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JP2005099150A - 画像表示装置の画像補正データ算出方法 - Google Patents

画像表示装置の画像補正データ算出方法 Download PDF

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JP2005099150A
JP2005099150A JP2003330146A JP2003330146A JP2005099150A JP 2005099150 A JP2005099150 A JP 2005099150A JP 2003330146 A JP2003330146 A JP 2003330146A JP 2003330146 A JP2003330146 A JP 2003330146A JP 2005099150 A JP2005099150 A JP 2005099150A
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Abstract

【課題】 観察位置に合わせて最適な画質の画像が観察できる画像表示装置の画像補正データ算出方法を提供する。
【解決手段】 画像表示装置のスクリーン上にテストパターンを投影して、その投影されたテストパターンを撮影手段により所定の撮影位置から撮影してテストパターン撮影データを得、そのテストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいて所定の撮影位置と異なる所定の観察位置からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換して、その特性データに基づいて画像表示装置の表示特性を補正するための画像補正データを算出する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像表示装置の画像補正データ算出方法に関するものである。
従来の画像表示装置として、例えば、図38、図39および図40に示すようなものが知られている。
図38に示す画像表示装置は、複数台(ここでは、4台)の画像表示装置1を上下に2台ずつ組み合わせて一つの画面を構成するマルチスクリーンディスプレイと称されるもので、各画像表示装置1は直方体状の筐体2内に配置されたプロジェクタ3と、その投影像を表示するように筐体2の前面に配置された平面状のスクリーン4とを有している。なお、図38では、1台の画像表示装置1を他の3つの画像表示装置1から離して示してある。
図39に示す画像表示装置は、複数台(ここでは、9台)のプロジェクタ3を上下に3台ずつ組み合わせて、平面状の共通のスクリーン4上に隣接するプロジェクタ3からの投影画像を一部分オーバーラップさせることでシームレスに表示して一つの画面を構成するマルチシームレスディスプレイと称されるもので、複数台のプロジェクタ3は直方体状の筐体2内に配置されており、その筐体2の全面にスクリーン4が配置されている。
図40に示す画像表示装置は、複数台(ここでは、10台)のプロジェクタ3を上下に5台ずつ組み合わせて、各プロジェクタ3からの投影画像をアーチ状の共通のスクリーン4上に表示して一つの画面を構成するアーチスクリーンディスプレイと称されるものである。その他にも、複数台のプロジェクタからの投影画像を共通のドーム状のスクリーンに表示して一つの画面を構成するドームスクリーンディスプレイと称されるものなど、種々のタイプのものが知られている。
この種の画像表示装置は、一つのプロジェクタで大画面を構成するディスプレイよりも奥行きを短くできると共に、表示画像の輝度を高くできることから、例えばイベント会場やショールームなどで広く使われている。
ところで、上述したように複数台のプロジェクタを用いる画像表示装置では、特に、各プロジェクタによる表示画面内での輝度むらおよび色むら(面内むら)、並びに異なるプロジェクタによる表示画面間での輝度むらおよび色むら(面間むら)があると画像品質が低下し、画像を観察する上で問題となる。
このばらつきの主な要因としては、各プロジェクタ内のカラーフィルタのばらつき、投影光源であるランプのばらつき、それらの経時変化等が挙げられ、さらにプロジェクタが液晶プロジェクタの場合には、液晶パネルのばらつき、その経時変化等が挙げられる。
従来、上記の面内むらおよび面間むらを補正する方法として、各プロジェクタに対応して、ディジタル変換した映像信号データを輝度むら補正された映像信号データに変換するデータ変換器と、データ変換器での変換処理内容を制御する画像補正装置とを設け、先ず、各プロジェクタにより所定の輝度レベルの映像をスクリーン上に投影表示してその画面をテレビカメラで撮影して輝度分布を検出し、その輝度分布に基づいて面内での輝度むらを補正した後、当該輝度レベルにおいてプロジェクタ間での輝度差がなくなるように面間での輝度むらを補正する操作を、複数の輝度レベル(例えば100%、75%、50%、25%)で繰り返し行って、全ての輝度レベルにおいて輝度むらおよび色むらを補正するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の補正方法として、先ず、複数のプロジェクタによりR,G,Bの各色をスクリーン上に投影表示し、その画面をビデオカメラで撮影することにより各色の光量データを検出して、その検出した光量データに基づいてプロジェクタごとに面内むらを補正し、次に、各プロジェクタの駆動電圧を制御してプロジェクタ間の白バランスを調整し、最後に、γ特性を調整することにより、面間むらを補正するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3287007号公報 特開平7−333760号公報
しかしながら、上記の特許文献1,2に開示のように、スクリーンに表示された画像をカメラで撮影する場合には、スクリーンの拡散光が角度によって異なると共に、カメラの受光感度も撮影レンズの光学特性等の影響で角度によって異なるため、撮影角度が広角であればあるほど、中央部と周辺部とで感度が異なることになる。また、スクリーン上に表示される画像も、プロジェクタによる投影角度が広角であればあるほど、スクリーン中央部と周辺部とで輝度差が大きくなる。
このため、カメラから見た画像は、スクリーン中央部と周辺部とで異なる輝度として観測されることになるので、この状態で補正処理を行うと、カメラ位置から観察する場合には良好な画像を観察できるが、それ以外の位置で観察する場合には見苦しい画像として観察されることがある。以下、この点について、さらに詳細に説明する。
例えば、図41(a)に示すように、プロジェクタ3によりスクリーン4に投影される画像をカメラ11で撮影する場合には、プロジェクタ3からの光線が放射状に広がるため、スクリーン4に対して周辺ほど入射角度が大きくなる。ここで、スクリーン4で拡散される光線のうち、カメラ11に向かう光線を符号a、スクリーン4の法線方向に向かう光線を符号b、入射角と同じ出射角で光が直進する方向の光線を符号cとし、スクリーン4として光線a,b,cの強度がa<b<cの関係にある特性のものを用いると、カメラ11で撮影する画像の輝度分布は、図41(b)に示すようになり、周辺部ほど輝度が低下して暗くなる。
また、図42(a)に示すように、スクリーン4として光線bの強度が一番高くなる特性のものを用いた場合にも、カメラ11で撮影する画像の輝度分布は、図42(b)に示すようになり、やはり周辺部ほど輝度が低下して暗くなる。
さらに、図43(a)に示すように、仮にスクリーン4としてカメラ11に向かう光線aの強度が全て均等な特性のものを用いた場合でも、カメラ11が撮影レンズの光学特性等により周辺感度が低くなる特性を有していると、カメラ11で撮影される画像の輝度分布は、図43(b)に示すようになり、やはり周辺部ほど輝度が低下して暗くなる。
このため、カメラ11で撮影した画像データに基づいて、輝度、色、γ特性等を画面内で均一となるように画像補正すると、カメラ11を通して見た画像は均一に補正されたとしても、観察者から見た画像は必ずしも最適とは言えなくなる。例えば、図42(a)の場合において、カメラ11に向かう光線aの輝度が一定となるように補正すると、補正後には図44(a)および(b)に示すように、結果的にスクリーン4の法線方向に向かう光線bの輝度が周辺にいくほど高くなって、カメラ以外の位置から画像を観察する場合に、中央部と周辺部とに輝度差が生じることになる。
