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JP2005094072A - テレビジョン受信装置および方法 - Google Patents

テレビジョン受信装置および方法 Download PDF

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JP2005094072A JP2003320586A JP2003320586A JP2005094072A JP 2005094072 A JP2005094072 A JP 2005094072A JP 2003320586 A JP2003320586 A JP 2003320586A JP 2003320586 A JP2003320586 A JP 2003320586A JP 2005094072 A JP2005094072 A JP 2005094072A
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Akihiro Yamada
明弘 山田
Takashi Hayashi
隆司 林
Norio Shimizu
則夫 清水
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

【課題】 ユーザの好みに合った視聴環境を作り出すことを学習させることができるテレビジョン受信装置および方法を提供する。
【解決手段】 メモリ19にキーワードと画質および音質のどちらか一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶する。キーワードは、TVマイコン18の制御に基づき、OSD制御部16などのユーザインタフェースにより、ユーザが作成可能とされている。VBI処理部15は、電子番組ガイド等の受信したコンテンツに関する情報を取得する。TVマイコン18は、VBI処理部15が取得した情報とメモリ19に記憶されているキーワードとを照合し、適合した場合に、メモリ19にキーワードと関連付けて記憶した調整用パラメータを用いて表示部14に出力されるコンテンツの画質、音声出力部22に出力されるコンテンツの音質を調整する。
【選択図】 図3


Description

この発明は、テレビジョン受信装置および方法に関し、特に、出力する画音質を調整することができるテレビジョン受信装置および方法に関する。
近年、コンテンツや情報のディジタル化および多チャンネル化の傾向により、テレビジョン受像機では、様々な情報を得ることができる。例えば、BSデジタル放送では、テレビジョン映像信号および音声信号の他に、文字放送、データ放送、EPG(Electronic Programming Guide;電子番組ガイド)などがマルチメディアサービスとして提供されている。現在のアナログテレビジョン放送においても、テレビジョン映像信号および音声信号の他に、VBI(Vertical Blanking Interval;垂直帰線期間)に多重された情報を利用して、文字放送、サイマルキャスト(Simultaneous Broadcast)、EPGなどが送られている。
ところで、殆どのテレビジョン受像機は、画質や音質の調整機能を備えている。この調整機能を利用することで、ユーザは、視聴する番組に応じて画音質を好みの状態に調整することができる。また、これら調整を容易とするために、映画モード、ライブモード等の所定の画音質が予め設定されたプリセット機能を備えているテレビジョン受像機も存在する。
しかしながら、特に上述した多チャンネルおよびディジタル化に対応するテレビジョン受像機では、受信可能なコンテンツや情報が溢れており、ユーザは、コンテンツに適した画音質に調整して視聴することは煩わしくて行っていない場合が多い。そこで、ユーザの好みに合ったテレビジョン番組やコンテンツの判別をEPG等の付加情報に基づき行うことが提案されている。
下記の特許文献1には、音響効果、番組構成データ等をEPGオブジェクトとして設定し、映像音声信号に多重して放送することで、より効果的に、変化に富んだ番組情報をユーザに提供するための情報提供装置および方法、情報受信装置および方法、並びに伝送媒体が開示されている。
特開平11−69316号公報
また、下記の特許文献2には、ビデオ設定値およびオーディオ設定値のようなテレビジョン受像機の特性を、視聴される番組の特性に基づいて自動的に調整するテレビジョン番組用のオーディオおよびビデオ設定値の自動制御システム並びに方法が開示されている。
特表2001−515675号公報
また、下記の特許文献3には、EPGデータなどの番組の種別が得られる番組情報から番組の種別を抽出することで、視聴者が視聴する番組の種別に応じた視聴者所望の最適な画質調整を行う画質制御装置が開示されている。
特開2002−158941号公報
また、下記の特許文献4には、ユーザの指令に基づいて選択した番組のジャンルに対応する制御パラメータをメモリから読み出し、その制御パラメータに基づいて、映像信号処理装置および映像出力部における信号処理を制御する画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体が開示されている。
特開平2001−326875号公報
このように、EPG等のコンテンツの付加情報を画音質などの調整に利用することでユーザは、快適にテレビジョン放送を視聴することが可能である。
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている情報提供装置および方法、情報受信装置および方法、並びに伝送媒体は、AVシステムにおける音響効果を狙ったものであるが、画質、音質をユーザが自分の好みの状態に変えるものではない。特許文献2に開示されているテレビジョン番組用のオーディオおよびビデオ設定値の自動制御システム並びに方法は、現在テレビ放送されている番組に対するトピックおよびテーマ情報のような特性を判定し、予め定義されたリストに定義され番組のトピックおよびテーマと適合しているオーディオプロセッサ、低音域レベル、高音域レベル等のオーディオ設定値およびコントラスト、色、輝度等のビデオ設定値に自動的に変更する程度のものである。特許文献3に開示されている画質制御装置は、番組の種別を検出し、その種別に対応して、輝度、コントラスト、色の濃さ、シャープネス、色合い、黒レベル、映像信号処理のうち少なくともいずれかをユーザ所望の最適な画質に調整する程度のものである。特許文献4に開示されている画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体は、EPGに基づいてメモリに記憶された制御パラメータにより信号処理および表示状態を制御するだけである。
