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JP2005098985A - 計測装置、コンピュータ数値制御装置及びプログラム - Google Patents

計測装置、コンピュータ数値制御装置及びプログラム Download PDF

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JP2005098985A JP2004194470A JP2004194470A JP2005098985A JP 2005098985 A JP2005098985 A JP 2005098985A JP 2004194470 A JP2004194470 A JP 2004194470A JP 2004194470 A JP2004194470 A JP 2004194470A JP 2005098985 A JP2005098985 A JP 2005098985A
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Abstract

【課題】
系統誤差を除去し簡易且つ迅速な校正作業を可能とする。
【解決手段】
格子パターンを投影する投影部1と、カメラ4と、校正時に複数の高さの平面2毎に当該平面2上に投影され且つ撮影された投影格子パターンの撮影画像からカメラ4の受光面42上の座標と光強度と平面2の高さの組を複数含む第1の集合を生成する手段53と、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面42上の座標と位相角と高さの組を複数含む第2の集合を生成する手段53と、第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成する手段55と、測定時に被測定物体に対して投影され且つ撮影された投影格子パターンの撮影画像から受光面42上の座標と光強度の組のデータを抽出し、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面42における座標と位相角の組のデータを生成し、テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて高さデータを補間計算する手段56とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被測定物体に対して光を投影して当該被測定物体の3次元形状を計測するための技術に関する。
3次元形状の計測は工業のみならず、医学、生物学、考古学、美術品の調査復元など社会の多くの領域で使用されるようになってきている。3次元計測では、従来からの接触型よりも光を用いた非接触型の光計測が望まれている。光計測における領域計測には、1本の線状のスリット光をスリット方向と直交する方向に走査することにより領域の計測を行う光切断法と、面単位で一括して計測する計測方法に分類される。
光切断法については、様々な態様が開発されているが、基本的には図1に示すような原理に基づく。すなわち、光切断法による計測装置は、レーザー等の光源とスリット1010とを含むスリット光投影系と、レンズ1012及び受光素子(の受光面)1013を含む撮影系とを含む。すなわち、スリット光投影系からのスリット光は、被測定物体1011に投影される。図1の例では、ハッチング付きのスリット光が被測定物体1011に投影されている。その様子を撮影系に含まれるレンズ1012により受光素子1013に結像させるようになっている。例えば、スリット光が投影された被測定物体上の点P(X,Y,Z)((X,Y,Z)は実体座標系の座標値))は、受光素子(の受光面)1013におけるp(x,y)((x,y)は受光面における座標値))として観測される。なお、計測装置のスリット光投影系及び撮影系は、スリット光により被測定物体1011の計測部分を走査するように、所定の間隔で移動させられ、その都度撮影系において画像が撮影される。また、レンズ1012の中心をとおり且つ受光素子(の受光面)1013と直交する直線(図1における一点鎖線)とスリット光による平面との交点を点Qとし、スリット光投影系のスリット1010の中心とレンズ1012の中心とを結ぶ線分αの長さをLとする。
次に図2を用いて、図1に示した測定装置及び被測定物体の位置関係の詳細を説明する。なお、スリット1010の中心を点Rとし、レンズ1012の中心を点Sとする。この時、線分RPと線分PSとの間の角はβ+γであり、線分RSへの垂線(基準線)でβとγに分割される。また、線分PRと線分RSとの間の角はθであり、線分PSと線分SRとの間の角はΦである。さらに、主軸と重なる線分QSと線分SRとの間の角はΦ0であり、Φ0−Φ=Φ'である。また、点Sから受光素子の受光面1013までの距離はlであり、線分RSと点Pとの距離を測定すべき長さZとする。そうすると、以下の式が成り立つ。
Figure 2005098985
なお、点Pは、受光素子の受光面1013において主軸に対してΔxずれた点pで観測されたので、Φ'=tan-1(Δx/l)となり、Φ=Φ0+Φ'が計算できる。従って、角度θ、Φ0、Φ'、長さl及びLが得られれば、上記式に従ってZを算出することができる。これらのパラメータは、当然ながら計測誤差を含んでいる。
光切断法では、上でも述べたようにスリット光の投影部などの機械的な移動機構を必要としており、これが隘路となって計測時間を短縮することができず、能率が悪いという問題がある。従って計測時間を短縮する必要がある分野における適用には問題がある。また、機械的移動機構を有するため保守調整に手間が掛かるという問題点もある。
一方、面を一括して処理する代表的な方法には、モアレ縞により等高線を取得するモアレ法、縞状の格子を物体に投影してできる格子パターンを観測する格子パターン投影法がある。特に計測精度及び装置の価格からして、現在では後者が期待されている。
格子パターン投影装置は、通常、図3に示すように、投影部1000、プロジェクタのレンズ1002及び格子1001を含む投影系と、被計測物体1004に投影された変形格子パターン1003をレンズ1006を介して撮影する撮影部1005を含む撮影系との二つの系統に分けられる。投影部1000は格子1001による縞状の格子をレンズ1002を介して被計測物体1004に投影する。投影により生ずる格子パターンは被計測物体1004の凹凸によって変形される。撮影部1005は、変形された格子パターン1003を投影方向とは異なる角度から撮影し、CCD(Charge Coupled Device)などの受光素子を介して電気信号に変換し、記憶装置に蓄積する。これを解析することによって被計測物体1004の3次元形状を計測する。なお、各受光素子はその点における光強度に対応した電圧などの電気信号を出力する。格子1001については、以前はガラスの表面などに作成され固定的であったが、最近は液晶等による格子が実用化され、コンピュータにより液晶デバイスに実体化された縞格子を使用するようになっている。
通常、投影部1000の光軸に直交する基準平面を設定し、この上で縞方向Y及び縞直交方向Xの二つの軸を設定する。詳しくは非特許文献1(H.Lu et al.,"Automatic Measurement of 3-D Object Shapes Based on Computer-generated Reference Surface", Bull. Japan Soc. of Prec. Eng. Vol. 21, No.4, p251 (1987))に開示されているが、この方法では、格子パターンを、縞と直交する軸X上の位置に対する、光強度Iの波として表現し、被計測物体1004を基準平面上に設置した場合の波の位相Φ(=Φ2)、又は基準平面についての波の位相Φ1と被計測物体1004を基準平面上に設置した場合の波の位相Φ2との差分ΔΦ(=Φ2−Φ1)を用いて解析する。これにより格子パターン投影法は別名「変調格子位相法」とも呼ばれる。ここで波の位相の差分ΔΦを使用するのは、計測における系統誤差が引き算によって消滅するので、精度が向上するためである。この方法では、縞波(明の縞と暗の縞のペア)番号は相対的であれば任意に設定することができる。なお、位相角は縞波1波長に対して2πとして計算するのが通例である。
詳しい計算式は非特許文献1に開示されているのでここでは詳細な説明を省略するが、ΔΦを求めるために、Φ1を、格子1001とレンズ1002の間の距離、撮影部1005の光軸と投影部1000の光軸との交点とレンズ1002との距離、格子間隔、撮影部1005の光軸と投影部1000の光軸の角度などの光学的な幾何位置関係から計算にて求める。これらの幾何位置には当然計測誤差が含まれる。
この他、非特許文献3(山谷謙ほか,液晶格子パターン投影による3次元形状計測,精密工学会誌,vol.67, No.5, p.786, (2001))や、非特許文献4(Mitsuo Takeda et al., Fourier transform profilometry for the automatic measurement of 3-D object shapes, Applied OPTICS, vol. 22, no. 4, p. 3977 (1983))にも、別の計算式にて計測値や高さを算出する方法が開示されているが、共に光学的な幾何位置の計測結果を用いて計算するようになっている。
なお、(Φ2=2π×縞波番号+縞内部位相角)であって、計測にて求めることになる。このように上で述べた方法では、特に縞波番号を特定することが必要となる。
縞内部位相角を取得するために、基準平面上に設定した縞直交方向のX軸(図3参照)に沿って走査が行われる。正弦波格子はもちろん、縞格子が2値化されたいわゆるロンキー格子であっても、明及び暗の縞の境界付近は、光の回折現象や受光素子による離散化誤差などによって、縞直交方向のX軸に沿って格子パターンの光強度Iは除変する。この光強度分布を波と認識し、正弦波の基点を始点とする縞波内位相角を求める。
縞内部位相角を求めるため、正弦波格子を用いるという条件の下、格子をπ/2,π,3π/2シフトさせたときの光強度をI0,I1,I2,I3とすれば、任意の点xにおける縞内部位相角を次式で計算できることが知られている(非特許文献1)。この方法は「位置固定型縞内部位相角計算法」である。
Figure 2005098985
この他に、谷から山に至る区間の中央値となる点を縞波内部位相角0とする方法や、谷や山のピークを検出する方法などが存在するが、このときは格子をπ/2,π,3π/2シフトさせて内部位相角0,π/2,π,3π/2の位置を求めることになり、これは「位相角固定型位置計算法」である。いずれの方法を用いるにせよ、縞内部位相角0の点で縞波番号は変化し、そこで1つの縞波が区分される。
このように、格子パターン投影法などでは、縞波番号が分からなければ3次元計測ができないことになる。縞波が連続的である場合にはX軸に沿って縞波番号は1ずつ増減するため、容易に位相差ΔΦを計算することができる。しかし、縞が不連続になる場合がある。このように縞が不連続となってしまった場合には、縞波番号の連続性を使用することはできないので、位相差を計算することは容易ではなくなってしまう。また、縞波番号を誤って認識してしまうと、計測誤差が生じてしまう。
これに対して、縞の不連続性に対応して自動的に縞波番号を取得する方法として、非特許文献3に概括されているように白黒の縞格子に対して多数の研究がなされている。この他、カラー縞格子を用いる方法が知られている(特許文献1及び非特許文献2)。
また、特開2003−65738号(特許文献2)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、カメラキャリブレーションを行うために、互いに異なるZ方向位置において、XY座標が既知のマーカが付された平面板を複数回撮像する。これによって、同一平面上にないマーカの画像上の位置と、各マーカのワールド座標位置とから、カメラパラメータを計算する。次に、縞平面方程式を得るため、縞空間位置を実測する。この際、投影部によって、縞パターンを平面板に投影する。平面板を移動させ、互いに異なるZ方向位置において、少なくとも2回、撮像部によって撮像する。そして、投影された各縞について、その光平面(XY平面と交差する平面)に含まれて且つ一直線上にない少なくとも3点Pa,Pb,Pcについて、空間座標を取得する。このためには、撮像部から遠い方の画像において、1つの縞による直線画像上の任意の2つの点Qa,Qbを決定する。それらの点Qa,Qbの画素座標位置Qa(ua,va),Qb(ub,vb)を求める。また撮像部から近い方の画像において、同様に、同じ縞による直線画像上の任意の1つの点Qcを決定する。その点Qcの画素座標位置Qc(uc,vc)を求める。これらの点Qa,Qb,Qcの画素座標位置、距離z1,z2、およびカメラパラメータを用いて、ワールド座標系での縞上の各点の位置Pa(xa,ya,z1)、Pb(xb,yb,z1)、Pc(xc,yc,z2)を求める。このような処理を、縞パターンの全ての縞について行う。求められたそれぞれの点の位置(座標データ)を、縞空間位置として記憶装置に記憶する。また、縞空間位置に基づいて、それぞれの縞平面方程式を求め、これを記憶装置に記憶する。縞平面方程式は、一般的には次の式で示される。ax+by+cz=d。縞平面方程式のデータとして、例えばこの式のパラメータa,b,c,dが記憶される。なお、上の説明では1つの縞について3点の座標位置を求めたが、平面板のZ座標位置または画像上の位置などを密にして、4点以上の点の座標位置を求めてもよい。その場合に、それらの点が1つの平面上にない場合には、近似的な縞平面方程式を求める。それによって、さらに精度の高い縞平面方程式が得られる。
