[go: up one dir, main page]

JP2005098668A - 空中航行体 - Google Patents

空中航行体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005098668A
JP2005098668A JP2004034113A JP2004034113A JP2005098668A JP 2005098668 A JP2005098668 A JP 2005098668A JP 2004034113 A JP2004034113 A JP 2004034113A JP 2004034113 A JP2004034113 A JP 2004034113A JP 2005098668 A JP2005098668 A JP 2005098668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
aerial vehicle
wind
horizontal
lower resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004034113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4486374B2 (ja
Inventor
Masanori Tanaka
政則 田中
Toshiyuki Kumamoto
敏之 隈元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004034113A priority Critical patent/JP4486374B2/ja
Publication of JP2005098668A publication Critical patent/JP2005098668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4486374B2 publication Critical patent/JP4486374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、軽量で、安価な、かつ操作が容易なえい航標的または空中写真撮影用として利用可能な空中航行体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の空中航行体1は、先端部に係索手段9が取り付けられるとともに、空気より軽い気体が充填された細長い筒状のバルーン7と、バルーン7の前記係索手段9に対して反対側に位置するとともに後端部を形成する姿勢安定翼を備えた姿勢安定手段11と、を具備することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばえい航標的または空中写真撮影用に適した空中航行体に関するものである。
艦船、航空機から砲の発射試験等を行う場合に、水上に標的を設けて行う。標的には、艦船によりロープでえい航するもの、あるいは推進機関を有し自走するものがあるが、実際に使用されているのはえい航するタイプがほとんどである。
このような標的としては、例えば、特許文献1に示されるものがある。
特許文献1に記載される標的を図12に示す。船型に形成された主艇体101の両側には、左右のフロート102a,102bが平行に配置されている。主艇体101の前部の上面には、マスト105が略垂直に立設されている。マスト105の上端に探知用部材としてのレーダレフレクタ106が取り付けられている。レーダレフレクタ106は、射撃訓練の際に航空機から発信された電波を反射し、この航空機の搭載レーダでこの目標体を探知できるようにするものであり、海面から3〜4mの位置に設けられている。
一方、地上の各種状況を空中写真撮影するものとして、特許文献2に示されたものがある。これは、気球の下部に撮影機材を取り付けて、気球を浮上させて地上を撮影するもので、航空機等を利用するものに比べて安価にかつ肌理細かに撮影が行える。
実用新案登録第2517501号公報(段落[0011]〜[0016],及び図1〜図5) 特開2000−326899号公報(段落[0012]〜[0019],及び図1)
ところで、上述の標的は、いずれにしても300kg以上の重量物であるので、えい航船あるいは航空機からの投入、揚収に多大な労力、時間を要していた。
また、標的自体が高価なため、砲の発射試験で命中させない(偏弾射撃)のが通例となり、標的という本来の目的から外れてきている。
さらに海上の波が高い場合には標的の投入、揚収ができないので、発射試験そのものが中止されることが多々あり、訓練行動への支障を生じることがある。
また、例えば標的のえい航には、径が20ないし30mm程度のロープを1500m以上必要とするので、その費用が高価であるし、えい航船での置き場所にも困る状態であった。
さらに、大型重量物であるため、スペースやクレーン能力の制約から、200トン程度の小型の船艇には搭載できない。
また、標的のえい航船への運搬、搭載にはトラック、クレーンを必要とするので、費用がかさむ等種々の問題があった。
一方、特許文献2に示された気球は長さが直径の2倍と太くて短いので、風の影響を強く受ける。そのため、風が強くなった場合には、風の抵抗で姿勢が不安定となるし、また、風に流されて目的とする地域の写真撮影が行えない等の問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、軽量で、安価な、かつ操作が容易なえい航標的または空中写真撮影用として利用可能な空中航行体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空中航行体は以下の手段を採用する。
本発明の空中航行体は、先端部に係索手段が取り付けられるとともに、空気より軽い気体が充填された細長い筒状のバルーンと、前記バルーンの前記係索手段に対して反対側に位置するとともに後端部を形成する姿勢安定翼を備えた姿勢安定手段と、を具備することを特徴とする。
空中航行体は、一端に取り付けられた係索手段に索を取り付け、放すことにより空気より軽い気体の浮力で上昇する。一点支持されているので、前記一端側が風に対して向かう姿勢となり、後端部の姿勢安定手段が風に対して後方に位置する姿勢となる。また、姿勢安定手段が錘となり、姿勢安定手段側が下がった姿勢で浮かぶ。風力が強くなった場合あるいはえい航される場合、細長い形状で、先端部を一点引きしているので、バルーンが風になびいて抵抗の一番少ない姿勢に自己収束する。これにより、飛行が安定するので、操作は少人数で充分で、使用コストも低減する。
なお、細長いバルーンとは、長さを直径で割った値が4以上のものが含まれる。
また、本発明の空中航行体によると、前記姿勢安定手段は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有し、かつその重量により下方に位置する下部抵抗翼を備えていることを特徴とする。
このように、下部抵抗翼が、その重量により下方に位置するので、上下の姿勢が安定する。また、下部抵抗翼は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有しているので、風の抵抗を受けバルーンを後ろへ引っ張る力を生じる。これにより、風力が強くなった場合あるいはえい航される場合に、バルーンの先端部に索による前方へ引っ張る力が作用し、後端部に下部抵抗翼による後方へ引っ張る力が作用することになるので、空中航行体の直進性が向上する。
また、バルーンが左右に振れた時、下部抵抗翼の振れた側の正圧部分に当たる風が、反対側に比べて多くなるので、振れた側と反対方向に押し戻されることになる。したがって、左右に振れた場合に、その動きを修復する方向に力が作用するので、空中航行体の直進性がより向上することになる。