すなわち、上述した従来の画音質の調整では、予め登録された映画、スポーツなどの大まかなコンテンツの種別毎の調整は可能であるが、細かなユーザの好みを反映してコンテンツの画音質を自動で調整し、よりユーザの好みに合った視聴環境(画質・音質・音場)を自動的に作り出すことは難しいという問題点があった。また、上述した従来の画音質の調整では、画音質を次第にユーザの好みに近づけることができるような学習機能を有していなかった。
したがって、この発明の目的は、ユーザの好みに合った視聴環境を作り出すことを学習させることができるテレビジョン受信装置および方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、コンテンツおよびコンテンツに関する情報が供給されるテレビジョン受信装置において、キーワードを作成するためのキーワード作成手段と、キーワードと画質および音質の少なくとも一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶する記憶手段と、作成手段により作成されたキーワードと調整用パラメータとを関連付けて記憶手段に登録する登録手段と、コンテンツに関する情報からキーワードが抽出された場合に、抽出されたキーワードと対応する調整用パラメータにより、出力されるコンテンツの画質および音質の少なくとも一方を調整する調整手段とを有することを特徴とするテレビジョン受信装置である。
この発明では、キーワードと画質および音質の少なくとも一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶しておき、コンテンツに関する情報からキーワードが抽出された場合に、抽出されたキーワードと対応する調整用パラメータにより、出力されるコンテンツの画質および音質の少なくとも一方を調整することで、自動的に画質および音質の少なくとも一方を調整することができる。また、キーワードを作成し、作成したキーワード調整用パラメータとを関連付けて記憶手段に登録することにより、詳細な条件での調整が可能となる。また、キーワードの設定を繰り返すことで、キーワードの設定を学習させることができる。
この発明によれば、コンテンツに関する情報からキーワードが抽出された場合に、調整用パラメータの設定に画質および音質の少なくとも一方を調整するため、ユーザの好みに合った視聴環境を詳細な条件で自動的に作り出すことができるという効果を奏する。また、画質および音質の少なくとも一方をユーザの所望するものとなるようにキーワードの設定を学習させることができるので、ユーザは、キーワードの設定を繰り返すことで、画質および音質の少なくとも一方をユーザの好みに近づけることができるという効果を奏する。
まず、この発明の実施形態について説明する前に、テレビジョン受像機における画質および音質の調整機能について説明する。なお、本明細書中におけるコンテンツとは、放送局から供給されるテレビジョン番組(プログラム)に限らず、インターネットなどのネットワークを介して得られる情報、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体から得られる情報等を含むものである。
図1は、プリセットされた画質モードおよび音質モードと、イコライジング可能な画質および音質を決めるパラメータとの関係の一例を示している。
図1を参照して、画質および音質の調整機能であるプリセット機能とイコライジング機能について説明する。プリセット機能は、予め所定の画音質に設定されている画音質モードを選択することで、選択した画音質モードに対応する画音質に切り替えるものである。イコライジング機能は、ユーザが視聴しながら手動で画音質を調整するものである。
プリセット機能は、プリセット画質モードとプリセット音質モードにより構成されている。画音質のプリセット値は、例えば、プリセット画質モードの映像パラメータとプリセット音質モードの音声パラメータとが組み合わさって設定される。意味が無い組み合わせも存在するため、必ずしも全ての組み合わせを設定する必要はなく、予めコンテンツの内容に応じた所定の組み合わせがプリセット値として設定される。なお、プリセット値の設定は、ユーザが所望に設定可能なモードを除き、通常、製造時に予め行われている。
プリセット画質モードは、「シアター」、「リビング」、「スタンダード」、「ダイナミック」、「文字情報(書類の文字が綺麗に見える高画質モード)」、「ユーザ」などのモードで構成され、各モードに対応して、ブライトネス、コントラスト、カラー、HUE、シャープネス、ガンマゲイン、復調軸R−Y調整、R−G切替、黒伸張ゲイン、黒伸張レベル、RGR各オフセット調、BR各ゲイン調整、色温度調整などの映像パラメータが設定されている。製造時に予め設定する場合には、映像パラメータとして、一般にユーザに開放していないものを含ませることができる。
プリセット音質モードは、「TVシアター」、「ホール」、「ライブコンサート」、「チャーチ」、「ジャズクラブ」、「ロックコンサート」、「アリーナ」、「エンターテイメント」、「ムービー」、「コンサートビデオ」、「ユーザ」などのモードで構成され、各モードに対応して、フェードイン、フェードアウト、パンニング、再生中のレベル調節、トーンコントロール、ボリューム、バランス、ミュートなど多彩な音声パラメータが設定されている。製造時に予め設定する場合には、音声パラメータとして、一般にユーザに開放していないものを含ませることができる。
なお、映像イコライジング機能は、ユーザに開放された映像パラメータをユーザが直接調整するものであり、オーディオイコライジング機能は、ユーザに開放された音声パラメータをユーザが直接調整するものである。
ユーザは、プリセット機能で大まかに画音質を好みの状態に切り替えた後に、イコライジング機能で詳細に画音質を好みの状態に調整することができる。勿論、プリセット機能およびイコライジング機能のどちらか一方だけを用いて画音質を変えることも可能である。