このような技術では、あくまで各縞の縞平面方程式を得ることが目的となっているため、縞間の関係は把握されておらず、空間全体を正しく表すことができていない。従って、正しい計測値を得ることができない場合もある。また、縞平面方程式の算出にはカメラパラメータの算出結果を用いているが、カメラパラメータがどのようなデータであるか及びその算出方法が明示されておらず、カメラパラメータが十分な精度で算出されていない場合には、縞平面方程式の精度も落ちてしまう。
特開平3−192474号公報 特開2003−65738号 H.Lu et al.,"Automatic Measurement of 3-D Object Shapes Based on Computer-generated Reference Surface", Bull. Japan Soc. of Prec. Eng. Vol. 21, No.4, p251 (1987) W. Liu et al., Color Coded Projection Grating Method for Shape Measurement with a Single Exposure, Applied Optics Vol.39, No.20, p3503 (2000) 山谷謙ほか,液晶格子パターン投影による3次元形状計測,精密工学会誌,vol.67, No.5, p.786, (2001) Mitsuo Takeda et al., Fourier transform profilometry for the automatic measurement of 3-D object shapes, Applied OPTICS, vol. 22, no. 4, p. 3977 (1983) Curves and Surfaces for Cagd: A Practical Guide (Morgan Kaufmann Series in Computer Graphics and Geometric Modeling), Gerald E. Farin, Morgan Kaufmann Pub; ISBN: 1558607374 形状処理工学(II) 山口富士夫、日刊工業新聞社 Byoung K. Choi et al., Sculptured Surface Machining, Kluwer Academic Publishers, (1998)
上でも述べたように従来の光切断法においては、計算に必要なパラメータに計測誤差が含まれており、計測精度の制限となっている。
また、上で述べた従来技術が実現している格子パターン投影法は、「位置固定型縞内部位相角計算法」の場合正弦格子を前提としており、その実現度によって計測精度が左右されるので、実現度を向上させるための研究がなされている(非特許文献3)。しかしながら、液晶は離散型であるので正弦格子の実現度にも限界があるのは明らかであり、これにより精度が制限される。また、従来の方法では計算式の係数の精度を向上させるための努力がなされているが、計測ボリューム内の全ての点に対して高精度な値を得るのは困難である。さらに、「位相角固定型位置計算法」の場合は異なった点を参照するが、参照する点のバックグランドの明るさの違いによって誤差を生じ、これにより精度が制限される。
また、格子パターン投影法において、非特許文献1、非特許文献3及び非特許文献4に示されたΔΦなどを計算するための計算式は校正パラメタを含むが、これも誤差を含み精度に制限を与える。たとえば、校正パラメタに0.2%の誤差が含まれている場合、非線形性による誤差があれば200mm幅の物体を計測すると0.4mmの誤差を生ずる。
さらに、これらの計算式は受光データに系統誤差がある場合、工業的に重要な水平面の計測値の水平性を保証しないと言う問題もある。なお、非特許文献4における式は基準平面に対してのみ偶発誤差がなければ水平性を保証するが、それ以外の高さの水平面に対してはその保証がない。
また、格子パターン投影レンズ、格子パターン撮影レンズは歪曲収差を有する。例えば0.5%の歪曲収差のレンズを用いて200mmの幅の物体を計測すると、歪曲収差によって1.0mmの誤差を生ずる。ある程度は計算による補正が可能であるが、これでも限度があるのは明らかである。歪曲収差については、光切断法でも同様である。
さらに、光学的な校正は計測座標系に対して行われる。しかしながら、計測装置を例えばNC(Numerical Control)工作機に取り付けて計測し、計測データを用いてNC計測機を制御しようとするときは、計測装置と工作機械は軸が一致せず誤差をもつ。この場合、工作装置の座標系で計測装置の校正を行いたいが、現在のところその方法は知られていない。
また、従来、計測装置のパラメタを高精度に校正するのは高度の技術と長い時間を必要とし、精度を必要とする再校正は計測装置製作者に依頼するのが常である。当該計測装置を製品の生産に使用する場合には、製造停止など経済的な問題がある。特に技術を必要とせず簡単に誰でも短時間で校正を行う方法は知られていない。
従って、本発明の目的は、非接触型の光計測において系統誤差を除去する新規な計測技術を提供することである。
また他の目的は、計測装置と座標系が異なるコンピュータ数値制御(CNC:Computer Numerical Control)装置の座標系で計測装置の校正を可能にし、さらに簡易且つ迅速な校正作業を可能とする新規な計測技術を提供することである。
さらに他の目的は、偶発誤差を除き平面の計測値の水平性及び平坦性を保証し、レンズの歪曲収差の影響を軽減する新規な計測技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る計測装置は、所定の格子パターンを投影する投影手段と、撮影手段と、校正時に複数の高さの面毎に投影手段により当該面上に投影され且つ撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面において各上記面に共通の縦方向個数及び横方向個数存在する点の座標と当該点の光強度と高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面における上記点の座標と位相角と高さとからなる組を含み且つ各組をノードとして矩形グリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段とを有する。
このように撮影手段の受光面における座標と高さと投影格子パターンの位相角の組を複数含む第2の集合を保持しておくことにより、受光面における座標と投影格子パターンの位相角という観測側のデータと実体の高さというデータとが適切に対応付けられ、計測時に受光面における座標と投影格子パターンの位相角とから被測定物体の高さを導出できるようになる。このように計測データのみで校正が行われるので系統誤差が消滅する。なお、上記面は、平面の方が装置製作上及び精度保持上有利ではあるが、曲面であっても機能実現上問題はない。
また、本発明の第1の態様に係る計測装置は、第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成手段をさらに有するようにしてもよい。このように本発明では、4次元(受光面における座標(2次元)と位相角(1次元)と高さ(1次元)とで計4次元)空間中においてテンソル積型複合超曲面の形式で、受光面における座標、位相角及び高さの関係を表現する。4次元空間におけるテンソル積型複合超曲面は、3次元空間におけるテンソル積型複合曲面の次元を1つ増加させたものである。
3次元空間におけるテンソル積型複合曲面については、非特許文献5において詳細が述べられているように、「曲面は、形を変えながら空間を移動する曲線(以下「第1の曲線」と呼ぶ)の軌跡である」と捉え、「移動する第1の曲線」を制御点(以下「第1の制御点」と呼ぶ)を用いて表現し、その第1の制御点が、ある曲線(以下「第2の曲線」と呼ぶ)に沿って移動するものとして、第1の制御点を更に異なる制御点を用いて表現するものである。
第1の曲線が第2の曲線に沿って移動するので、第1の曲線を表現する制御点の数と第2の曲線を表現する制御点の数はそれぞれ同一となり、これによって上記各面に共通の縦方向個数及び横方向個数の点から矩形グリッドが構成される。
4次元におけるテンソル積型複合超曲面については、「超曲面は、形を変えながら空間を移動する曲面の軌跡である」と捉え、3次元空間におけるテンソル積型複合曲面を制御点(以下「第2の制御点」と呼ぶ)を用いて表現し、その第2の制御点が第3の座標(例えば時間)に沿って移動するとして、第2の制御点をさらに異なる第3の制御点を用いて表現することによって得ることができる。このようにして生成されたテンソル積型複合超曲面は近似であるが、第2の集合に含まれる組の数が十分多ければ十分な精度を得ることができる。
このテンソル積型複合超曲面の表現式には、ベジエ曲面、B-Spline曲面の次数を1つ増やしたものを使用することができる。なお、本発明におけるテンソル積型複合超曲面は、テンソル積型複合曲面が射影変換された、有理ベジエ曲面や有理B-Spline曲面の次数を1つ増やしたものをも含むものとする。さらに、数学的に等価な方法として、超曲面が座標値を表現する代わりに、上で述べた非特許文献3又は4等に記載されている理論式からの差分を表現する方法を採用しても良い。
また、上で述べた超曲面生成手段が、第2の集合のデータを入力点として用い、テンソル積型複合超曲面の制御点を算出するようにしてもよい。この制御点群がテンソル積型複合超曲面を表すデータとなる。
さらに、本発明の第1の態様に係る計測装置は、測定時に被測定物体に対して投影手段により投影され且つ撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納する手段と、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面における座標と位相角の組のデータを記憶装置に格納する手段と、テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、受光面における座標と位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段とをさらに有するようにしてもよい。
計測面の傾き以外は校正時と同じ条件で計測結果の補間データを得られるので、格子パターンの精度の影響や校正パラメータの精度の影響を軽減することができる。また、高さ一定の平面では校正時と同じ条件で計測がなされるので、水平性及び平坦性の保証ができる。なお、補間については、受光面における座標と位相角を与えて超曲面を参照し、当該超曲面と直線の交差問題を解くことによって可能となる。これは、例えば多次元ニュートン法であるヤコビの反転算法によって解くことができる。
また、本発明の第1の態様に係る計測装置は、校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に投影手段による格子パターンの投影なしに撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、撮影手段の受光面における座標とポイントの実座標と高さとからなる組を複数含む第3の集合を生成し、当該第3の集合のデータを記憶装置に格納する手段をさらに有するようにしてもよい。
このようにして、投影格子パターンの位相角ではなく実座標についても、受光面における座標と高さとの組の集合で表すことにより、適切に空間を表すことができるようになる。なお、上記面は、平面の方が装置製作上及び精度保持上有利ではあるが、曲面であっても機能実現上問題はない。
そして、本発明に係る計測装置は、第3の集合のデータから第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する第2超曲面生成手段をさらに有するようにしてもよい。
さらに、第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、補間手段により生成された高さデータと受光面における対応座標の組のデータに対応する実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納する手段をさらに有するようにしてもよい。
このようにすれば、レンズの歪曲収差などを除去することができるようになる。なお、実体のX軸方向及びY軸方向については、超曲面ではなく曲面を用いても空間を表すことができる。
また、本発明の第2の態様に係る計測装置は、スリット光を投影する投影手段と、撮影手段と、校正時に複数の高さの面毎に投影手段により当該面上に投影され且つ撮影手段により撮影された投影パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標と高さとからなる組を含む集合データを生成し、記憶装置に格納する手段とを有する。このように光切断法の高さ方向の校正時には、校正時に取得されるデータの種類が1種類少なくなる。
従って、本発明の第2の態様に係る計測装置は、記憶装置に格納された集合データからテンソル積型複合曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する曲面生成手段をさらに有するようにしてもよい。光切断法の高さ方向については、テンソル積型複合超曲面ではなく、テンソル積型複合曲面を表すデータを生成すればよい。計算負荷を軽減できる。
