JP2005015178A - コードリール及びコードリールを用いた電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻付け保持している電気コードの冷却を簡単な構造で実現することである。
【解決手段】紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面12aで巻付け保持するコード巻取り軸12の両側部に一対のフランジ13を備えるコードリール本体10を支持部11によって回転自在に設け、コード巻付け面12aをコード巻取り軸12の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、その傾斜によって小径となる側を上方に配置する。これにより、コードリール8を回転させて電気コードを巻き取ると、電気コードは自重によってコード巻取り軸12の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動し、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列される。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コードの表面積が増大するため、電気コードの冷却効率が向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面12aで巻付け保持するコード巻取り軸12の両側部に一対のフランジ13を備えるコードリール本体10を支持部11によって回転自在に設け、コード巻付け面12aをコード巻取り軸12の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、その傾斜によって小径となる側を上方に配置する。これにより、コードリール8を回転させて電気コードを巻き取ると、電気コードは自重によってコード巻取り軸12の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動し、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列される。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コードの表面積が増大するため、電気コードの冷却効率が向上する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コードリール及びコードリールを用いた電気機器、例えば電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気掃除機等の電気機器では、例えば電源用の電気コードを引き出し自在に巻き取ることができるようにしたコードリールが内蔵されているものがある。また、このようなコードリールは、電気機器に内蔵されるのみならず、単独で商品化されているような場合もある。
【0003】
このようなコードリールは、例えば電源用の電気コードを両端にフランジを備えたコード巻取り軸で引き出し自在に巻き取るような構造となっている。電気掃除に用いられる場合には、例えばバネの復元力によって電気コードを手動によることなく自動的に巻き取ることができるように構成されたコードリールが一般的である。このようなコードリール及びその電気掃除機への適用例は、例えば特許文献1に記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−178667
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
コードリールが電気掃除機等の電気機器に収納される場合、コードリールに巻き付け保持されている電気コードは熱の影響を受ける。例えば電気掃除機の場合を考えると、電気コードがその全長に渡り引き出されて使用される場合は問題となりにくいが、実際の使用時には、電気コードが必ずしもその全長に渡り引き出されるとは限らず、この場合にはコードリールに電気コードの一部が巻き付け保持されたまま電動送風機が作動することになる。このような場合、電気コードが巻き付け保持されているコードリールの一部では、電動送風機の作動によって電気コードに発生する熱の影響を強く受けることになる。このため、熱によって電気コードの皮膜が劣化してしまう等の不都合が生ずる。
【0006】
なお、上記特許文献1には、電動送風機の作動によって発生する風が当たる側に配置されたフランジとコード巻取り軸とに通風孔を設け、この通風孔の内部に風を通すことで電気コードを冷却するようにした構造が開示されている。しかしながら、このような電気コードの冷却構造では、些か構造が複雑であることが否めない。
【0007】
本発明の目的は、巻付け保持している電気コードの冷却を簡単な構造で実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコードリールは、紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面で巻付け保持するコード巻取り軸とその両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体を設け、前記コード巻付け面を前記コード巻取り軸の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、前記コード巻付け面の軸心に対する傾斜によって小径となる側を上方にして前記コードリール本体を支持部によって回転自在に支持する。したがって、コードリールを回転させて電気コードを巻き取ると、コードリールは自重によってコード巻取り軸の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動する。これにより、コードリールに巻き取られた電気コードは傾斜したコード巻付け面に沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積が増大する。これにより、電気コードの冷却効率が向上する。本発明のコードリールは、一例として、電気機器における電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間に収納されて用いられる。
【0009】
