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JP2005012100A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2005012100A
JP2005012100A JP2003176782A JP2003176782A JP2005012100A JP 2005012100 A JP2005012100 A JP 2005012100A JP 2003176782 A JP2003176782 A JP 2003176782A JP 2003176782 A JP2003176782 A JP 2003176782A JP 2005012100 A JP2005012100 A JP 2005012100A
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film
ferroelectric
oxygen barrier
insulating film
barrier film
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JP2003176782A
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Hideyuki Akanuma
英幸 赤沼
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】能動素子が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する際に、この能動素子に生じたダングリングボンド等を効率良く水素終端できるようにした半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】第1層間絶縁膜5上に酸素の拡散を妨げる酸素バリア膜60を形成し、この酸素バリア膜60上にかかるように強誘電体キャパシタ40を形成する。また、この強誘電体キャパシタ40の少なくとも強誘電体膜を形成した後で、シリコン基板1を酸素アニールして当該強誘電体膜を結晶化する。次に、この強誘電体膜を結晶化した後で、強誘電体キャパシタ40の上方を覆い、かつMOSトランジスタ20の上方を露出するレジストパターン66をシリコン基板1の上方に形成し、このレジストパターン66をマスクにして酸素バリア膜60をエッチングして除去する。そして、このシリコン基板1に水素化処理を施す。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、トランジスタが形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する際に、この強誘電体キャパシタと半導体基板との間に酸素バリア膜を設けて強誘電体膜の酸素アニールを行い、その後、この酸素バリア膜を取り除き、これにより、半導体装置の水素化の効率を向上できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
強誘電体の分極ヒステリシス特性を利用した不揮発性メモリとして、強誘電体メモリ(FeRAM:ferroelectric memory)が広く知られている。この強誘電体メモリは、低消費電力で、しかも高速動作が可能なので、その需要はますます高まりつつある。
【0003】
図8は、従来例に係る強誘電体メモリ300の構成例を示す断面図である。図8において、301はシリコン基板、302は素子分離層、303は入出力回路のMOSトランジスタである。また、304はスイッチング用のMOSトランジスタ、305は強誘電体キャパシタである。このスイッチング用のMOSトランジスタ304と、強誘電体キャパシタ305とで、いわゆる1T1C型のメモリセルを構成している。さらに、306は第1層間絶縁膜、307は第2層間絶縁膜、308は酸素バリア膜、309はアルミ配線である。
【0004】
これらの中で、強誘電体キャパシタ305を構成する強誘電体膜としては、PZT(PbZr1−XTi)や、SBT(SrBiTa)等のペブロスカイト構造を有する結晶膜が用いられている。また、これらのPZTや、SBTは、一般に、周知の技術であるゾルーゲル法で形成される。
このゾルーゲル法によれば、強誘電体キャパシタ305の下部電極膜上にアモルファス状のPZT膜やSBT膜が成膜される。そのため、ゾルーゲル法によるPZT膜やSBT膜の成膜後に、シリコン基板301を酸素を含む雰囲気(以下で、酸素含有雰囲気という)中で熱処理して、これらPZT膜やSBT膜を結晶化させる。
【0005】
また、酸素バリア膜308は、例えばLPCVD(low pressure chemical vapor deposition)や、プラズマCVD等で形成されたシリコン窒化膜(SiN)である。この酸素バリア膜308は、SBT膜等を結晶化するための酸素含有雰囲気中での熱処理の過程で、第1層間絶縁膜306で覆われたMOSトランジスタ303、304への酸素の拡散を防ぐための膜である(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
さらに、このような強誘電体メモリ300を製造する過程で、シリコン基板301に形成したMOSトランジスタ303、304の閾値電圧が変動してしまうことがある。そのため、この種の強誘電体メモリ300では、アルミ配線309を形成した後で、このアルミ配線309を形成したシリコン基板301に水素化処理を施す。
【0007】