また、本発明の第2の態様に係る計測装置は、測定時に被測定物体に対して投影手段により投影され且つ撮影手段により撮影された投影パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標データを抽出し、記憶装置に格納する手段と、テンソル積型複合曲面を表すデータを用いて、受光面における座標データに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段とをさらに有するようにしてもよい。
さらに、本発明の第2の態様に係る計測装置は、校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に投影手段によるスリット光の投影なしに撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、撮影手段の受光面における座標とポイントの実座標と高さとからなる組を複数含む第2の集合を生成し、当該第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段をさらに有するようにしてもよい。このように、X軸及びY軸方向についての校正については、光切断法でも格子パターン投影法と同様のデータを用意する必要がある。
また、本発明の第2の計測装置は、第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成手段をさらに有するようにしてもよい。
さらに、本発明の第2の計測装置は、テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、補間手段により生成された高さデータと受光面における対応座標の組のデータに対応する第1の実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納する手段と、第1の実座標のデータを、投影手段及び撮影手段の全体の座標系における位置に従って修正し、当該修正結果を記憶装置に格納する手段とをさらに有するようにしてもよい。1本のスリット光だけでは、被測定物体の計測部分を全てカバーできないので、投影手段及び撮影手段については移動させる必要がある。その際の移動のデータを用いて修正が必要となる。
なお、修正結果及び対応する高さデータを用いて、測定されなかった点における座標データを補間計算する手段をさらに有するようにしてもよい。
本発明の第3の態様に係る計測装置は、所定の格子パターンを投影する投影手段と、撮影手段と、校正時に複数の高さの面毎に投影手段により当該面上に投影され且つ撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面において各上記面に共通のグラフ構造のノードとなる点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面における点の座標と位相角と高さとからなる組を含み且つ各組をノードとしてグリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段とを有する。
グラフとは、ノードの集まりと二つのノードを結ぶエッジの集まりであり、ノード間の関係を表現するものである。本発明の第1の態様とは異なるデータ構造を用いても、同様の効果を実現できる。
また、本発明の第3の態様に係る計測装置は、第2の集合のデータから複合自由超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する自由超曲面生成手段をさらに有するようにしてもよい。複合自由超曲面とは、テンソル積型、有理テンソル積型、三角形パッチ型、三角形及び四辺形型細分曲面などの自由曲面一般の次元拡張を掃引などの方法を用いて行ったものである。
さらに、本発明の第3の態様に係る計測装置は、測定時に被測定物体に対して投影手段により投影され且つ撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納する手段と、光強度を投影格子パターンの位相角に変換し、受光面における座標と位相角の組のデータを記憶装置に格納する手段と、複合自由超曲面を表すデータを用いて、受光面における座標と位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段とをさらに有するようにしてもよい。
本発明に係るコンピュータ数値制御装置(CNC装置とも呼ぶ)は、上で述べた計測装置と、少なくとも面の高さを制御する手段とを有する。このようにすれば、校正を迅速及び簡易に行うことができ、さらに計測装置とCNC装置の座標系を統合することができる。なお、ここでCNC装置は、計算機を用いた数値制御を有する機械装置のことであり、その代表的なものがNC工作装置である。
本発明の装置は、例えばコンピュータとプログラムの組み合わせにより実現され、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、非接触型の光計測において系統誤差を除去することができる。
また他の側面として、計測装置と座標系が異なる工作装置の座標系で校正を可能にし、さらに簡易且つ迅速な校正作業を可能にできる。
さらに他の観点として、偶発誤差を除き平面の計測値の水平性及び平坦性を保証し、レンズの歪曲収差の影響を軽減することができる。
[実施の形態1]
図4に、格子パターン投影法を採用した本発明の第1の実施の形態における機能ブロック図を示す。本実施の形態における計測装置を含むCNC装置(例えば工作装置。但し、これに限定するものではない。)は、本実施の形態における主要な処理を実施し且つコンピュータである画像処理装置5と、当該画像処理装置5に接続されており且つランプなどの投影部11と格子を形成するための液晶パネル12とレンズ13とを有する液晶プロジェクタ1と、画像処理装置5に接続されており且つレンズ41とCCD42と図示しないメモリを有するカメラ4と、校正時に基準面となる基準平面2(但し高さZ=Z1の場合の基準平面を2aとし、高さZ=Z2の場合の基準平面を2bとする。)と、画像処理装置5と接続されており且つ当該基準平面2の少なくともZ方向の移動を制御する移動制御部6とを含む。なお、基準平面2上において、投影格子パターンの縞直交方向をX軸とし、縞方向をY軸とし、Z軸方向にカメラ4の光軸が設けられている。一方、CCD42の受光面においても、投影格子パターンの像の縞直交方向をx軸とし、縞方向をy軸とする。なお、大文字のXYZについては実空間上の軸又は座標を表し、小文字のxyについては受光面における像の軸又は座標を表すものとする。
画像処理装置5には、カメラ4の制御を行うカメラ制御部51と、液晶プロジェクタ1の制御を行う投影制御部52と、校正時の画像処理などを実施するキャリブレーション処理部53と、移動制御部6に対して基準面の高さZなどCNCデータの設定を行うCNCデータ設定部54と、校正時に行われる処理の一部であるテンソル積型複合超曲面などの制御点を生成する制御点生成部55と、測定時における被測定物体の実座標を算出する実座標算出部56とが含まれている。また、画像処理装置5は、校正時に生成されるテンソル積型複合超曲面などの制御点データなどを格納する校正データ格納部57と、測定時に生成される被測定物体の実座標データなどを格納する測定データ格納部58とを管理している。
1.高さZを求める場合
(1)校正時の処理
まず被測定物体の基準面からの高さを測定する場合の校正時の処理について図5乃至図12を用いて説明する。図5は処理フローを示す。例えば、ユーザが画像処理装置5に校正処理の実施を指示すると、CNCデータ設定部54は、例えば予め設定されている高さZ(=Z1)の設定データを移動制御部6に出力し、移動制御部6はCNCデータ設定部54から受け取った高さZ(=Z1)の設定データに従って、基準平面2の高さを高さZ1になるように制御する。そして、投影制御部52は、所定の格子パターンを基準平面2aに対して投影するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、所定の格子パターンを液晶パネル12にて形成し、投影部11により基準平面2aに対して液晶パネル12により形成された所定の格子パターンを投影する。また、カメラ制御部51は、当該投影格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば校正データ格納部57などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
次に、CNCデータ設定部54は、例えば予め設定されている別の高さZ(=Z2)の設定データを移動制御部6に出力し、移動制御部6はCNCデータ設定部54から受け取った高さZ(=Z2)の設定データに従って、基準平面2の高さを高さZ2になるように制御する。そして、投影制御部52は、所定の格子パターンを基準平面2bに対して投影するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、所定の格子パターンを液晶パネル12にて形成し、投影部11により基準平面2bに対して液晶パネル12により形成された所定の格子パターンを投影する。なお、高さZ1において一度投影しているので、そのまま投影しつづけている場合には投影制御部52及び液晶プロジェクタ1における処理は不要である。そして、カメラ制御部51は、当該投影格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば校正データ格納部57などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
以上の処理を基準平面2の高さZを変更して繰り返す(ステップS1)。このとき最低限1回基準平面2の高さZを変更する必要があるが、好ましくは2回以上変更する。多ければそれだけ近似がより正確になるので多い方が好ましい。
ステップS1における撮影の概念図を図6(a)乃至(c)に示す。図6(a)は、図4に示したZ軸と視線を垂直に直交させた場合の模式図である。液晶プロジェクタ1に設けられ且つ所定の格子パターンが形成される液晶パネル12を介して光を照射することにより、基準平面2には投影格子パターンが投影される。図6(a)では、計測の下限となる高さは直線422で示され、計測の上限となる高さは直線421で示されている。直線421及び422に平行で高さが一定の直線が基準平面2を表す。ここではZ1からZ4までの4つの基準平面が示されている。また、投影格子パターンにおいて、例えば液晶パネル12において光が遮断されており位相角Φが一定の直線が直線411乃至416で表されている。すなわち、直線411乃至416のうちいずれかの直線上では位相角Φは一定であり、基準平面2のいずれにおいても黒のラインで表される。撮影範囲は、直線401及び402により囲まれた範囲であり、さらに計測の上限を表す直線421と計測の下限を表す直線422とによりさらに囲まれた範囲が計測範囲(計測ボリューム)となる。
このような状況においてCCD42においてレンズ41を介して基準平面2に投影された投影格子パターンを撮像すると、例えば図6(b)及び(c)のようになる。なお、直線411乃至416で表される部分のみで光が遮断されており、またCCD42のx軸方向の受光素子(丸で表す)が20個、y軸方向の受光素子が10個と仮定する。また、図6(b)は基準平面2aでありZ=Z1の場合を、図6(c)は基準平面2bでありZ=Z2の場合をそれぞれ示しているものとする。図6(b)及び図6(c)においては、白丸が光を検出した受光素子を、黒丸が光を検出しなかった受光素子を示している。このように高さZが異なる場合には、異なる受光素子において、直線412、直線413、直線414及び直線415が表す影を検出している。すなわち、基準平面2の高さが異なる場合には、投影格子パターンにおける位相角Φが同一となる受光面上の座標は異なる。ここでは、4本の直線412乃至415に対応して4列の受光素子のみ光を検出せず、残り受光素子が全て同じように光を検出したような状態を示しているが、実際には格子の縞直交方向に順次変化する光強度が各受光素子において検出される。
図5の処理フローの説明に戻って、キャリブレーション処理部53は、ステップS1で撮影された撮影画像のデータ及びCNCデータ設定部54により設定された高さZのデータとを用いて、高さZと受光面における受光座標(x,y)と光強度Iとからなる組のデータを作成し、当該組のデータの集合を例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS3)。より具体的には、特定の高さZにおける撮影画像の各画素の座標(x,y)と光強度Iと当該特定の高さZと対応付けて組を生成し、例えば校正データ格納部57に格納する。
校正データ格納部57に格納されるデータ・テーブルの一例を図7に示す。図7の例では、例えばZ方向の受光素子番号(格子番号とも呼ぶ)を表すiの列501と、例えばx方向の格子番号を表すjの列502と、例えばy方向の格子番号を表すkの列503と、受光素子のx座標の列504と、受光素子のy座標の列505と、高さZ(Z座標とも呼ぶ)の列506と、光強度Iの列507と、位相角の列508とが設けられている。このように、受光面においてj列k行に配置された受光素子の受光面における座標(x,y)とその受光素子でi番目の高さZで撮影した場合の光強度Iが1レコードとして登録されるようになっている。この段階ではまだ位相角は登録されない。