別の面から見た本発明のコードリールの発明は、紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面で巻付け保持するコード巻取り軸とその両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体を設け、前記コード巻付け面を前記コード巻取り軸の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、前記コードリール本体を支持部によって回転自在に支持する。そして、前記コードリール本体がその回転動作によって前記電気コードを巻き取る際にその電気コードを案内するコード案内部を、前記コード巻付け面に対向する位置で前記コード巻取り軸の軸方向に往復移動自在に設け、動力伝達部によって前記コードリール本体の回転運動を前記コード案内部の往復運動に変換して伝達する。したがって、コードリールを回転させて電気コードを巻き取ると、動力伝達部によってコードリール本体の回転運動がコード案内部の往復運動に変換されることでコード案内部が往復運動し、コード案内部がコード巻付け面に対向する位置が移動する。これにより、コードリールに巻き取られた電気コードは傾斜したコード巻付け面に沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積が増大する。これにより、電気コードの冷却効率が向上する。本発明のコードリールは、一例として、電気機器における電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間に収納されて用いられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図2は電気掃除機1に内蔵されているコードリール8を示す斜視図、図3は巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【0012】
本実施の形態の電気掃除機1では、そのハウジング2の内部が、横一列に、集塵室3、電動送風機収納室4、及びコードリール収納空間としてのコードリール収納室5とに区分けされている。それらの集塵室3と電動送風機収納室4とコードリール収納室5とはそれぞれ連通されている。これにより、電動送風機収納室4に収納保持された電動送風機6が作動すると集塵室3が負圧となり、この集塵室3に連結された図示しない集塵ホースから集塵室3の内部に塵が吸引される。集塵室3に集塵された塵は集塵室3に着脱自在に収納された集塵パック7に収容される。また、電動送風機6からの排気はコードリール収納室5を通って外部に排気される。これにより、コードリール収納室5には、電動送風機6の作動によって発生する風が導かれ、コードリール収納室5に収納保持されたコードリール8に巻付け保持された紐状の電気コード9に送風される。電気コード9は、電動送風機6に給電するためのものである。
【0013】
コードリール8は、電気コード9を巻き取り及び引き出し自在に保持するコードリール本体10を支持部11によって回転自在に支持した構造である。コードリール本体10は、電気コード9の一端が固定されてこの電気コード9を巻付け保持するコード巻取り軸12と、このコード巻取り軸12の両端に設けられた一対のフランジ13とによって構成されている。そして、コード巻取り軸12は、図1及び図3に示すように、その回転軸心に対して傾斜したコード巻付け面12aを有している。したがって、このコード巻付け面12aは、コード巻取り軸12の上方の側が小径で下方の側が大径に形成されており、小径部分から大径部分までリニアに径が増大する形状に形成されている。そして、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置にコード巻付け面12aが対面するように支持部11に支持されている。
【0014】
このように形成されたコードリール本体10には、図示しないバネが内蔵されており、このバネの復元力によって回転する。つまり、コード巻取り軸12に巻き付け保持された電気コード9を引き出すとコードリール本体10に内蔵されたバネがその付勢力を強める方向に変形し、この状態で手を放すことによってバネの復元力によってコードリール本体10が回転し、電気コード9をコード巻取り軸12に巻き取る。もっとも、コードリール8には、引き出された電気コード9をその引き出し状態に維持する図示しないストッパが設けられており、このストッパを解除することによってコードリール本体10が回転し、電気コード9をコード巻取り軸12に巻き取ることができるように構成されている。このようなバネやストッパの構造それ自体は、従来から一般的である構造と同様なので、その説明を省略する。
【0015】
なお、コード巻取り軸12に巻き付け保持された電気コード9は、ハウジング2に設けられたコード孔14から外部に引き出される。
【0016】
このような構成において、電気掃除機1を使用する場合には電気コード9を必要な長さだけ引き出し、商用電源の図示しないコネクタに接続し、電動送風機6を作動可能な状態とする。そして、掃除が終了したら、図示しないストッパを解除してコードリール8に電気コード9を巻き取らせる。この際、コードリール8では、電気コード9がコード巻付け面12aに巻き付く。このため、電気コード9は自重によってコード巻取り軸12の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動する。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大する。これにより、電気コード9の冷却効率が向上する。
【0017】
しかも、本実施の形態では、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置にコード巻付け面12aが対面するように支持部11に支持されている。これにより、電気コード9がより効率良く冷却される。
【0018】
ここで、電気掃除機1においては、電動送風機6がその作動によって発熱する。このため、もしも電気コード9がその全長に渡り引き出されて使用されるとすると、電気コード9を冷却する必要がない。電気コード9がその全長に渡り引き出されて使用される場合には、コードリール収納室5に冷却すべき電気コード9が位置しないからである。これに対して、電気掃除機1の実際の使用態様を考慮すると、電気コード9は必ずしもその全長に渡り引き出されるとは限らず、多くの場合、必要な長さだけ引き出されて使用される。この場合には、コードリール収納室5に冷却すべき電気コード9が位置することになるため、本実施の形態のコードリール8の構造を採用することで、電気コード9の冷却が効果的に行われることになる。
