JP2005093270A - 自己調芯型コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 自己調芯型コネクタの省スペース化を図る。
【解決手段】 自己調芯型コネクタ1は、コネクタガイド部材10と、板バネ19と、プラグコネクタハウジング20と、レセプタクルコネクタハウジング30とを備えて構成されている。コネクタガイド部材10は、パネル90に対して穴部91への挿入方向に移動可能な状態で遊嵌装着され、プラグコネクタハウジング20は、コネクタガイド部材10に対して穴部91への挿入方向と交差する方向に移動可能な状態で遊嵌装着される。プラグコネクタハウジング20は、コネクタガイド部材10を介してパネル90に対して挿入方向にも交差する方向にも移動可能な状態で遊嵌装着されるため、両コネクタハウジング20,30が適切な嵌合位置で完全嵌合されると共に、自己調芯型コネクタ1の取付スペースが穴部91とほぼ同等のスペースで済むため、取付スペースの省スペース化を実現する。
【選択図】 図1
【解決手段】 自己調芯型コネクタ1は、コネクタガイド部材10と、板バネ19と、プラグコネクタハウジング20と、レセプタクルコネクタハウジング30とを備えて構成されている。コネクタガイド部材10は、パネル90に対して穴部91への挿入方向に移動可能な状態で遊嵌装着され、プラグコネクタハウジング20は、コネクタガイド部材10に対して穴部91への挿入方向と交差する方向に移動可能な状態で遊嵌装着される。プラグコネクタハウジング20は、コネクタガイド部材10を介してパネル90に対して挿入方向にも交差する方向にも移動可能な状態で遊嵌装着されるため、両コネクタハウジング20,30が適切な嵌合位置で完全嵌合されると共に、自己調芯型コネクタ1の取付スペースが穴部91とほぼ同等のスペースで済むため、取付スペースの省スペース化を実現する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばワイヤハーネスを有する自動車用部品などの補機同士やその補機と他の部品などとの接続に際し自動組付作業に好適な自己調芯型コネクタに関し、特にコネクタの設置場所の省スペース化を実現することができる自己調芯型コネクタに関する。
自動車などに用いられるワイヤハーネス等の接続に際しては、いわゆる調芯コネクタが使用され、更にオートメーションでは、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの間に発生する取付誤差(取付ガタ)を自己整合的に調芯する自己調芯型コネクタが使用される(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の電気コネクタ用のフローティングパネル取付システム(自己調芯型コネクタ)は、プラグコネクタの絶縁ハウジングの内側にロックアームが設けられ、取付部材としてのパネルにプラグコネクタ及びロックアームがそれぞれ遊嵌状態で挿入される3つの穴が設けられる。そして、パネルの一方の側プラグコネクタとロックアームとを穴に挿入し、プラグコネクタ取付側と反対側からロックアーム用の穴より大きい保持キャップをロックアームに取り付けてプラグコネクタをパネルに遊嵌装着し、レセプタクルコネクタをパネルの他方の側からプラグコネクタに嵌合して接続を図る構造からなる。
しかしながら、特許文献1に記載の自己調芯型コネクタでは、パネルに3つの穴としてのプラグコネクタの取付穴(第1の中央の穴)とロックアームの取付穴(第2の外側の穴)とを設け、これらの穴にプラグコネクタ及びロックアームを挿通させて遊嵌状態を図るため、自己調芯型コネクタの取付部分の省スペース化を図り難いという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、省スペース化を図ることができる自己調芯型コネクタを提供することを目的とする。
