JP2005092490A - 無給電sawセンサを用いた無線遠隔センシングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、SAWセンサとセンシング装置との送受信を無線で行う無線遠隔センシングシステムの構築は十分には行われておらず、例があったとしても、従来は、センサ側に有電源の送受信部を設けており、また送受信の周波数帯はMHz帯を利用しているため、アンテナを含めてセンサ側の小形化が困難であると共に、設置に自由度が少なかった。
【解決手段】 そこで本発明では、このような課題を解決するために測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイス2のIDT3にアンテナ4を接続して構成した無給電SAWセンサ1と、この無給電SAWセンサに対するアンテナ4と送受信部を設けたセンシング装置13とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案している。
【選択図】 図1
【解決手段】 そこで本発明では、このような課題を解決するために測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイス2のIDT3にアンテナ4を接続して構成した無給電SAWセンサ1と、この無給電SAWセンサに対するアンテナ4と送受信部を設けたセンシング装置13とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案している。
【選択図】 図1
Description
本発明は無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムに関するものである。
近来、圧電基板上に、表面弾性波(SAW:Surface Acoustic
Wave)を励振するための櫛形電極(IDT:InterDigital Transducer)を形成したものを基本構成とするSAWデバイスを、通信機器におけるフィルタとして利用する他、上記圧電基板上にセンサ部を形成してセンサ機能を持たせた、いわゆるSAWセンサが各種の測定対象に対して開発されている。
Wave)を励振するための櫛形電極(IDT:InterDigital Transducer)を形成したものを基本構成とするSAWデバイスを、通信機器におけるフィルタとして利用する他、上記圧電基板上にセンサ部を形成してセンサ機能を持たせた、いわゆるSAWセンサが各種の測定対象に対して開発されている。
例えば特許文献1では被測定物の膨張、収縮、曲げ等の、変形した変位を測定するものにおいて、SAWデバイスに温度補償回路を設けた歪みセンサが提案されている。この場合、測定対象は歪みである。
また特許文献2では、SAWデバイスを構成する圧電板を片持ち梁として支持して、その歪みによる周波数の変化を検出することにより、外力を検出するようにした外力センサが提案されており、また特許文献3では、原子間力顕微鏡に用いられるカンチレバーの検出部に、SAWデバイスを取り付けた力変位センサが提案されている。これらの場合、測定対象は外力である。
また特許文献4では、SAWデバイスによる遅延線発振器を用いて温度変化に対する発信周波数の変化率を大きくした温度センサが提案されている。この場合、測定対象は温度である。
さらに特許文献5では、SAWデバイスを用いて湿度や匂いを検出するセンサが提案されている。この場合、測定対象は湿度又は匂いである。
また特許文献2では、SAWデバイスを構成する圧電板を片持ち梁として支持して、その歪みによる周波数の変化を検出することにより、外力を検出するようにした外力センサが提案されており、また特許文献3では、原子間力顕微鏡に用いられるカンチレバーの検出部に、SAWデバイスを取り付けた力変位センサが提案されている。これらの場合、測定対象は外力である。
また特許文献4では、SAWデバイスによる遅延線発振器を用いて温度変化に対する発信周波数の変化率を大きくした温度センサが提案されている。この場合、測定対象は温度である。
さらに特許文献5では、SAWデバイスを用いて湿度や匂いを検出するセンサが提案されている。この場合、測定対象は湿度又は匂いである。
これらのSAWセンサは、IDTにより励振された表面弾性波が圧電基板表面を伝播する際、測定対象の変化による伝播速度の変化を周波数の変化等として検出して、測定対象の物理量の変化を測定するものであり、構成としては、入出力共用のIDTを有する反射型遅延線タイプのものや、入力側IDTと出力側IDTを有する遅延線タイプのものがある。
以上に示すように、SAWセンサ自体の開発は従来から多数行われており、また、SAWセンサとセンシング装置とを配線で接続してセンシングシステムを構成することも多数行われているが、SAWセンサとセンシング装置との送受信を無線で行う無線遠隔センシングシステムの構築は十分には行われていない。
即ち、従来の無線通信による無線遠隔センシングシステムでは、センサ側に有電源の送受信部を設けており、また送受信の周波数帯はMHz帯を利用しているため、アンテナを含めてセンサ側の小形化が困難であると共に、設置に自由度が少なかった。
本発明はSAWセンサとセンシング装置との送受信を無線で行う無線遠隔センシングシステムを構築することを目的とするものであり、特に、本発明はSAWデバイスにより無給電センサを構成することによって、SAWセンサ側を小型化し、以て、設置が容易で、使用しやすい無線遠隔センシングシステムを構築することを目的とするものである。