さらに、本発明の空中航行体によると、前記姿勢安定手段は、前記下部抵抗翼から円周方向で90度近く離れた位置に、前縁に対して後縁が上方に位置するように傾斜した一対の水平部材を備えていることを特徴とする。
このように、水平部材は、下部抵抗翼から90度近く離れた位置にあるので、下部抵抗翼が常に下側に位置している関係で、バルーンの側面位置に存在する。水平部材は、バルーンに対する取り付け位置が、前縁に対して後縁が上方に位置するよう傾斜しており、水平に対し後部が上がった状態となっている。したがって、風が水平部材の上面側にあたり、バルーンの後部を押し下げることになる。これにより、風が強くなっても、空中航行体は常に後ろ下がりの状態を維持できるので、風がバルーンの下面側に当たることになり、バルーンは風による揚力を受けることになる。したがって、風が強くなっても、空中航行体を安定して浮かばせておくことができる。
また、本発明の空中航行体によると、前記水平部材は、水平線に対する傾斜角度を調整可能とされたことを特徴とする。
このように、水平部材は水平線に対する傾斜角度が調整可能であるので、傾斜角度を大きくする、すなわち、前縁に対して後縁が大きく上方に位置するように傾斜させると、水平部材の上面に当たる風の量が多くなる。このように、水平部材の上面に当る風の量が多くなると、バルーンの後部は大きく押し下げられるので、バルーンの下面側に当る風の量が多くなる。したがって、バルーンに作用する風の揚力が大きくなるので、バルーンは高く揚がることになる。
一方、傾斜角度を小さくする、すなわち、前縁に対して後縁が上方に位置する距離を小さくなるように傾斜させると、水平部材の上面に当たる風の量が少なくなる。このように、水平部材の上面に当る風の量が少なくなると、バルーンの後部は大きくは押し下げられないので、バルーンの下面側に当る風の量が少なくなる。したがって、バルーンに作用する風の揚力が小さくなるので、バルーンは高く揚がることはない。
このように、水平部材の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、バルーンの高度を調整することができる。また、例えば、風力が変化した場合に、水平部材の傾斜角度を調整してバルーンに作用する揚力を調整して、バルーンの高度を一定に保持することもできる。
さらに、本発明の空中航行体によると、前記水平部材は、前縁または後縁の水平方向に対する傾斜角度を調整可能とされた水平調整部を備えていることを特徴とする。
このように、水平部材は、前縁または後縁の水平方向に対する傾斜角度を調整可能とされた水平調整分を備えているので、水平調整部の傾斜角度を大きくする、すなわち、水平調整部が前縁を含む場合には前縁を下方に移動し、また、水平調整部が後縁を含む場合には後縁を上方に移動して傾斜させると、水平部材の上面に当たる風の量が多くなる。このように、水平部材の上面に当る風の量が多くなると、バルーンの後部は大きく押し下げられるので、バルーンの下面側に当る風の量が多くなる。したがって、バルーンに作用する風の揚力が大きくなるので、バルーンは高く揚がることになる。
一方、傾斜角度を小さくする、すなわち、水平調整部が前縁を含む場合には前縁を上方に移動し、また、水平調整部が後縁を含む場合には後縁を下方に移動して傾斜させると、水平部材の上面に当たる風の量が少なくなる。このように、水平部材の上面に当る風の量が少なくなると、バルーンの後部は大きくは押し下げられないので、バルーンの下面側に当る風の量が少なくなる。したがって、バルーンに作用する風の揚力が小さくなるので、バルーンは高く揚がることはない。
このように、水平調節部の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、バルーンの高度を調整することができる。また、例えば、風力が変化した場合に、水平調整部の傾斜角度を調整してバルーンに作用する揚力を調整して、バルーンの高度を一定に保持することもできる。
また、本発明の空中航行体によると、前記姿勢安定手段は、前記バルーンと別体に構成されるとともに、前記バルーンに嵌合するリングを備えていることを特徴とする。
バルーンに下部抵抗翼、水平部材を直接付けるのは、取り付け精度上困難である。本発明の空中航行体では、前記リングに、取り付け位置を書き込み、その取り付け位置に下部抵抗翼、水平部材を取り付け、その後、バルーンにリングを嵌合させて空中航行体を構成する。したがって、下部抵抗翼、水平部材等を精度良く取り付けることができる。
また、姿勢安定手段を別体としているので、壊れた場合に容易に交換できる。
さらに、下部抵抗翼、水平部材の形状を変えたものを準備しておけば、空中航行体を使用する場合の気象状況、使用目的等に応じて、最適なバルーン飛行特性を持つ姿勢安定手段を使用できる。
さらに、本発明の空中航行体によると、前記バルーンには、前記下部抵抗翼と同じ円周方向位置または前記下部抵抗翼から円周方向で180度近く離れた位置に、前後方向に延在して配置されるとともに、前記延在する面を含む軸線回りに回動自在に取り付けられた舵部材が備えられたことを特徴とする。
このように、舵部材は、前記下部抵抗翼と同じ円周方向位置または前記下部抵抗翼から円周方向で180度近く離れた位置にあるので、下部抵抗翼が常に下側に位置している関係で、バルーンの下側位置または上側位置に存在する。舵部材をその軸線回りに回動して、前縁が後縁に対して風上に向かって右側に来るようにすると、舵部材の風上に向かって左側面に風が当たる。この左側面に当る風によって、風向きに対する傾斜角度に応じた大きさの風上に向かって右側へ向く力が舵部材にかかる。この力によりバルーンは、風上に向かって右側に位置を移動する。
舵部材をその軸線回りに回動して、前縁が後縁に対して風上に向かって左側に来るようにすると、上述と同様にしてバルーンは風上に向かって左側に位置を移動する。
このように、舵部材を軸線回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、バルーンの牽引位置に対する左右位置の偏向を調整することができる。また、例えば、風向きが変化した場合に、舵部材の回動位置を調整してバルーンの水平方向位置を調整することもできる。
なお、舵部材の前後方向における取付位置は、係索手段に近い程移動する力が有効に作用するので、良好である。
また、本発明の空中航行体によると、前記舵部材は、その前縁または後縁が前記延在する面を含む軸線回りに回動自在とされた舵調整部を備えていることを特徴とする。
このように、バルーンの下側位置または上側位置に存在する舵部材は、前縁または後縁のいずれかを含む舵調整部が、前記延在する面を含む軸線回りに回動自在に取り付けられているので、舵調整部をその軸線回りに回動して、前縁が後縁に対して風上に向かって右側に来るようにすると、舵調整部の風上に向かって左側面に風が当たる。この左側面に当る風によって、風向きに対する傾斜角度に応じた大きさの風上に向かって右側へ向く力が舵調整部にかかる。この力によりバルーンは、風上に向かって右側に位置を移動する。
舵調整部をその軸線回りに回動して、前縁が後縁に対して風上に向かって左側に来るようにすると、上述と同様にしてバルーンは風上に向かって左側に位置を移動する。
このように、舵調整部を軸線回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、バルーンの牽引位置に対する左右位置の偏向を調整することができる。また、例えば、風向きが変化した場合に、舵調整部の回動位置を調整してバルーンの水平方向位置を調整することもできる。
また、さらに、本発明の空中航行体は、前記バルーンに電波反射部を設けたことを特徴とする。
