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JP2005098178A - スロットル弁制御装置 - Google Patents

スロットル弁制御装置 Download PDF

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JP2005098178A
JP2005098178A JP2003331720A JP2003331720A JP2005098178A JP 2005098178 A JP2005098178 A JP 2005098178A JP 2003331720 A JP2003331720 A JP 2003331720A JP 2003331720 A JP2003331720 A JP 2003331720A JP 2005098178 A JP2005098178 A JP 2005098178A
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opening
throttle valve
accelerator
throttle
valve
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Application number
JP2003331720A
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English (en)
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Yoji Kojima
洋司 小島
Kunihiko Maeda
邦彦 前田
Kenji Nakazato
健二 中里
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Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Keihin Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】閉じばね及び開きばねのセット荷重の差を小さくして,アクセル操作部材の開弁操作荷重の減少を可能にし,しかも電動モータ等に固着が発生した場合でも,スロットル弁をアクセルドラムを介して確実に開閉し得るようにする。
【解決手段】スロットル弁3を開き方向に付勢する開きばね12,13と,スロットル弁3から独立して設けられるアクセルドラム19と,このアクセルドラム19を全閉操作位置Aに向かって付勢する,開きばね12,13より強い閉じばね29と,アクセルドラム19の全閉操作位置Aでは,該スロットル弁3の開きばね12,13による開弁をリンプ開度θまでと規制するリンプストッパ手段28とを備えるスロットル弁制御装置において,アクセル操作部材20及びアクセルドラム19間を開弁用ワイヤ21及び閉弁用ワイヤ22を介して接続した。
【選択図】図2

Description

本発明は,自動二輪車や自動車,船外機等のエンジンの吸気量を制御するスロットル弁制御装置に関し,特に,スロットルボディの吸気道を開閉するスロットル弁に接続されて,該スロットル弁を開き方向に付勢する開きばねと,スロットル弁から独立して,所定の全閉操作位置と全開操作位置との間をに往復回転可能に設けられるアクセルドラムと,このアクセルドラムを前記全閉操作位置に向かって,前記開きばねより大なるセット荷重で付勢する閉じばねと,この閉じばねのセット荷重に抗して前記アクセルドラムを開弁方向に回転させ得るアクセル操作部材と,前記アクセルドラム及びスロットル弁間に設けられ,該アクセルドラムの全閉操作位置では,該スロットル弁の前記開きばねによる開弁をリンプ開度までと規制するリンプストッパ手段と,スロットル弁の前記開きばねによる開弁を規制する開弁規制部材と,この開弁規制部材をスロットル弁の開閉方向に駆動し得る電動モータと,前記アクセルドラムの開度を検知するアクセルセンサと,スロットル弁の開度を検知するスロットルセンサと,前記アクセルセンサ及びスロットルセンサの検知信号に基づいて前記電動モータを,前記アクセルドラムの開度位置に対応した開度位置に駆動する電子制御ユニットとからなる,スロットル弁制御装置の改良に関する。