以上の課題を解決するために、本発明では、まず請求項1において、測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイスのIDTにアンテナを接続して構成した無給電SAWセンサと、この無給電SAWセンサに対するアンテナと送受信部を設けたセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案する。
また請求項2では、上記無線遠隔センシングシステムにおいて、SAWデバイスは、入出力兼用のIDTを有する構成とし、このIDTに送受信兼用のアンテナを接続することを提案する。
また請求項3では、上記無線遠隔センシングシステムにおいて、SAWデバイスは、入力側IDTと出力側IDTを有する構成とすると共に、入力側IDTと出力側IDTを短絡して送受信兼用のアンテナを接続することを提案する。
また請求項4では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、アンテナを、SAWデバイス自体に形成することを提案する。
また請求項5では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、送受信部は、搬送波発生手段と、パルス発生手段と、パルス変調手段とを備えた送信部と、搬送波発生手段の信号の位相シフト手段を有する同期検波手段とを備えた受信部とから構成することを提案する。
また請求項6では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、送受信部は、第1のパルス発生手段と、第1のパルス発生手段による第1のパルスの発生時点から設定時間経過後に第2のパルスを発生させる第2のパルス発生手段と、上記第1、第2のパルスにより変調される搬送波発生手段とを備えた送信部と、上記第1のパルスにより送信されたパルス変調波に起因する受信信号と、第2のパルスによるパルス変調波との同期検波手段を構成することを提案する。
また請求項7では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、送受信部は、設定時間間隔毎にパルスを継続的に発生するパルス発生手段と、このパルスにより変調される搬送波発生手段とを備えた送信部と、上記パルス毎に送信されるパルス変調波に起因して継続的に受信される受信信号とパルス変調波との同期検波手段を構成することを提案する。
また請求項8では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々のチャンネルの伝播路における伝播遅延時間を異ならせて識別のためのコード化を行った複数の無給電SAWセンサと、受信部において無給電SAWセンサのコードを復号化して識別する構成のセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案する。
また請求項9では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、伝播遅延時間を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、送信パルスの送信から受信パルスの受信までの時間により無給電SAWセンサを識別する手段を備えたセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案する。
また請求項10では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々の伝播路に対応してIDTを構成すると共に、夫々のIDTは電極間隔により応答周波数を異ならせて構成した無給電SAWセンサと、夫々の周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサの伝播路を識別する構成のセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案する。
また請求項11では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、電極間隔により応答周波数を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、それらの周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサを識別する構成のセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムを提案する。
また請求項12では、以上の無線遠隔センシングシステムにおいて、送受信に使用する周波数は、2.4GHz帯とすることを提案する。
本発明の無線遠隔センシングシステムでは、センシング装置のアンテナから送信されたRF信号は、SAWセンサのアンテナで受信され、入力側IDTにより表面弾性波に変換される。変換された表面弾性波は、圧電基板の表面を伝播して、ある遅延時間経過後に出力側IDTに到達して、再び、RF信号に変換される。そして変換されたRF信号はセンシング装置のアンテナにより受信され、発せられたRF信号との比較により、SAWセンサ側の測定対象の物理量を測定することができる。
SAWセンサは無給電として、電源回路を含む電子回路を使用していないので、その分だけ、センサ側の大きさをコンパクト化することができる。
