JP2005021389A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸収性コア41と、吸収性コア41の着用者肌対向面側と反対側に液不透過性の裏面シート3とを備え、股下部B並びに股下部Bから前後に延びる腹側部C及び背側部Aをそれぞれ有する吸収性物品である。吸収性物品1は、水分と接触しても視覚的に変化しない線状の不変模様12を複数有しており、吸収性コア41と裏面シート3との間の所定部位に、水分と接触すると視覚的に変化する親水性の剤を含む線状の可変模様10を複数有している。股下部Bにおいては、可変模様10と不変模様12とが交差して配されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排尿等の前後での視覚的な変化が観者に分かり易く、取り替え時期を確実に知らせる機能を有する吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
これまで、排尿等によって濡れた場合に取り替え時期を知らせる機能を有する使い捨ておむつが種々提案されている。例えば、吸収性コアにおける着用者当接面と反対側の面に、尿が到達すると変色するpH指示薬を含むおむつが知られている(特許文献1〜3参照)。また、水に濡れると変色する剤を含むおむつ等も知られている(特許文献4参照)。
【0003】
しかし、いずれの技術においても、変色の程度が外部から明確に認識し難いという問題がある。この理由は、変色する剤は親水性であるので、尿を感知したときには剤が尿に溶解してにじみが生じ、色がぼやけてしまうからである。しかも、尿を感知するには吸収性コアとなるべく近い位置に変色する剤を配することが好ましいため、吸収性コアに該剤が吸収・拡散されると、外部から色が一層認識されにくくなる。また、通常おむつには種々の絵柄等が配されていることから、変色部分はおむつ全体の外観を損ねないように小さく配されることが多く、そのような場合に前記のような現象が生じると、外部から変色が一層認識されにくくなる。
【0004】
【特許文献1】
特開昭55−36326号公報
【特許文献2】
特開昭56−43402号公報
【特許文献3】
特開平11−4852号公報
【特許文献4】
特開昭58−174601号公報
【0005】
従って本発明の目的は、排尿等によって生じた変色を初めとする視覚的な変化が外部から認識され易い吸収性物品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吸収性コアと、該吸収性コアの着用者肌対向面側と反対側に液不透過性の裏面シートとを備え、股下部並びに該股下部から前後に延びる腹側部及び背側部をそれぞれ有する吸収性物品であって、前記吸収性物品は、水分と接触しても視覚的に変化しない線状の不変模様を複数有しており、前記吸収性コアと前記裏面シートとの間の所定部位に水分と接触すると視覚的に変化する親水性の剤を含む線状の可変模様を複数有しており、前記吸収性物品の前記股下部においては、前記可変模様と前記不変模様とが交差して配されている吸収性物品を提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の一実施形態としての使い捨ておむつ(以下、単におむつともいう。)を裏面シート側からみた一部破断平面図が示されている。
【0008】
おむつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在される吸収体4を備え、実質的に縦長に形成されている。
【0009】
おむつ1は、股下部B並びに股下部Bから前後に延びる腹側部C及び背側部Aを有している。背側部Aは、おむつ使用時に着用者の背中側に位置する部位である。腹側部Cは、おむつ使用時に着用者の腹側に位置する部位である。
【0010】
裏面シート3の外側(吸収体側とは反対側)の面には、不織布からなる外装カバーシート7が配されている。外装カバーシート7はおむつ1の外縁をなしている。
【0011】
背側部Aの左右両側縁にはファスニングテープ8,8が取り付けられている。腹側部Cの外装カバーシート7にはランディングテープ9が取り付けられている。ファスニングテープ8は、おむつの着用時にランディングテープ9に止着される。
【0012】
吸収体4は、吸収性コア41の周囲が、親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)からなる被覆材42によって覆われて構成されている。被覆材42は、吸収性コア41の表面シート2側の面を覆う第1の被覆材42aと、吸収性コア41の裏面シート3側の面を覆い且つ表面シート2側の側縁まで巻き上げられている第2の被覆材42bとからなっている。被覆材42は、吸収性コア41の保形性を維持する目的で用いられている。吸収体4は、表面シート2及び裏面シート3によって挟持・固定されている。
