JP2005022130A - プリンタ用記録紙の位置決め方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体、プリンタ用の記録紙、プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】認識マークに基づいて記録紙の種類を正確に判別し、その判別結果に応じて記録紙の頭出しを行えるようにする。
【解決手段】認識マーク104は、記録紙26の種類に応じた長さLを有する。記録紙26を搬送しながらセンサで認識マーク104を検出し、その長さLを求めて記録紙の種類を判別する。そして、判別した記録紙の種類から、認識マーク104の位置と、記録紙26の印刷開始位置Sとの位置関係を示す情報を取得し、その情報に応じた量だけ、認識マーク104の検出位置から記録紙26を搬送することで頭出しを行う。
【選択図】 図4
【解決手段】認識マーク104は、記録紙26の種類に応じた長さLを有する。記録紙26を搬送しながらセンサで認識マーク104を検出し、その長さLを求めて記録紙の種類を判別する。そして、判別した記録紙の種類から、認識マーク104の位置と、記録紙26の印刷開始位置Sとの位置関係を示す情報を取得し、その情報に応じた量だけ、認識マーク104の検出位置から記録紙26を搬送することで頭出しを行う。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ用の記録紙に設けられた認識マークに基づいて当該記録紙の頭出しを行うプリンタ用記録紙の位置決め方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびこのプログラムを記録した記録媒体に関する。また、本発明は、プリンタで頭出しを行うための認識マークが予め印刷されたプリンタ用の記録紙にも関する。さらに、本発明は、記録紙に予め印刷された認識マークに基づいて記録紙の頭出しを行う機能を有するプリンタにも関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ用の記録紙には、所定フォーマットの罫線枠が予め印刷された帳票印刷用等の記録紙や、ラベル印刷用の記録紙等がある。このような記録紙では、予め記録された罫線枠や、貼付されたラベルに対して印刷位置がずれないように、印刷開始に先立って記録紙を所定位置に位置合わせすること(頭出し)が必要である。従来、このような記録紙の頭出しは、記録紙側に予め頭出し用のマーク(本明細書において、認識マークという)を印刷しておき、この認識マークがセンサで検出されてから所定量だけ記録紙を搬送することにより行われている。
【0003】
ところで、上記のような帳票印刷用やラベル印刷用等の記録紙には様々な種類があり、その種類により頭出し用のマークの位置が異なっている。すなわち、認識マークの位置と記録紙の印刷位置との関係が記録紙の種類によって異なることになるため、認識マークに基づいて記録紙の頭出しを行う場合には、認識マークが検出されてからの用紙の搬送量を、記録紙の種類に応じた大きさに設定しなければならない。
【0004】
そこで、従来は、認識マークに基づく頭出しを行う場合には、使用する記録紙の種類をユーザが設定し、設定された種類に応じてプリンタが頭出し動作を行うようにするのが一般的であった。しかし、これでは、ユーザは記録紙を異なる種類のものに交換する都度、設定操作を行わなければならず、操作性が悪い。また、記録紙の種類を記憶するためのメモリの書換回数には寿命があるため、頻繁に記録紙の種類が変更されると、メモリが劣化してしまうという問題も生じ得る。
【0005】
これに対して、例えば特開平11−309912号公報には、プリンタ用の連続記録紙に、印刷開始基準位置を表す位置決めマークと、記録紙種類を表す登録マークの2種類のマークを設けた構成が開示されている。かかる構成によれば、プリンタに設けられたセンサが位置決めマークと共に登録マークを検出することにより、プリンタは記録紙の種類を自動的に取得することができる。したがって、ユーザが記録紙の種類を設定することが不要となる。また、プリンタに記録紙の種類を記憶することも不要となるのでメモリ劣化の問題も解消する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された構成では、記録紙の搬送方向前方側に位置決めマークが、後方側に登録マークが、夫々配置されている。すなわち、位置決めマークと登録マークの位置関係が固定されているため、記録紙の搬送方向が反転した場合には、各マークの検出順序も逆になる。したがって、記録紙を正逆両方向に搬送しながら頭出しを行おうとした場合には、記録紙の種類を正確に判別できないという問題がある。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、認識マークに基づいて記録紙の種類を正確に判別し、その判別結果に応じて記録紙の頭出しを行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、プリンタ用の記録紙に設けられた認識マークに基づいて、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めする方法であって、
前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出ステップと、
前記認識マークの寸法を検出する寸法検出ステップと、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別ステップと、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と前記所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得ステップと、
前記マーク検出ステップで前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記記録紙を搬送するステップとを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、認識マークの寸法に基づいて記録紙の種類を判別し、認識マークが検出された位置から、記録紙の種類に応じた距離だけ搬送する。このため、記録紙の種類にかかわらず、記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように記録紙の位置決めすること、すなわち、頭出しを行うことができる。そして、認識マークの寸法は、記録紙を正逆何れの方向に搬送しても同様に検出できる。したがって、本発明によれば、記録紙の搬送方向にかかわらず上記の頭出しを正しく行うことができる。
【0010】
また、本発明において、前記寸法検出ステップは、前記記録紙を搬送しながら、前記認識マークを横切る位置での前記記録紙の濃淡に応じた信号を取得する信号取得ステップと、該取得した信号をスレッシヨルド値と比較することにより前記認識マークのエッジ位置を検知し、該検知したエッジ位置から前記認識マークの寸法を求める寸法決定ステップとを含むこととしてもよい。
【0011】
この場合、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とを含んでおり、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記基準マーク部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記基準マーク部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むこととしてもよい。
【0012】
あるいは、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部を含み、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記スペース部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記スペース部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むこととしてもよい。
【0013】
このようにすれば、一定の基準寸法を有する基準マークまたはスペース部の検出信号に基づいて、情報マークの寸法を検出するためのスレッシヨルド値を決めるので、検出信号のレベルに変動がある場合にも、情報マークの寸法検出を正確に行うことができる。
【0014】
また、本発明において、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マークが、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置されて構成されており、
前記用紙判別ステップで判別された記録紙の種類に基づいて、当該記録紙が、記録紙をプリンタ内へ戻す向きである逆方向への搬送が禁止された用紙であるか否かを判別し、禁止された用紙であると判別された場合は、当該記録紙の前記逆方向への搬送を禁止することとしてもよい。
【0015】
このようにすれば、情報マークが記録紙の搬送方向に繰り返し配置されることで、記録紙を僅かな距離だけ搬送すれば、情報マークの寸法を検出して記録紙の種類を判別できる。このため、使用中の記録紙が、逆方向へ搬送した際にラベルの剥れや紙詰まり等のトラブルが置き易いものである場合に、そのことを早期に判別して逆方向への搬送を禁止することで、上記のようなトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0016】
また、本発明は、プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有することを特徴とする。
【0017】
この場合、前記認識マークは、当該記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とからなることとしてもよい。また、前記認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部とからなることとしてもよい。また、前記認識マークは、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置された、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部を含むこととしてもよい。
【0018】
また、本発明は、プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは、前記記録紙の種類を判別するための情報マーク部と位置決め用の位置決めマーク部とを含むと共に、当該記録紙の送り方向において対称なパターンに構成されていることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、認識マークが記録紙の搬送方向において対称なパターンに構成されるので、記録紙を正逆何れの方向に搬送しても、同じ検出信号を得ることができる。したがって、本発明の記録紙によれば、記録紙の搬送方向にかかわらず、情報マーク部に基づく記録紙の種類の判別と、位置決めマーク部に基づく記録紙の位置決めとを正しく行うことができる。
【0020】
また、本発明のプリンタ用の記録紙において、前記認識マークのマーク部分は、所定波長の光に対する反射率が小さい第1の色で印刷されており、前記認識マークのスペース部分は、前記所定の波長に対する反射率が大きい第2の色で印刷されていることとしてもよい。このようにすれば、マーク部分とスペース部分の反射率の差を大きくして、認識マークの検出をより確実に行うことができる。
【0021】
この場合、前記第2の色は、メタリックインクまたは白色顔料で印刷されていることとしてもよい。
【0022】
また、本発明は、記録紙に設けられたマークを検出するためのセンサと、プリンタ用紙を搬送する搬送部とを備えるプリンタであって、
前記センサによる検出信号に基づいて、前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出手段と、
前記検出信号に基づいて前記認識マークの寸法を検出する寸法検出手段と、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別手段と、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と、前記記録紙の所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得手段と、
前記マーク検出手段で前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記搬送部により前記記録紙を搬送する位置決め手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプリンタ10の印字部およびその周辺部を示す斜視図であり、また、図2はプリンタ10の印字部およびその周辺部を示す断面図である。本実施形態では、一例として、プリンタ10が感熱式プリンタであるものとして説明するが、本発明は感熱式プリンタに限らずインクジェット方式のプリンタへ適用することも可能である。
【0024】
図1および図2に示すように、本実施形態のプリンタ10は、印刷ヘッド20、プラテンローラ22、センサ23(図1には不図示)、および、カッター装置24を備えている。記録紙26は、記録紙ロール28から上方へ引き出されて印刷ヘッド20とプラテンローラ22との間を通り、さらに、カッター装置24の刃32,34の間を通って、排出口36へ至っている。
【0025】
なお、本実施形態では、カッター装置24により記録紙26を自動的に切断できる構成としているが、これに限らず、操作者が手操作で記録紙26を切断する構成であってもよい。
【0026】