さらに、DRC(Digital Reality Creation)機能などの高画質コントロール機能を持つテレビジョン受像機では、くっきり、すっきりといった画質のコントロールを行うことができる。図2は、DRC機能を利用した信号波形の置き換えのイメージである。
DRCでは、デジタルマッピング処理により、図2の左側に示すようなHD(High Definition)信号に比べてなだらかな波形をしている映像の情報が少ないNTSC(National Television System Committee)信号を、図2の右側に示すようなHD信号波形に近い高精細信号に作り換えることができる。DRC機能は、DRC高画質映像をDRC−MFパレットと呼ばれる二軸マップ上できめ細かく画質をコントロールする機能である。縦軸で映像細部の解像感や立体感を高めリアリティのある画つくり(くっきり)の調整を行うことができ、横軸で画像の質感を保ちながらノイズ類を抑制し、ザラツキの少ない画つくり(すっきり)の調整を行うことができる。DRC機能は、例えば映画のフィルム感に迫る雰囲気のある映像表現などを行いたい場合、ソフトに合わせた微妙な画質コントロールを可能にする。この機能を使えば、オリジナルの画質を活かしたままキメ細かく映像コントロールをすることが可能である。
以下、この発明の実施形態によるテレビジョン受信装置について説明する。この発明の実施形態によるテレビジョン受信装置は、上述したような画音質の調整機能を利用するものであり、キーワードとコンテンツに関する情報とを用いて、コンテンツに適応した画音質に調整するものである。
キーワードは、コンテンツのジャンルおよび関連キーワードで構成される。関連キーワードは、選択項目の中から選択する。所望する項目が選択項目に存在しない場合には、オリジナルキーワードをユーザが設定可能とされている。キーワードの設定の詳細については、後で説明する。
コンテンツに関する情報は、電子番組ガイド等のコンテンツに関する情報である。例えば、現行のアナログ放送では、コンテンツの付加情報としてVBIに多重して送られている電子番組ガイドのデータを利用することができる。
NTSC方式では、VBIは525本ある走査線の内の前半の21本と定義されている。VBIは、テレビ電波のうち、画面を描き終わってから次の画面を描き始めるまでの空白の部分であり、画像表示には使用されていない。1から21まである走査線は一部が画面を描くためのタイミングをとる情報として使われているが、残りは未使用となっている。この未使用の走査線1本あたりにアメリカでは288ビット、日本では296ビットのデータが伝送できる。この領域にデジタルデータとして字幕データや電子番組ガイドのデータを乗せて放送を行っている。
電子番組ガイドのデータは、電子番組ガイドを作成するためのデータである。電子番組ガイドのデータからは、コンテンツ名の他、スポーツ、ドラマといったコンテンツのジャンル、出演者名、コンテンツの解説などの情報をコンテンツの放送チャンネル、開始時間、終了時間などの情報と共に取得することができる。
この発明の一実施形態では、アナログテレビジョン放送を受信する場合を例として説明する。現行の地上波放送の場合には、電子番組ガイドとして、例えば、TBS((株)東京放送)系列の地上波放送などから受信可能である株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(略称IPG)が日本国内全国ネットに展開している、米国ジェムスター社開発のG−GUIDE方式の電子番組ガイド、通称「Gガイド」を適用することができる。
図3は、この発明の一実施形態によるテレビジョン受像機1の一例の構成である。アナログ地上波チューナ2は、供給されるアナログ地上波信号によるテレビジョン放送を受信するためのチューナであり、アナログBS放送チューナ3は、アナログBS(Broadcasting Satellite)放送を受信するためのチューナである。一実施形態では、コンテンツおよびコンテンツに関する情報は、これら放送波により供給される。入力切替部4は、アナログ地上波チューナ2からの入力とアナログBS放送チューナ3からの入力とを切り替え、入力したテレビジョン信号をアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号とに分離して出力する。
入力切替部4から出力されたアナログビデオ信号は、A/Dコンバータ(ADC)5でディジタル変換され、同期系、YC信号処理系、VBIデータデコーダ系に分離される。同期系として分離された水平および垂直同期信号は、同期処理部6に供給され、YC信号処理系として分離されたディジタルビデオ信号は、くし型フィルタカラーデコーダ10に供給され、VBIデコーダ系として分離された信号は、VBI処理部15に供給される。
同期処理部6は、ADC5から供給される水平および垂直同期信号により、送信側の走査タイミングに対して、テレビジョン受像機1側の走査を合わせる処理を行う。偏向処理部7は、同期処理部6の出力に基づき、走査のための水平および垂直方向の偏向の処理を行う。偏向処理部7から出力された水平および垂直方向の信号は、それぞれ水平出力部8および垂直出力部9を介してCRT(Cathode Ray Tube)等からなる表示部14に供給される。これにより、表示部14での適正な走査が行われる。
くし型フィルタカラーデコーダ10は、ADC5から供給されるディジタルビデオ信号から輝度信号と色信号とを分離し、カラーデコーダによりデコードされる。分離した輝度信号および色信号は、RGB処理部11に供給される。RGB処理部11は、くし型フィルタカラーデコーダ10から入力される輝度信号と色信号に、フレーム内解像度や時間軸方向の解像度を上げるなどの処理を行う。RGB処理部11からは、映像パラメータに基づく輝度信号および色信号が出力される。
RGB処理部11から出力された信号は、D/Aコンバータ(DAC)12に供給される。D/Aコンバータ12は、RGB処理部11から入力されるディジタルビデオ信号をアナログ変換してアナログビデオ信号に変換する。変換されたアナログビデオ信号は、RGB出力部13に供給され、表示部14でカラー画像を表示するための信号、例えばR(赤)G(緑)B(青)の3原色信号に処理された後、表示部14に供給される。これにより、表示部14に受信したコンテンツの映像が表示される。
VBI処理部15、OSD制御部16、TVマイコン18およびメモリ19は、画音質イコライザに関する処理を行う。これらVBI処理部15、OSD制御部16、TVマイコン18およびメモリ19により構成される画音質イコライザ処理部については、後述する。
