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JP2005022003A - 回転切削工具 - Google Patents

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JP2005022003A
JP2005022003A JP2003187288A JP2003187288A JP2005022003A JP 2005022003 A JP2005022003 A JP 2005022003A JP 2003187288 A JP2003187288 A JP 2003187288A JP 2003187288 A JP2003187288 A JP 2003187288A JP 2005022003 A JP2005022003 A JP 2005022003A
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JP
Japan
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shank
chamfering
blade
workpiece
hole
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JP2003187288A
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Inventor
Tsutomu Numao
勉 沼尾
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

【目的】被切削物の穴開け加工或いは穴の仕上げ加工などの切削加工及び穴の両端面取り加工の作業効率が高い回転切削工具を提供する。
【構成】シャンクとシャンクから連続する本体部と本体部の反シャンク側先端部に形成された切削刃とを備える回転切削工具において、本体部には切削刃側からシャンク側に向かって小径となる第一面取り刃と、第一面取り刃よりシャンク側に位置し切削刃側からシャンク側に向かって大径となる第二面取り刃とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、被切削物に穴開け加工或いは穴の仕上げ加工などの切削加工及び面取り加工を行う回転切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より被切削物に穴開け加工及び穴の両端面取り加工を行う場合は、まず、被切削物に穴を開け、次に被切削物に穿設された穴の一方側開口部及び他方側開口部に面取り加工を行うという工程で行われていた。図5を基に詳細に説明すると、まず図5の(ア)に示す如くシャンク104とシャンク104から連続する本体部102と本体部102の反シャンク側端部に形成される切削刃103とからなる穴開け用のドリル101などの回転切削工具を、マシニングセンターの主軸(図示せず)に装着して、載置台上に固定された被切削物131の一方側133から貫通孔である穴132を開ける穴開け加工を行い、次いでドリル101を被切削物131の穴132から後退てさせてマシニングセンターの主軸から外す。続いて図5の(イ)に示す如く、シャンク144とシャンク144から連続する本体部142と本体部142の反シャンク側端部に端部からシャンク144方向に向けて大径となるように傾斜する面取り刃143を有する面取り用の工具141をマシニングセンターの主軸に装着し、回転切削工具を挿入する一方側開口部134内周面に面取り用の工具141の面取り刃143を当接させて面取り加工を行う。最後に被切削物131の他方側開口部134内周面の面取り加工を行うが、このとき被切削物131を反転することが容易に可能な状態であれば被切削物131を反転させて、他方側開口部135内周面に一方側開口部134内周面と同じ面取り用の工具141で面取り加工を行う。しかしマシニングセンターなどでは、一旦固定した被切削物131を反転させる場合、一度被切削物131を載置台から外し反転後、再度載置台上に固定しなくてはならないため作業工数が増加する。更に、被切削物の形状によっては一方側開口部からしか面取り用の工具が挿入できない場合があり、そのため、図5の(ウ)に示す如くシャンク146とシャンク146から連続する本体部147と本体部147の反シャンク側端部からシャンク146方向に向けて小径となるように傾斜する他方側面取り刃147を有する他方側面取り用工具145を、被切削物131の穴132に一方側開口部134内周から挿入して他方側開口部135内周面の面取り加工を行っていた。また、被切削物に予め粗加工で穴を成形した後にエンドミルなどの回転切削工具で穴の内周面を切削して仕上げ加工を施した後、面取り加工を行う場合も上記の場合と同様で、エンドミルで被切削物の穴の内周面に仕上げ加工を施した後、面取り用の工具で一方側開口部内周面を面取り加工し、次いで他方側開口部内周面に面取り加工を施していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の如く被切削物に対して穴開け加工や仕上げ加工を行った後、穴の両端面取り加工を行うような切削加工においては、それぞれの加工時に加工内容に合わせて回転切削工具を変える必要があった。そのため、面取り加工を行う前には、それ以前の加工を行っていたドリルやエンドミルなどの回転切削工具を被切削物から退避させてマシニングセンターの主軸から外した後、面取り加工用の工具を装着しなければならなかったので、作業工数が増加し、作業効率が低下するということがあった。