【0013】
おむつ1は、吸収体4の前後端縁から前後方向に延出するウエスト部5,5及び左右側縁から横方向に延出するレッグ部6,6を有している。ウエスト部5,5及びレッグ部6,6には、おむつ着用者に各部を着用者にフィットさせるためのウエスト部弾性部材51及びレッグ部弾性部材61がそれぞれ配されている。
【0014】
また、おむつ1の表面シート2側における長手方向左右両側には、それぞれ立体ガード11が形成されている。立体ガード11の自由端には立体ガード弾性部材111が配されて、ギャザーが形成されている。
【0015】
上述のおむつ1を構成する各部材には、当該技術分野において従来公知のものを用いることができる。例えば表面シート2としては親水性の不織布や開孔フィルムなどが挙げられる。裏面シート3としては液不透過性のフィルムなどが挙げられる。吸収性コア41としては親水性繊維としてのフラッフパルプと、高吸収性ポリマーの粒子との積繊体が挙げられる。ウェスト弾性部材51、レッグ部弾性部材61及び立体ガード弾性部材111としては各種エラストマー材料が挙げられる。前記立体ガード11としては不織布が挙げられる。
【0016】
而して本実施形態の使い捨ておむつ1は、図1及び図2に示すように、裏面シート3と第2の被覆材42bとの間に、水分と接触すると視覚的に変化する親水性の剤(以下、変化剤という)を含む線状の可変模様10を有している。本実施形態においては、裏面シート3側に配されている第2の被覆材42bの表面上に接するように前記変化剤を配し、該変化剤が裏面シート3に臨むようになっている。より具体的には、後述する方法で粘着成分にpH指示薬(例えばブロモフェノールブルー)等を混合したホットメルト組成物からなる変化剤を、裏面シート3の吸収体対向面に塗工し、該吸収体対向面上に、吸収性コア41が被覆材42a,42bに覆われてなる吸収体4を載置している。本発明において「視覚的に変化する」とは、水分との接触の前後で色が変化する場合、水分との接触で色が消失する場合、水分との接触で色が現れる場合及びこれらの場合を二以上組み合わせた場合を含む概念である。本実施形態の変化剤は、水分との接触の前後で色が変化する場合に該当する。
【0017】
本実施形態のおむつ1においては、図1に示すように、可変模様10は、おむつ幅方向の中央部分において、おむつの背側部A、股下部B及び腹側部Cにわたって線状に配されている。より具体的には、3本の細長い直線がおむつ幅方向に所定間隔をおいて並列するように配されている。この構成によって、股下部Bでの可変模様10の視覚的な変化を、視覚的な変化の比較的起こりにくい背側部Aや腹側部Cとの比較によって明確に認識できるようにしている。しかも、可変模様10を細幅線状の形態にしておむつ幅方向に複数本(本実施形態では3本)並列させているので、視覚的な変化が一層認識され易い。
【0018】
本実施形態のおむつ1では、裏面シート3の外装カバーシート側の面に水分と接触しても視覚的に変化しない線状の不変模様12がおむつ幅方向にわたって複数本施されており、可変模様10の複数本の線といずれとも交差している。本実施形態のおむつでは、可変模様10、不変模様12ともに直線状であるので、股下部Bにおいては両者の交差によって格子模様が形成されている。
【0019】
次に、本発明の吸収性物品における視覚的な変化の視認性が高まるメカニズムを、おむつ1に基づいて説明する。なお、以下では、不変模様は青緑色であり、可変模様は変化剤としてブロモフェノールブルーを含み、尿の吸収の前後で黄色から青緑色に変色するものとして説明する。
【0020】
おむつ1は、排尿前には、不変模様12は青緑色で、可変模様10は黄色である。このため、両者は異なった色として観者(おむつ着用者が幼児の場合には、両親等)に認識される。しかし、排尿後に尿が可変模様まで到達すると、可変模様10に含まれる変化剤が青緑色に変化する。このため、観者は第一次的に不変模様12と可変模様10の線の色とが類似したものになることにより違和感を覚えることとなる。次いで第二次的に、不変模様12の色と可変模様10の色とが同じことになったことに気付き、おむつ1の取り替え時期が来たことを知る。
【0021】
このとき重要なのは、股下部Bにおいて可変模様10と不変模様12とが互いに交差していることである。つまり、おむつ1の股下部Bにおいては、両模様が交差して格子状になっているので、重なった部分では色の変化は分かり難いが、重なっていない部分では色の変化が認識できる。そして、互いに交差した模様は観者に込み入った図柄という印象を与えるので、交差する模様の一方の色が変化することによって観者に視覚的な変化を認識させるので、おむつ1の取り替え時期を逃してしまうおそれが低くなる。