このように、バルーンに電波反射部を設けたので、レーダで探知可能となる。したがって、空中航行体を砲の発射試験等における標的として利用できる。この空中航行体は軽量であるので、取り扱いが容易で、コストが安価である。したがって、砲の発射試験等における標的として使用した場合、試験コストが安価となるので、命中させることに抵抗がなくなり、標的という本来の目的が達成されることになる。
さらに、本発明の空中航行体によると、前記電波反射部は、前記バルーンを形成する材料に貼られた電波反射テープにより形成されていることを特徴とする。また、電波反射テープに代えて、電波反射材料を蒸着したものとしてもよい。
このように、電波反射部が、バルーンを形成する材料に貼られた電波反射テープあるいは蒸着された電波反射材料により形成されるので、バルーンを製作することで、バルーン全体を覆うように電波反射部が形成される。これにより、電波反射率がバルーンの場所によらず均一になるので、砲の発射試験等の標的として最適である。
また、電波反射テープを貼った側あるいは電波反射材料を蒸着した側をバルーンの内側になるようにすると、電波反射テープ等は風の影響を受けないこととなる。したがって、風により損傷を受けることを考慮する必要がなくなるので、非常に軽く、薄い材料を使用できるし、常に安定した反射率を保つことができる。
さらに、本発明の空中航行体は、前記係索手段に係索する索を、全体として軽量の細い索とするとともに、中途部分に前記バルーンの浮力より大きな重量を有する比重が水より軽い調整索を取り付けた構成としたことを特徴とする。
細い索の中途に、取り付けられた調整索は、比重が水より軽いので、水に浮かぶ。一方、調整索の重量は、バルーンの浮力より大きいので、調整索は空中航行体により一部しか持ち上げられない。したがって、調整索とバルーンとの間をつなぐ軽量の細い索がバルーンに持ち上げられることになるので、この部分の索の長さを調整することにより、バルーンの高さを任意に設定できることになる。そして、えい航船と調整索との間をつなぐ軽量の細い索は、バルーンの高さの設定とは無関係になるので、必要に応じて長くすることができる。これにより、バルーンを砲の発射試験等に使う場合に、えい航船に砲弾が当たる恐れがない。
請求項1の発明によれば、空中航行体は、細長い形状で、先端部を一点引きし、後端部に姿勢安定手段を設けているので、飛行が安定する。したがって、少人数で操作を行え、使用コストも低減する。
請求項2の発明によれば、下部抵抗翼が、その重量により下方に位置するので、上下の姿勢が安定する。また、下部抵抗翼は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有しているので、空中航行体の直進性が向上する。
請求項3の発明によれば、水平部材は、バルーンに対する取り付け位置が、前縁に対して後縁が上方に位置するよう傾斜しているので、風が強くなっても、空中航行体を安定して浮かばせおくことができる。
請求項4の発明によれば、水平部材は水平線に対する傾斜角度が調整可能であるので、水平部材の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、バルーンの高度を調整することができる。また、例えば、風力が変化した場合に、水平部材の傾斜角度を調整してバルーンに作用する揚力を調整して、バルーンの高度を一定に保持することもできる。
請求項5の発明によれば、水平部材は、前縁または後縁の水平方向に対する傾斜角度を調整可能とされた水平調整分を備えているので、水平調節部の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、バルーンの高度を調整することができる。また、例えば、風力が変化した場合に、水平調整部の傾斜角度を調整してバルーンに作用する揚力を調整して、バルーンの高度を一定に保持することもできる。
請求項6の発明によれば、姿勢安定手段をバルーンと別体に構成したので、下部抵抗翼、水平部材等を精度良く取り付けることができる。また、壊れた場合に容易に交換できる。さらに、下部抵抗翼、水平部材の形状を変えたものを準備しておけば、空中航行体を使用する場合の気象状況、使用目的等に応じて、最適な飛行特性を持つ姿勢安定手段を使用できる。
請求項7の発明によれば、舵部材は、前記下部抵抗翼と同じ円周方向位置または前記下部抵抗翼から円周方向で180度近く離れた位置にあるので、舵部材を軸線回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、バルーンの牽引位置に対する左右位置の偏向を調整することができる。また、例えば、風向きが変化した場合に、舵部材の回動位置を調整してバルーンの水平方向位置を調整することもできる。
請求項8の発明によれば、バルーンの下側位置または上側位置に存在する舵部材は、前縁または後縁のいずれかを含む舵調整部が、前記延在する面を含む軸線回りに回動自在に取り付けられているので、舵調整部を軸線回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、バルーンの牽引位置に対する左右位置の偏向を調整することができる。また、例えば、風向きが変化した場合に、舵調整部の回動位置を調整してバルーンの水平方向位置を調整することもできる。
請求項9の発明によれば、バルーンに電波反射部を設けたので、空中航行体を砲の発射試験等における標的として利用できる。また、この空中航行体は軽量であるので、取り扱いが容易で、コストが安価である。したがって、砲の発射試験等における標的として使用した場合、試験コストが安価となるので、命中させることに抵抗がなくなり、標的という本来の目的が達成されることになる。
請求項10または請求項11の発明によれば、電波反射部が、バルーンを形成する材料に貼られた電波反射テープあるいは蒸着された電波反射材料により形成されるので、電波反射率がバルーンの場所によらず均一になり、砲の発射試験等の標的として最適である。
また、電波反射テープを貼った側あるいは電波反射材料を蒸着した側をバルーンの内側になるようにすると、非常に軽く、薄い材料を使用できるし、常に安定した反射率を保つことができる。
請求項12の発明によれば、係索手段に係索する索を、全体として軽量の細い索とするとともに、中途部分に前記バルーンの浮力より大きな重量を有する比重が水より軽い調整索を取り付けた構成としたので、調整索とバルーンとの間をつなぐ軽量の細い索の長さを調整することにより、バルーンの高さを任意に設定できる。そして、えい航船と調整索との間をつなぐ軽量の細い索は、必要に応じて長くすることができ、バルーンを砲の発射試験等に使う場合に、えい航船に砲弾が当たる恐れがない。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
図1〜図8に示す第一実施形態は、空中航行体1をえい航標的に適用したものである。図2に、えい航標的の全体構成が示されている。えい航標的は、標的となる空中航行体1と、空中航行体1をえい航するえい航船3と、空中航行体1とえい航船3との間を連結するえい航索5とから構成されている。
空中航行体1は、図1に示されているように、浮力を有するバルーン7と、バルーン7の先端部に設けられたえい航索5を結ぶ係索手段9と、後部に取り付けられた姿勢安定手段11とを備えている。
バルーン7は、先端部がとがっており、後部に行くにしたがって径が拡大し、その後径が序々に減少する筒形形状をしている。バルーン7の長さは4mで、最大直径は700mmである。バルーン7は、熱接着性を有するポリエチレンをベースとする3層構造の樹脂(クラレ製のEVOH−PVPC)で製作されている。
樹脂の厚さは9μであり、軽量でかつ強度が強い性質をもっている。
バルーン7には、ヘリウムガスが充填されており、この大きさで数百グラムの浮力を有している。
