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JP2005089850A - 高強度フェライト系ステンレス鋼 - Google Patents

高強度フェライト系ステンレス鋼 Download PDF

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JP2005089850A
JP2005089850A JP2003328134A JP2003328134A JP2005089850A JP 2005089850 A JP2005089850 A JP 2005089850A JP 2003328134 A JP2003328134 A JP 2003328134A JP 2003328134 A JP2003328134 A JP 2003328134A JP 2005089850 A JP2005089850 A JP 2005089850A
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Abstract

【課題】 非金属材料との接合性に優れ、強度,耐食性も良好なフェライト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】 C:0.03%以下,Si:3.0%以下,Mn:3.0%以下,P:0.10%以下,S:0.03%以下,Ni:3.0%以下,Cr:9〜40%,N:0.03%以下,Ti:0.05〜0.5%及び/又はNb:0.1〜1.0%を含み、式(1),(2)を満足するフェライト系ステンレス鋼である。Al:0.2〜6.0%,Mo:0.2〜4.0%,Cu:0.2〜3.0%等の析出強化元素を含む系では、式(1'),(2')を満足させる。
Cr+3Ni+Mn+9Si=24〜48 ・・・・・・・・・・・(1)
420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)+140≦0 ・・・・・・(2)
Cr+3(Ni+Cu)+Mn+9Si+3Al=24〜48 ・・・・・・・・・・・(1')
420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)−52Al
−12Mo+9Cu+140≦0 ・・・・・・・・・・・(2')
【選択図】 なし

Description

本発明は、ガラス,セラミック等の非金属材料に良好な接合性を呈する高強度フェライト系ステンレス鋼に関する。
ガラス,セラミック等の非金属材料は従来から種々の方法で金属材料に接合されているが、接合部に欠陥がなく、接合強度が高いことが要求される。特に、精密さが要求される電気・電子部品や過酷な加工が予想される建材等では、接合性,高強度化の要求が格段に高くなっている。一部の用途では、接合体の金属部分に優れた耐食性が求められる場合もある。
金属材料に非金属材料を接合する一般的な方法は、低融点ガラス,酸化物ガラス,結晶化ガラス等を用いた接合法である。ガラス質接合材には硼酸塩ガラス,ケイ酸塩ガラス,エナメルガラス,ホウロウ等、種々の接合材が使用されており、塗布した接合材を400〜1000℃で焼き付けることにより非金属材料を金属材料に接合している。高温焼成を経ずに金属材料,非金属材料を接合する方法(特許文献1)も提案されているが、真空設備を必要とするため適用対象が制約される。
特開2003-026480号公報
ガラス質接合材の高温焼付けを伴った接合では、金属材料,接合材,非金属材料の間に熱膨張係数の相違に起因する熱応力が接合界面に発生しやすい。欠陥のない接合界面を形成する上では、熱膨張差の小さいことが重要な要因である。また、非金属材料の相手材として高温焼成時に相変態を生じる鉄系材料を使用すると、相変態に起因する体積変化も接合性に影響する。しかも、低合金の鉄系材料は、高温焼成時に導入された欠陥部が腐食起点になりやすく、非金属材料の相手材としては適当でない。
焼付け温度域で相変態せずに良好な耐食性を示す鉄系材料としてステンレス鋼が知られているが、オーステナイト系,オーステナイト/フェライト二相系は接合材との熱膨張差が大きいことが問題である。フェライト系ステンレス鋼は、ガラス質接合材に比較的近い熱膨張係数をもち、非金属材料の相手材に期待できる。しかし、強度がビッカース硬さで160HV以下と低く、高強度が要求される用途では必ずしも十分な被接合材とはいえない。