【0022】
可変模様10と不変模様12との交差角度(線の交差角度)に特に制限はないが、製造のし易さを考慮すると5〜90°程度が好ましく、特に視覚的変化を認識し易くする点からは30〜90°が好ましい。
【0023】
可変模様10と不変模様12の線の太さは1〜5mm、特に1〜3mmが好ましい。この範囲であれば、不変模様12の視覚的な変化が観者に認識され易い。また、不変模様と可変模様の線の本数は複数本づつあればよいが、可変模様の変化を観者が素早く認識できるためには可変模様が2〜10本、不変模様が2〜20本あることが好ましい。
【0024】
不変模様12の線の間隔は3〜30mm、特に5〜25mmが好ましい。この範囲であると、可変模様の変化が観者に認識され易い。また、同様の理由から、可変模様の線の間隔は2〜30mm、特に3〜25mmが好ましい。
【0025】
本実施形態のおむつ1においては、可変模様10と平行な方向に、視覚的に変化する前の可変模様10と同じ色の不変模様12が配されている。こうすると、可変模様10が変色したことがより分かり易くなり好ましい。
【0026】
可変模様10と不変模様12の色は、(1)可変模様が視覚的に変化する前において同じか類似色であり、変化後には類似性のない色になるか、色が消失すること、または(2)可変模様が視覚的に変化する前は類似性のない色であり、変化した後において同じか類似色であること、のいずれかの場合が好ましい。
【0027】
(1)の場合には、視覚的に変化する前では格子模様が一つの色系で構成されているが、視覚的変化によってバランスが崩れて観者には大きな違和感を与える。このとき、視覚的変化によって色が消失すると、格子模様が消失する(本実施形態では、可変模様と平行に配された不変模様12があるので、格子模様の縦線間隔が広がる)こととなる。
【0028】
一方(2)の場合には、視覚的に変化する前では格子模様が二つの色系で構成されているが、視覚的に変化すると一つの色系で格子模様が形成されるので観者には違和感を与える。
【0029】
可変模様10と不変模様12の色の類似性については、通常の注意力を有する観者が見て類似していると認識し得る程度であればよい。認識性をより高くするためには、オスワルド(Ostwald)色相環によって分類された24色の色票で、同じ色票であるか色相番号が1つだけずれた範囲のものであることが好ましい。
【0030】
次に、本発明において可変模様に含まれる変化剤について説明する。変化剤は水分と接触することによって視覚的に変化する物質(以下、変色物質という)を含む親水性の組成物である。変色物質としてはpH指示薬等が挙げられる。例えば公知のインク又は指示薬を使用することができる。本実施形態のように吸収性物品が使い捨ておむつの場合には、pH指示薬には、尿との接触の前後で色が変化するものを用いることが好ましい。例えばブロモフェノールブルー、メチルオレンジ、アリザンS、ブロモクレゾールグリーン、メチルレッド、ブロモクレゾールパープル、レザズリン等のpHが3〜7で変色するものが好ましい。
【0031】
前記変化剤は、水分と接触するまでは、裏面シート3及び/又は第2の被覆材42bの表面に安定して固定化されている必要がある。そのような固定化を実現する方法としては、変化剤を、変色物質と粘着性物質とを混合した親水性の組成物として裏面シート3又は第2の被覆材42bの表面に塗布する方法が簡便かつ確実である。粘着性物質としては、変色物質との相溶性の点から親水性を有するものが好ましい。そのような物質としては例えば、水分と接触する前には第2の被覆材42bと裏面シート3との接着剤として機能する親水性のポリマーが挙げられる。該親水性のポリマーとしては例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアミド、ビニルピロリドンホモポリマー等が挙げられる。これら親水性のポリマーはその数平均分子量が、1000〜50000、特に2000〜20000であることが、確実な固定化を与える点から好ましい。
【0032】
不変模様12は、水分と接触しても視覚的に変化しないものである。具体的には、水分と接触しても色が変化しないか、色が消失しないものである。このような模様は、水不溶性のインクによって施されたものであることが好ましい。このようなインクとしては例えば、ニトロセルロース系インク、ポリアミド系インク、アクリル系インク、染料型インク等が挙げられる。
【0033】
