production of aromatics from methane
WO2010013527A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 株式会社明電舎 芳香族化合物製造方法
JP2012107016A (ja) * 2005-12-02 2012-06-07 Exxonmobile Chemical Patents Inc メタンからの芳香族炭化水素の製造
CN105214704A (zh) * 2015-10-29 2016-01-06 无锡桥阳机械制造有限公司 一种催化剂的制备方法
CN114733562A (zh) * 2022-03-21 2022-07-12 大连理工大学 一种高活性的甲烷甲醇无氧共芳构化催化剂及其制备方法和应用
CN119186633A (zh) * 2024-11-27 2024-12-27 中国科学技术大学 用于甲烷无氧芳构化的包覆型催化剂及其制备方法和应用

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043686A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Sud-Chemie Catalysts Inc 低級炭化水素の芳香族化触媒及びそれを用いて低級炭化水素から芳香族炭化水素と水素とを製造する方法
WO2006006480A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Sued-Chemie Catalysts Japan, Inc. 低級炭化水素の芳香族化触媒及びそれを用いて低級炭化水素から芳香族炭化水素と水素とを製造する方法
CN100363103C (zh) * 2005-07-14 2008-01-23 北京化工大学 一种组装碳化物的介孔分子筛催化剂及其制备方法
CN100363104C (zh) * 2005-07-14 2008-01-23 北京化工大学 一种组装碳化钨的介孔分子筛催化剂及其制备方法
JP2012107016A (ja) * 2005-12-02 2012-06-07 Exxonmobile Chemical Patents Inc メタンからの芳香族炭化水素の製造
WO2009020045A1 (ja) 2007-08-03 2009-02-12 Mitsui Chemicals, Inc. 芳香族炭化水素の製造方法
WO2009140790A1 (en) * 2008-05-21 2009-11-26 Dalian Institute Of Chemical Physics, Chinese Academy Of Sciences Production of aromatics from methane
WO2010013527A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 株式会社明電舎 芳香族化合物製造方法
GB2474806A (en) * 2008-07-29 2011-04-27 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Process for producing aromatic compound
CN102112417A (zh) * 2008-07-29 2011-06-29 株式会社明电舍 芳香族化合物的制备方法
JP2010053123A (ja) * 2008-07-29 2010-03-11 Meidensha Corp 芳香族化合物製造方法
GB2474806B (en) * 2008-07-29 2013-05-01 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Process for producing aromatic compound
CN105214704A (zh) * 2015-10-29 2016-01-06 无锡桥阳机械制造有限公司 一种催化剂的制备方法
CN114733562A (zh) * 2022-03-21 2022-07-12 大连理工大学 一种高活性的甲烷甲醇无氧共芳构化催化剂及其制备方法和应用
CN119186633A (zh) * 2024-11-27 2024-12-27 中国科学技术大学 用于甲烷无氧芳构化的包覆型催化剂及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4235731B2 (ja) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100134726A (ko) 귀금속을 함유하지 않는 상응하는 촉매를 재생시키는 것에 의한 메탄 함유 혼합물의 방향족화수소이탈 방법
JP4235731B2 (ja) 低級炭化水素の脱水素芳香族化反応用触媒成型体の製造方法
JP2011116707A (ja) 低級炭化水素及び芳香族化合物の製造方法及び製造触媒
JP2011036748A (ja) 芳香族ニトロ化合物の選択的水素化触媒、その製造方法および再生方法並びにこれを用いた芳香族ニトロ化化合物の選択的水素化方法
CN100473461C (zh) 一种碳四液化石油气芳构化的催化剂及其制备方法
US6617275B1 (en) Process for preparing a catalyst for aromatic production
JP5288255B2 (ja) 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法
JP2010042344A (ja) 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法
Trejda et al. Iron modified MCM-41 materials characterised by methanol oxidation and sulphurisation reactions
JPH06330055A (ja) 軽質炭化水素の転化法
JP4677194B2 (ja) 触媒を用いた低級炭化水素の転化方法
JPH1147606A (ja) 低級炭化水素の芳香族化触媒及び該触媒を用いた芳香族化合物の製造法
JP4823655B2 (ja) キシレン類の製造方法
TWI294785B (en) Hydrocarbon cracking catalyst using chemical liquid deposition and method for preparing the same
JP2010042343A (ja) 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法
WO2005105710A1 (ja) 低級オレフィンの製造法
JPH0528278B2 (ja)
JPWO2005028105A1 (ja) 低級炭化水素の芳香族化触媒とその製造方法並びに芳香族化合物と水素の製造方法
CN114433220B (zh) 一种苯和合成气烷基化催化剂的制备方法
JP5288256B2 (ja) 低級オレフィン製造用触媒、その製造方法及びこれを用いた低級オレフィンの製造方法
JP4790356B2 (ja) 低級炭化水素改質触媒
CN1590352A (zh) 一种甲烷芳构化催化剂及其制备方法和应用
KR100939437B1 (ko) 탄화수소 분해촉매의 제조방법
JP2021041329A (ja) メタンの脱水素芳香族化反応用触媒及び芳香族化合物の製造方法
JP2005254120A (ja) 低級炭化水素直接改質触媒の製造方法と低級炭化水素直接改質触媒

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050401

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4235731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term