【0019】
ここで、本発明の発明者は、電気コード9の表面積がどの程度増大するかその日を計算によって求めてみた。サンプルとして、コード巻取り軸に巻かれた状態の電気コード全体の直径が5cmでフランジの間の距離が5cmである従来構造のコードリールと、コード巻取り軸12に巻かれた状態の電気コード全体の直径のうち小径部分の直径が5cmで大径部分の直径が7.5cm、そしてフランジ13の間の距離が5cmである本実施の形態のコードリール8とを想定し、ここではそれぞれのコードリール8に巻付け保持された電気コード9の表面積の比を簡易的に求めるため電気コード表面を平らなものとしてその表面積を計算した。その結果、電気コード9の表面積は、従来構造のコードリールでは79cm2 であるのに対して、本実施の形態のコードリール8では101cm2 で、その比は約1対1.3となることが判明した。
【0020】
次いで、本発明の第2の実施の形態を図4及び図5に基づいて説明する。図4は本発明の第2の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図5は電気掃除機に内蔵されているコードリールのフランジの正面図である。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示しその説明も省略する。
【0021】
本実施の形態では、図4に示すように、電動送風機収納室4の下方にコードリール収納室5が位置付けられている。そして、図5に示すように、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13には、放射状に複数個の通風孔21が形成されている。
【0022】
このような構成において、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大する。この点については、第1の実施の形態と同様である。
【0023】
これに対して、本実施の形態と第1の実施の形態とが異なるのは、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気をコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導く経路である。本実施の形態では、電動送風機収納室4の下方にコードリール収納室5が位置付けられていることから、電動送風機6の排気は電動送風機収納室4から下方に位置するコードリール収納室5に回り込む。そして、電動送風機6の排気は、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13に放射状に形成された複数個の通風孔21を介してコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導かれる。これにより、第1の実施の形態と同様に、引き出されずに電気掃除機1の内部に残る電気コード9が効率良く冷却される。
【0024】
次いで、本発明の第3の実施の形態を図6ないし図8に基づいて説明する。図6は本発明の第3の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図7は電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図、図8は巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。なお、第1及び第2の実施の形態と同一部分は同一符号で示しその説明も省略する。
【0025】
前述した二つ実施の形態では、コード巻付け面12aの小径側が上方に位置するようにコードリール本体10がその軸方向を垂直方向に向けてコードリール収納室5に配置されているのに対して、本実施の形態では、コード巻付け面12aの小径側が電動送風機収納室4に向くようにコードリール本体10がその軸方向を水平方向に向けてコードリール収納室5に配置されている。そして、本実施の形態が前述した二つの実施の形態と最も相違する点は、コード巻付け面12aに対する電気コード9の巻き付け構造である。これについて、以下詳細に説明する。
【0026】
図7に示すように、本実施の形態では、コードリール収納室5にコード案内構造31が設けられている。このコード案内構造31は、コード巻付け面12aに対向する位置でコード巻取り軸12の軸方向に往復移動自在に設けられたコード案内部32を有し、このコード案内部32によって、電気コード9を引き出す際にも、コードリール本体10がその回転動作によって電気コード9を巻き取る際にも、電気コード9を案内する。つまり、コード案内構造31は、電気コード9を挿通させて保持するコード案内部32を二本の支軸33でスライド自在に支持した構造となっている。そして、このようなコード案内構造31では、コードリール本体10の回転運動をコード案内部32に伝達してこのコード案内部32を往復運動させる。
【0027】
そこで、本実施の形態では、コードリール本体10の回転運動をコード案内部32の往復運動に変換して伝達する動力伝達部34が設けられている。この動力伝達部34は、コードリール本体10の回転運動をコード案内構造31の往復運動に変換して伝達するための構造として、ベルト伝達機構を用いている。つまり、コード案内部32をスライド自在に支持する支軸33のうちの一方には二重螺旋溝35が形成されており、この二重螺旋溝35にコード案内部32が螺合している。これにより、二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33の一方向の回転によってコード案内部32が往復運動するように構成されている。そこで、本実施の形態では、コードリール本体10の回転運動を二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33に伝達する。そのための構造として、二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33の端部には図示しないギヤが形成され、コードリール本体10の一側部にもギヤ36が形成され、これらの一方の支軸33の端部に形成された図示しないギヤとコードリール本体10の一側部に形成されたギヤ36との間にベルト37が掛け渡されている。これにより、コードリール本体10の回転運動がベルト37を介して一方の支軸33に伝達され、この支軸33が回転することでその支軸33に形成された二重螺旋溝35に螺合するコード案内部32が往復運動する。ここに、動力伝達部34が構成されている。なお、動力伝達部34では、ベルト37を掛け渡す対象物がギヤ構造となっているが、摩擦車等でも同様に構成できることは言うまでもない。