本実施形態では、不変模様12を裏面シート3における外装カバーシート7との対向面に配しているので、外装カバーシート7を通しても不変模様12をくっきりと見ることができる。不変模様12は、裏面シート3における第2の被覆材42bとの対向面に配してもよいし、裏面シート3の両面に配してもよい。
【0034】
本実施形態のように、可変模様11の視覚的な変化が変化剤の変色によるものである場合には、可変模様11が視覚的に変化する前における、裏面シート3のおむつ外面側から測定した明度L*は、15〜80、特に20〜70であることが好ましく、視覚的に変化した後の明度L*が20〜80、特に30〜80であることが好ましい。また、裏面シート3のおむつ外面側から測定した不変模様12の明度L*は、30〜90、特に35〜90、とりわけ40〜90であることが、裏面シート3又は外装カバーシート7越しにみた不変模様12が鮮明となることから好ましい。
【0035】
可変模様10が視覚的に変化する前の色と不変模様12の色とが類似色でない場合には、可変模様10が視覚的に変化する前の明度L*は、不変模様12の明度L*よりも1〜15小さいことが好ましい。逆に可変模様10が視覚的に変化した後の色と不変模様12の色とが類似色でない場合には、可変模様10が視覚的に変化した後の明度L*が、不変模様12の明度L*よりも1〜15小さいことが好ましい。そして何れの場合においても、可変模様10が視覚的に変化した後の明度L*と、変化前の明度L*との差が−10〜5程度であることが好ましい。変化前後における可変模様10の明度の差をこのような範囲とすることによって、排尿前では可変模様10の線は観者に認識されるものの、不変模様12に対しては相対的に目立たないのでおむつ1の意匠性の向上に有利である。
【0036】
一方、排尿後に可変模様10が不変模様12と類似した色となる場合には、観者に一見不変模様12の面積が広がったように認識させるので違和感を与え、逆に不変模様12と異なった色になる場合にはあたかも線が浮き出てきたかのような印象を観者に与える。したがって、観者がおむつの取り替えの時期を確実に知る上で有利である。
【0037】
本実施形態のおむつ1において、視覚的な変化の認識性を一層高めるためには、被覆材42a,42bは親水性であることが好ましい。また被覆材1枚当たりの坪量が5〜30g/m2であることが好ましい。特に、第2の被覆材42bへの変化剤の定着を確実なものとし、吸収性コア41へ変化剤が移行しないようにするため、及び尿の裏面シート3への到達速度を適当なものとするためには、被覆材1枚当たりの坪量は5〜30g/m2、特に10〜20g/m2であることが一層好ましい。本実施形態においては、第1の被覆材42aと第2の被覆材42bとは同種の薄葉紙からなるので、両被覆材42a,42bは同じ坪量であり、同じ厚みを有している。
【0038】
可変模様10の視覚的変化がおむつの外部からはっきりと認識できるようにするために、被覆材42a,42bは透明度が低く且つ白色度の高いものであることが好ましい。透明度は20%以下であることが好ましい。白色度は、L*a*b*表色系(CIE1976)の色座標指数のb*値を3〜マイナス値、好ましくは1〜−5、特に0〜−5とすることが好ましい。このような透明度及び白色度を有する被覆材42は、例えば、漂白処理したパルプを使用したり、被覆材にフィラーを含有させること等によって得られる。なお、吸収性コア41としても白色度が高いものが好ましい。
【0039】
前記L*値、b*値は、色差計によって測定される。本発明においては、日本電色工業(株)のハンディ型分光色差計NF777(商品名)を用い、照明条件C、視野角条件2°、正面受光条件=0/45°、光束径φ10mmの測定条件で、測定サンプルの裏側に被覆材を5mm以上の厚さとなるように複数枚重ねた状態で反射光を測定して求められる。
【0040】
可変模様10は、裏面シート3を通しておむつ外部から認識される。従って裏面シート3としては、視認性を良くするため透明度が高いものを用いることが好ましい。しかし余りに透明度が高いと、おむつ外部から排泄物が透けて見えてしまう場合がある。このような見地から、裏面シート3の光透過率は30〜80%、特に35〜80%であることが好ましい。
【0041】
裏面シート3の光透過率は以下のようにして測定される。
<光透過率の測定方法>
(株)村上色彩研究所製、商品名「HR−100」で、測定光源A光源を使用して全光透過率Ttの値を測定する。裏面シート上の任意の10点を測定し、その平均値をもって光透過率の値とする。
【0042】
前記の光透過率を有することに加えて裏面シート3は液不透過性でかつ透湿性を有するものであることが好ましい。裏面シート3の透湿度は、JIS Z0208に準じ、32℃で1時間保存後の試料についての値で、0.5〜4.0g/(100cm2・hr)であることが、おむつ内部の適度な湿度調整によって快適な履き心地が得られる点、及び体液の漏れを防止する点から好ましい。