一方、入力切替部4から出力されたアナログオーディオ信号は、オーディオプロセッサ20に供給され、スピーカ等からなる音声出力部22から音声を最適に出力するように信号処理される。オーディオプロセッサ20からは、音声パラメータに基づく音声信号が出力される。オーディオプロセッサ20から出力される音声信号は、音声出力部21を介して音声出力部22に供給され、受信したコンテンツの音声が出力される。
リモコン受光部17は、図示しないリモートコントローラから発せられた赤外線等による制御信号を受信して復調し、TVマイコン18に出力する。
図4は、上述した画音質イコライザ処理部における画音質イコライジング機能を説明するためのブロック図である。A/Dコンバータ5から出力されるディジタルビデオ信号、すなわち映像入力信号は、通常の処理として、映像信号処理部23を通り表示部14へ供給される。すなわち、上述したように、くし型フィルタやカラーデコーダ等からなる、くし型フィルタカラーデコーダ10を通りRGB処理部11を経由した後、そのときテレビジョン受像機1に設定されている映像パラメータに基づく画質でコンテンツがCRTドライブ等の表示部14に出力される。
その一方で、VBI処理部15は、A/Dコンバータ5から出力される映像入力信号からVBIに重畳されているデータ列を、VBIデコーダ系の信号としてVBIデータスライサーなどにより取得し、取得したデータ列をVBIデコーダなどによりデコードすることで、電子番組ガイドの付属情報等からなるVBIデータを取得する。
VBI処理部15は、得られたVBIデータを、例えばコンテンツ名、コンテンツのジャンル、出演者、放送開始/終了時間、番組詳細等の項目で構成されるEPGデータベースに格納することで記録する。記録したVBIデータは、キーワードとなり得る情報として、TVマイコン18に供給される。
メモリ19は、視聴するコンテンツに関するジャンルや好きなタレントの名前等の関連キーワードを、予め画音質変更用のキーワードとして所定の画音質と関連付けて、キーワードデータベース等に記録している。すなわち、メモリ19は、キーワードと画質および音声の少なくとも一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶している。調整用パラメータは、上述したような映像パラメータおよび音声パラメータに基づき構成される。
TVマイコン18は、マイクロコンピュータなどで構成され、上述したような画音質調整機能を有しており、ユーザの画音質調整のための操作により、テレビジョン受像機1から出力する画音質の調整を行う。また、TVマイコン18は、VBI処理部15からのVBIデータと、メモリ19に記録されているキーワードとを照合し、VBIデータがメモリ19に記録されているキーワードと適合した場合には、キーワードと関連付けた画音質となるよう画音質の調整を行い出力されるよう制御する。すなわち、TVマイコン18は、コンテンツに関する情報からキーワードが抽出された場合に、抽出されたキーワードと対応する調整用パラメータにより、出力されるコンテンツの画質および音質の少なくとも一方を調整するよう映像信号処理部23およびオーディオプロセッサ20を制御する。
キーワードと関連付けた画質に調整する場合には、TVマイコン18は、映像信号処理部23から映像信号の最大値、最小値、総輝度、画素数などの映像信号の特徴データを受け取り、受け取った映像信号の特徴データに基づき、キーワードと関連付いた画質となるようイコライジングの補正係数を計算し、映像信号処理部23に計算した補正係数を送る。これにより、映像信号処理部23からは、キーワードと関連付いた画質に補正された信号が出力される。したがって、VBIデコーダ等から得られた電子番組ガイドの付加情報と、予めメモリ19のデータベース等に蓄えられたキーワードとを照合して一致した場合、YC信号処理系のパラメータをTVマイコン18から設定することにより、コンテンツの内容に応じた画質に変化させることができる。
オーディオプロセッサ20は、入力切替部4から出力されるアナログオーディオ信号を基に、音声出力部22から音声を出力するための信号、例えば音声L,Rを生成する。オーディオプロセッサ20は、I2CバスなどでTVマイコン18と接続されており、TVマイコン18により、AGC(Auto Gain Control)、トーンコントロール、ボリュームコントロール等の基本機能の設定を制御する。また、これら基本機能の制御だけでなく、DSP(Digital Signal Processor)によるホール、ライブ、ジャズ、ロック、シアターといった音声出力モードなどの音声出力に関する様々な設定の制御を行う。
したがって、VBIデータからオーディオに関するキーワード(この一実施形態ではビデオと同じキーワードとしている)も検索し、予めテレビジョン受像機1が持つ音場設定の為にメモリ19に記録されているキーワードと適合し、キーワードと関連付けた音質に調整する場合には、TVマイコン18は、オーディオの補正パラメータをオーディオプロセッサ20に送出することでオーディオプロセッサ20のDSPなどの音声出力に関する様々な設定を、キーワードと関連付いた音質となるよう制御し、音質をキーワードの内容に従って変化させることができる。
OSD制御部16は、電子番組ガイドやキーワードの登録、変更および作成画面などをOSD(On Screen Display)として表示するグラフィックスデータをプレゼンテーションエンジンなどにより生成する。グラフィックスデータの生成は、TVマイコン18の制御により行われる。OSD制御部16には、必要に応じて電子番組ガイドのデータがTVマイコン18から供給される。生成されたグラフィックスデータは、RGB出力部13へ出力するビデオ信号に対して合成される。
したがって、テレビジョン受像機1では、テレビ電波のVBIを利用したデータ多重放送である「Gガイド」等の電子番組ガイドの付加情報に基づき、視聴するコンテンツに関するジャンルや好きなタレントの名前等をキーワードとして予め登録しておくと、自動的に電子番組ガイドの番組名や番組内容などの付加情報とキーワードとを照合して、適合した場合に、予めキーワードと関連付けられたプリセットされた画音質に変化させるパラメータを補正係数として映像信号および音声信号処理系にフィードバックされる。補正された映像信号は、映像信号処理部23から出力され、表示部14に表示される。また、補正された音声信号は、オーディオプロセッサ20から出力され、音声出力部22から音声が出力される。
