JP2005015671A - 非水性インクジェットインキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも2種類以上の有機溶剤、顔料、分散剤、樹脂からなる非水性インクジェットインキにおいて、有機溶剤として20℃の蒸気圧が0.3mmHg以上、かつ1気圧での沸点が140℃以上である有機溶剤A、および20℃の蒸気圧が0.3mmHg未満、かつ1気圧での沸点が250℃未満である有機溶剤Bを含むことを特徴とする非水性インクジェットインキ。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、耐水性、耐光性、吐出性、定着性に優れた非水性インクジェットインキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットインキとしては、酸性染料、直接染料、塩基性染料等の水溶性染料をグリコール系溶剤と水に溶解したもの(特許文献1、特許文献2、特許文献3)がよく用いられている。しかし、水溶性染料としては、インキの安定性を得るため、水に対する溶解性の高いものが一般的に用いられる。したがって、インクジェット記録物は、一般的に耐水性が悪く、水をこぼしたりすると容易に記録部分の染料のにじみを生じるという問題があった。
【0003】このような耐水性の不良を改良するため、染料の構造を変えたり、塩基性の強いインキを調製することが試みられている(特許文献4)。また、記録紙とインキとの反応をうまく利用して耐水性の向上を図ることも行われている(特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8)。これらの方法は、特定の記録紙については著しい効果をあげているが、記録紙の制約を受けるという点で汎用性に欠け、また特定の記録紙以外を用いた場合には、水溶性染料を使用するインキでは記録物の充分な耐水性が得られないことが多い。
【0004】また、耐水性の良好なインキとしては、油溶性染料を高沸点溶剤に分散ないし溶解したもの、油溶性染料を揮発性の溶剤に溶解したものがあるが、染料は耐光性等の諸耐性で顔料に劣るため、着色剤として顔料を用いたインキが望まれている。そして最近では顔料を用いたインキでも、流動パラフィンや脂肪族炭化水素などの難揮発性溶剤や、エタノール、メチルエチルケトン、酢酸エチルなどの揮発性溶剤に分散させたものが実用化されはじめている。しかし、難揮発性溶剤では被印刷物への印字後の乾燥性や定着性に問題が有り、揮発性溶剤ではノズルの乾燥といった問題を抱えている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭53−614112号公報
【特許文献2】
特開昭54−89811号公報
【特許文献3】
特開昭55−65269号公報
【特許文献4】
特開昭56−57862号公報
【特許文献5】
特開昭50−49004号公報
【特許文献6】
特開昭57−36692号公報
【特許文献7】
特開昭59−20696号公報
【特許文献8】
特開昭59−146889号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐水性、耐光性、吐出性、定着性に優れた非水性インクジェットインキの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々の有機溶剤を非水性インクジェットインキとして検討した結果、特定の性質を有する有機溶剤を混合して使用することによって、耐水性、耐光性、吐出性に優れた非水性インクジェットインキが得られることを見出し、本発明に至った。
【0008】すなわち本発明は、少なくとも2種類以上の有機溶剤、顔料および樹脂からなる非水性インクジェットインキにおいて、有機溶剤として20℃の蒸気圧が0.3mmHg以上、かつ1気圧での沸点が140℃以上である有機溶剤A、および20℃の蒸気圧が0.3mmHg未満、かつ1気圧での沸点が250℃未満である有機溶剤Bを含むことを特徴とする非水性インクジェットインキに関する。
【0009】さらに本発明は、有機溶剤Aと有機溶剤Bの重量混合比が有機溶剤A:有機溶剤B=80:20〜5:95である上記非水性インクジェットインキに関する。
【0010】さらに本発明は、有機溶剤Aが下記一般式(1)、一般式(2)または一般式(3)で示される化合物から選ばれる少なくとも一種である上記非水性インクジェットインキに関する。
(式中、R1はエチレン基またはプロピレン基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、R3は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、R4はメチル基、エチル基またはヒドロキシエチル基、R5は炭素数1〜8のアルキル基、nは1または2を表す。)
【0011】さらに本発明は、有機溶剤Bが下記一般式(4)または一般式(5)で示される化合物から選ばれる少なくとも一種である上記非水性インクジェットインキに関する。
(式中、R6はエチレン基またはプロピレン基、R7は炭素数1〜4のアルキル基、mは1〜3の整数を表す。)