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、非金属材料の相手材としてフェライト系ステンレス鋼を使用した接合において、400〜1000℃の温度域で小さな熱膨張係数を示し、相変態せず高強度が維持される合金設計を採用することにより、ガラス,セラミック等の非金属材料との接合性に優れ、鋼材自体の強度も高いフェライト系ステンレス鋼を提供することを目的とする。
本発明の高強度フェライト系ステンレス鋼は、C:0.03質量%以下,Si:3.0質量%以下,Mn:3.0質量%以下,P:0.10質量%以下,S:0.03質量%以下,Ni:3.0質量%以下,Cr:9〜40質量%,N:0.03質量%以下,Ti:0.05〜0.5質量%及び/又はNb:0.1〜1.0質量%を含み、残部が実質的にFeで、式(1),(2)を満足する化学組成をもち、最終熱処理された状態のマトリックスにM6X(M:金属,X:C及び/又はN)型,A2B(A:主としてFe,B:主としてNb,Mo)型又はε-Cuの析出物が平均間隔:3μm以下で分散していることを特徴とする。
Cr+3Ni+Mn+9Si=24〜48 ・・・・・・・・・・・(1)
420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)+140≦0
・・・・・・・・・・・(2)
該フェライト系ステンレス鋼は、Al:0.2〜6.0質量%,Mo:0.2〜4.0質量%,Cu:0.2〜3.0質量%の1種又は2種以上を含むことができる。この場合には、式(1'),(2')を満足する合金設計が採用される。
Cr+3(Ni+Cu)+Mn+9Si+3Al=24〜48 ・・・・・・・・・(1')
420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)−52Al
−12Mo+9Cu+140≦0 ・・・・・・・・・・・(2')
更に、Co:3.0質量%以下,W:3.0質量%以下,Zr:0.5質量%以下,Ta:1.0質量%以下,Y:0.005〜0.1質量%,REM(希土類金属):0.005〜0.1質量%,B:0.0002〜0.01質量%,Mg:0.0002〜0.01質量%,Ca:0.0002〜0.01質量%の1種又は2種以上を含むこともある。この場合には、式(1"),(2")に従って各合金成分の含有量が調整される。
Cr+3(Ni+Cu)+Mn+Co+9Si+3Al=24〜48 ・・・・・・(1")
420C+470N−11.5(Cr+Si)+23(Ni+Cu)+7Mn−49(Ti+Nb+Zr+Ta)−52Al−12(Mo+W)+9Cu+140≦0 ・・・・・・・・・・・(2")
また、最終熱処理時の加熱温度T(℃),加熱時間t(時)との関係で式(3)に従って定義される値Hが190以上となるように成分調整することが好ましい。なお、最終熱処理は、製品化に向けての最終段階で施される熱処理をいう。
式(3):H=H0+H1+H2+H3 ・・・・・・・・・・・・・・(3)
ただし、H0=5(Cr+3Ni+3Cu+Co+Mn+9Si+3Al)+45
1=(-7L2+230L−1840)×(Cu−0.5)
2=(-4L2+150L−1380)×(Mo+W−1.0)
3=(-4L2+170L−1700)×(Nb+Ta−0.2)
L=(t+273)×(logt+20)×10-3であり
Cu<0.5又はH1<0のときはH1=0
Mo+W<1.0又はH2<0のときはH2=0
Nb+Ta<0.2又はH3<0のときはH3=0とする。
該高強度フェライト系ステンレス鋼は、所定組成に調整されたフェライト系ステンレス鋼を加熱温度:400〜900℃,加熱時間:0.01〜1時間で最終熱処理することにより製造される。
ガラス質接合材を用いたステンレス鋼/非金属材料接合体に使用されるステンレス鋼には、接合過程で各種熱処理が施される際に接合材,非金属材料との間で熱膨張差が小さく、高温の温度域においても相変態に起因した体積変化のないことが必要である。また、小型化,高密度化,高性能化の要求に応え、品質,信頼性を向上させるため、鋼材自体の強度,耐食性も優れていることが要求される。