この水素化処理とは、例えば、水素を含む雰囲気(以下で、水素含有雰囲気という)中で、アルミ配線309を形成したシリコン基板を400〜450[℃]程度でアニール処理することである。この水素化処理によって、第1層間絶縁膜306で覆われたMOSトランジスタ303、304側に水素を拡散させ、そのゲート酸化膜に生じたダングリングボンド等を水素で終端させる。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−158338号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式に係る強誘電体メモリ300の製造方法によれば、MOSトランジスタ303、304上の第1層間絶縁膜306上にシリコン窒化膜からなる酸素バリア膜308を形成し、この酸素バリア膜308を第1層間絶縁膜上にそのまま残した状態で、アルミ配線309形成後に水素化処理を行っていた。
【0010】
しかしながら、この酸素バリア膜308は酸素だけでなく水素に対してもバリア性を有する。そのため、上記の水素化処理では、酸素バリア膜308によって第1層間絶縁膜306側への水素の拡散が妨げられ、この第1層間絶縁膜306下にあるMOSトランジスタ303、304まで水素を十分に拡散させることができないという問題があった。
【0011】
これらのMOSトランジスタ303、304まで水素を十分に拡散させることができないと、例えば、そのゲート酸化膜中に生じたダングリングボンド等を水素で終端させることができず、MOSトランジスタ303、304の閾値電圧を十分に回復させることができない。
そこで、この発明はこのような問題を解決したものであって、能動素子が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する際に、この能動素子に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができるようにした半導体装置の製造方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明に係る第1の半導体装置の製造方法は、能動素子が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する方法であって、この能動素子が形成された半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜上に酸素の拡散を妨げる酸素バリア膜を形成する工程と、この酸素バリア膜上にかかるように強誘電体キャパシタ用の下部電極膜と強誘電体膜とを順次形成する工程と、この強誘電体膜が形成された半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理して当該強誘電体膜を結晶化する工程と、この強誘電体膜上に上部電極膜を形成し、当該上部電極膜と、強誘電体膜と、下部電極膜とを所定形状にパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程と、この酸素バリア膜をエッチングして除去する工程と、酸素バリア膜がエッチングにより除去された半導体基板に水素化処理を施す工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明に係る第2の半導体装置の製造方法は、上述した第1の半導体装置の製造方法において、酸素バリア膜をエッチングして除去する工程は、強誘電体キャパシタの上方を覆い、かつ能動素子の上方を露出するマスクパターンを半導体基板の上方に形成し、当該マスクパターンをマスクにして酸素バリア膜をエッチングして除去する工程であることを特徴とするものである。
【0014】
本発明に係る第1、第2の半導体装置の製造方法によれば、能動素子が形成された半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理する前に、この半導体基板の上方に酸素バリア膜を形成しているので、酸素の能動素子への拡散を防ぐことができる。従って、この熱処理よる能動素子の特性の変動を防ぐことができる。
また、本発明に係る第1、第2の半導体装置の製造方法によれば、酸素を含む雰囲気中で半導体基板を熱処理した後、かつ、半導体基板に水素化処理を施す前に、酸素バリア膜下から能動素子を露出させている。従って、従来方式と比べて、能動素子に水素を十分に拡散させることができ、能動素子に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。これにより、能動素子の特性を所定の値までほぼ回復させることができる。
【0015】
本発明に係る第3の半導体装置の製造方法は、ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタと、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの両方が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する方法であって、このトランジスタが形成された半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜上に酸素の拡散を妨げる酸素バリア膜を形成する工程と、この酸素バリア膜上にかかるように強誘電体キャパシタの下部電極膜と、強誘電体膜とを順次形成する工程と、この強誘電体膜が形成された半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理して当該強誘電体膜を結晶化する工程と、この強誘電体膜上に上部電極膜を形成し、当該上部電極膜と、強誘電体膜と、下部電極膜とを所定形状にパターニングして強誘電体キャパシタを形成する工程と、この強誘電体キャパシタの上方と、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの上方を覆い、かつゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの上方を露出するマスクパターンを半導体基板の上方に形成し、当該マスクパターンをマスクにして酸素バリア膜をエッチングして除去する工程と、この酸素バリア膜がエッチングにより除去された半導体基板に水素化処理を施す工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0016】
