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JP2005036010A - メークアップ化粧料の色の設計方法 - Google Patents

メークアップ化粧料の色の設計方法 Download PDF

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JP2005036010A
JP2005036010A JP2004295192A JP2004295192A JP2005036010A JP 2005036010 A JP2005036010 A JP 2005036010A JP 2004295192 A JP2004295192 A JP 2004295192A JP 2004295192 A JP2004295192 A JP 2004295192A JP 2005036010 A JP2005036010 A JP 2005036010A
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JP2004295192A
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Yuka Suzuki
優加 鈴木
Tadao Nakamura
直生 中村
Kazuhiro Nishikata
和博 西方
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Pola Orbis Holdings Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Abstract

【課題】
本発明は、「自然に見える」メカニズムを解明し、「自然に見える」ファンデーション等のメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】
メークアップ化粧料の色の設計方法に於いて、測色用セルに充填して測定した分光光度曲線が、当該分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に設計することを特徴とする、メークアップ化粧料の色の設計方法。この設計方法によって色を設計し、ファンデーション等のメークアップ化粧料を提供する。本発明によれば、「自然に見える」ファンデーション等のメークアップ化粧料を提供できる。
【選択図】
なし

Description

本発明は、自然に見えるファンデーションの設計に有用なメークアップ化粧料の色の設計方法及び当該メークアップ化粧料に関する。
ファンデーション等に代表されるメークアップ化粧料は、それで装う人のイメージを変えたり、創作したり、又、シミやソバカス、クスミ等の好ましくない皮膚の性状をかくしたりする機能を有するものであって、現代社会では不可欠と言っても良いほど女性にとって重要なアイテムになっている。この様に重要性が高まれば高まるほどメークアップ化粧料に要求されるプラスオンの要素が増えてきており、例えば、白浮きしない、写真がきれいにうつる、厚ぼったさが少ないなどの要素が加味されるようになってきている。この様な状況の中で近年取り分け要求が高まってきているにもかかわらず、大きな課題の一つに常に挙げられていることに、「自然に見える」メークアップ化粧料というものがある。これはファンデーション等によってメークアップするとどうしても通常の皮膚と異なって人工的に見えてしまうと言う欠点に起因するものである。
この為、自然に見えるメークアップ化粧料の開発のため種々の努力が為され、いくつかの、自然に見えるメークアップ化粧料を作成するのに適した素材が見つかって来たが、その原因・理由については不明のままであった。又、更なる研究により、既存の原料の組み合わせのみでも自然に見えるメークアップ化粧料が作れる場合もあることが判って来た。しかし、この様なメークアップ化粧料に出会うことはバイ・チャンスと言わざるを得ず、様々な肌色に対応してこの様なメークアップ料を開発することは不可能であった。即ち、「自然に見える」メカニズムの解明と「自然に見える」ファンデーション等のメークアップ化粧料が求められていた。
一方、従来に於いては、メークアップ化粧料、取り分けファンデーションの調色に於いて、赤色の基源としては酸化鉄を用いることが多く、明度調整は酸化鉄の酸化度の異なるものの組み合わせで行うことが多かった。更に、赤色成分の多くを有機色素に依存するファンデーションがより自然に見えることも、分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に設計する際の調色に有用であることも全く知られていなかった。