プラテンローラ22はバネ機構等の付勢手段(図示せず)により付勢されることにより、記録紙26を印刷ヘッド20のヘッド面へ押し付けている。印刷ヘッド20は各印字画素に対応した発熱素子を備えており、これら発熱素子が発熱させられることにより記録紙26への印字が行なわれる。
【0027】
プラテンローラ22の回転軸は駆動機構(図示せず)に連結されており、この駆動機構によりプラテンローラ22を両方向に回転駆動することができる。プラテンローラ22が回転駆動されると、記録紙26はプラテンローラ22との間の摩擦により、プラテンローラ22の回転方向に応じて、紙ロール28から引き出されて上向き(つまりカッター装置24へ向かう向き)またはこれとは逆向きに搬送される。以下、記録紙26が印字部からカッター装置24へ向けて送られる向きおよびその際のプラテンローラ22の回転方向を正方向といい、これとは逆の向きを逆方向という。
【0028】
センサ23は、発光部23aと受光部23bとを備える例えば反射型のセンサである。すなわち、発光部23aは記録紙26に向けて光を照射し、記録紙26からの反射光を受光部23bで受光して、その光の強度に応じた信号を出力する。後述するように、センサ23の出力信号に基づいて、記録紙26に予め印刷された認識マークの検出が行われる。なお、センサ23は反射型センサに限らず、発光部23aと受光部23bとが記録紙26を隔てて反対側に設けられ、記録紙26の透過光の強度に応じた信号を出力する透過型センサの構成としてもよい。
【0029】
記録紙26への印刷は、印刷ヘッド20により1行分を印字し、1行分に相当する距離だけ記録紙26を正方向に送るという動作を繰り返すことにより行われる。そして、印刷完了後、記録紙26の所定の切断位置がカッター装置24の刃の位置に達するまで正方向に搬送された後、印刷済みの記録紙26が切断される。
【0030】
図3は、プリンタ10の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリンタ10は、中央制御装置(CPU)50を備えている。CPU50は、インターフェース52を介してプリンタ外部のホストコンピュータに接続されている。プリンタ10は、また、プログラム記憶部54、用紙情報記憶部56、印字制御部58、カッター制御部60、搬送制御部62、マーク検出部64、用紙セット検出部66、紙送りスイッチ部68等を備えており、これらはCPU50に接続されている。
【0031】
印字制御部58は上記した印刷ヘッド20を制御するものであり、CPU50からの指示に応じて印刷ヘッド20により記録紙26へ印刷を行なわせる。また、カッター制御部60は、上記したカッター装置24を制御するものであり、CPU50からの指示に応じてカッター装置24により記録紙26を切断させる。
【0032】
搬送制御部62は、上記したプラテンローラ22の駆動機構を制御するものであり、CPU50からの指示に応じて、プラテンローラ22を正方向または逆方向に回転駆動することにより、記録紙26を正方向または逆方向に搬送させる。また、紙送りスイッチ部68はプリンタ10の操作パネルに設けられており、このスイッチが操作されると、CPU50は搬送制御部62によりプラテンローラ22を正方向または逆方向に回転駆動させる。このように、プラテンローラ22により記録紙26を正方向および逆方向の両方向に搬送することができる。
【0033】
マーク検出部64は、上記したセンサ23と、このセンサ23の出力信号(以下、センサ検出信号という)をAD変換してCPU50に供給するAD変換部とにより構成されている。CPU50は、マーク検出部64から供給されたセンサ検出信号に基づいて、位置決めマークの検出処理を行う。また、用紙セット検出部66は、記録紙26が交換されて新たにセットされたことを検出し、その検出結果をCPU50へ通知する。
【0034】
プログラム記憶部54には、制御プログラムが記憶されており、CPU12はこの制御プログラムを実行することにより、上記各部58〜66を制御する。また、用紙情報記憶部56には、プリンタ10において記録紙26として用いられ得る各種用紙に関する情報を格納した用紙情報テーブルが記憶されている。この用紙情報テーブルの内容については後述する。これら記憶部54,56はROM70内に設けられている。
【0035】
ところで、記録紙26として、所定フォーマットの罫線等が予め印刷された各種帳票印刷用の記録紙や、ラベル印刷用の記録紙等のように、記録紙26の所定の印刷領域内に印刷を行わなければならないものがある。図4は、帳票印刷用の記録紙の一例を、また、図5はラベル印刷用の記録紙の一例を示す。なお、図4および図5には、プリンタ10にセットされカッター装置24で切断された直後の記録紙26を平面的に展開した状態での、印刷ヘッド20、センサ23、および、カッター装置24の位置を併せて示している。各図に破線で示すように、記録紙26の表面(プリンタによる印刷面)には、所定の書式で印刷を行うための罫線枠100が予め印刷され(図4)、または、ラベル102が貼付されている(図5)。また、記録紙26の裏面には、長方形状の黒い認識マーク104が予め印刷されている。
【0036】
このような記録紙26の罫線枠100やラベル102の内側に正しく印刷を行うためには、印刷開始前に、各図に示す印刷開始位置Sが印刷ヘッド20の位置に来るように、記録紙26を頭出しすることが必要である。かかる頭出し処理は、例えば、1回の印刷処理が終了して記録紙26が切断された場合や、記録紙26が交換されて新たにセットされた場合に、記録紙26を逆方向に戻す際に必要となる。すなわち、記録紙26の切断時や、セット時には、記録紙26の次の印刷開始位置Sが印刷ヘッド位置よりも正方向に送られた位置にある。このため、記録紙26を無駄なく使用するためには、記録紙26を逆方向に搬送しながら、印刷開始位置Sが印刷ヘッド位置に達したこと検知して頭出ししなければならないのである。また、複数枚の帳票やラベルに連続して印刷する場合は、1枚の帳票またはラベルを印刷した後、次の印刷位置まで正方向に紙送りしながら頭出しすることが必要である。さらに、ユーザによるマニュアル操作により、記録紙26を正方向または逆方向に搬送しながら、頭出しを行う場合もある。このように、記録紙26を逆方向および正方向の何れの向きに搬送した場合にも記録紙26の頭出しを正しく行えなければならない。
【0037】
本実施形態のプリンタ10は、記録紙26に予め印刷された認識マーク104を検出し、その検出結果に基づいて、記録紙26の頭出しを正しく行なう機能を有している。
【0038】
先ず、認識マーク104の検出処理について説明する。図6は、例えば上記図4に示す記録紙26を搬送しながら採取されたセンサ検出信号の波形の一例を示す。なお、本実施形態では、認識マーク104がセンサ23により検出される場合(つまり、センサ23が検出する反射光が弱くなった場合)に、信号レベルが上がるものとしている。また、記録紙26の種類によっては、記録紙26の幅方向での認識マーク104の位置が大きく異なることがあり、そのような場合にも確実に認識マーク104を検出できるようにするため、センサ23を記録紙26の幅方向に複数設けることとしてもよい。
【0039】
記録紙26を例えば逆方向に搬送した場合、先ず、認識マーク104の後方側のエッジ104Aがセンサ23の正面に差し掛かると、図6のA部に示すように、センサ検出信号が立ち上がる。その後、認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23の正面を通過すると、同図のB部に示すように、センサ検出信号は立ち下がることとなる。したがって、適宜なスレッシヨルドレベルTHを用いて、センサ検出信号が所定のスレッシヨルドレベルTHを上向きに横切った場合に、認識マーク104の一方のエッジ(逆方向送りの場合は、後方側エッジ104A,正方向送りの場合は前方側エッジ104B)がセンサ23の正面を通過したと判断でき、また、センサ検出信号がスレッシヨルドレベルTHを下向きに横切った場合に、認識マーク104の他方のエッジがセンサ23の正面を通過したと判断できる。そして、これら両エッジの検出位置間の搬送距離を、認識マーク104の長さ(以下、マーク寸法Lと表す)として求めることができる。なお、本明細書において、記録紙26に印刷されたマークの長さとは、記録紙26の送り方向の長さを意味するものとする。
【0040】
次に、認識マーク104の検出結果に基づく記録紙26の頭出し処理について説明する。
【0041】
図7は、記録紙26の頭出し処理を説明するための図である。同図に示すように、認識マーク104の前方側エッジ104Bと印刷開始位置Sとの間の距離(以下、基準距離という)をp、センサ23と印刷ヘッド20との距離をd、印刷開始位置S間の距離(つまり、図4,図5に示す記録紙26の用紙1枚当り長さ;以下、用紙長さという)をqとする。このうち、p,qは用紙の種類に応じて定まる値であり、dはプリンタ10の機種に応じて定まる値である。この場合、図7に示すように認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23の正面に位置する状態から、印刷開始位置Sが印刷ヘッド20の位置に達するまでの記録紙26の逆方向の搬送量X1は、X1=q+p−dとなる。したがって、認識マーク104の先頭側エッジ104Bが検出された位置から、距離X1だけ逆方向に搬送することで、記録紙26の頭出しを行なうことができる。記録紙26を正方向に搬送しながら頭出しする場合も同様に、認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23により検出された位置から、X2=d−pだけ正方向に搬送することで、記録紙26の頭出しを行なうことができる。
【0042】
上記した基準距離pおよび用紙長さqは、記録紙26の種類によって異なる。したがって、上記のような認識マーク104に基づく頭出しを正しく行うには、記録紙26の種類を判別して、その種類に応じた基準距離pおよび用紙長さqの値を用いることが必要である。また、記録紙26の種類によって、印刷領域の幅や長さも異なり、さらに、感熱式プリンタでは、用紙種類によって、用紙に与えるべき熱エネルギー量(つまり、印刷ヘッドへの通電量)も異なるし、また、インクジェット式プリンタの場合も、普通紙やインクジェット専用紙などの用紙種類に応じた印刷処理を行う必要がある。したがって、記録紙26を正しく頭出しし、かつ、記録紙26への印刷を適切に行うためには、プリンタ10が記録紙の種類を判別できることが必要である。
【0043】
そこで、本実施形態では、図8に示すように、認識マーク104の長さ(つまりマーク寸法L)を、記録紙26の種類に応じた値となるように設定しておく。そして、上記図6を参照して説明した方法でマーク寸法Lを検出し、その検出値に基づき、用紙情報記憶部56に記憶された用紙情報テーブルを参照して、当該記録紙26についての用紙情報を取得する。
【0044】
図9は、用紙情報テーブルの内容の一例を示す。同図に示すように、用紙情報テーブルには、用紙の種類毎にマーク寸法L、基準距離p、用紙長さq、印刷長さ、印刷幅、用紙特性、用紙厚み等の用紙情報が格納されている。かかる用紙情報テーブルを参照して、検出したマーク寸法Lから基準距離p、用紙長さq、その他印刷に必要なパラメータを取得できる。そして、基準距離pおよび用紙長さqに基づいて記録紙26の頭出し処理を行なう。
【0045】
なお、上記の用紙情報のうち、印刷長さは、罫線枠100やラベル102の搬送方向の長さであり、罫線枠100内またはラベル102内の最終行まで印刷を完了して次の罫線枠100またはラベル102へ移動すべきタイミングを検知するために用いられる。印刷幅は、罫線枠100やラベル102の幅であり、改行タイミングを検知するために用いられる。また、用紙特性は、記録紙26が感熱紙である場合のエネルギー感度特性や加色/減色特性(熱エネルギー量が大きいほど濃い色となるか薄い色となるかの特性)を示すものであり、印刷ヘッド20への通電量を制御するために用いられる。さらに、用紙厚みは記録紙26の厚みを示すものであり、搬送時のバックラッシュ補償をする場合の制御に用いられる。なお、プリンタ10がインクジェット式プリンタである場合は、用紙特性として、普通紙、インクジェット専用紙といった用紙種別を示す情報が記憶されることになる。
【0046】
図10は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、本実施形態および以下に述べる各実施形態において、頭出しを行う際の記録紙26の搬送方向は予め設定されているものとする。
【0047】
先ず、ステップ150において、センサ23により認識マーク104が検出されているか否か、すなわち、センサ検出信号のレベルが所定レベル以上であるか否かが判別される。その結果、認識マーク104が検出されている場合には、センサ23の正面に認識マーク104が位置しているために、認識マーク104のエッジ104A,104Bを正しく検出できないことになる。そこで、この場合には、ステップ152において、認識マーク104がセンサ23で検出されなくなるまで記録紙26を搬送する処理が行われて、ステップ154へ進む。一方、ステップ150で、認識マーク104が検出されない場合は、直ちにステップ154へ進む。
【0048】
ステップ154では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。ステップ156では、認識マーク104の何れかのエッジ104Aまたは104Bが検出されたかどうか(つまり、センサ検出信号が立ち上がってスレッシヨルド値THを超えたかどうか)が判別され、エッジが検出された場合は、ステップ158において、その検出時点の記録紙26の搬送位置Y1が取得される。そして、ステップ160では、認識マーク104の他方のエッジが検出されたかどうか(つまり、センサ検出信号が立ち下がってスレッシヨルド値THを下回ったかどうか)が判別され、検出された場合は、ステップ162においてその検出時点の搬送位置Y2が取得される。
【0049】
次に、ステップ164において、マーク寸法LがL=|Y1−Y2|により計算される。ステップ166では、記録紙26の搬送方向が正方向であれば、先にエッジが検出された搬送位置Y1が前方側エッジ104Bの検出位置Rとして設定され、搬送方向が逆方向であればエッジが後から検出された搬送位置Y2が前方側エッジ104Bの検出位置Rとして設定される。