かゝる弁装置は,下記特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開平2−181038号公報
従来のかゝるスロットル弁制御装置では,アクセル操作部材によりアクセルドラムを開弁方向に強制的に回転することはできるが,アクセルドラムの閉弁方向への回転は,閉じばねの付勢力のみに依存している。しかもスロットル弁が高開度位置にあるとき,電動モータや,電動モータ及び開弁規制部材間の伝動系に固着が生じたときでも,スロットル弁を,閉じばねの付勢力によりアクセルドラムを介して確実に閉弁せるべく,アクセルドラムを閉弁方向に付勢する閉じばねのセット荷重は,スロットル弁を開き方向に付勢する開きばねのそれよりも充分大きく設定されている。
しかしながら,そのように閉じばねのセット荷重を大きく設定することは,スロットル操作部材の開弁操作荷重の増加を招くことになって好ましくない。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,閉じばね及び開きばねのセット荷重の差を小さくして,アクセル操作部材の開弁操作荷重の減少を可能にしつゝ,スロットル弁が高開度位置にあるとき,電動モータ等に固着が生じても,スロットル弁をアクセルドラムを介して確実に開閉し得るようにした,前記スロットル弁制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,スロットルボディの吸気道を開閉するスロットル弁に接続されて,該スロットル弁を開き方向に付勢する開きばねと,スロットル弁から独立して,所定の全閉操作位置と全開操作位置との間をに往復回転可能に設けられるアクセルドラムと,このアクセルドラムを前記全閉操作位置に向かって,前記開きばねより大なるセット荷重で付勢する閉じばねと,この閉じばねのセット荷重に抗して前記アクセルドラムを開弁方向に回転させ得るアクセル操作部材と,前記アクセルドラム及びスロットル弁間に設けられ,該アクセルドラムの全閉操作位置では,該スロットル弁の前記開きばねによる開弁をリンプ開度までと規制するリンプストッパ手段と,スロットル弁の前記開きばねによる開弁を規制する開弁規制部材と,この開弁規制部材をスロットル弁の開閉方向に駆動し得る電動モータと,前記アクセルドラムの開度を検知するアクセルセンサと,スロットル弁の開度を検知するスロットルセンサと,前記アクセルセンサ及びスロットルセンサの検知信号に基づいて前記電動モータを,前記アクセルドラムの開度位置に対応した開度位置に駆動する電子制御ユニットとからなる,スロットル弁制御装置において,前記アクセル操作部材及び前記アクセルドラム間に,該アクセル操作部材の開弁及び閉弁の何れの方向の操作力をも該アクセルドラムに強制的に伝達する操作力伝達手段を設けたことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記電動モータ及び前記開弁規制部材間に,該電動モータの出力を該開弁規制部材に減速して伝達する減速装置を設けたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記減速装置を,前記電動モータの無負荷時には,前記開弁規制部材から該電動モータを空回しすることを可能にする歯車式に構成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記アクセルドラム及びアクセルセンサと,前記開弁規制部材,電動モータ,減速装置及びスロットルセンサとを,前記吸気道を挟んで前記スロットルボディの両側にそれぞれ配置したことを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記リンプストッパ手段を,スロットル弁側に設けられるストッパ部と,前記アクセルドラム側に設けられ,該アクセルドラムが前記全閉操作位置にあるとき,前記ストッパ部を受け止めてスロットル弁を前記リンプ開度に規制するストッパ受け部とで構成し,前記電子制御ユニットによる電動モータの通常作動時には,前記ストッパ部及びストッパ受け部間を非接触状態に保持しながら,該電動モータによりスロットル弁を前記アクセルドラムの開度に応じて開閉するようにしたことを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,スロットル弁がリンプ開度を超えた開度位置にあるとき,電動モータから開弁規制部材に至る部分に固着が生じた場合でも,アクセル操作部材を閉弁方向に回転すれば,開きばねの付勢力に依存することなく,アクセルドラムを閉弁方向に強制回転して,スロットル弁をリンプ開度まで確実に閉じることができる。