又、色材として、赤色部分の外層に半透明層を有する粉体を用いることにより、上記のような分光特性を有する化粧料が容易に得られることは全く知られていなかったし、この様な粉体の中で、体質粉体上に有機赤色色素を含有する赤色粉体層を有し、更にその上部に半透明粉体を含む層を有する粉体は全く知られていなかった。
本発明はこの様な状況下行われたものであり、「自然に見える」メカニズムを解明し、「自然に見える」ファンデーション等のメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
かかる状況に鑑みて本発明者等は、「自然に見える」メカニズムの解明の為、鋭意研究を重ねた結果、「自然に見える」ことには色の問題が深く係わっていることを見いだした。即ち、通常、色と言っている内容はその意味することが多く、例えば、「肌と同じ色のファンデーション」と言ってもある条件下での色の見え方が同じなだけであって、全く同じ色であるわけではないことを見いだした。即ち、分光光度曲線が著しく異なる二つの色であってもある条件下では色差が極めて小さくなることがあり、ファンデーション等のメークアップ化粧料と肌の色の関係は正にこの様な関係であることが判明した。即ち、この知見をもとにファンデーション等のメークアップ化粧料の色を肌の分光曲線に近似させることにより、「自然に見える」メークアップ化粧料が得られることを見いだした。更なる検討に於いて、赤色部分の外層に半透明層を有する粉体を用いることにより、この様な化粧料が容易に得られることを見いだし発明を完成させるに至った。以下本発明について、発明の実施の形態を中心に詳細に説明する。
本発明によれば、「自然に見える」ファンデーション等のメークアップ化粧料を提供できる。
(1)本発明のメークアップ化粧料の色の設計方法
本発明のメークアップ化粧料の色の設計方法は、測色用セルに充填して測定した分光光度曲線が、当該分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に設計し、当該メークアップ化粧料が赤色乃至は黄色の有機色素を含有することを特徴とする。これは、肌の色とファンデーション等のメークアップ化粧料の分光光度曲線を比較した場合、図1及び図2に示す様に分光光度曲線が540nm〜600nmの間が最も異なっていることが判る。即ち、肌の分光光度曲線に於いては、分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在するのに対して、通常のメークアップ化粧料ではかかる直線と分光光度曲線が交差したり、分光光度曲線が直線の上に位置したりする状況になっている場合が多く、この場合にメークアップ化粧料が「自然に見えない」現象が如実であることが判明した。更に、肌と同様に分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する場合には、メークアップ化粧料は自然に見えることが判明した。即ち、肌と同様に、分光光度曲線に於いては、分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に色の設計をすることにより自然に見えるメークアップ化粧料が提供できる。ここで、本発明の色の設計方法が適用できるメークアップ化粧料としては、特段の限定はされず、例えば、リップカラー、チークカラー、ファンデーション、コントロールカラー、アイカラー、アンダーメークアップ、スポッツカバー、ハイライトなどが例示できる。これらの内取り分け好ましいものは、ファンデーション、コントロールカラー、アンダーメークアップ、スポッツカバー、ハイライトである。この様に色を設計されたメークアップ化粧料はカバー力や色味ののりが良いにも係わらず、「自然に見える」特性を有する。実際の例とし、図1に女子の素肌の分光光度曲線を示す。この図から、素顔の分光光度曲線は600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。又、詳細に後に示す実施例1〜5のメークアップ化粧料の分光光度曲線を図2〜図6に示す。これらも何れも分光光度曲線に於いて、600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。これに対し、従来の自然に見えないメークアップ化粧料は、例えば、下記に処方を示す、比較例1〜3の分光光度曲線を表す、図7〜図9に示す様に少なくとも1カ所600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点以外に交点又は上部に位置する点を有する。
(比較例1)ケーキ状ファンデーション