さらに、本発明に係る第4の半導体装置の製造方法は、上述した第3の半導体装置の製造方法において、ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの当該ゲート絶縁膜の厚さは10[nm]以上であり、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの該ゲート絶縁膜の厚さは10[nm]未満であることを特徴とするものである。
【0017】
ここで、半導体基板上にトランジスタを形成し、この半導体基板上に層間絶縁膜と酸素バリア膜とを形成し、さらに、この酸素バリア膜上にかかるように強誘電体キャパシタを形成すると、半導体基板上に形成したトランジスタの特性が変動してしまうことがある。
本発明者は、このトランジスタの特性の変動は、当該トランジスタのゲート絶縁膜の厚さに依存し、ゲート絶縁膜の厚さが小さい場合にはその特性の変動が小さく、ゲート絶縁膜の厚さが大きい場合にはその特性の変動が大きいことを発見した。具体的には、ゲート絶縁膜の厚さが概ね10[nm]未満の場合は特性の変動が小さく、ゲート絶縁膜の厚さが概ね10[nm]を超える場合には特性の変動が大きい。変動する特性としては、例えばトランジスタの閾値電圧(Vth)が挙げられる。
【0018】
また、本発明者は、ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタにおいて、半導体装置を製造する過程でその特性が大きく変動してしまった場合でも、強誘電体キャパシタを形成した後で、このトランジスタに十分に水素を拡散させることで、このトランジスタの特性を回復できることを発見した。
本発明に係る第3、第4の半導体装置の製造方法によれば、上述した第1、第2の半導体装置の製造方法と同様に、トランジスタが形成された半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理する前に、この半導体基板の上方に酸素バリア膜を形成しているので、酸素のトランジスタへの拡散を防ぐことができる。従って、この熱処理によるトランジスタの特性の変動を防ぐことができる。
【0019】
また、本発明に係る第3、第4の半導体装置の製造方法によれば、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの上方には酸素バリア膜を残し、ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの上方から酸素バリア膜を除去した状態で、半導体基板に水素化処理を施している。
従って、ゲート絶縁膜の厚さが大きく、半導体装置を製造する過程でその特性が変動し易いトランジスタに水素を十分に拡散させることができ、このトランジスタに生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。これにより、トランジスタの特性を所定の値までほぼ回復させることができる。
【0020】
さらに、本発明に係る第3、第4の半導体装置の製造方法によれば、酸素バリア膜をエッチングして除去する際に、強誘電体キャパシタの上方と、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの上方とをマスクパターンで広範囲に覆うことができる。それゆえ、上述した第1の半導体装置の製造方法と比べて、強誘電体キャパシタと、マスクパターンとの合わせマージンを考慮する必要がない。半導体装置の集積度の向上に寄与することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
(1) 第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る強誘電体メモリ100の構成例を示す断面図である。この強誘電体メモリ100は、複数個のメモリセルからなるメモリ回路と、このメモリ回路への信号の入出力を制御する入出力回路とを同一のシリコン基板に備えたものである。
【0022】
図1において、1はシリコン基板、3は素子分離層、5は第1層間絶縁膜、7は第1プラグ電極、9は第2層間絶縁膜、11は第2プラグ電極、13はアルミ(Al)配線、20は入出力回路のMOSトランジスタ、30はメモリセルのスイッチング用のMOSトランジスタ、40はメモリセルの強誘電体キャパシタである。これらの中で、シリコン基板1は例えばp型であり、MOSトランジスタ20、30は例えばnMOSである。また、スイッチング用のMOSトランジスタ30と、強誘電体キャパシタ40とからなるメモリセルは、例えば1T1C型である。
【0023】
さらに、図1に示すように、この強誘電体キャパシタ40の周縁部の下には、シリコン窒化膜(Si又はSiN、以下でこれらをSiNという)等からなる酸素バリア膜60が僅かに残されている。この酸素バリア膜60は、強誘電体キャパシタ40の強誘電体膜を酸素含有雰囲気中でアニール処理(以下で、酸素アニールという)する際に、この酸素のMOSトランジスタ20、30側への拡散を防ぐために形成された膜である。
【0024】