SAWデバイスは、入出力兼用のIDTを有する構成のものを使用しても良いし、入力側IDTと出力側IDTを有する構成のものを使用しても良く、後者の場合には、入力側IDTと出力側IDTを短絡することにより、前者と同様に、送受信兼用のアンテナを接続することができ、この場合には、SAWセンサ側とセンシング装置側の2つのアンテナでシステムを構成することができる。
送受信アンテナを、SAWデバイス自体に形成すれば、アンテナに使用する基板や、それとSAWデバイスのIDTとの接続用スペースの相当分だけ、更にコンパクト化が可能となる。
センシング装置の送受信部においては、搬送波をパルスで変調したパルス変調波を送信信号とし、遅延時間経過後に受信された受信信号を、搬送波を用いて同期検波(位相検波)することにより、安定した測定信号(検波出力信号)を得ることができる。
この場合、時間間隔を調整可能とした第1と第2のパルス発生手段により搬送波発生手段を変調してパルス変調波を発生させ、第1のパルスにより形成されたパルス変調波に起因してSAWセンサに励振された表面弾性波による受信信号を、第2のパルスにより形成されたパルス変調波を用いて同期検波する構成とすることができ、この構成では、第1と第2のパルス変調波の強度を独立して調節可能とし、第2のパルス変調波の強度を低くすることにより、同期検波における信号強度レベルを揃えて、安定した測定信号を得ることができる。
また設定時間間隔毎にパルスを継続的に発生させ、これらのパルス毎に継続的に受信される受信信号と、送信信号のパルス変調波との同期検波手段を構成すれば、所定時間毎に継続的に受信される受信パルス毎に、測定対象の物理量を継続的に検出することができる。
SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々のチャンネルの伝播路における伝播遅延時間を異ならせて識別のためのコード化を行った複数の無給電SAWセンサと、受信部において無給電SAWセンサのコードを復号化して識別する構成のセンシング装置とから構成した無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステムにおいては、共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサにより複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
伝播遅延時間を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、送信パルスの送信から受信パルスの受信までの時間により無給電SAWセンサを識別する手段を備えたセンシング装置とから構成した場合においても、共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサにより複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
更に、SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々の伝播路に対応してIDTを構成すると共に、夫々のIDTは電極間隔により応答周波数を異ならせて構成した無給電SAWセンサと、夫々の周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサの伝播路を識別する構成のセンシング装置とから構成した場合には、共通のセンシング装置において、無給電SAWセンサの複数の伝播路に対応する複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
また電極間隔により応答周波数を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、それらの周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサを識別する構成のセンシング装置とから構成した場合においては、上述と同様に共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサにより複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
以上のセンシング装置とSAWセンサとの送受信に使用する周波数は、ISM(Industrial,
Science and Medical)機器や小電力データ通信システム等に用いられている2.4GHz帯を利用すれば、センシング装置とSAWセンサ間の伝送距離が長く取れると共に、アンテナの小型化を図ることができる。
Science and Medical)機器や小電力データ通信システム等に用いられている2.4GHz帯を利用すれば、センシング装置とSAWセンサ間の伝送距離が長く取れると共に、アンテナの小型化を図ることができる。
次に本発明の詳細を実施例と共に添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の無線遠隔センシングシステムの第1の実施例の構成を概念的に示すものである。
符号1は無給電SAWセンサを示すものであり、この無給電SAWセンサ1は、測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイス2のIDT3にアンテナ4を接続して構成している。この無給電SAWセンサ1を構成するSAWデバイス2は、上述した特許文献1〜5にも記載されているように、測定対象に応じて従来技術により適宜に構成することができる。