セリサイト 30.09重量部
タルク 30 重量部
ナイロン粉末 5 重量部
酸化鉄焼き付け二酸化チタン 4 重量部
二酸化チタン 15 重量部
酸化鉄 5.36重量部
群青 0.35重量部
エチルパラベン 0.2 重量部
ジメチコン 5 重量部
オリーブ油 4.9 重量部
香料 0.1 重量部
(比較例2)油性ファンデーション
セリサイト 7.40重量部
タルク 25 重量部
シリカゲル 5 重量部
群青 0.3 重量部
二酸化チタン 7 重量部
エチルパラベン 0.2 重量部
流動パラフィン 33 重量部
ジメチコン 9 重量部
ソルビタンセスキオレート 2.5 重量部
オリーブ油 6 重量部
香料 0.1 重量部
(比較例3)乳化型ファンデーション
ステアリン酸 1 重量部
流動パラフィン 12 重量部
グリセリルモノオレート 1 重量部
セタノール 2.5 重量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 重量部
タルク 4 重量部
セリサイト 4.2 重量部
酸化鉄 3.8 重量部
メチルパラベン 0.2 重量部
プロピレングリコール 5 重量部
1%水酸化ナトリウム水溶液 13.6 重量部
水 46.2 重量部
(2)本発明のメークアップ化粧料
本発明のメークアップ化粧料は、赤色乃至は黄色の有機色素を含有し、測色用セルに充填して測定した分光光度曲線が、当該分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することを特徴とする。かかるメークアップ化粧料は、分光光度曲線と使用原料の関係を見ながら成分を調合していくことによって、常法通り作成することが出来る。中でも好ましい方法は、コチニール、シコニン、ベニバナ色素、カロチン、赤色226号、赤色202号、赤色106号、黄色401号、黄色4号及び/又はこれらのレーキ化物等の赤色〜黄色の有機色素を0.1〜10重量%配合し、肌色の赤色成分の多くををこれらの色素に委ねることである。又、明度を500nmに反射率のピークを持つような、酸化クロムや水酸化クロム等の色素を用いて調節することも有用な方法である。又、明度の調節は、青404号、青1号及び/又はそのレーキ化物等の青色有機色素とベニバナ色素、カロチン、黄色4号、黄色401号及び/又はそのレーキ化物等の黄色有機色素との組み合わせで調節することも好ましい方法である。特に、コチニール、シコニン、ベニバナ色素、カロチン、赤色226号、赤色202号、赤色106号、黄色401号、黄色4号及び/又はこれらのレーキ化物等の赤色〜黄色の有機色素を0.1〜10重量%配合し、肌色の赤色成分の多くの部分をこれらの色素に委ねる方法は、分光曲線の調節のためには好適な方法である。この場合、酸化鉄に対して、少なくとも60%、より好ましくは70%更に好ましくは80%以上用いるのが好ましい。又、酸化鉄は用いなくとも良い。この様な化粧料の具現化に於いて、特に効果的な方法は、赤色部分の外層に半透明層を有する粉体を用いることである。かかる粉体は上記の赤色色素に置換して用いることができる。赤色色素は総てがこの粉体に置換されてもかまわないし、一部が置換されることも可能である。好ましいものは、赤色色素の10〜100重量%をこの粉体に置換することである。この様な粉体の内、赤色色素に有機赤色色素を含んだ形のものが好ましく、有機赤色色素としては赤色226、赤色202、赤色106から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましい。これら以外に、酸化鉄、タルク、二酸化チタン等の任意の粉体などを含むことも可能であるが、有機赤色色素の含有量を30重量%以上とするのが好ましい。更に半透明層としては、シリカ等が好ましく例示できる。これらの粉体は、赤色粉体を含む複合体の表面にシリカゲルを析出させ、低温で焼成させることにより得られる。この様な粉体として好ましいものは、赤色部分の外層に半透明層を有する粉体が、体質粉体に赤色色素をコーティングし、更に、半透明粉体をコーティングしたものであり、中でも後に記述する、マイカ、セリサイト、タルク、チタンマイカ、チタンセリサイト、二酸化チタン、酸化亜鉛等の体質粉体上に有機赤色色素を含有する赤色粉体層を有し、更にその上部に半透明粉体を含む層を有する粉体が特に好ましい。これら有機赤色色素、半透明粉体は前述したものに準拠すればよい。本発明のメークアップ化粧料の剤形は通常使用されているものであれば特段の限定を受けずに使用することが出来る。例えば、ルース又は加圧成形された粉体を多く含む剤形、オイルゲル剤形、乳化剤形及び/又はこれらの折衷型のタイプが例示できる。本発明のメークアップ化粧料には通常化粧料で用いられる任意成分を配合することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が例示できる。