バルーン7の内面の全面には、電波を反射する性質をもつアルミニウム製の薄いテープ(電波反射テープ)13が井桁状に貼り付けられている。井桁状を構成するテープ13の間隔は6.5cmで、テープ13の幅は1cmである。
なお、電波反射テープとしては、軽量なのでアルミニウムを使っているが、アルミニウムに限定されるものではなく、鉄、ニッケル、コバルト等電波を反射する材料であればよい。
また、テープ13を貼り付ける代わりにアルミニウムを蒸着してもよい。
姿勢安定手段11は、リング15(図8参照)と、下部抵抗翼17と、一対の水平部材19,19と、垂直尾翼21とから構成されている。
リング15は、バルーン7の後部に嵌め合わされる形状で、バルーン7と同じ樹脂で作られている。リング15の外周には、下部抵抗翼17と、一対の水平部材19,19と、垂直尾翼21とが接着されている。垂直尾翼21の取り付け位置は、下部抵抗翼17の取り付け位置から180度ずれており、各水平部材19の取り付け位置は、下部抵抗翼17の取り付け位置から約90度ずれている。
本実施形態では、リング15は、バルーン7と同じ材料で作られているが、これに限定されるものではなく、別の材料で作られていてもよい。
下部抵抗翼17には、二等辺三角形の取付け面23(図8参照)があり、二等辺三角形の2つの長辺をはさむ中心線が、リング15の中心線に沿って配置され、二等辺三角形の頂点が先端部を向く方向で、リング15に接着される。取付け面23の2つの長辺に直交して、リング15から離れる方向に展設された抵抗面25、26が設けられている。下部抵抗翼17は、取付け面23、抵抗面25、26の3つの面を形成する部材で構成されている。
なお、本実施形態の下部抵抗翼17の重量は約120グラムである。
水平部材19は、四角形の板であり、バルーン7に取り付けた状態で、前縁18に対して後縁20が上方に位置するように傾斜してリング15に接着されている。
垂直尾翼21は、四角形の板であり、リング15の中心線に沿って接着されている。
なお、本実施形態の水平部材19および垂直尾翼21の重量は約50グラムである。
姿勢安定手段11は、まず、リング15を製作し、次いで、リング15の表面に下部抵抗翼17、水平部材19、垂直尾翼21の取付け用の基準線を描き、その基準線にあわせて下部抵抗翼17、水平部材19、垂直尾翼21を接着する。
また、下部抵抗翼17、水平部材19、垂直尾翼21の形状、取付け角度、重量等を変更したリング15を複数個製作しておく。
リング15の径は、バルーン7の装着する部分の径より若干小さめに作っておく。そして、バルーン7にヘリウムが充填される前にリング15をバルーン7に入れ込み、その後バルーン7にヘリウムを充填して取り付けを完了させる。
えい航索5は、調整索27と、調整索27と空中航行体1とを結ぶ索29と、調整索27とえい航船3とを結ぶ索31とから構成されている。
索31は、細いロープであり、えい航船3の後部甲板上に設けられた電動リール33から引き出し、あるいは回収される。発射試験等における安全確保のため、通常、1000〜2000m程度引き出して使用される。索31と調整索27との間は、スイベル35で連結されている。索31はテグスでもよい。
調整索27は、ポリプロピレン製のロープで、比重が0.91である。長さは数十mあり、直径は20mmである。比重は水より軽いので、水に浮く。調整索27は、1m程度で数百グラムの重量があり、それだけで、ほぼ空中航行体1の浮力と釣り合うことになる。
索29は、テグスであり、一端がバルーン7の先端に設けられた係索手段9に結ばれ、他端が調整索27の繰り出し側端部に結ばれている。調整索27の重量がバルーン7の浮力より数十倍あるので、調整索27はほとんど持ち上げられないので、索29の長さを調整することにより、空中航行体1の航行する高さを調整することができる。通常、砲の発射試験の場合には、空中航行体1の高さは7〜50mの範囲で調整される。
なお、本実施形態では、調整索27としてポリプロピレン製のロープを使用しているが、これに限定されるものではなく、ポリエチレン製のロープ(比重0.95)等比重が1より小さいものであればよい。
以下、本実施形態によるえい航標的の動作と主要部の機能について説明する。
えい航船3が、バルーン7、姿勢安定手段11、索29、調整索27、索31等の機材を積んで砲の発射試験等を実施する海域に到着する。目的に対応した空中航行体1の高さ、海域の気象状況を勘案して、適当な姿勢安定手段11をバルーン7に取り付けて空中航行体1を作成し、さらに、索29の長さを調整する。
次いで、空中航行体1と索29とを連結し、索29と調整索27とを連結し、調整索27と索31とを連結する。そして、調整索27、空中航行体1、索29を海上に投入する。この時、空中航行体1は自己の浮力により上昇し、調整索27の重量で制限された高さでとどまることになる。
この状態で、電動リール33により索31を繰り出しつつえい航船3が安全なえい航位置まで移動する。えい航船3が安全なえい航位置に着くと電動リール33を止めて索31の繰り出しを停止する。
この状態で、えい航船3が移動して空中航行体1をえい航し、砲の発射試験等が開始される。空中航行体1のテープ13から反射されるレーダ波により目標を定めて砲を発射する。
図5〜図7により、下部抵抗翼17の機能を説明する。図5〜図7は、空中航行体1を下側から見た状態で、下部抵抗翼17とバルーン7のみを示す概略説明図である。
下部抵抗翼17は、水平部材19と垂直尾翼21とを加えた重量よりも倍の重量をもっているので、常に空中航行体1の下方に位置することになる。また、図5に示すように、えい航中には、下部抵抗翼17の抵抗面25,26には、常時風が当たって、空中航行体1を後方へ押す(あたかも後方から引っ張られる)ようなかたちとなる。これにより、空中航行体1は、索29で先端部を前方に引っ張られつつ、下部抵抗翼17により後方から引っ張られるかたちとなり、直進安定性が向上する。
さらに、図6および図7に示すように、空中航行体1が、水平方向で振れた場合、例えば図6の場合には、抵抗面25に当たる風量が、抵抗面26に当たる風量より多くなり、空中航行体1の後端を抵抗面26側に戻そうとする修復力が発生する。図7の場合には、図6と反対方向の修復力が発生する。
図3および図4により、水平部材19の機能を説明する。えい航中に、えい航速度が速くなった場合および風が強くなった場合、空中航行体1は先端部がより強く引かれることになり、前下がりの姿勢を採ろうとする。しかし、水平部材19は空中航行体1に対して前下がりの状態で取り付けられているので、風は常に水平部材19の上面側に当たっている。したがって、この風の力で空中航行体1は後部を下方へ押し下げられることになり、空中航行体1は常に前上がりの姿勢を維持することになる。また、水平部材19による空中航行体1の後部を押し下げる力は、当たる風の力が強いほど、強くなる。
これにより、風が空中航行体1の下面側にあたるので、空中航行体1に揚力を与えることができる。
以下、本実施形態の作用・効果について説明する。
空中航行体1は、一端に取り付けられた係索手段9にえい航索5を取り付け、海上に投入することによりバルーン7に充填されたヘリウムの浮力で上昇する。一点支持されているので、前記一端側が風に対して向かう姿勢となり、後端部の姿勢安定手段11が風に対して後方に位置する姿勢となる。また、姿勢安定手段11が錘となり、姿勢安定手段11側が下がった姿勢で浮かぶ。風力が強くなった場合あるいはえい航される場合、細長い形状で、先端部を一点引きしているので、バルーン7が風になびいて抵抗の一番少ない姿勢に自己収束する。これにより、飛行が安定するので、操作は少人数で充分で、使用コストも低減する。