ここで、キーワードについて詳細に説明する。キーワードの設定は、特に限定するものではないが、(1)プリセットされているキーワード候補から選択して設定、(2)電子番組ガイドのデータから得られる視聴中の番組の番組情報からキーワード候補を呼び出し、数種類の中から選択して設定、(3)表示部14にソフトウェアによるキーボードを表示して手入力で作成して設定、などで行うことができる。
また、ユーザがテレビジョン受像機1に最適なキーワードを教えるといった所謂学習機能をTVマイコン18に持たせることにより、視聴するコンテンツ内容による画質、音質の自動調整がユーザの好みに次第にぴったり合うようにキーワードを学習させることができる。
図5から図8は、テレビジョン受像機1によるコンテンツに適応するジャンルおよび関連キーワードの選択処理の一例を示す。以下、図5から図8を参照してOSD16が生成するグラフィックスデータによる具体的なキーワードの設定、作成および最適なキーワードを学習していく様子について説明する。なお、メモリ19への画音質の記憶は、画音質の調整用パラメータを記憶することでなされる。
GUI30は、テレビジョン受像機1の本体に付属する操作ボタンやリモートコントローラの操作などによりTVマイコン18およびOSD制御部16などを介して制御可能なGUI(Graphical User Interface)である。GUI30は、選択項目欄31と設定項目欄32とで構成されている。選択項目欄31は、キーワード候補を表示する。設定項目欄32は、ユーザが設定するために選択したキーワードを表示する。
キーワードを設定する場合、まず、図5に示すように、選択項目欄31の各項目には、「クラシック音楽」、「スポーツ」、「洋画」など、コンテンツのジャンルの項目が表示される。ユーザは、選択項目欄31の選択項目の中からキーワードとして登録したい項目を選択する。ここでは、「洋画」を選択しており、設定項目欄32には、選択した項目である「洋画」が表示される。
選択項目欄31の選択項目は、階層構造とされており、コンテンツのジャンルとして「洋画」を選択した後、選択項目欄31には、図6に示すように、「アクション」、「アニメ」、「バラエティ」など、コンテンツのジャンルをさらに特定する関連キーワードの項目が表示される。ユーザは、選択項目欄31の関連キーワードの中からキーワードとしてさらに追加したい項目を選択する。ここでは、「アクション」を選択しており、設定項目欄32には、「洋画」に加え、「アクション」が表示される。これにより、キーワードは、「洋画」と「アクション」となる。
ジャンルとジャンルの特定項目との組み合わせには、それぞれの組み合わせに対応する画音質のプリセット値が予め設定されている。この時点で、視聴しているコンテンツの画音質の設定が選択したジャンルとジャンルの特定項目との組み合わせに対応したプリセット値とされる。例えば、「洋画」、「アクション」と選択した場合、映像パラメータが「シアター」モード、音声パラメータが「TVシアター」モードのプリセット値に設定される。
このように、コンテンツのジャンルと関連キーワードを設定し、上述したVBIデータを利用することで、そのジャンルと関連キーワードに当てはまると判定されるコンテンツは、そのジャンルと関連キーワードに対応するプリセット値の画音質で出力することが可能となる。しかしながら、予め設定されているプリセット値による画音質は、平均的なものであり、ユーザにとって決して満足できる視聴環境が作れるとは限らない。そこで、テレビジョン受像機1は、より詳細にコンテンツを特定する項目をキーワードに追加し、そのキーワードとユーザが満足する画音質とを関連付けてメモリ19に記憶しておくことが可能とされている。
「洋画」、「アクション」を選択した後、選択項目欄31には、図7に示すように、「007」、「カーチェイス」、「SF」など、コンテンツをさらに特定する項目が表示される。この項目は、例えば電子番組ガイドのデータから得られたキーワードとなり得る項目である。ユーザは、設定したコンテンツのジャンルと関連キーワードによりプリセットされた画音質に満足できない場合は、メニューを表示してイコライザ機能などの画音質調整機能を利用し、好みの画音質に調整する。調整終了後、ユーザは、選択項目欄31の選択項目の中からキーワードとしてさらに追加したい項目を選択する。図7に示す例では、「007」を選択しており、設定項目欄32には、「洋画」と「アクション」と「007」が表示される。ここで調整した画音質は、キーワード「洋画」、「アクション」、「007」と関連付けられてメモリ19にメモリ19に登録される。
このときユーザによって調整された映像パラメータおよび音声パラメータは、例えば、それぞれ「ユーザ」モードに記録される。
さらにコンテンツを特定して画音質をユーザの好みに合わせる場合は、画音質の再調整を行う。選択項目欄31にコンテンツをさらに特定する項目がなければ、ソフトウェアによるキーボードなどの入力手段を利用してユーザがオリジナルキーワードを作成する。例えば、図8に示す例では、「ダイ・アナザー・デイ」と設定している。図9は、ソフトウェアキーボード40の一例である。
キーワードの設定が完了したら、登録ボタン等によりキーワードを登録する。これにより、作成したオリジナルキーワードが追加されたキーワードと再調整した画音質とが関連付けられてメモリ19に登録される。画音質調整用の図5から図8に示す例では、キーワードとして、「洋画」、「アクション」、「007」、「ダイ・アナザー・デイ」が登録される。
ここで、図10および図11を参照して、画音質の設定を学習していくプロセスについて説明する。図10は、キーワードの設定を変更した一例の過程を示し、図11は、その変更により変化したパラメータの詳細を示す。なお、図11に示すイコライズ項目の内、網掛けされた項目は、ユーザに開放していない項目を示す。
まず、学習の第1の段階として、洋画のコンテンツを視聴した際に、ジャンルを「洋画」、関連キーワードを「アクション」としてキーワードを設定している。これにより、「洋画」と「アクション」のキーワードのプリセット値として設定されていた画質モード「シアター」、音質モード「TVシアター」が設定される。以降、「洋画」、「アクション」に適合するコンテンツを視聴する際に、自動的に画質モードが「シアター」に設定され、音質モードが「TVシアター」に設定可能となる。