(3)本発明の粉体
本発明の粉体は、体質粉体上に有機赤色色素を含有する赤色粉体層を有し、更にその上部に半透明粉体を含む層を有する事を特徴とする。ここで、体質粉体としてはマイカ、セリサイト、タルク、チタンマイカ、チタンセリサイト、二酸化チタン、酸化亜鉛、無水珪酸、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化鉄及びそれらから選ばれる2種以上の燒結体から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく、量としては、1〜40重量%が好ましい。有機赤色色素としては赤色226、赤色202及び赤色106及びこれらのレーキ体から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく、量としては1〜40%が好ましく、半透明粉体としてはシリカが好ましく、量としては20〜70重量%が好ましい。ここで、燒結体の形式としては、通常の燒結体でも、結晶格子中に異種化合物乃至は原子が入り込んだドープ体でも、それらの複合形態でも良い。体質粉体、赤色粉体層、半透明粉体を含む層はそれぞれ通常粉体で使用される任意成分等を含有することができる。この様な粉体は、体質粉体上に赤色粉体層をメカノケミカルにコーティングし、更にシリカゲルなどの半透明粉体を含む層を沈殿させてコーティングし焼成したり、メカノケミカルにコーティングさせたりすることにより製造できる。更に、かかる粉体にシリコーン処理、金属石鹸処理、フッ化炭化水素処理等の表面処理したものも本発明の粉体に属する。これらの粉体は本発明の化粧料に含有させる事により、人の肌の分光特性に近い光学特性を有する化粧料を容易に調整しうる作用を有する。しかしながら、このものを人の肌の分光特性に類似しない化粧料に含有させることも可能である。この様な化粧料は、光学効果を変化させる作用を有するので例えばコントロールカラーやメークアップ押さえの化粧料に好適であり、この様な場合の好ましい本発明の粉体の含有量は、1〜50重量%である。
以下に実施例を挙げて更に詳細に本発明について説明するが、本発明がこれら実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
<実施例1>
下記に示す処方に従って、ケーキ状ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、ケーキ状ファンデーションを得た。このものの分光光度曲線を図2に示す。分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。
(イ)
セリサイト 30.28重量部
タルク 30 重量部
ナイロン粉末 5 重量部
酸化鉄焼き付け二酸化チタン 20 重量部
赤色106号アルミニウムレーキ 3.97重量部
黄色401号 0.52重量部
青色404号 0.03重量部
エチルパラベン 0.2 重量部
(ロ)
ジメチコン 5 重量部
オリーブ油 4.9 重量部
香料 0.1 重量部
<実施例2>
下記に示す処方に従って、ケーキ状ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、ケーキ状ファンデーションを得た。このものの分光光度曲線を図3に示す。分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。
(イ)
セリサイト 39.44重量部
タルク 10 重量部
ナイロン粉末 4 重量部
酸化鉄焼き付け二酸化チタン 22.9 重量部
二酸化チタン被覆マイカ 10 重量部
赤色106号アルミニウムレーキ 3.03重量部
黄色401号 0.4 重量部
青色404号 0.03重量部
プロピルパラベン 0.2 重量部
(ロ)
ジメチコン 5 重量部
オリーブ油 4.9 重量部
香料 0.1 重量部
<実施例3>
下記に示す処方に従って、ケーキ状ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、ケーキ状ファンデーションを得た。このものの分光光度曲線を図4に示す。分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。
(イ)
セリサイト 29.88重量部
タルク 30 重量部
ナイロン粉末 5 重量部
酸化鉄焼き付け二酸化チタン 6 重量部
二酸化チタン被覆マイカ 15 重量部
赤色202号 0.22重量部