下部抵抗翼17が、その重量により下方に位置するので、上下の姿勢が安定する。また、下部抵抗翼17は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有しているので、風の抵抗を受けバルーン7を後ろへ引っ張る力を生じる。これにより、風力が強くなった場合あるいはえい航される場合に、バルーン7の先端部にえい航索5による前方へ引っ張る力が作用し、後端部に下部抵抗翼17による後方へ引っ張る力が作用することになるので、空中航行体1の直進性が向上する。
さらに、バルーン1が左右に振れた時、下部抵抗翼17の振れた側の抵抗面25,26に当たる風が、反対側に比べて多くなるので、振れた側と反対方向に押し戻されることになる。したがって、左右に振れた場合に、その動きを修復する方向に力が作用するので、空中航行体1の直進性がより向上することになる。
水平部材19は、バルーン7に対する取り付け位置が、前縁18に対して後縁20が上方に位置するよう傾斜しており、水平に対し後部が上がった状態となっている。したがって、風が水平部材19の上面側にあたり、バルーン7の後部を押し下げることになる。これにより、風が強くなっても、空中航行体1は常に後ろ下がりの状態を維持できるので、風がバルーン7の下面側に当たることになり、バルーン7は風による揚力を受けることになる。したがって、風が強くなっても、空中航行体1を安定して浮かばせておくことができる。
バルーン7に下部抵抗翼17、水平部材19、および垂直尾翼21を直接付けるのは、取り付け精度上困難である。本実施形態の空中航行体では、リング15に、取り付け位置を書き込み、その取り付け位置に下部抵抗翼17、水平部材19、垂直尾翼21を取り付け、その後、バルーン7にリング15を嵌合させて空中航行体1を構成する。したがって、下部抵抗翼17、水平部材19、および垂直尾翼21を精度良く取り付けることができる。
また、姿勢安定手段11を別体としているので、壊れた場合に容易に交換できる。
さらに、下部抵抗翼17、水平部材19の形状を変えたものを準備しておけば、空中航行体1を使用する場合の気象状況、使用目的等に応じて、最適なバルーン飛行特性を持つ姿勢安定手段11を使用できる。
アルミニウム製のテープ13が貼られたバルーン1を形成する材料によりバルーンを製作することで、バルーン7全体を覆うように電波反射部が形成される。これにより、電波反射率がバルーン7の場所によらず均一になるので、砲の発射試験等の標的として最適である。
また、テープ13を貼った側が、バルーン7の内側にしているので、テープ13は風の影響を受けないこととなる。したがって、風により損傷を受けることを考慮する必要がなくなるので、非常に軽く、薄い材料を使用できるし、常に安定した反射率を保つことができる。
えい航索5の中途に、取り付けられた調整索27は、比重が水より軽いので、水に浮かぶ。一方、調整索27の重量は、バルーン7の浮力より大きいので、調整索27は空中航行体1により一部しか持ち上げられない。したがって、調整索27とバルーン7との間をつなぐ索29がバルーン7に持ち上げられることになるので、索29の長さを調整することにより、バルーン7の高さを任意に設定できることになる。そして、えい航船3と調整索27との間をつなぐ索31は、バルーン7の高さの設定とは無関係になるので、必要に応じて長くすることができる。これにより、空中航行体1を砲の発射試験等に使う場合に、えい航船3に砲弾が当たる恐れがない。
なお、本実施形態では空中航行体1をえい航標的に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、バルーン7の下部に、カメラ等を取り付け、索29を地上に固定あるいは移動させて上空に浮上させて航空写真をとるものに適用してもよい。この場合、空中航行体1はカメラ等の重量を支えるだけの浮力を得られる大きさにする必要がある。
さらに、玩具としての用途も考えられる。
[第二実施形態]
以下、図9ないし図13に示す第二実施形態について説明する。本実施形態は、空中航行体1を空中写真撮影に適用したものである。
図12に、その全体構成が示されている。空中写真撮影システムは、写真撮影を行う空中航行体1と、空中航行体1を揚げる基点45と、空中航行体1の係索手段9と基点45との間を連結する係留索47とから構成されている。
本実施形態における空中航行体1は、基本的な構成については第一実施形態と同様であるが、水平部材19の構造と、バルーン7の内側にテープ13が貼り付けられていない点と、追加された舵部材57と、が異なるので、以下この異なる点を主として説明する。
舵部材57は、下部抵抗翼17と同じ円周方向位置すなわちバルーン7の下部で、かつ、係索手段9の近傍に、前後方向に延在して設けられている。
また、下部抵抗翼17の下方には、地上を撮影するカメラ49が取り付けられている。
水平部材19は、図10に示されるように略四角形の板である。水平部材19には、リング15に面する取付面51が設けられている。水平部材19の前後方向の略中央部分に、取付面51に略直交する方向に延在して回転軸53が装着されている。回転軸53には、取付面51側に突出した突出部55が設けられている。突出部55はリング15に回動可能に取り付けられており、ラジコンで作動される図示しない小型モータにより回動されるようになっている。
舵部材57は、図11に示されるように、バルーン7に対向する対向面67がバルーン7の外形に沿った形状の曲面をしている略四角形の板である。舵部材57の前後方向略中央部分に、対向面67に略直交する方向に延在して回転軸59が装着されている。回転軸59には、対向面側に突出した突出部61が設けられている。突出部61はバルーン7に回動可能に取り付けられており、ラジコンで作動される図示しない小型モータにより回動されるようになっている。
基点45には、係留索47を巻き取りまたは巻き戻す巻取ドラム(図示せず)が設けられている。基点45は、地上に載置して固定しても、または自動車等の移動体に設置してもよい。
バルーン7は、カメラ49や舵部材57等の荷重を支える浮力を得るため、第一実施形態のものより大きく、長さ5〜8m、最大直径600〜1200mmになる。
以下、本実施形態による空中写真撮影と主要部の機能について説明する。
風向きや地形等を勘案して基点45を設置する。基点45に巻きつけられた係留索47の先端を空中航行体1の係索手段9に取り付ける。係留索47を引き出すことにより、空中航行体1は自己の浮力で上昇する。撮影対象の位置や風向き等の状況に応じて、後述するように水平部材19および舵部材57の傾きを調整して空中航行体1を撮影対象の上方に位置させる。そして、下部抵抗翼17の下方に取り付けられたカメラ49で撮影対象を撮影する。
図12により水平部材19の機能を説明する。
今、風は矢印69の方向に吹いているとすると、空中航行体1は一点支持されているので、先端が風に対して向かう姿勢となり、後端部の姿勢安定手段が風に対して後方に位置する姿勢となって空中に浮かぶ。
そして、ラジコンにより小型モータを駆動して、回転軸51を回転させて、水平部材19のバルーン7の軸線に対する傾斜角度を大きく、例えば20°にすると、後縁20が前縁18より大きく上方に位置することになる。
そのため、水平部材19の上面に当たる風の量が多くなるので、空中航行体1の後部は大きく押し下げられることになる。これにより、空中航行体1の下面側に当る風の量が多くなるので、空中航行体1に作用する風の揚力が大きくなる。したがって、空中航行体1は高く上昇して、位置Aに位置する。
一方、傾斜角度を小さくすると、水平部材の上面に当たる風の量が少なくなるので、空中航行体1の後部はほとんど押し下げられない。したがって、空中航行体1の下面に当る風の量が少なくなるので、空中航行体1に作用する風の揚力は小さくなる。そのため、空中航行体1は高く上昇することはなく、風に流されることになる。例えば、傾斜角度が0°の場合には、風による揚力はほとんど無く、空中航行体1は風に流されて位置Bに位置する。