図1は本発明の無線遠隔センシングシステムの第1の実施例の構成を概念的に示すものである。
符号1は無給電SAWセンサを示すものであり、この無給電SAWセンサ1は、測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイス2のIDT3にアンテナ4を接続して構成している。この無給電SAWセンサ1を構成するSAWデバイス2は、上述した特許文献1〜5にも記載されているように、測定対象に応じて従来技術により適宜に構成することができる。
この場合、SAWデバイス2は、図中の右側に示しているように、入出力兼用IDT3ioを有する反射型遅延線タイプのものを適用しても良いし、図中の左側に示しているように、入力側IDT3iと出力側IDT3oを有する遅延線タイプのもののいずれか適用することもできる。
図2は遅延線タイプのSAWデバイス2の一例を示すものであり、このSAWデバイス2は、圧電基板5上に、入力側IDT3iと出力側IDT3oの組を3組設けた3チャンネルの構成としており、3チャンネルの夫々の入力側IDT3i(1),3i(2),3i(3)は共通の入力端子6iに接続すると共に、夫々の出力側IDT3o(1),3o(2),3o(3)は、夫々独立して出力端子6o(1)〜6o(3)に接続している。
そして圧電基板5上には、夫々のチャンネルの入力側IDT3iに対して、出力側IDT3oとは反対側に、夫々構成の異なる表面弾性波の反射部を形成していて、表面弾性波の伝播遅延時間を異ならせている。
即ち、表面弾性波の反射部として、1チャンネルの入力側IDT3i(1)に対してはグレーティング7、2チャンネルの入力側IDT3i(2)に対しては導体膜8を形成して、いわゆる短絡の反射部を構成すると共に、3チャンネルの入力側IDT3i(1)に対しては何も形成せず、いわゆる開放の反射部を構成している。
即ち、表面弾性波の反射部として、1チャンネルの入力側IDT3i(1)に対してはグレーティング7、2チャンネルの入力側IDT3i(2)に対しては導体膜8を形成して、いわゆる短絡の反射部を構成すると共に、3チャンネルの入力側IDT3i(1)に対しては何も形成せず、いわゆる開放の反射部を構成している。
ここで、再び図1に戻ると、SAWデバイス2として、図中の左側に示しているように、入力側IDT3iと出力側IDT3oを有する遅延線タイプのものを適用する場合には、これらの入力側IDT3iと出力側IDT3oを短絡線9により短絡して上記アンテナ4を接続する構成とすることにより、このアンテナ4を送受信兼用とすることができる。
次に、アンテナ4は、図1の概念図では、SAWデバイス2とは独立して構成して、相互に接続するように表しているが、このアンテナ4は、SAWデバイス2自体に形成することができる。
図3はアンテナ4を一体に形成したSAWデバイス2の一例を示すもので、このSAWデバイス2は入出力兼用IDT3ioを有する反射型遅延線タイプのもののである。このSAWデバイス2を構成する圧電基板5の表面側にアンテナ4の構成要素である導体パターン10を形成し、これを入出力兼用IDT3ioの一方側のくし歯パターン11aに接続すると共に、他方側のくし歯パターン11bは、圧電基板5の裏面側に形成した接地導体パターン(図示省略)に接続する構成としている。
以上のアンテナ4は、後述するように、本発明のシステムにおいて使用するRF信号の搬送波の周波数を2.4GHz帯とする場合等においては、例えば、Bluetooth(商標)用として使用されている、いわゆるパッチアンテナとして構成する他、マイクロストリップ・アンテナの各種のタイプを適用することができる。
図1に示すように、本発明の無線遠隔センシングシステムは、以上に説明した無給電SAWセンサ1と、この無給電SAWセンサ1に対するアンテナ12と送受信部を設けたセンシング装置13とから構成するものであり、次に図1に示すセンシング装置13の具体例を説明する。
符号14は搬送波発生手段であり、この搬送波発生手段14は、いわゆるISM(Industrial,
Science and Medical)機器や、例えば小電力データ通信システム(無線LAN)等に用いられている2.4GHz帯の連続波を発生する構成である。一方、符号15はパルス信号を発生する変調信号発生手段であり、この変調信号発生手段15は、変調手段としてのミキサ16により、上記搬送波をパルス変調する構成である。
Science and Medical)機器や、例えば小電力データ通信システム(無線LAN)等に用いられている2.4GHz帯の連続波を発生する構成である。一方、符号15はパルス信号を発生する変調信号発生手段であり、この変調信号発生手段15は、変調手段としてのミキサ16により、上記搬送波をパルス変調する構成である。
以上の構成において、パルス変調された搬送波は、増幅器17において、適宜増幅されて、センシング用のRF信号として、アンテナ12から発せられる。即ち、以上の要素が送信部を構成している。
こうして、センシング装置13のアンテナ12から送信されたセンシング用のRF信号は、無給電SAWセンサ1のアンテナ4で受信され、入力側IDT(3io,3i又は3o)により表面弾性波に変換される。変換された表面弾性波は、圧電基板5の表面を伝播して、ある遅延時間経過後に出力側IDT(3io,3o又は3i)に到達してRF信号に変換され、アンテナ4から発せられる。