【0050】
ステップ168では、マーク寸法Lに基づいて、用紙情報記憶部54に格納された用紙情報テーブルを参照して、記録紙26の各用紙情報(つまり、基準距離p、用紙長さq、印刷長さ、印刷幅、用紙特性、用紙厚み)が取得される。このうち、上記したように、印刷長さ、印刷幅、感度特性、および、用紙厚みは、印字制御部58で印刷を行う際の制御パラメータとして用いられる。
【0051】
ステップ170では、記録紙26の搬送方向に応じて、上記の搬送量X1=q+p−d(逆方向の場合)またはX2=d−p(正方向の場合)が計算される。そして、ステップ172において、前方側エッジ104Bの検出位置RからX1またはX2だけ記録紙26が搬送されることで、頭出し処理が終了する。
【0052】
以上説明したように、本実施形態では、認識マーク104の長さLに基づいて記録紙の種類を判別し、その種類に応じた認識マーク104と印刷開始位置Sとの位置関係(上記の例では、基準距離pおよび用紙長さq)を取得したうえで、頭出し処理を行う。このため、プリンタ10側でユーザが記録紙の種類を設定しなくても、記録紙26の種類に応じた適切な頭出し処理を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザが別の種類の記録紙26に交換するたびに用紙設定を行うという煩雑な操作が不要となって操作性が向上すると共に、設定された記録紙26の種類を記憶する書換可能なメモリを設けることが不要となってメモリの寿命による記憶性能の低下という問題も生じない。
【0053】
また、本実施形態では、単一の認識マーク104のマーク寸法Lで用紙種別を判別するので、正方向および逆方向の何れの方向に記録紙26を搬送しても、用紙種別を正しく判別することができる。すなわち、上記従来技術の如く、位置決め用のマークと用紙種類判別用のマークとを別個に設ける場合のように、記録紙26の搬送方向によって各マーク検出順序が異なるという問題は生じない。また、単一の認識マーク104で位置決めおよび用紙種類の判別を行うので、マークに必要なスペースも削減され、小型記録紙への対応も可能となる。
【0054】
なお、上記実施形態では、認識マーク104の前方側エッジ104Bの検出位置を基準として頭出しを行うものとしたが、これに限らず、認識マーク104の後方側エッジ104Aや認識マーク104の搬送方向中央点等を基準としてもよい。その場合には、用紙情報テーブルには基準距離pとして、認識マーク104の後方側エッジ104Aまたは中央点から印刷開始位置Sまでの距離を記憶しておけばよい。
【0055】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク204の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク204は、用紙種類に応じた長さ(本実施形態において、この長さをマーク寸法Lという)を有する情報マーク部210と、この情報マーク部210の前後両側に設けられ、記録紙26の種類にかかわらず一定の長さ(本実施形態において、この長さを基準寸法Mという)を有する基準マーク部212とにより構成される。情報マーク部210と基準マーク部212とは、所定長さのスペースを隔てて設けられている。
【0056】
認識マーク204を検出する場合、先ず、基準マーク部212についてのセンサ検出信号に基づいて、マークのエッジを検出する際のスレッシヨルドTHの値を決定する。すなわち、例えば、基準マーク部212についてのセンサ検出信号が例えば図12に示すように得られたとすると、この信号から求められるエッジ間の距離が基準寸法Mとなるように、スレッシヨルドTHの値を決定するのである。こうして決定したスレッシヨルドTHを用いて、情報マーク部210についてのセンサ検出信号から、そのマーク寸法Lを検出する。
【0057】
図13は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、図13において、上記図10と同様の処理を行うステップには同一の符号を付して説明を省略する。先ず、ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置するか否かが判別される。本実施形態では、認識マーク204に情報マーク部210と基準マーク部212との間のスペース部分が含まれているので、このスペース部分がセンサ23の正面に位置する場合には、センサ検出信号は低いレベルとなる。したがって、上記第1実施形態の場合のように、センサ検出信号のレベルの高低だけで認識マーク204がセンサ23の正面に位置するかどうかを判断することはできない。そこで、ステップ250では、このスペースの長さ分だけ記録紙26を搬送するまでにセンサ検出信号が所定レベル以上となった場合に、認識マーク204がセンサ23の正面に位置していると判断するものとする。
【0058】
ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置すると判別された場合は、ステップ252において、認識マーク204がセンサ23で検出されなくなるまで、記録紙26が搬送されて、ステップ254へ進む。一方、ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置しない場合は、直ちにステップ254へ進む。
【0059】
ステップ254では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。そして、ステップ256では、センサ検出信号の立ち上がりと立ち下りが検出されたかどうか判別される。基準マーク部212は認識マーク204の両側に設けられているから、センサ検出信号に最初に現れる立ち上がりおよび立ち下がりは、基準マーク部212の両エッジに対応する。そこで、ステップ258において、この信号の立ち上がりおよび立ち下がりから、上記図12を参照して述べたように、これらエッジ間の距離が基準寸法MとなるようにスレッシヨルドTHを決定する。そして、以後、上記図10のステップ156以降と同様にして、頭出し処理を行なうが、その際、ステップ156,160におけるエッジ検出処理では、ステップ258で決定したスレッシヨルドTHを用いる。
【0060】
以上のように、本実施形態では、基準マーク部212について得られたセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドTHの値を決定することにより、例えば、センサ23の発光部の光強度や受光部の感度が変動し、あるいは、用紙の種類によって認識マーク104の濃さが異なること等に起因してセンサ検出信号のレベルが変化した場合にも、適切なスレッシヨルドTHの値を用いて、マーク寸法Lを正確に検出することができる。このため、マーク寸法Lを例えば1mm刻みのように細かく設定することもでき、一定寸法内のマークでより多種類の記録紙を識別することが可能となる。
【0061】
また、基準マーク部212が情報マーク部210の前後両側に設けられるので、記録紙26を正逆何れの方向に搬送する場合にも、情報マーク部210より先に何れかの基準マーク部212が検出されることとなる。このため、記録紙26の搬送方向にかかわらず、スレッシヨルドTHの決定およびそれに基づくマーク寸法Lの判別を正しく行うことができる。
【0062】
ただし、基準マーク部212が情報マーク部210の片側にのみ配置された構成であっても、最初に検出されたマークの幅が基準寸法Mに近似した値であればそのマークは基準マーク部212であると判断し、そうでなければ、そのマークは情報マーク部210であると判断することによって、基準マーク部212と情報マーク部210とを区別することは可能である。
【0063】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図14は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク304の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク304は、記録紙26の種類に応じた長さ(本実施形態では、この長さをマーク寸法Lという)を有する2つの情報マーク部306により構成され、両情報マーク部306の間には、記録紙26の種類に係わらず一定の長さを有するスペース部308が形成されている。本実施形態においては、スペース部308の長さを、スレッシヨルドTHを決定するための基準として用いるので、この長さを基準寸法Mという。
【0064】
認識マーク304を検出する場合、先ず、スペース部308についてのセンサ検出信号に基づいて、情報マーク部306のエッジを検出する際のスレッシヨルドTHの値を決定する。すなわち、スペース部308についてのセンサ検出信号が例えば図15に示すように得られたとすると、この信号から求められるエッジ間の距離が基準長さMとなるように、THの値を決定する。こうして決定したスレッシヨルドTHを用いて、情報マーク部306についてのセンサ検出信号から、そのマーク寸法Lを検出する。
【0065】
図16は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、図16において、上記図10と同様の処理を行うステップには同一の符号を付して説明を省略する。先ず、ステップ350において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置するか否かが判別される。本実施形態でも、上記第2実施形態と同様に、認識マーク304にスペース部308が含まれているので、ステップ350では、このスペース部308の長さMだけ記録紙26を搬送するまでにセンサ検出信号が所定レベル以上となった場合に、認識マーク304がセンサ23の正面に位置していると判断する。ステップ350において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置すると判別された場合、ステップ352において、認識マーク304がセンサ23で検出されなくなるまで記録紙26が搬送されて、ステップ354へ進む。一方、ステップ250において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置しない場合は、直ちにステップ354へ進む。
【0066】
ステップ354では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。そして、ステップ356において、センサ検出信号の立ち上がりおよび立ち下りが検出され、さらに、再び立ち上がりが検出されたかどうか判別される。センサ検出信号の最初の立ち上がりおよび立ち下がりは、情報マーク部306の両エッジに対応している。また、センサ検出信号の立下りと2回目の立ち上がりは、スペース部308の両エッジに対応している。そこで、ステップ358において、センサ検出信号の立下りと2回目の立ち上がりから、上記図15を参照して述べたように、これらに対応するエッジ間の距離が基準寸法MとなるようにスレッシヨルドTHの値が決定される。そして、ステップ360では、このスレッシヨルドTHを用いて、上記ステップ356で検出された最初の立ち上がりと立ち下がりの夫々の搬送位置Y1およびY2が求められる。以後、上記図10のステップ164以降と同様にして、頭出し処理が行われる。
【0067】
以上のように、本実施形態では、スペース部308について得られたセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドTHを決定することにより、上記第2実施形態と同様に、センサ検出信号のレベルが変化した場合にも、適切なスレッシヨルドTHを用いて、マーク寸法Lを正確に検出することが可能となっている。
【0068】
また、記録紙26を正逆何れの方向に搬送した場合にも、先ず情報マーク部306が検出されるので、搬送方向にかかわらず、スレッシヨルドTHの決定およびそれに基づくマーク寸法Lの判別を正しく行うことができる。
【0069】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図17は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク404の例を示す。同図に示すように、認識マーク404は、記録紙26の種類を判別するための情報マーク部406と、記録紙26の位置決め用の位置決めマーク部408とにより構成されている。情報マーク部406は、記録紙26の送り方向において互いに対称に設けられた同一パターンのバーコード406a,406bにより構成されており、各バーコード406a,406bに記録紙26の用紙識別情報がエンコードされている。ただし、上記第1〜第3の実施形態の情報識別マークのように、情報マーク62を用紙種類に応じた長さを有する単一のマークとしてもよい。また、位置決めマーク部408は、情報マーク部406の前後両側に対称に設けられている。
【0070】
本実施形態では、情報マーク部406の両側に位置決めマーク部408が設けられるので、記録紙26を正方向および逆方向の何れに送った場合にも、先ず、位置決めマーク部406が検出され、次に、情報マーク部408が検出される。すなわち、両マークが検出される順番が送り方向にかかわらず一定である。そして、情報マーク部406は互いに対象な2つのバーコード406a,406bから構成されているので、送り方向にかかわらず、情報マーク部406から同じ情報が得られる。したがって、本実施形態では、記録紙26の送り方向にかかわらず、位置決めマーク部408および情報マーク部406を確実に認識することができる。
【0071】
なお、上記図17では、同じパターンの2つのバーコード406a,406bを互いに対称に設けることとしたが、バーコード自体を対称な構成としておけば、2つのバーコードを設ける必要はなく、1つのバーコードで足りるので、バーコードに必要なスペースを削減できる。
【0072】