このように、水平部材19の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、バルーンの高度を調整することができる。
また、同じ長さの係留索47であっても、基点45から撮影地点までの距離を調整することができる。したがって、例えば、基点45と撮影対象71との間に建物、崖等の障害物73がある場合には、傾斜角度を小さくして、空中航行体1を風になびかせて基点45から遠方へ離れるようにして撮影することもできる。
また、例えば、風力が変化した場合に、水平部材19の傾斜角度を調整して空中航行体1に作用する揚力を調整して、空中航行体1の高度および距離を一定に保持することもできる。
なお、本実施形態では、水平部材19は、回転軸55を小型モータで駆動しているが、これに限定されることはなく、例えば、リング15に回転軸の角度位置を選択的に固定する手段を備えておいて、手動で回転させた後、固定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、水平部材19は全体が傾動するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば図14に示すように、水平部材19の一部が傾動するようにしてもよい。
図14に示す水平部材19の構造を説明する。水平部材19は、前縁18を含む固定部75と、後縁20を含む水平調整部77と、固定部75と水平調整部77とを接合するアルミニウム製の接合部とから構成されている。固定部75はリング15に接合されて固定される。水平調整部77は、接合部79にのみ固着されており、接合部79を折り曲げることで、傾斜角度が調整される。そして、アルミニウムの塑性変形により、接合部79の折り曲げ状態が維持される。
このように、水平調整部77の傾斜角度を調整することにより、上述した第二実施形態の水平部材19全体の傾斜角度を調整するのと同じく、空中航行体1の高度や基点45からの距離等を調整することができる。
なお、水平調整部77は、後述する図15に示す舵調整部83のように、固定部75とヒンジ結合として、回転軸により回転する構造としてもよい。
また、予め数種類の傾斜角度を設定した複数のリング15を準備しておき、リング毎に交換するようにしてもよい。
次に、図13により舵部材57の機能について説明する。
今、舵部材57を空中航行体1の軸心に沿った方向に延在させた状態で、風が矢印81の方向に吹いているとすると、空中航行体1は一点支持されているので、先端が風に対して向かう姿勢となり、後端部の姿勢安定手段が風に対して後方に位置する姿勢となって位置Xの空中に浮かぶ。
このとき、ラジコンで小型モータを作動して、回転軸59を回動して、舵部材57を前縁63が後縁65に対して風上に向かって右側に来るようにする。そうすると、舵部材57の風上に向かって左側面に風が当たる。この左側面に当る風によって、風向きに対する傾斜角度に応じた大きさの風上に向かって右側へ向く力が舵部材57にかかる。この力により空中航行体1は、風上に向かって右側の位置Yに移動する。
一方、舵部材57を反対側に回動して、前縁63が後縁65に対して風上に向かって左側に来るようにすると、舵部材57の風上に向かって右側面に風が当たる。この右側面に当る風によって、風向きに対する傾斜角度に応じた大きさの風上に向かって左側へ向く力が舵部材57にかかる。この力により空中航行体1は、風上に向かって左側の位置Zに移動する。
このように、舵部材57を回転軸59回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、空中航行体1の基点45に対する左右位置の偏向を調整することができる。
また、例えば、風向きが変化した場合に、舵部材57の回動位置を調整して空中航行体1の水平方向位置を調整することもできる。
なお、本実施形態では、舵部材57は、回転軸59を小型モータで駆動しているが、これに限定されることはなく、例えば、バルーン7に回転軸を選択的に固定する手段を備えておいて、手動で回転させた後、固定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、舵部材57は全体が傾動するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば図15に示すように、舵部材57の一部が傾動するようにしてもよい。
図15に示す舵部材57の構造を説明する。舵部材57は、前縁63を含む固定部81と、後縁65を含む舵調整部83と、舵調整部83に設けられた回転軸59とから構成されている。固定部81はバルーン7に接合されて固定される。舵調整部83は、固定部81にヒンジ接合されており、回転軸59を回動させることにより、左右に揺動する。
このように、舵調整部83の傾斜角度を調整することにより、上述した第二実施形態の水平部材19全体の傾斜角度を調整するのと同じく、空中航行体1の高度や基点45からの距離等を調整することができる。
なお、舵部材57の舵調整部83は、前述の水平調整部77と同様な構成として形成してもよい。
以下、本実施形態の作用・効果について説明する。
空中航行体1は、一端に取り付けられた係索手段9に係留索47を取り付けられて一点支持されているので、先端側が風に対して向かう姿勢となり、後端部の姿勢安定手段11が風に対して後方に位置する姿勢となる。また、姿勢安定手段11が錘となり、姿勢安定手段11側が下がった姿勢で浮かぶ。風力が強くなった場合に細長い形状で、先端部を一点引きしているので、バルーン7が風になびいて抵抗の一番少ない姿勢に自己収束する。これにより、浮遊姿勢が安定するので、操作は少人数で充分で、使用コストも低減する。
下部抵抗翼17が、その重量により下方に位置するので、上下の姿勢が安定する。また、下部抵抗翼17は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有しているので、風の抵抗を受けバルーン7を後ろへ引っ張る力を生じる。これにより、風力が強くなった場合に、バルーン7の先端部に係留索47による前方へ引っ張る力が作用し、後端部に下部抵抗翼17による後方へ引っ張る力が作用することになるので、空中航行体1の位置保持性能が向上する。
さらに、バルーン1が左右に振れた時、下部抵抗翼17の振れた側の抵抗面25,26に当たる風が、反対側に比べて多くなるので、振れた側と反対方向に押し戻されることになる。したがって、左右に振れた場合に、その動きを修復する方向に力が作用するので、空中航行体1の位置保持性能がより向上することになる。
水平部材19は水平線に対する傾斜角度が調整可能であるので、傾斜角度を大きくする、すなわち、前縁18に対して後縁20が大きく上方に位置するように傾斜させると、水平部材19の上面に当たる風の量が多くなる。このように、水平部材19の上面に当る風の量が多くなると、空中航行体1の後部は大きく押し下げられるので、空中航行体1の下面側に当る風の量が多くなる。したがって、空中航行体1に作用する風の揚力が大きくなるので、空中航行体1は高く揚がることになる。
一方、傾斜角度を小さくする、すなわち、前縁18に対して後縁20が上方に位置する距離を小さくなるように傾斜させると、水平部材19の上面に当たる風の量が少なくなる。
そして、水平部材19の上面に当る風の量が少なくなると、空中航行体1の後部は大きくは押し下げられないので、空中航行体1の下面側に当る風の量が少なくなる。したがって、空中航行体1に作用する風の揚力が小さくなるので、空中航行体1は高く揚がることはない。
このように、水平部材19の水平線に対する傾斜角度を調整することにより、風力が同じ場合であっても、空中航行体1の高度を調整することができる。また、例えば、風力が変化した場合に、水平部材19の傾斜角度を調整して空中航行体1に作用する揚力を調整して、空中航行体1の高度を一定に保持することもできる。