次に、キャリブレーション処理部53は、校正データ格納部57に格納されたデータのうち光強度Iを位相角Φに変換し、校正データ格納部57の例えば図7のデータ・テーブルに格納する(ステップS5)。格子パターン投影法において光強度Iから位相角Φを計算する方法は、背景技術の欄で述べた(1)式のほか様々な方法が既に考案されており、その技術を用いれば計算できるため、ここではこれ以上説明しない。
そして、制御点生成部55は、受光座標(x,y)と高さZと位相角Φとからなる各組を入力点として、テンソル積型複合超曲面を表すための制御点を生成し、校正データ格納部57に格納する(ステップS7)。超曲面は、n次元空間において1個の拘束を与えて得られる図形を意味する。複合は、パッチが複数連結して存在することを表す。テンソル積は多重線形空間であることを表す。ステップS5で得られた受光座標(x,y)と高さZと位相角Φとからなる組の集合で表される空間は、4次元のテンソル積型複合超曲面で表現でき、この表現式には、ベジエ曲面、B-Spline曲面、有理B-Spline曲面、NURBS曲面などの次数を1つ増やしたものを使用する。このようなテンソル積型複合超曲面を用いることにより、計測範囲における高さと受光面の座標と位相角との関係をより正確に表すことができるようになる。なお、テンソル積型複合超曲面は計測点を含む計測ボリューム全体を補間するものであり、近似となってしまうが、連続性があるため、より多くのデータにて制御点を規定できれば、十分な精度を得ることができる。
ここで入力点は図8のような矩形格子型となる。すなわち、図6(b)又は図6(c)を何層にも重ねたような構造である。但し、位相的に矩形格子が成り立てばよく、立方体を組み合わせた矩形格子に限定されるものではない。各格子点Pはijkという3つのパラメータで特定され、また各格子点Pは、受光面における座標(x,y)と高さZと位相角Φとからなる組を表す。
このように入力点群は図8に示したような矩形格子構造を有しておりi,j,kのいずれの方向においても掃引方向の連結性が保証されている。したがって、i,j、kを独立に掃引して制御点を求めればよい。すなわち、図9に示すように、第1の方向(例えばi)に入力点列を掃引して制御点を生成し、当該制御点のデータを例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS11)。例えばj及びkを固定してi方向に入力点列を掃引して制御点を生成した後、j又はkを変更してi方向に入力点列を掃引して制御点を生成する。これを繰り返してi方向に伸びる入力点列について全て制御点を生成する。また、第2の方向(例えばj)に入力点列を掃引して制御点を生成し、当該制御点のデータを例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS13)。ここでも、例えばi及びkを固定してj方向に入力点列を掃引して制御点を生成した後、i又はkを変更してj方向に入力点列を掃引して制御点を生成する。これを繰り返してj方向に伸びる入力点列について全て制御点を生成する。なお、既にステップS11で生成されている制御点については入力点として用いて制御点を生成する。そして、第3の方向(例えばk)に入力点列を掃引して制御点を生成し、当該制御点のデータを例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS15)。例えばi及びjを固定してk方向に入力点列を掃引して制御点を生成した後、i又はjを変更してk方向に入力点列を掃引して制御点を生成する。これを繰り返してk方向に伸びる入力点列について全て制御点を生成する。ここでもステップS11及びS13において生成された制御点については入力点として用い、制御点を生成する。なお、図8に示すような矩形格子構造ではなくグラフ構造を用いる場合もある。
また、校正データ格納部57において制御点は、例えば図10に示すようなデータ・テーブルにて格納されている。図10の例では、制御点番号の列800と、x座標の列801と、y座標の列802と、Z座標の列803と、位相角の列804とが設けられている。
では具体的に、入力点から制御点を生成する手法について簡単に説明する。比較的簡単な3次のベジエ曲線を用いる場合を示す。図11(a)は、入力点列の一例を示している。このようにP1、P2、P3、P4という入力点列が存在するとする。このような場合には、隣接する2入力点(例えばP1及びP2)を選択し、それぞれの接ベクトル(例えばm1及びm2)を求める。そうすると、中間の制御点(P11及びP12)は、以下のように求められる。なお、詳しくは非特許文献5を参照されたい。
Figure 2005098985
これを繰り返せば図11(b)に示すような制御点列を得ることができる。なお、ベジエ曲線では入力点列P1、P2、P3、P4も制御点であり、区別するためP10、P20、P30、P40と表している。すなわち、P10とP20の間には、P11及びP12が生成され、P20とP30の間には、P21とP22が生成され、P30とP40の間には、P31とP32とが生成される。
このように求められた制御点により、ベジエ超曲面は、1次元のセグメントや2次元のパッチに相当する3次元の超パッチごとに、以下の式で表される。
Figure 2005098985
但し、Bi n(t)=i(1−t)n-i
であって、Bernstein多項式である。Bernstein多項式についても非特許文献5を参照されたい。なお、Pijkは制御点である。(2)式は従来から知られているベジエ曲面(例えば非特許文献5記載)の以下の式に対して次元の拡張を行ったものである。
Figure 2005098985
また本実施の形態においてはベジエ曲線だけではなく、ユニフォームなB-Spline曲線を用いることも可能である。3次のB-Spline曲線の場合を図12を用いて説明する。ここでP1、...Pi、Pi+1...Pnは入力点列である。これに対して、B-Spline曲線の制御点は、Q0、Q1、...Qi-1、Qi、Qi+1、Qi+2、...Qn、Qn+1となる。入力点列Pと制御点列Qは、上付のサフィックスが同じもの同士対応しており、Q0とQn+1のみが余分に設けられるようになっている。すなわちベジエの場合よりも制御点の数は少なく、制御点データを保持する場合におけるメモリ容量が少なく済む。
図12のような制御点列を生成するためには、第1ステップとしてi=1乃至nについて、QiをPiと同じに設定する。なお、Q0についてはQ1と同じに設定する。また、Qn+1をQnと同じに設定する。第2ステップとしてi=1乃至nについて、
Figure 2005098985
を計算し、δi+Qiを、新たなQiに設定する。なお、Q0についてはQ1と同じに設定する。また、Qn+1をQnと同じに設定する。
第3ステップにおいては、max{δi}>δs(固定値)であるか判断し、この条件が満たされている場合には第2ステップに戻る。一方、この条件が満たされていない場合には、処理を終了する。このようにすれば、制御点列を算出することができる。なお、詳しい内容については、非特許文献6のP69乃至72を参照のこと。
このように求められた制御点により、B-Spline超曲面は、1次元のセグメントや2次元のパッチに相当する3次元の超パッチごとに、以下の式で表される。
Figure 2005098985
なお、Qijkは制御点である。
このほかユニフォームでないB-Spline曲線やさらにNURBSや有理B-Splineなどを用いることも可能であり、ベジエ及びB-Splineに限定されるものではない。
以上述べたような処理を実施することにより、制御点というテンソル積型複合超曲面を表すデータを得ることができ、以下で述べる測定時に高さZを得ることができるようになる。
なお、上では撮影画像の位置が固定される形態の画素について格子点を構成する例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば特定の位相角の画素についてのみ格子点を構成するようにしても良い。
(2)測定時の処理
測定時には、ユーザはまず所定の高さの平面(図6の計測上限421と計測下限422の間に設定された計測ボリューム内の平面。以下「平面2c」と呼ぶ。)上に被測定物体を設置する。そして画像処理装置5に測定の指示を行う。そうすると、投影制御部52は所定の格子パターンを平面2c上に設置された被測定物体に対して投影するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、所定の格子パターンを液晶パネル12にて形成し、投影部11により平面2c上の被測定物体に対して液晶パネル12により形成された所定の格子パターンを投影する。また、カメラ制御部51は、当該投影格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば測定データ格納部58などの記憶装置に撮影画像データを格納する(図13:ステップS21)。
次に、実座標算出部56は、例えば測定データ格納部58に格納された撮影画像データに基づき、受光座標(x,y)と光強度Iの組を特定し、例えば測定データ格納部58に格納する(ステップS23)。図14に測定データ格納部58に格納されるデータ・テーブルの一例を示す。図14の例では、画素番号の列1201と、受光面のx座標の列1202と、y座標の列1203の列と、光強度Iの列1204と、位相角の列1205と、Z座標の列1206とが含まれる。この段階では、x座標とy座標と光強度Iのデータのみが登録される。
そして、実座標算出部56は、測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図14)を参照して、光強度Iを位相角Φに変換し、測定データ格納部58のデータ・テーブル(図14)に格納する(ステップS25)。この処理は、図5に示したステップS5と同じであり、既存の技術にて算出する。その後、実座標算出部56は、受光座標(x,y)と位相角Φとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で高さZを算出し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図14)に格納する(ステップS27)。
2次元のヤコビ反転算法については、Byoung K. Choi et al., Sculptured Surface Machining, Kluwer Academic Publishers, (1998)に述べられており、ここでは3次元に単純に拡張したものを適用する。以下、簡単に説明するが、ここで行う計算というのは、テンソル積型複合超曲面Pのパラメタ表現P(u,v,w)=(x(u,v,w),y(u,v,w),Z(u,v,w),Φ(u,v,w))において、データ・テーブル(図14)に格納されているx*、y*及びΦ*に対応するZを求める問題である。
第1ステップとして、初期推定点u0,v0及びw0を与える。そして、第2ステップとして、以下の3つの式の連立方程式にてδu,δv及びδwを解く。
Figure 2005098985
なお、xu(u0,v0,w0)は、u=u0,v=v0,w=w0にて評価した偏導関数である。yu(u0,v0,w0)及びΦu(u0,v0,w0)についても同様である。
第3ステップとして、このようにして得られたδu,δv,δwによりu0,v0及びw0を以下のように更新する。
0=u0+δu
0=u0+δv
0=w0+δw
そして、第4ステップとして、
(x*−x(u0,v0,w0))2+(y*−y(u0,v0,w0))2+(Φ*−Φ(u0,v0,w0))2を評価し、これが十分小さいか判断する。この他評価値として絶対値の和を用いてもよい。もし、十分小さいとするならば、第3ステップで得られたu=u0,v=v0,w=w0が解となる。一方、十分小さいとはいえない場合には、第2ステップに戻る。
最後に、解として得られたu=u0,v=v0,w=w0を用いて、例えば(2)式や(3)式に入力することにより、高さZを得ることができる。
以上のような処理を実施すれば、高さZを求めることができる。また、波としての格子パターンの精度に対する影響を軽減することができる。また、校正パラメータの精度の影響を軽減することができるようになる。さらに、Z座標については、計測装置とCNC装置の座標系を揃えることができるようになる。また、校正作業は非常に簡単且つ迅速に行うことができ、高さZ一定平面では校正時と同じ条件で測定されるので偶発誤差を除けば水平性も保証できる。
2.X座標とY座標を求める場合
上では高さZだけが分かればよい場合について説明した。しかし実際の測定では被測定物体のX座標及びY座標が不要ということはあまりない。以下、X座標及びY座標の求め方について説明する。
(1)校正時の処理
以下、校正時の処理を図15の処理フローに沿って説明する。例えば、ユーザが画像処理装置5に校正処理の実施を指示すると、CNCデータ設定部54は、例えば予め設定されている高さZ(=Z1)の設定データを移動制御部6に出力し、移動制御部6はCNCデータ設定部54から受け取った高さZ(=Z1)の設定データに従って、基準平面2の高さを高さZ1になるように制御する。
なお、今回の校正時には、基準平面2には、X座標値、Y座標値又はX及びY座標値が既知の実体格子パターンが描かれている(又は実体格子パターンが描かれた物を設置する)ものとする。例えば、図16(a)に示すように、Y軸に平行でX座標が既知の実体格子パターンと、図16(b)に示すように、X座標に平行でY座標が既知の実体格子パターンとを別途用意して、以下の処理を実施する。又は、図16(c)に示すように、X軸に平行でY座標が既知の実体格子パターンとY軸に平行でX座標が既知の実体格子パターンとの組み合わせである交差格子パターンを用いるようにしても良い。なお、投影制御部52は、格子パターンではなく単に照明として光を照射するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、格子パターンを液晶パネル12にて形成することなく、投影部11により基準平面2aに対して光を照射する。