本発明は、かかる観点から接合材,非金属材料に近い熱膨張係数を示すフェライト系ステンレス鋼を前提とし、400〜1000℃の温度域における熱膨張,相変態を抑えると共に、400〜1000℃で熱処理した製品においてもビッカース硬さが従来のフェライト系ステンレス鋼のレベルであるHV160を超える高強度を維持する合金設計を採用している。具体的には、オーステナイト形成元素とフェライト形成元素との間に式(1)の関係をもたせ、相変態を示す指標として式(2),(2'),(2")を用いてC,N,Cr,Si,Ni,Mn,Ti,Nb,Al,Mo,Cu等の間に相関をもたせ、熱膨張を低位に維持すると共に相変態に起因する体積変化を抑えている。
また、各種合金成分の影響を詳細に調査・検討した結果、熱処理にほとんど作用されない固溶元素による強化を確保した上で、Nb,Mo,Cu等の化合物を熱処理で析出させるとき鋼材が析出強化され、ステンレス鋼本来の耐食性を備え高強度化されたフェライト系ステンレス鋼が得られることが判った。しかも、基材・ステンレス鋼/非金属材料の界面に、接合時の熱処理によって双方の熱膨張差を緩和するCr,Si,Mn,Al等の酸化物又は複合酸化物を生成させると、一層高い接合性で非金属材料と接合できる。
本発明では、フェライト系ステンレス鋼に含まれる各合金成分,含有量等を次のように規定している。
C:0.03質量%以下,N:0.03質量%以下
何れもクリープ強度等の高温強度に有効な合金成分であるが、過剰含有は耐食性,酸化特性,加工性,低温靭性,溶接性に悪影響を及ぼす。また、オーステナイト形成元素であるため、Cr,Si等のフェライト形成元素が少ない成分系にC,Nを過剰添加すると高温でオーステナイト相が生成しやすく、結果として加熱後の冷却過程でマルテンサイト変態に起因する膨張が生じ、鋼素地とガラス質接合材との熱膨張差が大きくなる。また、C,Nを炭窒化物として固定するTi及び/又はNbを添加しているが、C,Nが多いとTi,Nbの増量が必要となり、原料コストを上昇させる。したがって、C,N含有量は低いほど好ましいことから、共に0.03質量%以下(好ましくは、0.02質量%以下)に規制する。
Si:3.0質量%以下
室温強度の向上に有効な固溶強化元素として働き、高温酸化特性を改善する作用も呈する。また、加熱中にSi系酸化物が生成すると基材・ステンレス鋼/ガラス質接合材の熱膨張差が緩和され、高い接合性が確保される。しかし、過剰量のSi添加は低温靭性を低下させるので、Si含有量の上限を3.0質量%に規制する。好ましくは、0.1〜2.0質量%の範囲でSi含有量を選定する。
Mn:3.0質量%以下
フェライト系ステンレス鋼の高温酸化特性,特にスケール剥離性を改善する合金成分であるが、過剰添加は加工性,溶接性の面から好ましくない。また、オーステナイト相安定化元素であるため,過剰量のMnを添加するとC,Nと同様な悪影響が現れる。そこで、Mn含有量の上限を3.0質量%(好ましくは1.5質量%)に規制する。
P:0.10質量%以下
フェライト系ステンレス鋼の高強度化に有効な反面、過剰添加は溶接性,低温靭性を劣化させる原因となる。そこで、P含有量を0.10質量%以下(好ましくは0.08質量%以下)に規制する。
S:0.03質量%以下
熱間加工性,耐食性に有害な成分であり、可能な限りの低硫化が好ましい。本成分系では、S含有量を0.03質量%以下に規制することにより、S起因の悪影響を抑えている。
Ni:3.0質量%以下
フェライト系ステンレス鋼の高強度化に有効であり、好ましくは0.05質量%以上でNiの添加効果がみられる。しかし、オーステナイト形成元素であるため、Cr含有量の少ないフェライト系ステンレス鋼にNiを過剰添加すると、Mnと同様にマルテンサイト相が生成する。また、高価な合金元素であることから、鋼材コストを抑えるためにNiの過剰添加は避けるべきである。そこで、Ni含有量を3.0質量%以下(好ましくは、2.0質量%以下)に規制する。
Cr:9〜40質量%