したがって、この補正方法を図38に示したようなマルチスクリーンディスプレイに適用して、例えば図45(a)に示すように、横2台の画像表示装置1の各スクリーン4に表示される画像をそれぞれカメラ11で撮影して、面内むらおよび面間むらを補正すると、補正後の輝度分布は、図45(b)に示すように不均一となってしまう。
また、図39に示したようなマルチシームレスディスプレイに適用して、例えば図46(a)に示すように、横3台のプロジェクタ3によってスクリーン4上に表示される画像を一つのカメラ11で撮影して、面内むらおよび面間むらを補正すると、補正後の輝度分布は、図46(b)に示すように、周辺部の輝度が高くなって不均一となってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、観察位置に合わせて最適な画質の画像が観察できる画像表示装置の画像補正データ算出方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る画像表示装置の画像補正データ算出方法の発明は、画像表示装置のスクリーン上にテストパターンを投影する第1ステップと、投影されたテストパターンを撮影手段により所定の撮影位置から撮影してテストパターン撮影データを得る第2ステップと、上記テストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいて上記撮影位置と異なる所定の観察位置から上記テストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換する第3ステップと、上記特性データに基づいて上記画像表示装置の表示特性を補正するための画像補正データを算出する第4ステップと、を有することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記第3ステップで用いる上記変換関数は、上記スクリーンに、直交するx,y方向に複数の測定ポイントを設定してテストパターンを投影し、そのテストパターンを基準位置から第1測定手段により測定して全ての測定ポイントの表示特性を求めると共に、上記基準位置と異なる位置から第2測定手段により測定して各測定ポイントの表示特性を求め、上記基準位置から求めた全ての測定ポイントの表示特性と上記基準位置と異なる位置から求めた各測定ポイントの表示特性とに基づいて算出することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記基準位置は、上記所定の撮影位置またはそれと等価な位置であることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記基準位置と異なる位置は、上記各測定ポイントと正対する位置であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記基準位置と異なる位置は、上記スクリーンから所定距離隔てた位置であり、該所定位置から上記第2測定手段を各測定ポイントに順次向けてその表示特性を測定することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記基準位置と異なる位置は、上記スクリーンから所定距離隔てたx方向またはy方向に平行な直線位置であり、該直線位置に沿って上記第2測定手段を移動させながらy方向またはx方向に回動させて、上記各測定ポイントの表示特性を測定することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記第2ステップでは上記撮影手段として撮像素子を有するカメラを用い、上記第1測定手段および上記第2測定手段としては上記カメラまたはそれとほぼ同じ受光特性の撮像素子を有するカメラを用い、上記第2測定手段としてのカメラにより上記各測定ポイントの表示特性を測定する際は、その撮像素子のほぼ中央部分で各測定ポイントを順次撮影することを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項4に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記第2ステップでは上記撮影手段として撮像素子を有するカメラを用い、上記第1測定手段としては上記カメラまたはそれとほぼ同じ受光特性の撮像素子を有するカメラを用い、上記第2測定手段としては測色計、光電センサ等の測定素子を用いて、該測定素子を上記各測定ポイントに順次正対させてその表示特性を測定することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記第2ステップでは、上記所定の撮影位置として複数の撮影位置を設定し、これら撮影位置からそれぞれ撮影手段によりテストパターンが投影された上記スクリーンを互いに一部分オーバーラップして撮影して上記テストパターン撮影データを得、上記第3ステップで用いる上記変換関数は、上記スクリーンに、直交するx,y方向に複数の測定ポイントを設定してテストパターンを投影し、そのテストパターンを上記複数の撮影位置からそれぞれ上記撮影手段により互いに一部分オーバーラップして撮影して全ての測定ポイントの表示特性を求めると共に、上記複数の撮影位置と異なる位置から第2測定手段により測定して各測定ポイントの表示特性を求め、上記基準位置から求めた全ての測定ポイントの表示特性と上記基準位置と異なる位置から求めた各測定ポイントの表示特性とに基づいて算出することを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記第4ステップでは、上記スクリーンを無限遠から観察したときに表示特性が最適となるように画像補正データを算出することを特徴とするものである。
請求項11に係る発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法において、上記表示特性は、R,G,Bの各色の輝度、色合い、γ特性、ホワイトバランス、オフセットの少なくとも1つであることを特徴とするものである。
本発明によれば、スクリーンに投影表示されたテストパターンを所定の撮影位置から撮影してテストパターン撮影データを得、そのテストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいて撮影位置と異なる所定の観察位置からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換して、その変換された特性データに基づいて画像補正データを算出するので、所定の観察位置に合わせて最適な画質の画像が観察できる画像補正データを算出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1〜図22は本発明の第1実施の形態を示すもので、図1は作用を説明するためのマルチスクリーンディスプレイの概略平面図、図2はマルチスクリーンディスプレイの使用態様を示す図、図3は図2に示す画像補正装置の構成を示すブロック図、図4は画像補正データ取得方法の概略を説明するためのフローチャート、図5は画像補正データを取得するための概略構成を示す図、図6は画像補正データを取得する際の構成を示す図、図7は変換関数を算出する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図、図8は変換関数を算出する際のテストパターンの一例の撮影方法を説明するための図、図9は変換関数を算出する際のブロック内の測定ポイントの他の二つの例を示す図、図10は図8に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図、図11は図10の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図、図12はRの各輝度のテストパターンによる変換関数f(r,x,y)を示す図、図13は変換関数f(r,x,y)から得られる任意のスクリーン位置(p,q)の変換関数を示す図、図14は変換関数取得方法のフローチャート、図15は変換関数を算出する際のテストパターンの他の例の撮影方法を説明するための図、図16は図8に示した撮影方法によってカメラの感度特性の不均一が補正される様子を説明するための図、図17は特性データを取得する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図、図18は特性データの一例を示す図、図19は画像補正データ算出方法の具体例を説明するためのフローチャート、図20は補正データの算出過程における補正特性データの一例を示す図、図21は本実施の形態による補正効果を説明するための図、図22は同じく補正結果を説明するための図である。