【0028】
また、本実施の形態において、コードリール収納室5に収納されたコードリール本体10は、コード巻付け面12aの小径となった側を電動送風機収納室4の側に対面させて配置されている。そして、電動送風機収納室4の側に位置するコードリール本体10のフランジ13には、第2の実施の形態と同様のフランジ13が用いられている。つまり、そのフランジ13には、放射状に複数個の通風孔21が形成されている。
【0029】
このような構成において、電気コード9を引き出す際にも、コードリール本体10がその回転動作によって電気コード9を巻き取る際にも、コードリール本体10が回転する。コードリール本体10が回転すると、その回転はベルト伝達機構である動力伝達部34によって一方の支軸33に伝達され、この支軸33が回転することでその支軸33に形成された二重螺旋溝35に螺合するコード案内部32が往復運動する。これにより、コード案内部32に案内される電気コード9は、コード巻付け面12aに沿ってコード巻取り軸12の軸方向に往復移動する。
【0030】
本実施の形態において、電気コード9のそのような挙動は、電気コード9を巻き取るに際して電気コード9をコード巻付け面12aに整列させることに役立つ。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されることになる。したがって、第1及び第2の実施の形態と同様に、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大し、電気コード9の冷却効率が向上する。
【0031】
しかも、本実施の形態では、図6に示すように、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置に通風孔21が形成されたフランジ13が配置されている。そこで、電動送風機6の排気は、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13に放射状に形成された複数個の通風孔21を介してコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導かれる。これにより、第1及び第2の実施の形態と同様に、引き出されずに電気掃除機1の内部に残る電気コード9が効率良く冷却される。
【0032】
なお、本実施の形態では、コード案内構造31及び動力伝達部34によって電気コード9を整列巻きさせる場合について説明した。これに対して、コード案内構造31及び動力伝達部34を設けない構造として構成しても良い。この場合には、図9に示すように、電気コード9はコード巻取り軸12にランダムに巻かれることから、コード巻取り軸12の直径が小さい側に電気コード9がより多く巻かれることになる。この場合、直径が小さい側のフランジ13には空気が通過できる通風孔21があるため、そのフランジ13側に巻かれた電気コード9は、電動送風機6からの排気風により冷却される。つまり、コード案内構造31及び動力伝達部34を設けない構造として構成した場合には、通風孔21を介して電動送風機6から導かれる排気風によってコード巻取り軸12の直径が小さい側により多く巻かれた電気コード9を直接冷却することができ、効率的に電気コード9を放熱させることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、コードリールの傾斜したコード巻付け面に電気コードが巻き付けられるため、簡単な構造によって、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積を増大させて電気コードの冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図2】電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図である。
【図3】巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図5】電気掃除機に内蔵されているコードリールのフランジの正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図7】電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図である。
【図8】巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の他の構成例を説明するために、巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【符号の説明】
6 電動送風機
5 コードリール収納空間
8 コードリール
9 電気コード
10 コードリール本体
11 支持部
12 コード巻取り軸
12a コード巻付け面
13 フランジ
32 コード案内部
34 動力伝達部
【発明の属する技術分野】
本発明は、コードリール及びコードリールを用いた電気機器、例えば電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気掃除機等の電気機器では、例えば電源用の電気コードを引き出し自在に巻き取ることができるようにしたコードリールが内蔵されているものがある。また、このようなコードリールは、電気機器に内蔵されるのみならず、単独で商品化されているような場合もある。
【0003】
このようなコードリールは、例えば電源用の電気コードを両端にフランジを備えたコード巻取り軸で引き出し自在に巻き取るような構造となっている。電気掃除に用いられる場合には、例えばバネの復元力によって電気コードを手動によることなく自動的に巻き取ることができるように構成されたコードリールが一般的である。このようなコードリール及びその電気掃除機への適用例は、例えば特許文献1に記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−178667