【0012】さらに本発明は、分散剤を含む上記非水性インクジェットインキに関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に使用する有機溶剤は、20℃の蒸気圧が0.3mmHg以上、かつ1気圧での沸点が140℃以上である有機溶剤Aと、20℃の蒸気圧が0.3mmHg未満、かつ1気圧での沸点が250℃未満である有機溶剤Bを混合して使用するが、混合した有機溶剤の全体の性質としては、有機溶剤Aと有機溶剤Bの境となる20℃での蒸気圧0.3mmHgが非常に重要となる。この蒸気圧が0.3mmHgより高くなるにつれてインキ中の溶剤が揮発しやすくなり、沸点が140℃未満となるとノズル乾燥の危険性が著しく高くなる。また、蒸気圧が0.3mmHgより低くなるとインキ中の溶剤が揮発しにくくなり、沸点が250℃以上となると、印刷物が乾燥しなくなり、定着性も低下してしまう。
【0014】本発明ではこのような乾燥のバランスをとることが非常に重要であり、有機溶剤Aおよび有機溶剤Bの重量混合比は80:20〜5:95が好ましく、さらに好ましくは60:40〜20:80が良い。有機溶剤Aおよび有機溶剤Bのどちらか一方でインキを調製したとしてもインクジェットインキとしては好適ではない。
【0015】有機溶剤Aの具体例としては、酢酸ヘキシル、酢酸オクチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、シクロヘキサノン、乳酸プロピル、乳酸ブチル等があげられるが、20℃での蒸気圧が0.3mmHg以上、かつ1気圧での沸点が140℃以上であり、一般式(1)、一般式(2)、一般式(3)で表される有機溶剤であれば、この限りではない。また有機溶剤Aとしては、これらの有機溶剤を単独で使用しても、2種類以上使用しても良く、混合して使用した場合は粘度調整等の効果も期待できる。
【0016】有機溶剤Bの具体例としては、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等があげられるが、20℃の蒸気圧が0.3mmHg未満、かつ1気圧での沸点が250℃未満であり、一般式(4)、一般式(5)で表される有機溶剤であれば、この限りではない。また有機溶剤Bも、有機溶剤Aと同様に、これらの有機溶剤を単独で使用しても、2種類以上使用しても良く、混合して使用した場合は粘度調整等の効果も期待できる。
【0017】本発明に使用される顔料は、印刷インキ、塗料等に使用される種々の顔料が使用できる。このような顔料をカラーインデックスで示すと、ピグメントブラック7、ピグメントブルー15,15:1,15:3,15:4,15:6,60、ピグメントグリーン7,36、ピグメントレッド9,48,49,52,53,57,97,122,149,168,177,178,179,206,207,209,242,254,255、ピグメントバイオレット19,23,29,30,37,40,50、ピグメントイエロー12,13,14,17,20,24,74,83,86,93,94,95,109,110,117,120,125,128,137,138,139,147,148,150,151,154,155,166,168,180,185、ピグメントオレンジ36,43,51,55,59,61,71,74等があげられる。また、カーボンブラックについては中性、酸性、塩基性等のあらゆるカーボンブラックを使用することができる。
【0018】本発明では被印刷物への定着性を付与するために樹脂を添加する。使用できる樹脂としては、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、スチレン−マレイン酸系樹脂、ロジン系樹脂、ロジンエステル系樹脂、エチレン−酢ビ系樹脂、石油樹脂、クマロンインデン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、塩酢ビ系樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、ブチラール樹脂、マレイン酸樹脂、フマル酸樹脂等が挙げられる。樹脂の具体例としては、荒川化学社製のスーパーエステル75、エステルガムHP、マルキッド 33、安原社製のYS ポリスター T80、三井化学社製のHiretts HRT200X、ジョンソンポリマー社製のジョンクリル586、ダウケミカルズ社製のユーカーソリューションビニル樹脂VYHD、VYHH、VMCA等を例示することができる。
【0019】本発明に使用される分散剤は、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ステアリルアミンアセテート等を用いることができる。
【0020】分散剤の具体例としては、BYK Chemie社製「Anti−Terra−U(ポリアミノアマイド燐酸塩)」、「Anti−Terra−203/204(高分子量ポリカルボン酸塩)」、「Disperbyk−101(ポリアミノアマイド燐酸塩と酸エステル)、107(水酸基含有カルボン酸エステル)、110、111(酸基を含む共重合物)、130(ポリアマイド)、161、162、163、164、165、166、170(高分子共重合物)」、「400」、「Bykumen」(高分子量不飽和酸エステル)、「BYK−P104、P105(高分子量不飽和酸ポリカルボン酸)」、「P104S、240S(高分子量不飽和酸ポリカルボン酸とシリコン系)」、「Lactimon(長鎖アミンと不飽和酸ポリカルボン酸とシリコン)」が挙げられる。