本実施の形態は、図38に示したようなマルチスクリーンディスプレイにおいて、図1に示すようにスクリーン4上に表示される画像を、ほぼ無限遠から観察したときに最適な画質となるように、各画像表示装置1の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出する。
各画像表示装置1には、図2に示すように、パソコンやビデオプレーヤ等の映像出力機器16から出力される映像信号を、上記のように補正処理してプロジェクタ3に供給する画像補正装置15を設ける。
また、各画像補正装置15には、図3に示すように、画像補正データ記憶部22、映像信号補正処理部23、制御部(CPU)24、通信部25、映像信号入力部26、および映像信号出力部27を設ける。画像補正データ記憶部22は、制御部24および通信部25を介して後述する演算処理装置とデータのリード・ライトを可能として、当該画像表示装置1の画像補正データを格納する。
このようにして、映像出力機器16から映像信号入力部26を経て入力される入力映像信号を、映像信号補正処理部23において画像補正データ記憶部22に格納されている画像補正データに基づいてリアルタイムで補正処理して、その補正された映像信号を映像信号出力部27から対応するプロジェクタ3に供給してスクリーン4に投影表示する。
なお、画像補正データ記憶部22は、不揮発メモリ(例えば、フラッシュメモリ)で構成したり、あるいは揮発性メモリ(SDRAM)を用いて電源が切られてもデータが失われないように電池でバックアップするように構成したりすることができるが、映像信号補正処理部23において画像補正データを参照して入力映像信号をリアルタイムで補正処理することから、好ましくは、不揮発性メモリと揮発性メモリとを用い、常時は処理速度が比較的遅い不揮発性メモリに画像補正データを格納しておき、電源投入により不揮発性メモリから処理速度が比較的速い揮発性メモリに画像補正データをダウンロードして用いるようにする。
次に、各画像補正装置15の画像補正データ記憶部22に格納する画像補正データの算出方法について説明する。
本実施の形態では、図4に全体の概略フローチャートを示すように、先ず、各画像表示装置1においてスクリーン4上にテストパターンを投影し(ステップS1)、そのテストパターンが表示されたスクリーン全体を所定の撮影位置(本実施の形態では、スクリーン中心から所定距離隔てた位置)から撮影手段、例えばCCD等の撮像素子を有するカメラやビデオカメラ等(以下、単にカメラと言う)で撮影する(ステップS2)。次に、撮影して得たテストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいてテストパターンをほぼ無限遠から撮影したときに得られる特性データに変換する(ステップS3)。その後、全ての画像表示装置1の特性データに基づいて各画像表示装置1の面内むらおよび画像表示装置1間の面間むらを補正するための画像補正データを算出して(ステップS4)、その算出した画像補正データを対応する画像補正装置15の画像補正データ記憶部22に格納する(ステップS5)。
このため、図5に概略図を示すように、組み合わせる全ての画像表示装置1に対して共通の演算処理装置31を設ける。演算処理装置31には、テストパターン送出部32、変換関数格納部33、特性データ算出部34、特性データ格納部35および画像補正データ算出部36を設け、テストパターン送出部32を各画像補正装置15の映像信号入力部26に切り替えて接続し、画像補正データ算出部36を、ハブ(HUB)37を介して各画像補正装置15の通信部25に接続し、さらに特性データ算出部34には後述するようにカメラからのテストパターン撮影データを入力するようにする。この演算処理装置31は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)をもって構成する。
このようにして、各画像表示装置1の画像補正データを取得するにあたっては、図6に示すように、演算処理装置31から画像補正装置15にスルーモード指令信号を与えると共に、演算処理装置31のテストパターン送出部32から画像補正装置15の映像信号入力部26にテストパターン信号を送出して、図4に示したフローチャートに従って画像補正データを取得する。
すなわち、各画像表示装置1では、演算処理装置31からのテストパターン信号を映像信号補正処理部23で補正処理することなくスルーモードでプロジェクタ3に供給してスクリーン4の全面に投影表示し、そのテストパターンを、暗室内であるいはフード40により外光を遮光してカメラ41により基準位置から撮影して、そのテストパターン撮影データを演算処理装置31の特性データ算出部34に取り込む。なお、フード40を用いる場合には、その内面を光が反射しない材質で形成して、スクリーン4の映像がフード40に反射しないように構成する。
特性データ算出部34では、入力されたテストパターン撮影データを、変換関数格納部33に格納されている当該画像表示装置1に対応する変換関数に基づいて、テストパターンをほぼ無限遠から撮影したときに得られる特性データに変換して特性データ格納部35に格納する。その後、全ての画像表示装置1の特性データが特性データ格納部35に格納されたら、それらの特性データに基づいて画像補正データ算出部36で各画像表示装置1の面内むらおよび画像表示装置1間の面間むらを補正するための画像補正データを算出して、その算出した画像補正データをハブ37を介して対応する画像補正装置15の画像補正データ記憶部22に格納する。
以下、演算処理装置31の変換関数格納部33に、各画像表示装置1に対応して格納する変換関数の取得方法の一例について説明する。
本実施の形態では、上述したようにスクリーン4上に表示される画像を、ほぼ無限遠から観察したときに最適な画質となるように、画像表示装置1の面内むらおよび面間むらを補正する。このため、各画像表示装置1において、そのスクリーン4上に、図7に示すように複数の測定ポイントを設定する。ここでは、スクリーン4上の表示領域を直交するx、y座標上でほぼ等間隔にx=0,1,2,3,4、y=0,1,2,3,4の合計25ブロックに格子状に分割し、その各ブロックの中心部分の所定領域を測定ポイントとして設定して、その表示特性を測定する。
以下、図7のx方向の一点鎖線で示す部分を例にとって説明する。なお、測定する表示特性は、輝度(cd/m)や色味(x、y、z値、L、a、b値等)等があるが、ここでは説明を簡単にするために輝度についてのみ記載する。また、最終的に補正する対象も、R,G,Bの各色の輝度、色合い、γ特性、ホワイトバランス、オフセット等があるが、これも代表してRの輝度について説明する。
先ず、図8に示すように、第1測定手段として、画像補正データを取得する際に使用するカメラ、あるいはそれと等しい受光特性を有するカメラ51で、テストパターンが投影されたスクリーン4の全体の表示画像を基準位置から撮影して、各測定ポイントから基準位置に入射する光線(実線で示す)の輝度を測定する。ここで、基準位置は、スクリーン4の中心(x,y)=(2,2)から所定距離隔てた位置で、画像補正データを取得する際にスクリーン4に投影されたテストパターンを撮影する所定の撮影位置と同じまたは等価な位置とする。
また、カメラ51を第2測定手段としても用いて、これを基準位置を含むスクリーン4と平行なx、y平面内で移動させて、破線で示す各ブロックの正面から順次テストパターンを撮影し、その撮影素子の中央部分の撮影データから各測定ポイントにおけるスクリーン法線方向の光線(破線で示す)の輝度を測定する。なお、スクリーン4の中央の測定ポイントにおける法線方向の輝度は、基準位置での撮影データから得ることもできる。
ここで、各測定ポイントにおけるスクリーン法線方向の輝度を測定する第2測定手段は、基準位置で撮影するカメラ51と等しい受光特性を有する別のカメラを用いることもできるし、カメラ51と受光特性が等しければ、測色計や光電センサ等の測定素子を用いることもできる。また、スクリーン4上の各ブロックの測定ポイントは、図7に示したようにブロックの中央部分の所定領域に限らず、図9(a)に示すようにブロック中心の局所的領域としたり、図9(b)に示すようにブロック内全域として、その平均輝度を測定したりすることもできる。