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
コードリールが電気掃除機等の電気機器に収納される場合、コードリールに巻き付け保持されている電気コードは熱の影響を受ける。例えば電気掃除機の場合を考えると、電気コードがその全長に渡り引き出されて使用される場合は問題となりにくいが、実際の使用時には、電気コードが必ずしもその全長に渡り引き出されるとは限らず、この場合にはコードリールに電気コードの一部が巻き付け保持されたまま電動送風機が作動することになる。このような場合、電気コードが巻き付け保持されているコードリールの一部では、電動送風機の作動によって電気コードに発生する熱の影響を強く受けることになる。このため、熱によって電気コードの皮膜が劣化してしまう等の不都合が生ずる。
【0006】
なお、上記特許文献1には、電動送風機の作動によって発生する風が当たる側に配置されたフランジとコード巻取り軸とに通風孔を設け、この通風孔の内部に風を通すことで電気コードを冷却するようにした構造が開示されている。しかしながら、このような電気コードの冷却構造では、些か構造が複雑であることが否めない。
【0007】
本発明の目的は、巻付け保持している電気コードの冷却を簡単な構造で実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコードリールは、紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面で巻付け保持するコード巻取り軸とその両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体を設け、前記コード巻付け面を前記コード巻取り軸の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、前記コード巻付け面の軸心に対する傾斜によって小径となる側を上方にして前記コードリール本体を支持部によって回転自在に支持する。したがって、コードリールを回転させて電気コードを巻き取ると、コードリールは自重によってコード巻取り軸の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動する。これにより、コードリールに巻き取られた電気コードは傾斜したコード巻付け面に沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積が増大する。これにより、電気コードの冷却効率が向上する。本発明のコードリールは、一例として、電気機器における電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間に収納されて用いられる。
【0009】
別の面から見た本発明のコードリールの発明は、紐状の電気コードの一端が固定されてこの電気コードをコード巻付け面で巻付け保持するコード巻取り軸とその両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体を設け、前記コード巻付け面を前記コード巻取り軸の軸心に対して傾斜する斜面状に形成し、前記コードリール本体を支持部によって回転自在に支持する。そして、前記コードリール本体がその回転動作によって前記電気コードを巻き取る際にその電気コードを案内するコード案内部を、前記コード巻付け面に対向する位置で前記コード巻取り軸の軸方向に往復移動自在に設け、動力伝達部によって前記コードリール本体の回転運動を前記コード案内部の往復運動に変換して伝達する。したがって、コードリールを回転させて電気コードを巻き取ると、動力伝達部によってコードリール本体の回転運動がコード案内部の往復運動に変換されることでコード案内部が往復運動し、コード案内部がコード巻付け面に対向する位置が移動する。これにより、コードリールに巻き取られた電気コードは傾斜したコード巻付け面に沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積が増大する。これにより、電気コードの冷却効率が向上する。本発明のコードリールは、一例として、電気機器における電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間に収納されて用いられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図2は電気掃除機1に内蔵されているコードリール8を示す斜視図、図3は巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【0012】
本実施の形態の電気掃除機1では、そのハウジング2の内部が、横一列に、集塵室3、電動送風機収納室4、及びコードリール収納空間としてのコードリール収納室5とに区分けされている。それらの集塵室3と電動送風機収納室4とコードリール収納室5とはそれぞれ連通されている。これにより、電動送風機収納室4に収納保持された電動送風機6が作動すると集塵室3が負圧となり、この集塵室3に連結された図示しない集塵ホースから集塵室3の内部に塵が吸引される。集塵室3に集塵された塵は集塵室3に着脱自在に収納された集塵パック7に収容される。また、電動送風機6からの排気はコードリール収納室5を通って外部に排気される。これにより、コードリール収納室5には、電動送風機6の作動によって発生する風が導かれ、コードリール収納室5に収納保持されたコードリール8に巻付け保持された紐状の電気コード9に送風される。電気コード9は、電動送風機6に給電するためのものである。
【0013】
コードリール8は、電気コード9を巻き取り及び引き出し自在に保持するコードリール本体10を支持部11によって回転自在に支持した構造である。コードリール本体10は、電気コード9の一端が固定されてこの電気コード9を巻付け保持するコード巻取り軸12と、このコード巻取り軸12の両端に設けられた一対のフランジ13とによって構成されている。そして、コード巻取り軸12は、図1及び図3に示すように、その回転軸心に対して傾斜したコード巻付け面12aを有している。したがって、このコード巻付け面12aは、コード巻取り軸12の上方の側が小径で下方の側が大径に形成されており、小径部分から大径部分までリニアに径が増大する形状に形成されている。そして、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置にコード巻付け面12aが対面するように支持部11に支持されている。