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図18は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク504の例を示す。同図に示すように、認識マーク504は、一定のピッチで繰り返して設けられた複数の情報マーク部506を含んでいる。ただし、位置決めマークに対応する部分(図中に矢印で示す部分)は、マークのピッチを他の部分と異ならせてあり、この部分が、位置決めマーク部508として機能する。情報マーク部506は、記録紙26の用紙種類に応じた長さ(本実施形態における基準寸法L)を有しており、この基準寸法Lを検出することにより記録紙26の種類を判別できる。そして、マークの検出ピッチの変化から位置決めマーク部508を検出して、頭出し処理を行うことができる。
【0073】
図19は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行うべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。先ず、ステップ550でマークが検出されているか否かが判別され、検出されていれば、ステップ552でマークが検出されなくなるまで記録紙26が搬送される。そして、ステップ554で、記録紙26の正方向への搬送が開始され、ステップ556でマークが検出されると、ステップ558で、そのマークの長さ、すなわち、基準寸法Lが検出される。ステップ560では、検出された基準寸法Lに基づいて、記録紙26の種類が判別され、ステップ562において当該記録紙26が逆方向への搬送を禁止された用紙であるか否かが判別される。かかる判別は、例えば、上記図9に示す用紙情報テーブルに、逆方向への搬送を禁止すべきかどうかの情報を設定しておいて、この用紙情報テーブルを参照することにより行うことができる。ステップ252における判別の結果、逆方向への搬送が禁止されていれば、ステップ564において、正方向への搬送を行いながら、位置決めマーク部508の検出に基づく頭出しが行われる。一方、ステップ562にて逆方向への搬送は禁止されていないと判別されれば、ステップ566において、位置決めマーク部508が検出されるまで、設定された頭出し方向への搬送を行いながら、位置決めマーク部508の検出に基づく頭出しが行われる。なお、ステップ562で逆方向への搬送が禁止されていると判別された場合は、頭出しに限らず、以後、全ての場面において逆方向への搬送を禁止することが好ましい。
【0074】
以上説明したように、本実施形態では、情報マーク部506が繰り返し印刷されているので、記録紙26を僅かな距離(最大限、情報マーク部506の長さと、情報マーク部506間のピッチとの和に相当する距離)だけ搬送すれば、情報マーク部506の長さを検出して記録紙26の種類を判別できる。したがって、例えば、ラベル用紙や比較的薄手の用紙では、特に、感熱式プリンタの場合には用紙が印刷ヘッド20に押し付けられるために、一定量を超えて逆方向に搬送するとラベルが剥れたり、紙詰まりが生じたりするおそれがあるが、そのような場合に、逆方向に搬送すべきでないことを早期に判別できる。そして、そのような用紙については逆方向へ搬送しながらの頭出しを行わないようにすることで、ラベルの剥れや紙詰まり等のトラブルを未然に防止することができる。
【0075】
また、認識マーク部506および位置決めマーク部508が繰り返し配置されていることで、記録紙26を正逆何れの方向に搬送した場合にも、基準寸法Lを検出して記録紙26の種類を判別し、頭出しを正しく行うことができる。
【0076】
次に本発明の第6実施形態について説明する。図20は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク604の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク604は、一定の間隔で繰り返し設けられた複数の情報マーク部606と、記録紙26の位置決めを行うための位置決めマーク部608とにより構成されている。情報マーク部606は、記録紙26の用紙種類に応じた長さを有する情報部606aと、用紙種類にかかわらず一定の長さを有する基準部606bとにより構成されている。一方、位置決めマーク部608は、情報マーク部606と同じ長さの単一の長方形のマークとして構成されている。すなわち、位置決めマーク部608は情報マーク部606のスペース部分を埋めた構成を有している。
【0077】
本実施形態でも、上記第5実施形態と同様に、情報マーク部606が繰り返し設けられていることで、記録紙26を僅かな距離だけ搬送すれば、用紙種類を判別できる。このため、逆方向に搬送するとラベルの剥れや紙詰まりの起き易い用紙を早期に判別して、そのようなトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0078】
また、情報マーク部606に含まれる基準部606bの検出信号に基づいて、上記第2実施形態と同様にしてスレッシヨルドTHを決定することで、マーク寸法Lの検出を高精度に行うことができる。
【0079】
ところで、上記各実施形態では、各認識マークを黒色で記録紙26に直接印刷するものとした。しかしながら、記録紙26自体の反射特性のばらつき等の影響を排除して、認識マークをより確実に検出できるようにするために、次のように認識マークを印刷するようにしてもよい。すなわち、センサ23を反射型センサとして構成した場合、センサ23が備える発光部23aの光源波長(本実施形態では660nm付近)に対して、認識マークのマーク部分(濃色部分)を反射率が低い色で、認識マークおよびその周囲およびスペース部分を反射率が高い色で、夫々印刷するのである。
【0080】
図21は、紫、黒、緑の各色で印刷されたマークの光反射特性を示す。同図からわかるように、紫、黒、または緑で印刷されたマークは、光源波長である660nm付近において20%程度の低い反射率を示すことがわかる。また、図22は、金、銀、銅の3種類のメタリックインクの光反射特性を示す。同図に示すように、何れのメタリックインクも光源波長である660nm付近において、100%に近い高い反射率を示すことがわかる。このように、紫、黒、緑のマークはセンサ23の光源に対して低い反射率を示し、一方、メタリックインクは高い反射率を示す。したがって、図23に示すように、認識マーク704のマーク部分を704aを紫、黒、または緑のインクで印刷し、認識マーク704のスペース部分704bおよび認識マーク704の両側近傍部(クワイアットゾーン)704cをメタリックインクで印刷することで、マーク部分と、スペース部分または背景部分との反射率の差を大きくできる。これにより、記録紙26自体の反射特性やマークの濃度等の変動にかかわらず、認識マーク704をセンサ23で正確に検出できるようになる。
【0081】
なお、認識マーク704のスペース部分704bおよびクワイアットゾーン704cの印刷に用いるインクは、メタリックインクに限らず、例えば白色顔料のように、660nm付近で高い反射率を示すインク材料であればよい。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、記録紙に予め印刷された認識マークに基づいて記録紙の種類を正確に判別し、その判別結果に応じて記録紙の頭出しを正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリンタの印字部およびその周辺部を示す斜視図である。
【図2】プリンタの印字部およびその周辺部を示す断面図である。
【図3】プリンタの内部構成を示すブロック図である。
【図4】帳票印刷用の記録紙の一例を示す図である。
【図5】ラベル印刷用の記録紙の一例を示す図である。
【図6】記録紙を搬送しながら採取されたセンサ検出信号の波形の一例を示す。
【図7】記録紙の頭出しを行うための処理を説明するための図である。
【図8】本実施形態において用いられる記録紙に印刷された認識マークの例を示す図である。
【図9】用紙情報テーブルの内容の一例を示す図である。
【図10】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図12】認識マークの基準マーク部のセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドを決定するための処理を説明するための図である。
【図13】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図15】認識マークのスペース部のセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドを決定するための処理を説明するための図である。
【図16】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図18】本発明の第5の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図19】本発明の第6の実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図20】本実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図21】紫、黒、緑の各色で印刷されたマークの光反射特性を示す図である。
【図22】金、銀、銅の3種類のメタリックインクの光反射特性を示す図である。
【図23】光反射特性を考慮して印刷された認識マークの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
20 印刷ヘッド
23 センサ
26 記録紙
50 CPU
104,204,304,404,504,604,704 認識マーク
210,306,406,506,606 情報マーク部
212 基準マーク部
308 スペース部
408,508,608 位置決めマーク部
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ用の記録紙に設けられた認識マークに基づいて当該記録紙の頭出しを行うプリンタ用記録紙の位置決め方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびこのプログラムを記録した記録媒体に関する。また、本発明は、プリンタで頭出しを行うための認識マークが予め印刷されたプリンタ用の記録紙にも関する。さらに、本発明は、記録紙に予め印刷された認識マークに基づいて記録紙の頭出しを行う機能を有するプリンタにも関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ用の記録紙には、所定フォーマットの罫線枠が予め印刷された帳票印刷用等の記録紙や、ラベル印刷用の記録紙等がある。このような記録紙では、予め記録された罫線枠や、貼付されたラベルに対して印刷位置がずれないように、印刷開始に先立って記録紙を所定位置に位置合わせすること(頭出し)が必要である。従来、このような記録紙の頭出しは、記録紙側に予め頭出し用のマーク(本明細書において、認識マークという)を印刷しておき、この認識マークがセンサで検出されてから所定量だけ記録紙を搬送することにより行われている。
【0003】
ところで、上記のような帳票印刷用やラベル印刷用等の記録紙には様々な種類があり、その種類により頭出し用のマークの位置が異なっている。すなわち、認識マークの位置と記録紙の印刷位置との関係が記録紙の種類によって異なることになるため、認識マークに基づいて記録紙の頭出しを行う場合には、認識マークが検出されてからの用紙の搬送量を、記録紙の種類に応じた大きさに設定しなければならない。
【0004】
そこで、従来は、認識マークに基づく頭出しを行う場合には、使用する記録紙の種類をユーザが設定し、設定された種類に応じてプリンタが頭出し動作を行うようにするのが一般的であった。しかし、これでは、ユーザは記録紙を異なる種類のものに交換する都度、設定操作を行わなければならず、操作性が悪い。また、記録紙の種類を記憶するためのメモリの書換回数には寿命があるため、頻繁に記録紙の種類が変更されると、メモリが劣化してしまうという問題も生じ得る。
【0005】
これに対して、例えば特開平11−309912号公報には、プリンタ用の連続記録紙に、印刷開始基準位置を表す位置決めマークと、記録紙種類を表す登録マークの2種類のマークを設けた構成が開示されている。かかる構成によれば、プリンタに設けられたセンサが位置決めマークと共に登録マークを検出することにより、プリンタは記録紙の種類を自動的に取得することができる。したがって、ユーザが記録紙の種類を設定することが不要となる。また、プリンタに記録紙の種類を記憶することも不要となるのでメモリ劣化の問題も解消する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された構成では、記録紙の搬送方向前方側に位置決めマークが、後方側に登録マークが、夫々配置されている。すなわち、位置決めマークと登録マークの位置関係が固定されているため、記録紙の搬送方向が反転した場合には、各マークの検出順序も逆になる。したがって、記録紙を正逆両方向に搬送しながら頭出しを行おうとした場合には、記録紙の種類を正確に判別できないという問題がある。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、認識マークに基づいて記録紙の種類を正確に判別し、その判別結果に応じて記録紙の頭出しを行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、プリンタ用の記録紙に設けられた認識マークに基づいて、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めする方法であって、
前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出ステップと、