本発明に係る自己調芯型コネクタは、穴部が形成された取付部材の前記穴部の周縁部分に遊嵌状態で取り付けられるコネクタガイド部材と、このコネクタガイド部材と前記取付部材との間に配設される弾性部材と、前記コネクタガイド部材に対して遊嵌状態で取り付けられる第1のコネクタハウジングと、前記コネクタガイド部材に取り付けられた第1のコネクタハウジングと嵌合する第2のコネクタハウジングとを備え、前記コネクタガイド部材は、前記第1のコネクタハウジングが挿入されるハウジング装着穴部を形成し、前記取付部材の穴部に遊嵌される筒状のガイド本体部を備え、前記ガイド本体部は、その側面に、前記取付部材の穴部への挿入によって前記穴部の周縁部分と係合する第1の係合手段を備え、前記弾性部材は、前記ガイド本体部と前記取付部材の穴部の周縁部分との間に装着され、前記第1のコネクタハウジングの側面と前記ガイド本体部のハウジング装着穴部の内周面とに、前記第1のコネクタハウジングの前記ハウジング装着穴部への挿入によって、前記コネクタガイド部材に対し前記第1のコネクタハウジングをその挿入方向と直交する面内で移動可能に係合する第2の係合手段を備えたことを特徴とする。
なお、この自己調芯型コネクタのガイド本体部は、例えばハウジング装着穴部の一方の開口端側から第1のコネクタハウジングの挿入方向と交差する方向の外側に張り出した外側フランジと、ハウジング装着穴部の他方の開口端側から挿入方向と交差する方向の内側に張り出した内側フランジとを有して構成され、第1のコネクタハウジングは、例えばその側面に、コネクタガイド部材への挿入によって、ガイド本体部の内側フランジを上下から挟み込む弾性取付片及びハウジング鍔部を有して構成され、これら内側フランジ、弾性取付片及びハウジング鍔部で第2の係合手段が構成されていると良い。
そして、この自己調芯型コネクタの弾性部材は、例えば金属板を折り曲げた構造の板バネ部材や、ガイド本体部の外形に沿って取り付けられる環状に形成されたゴム部材であると良い。
本発明によれば、取付部材に形成された穴部に遊嵌状態で取り付けられると共に第1のコネクタハウジングが挿入されるハウジング装着穴部を形成するガイド本体部を有するコネクタガイド部材を介して第1のコネクタハウジングを取付部材に遊嵌装着する。このため、第1のコネクタハウジングを取付部材に遊嵌状態で取り付けるための穴部が1つで済み、従来のものに比べ自己調芯型コネクタの取付スペースの省スペース化を効果的に図ることが可能となる。
以下、本発明による好適な実施形態を添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自己調芯型コネクタを示す分解斜視図、図2は、この自己調芯型コネクタの組立後の様子を示す外観斜視図、図3は、図2のA−A´断面図、図4は、図2のB−B´断面図である。
自己調芯型コネクタ1は、穴部91が形成された取付部材としてのパネル90に遊嵌状態で取り付けられるコネクタガイド部材10と、このコネクタガイド部材10とパネル90との間に配設される弾性部材としての板バネ19と、コネクタガイド部材10に対して遊嵌状態に取り付けられる第1のコネクタハウジングとしてのプラグコネクタハウジング20と、このプラグコネクタハウジング20と嵌合する第2のコネクタハウジングとしてのレセプタクルコネクタハウジング30とを備えて構成されている。
自己調芯型コネクタ1は、穴部91が形成された取付部材としてのパネル90に遊嵌状態で取り付けられるコネクタガイド部材10と、このコネクタガイド部材10とパネル90との間に配設される弾性部材としての板バネ19と、コネクタガイド部材10に対して遊嵌状態に取り付けられる第1のコネクタハウジングとしてのプラグコネクタハウジング20と、このプラグコネクタハウジング20と嵌合する第2のコネクタハウジングとしてのレセプタクルコネクタハウジング30とを備えて構成されている。
なお、プラグコネクタハウジング20内には、ハーネス51に接続された接続端子61が、レセプタクルコネクタハウジング30内には、ハーネス52に接続された接続端子62がそれぞれ収容されている(図3及び4参照)。
コネクタガイド部材10は、内側にプラグコネクタハウジング20が挿入されるハウジング装着穴部11を形成し、外形がパネル90の穴部91とほぼ整合する筒状のガイド本体部12を備えて構成されている。ガイド本体部12は、ハウジング装着穴部11の一方の開口端側の縁に外側に張り出した外側フランジ13を有すると共に、他方の開口端側の縁に内側に張り出した内側フランジ14を有している。
なお、ガイド本体部12の側壁15には、例えばパネル90の穴部91に挿入された際に、ガイド本体部12の挿入方向と反対方向への抜けを防止するために穴部91の周縁部分と係合する取付突起部18を有する第1の係合手段としての係合片17が形成されている。