【0014】
このように形成されたコードリール本体10には、図示しないバネが内蔵されており、このバネの復元力によって回転する。つまり、コード巻取り軸12に巻き付け保持された電気コード9を引き出すとコードリール本体10に内蔵されたバネがその付勢力を強める方向に変形し、この状態で手を放すことによってバネの復元力によってコードリール本体10が回転し、電気コード9をコード巻取り軸12に巻き取る。もっとも、コードリール8には、引き出された電気コード9をその引き出し状態に維持する図示しないストッパが設けられており、このストッパを解除することによってコードリール本体10が回転し、電気コード9をコード巻取り軸12に巻き取ることができるように構成されている。このようなバネやストッパの構造それ自体は、従来から一般的である構造と同様なので、その説明を省略する。
【0015】
なお、コード巻取り軸12に巻き付け保持された電気コード9は、ハウジング2に設けられたコード孔14から外部に引き出される。
【0016】
このような構成において、電気掃除機1を使用する場合には電気コード9を必要な長さだけ引き出し、商用電源の図示しないコネクタに接続し、電動送風機6を作動可能な状態とする。そして、掃除が終了したら、図示しないストッパを解除してコードリール8に電気コード9を巻き取らせる。この際、コードリール8では、電気コード9がコード巻付け面12aに巻き付く。このため、電気コード9は自重によってコード巻取り軸12の下方から巻き取られてその巻き取られ部分が上方に移動する。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大する。これにより、電気コード9の冷却効率が向上する。
【0017】
しかも、本実施の形態では、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置にコード巻付け面12aが対面するように支持部11に支持されている。これにより、電気コード9がより効率良く冷却される。
【0018】
ここで、電気掃除機1においては、電動送風機6がその作動によって発熱する。このため、もしも電気コード9がその全長に渡り引き出されて使用されるとすると、電気コード9を冷却する必要がない。電気コード9がその全長に渡り引き出されて使用される場合には、コードリール収納室5に冷却すべき電気コード9が位置しないからである。これに対して、電気掃除機1の実際の使用態様を考慮すると、電気コード9は必ずしもその全長に渡り引き出されるとは限らず、多くの場合、必要な長さだけ引き出されて使用される。この場合には、コードリール収納室5に冷却すべき電気コード9が位置することになるため、本実施の形態のコードリール8の構造を採用することで、電気コード9の冷却が効果的に行われることになる。
【0019】
ここで、本発明の発明者は、電気コード9の表面積がどの程度増大するかその日を計算によって求めてみた。サンプルとして、コード巻取り軸に巻かれた状態の電気コード全体の直径が5cmでフランジの間の距離が5cmである従来構造のコードリールと、コード巻取り軸12に巻かれた状態の電気コード全体の直径のうち小径部分の直径が5cmで大径部分の直径が7.5cm、そしてフランジ13の間の距離が5cmである本実施の形態のコードリール8とを想定し、ここではそれぞれのコードリール8に巻付け保持された電気コード9の表面積の比を簡易的に求めるため電気コード表面を平らなものとしてその表面積を計算した。その結果、電気コード9の表面積は、従来構造のコードリールでは79cm2 であるのに対して、本実施の形態のコードリール8では101cm2 で、その比は約1対1.3となることが判明した。
【0020】
次いで、本発明の第2の実施の形態を図4及び図5に基づいて説明する。図4は本発明の第2の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図5は電気掃除機に内蔵されているコードリールのフランジの正面図である。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示しその説明も省略する。
【0021】
本実施の形態では、図4に示すように、電動送風機収納室4の下方にコードリール収納室5が位置付けられている。そして、図5に示すように、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13には、放射状に複数個の通風孔21が形成されている。
【0022】
このような構成において、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されるため、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大する。この点については、第1の実施の形態と同様である。
【0023】
これに対して、本実施の形態と第1の実施の形態とが異なるのは、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気をコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導く経路である。本実施の形態では、電動送風機収納室4の下方にコードリール収納室5が位置付けられていることから、電動送風機6の排気は電動送風機収納室4から下方に位置するコードリール収納室5に回り込む。そして、電動送風機6の排気は、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13に放射状に形成された複数個の通風孔21を介してコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導かれる。これにより、第1の実施の形態と同様に、引き出されずに電気掃除機1の内部に残る電気コード9が効率良く冷却される。
【0024】