そして、カメラ制御部51は実体格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば校正データ格納部57などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
次に、CNCデータ設定部54は、例えば予め設定されている別の高さZ(=Z2)の設定データを移動制御部6に出力し、移動制御部6はCNCデータ設定部54から受け取った高さZ(=Z2)の設定データに従って、基準平面2の高さを高さZ2になるように制御する。そして、カメラ制御部51は、実体格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば校正データ格納部57などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
以上の処理を基準平面2の高さZを変更して繰り返す(ステップS31)。このとき最低限1回基準平面2の高さZを変更する必要があるが、好ましくは2回以上変更する。多ければそれだけ近似がより正確になるので多い方が好ましい。
次に、キャリブレーション処理部53は、例えば校正データ格納部57に格納された撮影画像データを読み出し、当該撮影画像中実体格子パターンの受光画素を抽出し、当該受光画素の受光座標(x,y)と高さZと当該実体格子の実座標値(X座標、Y座標又はX座標及びY座標)とからなる組の集合のデータを、例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS33)。例えば実体格子パターンを黒いラインにしておき、その他の面を白くしておけば、光強度Iの値により黒と判断される画素が抽出できる。また、ラインの端などにマーカを付すなどの方法にて、その黒いラインがどの実体座標の実体格子パターンに対応するかを特定できるようにしておけば、抽出された画素に対応する実座標を特定できる。
図17に校正データ格納部57に格納されるデータ・テーブルの一例を示す。図17の例では、例えばZ方向の受光素子番号(格子番号とも呼ぶ)を表すiの列1501と、例えばx方向の格子番号を表すjの列1502と、例えばy方向の格子番号を表すkの列1503と、受光素子のx座標の列1504と、受光素子のy座標の列1505と、実空間のX座標の列1506と、実空間のY座標の列1507と、高さZの列1508と、光強度Iの列1509とが設けられている。このように、受光面においてx方向にj番目にy方向にk番目に抽出された受光素子の受光面における座標(x,y)とその時の高さZ及び光強度I、並びに特定された実座標(X座標、Y座標又はX座標及びY座標)が1レコードとして登録されるようになっている。なお、実座標は、X座標だけが登録される場合も、Y座標だけが登録される場合もあり、ここではX座標だけが特定された例を示している。
このようにすると、受光座標(x,y)と高さZと実座標Xとからなる組の第1の集合と、受光座標(x,y)と高さZと実座標Yとからなる組の第2の集合とが得られるようになる。したがって、制御点生成部55は、この第1の集合又は第2の集合に含まれる各組を入力点として、ステップS7(図5)に関連して説明した処理を実施して制御点を生成し、当該制御点のデータを例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS35)。
例えば図18(a)及び図18(b)に示すような制御点用のデータ・テーブルが校正データ格納部57に格納される。図18(a)の例では、制御点番号の列1601と、x座標の列1602と、y座標の列1603と、Z座標の列1604と、X座標の列1605とが設けられている。また、図18(b)の例では、制御点番号の列1611と、x座標の列1612と、y座標の列1613と、Z座標の列1614と、Y座標の列1615とが設けられている。このように、X座標を求めるための制御点群と、Y座標を求めるための制御点群とは分けて保管される。
以上のようにテンソル積型複合超曲面を表すデータがX座標について及びY座標について求められているので、以下の測定時の処理を実施すれば、X座標及びY座標を取得することができるようになる。
(2)測定時の処理
測定時の処理においては高さZ値の算出が必要になるので、高さZ値の算出を含む処理フロー(図19)を用いて説明する。
測定時には、ユーザはまず計測ボリューム内に被測定物体を設置する。そして画像処理装置5に測定の指示を行う。そうすると、投影制御部52は所定の格子パターンを計測ボリューム内に設置された被測定物体に対して投影するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、所定の格子パターンを液晶パネル12にて形成し、投影部11により基準平面2上の被測定物体に対して液晶パネル12により形成された所定の格子パターンを投影する。また、カメラ制御部51は、当該投影格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば測定データ格納部58などの記憶装置に撮影画像データを格納する(図19:ステップS41)。
次に、実座標算出部56は、例えば測定データ格納部58に格納された撮影画像データに基づき、受光座標(x,y)と光強度Iの組を特定し、例えば測定データ格納部58に格納する(ステップS43)。図20に測定データ格納部58に格納されるデータ・テーブルの一例を示す。図20の例では、画素(受光素子)番号の列1801と、受光面のx座標の列1802と、y座標の列1803の列と、光強度Iの列1804と、位相角の列1805と、Z座標の列1806と、X座標の列1807と、Y座標の列1808とが含まれる。この段階では、x座標とy座標と光強度Iのデータのみが登録される。
そして、実座標算出部56は、測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図20)を参照するなどして、光強度Iを位相角Φに変換し、測定データ格納部58のデータ・テーブル(図20)に格納する(ステップS45)。この処理は、図5に示したステップS5と同じであり、既存の技術にて算出する。その後、実座標算出部56は、受光座標(x,y)と位相角Φとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で高さZを算出し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図20)に格納する(ステップS47)。ステップS27に関連して説明した処理を実施する。
次に、受光座標(x,y)と高さZとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Xを算出し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図20)に格納する(ステップS49)。ステップS27に関連した説明ではΦとなっていた部分をZに置き換え、図18(a)に示した制御点のデータを用いて同様の処理を行えばよい。そうすれば、受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のX座標を得ることができる。
同様に、受光座標(x,y)と高さZとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Yを算出し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブル(図20)に格納する(ステップS51)。ステップS27に関連した説明ではΦとなっていた部分をZに置き換え、図18(b)に示した制御点のデータを用いて同様の処理を行えばよい。そうすれば、受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のY座標を得ることができる。
以上のような処理を実施すれば、被測定物体のX座標値、Y座標値及び高さZを求めることができる。また、波としての格子パターンの精度に対する撮影レンズなどの影響を軽減することができる。さらに、Z座標については、計測装置とCNC装置の座標系を揃えることができるようになる。また、校正作業は非常に簡単且つ迅速に行うことができ、高さZ一定平面では校正時と同じ条件で測定されるので偶発誤差を除けば水平性も保証できる。さらに、このようにX座標及びY座標についてもテンソル積型複合超曲面を用いて算出できるようになったため、撮影レンズなどの歪曲収差の影響を軽減することができる。
3.X座標及びY座標の簡易な計測方法
2.で述べた方法では、X座標及びY座標についてもテンソル積型複合超曲面により求めるようにしていたが、X座標及びY座標については高さZに比例すると考えても問題が無いため、テンソル積型複合曲面にて算出することができる。以下の説明では、テンソル積型複合曲面を用いる場合の処理を説明する。
(1)校正時の処理
図21を用いて校正時の処理を説明する。なお、高さZに関する校正処理は同じであるから説明は省略する。
例えば、ユーザが画像処理装置5に校正処理の実施を指示すると、CNCデータ設定部54は、例えば予め設定されている高さZ(=Z0)の設定データを移動制御部6に出力し、移動制御部6はCNCデータ設定部54から受け取った高さZ(=Z0)の設定データに従って、基準平面2の高さを高さZ0になるように制御する。
なお、今回の校正時には、基準平面2には、X座標値、Y座標値又はX及びY座標値が既知の実体格子パターンが描かれている(又は実体格子パターンが描かれた物を設置する)ものとする。これについては図15のステップS31と同じである。また、液晶プロジェクタ1による格子パターンの投影は行わない。
そして、カメラ制御部51は実体格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば校正データ格納部57などの記憶装置に撮影画像データを格納する(ステップS61)。上では複数の高さの基準平面2について撮影を行うことになっていたが、ここでは1つの高さの基準平面2を撮影すれば十分である。
次に、キャリブレーション処理部53は、例えば校正データ格納部57に格納された撮影画像データを読み出し、当該撮影画像中実体格子パターンの受光画素を抽出し、当該受光画素の受光座標(x,y)と当該実体格子の実座標値(X座標、Y座標又はX座標及びY座標)との組の集合のデータを、例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS63)。この処理も図15のステップS33とほぼ同じであるが、本ステップでは、高さZについては全て同じであるから、高さZについては別途保管していても良い。但し図17に示したように高さZを対応付けて保管しておいても良い。
このようにすると、受光座標(x,y)と実座標Xの組の第1の集合と、受光座標(x,y)と実座標Yの組の第2の集合とが得られるようになる。したがって、制御点生成部55は、この第1の集合又は第2の集合に含まれる各組を入力点として、ステップS7(図5)に関連して説明した処理を実施して制御点を生成し、当該制御点のデータを例えば校正データ格納部57に格納する(ステップS65)。なお、図15のステップS35では、テンソル積型複合超曲面を表すデータとして制御点を算出していたが、ここではテンソル積型複合曲面を表すデータとして制御点を算出する。算出の仕方は基本的には同じであり、u、v及びwで表されていた(2)式及び(3)式が、uとvだけで表されるようになるだけである。校正データ格納部57では、図18(a)及び図18(b)に示すような形で制御点のデータが格納される。但し、高さZを各レコードに対応付けて格納しておく必要は無い。
以上のようにテンソル積型複合曲面を表すデータがX座標について及びY座標について求められているので、以下の測定時の処理を実施すれば、X座標及びY座標を取得することができるようになる。
(2)測定時の処理
測定時には、ユーザはまず計測ボリューム内に被測定物体を設置する。そして画像処理装置5に測定の指示を行う。そうすると、投影制御部52は所定の格子パターンを計測ボリューム内に設置された被測定物体に対して投影するように、液晶プロジェクタ1を制御する。投影制御部52の指示に応じて、液晶プロジェクタ1は、所定の格子パターンを液晶パネル12にて形成し、投影部11により基準平面2上の被測定物体に対して液晶パネル12により形成された所定の格子パターンを投影する。また、カメラ制御部51は、当該投影格子パターンを撮影するようにカメラ4を制御する。カメラ制御部51の指示に応じてカメラ4はCCD42により撮影を行う。CCD42において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置5に出力される。画像処理装置5は、例えば測定データ格納部58などの記憶装置に撮影画像データを格納する(図22:ステップS71)。ステップS41と同じである。
次に、実座標算出部56は、例えば測定データ格納部58に格納された撮影画像データに基づき、受光座標(x,y)と光強度Iの組を特定し、例えば測定データ格納部58に格納する(ステップS73)。ステップS43と同じである。