この酸素バリア膜60は、第1層間絶縁膜5を形成する工程と、強誘電体キャパシタ40の下部電極膜を形成する工程との間で成膜され、その後、強誘電体キャパシタ40の強誘電体膜を酸素アニールする工程と、強誘電体メモリ100を水素化処理する工程との間で、図1に示すように、強誘電体キャパシタ40の周縁部の下を除いて第1層間絶縁膜5上からエッチングにより除去されたものである。
【0025】
以下、この酸素バリア膜60の成膜工程と、そのエッチング工程を含めて、強誘電体メモリ100の製造方法について図2(A)〜図4(C)に沿って説明する。
まず始めに、図2(A)に示すように、メモリ回路を形成する領域(以下で、メモリ回路形成領域という)と、入出力回路を形成する領域(以下で、入出力回路形成領域という)とを分離する素子分離層3をp型のシリコン基板1に形成する。この素子分離層3は、例えば周知技術のLOCOS(local oxidation of silicon)法で形成する。
【0026】
次に、図2(B)に示すように、この素子分離層3で分離されたメモリ回路形成領域のシリコン基板1上と、入出力回路形成領域のシリコン基板1上とに、シリコン酸化膜(SiO)からなるゲート酸化膜22、32を形成する。
ここで、入出力回路形成領域に形成するゲート酸化膜22の膜厚は、例えば10[nm]である。また、メモリ回路形成領域に形成するゲート酸化膜32の膜厚は、例えば70[nm]である。ゲート酸化膜22、32の膜厚差は、シリコン基板1を熱酸化して当該シリコン基板1上に約10[nm]のシリコン酸化膜を形成し、その後、フォトリソグラフィと、エッチング技術とによってメモリ回路形成領域のシリコン酸化膜だけを薄膜化することによって形成する。
【0027】
次に、図2(B)に示すように、これらのゲート酸化膜22、32上にポリシリコン(poly−Si)からなるゲート電極24、34を形成する。そして、これらのゲート電極24、34の側壁にサイドウォール26、36を形成する。
また、このサイドウォール26、36を形成する前後で、ゲート電極24、34をマスクにして、メモリ回路形成領域のシリコン基板1と、入出力回路形成領域のシリコン基板1とにリンやヒ素等のn型不純物をイオン注入し、図2(B)に示すように、LDD(lightly doped drain)構造のn型のソースまたはドレイン拡散層(以下で、S/D拡散層という)を形成する。このようにして、シリコン基板1に入出力回路のMOSトランジスタ20と、メモリセルのスイッチング用のMOSトランジスタ30とを形成する。
【0028】
次に、このS/D拡散層上、及びゲート電極24、34上に、図示しないチタンシリサイド(TiSi)又はコバルトシリサイド(CoSi)等を自己整合的に形成する(サリサイド)。
そして、図2(C)に示すように、これらのS/D拡散層28、38が形成されたシリコン基板1上に第1層間絶縁膜5を形成する。この第1層間絶縁膜5は例えばノンドープのシリコン酸化膜(NSG:non doped silicate glass)であり、CVDによって形成する。
【0029】
次に、この第1層間絶縁膜5上に酸素バリア膜60を形成する。この酸素バリア膜60は、例えばシリコン窒化膜(SiN)や、シリコン酸化窒化膜(SiON)である。この酸素バリア膜60は、例えばプラズマCVDや、熱CVDによって20〜200[nm]程度の厚さに形成する。
次に、フォトリソグラフィと、エッチング技術とによって、MOSトランジスタ30のドレイン拡散層上の層間絶縁膜5を除去し、第1コンタクトホールを形成する。
【0030】
そして、図3(A)に示すように、この第1コンタクトホール内に、例えばタングステン(W)等からなる第1プラグ電極7を形成する。この第1プラグ電極7は、例えば第1コンタクトホールを埋め込むようにして酸素バリア膜60上にWをCVDで形成し、その後、このWの上面をCMP(chemical vapor deposition)で研磨、平坦化することによって形成する。
【0031】
次に、この第1プラグ電極7の上面を含む酸素バリア膜60上に下部電極膜52を形成する。この下部電極膜52は、例えばプラチナ(Pt)等の金属材料からなる膜であり、スパッタリング法によって形成する。
尚、後述する酸素アニールより第1プラグ電極7を保護するため、下部電極に例えばAlTiN、TiN、WN、IrOなど酸素バリア能を有する導電膜を単独あるいは積層して設けることが多い。
【0032】
そして、この下部電極膜52上に強誘電体膜54を形成する。この強誘電体膜54は、例えば、SBTやPZT等であり、周知技術のゾルーゲル法で形成する。即ち、Pt等の下部電極膜52上にSBT、またはPZT等の強誘電体の原料液を回転塗布(スピンコート)し、この塗布した原料液を例えば400℃程度で乾燥させる。この回転塗布・乾燥の工程を数回繰り返して、強誘電体膜54を所望の膜厚に形成する。ここでは、強誘電体膜54として、例えばSBTを100〜200[nm]程度の厚さに形成する。
【0033】
このようにゾルーゲル法で形成した強誘電体膜54は、その膜構造がアモルファス状である。その後、この強誘電体膜54上に上部電極膜56を形成する。この上部電極膜56は、例えばプラチナ(Pt)の金属材料からなる膜であり、スパッタリング法によって形成する。
次に、図3(A)において、上部電極膜56を形成したシリコン基板1を酸素アニールする。この酸素アニールの処理温度は例えば500〜700[℃]であり、その処理時間は例えば5〜30[分]程度である。この酸素アニールによって、アモルファス状の強誘電体膜56を結晶化させることができる。
【0034】
また、この酸素アニール工程では、入出力回路形成領域のMOSトランジスタ20上方の第1層間絶縁膜5と、メモリ回路形成領域のMOSトランジスタ30上方の第1層間絶縁膜5は、その両方とも酸素バリア膜60で覆われている。従って、これら両領域の第1層間絶縁膜5への酸素の拡散を酸素バリア膜60で防ぐことができ、例えば、ゲート酸化膜22、32の厚膜化等を防止することができる。