無給電SAWセンサ1のアンテナ4から発せられたRF信号はセンシング装置13のアンテナ12を介して受信されて測定対象の物理量の検出が行われる。そこで、次に、センシング装置13の受信部の構成と動作を説明する。
図1において、アンテナ12で受信された受信信号は、まず増幅器や減衰器によるレベル調整手段18と自動利得調整手段19を経て所定のレベルに調整された後、検波手段としてのミキサ20の一方側の入力信号として入力される。
一方、上記搬送波発生手段14において発生した搬送波は、増幅器や減衰器によるレベル調整手段21と自動利得調整手段22を経て所定のレベルに調整された後、位相シフタ23において位相を90°シフトした後、上記ミキサ20の他方側の入力信号として入力される。
これらの入力信号はミキサ20により乗算処理された後、低域通過フィルタ24により積分処理されて、受信信号の検波出力が得られる。この検波出力は、無給電SAWセンサ1において表面弾性波が伝播する部分の物理量の変化に相当しており、この検波出力を増幅器25により所定レベルに調整した後、オシロスコープ等の出力手段26に出力することにより、測定対象の物理量の測定を行うことができる。
以上のとおり、この実施例では、搬送波をパルスで変調したパルス変調波を送信信号とし、遅延時間経過後に受信された受信信号を、搬送波を用いて同期検波(位相検波)することにより、安定した測定信号(検波出力信号)を得ることができる。
尚、以上の実施例では、ミキサ20における同期検波の参照信号は、搬送波の位相を位相シフタ23により90°位相したものとしており、いわゆる直交検波手法を適用しているが、位相シフタ23における位相シフト量を可変として検波を行うこともできる。
また上述したとおり、図1は本発明に係る無線遠隔センシングシステムの構成を概念的に示しているものであり、実際のシステムを構築する場合には、例えば、アンテナと送信部及び受信部との間に方向性結合器を設置する等、適宜の要素を付加しても良いことは勿論である。
次に、図4は本発明の無線遠隔センシングシステムの第2の実施例を概念的に示すものである。この実施例における無給電SAWセンサは、第1の実施例におけるものと同様のものを適用できるので、図において、第1の実施例と対応する構成要素に同一の符号を付して重複する説明は省略する。そこで、次にこの第2の実施例におけるセンシング装置13の具体例を説明する。
符号27は第1のパルス発生手段、28は第2のパルス発生手段であり、第1のパルス発生手段27から出力される第1のパルスS1で第2のパルス発生手段28をトリガーすることにより、第1のパルス発生手段27による第1のパルスの発生時点t1から設定時間Δt経過後の時点t2に第2のパルスS2を発生させる構成としている。
符号29は搬送波発生手段であり、上記第1、第2のパルスにより変調された搬送波、即ちパルス変調波は、増幅器30により適宜増幅されて、センシング用のRF信号として、アンテナ31から発せられる。即ち、以上の要素が送信部を構成している。
こうして、センシング装置13のアンテナ31から送信されたセンシング用のRF信号は、上述と同様に無給電SAWセンサ1のアンテナ4で受信され、入力側IDT(3io,3i又は3o)により表面弾性波に変換される。変換された表面弾性波は、圧電基板5の表面を伝播して、ある遅延時間τ経過後に出力側IDT(3io,3o又は3i)に到達してRF信号に変換され、アンテナ4から発せられる。このようにアンテナ4から発せられるRF信号は、上記第1のパルスと第2のパルスの夫々に対応した信号である。
こうして無給電SAWセンサ1のアンテナ4から発せられたRF信号はセンシング装置13のアンテナ31を介して受信されて測定対象の物理量の検出が行われる。そこで、次に、第2の実施例のセンシング装置13の受信部の構成と動作を説明する。
図4において、アンテナ31で受信される受信信号は、上記第1のパルスが発せられた時点t1から上記遅延時間τが経過した時点t1+τの、第1のパルスに起因するパルスと、上記第2のパルスが発せられた時点t2から上記遅延時間τが経過した時点t2+τの、第2のパルスに起因するパルスとから成る。
これらのパルスから成る受信信号は、自動利得調整手段32を経て所定のレベルに調整された後、検波手段としてのミキサ33の一方側の入力信号として入力される。
一方、上記搬送波発生手段29の出力である、上記第1、第2のパルスにより変調された搬送波は、増幅器又は減衰器によるレベル調整手段34と自動利得調整手段35を経て所定のレベルに調整された後、上記ミキサ33の他方側の入力信号として入力される。
ここで、上記第1のパルスと第2のパルス間の上記設定時間Δtを、上記送信信号と受信信号間の遅延時間τと等しく設定すると、第1のパルスに起因する受信パルスS1´は、時点t2において、第2のパルスS2と同時にミキサ33に入力される。
従ってこれらの入力信号はミキサ33により乗算処理された後、低域通過フィルタ36により積分処理されて、受信信号の検波出力が得られる。上述したとおり、この検波出力は、無給電SAWセンサ1において表面弾性波が伝播する部分の物理量の変化に相当しており、この検波出力を増幅器37により所定レベルに調整した後、オシロスコープ等の出力手段38に出力することにより、測定対象の物理量の測定を行うことができる。
以上のとおり、この第2の実施例においては、第1のパルスが発せられた時点から遅延時間経過後に受信された受信信号を、第2のパルスで変調された搬送波を用いて同期検波(位相検波)することにより、安定した測定信号(検波出力信号)を得ることができる。