このように、舵部材57は、下部抵抗翼17と同じ円周方向位置にあるので、下部抵抗翼が常に下側に位置している関係で、空中航行体1の下側位置に存在する。舵部材57を回転軸59回りに回動して、前縁63が後縁65に対して風上に向かって右側に来るようにすると、舵部材57の風上に向かって左側面に風が当たる。この左側面に当る風によって、風向きに対する傾斜角度に応じた大きさの風上に向かって右側へ向く力が舵部材57にかかる。この力により空中航行体1は、風上に向かって右側に位置を移動する。
舵部材57を回転軸59回りに回動して、前縁63が後縁65に対して風上に向かって左側に来るようにすると、上述と同様にして空中航行体1は風上に向かって左側に位置を移動する。
このように、舵部材57を回転軸59回りに回動して風向きに対する傾斜角度を調整することにより、空中航行体1の基点45に対する左右位置の偏向を調整することができる。また、例えば、風向きが変化した場合に、舵部材57の回動位置を調整して空中航行体1の水平方向位置を調整することもできる。
[第三実施形態]
以下、図16および図17に示す第三実施形態について説明する。
本実施形態では、空中航行体1は、バルーン7の内側にテープ13が貼り付けられていない以外の構成については第一実施形態と同様である。そして、本実施形態で特有の構成は、空中航行体1をえい航あるいは係留する索40の中途に索42を取付け、その索42に別の空中航行体41を取り付けたものである。また、空中航行体41の下部抵抗翼17の下部に重量物44が取り付けられている。
以上の構成を有する第三実施形態は、次のように動作する。
下側の空中航行体41の下部抵抗翼17に、重量物44を取り付けて、空中航行体1,41を放つと、索40の先端に取り付けられた空中航行体1が上になって状態で上空に上って行く。
本実施形態では、空中航行体1と重量物44を取り付けられた空中航行体41とが、索41に連なって取り付けられているので、風の強弱に伴う各空中航行体の取る姿勢が異なってくる。
すなわち、図9に示すように風が弱い場合には、重量物44の影響で重い空中航行体41が索40を下方に引っ張り、一方軽い空中航行体1は浮力で索40を上方に引っ張るので、索40は、空中航行体41のところで折れ曲がる状態となる。
図10に示すように風が強い場合には、バルーン7の下側面に風が強くあたり各空中航行体1,41は十分な揚力を得て、特に空中航行体1が風になびいて後方へ引っ張られるので、索40は張った状態となる。
本実施形態によれば次の作用効果を奏する。
空中航行体1と空中航行体41と2個連ねているので、単独の場合に比べて2倍の重量物を安定した姿勢で持ち上げることができる。
これにより、ビデオカメラ、テレビ送信機、コントロール装置等を持ち上げて、測量に活用することもできるようになる。
[第四実施形態]
以下、図11に示す第四実施形態について説明する。
本実施形態では、空中航行体1は、基本的な構成については第一実施形態と同様であるが、空中航行体1の水平部材19が異なる。以下、この点について説明する。
本実施形態の水平部材は、第一実施形態の四角形の板に代えて、細長い筒状の小型バルーン19を、2つ、バルーン7に取り付けた状態で、前縁に対して後縁が上方に位置するように傾斜して取り付けたものである。小型バルーンには、ヘリウムが充填されている。
以上の構成を有する第四実施形態の水平部材19は、次のように動作する。
えい航中に、えい航速度が速くなった場合および風が強くなった場合、空中航行体1は先端部がより強く引かれることになり、前下がりの姿勢を採ろうとする。しかし、水平部材19は空中航行体1に対して前下がりの状態で取り付けられているので、風は常に水平部材19の上面側に当たっている。したがって、この風の力で空中航行体1は後部を下方へ押し下げられることになり、空中航行体1は常に前上がりの姿勢を維持することになる。また、水平部材19による空中航行体1の後部を押し下げる力は、当たる風の力が強いほど、強くなる。
これにより、風が空中航行体1の下面側にあたるので、空中航行体1に揚力を与えることができる。
本実施形態によれば次の作用効果を奏する。
水平部材19は、第一実施形態と同様に空中航行体1を前上がりの姿勢に維持して、空中航行体1に風による揚力を与えている。さらに、水平部材19自身が浮力を有しているので、第一実施形態の空中航行体に比べて、より重量物を持ち上げることができる。
本発明による空中航行体の第一実施形態を示した斜視図である。 第一実施形態の全体を示した側面図である。 第一実施形態の水平部材の作用を説明する側面図である。 第一実施形態の水平部材の作用を説明する側面図である。 第一実施形態の下部抵抗翼の作用を説明する下面図である。 第一実施形態の下部抵抗翼の作用を説明する下面図である。 第一実施形態の下部抵抗翼の作用を説明する下面図である。 第一実施形態の空中航行体の製造方法を説明する斜視図である。 本発明による空中航行体の第二実施形態を示した斜視図である。 第二実施形態の水平部材を示す斜視図である。 第二実施形態の舵部材を示す斜視図である。 第二実施形態の水平部材の機能を説明する側面図である。 第二実施形態の舵部材の機能を説明する平面図である。 第二実施形態の水平部材の別の実施形態を示す斜視図である。 第二実施形態の舵部材の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明による空中航行体の第三実施形態を示した説明図である。 本発明による空中航行体の第三実施形態を示した説明図である。 本発明による空中航行体の第四実施形態を示した斜視図である。 従来の標的の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 空中航行体
5 えい航索
7 バルーン
9 係索手段
11 姿勢安定手段
13 テープ
15 リング
17 下部抵抗翼
18 前縁
19 水平部材
20 後縁
27 調整索
57 舵部材
63 前縁
65 後縁
77 水平調整部

Claims (12)

  1. 先端部に係索手段が取り付けられるとともに、空気より軽い気体が充填された細長い筒状のバルーンと、
    前記バルーンの前記係索手段に対して反対側に位置するとともに後端部を形成する姿勢安定翼を備えた姿勢安定手段と、
    を具備することを特徴とする空中航行体。
  2. 前記姿勢安定手段は、後縁部に向かってその幅が拡大する形状を有し、かつその重量により下方に位置する下部抵抗翼を備えていることを特徴とする請求項1に記載された空中航行体。
  3. 前記姿勢安定手段は、前記下部抵抗翼から円周方向で90度近く離れた位置に、前縁に対して後縁が上方に位置するように傾斜した一対の水平部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載された空中航行体。
  4. 前記水平部材は、水平線に対する傾斜角度を調整可能とされたことを特徴とする請求項3に記載の空中航行体。
  5. 前記水平部材は、前縁または後縁のいずれかを含む水平調整部材が、水平方向に対する傾斜角度を調整可能とされたことを特徴とする請求項3または4に記載の空中航行体。
  6. 前記姿勢安定手段は、前記バルーンと別体に構成されるとともに、前記バルーンに嵌合するリングを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載された空中航行体。
  7. 前記バルーンには、前記下部抵抗翼と同じ円周方向位置または前記下部抵抗翼から円周方向で180度近く離れた位置に、前後方向に延在して配置されるとともに、前記延在する面に略直交する軸線回りに回動自在に取り付けられた舵部材が備えられたことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の空中航行体。