【0035】
次に、図3(A)に示す上部電極膜56上に、強誘電体キャパシタを形成する領域を開口し、他の領域を覆うレジストパターン(図示せず)を形成する。そして、このレジストパターンをマスクにして、上部電極膜56と、強誘電体膜54と、下部電極膜52とを例えば連続してRIE(reactive ion etching)でエッチングして除去し、図3(B)に示すような強誘電体キャパシタ40を形成する。
【0036】
このRIEによって、強誘電体膜54の結晶構造はダメージを受けてしまうので、強誘電体キャパシタ40の形成後に、再度、シリコン基板1を酸素アニールする。この再度の酸素アニールの処理温度は例えば600〜750[℃]であり、その処理時間は例えば5〜30[分]程度である。この酸素アニールによって、強誘電体膜54の結晶構造を回復させることができる。
【0037】
次に、図3(B)において、強誘電体キャパシタ40の上面及び側面を覆うようにして酸素バリア膜60上に水素バリア膜を形成する。この水素バリア膜は、例えばAl、TaO等からなる膜であり、スパッタリング法等によって形成する。
さらに、フォトリソグラフィによって、強誘電体キャパシタ40の上面及び側面、並びに、この強誘電体キャパシタ周辺の領域を覆い、他の領域上を露出するレジストパターン(図示せず)を水素バリア膜上に形成する。そして、このレジストパターンをマスクにして、水素バリア膜をエッチングして除去する。これにより、図3(C)に示すように、強誘電体キャパシタ40の上面及び側面、並びに、この強誘電体キャパシタ周辺の領域の酸素バリア膜60上を覆う水素バリア膜58を形成することができる。
【0038】
次に、図4(A)に示すように、この水素バリア膜58上を覆い、酸素バリア膜60を露出させるレジストパターン66をフォトリソグラフィによって形成する。そして、このレジストパターン66をマスクにして、酸素バリア膜60をエッチングして除去する。このようにして、強誘電体キャパシタ40の周縁部の下に酸素バリア膜60を残し、他の領域の第1層間絶縁膜5上からは酸素バリア膜60を取り除く。その後、このレジストパターン66をアッシングして除去する。
【0039】
この後の工程は、通常の強誘電体メモリの形成方法と同じである。即ち、図4(B)に示すように、水素バリア膜58で上面及び側面を覆われた強誘電体キャパシタ40を覆うようにして、第1層間絶縁膜5上に第2層間絶縁膜9を形成する。この第2層間絶縁膜9は例えばリンをドープしたシリコン酸化膜(PSG:phospho silicate glass)であり、CVDによって形成する。
【0040】
次に、フォトリソグラフィによって、MOSトランジスタ20のS/D拡散層の上方と、強誘電体キャパシタ40の上部電極の上方と、MOSトランジスタ30のソース拡散層の上方とを開口するレジストパターン68を第2層間絶縁膜9上に形成する。
そして、図4(B)において、このレジストパターン68をマスクにして、MOSトランジスタ20のS/D拡散層上の層間絶縁膜5及び9と、強誘電体キャパシタ40の上部電極上の第2層間絶縁膜9及び水素バリア膜58と、MOSトランジスタ30のソース拡散層上の層間絶縁膜5及び9とをエッチングして除去し、第2コンタクトホールを形成する。第2コンタクトホールを形成した後、このレジストパターン68をアッシングして除去する。
【0041】
次に、図4(C)に示すように、この第2コンタクトホール内に、例えばタングステン(W)等からなる第2プラグ電極11を形成する。この第2プラグ電極11は、例えば第1プラグ電極7と同様に、CVDと、CMPとによって形成する。
次に、この第2プラグ電極7が形成された第2層間絶縁膜9上にアルミ(Al)合金膜を形成する。そして、このAl合金膜をフォトリソグラフィとエッチング技術とによって配線形状にパターニングし、上記の第2プラグ電極11と電気的に接続するAl配線13(図1参照)を形成する。
【0042】
その後、このAl配線13を形成したシリコン基板1を水素化処理する。この水素化処理の処理温度は例えば400〜450[℃]であり、その処理時間は例えば5〜60[分]程度である。この水素化処理では、水素が第2層間絶縁膜9を通ってMOSトランジスタ20及び30側に拡散する。
ここで、上述したように、シリコン窒化膜等からなる酸素バリア膜60は水素に対してもバリア膜として働く。しかしながら、図1に示したように、この第1実施形態では、酸素バリア膜60は強誘電体キャパシタ40の周縁部の下だけに残し、MOSトランジスタ20、30上方の第1層間絶縁膜5上からできるだけ酸素バリア膜60を取り除いている。
【0043】
従って、この水素化処理において、水素は第1層間絶縁膜5を通ってMOSトランジスタ20、30まで拡散させることができ、強誘電体メモリ100を製造する過程でMOSトランジスタ20、30に生じた(例えば、ゲート酸化膜に生じた)ダングリングボンド等を水素で効率良く終端させることができる。
このように、本発明の第1実施形態にかかる強誘電体キャパシタ100の製造方法によれば、第1層間絶縁膜5を介してシリコン基板1の上方に酸素バリア膜60を形成した後で、このシリコン基板1を酸素アニールしているので、この酸素の第1層間絶縁膜5への拡散を酸素バリア膜60で防ぐことができ、この酸素アニールによるMOSトランジスタ20、30の特性の変動を防ぐことができる。例えば、この酸素アニールによるMOSトランジスタ20、30のゲート酸化膜22、32の厚膜化を防ぐことができ、閾値電圧の変動等を防ぐことができる。
【0044】