尚、以上説明した第2の実施例の受信部においては、自動利得調整手段35とミキサ33間に位相シフタを設置することができる。
次に、図5は本発明の無線遠隔センシングシステムの第3の実施例を概念的に示すものである。この第3の実施例は、第2の実施例と比較して、センシング装置13の送信部の構成のみ異なり、その他は同様であるので、対応する構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
即ち、この第3の実施例では、第2の実施例における第1,第2のパルス発生手段27,28に代えて、パルス幅のパルスを時間間隔Δtで継続的に発生させるパルス発生手段39を構成し、このパルス発生手段39から所定時間間隔Δtで継続的に発せられるパルス(S1,S2,S3,…)により、搬送波発生手段29で発生させる搬送波を変調して送信信号を発生させ、この送信信号としての変調パルスを継続的にアンテナ31を介して送信するものである。
即ち、この第3の実施例では、第2の実施例における第1,第2のパルス発生手段27,28に代えて、パルス幅のパルスを時間間隔Δtで継続的に発生させるパルス発生手段39を構成し、このパルス発生手段39から所定時間間隔Δtで継続的に発せられるパルス(S1,S2,S3,…)により、搬送波発生手段29で発生させる搬送波を変調して送信信号を発生させ、この送信信号としての変調パルスを継続的にアンテナ31を介して送信するものである。
このような構成においては、センシング装置13では、アンテナ31を介して、第1のパルスが発せられた時点t1から上記遅延時間τが経過した時点t1+τの、第1のパルスに起因するパルスS1´に続き、上記設定時間Δt経過毎に、第2,3…のパルスS2,S3,…に起因するパルスS2´,S3´,…が継続的に受信される。
そこで、上述と同様に、上記設定時間Δtを、上記遅延時間τと等しく設定すると、受信パルスS1´,S2´,S3´,…と、送信パルスS2,S3,S4,…とが同時にミキサ33に入力され、こうして所定時間(Δt=τ)毎に継続的に受信される受信パルス毎に、測定対象の物理量を検出することができる。
以上の第1〜第3の実施例の説明では、センシング装置13と無給電SAWセンサ1は一対一に対応させて、一つの無給電SAWセンサ1により測定対象の物理量の計測を行っているが、以下に示すような構成を採用することにより、一つのセンシング装置13を、複数の無給電SAWセンサ1に対応させて、複数の無給電SAWセンサ1により複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
図6は、例えば上記図2に示すように、SAWデバイス2における表面弾性波の伝播路を複数、この場合3チャンネル構成し、夫々のチャンネルの伝播路における伝播遅延時間を異ならせた場合の、送信部における送信パルスと、受信部において受信される受信パルスの例を示すものである。
この例では、チャンネル1,2,3の伝播遅延時間は、夫々Δtだけ異ならせており、従って受信部においては、送信パルスの送信時から時間T経過後にチャンネル1の伝播路を伝播した表面弾性波によるパルスが受信された後、順次Δt,2Δt経過後にチャンネル2,3の伝播路を伝播した表面弾性波によるパルスが受信される。
そこで、例えば、ある無給電SAWセンサでは図6のようにチャンネル1,2,3の伝播遅延時間は、夫々Δtだけ異ならせるが、他の一つの無給電SAWセンサにおいては、チャンネル2の伝播遅延時間を(1/3)Δだけ短くして、図7に示すようなパルス列が受信されるように構成し、更に他の一つの無給電SAWセンサにおいては、チャンネル2の伝播遅延時間を(1/3)Δだけ長くして、図8に示すようなパルス列が受信されるように構成すれば、受信部において、これらのパルス列間の時間間隔を検出することにより、複数の無給電SAWセンサの中から特定のものを識別することができる。
このようにして、無給電SAWセンサ1は、SAWデバイス2における表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々のチャンネルの伝播路における伝播遅延時間を異ならせることにより、識別のためのコード化を行うことができ、このような識別のためのコードを受信部において復号化して識別することにより、共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサにより複数の物理量の測定を行うように構成することができる。尚、このような復号化は、周知の手段を用いて行うことができる。
このように一つのセンシング装置13を複数の無給電SAWセンサ1に対応させて、複数の物理量の測定を行うようにするためのこの他の方法としては、1チャンネルの伝播路のみを構成した複数の無給電SAWセンサにおいても、それらの伝播路を伝播する伝播遅延時間を、無給電SAWセンサ毎に異ならせれば、送信パルスの送信から受信パルスの受信までの時間により無給電SAWセンサを識別することができ、こうして、この場合においても、共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサにより複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
図9は共通のセンシング装置により複数の物理量の測定を行うようにするための更に他の例を示すものである。