黄色401号 0.57重量部
青色404号 0.33重量部
プロピルパラベン 0.2 重量部
水酸化クロム 0.8 重量部
(ロ)
ジメチコン 6 重量部
オリーブ油 5.7 重量部
香料 0.3 重量部
<実施例4>
下記に示す処方に従って、油性ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ダブルプラネタリーミキサーで混練りしながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、油性ファンデーションを得た。このものの分光光度曲線を図5に示す。分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。
(イ)
セリサイト 8.64重量部
タルク 25 重量部
シリカゲル 5 重量部
酸化鉄 0.1 重量部
酸化鉄焼き付け二酸化チタン 7.92重量部
赤色202号 0.29重量部
黄色401号 0.75重量部
青色404号 0.44重量部
プロピルパラベン 0.2 重量部
水酸化クロム 1.06重量部
(ロ)
ジメチコン 9 重量部
流動パラフィン 33 重量部
オリーブ油 6 重量部
ソルビタンセスキオレート 2.5 重量部
香料 0.1 重量部
<実施例5>
下記処方に従って乳化型ファンデーションを作成した。即ち、イ、ハをそれぞれ80℃に加熱溶解し、イにロを分散させ、ハを徐々に攪拌しながら加え乳化し、攪拌冷却し乳化型ファンデーションを得た。このものの分光光度曲線を図6に示す。分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在することがわかる。
(イ)
ステアリン酸 1 重量部
グリセリルモノオレート 1 重量部
セタノール 2.5 重量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 重量部
流動パラフィン 12 重量部
(ロ)
タルク 8 重量部
セリサイト 3.51重量部
赤色202号 0.08重量部
赤色106号アルミニウムレーキ 0.71重量部
黄色4号アルミニウムレーキ 0.13重量部
青色404号 0.01重量部
二酸化チタン 5.56重量部
(ハ)
パラベン 0.2 重量部
プロピレングリコール 5 重量部
1%水酸化ナトリウム水溶液 13.6 重量部
水 46.2 重量部
<実施例6>
実施例1のファンデーションと比較例1のファンデーションとを実使用テストにより比較した。使用したパネラーは20名で通常の使用方法で2週間この2つのサンプルを比較使用して貰い、その結果をアンケートで答えて貰った。結果を表1に示す。これより、実施例1のファンデーションの方が自然に見え、厚ぼったさが無く、それでいてカバー力もあり、好ましく受け入れられていることがわかる。これより、本発明の色の設計方法が、メークアップ化粧料の色設計に大変有益であることがわかる。評価基準は、大変よいを5点、良いを4点、やや良いを3点、普通を2点、やや悪いを1点、悪いを0点で評点をつけて評価して貰った。結果は平均評点を示す。
Figure 2005036010
<実施例7>
実施例4のファンデーションと比較例2のファンデーションとを実使用テストにより比較した。使用したパネラーは20名で通常の使用方法で2週間この2つのサンプルを比較使用して貰い、その結果をアンケートで答えて貰った。結果を表2に示す。これより、実施例4のファンデーションの方が自然に見え、厚ぼったさが無く、それでいてカバー力もあり、好ましく受け入れられていることがわかる。これより、本発明の色の設計方法が、メークアップ化粧料の色設計に大変有益であることがわかる。評価基準は、大変よいを5点、良いを4点、やや良いを3点、普通を2点、やや悪いを1点、悪いを0点で評点をつけて評価して貰った。結果は平均評点を示す。
Figure 2005036010
<実施例8>
実施例5のファンデーションと比較例3のファンデーションとを実使用テストにより比較した。使用したパネラーは20名で通常の使用方法で2週間この2つのサンプルを比較使用して貰い、その結果をアンケートで答えて貰った。結果を表3に示す。これより、実施例5のファンデーションの方が自然に見え、厚ぼったさが無く、それでいてカバー力もあり、好ましく受け入れられていることがわかる。これより、本発明の色の設計方法が、メークアップ化粧料の色設計に大変有益であることがわかる。評価基準は、大変よいを5点、良いを4点、やや良いを3点、普通を2点、やや悪いを1点、悪いを0点で評点をつけて評価して貰った。結果は平均評点を示す。
Figure 2005036010
<実施例9>