また、この酸素アニール後に、これらのMOSトランジスタ20、30上方の第1層間絶縁膜5上から酸素バリア膜60をできるだけ除去し、その後、シリコン基板1を水素化処理している。従って、これらのMOSトランジスタ20、30に水素を十分に拡散させることができ、MOSトランジスタ20、30に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。これにより、強誘電体メモリ100を製造する過程でMOSトランジスタ20、30の特性が変動してしまった場合でも、この特性を所定の値までほぼ回復させることができる。
【0045】
例えば、この強誘電体メモリ100を製造する過程で、MOSトランジスタ20、30のゲート酸化膜22、32にダングリングボンド等が生じてしまった場合でも、これらのダングリングボンドを効率良く水素で終端させることができるので、変動してしまったMOSトランジスタ20、30の閾値電圧を所定の値までほぼ回復させることができる。
【0046】
この第1実施形態では、MOSトランジスタ20が本発明の能動素子に対応し、シリコン基板1が本発明の半導体基板に対応している。また、強誘電体キャパシタ40が本発明の強誘電体キャパシタに対応し、第1層間絶縁膜(NSG)5が本発明の層間絶縁膜に対応している。さらに、酸素バリア膜(SIN)60が本発明の酸素バリア膜に対応し、下部電極膜(Pt)52が本発明の下部電極膜に対応している。また、強誘電体膜(SBT)54が本発明の強誘電体膜に対応し、上部電極膜(Pt)56が本発明の上部電極膜に対応している。さらに、レジストパターン66が、本発明の強誘電体キャパシタの上方を覆い、かつ能動素子の上方を露出するマスクパターンに対応している。また、強誘電体メモリ100が本発明の半導体装置に対応している。
【0047】
尚、図4(A)で説明したレジストパターン66は、強誘電体キャパシタ40を覆い、他の領域の酸素バリア膜60上を格子状に開口するようなパターン形状でも良い。この場合には、MOSトランジスタ20、30の上方の酸素バリア膜60は格子状にパターニングされる。従って、後工程の水素化処理で、この酸素バリア膜60に形成された格子状の開口部から第1層間絶縁膜5に水素を拡散させることができ、MOSトランジスタ20、30に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。
(2) 第2実施形態
上述の第1実施形態では、図4(A)に示したように、強誘電体キャパシタ40を覆い、この強誘電体キャパシタ40以外を露出するようなレジストパターン66をマスクにして、酸素バリア膜60をエッチングして除去する方法について説明した。この方法によれば、MOSトランジスタ20、30に生じたダングリングボンド等を効率良く水素終端させることができる。
【0048】
しかしながら、この方法によれば、強誘電体キャパシタ40とレジストパターン66との合わせマージンを、メモリ回路形成領域にある複数の強誘電体キャパシタ40について個々に確保する必要がある。そのため、集積度の向上が制限される可能性がある。
即ち、フォトリソグラフィ技術では、水素バリア膜58で覆われた強誘電体キャパシタ40とレジストパターン66との位置合わせに、どうしても多少の誤差が生じてしまう。例えば、図5(A)の矢印で示すように、レジストパターン66の形成位置が強誘電体キャパシタ40の形成位置に対して位置ずれてしまう場合がある。このため、強誘電体キャパシタ40とレジストパターン66との合わせマージンをある程度確保する必要がある。
【0049】
図5(B)は、図5(A)に示した強誘電体メモリ100のA−A´矢視断面図である。上記の合わせマージンとは、具体的には、図5(B)に示すように、強誘電体キャパシタ40の周囲に設けた余分なスペース(S)のことである。レジストパターン66は、このスペース(S)内に入り込むような形でX−Y平面上で一方に偏って形成される場合がある。
【0050】
それゆえ、例えば、この強誘電体キャパシタ40と接続しないコンタクトホール(図示せず)を第1層間絶縁膜5に形成する場合には、このコンタクトホールをスペース(S)を超えて強誘電体キャパシタ40に近づけて形成することはできず、強誘電体メモリの集積度の向上が制限されてしまう。
そこで、この第2実施形態では、上述のような強誘電体キャパシタ40とレジストパターンとの合わせマージンを確保する必要がなく、第1実施形態と比べて、集積度を向上できるようにした強誘電体メモリの製造方法について説明する。
【0051】
図6(A)〜(C)は、本発明の第2実施形態に係る強誘電体メモリ200の製造方法を示す工程図である。この第2実施形態で、第1実施形態と異なる点は酸素バリア膜のパターニングの形状だけである。図3(C)に示したシリコン基板1の酸素アニール工程までは、上述した強誘電体メモリ100の製造方法と同様である。従って、図6(A)〜(C)において、図2(A)〜図4(C)に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0052】
図6(A)において、酸素バリア膜60で覆われたシリコン基板1を酸素アニールした後、入出力回路形成領域のMOSトランジスタ20の上方を露出し、他の領域のシリコン基板1の上方を覆うようなレジストパターン66´を、酸素バリア膜60及び水素バリア膜58上に形成する。そして、このレジストパターン66´をマスクにして、酸素バリア膜60をエッチングして除去する。これにより、図6(A)に示すように、入出力回路形成領域のMOSトランジスタ20の上方だけが酸素バリア膜60下から露出する。
【0053】
次に、このレジストパターン66´をアッシングして除去する。そして、図6(B)に示すように、水素バリア膜58で上面及び側面を覆われた強誘電体キャパシタ40を覆うようにして、第1層間絶縁膜5及び酸素バリア膜60上に第2層間絶縁膜を形成する。