次に、第2の段階として、「007」シリーズの映画を視聴した際に、画質モード「シアター」、音質モード「TVシアター」では満足せず、画質モード「シアター」の状態からコントラスト、カラー、シャープネスの設定値を調整し、音質モード「TVシアター」の状態から低域レベルの設定値を調整し、調整後の状態を関連キーワード「007」と関連付けて画音質モード「ユーザ」に設定している。以降、「洋画」、「アクション」、「007」に適合するコンテンツを視聴する際に、自動的に画音質モードが第2の段階で設定された「ユーザ」に設定される。
次に、第3の段階として、「007」シリーズの映画の「ダイ・アナザー・デイ」を視聴した際に、第2の段階の際に設定した画音質モード「ユーザ」では満足せず、画質モード「ユーザ」の状態からブライトネス、DRCの設定値を調整し、音質モード「ユーザ」の状態から高低域レベルの設定値を調整し、その状態を関連キーワード「ダイ・アナザー・デイ」と関連付けて画音質モード「ユーザ」に設定している。以降、「洋画」、「アクション」、「007」、「ダイ・アナザー・デイ」に適合するコンテンツを視聴する際に、自動的に画音質モードが第3の段階で設定された「ユーザ」に設定される。
このように、DRCなどの画質コントロール機能を有するテレビジョン受像機で、イコライジング機能によるパラメータ値の設定だけでなく、画質を作り換えるパラメータ値を設定できるようにしておくことで、よりキーワードに持たせたイメージに合致した視聴環境に自動設定することが可能となる。
次に、第4の段階として、「007」シリーズの映画の「ダイ・アナザー・デイ」を再び視聴した際に、第3の段階の際に設定した画音質モード「ユーザ」では満足せず、画質モード「ユーザ」の状態からDRCの設定値を調整し、その状態を関連キーワード「ダイ・アナザー・デイ」と関連付けて画音質モード「ユーザ」に設定している。以降、「洋画」、「アクション」、「007」、「ダイ・アナザー・デイ」に適合するコンテンツを視聴する際に、自動的に画音質モードが第4の段階で設定された「ユーザ」に設定される。
画音質がユーザの好みと適合するようにキーワードを変更していくことで、キーワードの組み合わせが次第に特定の画音質に収斂していくことがわかる。なお、図11に示すようなパラメータの変化の過程をメモリ19に記憶しておくことで、様々な状況に応じて適切な画音質に調整することができる。
電子番組ガイド等のコンテンツに関する情報は、ユーザ側からはどのような情報が含まれているか分からないため、画質、音質の組み合わせおよび設定値は、キーワードの選択の仕方によっては、ユーザの好み通りに上手く適合しない場合が出てくるが、一実施形態によるテレビジョン受像機1は、画音質がユーザの好みと一致するよう、TVマイコン18に適切なキーワードを学習させる機能を有していることになる。すなわち、キーワードの設定を繰り返し、その課程を記憶しておくことで、ユーザが過去に視聴した番組やそのときのキーワード(ソフトウェアによるキーワード入力を含む)の設定条件などの日々の利用状況に合わせてユーザの好みの視聴環境(輝度、コントラスト、色の濃さ、シャープネス、色合い、黒レベルおよび音場設定、低音域、高音域のレベル設定等)を学習して、視聴する番組やコンテンツに適用していく。
更に、プリセットされた視聴環境(シアター、リビングなど)では、ユーザに開放していない画音質のパラメータも予め微妙に設定を変えても良い。また、EPGデータベース等に蓄積したVBIデータが不備な場合、ユーザが意図した画質音質に設定されない場合が出てくることが考えられるが、テレビジョン受像機1が学習機能を有することで、ユーザが設定するキーワードの意図する意味を学習し、ユーザの好みの画音質の設定に近づけることが可能となる。また、キーワードの組み合わせにより、複合的な番組の絞り込みを行うこともできる。
図12は、テレビジョン受像機1のTVマイコン18による処理の流れの一例を示す。まず、TVマイコン18は、VBI処理部15のVBIデータスライス機能によりVBIデータを検出し、検出したVBIデータをVBIデコーダ機能によりデコードする(ステップS1)。デコードして得られたデータ列からOSI(Open Systems Interconnection)の各層で信号処理を行い、VBI処理部15から目的とするキーワードとなり得る情報を検出し(ステップS2)、検出した情報をEPGデータベースなどの記録手段に記録する。
次に、TVマイコン18は、自動画音質設定モードであるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3で自動画音質設定モードでないと判定された場合には、例えば、通常の画音質の設定値とされ(ステップS9)、画音質の調整を行わず処理を終了する。ステップS3で自動画音質設定モードであると判定された場合には、プリセット値およびユーザの画音質の設定があれば、上述したキーワードとなり得る情報とメモリ19のキーワードとを照合して、合致した場合にメモリ19のキーワードと関連付けられている画音質に設定する。このとき、ユーザがこの種のコンテンツに関連づけたソフトウェアによるキーボード等で入力したオリジナルキーワードについても照合される。
ここでは、ステップ4、ステップS5、ステップS6、…の順にそれぞれ、コンテンツが「洋画」、「ニュース」、「スポーツ」、…のジャンルであるか否かを判定している。すなわち、ステップS4でコンテンツのジャンルが「洋画」であるか否かを判定している。ステップS4で、コンテンツのジャンルが「洋画」でないと判定された場合には、コンテンツのジャンルが「ニュース」であるか否かを判定している(ステップS5)。ステップS5で、コンテンツのジャンルが「ニュース」でないと判定された場合には、コンテンツのジャンルが「スポーツ」であるか否かを判定している(ステップS6)。
ステップS4で、コンテンツのジャンルが「洋画」であると判定された場合には、キーワードデータベース等に記録されているジャンル「洋画」に関連付けられた画音質のプリセット値、例えば映像パラメータが「シアター」に設定され、音声パラメータが「TVシアター」に設定される(ステップS10)。次いで、上述したキーワードとなり得る情報と、メモリ19に記録されている関連キーワードとを照合する(ステップS11)。そして、一致するものがあるか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12で、一致するものがないと判定された場合には、処理を終了する。ステップS12で、一致するものがあると判定された場合には、一致した関連キーワードと関連付けられた画音質に設定し(ステップS13)、処理を終了する。このように、映像、音声いずれも自動設定した結果が、期待した画質、音質にそぐわない場合は、ユーザは、メニューを表示させるなどして、マニュアルで画音質の修正を加えても良い。修正が加わるとTVマイコン18はそれを学習して、次回同じようなコンテンツおよびキーワードが選択された場合は、よりユーザの好みに合った視聴環境が設定されることになる。