フェライト相を安定させると共に、耐食性,耐酸化性の改善に不可欠な合金成分である。多量のCrが含まれるほど耐食性,耐酸化性が向上するが、過剰添加は鋼材の脆化を招くので、9〜40質量%の範囲でCr含有量を選定する。好ましいCr含有量の範囲は耐食性の要求レベルに応じて異なるが、一般的な室内環境では10〜15質量%,室外環境では15〜22質量%,海塩粒子が飛来する環境では22質量%以上に設定する。
Ti:0.05〜0.5質量%
C,Nを炭窒化物として固定することにより鋼材の耐食性,成形性を向上させる合金成分であり、好ましくは0.05質量%以上でTiの添加効果がみられる。しかし、過剰量のTiを添加すると、TiNを生成して鋼材の表面性状を劣化させ、溶接性,低温靭性にも悪影響が現れる。そこで、Ti含有量を0.05〜0.5質量%(好ましくは、0.10〜0.30質量%)の範囲に規制する。
Nb:0.1〜1.0質量%
Tiと同様に、C,Nを炭窒化物として固定する作用を呈する。C,Nの固定に消費された残りの固溶状態にあるNbは、熱処理条件に応じてFe2Nb型の金属間化合物,Fe3Nb3C型の炭窒化物等、微細な析出物となって鋼材を高強度化させる。しかし,Nbの過剰添加は低温靭性を低下させ、溶接高温割れ感受性を高くする。C,Nを固定し且つ微細析出物を得るためには0.1質量%以上のNbが必要であり、低温靭性,溶接高温割れ感受性に悪影響を及ぼさないようにNb含有量を1.0質量%以下に規制する。好ましくは、0.20〜0.60質量%の範囲でNb含有量を選定する。
Al:0.2〜6.0質量%
必要に応じて添加される合金成分であり、フェライト系ステンレス鋼の高強度化,耐高温酸化性の改善に有効であり、0.2質量%以上でAlの添加効果がみられる。しかし、6.0質量%を超える過剰量のAlを添加すると表面性状が劣化し、溶接性,低温靭性に悪影響が現れる。
Mo:0.2〜4.0質量%
必要に応じて添加される合金成分であり、熱処理条件に応じて固溶状態からFe2Mo型の金属間化合物として微細析出し、鋼材を高強度化する。しかし、Moの過剰添加は低温靭性を低下させ、溶接高温割れ感受性を高くする。そこで、Moを添加する場合には、0.2〜4.0質量%の範囲にMo含有量を定める。
Cu:0.2〜3.0質量%
必要に応じて添加される合金成分であり、耐食性の改善に加え、析出強化によって鋼材を高強度化する作用を呈する。Nbは600℃以上,Moは700℃以上の比較的高温で強化作用を発現するが、400〜700℃の低温域における熱処理によって析出強化作用を呈することがCuの特長である。しかし、オーステナイト形成元素であるため、Cr含有量の少ないフェライト系ステンレス鋼にCuを過剰添加すると,Mnと同様にマルテンサイト相が生成する。過剰量のCu添加は低温靭性,溶接高温割れ感受性にとっても好ましくない。そこで、Cuを添加する場合には、0.2〜3.0質量%の範囲にCu含有量を規制する。より高いレベルの強度が要求される鋼材にあっては、0.5〜2.0質量%の範囲でCu含有量を選定する。
Co:3.0質量%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、固溶強化によって鋼材を高強度化する作用を呈し、0.03質量%以上でCoの添加効果がみられる。しかし、過剰添加は鋼材の成形性を低下させ、比重鬼高価な元素であるため鋼材コストの上昇を招く。したがって、Coを添加する場合でも、上限を3.0質量%に設定する。
W:3.0質量%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、熱処理条件に応じて固溶状態からFe2W型の金属間化合物として微細析出し、鋼材を高強度化する。このような作用は、0.2質量%以上のWでみられる。しかし、過剰量のWを添加すると低温靭性が劣化し、溶接高温割れ感受性も高くなるので、W含有量の上限を3.0質量%に規制する。
Zr:0.5質量%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、C,Nを固定し耐食性を向上させる作用を呈し、0.05質量%以上でZrの添加効果がみられる。しかし、過剰量のZrを添加すると溶接性,低温靭性が劣化するので、Zr含有量の上限を0.5質量%に規制する。