板バネ19は、図3に示すように、一方の端部が外側フランジ13の下面に固定されると共に、他方の端部に弾性材からなるストッパ16が取り付けられてコネクタガイド部材10の穴部91への挿入方向への変位を吸収する状態でパネル90とコネクタガイド部材10との間に配設されている。これにより、コネクタガイド部材10は、パネル90に対して図3中矢印D1方向に移動可能な状態で遊嵌されている。なお、板バネ19は、パネル90からの振動等を直接プラグコネクタハウジング20やレセプタクルコネクタハウジング30に伝えないようにするためのショックアブソーバ的役割をも兼ねるものである。
プラグコネクタハウジング20は、レセプタクルコネクタハウジング30の縦断面が凹状の凹型ハウジング嵌合部31(図3及び図4参照)と嵌合する縦断面が凸状の凸型ハウジング嵌合部21を有し、コネクタガイド部材10のハウジング装着穴部11に挿入されコネクタガイド部材10に対して挿入方向と交差する方向(図3中矢印D2方向)に移動可能な状態で遊嵌されるハウジング本体部22を備えて構成されている。ハウジング本体部22は、側面に形成されたコネクタガイド部材10の内側フランジ14の外側フランジ13形成側の端面にその一部が引っ掛かる形状のハウジング突起部23を有する弾性取付片24を備えると共に、コネクタガイド部材10のガイド本体部12の他方の開口端側に、例えばハウジング装着穴部11の穴径よりも大きく外側に張り出すように形成された図中矢印D2方向に延びる形状のハウジング鍔部25を備えている。即ち、弾性取付片24とハウジング鍔部25とで、ガイド本体部12の内側フランジ14を上下から挟み込み係合する。これら内側フランジ14、弾性取付片24及びハウジング鍔部25で第2の係合手段が構成される。なお、内側フランジ14と弾性取付片24との挿入方向と交差する方向の端面間には、僅かな隙間が形成されている。
こうして、コネクタガイド部材10の内側フランジ14を、ハウジング本体部22のハウジング突起部23とハウジング鍔部25とで挟み込み、内側フランジ14と弾性取付片24との間に隙間を形成した状態でハウジング本体部22がコネクタガイド部材10に装着されるため、プラグコネクタハウジング20は、図3中矢印D2方向に移動可能な状態で遊嵌される。
このように、この自己調芯型コネクタ1は、コネクタガイド部材10に対して図3中矢印D2方向に移動可能に遊嵌装着されたプラグコネクタハウジング20が、このコネクタガイド部材10を介してパネル90に対して更に図3中矢印D1方向に移動可能に遊嵌装着されるため、レセプタクルコネクタハウジング30との嵌合時に両コネクタハウジング20,30の嵌合位置が多少ずれた場合であっても、そのずれを吸収して適切な嵌合位置で完全嵌合を図ることが可能となる。また、自己調芯型コネクタ1のパネル90への取付スペースが、穴部91とほぼ同等のスペースで済むため、取付スペースの省スペース化を効果的に図ることが可能となる。更に、板バネ19がパネル90とコネクタガイド部材10との間に配設されているため、パネル90からの振動等が直接両コネクタハウジング20,30に伝わることを効果的に防止することができる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る自己調芯型コネクタを示す断面図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
この自己調芯型コネクタ1´は、コネクタガイド部材10とパネル90との間に配設される弾性部材として、板バネ19の代わりにガイド本体部12の外形に沿って取り付けられる環状に形成されたゴム39が配設されている点が、先の例の自己調芯型コネクタ1と相違している。この自己調芯型コネクタ1´でも、適切な嵌合位置で両コネクタハウジング20,30の完全嵌合を図ることが可能で、自己調芯型コネクタ1´のパネル90への取付スペースの省スペース化を効果的に図り、パネル90からの両コネクタハウジング20,30への振動等を防止することが可能となる。
この自己調芯型コネクタ1´は、コネクタガイド部材10とパネル90との間に配設される弾性部材として、板バネ19の代わりにガイド本体部12の外形に沿って取り付けられる環状に形成されたゴム39が配設されている点が、先の例の自己調芯型コネクタ1と相違している。この自己調芯型コネクタ1´でも、適切な嵌合位置で両コネクタハウジング20,30の完全嵌合を図ることが可能で、自己調芯型コネクタ1´のパネル90への取付スペースの省スペース化を効果的に図り、パネル90からの両コネクタハウジング20,30への振動等を防止することが可能となる。