【0021】また、Efka CHEMICALS社製「エフカ44、46、47、48、49、54、63、64、65、66、71、701、764、766」、「エフカポリマー100(変性ポリアクリレート)、150(脂肪族系変性ポリマー)、400、401、402、403、450、451、452、453(変性ポリアクリレート)、745(銅フタロシアニン系)」、共栄社化学社製「フローレン TG−710(ウレタンオリゴマー)、「フローノンSH−290、SP−1000」、「ポリフローNo.50E、No.300(アクリル系共重合物)」、楠本化成社製「ディスパロン KS−860、873SN、874(高分子分散剤)、#2150(脂肪族多価カルボン酸)、#7004(ポリエーテルエステル型)」が挙げられる。
【0022】さらに、花王社製「デモールRN、N(ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩)、MS、C、SN−B(芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩)、EP」、「ホモゲノールL−18(ポリカルボン酸型高分子)、「エマルゲン920、930、931、935、950、985(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)、「アセタミン24(ココナッツアミンアセテート)、86(ステアリルアミンアセテート)」、アビシア社製「ソルスパーズ5000(フタロシアニンアンモニウム塩系)、13940(ポリエステルアミン系)、17000(脂肪酸アミン系)、24000」、日光ケミカル社製「ニッコール T106(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート)、MYS−IEX(ポリオキシエチレンモノステアレート)、Hexagline 4−0(ヘキサグリセリルテトラオレート)」等が挙げられる。
【0023】分散剤は、インキ中での顔料の充分な分散安定性を得るため、インキ中に0.1〜10重量%含まれることが好ましい。
【0024】本発明の非水性インクジェットインキは印刷物の用途によって可塑剤、表面調整剤、紫外線防止剤、光安定化剤、酸化防止剤等の種々の添加剤を使用することができる。
【0025】本発明の非水性インクジェットインキは、まず有機溶剤A、または有機溶剤Bの単一もしくは混合溶剤に分散剤を溶解し、そこに顔料を投入して撹拌混合した後、横型サンドミル等の分散機によって顔料分散体を調製する。次に、得られた顔料分散体と樹脂とを有機溶剤A、または有機溶剤Bにてインクジェットインキとして適した粘度まで希釈溶解して製造される。使用する分散剤や樹脂の性質によって有機溶剤A、または有機溶剤Bの組み合わせを自由に選択することができる。すなわち、顔料の分散時には分散剤が溶解しやすく、顔料の湿潤性の良いものを使用し、希釈してインキを製造する際には樹脂の溶解性の良いものや被印刷物への適性の良いものを選択してより優れたインクジェットインキを製造することができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例に特に限定されるものではない。なお、実施例中、「部」は「重量部」を表す。
【0027】[実施例1]有機溶剤Bとしてエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(沸点192℃、蒸気圧0.25mmHg)50部に、分散剤としてBYK Chemie社製「Disperbyk−111」15部を溶解し、顔料として東洋インキ製造社製「LIONOL BLUE FG−7351」35部を投入し、撹拌混合後、横型サンドミルを用いて4時間分散を行い、顔料分散体Aを得た。この顔料分散体Aを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0028】[実施例2]有機溶剤Bとしてジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(沸点217℃、0.05mmHg)50部、分散剤としてアビシア社製「ソルスパーズ24000」18部、顔料としてデグサ社製カーボンブラック「プリンテックス45」32部を撹拌混合後、横型サンドミルにて3時間分散して顔料分散体Bを得た。この顔料分散体Bを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0029】[実施例3]有機溶剤Aとして乳酸ブチル(沸点188℃、0.4mmHg)42部、分散剤としてBYK Chemie社製「Disperbyk−111」20部、顔料としてクラリアント社製「HostapermYellow H4G」38部を撹拌混合後、横型サンドミルにて4時間分散して分散体Cを得た。