この例では、無給電SAWセンサ1は、SAWデバイス2における表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々の伝播路に対応してIDT3io(a),IDT3io(b),IDT3io(c)を構成すると共に、夫々のIDT3io(a),IDT3io(b),IDT3io(c)は電極間隔a,b,cにより応答周波数を異ならせて構成している。
この例では、無給電SAWセンサ1は、SAWデバイス2における表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々の伝播路に対応してIDT3io(a),IDT3io(b),IDT3io(c)を構成すると共に、夫々のIDT3io(a),IDT3io(b),IDT3io(c)は電極間隔a,b,cにより応答周波数を異ならせて構成している。
すなわちIDT3io(a),IDT3io(b),IDT3io(c)の夫々の電極間隔a,b,cは、a<b<cとなるように構成しており、このような構成においては、夫々の応答周波数f1,f2,f3は、f1>f2>f3となる。
一方、センシング装置13は、対象とする上記複数の周波数f1,f2,f3の送信パルスを送信すると共にそれらの受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサ2の伝播路を識別する構成としている。
このような構成とすることにより、共通のセンシング装置13において、無給電SAWセンサ1の複数の伝播路に対応する複数の物理量、すなわち同一個所又は近接個所における複数の物理量の測定を行うことができる。
図10は共通のセンシング装置により複数の物理量の測定を行うようにするための更に他の例を示すものである。
この例では、IDTの電極間隔a,b,cにより応答周波数f1,f2,f3を異ならせた複数の無給電SAWセンサ1a,1b,1cと、それらの周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサ1a,1b,1cを識別する構成のセンシング装置13とから構成している。
この例では、IDTの電極間隔a,b,cにより応答周波数f1,f2,f3を異ならせた複数の無給電SAWセンサ1a,1b,1cと、それらの周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサ1a,1b,1cを識別する構成のセンシング装置13とから構成している。
前例と同様に、これらの電極間隔a,b,cは、a<b<cとなるように構成しており、夫々の応答周波数f1,f2,f3は、f1>f2>f3である。
このような構成では、共通のセンシング装置において、複数の無給電SAWセンサ1a,1b,1cにより異なった個所における複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
こうして本発明においては、一つのセンシング装置13により、複数の無給電SAWセンサ1により、同一個所、近接個所又は異なった個所における複数の物理量の測定を行うように構成することができる。
例えば測定対象の構築物等に無給電SAWセンサを2つ設置し、一方側の無給電SAWセンサは、歪みと温度の両方の変化に応じた信号を発するように構成すると共に、他方側の無給電SAWセンサは、温度の変化に応じた信号のみを発するように構成して、これらの無給電SAWセンサからの夫々の信号を一つのセンシング装置13により受信するように構成することができる。
このような構成では、2つの無給電SAWセンサの信号を演算して、歪み量を分離することにより、温度と歪みの両方を測定することができる。そして、このことから本発明の無線遠隔センシングシステムにより、温度補償機能を備えた歪みセンサを提供することができる。
本発明は、以上のとおり、SAWデバイスにより無給電センサを構成することによって、SAWセンサ側を小型化し、以て、設置が容易で、使用しやすい無線遠隔センシングシステムを構築することができる。
本発明は例えば航空機等の乗り物やビルや橋梁その他の構築物等の歪みを測定して、その健全性の管理を行うシステム等に利用することができる。
1(1a,1b,1c) 無給電SAWセンサ
2 SAWデバイス
3 IDT
3io 入出力兼用IDT
3i 入力側(又は出力側)IDT
3o 出力側(又は入力側)IDT
4 アンテナ
5 圧電基板
6i 入力端子
6o 出力端子
7 グレーティング
8 導体膜
9 短絡線
10 導体パターン
11a,11b くし歯パターン
12 アンテナ
13 センシング装置
14 搬送波発生手段
15 パルス発生手段
16 ミキサ
17,25 増幅器
18,21 レベル調整手段
19,22 自動利得調整手段
20 ミキサ
23 位相シフタ
24 低域通過フィルタ
26 出力手段(オシロスコープ)
27 第1のパルス発生手段
28 第2のパルス発生手段
29 搬送波発生手段
30,37 増幅器
31 アンテナ
32,35 自動利得調整手段
33 ミキサ
34 レベル調整手段
36 低域通過フィルタ
38 出力手段(オシロスコープ)
39 パルス変調信号発生手段
2 SAWデバイス
3 IDT
3io 入出力兼用IDT
3i 入力側(又は出力側)IDT
3o 出力側(又は入力側)IDT
4 アンテナ
5 圧電基板
6i 入力端子
6o 出力端子
7 グレーティング
8 導体膜
9 短絡線
10 導体パターン
11a,11b くし歯パターン
12 アンテナ
13 センシング装置