【0004】
従って本発明は上記の如き課題を解決し、被切削物の穴開け加工或いは穴の仕上げ加工などの切削加工及び穴の両端面取り加工の作業効率が高い回転切削工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の如き構成である。
【0006】
1.シャンクとシャンクから連続する本体部と本体部の反シャンク側先端部に形成された切削刃とを備える回転切削工具において、本体部には切削刃側からシャンク側に向かって小径となる第一面取り刃と、第一面取り刃よりシャンク側に位置し切削刃側からシャンク側に向かって大径となる第二面取り刃とを備える。
【0007】
2.第一面取り刃と第二面取り刃との間の軸線方向長さは被切削物の被面取り加工部間の軸線方向長さと略同一である。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0009】
図1の(ア)は本発明の実施例による回転切削工具であるドリル1を表す。4は棒状のシャンクで、シャンク4から連続して本体部2が延出する。この本体部2の反シャンク側先端部には被切削物31に穿設するための切削刃3が設けられ、切削刃3よりシャンク4側に、切削刃3方向からシャンク4方向に向けて小径となるように傾斜する第一面取り刃5が設けられる。この第一面取り刃5よりシャンク4側に、切削刃3方向からシャンク4方向に向けて大径となるように傾斜する第二面取り刃6が設けられる。第一面取り刃5と第二面取り刃6との間には、ストレート部7が形成され、ストレート部7は、その最大幅tが、図1の(イ)に示す切削刃の最大幅Tより小さく設定され、被切削物31の面取り時に穴32の内周面に干渉しないように形成されている。また8は屑逃げ溝でドリル1の軸線と平行に凹設されている。
【0010】
上記の如きドリル1を使用した被切削物31の穴開け工程及び穴の両端面取り工程を図3を基に説明する。まずドリル1のシャンク4をマシニングセンターの主軸(図示せず)に装着し、被切削物31を板状の載置台上に載置して固定した後、ドリル1を回転させながら被切削物31に向けて前進させる。図2の(ア)に示す如くドリル1は被切削物31の一方側面33に当接して穴開け加工を開始し、所望の径を有する貫通孔である穴32を形成する。このときドリル1の軸心は穴32のセンターと同一軸線上に位置しており、穴32を形成した後、図2の(イ)に示す如く更にドリル1を前進させ、第一面取り刃5が被切削物31の他方側開口部35から外側に出た状態でドリル1の中心位置Cを穴32のセンターcに対して僅かに偏心させる。続いて図2の(ウ)に示す如く、第一面取り刃5を他方側開口部35内側に接触させて他方側開口部35の内周に沿って円弧送りさせ、他方側開口部35の面取りを行う。最後に図2の(エ)に示す如く、ドリル1を更に前進させて第二面取り刃6を被切削物31の穴32の一方側開口部34内周面に接触させて一方側開口部34の内周に沿って円弧送りさせ、一方側開口部34の面取りを行う。その後、偏心させたドリル1を被切削物31の穴32のセンター位置に戻して、ドリル1を後退させ、加工が終了する。
【0011】
よって上記の如きドリル1によれば、シャンク4と、シャンク4から連続する本体部2と、本体部2の反シャンク側先端部に設けられる切削刃3とを有し、切削刃3よりシャンク4側に、切削刃3方向からシャンク4方向に向けて小径となる第一面取り刃5が設けられ、この第一面取り刃5よりシャンク4側に、切削刃3方向からシャンク4方向に向けて大径となる第二面取り刃6が設けられるので、同一の回転切削工具で被切削物31に対する穴開け加工及び面取り加工を行うことができる。
【0012】
続いて他の実施例を図3及び図4を基に説明する。図3に示されるのは、他の回転切削工具であるスローアウェイ式エンドミル51である。このエンドミル51はシャンク54とシャンク54から連続し本体部に該当するホルダ52とを有し、ホルダ52の反シャンク側先端には略平行四辺形の第一チップ61が取り付けられている。この第一チップ61は一方先端側に切削刃53が形成され、他方後端側には切削刃53側からシャンク54側に向けて小径となるように傾斜する第一面取り刃55が形成されている。ホルダ52の第一チップ61よりシャンク54側には、切削刃53側からシャンク54側に向けて大径となるように傾斜する第二面取り刃56が形成される略三角形の第二チップ62が取り付けられている。図4の(ア)に示す如く第一チップ61の第一面取り刃55と第二チップ62の第二面取り刃56間の軸線方向長さLは被切削物31の軸線方向長さlと略同一であり、また第一面取り刃55の切削刃53側端部及び第二面取り刃56のシャンク54側端部におけるエンドミル51の軸心からの軸線垂直方向長さは、切削刃53の先端側端部におけるエンドミル51の軸心からの軸線垂直方向長さより短く形成されている。
【0013】