次に、図7(A)に示すように、入出力回路形成領域のMOSトランジスタ20のS/D拡散層上と、強誘電体キャパシタ40の上部電極上と、メモリ回路形成領域のMOSトランジスタ30のソース拡散層上とに、それぞれ第2コンタクトホールを形成し、この第2コンタクトホール内に第2プラグ電極11を形成する。そして、図7(B)に示すように、この第2プラグ電極11と電気的に接続するAl配線13を第2層間絶縁膜9上に形成する。
【0054】
その後、このAl配線13を形成したシリコン基板1を水素化処理する。この水素化処理の条件は、第1実施形態と同様に、処理温度が例えば400〜450[℃]、処理時間が例えば5〜60[分]程度である。
この水素化処理によって、水素は酸素バリア膜60で覆われていない第1層間絶縁膜5に拡散する。従って、入出力回路のMOSトランジスタ(ゲート酸化膜の厚さが約10[nm])20に水素を十分に拡散させることができ、ゲート酸化膜22に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。
【0055】
一方、メモリ回路のスイッチング用MOSトランジスタ(ゲート酸化膜の厚さが約7[nm])30は、その上方が酸素バリア膜60で覆われているので、このMOSトランジスタ30に水素を十分に拡散させることはできない。しかしながら、上述したように、ゲート酸化膜の厚さが10[nm]未満のMOSトランジスタでは、その特性の変動が小さいので水素化の効果が小さくとも問題とはならない。
【0056】
表1は、MOSトランジスタのゲート酸化膜の厚さと、このゲート酸化膜の閾値電圧との関係を調査した結果である。
【0057】
【表1】
Figure 2005012100
【0058】
表1に示すように、調査したMOSトランジスタは、ゲート酸化膜の膜厚(以下で、TOXという)が10[nm]のnMOSとpMOS、及び、TOXが70[nm]のnMOSとpMOSである。
nMOS(TOX=10nm)とpMOS(TOX=10nm)の表中の太枠で囲んだ部分が、MOSトランジスタ20の閾値電圧(Vth)に対応する部分である。また、nMOS(TOX=7nm)とpMOS(TOX=7nm)の表中の太枠で囲んだ部分が、MOSトランジスタ30の閾値電圧に対応する部分である。なお、この表1では、強誘電体キャパシタ40を形成しない場合のMOSトランジスタの閾値電圧を初期値としている。
【0059】
表1に示すように、TOXが10[nm]のnMOSとpMOSでは、強誘電体キャパシタを形成した後で酸素バリア膜を取り除き、その後、これらのnMOSとpMOSに水素化処理を施すことで、その閾値電圧がいずれも初期値まで回復した。また、TOXが7[nm]のnMOSとpMOSでは、強誘電体キャパシタを形成した後で酸素バリア膜を残したまま、これらのnMOSとpMOSに水素化処理を施した場合でも、その閾値電圧はその初期値と変わらない値であった。
【0060】
このように、本発明の第2実施形態にかかる強誘電体メモリ200の製造方法によれば、上述した強誘電体メモリ100と同様に、MOSトランジスタ20、30が形成されたシリコン基板1を酸素アニールする前に、このシリコン基板1の上方に酸素バリア膜60を形成しているので、酸素のMOSトランジスタ20、30への拡散を防ぐことができる。従って、この酸素アニールによるMOSトランジスタ20、30の特性(例えば、閾値電圧)の変動を防ぐことができる。
【0061】
また、この強誘電体メモリ200の製造方法によれば、MOSトランジスタ30の上方には酸素バリア膜60を残し、MOSトランジスタ20の上方から酸素バリア膜60を除去した状態で、シリコン基板1に水素化処理を施している。
従って、ゲート酸化膜22の厚さが10[nm]程度あり、強誘電体メモリを形成する過程でその特性が変動し易いMOSトランジスタ20に水素を十分に拡散させることができ、このMOSトランジスタ20に生じたダングリングボンド等を効率良く水素で終端させることができる。これにより、MOSトランジスタ20の特性を、強誘電体キャパシタ40の形成工程が無い場合の値までほぼ回復させることができる。
【0062】
さらに、この強誘電体メモリ200の製造方法によれば、酸素バリア膜60をエッチングして除去する際に、強誘電体キャパシタ40の上方と、スイッチング用のMOSトランジスタ30の上方とをレジストパターン66´で広範囲に覆うことができる。それゆえ、上述した強誘電体メモリ100の製造方法と比べて、強誘電体キャパシタ40と、レジストパターン66´との合わせマージンを考慮する必要がなく、強誘電体メモリの集積度の向上に寄与することができる。
【0063】
この第2実施形態では、MOSトランジスタ20が本発明のゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタに対応し、MOSトランジスタ30が本発明のゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタに対応している。また、レジストパターン66´が、本発明の強誘電体キャパシタの上方と、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの上方を覆い、かつゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの上方を露出するマスクパターンに対応している。
【0064】
尚、上記の第1、第2実施形態では、MOSトランジスタ20、30の導電型がn型の場合について説明した。しかしながら、これらのMOSトランジスタ20、30の導電型はn型に限定されるものでなく、p型でも良い。この場合には、例えば、入出力回路形成領域と、メモリ回路形成領域のシリコン基板1にそれぞれn型のウェル拡散層を形成し、これらのn型のウェル拡散層上にゲート電極24、34をマスクにして、p型のS/D拡散層28、38を形成すれば良い。