そして、実座標算出部56は、測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブルを参照して、光強度Iを位相角Φに変換し、測定データ格納部58のデータ・テーブルに格納する(ステップS75)。ステップS5及びステップS45と同じである。その後、実座標算出部56は、受光座標(x,y)と位相角Φとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で高さZを算出し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブルに格納する(ステップS77)。ステップS27に関連して説明した処理を実施する。ステップS47と同じである。
次に、実座標算出部56は、各受光座標(x,y)について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Xを算出し、さらに高さZ/校正時の高さZ0倍し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブルに格納する(ステップS79)。前半の処理は、上で述べた論文に書かれている2次元のヤコビ反転算法そのもので算出可能であるが、ここではさらに、得られたX座標値をZ/Z0倍する処理を行って、受光座標(x,y)に対応するX座標とする。X座標値は高さZに比例するため、校正時の高さZ0を用いて補正する。このようにして受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のX座標を算出する。
同様に、実体座標算出部56は、受光座標(x,y)と高さZとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Yを算出し、さらに高さZ/校正時の高さZ0倍し、例えば測定データ格納部58に格納されたデータ・テーブルに格納する(ステップS81)。ステップS79と同様に、前半の処理は上で述べた論文に書かれている2次元のヤコビ反転算法そのもので算出可能であるが、ここではさらに得られたY座標をZ/Z0倍する処理を行って、受光座標(x,y)に対応するY座標とする。このようにして受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のY座標を算出する。
以上のような処理を実施すればテンソル積型複合超曲面を用いずにX座標及びY座標を算出することができる。1次元だけ次数が低いので、計算負荷が低く抑えられる。
[実施の形態2]
次に光切断法を用いた場合の構成について図23乃至図29を用いて説明する。まず図23に機能ブロック図を示す。本実施の形態における計測装置を含むCNC装置は、本実施の形態における主要な処理を実施し且つコンピュータである画像処理装置2305と、当該画像処理装置2305に接続されており且つスリット光を投影する投影部2301とカメラ2304とを有する計測部2330と、校正時に基準面となる基準平面2302(但し高さZ=Z1の場合の基準平面を2302aとし、高さZ=Z2の場合の基準平面を2302bとする。)と、画像処理装置2305と接続されており且つ当該基準平面2302の少なくともZ方向の移動を制御する移動制御部2306とを含む。投影部2301は、例えばレーザー光源などの光源2311とスリット2312とを有する。また、カメラ2304は、レンズ2341とCCD2342と図示しないメモリを有する。計測部2330は、スリット光で被測定物体を走査するため、図示しない移動機構を保持している。当該移動機構は、計測部2330が例えば基準位置からどれだけ移動したかを表すデータを画像処理装置2305に出力する。なお、基準平面2302上において、スリット光による明暗パターンに直交する方向をX軸とし、明暗パターン方向をY軸とし、Z軸方向にカメラ2304の光軸が設けられている。一方、CCD2342の受光面においても、明暗パターンに直行する方向をx軸とし、明暗パターン方向をy軸とする。なお、大文字のXYZについては実空間上の軸又は座標を表し、小文字のxyについては受光面における像の軸又は座標を表すものとする。
画像処理装置2305には、カメラ2304の制御を行うカメラ制御部23511と投影部2301の制御を行う投影制御部23512とを有する計測部制御部2351と、校正時の画像処理などを実施するキャリブレーション処理部2353と、移動制御部2306に対して基準面の高さZなどCNCデータの設定を行うCNCデータ設定部2354と、校正時に行われる処理の一部であるテンソル積型複合超曲面やテンソル積型複合曲面などの制御点を生成する制御点生成部2355と、測定時における被測定物体の実座標を算出する実座標算出部2356と、実座標算出部2356により算出された被測定物体の実座標の補間処理を実施する補間処理部2359とが含まれている。また、画像処理装置2305は、校正時に生成されるテンソル積型複合超曲面やテンソル積型複合曲面などの制御点データなどを格納する校正データ格納部2357と、測定時に生成される被測定物体の実座標データなどを格納する測定データ格納部2358とを管理している。
1.校正時の処理
(1)高さZを求めるための校正時の処理
高さZを求めるための校正時の処理について図24乃至図26を用いて説明する。図24は処理フローを示す。例えば、ユーザが画像処理装置2305に校正処理の実施を指示すると、CNCデータ設定部2354は、例えば予め設定されている高さZ(=Z1)の設定データを移動制御部2306に出力し、移動制御部2306はCNCデータ設定部2354から受け取った高さZ(=Z1)の設定データに従って、基準平面2302の高さを高さZ1になるように制御する。そして、計測部制御部2351の投影制御部23512は、スリット光を基準平面2302aに対して投影するように、投影部2301を制御する。投影制御部23512の指示に応じて、投影部2301は、スリット光を投影する。また、計測部制御部2351のカメラ制御部23511は、投影されたスリット光の明暗パターンを撮影するようにカメラ2304を制御する。カメラ制御部23511の指示に応じてカメラ2304はCCD2342により撮影を行う。CCD2342において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ2304内のメモリに格納された後、画像処理装置2305に出力される。画像処理装置2305は、例えば校正データ格納部2357などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
次に、CNCデータ設定部2354は、例えば予め設定されている別の高さZ(=Z2)の設定データを移動制御部2306に出力し、移動制御部2306はCNCデータ設定部2354から受け取った高さZ(=Z2)の設定データに従って、基準平面2302の高さを高さZ2になるように制御する。そして、計測部制御部2351の投影制御部23512は、スリット光を基準平面2302bに対して投影するように、投影部2301を制御する。投影制御部23512の指示に応じて、投影部2301はスリット光を投影する。なお、高さZ1において一度投影しているので、そのまま投影しつづけている場合には投影制御部23512及び投影部2301における処理は不要である。そして、計測部制御部2351のカメラ制御部23511は、投影されたスリット光の明暗パターンを撮影するようにカメラ2304を制御する。カメラ制御部23511の指示に応じてカメラ2304はCCD2342により撮影を行う。CCD2342において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ4内のメモリに格納された後、画像処理装置2305に出力される。画像処理装置2305は、例えば校正データ格納部2357などの記憶装置に撮影画像データを格納する。
以上の処理を基準平面2302の高さZを変更して繰り返す(ステップS101)。このとき最低限1回基準平面2302の高さZを変更する必要があるが、好ましくは2回以上変更する。多ければそれだけ近似がより正確になるので多い方が好ましい。
ステップS101における撮影の概念図を図25(a)乃至(c)に示す。図25(a)は、図23に示したZ軸と視線を垂直に直交させた場合の模式図である。投影部2301に設けられるスリット2312を介してレーザー等を照射することにより、基準平面2302にはスリット光2411が投影される。図25(a)では、計測の下限となる高さは直線2422で示され、計測の上限となる高さは直線2421で示されている。直線2421及び2422に平行で高さが一定の直線が基準平面2302を表す。ここではZ1からZ4までの4つの基準平面が示されている。撮影範囲は、直線2401及び2402により囲まれた範囲であり、さらに計測の上限を表す直線2421と計測の下限を表す直線2422とによりさらに囲まれた範囲が計測範囲(計測ボリューム)となる。
このような状況においてCCD2342においてレンズ2341を介して基準平面2302に投影されたスリット光の明暗パターンを撮像すると、例えば図25(b)及び図25(c)のようになる。なお、直線2411で表される部分のみで光が照射されており、またCCD2342のx軸方向の受光素子(丸で表す)が20個、y軸方向の受光素子が10個と仮定する。また、図25(b)は基準平面2302aでありZ=Z1の場合を、図25(c)は基準平面2302bでありZ=Z2の場合をそれぞれ示しているものとする。図25(b)及び図25(c)においては、白丸が光を検出した受光素子を、黒丸が光を検出しなかった受光素子を示している。また、グレーの丸が、中間の光強度を検出した受光素子を示している。このように高さZが異なる場合には、異なる受光素子において、直線2411が表すスリット光の明ラインを検出している。すなわち、基準平面2302の高さが異なる場合には、スリット光の明ラインが検出される受光面上の座標は異なる。ここでは、スリット光に対応して1列の受光素子のみ光を検出し、その両脇に中間的な光強度を検出した受光素子が存在し、残りの受光素子では全く光を検出していない状態を示しているが、より多くの受光素子において中間的な光強度を検出する場合もある。また、スリット光の明ラインが、斜めのラインとして検出されたり、曲線的なラインとして検出される場合もある。
図24の処理フローの説明に戻って、キャリブレーション処理部2353は、ステップS101で撮影された撮影画像のデータから、受光面における受光座標(x,y)を特定し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS103)。例えば、スリット光の明ラインに垂直な方向における光強度の分布により、最も光強度が高いと推定される、受光面における受光座標(x,y)を算出する。そして、キャリブレーション処理部2353は、ステップS103で特定された受光面における受光座標(x,y)及びCNCデータ設定部2354により設定された高さZのデータとを用いて、高さZと受光面における受光座標(x,y)とからなる組のデータを作成し、当該組のデータの集合を例えば校正データ格納部2357に格納する(ステップS105)。
校正データ格納部2357に格納されるデータ・テーブルの一例を図26に示す。図26の例では、例えばZ方向の格子番号を表すiの列2601と、例えばスリット光の明ラインに沿った格子番号を表すjの列2602と、受光座標のx座標値の列2603と、受光座標のy座標値の列2604と、高さZ(Z座標とも呼ぶ)の列2605とが設けられている。このように、各高さZについて、受光面においてスリット光の明ラインに沿って特定された受光座標(x,y)が登録されるようになっている。
そして、制御点生成部2355は、受光座標(x,y)と高さZとからなる各組を入力点として、テンソル積型複合曲面を表すための制御点を生成し、校正データ格納部2357に格納する(ステップS107)。テンソル積型複合曲面は、テンソル積型複合超曲面より1次元低くく、ベジエ曲面、B-Spline曲面、有理B-Spline曲面、NURBS曲面などである。このようなテンソル積型複合曲面を用いることにより、計測範囲における高さと受光面の座標との関係をより正確に表すことができるようになる。テンソル積型複合曲面については、非特許文献5など様々な文献に記載されているため、ここでは詳細な説明を省略する。
(2)X座標及びY座標を求めるための校正時の処理
この処理については第1の実施の形態と同じであるから説明を省略する。なお、X座標及びY座標を求めるための校正時の処理では、本実施の形態であっても、スリット光ではなく、基準平面2302全体に光を投影する。
(3)測定時の処理
測定時には、ユーザはまず計測ボリューム内に被測定物体を設置する。そして画像処理装置2305に測定の指示を行う。そうすると、実座標算出部2356は、計測部2330から計測部位置のデータを取得し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(図27:ステップS111)。そして、計測部制御部2351の投影制御部23512はスリット光を計測ボリューム内に設置された被測定物体に対して投影するように、投影部2301を制御する。投影制御部23512の指示に応じて、投影部2301は、スリット光を基準平面2302上の被測定物体に対して投影する。また、計測部制御部2351のカメラ制御部23511は、当該スリット光の明暗パターンを撮影するようにカメラ2304を制御する。カメラ制御部23511の指示に応じてカメラ2304はCCD2342により撮影を行う。CCD2342において得られた撮影画像のデータは、一旦カメラ2304内のメモリに格納された後、画像処理装置2305に出力される。画像処理装置2305は、例えば測定データ格納部2358などの記憶装置に撮影画像データを格納する(ステップS113)。基本的にはステップS101と同じである。