実施例1〜3のファンデーションについて、専門パネラーによって、自然な感じとカバー力を中心に評価して貰った。結果は何れも、自然に見え、カバー力があるという評価であった。
<実施例10>
下記に示す組成の粉体を乾式ボールミルで48時間処理し、原料粉体1を得た。このもの30重量部に煙霧状シリカゲル70重量部を加え、乾式ボールミルで処理して本発明の粉体1を得た。
赤色202号 20 重量部
鉄ドープ板状マイカ 80 重量部
<実施例11>
下記に示す組成の粉体を乾式ボールミルで48時間処理し、原料粉体2を得た。このもの30重量部に球状シリカ70重量部を加え、乾式ボールミルで処理して本発明の粉体2を得た。
赤色106号アルミニウムレーキ 30 重量部
セリサイト 70 重量部
<実施例12>
下記に示す組成の粉体を乾式ボールミルで48時間処理し、原料粉体3を得た。このもの30重量部に煙霧状シリカ60重量部と珪酸カルシウム10重量部を加え、乾式ボールミルで処理して本発明の粉体2を得た。
赤色226号 40 重量部
チタンセリサイト 60 重量部
<実施例13>
下記に示す組成の粉体を乾式ボールミルで48時間処理し、原料粉体4を得た。このもの30重量部に、ケイソウ比2の水ガラス200重量部を比重1.2になるように水で希釈したものを攪拌しながら加え、これに過剰量の4N酢酸水溶液を一気に加えゲルを生成させた。このゲルを良く水洗した後、ソックスレー抽出器でエタノールを用いて水を抽出し、このゲルに更に充分なアルコールを加え、260℃で加熱し、原料粉体4を16重量%内層に含有する煙霧状シリカゲル(シリカゲル84重量%でコーティングされた原料粉体4)である、本発明の粉体4を得た。
赤色226号 40 重量部
チタンセリサイト 50 重量部
板状シリカ 10 重量部
<実施例14>
下記に示す組成2の粉体を乾式ボールミルで48時間処理し、更に組成1の粉体を加え48時間乾式ボールミル処理し原料粉体5を得た。このもの60重量部に、ケイソウ比2の水ガラス200重量部を比重1.2になるように水で希釈したものを攪拌しながら加え、これに過剰量の4N酢酸水溶液を一気に加えゲルを生成させた。このゲルを良く水洗した後、ソックスレー抽出器でエタノールを用いて水を抽出し、このゲルに更に充分なアルコールを加え、260℃で加熱し、原料粉体5を39重量%内層に含有する煙霧状シリカゲル(シリカゲル61重量%でコーティングされた原料粉体5)である、本発明の粉体5を得た。
(組成1)
赤色226号 20 重量部
赤色202号 10 重量部
ベンガラ 10 重量部
(組成2)
チタンセリサイト 30 重量部
タルク 10 重量部
マイカ 10 重量部
二酸化チタン 5 重量部
<実施例15>
90重量部の本発明の粉体1に10重量部のハイドロジェンメチルポリシロキサンをコーティングし、100℃で48時間焼き付けて本発明の粉体6を得た。
<実施例16>
90重量部の本発明の粉体1に10重量部のステアリン酸亜鉛をコーティングし、100℃で48時間焼き付けて本発明の粉体7を得た。
<実施例17>
下記に示す処方に従って、油性ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ダブルプラネタリーミキサーで混練りしながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、油性ファンデーションを得た。このものは分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在した。尚、このものの調色は極めて安易に行えた。即ち、通常の場合は10回程度の試行錯誤を行うが、今回は4回の試行錯誤で本発明の分光特性の範囲に調色する事ができた。これは、本発明の粉体の光学特性による。
(イ)
粉体1 10 重量部
セリサイト 25 重量部
シリカゲル 5 重量部
黄色401号 0.75重量部
黄色酸化鉄 2 重量部
二酸化チタン 5 重量部
マイカ 1.65重量部
(ロ)
ジメチコン 9 重量部
流動パラフィン 33 重量部
オリーブ油 6 重量部
ソルビタンセスキオレート 2.5 重量部
香料 0.1 重量部
<実施例18>
下記に示す処方に従って、油性ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ダブルプラネタリーミキサーで混練りしながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、油性ファンデーションを得た。このものは分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在した。尚、このものの調色は極めて安易に行えた。即ち、通常の場合は10回程度の試行錯誤を行うが、今回は6回の試行錯誤で本発明の分光特性の範囲に調色する事ができた。これは、本発明の粉体の光学特性による。