次いで、本発明の第3の実施の形態を図6ないし図8に基づいて説明する。図6は本発明の第3の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図、図7は電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図、図8は巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。なお、第1及び第2の実施の形態と同一部分は同一符号で示しその説明も省略する。
【0025】
前述した二つ実施の形態では、コード巻付け面12aの小径側が上方に位置するようにコードリール本体10がその軸方向を垂直方向に向けてコードリール収納室5に配置されているのに対して、本実施の形態では、コード巻付け面12aの小径側が電動送風機収納室4に向くようにコードリール本体10がその軸方向を水平方向に向けてコードリール収納室5に配置されている。そして、本実施の形態が前述した二つの実施の形態と最も相違する点は、コード巻付け面12aに対する電気コード9の巻き付け構造である。これについて、以下詳細に説明する。
【0026】
図7に示すように、本実施の形態では、コードリール収納室5にコード案内構造31が設けられている。このコード案内構造31は、コード巻付け面12aに対向する位置でコード巻取り軸12の軸方向に往復移動自在に設けられたコード案内部32を有し、このコード案内部32によって、電気コード9を引き出す際にも、コードリール本体10がその回転動作によって電気コード9を巻き取る際にも、電気コード9を案内する。つまり、コード案内構造31は、電気コード9を挿通させて保持するコード案内部32を二本の支軸33でスライド自在に支持した構造となっている。そして、このようなコード案内構造31では、コードリール本体10の回転運動をコード案内部32に伝達してこのコード案内部32を往復運動させる。
【0027】
そこで、本実施の形態では、コードリール本体10の回転運動をコード案内部32の往復運動に変換して伝達する動力伝達部34が設けられている。この動力伝達部34は、コードリール本体10の回転運動をコード案内構造31の往復運動に変換して伝達するための構造として、ベルト伝達機構を用いている。つまり、コード案内部32をスライド自在に支持する支軸33のうちの一方には二重螺旋溝35が形成されており、この二重螺旋溝35にコード案内部32が螺合している。これにより、二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33の一方向の回転によってコード案内部32が往復運動するように構成されている。そこで、本実施の形態では、コードリール本体10の回転運動を二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33に伝達する。そのための構造として、二重螺旋溝35が形成された一方の支軸33の端部には図示しないギヤが形成され、コードリール本体10の一側部にもギヤ36が形成され、これらの一方の支軸33の端部に形成された図示しないギヤとコードリール本体10の一側部に形成されたギヤ36との間にベルト37が掛け渡されている。これにより、コードリール本体10の回転運動がベルト37を介して一方の支軸33に伝達され、この支軸33が回転することでその支軸33に形成された二重螺旋溝35に螺合するコード案内部32が往復運動する。ここに、動力伝達部34が構成されている。なお、動力伝達部34では、ベルト37を掛け渡す対象物がギヤ構造となっているが、摩擦車等でも同様に構成できることは言うまでもない。
【0028】
また、本実施の形態において、コードリール収納室5に収納されたコードリール本体10は、コード巻付け面12aの小径となった側を電動送風機収納室4の側に対面させて配置されている。そして、電動送風機収納室4の側に位置するコードリール本体10のフランジ13には、第2の実施の形態と同様のフランジ13が用いられている。つまり、そのフランジ13には、放射状に複数個の通風孔21が形成されている。
【0029】
このような構成において、電気コード9を引き出す際にも、コードリール本体10がその回転動作によって電気コード9を巻き取る際にも、コードリール本体10が回転する。コードリール本体10が回転すると、その回転はベルト伝達機構である動力伝達部34によって一方の支軸33に伝達され、この支軸33が回転することでその支軸33に形成された二重螺旋溝35に螺合するコード案内部32が往復運動する。これにより、コード案内部32に案内される電気コード9は、コード巻付け面12aに沿ってコード巻取り軸12の軸方向に往復移動する。
【0030】
本実施の形態において、電気コード9のそのような挙動は、電気コード9を巻き取るに際して電気コード9をコード巻付け面12aに整列させることに役立つ。これにより、コードリール8に巻き取られた電気コード9は、傾斜したコード巻付け面12aに沿って傾斜した状態で整列されることになる。したがって、第1及び第2の実施の形態と同様に、コードリール8に巻き取られた電気コード9の表面積が増大し、電気コード9の冷却効率が向上する。
【0031】
しかも、本実施の形態では、図6に示すように、コードリール本体10は、電動送風機6の作動によって発生する風、つまり電動送風機6の排気が導かれる位置に通風孔21が形成されたフランジ13が配置されている。そこで、電動送風機6の排気は、コード巻取り軸12の小径側に設けられた一方のフランジ13に放射状に形成された複数個の通風孔21を介してコードリール8のコード巻付け面12aに巻き付いた電気コード9に導かれる。これにより、第1及び第2の実施の形態と同様に、引き出されずに電気掃除機1の内部に残る電気コード9が効率良く冷却される。
【0032】
なお、本実施の形態では、コード案内構造31及び動力伝達部34によって電気コード9を整列巻きさせる場合について説明した。これに対して、コード案内構造31及び動力伝達部34を設けない構造として構成しても良い。この場合には、図9に示すように、電気コード9はコード巻取り軸12にランダムに巻かれることから、コード巻取り軸12の直径が小さい側に電気コード9がより多く巻かれることになる。この場合、直径が小さい側のフランジ13には空気が通過できる通風孔21があるため、そのフランジ13側に巻かれた電気コード9は、電動送風機6からの排気風により冷却される。つまり、コード案内構造31及び動力伝達部34を設けない構造として構成した場合には、通風孔21を介して電動送風機6から導かれる排気風によってコード巻取り軸12の直径が小さい側により多く巻かれた電気コード9を直接冷却することができ、効率的に電気コード9を放熱させることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、コードリールの傾斜したコード巻付け面に電気コードが巻き付けられるため、簡単な構造によって、コードリールに巻き取られた電気コードの表面積を増大させて電気コードの冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図2】電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図である。