V:0.5質量%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、C,Nを固定して耐食性を向上させる作用を呈し、0.05質量%以上のVで添加効果がみられる。しかし、過剰添加すると鋼材の表面性状が劣化し、溶接性,低温靭性にも悪影響が現れるので、Vを添加する場合には上限を0.5質量%に規制する。
Ta:1.0質量%以下
必要に応じて添加される合金成分であり、C,Nを炭窒化物として固定する。C,Nの固定に消費された残りのTaは、固溶強化によって鋼材を高強度化する。このような作用は、0.1質量%以上のTa添加でみられる。しかし、非常に高価な元素であり、過剰添加は低温靭性を低下させ、溶接高温割れ感受性を高くするので、Ta含有量の上限を1.0質量%以下に規制する。
Y:0.005〜0.1質量%,REM(希土類金属):0.005〜0.1質量%
必要に応じて添加される合金成分であり、耐高温酸化性,耐食性を改善する作用を呈し、何れも0.005質量%以上で添加効果がみられる。しかし、過剰添加は鋼材の表面性状を劣化させ、溶接高温割れ感受性も高くなるので、添加する場合には何れも上限を0.1質量%に規制する。
B,Mg,Ca:0.0002〜0.01質量%
必要に応じて添加される合金成分であり、何れも鋼材の熱間加工性を改善する作用を呈する。しかし、過剰添加は鋼材の表面性状を劣化させ、加工性,低温靭性にも悪影響を及ぼす。そこで、B,Mg,Caを添加する場合、何れも0.0002〜0.01質量%の範囲に含有量を選定する。
以上に掲げた各合金成分の間に式(1)〜(1")及び(2)〜(2")を成立させると共に、最終熱処理時の加熱温度T(℃),加熱時間t(時)との間に式(3)を成立させている。
式(1)〜(1")は、フェライト系ステンレス鋼の固溶強化に及ぼす各合金成分の影響を定量化した数式であり、Cr+3(Ni+Cu)+Mn+Co+9Si+3Alの値が24以上となるように成分設計することにより室温でのビッカース硬さ165HV以上に高強度化される(図1)。しかし、Cr+3(Ni+Cu)+Mn+Co+9Si+3Alの値が48を超えることは、合金成分の過剰添加を意味し、スラブ冷却過程での割れ発生や鋼材の延性低下による製造性の低下や、更には製品としての靭性低下を引き起こす。
式(2)〜(2")は、C,N,Mn,Ni等のオーステナイト形成元素をCr,Si,Ti,Nb等のフェライト形成元素との関連で量規制する指標である。式(2)〜(2")を満足させるように成分調整することにより、400〜1000℃の温度域における相変態が抑制され、高温焼成されたガラス質接合材との接合界面でクラック,剥離等の欠陥発生が防止される(図1)。
式(3)は析出強化によってフェライト系ステンレス鋼を高強度化する指標であり、式(3)を満足させると室温でのビッカース硬さがほぼ180HV以上になる(図2)。H0は式(1)〜(1")の変形式であって固溶強化量を示す。式H1,H2,H3は、それぞれCu,Mo及びW,Nb及びTaの析出強化量を示し、加熱温度T(℃),加熱時間t(時)に応じて定まる。H1は600℃10分,H2は700℃10分,H3は800℃10分の熱処理で最高硬さが得られるように設定されている。低温側からCu,No,Nbの順で析出強化が図られるので、熱処理条件が決まれば目標強度が得られるようにH1,H2,H3の組合せによって500〜900℃の広範な温度域での熱処理に対応した適正成分範囲を確定できる。
析出物が鋼材の高強度化に及ぼす影響は析出物の間隔が小さいほど顕著になり、本成分系では平均間隔を3μm以下とすることにより熱処理前に比較して十分に高強度化された鋼材が得られる。しかし、極端な微細析出を図ろうとすると、析出強化元素の多量添加,低温長時間の加熱処理が必要になる。工業的レベルでの高強度化を考慮すると、析出物の平均間隔を0.01〜1.0μmの範囲に収めることが好ましい。析出物の間隔は、電子顕微鏡で金属組織を観察して析出物の径を、抽出残渣法等によって析出物の体積率を算出した値から換算することにより求められるが、電子顕微鏡観察で測定された析出物の間隔をそのまま使用することも可能である。高強度を得るための析出物の種類は特に規定されるものではないが、C,N,Nbを多く含む場合にはM6X(M:金属,X:C及び/又はN)型の金属間化合物,Nb,Moを多く含む場合にはA2B(A:主としてFe,B:主としてNb,Mo)型の金属間化合物,Cuを多く含む場合にはε-Cu系の析出物を利用できる。