前記認識マークの寸法を検出する寸法検出ステップと、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別ステップと、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と前記所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得ステップと、
前記マーク検出ステップで前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記記録紙を搬送するステップとを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、認識マークの寸法に基づいて記録紙の種類を判別し、認識マークが検出された位置から、記録紙の種類に応じた距離だけ搬送する。このため、記録紙の種類にかかわらず、記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように記録紙の位置決めすること、すなわち、頭出しを行うことができる。そして、認識マークの寸法は、記録紙を正逆何れの方向に搬送しても同様に検出できる。したがって、本発明によれば、記録紙の搬送方向にかかわらず上記の頭出しを正しく行うことができる。
【0010】
また、本発明において、前記寸法検出ステップは、前記記録紙を搬送しながら、前記認識マークを横切る位置での前記記録紙の濃淡に応じた信号を取得する信号取得ステップと、該取得した信号をスレッシヨルド値と比較することにより前記認識マークのエッジ位置を検知し、該検知したエッジ位置から前記認識マークの寸法を求める寸法決定ステップとを含むこととしてもよい。
【0011】
この場合、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とを含んでおり、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記基準マーク部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記基準マーク部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むこととしてもよい。
【0012】
あるいは、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部を含み、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記スペース部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記スペース部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むこととしてもよい。
【0013】
このようにすれば、一定の基準寸法を有する基準マークまたはスペース部の検出信号に基づいて、情報マークの寸法を検出するためのスレッシヨルド値を決めるので、検出信号のレベルに変動がある場合にも、情報マークの寸法検出を正確に行うことができる。
【0014】
また、本発明において、前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マークが、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置されて構成されており、
前記用紙判別ステップで判別された記録紙の種類に基づいて、当該記録紙が、記録紙をプリンタ内へ戻す向きである逆方向への搬送が禁止された用紙であるか否かを判別し、禁止された用紙であると判別された場合は、当該記録紙の前記逆方向への搬送を禁止することとしてもよい。
【0015】
このようにすれば、情報マークが記録紙の搬送方向に繰り返し配置されることで、記録紙を僅かな距離だけ搬送すれば、情報マークの寸法を検出して記録紙の種類を判別できる。このため、使用中の記録紙が、逆方向へ搬送した際にラベルの剥れや紙詰まり等のトラブルが置き易いものである場合に、そのことを早期に判別して逆方向への搬送を禁止することで、上記のようなトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0016】
また、本発明は、プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有することを特徴とする。
【0017】
この場合、前記認識マークは、当該記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とからなることとしてもよい。また、前記認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部とからなることとしてもよい。また、前記認識マークは、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置された、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部を含むこととしてもよい。
【0018】
また、本発明は、プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは、前記記録紙の種類を判別するための情報マーク部と位置決め用の位置決めマーク部とを含むと共に、当該記録紙の送り方向において対称なパターンに構成されていることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、認識マークが記録紙の搬送方向において対称なパターンに構成されるので、記録紙を正逆何れの方向に搬送しても、同じ検出信号を得ることができる。したがって、本発明の記録紙によれば、記録紙の搬送方向にかかわらず、情報マーク部に基づく記録紙の種類の判別と、位置決めマーク部に基づく記録紙の位置決めとを正しく行うことができる。
【0020】
また、本発明のプリンタ用の記録紙において、前記認識マークのマーク部分は、所定波長の光に対する反射率が小さい第1の色で印刷されており、前記認識マークのスペース部分は、前記所定の波長に対する反射率が大きい第2の色で印刷されていることとしてもよい。このようにすれば、マーク部分とスペース部分の反射率の差を大きくして、認識マークの検出をより確実に行うことができる。
【0021】
この場合、前記第2の色は、メタリックインクまたは白色顔料で印刷されていることとしてもよい。
【0022】
また、本発明は、記録紙に設けられたマークを検出するためのセンサと、プリンタ用紙を搬送する搬送部とを備えるプリンタであって、
前記センサによる検出信号に基づいて、前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出手段と、
前記検出信号に基づいて前記認識マークの寸法を検出する寸法検出手段と、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別手段と、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と、前記記録紙の所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得手段と、
前記マーク検出手段で前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記搬送部により前記記録紙を搬送する位置決め手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプリンタ10の印字部およびその周辺部を示す斜視図であり、また、図2はプリンタ10の印字部およびその周辺部を示す断面図である。本実施形態では、一例として、プリンタ10が感熱式プリンタであるものとして説明するが、本発明は感熱式プリンタに限らずインクジェット方式のプリンタへ適用することも可能である。
【0024】
図1および図2に示すように、本実施形態のプリンタ10は、印刷ヘッド20、プラテンローラ22、センサ23(図1には不図示)、および、カッター装置24を備えている。記録紙26は、記録紙ロール28から上方へ引き出されて印刷ヘッド20とプラテンローラ22との間を通り、さらに、カッター装置24の刃32,34の間を通って、排出口36へ至っている。
【0025】
なお、本実施形態では、カッター装置24により記録紙26を自動的に切断できる構成としているが、これに限らず、操作者が手操作で記録紙26を切断する構成であってもよい。
【0026】
プラテンローラ22はバネ機構等の付勢手段(図示せず)により付勢されることにより、記録紙26を印刷ヘッド20のヘッド面へ押し付けている。印刷ヘッド20は各印字画素に対応した発熱素子を備えており、これら発熱素子が発熱させられることにより記録紙26への印字が行なわれる。
【0027】
プラテンローラ22の回転軸は駆動機構(図示せず)に連結されており、この駆動機構によりプラテンローラ22を両方向に回転駆動することができる。プラテンローラ22が回転駆動されると、記録紙26はプラテンローラ22との間の摩擦により、プラテンローラ22の回転方向に応じて、紙ロール28から引き出されて上向き(つまりカッター装置24へ向かう向き)またはこれとは逆向きに搬送される。以下、記録紙26が印字部からカッター装置24へ向けて送られる向きおよびその際のプラテンローラ22の回転方向を正方向といい、これとは逆の向きを逆方向という。
【0028】
センサ23は、発光部23aと受光部23bとを備える例えば反射型のセンサである。すなわち、発光部23aは記録紙26に向けて光を照射し、記録紙26からの反射光を受光部23bで受光して、その光の強度に応じた信号を出力する。後述するように、センサ23の出力信号に基づいて、記録紙26に予め印刷された認識マークの検出が行われる。なお、センサ23は反射型センサに限らず、発光部23aと受光部23bとが記録紙26を隔てて反対側に設けられ、記録紙26の透過光の強度に応じた信号を出力する透過型センサの構成としてもよい。
【0029】
記録紙26への印刷は、印刷ヘッド20により1行分を印字し、1行分に相当する距離だけ記録紙26を正方向に送るという動作を繰り返すことにより行われる。そして、印刷完了後、記録紙26の所定の切断位置がカッター装置24の刃の位置に達するまで正方向に搬送された後、印刷済みの記録紙26が切断される。
【0030】
図3は、プリンタ10の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリンタ10は、中央制御装置(CPU)50を備えている。CPU50は、インターフェース52を介してプリンタ外部のホストコンピュータに接続されている。プリンタ10は、また、プログラム記憶部54、用紙情報記憶部56、印字制御部58、カッター制御部60、搬送制御部62、マーク検出部64、用紙セット検出部66、紙送りスイッチ部68等を備えており、これらはCPU50に接続されている。
【0031】
印字制御部58は上記した印刷ヘッド20を制御するものであり、CPU50からの指示に応じて印刷ヘッド20により記録紙26へ印刷を行なわせる。また、カッター制御部60は、上記したカッター装置24を制御するものであり、CPU50からの指示に応じてカッター装置24により記録紙26を切断させる。
【0032】
搬送制御部62は、上記したプラテンローラ22の駆動機構を制御するものであり、CPU50からの指示に応じて、プラテンローラ22を正方向または逆方向に回転駆動することにより、記録紙26を正方向または逆方向に搬送させる。また、紙送りスイッチ部68はプリンタ10の操作パネルに設けられており、このスイッチが操作されると、CPU50は搬送制御部62によりプラテンローラ22を正方向または逆方向に回転駆動させる。このように、プラテンローラ22により記録紙26を正方向および逆方向の両方向に搬送することができる。
【0033】
マーク検出部64は、上記したセンサ23と、このセンサ23の出力信号(以下、センサ検出信号という)をAD変換してCPU50に供給するAD変換部とにより構成されている。CPU50は、マーク検出部64から供給されたセンサ検出信号に基づいて、位置決めマークの検出処理を行う。また、用紙セット検出部66は、記録紙26が交換されて新たにセットされたことを検出し、その検出結果をCPU50へ通知する。
【0034】
プログラム記憶部54には、制御プログラムが記憶されており、CPU12はこの制御プログラムを実行することにより、上記各部58〜66を制御する。また、用紙情報記憶部56には、プリンタ10において記録紙26として用いられ得る各種用紙に関する情報を格納した用紙情報テーブルが記憶されている。この用紙情報テーブルの内容については後述する。これら記憶部54,56はROM70内に設けられている。
【0035】
ところで、記録紙26として、所定フォーマットの罫線等が予め印刷された各種帳票印刷用の記録紙や、ラベル印刷用の記録紙等のように、記録紙26の所定の印刷領域内に印刷を行わなければならないものがある。図4は、帳票印刷用の記録紙の一例を、また、図5はラベル印刷用の記録紙の一例を示す。なお、図4および図5には、プリンタ10にセットされカッター装置24で切断された直後の記録紙26を平面的に展開した状態での、印刷ヘッド20、センサ23、および、カッター装置24の位置を併せて示している。各図に破線で示すように、記録紙26の表面(プリンタによる印刷面)には、所定の書式で印刷を行うための罫線枠100が予め印刷され(図4)、または、ラベル102が貼付されている(図5)。また、記録紙26の裏面には、長方形状の黒い認識マーク104が予め印刷されている。
【0036】