上記の基準位置における各測定ポイントの輝度および各測定ポイントにおけるスクリーン法線方向の輝度は、Rのテストパターンとして、例えば256段階(8ビット)で表わされる信号値r=0(黒)からr=255(真っ赤)まで、すなわち輝度を0%から100%まで段階的に、例えば0%(r=0)、25%(r=64)、50%(r=128)、75%(r=192)、100%(r=255)の5段階に順次変化させて、その各輝度のテストパターンについて測定する。
このようにして、Rの各輝度のテストパターンを基準位置および各測定ポイントと正対する位置でそれぞれ撮影すると、例えば輝度100%のテストパターンでは、図10に示すような輝度データが得られる。なお、図10において、○印は基準位置での各測定ポイントの輝度を示しており、×印は各測定ポイントの正対位置での輝度を示している。
図10から明らかなように、基準位置で測定した各測定ポイントの輝度は、スクリーン4の拡散光が角度によって異なると共に、カメラ51の受光感度も撮影レンズの光学特性等の影響で角度によって異なるため、撮影角度が広角であればあるほど、中央部と周辺部とで感度が異なり、また、スクリーン4上に表示されるテストパターンも、プロジェクタによる投影角度が広角であればあるほど、スクリーン中央部と周辺部とで輝度差が大きくなることから、スクリーン4の周辺ほど輝度が低下する。
上記のようにRの各輝度のテストパターンについて、基準位置における各測定ポイントの輝度および各測定ポイントにおけるスクリーン法線方向の輝度を測定したら、各輝度のテストパターンについて、各測定ポイントの基準位置における輝度を、スクリーン法線方向の輝度で除算して、基準位置から撮影して得られるテストパターン撮影データをほぼ無限遠からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換するための変換係数fを求めると共に、測定ポイント間の変換係数fを最小自乗法等で近似補間して、図11に示すようなx方向における変換関数f(x)を求める。なお、図11は、図10の場合の変換関数f(x)を示している。同様にして、y方向における変換関数f(y)を求める。
このようにして、Rの各輝度のテストパターンについて、変換関数f(x,y)を求めると、図12に示すように、x,y面で5×5=25(ポイント)、さらに5段階の輝度(r)で25×5=125(ポイント)の係数が得られるので、それらの輝度間も最小自乗法等で近似補間してRの全輝度における変換関数f(r,x,y)を求め、これを演算処理装置31の変換関数格納部33に格納する。これにより、スクリーン4上の任意の位置(p,q)における変換関数は、図13に示すように表わすことができるので、この変換関数を用いて画像補正データの算出過程において、基準位置から撮影して得られるテストパターン撮影データを、ほぼ無限遠からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換することができる。
同様にして、GおよびBの全輝度における変換関数を求めて変換関数格納部33に格納する。マルチスクリーンディスプレイを構成する他の画像表示装置1についても、同様にしてR,G,Bの全輝度の変換関数f(color)(r,x,y)を求めて、演算処理装置31の変換関数格納部33に格納する。
図14は、上記の変換関数取得方法のフローチャートを示すもので、その詳細については上述した通りであるので、ここではその説明を省略する。
上記の変換関数は、一度算出して演算処理装置31の変換関数格納部33に格納すれば、その後は算出し直す必要がないので、例えば画像表示装置1を設置した際に一度行うか、あるいは、工場出荷時に算出し、そのデータをCD−R等の可搬性の記録媒体に記録して記録媒体から読み取ったり、ネットワークに接続可能なデータベースに格納してネットワークを介して取り込んだりすることもできる。
なお、上記の説明では、基準位置での各測定ポイントの輝度を、画像補正データを取得する際に使用するカメラ、あるいはそれと等しい受光特性を有するカメラ51で測定し、各測定ポイントにおけるスクリーン法線方向の輝度は、基準位置で撮影するカメラ51、またはそれと等しい受光特性を有する別のカメラ、あるいはカメラ51と受光特性が等しい測色計や光電センサ等の測定素子を用いて測定するようにしたので、スクリーン4の中央の測定ポイント(x,y)=(2,2)における基準位置での測定輝度と、スクリーン法線方向の測定輝度とは一致することになる。したがって、スクリーン4の中央の測定ポイントにおける法線方向の輝度は、独立して測定することなく、基準位置での撮影データから得ることもできる。
しかし、基準位置から各測定ポイントの輝度を測定するカメラと、各測定ポイントに正対してスクリーン法線方向の輝度を測定するカメラや輝度測定器の受光特性が異なる場合には、中央の測定ポイントにおける法線方向の輝度も、他の測定ポイントにおける法線方向の輝度測定と同様に測定する必要がある。この場合には、例えば図15に示すように、中央の測定ポイントの測定輝度がL1,L2と異なることになるので、中央の測定ポイントにおける輝度が同じになるように、基準位置でスクリーン全体を撮影して得られる測定値にL2/L1を乗じて、中央の測定ポイントの輝度で正規化すればよい。
なお、従来のようにテストパターンを一台のカメラで撮影して画像補正データを求める場合には、CCD等の撮像素子の面内での感度特性の不均一さが画像補正データに反映されることになる。例えば、撮像素子の一部分の感度特性が低いと、逆にその部分を明るくするように画像補正データが算出されるため、入力画像はその部分が明るく補正されてしまうことになる。
これに対し、上述したように、基準位置でスクリーン全体を撮影して各測定ポイントの輝度を測定するカメラ51を用い、これを各測定ポイントに順次正対させてその法線方向の輝度を撮影素子の中央部分の撮影データから測定する場合には、常にカメラ51内の撮像素子のほぼ同一ポイントで測定することになるので、撮像素子の面内での感度特性が不均一であっても、その影響を受けることはない。しかも、画像補正データを取得する際は、常に撮像素子の中央部分で測定した結果に基づいて算出された変換関数に従って撮影画像が変換されるので、その変換によって撮像素子の面内での感度特性の不均一さも同時に補正されるという長所がある。
図16(a)〜(c)は、その様子を示すものである。図16(a)は、基準位置での各測定ポイントの測定輝度(○印)と、各測定ポイントの正対位置での測定輝度(×印)とを示すもので、わかり易くするために各測定ポイントの正対位置での測定輝度は均一に示している。ここでは、スクリーン全体を基準位置から撮影した際に、撮像素子の面内バラツキによって、図の左から2番目の測定ポイントに対応する部分の撮像素子の感度が他の部分よりも低いために、その測定輝度が図の曲線から下側にずれている場合を示している。
この場合には、図16(b)に示すように、x方向の変換関数f(x)の値は、その部分だけが逆に大きくなるので、画像補正データを取得する際に基準位置から同じカメラ51で撮影したテストパターンは、この関数で変換される結果、図16(c)に示すように均一な画像g(x)に補正され、撮像素子の面内ばらつきが補正されることになる。
次に、本実施の形態による画像補正データ算出方法の具体例について、さらに詳細に説明する。
各画像表示装置1において、先ずスルーモードとして、Rのみのテストパターンを、例えば256段階(8ビット)で表わされる信号値r=0(黒)からr=255(真っ赤)まで、すなわち輝度を0%から100%まで段階的に明るくしてスクリーン4に順次投影し、その都度、変換関数を求めた際の基準位置と対応する所定の撮影位置からカメラ41によりスクリーン全体を撮影して、そのテストパターン撮影データを演算処理装置31の特性データ算出部34に取り込む。
ここで、テストパターンの階調の段階は、例えば、0、16、32、48、・・・、240、255と16階調おきにすることもできるし、あるいは、実際の入力映像のγ係数が0.45の場合には、黒映像の階調が重視され、白映像は比較的ラフでも良い傾向があるので、例えば、0、4、8、12、16、24、32、40、48、64、96、128、160、192、224、255、というように黒映像はきめ細かく、白映像はやや荒くすることもできる。ここでは、説明の便宜上、テストパターンの輝度を、変換関数を取得する場合と同様に、0%(r=0)、25%(r=64)、50%(r=128)、75%(r=192)、100%(r=255)の64階調毎に5段階に順次変化させるものとする。