最終熱処理
最終熱処理では、Cu,No,Nb等を所定量析出させることにより、フェライト系ステンレス鋼に必要強度を付与している。加熱温度,加熱時間に応じてCu,No,Nb等の析出量が変わるが、工業的レベルでフェライト系ステンレス鋼を高強度化するため加熱温度:400〜900℃,加熱時間:0.01〜1時間の範囲で熱処理条件を設定する。当該熱処理条件は、大気中で加熱した基材・ステンレス鋼とガラス質接合材との接合強度を高める上でも有効である。接合強度の上昇は、接合時の熱処理段階で基材・ステンレス鋼/ガラス質接合材の熱膨張差を緩和するCr,Si,Mn,Al等の酸化物又は複合酸化物が基材表面に生成することに起因するものと推察される。
表1,2の化学成分をもつフェライト系ステンレス鋼を真空溶解炉で溶製し、鋳造,鍛造,熱延,焼鈍・酸洗,冷延を経て、加熱温度T(℃),加熱時間t(時)の最終熱処理を施し板厚:2.0mmの冷延焼鈍板を製造した。
Figure 2005089850
Figure 2005089850
各ステンレス鋼帯について、熱延時の耳割れ発生有無を調査し、耳割れが発生しなかった鋼帯を○,スラブ割れに起因して熱延できなかった鋼帯を×として熱間加工性を評価した。また、各冷延焼鈍板を試験片を切り出し、室温から1000℃まで加熱した後で室温に冷却する加熱・冷却試験により相変態の有無を調査し、相変態しなかった試験片を○,加熱中にオーステナイト変態し、冷却過程でマルテンサイト相を生成した試験片を×として熱膨張特性を評価した。更に、室温でのビッカース硬さを測定し、165HV以上を○,165HV未満を×として室温強度を評価した。
調査結果を、A=Cr+3(Ni+Cu)+Mn+Co+9Si+3Alで定義される固溶強化能A,γ=420C+470N−11.5(Cr+Si)+23(Ni+Cu)+7Mn−49(Ti+Nb+Zr+Ta)−52Al−12(Mo+W)+9Cu+140で定義されるオーステナイトバランスγと共に表3に示す。
表3にみられるように、固溶強化能A,オーステナイトバランスγを適正管理した鋼種は、熱間加工性,熱膨張特性,室温強度の何れにも優れていた。他方、オーステナイトバランスγが高い鋼種18,21は熱膨張特性に劣り、固溶強化能Aが高い鋼種22,過剰量のSiを含む鋼種23,過剰量のCuを含む鋼種24は熱間加工性に劣っていた。また、固溶強化能Aの小さな鋼種18,19,20では、室温強度も低い値を示した。
Figure 2005089850
更に、最終熱処理による析出強化を調査するため、加熱温度T(℃),加熱時間t(時)を種々変更し、式H,H1,H2,H3と室温でのビッカース硬さを測定し、同じ基準で室温強度を評価した。評価結果を式H,H1,H2,H3と共に表4,5に示す。表中、H,H1,H2,H3及びLは前掲の式に従って算出した値であり、何れの試験片でも熱処理中に相変態は生じなかった。
ヒートNo.15〜28については、基材・ステンレス鋼の熱処理と同時にガラスと接合した。ヒートNo.17,20〜26では、低融点の非晶質ガラスを相手方被接合材に用い、加熱温度を700℃に設定した。ヒートNo.15,16,18,19,27,28では、高融点の結晶質ガラスを相手方被接合材に用い、加熱温度を900℃に設定した。何れの場合も、大気雰囲気中で熱処理した。接合された試験片を目視観察し、ガラス剥離の有無をもってガラス接合性を評価した。
表4の調査結果にみられるように、成分・組成を適正管理し、最終熱処理で析出物を生成させると、室温強度が高く接合性にも優れたステンレス鋼/ガラス接合体が得られた。他方、H値が低い場合には、表5に示すように十分な室温強度が得られなかった。更に、H値が低くオーステナイトバランスγが外れるヒートNo.27では、強度不足に加えガラス接合性にも劣っていた。H値が低いヒートNo.28は、マルテンサイト変態によってある程度の室温強度が得られるものの、変態に伴う膨張のためガラス接合性が劣っていた。
Figure 2005089850
Figure 2005089850