このような記録紙26の罫線枠100やラベル102の内側に正しく印刷を行うためには、印刷開始前に、各図に示す印刷開始位置Sが印刷ヘッド20の位置に来るように、記録紙26を頭出しすることが必要である。かかる頭出し処理は、例えば、1回の印刷処理が終了して記録紙26が切断された場合や、記録紙26が交換されて新たにセットされた場合に、記録紙26を逆方向に戻す際に必要となる。すなわち、記録紙26の切断時や、セット時には、記録紙26の次の印刷開始位置Sが印刷ヘッド位置よりも正方向に送られた位置にある。このため、記録紙26を無駄なく使用するためには、記録紙26を逆方向に搬送しながら、印刷開始位置Sが印刷ヘッド位置に達したこと検知して頭出ししなければならないのである。また、複数枚の帳票やラベルに連続して印刷する場合は、1枚の帳票またはラベルを印刷した後、次の印刷位置まで正方向に紙送りしながら頭出しすることが必要である。さらに、ユーザによるマニュアル操作により、記録紙26を正方向または逆方向に搬送しながら、頭出しを行う場合もある。このように、記録紙26を逆方向および正方向の何れの向きに搬送した場合にも記録紙26の頭出しを正しく行えなければならない。
【0037】
本実施形態のプリンタ10は、記録紙26に予め印刷された認識マーク104を検出し、その検出結果に基づいて、記録紙26の頭出しを正しく行なう機能を有している。
【0038】
先ず、認識マーク104の検出処理について説明する。図6は、例えば上記図4に示す記録紙26を搬送しながら採取されたセンサ検出信号の波形の一例を示す。なお、本実施形態では、認識マーク104がセンサ23により検出される場合(つまり、センサ23が検出する反射光が弱くなった場合)に、信号レベルが上がるものとしている。また、記録紙26の種類によっては、記録紙26の幅方向での認識マーク104の位置が大きく異なることがあり、そのような場合にも確実に認識マーク104を検出できるようにするため、センサ23を記録紙26の幅方向に複数設けることとしてもよい。
【0039】
記録紙26を例えば逆方向に搬送した場合、先ず、認識マーク104の後方側のエッジ104Aがセンサ23の正面に差し掛かると、図6のA部に示すように、センサ検出信号が立ち上がる。その後、認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23の正面を通過すると、同図のB部に示すように、センサ検出信号は立ち下がることとなる。したがって、適宜なスレッシヨルドレベルTHを用いて、センサ検出信号が所定のスレッシヨルドレベルTHを上向きに横切った場合に、認識マーク104の一方のエッジ(逆方向送りの場合は、後方側エッジ104A,正方向送りの場合は前方側エッジ104B)がセンサ23の正面を通過したと判断でき、また、センサ検出信号がスレッシヨルドレベルTHを下向きに横切った場合に、認識マーク104の他方のエッジがセンサ23の正面を通過したと判断できる。そして、これら両エッジの検出位置間の搬送距離を、認識マーク104の長さ(以下、マーク寸法Lと表す)として求めることができる。なお、本明細書において、記録紙26に印刷されたマークの長さとは、記録紙26の送り方向の長さを意味するものとする。
【0040】
次に、認識マーク104の検出結果に基づく記録紙26の頭出し処理について説明する。
【0041】
図7は、記録紙26の頭出し処理を説明するための図である。同図に示すように、認識マーク104の前方側エッジ104Bと印刷開始位置Sとの間の距離(以下、基準距離という)をp、センサ23と印刷ヘッド20との距離をd、印刷開始位置S間の距離(つまり、図4,図5に示す記録紙26の用紙1枚当り長さ;以下、用紙長さという)をqとする。このうち、p,qは用紙の種類に応じて定まる値であり、dはプリンタ10の機種に応じて定まる値である。この場合、図7に示すように認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23の正面に位置する状態から、印刷開始位置Sが印刷ヘッド20の位置に達するまでの記録紙26の逆方向の搬送量X1は、X1=q+p−dとなる。したがって、認識マーク104の先頭側エッジ104Bが検出された位置から、距離X1だけ逆方向に搬送することで、記録紙26の頭出しを行なうことができる。記録紙26を正方向に搬送しながら頭出しする場合も同様に、認識マーク104の前方側エッジ104Bがセンサ23により検出された位置から、X2=d−pだけ正方向に搬送することで、記録紙26の頭出しを行なうことができる。
【0042】
上記した基準距離pおよび用紙長さqは、記録紙26の種類によって異なる。したがって、上記のような認識マーク104に基づく頭出しを正しく行うには、記録紙26の種類を判別して、その種類に応じた基準距離pおよび用紙長さqの値を用いることが必要である。また、記録紙26の種類によって、印刷領域の幅や長さも異なり、さらに、感熱式プリンタでは、用紙種類によって、用紙に与えるべき熱エネルギー量(つまり、印刷ヘッドへの通電量)も異なるし、また、インクジェット式プリンタの場合も、普通紙やインクジェット専用紙などの用紙種類に応じた印刷処理を行う必要がある。したがって、記録紙26を正しく頭出しし、かつ、記録紙26への印刷を適切に行うためには、プリンタ10が記録紙の種類を判別できることが必要である。
【0043】
そこで、本実施形態では、図8に示すように、認識マーク104の長さ(つまりマーク寸法L)を、記録紙26の種類に応じた値となるように設定しておく。そして、上記図6を参照して説明した方法でマーク寸法Lを検出し、その検出値に基づき、用紙情報記憶部56に記憶された用紙情報テーブルを参照して、当該記録紙26についての用紙情報を取得する。
【0044】
図9は、用紙情報テーブルの内容の一例を示す。同図に示すように、用紙情報テーブルには、用紙の種類毎にマーク寸法L、基準距離p、用紙長さq、印刷長さ、印刷幅、用紙特性、用紙厚み等の用紙情報が格納されている。かかる用紙情報テーブルを参照して、検出したマーク寸法Lから基準距離p、用紙長さq、その他印刷に必要なパラメータを取得できる。そして、基準距離pおよび用紙長さqに基づいて記録紙26の頭出し処理を行なう。
【0045】
なお、上記の用紙情報のうち、印刷長さは、罫線枠100やラベル102の搬送方向の長さであり、罫線枠100内またはラベル102内の最終行まで印刷を完了して次の罫線枠100またはラベル102へ移動すべきタイミングを検知するために用いられる。印刷幅は、罫線枠100やラベル102の幅であり、改行タイミングを検知するために用いられる。また、用紙特性は、記録紙26が感熱紙である場合のエネルギー感度特性や加色/減色特性(熱エネルギー量が大きいほど濃い色となるか薄い色となるかの特性)を示すものであり、印刷ヘッド20への通電量を制御するために用いられる。さらに、用紙厚みは記録紙26の厚みを示すものであり、搬送時のバックラッシュ補償をする場合の制御に用いられる。なお、プリンタ10がインクジェット式プリンタである場合は、用紙特性として、普通紙、インクジェット専用紙といった用紙種別を示す情報が記憶されることになる。
【0046】
図10は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、本実施形態および以下に述べる各実施形態において、頭出しを行う際の記録紙26の搬送方向は予め設定されているものとする。
【0047】
先ず、ステップ150において、センサ23により認識マーク104が検出されているか否か、すなわち、センサ検出信号のレベルが所定レベル以上であるか否かが判別される。その結果、認識マーク104が検出されている場合には、センサ23の正面に認識マーク104が位置しているために、認識マーク104のエッジ104A,104Bを正しく検出できないことになる。そこで、この場合には、ステップ152において、認識マーク104がセンサ23で検出されなくなるまで記録紙26を搬送する処理が行われて、ステップ154へ進む。一方、ステップ150で、認識マーク104が検出されない場合は、直ちにステップ154へ進む。
【0048】
ステップ154では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。ステップ156では、認識マーク104の何れかのエッジ104Aまたは104Bが検出されたかどうか(つまり、センサ検出信号が立ち上がってスレッシヨルド値THを超えたかどうか)が判別され、エッジが検出された場合は、ステップ158において、その検出時点の記録紙26の搬送位置Y1が取得される。そして、ステップ160では、認識マーク104の他方のエッジが検出されたかどうか(つまり、センサ検出信号が立ち下がってスレッシヨルド値THを下回ったかどうか)が判別され、検出された場合は、ステップ162においてその検出時点の搬送位置Y2が取得される。
【0049】
次に、ステップ164において、マーク寸法LがL=|Y1−Y2|により計算される。ステップ166では、記録紙26の搬送方向が正方向であれば、先にエッジが検出された搬送位置Y1が前方側エッジ104Bの検出位置Rとして設定され、搬送方向が逆方向であればエッジが後から検出された搬送位置Y2が前方側エッジ104Bの検出位置Rとして設定される。
【0050】
ステップ168では、マーク寸法Lに基づいて、用紙情報記憶部54に格納された用紙情報テーブルを参照して、記録紙26の各用紙情報(つまり、基準距離p、用紙長さq、印刷長さ、印刷幅、用紙特性、用紙厚み)が取得される。このうち、上記したように、印刷長さ、印刷幅、感度特性、および、用紙厚みは、印字制御部58で印刷を行う際の制御パラメータとして用いられる。
【0051】
ステップ170では、記録紙26の搬送方向に応じて、上記の搬送量X1=q+p−d(逆方向の場合)またはX2=d−p(正方向の場合)が計算される。そして、ステップ172において、前方側エッジ104Bの検出位置RからX1またはX2だけ記録紙26が搬送されることで、頭出し処理が終了する。
【0052】
以上説明したように、本実施形態では、認識マーク104の長さLに基づいて記録紙の種類を判別し、その種類に応じた認識マーク104と印刷開始位置Sとの位置関係(上記の例では、基準距離pおよび用紙長さq)を取得したうえで、頭出し処理を行う。このため、プリンタ10側でユーザが記録紙の種類を設定しなくても、記録紙26の種類に応じた適切な頭出し処理を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザが別の種類の記録紙26に交換するたびに用紙設定を行うという煩雑な操作が不要となって操作性が向上すると共に、設定された記録紙26の種類を記憶する書換可能なメモリを設けることが不要となってメモリの寿命による記憶性能の低下という問題も生じない。
【0053】
また、本実施形態では、単一の認識マーク104のマーク寸法Lで用紙種別を判別するので、正方向および逆方向の何れの方向に記録紙26を搬送しても、用紙種別を正しく判別することができる。すなわち、上記従来技術の如く、位置決め用のマークと用紙種類判別用のマークとを別個に設ける場合のように、記録紙26の搬送方向によって各マーク検出順序が異なるという問題は生じない。また、単一の認識マーク104で位置決めおよび用紙種類の判別を行うので、マークに必要なスペースも削減され、小型記録紙への対応も可能となる。
【0054】
なお、上記実施形態では、認識マーク104の前方側エッジ104Bの検出位置を基準として頭出しを行うものとしたが、これに限らず、認識マーク104の後方側エッジ104Aや認識マーク104の搬送方向中央点等を基準としてもよい。その場合には、用紙情報テーブルには基準距離pとして、認識マーク104の後方側エッジ104Aまたは中央点から印刷開始位置Sまでの距離を記憶しておけばよい。
【0055】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク204の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク204は、用紙種類に応じた長さ(本実施形態において、この長さをマーク寸法Lという)を有する情報マーク部210と、この情報マーク部210の前後両側に設けられ、記録紙26の種類にかかわらず一定の長さ(本実施形態において、この長さを基準寸法Mという)を有する基準マーク部212とにより構成される。情報マーク部210と基準マーク部212とは、所定長さのスペースを隔てて設けられている。
【0056】
認識マーク204を検出する場合、先ず、基準マーク部212についてのセンサ検出信号に基づいて、マークのエッジを検出する際のスレッシヨルドTHの値を決定する。すなわち、例えば、基準マーク部212についてのセンサ検出信号が例えば図12に示すように得られたとすると、この信号から求められるエッジ間の距離が基準寸法Mとなるように、スレッシヨルドTHの値を決定するのである。こうして決定したスレッシヨルドTHを用いて、情報マーク部210についてのセンサ検出信号から、そのマーク寸法Lを検出する。
【0057】
図13は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、図13において、上記図10と同様の処理を行うステップには同一の符号を付して説明を省略する。先ず、ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置するか否かが判別される。本実施形態では、認識マーク204に情報マーク部210と基準マーク部212との間のスペース部分が含まれているので、このスペース部分がセンサ23の正面に位置する場合には、センサ検出信号は低いレベルとなる。したがって、上記第1実施形態の場合のように、センサ検出信号のレベルの高低だけで認識マーク204がセンサ23の正面に位置するかどうかを判断することはできない。そこで、ステップ250では、このスペースの長さ分だけ記録紙26を搬送するまでにセンサ検出信号が所定レベル以上となった場合に、認識マーク204がセンサ23の正面に位置していると判断するものとする。
【0058】
ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置すると判別された場合は、ステップ252において、認識マーク204がセンサ23で検出されなくなるまで、記録紙26が搬送されて、ステップ254へ進む。一方、ステップ250において、認識マーク204がセンサ23の正面に位置しない場合は、直ちにステップ254へ進む。
【0059】