特性データ算出部34では、図17に示すように、スクリーン4の表示エリアをほぼ等間隔に複数のブロックに格子状に分割して、階調ごとにそのテストパターンの撮影データを、変換関数格納部33に格納されている対応する位置の変換関数f(r,x,y)に基づいてほぼ無限遠から撮影したときに得られる輝度の特性データに変換する。すなわち、カメラ41で基準位置から撮影したテストパターンの(p,q)点での輝度をLとするとき、この点の輝度をL′=f(L,p,q)に変換する。
なお、図17では表示エリアを、変換関数を求める場合と同様に、x=5、y=5の合計25ブロックに分割した場合を示しているが、ブロックの分割数は、画質の要求レベルに合わせて設定すればよい。例えば、プロジェクタ3がSVGAの場合には、最大で横800、縦600の合計480,000ブロックに画素ごとに分割することもできるし、SXGA(1280×1024)の場合には、16×16を1ブロックとして、横80、縦64の合計5,120ブロックに分割することもできる。
図18は、上記の処理により得られるRの特性データの一例を示すもので、図18(b)は図18(a)をグラフ化したものである。図18において、R1は1番目のブロックの輝度(cd/m)、R2は2番目のブロックの輝度、R3は3番目のブロックの輝度を示しており、他のブロックの輝度については図示を省略してある。
GおよびBについても、同様にして特性データを算出し、これらのR,G,Bの各色の特性データを演算処理装置31の特性データ格納部35に格納する。このようにして、マルチスクリーンディスプレイを構成するN台(ここでは4台)の画像表示装置1のそれぞれのR、G、Bの各色の特性データを算出して特性データ格納部35に格納する。
その後は、特性データ格納部35に格納された特性データに基づいて、画像補正データ算出部36において面内むらおよび面間むらを補正する画像補正データを算出し、その算出した画像補正データをハブ37を介して対応する画像補正装置15の画像補正データ記憶部22に格納する。
すなわち、図19にフローチャートを示すように、先ず、特性データ格納部36に格納されているN台の画像表示装置1の特性データを画像補正データ算出部36に取り込む(ステップS11)。その後、画像補正データ算出部36において、k(k=1〜N)番目の画像表示装置1のR,G,Bの各色について特性データを比較して、100%輝度画像の撮影における輝度の最低値W(k)と、0%輝度画像の撮影における輝度の最大値B(k)とを抽出する(ステップS12)。次に、W(k)(k=1〜N)のうちの最小値である上限の基準データWminと、B(k)(k=1〜N)のうちの最大値である下限の基準データBmaxとを抽出する(ステップS13)。
つまり、ステップS12において、k(k=1〜4)番目の画像表示装置1における各色の100%輝度時の最小値R-White(k)、G-White(k)、B-White(k)と、0%輝度時の最大値R-Black(k)、G-Black(k)、B-Black(k)とを抽出し、ステップS13では、R-White(k)、G-White(k)、B-White(k)(k=1〜N)のうちの最小値である上限の基準データWmin(R-Whitemin、G-Whitemin、B-Whitemin)と、R-Black(k)、G-Black(k)、B-Black(k)(k=1〜N)のうちの最大値である下限の基準データBmax(R-Blackmax、G-Blackmax、B-Blackmax)とを抽出する。
その後、各画像表示装置1の全てのブロックについて、各色の100%輝度が上限の基準データWminとなり、0%輝度が下限の基準データBmaxとなり、かつ所定のγ特性カーブとなるように画像補正データを算出して、その画像補正データを対応する画像表示装置1の画像補正装置15に設定する(ステップS14)。
すなわち、ステップS14では、先ず、上記のR-Whitemin、G-Whitemin、B-WhiteminおよびR-Blackmax、G-Blackmax、B-Blackmaxをそれぞれ上限の基準データおよび下限の基準データとして、他の特性データを基準データに一致するように補正係数を算出し、その補正係数で各ブロックの輝度を補正する。つまり、全てのブロックについて、0%輝度画像の輝度と、100%輝度画像の輝度とをそれぞれの基準データに一致させるように特性データを補正する。
図20は、上記の特性データの補正処理により得られるRの補正特性データの一例を示すもので、図20(b)は図20(a)をグラフ化したものである。図20においても図18の場合と同様に、1番目から3番目のブロックについて示し、他のブロックについては図示を省略してある。
このようにすれば、例えば図21(a)に示すように、各画像表示装置1の水平方向あるいは垂直方向における黒レベル(階調0)および最大輝度レベル(階調255)が異なる輝度分布を有していても、これらを図21(b)に示すように等しくすることができる。なお、図21は2台の画像表示装置の黒レベルおよび最大輝度レベルを示している。
ところが、図20から明らかなように、全てのブロックについて、階調0および階調255のそれぞれの輝度を、抽出した基準データに一致させるように特性データを補正しても、各ブロックのγ係数が異なると、中間調での輝度は必ずしも一致しない。
そこで、ステップS14では、さらに、全てのブロックについて、γ係数も一致するような画像補正データを算出する。具体的には、R,G,Bの各色ごとに、γ特性カーブの平均を算出して、ブロックごとにその平均のγ特性カーブ(所定のγ特性カーブ)となるような補正係数、すなわち画像補正データを算出する。
このようにすれば、図22に示すように、全てのブロックについて各階調での輝度を一致させることができる。なお、図22はRの補正結果Raveを示しており、図22(b)は図22(a)をグラフ化したものを示している。
以上説明した輝度およびγ特性カーブを一致させるための画像補正データは、一度の演算処理で算出し、これにより得られた各画像表示装置1の画像補正データは対応する画像補正装置15に配信して、画像補正データ記憶部22にブロックと画像補正データとを対応させたルックアップテーブル(LUT)方式で格納する。
その後は、各画像補正装置15の映像信号入力部26に、図2に示したように映像出力機器16を接続し、該映像出力機器16からの入力映像信号を、画像補正データ記憶部22に格納されている画像補正データに基づいて映像信号補正処理部23で補正処理してプロジェクタ3によりスクリーン4に投影表示して、4台の画像表示装置1で一つの画面を表示させる。
本実施の形態では、各画像表示装置1のスクリーン4に投影表示されたテストパターンを所定の撮影位置から撮影してテストパターン撮影データを得、そのテストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいてほぼ無限遠からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換して、その変換された特性データに基づいて面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出するようにしたので、図1に示したように、ほぼ無限遠から観察したときにスクリーン4上の各点での輝度を均一にでき、中央の観察者は勿論のこと、左右の観察者においても、ほぼ同等の均一な画質、例えば輝度、色等の画像を観察することができる。なお、図1において、右側の観察者は画面左部分がやや暗く、また左側の観察者は画面右部分がやや暗く見える点については同じではあるが、暗さ加減は、図41〜図46で説明した従来の場合よりもましであり、大型画面を大勢の観察者で様々な観察位置から観察する場合には、本実施の形態の方が全ての観察者がほぼ均一な映像を見ることができる。