次に、実座標算出部2356は、例えば測定データ格納部2358に格納された撮影画像データに基づき、受光面における受光座標(x,y)を特定し、例えば測定データ格納部2358に格納する(ステップS115)。ステップS103と同じである。例えば、測定データ格納部2358に図28に示すようなデータ・テーブルを設け、受光座標(x,y)を格納する。図28の例では、受光座標の番号の列2701と、受光面のx座標の列2702と、y座標の列2703の列と、Z座標の列2704と、X座標の列2705と、Y座標の列2706とが含まれる。この段階では、x座標とy座標のデータのみが登録される。
そして、実座標算出部2356は、受光面における受光座標(x,y)について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で高さZを算出し、例えば測定データ格納部2358に格納されたデータ・テーブル(図28)に格納する(ステップS117)。ステップS107において生成されたテンソル積型複合曲面を表すデータを用いて高さZを算出する。なお、2次元のヤコビ反転算法については周知であり、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、実座標算出部2356は、各受光座標(x,y)について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Xを算出し、例えば測定データ格納部2358に格納されたデータ・テーブル(図28)に格納する(ステップS119)。ステップS27に関連した説明ではΦとなっていた部分をZに置き換え、図18(a)に示した制御点のデータを用いて同様の処理を行えばよい。そうすれば、受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のX座標を得ることができる。
同様に、実体座標算出部2356は、受光座標(x,y)と高さZとの各組について多次元ニュートン法(例えばヤコビ反転算法)で実体座標Yを算出し、例えば測定データ格納部2358に格納されたデータ・テーブル(図28)に格納する(ステップS121)。ステップS27に関連した説明ではΦとなっていた部分をZに置き換え、図18(b)に示した制御点のデータを用いて同様の処理を行えばよい。そうすれば、受光座標(x,y)と高さZの組毎に実体空間のY座標を得ることができる。
そして、実座標算出部2356は、ステップS111において取得した計測部2330の位置のデータを用いて、ステップS119及びS121において算出されたX座標及びY座標を補正し、例えば測定データ格納部2358に格納されたデータ・テーブル(図28)に格納する(ステップS123)。例えば、基準位置から計測部2330が移動機構によってΔx移動している場合には、X座標値+Δxというような補正を実施する。
その後、計測部2330の全ての位置について処理を実施したか判断する(ステップS125)。すなわち、被測定物体の測定部分の全てをスリット光で走査したか判断する。もし、未処理の位置が存在する場合には、計測部制御部2351は、計測部2330に計測部2330の位置を1単位分変更するように命じ、計測部2330は移動機構によってその位置を1単位分変更する(ステップS127)。そしてステップS111に戻る。一方、全ての位置について処理したと判断された場合には、補間処理部2359は、補間処理を実施する(ステップS129)。図29に補間処理の概要を示す。図29において、丸印が図28に示したデータ・テーブルに格納されている1レコードに対応する点を示している。このように隣接する点を結んで例えば三角形メッシュを構成し、三角形メッシュ内部の点については、三角形の3頂点の座標値(X,Y,Z)を補間することによって求める。求められたデータについては、例えば図28に示したデータ・テーブルにそのためのレコードを追加登録する。但し、ステップS129はスキップしてもよい。
以上のような処理を実施すれば、被測定物体のX座標値、Y座標値及び高さZを求めることができる。なお、光切断法においても、格子パターン投影法で示したX座標及びY座標の簡易な測定方法を採用することも可能である。
このようにすれば、光切断法でも、絶対値計測が可能になり、レンズの歪曲収差の影響を受けないようにすることができ、スリット光が直線でなくともよく、光軸が合っていなくともよく、CNC環境では校正を自動化でき、平面度、平行度及びCNC精度を向上させることができる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図4及び図23に示した機能ブロック図は一例であって、特に画像処理装置5及び2305内の機能ブロックは必ずしもプログラムのモジュールに対応せず、他の機能分割を行っても良い。さらに、データ格納部についても例えば1つのハードディスクなどの記憶装置内を領域を分けて用いるようにしても良い。また、処理フローについても一部のステップについては同時に又は順番を入れ替えて実行することが可能となっている。
また、テンソル積型複合超曲面又はテンソル積型複合曲面を用いるような説明をしたが、例えばその射影変換を施したものであっても同様に処理できる。
(付記1)
所定の格子パターンを投影する投影手段と、
撮影手段と、
校正時に複数の高さの面毎に前記投影手段により当該面上に投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面において各前記面に共通の縦方向個数及び横方向個数存在する点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における前記点の座標と前記位相角と前記高さとからなる組を含み且つ各組をノードとして矩形グリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
を有する計測装置。
(付記2)
前記第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成手段と、
をさらに有する付記1記載の計測装置。
(付記3)
前記超曲面生成手段が、前記第2の集合のデータを入力点として用い、前記テンソル積型複合超曲面の制御点を算出する
ことを特徴とする付記2記載の計測装置。
(付記4)
測定時に被測定物体に対して前記投影手段により投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納する手段と、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータを記憶装置に格納する手段と、
前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段と、
をさらに有する付記2記載の計測装置。
(付記5)
校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に前記投影手段による格子パターンの投影なしに前記撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と前記ポイントの実座標と前記高さとからなる組を複数含む第3の集合を生成し、当該第3の集合のデータを記憶装置に格納する手段、
をさらに有する付記4記載の計測装置。
(付記6)
前記第3の集合のデータから第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する第2超曲面生成手段、
をさらに有する付記5記載の計測装置。
(付記7)
前記第3の集合に含まれる各組のデータのうち前記高さのデータ以外のデータを用いてテンソル積型複合曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する曲面生成手段、
をさらに有する付記5記載の計測装置。
(付記8)
前記第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記補間手段により生成された高さデータと前記受光面における対応座標の組のデータに対応する実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納する手段、
をさらに有する付記6記載の計測装置。
(付記9)
前記テンソル積型複合曲面を表すデータを用いて、前記受光面における対応座標のデータに対応する補正前の実座標データを補間計算し、記憶装置に格納する手段と、
前記補間手段により生成された高さデータと前記校正時における高さのデータとに基づき、前記補正前の実座標データを補正し、記憶装置に格納する手段と、
をさらに有する付記7記載の計測装置。
(付記10)
前記実座標が判明している複数のポイントが、実体格子パターンに含まれるポイントであることを特徴とする付記5乃至9のいずれか1つ記載の計測装置。
(付記11)
前記実体格子パターンが、前記面においてX座標に平行な第1実体格子パターンと前記面のY座標に平行な第2実体格子パターンと前記第1及び第2実体格子パターンの組み合わせとのいずれかであることを特徴とする付記10記載の計測装置。
(付記12)
スリット光を投影する投影手段と、
撮影手段と、
校正時に複数の高さの面毎に前記投影手段により当該面上に投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標と前記高さとからなる組を含む集合データを生成し、記憶装置に格納する手段と、
を有する計測装置。
(付記13)
前記記憶装置に格納された前記集合データからテンソル積型複合曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する曲面生成手段
をさらに有する付記12記載の計測装置。
(付記14)
前記曲面生成手段が、前記集合データを入力点として用い、前記テンソル積型複合曲面の制御点を算出する
ことを特徴とする付記13記載の計測装置。
(付記15)
測定時に被測定物体に対して前記投影手段により投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標データを抽出し、記憶装置に格納する手段と、
前記テンソル積型複合曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標データに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段と、
をさらに有する付記13記載の計測装置。
(付記16)
校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に前記投影手段による前記スリット光の投影なしに前記撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と前記ポイントの実座標と前記高さとからなる組を複数含む第2の集合を生成し、当該第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段、
をさらに有する付記15記載の計測装置。
(付記17)
前記第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成手段、
をさらに有する付記16記載の計測装置。
(付記18)
前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記補間手段により生成された高さデータと前記受光面における対応座標の組のデータに対応する第1の実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納する手段と、
前記第1の実座標のデータを、前記投影手段及び撮影手段の全体の座標系における位置に従って修正し、当該修正結果を記憶装置に格納する手段と、
をさらに有する付記17記載の計測装置。
(付記19)
前記修正結果及び対応する前記高さデータを用いて、測定されなかった点における座標データを補間計算する手段
をさらに有する付記18記載の計測装置。
(付記20)
所定の格子パターンを投影する投影手段と、
撮影手段と、
校正時に複数の高さの面毎に前記投影手段により当該面上に投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面において各前記面に共通のグラフ構造のノードとなる点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における前記点の座標と前記位相角と前記高さとからなる組を含み且つ各組をノードとしてグリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
を有する計測装置。
(付記21)
前記第2の集合のデータから複合自由超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する自由超曲面生成手段と、
をさらに有する付記20記載の計測装置。
(付記22)
測定時に被測定物体に対して前記投影手段により投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納する手段と、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータを記憶装置に格納する手段と、