なお、以上の実施形態では、コネクタガイド部材10にプラグコネクタハウジング20が遊嵌装着されてパネル90に取り付けられるものについて説明したが、レセプタクルコネクタハウジング30が遊嵌装着されてパネル90に取り付けられるものでも良い。
本発明は、遊嵌状態で取り付けられる自己調芯型コネクタを製造し使用する各種産業に利用することができる。
1,1´…自己調芯型コネクタ、10…コネクタガイド部材、11…ハウジング装着穴部、12…ガイド本体部、13…外側フランジ、14…内側フランジ、17…係合片、18…取付突起部、19…板バネ、20…プラグコネクタハウジング、21…凸型ハウジング嵌合部、22…ハウジング本体部、23…ハウジング突起部、24…弾性取付片、25…ハウジング鍔部、30…レセプタクルコネクタハウジング、31…凹型ハウジング嵌合部、39…ゴム、90…パネル、91…穴部。
Claims (4)
- 穴部が形成された取付部材の前記穴部の周縁部分に遊嵌状態で取り付けられるコネクタガイド部材と、
このコネクタガイド部材と前記取付部材との間に配設される弾性部材と、
前記コネクタガイド部材に対して遊嵌状態で取り付けられる第1のコネクタハウジングと、
前記コネクタガイド部材に取り付けられた第1のコネクタハウジングと嵌合する第2のコネクタハウジングとを備え、
前記コネクタガイド部材は、
前記第1のコネクタハウジングが挿入されるハウジング装着穴部を形成し、前記取付部材の穴部に遊嵌される筒状のガイド本体部を備え、
前記ガイド本体部は、その側面に、前記取付部材の穴部への挿入によって前記穴部の周縁部分と係合する第1の係合手段を備え、
前記弾性部材は、前記ガイド本体部と前記取付部材の穴部の周縁部分との間に装着され、
前記第1のコネクタハウジングの側面と前記ガイド本体部のハウジング装着穴部の内周面とに、前記第1のコネクタハウジングの前記ハウジング装着穴部への挿入によって、前記コネクタガイド部材に対し前記第1のコネクタハウジングをその挿入方向と直交する面内で移動可能に係合する第2の係合手段を備えた
ことを特徴とする自己調芯型コネクタ。 - 前記ガイド本体部は、前記ハウジング装着穴部の一方の開口端側から前記第1のコネクタハウジングの挿入方向と交差する方向の外側に張り出した外側フランジと、前記ハウジング装着穴部の他方の開口端側から前記挿入方向と交差する方向の内側に張り出した内側フランジとを有し、
前記第1のコネクタハウジングは、その側面に、前記コネクタガイド部材への挿入によって、前記ガイド本体部の内側フランジを上下から挟み込む弾性取付片及びハウジング鍔部を有し、
前記内側フランジ、弾性取付片及びハウジング鍔部で前記第2の係合手段が構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の自己調芯型コネクタ。 - 前記弾性部材は、金属板を折り曲げた構造の板バネ部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の自己調芯型コネクタ。
- 前記弾性部材は、前記ガイド本体部の外形に沿って取り付けられる環状に形成されたゴム部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の自己調芯型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003325890A JP2005093270A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 自己調芯型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003325890A JP2005093270A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 自己調芯型コネクタ |
Publications (1)
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|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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-
2003
- 2003-09-18 JP JP2003325890A patent/JP2005093270A/ja active Pending
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