なお、本実施の形態では、演算処理装置32にテストパターン送出部32を設けて、演算処理装置32から各画像表示装置1の画像補正装置15にテストパターン信号を配信して表示させるようにしたが、各画像補正装置15にテストパターン送出部を設けて、該テストパターン送出部からのテストパターン信号と、外部の映像出力機器16からの映像信号とのいずれか一方をセレクタで選択して表示させるようにすることもできる。また、本実施の形態では、画像表示装置1毎にスクリーン4を撮影して変換関数を算出するようにしたが、マルチスクリーンディスプレイの全体の画面を一つのスクリーンとして、同様にして変換関数を算出することもできる。
(第2実施の形態)
図23〜図28は本発明の第2実施の形態を示すもので、図23は作用を説明するためのアーチスクリーンディスプレイの概略平面図、図24は変換関数を算出する際のテストパターンの撮影方法の一例を説明するための図、図25は変換関数を算出する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図、図26は図24に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図、図27は図26の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図、図28は変換関数取得方法のフローチャートである。
本実施の形態は、図40に示したようなアーチスクリーンディスプレイにおいて、図23に示すようにアーチ状の共通のスクリーン4上に表示される画像を、観客席の最後列中央から観察したときに最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出する。
このようなアーチスクリーンディスプレイにおいては、スクリーン4が比較的大きく、また、観客席の最後列中央に画像補正データ算出用のカメラを配置すると、観客に邪魔になることから、例えば図24に示すように、観客席55から外れた前方の両側の位置に第1撮影位置および第2撮影位置を設定し、これら各撮影位置にそれぞれカメラ56,57を配置して、2台のカメラ56,57で撮影領域を一部分オーバーラップさせてスクリーン全体を撮影するようにする。なお、第1撮影位置および第2撮影位置は、スクリーン4に対して左右対称位置に限らず、任意の位置に設定する。
本実施の形態では、画像補正データを算出するのに先立って、第1撮影位置を第1基準位置とし、第2撮影位置を第2基準位置として、これら第1基準位置および第2基準位置にある2台のカメラ56,57を第1測定手段として用いて、これらカメラ56,57から得られる撮影データを、観客席55の最後列中央の所定の観察位置から撮影したときに得られる特性データに変換するための変換関数を取得する。
このため、第1実施の形態の場合と同様に、スクリーン4の表示領域を複数のブロックに分割して測定ポイントを設定し、その各測定ポイントの表示特性を測定する。本実施の形態では、図25にスクリーン4を展開して示すように、横(x方向)6、縦(y方向)5の合計30ブロックに分割する。
このようにして、スクリーン4にR,G,Bの各色について異なる輝度(r=0、64、128、192、255)のテストパターンを順次投影して、その各輝度のテストパターンが表示されたスクリーン全体を2台のカメラ56,57で撮影して、各測定ポイントの輝度を測定する。すなわち、図24において、左側の第1基準位置に配置したカメラ56でスクリーン4の右側部分を撮影し、右側の第2基準位置に配置したカメラ57でスクリーン4の左側部分を互いに一部分オーバーラップして撮影して、各測定ポイントの輝度を測定する。
また、観客席55の最後列中央の所定の観察位置には第2測定手段であるカメラ58をxおよびy方向に回動自在に配置し、このカメラ58を回動させながら、その撮像素子の中央の領域で各測定ポイントの輝度を測定する。
図26は、この場合の測定結果の一例を示すもので、図25の一点鎖線で示すx方向の測定結果を示している。なお、図26において、○印は第1基準位置でのカメラ56によるスクリーン4の右側領域にある各測定ポイントの測定輝度を示しており、●印は第2基準位置でのカメラ57によるスクリーン4の左側領域にある各測定ポイントの測定輝度を示しており、×印は所定位置でのカメラ58による各測定ポイントの測定輝度を示している。また、中央部の測定ポイントにおいて、カメラ56,57による測定輝度が異なっているが、これは2台のカメラ56,57の特性、撮影角度、スクリーン4の特性、プロジェクタの投影角度等の種々の原因による。
その後、各測定ポイントのカメラ58での測定輝度を、カメラ56あるいはカメラ57での測定輝度で除算して、第1,第2基準位置から撮影して得られるテストパターン撮影データを、所定の観察位置からテストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換するための変換係数fを求めると共に、測定ポイント間の変換係数fを最小自乗法等で近似補間して、図27に示すようなx方向における変換関数f(x)を求める。同様にして、y方向における変換関数f(y)を求める。
以上の処理を、R,G,Bの各色について、各輝度のテストパターンで行ってそれぞれ変換関数f(x,y)を求め、その変換関数f(x,y)の輝度間を最小自乗法等で近似補間して、R,G,Bの各色の全輝度についての変換関数f(color)(r,x,y)を求める。このようにして求めた変換関数f(color)(r,x,y)は、図示しないが、アーチスクリーンディスプレイを構成するプロジェクタを制御する第1実施の形態で示したと同様の演算処理装置の変換関数格納部に格納する。
図28は、上記の第2実施の形態における変換関数取得方法のフローチャートを示すもので、その詳細については上述した通りであるので、ここではその説明を省略する。
以後、画像補正データを算出するにあたっては、第1実施の形態と同様に、第1,第2撮影位置のカメラ56,57で撮影したR,G,Bの各輝度のテストパターン撮影データを各色の変換関数で変換して特性データを得、その特性データに基づいて観客席55の最後列中央の所定の観察位置から観察したときに、最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを求めて、各プロジェクタ3に対応する画像補正装置に格納する。
本実施の形態によれば、キャリブレーション時のみに使用され、普段は使用されない画像補正データ算出用のカメラ56,57(撮影手段)を、観客席55の最後列中央の所定の観察位置から離れた邪魔にならない任意の位置に配置して、所定の観察位置から観察した場合の画像補正を行うことができ、これにより観客席55の全員が平均的に比較的良好な画像を楽しむことができる。
なお、本実施の形態では、所定の観察位置を観客席55の最後列中央として画像補正データを算出するようにしたが、この所定の観察位置はスクリーン形状や観客席の配置等に応じて適宜設定することができる。また、二つのカメラ56,57でスクリーン全体を撮影するようにしたが、一つのカメラでスクリーン全体を撮影できれば、基準位置(撮影位置)は一つでよいし、カメラを三つ以上用いないとスクリーン全体を撮影できない場合には、それに応じて基準位置(撮影位置)を三つ以上設定すればよい。さらに、本実施の形態は、アーチスクリーンディスプレイに限らず、ドームスクリーンディスプレイにおいて画像補正データを算出する場合にも有効に適用することができる。
(第3実施の形態)
図29〜図34は本発明の第3実施の形態を示すもので、図29は作用を説明するためのマルチシームレスディスプレイの概略平面図、図30は変換関数を算出する際のテストパターンの撮影方法の一例を説明するための図、図31は基準位置のカメラで撮影されるスクリーンの画面形状を示す図、図32は図31のスクリーン撮影画面を矩形状に補正した状態を示す図、図33は図30に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図、図34は図33の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図である。
本実施の形態は、図39に示したようなマルチシームレスディスプレイにおいて、図29に示すように平面状の共通のスクリーン4上にテストパターンを投影して、そのテストパターンが表示されたスクリーン全体を天井の所定の撮影位置に常設された撮影手段であるカメラ61で斜めから撮影し、そのテストパターン撮影データに基づいて、スクリーン4上に表示される画像を、ほぼ無限遠から観察したときに最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出する。