前記複合自由超曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段と、
をさらに有する付記21記載の計測装置。
(付記23)
付記1乃至22のいずれか1つ記載の計測装置と、
前記面の高さを制御する手段と、
を有するコンピュータ数値制御装置。
(付記24)
校正時に複数の高さの面毎に撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面において各前記面に共通の縦方向個数及び横方向個数存在する点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納するステップと、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における前記点の座標と前記位相角と前記高さとからなる組を含み且つ各組をノードとして矩形グリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記25)
前記第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成ステップ、
をさらにコンピュータに実行させるための付記24記載のプログラム。
(付記26)
測定時に被測定物体に対して投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納するステップと、
前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータを記憶装置に格納するステップと、
前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間ステップと、
をさらにコンピュータに実行させるための付記25記載のプログラム。
(付記27)
校正時に複数の高さの面毎に投影手段により当該面上に投影され且つ撮影手段により撮影された、スリット光の投影パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における、前記投影像上の点の座標と前記高さとからなる組を含む集合データを生成し、記憶装置に格納するステップと
前記記憶装置に格納された前記集合データからテンソル積型複合曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記28)
測定時に被測定物体に対して前記投影手段により投影され且つ前記撮影手段により撮影された、スリット光の投影パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標データを抽出し、記憶装置に格納する手段と、
前記テンソル積型複合曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標データに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段と、
をさらにコンピュータに実行させるための付記27記載のプログラム。
(付記29)
校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に前記投影手段による前記スリット光の投影なしに前記撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と前記ポイントの実座標と前記高さとからなる組を複数含む第2の集合を生成し、当該第2の集合のデータを記憶装置に格納するステップと、
前記第2の集合からテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納するステップと、
をさらにコンピュータに実行させるための付記28記載のプログラム。
(付記30)
前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記補間手段により生成された高さデータと前記受光面における対応座標の組のデータに対応する第1の実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納するステップと、
前記第1の実座標のデータを、前記投影手段及び撮影手段の全体の座標系における位置に従って修正し、当該修正結果を記憶装置に格納するステップと、
をさらにコンピュータに実行させるための付記29記載のプログラム。
従来技術の光切断法における原理概念図である。 従来技術の光切断法における測定計算の概念図である。 従来技術の格子パターン投影法における装置構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る格子パターン投影法を実施する計測装置を含むCNC装置の機能ブロック図である。 高さZ測定のための校正処理時の処理フローの一例を示す図である。 (a)は格子パターンの投影及び撮影について説明するための模式図である。(b)及び(c)は撮影結果の画像例を示す図である。 校正データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 テンソル積型複合超曲面の制御点を生成する基となる入力点の構造を表す模式図である。 制御点生成処理の処理フローの一例を示す図である。 校正データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)はベジエ曲線における制御点の生成処理を説明するための図である。 B-Spline曲線における制御点の生成処理を説明するための図である。 高さZ測定のための測定時の処理フローの一例を示す図である。 測定データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 X座標及びY座標の測定のための校正処理時の処理フローの一例を示す図である。 (a)乃至(c)は実体格子パターンの一例を示す図である。 校正データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 (a)及び(b)は校正データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 測定処理時における処理フローの一例を示す図である。 測定データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 X座標及びY座標の測定のための校正処理時の第2の処理フローの一例を示す図である。 X座標及びY座標の測定処理時における第2の処理フローの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光切断法を実施する計測装置を含むCNC装置の機能ブロック図である。 高さZを測定するための校正時の処理フローを示す図である。 (a)はスリット光の投影及び撮影について説明するための模式図である。(b)及び(c)は撮影結果の画像例を示す図である。 校正データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 測定時の処理フローを示す図である。 測定データ格納部に格納されているデータの一例を示す図である。 補間処理の概要を説明するための図である。
符号の説明
1 液晶プロジェクタ 2,2302 基準平面 4,2304 カメラ
5,2305 画像処理装置 6,2306 移動制御部
11,2301 投影部 12 液晶パネル 13 レンズ
41,2341 レンズ 42,2342 CCD
51,23511 カメラ制御部
52,23512 投影制御部
53,2353 キャリブレーション処理部
54,2354 CNCデータ設定部
55,2355 制御点生成部
56,2356 実座標算出部
57,2357 校正データ格納部
58,2358 測定データ格納部
2351 計測部制御部
2330 計測部
2311 光源
2312 スリット
2359 補間処理部

Claims (10)

  1. 所定の格子パターンを投影する投影手段と、
    撮影手段と、
    校正時に複数の高さの面毎に前記投影手段により当該面上に投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面において各前記面に共通の縦方向個数及び横方向個数存在する点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
    前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における前記点の座標と前記位相角と前記高さとからなる組を含み且つ各組をノードとして矩形グリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
    を有する計測装置。
  2. 前記第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成手段と、
    をさらに有する請求項1記載の計測装置。
  3. 測定時に被測定物体に対して前記投影手段により投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納する手段と、
    前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータを記憶装置に格納する手段と、
    前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間手段と、
    をさらに有する請求項2記載の計測装置。
  4. 校正時に1又は複数の高さを有し且つ実座標が判明している複数のポイントを含む面毎に前記投影手段による格子パターンの投影なしに前記撮影手段により撮影された当該面の撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と前記ポイントの実座標と前記高さとからなる組を複数含む第3の集合を生成し、当該第3の集合のデータを記憶装置に格納する手段と、
    前記第3の集合のデータから第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する第2超曲面生成手段と、
    をさらに有する請求項3記載の計測装置。
  5. 前記第2のテンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記補間手段により生成された高さデータと前記受光面における対応座標の組のデータに対応する実座標のデータを補間計算し、記憶装置に格納する手段と、
    をさらに有する請求項4記載の計測装置。
  6. スリット光を投影する投影手段と、
    撮影手段と、
    校正時に複数の高さの面毎に前記投影手段により当該面上に投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における、スリット光が投影された部分に係る点の座標と前記高さとからなる組を含む集合データを生成し、記憶装置に格納する手段と、
    を有する計測装置。
  7. 前記記憶装置に格納された前記集合データからテンソル積型複合曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する曲面生成手段
    をさらに有する請求項6記載の計測装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つ記載の計測装置と、
    前記面の高さを制御する手段と、
    を有するコンピュータ数値制御装置。
  9. 校正時に複数の高さの面毎に撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面において各前記面に共通の縦方向個数及び横方向個数存在する点の座標と当該点の光強度と前記高さとからなる組を含む第1の集合を生成し、当該第1の集合のデータを記憶装置に格納するステップと、
    前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における前記点の座標と前記位相角と前記高さとからなる組を含み且つ各組をノードとして矩形グリッドを構成するための第2の集合のデータを記憶装置に格納するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 前記第2の集合のデータからテンソル積型複合超曲面を表すデータを生成し、記憶装置に格納する超曲面生成ステップと、
    測定時に被測定物体に対して投影され且つ前記撮影手段により撮影された投影格子パターンの撮影画像から、前記撮影手段の受光面における座標と光強度の組のデータを抽出し、記憶装置に格納するステップと、
    前記光強度を前記投影格子パターンの位相角に変換し、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータを記憶装置に格納するステップと、
    前記テンソル積型複合超曲面を表すデータを用いて、前記受光面における座標と前記位相角の組のデータに対応する高さデータを補間計算し、記憶装置に格納する補間ステップと、
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項9記載のプログラム。
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