ここでは詳細な説明を省略するが、他のジャンルについても、同様に画音質の設定が行われる。例えば、ステップS5でジャンルが「ニュース」であると判定された場合には、映像パラメータが「スタンダード」に設定され、音声パラメータが「フラット」に設定される(ステップS14)。例えば、ステップS6でジャンルが「スポーツ」であると判定された場合には、映像パラメータが「ダイナミック」に設定され、音声パラメータが「フラット」に設定される(ステップS15)。
視聴中に更にユーザが画音質をより好みの状態となるように設定するときは、設定モード変更ルーチン(図12中の点線矢印以降の処理)に入り、予め関連キーワードを電子番組ガイドのデータ等より表示して、ユーザに選択させるか、ソフトキーボード等を使ってオリジナルキーワードを入力することができる。このとき、選択された或いは入力されたキーワードと画音質パラメータを関連付けてデータベースに記録をしておくことにより、夫々のジャンルのキーワードに関して学習効果を増すことができる。
すなわち、ステップS6でジャンルが「スポーツ」でなく、ジャンルがみつからないと判定された場合には、ユーザに設定モードを変更するか否かを問い合わせる(ステップS16)。ステップS16で、ユーザが設定モードを変更しないとした場合には、ステップS1に処理が戻る。ステップS16で、ユーザが設定モードを変更するとした場合には、関連キーワードの候補を表示する(ステップS17)。そして、選択候補の中から選択するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS18)。
ステップS18でユーザが選択候補から選択しないとした場合には、ソフトウェアキーボード等によりオリジナルキーワードをユーザに入力させる(ステップS19)。そして、入力されたオリジナルキーワードを画音質パラメータと関連付けてメモリ19に記録し(ステップS20)、処理が終了する。ステップS18でユーザが選択候補から選択するとした場合には、ステップS17で表示した選択候補から関連キーワードを選択する(ステップS21)。そして、選択した関連キーワードを画音質パラメータと関連付けてメモリ19に記録し(ステップS22)、処理が終了する。
以上説明したように、この発明の一実施形態によるテレビジョン受像機1では、映像や音声などのコンテンツをアナログ地上波チューナ2やアナログBS放送チューナ2で受信し、電子番組ガイドなどのコンテンツの付加情報から抽出したキーワードとなり得る情報と、予めメモリ19に記録していたキーワードとを照合し、適合した場合に、受信した信号に対して映像信号処理部24やオーディオプロセッサ20で適応的処理を行い、最適な画音質に自動調整するため、ユーザの好みに合った視聴環境を作り出すことができる。また、メモリ19に記録しているキーワードを最適に変更していくことで、ユーザの好みを学習させる学習機能を有しているので、どのような情報が含まれているか決められていない電子番組ガイドなどの情報をコンテンツの付加情報として利用しても、画音質の調整をユーザの好みに次第に近づけることができる。
ユーザが視聴する番組やコンテンツの内容に応じて、既に設定されたキーワードやそれらを組み合わせたキーワードのグループに関連づけたメモリ19の画音質データベースなどに記録されている情報から、ユーザの好みに合わせた最適な画質、音質パラメータを設定し、且つ、修正が加えられたときは、このキーワードとパラメータの組み合わせをより最適化する為の学習機能を持っているので、コンテンツに適した視聴環境が簡単に得られる。
ユーザが自分でキーワードを設定することにより、よりキメの細かい視聴環境が得られる。特にDRCパレット画面などを利用する画質コントロール機能を有するテレビジョン受像機1では、映像細部の解像感や立体感を高めリアリティのある画創りと共に、画像の質感を保ちながらノイズ類を抑制しザラツキの少ない画創りを設定することが、一々マニュアルで設定することなく自動で行うことができる。すなわち、DRC画質コントロールをマニュアル操作する度にそのパラメータや、番組名、コンテンツタイトル等を記憶し、タイトルやキーワードの持つ画質イメージをより合致させることができる。
この発明は、上述したこの発明の実施形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した一実施形態では、アナログ地上波によるテレビジョン放送およびアナログBS放送を受信する場合について述べたが、これに限らず、他のアナログ放送や、ディタル放送に適用することができる。ディジタル放送に適用する場合には、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)トランスポートストリームに多重して送られている電子番組ガイドのデータ、特に、PSI(Program Association Table)の中のEIT(Event Information Table)を利用することができる。
また、テレビジョン受像機1をインターネット等のネットワークと接続可能と構成することで、ネットワークを介して得られるコンテンツに関する情報、例えば本願出願人が提案しているiEPG(Internet Electronic Programming Guide)などのデータを利用することができる。
また、上述した一実施形態では、放送されるコンテンツを受信する場合について述べたが、これに限らず、外部端子などの入力手段を介してインターネットのストリーミングや、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどの外部機器から、ソフトのタイトルや内容などのコンテンツに関する付加情報が得られるのであれば、放送の場合と同様に外部機器からの入力コンテンツへの適応的処理を行い、コンテンツに最適な画質、音質に自動調整する学習機能を持たせることができる。DVDプレーヤにおいては、DVD−ROM(Read Only Memory)のボリュームファイルシステムで規定されているDVD−Videoデータやその他のDVDデータに記述されている複数のタイトルやメニューなどから情報を得て、キーワードと照合することにより、放送と同様なコンテンツ適応機能を実現できる。