【図3】巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図5】電気掃除機に内蔵されているコードリールのフランジの正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す電気掃除機の概略縦断側面図である。
【図7】電気掃除機に内蔵されているコードリールを示す斜視図である。
【図8】巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の他の構成例を説明するために、巻き取られた電気コードを断面にして示すコードリールの側面図である。
【符号の説明】
6 電動送風機
5 コードリール収納空間
8 コードリール
9 電気コード
10 コードリール本体
11 支持部
12 コード巻取り軸
12a コード巻付け面
13 フランジ
32 コード案内部
34 動力伝達部
Claims (4)
- 紐状の電気コードと、
前記電気コードの一端が固定され、軸心に対して傾斜する斜面状のコード巻付け面を有し、このコード巻付け面で前記電気コードを巻き付け保持するコード巻取り軸と、このコード巻取り軸の両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体と、
前記コード巻付け面の軸心に対する傾斜によって小径となる側を上方にして前記コードリール本体を回転自在に支持する支持部と、
を具備するコードリール。 - 紐状の電気コードと、
前記電気コードの一端が固定され、軸心に対して傾斜する斜面状のコード巻付け面を有し、このコード巻付け面に前記電気コードを巻き付け保持するコード巻取り軸と、このコード巻取り軸の両側部に設けられた一対のフランジとを有するコードリール本体と、
前記コードリール本体を回転自在に支持する支持部と、
前記コード巻付け面に対向する位置で前記コード巻取り軸の軸方向に往復移動自在に設けられ、前記コードリール本体がその回転動作によって前記電気コードを巻き取る際にその電気コードを案内するコード案内部と、
前記コードリール本体の回転運動を前記コード案内部の往復運動に変換して伝達する動力伝達部と、
を具備するコードリール。 - 電動送風機と、
前記電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間と、
前記コードリール収納空間に収納された請求項1又は2記載のコードリールと、
を具備する電気機器。 - 電動送風機と、
前記電動送風機の作動によって発生する風が導かれるコードリール収納空間と、
前記コードリール収納空間に収納されたコードリールと、
を具備し、
前記コードリールは、
紐状の電気コードと、
前記電気コードの一端が固定され、軸心に対して傾斜する斜面状のコード巻付け面を有し、このコード巻付け面で前記電気コードを巻き付け保持するコード巻取り軸と、このコード巻取り軸の両側部に設けられた一対のフランジと、前記コード巻付け面の軸心に対する傾斜によって小径となる側に設けられた一方の前記フランジに形成された通風孔とを有するコードリール本体と、
前記コードリール本体を回転自在に支持する支持部と、
を具備し、前記電動送風機の作動によって発生する風が導かれる位置に前記通風孔を有する方の前記フランジが対面するように配置されている電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003183922A JP2005015178A (ja) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | コードリール及びコードリールを用いた電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003183922A JP2005015178A (ja) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | コードリール及びコードリールを用いた電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005015178A true JP2005015178A (ja) | 2005-01-20 |
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ID=34183841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003183922A Pending JP2005015178A (ja) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | コードリール及びコードリールを用いた電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005015178A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101961224A (zh) * | 2009-07-21 | 2011-02-02 | 三洋电机株式会社 | 电动吸尘器 |
| GB2520092B (en) * | 2013-11-01 | 2017-03-22 | Techtronic Floor Care Tech Ltd | Surface Cleaning apparatus |
-
2003
- 2003-06-27 JP JP2003183922A patent/JP2005015178A/ja active Pending
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