14 搬送波発生手段
15 パルス発生手段
16 ミキサ
17,25 増幅器
18,21 レベル調整手段
19,22 自動利得調整手段
20 ミキサ
23 位相シフタ
24 低域通過フィルタ
26 出力手段(オシロスコープ)
27 第1のパルス発生手段
28 第2のパルス発生手段
29 搬送波発生手段
30,37 増幅器
31 アンテナ
32,35 自動利得調整手段
33 ミキサ
34 レベル調整手段
36 低域通過フィルタ
38 出力手段(オシロスコープ)
39 パルス変調信号発生手段
Claims (12)
- 測定対象のセンサ機能を有するSAWデバイスのIDTにアンテナを接続して構成した無給電SAWセンサと、この無給電SAWセンサに対するアンテナと送受信部を設けたセンシング装置とから構成したことを特徴とする無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- SAWデバイスは、入出力兼用のIDTを有する構成とし、このIDTに送受信兼用のアンテナを接続したことを特徴とする請求項1に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- SAWデバイスは、入力側IDTと出力側IDTを有する構成とすると共に、入力側IDTと出力側IDTを短絡して送受信兼用のアンテナを接続したことを特徴とする請求項1に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 送受信アンテナを、SAWデバイス自体に形成したことを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 送受信部は、搬送波発生手段と、パルス発生手段と、パルス変調手段とを備えた送信部と、搬送波発生手段の信号の位相シフト手段を有する同期検波手段とを備えた受信部とから構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 送受信部は、第1のパルス発生手段と、第1のパルス発生手段による第1のパルスの発生時点から設定時間経過後に第2のパルスを発生させる第2のパルス発生手段と、上記第1、第2のパルスにより変調される搬送波発生手段とを備えた送信部と、上記第1のパルスにより送信されたパルス変調波に起因する受信信号と、第2のパルスによるパルス変調波との同期検波手段を構成したことを特徴とする請求項1〜4までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 送受信部は、設定時間間隔毎にパルスを継続的に発生するパルス発生手段と、このパルスにより変調される搬送波発生手段とを備えた送信部と、上記パルス毎に送信されるパルス変調波に起因して継続的に受信される受信信号とパルス変調波との同期検波手段を構成したことを特徴とする請求項1〜4までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々のチャンネルの伝播路における伝播遅延時間を異ならせて識別のためのコード化を行った複数の無給電SAWセンサと、受信部において無給電SAWセンサのコードを復号化して識別する構成のセンシング装置とから構成したことを特徴とする請求項1〜7までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 伝播遅延時間を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、送信パルスの送信から受信パルスの受信までの時間により無給電SAWセンサを識別する手段を備えたセンシング装置とから構成したことを特徴とする請求項1〜7までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- SAWデバイスにおける表面弾性波の伝播路を複数チャンネル構成し、夫々の伝播路に対応してIDTを構成すると共に、夫々のIDTは電極間隔により応答周波数を異ならせて構成した無給電SAWセンサと、夫々の周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサの伝播路を識別する構成のセンシング装置とから構成したことを特徴とする請求項1〜7までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 電極間隔により応答周波数を異ならせた複数の無給電SAWセンサと、それらの周波数の送信パルスを送信すると共に受信パルスを受信し、それらの周波数により無給電SAWセンサを識別する構成のセンシング装置とから構成したことを特徴とする請求項1〜7までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
- 送受信に使用する周波数は、2.4GHz帯であることを特徴とする請求項1〜11までのいずれか1項に記載の無給電SAWセンサを用いた無線遠隔センシングシステム
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| JP2003324471A JP2005092490A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 無給電sawセンサを用いた無線遠隔センシングシステム |
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