【0043】
このような液不透過性及び透湿性を有する裏面シート3に用いられる素材としては例えば多孔性フィルムが挙げられる。多孔性フィルムは例えば、疎水性の熱可塑性樹脂と、フィラーとを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸又はニ軸延伸して得られる。熱可塑性樹脂としては、例えばポリオレフィンが挙げられる。ポリオレフィンとしては高〜低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等が挙げられ、これらを単独又は混合して使用することができる。前記フィラーとしては、炭酸カルシウム等からなる微細な無機フィラー又は前記熱可塑性樹脂と相溶性のない有機高分子等が挙げられる。
【0044】
裏面シート3の素材として坪量10〜40g/m2の多孔性フィルムを使用すると、可変模様10の視覚的変化がおむつ外部から認識し易くなると共に、柔軟な感触が得られるので好ましい。
【0045】
外装カバーシート7は、可変模様10の視覚的変化が認識し易いように、所定の光透過率を有するものが好ましい。外装カバーシート7の光透過率は50%以上、特に55%以上、さらには60%以上であることが好ましい。
【0046】
可変模様10がおむつ外部から透けて見えるように、外装カバーシート7としては前記光透過率が得られる坪量及び/又は厚さの不織布を用いることが好ましい。該不織布はその坪量が5〜45g/m2、特に10〜40g/m2であることが、可変模様10の視覚的変化の認識性と風合いや手触りなどの官能的な性能とを両立する点から好ましい。
【0047】
外装カバーシート7に用いられる不織布としては、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルからなる熱可塑性樹脂単独の繊維や、これらの樹脂の2種以上を用いてなる芯鞘型やサイドバイサイド型の構造を有する複合繊維から構成される不織布等が挙げられる。
【0048】
外装カバーシート7に用いられる不織布としては、その地色の透明度が高く且つ白色度が高いものを用いることが、可変模様10の視覚的変化の認識性が高まるので好ましい。但し外装カバーシート7は、おむつ厚み方向に関して、可変模様との重なり部分において、当該重なり部分の大部分が白色であれば良く、当該重なり部分以外の部位に、可変模様10の視覚的変化の認識性を妨げない範囲で印刷を施しても構わない。
【0049】
図3は、本発明の吸収性物品を使い捨ておむつに適用した他の実施形態を示すものである。図3において、図1及び図2に示すおむつ1と共通する部分については同一符号を付し、その説明は省略する。従って、特に説明のない点については、前記実施形態のおむつ1の説明が適宜適用される。
【0050】
図3に示すおむつ1’は、吸収性コア41が一枚の被覆材42よって被覆されており、被覆材42はその左右両端部が吸収性コア41における裏面シート3との対向面側において所定幅で重なり合って二重になっている。そして二重に重なっている被覆材42の外側に可変模様10が配されている。このような構成を採用することによって、おむつ1の取り替え時期を知らせる視覚的な変化の認識性を高めることができる。
【0051】
図3に示す実施形態のおむつにおける、視覚的な変化の認識性を高めるメカニズムは以下の(1)〜(3)ように考えられる。
【0052】
(1)尿が変化剤の存在する場所に到達して変化剤が変色する。これと共に変化剤が尿中に溶出又は分散して、裏面シート3に面している第1層目(外側)の被覆材42c内に移行する。変化剤は、第1層目の被覆材42cよりも吸収性コア41側に存在する第2層目(内側)の被覆材42dにも若干量移行しようとするが、下記(2)及び(3)により大部分は第1層目の被覆材42cに定着するので、第2層目の被覆材42dには殆ど移行しない。
【0053】
(2)第2層目の被覆材42dは、尿が裏面シート3まで移行して来る段階で既に濡れている。従ってそれ以上積極的に液を吸収しづらい状態になっている。このことも、変化剤が第2層目の被覆材42dに殆ど移行しない一因と考えられる。
【0054】
(3)第2層目の被覆材42dが存在することで、変化剤と接している第1層目の被覆材42cが直接吸収性コア41と接することが妨げられている。これにより、変化剤が吸収性コア41によって平面方向へ拡散されて可変模様10の色が薄くなることが防がれる。
【0055】