近年では、セットトップボックスとモニタとを接続してコンテンツを視聴する機会も多くなっている。そこで、上述した一実施形態では、テレビジョン受像機1をテレビジョン受信装置として画音質を調整したが、セットトップボックス、パーソナルコンピュータなどのモニタ接続可能な他の機器をテレビジョン受信装置として適用しても良い。また、モニタの表示性能は基本的に夫々固有のものがある。従って、液晶プロジェクターモードとか、PDP(Plasma Display Panel)モード、LCD−TV(Liquid Crystal Display−Television)モード、CRT−TV(Cathode Ray Tube−Television)モード、CRT−PJ(Cathode Ray Tube−Projector)モードなどと言うように、モニタの特徴に合わせた画質、音質作りにも応用しても良い。
また、上述した一実施形態では、画音質共に同じキーワードを使用して調整したが、画質と音質をそれぞれ別のキーワードを使用して調整しても良い。また、画質と音質、どちらか一方だけを調整できるようにすることもできる。音質だけを調整する場合には、ラジオやCD(Compact Disc)プレーヤ等の音声出力機器に適用することができる。
テレビジョン受像機の画音質調整機能を説明するための図である。 画質コントロール機能を説明するための図である。 この発明の一実施形態によるテレビジョン受像機の一例の構成を示す略線図である。 この発明の一実施形態によるテレビジョン受像機のイコライザ機能部を説明するための図である。 この発明の一実施形態でのキーワードの選択を説明するための図である。 この発明の一実施形態でのキーワードの選択を説明するための図である。 この発明の一実施形態でのキーワードの選択を説明するための図である。 この発明の一実施形態でのキーワードの選択を説明するための図である。 ソフトウェアキーボードの一例の構成を示す図である。 画音質の設定プロセスの一例を示す図である。 各画音質設定プロセスでのパラメータ値の一例を示す図である。 この発明の一実施形態によるテレビジョン受像機のTVマイコンの処理の流れを示す図である。
符号の説明
1・・・テレビジョン受像機、2・・・アナログ地上波チューナ、3・・・アナログBSチューナ、10・・・くし型フィルタカラーデコーダ、11・・・RGB処理部、14・・・表示部、15・・・VBI処理部、16・・・OSD制御部、18・・・TVマイコン、19・・・メモリ、20・・・オーディオプロセッサ、22・・・音声出力部、23・・・映像信号処理部

Claims (8)

  1. コンテンツおよび上記コンテンツに関する情報が供給されるテレビジョン受信装置において、
    キーワードを作成するためのキーワード作成手段と、
    キーワードと画質および音質の少なくとも一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    上記作成手段により作成されたキーワードと上記調整用パラメータとを関連付けて上記記憶手段に登録する登録手段と、
    上記コンテンツに関する情報から上記キーワードが抽出された場合に、抽出されたキーワードと対応する上記調整用パラメータにより、出力されるコンテンツの画質および音質の少なくとも一方を調整する調整手段とを有する
    ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    さらに、コンテンツの種別毎の上記調整用パラメータのプリセット機能を備え、上記コンテンツに関する情報からコンテンツの種別を抽出し、抽出された種別に対応する上記プリセットの設定で上記調整手段による調整が可能であることを特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    上記キーワードは、階層構造とされていることを特徴とするテレビジョン受信装置。
  4. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    アナログテレビジョン信号の垂直帰線期間に挿入されている信号から上記コンテンツに関する情報を抽出することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  5. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    上記コンテンツに関する情報は、電子番組ガイドであることを特徴とするテレビジョン受信装置。
  6. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    ネットワークを介して上記コンテンツに関する情報を取得することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  7. 請求項1に記載のテレビジョン受信装置において、
    デジタルテレビジョン信号のトランスポートストリームから上記コンテンツに関する情報を抽出することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  8. コンテンツおよび上記コンテンツに関する情報が供給されるテレビジョン受信方法において、
    キーワードを作成するためのキーワード作成ステップと、
    キーワードと画質および音質の少なくとも一方を調整するための調整用パラメータとを関連付けて記憶する記憶ステップと、
    上記作成手段により作成されたキーワードと上記調整用パラメータとを関連付けて上記記憶手段に登録する登録ステップと、
    上記コンテンツに関する情報から上記キーワードが抽出された場合に、抽出されたキーワードと対応する上記調整用パラメータにより、出力されるコンテンツの画質および音質の少なくとも一方を調整する調整ステップとを有する
    ことを特徴とするテレビジョン受信方法。
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