以上に説明したように、本発明のフェライト系ステンレス鋼は、固溶強化,析出強化によって母材を高強度化すると共に、ガラス質接合材を用いて非金属材料と接合する際の高温焼成時にも非金属材料に熱膨張係数が近似し、相変態に起因する体積変化も少ないので亀裂,剥離等の欠陥がない健全な接合界面が形成される。その結果、品質信頼性に優れたステンレス鋼/非金属材料接合体が得られ、ICパッケージ,半導体基板,プリント配線基板,蛍光表示管,EL封止管,ホウロウ基板等の広範な分野に適したフェライト系ステンレス鋼が提供される。
固溶強化能A,オーステナイトバランスγが接合性に及ぼす影響を表したグラフ 析出強化能Hが室温強度の及ぼす影響を表したグラフ

Claims (5)

  1. C:0.03質量%以下,Si:3.0質量%以下,Mn:3.0質量%以下,P:0.10質量%以下,S:0.03質量%以下,Ni:3.0質量%以下,Cr:9〜40質量%,N:0.03質量%以下,Ti:0.05〜0.5質量%及び/又はNb:0.1〜1.0質量%を含み、残部が実質的にFeで、式(1),(2)を満足する化学組成をもち、最終熱処理された状態のマトリックスにM6X(M:金属,X:C及び/又はN)型,A2B(A:主としてFe,B:主としてNb,Mo)型又はε-Cuの析出物が平均間隔:3μm以下で分散していることを特徴とする高強度フェライト系ステンレス鋼。
    Cr+3Ni+Mn+9Si=24〜48 ・・・・・・・・・・・(1)
    420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)+140≦0
    ・・・・・・・・・・・(2)
  2. 更にAl:0.2〜6.0質量%,Mo:0.2〜4.0質量%,Cu:0.2〜3.0質量%の1種又は2種以上を含み、式(1'),(2')を満足する化学組成を有することを特徴とする請求項1記載の高強度フェライト系ステンレス鋼。
    Cr+3(Ni+Cu)+Mn+9Si+3Al=24〜48 ・・・・・・・・・(1')
    420C+470N−11.5(Cr+Si)+23Ni+7Mn−49(Ti+Nb)−52Al
    −12Mo+9Cu+140≦0 ・・・・・・・・・・・(2')
  3. 更にCo:3.0質量%以下,W:3.0質量%以下,Zr:0.5質量%以下,V:0.5質量%以下,Ta:1.0質量%以下,Y:0.005〜0.1質量%,REM(希土類金属):0.005〜0.1質量%,B:0.0002〜0.01質量%,Mg:0.0002〜0.01質量%,Ca:0.0002〜0.01質量%の1種又は2種以上を含み、式(1"),(2")を満足する化学組成を有することを特徴とする請求項1又は2記載の高強度フェライト系ステンレス鋼。
    Cr+3(Ni+Cu)+Mn+Co+9Si+3Al=24〜48 ・・・・・・(1")
    420C+470N−11.5(Cr+Si)+23(Ni+Cu)+7Mn−49(Ti+Nb+Zr+Ta)−52Al−12(Mo+W)+9Cu+140≦0 ・・・・・・・・・・・(2")
  4. 最終熱処理時の加熱温度T(℃),加熱時間t(時)との関係で式(3)に従って定義される値Hが190以上となるように成分調整されている請求項1〜3何れかに記載の高強度フェライト系ステンレス鋼。
    式(3):H=H0+H1+H2+H3 ・・・・・・・・・・・・・・(3)
    ただし、H0=5(Cr+3Ni+3Cu+Co+Mn+9Si+3Al)+45
    1=(−7L2+230L−1840)×(Cu−0.5)
    2=(−4L2+150L−1380)×(Mo+W−1.0)
    3=(−4L2+170L−1700)×(Nb+Ta−0.2)
    L=(t+273)×(logt+20)×10-3であり
    Cu<0.5又はH1<0のときはH1=0
    Mo+W<1.0又はH2<0のときはH2=0
    Nb+Ta<0.2又はH3<0のときはH3=0とする。
  5. 請求項1〜4何れかに従って成分調整されたフェライト系ステンレス鋼に加熱温度:400〜900℃,加熱時間:0.01〜1時間の最終熱処理を施すことを特徴とする高強度フェライト系ステンレス鋼の製造方法。
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