したがって,閉じばねのセット荷重は,エンジンの運転停止時にアクセルドラムを所定の全閉操作位置に保持して,開きばねの付勢力に抗してスロットル弁をリンプ開度に拘束するに足る大きさであれば充分であるから,この閉じばねのセット荷重を従来のものより下げて,閉じばね及び開きばねのセット荷重差を小さくすることが可能となり,アクセル操作部材の開弁操作荷重を下げることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,減速装置の減速作用により,電動モータの比較的小さい出力によっても開きばねの付勢力に抗してスロットル弁を閉じることができ,電動モータに小型軽量化に寄与し,のみならずスロットル弁開度を微細に制御することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,電動モータの通電不能時でも,アクセルドラム側から電動モータを空回りさせながら,スロットル弁をリンプ開度から全開までの範囲で開閉することができる。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,スロットル弁制御装置を,スロットルボディの両端部にバランス良く,且つコンパクトに配置することができ,スロットル弁制御装置を備えたスロットルボディを,エンジン周りの狭小なスペースでも容易に設置することが可能となる。
さらにまた本発明の第5の特徴によれば,電子制御ユニットによる電動モータの通常作動時には,電動モータは,アクセルドラムを閉弁方向に付勢する閉じばねの反発力を全く受けないで済む。したがって,電動モータは,スロットル弁の閉じ方向に作動するとき,開きばねの比較的小さい反発力を受けるだけであるから,電動モータの負荷は小さく,その小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の実施例に係るスロットル弁制御装置を備えた,自動二輪車用エンジンのスロットルボディの横断正面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は図1の3−3線断面図,図4は図1の4−4線断面図である。
先ず,図1及び図2において,自動二輪車用エンジンの吸気系に接続されてスロットルボディ1は,上記エンジンの吸気ポートに連なる吸気道2を有しており,この吸気道2を開閉するスロットル弁3がスロットルボディ1に設けられる。このスロットル弁3は,吸気道2を横断してスロットルボディ1の左右両側壁にボールベアリング4,5を介して回転自在に支承される弁軸3aと,この弁軸3aに吸気道2内で取り付けられる弁板3bとからなっている。スロットルボディ1の上壁に形成された取り付けボス7には,吸気道2を通してエンジンの吸気ポートに向かって燃料を噴射する燃料噴射弁8が装着される。
弁軸3aのボールベアリング5外に突出した右端部には第1スロットルレバー10が固着され,また弁軸3aのボールベアリング4外に突出した左端部には第2スロットルレバー11が固着される。これら第1及び第2スロットルレバー10,11とスロットルボディ1との各間には,第1及び第2スロットルレバー10,11をそれぞれスロットル弁3の開き方向に付勢する,捩じりコイルばねからなる第1及び第2開きばね12,13が縮設される。
スロットルボディ1の右端部には,第1スロットルレバー10及び第1開きばね12を収容する第1ハウジング15が一体に形成されており,その開放端面にカバー16が接合される。そのカバーには,弁軸3aと同軸に並ぶドラム軸17がボールベアリング18を介して回転自在に支承されており,このドラム軸17に,第1スロットルレバー10に対向するアクセルドラム19が固着される。このアクセルドラム19は,所定の全閉操作位置A及び全開操作位置B間を回転するもので,その全閉操作位置A及び全開操作位置Bは,アクセルドラム19の外周に突設されたストッパアーム30が,カバー16に調節可能に螺着された全閉操作ストッパボルト31及び全開操作ストッパボルト32に当接することによりそれぞれ規定される。