このため、画像補正データを算出するのに先立って、所定の撮影位置にあるカメラ61から得られる撮影データを、ほぼ無限遠から観察したときの特性データに変換するための変換関数を取得する。
この変換関数の取得にあたっては、スクリーン4の表示領域をx,y方向に複数、例えば5×5のブロックに分割して測定ポイントを設定し、スクリーン4にR,G,Bの各色について異なる輝度のテストパターンを順次投影して、その各輝度のテストパターンが表示されたスクリーン全体を、図30に示すように所定の撮影位置を基準位置として、その位置にあるカメラ61を第1測定手段として用いて撮影して、各測定ポイントの輝度を測定する。また、各輝度のテストパターンについて、第2測定手段としてカメラ62をスクリーン4と平行に移動しながら、その撮像素子の中央部で各測定ポイントの法線方向の輝度を測定する。なお、カメラ62に代えて、測色計や光電センサ等の測定素子を用いて輝度を測定することもできる。
なお、本実施の形態では、カメラ61でスクリーン全体を斜め上方から撮影するため、撮影画面が図31に示すように不定形となるが、この画像は別途幾何学補正を行って、図32に示すように矩形に変換する。
図33は、この場合の測定結果の一例を示すもので、図32の一点鎖線で示すx方向の測定結果を示している。なお、図32において、○印は基準位置でのカメラ61による各測定ポイントの測定輝度を示しており、×印はカメラ62による各測定ポイントの法線方向の測定輝度を示している。
その後、各測定ポイントのカメラ62での測定輝度を、カメラ61での測定輝度で除算して、基準位置から撮影して得られるテストパターン撮影データを、スクリーン法線方向における特性データに変換するための変換係数fを求めると共に、測定ポイント間の変換係数fを最小自乗法等で近似補間して、図34に示すようなx方向における変換関数f(x)を求める。同様にして、y方向における変換関数f(y)を求めて、第1実施の形態と同様にして、R,G,Bの各色の全輝度についての変換関数f(color)(r,x,y)を求め、この変換関数f(color)(r,x,y)を、図示しないが、マルチシームレスディスプレイを構成するプロジェクタ3を制御する第1実施の形態で示したと同様の演算処理装置の変換関数格納部に格納する。
以後、画像補正データを算出するにあたっては、第1実施の形態と同様にして、所定の撮影位置(基準位置)のカメラ61で撮影したR,G,Bの各輝度のテストパターン撮影データを各色の変換関数で変換して特性データを得、その特性データに基づいてほぼ無限遠から観察したときに、最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを求めて、対応する画像補正装置に格納する。
本実施の形態によれば、キャリブレーション時のみに使用され、普段は使用されない画像補正データ算出用のカメラ61(撮影手段)を、スクリーン4の中央に向かって正対するのではなく、観察者の邪魔にならない天井に配置して斜めから撮影することで、スクリーン正面から見たときに画面全体の輝度を揃えて良好な画像に補正することができるので、第1実施の形態と同様に、中央の観察者は勿論のこと、左右の観察者においても、ほぼ同等の均一な画質、例えば輝度、色等の画像を観察することができる。
(第4実施の形態)
図35〜図37は本発明の第4実施の形態を示すもので、図35は作用を説明するためのマルチシームレスディスプレイの概略側面図、図36は変換関数を算出する際のテストパターンの撮影方法の一例を説明するための図、図37は所定列からのスクリーンの観察状態を示す図である。
本実施の形態は、図39に示したようなマルチシームレスディスプレイにおいて、図35に示すように平面状の共通のスクリーン4上にテストパターンを投影して、そのテストパターンが表示されたスクリーン全体を天井の所定の撮影位置に常設された撮影手段であるカメラ65で斜めから撮影し、そのテストパターン撮影データに基づいて、スクリーン4上に表示される画像を、所定の観察位置である観客席の横方向の所定列からスクリーン4を下から見上げて観察したときに、最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出する。
このため、画像補正データを算出するのに先立って、所定の撮影位置にあるカメラ65から得られる撮影データを、所定列で観察したときの特性データに変換するための変換関数を取得する。
この変換関数の取得にあたっては、第3実施の形態の場合と同様に、スクリーン4の表示領域をx,y方向に複数のブロックに分割して測定ポイントを設定し、スクリーン4にR,G,Bの各色について異なる輝度のテストパターンを順次投影して、その各輝度のテストパターンが表示されたスクリーン全体を、図36に示すように所定の撮影位置にあるカメラ65を基準位置にある第1測定手段として用いて撮影し、その撮影画面を矩形状に幾何学補正して各測定ポイントの輝度を測定する。また、各輝度のテストパターンについて、観客席の所定列から第2測定手段であるカメラ66を、x方向については平行移動させ、y方向については上下方向に回動させながら、その撮像素子の中央部で各測定ポイントの輝度を測定する。
これにより、上述した実施の形態と同様に、各測定ポイントのカメラ66での測定輝度を、基準位置のカメラ65での測定輝度で除算し、測定ポイント間および輝度間を最小自乗法等で近似補間して、R,G,Bの各色の全輝度についての変換関数f(color)(r,x,y)を求め、この変換関数f(color)(r,x,y)を、図示しないが、マルチシームレスディスプレイを構成するプロジェクタ3を制御する第1実施の形態で示したと同様の演算処理装置の変換関数格納部に格納する。
以後、画像補正データを算出するにあたっては、上述した実施の形態の場合と同様に、所定の撮影位置(基準位置)のカメラ65で撮影したR,G,Bの各輝度のテストパターン撮影データを各色の変換関数で変換して特性データを得、その特性データに基づいて、図37に示すように、観客席の所定列に着座してスクリーン4を下から見上げて観察したときに、最適な画質となるように各プロジェクタ3による表示画面の面内むらおよび面間むらを補正するための画像補正データを算出して、各プロジェクタ3に対応する画像補正装置に格納する。
したがって、本実施の形態によれば、普段は使用されない画像補正データ算出用のカメラ65(撮影手段)を、観察者の邪魔にならない天井に配置して斜めから撮影することで、スクリーン4を所定列から見上げて観察したときに画面全体の輝度を揃えて良好な画像に補正することができる。
なお、本発明は、プロジェクタを用いて画像を投影するものに限らず、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、有機EL、LCD表示パネル、ペーパーディスプレイ等に画像を表示する場合にも有効に適用することができる。また、複数の画像表示装置で1画面のディスプレイを構成するものに限らず、1台の大画面の画像表示装置における表示特性の補正にも有効に適用することができる。
第1実施の形態の作用を説明するためのマルチスクリーンディスプレイの概略平面図である。 マルチスクリーンディスプレイの使用態様を示す図である。 図2に示す画像補正装置の構成を示すブロック図である。 第1実施の形態による画像補正データ取得方法の概略を説明するためのフローチャートである。 同じく、画像補正データを取得するための概略構成を示す図である。 同じく、画像補正データを取得する際の構成を示す図である。 第1実施の形態で用いる変換関数を算出する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図である。 同じく、変換関数を算出する際のテストパターンの一例の撮影方法を説明するための図である。 同じく、変換関数を算出する際のブロック内の測定ポイントの他の二つの例を示す図である。 図8に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図である。 図10の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図である。 Rの各輝度のテストパターンによる変換関数f(r,x,y)を示す図である。 図12に示した変換関数から得られる任意のスクリーン位置(p,q)の変換関数を示す図である。 変換関数取得方法のフローチャートである。 変換関数を算出する際のテストパターンの他の例の撮影方法を説明するための図である。 