上記エンドミル51を使用して被切削物71の穴72に仕上げ加工及び穴72の両端面取り加工を行う方法を図4を基に説明する。まずエンドミル51のシャンク54をマシニングセンターの主軸台(図示せず)に装着し、予め粗加工による穴72が形成されている被切削物71を板状の載置台上に載置して固定した後、エンドミル51を回転させながら被切削物71に向けて前進させる。図4の(ア)に示す如く、エンドミル51は被切削物71の穴72の一方側開口部74から穴72の内側に挿入され、切削刃53が穴72の内周に当接して切削による仕上げ加工を開始し、エンドミル51は被切削物71の穴72の内側を、穴72のセンターを中心として円弧送りで前進して、穴72の内側の仕上げ加工を終了する。このとき図4の(イ)に示す如く第一チップ61の第一面取り刃55及び第二チップ62の第二面取り刃56は穴72の内周面には接触していない。次にエンドミル51の中心を僅かに穴72の内周面側に移動させ、図4の(ウ)に示す如く第一チップ61の第一面取り刃55を他方側開口部75内周面に、第二チップ62の第二面取り刃56を一方側開口部74内周面にそれぞれ当接させてエンドミル51を穴72の内周面に沿って円弧送りさせ、他方側開口部75内周面及び一方側開口部74内周面の面取り加工を行う。そして面取り加工が終了すると、エンドミル51の中心を被切削品71の穴72のセンター側に移動させてエンドミル51の切削刃53が穴72の内周面に接触しない状態でエンドミル51を後退させ、被切削物71の穴72の内周面の仕上げ加工及び穴72の両端面取り加工が終了する。
【0014】
よって以上のように本発明によれば、シャンク54とシャンク54から連続し本体部に該当するホルダー52とを有し、ホルダー52の反シャンク側先端には切削刃53が形成される第一チップ61が取り付けられ、第一チップ61の切削刃53よりシャンク54側に切削刃53側からシャンク54側に向けて小径となる第一面取り刃55が形成され、ホルダー52の第一面取り刃55よりシャンク54側には切削刃53側からシャンク54側に向けて大径となる第二面取り刃56が形成される略三角形の第二チップ62が取り付けられるので、同一の回転切削工具で被切削物71の穴72の仕上げ加工及び穴72の両端面取り加工を行うことができる。加えて、第一面取り刃55と第二面取り刃56との間の軸方向長さLが被切削物71の穴72の軸方向長さlと略同一であると、一方側開口部74と他方側開口部75の面取り加工を同時に行うことができる。
【0015】
尚、穴の両端の面取り加工を同時に行う構造はエンドミルに限定されるわけではなく、ドリル等、全ての回転切削工具においてエンドミルと同様の構造により両端の面取り加工を同時に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シャンクとシャンクから連続する本体部と本体部の反シャンク側先端部に形成された切削刃とを備える回転切削工具において、本体部には切削刃側からシャンク側に向かって小径となる第一面取り刃と、第一面取り刃よりシャンク側に位置し切削刃側からシャンク側に向かって大径となる第二面取り刃とを備えるので、同一の回転切削工具で被切削物の穴開けや仕上げ等の切削加工及び面取り加工を行うことができるため、加工内容の変更に伴って回転切削工具を変更する必要がないので、作業工数の増加が抑制され、作業効率が上昇する。加えて、切削刃と第一面取り刃及び第二面取り刃が個別に形成されているため、加工時において、被切削物の穴及び各面取り部を各々異なるテーパ角度で形成することができる。
【0017】
また、回転切削工具の第一面取り刃と第二面取り刃との間の軸線方向長さは、被切削物の被面取り加工部間の軸線方向長さと略同一であると、被切削物の一方側開口部内周面と他方側開口部内周面とを同時に面取り加工することができるので、作業工数の増加が更に抑制され、作業効率が上昇する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による回転切削工具を表し、(ア)は正面図、(イ)はA−A断面図である。
【図2】本発明の第一の実施例による回転切削工具による切削工程を表す部分断面正面図である。
【図3】本発明の第二の実施例による回転切削工具を表す正面図である。
【図4】本発明の第二の実施例による回転切削工具による切削工程を表す部分断面平面図である。
【図5】従来の回転切削工具による切削工程を表す部分断面平面図である。
【符号の説明】
2 本体部
3 切削刃
4 シャンク
5 第一面取り刃
6 第二面取り刃
31 被切削物
52 本体部
53 切削刃
54 シャンク
55 第一面取り刃
56 第二面取り刃
71 被切削物
L 軸線方向長さ
l 軸線方向長さ

Claims (2)

  1. シャンク(4,54)と該シャンク(4,54)から連続する本体部(2,52)と該本体部(2,52)の反シャンク側先端部に形成された切削刃(3,53)とを備える回転切削工具において、前記本体部(2,52)には前記切削刃(3,53)側から前記シャンク(4,54)側に向かって小径となる第一面取り刃(5,55)と、該第一面取り刃(5,55)より前記シャンク(4,54)側に位置し前記切削刃(3,53)側から前記シャンク(4,54)側に向かって大径となる第二面取り刃(6,56)とを備えることを特徴とする回転切削工具。
  2. 前記第一面取り刃(5,55)と前記第二面取り刃(6,56)との間の軸線方向長さ(L)は、被切削物(31,71)の被面取り加工部間の軸線方向長さ(l)と略同一であることを特徴とする請求項1記載の回転切削工具。
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