【0065】
また、上記の第2実施形態では、ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの一例として、入出力回路のMOSトランジスタ20の場合について説明した。しかしながら、このゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタは、入出力回路のMOSトランジスタに限られることはなく、高耐圧回路のMOSトランジスタでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る強誘電体メモリ100の構成例を示す図。
【図2】強誘電体メモリ100の製造方法(その1)を示す工程図。
【図3】強誘電体メモリ100の製造方法(その2)を示す工程図。
【図4】強誘電体メモリ100の製造方法(その3)を示す工程図。
【図5】レジストパターン66と強誘電体キャパシタ40との合わせマージンを示す概念図。
【図6】第2実施形態に係る強誘電体メモリ200の製造方法(その1)を示す工程図。
【図7】強誘電体メモリ200の製造方法(その2)を示す工程図。
【図8】従来例に係る強誘電体メモリ300の構成例を示す図。
【符号の説明】
1 シリコン基板、3 素子分離層、5 第1層間絶縁膜、7 第1プラグ電極、9 第2層間絶縁膜、11 第2プラグ電極、13 アルミ配線、20 (入出力回路の)MOSトランジスタ、22、32 ゲート酸化膜、24、34 ゲート電極、26、36 サイドウォール、28、38 S/D拡散層、30 (スイッチング用の)トランジスタ、50 強誘電体キャパシタ、52 下部電極膜、54 強誘電体膜、56 上部電極膜、58 水素バリア膜、60 酸素バリア膜、66、66´ レジストパターン、68 レジストパターン、100、200 強誘電体メモリ

Claims (4)

  1. 能動素子が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する方法であって、
    前記能動素子が形成された前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に酸素の拡散を妨げる酸素バリア膜を形成する工程と、
    前記酸素バリア膜上にかかるように前記強誘電体キャパシタ用の下部電極膜と強誘電体膜とを順次形成する工程と、
    前記強誘電体膜が形成された前記半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理して当該強誘電体膜を結晶化する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極膜を形成し、当該上部電極膜と、前記強誘電体膜と、前記下部電極膜とを所定形状にパターニングして前記強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記酸素バリア膜をエッチングして除去する工程と、
    前記酸素バリア膜がエッチングにより除去された前記半導体基板に水素化処理を施す工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記酸素バリア膜をエッチングして除去する工程は、
    前記強誘電体キャパシタの上方を覆い、かつ前記能動素子の上方を露出するマスクパターンを前記半導体基板の上方に形成し、当該マスクパターンをマスクにして前記酸素バリア膜をエッチングして除去する工程であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタと、ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの両方が形成された半導体基板に強誘電体キャパシタを形成する方法であって、
    前記トランジスタが形成された前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上に酸素の拡散を妨げる酸素バリア膜を形成する工程と、
    前記酸素バリア膜上にかかるように前記強誘電体キャパシタの下部電極膜と、強誘電体膜とを順次形成する工程と、
    前記強誘電体膜が形成された前記半導体基板を酸素を含む雰囲気中で熱処理して当該強誘電体膜を結晶化する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極膜を形成し、当該上部電極膜と、前記強誘電体膜と、前記下部電極膜とを所定形状にパターニングして前記強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタの上方と、前記ゲート絶縁膜の厚さが小さい前記トランジスタの上方を覆い、かつ前記ゲート絶縁膜の厚さが大きい前記トランジスタの上方を露出するマスクパターンを前記半導体基板の上方に形成し、当該マスクパターンをマスクにして前記酸素バリア膜をエッチングして除去する工程と、
    前記酸素バリア膜がエッチングにより除去された前記半導体基板に水素化処理を施す工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート絶縁膜の厚さが大きいトランジスタの当該ゲート絶縁膜の厚さは10[nm]以上であり、
    前記ゲート絶縁膜の厚さが小さいトランジスタの該ゲート絶縁膜の厚さは10[nm]未満であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN119789507A (zh) * 2025-03-10 2025-04-08 合肥晶合集成电路股份有限公司 一种半导体结构的制作方法

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