アクセルドラム19とカバー16との間には,アクセルドラム19を上記全閉操作位置Aに向かって付勢する,捩じりコイルばねよりなる閉じばね29が縮設される。その際,この閉じばね29のセット荷重は,前記第1及び第2開きばね12,13の総合セット荷重より大きく設定される。
図1及び図2に示すように,アクセルドラム19には,自動二輪車の操向ハンドルに付設されるアクセルグリップ20より交互に牽引操作される開弁用ワイヤ21及び閉弁用ワイヤ22が接続され,これらワイヤ21,22は,アクセルグリップ20の開弁及び閉弁の何れの方向の操作力をもアクセルドラム19に強制的に伝達する操作力伝達手段23を構成する。
アクセルドラム19は,その外周部に大きな切欠き25が設けられる。この切欠き25の,スロットル弁3の閉じ方向を向いた内端面26はストッパ受け面とされ,このストッパ受け面26に対向するストッパ爪27が第1スロットルレバー10に形成される。而して,これらストッパ受け面26及びストッパ爪27は,アクセルドラム19が全閉操作位置Aを保つとき,互いに当接して,スロットル弁3の第1及び第2開きばね13による開弁を所定のリンプ開度θまでと規制するリンプストッパ手段28を構成する。
カバー16には,アクセルドラム19の回転位置,即ち全閉操作位置Aから全開操作位置Bまでのアクセル開度を検知するアクセルセンサ33が取り付けられる。
次に図1及び図3に示すように,弁軸3aの左端部には,第2スロットルレバー11に隣接する開弁規制部材35がボールベアリング6を介して回転自在に設けられる。その際,第2スロットルレバー11を挟んで軸方向に並ぶ2個のボールベアリング4,6のインナレースを,弁軸3aの左端部に螺着するナット37で弁軸3aの環状肩部38に緊締することにより,第2スロットルレバー11は上記インナレースと共に弁軸3aに固着される。
開弁規制部材35には,スロットルボディ1に取り付けられた電動モータ36の出力軸36aが減速装置40を介して連結される。減速装置40は,出力軸36aに固着されたピニオンギヤ41と,スロットルボディ1に取り付けられた支軸42に回転可能に支承されてピニオンギヤ41に噛合する大径ギヤ43と,この大径ギヤ43の一側面に一体に形成された小径ギヤ44と,開弁規制部材35に一体に形成されたセクタギヤ45とから構成され,出力軸36aの回転を2段階減速して開弁規制部材35に伝達するようになっており,また電動モータ36の非通電時には,開弁規制部材35側から電動モータ36を空周りさせ得るようになっている。
開弁規制部材35の一側面には,第2スロットルレバー11の,スロットル弁3の開き方向を向いた側面に当接する規制ピン35aが突設される。これにより開弁規制部材35は,スロットル弁3の第1及び第2開きばね12,13の付勢力による開弁を規制することができ,また第2スロットルレバー11を,スロットル弁3の最小開度に対応する所定の全閉位置Cまで回転することができる。この開弁規制部材35の所定の全閉位置Cは,セクタギヤ45の一端面に形成されたストッパ面46と,スロットルボディ1に調節可能に螺着された全閉ストッパボルト47との当接により規定される。
スロットルボディ1の左端部には,上記第2スロットルレバー11,開弁規制部材35,減速装置40及び電動モータ36等を収容する第2ハウジング50が一体に形成され,この第2ハウジング50の開放端面にカバー51が接合される。このカバー51には,弁軸3aを通してスロットル弁3の開度を検知するスロットルセンサ52と,前記アクセルセンサ33及びスロットルセンサ52の出力信号に基づいて電動モータ36の作動を制御する電子制御ユニット53とが取り付けられる。
次に,この実施例の作用について説明する。
[エンジンの運転停止状態]