ステップ254では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。そして、ステップ256では、センサ検出信号の立ち上がりと立ち下りが検出されたかどうか判別される。基準マーク部212は認識マーク204の両側に設けられているから、センサ検出信号に最初に現れる立ち上がりおよび立ち下がりは、基準マーク部212の両エッジに対応する。そこで、ステップ258において、この信号の立ち上がりおよび立ち下がりから、上記図12を参照して述べたように、これらエッジ間の距離が基準寸法MとなるようにスレッシヨルドTHを決定する。そして、以後、上記図10のステップ156以降と同様にして、頭出し処理を行なうが、その際、ステップ156,160におけるエッジ検出処理では、ステップ258で決定したスレッシヨルドTHを用いる。
【0060】
以上のように、本実施形態では、基準マーク部212について得られたセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドTHの値を決定することにより、例えば、センサ23の発光部の光強度や受光部の感度が変動し、あるいは、用紙の種類によって認識マーク104の濃さが異なること等に起因してセンサ検出信号のレベルが変化した場合にも、適切なスレッシヨルドTHの値を用いて、マーク寸法Lを正確に検出することができる。このため、マーク寸法Lを例えば1mm刻みのように細かく設定することもでき、一定寸法内のマークでより多種類の記録紙を識別することが可能となる。
【0061】
また、基準マーク部212が情報マーク部210の前後両側に設けられるので、記録紙26を正逆何れの方向に搬送する場合にも、情報マーク部210より先に何れかの基準マーク部212が検出されることとなる。このため、記録紙26の搬送方向にかかわらず、スレッシヨルドTHの決定およびそれに基づくマーク寸法Lの判別を正しく行うことができる。
【0062】
ただし、基準マーク部212が情報マーク部210の片側にのみ配置された構成であっても、最初に検出されたマークの幅が基準寸法Mに近似した値であればそのマークは基準マーク部212であると判断し、そうでなければ、そのマークは情報マーク部210であると判断することによって、基準マーク部212と情報マーク部210とを区別することは可能である。
【0063】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図14は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク304の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク304は、記録紙26の種類に応じた長さ(本実施形態では、この長さをマーク寸法Lという)を有する2つの情報マーク部306により構成され、両情報マーク部306の間には、記録紙26の種類に係わらず一定の長さを有するスペース部308が形成されている。本実施形態においては、スペース部308の長さを、スレッシヨルドTHを決定するための基準として用いるので、この長さを基準寸法Mという。
【0064】
認識マーク304を検出する場合、先ず、スペース部308についてのセンサ検出信号に基づいて、情報マーク部306のエッジを検出する際のスレッシヨルドTHの値を決定する。すなわち、スペース部308についてのセンサ検出信号が例えば図15に示すように得られたとすると、この信号から求められるエッジ間の距離が基準長さMとなるように、THの値を決定する。こうして決定したスレッシヨルドTHを用いて、情報マーク部306についてのセンサ検出信号から、そのマーク寸法Lを検出する。
【0065】
図16は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行なうべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。なお、図16において、上記図10と同様の処理を行うステップには同一の符号を付して説明を省略する。先ず、ステップ350において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置するか否かが判別される。本実施形態でも、上記第2実施形態と同様に、認識マーク304にスペース部308が含まれているので、ステップ350では、このスペース部308の長さMだけ記録紙26を搬送するまでにセンサ検出信号が所定レベル以上となった場合に、認識マーク304がセンサ23の正面に位置していると判断する。ステップ350において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置すると判別された場合、ステップ352において、認識マーク304がセンサ23で検出されなくなるまで記録紙26が搬送されて、ステップ354へ進む。一方、ステップ250において、認識マーク304がセンサ23の正面に位置しない場合は、直ちにステップ354へ進む。
【0066】
ステップ354では、設定された頭出し方向への記録紙26の搬送が開始される。そして、ステップ356において、センサ検出信号の立ち上がりおよび立ち下りが検出され、さらに、再び立ち上がりが検出されたかどうか判別される。センサ検出信号の最初の立ち上がりおよび立ち下がりは、情報マーク部306の両エッジに対応している。また、センサ検出信号の立下りと2回目の立ち上がりは、スペース部308の両エッジに対応している。そこで、ステップ358において、センサ検出信号の立下りと2回目の立ち上がりから、上記図15を参照して述べたように、これらに対応するエッジ間の距離が基準寸法MとなるようにスレッシヨルドTHの値が決定される。そして、ステップ360では、このスレッシヨルドTHを用いて、上記ステップ356で検出された最初の立ち上がりと立ち下がりの夫々の搬送位置Y1およびY2が求められる。以後、上記図10のステップ164以降と同様にして、頭出し処理が行われる。
【0067】
以上のように、本実施形態では、スペース部308について得られたセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドTHを決定することにより、上記第2実施形態と同様に、センサ検出信号のレベルが変化した場合にも、適切なスレッシヨルドTHを用いて、マーク寸法Lを正確に検出することが可能となっている。
【0068】
また、記録紙26を正逆何れの方向に搬送した場合にも、先ず情報マーク部306が検出されるので、搬送方向にかかわらず、スレッシヨルドTHの決定およびそれに基づくマーク寸法Lの判別を正しく行うことができる。
【0069】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図17は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク404の例を示す。同図に示すように、認識マーク404は、記録紙26の種類を判別するための情報マーク部406と、記録紙26の位置決め用の位置決めマーク部408とにより構成されている。情報マーク部406は、記録紙26の送り方向において互いに対称に設けられた同一パターンのバーコード406a,406bにより構成されており、各バーコード406a,406bに記録紙26の用紙識別情報がエンコードされている。ただし、上記第1〜第3の実施形態の情報識別マークのように、情報マーク62を用紙種類に応じた長さを有する単一のマークとしてもよい。また、位置決めマーク部408は、情報マーク部406の前後両側に対称に設けられている。
【0070】
本実施形態では、情報マーク部406の両側に位置決めマーク部408が設けられるので、記録紙26を正方向および逆方向の何れに送った場合にも、先ず、位置決めマーク部406が検出され、次に、情報マーク部408が検出される。すなわち、両マークが検出される順番が送り方向にかかわらず一定である。そして、情報マーク部406は互いに対象な2つのバーコード406a,406bから構成されているので、送り方向にかかわらず、情報マーク部406から同じ情報が得られる。したがって、本実施形態では、記録紙26の送り方向にかかわらず、位置決めマーク部408および情報マーク部406を確実に認識することができる。
【0071】
なお、上記図17では、同じパターンの2つのバーコード406a,406bを互いに対称に設けることとしたが、バーコード自体を対称な構成としておけば、2つのバーコードを設ける必要はなく、1つのバーコードで足りるので、バーコードに必要なスペースを削減できる。
【0072】
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図18は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク504の例を示す。同図に示すように、認識マーク504は、一定のピッチで繰り返して設けられた複数の情報マーク部506を含んでいる。ただし、位置決めマークに対応する部分(図中に矢印で示す部分)は、マークのピッチを他の部分と異ならせてあり、この部分が、位置決めマーク部508として機能する。情報マーク部506は、記録紙26の用紙種類に応じた長さ(本実施形態における基準寸法L)を有しており、この基準寸法Lを検出することにより記録紙26の種類を判別できる。そして、マークの検出ピッチの変化から位置決めマーク部508を検出して、頭出し処理を行うことができる。
【0073】
図19は、本実施形態において、記録紙26の頭出しを行うべくCPU50が実行する処理の流れを表すフローチャートである。先ず、ステップ550でマークが検出されているか否かが判別され、検出されていれば、ステップ552でマークが検出されなくなるまで記録紙26が搬送される。そして、ステップ554で、記録紙26の正方向への搬送が開始され、ステップ556でマークが検出されると、ステップ558で、そのマークの長さ、すなわち、基準寸法Lが検出される。ステップ560では、検出された基準寸法Lに基づいて、記録紙26の種類が判別され、ステップ562において当該記録紙26が逆方向への搬送を禁止された用紙であるか否かが判別される。かかる判別は、例えば、上記図9に示す用紙情報テーブルに、逆方向への搬送を禁止すべきかどうかの情報を設定しておいて、この用紙情報テーブルを参照することにより行うことができる。ステップ252における判別の結果、逆方向への搬送が禁止されていれば、ステップ564において、正方向への搬送を行いながら、位置決めマーク部508の検出に基づく頭出しが行われる。一方、ステップ562にて逆方向への搬送は禁止されていないと判別されれば、ステップ566において、位置決めマーク部508が検出されるまで、設定された頭出し方向への搬送を行いながら、位置決めマーク部508の検出に基づく頭出しが行われる。なお、ステップ562で逆方向への搬送が禁止されていると判別された場合は、頭出しに限らず、以後、全ての場面において逆方向への搬送を禁止することが好ましい。
【0074】
以上説明したように、本実施形態では、情報マーク部506が繰り返し印刷されているので、記録紙26を僅かな距離(最大限、情報マーク部506の長さと、情報マーク部506間のピッチとの和に相当する距離)だけ搬送すれば、情報マーク部506の長さを検出して記録紙26の種類を判別できる。したがって、例えば、ラベル用紙や比較的薄手の用紙では、特に、感熱式プリンタの場合には用紙が印刷ヘッド20に押し付けられるために、一定量を超えて逆方向に搬送するとラベルが剥れたり、紙詰まりが生じたりするおそれがあるが、そのような場合に、逆方向に搬送すべきでないことを早期に判別できる。そして、そのような用紙については逆方向へ搬送しながらの頭出しを行わないようにすることで、ラベルの剥れや紙詰まり等のトラブルを未然に防止することができる。
【0075】
また、認識マーク部506および位置決めマーク部508が繰り返し配置されていることで、記録紙26を正逆何れの方向に搬送した場合にも、基準寸法Lを検出して記録紙26の種類を判別し、頭出しを正しく行うことができる。
【0076】
次に本発明の第6実施形態について説明する。図20は、本実施形態で用いられる記録紙26に印刷された認識マーク604の例を示す。同図に示すように、本実施形態では、認識マーク604は、一定の間隔で繰り返し設けられた複数の情報マーク部606と、記録紙26の位置決めを行うための位置決めマーク部608とにより構成されている。情報マーク部606は、記録紙26の用紙種類に応じた長さを有する情報部606aと、用紙種類にかかわらず一定の長さを有する基準部606bとにより構成されている。一方、位置決めマーク部608は、情報マーク部606と同じ長さの単一の長方形のマークとして構成されている。すなわち、位置決めマーク部608は情報マーク部606のスペース部分を埋めた構成を有している。
【0077】
本実施形態でも、上記第5実施形態と同様に、情報マーク部606が繰り返し設けられていることで、記録紙26を僅かな距離だけ搬送すれば、用紙種類を判別できる。このため、逆方向に搬送するとラベルの剥れや紙詰まりの起き易い用紙を早期に判別して、そのようなトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0078】
また、情報マーク部606に含まれる基準部606bの検出信号に基づいて、上記第2実施形態と同様にしてスレッシヨルドTHを決定することで、マーク寸法Lの検出を高精度に行うことができる。
【0079】
ところで、上記各実施形態では、各認識マークを黒色で記録紙26に直接印刷するものとした。しかしながら、記録紙26自体の反射特性のばらつき等の影響を排除して、認識マークをより確実に検出できるようにするために、次のように認識マークを印刷するようにしてもよい。すなわち、センサ23を反射型センサとして構成した場合、センサ23が備える発光部23aの光源波長(本実施形態では660nm付近)に対して、認識マークのマーク部分(濃色部分)を反射率が低い色で、認識マークおよびその周囲およびスペース部分を反射率が高い色で、夫々印刷するのである。
【0080】