(イ)
粉体2 5 重量部
粉体3 5 重量部
粉体4 1 重量部
セリサイト 21 重量部
シリカゲル 5 重量部
黄色401号 0.75重量部
黄色酸化鉄 2 重量部
二酸化チタン 7 重量部
ベンガラ 1 重量部
マイカ 1.65重量部
(ロ)
ジメチコン 9 重量部
流動パラフィン 33 重量部
オリーブ油 6 重量部
ソルビタンセスキオレート 2.5 重量部
香料 0.1 重量部
<実施例18>
下記に示す処方に従って、油性ファンデーションを作成した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、パルベライザーにて粉砕し、ダブルプラネタリーミキサーで混練りしながらロをコーティングし、パルベライザーにて仕上げ粉砕した後金皿に詰め、加圧成形し、油性ファンデーションを得た。このものは分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在した。尚、このものの調色は極めて安易に行えた。即ち、通常の場合は10回程度の試行錯誤を行うが、今回は5回の試行錯誤で本発明の分光特性の範囲に調色する事ができた。これは、本発明の粉体の光学特性による。
(イ)
粉体5 5 重量部
粉体6 5 重量部
粉体7 1 重量部
セリサイト 21 重量部
シリカゲル 5 重量部
黄色401号 0.75重量部
黄色酸化鉄 2 重量部
二酸化チタン 7 重量部
ベンガラ 1 重量部
マイカ 1.65重量部
(ロ)
ジメチコン 9 重量部
流動パラフィン 33 重量部
オリーブ油 6 重量部
ソルビタンセスキオレート 2.5 重量部
香料 0.1 重量部
人の肌の分光光度曲線を示す図である。 実施例1の分光光度曲線を示す図である。 実施例2の分光光度曲線を示す図である。 実施例3の分光光度曲線を示す図である。 実施例4の分光光度曲線を示す図である。 実施例5の分光光度曲線を示す図である。 比較例1の分光光度曲線を示す図である。 比較例2の分光光度曲線を示す図である。 比較例3の分光光度曲線を示す図である。

Claims (7)

  1. メークアップ化粧料の色の設計方法に於いて、当該メークアップ化粧料が赤色乃至は黄色の有機色素を含有し、測色用セルに充填して測定した分光光度曲線が、当該分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に設計することを特徴とする、塗布色が自然に見えるメークアップ化粧料の色の設計方法。
  2. 前記メークアップ化粧料がファンデーションである、請求項1に記載の色の設計方法。
  3. 前記赤色乃至は黄色の有機色素の含有量が、メークアップ化粧料全体に対して0.1〜10重量部含有させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の色の設計方法。
  4. 前記赤色乃至は黄色の有機色素がコチニール、シコニン、ベニバナ色素、カロチン、赤色226号、赤色202号、赤色106号、黄色401号、黄色4号及びそれらのレーキ体から選ばれる1種乃至は2種以上である、請求項1〜3の何れか一項に記載の色の設計方法。
  5. 更に500nmに反射率のピークを持つ色素、又は青色有機色素と黄色有機色素との組み合わせによって明度を調節することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の色の設計方法。
  6. 前記500nmに反射率のピークを持つ色素が酸化クロム及び/又は水酸化クロムであることを特徴とする、請求項5に記載の色の設計方法。
  7. メークアップ化粧料の色の設計方法に於いて、当該メークアップ化粧料が赤色部分の外層に半透明層を有する粉体を含有し、測色用セルに充填して測定した分光光度曲線が、当該分光光度曲線上の600nmの点と540nmの点とを結ぶ直線の下に600nmの点と540nmの点を除く全ての点が存在する様に設計することを特徴とする、塗布色が自然に見えるメークアップ化粧料の色の設計方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050312A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Avon Products Inc 化粧料用の肌色補正剤及びこれを含む化粧料

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