図8に示した撮影方法によって、カメラの感度特性の不均一が補正される様子を説明するための図である。 特性データを取得する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図である。 特性データの一例を示す図である。 第1実施の形態による補正データ算出方法の具体例を説明するためのフローチャートである。 同じく、補正データの算出過程における補正特性データの一例を示す図である。 第1実施の形態による補正効果を説明するための図である。 同じく、補正結果を説明するための図である。 第2実施の形態の作用を説明するためのアーチスクリーンディスプレイの概略平面図である。 第2実施の形態による変換関数を算出する際のテストパターンの一例の撮影方法を説明するための図である。 同じく、変換関数を算出する際のスクリーン表示エリアのブロック分割例を示す図である。 図24に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図である。 図26の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図である。 第2実施の形態による変換関数取得方法のフローチャートである。 第3実施の形態の作用を説明するためのマルチシームレスディスプレイの概略平面図である。 第3実施の形態による変換関数を算出する際のテストパターンの撮影方法の一例を説明するための図である。 第3実施の形態において、基準位置のカメラで撮影されるスクリーンの画面形状を示す図である。 図31のスクリーン撮影画面を矩形状に補正した状態を示す図である。 図30に示した撮影方法によって得られる測定ポイントでの輝度の測定結果の一例を示す図である。 図33の測定結果から算出されるx方向の変換関数f(x)を示す図である。 第4実施の形態の作用を説明するためのマルチシームレスディスプレイの概略側面図である。 第4実施の形態による変換関数を算出する際のテストパターンの撮影方法の一例を説明するための図である。 第4実施の形態による所定列からのスクリーンの観察状態を示す図である。 本発明を実施し得るマルチスクリーンディスプレイの概略構成を一部分解して示す斜視図である。 同じく、マルチシームレスディスプレイの概略構成を示す斜視図である。 同じく、アーチスクリーンディスプレイの概略構成を示す斜視図である。 従来の問題点を説明するための図である。 同じく、問題点を説明するための図である。 同じく、問題点を説明するための図である。 同じく、問題点を説明するための図である。 同じく、問題点を説明するための図である。 同じく、問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 画像表示装置
2 筐体
3 プロジェクタ
4 スクリーン
15 画像補正装置
16 映像出力機器
22 画像補正データ記憶部
23 映像信号補正処理部
24 制御部(CPU)
25 通信部
26 映像信号入力部
27 映像信号出力部
31 演算処理装置
22 テストパターン送出部
33 変換関数格納部
34 特性データ算出部
35 特性データ格納部
36 画層補正データ算出部
37 ハブ
40 フード
41,51,56,57,58,61,62,65,66 カメラ

Claims (11)

  1. 画像表示装置のスクリーン上にテストパターンを投影する第1ステップと、
    投影されたテストパターンを撮影手段により所定の撮影位置から撮影してテストパターン撮影データを得る第2ステップと、
    上記テストパターン撮影データを、予め算出した変換関数に基づいて上記撮影位置と異なる所定の観察位置から上記テストパターンを撮影したときに得られる特性データに変換する第3ステップと、
    上記特性データに基づいて上記画像表示装置の表示特性を補正するための画像補正データを算出する第4ステップと、
    を有することを特徴とする画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  2. 上記第3ステップで用いる上記変換関数は、上記スクリーンに、直交するx,y方向に複数の測定ポイントを設定してテストパターンを投影し、そのテストパターンを基準位置から第1測定手段により測定して全ての測定ポイントの表示特性を求めると共に、上記基準位置と異なる位置から第2測定手段により測定して各測定ポイントの表示特性を求め、上記基準位置から求めた全ての測定ポイントの表示特性と上記基準位置と異なる位置から求めた各測定ポイントの表示特性とに基づいて算出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  3. 上記基準位置は、上記所定の撮影位置またはそれと等価な位置であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  4. 上記基準位置と異なる位置は、上記各測定ポイントと正対する位置であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  5. 上記基準位置と異なる位置は、上記スクリーンから所定距離隔てた位置であり、該所定位置から上記第2測定手段を各測定ポイントに順次向けてその表示特性を測定することを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  6. 上記基準位置と異なる位置は、上記スクリーンから所定距離隔てたx方向またはy方向に平行な直線位置であり、該直線位置に沿って上記第2測定手段を移動させながらy方向またはx方向に回動させて、上記各測定ポイントの表示特性を測定することを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  7. 上記第2ステップでは上記撮影手段として撮像素子を有するカメラを用い、上記第1測定手段および上記第2測定手段としては上記カメラまたはそれとほぼ同じ受光特性の撮像素子を有するカメラを用い、上記第2測定手段としてのカメラにより上記各測定ポイントの表示特性を測定する際は、その撮像素子のほぼ中央部分で各測定ポイントを順次撮影することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  8. 上記第2ステップでは上記撮影手段として撮像素子を有するカメラを用い、上記第1測定手段としては上記カメラまたはそれとほぼ同じ受光特性の撮像素子を有するカメラを用い、上記第2測定手段としては測色計、光電センサ等の測定素子を用いて、該測定素子を上記各測定ポイントに順次正対させてその表示特性を測定することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  9. 上記第2ステップでは、上記所定の撮影位置として複数の撮影位置を設定し、これら撮影位置からそれぞれ撮影手段によりテストパターンが投影された上記スクリーンを互いに一部分オーバーラップして撮影して上記テストパターン撮影データを得、
    上記第3ステップで用いる上記変換関数は、上記スクリーンに、直交するx,y方向に複数の測定ポイントを設定してテストパターンを投影し、そのテストパターンを上記複数の撮影位置からそれぞれ上記撮影手段により互いに一部分オーバーラップして撮影して全ての測定ポイントの表示特性を求めると共に、上記複数の撮影位置と異なる位置から第2測定手段により測定して各測定ポイントの表示特性を求め、上記基準位置から求めた全ての測定ポイントの表示特性と上記基準位置と異なる位置から求めた各測定ポイントの表示特性とに基づいて算出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  10. 上記第4ステップでは、上記スクリーンを無限遠から観察したときに表示特性が最適となるように画像補正データを算出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
  11. 上記表示特性は、R,G,Bの各色の輝度、色合い、γ特性、ホワイトバランス、オフセットの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像表示装置の画像補正データ算出方法。
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