図21は、紫、黒、緑の各色で印刷されたマークの光反射特性を示す。同図からわかるように、紫、黒、または緑で印刷されたマークは、光源波長である660nm付近において20%程度の低い反射率を示すことがわかる。また、図22は、金、銀、銅の3種類のメタリックインクの光反射特性を示す。同図に示すように、何れのメタリックインクも光源波長である660nm付近において、100%に近い高い反射率を示すことがわかる。このように、紫、黒、緑のマークはセンサ23の光源に対して低い反射率を示し、一方、メタリックインクは高い反射率を示す。したがって、図23に示すように、認識マーク704のマーク部分を704aを紫、黒、または緑のインクで印刷し、認識マーク704のスペース部分704bおよび認識マーク704の両側近傍部(クワイアットゾーン)704cをメタリックインクで印刷することで、マーク部分と、スペース部分または背景部分との反射率の差を大きくできる。これにより、記録紙26自体の反射特性やマークの濃度等の変動にかかわらず、認識マーク704をセンサ23で正確に検出できるようになる。
【0081】
なお、認識マーク704のスペース部分704bおよびクワイアットゾーン704cの印刷に用いるインクは、メタリックインクに限らず、例えば白色顔料のように、660nm付近で高い反射率を示すインク材料であればよい。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、記録紙に予め印刷された認識マークに基づいて記録紙の種類を正確に判別し、その判別結果に応じて記録紙の頭出しを正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリンタの印字部およびその周辺部を示す斜視図である。
【図2】プリンタの印字部およびその周辺部を示す断面図である。
【図3】プリンタの内部構成を示すブロック図である。
【図4】帳票印刷用の記録紙の一例を示す図である。
【図5】ラベル印刷用の記録紙の一例を示す図である。
【図6】記録紙を搬送しながら採取されたセンサ検出信号の波形の一例を示す。
【図7】記録紙の頭出しを行うための処理を説明するための図である。
【図8】本実施形態において用いられる記録紙に印刷された認識マークの例を示す図である。
【図9】用紙情報テーブルの内容の一例を示す図である。
【図10】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図12】認識マークの基準マーク部のセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドを決定するための処理を説明するための図である。
【図13】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図15】認識マークのスペース部のセンサ検出信号に基づいてスレッシヨルドを決定するための処理を説明するための図である。
【図16】本実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図18】本発明の第5の実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図19】本発明の第6の実施形態において記録紙の頭出しを行なうべくCPUが実行する処理の流れを表すフローチャートである。
【図20】本実施形態で用いられる記録紙に印刷された認識マークの一例を示す図である。
【図21】紫、黒、緑の各色で印刷されたマークの光反射特性を示す図である。
【図22】金、銀、銅の3種類のメタリックインクの光反射特性を示す図である。
【図23】光反射特性を考慮して印刷された認識マークの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
20 印刷ヘッド
23 センサ
26 記録紙
50 CPU
104,204,304,404,504,604,704 認識マーク
210,306,406,506,606 情報マーク部
212 基準マーク部
308 スペース部
408,508,608 位置決めマーク部
Claims (20)
- プリンタ用の記録紙に設けられた認識マークに基づいて、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めする方法であって、
前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出ステップと、
前記認識マークの寸法を検出する寸法検出ステップと、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別ステップと、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と前記所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得ステップと、
前記マーク検出ステップで前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記記録紙を搬送するステップとを備えることを特徴とするプリンタ用記録紙の位置決め方法。 - 請求項1記載のプリンタ用記録紙の位置決め方法において、
前記寸法検出ステップは、
前記記録紙を搬送しながら、前記認識マークを横切る位置での前記記録紙の濃淡に応じた信号を取得する信号取得ステップと、
該取得した信号をスレッシヨルド値と比較することにより前記認識マークのエッジ位置を検知し、該検知したエッジ位置から前記認識マークの寸法を求める寸法決定ステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項2記載のプリンタ用記録紙の位置決め方法において、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とを含んでおり、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記基準マーク部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記基準マーク部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項2記載のプリンタ用記録紙の位置決め方法において、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部を含み、前記寸法検出ステップは、
前記信号取得ステップで取得された前記スペース部についての信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記スペース部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定するステップと、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項2記載のプリンタ用記録紙の位置決め方法において、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マークが、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置されて構成されており、
前記用紙判別ステップで判別された記録紙の種類に基づいて、当該記録紙が、記録紙をプリンタ内へ戻す向きである逆方向への搬送が禁止された用紙であるか否かを判別し、禁止された用紙であると判別された場合は、当該記録紙の前記逆方向への搬送を禁止することを特徴とする方法。 - プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有することを特徴とする記録紙。
- 請求項6記載のプリンタ用の記録紙であって、前記認識マークは、当該記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とからなることを特徴とする記録紙。
- 請求項6記載のプリンタ用の記録紙であって、前記認識マークは当該記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マーク部と、該情報マーク部の間に形成され、記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部とからなることを特徴とする記録紙。
- 請求項6記載のプリンタ用の記録紙であって、前記認識マークは、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置された、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部を含むことを特徴とする記録紙。
- プリンタ用の記録紙であって、当該記録紙の所定の印刷領域に印刷を行えるように当該記録紙を位置決めするための認識マークが予め印刷されており、当該認識マークは、前記記録紙の種類を判別するための情報マーク部と位置決め用の位置決めマーク部とを含むと共に、当該記録紙の送り方向において対称なパターンに構成されていることを特徴とする記録紙。
- 請求項6〜10のうち何れか1項記載のプリンタ用記録紙において、前記認識マークのマーク部分は、所定波長の光に対する反射率が小さい第1の色で印刷されており、前記認識マークのスペース部分は、前記所定の波長に対する反射率が大きい第2の色で印刷されていることを特徴とする記録紙。
- 請求項11記載の記録紙において、前記第2の色は、メタリックインクまたは白色顔料で印刷されていることを特徴とする記録紙。
- 請求項9記載の記録紙を、当該記録紙の前記所定の印刷領域に印刷を行えるように位置決めする方法であって、
前記記録紙を正方向または逆方向に搬送しながら前記認識マークの検出信号を取得する信号取得ステップと、
該取得した検出信号に基づいて、前記位置決めマーク部が前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出ステップと、
前記情報マーク部についての前記検出信号に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別ステップと、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と前記所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得ステップと、
前記マーク検出ステップで前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記記録紙を搬送するステップとを備えることを特徴とする方法。 - 記録紙に設けられた認識マークを検出するためのセンサと、プリンタ用紙を搬送する搬送部とを備えるプリンタであって、
前記センサによる検出信号に基づいて、前記認識マークが前記記録紙の搬送経路における所定の位置に達したことを検出するマーク検出手段と、
前記検出信号に基づいて前記認識マークの寸法を検出する寸法検出手段と、
該検出した寸法に基づいて、前記記録紙の種類を判別する用紙判別手段と、
該判別した記録紙の種類に基づいて、前記認識マークの位置と、前記記録紙の所定の印刷領域との位置関係を表す位置決め情報を取得する情報取得手段と、
前記マーク検出手段で前記認識マークが検出された位置から、前記取得した位置決め情報に応じた距離だけ、前記搬送部により前記記録紙を搬送する位置決め手段とを備えることを特徴とするプリンタ。 - 請求項14記載のプリンタにおいて、
前記寸法検出手段は、前記検出信号をスレッシヨルド値と比較することにより前記認識マークのエッジ位置を検知し、該検知したエッジ位置から前記認識マークの寸法を求める手段を含むことを特徴とするプリンタ。 - 請求項15記載のプリンタにおいて、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マーク部と、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有する基準マーク部とを含んでおり、前記寸法検出手段は、
前記基準マーク部についての前記検出信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記基準マーク部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定する手段と、
前記情報マークについての前記検出信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マーク部の寸法を検出する手段とを含むことを特徴とするプリンタ。 - 請求項15記載のプリンタにおいて、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する少なくとも2つの情報マークと、該情報マークの間に形成され、前記記録紙の種類にかかわらず一定の基準寸法を有するスペース部を含み、前記寸法検出手段は、
前記スペース部についての前記検出信号を前記スレッシヨルド値と比較することにより検出した前記スペース部の寸法が前記基準寸法に一致するように、前記スレッシヨルド値を決定する手段と、
前記情報マーク部についての前記信号と前記決定したスレッシヨルド値との比較に基づいて前記情報マークの寸法を検出する手段とを含むことを特徴とするプリンタ。 - 請求項16記載のプリンタにおいて、
前記認識マークは、前記記録紙の種類に応じた寸法を有する情報マークが、前記記録紙の搬送方向に繰り返し配置されて構成されており、
前記用紙判別手段で判別された記録紙の種類に基づいて、当該記録紙が、記録紙をプリンタ内へ戻す向きである逆方向への搬送が禁止された用紙であるか否かを判別し、禁止された用紙であると判別された場合は、当該記録紙の前記逆方向への搬送を禁止する手段を含むことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1〜5のうち何れか1項記載の方法をプリンタ制御用のコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項19記載のプログラムを記録した記録媒体。
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