エンジンの運転停止状態では,アクセルドラム19は,閉じばね29の付勢力によりストッパアーム30を全閉操作ストッパボルト31に当接させて,全閉操作位置Aに保持される。一方,スロットル弁3は,電動モータ36が作動を停止していることから,第1及び第2開きばね12,13により第1及び第2スロットルレバー10,11を介して開き方向に付勢されるが,前述のように,両開きばね12,13のセット荷重の和よりも閉じばね29のセット荷重の方が大きく設定されているため,スロットル弁3は,第1スロットルレバー10のストッパ爪27がアクセルドラム19のストッパ受け面26に当接したところで停止する。このときのスロットル弁3の開度が,ファーストアイドル開度よりも大きい所定のリンプ開度θとなるように,アクセルドラム19の全閉操作位置Aは,全閉操作ストッパボルト31のストッパアーム30に対する進退により調整される。
このように,スロットル弁3がリンプ開度θに保持された状態では,弁板3bが吸気道2の内壁から充分に離れているため,極寒地で結露凍結による弁板3bの吸気道2内壁への固着が回避される。
[スロットル弁3の駆動系失陥時]
エンジンの運転中に,電動モータ36及びアクセル操作系が失陥した場合には,上記エンジン停止状態と同様の作用により,スロットル弁3は上記リンプ開度θに保持されることになるから,車両のリンプ走行(車両の整備工場等への到達を可能にする徐行運転)を可能にする,エンジンの吸気量を確保することができる。
[エンジンのアイドリング時]
エンジンが始動され,電子制御ユニット53がアクセルセンサ33の出力信号からアクセルドラム19の全閉位置を判別したときは,電子制御ユニット53は,電動モータ36を作動して,開弁規制部材35の規制ピン35aを介して第2スロットルレバー11を閉弁方向に回動し,スロットル弁3を前記リンプ開度θから所望のアイドル開度に向かって閉じ,所望のアイドル開度をスロットルセンサ52の出力信号により確認したとき電動モータ36の作動を停止する。こうして,スロットル弁3は所望のアイドル開度に保持される。
この場合,電子制御ユニット53は,図示しないエンジン温度を検知するセンサの出力信号をも受け,エンジン温度に応じて上記アイドル開度を調節する。そしてスロットル弁3がエンジンの暖機運転のためのファーストアイドル開度に制御されたときでも,第1スロットルレバー10のストッパ爪27は,アクセルドラム19のストッパ受け面26に接することはない。
[エンジンの通常の出力運転時]
エンジンの運転を加速すべく,アクセルグリップ20により開弁用ワイヤ21を牽引してアクセルドラム19を所望の開度まで回転すれば,その回転角度を検出するアクセルセンサ33の出力信号に基づいて電子制御ユニット53が電動モータ36を作動して,開弁規制部材35の規制ピン35aをスロットル弁3の開き方向に回転する。すると,第2スロットルレバー11は,第1及び第2開きばね12,13の付勢力で規制ピン35aとの当接位置を保つようにして規制ピン35aに追従するため,第2スロットルレバー11と一体関係にあるスロットル弁3は開かれていく。そして,電子制御ユニット53は,このスロットル弁3の開度を検知するスロットルセンサ52の出力信号が,アクセルドラム19の開度を検知するアクセルセンサ33の出力信号と整合したことを確認したとき,電動モータ36の作動を停止する。こうして,スロットル弁3は,アクセルドラム19の開度に対応した,操縦者の要求する開度に保持される。
エンジンの運転を減速すべく,アクセル操作により閉弁用ワイヤ22を牽引してアクセルドラム19を閉弁方向に回転する場合には,電動モータ36が開弁規制部材35をスロットル弁3の閉じ方向に回転することで,規制ピン35aにより第2スロットルレバー11を閉弁方向に回転して,アクセルセンサ33及びスロットルセンサ52の両出力信号が整合するまでスロットル弁3を閉じることになる。
この間も,第1スロットルレバー10のストッパ爪27がアクセルドラム19のストッパ受け面26に接しないことが通常である。したがって,電動モータ36には,アクセルドラム19を閉弁方向に付勢する比較的強力な閉じばね29の反発力を受けることはない。また電動モータ36の閉弁方向への作動時には,電動モータ36は,第1及び第2開きばね13の反発力を受けることになるものゝ,第1及び第2開きばね12,13の総合セット荷重は,負荷の小さいスロットル弁3を開くに足る比較的小さな値に設定し得るので,電動モータ36の負荷は小さく,その小型化を図ることができる。しかも電動モータ36は減速装置40を介してスロットル弁3を駆動するので,その出力トルクは小さいもので足り,その小型化を更に図ることができるのみならず,スロットル弁3の開度を微細に制御することができる。