この顔料分散体Cを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0030】[実施例4]有機溶剤Aとして乳酸プロピル(沸点170℃、1.0mmHg)50部、分散剤としてアビシア社製「ソルスパーズ17000」15部、顔料としてチバスペシャルティーケミカルズ社製「Cromophtal Pink PT」35部を撹拌混合後、横型サンドミルにて3時間分散し、顔料分散体Dを得た。この顔料分散体Dを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0031】[比較例1]実施例1で作成した顔料分散体Aを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0032】[比較例2]実施例2で作成した顔料分散体Bを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0033】[比較例3]実施例3で作成した顔料分散体Cを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0034】[比較例4]実施例4で作成した顔料分散体Dを用いて下記のような配合にて有機溶剤と樹脂とを混合溶解し、定性濾紙No.5C(ADVANTEC社製)にて濾過してインクジェットインキを調製した。
【0035】実施例1〜4、比較例1〜4で得られた非水性インクジェットインキについて、次のような項目について評価した。(1)粘度、(2)保存安定性、(3)吐出性、(4)乾燥性、(5)定着性、(6)耐水性。それぞれの測定法を以下に示す。
【0036】(1)粘度:インキを25℃に調製し、ビスコメイトVM−100A(山一電機製、超音波振動式粘度計)にて測定した。
【0037】(2)保存安定性:インキをポリプロピレン製のボトル型容器に入れ、70℃の恒温機に2週間保存、経時促進させた後、経時前後でのインキの粘度変化について測定した。この時の粘度測定は(1)の粘度測定と同様の方法で実施した。粘度の変化率が±10%以内なら○、±10%を越えたら×とした。
【0038】(3)吐出性:インキをIP−6500(セイコーアイ・インフォテック社製、大判インクジェットプリンタ)にて光沢塩ビシートMD5(メタマーク社製)に5m連続記録し、ドット抜けを観察。ドット抜けしたノズルの数が全ノズルに対して何%あるかについて、0%の場合は○、0%〜5%の場合は△、5%より多い場合は×とした。
【0039】(4)乾燥性:インキをIP−6500(セイコーアイ・インフォテック社製、大判インクジェットプリンタ)にて光沢塩ビシートMD5(メタマーク社製)にベタ印字し、印字面を指で触り、インキが指に付着しなくなる時間によって評価。印字の際、プリンタに設置されたヒーターの温度は、プリンタヘッドの手前を35℃、プリンタヘッドの後部(印字後の乾燥部分)を40℃として評価した。印字直後にインキが付着しなければ○、印字直後にインキが付着しても、10分後にインキが付着しなくなっていれば△、10分以上経過してもインキが付着するものは×とした。
【0040】(5)定着性:インキをIP−6500(セイコーアイ・インフォテック社製、大判インクジェットプリンタ)にて光沢塩ビシートMD5(メタマーク社製)にベタ印字し、記録物を40℃で3分間乾燥させ、ラビングテスター(テスター産業製、型式AB301)にて試験用布片(金巾3号)にて加重200g、100往復のラビング試験を塩ビシートの印字面にて実施した。試験用布片にインキが全く付着しないものを○、試験用布片にインキがやや付着するが、塩ビシートの印字面の濃度が殆ど変化しないものは△、塩ビシートの印字面のインキも殆ど剥がれてしまうものは×とした。
【0041】(6)耐水性:インキをIP−6500(セイコーアイ・インフォテック社製、大判インクジェットプリンタ)にて光沢塩ビシートMD5(メタマーク社製)にベタ印字し、記録物を40℃で3分間乾燥させた後、塩ビシートを1分間水道水に浸漬し、指で印字面を擦ってインキが全く剥がれなければ○、インキが剥がれてしまえば×とした。
【0042】実施例1〜4、比較例1〜4の溶剤組成、および評価結果を下記の表1にまとめた。
【0043】
【表1】
【0044】実施例1〜4のインキは保存安定性、吐出性、乾燥性、定着性、耐水性の全ての評価項目において良好な結果が得られたが、比較例1〜4のインキは乾燥性のバランスが悪く、吐出性が悪化するものや、殆ど乾燥しないインキとなってしまった。
【0045】
【発明の効果】本発明により、耐水性、耐光性、吐出性、定着性に優れた非水性インクジェットインキを提供することができた。
Claims (5)
- 少なくとも2種類以上の有機溶剤、顔料および樹脂からなる非水性インクジェットインキにおいて、有機溶剤として20℃の蒸気圧が0.3mmHg以上、かつ1気圧での沸点が140℃以上である有機溶剤A、および20℃の蒸気圧が0.3mmHg未満、かつ1気圧での沸点が250℃未満である有機溶剤Bを含むことを特徴とする非水性インクジェットインキ。
- 有機溶剤Aと有機溶剤Bの重量混合比が有機溶剤A:有機溶剤B=80:20〜5:95である請求項1記載の非水性インクジェットインキ。
- 更に分散剤を含む請求項1ないし請求項4いずれか記載の非水性インクジェットインキ。
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