  8. 前記舵部材は、前縁または後縁のいずれかを含む舵調整部材が、前記延在する面に略直交する軸線回りに回動自在に取り付けられたことを特徴とする請求項7に記載の空中航行体。
  9. 前記バルーンに電波反射部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載された空中航行体。
  10. 前記電波反射部は、前記バルーンを形成する材料に貼られた電波反射テープにより形成されていることを特徴とする請求項9に記載された空中航行体。
  11. 前記電波反射部は、前記バルーンを形成する材料に蒸着された電波反射材料により形成されていることを特徴とする請求項9に記載された空中航行体。
  12. 前記係索手段に係索する索を、全体として軽量の細い索とするとともに、中途部分に前記バルーンの浮力より大きな重量を有する比重が水より軽い調整索を取り付けた構成としたことを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれかに記載された空中航行体。
JP2004034113A 2003-08-20 2004-02-10 空中航行体 Expired - Lifetime JP4486374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034113A JP4486374B2 (ja) 2003-08-20 2004-02-10 空中航行体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003295859 2003-08-20
JP2004034113A JP4486374B2 (ja) 2003-08-20 2004-02-10 空中航行体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005098668A true JP2005098668A (ja) 2005-04-14
JP4486374B2 JP4486374B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=34466971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004034113A Expired - Lifetime JP4486374B2 (ja) 2003-08-20 2004-02-10 空中航行体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4486374B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011074247A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 横浜ゴム株式会社 球技用ボールおよびその製造方法
KR20230127655A (ko) * 2022-02-25 2023-09-01 주식회사시울프마린 적군 기만용 변신형 구조체 및 그 변신형 구조체의 설치 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011074247A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 横浜ゴム株式会社 球技用ボールおよびその製造方法
JP5783048B2 (ja) * 2009-12-14 2015-09-24 横浜ゴム株式会社 球技用ボール
US9795832B2 (en) 2009-12-14 2017-10-24 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Ball for ball game and method of manufacturing the same
KR20230127655A (ko) * 2022-02-25 2023-09-01 주식회사시울프마린 적군 기만용 변신형 구조체 및 그 변신형 구조체의 설치 방법
KR102717786B1 (ko) * 2022-02-25 2024-10-15 주식회사시울프마린 적군 기만용 변신형 구조체 및 그 변신형 구조체의 설치 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4486374B2 (ja) 2010-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5115997A (en) Surveillance balloon
AU782704B2 (en) Launch and recovery system for unmanned aerial vehicles
US9669946B2 (en) Launch and recovery system for unmanned aerial vehicles
US7219856B2 (en) UAV recovery system
US20210147081A1 (en) Asymmetric aircraft and their launch and recovery systems from small ships
US10479526B2 (en) Small unmanned aerial vehicle (SUAV) shipboard recovery system
US7410125B2 (en) Robotically assisted launch/capture platform for an unmanned air vehicle
US10618676B2 (en) Apparatus and method for launch and recovery of an unmanned aerial vehicle
CN105121274A (zh) 水上载具
US20130082137A1 (en) Rail recovery system for aircraft
JP2928771B1 (ja) 係留気球
US8100367B1 (en) Variable geometry wing using a roll-up device
US10611449B2 (en) Housing electrical components in a wingsail
US20230271732A1 (en) Hybrid drone for landing on vertical structures
JP4486374B2 (ja) 空中航行体
KR102691573B1 (ko) 이동하는 운행체에서 운용이 가능한 유선 드론 시스템
JP2001278190A (ja) 半没水体のストラット
CN115465414B (zh) 一种采用无人机、无人船组网集群的测量装置及其使用方法
US20250289547A1 (en) Method for operating a traction device comprising a kite for a floating vessel
JP2517501Y2 (ja) 水上自走目標体
JP2025101732A (ja) 気象観測装置
RU2575529C2 (ru) Дирижабль
JPH01272207A (ja) 電波反射体
JP2001270494A (ja) 半没水体のストラット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250