通常は,第1スロットルレバー10のストッパ爪27がアクセルドラム19のストッパ受け面26に接しないとは言え,ストッパ爪27は,スロットル弁3の閉じ方向を向いたストッパ受け面26に近接している。したがって,エンジンの急減速のために,閉弁用ワイヤ22を急速に牽引したときは,アクセルドラム19の上記ストッパ受け面26がストッパ爪27に当接して第1スロットルレバー10を閉弁方向に直接回転させることで,電子制御ユニット53の制御遅れや電動モータ36の作動遅れに影響されることなく,スロットル弁3を迅速に閉じることができる。
[電動モータ36の通電不能時]
電動モータ36が,回路の断線等により通電不能となった場合には,第1及び第2開きばね12,13がそれらの付勢力により,無負荷状態の電動モータ36を空回しさせながらスロットル弁3を開き方向に回転し,第1スロットルレバー10のストッパ爪27をアクセルドラム19のストッパ受け面26に当接させる。第1及び第2開きばね12,13の総合セット荷重は,閉じばね29のセット荷重より小さいから,スロットル弁3の開き方向の回転は,ストッパ爪27がストッパ受け面26に当接したところで停止する。したがって,開弁用ワイヤ21及び閉弁用ワイヤ22を交互に牽引すれば,スロットル弁3をアクセルドラム19と共に,リンプ開度θから全開までの範囲で開閉することができる。
[電動モータ36等の固着故障時]
スロットル弁3がリンプ開度θを超えた開度位置にあるとき,電動モータ36や減速装置40がゴミの咬み込み等により固着した場合でも,アクセルグリップ20を閉弁方向に回転すれば,閉弁用ワイヤ22を介してアクセルドラム19を閉弁方向に強制回転することになるから,アクセルグリップ20に対する閉弁操作力により,アクセルドラム19及び第1スロットルレバー10を介してスロットル弁3をリンプ開度θまで確実に閉じることができ,アクセルドラム19を閉弁方向に付勢する閉じばね29の付勢力に依存せずに済む。
したがって,閉じばね29のセット荷重は,エンジンの運転停止時にアクセルドラム19を所定の全閉操作位置Aに保持して,第1及び第2開きばね12,13の付勢力に抗してスロットル弁3をリンプ開度θに拘束するに足る大きさであれば充分であるから,この閉じばね29のセット荷重を従来のものより下げて,閉じばね29及び開きばね12,13のセット荷重差を小さくすることが可能となり,アクセルグリップ20の開弁操作荷重を下げ得て,アクセルグリップ20を軽快に操作することができる。
また上記故障時には,スロットル弁3をリンプ開度θまで閉じた後,再びアクセルグリップ20を開弁方向に回転すれば,アクセルドラム19の開度に応じて,スロットル弁3は,第1及び第2開きばね13の付勢力をもって,固着した開弁規制部材35の位置に対応する開度までは開くことができる。
ところで,スロットルボディ1の一端部に形成した第1ハウジング15に,第1スロットルレバー10,第1開きばね12,アクセルドラム19,閉じばね29及びアクセルセンサ33が設けられ,スロットルボディ1の他端部に形成した第2ハウジング50に,第2スロットルレバー11,第2開きばね13,開弁規制部材35,電動モータ36,減速装置40及びスロットルセンサ52が設けられるので,スロットル弁制御装置は,スロットルボディ1の両端部にバランス良く,且つコンパクトに配置されることになり,このスロットル弁制御装置を備えたスロットルボディ1を,エンジン周りの狭小なスペースでも容易に設置することができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第1及び第2開きばね12,13は,何れか1本に統一することもできる。また本発明は,棒状操舵ハンドルにアクセルグリップを備える船外機のスロットル弁制御装置にも採用し得ることは勿論である。
本発明の実施例に係るスロットル弁制御装置を備えた,自動二輪車用エンジンのスロットルボディの横断正面図。 図2は図1の2−2線断面図。 図1の3−3線断面図。 図1の4−4線断面図。
符号の説明
A・・・・全閉操作位置
B・・・・全開操作位置
1・・・・スロットルボディ
2・・・・吸気道
3・・・・スロットル弁
12,13・・・開きばね