図3において互いに重なり合っている第1層目の被覆材42cと第2層目の被覆材42dとは、おむつ1の厚み方向に関して、変化剤が存在する領域との重なり部分の少なくとも一部において、疎水性の粘着剤(例えばホットメルト粘着剤)で互いに接着されていることが好ましい。これによって、第1層目の被覆材42cにおいて尿がおむつ幅方向へ拡散することが防止され、それによって変化剤の拡散に起因する色のにじみが抑制される。
【0056】
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0057】
例えば、前記実施形態では、変化剤として、水分との接触の前後で色が変化するものを用いたが、変化剤には、水分との接触で色が消失するもの、及び水分との接触で色が現れるものを用いることができる。
【0058】
また、本発明の吸収性物品は、前記実施形態のおむつ1のように、可変模様及び不変模様を互いに直線状とし、それぞれを股下部で交差させて格子状に配することが好ましいが、一方又は両方を曲線状に配することもできる。
【0059】
また、例えば、吸収性コアを覆う被覆材として薄葉紙に替えて不織布を用いることも可能である。また、前述した実施形態では、背側部Aの左右両側縁にファスニングテープ8,8を設けたが、これに代えて背側部Aの左右両側縁に、側方に延出する一対のウエストバンドをそれぞれ設けてもよい。そして、一方のウエストバンドの先端部にバンド止着部を設け、この止着部によって左右のウエストバンドを、着用者の腹側又は背側において止着するようにしてもよい。
【0060】
また、本発明は、前記実施形態のおむつ1のように、不変模様12を裏面シート3の面に直接配することが好ましいが、不変模様を印刷した別のシートを裏面シートと外装カバーシートとの間に配することもできる。
【0061】
また前記実施形態では、本発明を展開型の使い捨ておむつに適用したが、本発明は他の吸収性物品、例えばパンツ型の使い捨ておむつ、生理用ナプキン、生理用ショーツ等にも同様に適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品は、排尿等による交換時期を知らせる視覚的な変化が外部から非常に認識し易いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品を使い捨ておむつに適用した一実施形態を、裏面シート側から見た状態で模式的に示す一部破断平面図である。
【図2】図1におけるX−X線断面図である。
【図3】本発明の吸収性物品を使い捨ておむつに適用した他の実施形態を模式的に示す断面図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1、1’ 使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収性コア
42 被覆材
42a 第1の被覆材
42b 第2の被覆材
5 ウエスト部
6 レッグ部
7 外装カバーシート
8 ファスニングテープ
9 ランディングテープ
10 可変模様(変化剤)
12 不変模様
A 背側部
B 股下部
C 腹側部
Claims (5)
- 吸収性コアと、該吸収性コアの着用者肌対向面側と反対側に液不透過性の裏面シートとを備え、股下部並びに該股下部から前後に延びる腹側部及び背側部をそれぞれ有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品は、水分と接触しても視覚的に変化しない線状の不変模様を複数有しており、前記吸収性コアと前記裏面シートとの間の所定部位に水分と接触すると視覚的に変化する親水性の剤を含む線状の可変模様を複数有しており、
前記吸収性物品の前記股下部においては、前記可変模様と前記不変模様とが交差して配されている吸収性物品。 - 前記親水性の剤の視覚的変化が変色であって、前記可変模様と前記不変模様とは、視覚的に変化する前では同じ色か類似色であり、視覚的に変化した後には非類似の色である請求項1記載の吸収性物品。
- 前記親水性の剤の視覚的変化が変色であって、前記可変模様と前記不変模様とは、視覚的に変化する前は類似性のない色であり、視覚的に変化した後では同じ色か類似色である請求項1記載の吸収性物品。
- 前記吸収性コアが被覆材で被覆されており、前記親水性の剤が、水分と接触する前には前記被覆材と前記裏面シートとの接着剤として機能する成分を含んでいる請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記親水性の剤が前記腹側部から前記背側部にわたり長手方向に沿って存在している請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
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