19・・・アクセルドラム
20・・・アクセル操作部材(アクセルグリップ)
23・・・操作力伝達手段
26・・・ストッパ受け部(ストッパ受け面)
27・・・ストッパ部(ストッパ爪)
28・・・リンプストッパ手段
29・・・閉じばね
33・・・アクセルセンサ
35・・・開弁規制部材
36・・・電動モータ
40・・・減速装置
52・・・スロットルセンサ
53・・・電子制御ユニット

Claims (5)

  1. スロットルボディ(1)の吸気道(2)を開閉するスロットル弁(3)に接続されて,該スロットル弁(3)を開き方向に付勢する開きばね(12,13)と,スロットル弁(3)から独立して,所定の全閉操作位置(A)と全開操作位置(B)との間をに往復回転可能に設けられるアクセルドラム(19)と,このアクセルドラム(19)を前記全閉操作位置(A)に向かって,前記開きばね(12,13)より大なるセット荷重で付勢する閉じばね(29)と,この閉じばね(29)のセット荷重に抗して前記アクセルドラム(19)を開弁方向に回転させ得るアクセル操作部材(20)と,前記アクセルドラム(19)及びスロットル弁(3)間に設けられ,該アクセルドラム(19)の全閉操作位置(A)では,該スロットル弁(3)の前記開きばね(12,13)による開弁をリンプ開度(θ)までと規制するリンプストッパ手段(28)と,スロットル弁(3)の前記開きばね(12,13)による開弁を規制する開弁規制部材(35)と,この開弁規制部材(35)をスロットル弁(3)の開閉方向に駆動し得る電動モータ(36)と,前記アクセルドラム(19)の開度を検知するアクセルセンサ(33)と,スロットル弁(3)の開度を検知するスロットルセンサ(52)と,前記アクセルセンサ(33)及びスロットルセンサ(52)の検知信号に基づいて前記電動モータ(36)を,前記アクセルドラム(19)の開度位置に対応した開度位置に駆動する電子制御ユニット(53)とからなる,スロットル弁制御装置において,
    前記アクセル操作部材(20)及び前記アクセルドラム(19)間に,該アクセル操作部材(20)の開弁及び閉弁の何れの方向の操作力をも該アクセルドラム(19)に強制的に伝達する操作力伝達手段(23)を設けたことを特徴とする,スロットル弁制御装置。
  2. 請求項1記載のスロットル弁制御装置において,
    前記電動モータ(36)及び前記開弁規制部材(35)間に,該電動モータ(36)の出力を該開弁規制部材(35)に減速して伝達する減速装置(40)を設けたことを特徴とする,スロットル弁制御装置。
  3. 請求項2記載のスロットル弁制御装置において,
    前記減速装置(40)を,前記電動モータ(36)の無負荷時には,前記開弁規制部材(35)から該電動モータ(36)を空回しすることを可能にする歯車式に構成したことを特徴とする,スロットル弁制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のスロットル弁制御装置において,
    前記アクセルドラム(19)及びアクセルセンサ(33)と,前記開弁規制部材(35),電動モータ(36),減速装置(40)及びスロットルセンサ(52)とを,前記吸気道(2)を挟んで前記スロットルボディ(1)の両側にそれぞれ配置したことを特徴とする,スロットル弁制御装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のスロットル弁制御装置において,
    前記リンプストッパ手段(28)を,スロットル弁(3)側に設けられるストッパ部(27)と,前記アクセルドラム(19)側に設けられ,該アクセルドラム(19)が前記全閉操作位置(A)にあるとき,前記ストッパ部(27)を受け止めてスロットル弁(3)を前記リンプ開度に規制するストッパ受け部(26)とで構成し,前記電子制御ユニット(53)による電動モータ(36)の通常作動時には,前記ストッパ部(27)及びストッパ受け部(26)間を非接触状態に保持しながら,該電動モータ(36)によりスロットル弁(3)を前記アクセルドラム(19)の開度に応じて開閉するようにしたことを特徴とする,スロットル弁制御装置。
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